まどか「ハロウィンの支配者」 (49)


祝日はどこから来るんだろう?

そう思ったら探しに行こう

祝日の国へ

バレンタインデイ

クリスマスデイ

イースターデイ

ううん、やっぱりハロウィンデイ

ハロウィンの町、ハロウィン・タウン

この町では、恐ろしいことが普通のこと

恐怖がはびこる、ハロウィンタウン

怖くなけりゃ楽しくないさ

身の毛がよだつことばかり

怖くなけりゃ楽しくないさ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1445772149


まどか「助けを呼んだのは、あなたなの?」

キュゥべえ「うう… 助けて」

まどか「すごい怪我! いったいどうしたの?」

さやか「ちょっとまどか! どうしたのさ急に」

まどか「さやかちゃん、この子治療してあげないと」

さやか「何この生き物… とにかくいったん外に出よう」

さやか「あれ? なんだか来た時と違うような…」

まどか「なんだかさっきと様子がおかしいよ」


さやか「ま、まどかあれ」

まどか「ひっ、骸骨男?」

ジャック「お、君たちさっそく出番が来たぞ」

さやか「なんなの、あんた」

ジャック「別に怪しいものじゃないさ」

さやか「十分怪しい」

ジャック「今僕は困った問題を抱えていてね… それは… こういうことさ!」

アントニー「Ja, schneiden wir sie ab」

まどか「きゃあ!」


ジャック「駄目じゃないか、まだ観客を驚かせるには早いぞ」

アントニー「Ja, schneide sie heraus!」

まどか「ひぃ!た、助けて!」

さやか「まどか!」

バン! バン! バン!

ほむら「離れて、まどか!」

まどか「ほむらちゃん!」

さやか「転校生!」

ほむら「あなたはなんなの! なぜ使い魔を従えているの!」

ジャック「ほう! こいつらは使い魔というのか、名前といい見た目といいハロウィンにぴったしだ」


ジャック「っと、僕がなんなのかって?」

ジャック「僕はジャック・スケリントン! ハロウィンの支配者にして、カボチャの王さ」

ほむら「…あなたは使い魔で何してるの?」

ジャック「そんなことは当然…」

まどか(支配者や王っていうぐらいだから)

さやか(やっぱ侵略とかかな)

ジャック「ハロウィンの催しに使うのさ」

まどかさやか「えっ」


ジャック「今のところ攻撃性が強いが、何とか命令を聞くようにして…」

ジャック「フィンケルスタイン博士に装置を利用するのもいいな」

ジャック「何せ使い魔は大量に見つけ」

マミ「ティロ・ボレー!」

ジャック「ああっ、せっかく見つけたのに」

さやか「またコスプレ少女が」

マミ「あなたたち大丈夫? あら、どうしたのキュゥべえ! 怪我してるじゃない」

まどか「あっ、あの」

キュゥべえ「うっうぅ… まどか、さやか僕と契約して魔法少女になってよ」

さやか「し、しゃべった!」

ジャック「待てよ、使い魔ということは… 親玉がいるってことか…」

ほむら(何なのこの状況)


マミ「はい、どうぞ」

まどか「おいしそうなケーキと紅茶ですね」

さやか「めちゃうまっす、マミさん」

マミ「どうぞ暁美さんも」

ほむら「どうも」

マミ「で、なんであなたもここにいるのかしら?」

ジャック「ちょっとした好奇心さ。 ん、これはおいしい!」

ジャック「ほら、ゼロも食べてみるといい」

ゼロ「(∪・ω・)」フヨフヨ

さやか「また、なんか出てきた!」

ジャック「彼はゼロ。 僕の友達さ」

ゼロ「(>ω< ∪)ノシ」モクモク

ほむら(かわいい)


まどか「それで、契約というのは?」

マミ「2人ともこれを見て」

さやか「ほえー、きれいですね」

マミ「これはソウルジェムといってね」

キュゥべえ「契約によって生み出され、それで魔力を手にすることができるのさ」

キュゥべえ「そのかわり、魔女と戦う使命を課されることになる」

キュゥべえ「だけども、その代償として1つだけどんな願いでも叶えてあげるんだ」

さやか「魔女っていうのは?」

マミ「先ほどの使い魔を生み出し、そして使い魔が成長することで生まれる存在よ」

キュゥべえ「マミのような魔法少女が希望を振りまく存在ならば」

キュゥべえ「魔女は反対に絶望を撒き散らす存在なんだ」

ジャック「なんて素敵な存在なんだ!」

ジャック「恐怖こそ笑顔にもっとも必要なものだからね」

まどか「そんな…」


ジャック「わざわざ世界を超えたかいがあったぞゼロ、サリーの助言のおかげだ」

ほむら(違う世界からきたってこと… 何にせよ要注意ね)

