一舞「あたしのさきこ」 (27)

◆ひなビタ♪SSです
◆10月20日からITunesで激アツ☆マジヤバ☆チアガールのフルを配信していますよ
◆まといさんは「纏」ではなく「纒」が正しいという指摘を受け、今回から正しい方に修正致します
 名前を今まで間違えていたことを深くお詫び申し上げます

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チュンチュン……

咲子「んん……」

咲子「ふぁ、ああ……」

咲子「……」ボー

咲子(……なんか、右が重いなあ)

咲子「……」チラ

一舞「すう……すう……」

咲子「ふふふっ♪」

咲子「イブちゃん、今日の朝ごはんはどうしましょうか」

一舞「さきこの作ったのなら、なんでも美味しいしっ」

咲子「それはとってもとっても嬉しいんですが、そう言われると迷っちゃうんですよね、
   そうですね、フレンチトーストなんてどうでしょう?」

一舞「いいよ」

咲子「じゃあちょっと待ってて下さいね、イブちゃんは身支度しててもいいですから」

一舞「いやさきこ、あたしも手伝うし」

咲子「そうですか?じゃあ一緒に作りましょうか」

一舞「うんっ」

まり花「おはよーイブっ!さきちゃん!」

咲子「おはようございます」

一舞「おはよー、今日は寝坊しなかったね」

まり花「もうイブ、最近はしてないでしょっ?」

一舞「そういえばそうかも」

咲子(まりかちゃんもりんちゃんと一緒に寝てたりとかするのかな?)

一舞「まぁまりかも来たし、さっさと行くしっ!」

咲子「うふふ」

まり花(イブ、ずっとさきちゃんの手握ってるなあ)

~合同体育~

一舞「さきこ、大丈夫?」

咲子「はぁ、はぁ、とってもとっても疲れちゃいました……」

一舞「夜はこれでもかってくらい体力があるのに……あっ」

アノカスガサンエロイ…エロクナイ?
シャメッチャオット!

一舞「……」ツカツカ

咲子「……イブちゃん?」

アッヨコカライズミサン!
イズミサン!キレイダケドイマハジャマ!
ジャアカワリニイブサマノシャシンヲ……
オッオ~オオ~ オッオ~オオ~

咲子(イブちゃん、私へのカメラの視界を塞いでる?)

~お昼~

咲子「イブちゃん、あーん」

一舞「あーん」

咲子「どうですか?美味しいですか?」

一舞「もうさきこ、さきこのが美味しくない訳ないしっ!」

咲子「あらあら、とってもとっても嬉しいですっ」

まり花(また二人で食べさせ合いっこしてるよう……)

まり花(視線を感じるし……)

まり花(わたしもりんちゃんとこういうことしたいようっ)

まり花「あ、さきちゃん、その卵とじとっても美味しそうだねっ!」

咲子「そうですか?良かったら食べます?」

まり花「いいの?わあい!」

咲子「当たり前田のハッカーさんですよ、じゃあまりかちゃん、あー……」

一舞「だ、駄目だしっ!」

まり花「えっ」

咲子「イブちゃん?」

一舞「さきこのを食べちゃ、だめなの!」

まり花「ええーっ?」

一舞「あ、え、いやその……食べるならあたしのあげるよ」

まり花「そう?別にいいけど」

咲子「……なんで私のじゃ駄目なんですか?」

一舞「いや、ね、なんか、やだったから」

咲子「よく分かりませんけど、じゃあ私の卵とじあげますね」

一舞「いや、そういうのじゃなくって」

咲子「はいイブちゃん、あーん♪」

一舞「あ、あ-ん……」

まり花(この卵とじよりも二人が甘いよう……)モグモグ

~喫茶店「シャノワール」~

めう「むひゅひゅ!さききのごすすな衣装、大こーひょーめう!」

咲子「そうですか?とってもとっても嬉しいです」

めう「今日も着てみて欲しいめう!また写真撮るめう!」

咲子「それは構いませんが……じゃあちょっと着替えて」

一舞「だ、ダメっ!」

めう「めう?」

咲子「イブちゃん?」

一舞「あ、ま、まためうはさきこをスケベに撮影するつもりでしょ!」

めう「ぎくっ!だ、だめう?」

一舞「ダメだしっ!あの写真のせいで「さききのおっぱい」とか「触りたい」とか色々アレなコメントが付いちゃってるんだから!」

咲子(それは結構前からそうなんだけど……)

