フォックス「ライラット系が平和になりすぎて仕事がなくなった」 (29)

ペッピー「いいじゃないかフォックス、ワシらに仕事がないってことは逆にいい事だと思わんか」

フォックス「でもそれじゃあ俺たちの給料は……」

スリッピー「オイラみたいにアフィブログ作ったら? 儲かるよ!!」

ファルコ「しっかし『トード速報』なんて随分とダセェ名前だな」

スリッピー「うるさいなぁ、ファルコはだまってろよ~」

フォックス「アフィブログは遠慮しておくよ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1446546234

ペッピー「あいつらは気楽でいいかもしれんがワシらは妻子持ちだからな」

ファルコ「そういやフォックス、クリスタルはどうしたんだ?」

フォックス「別居中だよ……夫婦生活があんなにも難しいとは思わなかった」

ペッピー「そりゃ話を聞く限りじゃお前さんが悪いだろ」










フォックス『見ろマーカス!! これが若い時のママだ!!』

マーカス『うわあ!! ママって露出狂だったんだね!!』

フォックス『そうなんだ!! 昔は露出狂だったんだ!!』

クリスタル『……』プルプル







ファルコ「確かにお前が悪いな」

スリッピー「ざまぁみろフォックス!!」

フォックス「うるさい!!」

フォックス「そういうスリッピーもアフィブログばっか夢中になっていた所為でアマンダと別れたんじゃないのか!?」

スリッピー「う、うるさいなぁ!! オイラにとっては三度の飯よりアフィなんだよ!!」

ペッピー「……ん!? もうこんな時間か!? スリッピー、ワシにパソコン貸せ!!」

スリッピー「ええっ!? オイラまだ更新してないのに〜」

ペッピー「バカモン!! 年寄りの言う事は聞け!!」

スリッピー「……ちぇっ、分かったよ〜」

ペッピー「分かればよい」








『Guten Morgen!!』






ペッピー「ううむ、やっぱりプリンツちゃんの時報は最高だわい///」

ファルコ「俺には魅力がさっぱり分からねえぜ」

スリッピー「オイラはやっぱアイマスだな〜」

フォックス「因みにうちのブラウザは勿論firefoxだ」

ファルコ「誰に向かって喋ってんだお前?」

ファルコ「しっかし爺さんが将軍やめてまたここに帰って来た時はびっくりしたぜ」

ペッピー「いやぁ、まさかペパー将軍が生き返るとは思わなかったわい」

スリッピー「確か墓参りの時にアニメグッズをお供えしたら生き返ったんだよね? なんのアニメだったんだっけ?」

フォックス「確か……ラブライブとかいうやつじゃなかったか?」

ペッピー「ああ、ペパー将軍はにこ推しでな」

ファルコ「そういやそうだったな、俺達と話してた時も……」








ペパー『スターフォックスの諸君、よく来てくれたにこ!!』

フォックス『……にこ?』

ペパー『な、なんでもない……』









スリッピー「あの時は笑いを堪えるのに必死だったな〜」

フォックス「ああ……」

ピンポーン!!