さやか「願いか…」

ほむら「この契約は文字通り命懸けよ、命を懸けるに値する叶えたい願いがなければ今日のことは忘れることね」

まどか「ほむらちゃん…」

マミ「そうね、しばらく私の魔女退治に付き合うっていうのはどうかしら?」

ほむら「私は反対ね、わざわざ危険なことに一般人を巻き込むことはない」

ほむら「なんでも願いが叶うということより、叶えたい願いがないということは何よりも幸せなことと知りなさい」


さやか「でも、知っちゃったからには自分の目で見極めたいんだ」

まどか「私も…」

マミ「なら、暁美さんも手伝ってくれればいいのよ」

マミ「魔法少女が2人もいれば危険もぐっと減るし、実情を知れば後悔もなくなるわ」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「わかったわよ」

ジャック「それは、僕もついていっていいのかい?」

マミ「駄目と言ってもついてくるのでしょう?」

ジャック「もちろん!」

ほむら「いいの?」

マミ「変にほっとくと、また使い魔で悪さするかもしれないし…」

ほむら「それもそうね」


いまさらですが、このSSはまどか×ナイトメアビフォアクリスマスです


マミ「ティロフィナーレ!」

マミ「ふう、どうかしら魔法少女体験」

まどか「かっこいいです」

マミ「もう、見せ物じゃないのよ」

ほむら「命懸けということを忘れてはいけないわ」

まどか「う、うん」

さやか「それよりも…」

ジャック「最高だ!」

まどか「踊りながらなんかしゃべってるね」

ジャック「あれが魔女かい?トール・ウィッチなんかとは比べものにならないよ!」

ジャック「あれをモチーフにした山車を作って、上にコープスチャイルドらに乗ってもらおうか」

ジャック「観客は拍手喝采間違いなしだぞ、なあゼロ!」

ゼロ「(^ω^∪三∪^ω^)」

ほむら「鬱陶しいわね」


さやか「あのさ、マミさん」

マミ「どうしたの美樹さん?」

さやか「願い事って自分の為じゃないと駄目なんですか?」

まどか「え?」

さやか「例えば、困っている人がいて、その人のために願いを使うとか…」

キュゥべえ「うん、可能だよ。前例もないわけじゃないし」

マミ「でも、あまり感心できた話じゃないわね」

さやか「?」

マミ「美樹さん、あなたはその人の夢を叶えたいの? それとも夢を叶えた恩人になりたいの?」

マミ「その願い自体は悪いことではないわ」

マミ「でも、自分の望みが本当は何なのか…それがはっきりとしないうちは契約は勧められないわね」

ほむら「あなたがその人と対等の立場にいたいなら、止めることね」

さやか「うぐっ」

マミ「どちらせよ焦って決めるべきじゃないわ、相談ならいつでも受け付けるから」


まどか「マミさん、グリーフシードが!」

マミ「病院ね、わかったわ急ぎましょう」


マミ「キュゥべえ状況は?」

キュゥべえ『大丈夫すぐに孵化する様子はないよ』

マミ「よかった。もう、まったく無茶しすぎね」

まどか「マミさん、ほむらちゃんは?」

マミ「今日は一緒じゃないのよ、大丈夫美樹さんは必ず助けるわ」

まどか「そういえばジャックさんもいない」

まどか(どうしたんだろう)