めう「うぐぐぐ、やだやだ!めうのひぞーフォルダにもっとさききの写真補充したいめう!」

一舞「じゃ、じゃああたしが被写体になってあげるから」

めう「……ごすす着てくれるめう?」

一舞「あれはさきこ用だけど……多分あたしでも着れるかなあ、いい?」

咲子「いいですよっ!イブちゃんのゴシック……はぁ、想像するだけでとってもとっても素敵です……♪
   私も写真撮っていいですか?カメラ持ってきますね!」

一舞「え、う、うん」

一舞「着てみたし」

めう「めうーっ!いぶぶのないすばでーがごすすの真っ黒に包まれてるめうー!」

咲子「い、イブちゃん」

一舞「感覚としてはカタルシスみたいだけど、これ胸元が結構キツいね」

めう「じゃあさききはもっときつつめう!ぐふふ、早速レアないぶぶの写真撮るめう!」

一舞「いいけど、さきこはダメだからね」

めう「むう」

咲子「ああイブちゃん!とってもとっても……!」カシャカシャ

一舞「ふふふー、いっぱい撮っていいからねさきこは」

めう(ず、ずるいめう!ひいきめう!)

まり花「最近イブっていつもああなんだよ」

凛「どうああなのかしら?」

まり花「なんかね、さきちゃんとずっと一緒にいたがったりとか、
    さきちゃんのものを取られたり勝手に触れられたりするのが嫌みたいでね?」

凛「随分と独占欲が強くなったのね」

まり花「そうみたいだね、イブ、さきちゃんを誰かに取られると思ってるのかなあ?」

凛「いえ、そんな事はないんじゃないかしら?好きな人を独占したいという気持ちは自然な事よ、
  実際、私も似たようなものだし……」

まり花「それならわたしも一緒だよっ!りんちゃんは誰にも渡さないからねっ!ぎゅ~っ!」ギュウ

凛「も、もう///」

グラグラ
カチャカチャ

めう「あっ地震めう!」

まり花「なんかゆらゆらしてるー」

凛「呑気に照明を見ている場合じゃないでしょう!机の下に隠れるのよ」

まり花「そんなに大きくないし、大丈夫だよっ!」

凛「そういう甘い認識が身を滅ぼすのよレコード屋……ほら、あの二人を見なさい」

一舞「さ、さきこぉ、こわいよぉ」ギュ

咲子「わ、私がいるからとってもとっても大丈夫ですよ、イブちゃん、っ」ギュー

一舞「ふぇ、さきこぉ」ギュウー

凛「あの二人の意識の高さには感心ね」

めう(単に地震が怖くて一緒に潜っただけじゃないめう?)

まり花「揺れ収まったみたいだから、机の下から出てきなよイブぅー」

咲子「そ、そうですか」ギュ

一舞「ま、全く、最近は地震多すぎだしっ」ギュー

凛「それには同意するけれど」

めう(抱き合ったままだけど離れる気はないめう?)

夏陽「な、なんか今揺れなかった?」チリーン

心菜[ヤア]

咲子「あ、なつひちゃん、ここなちゃん、いらっしゃいませっ!」

夏陽(なんでアコギといぶき抱き合ってるのかしら)

心菜(なんで抱き合ってるんだろうこの二人)

夏陽「今日はアコギに頼みがあってきたの」

咲子「私に、ですか?」

心菜「うん」

夏陽「あのねアコギ!そのおっぱい触らせて!」

咲子「え、えええっ!?」

めう「き、きゅーめう…なんでめう?」

夏陽「あのね、どこかで見たのよ、巨乳になるには巨乳に触るのが一番だって」

まり花(え、もうあるよね?)

