モバP「アダルトと過ごす休日」 (39)

キャラ崩壊・誇張あり
適当に設定作ってる
アダルト展開皆無

以上注意

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P「みゅーさんと宅飲みすることになった。いつもなら他の人たちと一緒にはしごするのに二人きりで私の家で宅飲みとは。これはもしかしたら」


~Pのもしかしたら~

P『結構飲んじゃいましたね』

美優『ハイ。少し、酔ってしまったみたいです』

P『それでしたら少しベッドに横になりますか?』

美優『そんな。悪いです。Pさんのベッドですし』

P『確かに私のベッドは貸せません。だから今だけ私がベッドです』

美優『Pさん……』

P『みゅーさん……』


P「無いか? いや、酔った勢いならあり得る! よし。しっかり掃除しとかないと。ん? インターホン? もうこんな時間か。今行きますー」

美優「こんばんわPさん」

P「いらっしゃいみゅーさん」

楓「こんばんわ」ヒョコ

P「ん? 楓? え?」


二人でしっとり宅飲み→複数人とワイワイ宅飲み

P「いらっしゃい楓。なんだ楓も来たのかー。みゅーさんも人が悪いですな。一言言ってくれればいいのに」

美優「すみません。楓ちゃんがお酒を飲みたいと言っていたので誘ったんです」

P「楓が酒飲みたいなんていつものことじゃないですか。楓。もうそろそろ禁酒した方がいいんじゃないか」

楓「禁酒は禁じ手なので禁手(キンシュ)です」

P「何を言ってんだ。じゃあ上がってください。どうぞー」

楓「それではお邪魔します」

美優「お邪魔します。本当にPさんのご自宅は大きいのですね」

楓「私もはじめて訪れたときはこの大きさにビッグりしました」

美優「今のって親父ギャ、」

P「大きいだけですよ。色々用意しますので先に二階に上がってください。楓はどの部屋か知ってるよな」

P「では、私の家に集まってのお酒の会を始めたいと思います。私が今回用意したのは……まあ缶ビールです。二人は何か持ってきましたか?」

楓「俺とお前と大五郎です」

P「しかも4リットルのやつ! よく持ってこれたな。こんなに飲めるかよ。まあいいや。みゅーさんは何か持ってきました」

美優「えっと、以前志乃さんから頂いたワインを持ってきました」

楓「ワイン。いいですね」

P「これ……ヴィンテージものですよ。以前志乃さんに見せてもらいました。私の家なんかで飲むのがもったいないくらいですよ」

美優「そうなんですか? では今日皆で飲みませんか?」

P「そうと決まればワイングラスを持ってきますね」

P(まあ今日の飲みは早苗さんとかユッキとか飲むとヤバい人たちがいないからゆったりした感じだろう。自分の家だし気も楽だ)

P「いやぁ! ワイン美味しいですねぇ!」

美優「えっと……飲むペース速くないですか?」

P「そんなことないですよぉみゅーさん。その言葉はむしろ私じゃなくて楓に言うべきでしょう」

美優「楓ちゃん?」

楓「美味しい」ドヴォンドヴォン

美優「楓ちゃん注ぎ過ぎ!」

楓「そうですね。残りの半生の間反省します」ゴクゴク

美優「半生の使い方間違ってるしすごい勢いで飲んでる」

楓「ふぅ……落ち着いてください。ほら、窓から見える景色。とてもきれいですよ」

美優「そう、ですね。今日はとても星がきれいに見えて」

楓「本当に、やけにきれいな夜景ですね」

美優「今のって親父ギャ、」

P「目の付け所がいいな楓! そうなんだよ。この部屋は元々こうやって夜景を楽しんでゆっくりする部屋なんだ。みゅーさんもこの景色を楽しんで飲んでください」

美優「あ、はい……そうですね。本当にきれいで」

P「そう。きれいでいつもより一段と映えてます。お二人とも、この窓から見える夜の景色をしっかりおさめないといけませんよ」

美優「ええ、この景色をこの目に焼き付けて」

楓「プロデューサー! 今の」

美優「え?」

楓「夜の景色をしっかりおさめ『ナイト』……?」

P「夜の景色を」

楓「おさめナイト!」

P・楓「いぇーい!」パシーン!

