VARIABLE FIGHTER【血塗られたクリスマス】(97)

超時空要塞マクロス35話ロマネスクをベースに新しいマクロスの外伝ストーリーを作成しました、まだ未熟で矛盾してますがよろしくお願いします。

参考資料はいろんなマクロスの資料を使ってます。


西暦2010年5月 地球人類破滅寸前まで追い詰めた第一次星間大戦は地球の勝利で終わった。そして6月新統合政府と新統合軍が樹立した。そして人類とゼントラーディは共存繁栄と戦争で失った文明の再建のための新たなステージに歩み出そうと言う動きはあった。しかしゼントラーディ人による暴動や反乱が各地で相次ぎ、統合政府は手も足も出ない状況に陥っていた。 そしてこれから訪れる終わりなき第二次星間大戦という時代を戦って来た歴史の影に隠れたパイロット達に視野を入れ物語を進めて行きたいと思う。 西暦2090 歴史学者アダム・ウィルソン

寒い冬でクリスマスムード漂う西暦2011年12月24日赤に近いオレンジ色をしたVFー1が飛来して来た。

「マクロスタワーより207番機へ、コース102へ着陸されたしどうぞ。」

桐原中尉「こちらは207番機だ、指示通りに従う。」

「待ってください、コースにエドワーズ基地所属のEC-33B ディスクセンサーが離陸します。機種を左30°変更してください。」

桐原中尉「了解した。」

VF-1バルキリーとEC-33B ディスクセンサーが上手くすれ違う。

桐原中尉「ふっ管制官殿も上手くやってくださる、皆殺しのシャミー・ミリオムだったら大惨事だな。」

「そんな中尉殿はVF-1バルキリーに拘る、バルキリー乗りの異端児でしょ。」

桐原中尉「言うなだがVF-1バルキリーは何故か俺の心を惹きつける何かがあるんだ。」

管制官「惹きつける何かですか?」

桐原中尉「あぁ自分でも言えない何かを惹きつけているって奴だよ。」

管制官「意味が分かりませんよ、それよりまもなく着陸です。着陸したら千葉整備員に次の哨戒任務のスケジュールを聞いてください。」

桐原中尉「了解した。」

桐原機は着陸し、桐原中尉は整備員に次の説明を受けている。

千葉軍曹「現在SVF-1スカルズが東部地区オギノシティを警戒パトロールをしています、西武地区の警備を終えた中尉等のSVF-88ハミンギヤはラブバードと共に待機してください。」

@ラブバードとはマックスとミリアの部隊である。

桐原中尉「了解了解、それと基地から出ていいかな?」

千葉軍曹「中尉殿は今日の哨戒任務で仕事が終わり、明日明後日は休暇っすよ。基地に出て遊ぶなり、いろいろとありですって。」

桐原中尉「それは良かった、そんじゃあ後始末はよろしく。俺は行く所があるからだ。」

千葉軍曹「デワちゃんだろ。」

桐原中尉「!?」

千葉軍曹「皆知っているっすよ、茂ちゃんとデワちゃんと付き合っていること、話によるとマックスの嫁のミリアちゃんの副官やっていた娘。なんとミリアちゃんをマクロスに運んだという実績もあるエースパイロット。いやぁエース同士の恋人とは、近い将来第二のマックスミリア夫妻の誕生か。中尉は秘密にしているようだが、女性兵の監視網に簡単に引っかかる。近頃の若い男は、警戒心が低いねぇ。」

桐原中尉「あんたも同じようなもんだろ。」

千葉軍曹「そんな事はいいんだよ、バーロー。そんなことよりデワちゃん早く結婚して子ども作れや。」

桐原中尉「気が早すぎるぜ、軍曹は自衛隊時代に嫁さんと同僚結婚したが、俺と軍曹は根本的にも考えていることは違うのでまだ結婚しない。」

千葉軍曹「馬鹿野郎!人類が下手して絶滅してしまうって時に、結婚しないとかしたくないとか抜かすんじゃねぇ!ただでさえ何世代か経ったら純粋な地球人は消滅するのは分かっているが、結婚しないとは正気なのか?またゼントラーディ艦隊が襲来したら、人類はおしめぇよ。」

桐原中尉「分かったよ軍曹、デワとはゆっくり考えるって。」

バートン少尉「よぉ茂さんよ、デワちゃんとこれからデートかい?デワちゃんおしゃれな格好していたよ。どこに行くのか教えてくれよ。」

バートン少尉=マクロス7に登場したバートンの若い頃。

桐原中尉「知ってどうするんだ?もしかしてバートンお前何か企んでいないか?」

バートン少尉「考えていませんよだ、まぁあとは楽しんでおけや。」

千葉軍曹「同じく同文。」

桐原中尉「お前らなぁ(怒)」

VF-1S以下3機のバルキリーが着陸する。

桐原中尉「一条大尉

バートン少尉「一条大尉のスカル隊が帰ってきたぞ、俺たちは仕事があるので失礼~。」

千葉軍曹「じゃあね茂さんよ。」

桐原中尉「おい待て、俺が話そうとしているのに。」

千葉軍曹「もし結婚して子どもができたら、呼んでね~名付け親になるから。」

バートン少尉「それと一ついうけどメルトランと浮気したら、半殺しフラグ経つからよろしく~。」

桐原中尉「あいつらおぼえていろよな。てか人の話を聞いてくれ、まったくよ。」

「お待たせ・・・茂人。」

ベレー帽を被った山ガールみたいな可愛らしい姿の女性が現れる。

桐原中尉「デワか。なんだその山ガールみたいな格好?」

デワントン「一応 サエコに教えてもらってこの衣装にしてみたんだけど似合うかな?」

桐原中尉「すごく似合っているよ小柄だし、だけどもう少し色気のある服でもいいんじゃないか?」

デワントン「それはどう言う意味?」

桐原中尉「さぁてなんでしょう?うん?」

ヤマザケ「さて昨夜、人気歌手のリン・ミンメイさんが急病で倒れたというニュースをお伝えしましたが、その後、彼女は病気で倒れたのではないことが分かりました。リン・ミンメイさんは、実は昨夜から行方不明であることが関係者からの届け出によりあきらかになりました。ミンメイさんは昨夜遅く、ちょっと出かけてくると告げて外出したまま、いまだに帰らず行方知らずです。作曲家でミンメイさんの歌指導を行ったケント・フライヤー氏によると・・・・」

