「鎌池和馬作品でハロウィーン」 (28)

1日過ぎたけどかまちー作品でハロウィンss
基本1レス完結
オチなしキャラ崩壊あり
短いよ

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禁書「とうま! トリックオアトリートなんだよ!」

上条「あー、今日はハロウィンか」

禁書「そうなんだよ! まさか日本のハロウィンがお菓子をもらえるステキなイベントだとは知らなかったかも」

上条「若干違うけど、まあそんなもんか」

禁書「イタズラされたくなかったらお菓子を渡すんだよ、がおー」

上条「それにしてもシーツのお化けとはこれまた随分可愛いことで」

上条「ちなみにお菓子渡さないとどんなイタズラするんだ?」

禁書「この部屋のすべての食料を食べ尽くすんだよ」

上条「一切の可愛げがねえっ!?」

美琴(ハロウィンかー……)

美琴(あいつもこういうイベントとか興味あんのかしら)

美琴(もしいきなりトリックオアトリートなんて言ったらどんな反応するんだろ……)


上条『お菓子? 悪いけど持ち合わせていないんだ』
上条『覚悟は出来てるから好きなだけイタズラするといいぜ、この小悪魔ちゃん☆』


美琴(なーんちゃって! なーんちゃって///)

上条「あれ? 御坂じゃん」

美琴「どうわぁ!?」

上条「何慌ててんだ?」

美琴「い、イタズラするから覚悟なさいっ!///」

上条「選択肢すら与えられないのか!?」

浜面(滝壺の奴コスプレしてハロウィンパーティに来るって言ってたけどどんな格好でくるのかな〜)

浜面(露出の多い小悪魔? 妖艶な魔女? それともセクシーな化け猫とか?)

浜面(何にせよ楽しみなことに変わりはない……)