マミ「でも、あの人がいないのなら余計な気を回さずにすむから好都合ね」


マミ「よっと、使い魔はこの程度にして先を急ぎましょう」

まどか「マミさんはすごいですね」

まどか「もちろんほむらちゃんもですけど」

マミ「どうしたの急に、おだてたってなにも出ないわよ」

まどか「違うんです、私は人に自慢できるものがないから」

まどか「マミさんのような魔法少女になれたら…って、甘い考えですよね」

マミ「…私は憧れるほどのものじゃないわよ」

マミ「後輩にいいカッコしなきゃって無理して」

マミ「でも、本当は戦うのが怖くて…」

マミ「独りが嫌だから色々と理由つけて暁美さんも同行させて」

マミ「私なんて…」


まどか「そんなことないです!」

まどか「それに、もうマミさんはもう独りじゃないですよ」

まどか「私なんかじゃ頼りないですけど」

まどか「さやかちゃんもいます、ほむらちゃんだって」

マミ「やっぱりダメだなあ私…」

マミ「ありがとう鹿目さん」

マミ(ああ体が軽い、私はもう独りじゃないもの)

マミ(もうなにも怖くない!)



「えっ…」

「マ、マミさん!」

「きゃあぁぁぁぁ!」


前日譚

メイヤー「ジャック、もうすぐハロウィンだけど準備は大丈夫ですか?」

ジャック「心配ないですよ町長、いつも以上のハロウィンとなることをお約束しますよ」


ジャック「はぁ…」

サリー「どうしたのジャック?」

ジャック「やあ、サリーなんでもないよ」

サリー「嘘はダメよジャック、あなたはいつも悩み事があると月の見える丘に来るんだから」

ジャック「サリー…」

サリー「それにゼロが心配してるわよ」

ゼロ「(;ω;∪)ノシ」

ジャック「実はハロウィンのアイデアがまったく思い浮かばないんだ」

ジャック「いつも通りのハロウィンでもいいけど、なるべく新しく刺激的なものにしたいのさ」


ジャック「何かいいアイデアはないものだろうか」

サリー「クリスマスの時のように外の世界を見に行くというのはどうかしら?」

ジャック「あれは失敗だったじゃないか」

サリー「確かにジャックの思い浮かべたクリスマスとはならなかったけど、住民のみんなはわくわくしながら準備してたわ」

ジャック「だけど…」

サリー「サンタクロースは人それぞれ領分があるといったけど、参考にするくらいなら問題ないはずだわ」

ジャック「そうか、そうだね。なんでそんな簡単なことがわからなかったんだろう、ありがとうサリー」

サリー「ただ約束してジャック、夢中になるあまり無茶をしないこと、迷惑をかけないことを」

ジャック「約束だ、サリー。そしてハロウィンを成功させることも」

ジャック「よしそうと決まればさっそく準備だ、行くぞゼロ」

その日、ジャックはレインディアを操り旅立っていった


ジャック「こんな所に呼び出してどうしたんだい?」

ほむら「単刀直入に聞くけど、あなたの目的は何なの?」

ジャック「目的はハロウィンをより刺激的なものにしたい、それだけさ」

ほむら「…」

ジャック「そうか…、ハロウィンタウンの常識はよそとだいぶ異なるみたいだからね」

ジャック「僕の行動はおかしなものに映ってしまっただろうけど」

ほむら「使い魔を使ってまどかを襲ったのはどういうこと?

ジャック「あれは演出さ。実際に操ることはできないからタイミングを見てね」

ジャック「ああ、誓って君たちに危害を加えるつもりはない…驚かしはするけど」

ジャック「すまなかったね、ほむら」


ブギー「おやおや、これはこれはパンプキンキングともあろうものが小娘に頭を下げるとは」

ブギー「ウソだろ、とんだ期待はずれだぜ」

ジャック「ブギー!」

ブギー「せっかくお前と勝負しようと思ったが、腑抜けたお前のチップじゃ賭け金には足らんな」

ブギー「足りない分は他で補おうか、そちらのお嬢ちゃんの命とかな」

ほむら「何を急に」

ブギー「そして、このブギー様が賭けるのは俺様の命じゃないぜ、巴マミとかいったかな」

ジャック「彼女に何かしたのかブギー!」

ほむら「ジャック、あいつは何者?」

ジャック「あいつはブギー。ハロウィンタウンの嫌われ者さ」

ブギー「さすが人気者はいうことが違うなジャック」

ハートレスって、魔女?鍵で潰せば元のノーバディの中に戻るらしいけど

>>33
アンヴァースに近いハートレスって感じかな魔女は。
ちなみに復活にはハートレスとノーバディ両方の消滅が必要だから、もしまどかとクロスするんだったら
魔女=ハートレスとしてもそれなりの理由付けが必要だと思う。


