メグ「いきなり出てきてゴーメーンwww」チノ「まことにすいまメーンwww」 (22)

※ご注文はうさぎですか?短編
※2期3羽のネタバレあり

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~体育の時間~

マヤ「創作ダンスの曲も振付けも決まってないの、うちらのチームだけだよ!」

チノ「実は……父が持ってたCDを持ってきてまして」

マヤ「本当? どれどれ~」

カチッ

デデデン♪デデデン♪デデデン♪デデデン♪
デデデン♪デデデン♪デデデン♪デデデン♪

ズンチャ♪ズンチャ♪ズンチャ♪ズンチャ♪
ズンチャ♪ズンチャ♪ズンチャ♪ズンチャ♪


マヤ「へぇ~良い感じじゃん!」

マヤ「でもどっかで聴いたことあるような……」

チノ「あれ? クラシックを持ってきたつもりだったのですが……間違えたのでしょうか」

メグ(こ、この曲は……)

ズンチャ♪ズンチャ♪ズンチャ♪ズンチャ♪
ズンチャ♪ズンチャ♪ズンチャ♪ズンチャ♪


メグ「体が勝手にー!」

マヤ「ああ、そうだこれって……」

マヤ「 小 島 よ し お の曲じゃん!」


メグ「アソーレ!wwwアソーレ!www」

メグ「アソーレwwwソーレwwwソーレwwwソーレwww」

メグ「『おおきくなったね』とwwwおばあちゃんに言われたよwww」

メグ「『今小4だったかのう?』wwwwww」

メグ「でもそんなの関係ねぇwwwwwあーそんなの関係ねぇwwwww」

メグ「スポブラさえも、ブカブカです」

メグ「でもそんなの関係ねぇwwwwwあーそんなの関係ねぇwwwww」

メグ「ハイっ! オッパッピー!wwww」


チノ「!?」

チノ「こ、この曲に魔法の力が……?」

マヤ「あーメグはねー、お母さんがお笑い芸人だから昔習ってたんだ」

メグ「ヤッチャッター!////」カアア

チノ「なるほど……体に染みついてるわけですね」

マヤ「私もやってたよ! 続かなかったけど……」

チノ「!!」 

チノ(私がお笑いをやっていたら、この課題はクリアできていた……?)ガーン

チノ「あの、今からメグさんのうちで習うのは大変なのでしょうか……?」

メグ「うちで?」

マヤ「お笑いを混ぜた創作ダンスかー! 楽しそう!」

メグ「お母さん喜ぶだろうなぁ、お試しでやってみる?」

チノ「はい!」

マヤ「裏社会の人も出入りするから気を付けてね!」

チノ「はい!」

メグ「マヤちゃん!嘘教えたらダメー!」

~ラビットハウス~

チノ「『耳でっかくなっちゃった!』」

チノ「今日は仕事にボケを挟みます」

ココア「!?」

チノ「私、お笑いを始めるんです」

ティッピー「まさか、ワシの喫茶店捨てられるの!?」

チノ「あの二人に追いつくんです……!」

リゼ「ここの仕事ばっかりだったチノが、習い事なんてなー」


ココア「もしもし! ち、千夜ちゃん!?」

ココア「チノちゃんの耳が急におっきくなっちゃって……!」

ココア「ううん、変なものは食べてないはずなんだけど……!」


リゼチノ「……?」

~お笑い芸人養成学校~

メグ母「はい、そのままー」

メグ母「アン、ドゥ」

チノマヤメグ「トロワァwwwwwwwwwwww」

メグ母「アン、ドゥ」

チノマヤメグ「トロワァwwwwwwwwwwww」

メグ母「はい、そこまで! じゃあ休憩しましょう」


マヤ「くぅ~! 疲れた~」

チノ「ど、どうでしたか……?」

メグ「うん、慣れてきてるよ!」

マヤ「数日でそこまでできれば大したもんだよ!」

ココア「最近頑張ってるから差し入れだよー」

マヤ「わあ、ありがとう!」

メグ「ラビットハウスのコーヒー美味しいねー!」

マヤ「……はっ!」