美優「えぇ……」

楓「そう言えばこの前事務所でですけど」

美優「事務所で? 何ですか?」

楓「未央ちゃんがソファーでジッとしていたんです」

P「へぇー! あの五分も待てないパッション代表のほんだみさんが? なんで?」

楓「それは手にある物を持っていたからです。さて手に持っていたある物とはいったい何でしょうか」

美優「ナゾナゾ? 手に持ってたものって……」

P「ハイハイ! わかった! わかったよ楓!」

楓「ではプロデューサーさん。答えは?」

P「本だ!」

美優「……え?」

楓「正解」

P「本田の手にあるのは?」

楓「本だ」

P・楓「ワーッハッハ」

美優「えぇ……」

楓「もうこんな時間ですね。そう言えば未央ちゃんおすすめのテレビ番組がもうちょっとしたら始まりますよ」

美優「そうなんですか? どんな番組なんでしょうか?」

P「ならまたあとで見お(よ)ーぜ!」

美優「……え?」

楓「未央ちゃんのおすすめの番組を」

P「見おーぜ!」

P・楓「ワーッハッハ」

美優「……」

P「そう言えばこの前、ほんだみさんが事務所にきたときすんごいガラガラ声だったんですよ! 何でって聞いたら『皆とカラオケ行ったー』って言って笑顔で言ってきたんですよ。満面の笑みとガラガラ声のミスマッチで何かかわいいのなんのって」

楓「そう言えばありましたね。あの声は本当にだみ声でしたね」

P「そうなんだよ! 本だみ央の!」

楓「だみ声」

P・楓「ワーッハッハ」

美優「待ってください。何でさっきから未央ちゃんの名前を使った親父ギャグばかりを言ってるんですか?」

P「うおぉおおおお! ほんだみさんやめてくれぇ!」

美優「え? いきなり泣き出した? Pさん?」

P「一応私なりのこだわりがあるんだ! 勝手に私物を置くな! キノコ栽培はしないから! それはお前が輝子から預かったやつだろぉ!」

美優「どうしたんですか?」

楓「今でこそ多くのアイドルが訪れるプロデューサーの家なんですけど。その大本の原因が未央ちゃんらしいんですよ」ゴクゴク

美優「ああ、そうなんですか」

P「やめてほんだみ。あぁ……我が家が侵食されてく」

P「失礼。見苦しいところをお見せしました」

美優「それはいいんですけど、もうお開きにします?」

P「何を言ってるんですか。大人の時間はまだまだ始まったばかり。楓だってまだ全然飲み足りなさそうですよ」

楓「まだまだいけます」ゴクゴク

美優「大丈夫かな」

P「んーでもせっかく私の家での飲み会なのに三人だけだとみゅーさんの言う通りお開きになっても仕方ないかもしれませんね」

美優「そういうつもりで言ったわけでは」

楓「じゃあ、他の人も呼びましょう」

P「それだ! よし。片っ端から電話で声をかけまくるんだ。楓もみゅーさんもよろしくお願いします」

楓「はい」

美優「節度を守る人に声をかけた方がいいかも」

P・美優・楓「もしもし……」

美優「留美さん。用事だそうです」

楓「瑞樹さん。仕事がいつ終わるかわからないわ、だそうです」

P「荒木せんせぇ! 地の獄だそうです。次!」

P・美優・楓「もしもし……」

美優「早苗さん。酔ってます」

楓「心さん。スウィーティーに酔ってます」

P「ユッキ! 焼き鳥を肴に酔ってます。次!」

P・美優・楓「もしもし……」

美優「レナさん。ディーラーのヘルプだそうです」

楓「由里子ちゃん。比奈ちゃんのヘルプだそうです」

P「菜々さん! 酔って、違う! 未成年でした! あ、未成年です! と言うよりことごとく全滅」

美優「中々予定の都合がつかないですね」

楓「急ですし仕方ないですよ。プロデューサー?」

P「ああ私だ。この電話で連絡するのは久しぶりだな! 突然だけど私の家に来ないか? 飲み会だよ飲み会。え? 家ごと来い? 無理だっつの! いいじゃんか。久しぶりにチャーシュー食べさせてよ。他に誰かって? みゅーさんと楓がいるけど。あ、切りやがった」

