八幡「陽乃さん!陽乃さん!中に出しますよ!」シコシコ (10)

八幡「あっあっ」ドピュ

八幡「ふぅ…今日も陽乃さんで抜いてしまった。しかも今日は子作りをするという妄想でだ。」

八幡「今気づいたが今週は陽乃さんでしか抜いていないような気がするな。」

八幡(仕方がないことだ。俺は雪ノ下陽乃という女性を意識し、好意を抱いてしまったのだから。)

八幡「だが陽乃さんを彼女にするには数多くのライバルが存在するはずだ。部屋でセンズリするだけではなく、
そろそろ行動に移さなければならないな。」

翌日~奉仕部

八幡「なぁ雪ノ下、質問していいか?」

雪乃「あら、貴方から質問なんて珍しいわね。でも質問内容によっては警察を呼ぶわよ?」

八幡「大丈夫だ。卑猥な質問とプライベートな質問はしないから。それにお前のことじゃない。」

雪乃「私の事じゃないなら私に聞くのはおかしいと思うのだけれど。」

八幡「そうだとしてもお前にしか聞けない質問なんだよ。」

雪乃「まぁいいわ。質問をしなさい。」

八幡「その…お前の姉ちゃんって彼氏とかいるのか?」

雪乃「姉さんが彼氏?確か今はいなかったと思うけれど…何故、貴方がそんな事を気にするの?」

八幡「いやぁあれだけ美人ならいるんじゃないかなぁって思っただけだ。」

雪乃「そう、質問はそれだけかしら?」

八幡「まぁ今の所はな。」








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八幡(陽乃さんはどうやら彼氏はいない様だ。ならばアタックするのみだな。)

陽乃「ひゃっはろー!比企谷くんから電話何て珍しいね!どうしたのかなぁ?」

八幡「雪ノ下さんって土曜日暇ですか?」

陽乃「土曜日?暇だけどどうして?もしかしてデートのお誘いかなぁ?」

八幡「いやぁ…実は小町の誕生日が近くて、プレゼントを選ぼうと思うんですけど、俺センスがないんで女性に手伝って貰って貰おうかと。」

陽乃「ふ~ん。それを何で私に頼むの?雪乃ちゃんか由比ヶ浜ちゃんの方がいいんじゃない?」

八幡「雪ノ下は自分で一般の女子高生とはかけ離れた価値基準を持ってるって自分で言ってましたし、由比ヶ浜は土曜日予定があるそうで」

陽乃「ふ~ん。いいよ!お姉さん行ってあげる!雪乃ちゃんどのぐらい進展したのかも気になるし!」

八幡(進展させたいのは雪ノ下とじゃなくて貴方なんですけどね。)

八幡「本当ですか?、じゃあ土曜の10時に駅前に集合って事でいいですか?」

陽乃「おっけーおっけー!じゃあまたね。比企谷くん!」

八幡「失礼します。」

ツーツー

小町「お兄ちゃん、小町の誕生日まだまだだよね?何でそんな嘘ついたの?」

八幡「こ、小町!もう風呂からあがったのか?どこから聞いてた?」

小町「陽乃さんをデートに誘う所から聞いてたよ?」

八幡「ほぼ全部じゃないですか…」

小町「お兄ちゃん、好きなの?陽乃さんの事?」



八幡「べ、別にそんな事はない。今のは本当に成り行きみたいなもんなんだ。」

小町「お兄ちゃん!小町は応援するからね!」

八幡「へっ?」

小町「雪乃さんか結衣さんでもいいと思うけど、お兄ちゃんみたいなひねくれ者には、しっかりものの陽乃さんがきっといいと思うよ!」

八幡「そ、そうか。」

小町「で?お兄ちゃんは陽乃さんの事いつから好きなの?」

八幡「まだ好きだとは俺は一言も言ってないぞ?」

小町「小町なら間違いなく協力できると思うよ?」

八幡「ど、どういう事だ?」

小町「小町が陽乃さんとガールズトークして何気なく陽乃さんの好みを聞き出したりとか?ほら土曜日の服だって好みに合わせて選んであげれるし」

八幡「!」

小町「条件は簡単だよ。お兄ちゃんが好きって事を小町の前で認めてくれたら全面的に協力するよ?悪い話じゃないでしょ?」

八幡「分かったよ。認めるよ。」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年11月07日 (土) 09:46:42   ID: Lg1Eypcx

面白いです!ぜひ続きを!!

2 :  SS好きの774さん   2015年11月10日 (火) 00:09:02   ID: mmSWEyLa

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