ほむら「巴マミが心配ね」

ブギー「おっと勝負といったろ」

ほむら「サイコロ?」

ジャック「離れるんだほむら!」

ほむら「くっ、爆発した?」

ジャック「大丈夫かい?」

ほむら「ええ」

ブギー「ダークブレス!」

ほむら「今度は煙?」

ガチャン

ブギー「これで逃げられないぜお嬢ちゃん」

ほむら「しまった!鎖で奴と!」



ほむら(病院の魔女の前に、ジャックの真意を確かめようとしたけど失敗だったわね)

ほむら(まだ時間は大丈夫だと思うけど、ブギーは何を仕掛けたのか…)

『すまなかったね、ほむら』

ほむら「…」

ほむら「ジャック、ここは任せて、あなたは巴マミを。場所は病院よ」

ジャック「駄目だ、ブギーは手ごわいぞ」

ほむら「いいえ、向こうにはおそらく巴マミだけではなくまどかたちもいるはずよ」

ほむら「あなたには彼女たちを助けてほしいの」

ジャック「わかった、来いレインディア!急げ病院だ!」

ブギー「ジャーック!ガキを残して逃げるのか?」

ほむら「…ガキだのお嬢ちゃんだの失礼な奴ね」

ブギー「自分の立場が分かってないようだな、お前はただのチップなんだよ」

ほむら「だったら、あなたの負けにベットするわ」


(もう何も怖くない!)

マミ「ここが最深部ね」

まどか「さやかちゃんは?」

さやか「~~っ!」

マミ「美樹さん!どうして縛られて…」

さやか「ぷはっ、マミさん危ない!」

「「「捕まえろー!」」」

マミ「な、何!」

まどか「網?なんで子供たちが?」

ロック「ついでにお前もだ!」

まどか「きゃあ!」

ショック「簡単、簡単」

ロック「あとは親分に渡すだけだ」

バレル「これでご褒美にヘビのスープ貰えるかな?」

シャルロッテ「カマンベール!」

さやか「魔女が孵化した!」


マミ「こんな時に、早く網を外さないと…」

バレル「なあ、あいつはどうする?」

ロック「あいつも捕まえよう、親分もきっと喜ぶぞ」

ショック「きっとそうね、そうしましょう」

マミ「駄目よ!危ないわ!」

シャルロッテ「ジュベベ!」

バレル「捕まえた!」

シャルロッテ「ムニュ」

さやか「口から変なのが!」

マミ「くっ、レガーレ・ヴァスタアリア!」

シャルロッテ「ジュベ?」

さやか(マミさんのほうに向かってった、でも今は!)

マミ「えっ…」

さやか「マ、マミさん!」

まどか「きゃあぁぁぁぁ!」

ジャック「着いた!状況は…最悪だ!」

ジャック「間に合え!」

マミ(ジャックさん)

さやか(ジャックのおかげでマミさんが助かったけど、入れ違いになったジャックが魔女に)

さやか「危ない!」

ブチィ!


ブギー「ほらほら、逃げてばかりじゃ話にならないぞ」

ほむら(さっきから何発か銃を打ち込んでるけど効き目はなさそうね)

ブギー「次の攻撃は、と」

コロコロ、1・1・1

ブギー「ふふん」

コテ、6・6・6

ブギー「いーい目だ!もう遊びも終わりだな!」

ほむら「サイコロから大量の仕掛けが!」

ほむら(逃げ場がない!)


