レッド「ポケモンの人化?」(103)

注意
1.ポケモンの擬人化ssです。
2.アニメ、lg・fr、>>1の妄想で出来ています。
3.どうでもいいイベントもたくさんあります。
4.「※」マークは補助設定です。
5.不定期です。
6.期待を極限まで下げて見てください。

tv『近年、大きな問題は、ポケモンが人の形となる[擬人化現象]でしょう。』

tv『これは、人型や幻のポケモン以外のほぼ全てのポケモンがかかわっており、世界でも90%以上の擬人化が見られるでしょう。』

tv『この現象に対し、カントー地方のオーキド博士は、・・・』 ピッ

※擬人化現象;2年前に人間のような姿のポケモンを発見した。

その後、次々と世界でその姿のポケモンが発見されていった。

その変形理由はいまだ不明で、全世界の博士が研究・解明している。

また、全てのポケモンが変わっていないため、

噂では[実験から逃げたポケモンが繁殖している]と言ったものもある。

レッド「さて、行くか。」 ガチャ    バタン

レッドは、今日からポケモントレーナーの資格が手に入る。夢にまでみたポケモントレーナーだ。

擬人化現象が現れても、ポケモンはポケモンと、この世界は見ているらしい。

レッド「博士来たよ。」

オーキド「おぉ、レッド君待っていたよ。」

グリーン「レッド、おせーぞ!!速くポケモン貰おうぜ!!」

オーキド「まぁまぁ、そう慌てるな。・・・さて、おぬしらは擬人化現象を知っているな?」

レ&グ「「知ってる。」」

オーキド「まあ、知らない方がおかしいか。」

グリーン「それがどうしたんだよ。」

オーキド「今からわたすポケモンも、その擬人化現象になっているんじゃ。」

レッド(まぁ、予想していたから驚きはしないけど。)

グリーン「え!?マジかよ!俺普通のポケモンが欲しいよ!!」

オーキド「すまんな。普通のポケモンは人型を除けば1%ぐらいしかいないのじゃ。分かっておくれ。」

グリーン「・・・分かったよ。でも、野生で見つけたらゲットしてもいいよな?」

オーキド「それはかまわん。ま、見つけたらな。」

グリーン「ok。じゃ早くポケモンをくれ。」

オーキド「分かった分かった。まったく忙しい孫じゃな。」

そういって博士は3つのモンスターボールを取り出し、ポケモンを出した。

多分、ゼニガメ、フシギダネ、ヒトカゲだろう。

多分と言っているのは、一匹は、背中に甲羅を背負い、

一匹は、腰に種袋みたいなのがぶら下がっており、

一匹は、先端から炎が出ている尻尾があるからだ。

レッド(tvでみたけどやっぱり人なんだな。)

オーキド「さて、おぬしらはどのポケモンを連れて行く?」

グリーン「レッド、先に選べよ。俺は後でいいぜ!」

グリーンはそう言って一歩下がった。レッドは、昔から欲しいポケモンがいた。

自分の名前に似たタイプ、すなわち炎ポケモン。

レッド「博士、俺はヒトカゲを選ぶよ。」

オーキド「分かった。グリーン、お前はどっちを選ぶ?」

グリーン「そうだなぁ、・・・じゃあゼニガメを選ぶよ。」

博士はうなずいた後、ポケモンをモンスターボールに戻し、俺たちに渡した。

オーキド「後これを。ポケモン図鑑改訂版じゃ。」

レッド「改訂版?」

オーキド「そう。ごく最近までポケモン図鑑は普通のポケモンしか認識しなかったが、

この図鑑は擬人化したポケモンでも認識できるようになっているんじゃ。」

レ&グ「「へぇー。」」

オーキド「では、行ってこい。おぬしらは旅をするのが夢だったんじゃろ?」

グリーン「おーよ!じゃあレッド、先に行くぜ!!」タッタッタッ

レッドは博士に挨拶して、旅に出て行った。

研究所を出た後、レッドはヒトカゲを出した。

ヒトカゲ「? 何で出したの?」

レッド「・・・喋れるの?」

ヒトカゲ「うん。 そんなに驚くこと?」

レッド「いや、まぁ」

これも擬人化の影響なのかと思いながら、ヒトカゲの質問を返した。

レッド「一緒に旅をするのに君がモンスターボールに入っていると、つまんないからね。」

ヒトカゲ「ふーん。じゃあよろしくマスター。」

レッド「よろしく。」

レッド達は手をつなぎ、1番道路に向かった。

※ヒトカゲ;オス。6~7歳位。格好はどこかのdj見たく帽子を逆被りで、

tシャツのジーパン。(帽子は好みらしい。外せばスポーツ刈りの髪型)それが全て赤色なのは驚きだ。
 
※ゼニガメ;オス。6~7歳位。どこかのお坊ちゃん?って思うくらいの髪型。

甲羅は体に引っ付いているため、特注のtシャツで短パン。それが全て水色なのは驚きだった。
 
※フシギダネ;オス。6~7歳位。tシャツのハーパン。

髪はショートで左右に寝癖みたいなのがある(なおらない)。

種は手から出せるらしく、それを博士から貰った袋に入れている。なぜか全て迷彩柄なのはびっくりだ。

ポッポがあのまま人型になったの想像してたら結構怖かった(笑)

(つ・ω・)つ④

1番道路に入ってしばらくすると、草むらに入った。

レッド「そういえば、こんな所にポケモンがいるって博士が言ってたような。」

ヒトカゲ「へぇ~。」

そんな事を話しながら進んでいくと紫色の尻尾が見えた。

レッド「ん?あれは・・・。」

図鑑で調べるとコラッタと出てきた。

図鑑の絵は普通のポケモンのため擬人化しているかは分からなかったが、

その尻尾はどんどん近づいてきて、目の前に現れた。

レッド「・・・・・・!?」

擬人化していた。まぁ、それはいい。問題なのは全裸ということだ。

レッド(なんで服着てないんだ?ヒトカゲは服着ているのに。)

ヒトカゲ「戦う?」

レッド「・・・え? あ、うん。」

ヒトカゲは戦闘体勢になった。ゲットしようとしたが、

モンスターボール持ってないのに気づき、あえ無く戦闘はおわった。

レッド(服着てないのは何でだ?)