ファルコ「おい、グレートフォックスのインターホンが鳴ったぞ」

フォックス「俺が出る」

スリッピー「サンキューフォックス!!」

フォックス「……はい」

カイマン『こちらカイマン!! 宅配便っすよ!!』

フォックス「……荷物みたいだが……誰か頼んだか?」

スリッピー「あ、オイラが『Amaゾネス』で頼んだゲームかもしれない!!」

ペッピー「こらスリッピー!! 頼む時はワシに許可を得てから頼めと言ってるだろ!!」

スリッピー「ちえっ、いいじゃんちょっとぐらい」

ペッピー「ワシらはアカウント共通でしかもクレジットカードはワシのしか登録していないんだぞ!!」

ファルコ「クレジットカードなんてめんどくせえ、男は黙って現金だろ」

ペッピー「そもそもいい年してクレジットカードを作ってないお前らが異端なんだからな!!」ガミガミ

ファルコ「ま〜た始まりやがった。 スリッピー、俺の為にも勝手に買うのはやめてくれよな」

スリッピー「は〜い……」

カイマン「それじゃあ失礼するっす!!」

フォックス「ご苦労様です」

ファルコ「現金だったか?」

フォックス「いや、クレジットだったそうだ」

ペッピー「くそ……それでスリッピー、お前は何買ったんだ?」

スリッピー「スマブラforだよ」

ファルコ「お前……まだオワコンのWiiUのゲームなんかやってんのか?」

スリッピー「うるさいなぁ〜糞ニー信者は黙ってろよ」

ペッピー「バカモン!! 箱One以外にないだろ!!」

フォックス「またゲハ論争が始まったか……」

スリッピー「そもそも任天堂のキャラだったら任天堂を愛さなきゃ!!」

ファルコ「俺は自由に生きてえんだ、無理矢理好きになるなんてごめんだぜ」

ペッピー「同じく」

フォックス「因みに俺はどこにも属さない」

ファルコ「だから誰と喋ってんだよお前は」

ペッピー「……おっ! もうこんな時間か!!」

スリッピー「時間が過ぎるのが早いな〜」

ファルコ「さっさと終わらせろよ」

ペッピー「分かった分かった、書き溜めしてるから一気に投下するだけだ」

フォックス「うちではこの時間になるとSS速報を見るのが習慣づけられている」

ペッピー「さてと、早速オネショタものを……」

フォックス「ペッピーは俺達の中で唯一の書き手」

スリッピー「早くしてよー……今日は幸子ちゃんメインのSSあるかな〜」

フォックス「スリッピーはアイマス、モバマスのSSばかり見る」

ペッピー「……終わったぞ、ファルコ」

ファルコ「おう……さてと、今日はどんな安価SSを……」

フォックス「ファルコは安価SSで無茶振りばかりする」

フォックス「そして俺はというと……」

ファルコ「……まあこれぐらいでいいだろ」

スリッピー「フォックス、早く見たら変わってねー」

フォックス「ああ」

フォックス「……」

フォックス「……はぁ……いいよスリッピー」

スリッピー「今日もなかったの? スタフォSS」

フォックス「ああ」

ファルコ「そんなもの、後にも先にも一回きりだぜ」

スリッピー「なんだかお腹減ってきたな〜」

ペッピー「飯にするか」

フォックス「確か今日の料理当番はファルコじゃなかったか?」

ファルコ「俺かよ……ったく、めんどくせえ」

スリッピー「つべこべ言ってないで早く料理しろよ〜」

ファルコ「……おい待て」

フォックス「どうした?」

ファルコ「……冷蔵庫空っぽじゃねえか」チラッ

ペッピー「何!?」チラッ

フォックス「一体誰が……?」チラッ

スリッピー「なんでみんなオイラを見るの!?」

ファルコ「この手の跡!! どう見てもお前じゃねえか!! いいから買ってこい!!」

スリッピー「た、確かにオイラは食べたよ!! でも買い物は料理当番の人が買う決まりじゃん!!」

ファルコ「……ちっ!!」

フォックス「運がなかったな、ファルコ」

ファルコ「……それでお前ら、何買ってくればいいんだ?」

フォックス「俺はインスタントでいいよ、黄色いきつねで頼む」

ペッピー「ワシは赤いうさぎで」

スリッピー「緑のかえる!!」

ファルコ「そうか……じゃあ買ってくるわ」

バタン!!

スリッピー「ファルコ焼いたら美味そうだよね!!」

ペッピー「バカモン!! ファルコがいないからといって調子にのるんじゃない!!」

フォックス「そうだぞスリッピー、ファルコが可哀想じゃないか」

スリッピー「……フォックス、よだれ」

フォックス「!!!!」

ペッピー「お前というやつは……」

フォックス「ち、違う!! これは……」

ガチャッ!!

ファルコ「……」

フォックス「!!」

ペッピー「もう帰ってきたのか」

スリッピー「もしかしてフォックスがよだれを垂らした音を聞いて怒って……」

フォックス「ファ、ファルコ!! これは誤解なんだ!!」

ファルコ「……は? 何の話だよ」

フォックス「えっ……」

ファルコ「それよりよぉ、買うのやめるわ」

ペッピー「何!?」

ファルコ「外すげーさみぃ、出たくねえ」

スリッピー「もうそんな季節かぁ〜。 オイラ、もうすぐ冬眠しちゃいそ〜」

ファルコ「永遠に寝てろ」

フォックス「飯はどうするんだ?」

ファルコ「さっきスリッピーが買ったゲームあっただろ? アレで決めようぜ」

スリッピー「スマブラ?」

ファルコ「おう、それでビリだったやつが買いに行くってのはどうだ?」

ペッピー「おい! そうやってゲームが苦手なワシをハメようと……」

ファルコ「プリンツ解体するか」

スリッピー「いいね!!」

ペッピー「分かった!! やる! やるから解体はやめろ!!」

フォックス「まるで親父狩りだ……」

ピンポーン!!

