【安価】キスノートで誰かとキスするよ! (266)

キスノート3スレ目です。
作品毎にスレ建てするといろいろ大変なのでここからはごった煮にします。


キスノートについて

1 名前を書くとその人とキスすることができる

・書いた本人が何らかの理由で拒否したら高確率で失敗する
(春香「お風呂でおまたにキスされる」)

・他者の妨害にあって失敗することもある
(陽子「勇に壁ドンして」)

2 同時にシチュエーションを書くと可能ならその通りの展開になる

・物理的に不可能な状況、誰かを危険に晒す状況は作れない

・所有者の期待する展開になる保証はない
(綾「男装した陽子にロマンチックに口説かれてそのままむりやりキス」)


前スレ:
【安価】春香「キスノート?」【桜Trick】
【安価】春香「キスノート?」【桜Trick】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443872249/)
【安価】陽子「キスノート?」【きんいろモザイク】
【安価】陽子「キスノート?」【きんいろモザイク】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1444649851/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444976504

【ご注文はうさぎですか?】

この漫画の登場人物は、それぞれ年も、通う学校も、働いている喫茶店も割とバラバラではあるが、
ココアのいる「ラビットハウス」を軸に交流が生まれ、
お互いの喫茶店を訪れたり、各々の家に集まったり、
一緒にお出かけしたりといったように仲良く過ごす日常風景が描かれる。
(ニコニコ大百科より)

マヤ「おーいメグー、なんかノート拾った」

メグ「英語だね。辞書がないと読めないよ」

-翻訳中-

マヤ「名前を書くとキスできるのかー」

メグ「えーっ、変なの」

マヤ「試してみよう!」

マヤ「相手は……うーん、いざとなると思いつかないなー」

メグ「↓1なんてどうかな」

マヤ「それならシチュエーションは↓2で!」

メグ「ティッピーちゃんなんてどうかな」

マヤ「そっかー。うさぎ相手ならやりやすそう」

マヤ「普通にするだけならノートの意味がないから転んだ拍子に、っと……」

チノ「メグさんマヤさん何をしてるんですか?」

マヤ「い、いやーなんでもないなんでもない」

メグ「後でラビットハウス寄りたいなって」

チノ「はい、それはもちろん構いませんが」

メグ「遊びにきたよー」

マヤ「きたよー」

ココア「わーい、メグちゃんマヤちゃんいらっしゃーい!」


ココア「ご注文は?」

マヤ「カフェラテ!」

メグ「あ、じゃあ私も」


チノ「ココアさん、私が持っていきます」カチャカチャ

ココア「あっ、そこはさっき掃除したところ……」

チノ「えっ」ツルッ

ココア「あぶなーい!」ガシッ

チノ「あっ……ありがとうございます」

ココア「あれ?ティッピーは?」


メグ「チノちゃんが転んでティッピーが飛んできた!」

マヤ「むぐっ」チュ

ティッピー「」チュ

タカヒロ「親父、さっきから浮かれてるじゃないか」

ティッピー「ううう浮かれてなどおらーん!べ、別に中学生なんぞに」

タカヒロ「うさぎになってから随分モテてるようだな」

ティッピー「わしゃそんなこと言っとらん」

タカヒロ「いらっしゃい」

ティッピー「話を聞けー!」


- 条河麻耶編 END -

メグ「面白かったねー。私にも貸して」

マヤ「おう!」

メグ「誰がいいかなー」


相手↓1
シチュ↓2

メグ(ココアちゃんと……)

マヤ「メグ、何て書いたんだ?」

メグ「ひ、秘密だよ」



チノ「ココアさんが不在の間、メグさんにお手伝いをお願いしたものの……」

メグ「きゃー転んじゃった」

リゼ「メグ大丈夫か?」

メグ「お、お皿がー」

リゼ「近づくな掃除は任せろ」

メグ「大変!お会計間違えちゃったー!」

リゼ「よしちょっとさっきの客追っかけてくる」

チノ「大惨事になっています」

ティッピー「正直足手まといじゃな」

チノ「やはりマヤさんにも来てもらったほうが……」

ココア「チノちゃーんただいまー!いろいろあって早く帰ってきちゃった」ギュー

チノ「ココアさん!」

ココア(チノちゃんの今までにないほどの笑顔ー!)

メグ「あ、ココアちゃん」

ココア「私のかわりに手伝ってくれてたんだね、ありがとう」ギュー

メグ「そんな、私は……」

ココア「これからもよろしくね、メグちゃん」ホッペチュ

メグ「ほっぺかぁ……」ボソ

ココア「え、今なんて」

メグ「な、なんでもないよ」

ココア「さてはくちびるのほうが」キラン

チノ「ココアさん。お店の中でそういうことは……」

ココア「あ、そ、そうだよね!」

- 奈津恵編 END -

今日はここまで




ココア「キスノート?」

ココア「こ、これは……私にはまだ早すぎるよー!」

相手↓1
シチュ↓2

夕食後―

チノ「ココアさん、ケーキ食べませんか?」

ココア「食べたーい!」

チノ「安かったのでつい買い込んでしまいました」



ココア「チノちゃんのいれてくれたコーヒーでケーキを食べられるなんて私世界一の幸せものだよ~」

チノ「お、大げさすぎます」///

ココア「そっかなー。あ、チノちゃんクリームついてる」

チノ「どこですか?」

ココア「待って、私がとってあげる」ススッ

チノ「えっ……」

チノ(そういえば今朝……)


---
--

マヤ「おーっすチノー。また浮かない顔してるなー」

チノ「マヤさん、メグさん……」

メグ「ココアちゃんと何かあったの?」

チノ「はい……最近またことあるごとに抱き付いてきたりして……困ってます」

メグ「チノちゃん、ココアちゃんのこと嫌いなの?」

チノ「嫌いというわけじゃ……ただ思い出して夜眠れなかったりすることもあって……」

メグ「ニコニコ」

マヤ「ニヤニヤ」

チノ「なんですか」

メグ「チノちゃんは、自分の本心がよくわかってないと思う」

マヤ「だな。いっそココアを受け入れてされるままになってみろよ」

チノ「されるままですか」

メグ「そうしたら本当の気持ちがわかるかも」

--
---

チノ(これも、受け入れるべきなのでしょうか)

ペロッ

ココア「うん、美味しい」

チノ「ココアさん、いきなりこんなことするなんてマナー違反です」

ココア「えー、クリームとってあげるって言ったよ」

チノ「そうじゃなくて……いまキスしたじゃないですか」

ココア「……そういえばそうだねー(棒読み)」

チノ「はじめてだったのに……」

ココア「チノちゃーん、ごめんね、責任はとるからっ!」

チノ「責任って……」

ココア「チノちゃんの彼女になる!」

チノ「……」ジトー

ココア「私じゃだめ?」

チノ「わかりません……私は自分の気持ちがわからないらしいです」

ココア(らしい?)