そんなことを思いながら。とりあえず前に進むことにした。


※コラッタ;メス。5~6歳位。ショートの髪型(紫色)で頬の左右に長いひげ、紫の尻尾&丸い耳が特徴。

そんな事を考えていると、次の町に着いた。

ヒトカゲ「ここは?」

レッド「トキワシティだね。ちょっとショップでモンスターボール買おう。」

ヒトカゲ「分かった。」

ショップに行くと、

店員「いらっしゃいませー。」

レッド「モンスターボールありますか?」

店員「はい!ありますよ。」

レッド「じゃあ、5つください。」

店員「では1000円・・・の前にあなたもしかしてマサラタウンから?」

レッド「え?はい。そうですけど・・・?」

店員「よかった~。お願いがあるんだけど、この荷物、オーキド博士に持てってくれないかな?」

レッド「え?他のスタッフに頼めばいいじゃないですか。」

店員「いやー、最近人手不足で全然足りないんだよ。」

レッド「ええぇぇ・・・。」

店員「分かった。こうしよう。このモンスターボールをただであげよう。それでどう?」

レッド「うーん・・・。」

ヒトカゲ「いいじゃん届ければ。そんなに遠くなかったし。」

レッド「それもそうだね。 分かりました。」

店員「ありがとー。助かるよ。」

レッド「でも、今日はもう遅いですので、明日またきますね。」

店員「はーい。じゃあ、待ってるよー。」

そう言ってレッドはショップを後にしてポケモンセンターに向かい、休みを取った。

次の日になり荷物とモンスターボール、おまけでくれた傷薬を貰い、

マサラタウンに引き返した。

レッド「博士~。」

オーキド「ん?レッドまだこの町にいたのか?」

レッド「違うよ。トキワのショップで荷物預かったから届けに来たんだ。」

オーキド「おぉ、すまんのぉ。」

レッド「それより博士、一つ聞きたいんだけど。」

オーキド「ん?何じゃ?」

レッド「野生の擬人化ポケモンは何で裸なの?」

オーキド「おぉ、そういえば言って無かったのぉ。それは・・・。」

※野生のポケモン(擬人化);ほぼ全裸。都会に住んでいたり、知識あるのは、自分で服を作っているため、

服を着ていないのは、洞窟や草むら、森や海にいるポケモンだけらしい。

・・・少し考えれば、普通のポケモンは何も着て無いし、当たり前か。

ゲットした場合はポケモンセンターに申し出れば、そのポケモンにあった服を用意してくれる。


オーキド「基本ポケモンは羞恥心と言った考えが無い。

しかし、人はそれが有るため、それを紛らわすために服を着せている。

と言った方が分かりやすいか?」

レッド「え?じゃあ都会のポケモンも着てないことになるんじゃない?」

オーキド「それは、見つけ次第ジョーイさんやジュンサーさんが服を持って行くんじゃ。」

レッド「なるほど。」

オーキド「それより、荷物を届けてくれたお礼じゃ。余ったフシギダネをあげよう。」

レッド「え?それは悪いよ。他にトレーナーも来るでしょ?」

オーキド「今年度はおぬしら二人だけじゃよ、新しいトレーナーは。

それにこの子寂しがりでのう。一緒に連れてっていってくれんか?」

レッド「そこまで言うなら。」

レッドは博士からフシギダネを貰い、旅を続けた。

~1番道路~

1人と2匹で歩いていると、前にポケモンが現れた。

レッド「この子は・・・。」

レッド(翼があるから、ポッポかな?さて・・・)

鳥ポケモンは、いたら便利かなと思い、フシギダネを出した。

フシギダネ「え?僕が戦うの?」

レッド「うん。」

フシギダネ「でも相性悪いよ?」

レッド「それでも、お願い。」

フシギダネ「うぅー・・・。」

フシギダネは戦闘をはじめ、僕はそのうちにモンスターボールを用意しておいた。

結果、ゲットする事ができ、そのままポケモンセンターに向かった。


※ポッポ;メス。3~4歳位。肩から手の関節まで翼がある。

髪型はタンタンのをもう少し広げ、伸ばした感じ。(色は薄茶色。肌色より濃く、茶色より薄い。)

服は白のワンピース。セ○レイのクーちゃんみたいな感じ。

支援

あとよく"が"が抜けてるよ。

ポケモンセンターに着いて早々、ヒトカゲが

ヒトカゲ「マスターは何で旅を始めたの?」

と聞いてきた。

レッド「世界を見てみたいのと、ポケモンマスターを目指してるから。」

フシギダネ「ポケモンマスター?」

ヒトカゲ「ポケモントレーナーとどう違うの?」

レッド「うーん・・・。なんて言えばいいんだろう。」

ポケモントレーナーの上にポケモンマスターがあるって事は知っていたが、

それが何なのかと正直そこまで考えていなかった。

レッド「その答えは旅をしている最中に見つけるよ。」

レッド「それより今はジムバッチをゲットする事からだね。」

フシギダネ「ジムバッチって何?」

レッド「ポケモンマスターの試験を受けるために必要なバッチなんだよ。

それが無いとそこまで行く道さえ通してもらえないんだ。」

ヒトカゲ「へぇー。」

フシギダネ「じゃあ早くゲットしに行こうよ!」

レッド「そうだけど、今はポッポの治療が先ね。」

ヒ&フ「「はーい。」」

そんな話をしていると、ポッポの治療が済んだようだ。

レッド「元気になった?」

ポッポ「・・・。」 コクリ

レッド「あれ?どうして喋らないの?」

ジョーイ「あら?あなたポケモンをつかまえたの初めて?」

レッド「はい。そうですよ。」

ジョーイ「じゃあ知らないのも当然ね。えとね、野生のポケモンは・・・。」

※野生のポケモン(会話);人の言葉を理解することは出来るが、

喋ることは出来ない。それは、擬人化した後も続いていて、

会話をするには特殊な機械が必要。(普通のポケモンには使用不可)


レッド「機械?」

ジョーイ「そうよ。これ…」

そう言ってジョーイさんはポケットからそれを取り出した。

レッド「…薬?」

ジョーイ「に、見えるでしょ?実はね、この中にナノマシンって言う機械が入っているの。

人の目に見えないほどだから、こうやって保存しているのよ。」

レッド「これを飲ませれば喋れるようになるの?」

ジョーイ「そういうこと。これは、ショップにも売ってるけど、今回は特別に5個あげちゃう!」

そう言ってレッドはナノマシンとジョーイさんからもらった。


※ナノマシン;人の目に見えないほどの機械。

擬人化ポケモンに飲ませれば人の言葉を喋るようになる。

副作用は、積み重なる実験の末、無くす事に成功。

しかし適合するのに1~3日はかかり、すぐに喋れるのではない。

モンスターボール同様200円で売っている。(開発者:オーキド)