初心者なので、文章が悪いです。何かご指摘があったら、ぜひ投下してください。

コテは何の為に付けてたのかな?(ニヤニヤ

>>7
マクロスΔに関連する事に関する祝福です。ファーストマクロス二次創作の大本営さんはずっと気になっていたようです、まぁとにかくカムジンの如く。

カムジン「コテなんて気にするんじゃねぇ、とっとと作業始めるぞ!」って事でやりましょう。

アテンション まもなく第二部開始する。

「どうしたんだろ?」「最近失恋とかしたんじゃない?」「いや歌わなかったって俺のダチが。」

桐原中尉「うへぇリン・ミンメイも大変だねぇ、まぁ俺たちの知ったことではないけど。」

デワントン「茂人これからどうするんだ?」

桐原中尉「一応居酒屋川中島で一飲みするか、バーで飲むかだな。」

デワントン「去年のこのクリスマスもバーだったな今年は居酒屋だ。」

桐原中尉「去年みたいに朝まで居酒屋で寝ることはないように。」

デワントン「そういいつつ起きなかったのはどこのどなたでしたっけ?」

桐原中尉「それは俺でした。」

デワントン「まぁ茂人ったら、そう言えばミンメイが行方不明だけど何かあったかな?」

桐原中尉「さぁなミンメイが突然歌わなかったというニュースはこの前聞いた事がある。やはりミンメイ人気は、マクロス艦内のみだな。」

デワントン「それに多くのゼントラーディ人は歌の力を信じていない、いや信じようとしてない。現に暴動や反乱が起きている。あれは?」

サングラス姿のミンメイが走っていく。

桐原中尉「あれはリン・ミンメイじゃないか、何をしているんだ?」

デワントン「では交番に言って通報するか?」

桐原中尉「ミンメイを被疑者扱いにするなよ、デワ。」

ワレラ「おい~ミンメイちゃん見なかったかい?」

ロリー「話しかけたら逃げてしまったんだ?」

コンダ「そっちに来なかったか~!」

デワントン「お前達はカールチューン大脱走の首謀者で、アドクラス艦隊を一気に寝返る要因を作った青い風の面々。」

青い風の三人組「お前はミリア・ファリーナの副官で、しっかり者だが実は結構乱暴な性格なじゃじゃ馬女!」

デワントン「誰がじゃじゃ馬女なんだ、それにお前らはクリーニング屋を首になったばっかりじゃないか!もしかして無職か?」

青い風の三人組「今はおもちゃ屋をやっている!」

桐原中尉「そう言えばお前ら話しかけて逃げたとか言ったが、もしかしてこんなことやあんな事をしようとして逃げられたのか?」

ロリー「そんなわけないでしょ、ミンメイちゃんに手を出すなんてゼントラーディミンメイファン第一号である私が言うのであるから。」

コンダ「そうだとも、ミンメイちゃんに手を出すのは俺たちは親衛隊が許さない!」

ワレラ「例えゼントラーディ軍一個基幹艦隊が相手でも。」

ロリー「だけどヴァネッサちゃん一つ筋なんだよな。」

桐原中尉「とにかくお前ら本題に入るが、ミンメイは住宅街に言った。それにさっきのコントで、完全にロストしたぞ。」

ワレラ「そうなのか、しかしミンメイちゃんの最近の様子がおかしいんだ最近歌わないで会場を放棄するし生き生きした感情が無くなっている。」

デワントン「まぁ私にはどうでもいい事だ。」

コンダ「デワントン・フィアロ、あんたも女だろミンメイちゃんの気持ちは分かるだろ?」

デワントン「いや分からない、てか私もゼントラーディ人だぞ。それに私は軍人だしミンメイは歌手だ、同じ女とは言え分からない問題がある。」

ロリー「そんな~。」

桐原中尉「まぁまぁあのミンメイなら元に戻りますって、ここは酒で忘れましょう。さっそくなんですが、俺たちと酒を・・・・・」

デワントン「ギロリ」睨んでいる。

桐原中尉「250ドルをあげますので、3人で飲んでください。」

青い風の三人組「いいんですか?」

桐原中尉「今日はクリスマスなので。」

デワントン「って結局お礼にVF-1バルキリーのプラモを貰ってしまったな。あいつら私の名前を覚えていなかった。」

桐原中尉「相談に乗ったからな、それにしてもなんで俺だけ荷物持ちなんだ?」

デワントン「サエコ曰く「地球人の女の基本情報、レディーファースト。男は荷物持ちになるのは、当たり前だ候。」と言っていた、だから茂人を荷物持ちにしたのよ。」

桐原中尉「そうだったのか(カワウラの奴、余計な事をラウラに吹き込みやがって。)」

デワントン「おやあの店はなんだ?」


              ,. -─- 、
            ,r'´,. ‐,‐'`` ‐、、 __

            ,'  { ' rヽ'`ヽヽ{:::::}
           i   ヽ  ヽ 。ヽ゚,r'ー‐t
           !  ,-- ゝ  ー' '    !
       _   ', {  r、       ノ _
      r'´_``ヽ、ゝ、、  `iー,-,-,‐'´,r'´_`ヽ
     (/,=ニミ= `ー'` ‐ヽ`ー'ノー-' 彡ニ=、\)
             `ー'`ー'`ー-`ニ-'`ー´ たこ焼きや たこぶえ 安いうまいの。


桐原中尉「あれはどうでもいい、とっとと川中島に行くぞデワ。」

デワントン「あれはなんだのだ?」

桐原中尉「今見たことは忘れろ、デワ。」

誤字訂正

カワウラの奴、余計な事をラウラに吹き込みやがって。×

カワウラの奴、余計な事をデワに吹き込みやがって。◯です。

ラウラは別の話に登場せるキャラです。

デワントン「この店なんだな。」

桐原中尉「デワには日本酒という今は亡き日本の伝統の酒の味を教えてやる。」

デワントン「フッ楽しみだな。」

居酒屋 川中島
店主「いらっしゃーい。奥の席があいているよ。」

デワントン「男女2名だ。」

女将さん「はいはいあちらが丁度いい席ですよ、丁度マクロスが見えますのよ。」

桐原中尉「そうですか、ってあれは陸軍だな?誰だろう?」

すると一人が話しかけてきた。

神楢鉄舟「よぉ中尉殿、フィアロ中尉とデートでありますか?」

桐原中尉「思い出したボドル艦隊決戦でモンスター01に乗り甲板の床の底をぶち破ったスコット・トレーシー中尉、神楢鉄舟少尉、ネピアス・オージ少尉じゃないか。なぜここに?」

ネピアス・オージ「鉄ちゃんが日本式の居酒屋で酒を飲もうって言うから俺たちの飲み会会場がここになったんだよ。」

スコット・トレーシー「まぁ日本酒が美味いから、後悔はしてないぜヒック。」

神楢鉄舟「あの~」

桐原中尉「すまん忘れていたよ、少尉。」

神楢鉄舟「中尉!俺を忘れないでください、中尉はフィアロ中尉とデートでありますか?」

デワントン「肯定だ!」

スコット・トレーシー「肯定だとは大胆だな。」

ネピアス・オージ「将来が楽しみだなぁ。」

桐原中尉「おほん何か面白い話しないか?最近パトロール任務が多くな、つまらない事ばっかりだ何教えてくれ。」

ネピアス・オージ「グレイ・マーシャスというバルキリー乗りは、今日も明後日もジム通いだってよ。」

神楢鉄舟「あいつはジム通いが日課だからな、何よりもデストロイドとアーマード装備信者だからな。」

桐原中尉「いやそうじゃなくて。」

本日はここまで、誤字脱字が多くてすません。

桐原中尉「なんか噂になっている事だ、例えばマクシミリアン・ジーナスが浮気したとかだな。」

ネピアス・オージー「へっ?」

デワントン「茂人・・・あのマクシミリアン・ジーナスと言う男は浮気する勇気はないと思うぞ。」

桐原中尉「例え話だ例え話。」

スコット・トレーシー「そう言えば軍司令センターで例の三人娘が話題にしていたんだが早瀬少佐と一条大尉との関係が不仲らしい。」

桐原中尉「一条大尉が早瀬少佐にマフラーをかけてあげたけど、実はミンメイからもらったマフラーでそれに早瀬少佐が怒ったってヤツだろ?」

神楢鉄舟「そうそう」

デワントン「私から聞くが、その後どうなったのだ?」

神楢鉄舟「いいやまだよりは戻ってないみたいだそうだ。」

スコット・トレーシー「デワちゃんも桐原中尉と仲違いするような事をするなよ。」

デワントン「するわけがない、死ぬ時は最後まで一緒だ。」

ネピアス・オージー「お前さんはいいやつだよ、おい中尉殿こんないい娘を悲しませる真似はするなよ!」

桐原中尉「分かっている、俺だってデワの事が好きだからな。」

店員「あのすいません、話している所悪いのですが、注文は・・・」

桐原中尉「あぁそうだったな、鶏のササミピザ.ツナ缶のマヨ和え。デワ何か頼むものはあるか?」

デワントン「ねぎま5人分.カワ5人分後はピスコ.プルーンツイカ以上。」

店員「かしこまりました、では無料のモロヘイヤをどうぞ。」

スコット・トレーシー「デワントンちゃんはお酒飲むけど人間換算で年齢はどのくらい?」

デワントン「ミリア・ファリーナと同じぐらいです。」

スコット・トレーシー「というと現在は17歳そして当の桐原中尉殿は25歳・・・・・・年齢差は8歳差・・・・何8歳差だって?」

桐原中尉「それがどうしたんだよ?」

デワントン「年齢差がどうしたのか?」

スコット・トレーシー「まるで高校の若い先生と女子生徒だな。」

神楢鉄舟「それに17歳ってまだ未成年じゃないですか?酒飲んでいいのかよ?」

桐原中尉「鉄舟さんよもう日本の法律は適用されないって、ロリコンじゃないぞ。」

ネピアス・オージー「どう見てもロリコンじゃ・・・・」

桐原中尉「ロリコンじゃない、それにどう見ても20代前半くらいの容姿だ!」

ネピアス・オージー「分かっているよ、中尉殿。」

店員「お待ちどう様でした、ピスコ.プルーンツイカでございます。」

デワントン「酒が来たようだぞ。」

桐原中尉「じゃあ3名がた、俺たちはゆっくり飲むんで後はよろしく飲むぞデワ!」

デワントン「あぁ地球人の文化を知るためだ、楽しむぞ茂人。」

スコット・トレーシー「飲むのはいいけど、酒には飲まれるなよ。」

桐原中尉「大丈夫大丈夫、北海道の生まれだから。」

デワントン「ゼントラーディ人が酒に負けるバカはいない。」

ネピアス・オージー「北海道生まれは分かるが、ゼントラーディ人は本当に酒が強いのか?」

デワントン「この私が嘘を言っていると思っているのか?」

ネピアス・オージー「いえそんなわけは、うわはははははは。」

桐原中尉「声だけ聞くと死んだ柿崎を思い出すな、あいつが生きていればだな・・・・・」

ネピアス・オージー「とにかく酒飲んで、また去年みたいに朝帰りしないようにな。」

1時間後
桐原中尉「もうダメだ、意識が飛ぶ頭痛がする。」

デワントン「こっちも死ぬ。」

ネピアス・オージー「やっぱりこの展開かよ。」

スコット・トレーシー「また来年も同じ事になるな、まぁこの店は朝までやっているから寝ても大丈夫だが。」

神楢鉄舟「付き合ってられないな、俺たちは宿舎におとなしく帰ろうぜ。」

「賛成」

同日 12時間前オノギ・シティ沿岸部の工業地帯
警備員「止まれ!身分証明書を拝見したい。」

運転手「あぁこれを頼むぜ。」っ身分証明書。

警備員「よし確認した、通れ」

運転手「ありがとさん、クリスマスだから帰って家族でも喜ばしてやれ。」

警備員「気遣いありがとうございます。」

そしてトラックは工業地帯に入り込む。

運転手「送り状だ。」

運転手「送り状だ。」

作業員「え~と、反応エンジン用パワー・コンデンサ2機、付属アセンブリーがJ-17、3台と、DF-107、2ダースを第3倉庫に搬入か。」

運転手「ゼントラーディ人が狙っているから、統合軍の連中はハリネズミのように警戒していたぜ。」

作業員「近隣の陸軍基地なんて、デストロイドトマホークが街の入り口で警備していた。最近は物騒な事件が多いねぇ。」

運転手「そうだともそれに3年前は、南アタリア島で反統合勢力のテロ行為があった事もあるからな。」

作業員「そして1年前のクリスマスは、アゾニア軍団が暴れまわる事件
最近のクリスマスは呪われているな。」

運転手「呪われているって、そんなのは理屈だって旧時代なんてソ連が崩壊した日だったりましては戦争が起きている片隅では戦場になっている地域がある。当たり前なんだよ、それが?」