ココア「じゃあ、もう一度キスしたらわかるかも」

チノ「……はい」

チュッ

ココア「どう?」

チノ「やっぱり……わかりません」

メグ「チノちゃん最近また疲れてるよね」

マヤ「ココアとはどうなったんだ?」

チノ「私が自分の気持ちに気づくまでキスするって言って、あれから毎晩キスしてきます」

チノ「いい加減あきらめてほしいです」

メグ「ニコニコ」

マヤ「ニヤニヤ」

チノ「なんですか」

メグ「ううん、なんでもない」



ココア「次はどんなキスしようかな」

相手 チノ
シチュ↓1

ココア「休日の楽しみといえばお昼寝だよー」

ココア「はー幸せぇ」ホカホカ

ココア「チノちゃんが一緒ならもっと幸せ~」

ココア「そうだ、キスノートで……」



ココア「Zzz」

バタン

チノ「ココアさん起きてください」

ココア「Zzz」

チノ「ココアさん……」

チノ「寝たふりですね、わかります」

ココア「Zzz」

チノ「……王子様みたいにキスして起こしましょう」

ココア「(ピク)Zzz」

チノ「今反応しましたね」

ココア(しまった)

チノ「私のほうからキスなんてしません」

チノ「これ以上ココアさんを調子に乗せたら手が付けられませんから……」

ココア「Zzz」ギュッ

チノ「ココアさん……起きてるじゃないですか離してください」

ココア「キスしてくれるまで離さないよ(寝言)」

チノ「かっこねごとってなんですか」

ココア「Zzz」

チノ「離してくれないと困るから……仕方ないです」チュ

- 保登心愛編 END -

シャロ「キスノート?」

シャロ「千夜のいたずらかしら。それともこれは本当に……」

シャロ「試してみる価値はありそうね」

相手↓1
シチュ↓2

シャロ「リゼ先輩と……」

シャロ「(*´Д`)ハァハァ」

シャロ「はっ!キスノートにとんでもないことを!」

シャロ「だいたい私銭湯なんて行かないわよ。そんなお金もないし」

シャロ「お風呂入ろっと……」



シャロ「お湯が出ない……」

シャロ「千夜ー、お風呂貸してほしいんだけど」

千夜「シャロちゃんのところお湯出ないの?」

シャロ「そうよ、本当にオンボロ小屋で困るわ」

千夜「大丈夫よ、オンボロなんかじゃないわ」

千夜「だってうちも出ないもの」

シャロ「え?」

千夜「ガス管が破裂してこのあたり一帯でガスが使えないらしいの」

シャロ「さっき昼寝してたから知らなかったわ……」

千夜「だから、一緒にお風呂屋さんに行きましょ」

シャロ「そうね」

―路線バス

シャロ「どこまで行くの?結構遠くまで来てるみたいだけど」

千夜「だって街の近くは混んでるもの」

シャロ「……そうよね」

シャロ(遠いほどリゼ先輩に会う可能性は低いわね。ちょっとホッとしちゃったかも)

千夜「あっそうそう、リゼちゃんも誘ったから安心して」

シャロ「よ、余計なことしないでよ」

千夜「うれしいくせに意地はっちゃって」

シャロ「……」

千夜「リゼちゃんの裸見放題触り放題」ボソ

シャロ「ちょっと、バスで変なこと言わないでよ!っていうか触らないわよ」

千夜「うふふ」

千夜「みんなお待たせー」

リゼ「よし、みんな揃ったな、入るぞ」

シャロ「……ゆのさま?」

ココア「ふふーん、シャロちゃん、これはまさのゆって読むんだよ」エヘン

シャロ「! あーっもう、なんか無性に悔しい!ココアに指摘されるなんて」

リゼ「ココアもさっき読み間違えただろ」

ココア「リゼちゃん言っちゃだめー」

ザッパーン

リゼ「ずいぶんシンプルな風呂だな」

千夜「でも、こういうところのほうがなんだか落ち着くわよね」

千夜「ココアちゃんココアちゃんひそひそ」

ココア「おぉー!」

ココア「チノちゃん、サウナあるんだって。行こうよ」

チノ「はい、ココアさん」

千夜「待って、私も行くわ」

シャロ「じゃ、じゃあ私も」

千夜「シャロちゃんはここで待っててね」

シャロ(……はかったな千夜ァ!)

シャロ(リゼ先輩と二人きりなんて私どうすればいいかわかんないわよ)

リゼ「なあシャロ」

シャロ「はっはいぃっ!」

リゼ「もしかして、シャロは私のこと苦手か?

シャロ「べ、別にそういうわけじゃ、ないです」

リゼ「そうか……皆いなくなると急によそよそしくなるような気がしてな……」

シャロ「リゼ先輩のことが好きすぎてテンパっちゃうだけです……」ボソ

リゼ「あ、あの……好きって、つまりそういう意味で……だよな」

シャロ「えっ、今の聞かれてた?」

リゼ(あっ……つい親父直伝の読唇術で聞き取ってしまった)

シャロ「……はい。私ずっとリゼ先輩に憧れてました。好きです」

シャロ「こんな私でよければ、おつきあいしていただけませんか?」

シャロ(言った!勢いに任せて言っちゃった!)

リゼ「私は……女同士の恋愛というものがよくわからないんだ」

リゼ「だからシャロの気持ちにどうこたえていいか……」

リゼ「本当にごめん」

シャロ「いえ、私こそ……最初から胸の中にしまいつづけるつもりだったのに」

リゼ「……そうだシャロ、キスしていいか?」

シャロ「リゼ先輩?」

リゼ「そうしたら自分の気持ちに気づけるかもしれない。チノみたいに」

シャロ「チノが?」

リゼ「この前私に相談してきてな……ココアに対する自分の気持ちがわかるまで毎晩キスされているらしい」

シャロ(何やってんのあの子達!)