一粒のナノマシンをポッポに飲ませた。

ジョーイ「これで、3日までには喋れるようになるわ。」

レッド「はい。ありがとうございます。」

挨拶をして、3匹とじゃれていると、ジョーイさんに、

ジョーイ「あなたさっきポケモンを出していたけど、これからはやめなさい。」

レッド「え?どうしてですか?僕はこの子たちと一緒に旅をしたいのに…。」

ジョーイ「それはね、ここ最近[ロケット団]って言う組織が活発化しているからよ。」

※ロケット団;擬人化ポケモンが生まれてすぐに名前が知り渡った悪の組織。

人のポケモンをさらったりして、何かをしているらしいが、詳細は不明。

今現在、ジムリーダー「サカキ」がそれを調査している。


レッド「サカキって確か…」

ジョーイ「そう!ここのジムリーダーよ。顔はちょっとあれだけど、心やさしい人なの!」

レッド「へぇ!それはぜひ会ってみたい。」

ジョーイ「でも、さっきも言ったように、ロケット団を調査していて、今この町にはいないわ。」

レッド「そうなんですか…。」

ジョーイ「でも、この町はチャンピオンロードに一番近いから、最後にここにこればいいわ。 ね?」

レッド「…うん。じゃあそうする。」

ジョーイ「それまでにその子達がロケット団に取られないように、モンスターボールにしまっておきなさい。」

そう言われても、どうしても一緒に旅をしたいレッドは、返答が出来なかった。

隣にいるポケモン達も、レッドと離れたくないが、一緒に旅が出来ないのも嫌だと思っている。

ジョーイ「…じゃあこうしましょ!一匹だけだして、他の子はモンスターボールにしまっておく。これでどう?」

レッド「……じゃあそうする。」

ジョーイ「それじゃあ、どの子を出して旅をするの?」

そう言われ、レッドはポケモン達のほうを見た。正直選べない。

ポケモン一匹だけじゃ、他の子がかわいそうだ。そう思い、出した答えが、

レッド「ねぇ…、次の町に着いたら他の子に変えてもいい?」

ジョーイさんはそれを聞き、この子は本当にポケモンが好きなんだなぁ、と感じて、

ジョーイ「…それは、自分で決めなさい。あなたはその子達のトレーナーさんなんだから。」

と応え、その結果を見守った。

・・・結果的に町に着いたら違うポケモンに変え、旅をする事にし、最初はヒトカゲと旅をする事にした。

次の町、ニビシティに行く前に22番道路に行くことにした。

ヒトカゲ「どうしてこっちに行くの?行くのは2番道路でしょ?」

レッド「こっちに見ておきたいものがあるんだよ。すぐ近くだから寄り道。」

ヒトカゲ「ふ-ん。 ・・・あ。」

レッド「ん? ・・・あ」  グリーン「あ」

レッド「グリーンと同じ事考えていると思うよ。」

グリーン「なるほど・・・。で?トレーナー同志があったらやらないといけないのがあったな?」

レッド「・・・あぁ。そうだった。」

レッドは一度ヒトカゲをモンスターボールに戻し、他のを手に取った。

グリーン「そういえば、お前と戦うのは初めてだな。」

レッド「旅に出る前に一度勝負がしたかったけど、グリーンが貰った瞬間旅に出るからね。」

グリーン「あはははは! わりぃわりぃ。 ま、今からするからいいだろ?」

レッド「そうだね。」

そして、

レッド「いけ!ポッポ!」  グリーン「いけ!オニスズメ!」

同時にポケモンを出し、バトルをする。先に倒れたのはオニスズメだった。

グリーン「あぁ!オニスズメがぁ。」

レッド「よしっ!いいぞポッポ!!」  ポッポ「♪」

グリーン「まだまだぁ!いけ、ゼニガメ!」

レッドはポッポのまま戦うが、ゼニガメのみずでっぽう1発で倒れてしまった。

レッド「次は・・・いけぇ!フシギダネ!」

グリーン「・・・ん?お前なんでフシギダネ持ってんだよ!!」

レッド「あぁ、実は・・・。」 説明約30秒

グリーン「・・・・・・あのクソジジイィめ・・・。」  オーキド「ブエクシュッ!!!」<カゼデスカァ?

まぁ、フシギダネとゼニガメの相性は分かりきっているため、当然フシギダネが勝つ。

グリーン「・・・お前がヒトカゲを出すと思ったんだけどなぁ。」

レッド「博士から貰ってなかったら、そうだったかもね。」

グリーン「畜生・・・。ま、いいや。また今度やろーなぁ。」

レッド「あぁ、じゃあねぇ~。」

と言い合い、22番道路の奥に進んだ。

※オニスズメ;オス。4~5歳位。髪はブロンズのツンツン頭(とある魔術の主人公みたい)。

服はオス用のワンピース(とりポケモンは全てワンピース)。色は肌より白い色。翼の色は紅色。


暫くして、見えた建物。

ヒトカゲ「ここは?」

レッド「チャンピオンロードのゲート。・・・前、ポケモンマスターになるための試験があるって言ったけど、

それがこの先で受けることが出来るんだ。」

レッド「一度見てみたかったけど、ゲートってこんなに立派なんだ・・・。」

レッド(今度来るときは、バッチを持っているんだ・・・!!)

願掛けのように祈りながらその場を後にした。

~2番道路・トキワの森~

虫取り少年「うわぁー!負けたー!!!」

ヒトカゲの活躍で、虫取り少年のバトルに勝った。

虫取り少年「ごめんなキャタピー。」  キャタピー「キュー」

レッド「さてと、・・・・ねぇきみ、どっちに行けばニビシティに行ける?」

虫取り少年「え?・・・もしかして迷ってる?」

レッド「・・・はい。」

虫取り少年「まぁ、初めてなら少し迷っちゃうかもね。えとね・・・。」

虫取り少年はレッドに道を伝えると、急いでトキワシティに戻っていった。


※キャタピー;オス。3~4歳位。頭から触角が生えている。

髪は緑で、やっとポニーテールが出来るぐらい(野生は木の枝で結んでる)。

服はコート。前は肌色で後ろは緑。

虫取り少年いわく、「昔遊んでいたキャタピーがこうなった。」と証言。これも擬人化現象の影響か?

教えられた道を進んでいくと、物影から鳴き声がした。

レッド「ポケモンかな・・・?」

声がした方に行くと、そこにはポケモンがいた。擬人化していない普通のポケモン。

驚きすぎて、一瞬声が出てこなかった。しかし、傷を見てすぐそばに近寄った。重傷だ。

レッドは傷薬を取り出しすぐ応急処置をし、ヒトカゲをしまってフシギダネを出した。

レッド「ツルの鞭で、この子を揺らさないようにして。」

フシギダネ「この子大丈夫かな?」

レッド「分かんないけど、すぐにポケモンセンターに連れて行かないと・・・。」

森を進んで行くと、出口が見えた。

レッド(すぐ近くでよかった。)