作業員「そうなのか?」

反統合ゲリラA「親分 例の物を確認、内容は聞き取れないのは俺のミスでありますがオギノシティの倉庫に運ばれた模様。」

カムジン「よし通信はご苦労、お前らはサンタクロース計画に沿って行動しろ!いいな。さて明日の早朝は一仕事をしようか。」

オイグル「始めるんですかい?」

カムジン「あたぼうよ、とっとと艦を修理させてグローバルのおっさんらに一泡吹かせたいからな。」

ラプラミズ「カムジン、普通に奪取すれば警備部隊に感づかれることになるぞ。」

カムジン「分かっているよ、前回はうっかりヘマをしたが今回はそうはいかねぇ。まぁ見てろよ、それにある組織かの連中からの支援さ。」

ラプラミズ「!?」

カムジン「マイクローンどもは俺たちと戦争する前、統合戦争と言う戦争があったらしい。その生き残りが俺たちに支援してくれるのさ、それに2億人生きているらしいが統合軍の公式約95万人、残りは切り捨てられて怒っている連中さ。」

オイグル「といいますと?」

カムジン「恨みを持つ者同士一致団結していると言うんだよ。まぁ明日は面白いゲームになるからたんと楽しむんだな。」

12月25日午前2時30分統合軍参謀本部
警備兵A「う~寒いクリスマスなのにお偉いさんの警護かよ。」

警備兵B「なんでも重要な会議らしいぞ。」

警備兵A「重要だかなんだかしらないが、早く俺たちをこの寒さから解放してくれ!」

作戦会議室
マイストロフ大佐「カムジン・クラヴシェラ等のゼントラーディ反乱組織に対する協議を始めたい。意見のある者は挙手をお願いしたい。」

統合軍高官A「では私からいかせてもらいます、ゼントラーディ反乱勢力は未確認でありますが反統合ゲリラと手を組んでいる情報があります。既にバリアブル・グラージと言われる兵器が開発されており、旧日本地区で確認されています。」

マイストロフ大佐「うむ次の人挙手を・・・」

統合軍高官B「次は私から、ゼントラーディ反乱勢力の中でも中でもカムジン・クラヴシェラの一段は際も危険な組織であり勢力は徐々に拡大しつつあります。」

グローバル提督「では少将はなぜ危険なのか申し上げてくれたまえ?」

統合軍高官B「カムジン・クラヴシェラの一派はマイクローン装置の奪取に成功しており、ましてはカリスマ性があるのか多くのゼントラーディ人を引き入れています。」

グローバル提督「確かにな。」

統合軍高官A「カムジン・クラヴシェラは補給体制は通常のゼントラーディ反乱部隊とは違い優れています。もしかすると損傷率の低い艦を修理しているやもしれません。」

統合軍高官D「だったら何処を狙うと言うのかね?」

統合軍高官A「それは・・・」

統合軍高官B「攻撃目標はただ一つ、新統合政府の首都であるここマクロスシティしかありえんだろ!」

統合軍高官D「私が言うにはなぁ・・・・」

統合軍高官E「君は何がいいたいのかね?」

グローバル提督「まぁ待て慌てるな、まずはゼントラーディ反乱勢力の狙いと言うのと対策だがある人はいるかな?」

マイストロフ大佐「挙手願う。」

統合軍高官C「総司令、私は海軍再建計画を立案します。地球上のゼントラーディ反乱部隊を即座に鎮圧するには、小規模の空母と護衛艦を中心とした機動艦隊がぜひとも必要です。ご検討ください。」

グローバル艦長「確かに空母による航空作戦なら地球各地の反乱暴動に対処できるな。」

統合軍高官C「人員的問題もあり艦隊数を揃えられませんが、2030年までに旧地球統合海軍が計画した5艦隊計画に沿って編成します。」

計画書
CVS-101プロメテウスをベースにした航空潜水母艦。護衛艦はアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦をベースにした最新イージス艦とす。

新型海軍航空母艦基礎
全長=520m
飛行甲板最大幅=160m
基礎排水量=470.000t
満載排水量=520.300t
エンジン=スチームエンジン10基
出力=530000
潜行水深=120m
艦載機=240機
カタパルト=8基+1基
航空専用エレベーター=9基
武装=2mmバルカンファランクス 対空ミサイルランチャー×4 ミサイルファランクス
乗員=5300人

新型海軍航空母艦艦載機
VF-X-4大気圏内専用機(後のVF-4D)
VF-1バルキリー
VE-1 エリントシーカー
VR-1A-RF
VA-3Aインベーダー
ES-11キャッツアイ
シー・サージェント
QE-3000Eゴースト

予備機
LT.VアベンジャーⅡ
F/A-20NドラゴンⅡ

グローバル提督「計画書は開発部と協議して後日改めて承認しよう。次の者はおるか?」

統合軍高官F「グローバル提督、移民計画の件も考えておきませんと。」

グローバル提督「その件はエキセドル参謀から話してもらう。」

エキセドル参謀「うむ 現在の状況を見て判断しますが、カムジンなどの反乱勢力のみならず宇宙に重視すべきですな。現在ボドル基幹艦隊の残余は、この地球近辺の見ならず他の星系に散らばっておる。そればかりか銀河系には1000個艦隊の艦隊が展開している。そして移民が進めば、反統合勢力の活動範囲が増えよう。」

統合軍高官G「現在我が軍は特務部隊である第1独立戦隊VF-Xオヴァンレイを始め多数の特務部隊創設計画が進んでいる。」

エキセドル参謀「事実上独立遊撃隊になっているマクシミリアン・ジーナスとミリア・ファリーナ・ジーナスのラブバード隊もいずれはVF-Xになるでしょうな。次に移民計画だが、君話したまえ。」

統合軍高官H「はい、現在SDF-2メガロードを移民艦に改装したメガロード01を筆頭にしたメガロード級による長距離移民と残存艦艇を利用した小中規模近距離移民プランが進められています。目的は有事の再来に備え、人類種と星間大戦の勝利の鍵となった「文化」を広域拡散することです。」

統合軍高官B「一つ聞きたいが、あの大きな艦はどうやって作る気なのか?」

グローバル提督「統合宇宙軍艦隊総司令官であるブリタイ・クリダニク提督らが奪取した自動工場衛星を使って移民計画を進める。」

統合軍高官I「笑わせる、その自動工場衛星を使い人類のクローニングを進めゼントラーディ軍や監察軍に対抗すればいい。旧オーストラリアのグランドキャノンⅡを修復し万全な体制を取ればいい。」

グローバル提督「それはかつてゼントラーディ軍や監察軍に代理戦争を、させたプロトカルチャーと同じ末路になるぞ。」

統合軍高官I「何?」

グローバル提督「考えてみたまえ、あの大軍団に対抗するだけの武力を持つようになれば、地球は戦うためだけの星になってしまうだろう。かつて偉大なプロトカルチャーたちがゼントラーディ人のような巨人兵を生みだし、そして自滅していったようにな。この地球の文化を絶やさぬためにも、宇宙への移民をはじめようと思う。」

