八幡「俺ガイルFPS?」 (6)

目を覚ますと俺は見知らぬビルの中にいた。そのビルは亀裂や砂ぼこりやらで使われていないことは明白だった 
木製の家具や古びたベットなどはあるが現代的な機械類は全くない


八幡「状況が全くわからん・・・夢か?まぁそうだろうな」

こんな突拍子もないことは夢以外あり得ない。まぁ夢ならどうとでもなるが、とりあえず状況を把握するために屋上に行ってみるか 
屋上から見渡せば少しはこの夢が何かわかるかも知れんしな

歩き出すと腰に違和感があったので確認してみると、何とそこにはハンドガンがあるではないか!

八幡「は?」

いやなんだこれ・・・桃太郎の初登場風に驚いてしまったが、俺は夢だと言うこともあり軽い気持ちで引き金を引いた

八幡「ふっ・・・」カチッカチッ

八幡「弾がないのか?いやこれって確か」ガチャガチャ

八幡「おら」バン 

で、出やがった・・・しかも本物かよ!
脱臼とかはしなかったようだ・・・よかったーふざけた構えで撃たなくて
しかし衝撃でよろけてしまったみたいだな・・・まぁ次は普通に撃てそうだ
だがこれ以上撃つ必要は特にないため
俺は急いで屋上へ向かった。
あの衝撃が夢とはとても思えなかったのだ
これは本当に夢なのか?軽い気持ちはとうに消え失せ、俺は焦りと不安を抱えながら階段をのぼった


屋上につくと強い風と共に砂ぼこりが目に入ってきた。これ以上目に入られると困るので少し頭を下に向けたその瞬間

バンと銃声が聞こえた

それもかなり近く・・・前を見ると少し離れた位置に玉縄がいた。知り合いがいたことで少し気が緩んだ・・・がその手を見たとき俺の気の緩みは一瞬で消えた
その手には俺と同じハンドガンが握られていた。とっさに物陰に隠れた。まさかさっきのは・・・

急な展開に心臓がバクバクいっている
冷や汗が止まらない

玉縄「まさか君に会えるとはね・・・運のいい奴だな避けるなんて。まぁ発砲になれてないことと風の影響もあるかな?次はあたるさ」

八幡「なんなんだよこれ・・・おい」

玉縄「そう焦らなくていいさ!少しブレイクタイムを挟んでみて落ち着いてはどうかな?まぁ僕が与えるのは永遠のブレイクタイムだけどね」

八幡「頼む教えてくれ!ここはどこだ?これは何なんだ!」

玉縄「何も知らないのかい?フハハハ!おいおい少しは自分でイマジネーションして見ろよ!あの時・・・見たいにさぁぁぁぁ!」ダダダ

わけがわからなかったが、ただ一つだけ理解できたことがある

このままでは俺は殺されてしまう

それだけは理解できた
 





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依頼出してきます
FPSなんてほとんどやったことないんで
RPGの作者さんは凄いですね
文字量や表現力
ネタ
尊敬します

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