レッドとフシギダネは走って、ニビシティのポケモンセンターに向かった。

5分ぐらいでニビシティに到着し、入り口のすぐそばにポケモンセンターがあった。

レッド「ジョーイさんっ!!」 タッタッタッタッ

ジョーイ「いらっしゃ・・・!?どうしたのそのポケモン!!?」

レッド「ト・・・トキワノ森で、怪我をしていたんだ・・・。」 ハー ハー ハー ハー

レッド「応急処置はしたけど、心配で…。すぐに見てあげてっ!!」

ジョーイ「分かったわ!ラッキーッ!」 

ラッキー「はいっ! ・・・ごめんね。この子、預かるよ。」

レッド「おねがい。」

ラッキー「うん!まかせて!」

そして、そのポケモンは手術室に運ばれて行った。

治療を待ってる間、助けたポケモンを図鑑で調べると、「ピカチュウ」と表示された。

どうやら電気タイプのようだ。普通のポケモンを見つけたのはうれしかったが、

どうしてあんなに怪我をしていたのだろうと思うほうが強く、助かって欲しいと願った。


※ラッキー;メス・・・って言うよりメスしかいない特殊なポケモン。

14~27歳と見た目もばらばら。ポケモンセンターの規則により服もジョーイさんと同じ。

髪はピンク色でツインテール。長さは肩のへんまで。

レッドは途中で眠っていたらしく、外は暗く、体には毛布がかかっていた。

手術室のランプも消えており、レッドはすぐにジョーイさんに会いに行った。

レッド「ジョーイさん。あのポケモン・・・ピカチュウはどうなりましたか?」

ジョーイ「ピカチュウ・・・あぁ、あの子なら大丈夫。手当てはもう済んでるわ。」

レッド「本当ですか!?よかった・・・。」

ジョーイ「ただ・・・、ちょっと違う意味で危ないわね。」

レッド「? どういうことですか?」

ジョーイ「ついていらっしゃい。」

そういってジョーイさんはレッドをピカチュウのところに案内した。

ピカチュウは個室で静かに眠っている。

レッド(あ、元気そうだ。)

レッドは一目でそれを感じた。・・・見ているとジョーイさんが質問をしてきた。

ジョーイ「あの子の背中の模様は?」

レッド「模様?そんなのありませんよ。体と同じ黄色です。」

ジョーイ「じゃあ電気袋、頬はどうなってる?」

レッド「ちょっとオレンジ色ですね。体の色に少し似ていると思いますが・・・それが?」

ジョーイ「もうあの子、そんなに長くはないわ。」

レッド「え・・・?死んじゃうの?」

ジョーイ「違うわ。もう少しで擬人化しちゃうの・・・。」

レッド「え?どうしてそんなことが判るんですか?」

ジョーイ「頬の色は普通、真っ赤なの。それに背中には茶色の楕円が2つある筈なんだけど、それがどこにもない。」

ジョーイ「一部の模様が体と同じ色になるのは擬人化の予兆とされているの。」

ジョーイ「もう少ししたら擬人化してしまうかもしれない。」

レッド「そんな・・・。どうにかならないんですか?」

ジョーイ「ムリよ。擬人化を止めた人なんて誰もいないわ。」

せっかく見つけたポケモンが擬人化する。

そんな事を言われ、とても悲しい気持ちになりながらも、今日は眠ってしまった。

朝になり、レッドは博士に連絡を取った。

オーキド『そうか・・・。そんなことが。』

レッド「ねぇ、どうしたらいいの?」

オーキド『はっきり言って分からん。そこまで擬人化現象は解明出来ていないんじゃ。』

レッド「そんな・・・。」

オーキド『・・・おぬしはその子をどうしたい?』

レッド「え?」

オーキド『ピカチュウと旅がしたいか?』

レッド「・・・うん。今は、擬人化してもしなくても、

あの子がどうして怪我をしたのかその理由を一緒に探して行きたい。」

オーキド『怪我は措いといて、普通のポケモンだからと言った理由じゃないのは分かった。』

オーキド『だったらゲットして旅をしなさい。ピカチュウのためになるかも知れんしのぉ。』

レッド「!! うん!ありがとう博士!!」

オーキド『何、礼にはおよばん。 じゃあ、しっかり旅をするんじゃよ。』

電話を切りピカチュウのところに向かう。

部屋に入ると、ピカチュウがレッドに近寄り、抱きついてきた。

レッド「元気そうだね。」 ナデナデ

ピカチュウ「ピカッ!!」

レッド「ピカチュウ、僕と旅をしない?」

ピカチュウ「チュゥ~?」

レッド「君と友達になりたいんだ。一緒に旅をしよう!!」

ピカチュウ「ピッカチュウ!」 コクリ

こうしてレッドはピカチュウをゲットし新しく仲間にした。


※ピカチュウ;メス。擬人化現象の予兆が見られる普通のポケモン。

いつ変わってもおかしく無いと言われ、今はそれを見守っている。

・・・しばらくして、今はニビシティのジムの前にいる。

ポッポ「立派な建物だねぇ~!!」

レッド「そうだね。 初めてのジム戦だけど大丈夫かなぁ・・・。」

ポッポ「大丈夫だよお兄ちゃんなら。さ、早く行こー♪」

レッド「そうだね。・・・その前に「お兄ちゃん」はやめて。恥ずかしい。」

ポッポ「分かったよお兄ちゃん!!」

レッド「・・・。」

そんなこんなでジムの中に入ると、一人の男性がいた。

?「いらっしゃい。」

レッド「あの、ジム戦をしたいのですが・・・。」  オロオロ

?「あ、はーい。エントリーするから名前教えてくれる?」

レッド「レッドと言います。」 オロオロ

?「今のバッチの数を教えてくれる?」

レッド「すいません。初めてです・・・。」 オロオロ

?「おや?じゃあ僕のことも知らないね?」

レッド「はい。」オロオロ  ポッポ(中、綺麗だなー。)キョロキョロ

?「僕はジムの案内人。どのジムにも僕みたいなのが必ず一人はいるからその人に声を掛けるんだ。」

レッド「はい。」ガチガチ

案内人「で、その人にバッチの数を言えば、そのジムのリーダーが

その子達に合ったレベルのポケモンと戦うシステムになっているんだよ。」

案内人「そうしないと、不釣合いだからねぇ。せっかく自分の町にポケモンジムがあるのに、

戦えないと悲しいじゃないか。」

レッド「そうですね。」ガチガチ ポッポ(話長ーい。)ウトウト

案内人「で、君は初めてだと?」

レッド「はい、そうです。」

案内人「出身は?」

レッド「マサラタウンです。」

案内人「え?・・・あー、トキワジム今いないんだっけ?ロケット団の調査で。

だからここが最初なわけかぁ。でもよくここまで徒歩で来れたねぇ。」

レッド「!?どうして分かったんですか!!?」

案内人「靴がボロボロで、ポケモンと手をつないでいるから徒歩かなぁと思って。」

案内人「トキワの森で迷ったでしょ?昔僕もあそこで迷ってねぇ、

出口を見つけたときは万歳三唱したよ。後・・・、」

レッド「あの・・・ジム戦を・・・。」 ポッポ(zzz…)

案内人「え?もう緊張はしてない?」

レッド「え?・・・あ、はい。 ありがとうございます。」

案内人「そっか。じゃあその廊下の先の部屋に行けばタケシさんがいるから、頑張っておいで。」

レッド「ありがとうございます。」

案内人「いえいえ。あ、一つアドバイス。」

レッド「?」

案内人「ここのジムは岩タイプだ。

その頑丈なポケモンに勝てるポケモンはそういない。よく考えて、戦いな。」

レッド「はい。分かりました。  行って来ます。」

そういって、レッドはポッポをしまい、廊下を歩き始めた。

部屋の中はとても広かった。どんなポケモンが来ても対処が出来るぐらいの広さだろう。

フィールドは大きな岩が散乱して、岩山みたいな感じがした。

その奥に一人の男性がいた。

?「君がレッドくんかい?」

レッド「はい!そうです!!」

?「私はタケシ。ここのジムリーダーを務めている。」

タケシ「はじめてだろうが、全力できなさい!!私も本気でいくからな!」

レッド「はい!よろしくお願いします!!」

審判「それではジム戦を開始いたします。 ・・・はじめ!!」

レッド「いけ!!フシギダネ!!」  タケシ「いけ!!イワーク!!」

タケシ「イワーク!体当たり!」 イ「あいよ!!」 タッ!!