リゼ「……今のは忘れてくれ。変なこと言って悪かった」

シャロ「そんなこと、ないです。リゼ先輩お願いします」

リゼ「いいのか?私はまだつきあうかどうか決めてないんだぞ」

シャロ「はい。私リゼ先輩となら絶対、後悔しません」

リゼ「じゃあ……するぞ」

……

チュッ

チュパッ

クチュクチュ

シャロ(えっえっ?いきなりそんな……)

シャロ「」ズーン

リゼ「シャロ……や、やっぱり嫌だったか?」

シャロ「嫌だなんて滅相もないです……ただいきなり舌入れてくるなんて思わなくて」ハァハァハァ

リゼ「え?キスってそういうものじゃないのか?」

シャロ「違います」

リゼ(失敗した……)ズーン

シャロ「だけど、私も自分の本心に向き合えました」

シャロ「胸にしまっておくつもりだったなんて……本当はそんなの嫌です」

シャロ「私、リゼ先輩が振り向いてくれるまであきらめません」

リゼ「シャロ」


これ以上交わす言葉は必要なかった。
自然と唇を重ね合わせる、二度、三度。その行為は延々と続くかのように思えた。

千夜「レインボーブリッジ?」

ココア「吊り橋にしか見えないけど」

チノ「あの、そろそろお二人を止めたほうが」

シャロ「う、うわああみんななんで!」

リゼ「お前らいつからここに?!」

ココア「さっきからいたんだけど」

千夜「とても声をかけられる雰囲気じゃなくて」ニコニコ

シャロ「うそおっしゃい!」

- 桐間紗路編 END -



千夜「キスノート?」

千夜「ジョークグッズにしてはずいぶん立派ね。よくわからないけどすごく使いたい!」

千夜「名前と顔を知っててキスしたい相手……」

千夜「なぜか可愛い女の子か可愛いうさぎしか思い浮かばないわ」

相手↓1
シチュ↓2

―甘兎庵―

??「こんにちわー」

千夜「あら、モカさん」

モカ「すぐばれちゃった。今日こそ完璧な変装だと思ったのに」

千夜「そんなあからさまに変装する人自体他にいません」

モカ「そっかー!」

千夜「あ、お好きな席へどうぞ」

モカ「それじゃ奥の……おっと」コケッ

千夜「危ない!」

千夜(ノートに書いた通り!モカさんカモン!しっかり受け止めるわ!)バッ

モカ「ってなると思った?」モフモフ

千夜「えっ」

モカ「実はあのキスノート私が持ってきたの」モフモフ

千夜「ええーっ!」

モカ「っていうのは嘘だけど」モフモフ

モカ「あ、千夜ちゃんは可愛いからキスぐらいならしてもいいけど」モフモフ

千夜「もう幸せいっぱいです~」

―甘兎庵・夜

千夜「キスノートの件が嘘だったらどうしてモカさんは知ってたのかしら」

千夜「……あらー?」



―???

モカ「千夜ちゃん……甘いです」

バッ

翠「変装中のモカさんに変装した私に気づかないなんて」

翠「キスノートのおかげで小説のネタに困らなくなりました」

翠「そろそろ書かないと」

- 宇治松千夜編 END -

残念なことにキスノートは結構失敗するのです。

では次の作品に行ってみましょう。



【ゆるゆり】

七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子たち。
彼女たちの時に笑いあり、時に百合ありのまったりとした日常生活を描く。
(Wikipediaより)

千歳「キスノート?……こ、これは!」

千歳「綾乃ちゃんに見せたらなあかんなあ」

千歳「その前に本物かどうか、ここはひとつ体張って試そかー」

相手↓1
シチュ↓2

千歳「うーん、やっぱうちも乙女なわけでやっぱり誰とでもキスってわけにはいかんなー」

千歳「となると必然的に千鶴」

千歳「ほんでやっぱり好きなシチュエーションといえば寝ぼけて……やねんなー」

千歳「けどこれは普段からしてくる」

千歳「……いやノロケちゃうで」

千歳(って、うち誰と話してるんやろ)

千歳「キスノートの力試しには不向きや」

千歳「物理的に可能でなおかつ普段ならありえんシチュを考えなあかんなー」

シチュ↓1

千鶴「姉さん、宿題でちょっとわからないところが」ガチャ

千歳「あ、千鶴今あかん……」

千鶴「なっ、なんで歳納が姉さんを押し倒して……っ」

京子「今12話用に劇の練習をしてて……」

千鶴「許さない、姉さんは私のもの」

千歳「ちょっ、話聞いてーな」

千鶴「姉さんの唇も」カベドン

千鶴「全て」マタドン

千鶴「私のものだ」

チュッ
チュッ
チュッ
チュッ
チュッ

京子「」

千歳(歳納さんの目の前でされるのも案外悪ないなぁ……)

千歳「千鶴があんな取り乱すなんて、このノートは本物っぽいなー」

千歳「綾乃ちゃん、本懐を遂げる時が来たでー」

千歳「しっかり見届けたるからなー」ドクドク


綾乃「キスノート?」

千歳「せや、思う存分使たらええで」

綾乃「べっ、別に歳納京子とそういうことをしたいわけじゃ……」

千歳「歳納さんとは言うとらんけどなー。あ、うち用事思い出したからまた後でな」スタスタ

綾乃「こんないかがわしいもの……先生に相談するべきじゃないかしら」

綾乃「それならとりあえず効果を試してみないと……」

相手↓1
シチュ↓2

綾乃「歳納京子と……ありえないないナイジェリアよ!」

綾乃「他に誰か……サバサバした感じの相手ならしやすいかしら」

綾乃「歳納京子の親友の……いえ歳納京子は関係ないわね」

綾乃「船見さんにしましょう」

綾乃「シチュエーションは……練習させて……みたいな」

綾乃「私がそんなこと頼むわけがないと思うけど、千歳の話が本当なら実現するのよね」

結衣「はぁ……」

綾乃「……どうしたの?」

結衣「あ、綾乃」

綾乃「悩みごとでもあるの?もしよかったら相談に乗るわよ。私これでも一応生徒会副会長なんだから」

結衣「実は好きな人ができて」

綾乃「ええ」

結衣「その相手はずっと前から私に好意を持ってくれてるんだけどさ」

綾乃(まず間違いなく吉川さんね)

結衣「……それで……いや、やっぱりこんなこと言うと変に思われるだろうな……」

綾乃「船見さんが真剣に悩んでるのに変だなんて言わないわよ」

結衣「本当に笑わない?」

綾乃「もちろんのロンドンよ」

結衣「」プククッ

綾乃「意外と『あっ、それあるあるー!』なんてこともあるものよ」

結衣「……その子とキス……ちゃんとできるかなって。いや自分でもばかばかしいと思うんだけど」

綾乃「そういうのって、その相手の人と一緒に経験していけばいいんじゃないかしら」

結衣「……とは思うんだけどね……そうだ。綾乃キスしていい?」

綾乃「わ、私とー?」

結衣「実はその子も友達と練習でしたことあるから、私もそうしたほうがいいかなって」

綾乃「わ、わかったわ」

結衣(よ、よしっ)

千歳「綾乃ちゃーん!」

結衣「」

千歳「もう、綾乃ちゃんはお茶目やなあ。書く相手間違うたらあかんやん」ガシッ

綾乃「べっ別に間違えてなんかちょっと千歳待ちなさいよー」ズルズル

結衣「……なんだったんだ」

- 杉浦綾乃編 END -

ちなつ「キスノート?」

ちなつ「これは使うしかないわ!」

相手↓1
シチュ↓2

ちなつ「あ、あかりちゃん遅かったね。今お茶いれてるよ」

あかり「ちなつちゃんありがとう。あ、今日は京子ちゃんと結衣ちゃん補習で遅くなるって」

ちなつ「京子先輩はともかく、結衣先輩も?」

あかり「うん。クラス全員だって」

ちなつ「」ズーン

あかり「わぁ、今日のお茶すごくおいしい!」

ちなつ「えっ、いつもと変わらないと思うけど」

ちなつ「あかりちゃん、私にも飲ませ……もうない」

ちなつ(結衣先輩はいないし美味しいお茶は飲まれるしもう踏んだり蹴ったりよ!)

