【ゼノブレイド】フィオルン「私、PXZ2に参戦することになったの!」 (29)

※ゼノブレイドのネタバレ有り(予定)

ライン「【PXZ2】…何だそりゃ?」

ダンバン「PXZ2は【NAMCO x CAPCOM】から続くクロスオーバーシリーズの新作の事だ」

ライン「公式サイトは…すげえ!よくわからねえけどいろんなゲームキャラが共演してるぜ!」

カルナ「会社の垣根を超えた…まさに夢の舞台ね」

メリア「フィオルンがその大舞台に招待されたというわけか。友として祝福するぞ」

フィオルン「ありがとうメリア。私達【PXZ】の3社と関係ないのに、話が来て凄い驚いたわ」

ダンバン「【ゼノブレイド】の販売は【任天堂】だったな。となればそっちからのゲスト参戦と言ったところか」

ライン「あれ?ゼノブレイドからはフィオルンだけなのか」

フィオルン「そうなの。初めはなんで私だけ?って思ったんだけど、パートナーを聞いて納得したの」

ライン「フィオルンのパートナーは…【KOS-MOS】?【ゼノサーガ】の?大先輩じゃねえか!」

メリア「成程、フィオルンが選ばれたことで【ゼノシリーズ】の機械娘が共演か」

フィオルン「機械娘って…もっとカワイイ呼び方してほしいな」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1446721378