レッド「フシギダネ!!葉っぱカッター!!」 フ「うん!!」 シュッババ!

両者共に攻撃を繰り出す。

先に当たるのは葉っぱカッター。しかし、体当たりは止まらず、フシギダネに当たる。

レッド「フシギダネぇ!!」

フシギダネには結構なダメージ。一方、イワークは効果抜群なのに、そこまでくらってはいない。

経験とレベルの違いがこうも簡単に見える。

タケシ「実力が全然じゃないか、出直して来たらどうだ!?」

一時の間・・・、

レッド「・・・そうしm「僕はまだやれる!!」

タ&レ「「!!」」

フシギダネ「僕はまだやれる。マスター、弱気になっちゃ駄目だよ。」 ハー、ハー、ハー、

レッド「・・・そうだね。わかった。」

イワーク「おぬし、そう言ってるわりに、息が上がってるぞ。」

フシギダネ「僕のマスターなら、僕のために作戦を考えてくれるよ。」 ハー、ハー、ハー、

レッド(作戦・・・、岩のフィールド・・・そうだ!!)

レッド「フシギダネ、フィールドの岩に葉っぱカッター!!」 フ「うん!!」 シュババ

葉っぱカッターが当たり、無数の岩が宙に浮かぶ。

一瞬、幻想的な光景だが、すぐに次の命令を出す。

レッド「宙に浮かんだ岩をツルの鞭で相手に打て!」  フ「うん!!」 シュル バシン!

岩を岩タイプに当てる。効果はいまひとつだが、「塵も積もれば山となる」。

無数の岩の弾丸に、イワークは後ずさりをしてしまう。

イワーク「ぐっ!!」

タケシ「・・・ほう。」

弾丸が治まると、イワークも息が上がっていた。

イワーク「な、なかなかやるじゃねぇか。ガキ。」 ハーハー、ハー、

体力は2匹とも残りわずか、次の攻撃で決まるかもしれない。

タケシ「・・・イワーク!!穴を掘る!!」  イ「オーケー!」  ボコボコボコボコ

先に動いたのはタケシ。

フシギダネ「ど、どうしよう・・・。」  オロオロ

レッド「落ち着いて。耳をよく澄ますんだ。」  フ「! うん。」

下から聞こえる穴を掘る音。それを聞くだけで時間が止まる錯覚を覚える。

そして、音がどんどん近づく。

カラッ レッド「!! 避けてっ!!」

避けたと同時に、イワークが現れる。勢い余って、宙に浮いた状態で・・・。

レッド「ツルの鞭で足を掴んで放り投げるんだ!!」

すかさずツルを出し、投げた。イワークは岩にぶつかりダメージを受ける。

しかし戦闘不能のほどくらってはいない。

すぐに立てば反撃が出来ると思っていた。

レッド「葉っぱカッター!!」 フシギダネ「うんっ!!」 シュババ!!

イワーク(やばいっ!避けな・・・!!) クラッ

イワークはひるんでいた。避けようがない。そのまま、葉っぱカッターは直撃した。

タケシ「イワーク!!」 イワーク「キューー」

審判「イワーク戦闘不能!!よって勝者レッド!!」

レッド「・・・やった。・・・やったよフシギバナ!!」

喜んでいるとタケシが近づいてきた。

タケシ「いいバトルだったよ。すばらしかった。」

レッド「本当ですか!!ありがとうございます。」

タケシ「では、結果を言おう。」

レッド「・・・え?」

タケシ「ん?どうした?」

レッド「結果って?」

タケシ「・・・あぁ、君初めてだったね。ジム戦は普通のバトルじゃない。

そのバトルでトレーナーの実力を見るテストでもあるんだ。」

レッド「えぇ!!?」

タケシ「そして、最初のジムで見るテスト内容は、ポケモンをうまく扱っていたか。」

タケシ「これは、勝ち負け関係なく、ポケモンを信頼し、ちゃんと指示が出せるかが重要になっている。」

レッド「・・・で、結果わぁ?」

タケシ「不合格!!・・・・といいたいが、それは前半部分だけ。後半からいいバトルをしてくれた。よって・・・・合格だ!!!」

レッド「・・・・・・・・。」

タケシ「ん?どうしt「やっっっったーーーーーー!!」

レッド「フシギダネ!!やったよ僕たち!!合格だって!!」

フシギダネ「? 良くわかんないけど、ワーイ!ワーイ!!」

タケシ「はははは!喜んでいるところ悪いが、バッチを渡したいんだが?」

レッド「あ!はい、すいませんでした!」 ソワソワ

タケシ「では、これがグレーバッチだ。無くさないようにするんだぞ。」

レッド「はい!ありがとうございます!!」

タケシ「では、これからも頑張ってくれたまえ。言っておくが、勝ち負け関係ないのは最初のジムだけだ。」

タケシ「次からは、勝ってなおかつ、テストに合格しないといけないからな。」

レッド「はい!ありがとうございました。」

そして、レッドは部屋を後にした。

※イワーク;メス。27~29歳位。髪は腰またりまであり、グレーのポニーテール。

額には岩の角がある。服は、グレーの傷がついたジーパンに上は体のラインがはっきり分かるぐらいのtシャツ。

体は擬音語で言うと「ボン!キュ!ボン!」だった。


※タケシ;ニビジムのジムリーダー。成績優秀。眉目秀麗(?)。

タケシの家系は、代々ジムリーダーで、その10代目がタケシ。

・・・ここだけの話、タケシはジムリーダーよりも四天王になりたかったらしい。

だが、今はジムリーダーで良かったと思っている。

案内人「おめでとー!」

レッド「あ、案内人さん!やったよ!合格した!案内人さんのアドバイスのおかげだよ!」

案内人「いやいや、作戦を考えたのは君だ。君がポケモンを信じてその子の魅力を引き出したんだから、僕にお礼なんていいよ。」

レッド「でも、・・・ありがとうございました!!」

案内人「うん。 じゃあ次のジムも頑張っておいで。」

レッド「はい!それじゃあ、また!!」  タッタッタッ......。

案内人(あの子の将来が楽しみだ♪)


