静「君の目はあれだな、腐った魚のようだな」

八幡「そこまで酷くないですよ。精々、死にかけの魚程度です」

静「変わらないじゃないか」

八幡「変わりますよ」

静「比企谷。もう一度聞く。この舐めた作文はなんだ？言い訳くらいは聞いてやる」

八幡「わ、私はちゃんと高校生活を振り返ってますよ？近頃の高校生はらいたいこんな感じじゃないでしゅか！だいたい合ってますよ！」

静「普通こういうのは自分の生活を省みるものだろ」

八幡「だったらそう前置きしておいてください。そしたらその通り書きますよ。これは先生のミスであって私は一切悪くありません」

静「小娘、屁理屈を言うな」

八幡「小娘って……。確かに先生の年齢からしたら私は小娘ですけ、どっ！？」

静「次は当てるぞ」

八幡「ひぅ……うっ、うぅ、ひっく」

静「え？ちょっ！なにも泣くことないじゃないか。冗談に決まってるだろ。私は死んでも女は殴らん！」

八幡「あ、あなたはっ、どこのっ……黒足コックでしゅか……うぅ」

静「はぁ……ほら、これで涙を拭きたまえ」

八幡「……ありがとうございます」

静「君は部活はやってなかったよな？」

八幡「はい」

静「……友達とかはいるか？」

八幡「……と、友達ならともちゃんがいます」

静「なに！いるのか！」

八幡「ちょっと、その反応は失礼すぎません？」

静「あぁ、すまない。それでそのともちゃんとはどこの組の生徒なんだ？」

八幡「え？そ、それは……」

静「君のクラスにはともが付く子はいなかったよな？」

八幡「……」

静「ん？どうした？」

八幡「ごめんなさい。やっぱり、友達はいませんでした」

静「え？」

八幡「……忘れてください」

静「そ、そうか？なら、次の質問に移らせてもらおうか」

八幡「そうしてください」

静「……彼氏とかいるのか？」

八幡「いないですし、いりません。男なんてヤることだけしか頭にないゴミですから」

静「いや、それはちょっと言い過ぎじゃないか？中には純粋なやつもいるぞ？」

八幡「いません！それは先生の見る目がないだけです」

静「ぐふっ！」

八幡「特にこの年頃の男は一に性欲、二に性欲、三、四、五、六全部性欲の化け物なんです！」

八幡「信じた先から裏切るこの世の屑です！」

静「わ、わかったから落ち着きたまえ」

八幡「……すみません」

静「ふむ」

八幡「……」

静「よし、こうしよう。レポートは書き直せ」

八幡「はい」

静「だが、君の心無い言葉や態度で私の心を傷つけたことは確かだ。女の君なら分かるだろ？女性に年齢の話や男を見る目がどうとか言ってはダメだ。なので、君には奉仕活動を命じる。罪には罰を与えないとな」