カルナ「ええと…背景は【落ちた腕】ね。ストーリーの後半部分をそのままやるのかしら?」

ライン「…それだけじゃねえみたいだ、敵に【黒い顔つき】が居るぞ!」

ダンバン「【ムムカ】が?あいつはフィオルンが目覚める前に退場するはず…」

メリア「…退場の機会を与えられなかったからか、それとも舞い戻ってきたのか」

ライン「発売前に公表されているとなると…ストーリー序盤から登場するのか?」

フィオルン「んー…ゼノブレイドから序盤の悪役出すなら適任じゃない?」

カルナ「…出さないという選択肢もあるんじゃないかしら」

ライン「でも好敵手がいるから戦いは盛り上がるんだぜ?」

フィオルン「…私とムムカで序盤のボスやって、因縁を描写する可能性もあるわね」

メリア「無いとは言い切れんが…傍若無人なムムカに辟易する光景が目に浮かぶぞ」

ダンバン「好戦的なムムカに振り回される苦労人ポジションか…ふっ」

フィオルン「え、お兄ちゃんなんで笑ったの?」

カルナ「だっていつもはフィオルンが振り回してるじゃない?」

ライン「それが逆に振り回されるのが面白いんじゃないのか?」

ダンバン「違う違う、あいつに振り回されていた昔を思い出したんだ…あの時ちゃんと向き合っていれば…」

メリア「…我々の旅もムムカに振り回されてばかりだったな」

ライン「あー…俺と【シュルク】が【コロニー9】から旅立つきっかけもあいつだったな」

フィオルン「…今でもあの時のことを思い出すと…痛いのよね。傷跡とか残ってないのに」

ダンバン「幻肢痛…みたいなものか」

カルナ「心の傷はそう簡単には癒えないものよね…」

メリア「…他のボスとフィオルンとの因縁が薄いのもあるが、ムムカが適任なのは間違いないか」

フィオルン「因縁で考えると…ムムカ以外はネタバレ度が強いボスしかいないわね」

ライン「そもそもシュルク抜きで最後まで出来るのか?ラスボス出せねえと思うぞ」

ダンバン「いやPVには【大剣の渓谷】が映っていた。冒険の流れが大きく変わっている可能性はある」

フィオルン「どうなるのかしら?今から楽しみ……そういえばシュルクは?最初からいないけど」

カルナ「シュルクなら【大乱闘】よ」

フィオルン「それじゃ【リキ】は?」

ライン「おっさんなら【タツ】と一緒に【惑星ミラ】だぜ」

フィオルン「えーリキだけずるい!私もミラに行ってみたいのに!」

ダンバン「【ぬいぐるみ化】して【モノリスソフト】を経由してして行ってるって話だ…諦めろ」

カルナ「何度聞いても意味がわからないわ…」

メリア「胡乱な話だが…羨ましい限りだ」

フィオルン「クロスとは共演してみたいわね。みんなで【NLA】に行きましょうよ」

ライン「いいねいいね!それで……何を見に行くんだ?」

メリア「【地球】という星のLAとやらを模した街と聞く、見どころなら沢山有ると思うが…」

ダンバン「そうだな…NLAでは様々な種族が競い合いながら武器を作るらしい、そいつが見てみたい」

メリア「…【地球人】の工房が3つ、移民者達が立ち上げたのが5つ、全部で8つの【ファクトリー】があるそうだ」

ダンバン「ほう、やけに詳しいじゃないかメリア」

メリア「…少し気になることがあってな、ミラについていろいろと調べたのだ」

ライン「防具は重さと属性…あとはレベルで大別されてかなりの数があるみたいだぜ」

カルナ「携行武器としての銃火器はどうなってるのかしら?こっちだと【自走砲】のスケールダウンに手間取ってるけど」

メリア「データを見るに【遠距離】【近距離】共に基本6種類だが…【杖】がないな、地球人は【エーテル】の扱いが苦手らしい」

フィオルン「…杖って遠近どっちになるのかしら?」

ダンバン「さてな?…しかし、エーテルの扱いに長けた武器は無さそうだな」

ライン「そりゃ変だぜダンバン。エーテルはこの世界そのものだ、それを全く使わないなんてありえないぜ!」

カルナ「でも、どの銃もエーテル属性のものがあるってだけで【エーテル弾】を撃つ目的では作られてないわ」

メリア「…エーテルを主に扱うファクトリーが開業したのはミラに降ちてからだそうだ」

フィオルン「ひょっとして…地球には…エーテルが……無かった?」

ライン「マジかよ…!」

カルナ「…無かったとまではいかなくても、かなり薄かった、とも考えられるわ」

メリア「…どちらにせよ状況から導いた憶測にすぎないな」

ダンバン「一つ言えるのは、地球人と我々の武器の違いは環境や歴史の違いでもあるということだ」

フィオルン「…環境や歴史?それなら…私は文化の違いを見てみたいわね」

ライン「文化…食い物の話か?」

フィオルン「なんでも食べ物と結び付けないで!NLAの、地球人のファッションってどんなものかしら?」

カルナ「何処の世界でも女の子はかわいくなくちゃね」

メリア「NLAの【商業エリア】なら大抵のものはあるだろう、【ノポン商会】も出店してるそうだ」

ダンバン「それなら酒の一つでも欲しいものだな」

ライン「NLAには人気の【カレー】があるって聞いたぜ、【コパン】とこの限定カレーとどっちがウマイんだろうな」

カルナ「向こうにもカレーがあるのね。【コロニー6】のグルメや料理人が食べたらなんて言うかしら?」

メリア「ファッションなら…フィオルン、このパーカーはどうだろうか?」
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フィオルン「あ、カワイイ…でもこの写真どこから?」

メリア「…リキからミラ帰りの土産にいろいろ貰ったのだが、私はこういうのには疎くてな」

ライン「そういや【ハイエンター】の服って複雑な見た目してるのばかりだったな」

ダンバン「メリアはもっと楽な格好をした方がいい、まだまだ印象が硬いぜ?」

メリア「む…ならばダンバン、今度の買い物には付き合ってくれ。そなたの意見が聞きたい」

フィオルン「あ、それいいかも。お兄ちゃん色んな所で眼が効くから似合うのちゃんと選んでくれそう」

ダンバン「おいおい…そう言ってくれるのは嬉しいが…いや、分かった。後で予定を確認しよう」

カルナ「頑張ってねダンバン…あら、こっちの写真は?」

ライン「…その辺は【ブレイド】の隊員服だな。所属やら仕事で決まるそうだ」

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フィオルン「…隊員服というより制服と作業着…結構種類があるのね?」

メリア「…ブレイドは迷子のペット探しから【ユニークモンスター】…いや【オーバード】退治まで全部が仕事だからな」

ライン「隊員服もいろいろってわけだ」

ダンバン「何でもやるってのは旅をしていた頃の俺達みたいだな」

カルナ「そうね、【巨神界】や【機神界】を巡りながらいろんな事をやったわね」

フィオルン「でも地球人にとってはNLAが唯一の街よね?ミラでは右も左も分からないじゃない」

ライン「そっか、俺達は"未来視"や誰かの案内で行き先を決めてたけど、ブレイドはそっから自分でやるのか」

ダンバン「敵からの攻撃を受けての不時着だ。生存者の救出やインフラ整備なんかもやらなきゃならん」

カルナ「見知らぬ場所で生活基盤の立て直し…まさに開拓ね」

メリア「ああ、ブレイドはそのために【探索】【防衛】【攻撃】【調査】【収集】【採掘】【開発】【治安】…」

ライン「8つの部門―【ユニオン】―に分かれて活動しているんだ」

フィオルン「…みんながみんな戦えるわけじゃないもんね。役割分担は大事、そうよねライン?」

ライン「へへっ…そうだな!だからこそ地球人以外のブレイド隊員が生まれるんだ」
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カルナ「NLAが種族を超えた街ならそれを支えるブレイドも…コロニー6みたいね」