凛(既にそこそこあるじゃない)

めう(なつつもこここもあるめう)

咲子「そ、そうなんですか」

夏陽「だからこういうのはアコギがいいと思って……ダメかしら?」

咲子「え、えっと……うーん……」

心菜[オネガイ]

咲子「お願いされちゃってます……えっと、まぁ、触るくらいなら……」

一舞「だめっ!ダメダメダメっ!!」ズイッ

心菜「わっ」

夏陽「ええっ」

咲子「イブちゃん?」

一舞「ダメだしっ!さきこのおっぱい触っちゃダメ!」

夏陽「ちょ、なんでいぶきが出てくるのよ、
   この豊満な胸はアコギのものであって、いぶきのじゃ……」

一舞「ダメっ!さきこは全部あたしのだから!」

まり花「はっきり言ったねイブぅ」

夏陽「ぜんぶ?」

一舞「そう!可愛いさきこも格好いいさきこも綺麗なさきこもちょっと怖いさきこも、全部あたしのっ!
   さきこの柔らかいおっぱいも、柔らかな身体もあたしの!
   作った玉子焼きとか卵とじとかもあたしの!でも喫茶店の娘だから少し仕方ないかなって思ってる部分はあるけど、
   それ以外のはあたしのやつなの!誰にもあげたくない!
   だからさきこは誰にも渡さない!あたしのさきこ!さきこはあたしのもの!」

凛(包み隠さず言ったわね……)

咲子「イブちゃん///」

めう(こっちは嬉しそうめう)

夏陽「な……」

心菜「……」ポン

夏陽「む、無理、かしら」

心菜「うん」

一舞「あ、なら代わりにあたしの胸を……」

夏陽「えっ!?」

咲子「それは私がとってもとっても許しません」

一舞「だって」

夏陽「むう」

心菜「仕方ないよなっちゃん……代わりにまといさんに頼みに行こ?」

夏陽「まといさん?」

心菜「うん」

夏陽「なるほどそっちもあったわね」

心菜「あったんだよ」

めう(そういえばまととのスリーサイズ知らないめう)

……

咲子「最近のイブちゃんは私への独占欲とってもとっても強いですよね」

一舞「う、うん……気付いたらそうなっちゃってて」

咲子「気付いたら?」

一舞「なんかね、さきこが愛おしくって仕方なくってね、ずっとさきこと一緒にいるのは勿論、
   他の誰かにも触られたくないなって……さきこはさ、今のあたしのままでいい?それとももっと寛容になった方がいいのかな……?」

咲子「ふふふ、それはとってもとっても……えいっ♪」ドサッ

一舞「わっ!」

咲子「今のままで、いいんですよ、イブちゃんっ♪」

一舞「そ、そっか、ならいいけど……えへへ」

咲子「でも、私もそう思ってるんですよ?」

一舞「さきこも?」

咲子「私だって、イブちゃんは誰にも渡したくありませんし、私だけのもの、って思ってますから
   だから、イブちゃん、たまに自己犠牲的な感じで私の代わりになることありますけど、それはあんまりしないで欲しいです……」

一舞「う……今度から気を付けるよ」

咲子「ふふふ、それならいいんですよ、イブちゃんっ」チュ

一舞「ん、っ」

咲子「この柔らかくって暖かな唇も、私だけのものですよ?」

一舞「そういうさきこの唇だって、あたしだけのものだしっ」

咲子「えへへへ」

一舞「ふふふふー」

一舞「ねえさきこ、愛してる」

咲子「私も、とってもとっても愛してますよ」

一舞「ずっとあたしを独占しててね」

咲子「それはイブちゃんも、ですよ?」

一舞「うん、ずっと、あたしのもの」

咲子「それはとってもとっても嬉しいです……♪」

ちゅっ。

おわり

~おまけ~

夏陽「まといさん!おっぱい触らせて!」

纒「ええっ?ち、ちょっと急すぎませんか?
  それと私はいつかの旦那様のためにも、この胸はですね……」

夏陽「え、じゃああたしが旦那様になるから!」

纒「えっ」

心菜「私も」

纒「え、ええっ!?な、何を言ってるの貴方達……ああ、でもなんか悪くないような気も……
  10歳近く年下の子にときめくなんて私もヤキが回ったわね……うふふ……」

夏陽「あ、じ、冗談ですよ」

心菜(飢えているのかな……)

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