八幡「何するんですか？」

静「ついてきたまえ」

八幡「はぁ……帰りたいよぉ」

静「おい、早くしろ」

八幡「あい」

八幡「何処まで行くんですか？」

静「もう少しだ」

八幡「……」

静「着いたぞ」

八幡「何も書かれていないですけど」

静「入ればわかるさ。失礼するぞ」

雪乃「平塚先生。入るときにはノックを、とお願いしていたはずですが」

静「ノックをしても君は返事をした試しがないじゃないか」

雪乃「それは先生が返事をする間もなく入って来るからです」

静「そうだったかな」

雪乃「はぁ……それで、比企谷さんがどうかしたんですか？」

八幡「え？私のこと知ってるの？」

雪乃「ええ」

静「彼女は入部希望者だ」

八幡「え？入部ってなんですか。聞いてませんよ」

静「言っただろ。君には奉仕活動を命じると」

八幡「それは先生の手伝いとか掃除とかやるんじゃないんですか？」

静「いいや違う。君にはペナルティとしてここでの部活動を命じる。異論反論抗議質問口応えは認めない。しばらく頭を冷やせ。反省しろ」

八幡「えー。むちゃくちゃでしょ」

静「というわけで、見ればわかると思うが彼女はなかなか根性が腐っている。そのせいでいつも孤独な憐れむべき奴だ」

八幡「そんなこと言う先生のほうが根性が腐ってると思いますが？」

静「はぁ……人との付き合い方を学ばせてやれば少しはまともになるだろう。こいつをおいてやってくれるか。彼女の捻くれた孤独体質の更生が私の依頼だ」

八幡「大きなお世話です」

雪乃「それなら、先生が殴るなり蹴るなりして躾ればいいと思いますが」

八幡「こわっ、何この子。発想が怖すぎるんですけど」

静「私だってできることならそうしたいが最近は小うるさくてな。肉体への暴力は許されていないんだ」

八幡「さっきの女は殴らん発言はどこ言ったんですか。てか、心への暴力も許されてないですからね。そこのところ分かってます？私、気になります」

八幡の容姿は三日月夜空ということでお願いします。


仕事に戻ります。

三日月夜空はあくまでも容姿のイメージということでお願いします。

雪乃「分かりました。その依頼受けましょう」

静「そうか。なら、後のことは頼む」

八幡「えっ、ちょっと……行っちゃった」

雪乃「……そんなところで立っていないで座ったら？」

八幡「え、あ、はい。すいません」

雪乃「……」

八幡「……」

雪乃「何か？」

八幡「ああ。ごめん。どうしたものかと思って」

雪乃「何が？」

八幡「いや、だってわけわかんない説明しかなくここへ連れてこりたからさ」

雪乃「……そうね。ではゲームをしましょう」

八幡「ゲーム？」

雪乃「そう。ここが何部か当てるゲーム。さて、ここは何部でしょう？」

八幡「……ふむ」

雪乃「……」

八幡「他に部員っていないの？」

雪乃「いないわ」

八幡「それって部活なの？」

雪乃「まぁ、平塚先生が部活だと言っているのだしそうじゃないかしら？それに今はそんなことはどうでもいいでしょう？」

八幡「そうだな。……ふむふむ」

雪乃「……」

八幡「文芸部かな？」

雪乃「へぇ…。その心は？」

八幡「特殊な環境、特別な機器を必要とせず、人数がいなくても廃部にならない。つまり、部費なんて必要としない部活だ。加えて、あなたは本を読んでいた。答えは最初から示されてたのさ」

八幡「(決まった)」

雪乃「はずれ」

八幡「くっ……」

八幡「(思いっきりどや顔したのに外すとか恥ずかしい、死にたい、消えてなくなりたい)」

雪乃「ふふ、残念だったわね。では最大のヒント。私がここでしていることが部活内容よ」

八幡「オカルト研究会っ！」

雪乃「部って言ったんだけど」

八幡「オ、オカルト研究部！」

雪乃「はずれ。……はっ、幽霊だなんて馬鹿馬鹿しい。そんなのいないわ」

八幡「……降参。全然わかんない」

雪乃「持つ者が持たざる者に慈悲の心をもってこれを与える。人はそれをボランティアと呼ぶの。途上国にはODAを、ホームレスには炊き出しを、孤独な憐れむべき人には話し相手を。困っている人に救いの手を差し伸べる。それがこの部の活動よ」

雪乃「ようこそ、奉仕部へ。歓迎するわ」

八幡「とても歓迎されてるようには聞こえないんですけど」

雪乃「平塚先生曰く、優れた人間は憐れな者を救う義務がある、のだそうよ。頼まれた以上、責任は果たすわ。あなたの問題を矯正してあげる。感謝しなさい」

八幡「……ムカつく」

八幡「……私はね、自分で言うのもあれだけど、そこそこ優秀なんだよ？実力テスト文系コース国語学年三位！顔だっていいし！友達がいないことと数学の点数が一桁なことを除けば基本高スペックなんだぞ！」

