モバP「ハロウィンの代償」 (18)

モバP「ハロウィン…ちょっと頑張るか」

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ピエロP「Trick or Treat」

奏「おはようござ……」

ピエロP「ガンバリマス」

奏「あ…あら…?」


ピエロに扮したプロデューサー。プロデューサーはハンマーを手にして、速水奏に迫るッッ!!


ピエロP「ガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガン」

奏「え?え、ええ…」

ピエロP「ガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガン」

奏「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

ピエロP「ンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバ
リマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマス
ガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマ
ガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマス
ガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマス
ガンバリマスガンバリマスガンバリマスガンバリマス
ガンバリマスガンバリマスガンバリマス」


30分後


奏「……ハァハァ……ピエロのマスクと、業務用ハンマーは卑怯よ」

ピエロP「スマンスマン」

奏「ハァハァ…死ぬかと思った……」

ピエロP「ハッハハハ!大袈裟だなぁーアハッ!」

奏「おかげで汗びっしょり。冗談ではなくて、生命の危機を感じたわよ!」

ピエロP「お、おっと!ハンマーで殴るな」

奏「チッ」

ピエロP「そうだ。忘れていた」

奏「何かしら?殺人ピエロさん」

ピエロP「アハッ!お菓子くれよ」

奏「ええっと……お菓子なんてあったかしら」


チョコレート菓子の”タケノコの街”
1箱あたりの栄養成分
タンパク質30g
脂質5g
炭水化物15g


奏「カバンの中にタケノコの街ならあったわ」

ピエロP「プリーズ」

しかし……

速水奏は”お菓子をよこせ”と言われて素直に渡すアイドルではない。

奏(ピエロで追い回された怨み……ここで晴らすわ)


奏「……んっ」

ピエロP「何で、お前がお菓子を食べているんだよ」

奏「ん!!」

ピエロP「ま、まさか……!!タケノコの街でポッキーゲームだと!?」

奏「………」

速水奏は、タケノコの街を口に咥えた。

プロデューサーはハロウィンのために、ピエロマスクと業務用ハンマーまで準備した。

そのハロウィンに”Trick or Treat””お菓子をくれ”と言った手前、後には退けぬプロデューサー。

プロデューサーはピエロマスクを外した。


モバP「……いいだろう」

奏「ん、ふっふふふ(いらっしゃい)」

モバP「受けて立とう」

凛「ちひろさん、あの2人キスしているけど、いいの?」

ちひろ「よく見て下さい。プロデューサーさんと奏ちゃんの唇は、一切触れていません」

早苗「粘膜の接触がないから、健全だし合法ね」

千枝「うゎぁ…大人だなぁ………千枝も…」

ゆかり「フルートだと大きいですね。金属製ホイッスルでやるとしましょう…ふふふっ」

卯月「金属を食べるのは、体に毒じゃないでしょうか」

まゆ「壊したい撲殺したい壊したい刺殺したい壊したい焼殺したい壊したい銃殺したい壊したい排除したい壊したい殴殺したい」

ありす「不潔ですね。軽蔑しま……ハッ!アレを苺パスタでやr」

ちひろ「ありすちゃん。あのポッキーゲームを苺パスタでやろうと考えました?」

未央「NGのセクシー担当としては負けられないね。フライドチキンで勝負!」

凛「油ギトギトで風情も、セクシーも、へったくれも、ないね」

まゆ「殴打したい壊したい壊したい刺壊したい壊したい絞殺したい壊したい破壊したい壊したい埋めたい壊したい去勢したい壊したい撲殺したい」

ちひろ「志希ちゃんお願いします」

志希「にゃーっはっは!ふっふ~!まゆちゃ~~ん、注射してあげるよ」

まゆ「んっああああああああああ……プロデューサーさん…まゆと結婚してくれるんですね。まゆは、この日を心待ちにしていました」

ちひろ「志希ちゃんお疲れ様です」

まゆ「あぁ~式場はどこにします?まゆは、お色直しは4回でいいですよ。引き出物はプロデューサーさんとまゆの写真をプリントした」

夕美「この草は要らないみたいだね」

周子「ええなーアレ。鯛焼きでやろっかな」

まゆ「大皿とオルゴールにしましょう!あと、食事はフレンチ?和食?今から招待状を作成しないと間に合いませんね。全部、手書きなので」

ちひろ「あーハイハイ、皆さん解散して!お仕事、レッスンに行ってくださーい」

アイドル「はーい」

亜季「せい!!どっこい…しょ」

まゆ「フゴフゴフゴ」

ちひろ「亜季ちゃん、まゆちゃんの運搬をよろしくお願いします」

亜季「鍛えているので問題ないであります!では行って参ります」

後日

モバP「事務所内でポッキーゲームが流行って困っているんだが、何とかしろ!」

奏「一時的なブームだし、心配しなくてもそのうち飽きるわよ」

モバP「ゆかりは楽器を咥えて待機しているし、周子は鯛焼き、ありすは苺パスタ、未央なんてフライドチキンだぞ!」

奏「食べ物以外が混じってないかしら…」

モバP「夕美はよくわからない草、亜季はエアーソフトガン」

奏「草については触れないわ」

モバP「そうだな。奏は女子高生なのに賢い。世渡り上手だ」

奏「エアーソフトガンはポッキーゲームではなくて、ロシアンルーレットね」

モバP「お前さ、キスの専門家だろ~…本当に何とかしろ」

奏「ちょっと!魚の専門家みたいに、聞こえるからやめてちょうだい」


サカナクン曰く「キスはスズキ目スズキ亜目キス科に所属する魚類の総称」


奏「私をピエロの姿で追い回して、驚かせた罰ね」

モバP「そんなああああああああああ」

おわり

ありがとうございました。

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