メリア「…かつての【巨神界連合軍】をも、思い出すな」

ライン「隊長が言ってたぜ?"目覚める"直前まで必死に戦っていた者たちへの敬意を忘れるなって」

ダンバン「【機神】が斃れた後は【機神界人】が本格的に協力してくれたな」

カルナ「…【巨神】との戦いで【機神兵】が【ジュジュ】を助けてくれたって【オダマ】さんから聞いたわ」

フィオルン「機神兵…そういえば私の【ネメシス】ってどうなったんだろ」

メリア「ネメシス…あの【白い顔つき】か?」

フィオルン「うん、私の…【メイナス】の機神兵。もう一度乗ってみたいなって」

ダンバン「【ヴァネア】なら所在を知ってるかもしれんが…アレを動かせるようにするのは難しいだろう」

ライン「そうなのか?もともと人が動かすように出来てるんだろ?ならすぐにでも出来るんじゃねえのか?」

カルナ「機神兵を動かせるように直すってのが問題なのよ。機神界人は大丈夫でも機神兵はダメって人がいるの」

ダンバン「戦争が忘れられないのもあるが、野良の機神兵が誰彼構わず襲っちまうのも問題だ」

ライン「どっちも簡単には解決できねえな…」

フィオルン「そっか、乗ればメイナスのこともっと分かるんじゃないかって思ったんだけどね」

メリア「…いつかブレイドの【ドール】のように街中で見かける日が来るといいな」
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ライン「…乗ってみたいぜ。こいつで空飛んだら気持ちよさそうだしな」

フィオルン「いいわね、NLAでドールに乗ってみたくなっちゃった」

ダンバン「そう簡単には乗せてもらえんだろう。ブレイドの貴重な戦力のはずだ」

カルナ「乗れなくても実際に戦ってる姿は見てみたいわね。どんな兵器運用をするのかしら?」

メリア「…機動性と製造コストの【ライトタイプ】耐久力と【燃料】の【ヘビィタイプ】中間の【ミドルタイプ】の3種があるようだ」
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※ミドル:http://i.imgur.com/TzIGGkr.jpg
※ヘビィ:http://i.imgur.com/jaT1fOB.jpg

