山田、特別学級に移る 後編 (11)

山田、特別学級に移るの続編です。



「臨時ニュースです、昨夜清水市内の小学生2名が何者かに殺害されました、なお小学生2名とも家で留守番をしてる時に何者かに殺害されたということです」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1445432332

戸川「今日は皆さんに悲しいお知らせがあります」

たまえ(なんだろ…先生かなり落ち込んでるなあ…まるちゃんも今日はいないみたいだし…)

戸川「昨日…さくらさんと藤木君が亡くなりました」

一同「・・・・・・」

たまえ「う、嘘でしょ…まるちゃんが…」

としこ「そんな…まるちゃんが死んだなんて」

永沢「…藤木君…」





山田「アハハwwwアハwwwミンナ、スグニムカエニイクジョwww」スタスタ

下校
たまえ(なんで、まるちゃん…昨日まであんなに元気だったのに…)

すみれ「あら…たまちゃん…」

たまえ「あっ、まるちゃんのお母さん…」

たまえ「あの…まるちゃんは…まるちゃんは…」

すみれ「…あの子は…殺されてしまったわ…私が一人で留守番させてたばかりに…」

たまえ「…そんな、お母さんのせいじゃ…」

すみれ「それで、たまちゃん…良かったらこれをあなたに受け取って欲しいの…」

たまえ「これは…まるちゃんの…、けどこれは…」

すみれ「きっとあの子もたまちゃんに受け取って欲しいと思ってるに違いないの…だからお願い、受け取って」

たまえ「…はい…!」

たまえ(まるちゃん…!)

永沢(僕は…確かにあの時藤木君に見捨てられた…僕は心底藤木君を恨んだ、死んで欲しいとも思ったさ…だけど、僕が藤木君の立場だったら、きっと同じ事をしていただろうな…藤木君…本当に死んでしまうなんて…君らしくないじゃないか…)

永沢母「君男、お客さんが来たよ」

永沢「分かったよ、母さん」(誰だ?こんな時間に?」

城ヶ崎「永沢…」

永沢「な、なんだ、城ヶ崎かよ…フン、僕になんのようだって言うんだい…」

城ヶ崎「永沢…まるちゃんと藤木が殺された事件…だいたい察しがついてるんじゃないの?」

永沢「…山田君…だろ」



永沢(そう、山田君は少年院を脱走した、ただそれは警察の汚点になるとして公表されていないようだ、だが城ヶ崎の父親は警察官だったようで城ヶ崎がしつこく父親に問い詰めたらこのことを話したようだ)

永沢「なんで、僕なんかに構うんだい…僕が入院していた時も…なぜか君だけが僕のお見舞いに来ていたし…」

城ヶ崎「…そ、そんなことはどうでもいいの!それよりも山田が今回の事件の犯人だったとしたら…」

永沢「ああ、おそらくクラス全員が殺されるだろうね…」

ー夜ー
としこ「や、やだ…助けて…」
ザシュ

山根「逃げなきゃ…ううっ!胃腸が…」
ザシュ

かよちゃん「助けて…杉山君…」
ザシュ

関口「や、やめろー!」
ザシュ



山田「アハハwwwアハハwwwタノシイナァwww」

???「フフッ、楽しいかい?山田くん?」

山田「ウン、ミンナトアソベテトッテモタノシイジョwww」

???「そうか…とりあえず今日はもう帰るよ」

山田「ウンwワカッタジョーwww」


今回のssはシリアス要素多目にしてます。

クラスには激震が走った…なぜかクラスのものだけがどんどん殺されていく現状に

戸川「しばらく、学級閉鎖をする事になりました…みなさん気をつけてくださいね…」



警察も隠しきれないとして山田が逃走したことを公表したのだ。

そして、この事件の犯人はもうほぼ確定していた。


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