あかり(そんなに飲みたかったのかな?それじゃ……)ニヤリ

ちなつ(えっ?)

チュッ

コココ...

ちなつ(口移しでお茶を……!?)

ちなつ「あ、あかりちゃんっ、こんなお茶の飲ませ方って……」

あかり「ごめんねー。でもちなつちゃんもこの前無理矢理あかりにキスしたから文句いえないよねぇ」

ちなつ(うぐっ)

ちなつ「ま、まああかりちゃんなら別にいいけど」

―縁側

京子「」

結衣「」

ちなつ「またしても結衣先輩に見られちゃうし想像してたのと違うしもう最悪」ズーン

ちなつ「でもあかりちゃんの唇気持ちよくて困っちゃう」

- 吉川ちなつ編 END -



向日葵「キスノート?」

向日葵「馬鹿馬鹿しいですわね」ポイ

向日葵「……ちょ、ちょっと試してみても」

相手↓1
シチュ↓2

櫻子「こっちがこうであっちがああで」

向日葵「ずいぶんややこしい道ですわね」

櫻子「私に文句言われても困る!」

向日葵「櫻子に言ったわけじゃありませんわよ」

櫻子「……あの女の人さっきもすれ違わなかった?」

向日葵「ええ、私も見かけた気がしますわ」

櫻子「今度は向かいから来たんだけど」

向日葵「あ、あのー。すみません、どちらへ行かれるのでしょうか」

お姉さん「実は八森映画館に行く途中で迷ってしまって」

櫻子「やっぱり」

向日葵「私達もそこに行く途中なので一緒に行きませんか?」

お姉さん「まあ、助かるわ。ありがとう」

櫻子「あかりちゃんちなつちゃーん」

あかり「あ、櫻子ちゃん達来た」

お姉さん「あっ、あかりー!」

あかり「お姉ちゃんも一緒だったんだ」

向日葵「ええ、ついそこで……赤座さんのお姉さんでしたの?」

あかね「あら、お友達?」

// 今日はここまで。 忙しくて筆が進まない・・・

※書き忘れてましたがちなつちゃんにともこさんも来てます。出番はないけど


向日葵(お姉さん……こんな素敵な方だったなんて)

向日葵(ぜひお近づきになりたい……)ゴソゴソ

向日葵(キスノート……なんだかわからないけどこれを使うのは怖いですわね。でも……私の情熱はもう退くことはできない!)

向日葵(と思ったけど……名前がわからない。これでは使えませんわね)


あかね「はじめまして、赤座あかねです。いつも妹がお世話になって……あぁ、私もだったわ。さっきは本当にありがとう。えっと……」

逡巡するうちに自己紹介コーナーが始まっていたらしい。
私は櫻子と一緒に自己紹介しながら、バッグの中でこっそりとノートにペンを走らせた。

席はあかねさんの隣。その左右は見知らぬ人が座っていた。
だがその二人に急用ができたらしく、慌ただしく席を立ってしまった。
これは果たして偶然か必然か……
キスノートなんて信じていなかったけどもうここまで来ると……
いつの間にか、あかねさんといつキスをしようかとだけ考えていた。

向日葵(あかねさんが手を重ねてきた)

向日葵(体を寄せてきた)

向日葵(肩に手が……)

向日葵(今なら……!)

チュッ

向日葵(とうとうしてしまいましたわ……)

あかねさんは飛び跳ねるように私のそばを離れ……
私は気まずい思いに耐え忍びながら映画が終わるのを待った……

向日葵(ああ……私、なんであんなことを……)

向日葵(キスノートに書いたせい……?それとも……)

向日葵(それよりどうしましょう、こんなことじゃお近づきになるどころか……)

あかね「向日葵ちゃんよね、さっきはびっくりしちゃった」

向日葵「あああっ、あのっさっきは申し訳ありませんでした、ついあんなことを」

あかね「いいのよ、私が先にいたずらしたんだし」

向日葵「で、でもっ」

あかね「本当に気にしないで。でも今度からするときは先に言ってね」


私はそんな言葉を真に受けるほど櫻子じゃなかったはず。
だけど今日だけは……

向日葵「それじゃ今してもよろしいでしょうか」



- 古谷向日葵編 END -

【おまけ】

りせ「……」

奈々「なんだ松本、お前も使いたいのか」

りせ「……」

奈々「別にかまわんが私とだったらノート使わなくてもいいだろう」

奈々「それとも他の女か?」

りせ「……」

奈々「まあいいか。あれ?ノートが見当たらんな」

奈々「そういえばさっき池田が来てたがまさか……」

- 松本りせ編 END -

【がっこうぐらし!】

学校内で寝食をともにする「学園生活部」に所属する女子高生達の日々を描く日常コメディー。

胡桃「職員室の金庫の底から妙なノートを見つけた」

胡桃「キスノート?めぐねぇ……何作ってんだ」

胡桃「誰も気づいてないけどどうしようか」

1.使ってみる
2.処分する

↓1




胡桃「めぐねぇが中二病患者だったなんて……」

胡桃「めぐねぇの名誉にかけて黒歴史を消毒しよう!」ゴォォ

胡桃「といっても実際に燃やすわけにはいかない。校舎での焚き火はいろんな意味で危険だからな」

胡桃「よし、シュレッダーにかけよう」ガガガ


由紀「あれ?誰かこの金庫にあったノート知らない?」

美紀「どんなノートですか?」

由紀「えっと、ピンク色でね、タイトルはキスノートって」

胡桃(既に遅かったか……先に見られてたんじゃ仕方ないな)

美紀「なんですかそれ」

由紀「名前を書いた人とキスできるんだってー」

美紀「思い切り怪しいじゃないですか。先輩名前書いたんですか?」

由紀「うん。↓1(相手)と↓2(シチュ)するって」

由紀「と、いうわけで。みーくん屋上に行こうよ」

美紀「行きませんよなんで先輩とキ……キスなんてしなきゃいけないんですか」

由紀「キスノートに書いたことは必ず実現するよ」

美紀「信じませんよそんな非科学的な」

悠里「美紀さん、屋上に行きましょ」コソッ

美紀「りーさんまで何を」

胡桃「あいつらがバリケード破ってきた。逃げ道は上しかない」コソッ

美紀「……わかりました。ゆき先輩屋上に行きましょう」

由紀「みーくんってば本当にツンデレ屋さんなんだから~」

美紀「そ、そういうわけじゃ……」

美紀(詰んだ……)