ガチャ

浜面「お、来た来た! 待ってたぜマイハニー……」

麦野「……」

浜面「ターミネータ……、ぶぎゃうっ!?」

麦野「滝壺たちなら後からちゃんとくるわよ」

浜面「お、おう……」フラフラ

麦野「ちなみに滝壺のコスプレ、あんたの大好きなウサギさんだから元気出しなさい」

浜面「マジで!?」

ガチャ

「お待たせ」

浜面「今度こそ待ってたぜ! マイハニー……」

ウサギ着ぐるみ「はまづら、トリックオアトリート」モコモコ

浜面「だと思った!!」

浜面「でも可愛いからいい!!」

打ち止め「トリックオアトリートー!! お菓子くれないとイタズラするぞー、ってミサカはミサカはお化けの仮装で驚かしてみたり」

一方通行「あァ? なンの真似だそりゃ」

打ち止め「ハロウィンだよ、ってミサカはミサカはあなたがお菓子をくれるのを期待して手を差し出してみたり」

一方通行「くだらねェイベントに振り回されやがって」

打ち止め「くだらなくなんかないもん! ってミサカはミサカは頬っぺたを膨らませてみる」

一方通行「……ったく。ほらよ」

打ち止め「わあぁぁ! ゲコ太のお菓子だぁ! ってミサカはミサカは歓喜のあまりヨミカワとヨシカワにも見せに行くー!」

一方通行「……たかが菓子一つで騒ぎやがって」

番外個体「そのたかがお菓子をどうして持ってるのかな親御さん」

一方通行「……何が言いてェ」

番外個体「ツンデレ乙」

番外個体「ねーねー、ミサカには何かないの?」

一方通行「オレがお前の喜ぶことすると思ってンのか?」

番外個体「つまりあなたはトリートじゃなくてトリックされる方を選ぶと? やったぜイタズラし放題じゃん!」

一方通行「そォ言うと思ってオマエにもちゃンと用意してンだよ」

一方通行「オマエの考えることくらい予測できるンだっつーの。残念だったな」

番外個体「…………う、うん。残念」

クウェンサー「なあヘイヴィア。ハロウィンって知ってるか?」

ヘイヴィア「あー? お菓子くれなきゃイタズラするぞー、ってやつのことか?」

クウェンサー「それそれやっぱ知ってるか」

ヘイヴィア「そりゃな。つーかでっかい消しゴムみたいなレーションしか食い物がないのにそんな話持ち出すなよ、恋しくなるだろ」

クウェンサー「……その通りだ。今この場所にはお菓子なんて嗜好品あるわけない」

クウェンサー「トリック・オア・トリート」

ヘイヴィア「?」

クウェンサー「お菓子がないならイタズラするぞ」

ヘイヴィア「お前、まさか……っ!」

クウェンサー「わかったみたいだなヘイヴィア」

クウェンサー「……そう。お菓子がないならどんなイタズラをされたって、それは仕方ないことなんだ……っ!」

クウェンサー「あの和風被れの爆乳教官殿だってお菓子なんて持ち合わせてるはずがない!」

ヘイヴィア「ってことは今なら何しても祭のノリで許される……っ?」

クウェンサー「………」フッ
ヘイヴィア「………」ハッ

「「そうと決まれば行くしかねえな!!」」



クウェンサー「」ボロボロ
ヘイヴィア「」ボロボロ

フローレイティア「ふんっ」

クウェンサー「お姫様にトリックオアトリートって言ったらどうなるのかな」

ヘイヴィア「イタズラ目的でか?」

クウェンサー「それ以外ないだろ? せっかくのハロウィンだぜ?」

ヘイヴィア「さぁ、どうだろうな。まあ俺はパスするけど」

クウェンサー「なんで? お姫様って意外と胸あるんだよ」

ヘイヴィア「そうじゃねえよ馬鹿。とにかく俺はパスだ。行くなら一人で行ってこい」

クウェンサー「つれないなヘイヴィア。俺一人でお姫様とにゃんにゃんしてきても文句言うなよ」

ヘイヴィア「へっ。健闘を祈ってる」




クウェンサー「ベイビーマグナムの中にあるからってお菓子いっぱい貰った!」

ヘイヴィア「目的変わってんじゃねえか」

白き女王「トリックオアトリートですわ。あ・に・う・え」ニコッ

恭介「夢だと言ってくれ……」

白き女王「それはわたくしと夢の中でも逢瀬を望んでいると解釈しても?」

恭介「曲解した解釈どうもありがとう。それで僕に会いに来た理由は?」

白き女王「好きな殿方に会うのに理由が必要で?」

恭介「あなたの場合理由でなく犠牲が必要になるから困るんだよ」

白き女王「わたくしとあにうえのためになると知ればその犠牲とやらも本望でしょう」

恭介「あくまで自己中心的な考えで」

白き女王「それはお互い様かと」

恭介「……それで? 本当は何の目的で?」

白き女王「せっかくですからあにうえから何か甘美なプレゼントでも頂こうかと」

白き女王「ですけど、あにうえの困った顔を見れただけでもう十分ですわ」

恭介「……まさか本当にそれだけのために僕のもとへ?」

白き女王「ハロウィンのイタズラというのはこういうものでしょう?」クスクス

恭介「………ふぅん」

白き女王「それでは失礼しますわ、あにうえ。次にお会いするのはクリスマスになりましょうか」

恭介「まさかイベントの度に現れる気じゃないだろうな!?」

座敷童「トリックオアトリート」

忍「着物はだけさせながら何ふざけたこと言ってんだこのグータラ妖怪は」

座敷童「せっかくのイベント事なんだから乗っからない手はないでしょう?」

忍「そういうのって子供がやるからこそであってお前みたいな色気満載な格好の奴がやるとどう考えてもピンク色のイベントになるような……」

座敷童「それなら問題ないわね。私、死んだ子供の霊の集合体なわけだし」

座敷童「というかすぐにそういう方面に考えが及ぶってどうなのかしら? 思考が単純で経験がないことまるわかりなようだけど? ねえチェリーボーイの忍」

忍「どどど、童貞ちゃうわ!」

座敷童「わかりやすい反応ありがとう。流石は3月3日の女の子の日を盛大に勘違いしてただけはあるわね」

忍「話を創作すんな。そんな事実は存在しねえよ」

座敷童「童貞なのは事実でしょ」

忍「的確に心を抉ってくるなお前は!」

座敷童「それと使いもしないゴムなんて買って財布に入れてても傷めてダメにするだけよ?」

忍「もうやめてえぇぇぇ!!」

猫又「ちょーっと、イタズラが過ぎたんじゃないかい?」