美優「誰に連絡してたんですか?」

P「昔からの親友だ。面倒くさいのかぶつ切りされましたけど」

楓「昔からと言うと、学生時代のご学友とかですか?」

P「いや、そうじゃないんだけど。まあそれはいいです。どんどん声をかけていきましょう」

店員『ありがとうございましたー』

若葉「ふぅ。こんな物ですか~。いきなりPさんに飲み会に誘われましたけど。手ぶらじゃ失礼ですよね~。到着です~。本当にPさんの家は大きいですね~。勝手に上がっていいと言われましたけど、二階のこの部屋ですか? 失礼します~」ガチャ

楓「高垣楓のかくし芸。三点倒立でモデル立ち」

P「へぇー! そんなことできるんだ! 素直に見てみたいな!」

美優「ダメですよ。酔ってるのに危ない」

楓「倒れそうになったら、プロデューサー。受け止めてくれますか?」

P「もちろんだ。そのために私がいる」

楓「では、行きます。よっと。やっぱり駄目です」フラァ

美優「危ない!」

P「私が受け止めオグゥ!」

美優「Pさん!? 大丈夫ですか!?」

P「お、おぉう」

楓「プロデューサー……いったいどこがいたいんですか!?」

P「頭頂に踵落としかましといていったいどこがいたいだと! もう我慢ならん! なんだそのボリュームタップリな髪は! 触らせろ!」

楓「きゃー」

P「ん? 髪の中に……紙?」

楓「髪の中に紙」

P「しかもこれおみくじだ」

楓「髪の中に神頼みの紙」

P「もしかして……やったぁ大吉だぁ!」

楓「おめでとうございますプロデューサー」

P「ありがとう楓!」

美優「あぁ……誰か助けて。ん?」

若葉「……」バタン

美優「ま、待って若葉ちゃん」

若葉「帰らせてもらいます~」

美優「お願い。一緒に居て。私だけじゃあの二人を見てるのも」

若葉「そうですけど、私がいたところでどうにもならないと思います」

美優「そんなことないですよ。大人の人が近くにいるだけで安心です」

若葉「大人! 私がですか?」

美優「はい。今頼りなのは若葉ちゃんだけです」

若葉「そ、そうですか。わかりました~。どんと任せてください~。Pさん」

P「若葉! いらっしゃーい」

楓「いらっしゃい若葉ちゃん」

若葉「お酒臭い! ん。いいですか二人とも。いい大人がそんなダメなお酒の飲み方したらダメですよ~」

楓「怒られちゃいました」

P「なら。若葉。正しいお酒の飲み方を教えてよ」

若葉「む、いいでしょう。お酒で分かります。大人と言うのはお酒に飲まれてはダメです。私が正しい飲み方をお教えしましょう」

若葉「私は! 二十歳なんですよ~。大人なんですよ~」

P「よしよし若葉。何か辛いことがあったのか? 全部ぶちまけちゃいな」

若葉「ここに来る途中で。差し入れにおつまみとお酒をコンビニで買ったんです。そして店員さんは私に証明書の提示を要求してきました」

P「うんうん」

若葉「私は証明書を見せました。そしたら何だと思います。上の人に確認に行ったんですよ。おかしいですよ! あんまりです」

P「あー。それは結構キツイな」

若葉「二十歳です~」

楓「辛かったんですね。そんなときもあります。たかが人生の一瞬と考えちゃえばいいんですよ。そして私はたかがき」

若葉「楓さん。どうやったら楓さんみたいに大人の女性になれるんですか~」

楓「お酒ね」

若葉「お酒?」

P「まあ酒が飲めるのは大人だけだからな。ある意味間違いではないかもな」

若葉「そうだったんですか~」

P「まあそういう訳だ。今日は一杯飲みましょう!」

三人「わぁー!」

美優「木乃伊取りが木乃伊に……」

中庭

美優「ふぅ」

P「どうしたんですかみゅーさん」

美優「Pさん。ちょっと外の風に当たりたくなって」

P「もう時季的に寒いですから気を付けてくださいね。アイドルは体が資本ですから」