マミ「ジャックさん!ジャックさん!」

ジャック「これはひどい、まるで干し首じゃないか」

まどか「え?」

さやか「頭だけの状態で喋ってる!」

ジャック「まったく、せっかく毎日きれいにしているのに」

まどか「あ、元に戻った」

さやか「取り外しできるんだ…」

ジャック「こんなに素敵な悲鳴を提供してくれたんだ、ハロウィンタウンに招待してあげたいところだが」

ジャック「君たち魔女にとってはハロウィンもクリスマスも面白くはないんだろうな」


ジャック「コウモリブーメラン!」

まどか「網が切れて」

マミ「動けるように」

シャルロッテ「マスカルポーネ!」

さやか「後ろ!」

ジャック「自らに潰されし魂」

シャルロッテ「ムゲ」

ジャック「そんなにお菓子が欲しいならボウフラプディングをプレゼントしてあげたいところだけど」

ジャック「あいにくこれしかなくてね、ジャックランタン」ポイ

シャルロッテ「モグモグ」

シャルロッテ「げはー」


ジャック「マミ、こっちに来てくれ」

マミ「は、はい」

ジャック「よっと」

マミ「え?え?」

マミ「なんで踊りだすの?」

まどか「ほえー、ジャックさんスタイルいいし、マミさん美人だから様になってるね」

さやか「踊ってる周りからカボチャやらコウモリがエフェクトみたいに…きれい」

シャルロッテ「ムベベ」

さやか「あ、ちゃんと攻撃になってる」

シャルロッテ「げはー」

ころん

ジャック「よっと、はいマミ、グリーフシード」

マミ「ありがとう、ジャックさん」

ジャック「まどか、さやか大丈夫かい?」

まどか「はい」

さやか「大丈夫です」


バレル「どうしようジャックが来ちゃったよ」

ロック「逃げよう!」

バレル「でも、親分に怒られるよ」

ショック「いいから逃げるよ」

コソコソ

ジャック「…」

ロック「見つかった!」

ショック「私はやめようって言ったのにバレルが」

バレル「へ…」

ロック「そうそうバレルが」

バレル「え…ひどいよ」

ジャック「君たちにはお仕置きが必要だな」

ロック「そ、そうだ」

ショック「何よ、ロック?」

ロック「本で見た方法を試して許してもらおう」

ひそひそ

「「「せーの、パーレイ」」」

ロック「ジャック船長許してください」

ショック「船長!」

バレル「許して!」

ジャック「カエルの息を…よっ」

「「「きゅー」」」


ブギー「はーはっはっはっ!跡形もなく消し飛んだか」

ほむら「それはどうかしら」

ブギー「何だと?」

ほむら「鎖を外すのに手間取ってしまったわ」

ブギー「どうやったのかは知らんが、お前に勝ち目はないんだよ」

ほむら「私一人だったらね」

ブギー「そのヒモは!」

ほむら「この子が教えてくれたのよ」

ゼロ「(`・ω・´∪)」

ブギー「やめろ!やめてくれ!」

スルスル

ブギー「やめろ、俺の体が!命の虫が!」

ブギー「うおあぁぁぁぁ!」

ほむら「…私たちも病院に行きましょうか」

ほむら「みんな無事だった?」

まどか「ほむらちゃん」

マミ「ええ、ジャックさんのおかげでね」

ジャック「君も無事だったかい?」

ほむら「ええ、問題ないわ、この子のおかげよ」

ゼロ「(´ω`*∪)」

ジャック「ずいぶんと仲が良くなったみたいだね」

ジャック「さて、僕たちは元の世界に帰ることにするよ」

ほむら「え…」

ジャック「このいたずらっ子たちを返さないといけないし、十分アイデアも得られたしね」

ジャック「それに、本当は異世界との干渉は避けなければいかないものだからね」

マミ「そうなの、寂しくなるわね」

さやか「もう、会えないのかな?」

ジャック「大丈夫、ハロウィンには必ず君たちを招待するよ、約束する」

まどか「ジャックさんお元気で」

マミ「さようなら」

ほむら「ゼロも」

ジャック「それでは、みんなハロウィンでまた会おう」


そう言って、ジャックさんは帰っていきました。

ジャックさんは干渉は避けなければいけないと言っていましたが、

この出会いは私たちにきっといい影響になったと思います。

今後、私たちにどんな困難があっても乗り越えられる、そう信じています。

そして、みんなで素敵なハロウィンを迎えられたらって、それはとっても嬉しいことだねって。


サリー「ジャックは大丈夫かしら」

ジャック「やあ、サリーただいま!」

サリー「ジャック!お帰り、異世界はあなたの参考になったかしら」

ジャック「ああ、ばっちりだ。さあて、さっそく準備に取り掛かろうか」


「本当にこんなところにいんのか」

「杏子はあったことないからなぁ」

「想像以上に不気味ね」

「でも、飾り付けがいっぱいしてあってきれい」

「きっとジャックが頑張ったのよ」

「みんなついたみたいよ」

「じゃあ、行きましょうか」

「せーの」

「「「「「トリックオアトリート」」」」」

ジャック「やあ、みんなハッピーハロウィン!」

おわり

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