― 屋上

胡桃「ここまで来ればしばらくは安全だろう。それじゃ様子を見てくる。今回はりーさんも支援を頼む」

悠里「わかったわ。美紀さんも、くれぐれも気をつけて」

美紀(さっきゆき先輩が言った通りの状況に……)

由紀「みーくん、さっそくしよっか」

美紀「しませんよ」

由紀「えぇー、じゃあどうして屋上に来たの?」

美紀「それは……」

美紀(ここまで上がってくるのも時間の問題。どうせ死ぬならキスぐらい経験しておいても……)

美紀(そして二人きりの今がラストチャンス)

由紀「みーくん?」

美紀「わかりました。しましょう。ゆき先輩とキスしますよ」

由紀「わぁーい、みーくん大好き!」

美紀「私もゆき先輩のこと好きですよ」

チュッ

由紀「あれ?これだけ?なんかキスってあっけないね……」

美紀「ゆき先輩、もっとしたいです」

チュッ……

今度は少し強く抱きしめ、ゆっくりと時間をかけて……


由紀「キスっていろいろあるんだね……みーくんともっとしたい」

美紀「ふふっ……キスだけじゃすまなくなりますよ」

美紀「本気で好きになってしまいましたから。ゆき先輩」

由紀「私もみーくんのこと本当に好きだから……もっとしよ」

胡桃「正直なとこ、りーさんがここまで戦力になるなんて思わなかったよ」

悠里「後方支援しかできなかったけど」

胡桃「いやいや凄く助かったよ、まさか2階まで奪回できるなんてな」

悠里「せっかく撃退したのだから早くバリケードも修復しなきゃ」

胡桃「そうだな、みきにも手伝ってもらって……」

悠里「今ゆきちゃんとお楽しみじゃないかしら」

胡桃「緊急事態だから仕方ないって、早く行こう」タタタタ

悠里(のぞきたいって顔してるわ)タタタタ


美紀「……」

由紀「……」

胡桃「……」

悠里「あの二人、どうして裸で抱き合ってるのかしら?」

胡桃「私に聞くな」

- 丈槍由紀編 END -

【天体のメソッド】

謎の円盤と謎の少女に翻弄される中学生達の日々を綴るハートフルコメディ。

柚季「キスノート……?」

柚季「思わず拾って持って帰ってしまったけど……なにこれ」

柚季「試してみようかな……」

相手↓1
シチュ↓2

柚季「キスって言ってもそんな相手……学校にはたいした男いないし」

柚季「兄貴……ってそりゃ好きだけど兄妹でそれはないでしょ」

柚季「乃々香……女の子じゃん」

柚季「あー、下手に男とするよりはいいかも。乃々香可愛いしアリよ」

柚季「でもファーストキスが女同士ってどうなのよ」

柚季「……私こんなノートに何を真剣に悩んでるのかしら。『古宮乃々香』っと」

柚季「シチュエーションも書けるんだ。特に思いつかないから名前だけでいっか」パタン

―2時間後

乃々香「柚季、柚季ーっ」

柚季「ど、どうしたのよ急に」

乃々香「柚季会いたかったぁー」ギュッ

柚季「ちょ、ちょっと乃々香?」

乃々香「ごめんね。あのね……」

乃々香「私、柚季のこと好きになっちゃったみたい」

柚季(え……これってまさか……)

乃々香「柚季、私とつきあって」

柚季「いきなりそんなこと……」

柚季(待って、こんな可愛い子に告白されて断ったりしたら……)

柚季(恋愛に興味がない女と誤解されて干物化一直線……そんなのいやー!)

柚季「いいわよ、乃々香。ただし、今度こそ黙って遠くに行ったりしたら許さないから」

乃々香「うん。今度こそずっと一緒だよ、柚季」

天体のメソッドは全キャラやってほしい

乃々香「あの、それでね……」モジモジ

柚季「いいわよ。恋人になったんだもんね」

乃々香「どうしてわかるの」

柚季「そのぐらいノートに関係なくわかるわよ」

乃々香「ノート?」

柚季「なな、なんでもない。こっちの話よ」

柚季「……その前に、乃々香」

乃々香「うん」

柚季「あのプラカードは何?」

乃々香の後ろで「ドッキリ」と書いたプラカードを持って出番を窺っている子供が丸見えである。

乃々香「ノエル!まだ出てくるの早いよ」

柚季「……これ、どういうこと?」

ノエル「ごめんねゆずき!ノノカは悪くないの!ノエルが全部悪いんだよ」

柚季「ノエルが温泉まんじゅうを盗み食いしたのがばれて、罰として私にドッキリを仕掛けろと……」

柚季「ノエル、こはるを呼んできてちょうだい。どうせカメラ持って隠れてるんでしょ」

ノエル「すぐ行ってくる!」

柚季「で、乃々香」

乃々香「ごめんね、私ノエルに頼まれたら断れなくて」

柚季「あんたノエルに甘いにもほどがあるわよ。ま、そういうとこも好きなんだけど」

柚季「ということで乃々香にも罰」

乃々香「うん……」

柚季「私とキスしなさい」

乃々香「え?」

柚季「え?じゃないわよ。ここまでその気にさせといて……」

乃々香「柚季は嫌じゃないの?」

柚季「言ったでしょ。私も乃々香のこと好きよ」

乃々香「柚季大好き!」

チュ……

- 水坂柚季編 END -

>>96
展開次第だけど構成力に自信がないので全キャラは難しそう

湊太「キスノート?……へえー」パラパラ

湊太「これ柚季の字だな。あいつ乃々香好きだったのか」

湊太「……」

相手↓1
シチュ↓2

―満員の通学バス

柚季「今日に限ってなんでこんなに混んでるのよ」

湊太「よくわからんが巡礼ツアーだとさ」グググ

柚季「しっかり支えてなさいよ」

湊太「わかってるよ」

湊太(これ、押されたふりをしてキスするチャンスだよな)

湊太(……って発想はヤバすぎるか)

湊太(でも、キスノートに書いたんだしやっぱりここは……)グイッ

乃々香(あれ?湊太だ……なんか不審なんだけど)

乃々香(あーっ、柚季に何をしようとしてるの?)