統合軍高官I「だが所詮は地球人はミゼットゼントラーディだ、我々が戦争するようになったのは文明を持ったからではないか?」

グローバル提督「否定はしない、完全平和主義が成立しないのも否定しない。だが我々人類は、戦争と平和というものと共生しなければならないのだ。」

午前5時 マクロスシティ 第1防空航空基地。

基地警備兵A「マックスとミリア グッドモーニング。」

マックス「グッドモーニング、今日もいいクリスマスになりそうですね。」

基地警備兵A「ごもっともゼントラーディの女と付き合う奴が増えて来て、俺もようやく彼女ができ勤務が終わったら彼女とデートですよ。」

基地警備兵B「だけどまだの奴らは、リア充め地雷踏んで爆発しろとか妬んでましたぜ。」

マックス「あはははは、これからはベビーブーム来そうですね。」

基地警備兵B「あぁ子どもを増やさんと人口維持できないし、まぁ純粋な地球人が消えるがその次のステージは新しい人種が誕生するさ。」

基地警備兵A「そう言えばマックスとミリアの娘、初の星間混成児のマリアちゃん(コミリア)は君らが勤務中は誰が世話をしているんだ?」

ミリア「一応 マクロス艦内の町会長夫妻に預けている。」

基地警備兵A「町会長?」

基地警備兵B「あの人かな?」

太ったおじさんとやせ細ったおばさんがいる。

町会長「マックスはん、今日もマリアちゃんはしっかり預かりまっせ。」

マックス「今日もお願いします、町会長さん。」

コミリア「だぁだぁ」

ミリア「ふふふ今日もいい娘にするんだぞ、そして大人になったらパパやママみたいなエースパイロットになるんだぞ。」

基地警備兵A「エースパイロット?」

ミリア「そうだコミリアは私とマックスの両方の最強の血を受け継いでいる、エースパイロットになればコミリアの名は上がるだろう。」

基地警備兵B「うへぇこれは驚いた。」

後にコミリア・マリア・ファリーナ・ジーナスは統合宇宙軍のエースパイロットになり、地球圏周辺のはぐれゼントラーディを狩ったという。

第1防空航空基地
食堂
マックス「ミリアここで朝ごはんをいただこう。」

ミリア「そうだな。」

滝田少尉「よぉマックス早いなぁ、朝ごはん食べて来たか?飯の配給は始まっているぜ!」

マックス「これから食べる予定です、今日は何があるんですか?」

滝田少尉「今日は納豆 サラダ 白米 グレープジュースだ。それと加給食にプリンだ。」

マックス「それはいいですね。」

そしてマックス達は食事を取りにいった。

滝田少尉「助かったよ知り合いがいて、俺だけクリスマスなのに非番じゃないって虚しいと思っていたんだ。」

マックス「仕方が無いですよ、いつ敵が来るか分かりませんし非常時にいつでも飛べるパイロットは必要ですから。」

ミリア「それに平和の隙を狙って奇襲攻撃を加えてくるかも知れないからな。」

滝田少尉「流石はエースのミリアだな、言う事は違うなぁ。」

マックス「少尉こそゼロライダーの唯一の生き証人じゃないか。」

滝田少尉「言うなよ俺はただの凡人の平和ボケのパイロットだよ、初の実戦ではビビっていたヘタレさ。」

ミリア「ところでだが、SVF-88ハミンギヤの桐原茂人と私のゼントラーディ軍時代の副官デワントン・フィアロは今日のフライトはあるのか?」

滝田少尉「ないない両中尉は今日は非番ですよ、まぁどうせどっかの飲み屋で酔い潰れているんでしょうな。」

マックス「去年も同じような事ありましたね、マクロスシティで一番美味い酒があるバーで酔い潰れて閉店間際まで寝ていて起こされてしまった事を。」

滝田少尉「まぁ二日酔いでパイロットのテスト技能が大幅に下がったらしいですけど。」

ミリア「ロイ・フォッカー大佐(戦死したため二階級昇進。)はこんな逸話があるらしいな。」

回想
2009年 南アタリア島遭遇戦前日
統合軍兵「フォッカー少佐、飲酒しながらのフライトは辞めてください。」

ロイ「バァーロォッ! 酒が怖くて戦争が出来っかぁっ!」


ミリア「と上みたいに。」

滝田少尉「フォッカー大佐(戦死後の階級)は統合戦争時、二日酔いにて敵機を5機撃墜し、CVNアスカⅡ VF-1スカルズの時は艦内は禁酒であるのに酒を飲み、マニュアル無視やシンとともに無断出撃など豪快な人だったな。」

マックス「でも桐原中尉はどうなのかは分かりませんね。」

滝田少尉「日本人はアルコールに弱い民族であり、直ぐに潰れちゃうから二日酔いコースだろ。」

ミリア「一つ聞きたいが、シンって誰だ?」

滝田少尉「工藤シン スカルズにいたエースパイロット、統合戦争でMIAになったけどな。」

マックス「へぇそうなんですか。」

ミリア「もぐもぐもぐ」話を聞いて満足な顔をしながら、サラダを食べるミリア。

だがこの数時間後に悲劇が来るとは思いもしなかっただろう。

マクロス・シティの新地球統合軍司令センター第2セクション

シャミー「おっはよ~。」

ヴァネッサ「いつも寝坊するシャミーさんおはよう。」

シャミー「今日のパーティーが楽しみで、早めに寝ておいたよ。って所で早瀬少佐は。」

キム「早瀬少佐は二日酔いらしくて、遅刻らしいのよ。」

シャミー「うっそ~! 早瀬少佐が二日酔いですって!」

キム「しいっ! 声が大きい。」

シャミー「それ、ほんとにほんとうなの?」

キム「じゃあ今日のパーティで確かめてみたら?」

シャミー「うん…。あたしにそんな無神経なことできるわけないでしょう?」

キム「まあ、常識人ぶってる。」

シャミー「ふ~んだ!そうだエマやサエコもどお?」

エマ中尉「一応パープル小隊の面々で個別にパーティーを開くのよ。」

サエコ准尉「アトランタ基地に転属したパナップ.ポッキー.メイの3人と女同士で食事会。折角だけどゴメン。」

シャミー「なんだぁつまらないの。」

キム「だけど2011年の大晦日の年越しパーティーには参加しなさいよ。」

エマ中尉「当然行くわよ、ねぇサエコ。」

サエコ准尉「私はミリアとマックスに招待して、行きます。」

オギノシティ沖を警戒するシー・サージェント。

統合海軍ヘリパイロットA「こちらシーサーペント、敵物体らしきものは確認されません。」

統合海軍ヘリパイロットB「待て複数の機影を確認。」

統合海軍ヘリパイロットA「なんだって?」

統合海軍ヘリパイロットB「しかも水中からです。あっ消えました。」

統合海軍ヘリパイロットA「どうせ見間違えだろ、俺たちの仕事は終わった。とっとと基地に帰投しようぜ
。」

ゼントラーディ艦艇残骸

ラプラミズ「こちら囮伏兵部隊のラプラミズ、うるさいネズミは帰っていったぞ。」

カムジン「そうか一応ネズミが帰ったら便利だな、お前んとこのジンナ・フィアロを預かっておくぜ。」

ラプラミズ「好きにしろ。」

メルトラン兵「ラプラミズ司令、そろそろ統合軍に交信を傍受されるのでそこまででお願いします。」

ラプラミズ「そうだな、カムジン検討を祈るぞ。」

カムジン「あぁラプラミズこそな。」

オノギ・シティの港。
作業員「うーんいい天気だなぁ、まるで磯の香り。1年前は黒い雨が降っていたのに、結構いい感じに復興できたな。」

煙草を吸っている作業員の前に、突然リガートが現れる。

作業員「おおっ! ああ! ああ…。た、た、たいへんだあ~。」

リガードが発砲する。そしてゼントラーディ人部隊が街に上陸する。

カムジン「反応エンジンを見つけ出せ!邪魔者は皆ぶっ殺せ!」

グリムゾ「親分本当にここにあるんでしょうか?」

ジンナ「やはりマイクローンを信じたのは間違いだったのでは?」

カムジン「スパイによる情報だ、間違いなく反応エンジンを保管してある倉庫がある。グリムゾとジンナは向こうを探せ!」

グリムゾとジンナ「ハッ!」

オイグル「しかし邪魔者は来てしまいますぜ。」

カムジン「そのためにも手を打ってある。ここには駐屯地がある、そいつらに妨害されたら更に時間がかかり航空部隊の来襲による挟撃俺たちは全滅だ。だが陽動部隊は用意してある。」

ゲラド「この街の部隊も気づいてあるはずです。」

カムジン「だろうな。」

オギノシティ市街地
市民A「おいなんだあの煙は?」

市民B「工場が爆発したのか?」

反統合ゲリラA「カムジンの奴始めたようだな。」

反統合ゲリラB「既に我々は例の物を仕掛けた。」

オギノシティ陸軍駐屯地
デストロイドパイロット「おらおら小隊出るぞ、トマホーク隊進め!」

整備兵「ご武運をお祈りします。」

統合陸軍兵士A「デストロイド一個小隊スクランブル!第一警備隊は市民の避難誘導を・・・」

統合陸軍兵士B「待て敵は複数いるんだぞ、マクロスシティの航空部隊の応援を・・・・」

統合陸軍兵士A「馬鹿野郎待っている暇なんてないんだ、デストロイドだけでなんとかしないとな。」

統合陸軍兵士B「そうなんですか?」

統合陸軍兵士A「そう言うことだ、奴らの狙いは反応エンジンだからな。」

統合陸軍兵士C「敵襲!ヌージャデル・ガー編隊数は15!」

統合陸軍兵A「襲撃部隊に呼応したゼントラーディ部隊のようだな、連中め準備がいいな。半分をそちらに向かわせろ、残りは避難誘導だ!それとマクロスシティに応援を頼んでくれ!それと使える者はなんでも使え!それと軍曹お前は呼びかけにいけ!」

統合陸軍兵B「ハッはい」

オノギ・シティ工業地帯
カムジン「オイグル、まだ見つかんねえのか!」

オイグル「似たような建物ばっかで、わかんねえんでさ。」

カムジン「ちっきしょう。イライラする展開だぜ、まったく!うん?」

デストロイドトマホークとデストロイドスパルタンが工業地区に到着する。

統合陸軍指揮官「こちらは統合陸軍デストロイド隊、貴様らのやっている行為はテロ行為である大人しく武器を捨てて投降せよ!」

カムジン「ちっうるせぇな、ゼグラ.オルグ.グラド やっちまえ!」

オルグ「了解しました、くたばれマイクローンども!!」

統合陸軍指揮官「こらぁ大人しく投降しろと言っている、話が聞けないのか?」

オルグが操るヌージャデル・ガー機はデストロイドを襲い、撃破していった。

統合陸軍指揮官「馬鹿なこうもやられるとは、うぎゃぁぁぁぁぁぁぁあ」

破壊されたスパルタンが指揮官の指揮車を潰した。

[ 軍用車がオノギ・シティをまわって、市民に警報を出している ]
統合陸軍兵士Bオノギ市民のみなさん、ゼントラーディの一群が工業街を襲っています。兵士の誘導にしたがって、至急避難してください。」

市民、逃げだす

人びと「きゃあ~!うぁぁぁぁぁぁ」

反統合ゲリラA「既に攻撃開始か、そろそろずらかるぞ。」

反統合ゲリラB「もうこの街にはようはない、予定通りサンタクロースのプレゼントを用意した。ルドルフⅡ万歳。」

マクロスシティ 軍司令センタ

未沙「パーティですって?」

ヴァネッサ「ええ。ブリッジのメンバーで開くんです。少佐にも参加していただきたくて。あのう、一条大尉もご一緒にいかがですか?」

未沙「ああ、彼は行かないと思うわ。」

ヴァネッサ「え、今日は非番じゃ…?」

未沙「風邪がひどくて、寝こんでるの。」

シャミー「はいこちらマクロスシティ軍司令センター。」

統合陸軍女性兵「こちらオギノシティ陸軍駐屯地、カムジンによる一隊を確認。応援を要請する。」

シャミー「了解、大至急応援部隊を派遣します。オノギ・シティより緊急入電。」

未沙「はっ!」

シャミー「カムジンの一隊が工業地帯を襲撃しています!」

未沙「ラブバード隊、スクランブル!東部パトロール隊SVF-88ハミンギヤは、オノギ・シティへ支援に急行せよ。」

マクロスシティ 第1防空航空基地 パイロット待機室

滝田少尉「マックス.ミリア招集されたぞ!急いでバルキリーに向かうんだ!」

マックス「分かっていますよ。」

マックスとミリアは駆け出していく。

滝田少尉「ってなんで俺の部隊には招集がないんだ!」

隊員A「大隊長 桐原とデワントンが戻っていません。」

隊長「あの二人か、しょうがない置いて行けただちにスタンリー小隊、カグツチ小隊を発進させろ!マインスター小隊は俺に続け!」

隊員A「了解しました。」

マックスとミリアなどのバルキリー乗りが自分の愛機に向け走る。

「Attention grade war. Attention grade war. Take a position for max an instant. Repeat, take a position for max an instant. This is not a guilt.This is not a guilt.」