フォックス「またインターホンが鳴った……」

ペッピー「スリッピー!! また何か頼んだのか!?」

スリッピー「オイラじゃないよ!! これ以上は何も頼んでないよ!!」

フォックス「俺が出る」

フォックス「……はい」

ウルフ『遊びに来たぜ!! スターフォックス!!』

フォックス「!!」

レオン『たっぷり野菜炒めを料理してやる』

パンサー『クリスタルはいるかい?』

フォックス「……」

ファルコ「誰だ?」

フォックス「……スターウルフが遊びに来た」

スリッピー「ちょうどいいや!! あいつらにもスマブラやらせよう!!」

ペッピー「四人までしかできないんじゃないのか?」

スリッピー「スマブラforは八人までできるんだよ!!」

ファルコ「へーすげーな」

フォックス「結局入れていいのか?」

スリッピー「いいよ!!」

ガチャッ

ウルフ「お邪魔するぜ」

レオン「キッチンはどこだ」

パンサー「クリスタルいないなら帰ろうかな……」

スリッピー「ねえねえ三人とも!! スマブラやらない?」

パンサー「スマブラ?」

フォックス「負けたやつが買い物に行くというルールでやろうとしていたらちょうどお前達が来たんだ」

レオン「そんなことしなくても私が野菜炒めを作ってやる。 材料もあるからな」

スリッピー「なんだよ、つまんないの〜」

ペッピー「まあいいじゃないか、インスタントよりも手作りの方が美味しいしな」

ファルコ「お前らがやらねえとプリンツは解体するぜ」

ペッピー「!!」

フォックス「ファルコ、折角レオンが作ってくれるんだぞ。 なんでわざわざそんなことを?」

ファルコ「誰かが酷い目に合わないと気がすまねえ」

レオン「じゃあ早速料理を……」

ペッピー「ま、待て!! スマブラをやってくれ!!」

パンサー「どうしたんだいおじいちゃん。 急に慌てて」

ペッピー「ワシの今後の人生を左右するんだ!! 頼む!! 三人ともやってくれ!!」

フォックス「……俺からも頼む」

ペッピー「フォックス!?」

ウルフ「……土下座されたらしょうがねえな」

レオン「……ちっ」

パンサー「まあ軽くやってやりますか、どうせビリにはならないし」

ペッピー「……すまんなフォックス、土下座までさせて」

フォックス「気にしないでくれペッピー」

ペッピー「そうやってお前の親父さんも助けてくれたわい」

フォックス(土下座ばっかしてたのか……)

ウルフ「俺のアイスクライマーを見せてやるぜ!!」

スリッピー「あ、アイスクライマーはいないよ」

ウルフ「」

パンサー「キャラがいっぱいいるね……美しい女性も前作と比べたら大分増えたようだ」

ウルフ「おい、俺がいねえぞ」

フォックス「リストラされたよ」

ウルフ「なんだと!?」

ペッピー「ルールはタイム制3分のアイテムありか……」

ファルコ「さっさと始めようぜ」

スリッピー「誰が負けるかワクワクすんなぁ〜!!」

ファルコ「まあビリはやる前から分かってんじゃねえのか? なぁじいさん」

ペッピー「……」ニヤッ

ファルコ「……?」

レオン「始まったか」

ファルコ「そんじゃまずは……ん?」

ドカ! バキ!

ファルコ「……おい、ちょっと待て」

フォックス「どうしたファルコ」

ファルコ「気のせいかお前ら全員俺を狙ってねえか?」

スリッピー「気のせいじゃない?」

パンサー「ははは、やっぱり鳥は被害妄想が激しいねぇ」

ファルコ「あぁ!!?」

ペッピー「ファルコ!! さっさとポーズを解除せんか!!」

ファルコ「……ちっ」

ドカ! バキ!

ファルコ『どぅうううううわああああああ!!!』キラーン

ファルコ「おい! やっぱどう見てもグルになって狙ってるじゃねえか!!」

フォックス「……」

ペッピー「……」

スリッピー「……」

ウルフ「……」

レオン「……」

パンサー「……」

ファルコ「おい! 話を聞け!! 無視すんじゃねえ!!」

ファルコ『どぅうううううわああああああ!!!』キラーン

ファルコ「くそったれええええええ!! 振り切れねえええええええええ!!!」

スリッピー「はい! ファルコがビリー!!」

レオン「さっさと行ってこい」

ファルコ「クソが……」

パンサー「まさかもう一度やろうだなんて言わないよな? んん?」

ファルコ「言わねえよ!!」バタン!!

フォックス「……行ったか」

ペッピー「……お前達、協力してくれてありがとう」

フォックス「気にしないでくれペッピー」

ウルフ「それより約束のものよこせよ」

ペッピー「うむ、約束通りエロ写真をやろう」

スリッピー「二次元じゃないよね?」

ペッピー「バカモン!! 正真正銘の三次元だ!!」

フォックス「許してくれファルコ、やはりエロには勝てなかったよ」

ウルフ「一番らしくねえやつが言ってるじゃねえか」

ペッピー「ほれ! これが写真だ!!」

レオン「これが……」

フォックス「!!!!!」

スリッピー「フォ、フォックス!! これって……」

フォックス「おいペッピー!! どうしてクリスタルの写真をペッピーが……」

ペッピー「一発ヤらしてくれたら撮らしてくれたわい///」

フォックス「うわああああああああああああ(棒)」

スリッピー「フォックスーーーーーーーー!!!」

パンサー「///」ドピュッ

ピンポーン!!