※ポケモンジム;ポケモンリーグに向かうためのバッチを管理するジム。

ここでは、ポケモンバトルで、トレーナー自身の力量が試される。

バッチを持っている量で、ポケモンの対戦数、テスト内容が決まる。

バッチが0~1個は1匹、2~3個は2匹、4~5個は3匹、6~7個は4匹と、ジムリーダーのポケモン数は変わる。

トレーナーはポケモンを持っている数だけ、戦うことが出来る。



今日はここまで。

ハナダシティまで書き終ってないため、出来上がったらやっていきます。

・・・このペースだと結構長くなるかも。

誤字・脱字は気にしないで下さい。

言い訳多すぎ
グロなどなら最初に注意書きするのも分かるが

かまわんぜ支援
ポケモンの擬人化なんど夢に見ただろうか

書いたので 再開します。



~数日後、ニビシティ3番道路前~

ポッポ「いいの無かったねぇ~。」

レッド「まぁ、また今度探すよ。」

ジムを後にしたレッドは、一度ポケモンセンターで休憩し、シューズを買おうとしていた。

案内人にボロボロと言われ、新しいのを買おうとしたが、いいシューズが無かった。

仕方がなく。次の町に行くことにした。

因みに、旅の順番は、ヒトカゲ→ポッポ→フシギダネ→ピカチュウ(以降ゲットした順)、でローテーションされている。

?「レッドくん。レッドくん。」

レッド「ん?」

声がする方に目を向けると、そこには白衣を着た男性がいた。

レッド「あの、どちら様ですか?」

?「あれ?覚えてない?僕だよ。オーキド博士の助手。」

レッド「…あぁ!助手さん!!」  ポッポ(またお話…。) ショボーン

助手「いやー、久しぶりだねぇ。いつ頃から会ってないっけ?」

レッド「もう、ずいぶん経つと思いますよ。…ところで、どうしてここに?」

助手「あ、そうだった。えと、確かここに…(ガサゴソ)…あったあった。」

助手「はいこれ。」

レッド「ん?これは…?」  ポッポ(あ、バタフリー♪)マテー

助手「君のお母さんからの贈り物。ランニングシューズさ!!」

レッド「どうしてお母さんが?」

助手「なんか、懸賞で当たったんだけど、子供用だからあげるって。」

レッド「えー…。」  ポッポ(バタフリーどっか行っちゃった。)ショボーン

助手「後これ、博士と君のお母さんから手紙。」 ハイ

ドモ レッド「えー、何々?」

母『そのシューズ、どんなに走っても靴ずれしないんだって!! 

応募して当たったのは良いけど、子供用だからあなたにあげる。

どうせ今のシューズはボロボロでしょ?変えるべきよ!!じゃ、冒険頑張ってね。』


レッド「…うん。」  ポッポ(お兄ちゃん泣いてるのかな?)ナミダメー


博士『ピカチュウについてだが、ときどき連絡をくれ。

ちょっと似たような現象が違う地方で遭ったそうだ。

もしかしたら、擬人化せずに良くなるかもしれん。

あと、ポケモンの預かりシステムを開発したものがハナダシティの北におるから、

興味があるなら会ってみるのがいいぞ。』


レッド「!…はい。」 ポッポ(あ、ちょっと嬉しそう♪)ヨカタネー

助手「さて、僕はもう行くよ。なんか伝言はあるかい?」

レッド「じゃあ、2人に、『ありがとう』と、伝えといてください。」

助手「それだけ?」

レッド「はい。多分ちゃんと伝わると思います。」

助手「わかった。じゃあ頑張ってね。」 サヨナラー

レッド「はい。ありがとうございました。」 ポッポ「ばいばーい。」

助手と別れた後、すぐにランニングシューズに履き替え、その第一歩を走り出した。

ポッポ「あー、走っていかないでーー!!」 マテー


※バタフリー;メス。14歳位。額から2本の触角、背中からは4枚の羽が生えている。髪は短髪。

しばらくして、今はミニスカートの女性とバトルをしている。

相手はプリン。レッドはピカチュウ。ピカチュウを出した時、相手はびっくりしていた。

ミニスカ「まだ、普通のポケモンいたんだー!!」 キャーカワイイー

そしてすぐさまピカチュウに抱きつき、頬をスリスリ。

ピカチュウの逆鱗に触れたのだろう、いきなり電気ショック。

軽くmの性癖が現れたかもしれないが、とりあえずバトルをはじめる。

結果から言えば勝ったのはピカチュウ。プリンの歌うで眠った時は戸惑ったが、どうにか勝った。

ミニスカ「ごめんねプリン。」  プ「キュー」

レッド「ピカチュウ、ありがとう。」 ピ「ピカ!!」

レッド「じゃあ、また今度バトルしましょうね。」

ミニスカ「うん!・・・って、君今からどこいくの?」

レッド「お月見山ですけど?」

ミニスカ「じゃあお願いがあるの。月の石を採ってきてくれないかな?」

レッド「何で・・・って、その子に使うんですね?」

ミニスカ「そういうこと。」

レッド「いいですよ。じゃあ、採ってきたらここに戻ってこれば・・・」

ミニスカ「あ、そのままハナダに行っていいよ。後で追いかけるから。」

レッド「え?はぁ。それでしたら・・・、じゃあ行ってきます。」

ミニスカ「うん。頑張ってねぇ~。」

レッドはミニスカートの女性に手を振ってお月見山を目指した。


※プリン;メス。7~8歳位。大きな瞳、前髪の癖毛、大きな耳が特徴。

髪はショートのピンク。服はピンクのパーカーにスカート(膝よりちょっと上ぐらい)。


途中、虫取り少年、短パン小僧とも戦い、お月見山のポケモンセンター前まで来た。

?「おいそこの坊主!」

レッド「・・・。」 スタスタ  ポッポ(あのおじさんこっち見てるー。)コワーイ

?「君だよ。ポッポと一緒に歩いてる坊主!」

レッド「! 僕のことですか?」

おじさん「そうだよ。んで、こっちに来なさい。」 コイコイ

レッド「?」 スタスタ     ガシッ レ「!?」

おじさん「ポケモン買わない?」

レッド「・・・は?」

おじさん「だから、ポケモン買わない?」

レッド「・・・おじさん、ポケモンの売買は許可が下りないとやっちゃいけないんだよ。」

おじさん「大丈夫だ。取ってある。一匹500円だ。安いだろ?」

レッド(買いたくないけど、肩組まれてる時点で逃げようがないな・・・。)

レッド「・・・どんなポケモンですか?」

おじさん「おっと、それは言えないなぁ~。」 ヘッヘッヘッ

レッド「じゃあ、タイプは何です?」

おじさん「それは、・・・水タイプだ。釣竿持ってないとゲットしにくいタイプだぜぇ~?」

レッド(言えないという事は、そこまで強くないはず。それで水タイプとなると・・・)