千葉軍曹「マクシミリアン・ジーナス中尉 ミリア・ファリーナ・ジーナス少尉ご武運をお祈りします。」

マックス「任してくれ。」

マックス機とミリア機のVF-1Jは飛び立つ。

バルキリー隊が次々に離陸し進路をオノギ・シティへ向ける。

通信室。
連絡兵「大尉、ハミンギヤの指揮官から桐原中尉とフィアロ中尉を探すため軍司令センターに通信をとれと伝言されました。」

ウィルソン大尉「桐原中尉とフィアロ中尉か君、軍司令センターに通信をとってくれたまえ。」

統合軍女性兵「了解しました。」

軍司令センター

町崎「はい、こちら軍司令センター」

ウィルソン大尉「マクロスシティ防空航空基地のウィルソン大尉だ、早瀬少佐につないでもらいたい。」

町崎「はい分かりました、早瀬少佐~。」

早瀬未沙「代わりました早瀬です、ご用件をどうぞ。」

ウィルソン「我が基地所属のSVF-88ハミンギヤの桐原茂人中尉とデワントン・フィアロ中尉がまだ戻ってきていません。そちらの方で呼び出せませんか?」

早瀬未沙「分かりましたでも居場所は分かりませんが、一体どうしたのですか?」

ウィルソン「あの二人は出かけたようで、連絡がつかないんです。」

早瀬未沙「居場所は知っていますか?」

ウィルソン「分かるわけないでしょ、マクロスシティの何処かにいると思いますよ。でも居場所さえ分かれば。」

早瀬未沙「打つ手はなしか・・・」

エマ中尉「私知ってますよ。」

早瀬未沙「グレンジャー中尉知っているんですか?」

エマ中尉「2日前の事なんですけど・・・・・」

2日前
エマ中尉「明日は飲み会でもするんですか?」

デワントン「桐原と居酒屋川中島で飲み会しようと約束したんだ、一応クリスマスだからって。」

エマ中尉「へぇ桐原中尉とは仲がいいんですね。」

デワントン「エマもパープル小隊の例の彼とどのように過ごすんですか?」

エマ中尉「それは秘密よ★」


エマ中尉「と上記のような事に・・・・・って早瀬少佐?」

早瀬少佐「グレンジャー中尉!早く桐原中尉とフィアロ中尉を呼び戻してください!!」

キム「怒ってる(って結局パープル小隊の面々と飲み会だけど。)」

エマ中尉「ハッハイ! 今すぐ桐原中尉とフィアロ中尉を呼び出します。」

ウィルソン「そうですか助かりますでは失礼します。」

早瀬未沙「」イライラ

キム「絶対にリア充話によってキレたんだわ。」

ヴァネッサ「エマ・・・・・恋人とかデートとか早瀬少佐の前では禁句だって言ったのに。」

キム「もしかしてまだあのミスターランジェリーはミンメイと関係があるのか?」

シャミー「いや~んこれはまさしく昼ドラ展開?」

キム「シャミーいきなりそれはないんじゃない?」

町崎「それは同じことじゃないですか?恋人がいなくて寂しくうしししし」

キム「何よそれ野暮~!」

シャミー「野暮~!」

ヴァネッサ「サルテ(フランス語でゴミ野郎。)」

町崎「うるさい!」

シャミー「そんな性格じゃ女の子に絶対にモテないからね、あんたらなんか!」

キム「むしろ相手にもされないわよ。どうせクリスマスもさ~びしいお一人でパーティでしょ。」

町崎「ふんだ、あんたたちも相手がいないじゃないか!」

ヴァネッサ「大丈夫、青い風の三人組がいるから。あんたと比べて真面目でいい奴らだから付き合いがいいのよ。」

町崎「名前を繋げたらワレラロリーコンダまんまそのまんまの奴らだぞ!」

シャミー「誹謗中傷なんてや~ね。」

キム「一生寂しく独身ライフね。」

町崎「うるさい僕は可愛い嫁さんが欲しいんだ!」

「無理無理」

町崎「ちくしよぉぉぉぉ覚えていろよ。」

町崎は逃げていった。

エマ中尉「ねぇサエコあんたどう思う?」

サエコ准尉「同じ日本人なのに情けない。」

エマ中尉「でも流石に追い詰め過ぎね、マッチーは後でパープル小隊パイロット達のパーティに誘おうかな。」

サエコ中尉「むしろそれも残酷。」

>>>訂正箇所
サエコ中尉× サエコ准尉◯

エマ中尉「そうじゃない、電話しないと。」

居酒屋 川中島
店主「お客さんお客さん」

デワントン「もう飲めませんよ。」

桐原中尉「なんだよもう少し寝かせろ、っての。」

女将さん「あなた起きないわね。」

店主「全くだな、軍に勤務している娘と同い年な娘なのに、情けねぇ。」

プルルルル プルルルル

女将さん「はいこちら川中島、はいはい分かりました。あなた?」


店主「どうしたんだ?」

女将さん「軍から桐原中尉とデワントン中尉いるかって?」

店主「もしかしてこいつらか?」

女将さん「あなた起こさないとまずいんじゃないの?」

店主「お客さんいい加減起きてください、軍からの電話ですよ。」

エマ「桐原中尉 デワントン中尉、こちらSVF-88ハミンギヤ担当航空管制官のエマ・グレンジャーです。一体何処でなにをしていたんですか?」

桐原中尉「何があったのかって?今までデワと酒飲んで酔い潰れていました。」

エマ中尉「そんな事より早く基地に戻ってバルキリーに乗って出撃してください!」

桐原中尉「馬鹿野郎!俺は今日は非番だぞ!」

エマ中尉「馬鹿野郎はこっちのセリフです、あなたの担当地区のオギノシティでカムジンらのゼントラーディ一派がオギノシティの工業地帯を襲撃しました。現在デストロイド部隊が壊滅、被害は甚大です。」

桐原中尉「被害が甚大?」

エマ「もう~何も分かっていないんですか?テレビをつけてください。では失礼します。」

桐原中尉「おい・・・・店主テレビつけてくれ。」

店主「あいよ。」

オザワ「臨時ニュースを申しあげます。今朝7時20分ごろ、オノギ・シティにバトル・ポッド群が襲来しました。ポッド群は、オノギ・シティの海岸部にある工業地帯を襲撃しています。各地のパトロール隊が鎮圧に向かっていますが、予想以上の反撃にあい…。」

デワントン「オギノシティが襲撃~そんな馬鹿な。」

桐原中尉「デワまだ酔っているな、水を飲め。」

デワントンは桐原から水を受け取り酔いを冷ました。

デワントン「何があったんだ!って街が燃えている。」

桐原中尉「ゼントラーディの反乱部隊だ、デワントン早くいくぞ店主料金はどのくらいなんだ?」

店主「一応お代は210ドル。」

桐原中尉「そんなに飲んだの?」

210ドル払いタクシーで基地に向かう。

マクロス・シティ、新地球統合軍司令センター

エマ中尉「第1デストロイド 第2デストロイド小隊反応ロスト、応答ありません。」

サエコ准尉「第3デストロイド 第4デストロイド 陽動部隊と交戦中。現在は優勢、敵の数が減少しました。」

女性兵士A「街に不審物があると言う報告があり、現在爆発物処理班が不審物を捜索中。」

女性兵士B「ゼントラーディ一人部隊は何かを探している模様。」

ヴァネッサ「バルキリー隊、間もなくオギノシティ上空に到達します。」

グローバル提督「やつらは何かをさがしている。」

エキセドル「あくまでも推測にすぎませんがな。カムジン本来の攻撃目標は統合軍本部のあるこの街のはず。やつの性格からして、からめ手で攻めるなどということは考えられませんな。」

グローバル「ねらいは反応エンジン!」

エキセドル「おそらく。」

グローバル提督「早瀬くん!」

未沙「はい。バルキリー東部パトロール隊、マックス・ミリア隊に告ぐ。カムジン一派の目的は反応エンジンの奪取にあると推測される。コンビナート・ブロックの反応エンジン工場を守れ!」