美優「お二人はどうしてますか?」

P「大人の女性について何やら話してましたよ。最終的に恋愛話に発展してました」

美優「恋愛……ですか」

P「恋をしたら女は綺麗になるとかなんとか。聞いたことのある話ですし、あながち間違いではないですけど。あんまりアイドルが恋愛というのも良くはないんですけどね」

美優「そう聞いてます」

P「まあみゅーさんみたいな大人に規制をかけるつもりもないですけど。自分を抑えられずに日の目を見ることができなくなったアイドルも多くいます。実際ウチの部署でもギリギリの危ない所まで踏み込んだ子もいますから」

美優「ウチの部署でですか?」

P「ええ。あれはウチのアイドルが他の事務所のアイドルに手を出そうとして。何とか止めることができたんですけど危うくスキャンダル、私も首を吊る覚悟をしました」

美優「そんな事があったんですか?」

P「その子は何回言っても聞かないんです。だから言ったんですよ。『私はお前のプロデューサーだ。他のアイドルに手を出すくらいなら。私が相手になる』と」

美優「え? えっとつまり……どういうことですか?」

P「その子も納得してくれました。そして彼女は恐る恐る私の胸に手を当てて、こう言ったんです。『プロデューサー。柔らかくない』って」

美優「……え?」

P「当たり前だよ愛海! 男の胸が柔らかくてどうすんだよぉ!」

美優「あ、愛海ちゃんですか」

P「そうなんですよ! 何で如月千早に手を出そうとしたんだ。事が事だけに私の首一つで済まないってーの! 第一男は柔らかいより堅い方がいいっつーの! ね、みゅーさん」

美優「そう、ですね」

P「言ったらスッキリした。聞いてもらってありがとうございます。みゅーさんも何か抱えてることがあったら遠慮なくいってくださいね。酒の席に戻りましょうか。これ以上体を冷やすのは毒ですよ」

美優「そうですね。行きましょうか」

P「はい」

翌日

若葉「うぅ……頭が痛い。昨日飲み過ぎました~。でも、飲むことが大人の女性への道ですし。あ、楓さーん。おはようございます」

楓「おげぇ……もう絶対飲まない」

若葉「えぇ……」

P「ハイなにしょげてんだ二人とも。アイドルがそんな顔しててどうする」

楓「プロデューサー……」

若葉「Pさんは頭はいたくないんですか」

P「プロデューサーたる者。酒を次の日に残すことなんてしない。あの程度じゃ酔いはしないさ」

美優「すごい酔ってましたよ。あの後大変だったんですよ」

若葉「美優さんは大丈夫なのですか~?」

美優「私はそんなに飲んでなかったから」

楓「若葉ちゃん。一つ分かったことがあるんだけど」

若葉「何ですか~」

楓「大人の女性を目指すのなら、私より美優さんを見本にした方が、いいです」

若葉「えぇ……」

P「それじゃあ仕事だ。三人は仕事の打ち合わせとかもあるだろ。俺は外回りの営業だ。お互い頑張ろう」

美優「行ってらっしゃいPさん」

楓「行ってらっしゃい」

若葉「行ってらっしゃ~い」

P「さて、一回部屋に戻って、ん? お、時子。おはよう」

時子「……何か用?」

P「ただのあいさつだよ。お前も仕事だろ。頑張れよ」

時子「貴方に言われるまでもない」

P「そうだろうな。と言うより何で昨日チャーシュー持ってきてくれなかったんだよ」

時子「私を呼びつけるなんていい度胸をしてると思っただけよ。馬鹿正直に応じる気にもならないわ」

P「まあそう言うなって。また別の機会に飲み会をすると思うし、その時は頼むよ」

時子「貴方の対応次第ね」

P「そうか。じゃあまたの機会に」

おわり

恋愛すんなと言いつつ美優さんとの関係に期待するプロデューサー。
勢いだけで書いた飲み会です。

次は女児かJKの休日

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