雪乃「最後に致命的な欠陥が聞こえたのだけれど……。そんなことを自信満々に言えるなんてある意味すごいわね……。変な人。もはや気持ち悪いわ」

八幡「うるさい。あんたに言われたくないから、変な人」

雪乃「ふうん。私が見たところによると、どうやらあなたが独りぼっちなのってその腐った根性や捻くれた感性が原因みたいね」

八幡「ふん」

雪乃「まずは居た堪れない立場のあなたに居場所を作ってあげましょう。知ってる？居場所があるだけで、星となって燃え尽きるような悲惨な最期を迎えずに済むのよ」

八幡「『よだかの星』か。マニアック過ぎでしょ」

雪乃「……意外ね。宮沢賢治なんて読まないと思ってたわ」

八幡「これでも文学少女を自負しているからな」

雪乃「そう。別に興味ないわ」

八幡「ムカつく。ホント、ムカつく」

雪乃「さて、これで人との会話のシミュレーションは完了ね。私という優秀な人と会話できたのだから、たいていの人間とは会話できるはずよ」

八幡「ああそうだな。お前みたいな嫌な女と会話したらたいていの人間とは普通に会話できるだろうね」

雪乃「……あなた、本当に捻くれてるわね。捻くれすぎて体が避けてしまうのではないかしら」

八幡「ご心配どうも。でも、私体柔らかいから安心していいよ」

雪乃「はぁ……これは重症ね」

由比ヶ浜「あひぃ？ここがぁ奉仕部でやんすか？」

八幡「げげ!由比ヶ浜さん」

雪乃「あれが、気のせいじゃなければ糞尿を垂れ流してるわね」

八幡「今はゲロは撒き散らしてないだけましよ・・・」

由比ヶ浜「おぴゅゅひっきぃでふね？おひょひょ」

雪乃「汚い」

八幡「入学式の日に車に引かれてからこうなったそうよ」　

雪乃「え？それじゃぁこれは私の・・・」

八幡「以前は暴力やら恐喝もしてたみたいだから引かれてよかったわ」


由比ヶ浜「おひぃーーー」

静「雪ノ下。邪魔するぞ」

雪乃「ノックを……」

静「悪い悪い。まぁ気にせず続けてくれ。様子を見に寄っただけなのでな」

静「仲が良さそうで結構なことだ」

八幡「どこをどう見たらそういう結論になるんですか」

静「比企谷もこの調子で捻くれた根性の更生と腐った目の矯正に勤めたまえ。私は戻る。君たちも下校時刻までには帰りたまえ」

八幡「ちょっとまってください」

静「ん？なんだね」

八幡「なんですか更生って。私が非行少女みたいじゃないですか。だいたいここ、なんなんですか」

静「雪ノ下から聞いていないか。この部の目的は事故変革を促し、悩みを解決することだ」

静「私が改革が必要だと判断した生徒をここへ導くとこにしている。精神と時の部屋だと思ってもらえればいい。それとも少女革命ウテナといったほうがわかりやすいか？」

八幡「わかりにくいし。例えで年齢がばれますよ……」

静「何か言ったか？」

八幡「……なんでもないでしゅ」

静「どうやら比企谷の更生にはてこずっているようだな」

雪乃「本人が問題を自覚していないせいです」

八幡「あの……さっきから私の更生がどうとか好き勝手盛り上がってますけど、別に求めてないんですけど」

静「ふむ？」

雪乃「何を言っているの？あなたは変わらないと社会的にまずいレベルよ？」

八幡「それはむしろお前の方だろ。私は至って正常だ」

雪乃「傍から見ているとあなたの人間性は普通の人に比べて著しく劣っているとおもうけれど。そんな自分を変えたいと思わないの？向上心が皆無なのかしら」

八幡「そうじゃない。よく知りもしない奴にどうこう言われたくないだけだ。それに人に言われて簡単に変わるようなものは本物じゃない」

雪乃「あなたのそれはただの逃げよ。変わらなければ前には進めないわ」

八幡「逃げの何が悪いのさ。逃げたっていいじゃん。人はそんなに強くないんだから立ち向かってばかりいたら死んでしまう。時には逃げることも重要だ。それに変わることだって自身の現状から逃げるてるでしょ？何故、そこまで変わる事に執着するのかが分からない」

