男「脱出ゲーム……?」(49)

男「目が覚めると、薄暗い部屋に監禁されてた」

男「手首には明らかに爆発しそうな機械」

男「………」

男「俺、このまま死ぬの?」

うん

『皆様、目は覚めましたか?』

男「スピーカー!?」

『それでは、床にあるipodをつけて下さい』

男「これか……よっと……」

『これから皆さんには、脱出ゲームを行って頂きます』

男「脱出ゲーム……?」

『しかし、ただ脱出するだけでは面白くない』

『そんなわけで、皆様の手首には爆弾を装着させて頂きました』

『それでは、死と隣り合わせのスリルある脱出ゲームを始めましょうか』

『まず、ipodの画面をご覧ください』

男「……人?」

『画面に写っているのは、皆様の今の状況と同じ、他の参加者の方々です』

『リアルタイムでの映像となっておりますので、他の方々の動向を見て脱出するのも手でしょう』

『それではまず、第一関門。その部屋からの脱出です』

『言い忘れましたが、他の参加者との協力、つまり喋ることは禁止されておりますので、ご容赦を』

男「……っt『しゃべるな!!』

男(声!?)

画面の中の一人『……ふざkーードン!ザザザザザ……

男(マジかよ……)

ipodからの声(以下、声)『喋らないほうが、いい……ああなりたくなければ……』

男(どうすればいい!?)

声『ボクが指示を出す……キミはそれに従ってくれ……』

男(信じられるか……?俺への罠かもしれない……)

男(とりあえずここは無視して自分で脱出方法を考えるんだ……)

声『机があるだろう?その上の…………おいっ、何処へ行く!?』

男(怪しいには天井裏だ……まず、あの椅子を使って……)

声『おい、やめろ!!罠だ!』

男(!?)

声『椅子の、足をよく見ろ……センサーが付いてる……地面から離れたら爆発だ……』

男(……この声を信じたほうがよさそうだ……)

声『ボクを信じて、行動してくれるかい?』

男「」コク

声『ありがとう……なら、机の上の、工具箱……その中に、キミがいる部屋の図面があるはずだ……』

男(これ、か……?)

声『……そう、それだ……その図面には赤い点と、青い点があるはずだ……』

声『赤い点は爆弾の設置してある場所ーーザザ…おっと、ほかのトコロとーーザザザザ…混線ザザザ……青い点はーーザザ…ヒントーーーザザザザザザ……

男(くそっ!いいトコロで……!)

男(赤い点を避けつつ、青い点の場所を探そう……)

ネタ考えてくる。即興ではじめてしまったことにとても反省している。

携帯の脱出ゲームみたいな感じに似てる

イージーモードの。

男(みたところ、青い点の位置には何もないが……)

男(床の色が若干違うな……)

男(かと言って、壊せるほどの硬さじゃない……)

男(……そうだ、工具箱に何かあるはず……)

男(……ハンマー……いや、これじゃダメだ)

男(……他のやつはどうしてるんだ……?)

ipod画面の男『』ギュイィィィイイン

男(何だ、アレ!?あんなもの無かったぞ!?)

男(……いや、脱出方法はまだあるはずだ……)

男(工具箱に入っていたのは、ワイヤー、ハンマー、磁石、ノコギリ……)

男(どう使う……?)

男(声からのヒントで、青い点の床が鍵だってのはわかっている……)

男(床をどうにか壊せれば……)

男(………爆弾……?)

男(いや、ダメだ……動かしたら爆発する……)

男(いや、動かすことが出来れば……)

男(……どう動かすんだよ……)

男(……………………)

男(あのセンサー……椅子の足についてんのか……)

男(やれるだけやってみよう……)

男(ワイヤーで椅子の足を固定し……)

男(ノコギリで切断……)

男(してみたものの……床から離したら爆発だもんな……)

男(そういえば、磁石があったな……)

男(こんなんで誤作動しないと思うが……)

爆弾 ジジジッ……

男(なんというご都合主義……)

男(どうにか、青い点まで運んだ……)

男(……でも、どうやって爆発させるんだ……)

男(爆弾の威力もわからないし……下手したら死亡だ……)

男(……遠くからハンマーでも投げてみるか……)

男(……えいっ)

爆弾 ゴンッーードカン!

男(おぉ、大成功……まさかうまくいくとは……)

男(壊れた床には………階段……?)

ジジッ…

男(!?)

『おめでとうございます!第一関門クリアです、次の関門へお進みください』

男(……人がいる……!)