乃々香「ちょっと、湊太……」グラッ


湊太「うわっ」

柚季「きゃあ」ガン

湊太(俺は何者かに背中を押され、柚季に激突した。柚季は後頭部を窓に打ち付けたようだ)

湊太「すまん!お、おい大丈夫か」

柚季「何してんのよバカ兄貴!あいたた……」

湊太「仕方ないだろ後ろから押されたんだから」

柚季「本当に役にたたないんだから」

湊太「そんな言い方ないだろ!」

10分以上に及ぶ兄妹喧嘩の末、俺が学食でキスの天ぷら定食をおごることで決着した。

湊太「おかしい。こんなはずじゃなかった……」



乃々香「私の柚季に手を出そうとした罰だよ」

- 水坂湊太編 END -

汐音「キスノート?」

汐音「ばかばかしい……でも、もし本当に本物だったら……」

相手↓1
シチュ↓2

汐音「乃々香、ありがとう」

乃々香「汐音……?」

汐音「乃々香がいなかったら、私は遠い街でひとりぼっちだった」

汐音「乃々香をあんなにひどい目に合わせたのに、そんな私を救ってくれた」

乃々香「気にしないで。私……ううん、私達も汐音がいなきゃ嫌だった。友達だから当たり前だよ」

乃々香「汐音のためならなんだってするよ」

汐音「乃々香。実は私まだみんなとまた友達になれた実感がないの」

乃々香「そんな……」

汐音「だから友情の証にキスしてほしい」

乃々香「なんだってするって言ったけど……女の子同士でそういうのはちょっと」

汐音「柚季とはしてるくせに」

乃々香「どうしてそれを知って……あっ」

汐音「やっぱり私は柚季とは違うから……まだ友達と思われてないの」

乃々香「うっ」


乃々香「汐音、目を閉じて」

汐音「ええ」

チュッ


カシャ

こはる「どうしよう、とんでもないものを見てしまった上に思わず撮影までしてしまったわ」

こはる「柚季に見てほしいものがあるの」

柚季「何よ」

こはる「乃々香の浮気現場」

柚季「すぐに見せなさい」

こはる「二千円」

柚季「くっ……」ジャラジャラ

こはる「嘘よ、友達からお金は取らないわ」


柚季「乃々香……昨日、汐音と何をしていたの」

乃々香「べべべつに何も」

柚季「ネタはあがってるのよ」

乃々香「その写真は!」

柚季「ドッキリだったけど気持ちは本物だと思ってたのに……本当はやっぱり汐音と」

乃々香「誤解よ。それは友達として、つまり仲直りの証のキスであってその」

柚季「いいわ、じゃあ明日の放課後天文台に来て」

―天文台

乃々香「……」

柚季「……」

こはる「湊太連れてきたわよ」

柚季「ありがと。それじゃ会議はじめるわよ」


湊太「そりゃ普通は友達同士ですることじゃないよな」

こはる「するにしても軽はずみよねー」

柚季「乃々香、本当に汐音はただの友達で、友達としてキスしたっていうの?」

乃々香「それは嘘じゃないよ」

柚季「友情の証なら、こはるとも湊太ともキスできるの?できるなら今して見せて」

湊太「勝手に決めるな」

こはる「私、乃々香とならいいけど」

湊太 (゚д゚;)≡(;゚д゚) エッエッ

こはる「湊太、私のことは気にしなくていいのよ」

柚季「こはるがいいって言ってるんだから問題ないでしょ」

湊太「おいなんのことだ」

柚季「はぁ……湊太、こはるのこと好きでしょ」

湊太「いや俺は……」

乃々香「湊太……みんな知ってるよ」

湊太「え」

こはる「いつ告白してくれるか楽しみにしてたのに」

湊太「えええ」

柚季「……もういいわよ」

柚季「乃々香のこと信じてたのに変に意地張っちゃった。ごめん」

乃々香「私も、誤解されるようなことしてごめんね」

湊太(俺、これからどうすりゃいいんだ)

こはる(あーあ、乃々香とキスしたかったー……)

- 戸川汐音編 END -


汐音編なのに汐音の出番少なくてごめん……

【おまけ】

ノエル「~♪」カキカキ

乃々香「ノエル、何書いてるの?」

ノエル「あっ……えーとね、落書きだよ。恥ずかしいから見ないで」サッ

乃々香「そう……ノエル、ハンバーグ作るから手伝って」

ノエル「わぁいハンバーグ!ノエル、ハンバーグだぁい好き!」

ノエル(キスノートいっぱい作ってみんなニッコリだよ)

- ノエル編? END -

【のんのんびより】

女子達に囲まれながらひとり寡黙に日々を過ごす男子中学生の日常物語。

蛍「キスノート?」

蛍「こ、これは……」


相手↓1
シチュ↓2

小鞠「蛍……ごめん私がバス乗り間違えなければ……」

小鞠「みんなとはぐれちゃったし」

蛍「いえ、全然気にしてないです」

蛍(先輩と二人きりだし)

小鞠「それにしてもずいぶん歩いたけど道間違えてないよね私」

蛍「大丈夫だと思いますよ。」

蛍(全然わからないけど)

小鞠「蛍疲れてない?どっか休むとこ……いや正直私が休みたい」

蛍「そこのお店入りません?」

小鞠「あ、いいねー」

チノ「ご注文を」コトッ

小鞠「ウインナーコーヒーひとつ」

蛍「オリジナルブレンドお願いします」

チノ「かしこまりました」

小鞠「そうそう、昔うちで喫茶店ごっこしたことがあってさ。近所の人達も巻き込んでそりゃもう盛大に」

蛍「それ楽しそうですね」

小鞠「で、夏海がウインナーコーヒー注文したら、かず姉がウインナー入れたコーヒー持ってきて総突っ込み食らってた」

蛍「なんてベタな……」

小鞠「ま、私もみんなにあわせて突っ込んだものの実は意味わかんなくってさ」

蛍「とっても先輩らしいです」

小鞠「ま、まさかこの店のウインナーコーヒーも……」

蛍「いえそれはないと思いますよ」

小鞠「いやわかんないよー。小学生ぐらいの子がコーヒーいれてる店だし」

蛍「中学生じゃないですか?」

小鞠「そっかな、それにしては小さいような」

蛍「……」(さすがに言葉が出ない)

ココア「失礼なお客さんだよねっ。いっそ本当にウインナー入れちゃう?」コソ

リゼ「いやウインナーのほうが高いし焼く手間もかかるぞ」

ココア「それもシャクだねー」

チノ「そういう問題じゃないです」


チノ「お待たせしました。こちらウインナーコーヒーになります」

蛍「(ノートの通りの状況になって)よかった……」

小鞠「あー……いやいや、そこまで本気で心配しなくても(本当にウインナーが入ってるってことはないから)」

蛍「わ、私にとっては大事な問題なんです」

小鞠(なんで蛍が……?)ゴクッ

蛍「あっ、小鞠先輩、唇にクリームが」

小鞠「えっ、どこ? えとナプキンは……」

蛍「そんな、クリームがもったいないです」

蛍「私がとってあげますから」

蛍「……」

小鞠「……?」

蛍(いざ!)