オノギ・シティ工業地帯 は現在も戦いが続く。そして東部パトロール隊以外のバルキリー隊が飛来した。

バルキリーリーダー「あれだ!各小隊フライトフォーメーション 工業地帯に突入したら白兵戦を展開せよ!」

バルキリーパイロットA「隊長 何を怖がっているですか?あのカムジンと言うやつをぶっ殺せばいいんでしょ。」

バルキリー1機が編隊からは離れる。

バルキリーリーダー「おい馬鹿な真似はよせ、戻れぇぇぇぇ。」

カムジン「オイグルの野郎、モタモタしやがって!」

バルキリーパイロットA「くたばれゼントラーディの虫けらどもめ!」

バルキリー1機がカムジンをねらって攻撃してくる

カムジン「[ 発砲しながら ]おっ、うわあああ!! えいっ、うわああ。」

バルキリーに命中する。

統合兵「くそベイルアウトできない、ぐわぁぁぁぁぁぁ」

[ バルキリー、撃墜される ]
カムジン「やっと俺の趣味になってきやがった。」

バルキリーリーダー「言わんこっちゃない、人命は貴重だ命を粗末するなと・・・・全機建物の影に隠れて反乱部隊を鎮圧せよ!」

バルキリーパイロットB「了解」

バルキリーパイロットC「了解!」

バルキリー部隊は建物の影に隠れてゼントラーディ軍部隊と銃撃戦が始まったのであった。

未沙「こちらガンサイト1、現在 第2防空航空基地からSVF-89ラフレシア
SVF-15グリーンスターが出撃、現在交戦中ですが苦戦してます。」

マックス「了解しました、現在SVF-88と共に作戦空域に入ります。」

ミリア「カムジン・・・・お前との因縁はここで終わらす。」

ラプ・ラミズ「来たぞ。…行け!」

メルトラン兵「了解しました。」

【戦闘BGM
http://m.youtube.com/watch?v=geZIlGr-KYI
クアドラン・ロー隊、下方からマックス・ミリア隊はじめバルキリー隊を奇襲する。交戦 しはじめる。

ミリア「こいついい加減に落ちろ!」

ミリア機はクァドラン・ローにミサイルを撃つが、回避されてしまう。

ラプラミズ「この動きまさか、いやまさかではないこの色のカラーリングは?」

ミリア「この動きは、まさかだが。」

メルトラン兵「どうしたんですラプラミズ司令?」

ラプラミズ「・・・・」

ミリア「ラプラミズ司令。」

ラプ・ラミズ「ミリア。」

ミリア「ラプラミズ司令、報告には聞いていましたが何故カムジンと行動しているんですか?」

ラプラミズ「ミリア お前が知る必要はない!」

ラプラミズのクァドラン・ローはミサイルをミリア機に撃ち込むが、ミリアはチャフを射出しそしてバトロイド形態に変形してガンポッドでミサイルを撃ち落とす。

ミリア「いいえ聞く義務があります、私はラプラミズ司令の部下でありましたから!」

ラプラミズ「だったらマイクローンを裏切れそうすれば、教えてやる!」

ミリア「!?無理です、私にそのような真似をする事はできません。」

ラプラミズ「ならばお前を殺すしかないようだな。」

ミリア「ラプラミズ司令、投降してくださいこんな事をして何になるんです?」

ラプラミズ「・・・すべては前のような戦いこそが正義の世界のためにだミリア!!」

ここで一時切ります。

桐原とデワントンの出番ないな。

出番構成を考えるとしますか、続きは後ほど。

マクロスシティ 第1防空航空基地ゲート

基地警備兵A「桐原中尉とフィアロ中尉はいつになったら到着するんだ?」

基地警備兵B「分からないって、エマ・グレンジャー中尉が通信を入れるとかでウィルソン大尉が話していたし。」

基地警備兵C「滝田の坊主が俺の部隊も出せ出せとか、文句言い始めている。」

基地警備兵B「わぁお血気盛んな奴もいるもんだね、9機程飛び出しただけでも十分だろ。」

基地警備兵A「しかしオノギ・シティの被害の方が大きいと、言うニュースがこのラジオから入ってくるぞ。」

基地警備兵C「まぁあそこは工業地帯であるし、奴らが欲しがっている戦艦のエンジンになる反応エンジンすらある。」

基地警備兵A「次は俺達がいるマクロスシティか、その時はどうなるんだろうな?」

基地警備兵B「知るかよ。」

基地警備兵A「とにかく俺達は大人しく反統合勢力の工作員からこの第1防空航空基地の警備でもしていればいい。」

基地警備兵C「だけど暇でしょうがないぞ、俺達の出番なんか本当にあるのだろうか?」

基地警備兵B「おい見ろジープが来たぜ、そろそろ桐原中尉とフィアロ中尉のご到着か?」

ジープがゲート付近に到達した。

基地警備兵C「おわっ桐原とデワちゃんじゃない。」

基地警備兵B「しーしー」

基地警備兵A「すいませんが、身分証明書を拝見したい。」

統合軍士官「これで頼む、少々急いでいる身なのでな。」っ身分証明書

基地警備兵A「身分証明書とのデータが照合した、とおってください。」

統合軍士官「御苦労。」

ジープは基地内に入っていった。

基地警備兵C「って桐原中尉とフィアロ中尉は一体どこで何をしているのだか。」

基地警備兵A「といいつつ、数分しか経っていないんですけどね。」

基地警備兵B「おいあのバイクこそ桐原とデワちゃんじゃないのか?」

基地警備兵A「そうであってくれ、もしそうじゃなかったら桐原にお仕置きしてやれ!」

バイクが到着する。

桐原中尉「すまん遅れてしまった、なんせ居酒屋川中島は10km離れていたからな。」

基地警備兵A「遅いぜ桐原、とっととバルキリ―に乗ってくれ!」

デワントン「遅れた分はしっかり必ず取り戻します。」

ウィルソン大尉「ようやく気負ったな問題児ども。」

桐原中尉「ウィルソン・・・・・・」

デワントン「大尉。」

ウィルソン大尉「桐原中尉.フィアロ中尉、既に本隊は既に当然のように離陸した。早く部隊に合流するか、敵の退路を断ってもらいたい。」

桐原中尉「我々の愛機は基地に残っていますか?」

ウィルソン大尉「何を寝ぼけた事を言っている、他人の愛機を使う間抜けのバルキリ―乗りはいない。さぁて説明は済んだ、早くバルキリ―に搭乗しろ!!!」

桐原中尉とフィアロ中尉「了解しました。」

直ぐにパイロット服に着替え、愛機に向かう桐原中尉とフィアロ中尉。

第1防空航空基地滑走路

千葉軍曹「お前ら遅かったじゃないか、既にあんたらのバルキリ―は用意してあるぜ!」

デワントン「軍曹遅くなってすまねぇ。」

千葉軍曹「いいや非番だししょうがねぇよ、早くしないとマックスとミリアそして本隊がたに獲物をとられるぜ。」

デワントン「分かっているさ、ミリア一級空士長は最強のエースだけど一応私もエースやってみせます。」

千葉軍曹「そうその勢いだ!いいねぇ若いもんは!!茂ちゃんよ、しっかりデワちゃんを守れよ!」

桐原中尉「了解した。」

航空機誘導員が桐原とデワントンのバルキリ―を滑走路まで誘導する。
そして飛びだって行ったのであった。

第1防空航空基地ゲート前
基地警備兵A「さて飛んでいったなやっこさんも。」

基地警備兵B「またバイクが来ているぞ、もう交代時間なのにいい加減にしてくれよ。」

基地警備兵A「SVF-1スカルズの隊長である、一条輝大尉?」

一条輝「すまない遅れてしまった、俺に召集のアナウンスがなかったからついうっかりしていたよ。」

基地警備兵C「えっ一条大尉は寝込んでいてこないはずでは?」

一条輝「なんの話しているんだ?」

基地警備兵A「えっついさっき一条大尉の存在を忘れていて、出撃の招集を呼びかけたんですが早瀬少佐は一条大尉が寝込んでいるので出撃できないとか言ってました。」

一条輝「そんなはずはないだろ、とにかくヴァネッサあたりを問い詰めてみるよ。・・・・・まだ前回のマフラー事件の事を怒っているのかよ・・・ぶつぶつ」

基地警備兵B「もしかして一条大尉と早瀬少佐喧嘩とかしたんじゃないか?」

基地警備兵C「まさかな・・・いやあのおばさんと二股男だったら喧嘩とかしそうだな。」

基地警備兵B「それをまさしく夫婦喧嘩って奴で。」

基地警備兵A「そんなくだらない話するな、大人しく警備だ警備。」

基地警備兵C「そんな班長こそ乗っかっていったくせに。」

基地警備兵B「権力の横暴だぞ!」

基地警備兵A「うるせぇぞ、たくよ・・・・・」

基地警備兵D「あのすいません交代の時間なんですけど。」

基地警備兵A「そうでしたな・・・たははははは。」

一条機も遅れて離陸する、代理のエマ・グレンジャーの誘導の元先行して離陸した桐原中尉とフィアロ中尉の編隊に合流した。

一条輝「こちらスカルリーダーよりエコー及びデルタへ、これより編隊飛行を行うので合流させてもらう。」

桐原中尉「一条大尉でありますか、こちらはSVF-88桐原茂人。了解しました。」

一条輝「現在オギノシティの戦況だが、一進一退の攻防だ。しかしカムジンが反応エンジンを見つけたと言う未確認の情報がある。それをなんとしても奪還しないといけない。」

デワントン「大尉それは分かっています、しかしどのようにして奪い返すのですか?」

一条輝「それはだな・・・・・・・・・」

エマ中尉「こちらガンサイト1よりエコー、既に本隊はクァドラン・ロ―部隊と交戦中。」

エマ中尉「別の航空基地からパープル小隊.カ―クランド小隊を出撃させましたが、陽動部隊が出現.現在パープル小隊は迎撃に向かいました。」

一条輝「パープル小隊やカ―クランド小隊まで動いているのか?」

エマ中尉「しかし不審な点がいくつかがあり、今回の襲撃事件はいつもより大規模なのです。」

一条輝「反応エンジンの奪取だろ?」

エマ中尉「あらぁ知っていたんですか?」

一条輝「ウィルソン大尉から聞きました。」

エマ中尉「そうですか連中は宇宙へ帰還するつもりでしょう。」

一条輝「どうせ逃げても、ブリタイ艦隊や月方面軍艦隊の包囲線がありますよ。」

デワントン「いやカムジンならどんな無茶をしてでも宇宙へ逃亡するだろう、そしてどこかの基幹艦隊に落ちのびるつもりだろう。」

一条輝「フィアロ中尉なぜそこまで自覚して言えるんですか?」

デワントン「私もどんどん文化に感化されたとは言え、ゼントラーディ人です。カムジンはモナ作戦やイスリス戦役などでいろんな問題を引き起こし味方殺しのカムジンと言われています。しかしそのたびに勝利を掲げています。」