レッド「・・・コイキングは、相場で50円ぐらいですよ?」

おじさん「!!? な、何を言っているんだ?コイキングを売るわけないだろ?」 バッ

レッド「そう、それならいいですが・・・、

僕は自分でポケモンをゲットしたいので、買いません。 では。」 スタスタ

おじさん「お、おい!!・・・くそっ!!」

その後、ポケモンセンターでジュンサーさんに連絡をして、おじさんは逮捕された。

売っていたのはやっぱりコイキングだった。


※コイキング;オス。1歳位。頭に王冠のようなトサカがある。

服は鯉のぼりのようながらのもの。髪は赤。

~お月見山~

レッド「火の粉!」  ヒ「おう!」 ボッ

野生のズバットとバトルをして今の一撃で決着がついた。

ヒトカゲのモンスターボールを取り出すと、ヒトカゲの体が突然、光だした。進化の兆しだ。

20秒ぐらい光った後、そこにいたのは、リザードだった。

リザード「あちゃー。服が破れちまった。」 ボロボロ

レッド「仕方ないよ。ヒトカゲ用の服なんだから。」 ガサゴソ

リザード「だけど、俺今裸だぜ?マスターと一緒に歩けないよ。」

レッド「だから、・・・あった。はいこれ。新しい服。」

リザード「・・・なんで持ってんの?」

レッド「さっきのポケモンセンターで、ジョーイさんから・・・

ジョーイ『多分進化するからもって行きなさい。』

・・・って、渡された。」

リザード「ジョーイさんマジパネェ・・・。」  ゴソゴソ

レッド「うん。早くいこ。」


※リザード;オス。14~16歳位。ヒトカゲとの違いは、体が少しごつくなっていて、

頭の後ろ部分に突起がある。服はヒトカゲのを大きくしただけ。

※ズバット;オス。8~9歳位。目はあるが、髪で隠れている。

鬼太郎ぐらいの髪の長さで色は藍色。翼は、羽ではなく皮膚のような感じ。

しばらく歩いて、奥から

?「何だお前たちは!?」

?「うるせぇ!! 早くそのポケモンよこしやがれ!!」

?「痛い目見たくなかったらなぁ!!」

そんな声を聞きその場まで走っていく。

レッド「どうしたんですか!?」

?「! 助けてくれ!!こいつらが私のポケモンを盗もうとしているんだ!!」

?「んだてめぇ!?」

?「ガキは引っ込んでろ!!」

一人は登山しに来たような格好のおじさん。もう2人は大きく『r』と書かれた服を着ている男性。

レッド「人のポケモンが盗まれようとしているのに、引っ込むわけにはいかない!!」

r1「はっ! そうかよ!じゃあ二人まとめて盗んでやるぜっ!!」

r1「いけ!ニドラン♂!」  r2「いけ!パラス!」

レッド「いけ!ポッポ!」  おじさん「いってこい!イシツブテ!」

r2「ちょうどいい!2対2だ! パラス!痺れ粉!」 パ「はい!」 ブワァ!

レッド「ポッポ!!風起こしで相手に返して!」  ポ「わかった~♪」 バッサバッサ

r1「うわっ!・・・くそっ!ニドラン♂!毒針!!」 ニ「か、体が・・・」ピリピリ

おじさん「イシツブテ!!マグニチュード!」  イ「おう!」ゴゴゴゴゴゴ(威力6)

ニ「よ、酔う・・・オエ」 パ「わ、わ、わ、わ、わ」 ポ「わー、楽しそー♪」バサバサ

r2「くそっ!どうして当たらないんだ!? イシツブテに吸血だ!!」

パラス「エイッ!!」 チクッ チュー  イ「なんかチクッとした」

レッド「ポッポ!パラスに体当たり!!」 ポ「よーし!(あのキノコおいしそー♪)」

r1「させるかぁ!ニドラン♂!ポッポに体当たり!!」 ニ「えいっ!」 タッ

ポッポ「きゃっ!!」 ゴテーン   レッド「ポッポぉ!!」

r1「よし!そのまま毒針だ!」 ニ「たぁー!」 シュッ

おじさん「岩雪崩れ!!」  イ「せいやっ!!」 ドーン!  ガラガラ

r1「うわっ!ニドラン♂!!」 ニ「キュー」

レッド「ありがとうございます。」 おじさん「なに。お安いごようさ。」

r2「パラス!!今度は毒の粉だ!!」 パ「ふん!」 ブファ

レッド「ポッポ!風起こし!」  ポ「毒になりたくないしねぇ♪」 バッサバッサ

r2「ぶわっ!!・・・パラス!!」 パ「キュー」

レ&お「「よしっ!!」」

r1&r2「「くそっ!!覚えてやがれぇ!!!!」」  タッタッタッタッ

2人は去っていった。

おじさん「ありがとう。おかげで助かったよ。」

レッド「いえ、こっちも助かりました。」

おじさん「ロケット団め、こんな所にも現れやがって・・・。」

レッド「ロケット団?」

おじさん「あぁ、さっきのやつらさ。」

レッド(さっきのが・・・。)

おじさん「それより、お礼をしないとな。」

レッド「そんな、お礼なんて・・・。」

おじさん「そうだな、・・・月の石でどうだ?ここでしか採れないものだ。」

レッド「え? でもそんなもの貰えませんよ。」

おじさん「いやー、ちょっと採取しようとしたら結構採れてねぇ、ほらこんなに。」 20個ほど

レッド「・・・すごい。」 ポカーン

おじさん「だからほら、4つほどあげるよ。」

レッド「・・・そこまで言うのでしたら、ありがたく受け取ります。」

レッドはおじさんから月の石をもらい、奥に進んで行った。

※パラス;オス。6~7歳位。頭に2つキノコが生えている。

髪はショートのオレンジ。服は通常、オレンジのパーカーにハーパンなのだが・・・、

ロケット団のポケモンのため黒の服にrの文字が・・・。

※ニドラン♂;オス。絶対オス。9~10歳位。額に角が生えている。

髪はボサボサで紫色。服は通常、紫のtシャツに長ズボンなのだが・・・、ロケット団n(ry

※イシツブテ;オス。12~13歳位。頭はスキンヘッド。

足と腕の筋肉のつき方が全然違う。見たときに笑ってしまうと、自爆する。

服は鼠色の長袖、ジーンズ。

出口付近に一人の学者がいた。

レッド「どうしたんですか?」

学者「いや・・・、ここにある化石があるだろ?」

レッド「ありますね。」

学者「あ・・・そっか。」

レッド「え?」

学者「君に一つあげるよ。」

レッド「・・・は?」

学者「じゃあ僕は甲羅の化石を貰うね。」

レッド「え、あの・・・」

学者「じゃあまたね。」

レッド「えぇぇ・・・。」   ポッポ「・・・・貰う?」

レッド「・・・くれるんなら、貰っといて損はないか。」

そしてレッドは、貝の化石をバックにいれ、出口を目指した。

~お月見山・出口~

外はもう暗かった。ポッポは鳥目のため多分見えていないだろう。

ポッポ「お兄ちゃんコワーイ。」 ビクビク

レッド「はいはい、んじゃちょっと戻っていてね。」

ジョーイさんの話しだと、10分ぐらい歩けばハナダシティに着くと言われているから、

そのまま一人で歩き始めた。すると・・・

?「おーい、レッドくーん。」

レッド「ん?」

声がした方に目を向ける。そこには朝、バトルしたミニスカートの女性がいた。

レッド「…え?なんでいるの?僕追い越されたの?」

ミニスカ「あー、それはね…」  アレアレ ユビサシー

指した先には、道があった。横の看板には、『お月見山迂回ルート』と書かれている。

レッド「……あの道を歩けば何分で着くの?」

ミニスカ「えー、…1時間ぐらい。」

レッド「なんか僕が馬鹿みたい…。」 orz

ミニスカ「いや、でもほら!ポケモンの経験値があがるよ!!よかったじゃん。」

レッド(…確かにリザードに進化したし…)