マヤ「ダンスのテーマを喫茶店にするのは……!?」

メグ「こうかなー?」


メグ「ラララライwwwwwwwwラララライwwwwwwwwww」

メグ「ラララwwwwコーヒー豆を挽くエクササーイズwwww」

メグ「ワン、ツー、スリー!」

メグ「ガリガリガリガリwwwwwwガリガリガリガリwwwwww」

メグ「ガリガリガリガリwwwwwwガリガリガリガリwwwwww」

メグ「ラーイwwwwラーイwwwwラーイラーイラーイwwwwww」



チノ「なるほど……」

チノ「お客様、ご注文は?」

マヤ「オススメはありますか?」

チノ「Boss微糖です」

マヤチノ「缶コーヒーやないかーい!」カツン

マヤ「ちなみにお値段は?」

チノ「1缶550円です」

マヤチノ「値段はしっかり喫茶店かーい!」カツン

チノ「ちなみにこちらの軍艦カレーは手作りパンとセットで500円、ワンコインですよ」

マヤ「おお、それはリーズナブル!」

チノ「パンはオーダーを受けてから作り始めるので焼き立てが食べられますよ」

マヤチノ「何時間かかるんやーい!」カツン

チノ「それと表示価格は税別なのでお気をつけください」

マヤチノ「ワンコインやないやないかーい!」カツン


ココア「一発屋芸人かな?」

リゼ「チマメ隊、今日は私が差し入れだぞー!」


ココア「どーん!」グイー

メグ母「もっとタイツを伸ばしてー!」

リゼ「ココア!?」



千夜「ココアちゃんに見学に誘われたのよー」

シャロ「しょうがないわね……お笑いにはちょっと興味あるし」

千夜「失礼しまーす!」


リゼ「ぐや゛じい゛です!」ムキー

メグ母「もっと顔をくしゃっとー!」

シャロ「リゼ先輩!?」

シャロ「今日はコーヒーの力を借りて、普段は言えない憧れのセリフを叫んでみたいと思います」

シャロ「……」ゴクゴク

シャロ「今日は遊びにご一緒できませんの、財布に5万円しか入っておりませんわ」

シャロ「言って゛み゛て゛ええええええ!」

シャロ「今日のランチは節約して、1000円で収めましたわ」

シャロ「言って゛み゛て゛ええええええ!」



シャロ「上品さを保ちながら、慎ましやかな家計で生きていく術を勉強しましょう」

シャロ「お腹がグー!」

シャロ「フィッシングー!」

シャロ「捕りたてザリガニクッキングー!」

シャロ「空き地でグー!」

シャロ「ハンティングー!」

シャロ「ミミズを掘り当てハンバーグー!」

シャロ「あぁ!グーググーググー!グーグーググーグ!」

シャロ「グーググーググーグー!コォー!」


チノ「す、すでに私より上手い……!」

マヤ「こっちの先輩もいいとこ見せてよー!」

千夜「合点承知の助よ!」

ココア「千夜ちゃん、アレをやろう!」

千夜「アレ……?」

ココア「アレだよアレ!」

千夜「えーと……」

ココア「えっ! 本当に分からないの!?」

ココア「『ズクダンズンブングンゲーム』に決まってるよ!」

ココア「私の地元じゃみんな知ってるよ!?」

千夜「え、教えて教えて!」

ココア「分かった、行くよ……!」

ココア「はいセッツ!」

千夜「何そのポーズ!」

ココア「ツッチーツッチーツッチーツッチーツッチーツッチーツッチーツッチー」

ココア「はい! 回って回って!」グルグル

千夜「え、何々?」グルグル

ココア「ズクダンズンzンzンbn!」


チノ「言えてません!」

千夜「ちょ、た、体力の限界……」ゼーゼー

マヤ「見てられない!」

リゼ「ココアたちはこうやりたかったのか?」スッ

シャロ「!」

リゼ「ズクダンズンブングン!」

リゼ「エスポンシュンポンション!」

リゼ「エスパンスン! クスポンスン!」

リゼ「エスパンスンカンセンプン!」