桐原中尉「まさか強行突破する気なのか?」

デワントン「そのまさかです、しかしカムジンは普通に基幹艦隊に落ちのびるつもりはありません。文化に感化された兵士は戦闘不能とし消去刑です。」

一条輝「ちょっとまった普通に落ちのびる気がないって一体どういう事なんだ?」

デワントン「失われた幻の兵器反応弾を手土産にする事、我々ゼントラーディから見れば幻の兵器。消去刑にできざる追えない重要な物です。」

一条輝「反応兵器の奪取、確かに敵の手に渡ればやっかいだな。」

エマ中尉「・・・・・・・・・・・・・・あのすいません、私の存在無視していませんか?」

桐原中尉「いいえ無視してませんよ、何か指令でも?」

エマ中尉「はいマックス・ミリアの2機がクァドラン隊を引きつけてます、本隊は街へ突入しました。既に敵は反応エンジンを奪取され、逃走を図りました。一条機は街へ、桐原機とフィアロ機は退却しつつあるクァドラン隊をラブバード隊を支援に向かわれたしとの事です。」

一条輝「すまんが中尉ここでお別れだな、お互いの幸運を祈るよ。お互い死ぬような事ないようにな。」

デワントン「安心しろ鈍いお前よりは長く生きる安心しろ。」

一条輝「デワ・・・・お前本当にミリアの部下なんだな、いま心に矢が刺さった。じゃあグッドラック。」

桐原中尉「グッドラック」

デワントン「グッドラック」

3機のバルキリ―はそれぞれの目的地に向かい、分かれていった。


>訂正
一条輝「オギノじゃなくて、オノギだったな。」

早瀬未沙「もう一条くんのバカ。」
_____________________________
オノギシティ上空
一条輝「あれか!」

一条機はオノギシティに向けて急降下する。

ゼントラーディ兵A「くそ親分が折角反応エンジンを見つけたのにまたねずみか・・・・」

ゼントラーディ兵B「回収艇が到着するまであのねずみをかたずけるぞ!」

2機のヌ―ジャデル・ガ―が一条機に向け攻撃を仕掛けるのであった。

オザワ「ニュースの時間です、本日8時に起こったオノギシティにおける戦闘はいちだんと激しさを増しており、両軍および市民の間にかなりの死傷者が出ている模様です。本日は軍事評論家の岡部いさむ氏を招いて今回の事件について・・・・・」

マクロスシティ市民A「オノギシティのほう物騒だな。」

マクロスシティ市民B「この街は大丈夫であろうか?」

マクロスシティ市民A「いいや大丈夫とは言い切れないだろうな、ここは首都だしテロのターゲットだぜ。」

マクロスシティ市民B「ミンメイちゃんもいなくなるし、世の中明るくないな。」

マクロスシティ市民A「まったくだな。」

マックス機とミリア機がクァドラン部隊と交戦している。

桐原中尉「遅れてすまいな、マックスとミリア。」

マックス「桐原先輩にデワントンさん、来てくれたんですね。」

桐原中尉「あぁ二日酔いはなんとか免れたし、気分爽快。」

マックス「それは良かったな。」

ラプラミズ「援軍かただでさえミリアがいるのにえぇぇいやれ!」

クァドラン部隊が迫るが桐原中尉とデワントン機の連携攻撃によってクァドラン部隊撃墜する。

マックス「ひゅ~さすが。」

メルトラン兵「新参者め!覚悟ぉぉぉぉぉぉぉ!」

ミサイルを一斉に攻撃する。

デワントン「腕はいいが、まだまだだな。」

バトロイド形態に変形し、ミサイルを撃破しクァドランに向けガンポッドを向ける。

デワントン「・・・・すまない」

ダダダダダダダ(ガンポッドをクァドランの肩の図分に向け発砲する。)

メルトラン兵「くそここまでなのか、なんとか不時着できるが建物に激突する。」グシャーン

ラプラミズ「あのパイロットミリアよりは劣るが中々のうでだな、しかしあの動きも見たことがある。」

デワントン「ミリアが今まで落としてないというと、相手もエースの証拠か面白い。」

デワントン機がラプラミズのクァドランにロックオンするが。

ミリア「待てデワントン!!それにはラプラミズ司令が乗っている!!」

デワントン「ラプラミズ司令が?まさか・・・まさか。ラプラミズ司令!!」

ラプラミズ「その声はデワントン.デワントン・フィアロなのか?」

デワントン「一応1年9ヶ月ぶりですね、ラプラミズ司令。」

ラプラミズ「久しぶりだな、デワントン・フィアロ空士長。お前までマイクローンの犬になっていたとはな。」

デワントン「!?私はマイクローンの犬になったつもりはありません、ただ自分の意味で戦争以外の生き方をしようと考えたまでです。」

ラプラミズ「そうかお前達まで、ゼントラーディの誇りを失ったのか。」

デワントン「私やミリアそしてマイクローンいや地球人と共存の道を選んだラプラミズ艦隊の兵士は大勢いますが、今でもゼントラーディの誇りを持っています。」

ラプラミズ「だがマイクローンのカールチューンに感化された者は、ゼントラーディの誇りを持っていると二度と言って欲しくないものだな。」

デワントン「・・・・・」

ラプラミズ「誇りのなくのうのうと生きている貴様らを生かしておくわけにはいかない行くぞ!」

デワントン「ミリア一級空士長あなたの意見はどうなんです?」

ミリア「私としてかつての上官を撃ちたくない。撃ちたくないんだ、敵とは言えラプラミズ司令を・・・」

ミリア機、迫り来るラプ・ラミズのクアドラン・ローを狙うが撃つのを躊躇う。

デワントン「ミリア一級空士長早く撃ってください、ラプラミズ司令に・・・一級空士長!!」

ラプラミズ「すまんが落ちろミリア
デワントン!!」

カムジン「おいラプラミズ例の物を手に入れた撤収するぞお前らは自力でアジトまで戻れいいな。」

ラプラミズ「分かったただちに帰還する。」

クァドラン・ローは撤退しつつある。ミリアは力が抜けたように戦意を失う。

ミリア「あっ、う…。」

桐原中尉「今だ敵はパワーダウンしている、追い詰めるぞ!」

デワントン「・・・了解。」

桐原機とデワントン機が追撃に入る。

マックス「ミリア、街のほうへ支援に向かう。あっ…!これは!?」

ミリア「回収艇だ。」

ゼントラーディの艦艇が工業地帯に着陸する。グラージやリガートを収容する。一条機が攻撃しているが戦艦には歯がたたない。


カムジン「こちらサンタのおじさん。作戦は完了だ。俺たちはラプ・ラミズを拾って帰還する。クリスマス・プレゼントの時間だ。」

[ 輝、戦艦を追撃する ]

カムジン「繰りかえす、クリスマス・プレゼントの時間だ!」

オノギシティ市街地

統合陸軍兵D「何か不審物はあるか?

統合陸軍兵E「おいあれをみろ!」

統合陸軍兵D「ただのサンタクロースだろ。」

統合陸軍兵E「違う犬が吠えているあそこをよく見てみろ。」

統合陸軍兵D「?」

犬が吠えている先には復路があり、兵士が復路を弄ろうとした。

統合陸軍兵D「何があったんだよってこれはば.爆弾!!」

統合陸軍兵E「どうします?」

統合陸軍兵D「俺が知るか」

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ズドカーン「ぎゃぁぁぁあ」

街のいたるところで、爆弾が爆発しはじめる。

一条輝「マックス、ミリア、追跡は中止だ。街の住民を救助する。」

マックス「了解。」

一条輝「各機も救難活動するんだ。桐原中尉もフィアロ中尉は追撃を辞め救難活動してもらいたい。」

オノギ・シティは火の海と化す。一条機、消火弾で消火活動をおこなう。ミリア機、子ども2名と犬1匹を手にかかえている。破壊されたオノギ・シティ。病院には多数の負傷者が治療をうけている。遺体のそばで泣いている市民。

オギノシティ病院
医師「輸血パックをこっちに持って来てくれ。」

看護婦「はい!」

軍医「衛生兵、この患者はもう助からない遺体安置所に運んで来てくれたまえ。」

衛生兵「了解しました。」

警官A「街に暴徒化した市民がいる?」

警官B「今回の事件を受けて反ゼントラーディ派が。」

隊員A「死者は・・・我が部隊からにも死亡者が・・・」

隊長「今までより最悪の死亡者であった。我々が不甲斐がないばっかりに。」

隊員B「そんなに落ち込むことないですぜ。」

隊員A「何?」

隊員B「今回は反応エンジンを奪われ多くの死者を出してしまった、だがこんな時に招集に遅れた者がいた者がいる、そう一条輝大尉.桐原茂人中尉.デワントン・フィアロ中尉あんたらだ。あんたらが遅れたせいで、多くの人命を失ったばかりか反応エンジンが奪取されたんだ!」

一条輝「!?」

桐原中尉「それは・・・・・」

隊員C「少尉・・・」

隊員B「いつでも非常事態に備えるのが軍人の務めだ、それなのにデートしていただと?飲み会だと?お前らはふざけているのか?戦場を舐めているのか?それはそうだよな、平和ボケで現実逃避したサルどもと宇宙から戦闘しかしらない野蛮人だからなそれに億以上の虐殺した民族な。」