レッド「そうだね。」

ミニスカ「そうだよー。…で?例のもの採ってきた?」

レッド「はい、まぁでも採ってきたより、貰ってきたですけどね。」

ミニスカ「ん?」

レッド「いえ、何でもないです。」  ドウゾ

ミニスカ「よーし、プリン!!」   パカッ  プ「なにー?」

出てきたプリンに月の石を渡す。すると、進化の兆しが発生した。

光が治まると、そこにはプクリンが立っていた。

プクリン「…ふぅ。」

ミニスカ「キャー!!やっと進化できたー!」 ウレシー!!

プクリン「マスター、喜んでいるところ悪いけど、服頂戴。寒いです。」

ミニスカ「あぁ!ごめんごめん。えーと…あった!はい。」

レッド「じゃあ僕らはこれで…。」

ミニスカ「何言ってるの!?せっかく進化したんだし、ポケモンバトルよ!!」

レッド(ですよねー。)

そして、レッドはフシギダネを出してバトルを始めた。

…数分後、勝ったのはフシギダネだった。

そして勝ったついでにフシギダネはフシギソウに進化した。


※進化の兆し;ポケモンが成長していくと、体内が発光する。

その光が治まると違うポケモンに変化している。

これを「進化の兆し」と言い、略して「進化」と言っている。

「進化」の最中に物を当てると、ポケモンはびっくりして。進化をやめてしまう(道具や交換での進化は不可)。

※プクリン;メス。24歳位。プリンとの違いは、髪と耳が長くなっただけ。

服はピンクのウェディングドレスの様なもの。

※フシギソウ;オス。14~16歳位。フシギダネと違うのは、背中から花(つぼみ)が生えていること。

服はその花が出るよう、特注のもの。

~ハナダシティ・ポケモンセンター~

レッド「今日は何か疲れた…。」  ハァ

?「どうした?溜息なんかついて?」

レッド「ん?  何だグリーンか。」

グリーン「何だって・・・それは無いだろ。」

レッド「いや、・・・いつからここに?」

グリーン「昨日から。 今日はジム行ってきた。」

レッド「結果は?」  グ「合格。」 b

レッド「それはおめでとう。」

グリーン「ありがとう。 お前は明日?」

レッド「いや、ちょっと迷ってる。」

グリーン「何が?」

レッド「ここから北の方にポケモンの預かりシステムを開発した人がいるから、先にそっちに行こうかなって。」

グリーン「お。 俺もなんか興味ある。」

レッド「じゃあ一緒に行く?」  グ「ok」

レッド「じゃ、またあしt「何言ってるんだよレッド」  ガシッ

グリーン「久しぶりに語りあおーぜ。」

そういってグリーンはレッドを部屋に連れ込み、約4時間ぐらい語り合った。



今日はここまで。 

次回は、ゴールデンボールブリッジ、岬の小屋、ジム戦を書きます。

~24番道路前~

レ&グ「「ゴールデンボールブリッジ?」」

グリーン「何これ?」   レ「さぁ・・・。」

虫取り少年「用はこの橋に5人のトレーナーがいるから、その人たちと戦って勝てば、景品をあげるんだ。」

レ&グ「「へぇー。」」

レッド「じゃ僕が・・・。」 グ「いや、俺が・・・。」

レ&グ「「・・・。      じゃあ、二人で。」」

虫取り少年「えっ」

そう言って、あっさりこの橋を渡ってしまった。

途中、ポッポがピジョンに進化し、グリーンのオニスズメがオニドリルに進化した。


※ピジョン;メス。14~16歳位。ポッポとの違いは、髪が赤いセミロングになったこと。

服は前が薄肌色、後ろは茶色になっている。

※オニドリル;オス。18~20歳位。オニスズメとの違いは、髪が赤いモヒカンになったこと。

服は、こげ茶。

橋を渡ると、そこには一人の男が拍手をしてまっていた。

?「いやー、いいバトルだったよ。」

レッド「それはどうも。」

グリーン「あんたは?」

?「ここで、景品を配ってんだよ。はい、金の玉。」

レ&グ「「ありがとうございます。」」

?「で、ここで本題だけど・・・。君たち、ロケット団に興味は無いかい?」

?「君たちの戦闘能力なら、すぐに上のほうにいけるよ。」

グリーン(こいつ、ロケット団なのか。)  メルメル

レッド(多分今、グリーンが通報してるだろうから、・・・)

レッド「そうですね、ロケット団の実力がそんなに無いことは分かったのでいいです。」

r「・・・なんだと?」

レッド「僕たちみたいな半人前のトレーナーを見て

実力がすごいなんて言う事は、ロケット団はそれ以下じゃないですか。」

r「てめぇ、言わせておけば・・・いいだろう!じゃあバトルしようじゃねぇか!!」

グリーン「おい、レッド大丈夫かよ。」

レッド「任せておいて。(通報は?)」

グリーン「分かった。頑張れよ。(バッチリ。)」

その後、ロケット団とバトルしている最中にジュンサーさんが来てロケット団は逮捕された。

~25番道路・岬の小屋~

レッド「この小屋かな?」

グリーン「だろうな。周りに家らしきもの無いし。」

レッド「じゃあ・・・  コンコン  ごめんくださーい。」    シーン・・・

グリーン「いねぇのか?」   ガチャ

レ&グ「「・・・開いてる。」」

中に入ると、そこには大きな機械と、ピッピの人形があった。

レッド「ピッピの人形は懐かしいな。」

グリーン「そうだな・・・とりあえず、じぃちゃんに連絡してみる?」

レッド「そうだね。ここに住んでる人の名前書いてなかったし。」

グリーン「そうだな・・・   あ、じぃちゃん? 俺だよおれおれ。」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月05日 (水) 09:23:56   ID: Jb5ha1ZA

誤字脱字とか言ってる以前に
文法がおかしい
最初の説明から>>1の気持ち悪さが伝わったわ、中学生かな?

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