傭兵「第三次世界大戦だ」 (5)

2020年 3月23日 米露の会談 米露の間に亀裂 2度目の冷戦
2021年 4月23日 米露二度目の会談 亀裂が決定的なものになる 第三次世界大戦が勃発
2021年 5月12日 露に居るアメリカ人の90%が捕虜になる

その少し前

男の家

男(後の傭兵)「女帰ったぜ」

女「アナタ・・・」

男「どうしたカタリーナ?」

女「確かアメリカ人だったわよね・・・」

男「ああ?そうだが・・・」

女「早くロシアから出てった方が・・・」

男「カタリーナ、ジョークはやめてくれ・・・俺はカタリーナが好きだし、ロシアが好きなんだぜ?」

コンコン

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男「はい・・・どちらさまで?」

露兵1「ロシア陸軍です」

男「兵隊さんが一体何の用だ?」

露兵2「確か・・・アメリカ人ですよね?」

男「アメリカ人だが心はロシア人さ」ハハッ

露兵1「アメリカ人です。将校」

露将校1「やあアメリカ人」

男「ああ?」

露将校1「ああ・・・状況が読めないようだね」

男「はあ・・・?」

露兵1「話をさせて貰います」

男「どうぞ」



男「へえ・・・そんな事が有ったとはね」

男「しかし何故将校さんもご一緒で?」

露将校1「確か君は元米軍だろ?」

男「もう20年も前に辞めちゃいましたがね」

露将校1「息子さんは?」

男「息子?今確か日本って国に居るんだともうすぐで帰ってくるみたいだが」

露将校1「日本か・・・チッ・・・」

男「昔有名な兵隊だったんだよな俺」

露将校1「だから私が居るんです」

男「つまり・・・俺を捕まえ来たわけだな?」

露将校1「物分かりが早くて助かります」

露兵1「では・・・」

ガンッ


男(ふああ・・・真っ暗だな・・・多分何かを被らされてる感じだな)

男(手錠も掛けられているな・・・足と手か・・・)

男(手の手錠を開錠出来るかな・・・頑張ってみるか)



男(出来てしまったな・・・ピッキング技術を軍の時に習っていて良かったな・・・ありがとう大佐)

男(よし手を開錠して顔のやつを脱ぐか・・・)

バサッ

男「ふう・・・空気が気持ちいいな・・・」

男「ここはトラックの荷台で屋根付きだな・・・ん?」

男「捕虜が2人いるな・・・助けるべきだな」

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