ウルフ「帰ってきたみてえだな」

フォックス「……俺が出る」

スリッピー「大丈夫かいフォックス? 今の写真だけで一気にやつれちゃったね」

フォックス「……腹いせにファルコを一発殴ろう」

ウルフ「ひでえなこりゃ」

ペッピー「重症だな」

ウルフ「誰が重症にさせたんだよ……」

レオン「くくく……ファルコが殴られる姿……想像しただけで笑みが……」

パンサー「おいおい、気持ち悪い笑顔はやめてくれよ」

ペッピー「すまんなフォックス」

フォックス「……別に気にしてないさ」

ガチャッ

フォックス「ファルコ!! 一発殴ら……」

宮本茂「やあ」

フォックス「!!!!!?」

フォックス「あ、ああ、あなたは……」

宮本「スターフォックスのメンバーはいるかい?」

フォックス「ファ、ファルコ以外は……あと、スターウルフも……」

スリッピー「フォックスー! ファルコのボコボコの顔面見せてよー!」タッタッタッタッ

ペッピー「スリッピー、ワシらにも見せろ!!」タッタッタッ

ウルフ「拝ませてもらうぜ」タッタッタッ

パンサー「写真に撮りたいなー。 レオン、カメラは?」タッタッタッ

レオン「悔しいことにない」タッタッタッ

ファルコ「あ〜さみぃ〜今帰っ……」

宮本「やあ」

一同「!!!!!?」

フォックス「あの……用件はなんでしょうか?」

宮本「実はね、君達に久しぶりに出演してもらおうと思ってね」

フォックス「出演……?」

宮本「今度、スターフォックスの新作が出るんだよ」

ファルコ「何!?」

宮本「その名もスターフォックスゼロ!!」

スリッピー「ひっさしぶりの仕事だ!! ワクワクすんなぁーー!」

宮本「メンバーちゃんといる? いなかったらおじゃんになるからね」

フォックス「も、勿論全員います!!」

パンサー「まさか俺とクリスタルが再び出ることになるとはね……」

宮本「あ、君とクリスタルは分かんない」

パンサー「えっ」

宮本「……あれ? 本当に全員いる?」

ペッピー「な、何を疑っているんですかな!? この通りスターフォックスは四人揃っていますぞ!!」

宮本「いや、もう一人いるでしょ」

フォックス「ク、クリスタルですか?」

宮本「いや、違うよ」

ウルフ「じゃあ誰だよ」

宮本「ナウスだよ」

フォックス・ファルコ・ペッピー・スリッピー「!!!!!」

ファルコ「お、おいフォックス」ゴニョゴニョ

フォックス「ああ、これはヤバイことになったな」ゴニョゴニョ

ペッピー「あんなこと、宮本さん本人の前では言えまい」ゴニョゴニョ

スリッピー「う、うん……確かに言えないよ」ゴニョゴニョ

フォックス「ああ……言えるわけない」ゴニョゴニョ

フォックス「……金に困ってナウスを売ったなんて言えない……」ゴニョゴニョ

宮本「あ、スターウルフの二人」

レオン「なんだ」

パンサー(俺は当然のように含まれないのか……)

宮本「もしかしたら君達も出るかもしれないからピグマとアンドリューにもちゃんと連絡とっといてね」

ウルフ・レオン「!!!!」

パンサー(あらら、これはヤバイかもね)

レオン「ど、どうするウルフ」ゴニョゴニョ

ウルフ「どうしようもねえだろ」ゴニョゴニョ

レオン「アンドリューは大丈夫だが……」ゴニョゴニョ

ウルフ「腹が減ってピグマを食ったなんて言えねえよ……」ゴニョゴニョ

宮本「そんじゃ用件はそれだけだから!! 来年の春までにはお願いねーー!」

フォックス「は、はい!!」

ウルフ「……行ったか?」

フォックス「……ああ」

ペッピー「よし! 今すぐジャンクショップに行くぞ!!」ダッ

スリッピー「うん!!」ダッ

ファルコ「久々の仕事……逃すわけにはいかねえ!!」ダッ

レオン「ウルフ、私達は?」

ウルフ「ペパー将軍の前例もあるからな、あいつが好きなアニメとかって知ってるか?」

レオン「全く知らん……」

パンサー「片っ端から墓にぶち込んだら?」

ウルフ「そうするか」

フォックス「首を洗って待ってろよ!! スターフォックスゼロ!!」

終わり

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