デワントン「!?」

隊員A「おいやめろ少尉、彼らは非番であったすぐに対応できるような状態じゃなかった。」

隊員B「あ~それもそうだったよな、だがそんな理屈で責任逃れは認めんからな。ゼントラーディなんかは、俺が一人残らず皆殺しにしてやるさ。どうせ日本人は戦場を通り国の事にしか見てないんだろ?湾岸戦争のようにな。」

隊員A「お.おい。」

隊員C「すまんなあいつは白人至上主義者なんだ、だから差別するんだ。」

一条輝「別にいいんだ、事実だし。」

隊員A「一条大尉。」

デワントン「・・・・・」

隊員D「無理もないゼントラーディを恨む連中は存在する、家族を失った連中が多いからな。」

桐原中尉「・・・・すまん。」

桐原中尉の胸の奥には、自分の不甲斐無さと戦争に対する認識の甘さによる判断力の欠如を悟った。

そんな時に一条輝の前にヴァネッサ・レイアードがやっていた。

ヴァネッサ「ヴァネッサ「一条大尉あの実は・・・・・早瀬少佐の件なんですが・・・」

一条輝「未沙の?」

ヴァネッサ「そうそして仲直りしようと・・・大尉の家に来ていたらしいんです。」

オザワ「オノギ・シティでの戦闘がバトル・ポッドの退却により終結してすでに6時間。一時は全市を焦土化するのではないかと思われた大火災も、ようやくおさまり、街にはふたたび静けさがもどってきました。しかし、この戦闘により軍人、民間人ともに多大の死傷者が出…。」

一時切ります、質問とかあったら受けつます。

誤字訂正
一時切ります、質問とかあったら受けつけます。

オノギシティ 市街地

桐原中尉「俺が無茶をして酒を飲み過ぎたばかりに、ちくしょう。」

デワントン「いや私も同罪だよ、早めに切り上げて基地に戻っていれば。」

死ね 出ていけ! こいつをぶっ殺せ! 俺の家族を返せ! 

桐原中尉「!?一体何の騒ぎだ?おい何が起きている?」

統合軍警務隊員「ハッ撃墜されビルに激突したクァドラン・ロ―のパイロットがまだ生きており家族や住む家を失った市民らが怨みを晴らすべく私刑にしているんです。」

デワントン「なんとか止める事はできないのか?」

統合軍女性警務隊員「我が部隊のデストロイドでパイロットを救出し、マイクローン装置でマイクローン化させるつもりです。しかし捕虜収容所がないんです。」

統合軍警務隊員「かといってマイクローン化させて、釈放したら彼女・・・・・リンチされるな。」

桐原中尉「なんとかできないんですか?」

統合軍警務隊員「こちらとしては精一杯やっているつもりだ、だがこちらとしても限度がある。」

撃墜現場
メルトラン兵「うぅなんとか生きているようだな、だけど腕の骨は折れたか・・・・・・・・外は・・・・・・ハッ!!」

暴徒化市民A「出て来いこのクソ野郎!」

暴徒化市民B「道を外れたゼントラーディ人め、前の大戦でも飽き足らず俺達の平和を奪う気か!!」

暴徒化市民C「俺の・・・・俺の姉さんを返せ!お前らが殺したんだぞ!!」

ゼントラーディ系市民「こいつを引きずりだぜ!ゼントラーディの恥さらしめ!」

メルトラン系市民「とっとと死ね!」

オノギシティの被害は多きかった、戦後のゼントラーディによる襲撃事件の中で最悪であった。今回の事件を受けて、統合軍上層部は次のターゲットの推測を始めるべく緊急対策会議が開かれる事になったのである。
それでも人々は亡くなった人々の霊を慰めるかの如く、きよしこの夜を歌い始めるのであった。

きよしこの夜
https://www.youtube.com/watch?v=oRHGWV-7k-s

マクロスシティ 統合軍参謀本部
グローバル提督「今回はオノギシティで起きた反応エンジン奪取された事件について、今後のカムジン・クラヴシェラ等のゼントラーディ人反乱部隊について協議する。」

マイストロフ大佐「今回についてカムジンは宇宙に逃走すると推測し、統合宇宙軍総司令官ブリタイ・クリダ二ク提督と統合宇宙軍月面方面軍司令スミス・モントゴメリー提督にもモニター越しであるが参加してもらいます。」

ブリタイ「ブリタイだ、よろしく頼む。」

スミス提督「スミス・モントゴメリーだ、よろしく頼む。」

マイストロフ大佐「本題に入るがカムジン一派が反応エンジンを奪取した目的であるが・・・・」

統合軍高官A「理由は簡単ではないのかね?前回リン・ミンメイとリン・カイフンの両名が拉致監禁された事件の時に身代金の代わりに軍艦と装備一式を要求してきた。考えるとなればただ一つ、損傷の低い艦を修理し宇宙へ逃亡するのではないのですかな?」

統合軍高官D「もし放置するとなれば総司令が進めている、長距離移民化計画にも影響が大きくでます。」

スミス提督「現在我が月面アポロ基地ではSDF-2メガロードを移民艦に改装したメガロード01を建造中ですが、月面を強襲する可能性だってあります。」

ホシムラ少将「そうとなれば、再建途上である我が艦隊では太刀打ちができません。」

スミス提督「ホシムラ君君は黙っていたまえ、どうもすいません。副官のホシムラ少将です。」

グローバル提督「おほん。」

グローバル提督「君達のいい分は分かった、宇宙に脱出する事は分かった。ブリタイ司令、カムジンが宇宙へ脱出した際に向かう先は分かりますか?」

ブリタイ「目的地はプラド基幹艦隊かヌェルド基幹艦隊でしょう、しかしカムジンは私やラプラミズと同様に文化に汚染されたと認識されておりボドル基幹艦隊の残存艦隊が既に報告しているはずだ。しかしある物を手見上げにしていけば消去刑にならなくて済む。」

グローバル提督「っでその例の物とはなのかね?」

ブリタイ「反応兵器しかないでしょう。」

マクロスシティ SDF-1マクロス前
デワントン「なぁ聞いていいか茂人。」

桐原中尉「なんだデワ?」

デワントン「リン・ミンメイの歌で戦争が終結したのに、戦う事になるのだろうか?」

桐原中尉「・・・・・・・俺にも分からない、ただ言えるのは人間の心の問題と言えるという事なんだ。」

デワントン「心の問題か、では今日や今まで起きたゼントラーディの襲撃はなんだと言うのだ?私には・・・・それが分からない。」

桐原中尉「たぶんだけどこの戦いは新しい戦いの始まりだと思う。人間は戦争反対とかなどの綺麗事を言っても戦争から人間は戦争から逃げられない。」

デワントン「・・・・・・・・・・・そうか、我々は悲しい生き物だな。」

桐原中尉「反応エンジンが奪われたとなるとなれば、これから嵐が来るな。あれは・・・・・・」

彼らの前には一条輝と早瀬未沙がいた、しかし彼らが何を話していたのかはこの二人は知らない。
そしてこの二人はこの1カ月後新たな戦いに赴く事になる。

第1章完

次回予告
バルキリ―乗員候補員育成のため、エルメンドルフ基地に出向した桐原とデワントン。
できそこないのJ型と言われかつて桐原とSDF-1マクロスで苦楽を共にした、カール・レ―ガ―と再会する。
そんな彼らを未確認の敵が忍び寄っていた、次回VARIABLE FIGHTER 【ブレイクダウン】

>おまけ VF-X-4からVF-4ライト二ングⅢへ。

月面アポロ基地

月面基地女性オペレーター「ムーン1よりウィンザーへ、エンジン良好テストを開始せよ。」

テストパイロット「了解した、ロールアウト最終試験を開始する。」

統合軍月面方面軍士官A「VF-X-4のロールアウトの最終試験は順調だな。」

統合軍月面方面軍士官B「メガロード01の出港に合わせて各飛行隊へ配備する予定だ、来年には先行量産型がスカル隊に配備される。」

統合軍月面方面軍士官A「名前はどうしますか?」

統合軍月面方面軍士官B「F-22ラプタ―に開発競争で敗れたYF-23ライトニングⅡから名前を受け継ぎ、ライトニングⅢと言うのはどうですかな?」

統合軍月面方面軍士官A「それはいいでしょう、開発主任に進言します。」

統合軍月面方面軍士官B「ライトニングⅢ新しいVFの歴史を造ってくれ。」

そして9カ月後 メガロード01出港時に華麗な飛行を披露しVF-4ライトニングⅢはデビューしたのである。

デワントン参考資料
http://seesaawiki.jp/harmony-gold_japan/d/%A5%BC%A5%F3%A5%C8%A5%E9%A1%BC%A5%C7%A5%A3%B4%CF%C4%FA%C6%E2%C0%DF%C8%F7

http://zentraedi.org/chara/chara2.htm

デワントンの制作経緯・・・・・
超時空要塞マクロス19話に登場した数少ない女性のゼントラーディ人キャラ。
1984年に公開された超時空要塞マクロス愛おぼえていますかではミリアの副官として登場。
ロボテックウィキでは二級空士長「デワントン・フィスナ」とされているが、本SSでは超時空要塞
マクロス2036に登場したジンナ・フィアロから苗字を取っている。ロボテックウィキを確認せずに
作成したためこうなってしまった。確認していたら、デワントン・フィスナであった。

ちなみに実はマクロス30にメルトラン兵の顔グラとして描かれているなど、なんだかんだ優遇されて
いる人でもある。ちなみに映像化作品で彼女が出たシーンは柿崎ぃぃぃぃぃぃである。

まぁマクロス⊿が決まりましたので、なんとなくここで修行してマクロスの空白期を埋めるようなストーリー
を造りたいです呼んでくださった方に感謝。

誤字訂正
オノギシティの被害は大きかった。

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