雪乃「……それじゃあ悩みは解決しないし、誰も救われないじゃない」

八幡「待って誰か来たみたいよ」

雪乃「え？」

結衣「ぷっぎゃぁwww」

雪乃「あ、あれは由比ヶ浜さん施設にいたはずじゃ？」

八幡「逃げ出してきた？全裸だし身体中血まみれ・・・」

結衣「お？お？おおおwww」

結衣「ｹﾞｯﾎゴッホんんんｹﾞﾛｹﾞﾛｹﾞﾛ」

雪乃「むせたのね」

八幡「うっわゲロ吐いたわ」

結衣「ひっぴーやん？久しぶりでおまんがな」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾊﾛｰﾕｰﾁｭｰﾌﾞ

雪乃「なんてこと!窓を割り始めたわ」

八幡「自分の腕をブンブン降ってるから血だらけよ・・・それでもお構いなしに窓を・・・机を」

平塚「くっ二人とも無事か？やはりここに逃げてきてたか」

結衣「うぴー？おひょ」

雪乃「あれを・・・あの事故が作り出したと言うの？」

八幡「やはりあの車に乗ってたのね・・・大丈夫よ。彼女はもともとああなの。パジャマで犬のぬいぐるみを引きずり回してた変な子よ」

結衣「ゆにぼん!ひっぴー」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾊﾛｰﾕｰﾁｭｰﾌﾞ

平塚「あがぁ!・・・」ﾊﾞﾀﾝ
　
雪乃「あ、平塚先生が頭かちわられたわ」

八幡「即[ﾋﾟｰｰｰ]」

結衣「ずっお一緒やようひょふふふ」

八幡(雪ノ下の腹が破られた直後次は私の目が取り出された・・・その後の記憶はない)

八幡「……それ」

静「二人とも落ち着きたまえ」

八幡「……むう」

静「面白いことになってきたな。私はこういう展開が大好きなんだ。ジャンプっぽくていいじゃないか」

雪乃「ジャンプ？」

八幡「漫画雑誌のことだ」

雪乃「そう」

静「古来よりお互いの正義がぶつかったときは勝負で雌雄を決するのが少年マンガの習わしだ」

八幡「いや、何言ってんのこの人……」

静「それではこうしよう。これから君たちの下に悩める子羊を導く。彼らを君たちなりに救ってみたまえ。どちらが人に奉仕できるか！？ガンダムファイト・レディー・ゴー！！」

雪乃「嫌です。年がいもなくはしゃぐのはやめてください。ひどくみっともないです」

静「と、とにかくっ！勝負しろと言ったら勝負しろ。君たちに拒否権はない」

八幡「なんて教師だ……」

静「そのかわりメリットを用意しよう。勝ったほうが負けたほうになんでも命令できる、というのはどうだ？」

雪乃「比企谷さんが相手だと身の危険を感じるのでお断りします」

八幡「へ、偏見だっ！私は別に酷い命令なんてしない！雪ノ下のことを私の専属メイドにしようなんて考えてない！メイド服を着させてご主人様呼びさせようなんてこれっぽっちも考えてないもん！勘違いしないでよねっ！」