ペロッ

蛍「しあわせぇー……」パタン

小鞠(蛍がそんなにホイップクリーム好きだったなんて思わなかったなあ。言ってくれれば半分わけてあげたのに)

蛍「ついに……ついに小鞠先輩の唇を奪っちゃった……」

蛍「…………どうしよう、またしたくなっちゃった」

相手 小鞠
シチュ ↓2

しばらく書きすすめてから気づいたけど、蛍がティッピーの声を知らないので無理がありますぜ旦那

シチュ ↓1

―翌日

小鞠「いやー、面白い喫茶店だったね。もふもふ喫茶」

蛍「ラビットハウスですよ」

小鞠「店員さんチューしてたし」///

蛍「ほっぺじゃないですか」

小鞠「えっ、でも女の子同士で……」

蛍「転校前は仲のいい友達同士ならあのくらい普通にしてましたよ」

小鞠「うおー都会すごい」

小鞠「って蛍からかわないでよ」

小鞠「私でもアニメとかは見てるから流石にわかるって」

蛍(やばー)

蛍「う、嘘じゃないですよ」

小鞠「それじゃ私にキスしてみてよ」

蛍「いいですよ」

チュッ

小鞠「おおー本当だ」

小鞠(……よく考えたら私、ほっぺにチューされちゃったんだ)

蛍(話の流れ的にほっぺまでが限界……昨日の私なら舞い上がっちゃってるけど、もう今の私には満足できない)

蛍(気持ちが抑えられなくなってる……これもノートのせい?)

蛍「小鞠先輩、よく聞いてください」

小鞠「なになに、あらたまって」

蛍「ごめんなさい。さっきの話はやっぱり嘘です」

小鞠「え。でもいま実際にチュー……まさか意地になって無理して……」

蛍「違いますよ」

蛍「小鞠先輩のこと、仲のいい友達だなんて思ってません」

小鞠「」

蛍「恋人になりたいと思っています」

小鞠「」

蛍「……」

小鞠「……え!」

小鞠「あ、あのさ蛍、気持ちはすっごくうれしいんだけど、その、女の子同士とか考えたこともなくて」

蛍「ですよねー……」フラッ

小鞠「ちょ、ちょっと蛍……」

蛍「大丈夫、です」

ふられた。

帰ってから部屋にこもって泣いた。
泣き止んだ頃には日付が変わっていた。
学校休んじゃおうかな……
なんて言って休んだらいいのかな……
もう小鞠先輩と顔あわせられないよ

といっても、全校生徒5人のこの学校で先輩と顔あわせないなんて無理だし……
いままで通りで、いいよね

朝。
結局私は学校を休むこともなく普通に登校して普通に過ごした。


蛍「小鞠先輩、おはようございます」

小鞠「おはよう蛍」

蛍「えへへー」

小鞠「えへへー」

夏海「?」

れんげ「?」


- 一条蛍編 END -




夏海「これが噂のキスノート」

夏海「なーんて本当かな?」

相手↓1
シチュ↓2

蛍「先輩、すっかり寒くなりましたね」

れんげ「猫みたいに、こたつで丸くなりたいのん」

夏海「去年は『子供は風の子』って叫びながら走り回ってたのになー」

れんげ「それじゃウチ、もう大人なのん」

蛍(え?)

夏海「こういうときは走って暖まる!」ダッ

小鞠「その橋凍ってるよ、危ないって」

夏海「へーきへーき」ツルッ「あれ?」

バシャーン

---
--
-

ガバッ

夏海「あれ?ここどこ?」

雪子「病院だよ。あんたずっと目を覚まさないから気が気でなかったよ……」

蛍「夏海先輩、無事だったんですね、よかった……」

小鞠「あんまり心配させるなよー」エグエグ

雪子「すぐに兄ちゃんが飛び込んで助けてくれたんだよ。ちゃんとお礼言いな」

夏海「……えっ、じゃあまさか人工呼吸……」

蛍「え、ええ、してましたね」

雪子「あんた生きるか死ぬかってときに」

夏海(意識のないときに完結しちゃったってこと……?)

夏海「お……溺れ損だー!」

小鞠「?」

- 越谷夏海編 END -

【おまけ】

れんげ「……可愛いノートが落ちてるん」

れんげ「読めないのん」

れんげ「落書きしてやるのん」

れんげ「んー」

ガサッ

れんげ「タヌキ!」

れんげ「お前に名前をつけてやるのん」

れんげ『ぐ』サラサラ

トテトテ...

れんげ「気にいってくれたんな」

チュッ

れんげ「おお……ウチのほっぺに……」

れんげ「せきにんとってけっこんするん?」

具「?」

- 宮内れんげ編 END -

【ゆゆ式】

「情報処理部」で活動する女子高校生の日常を描くIT系部活動ストーリー。

ゆずこ「キスノート?」


1.使ってみる

2.誰かに見せる(相手指定。複数人でも可)

↓1

ゆずこ「ふふーん、とうとう私もオトナになる時が……」

相手↓1
シチュ↓2

やっぱゆゆ式は難しいなー
明日こそがんばる

― 教室

ゆずこ「唯ちゃんおはよー」ガラッ

唯「おう」

唯「ゆずこ早いな」

ゆずこ「唯ちゃんのほうが早いけどね」

唯「日直だからな」

ゆずこ「唯ちゃんと二人きりになるために頑張って早起きしました!」

唯「動機はともかく早起きはいいことだな」

ゆずこ「もっとほめて!」

唯「えらいえらい」

ゆずこ「じゃあ、おはようのキスしてくれる?」

唯「やだよ」

ゆずこ「今えらいって言ったじゃん、ケチー」

唯「意味がわからん」

ゆずこ「勉強もできなければキスもできないなんて……」

唯「よ、よし、しようじゃないか、キス」

ゆずこ「いいの?」

唯「ってなるかアホ」

ゆずこ「だめかー。次は……」

唯「今日はやけに粘るなあ」

ゆずこ「ふっふっふ……今日はなんとキスノート持参なのです!」ジャーン

唯「キスノート?」

ゆずこ「そう、名前を書いたらその人とキスできるのです」

唯「はいはい」

ゆずこ「あっ唯ちゃん信じてないね」

ゆずこ「名前書いちゃうよ。『櫟井唯』っと」

唯「ふざけるなそんなもん効くかちょっと待てそのノート貸せ」

ドタバタ

ゆずこ「唯ちゃん信じてないんだったらなんで焦ってむぐっ」

チュ……

ゆずこ「……」

唯「……」

ゆずこ「しちゃったね」

唯「これは事故、事故なんだ……」ブツブツ

ゆずこ「これがキスノートの効果!」

唯「偶然だろ」

ゆずこ「それならワンスモア!『恥ずかしいけど気持ちよくてとめれない』」

唯「もうしないからな」

ゆずこ「まあまあそういわずに」ガシッ

ゆずこ「唯ちゃん……」

唯(な、なんだこれ、さっきの感触が忘れられなくて……逆らえない)