座敷童「だって、忍ったら可愛いんだもの。ふふふ」

艶美「トリックオアトリート」

隼「休日の朝っぱらからわざわざそれ言うために人の家まで押しかけてきたのか、中学生」

艶美「せっかくのハロウィンだからね刑事さん」

隼「また水着みたいな格好して」

艶美「ハロウィン用のコスプレですー」

艶美「そんなことより何をくれるのかな刑事さん?」

隼「……ここに遊園地のチケットが2枚ある。こいつで我慢しろ」

艶美「刑事さん……っ!」パアァァ

隼「来年は付き合わないからな中学生」

艶美「刑事さああぁぁん!」

舞「やっほーすねこすり! お菓子あげるからイタズラさせろー!」

すねこすり「ハロウィンの前提が覆されていますが!?」

舞「なんだい、まさか私にイタズラしたいと? 意外と肉食系だねうりうりうりー」

すねこすり「そんなこと一言も言ってません! というか撫で回さないでー!?」

舞「あっはははー、可愛いなー。食べちゃいたいくらい可愛いなあ!」

すねこすり「あなたが言うと冗談に聞こえません!?」

渚「トリックオアトリート……?」

渚「あぁうん。キャラメルあげる」

舞「ハロウィンのコスプレでフランケンシュタイン? 歳考えろよあんた」

病魔の使役者「……お前に言われたくない」

サキュバス「ハロウィンですよ! ご主人様!!」

忍「お菓子ならちゃんと用意してるから背中に抱きつくな」

古椿(大)「……ん」

忍「はいはい心配しなくてもお前の分もあるから袖引っ張んなって」

古椿(小)「なんで私のお菓子はコイツより少ないんだ! アレか!? やっぱり大きいからか!?」

忍「ええい、足にまとわりつくなっ。ちゃんと公平にしてるって」

忍「ハロウィンだからってイタズラだのお菓子だので、あんまりじゃれつかれたらこっちの体力が持たねえよ」

雪女、猫又、青行灯、油取り「………」

忍「………」

雪女、猫又、青行灯、油取り「トリックオアトリート」

忍「じゃれつかれたらこっちの体力が持たねえってのによお!? この致命誘発体どもめ!」

東川「なんだよ安西その両手いっぱいよ菓子類は」

安西「いやあハロウィンだからってこずえ達にいっぱい貰った」

東川「ハロウィンって菓子配るイベントじゃなかっただろ」

東川「つーか何一人だけ充実した大学生活送ってんだ不条理だろうが羨ま死ね」

安西「悪いね俺だけ勝ち馬に乗っちゃって。ていうか東川も女の子とか興味あったんだ」

東川「そりゃ人並みにはな」

可憐「大丈夫ですよ東川さん。貴方には私がついてますから」

東川「はは、それは嬉しいこと言ってくれる人がいたもん……」

東川安西「「うわあぁぁぁぁっ!!?」」

安西「なんでお前が!?」

東川「あの時死んだはずだろ!?」

可憐「お約束どうもありがとうございます」

可憐「いやーハロウィンって日本で言うところの『お盆』じゃないですか? つまり地獄の底からお祭り気分でカムバック! みたいなー?」

東川「そんな不条理許されるのか!?」

可憐「許されるから私がここにいるんでしょう?」

東川「クッソ……っ! 安西こうなったら二人で協力して逃げ切るしか……っ!」

安西「っ!」

東川「無言の全力ダッシュ!? この野郎抜け駆けしやがって!」

安西「こういう不条理は、対応できる奴に任せるもんだ!」

東川「この薄情者……っ」

可憐「それではせっかくのハロウィンですのでそれにちなんだ簡単なゲームでも始めましょうかあぁぁぁ!」

東川「このクソッタレえぇぇぇ!!」

少年「ヴァルトラウテー、『はろうぃーん』ってなーに?」

ヴァルトラウテ「確か人間界ミズガルズの行事で秋の収穫祭と悪霊退治を担うものであったと思うぞ」

少年「じゃあ『とりっくおあとりーと』は?」

ヴァルトラウテ「ハロウィーンの際に語る呪文のようなものだと記憶しているが」

少年「どういう意味なの?」

フレイヤ「そこは愛と欲望の女神フレイヤちゃんがトリック(意味深)からトリート(意味深)まで手取り足取り教えてあげよーう!」

ヴァルトラウテ「人の旦那に手を出すでないぞこの雌豚め!」

ロキ「なら俺が正真正銘のトリックとはなんたるかを指南してやろう」

ヴァルトラウテ「すっこんでろこの悪神! 我が旦那に貴様の悪事の片棒担がせてたまるか!」

フレイヤ「私の彼に手を出すな発言いただきましたー!」

ヴァルトラウテ「い、今のは言葉のあやというやつぞ!」

ヘル「へいへいへーい! 氷菓子いっぱい持ってきてやったぜ! この冥界の女王ヘル様に感謝しなさーい!」

少年「お菓子だわーい!」

ヴァルトラウテ「貴様は貴様でなに美味しいところだけ持っていこうとしているのだ!? 滅雷の槍ぶち込むぞ! めんどくさい神どもめ!」

メアリエ「師匠ー!」

ジェーン「ハッピーハロウィーンですの!」

マリーベート「というわけでししょーもコスプレを!」

ステイル「何が『というわけ』なのかわからないけど、僕はそんなことしないよ」

メアリエ「そんなこと言わずに」

ジェーン「ししょーもこの付け耳をつけてください!」

マリーベート「絶対絶対ぜーったい! 似合いますから!」

ステイル「しないと言ったらしないんだ。君たちも浮かれてないで自分の力を磨いたらどうだ」

弟子魔女「ぶぅ……、師匠ったらつまんなーい」

ステイル「つまらなくて結構だ」




ステイル「………」

ステイル「やはり僕には似合わないな」



弟子魔女(こっそり付けるなんて、やっぱり師匠ってばかーわいいっ)

レディリー「お菓子くれないとイタズラするわよ」

シャットアウラ「やれるものならやってみろ」

アリサ「はいはい喧嘩しないの二人とも。それにしてもレディリーちゃんハロウィンのコスプレ似合うね」

レディリー「ありがと」

シャットアウラ「もともとコスプレみたいな格好しているくせに」

レディリー「あれはコスプレじゃなくて、ゴスロリよ」

レディリー「貴女だって普段から不審者のコスプレしてるじゃない」

シャットアウラ「あれは私の私服だ!!」

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