雪乃「……」

静「……比企谷」

八幡「ぐぅ……」

雪乃「やはり、お断りします」

静「さしもの雪ノ下雪乃といえど恐れるものがあるか……。そんなに勝つ自信がないかね？」

雪乃「……いいでしょう。その安い挑発に乗るのは少しばかり癪ですが、受けましょう」

八幡「単純なやつ」

雪乃「何か？」

八幡「いえ、何も」

静「決まりだな」

八幡「あれ？私の意思は……」

静「ん？君は雪ノ下のことをメイドにするんじゃなかったのか？」

八幡「それは冗談で言ったんであって本気じゃないですよ」

静「そうか、だが拒否権はないと言ったはずだ。大人しく雪ノ下を自分専用のメイドにすることを考えてなさい」

八幡「……はい」

雪乃「私は負けません」

静「勝負の裁定は私が下す。基準はもちろん私の独断と偏見だ。あまり意識せず、適当に……適切に妥当に頑張りたまえ。では私は失礼する」

雪乃「私達も帰りましょうか」

八幡「え？あぁ……うん」

雪乃「鍵は私が返しておくからあなたはそのまま帰ってかまわないわ」

八幡「わかった」

雪乃「お疲れさま」

八幡「お疲れさま」

次の日


静「比企谷。部活の時間だ」

八幡「すみません。今日は友達と約束があるので部活は休みます。それではさようなら」

静「君に友達はいないだろ」

八幡「うっ」

静「ほら、行くぞ」

八幡「わわ」

静「まったく、手のかかる奴だ」

八幡「分かりました。ちゃんと行きますから離してください。恥ずかしいです」

静「これは部活をサボろうとした罰だ」

八幡「そんなぁ……」

静「これにこりたら明日からはちゃんと部活に出るんだな」

八幡「うぅ、みんなに見られてるだけでも辛いのに先生の無駄に大きい胸が当たってさらに辛い」

静「何が辛いんだね？君だって特別大きくはないにしても標準サイズはあるだろう」

八幡「大きい人には、この気持ちが分からないんです」

静「そうなのか？」

八幡「そうですよ。私は自分の大きさに満足してないんですから」

静「大きければいいわけでもないだろ。肩は凝るし、夏は蒸れるし、下着選びは大変だしで良いことだけじゃないぞ」

八幡「むぅ。それでも羨ましいです」

静「なら、大きくなるよう頑張ることだな」

八幡「やってますよ。でも大きくならないんです」

静「続けていたらいつか成果がでるさ。継続は力なり」

八幡「頑張ります」

静「っと話していたら部室についたな。私は戻るが君はちゃんと部活に励むようにいいな？」

八幡「はい」

静「うむ、いい返事だ。では」

八幡「はぁ……入るか」

八幡「こんにちは」

雪乃「……」

八幡「えっ、無視なの？普通に傷ついたんですけど」

雪乃「ごめんなさい。一瞬ゾンビが入ってきたのかと驚いて応えれなかったわ」

八幡「ゾンビ言うな、私が腐ってるのは目と根性だけだ」

雪乃「自覚してたのね」

八幡「妹によく言われてるから」

雪乃「そう。こんな姉を持ってあなたの妹さんも可哀想ね」

八幡「自分で言うのもあれだけど私は凄くいいお姉ちゃんなんだからな？」

雪乃「本当にあれね。とても信じられないわ」

八幡「ふん、言ってろ。私ほどいいお姉ちゃんなんてそうそういないからな」

雪乃「もしそれが本当なら羨ましいわ」

八幡「……は？」

雪乃「なんでもないわ。忘れて」

八幡「ん？まぁ、いいや。っで依頼人がくるまでは何してればいいの？」

雪乃「特に何も、自由にしていて構わないわ」

八幡「そうですか。なら好きにさせてもらいます」

雪乃「……」

八幡「……あれ？おっかしいなぁ……確かに入れといたはずなんだけど」

雪乃「……」

八幡「教室に忘れてきたのかな……ない」

雪乃「……」

雪乃「……」

八幡「はぁ……めんど」

雪乃「はぁ、何をごちゃごちゃ言ってるの？うるさいわよ」

八幡「悪かったな。教室に本を忘れてきちゃったんだよ」

雪乃「なぜ、そんなことをわざわざ声に出すのかしら」

八幡「う、うるしゃい。ボッチだから独り言が癖になっちゃったんだよ」

雪乃「そう、可哀想に」

八幡「くぅ、この……そう言うお前は友達いんの？」