シャロ「ズクダンズンブングン!」

シャロ「ノーポイポイピョンピョン!」

シャロ「ピュピュポッピン! ツンダツンダ!」

シャロ「ココロピョンピョンモフモフ!」


チノ「……す、すごい!」

リゼ「決めるぞシャロ!」

シャロ「!」

リゼ「ズクダンズン! デデドンドン!」

リゼ「武勇伝デンデデンデン!」

シャロ「レツゴー」

リゼ「電車で痴漢をしょっ引いた!」

シャロ「すごい!銃の所持で自分も補導!」

リゼシャロ「武勇伝!武勇伝!武勇伝デンデデンデン!」

シャロ「レツゴー」

リゼ「不良に絡まれ返り討ち!」

シャロ「すごい!過剰防衛でまた補導!」

リゼシャロ「武勇伝!武勇伝!武勇伝デンデデンデン!」

シャロ「ペケポン!」


マヤ「合わせ技だー!」

メグ母「リゼちゃんシャロちゃん、ぜひうちの生徒にならないかしら?」

リゼ「いや、バイトがあるので……」

シャロ「お金が……い、いや! 私もバイトが……!」

メグ「あははははは!」

メグ「もう、なにがなんだかだよー!」

マヤ「……ここであんなに楽しそうなメグ、久しぶりに見た」

チノ「そうなんですか?」

マヤ「人前でネタ披露するの恥ずかしくなって以来、辞めちゃったからさ……上がり症だし」

チノ「でも、お笑いされているメグさんは、すっごく素敵です」


メグ「ゲッツ!」

メグ「アンドターン!」


チノ「私もいつか、あんな風になれるでしょうか?」

チノ「きっと明日の創作ダンスでもメグさんは輝いて……」

マヤ「あれっ!?」

マヤ「振付け決めてなくね!?」

チノ「!!」

~創作ダンス発表会~

マヤ「はぁ~! 身体測定終わったけど、あんまり背伸びてなかったな……」

マヤ「もしかして私、このままチビのまま大人になっちゃうのかな……」

マヤ「胸も小さいし……」

メグ「……ヒュウィゴ!」

チノ「カモン!」

メグ「見た目は~wwwwwwロリロリ~wwwwww」

チノ「絶滅せよ、セロリ」

メグ「ララララーwwwwwwwwララララーwwwwwwww」

チノ「ラリルレロリータ!」

メグ「いきなり出てきてゴーメーンwwwwwwww」

チノ「まことにすいまメーンwwwwwwww」

マヤ「な、なんだこいつら!?」

メグ「ラップでーwwwwwwww幼児体型からーwwwwwwww」

チノ「抜け出そうよー!wwwwwwww」

マヤ「幼児体型とか言うな! お前らも大して変わらないだろ!」

メグ「マヤちゃんの~wwwwww身長と~wwwwww」

チノ「体重どれくらい?Say!」

マヤ「私はえーと……140センチの33キロだけど」

マヤ「なんか調べたら小5女子の平均と同じくらいなんだってさ、へこむよ……」

メグ「身長が~wwwwwwww低調~wwwwwwww」

チノ「小五ロリ、悟り」

マヤ「小五って言うな!」

メグ「まな板~wwwwwwwwロリータ~wwwwww」

チノ「完璧な絶壁」

メグチノ「イェイ!」

~ラビットハウス~

チノ「ただいまです」

ココア「おかえりチノちゃん!」

リゼ「発表会、どうだった?」

チノ「しこたま怒られました」

リゼ「だろうな」



END

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年11月11日 (水) 23:41:13   ID: vMIF8s_6

一発ネタ、ノーポイ!

2 :  SS好きの774さん   2015年11月17日 (火) 20:37:33   ID: ikMNzuAf

ネタがどれも懐かしいwwww
悔しいがとても笑わせてもらった

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