『おやおや、予想以上の人が生き残ってしまったようですね』

『まぁいいでしょう……その分だけ……』

『第二関門の説明をさせて頂きましょうか』

『第二関門は、二又の回廊を皆様に進んで頂きます』

『しかし、簡単に選ばれては困りますので、ルールがございます』

『回廊の前にはタイマーが置いてあり、地面には線が引いてあります』

『線のどちら側にいるかで進む道が決まる、というものですね』

『本題はここからです』

『現在、そこにいるのは16名……つまり偶数です』

『皆様にはその人数をピッタリ二分し、線の両側に立って頂きます』

『もし、タイマー終了時にどちらか片側に人数が偏った場合、全員死亡とさせていただきますので……』

『勿論、どちら側が生き残れるかは運次第』

『制限時間は10分、それではスタート』


男(この状況では喋ってはいけない……それなのに二分なんて……)

男(……ん?あの黒服の男……)

黒服 グーとパーの身ぶり

男(なるほど……グーとパーで決めるのか……)

男(この状況では得策だ……)

残り時間、2分

声『……キミ、そっちはハズレだ……』

男(!?)

声『おおきなアクションをするな……いいか、よく聞けよ?』

声『残り時間10秒になったら、あっち側の、そうだな……あの小さい男を引きずり出して、キミと位置を変えるんだ』

男(っ!そんなこと……)

声『ほら……迷っている時間は無いぞ?』

支援!

期待

どんなエンディングになるんだ……期待!④

支援

残り時間、15秒。

男(くそがっ!)ガッ

小さい男「!?」

残り時間、0秒。

防壁(シャッター) ガララララ…ーーードカン!

男(なんとか生き残った……)

男(俺はなんてやつだ……自分の為とはいえ簡単に人を殺すなんて……)

男(……ならいっそ、どこまでもしぶとく生きてやるよ……)

『次の回廊へお進みください』

声『……キミ、次は左、ザザザザ……

男(左か……先に行くのは得策じゃない……)

男(こいつらは俺が当たりに進むと思うはずだ……)

男(なら、行くのは……右……!)

男「」スタスタ……

一同「!」ダッ…

屈強な男「」スタスタ……

男(あいつ……!俺の作戦に気づいて……!?)

男(いや、むしろ好都合……)

一同 ドンガンバキ!

男(こいつらは俺が次の道でも役立つと思っている……)

男(だから俺を狙わない……)

男(そろそろか……)

残り時間、7秒。

男(今だ……!)ガッ

ひ弱な男「!?」

小さい女「!?」

防壁 ガラララララ……ーーードカン!

『次の回廊へお進みください』

男(勝負はここだ……!)

男「」 小さい男の肩をつかむ

小さい男「!?」

男「……」 小さい男の背中に文字を指でなぞる

あ の お と こ を き ぜ つ さ せ る

小さい男「!」コクコク

男(……)チラッ

小さい男「」コク……

男(……今だ!)バッ

屈強な男「!?ぐっ……………………」ドサッ

上、ミスった。小さい男⇒ひ弱な男

男(女もだ……!)ガンッ!

小さい女「!!うっ…………」ドサッ

声『ザザ…いい作戦だった……右だ……』

男(こいつらを右に運んで……)



防壁 ガラララララ……ーーードカン!

『次の回廊へお進みください』

男(今だ……!)ガン!

ひ弱な男「!……ぐぁ………」ドサッ

男(……どっちだ……?)

声『ザザザザザザザザザ……………』

男(結局、最後は運次第か……)

男(……まぁ、争うよりマシだろ……)

残り時間、0秒。

防壁 ガララララララ……

男(どっちだ!?どっちだ!?)ドクンドクン!!

ーーーーードカン!!

『おめでとうございます。まずはその先にある、箱の中身をお持ちください』

書き溜めしてくる。多分、明日再開。

なあ、お前らこれ面白いか?

ssって文字だけなんだから、もう少し場面が頭に浮かぶように工夫する
書いてる側ではその場面が頭に浮かんでいても、読んでる側は
書いてる側のような場面が頭に浮かぶかどうかはわからない

しつこいぐらいに説明を織り交ぜるぐらいやったほうがいい

支援

支援

何か途中でよくわからなくなってきた…

読み返そう

>>46
文章力無くて申し訳ない。
書き溜めが足りなそうなんで明日にする。

支援

誰かこれの続き書いて。。

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