フィオルン「…ライトタイプに【バニット】耳がいるわね…ちょっとカワイイかも」

ライン「…武器は【両手】【両背】【両肩】【両腕】【両膝】に装備できる?…全身武器だな!」

カルナ「この武装積載量がドールの特徴かしら。自走砲の主砲ぐらいなら背負えそうね」

ダンバン「ドールは自走砲のように【アーツ】ではなく【ウェポン】で戦うのか?」

フィオルン「アーツと同じ感覚で選ぶなら…攻撃力と【リキャストタイム】が大事ね」

カルナ「【燃費】も重要よ。1回だけ戦ってすぐ補給なんてやったら冗談にもならないわ」

メリア「…燃料は【部位破壊】や【キャッチ】で敵から回収できるらしい。原理は知らん」

ライン「キャッチってのは【崩し】の入った敵を止める機能だ。要はドール版【転倒】だな」

ダンバン「機能なら例え武装がなくても使えると…」

メリア「そういうことだ、ダンバン」

ダンバン「…なるほど、基本は分かった。だが、それだけではないだろう?」

カルナ「ただ強力な武器を使うだけなら自走砲でも出来るわ。ドールにしか出来ない何かがありそうね」

フィオルン「なんだろ…?【スピードシフト】とか?」

ライン「…ある意味近いぜフィオルン」

メリア「…一時的にだが機体の能力を限界まで引き出す【OCG】がドールの切り札だ」

ダンバン「強力な【オーラ】と言ったところか、それも切り札とも言えるほどの」

ライン「機体によって効果はいろいろだ。攻撃力や防御力、命中回避の上昇。【リキャスト短縮】なんてのもあるぜ」

メリア「共通効果として【燃料消費0】がある。OCG中はどんな武装も使い放題になる」

カルナ「想像以上に強力だわ…OCGをどう使うかがドール運用の鍵ね」

フィオルン「あ、エネルギー気にしなくていいなら【ファイナルクロス】みたいな凄いの撃てるでしょ?」

ライン「…それなら【超兵器】だな!確かに燃費はわりいし簡単には作れねけど一撃必殺の破壊力を持ってるぜ」

ダンバン「超兵器を使うかどうかでドールの戦術は大きく変わるわけだ」

メリア「さらなる強化案としてレベル60のドールも用意されているようだが…」

カルナ「性能を強化した結果、製造コストがとんでもないことになった?」

メリア「…そのようだ。60型と専用の超兵器は優秀なブレイド隊員の一部しか運用できていないと聞く」
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ダンバン「OCGによる超兵器運用の強化案?…そこまでの機体が必要な敵がミラには居るようだな」

メリア「…【テレシア】だ、あの星には【マクナ】の【大恐竜】の何倍もの大きさのテレシアが居る…!」
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フィオルン「え?つまり【要塞型】や…【ベルガザス】よりも大きいの!?」

ライン「他にもいろいろとんでもないのが居るみたいだぜ…!」
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ダンバン「こいつらは【アバーシ】みたいなもんだろうが…どうやら惑星ミラに対する認識を改めなきゃならんようだ」

カルナ「考えてみればおかしな星よね…どうしてテレシアが居るのかしら?」

メリア「我々の世界と何らかの関係があるのだろう…ノポン族も居ることだしな」

フィオルン「それなら他の種族がいないのは変よね?寿命の長い機神界人すらいないなんて」

ダンバン「あの5大陸にいないだけか、他の星なのか、それとも…滅んでしまったのか」

ライン「ノポンだけ居るってのが変だよな、俺達が【ザンザ】ぶっ倒したのが伝説として残ってるらしいし」

カルナ「…そもそもどうして地球人は私達【ホムス】とここまで似ているのかしら?」

ダンバン「ザンザは自分の姿に似せて人間を作ったと言っていたが…」

フィオルン「今度は地球人とザンザの関係がわからないわね」

メリア「…【アルヴィース】なら、知っていただろうな」

ライン「あいつは何者だったんだ?ザンザですら分かってなかったみたいだしよ」

ダンバン「どちらにせよ今となっては確かめる術はないな」

カルナ「…巨神界の人間にそっくりな地球人が、私達と関わる惑星ミラに堕ちた…」

フィオルン「ホントに偶然?…あの星と彼らに、引かれ合うなにかがあるの?」

ライン「あっても驚かねえぞ…でもその事をあいつらが知る日は来るのか?」

メリア「祈るしかあるまい。その日が来るいつかを」

ダンバン「そうだな…地球人はあの星で、生きるという戦いを始めたばかりだ」

カルナ「その戦いも【セントラルライフ】を見つけてやっと…私がいた【脱出艇キャンプ】よりも厳しいわね」

ライン「あいつらも覚悟の上さ、生きるってことは終わりのない戦いだ…未来を掴むためのな!」

フィオルン「そうね…【この星で生きていく】そんな思いが、未来を切り開くのよ…!」

シュルク「…ただいま。みんな揃ってどうしたの?」

メリア「なに、所謂お茶会というやつだ。おかえりシュルク」

ダンバン「今日はやけに遅かったな。試合数が多かったのか?」

シュルク「いえ、試合の反省点を纏めてたんですけど、一緒だった【ルキナ】と話が長くなっちゃって…」

フィオルン「…何話してたの?」

ライン(…さっきルキナの事なんかで見たような…思い出せねえ)

カルナ(ルキナと…アレね)

シュルク「聞いたよフィオルン、今度PXZ2に参戦するって。ルキナも【FE覚醒】からペアで出るからよろしくだってさ」

フィオルン「…あ、そういうこと!そうなのシュルク、私あのKOS-MOSさんとペアを……

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というわけで
ゼノブレイドキャラによるPXZ2の宣伝に見せかけたクロスの宣伝SSでした
ってクロスの好きな部分と面白い部分を紹介できてない…

PXZ2の発売日が近いなーフィオルン出るんだよなー
ゼノブレイドでなんか書こうかなー
そうだクロスの宣伝しよう
(執筆中)ゼノブレイドクロス設定資料集がAmazonに来たぁ!

ゼノブレイドのキャラ視点でいろいろ考察書くのが楽しかった
そのうち設定資料集読み比べながらシュルク達がNLAに行くSS書きたい

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