勇者「…魔王のえっち…///」魔王「ふふっ…続きは…。」(63)


  ∧,,∧
 ( `・ω・) ようこそid腹筋スレへ!
 / ∽ |
 しー-j

ここはsageずに書き込み、出たidの数字の回数だけ腹筋をするという、
硬派なトレーニングスレです。

例1 id:wwh7km12 の場合 7+12=19 なので19回頑張りましょう。
例2 id:bicycle. の場合 数字がないので今日は一休み。

さあ、存分に腹筋するがよい。(`・ω・´) ↓


魔王「ふふ、続きは……webで」

だと思ったのに

>>3その発想はなかったwww参考にしとくww

魔王「続きは・・・」

大魔王「グォォォォォォ・・・・・・!!」

勇・魔「「あいつを倒して、世界に光を取り戻してからだっ!!」」

少年漫画的な何か。


首筋へのキス…

勇者「ンッ…」

魔王はそのまま舌を勇者の白い首筋に滑らせる

勇者「…ンンッ…アッ…」

魔王「フフ…」ツッー

勇者「ンンンッ!」

魔王「フフ…感じやすいな勇者は…」

勇者「…そ…そんなこと…な…ンクッ!」


魔王「強がりを言う…なら続きは『腹筋』の後だ♪」

勇者「ふ…腹筋…?」

魔王「…そうだ。体を鍛えるといったら腹筋に決まっているだろう。」

勇者「え…?まぁ…そうだけど…。」

魔王「とりあえず防御力アップは期待できるはずだ。」

勇者「はぁ…。」

魔王「それじゃ始めるとしよう。」

勇者(なんなんだ…?新手の焦らしプレイか何かなのか…?)

魔王「…ふぅ…いい汗かいたな。」

勇者「…そうだね…。」

魔王「どうしたんだ?勇者よ。」

勇者「え?…あ…いや、別に……。」

魔王「そうか。なにか様子がおかしいように見えたが…まぁいいや。」

勇者「…。」

 勇者は腹筋で欲求を誤魔化し続けました。こうして世界は平和になりましたとさ。

     勇者と魔王の腹筋物語 終わり

勇者「続きは……?」

魔王「あのね、あなたの国の王様を殺して来て欲しいの」

魔王「殺して来てくれたら……この続きをしてあげる」

勇者「え……でも……そんな……」

勇者「(仲間や国を裏切ることなんて俺に出来るのか……?)」

魔王「私のこと愛してないの?」

勇者「…………分かった」

魔王「ふふっ、勇者様だ~い好きっ!」

みたいのをよろしく

勇者「…とは言ったものの、王様を殺せだなんて…。」

勇者「いや、僕はもう勇者じゃない!魔王に仕える魔王軍の一員なんだ!」

勇者「…心を鬼にして…戦わなくちゃ!」

   ー火の国ー

勇者「……なんか居心地悪いな…。」

勇者「それもそうだよね。だって僕は魔王軍なんだもん!」

勇者「人間の街になんかいて居心地がいいわけ無いじゃないか!」

   ー魔王の城ー

側近「…魔王様…あのような少年にそのような事をしなくとも…。」

魔王「ふっふっふ…なにを言うか側近よ。我を誰だと思っている。」

魔王「世界の悪とよばれし行為をし尽した私が、あのような少年一人利用するのに、

   心を痛めるとでも思っていたのか…?」

側近「しかし…もし、魔王様があの少年を利用しているだけであると、気づかれたら

   どうするおつもりですか…?」

側近「相手は人間界最強の勇者…倒すのは容易ではありませんよ…?」

魔王「ふふふ…何を言い出すかと思えば…そのような事を心配しておったのか。」

魔王「私が奴を愛しているのは誠じゃ。その忠誠と愛を確かめる為に命じただけだ。

   ー魔王の城ー

側近「では利用する、というのは…?」

魔王「それもまた誠じゃ。私は部下だろうが、勇者だろうが、恋人だろうが、夫だろうが利用する。」

魔王「これが私のやりかただ。信用することが出来るのは、どの時代においても常に己れのみ。

   他者など信用できぬ。」

魔王「誰であっても、常に誰かを踏み台にし、上にあがることのみを考えている。側近、お前だってそうだろう…?」

側近「…!?そっ、そんな事は…!」

魔王「…隠さんでもよい。誰であってもそうなのだ。お前だけが特別だと言っている訳ではない。」

側近「…。」

魔王「私はこの世の悪事の限りを尽くすと同時に、私とは違う場所にある悪も見てきた。」

魔王「そこで私は知った。信用出来るのは己れの体と思考のみであると。」

魔王「部下だろうが、恋人だろうが、夫だろうが妻だろうが信用するには値しない。」

側近「…そうですね。その通りです。」

魔王「私がもし勇者だったら…どうするか、わかるか?側近よ。」

側近「魔王様が勇者…ですか?…わかりません。」

魔王「私だったら、まず魔王軍に入るな。そして、情報を集め相手の弱点を探し、殺す。」

魔王「これが私のやりかただよ。」

側近(…騎士道精神の欠片も無いやりかただが…魔王様らしいといえばそうですね…。)

魔王「…いま、勇者がやっている事をみよ。」

魔王「私の夫となろうとしている。これは私の今言ったことと全く同じではないか。」

魔王「…いや、さらにその上を行くやり方だ。」

魔王「奴は必ず私を殺す。…その前に利用できるだけ利用するのだ。」

魔王「相手に近づくと言うことは、己れも相手に近づく、と言うことだからな。」

魔王「…その事に気づいてない時点で、あやつの負けよ…ふっふっふ…。」

側近「……。」

側近(哀れな少年よ…どうやら貴方の愛は、魔王様には微塵も伝わって無かったらしい。)

側近(これから貴方がどうなるかは、私には手に取るようにわかるぞ。)

側近(…もしかしたら、貴方が新たなる魔王になるのかもしれんな…。)

魔王の陰謀物語 終わり

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