チュッ

唯「そ、そのノートは危険だ……」ガクッ

ゆずこ「あ……唯ちゃん……これただのノートだった」

唯「え」

ゆずこ「今名前書くの忘れてた。つまり唯ちゃんは単に自分の意志で受け入れたということに……」

唯「それじゃ最初のは……」

ゆずこ「偶然でしたー」テヘペロ

縁「唯ちゃんゆずちゃんおはよー」

ゆずこ「おはよー」

唯「おー」

縁「ねーねー、聞いてー。さっきねー、変なノート拾っちゃってー」

唯「捨てろ」

- 野々原ゆずこ編 END -


千穂「キスノート?」

相手↓1
シチュ↓2

―図書室

ガラガラ

佳「あれ?誰もいない」

千穂「司書さん超暇そう」

佳「本返して帰るか」

ふみ「せっかくだから休んでいこう」

千穂「さんせー」

佳「まあ、いいけど」

ふみ「何もないけどゆっくりしていきたまえ」

佳「お前の家か!」

佳「っていうか部活どうしたんだよ」

ふみ「今日は体調不良で休んだ」

佳「元気な病人だな」

ふみ「じゃあ法事で」

佳「行けよ法事」

ふみ「そういや最近櫟井さんと野々原さんすっごく仲いいよね」

佳(え、今その話すんの)

千穂「知ってるー、廊下でキスしてたって聞いた」

佳(知ってたか……)

ふみ「さすがに松本先生に注意されたらしいけど」

千穂「さすがにね」

佳「え、あの、ショックとかじゃないの?」

千穂「え?」

佳「あ、いや、相川ってさ、櫟井のこと好きなんじゃなかったかなって」

千穂「うーん、好きっていうかかっこよくて憧れたりするけどそういう好きってのはちょっと違うかも」

千穂「それに野々原さんが相手じゃ仕方ないよ」

ふみ「いろんな好きがあるんだな、うん」

ふみ「じゃあ、千穂。私のこと好き?」

千穂「うん、好き」

ふみ「よし、じゃあキスしよう」

佳「おーい」

千穂「うん」

佳「っていいのかよ!」

千穂「好きだからいいよ。あっ岡ちーのことも好きだよ」

ふみ「よし、じゃあどっちが先にキスするかじゃんけんで決めよう」

佳「わ、わかった」

ふみ「じゃーんけーん」

どっちが勝った?↓1コンマで

01-50 佳
51-00 ふみ

ふみ「勝った」

佳「……」ガフッ

ふみ「あ、そうだ部活行かなきゃ」

佳「今からかよ」

ふみ「残念だがここは佳に譲ろう」

ふみ「それから千穂」

千穂「ふぇ?」

ふみ「私達の前では無理しなくていい」

ふみ「じゃ」ガラガラピシャ


千穂「ふぇっ……」グスッ

佳「お、おい相川……」

千穂「うぁぁぁ……」


いきなり泣き出した相川を、無意識のうちに抱きしめていた。
何も言えなかった。

千穂「ごめんね。岡ちー、優しい」

佳「やっぱり櫟井のこと……」

千穂「うん、でももういいの」

佳「あ、ああ」

佳「相川……今こんなこと言うのも変かもしれないけど」

千穂「うん」

佳「さっきの続きする?」

千穂「うん」

ふみ「やれやれ世話が焼ける」

佳「のぞくな部活行け!」

千穂「あははー」

- 相川千穂編 END -

【侵略!イカ娘】

海からの侵略者、イカ娘が海の家を拠点になんかいろいろする話。

最初誰にするか考えてたら寝てしまったのです。


栄子「キスノート?」

相手↓1
シチュ↓2

栄子「名前を書いたらその人とキスできる……早苗にだけは見せられないな」

栄子「イカ娘が危ない」

栄子「だが早苗のことだ、どこで嗅ぎ付けてくるか……」

栄子「そうだ、前もって早苗の関心を私に向けよう」

栄子「そうすればイカ娘は安泰。私は喜んで犠牲になろう!」


早苗「栄子、何してるの?」

栄子「わっ!」

栄子「な、なんでもない。早苗こそなんでこんなとこに」

早苗「私?イカちゃん略奪大作戦の準備中よ」

栄子「またろくでもないこと考えてるな」

早苗「今日こそ、なんとしてもイカちゃんの唇を奪ってみせる!」ゴゴゴ

栄子「おいやめろ、イカ娘には手を出すな」

早苗「うんやめる」

栄子「あっさりだな」

早苗「本当は私、女の子なら誰でもいいかもしれない」

栄子「なにそれ怖い」

早苗「だから栄子、チューしよ」

栄子「やだよ」

早苗「そしたらイカちゃんのことはあきらめる」

栄子「わかったしよう」

早苗「え、えっ、ええええ?」

たける(あちゃー、ドッキリ失敗だ。早苗姉ちゃんどうすんだよ)

早苗「あ、私用事おもいだし」

千鶴「早苗ちゃん、敵前逃亡は大罪よ」ガシッ

栄子「ナイス姉貴、さてさっさと早苗とチューしてイカ娘から手を引かせるか」

早苗「うわっ千鶴さんいつからここに」

千鶴「イカ娘ちゃんを略奪するとかなんとかってところから」

早苗「最初からじゃないですかー」

栄子「早苗覚悟ー」

チュッ

千鶴「私もしてあげる」

チュッ

イカ娘「なんだ、美人姉妹に囲まれて幸せじゃなイカ」

早苗「イ……イカちゃん助けて……」

イカ娘「知らんでゲソ。たまには私の気持ちを思い知るでゲソよ」

- 相沢栄子編 END -

イカ娘「キスノート……?」

イカ娘「この前から栄子達の様子がおかしいのは、もしやこのノートのせいでゲソね」

イカ娘「効果を実験してみようじゃなイカ」

相手↓1
シチュ↓2

さおりって誰だったでゲソか……

ググってもわからないので再安価します
TV版オンリーでオナシャス

相手↓1
シチュ↓2

栄子「おい、イカ娘サボるな」

イカ娘「サボってないでゲソ。真面目に地上侵略の計画を立てているところでゲソ」

栄子「店の手伝いをしろって言ってるんだよ」

イカ娘「それなら栄子も侵略の手伝いをするといいでゲソ」

栄子「やらねーよ」

イカ娘「手伝わないと辱めるでゲソよ」

栄子「ほう」

イカ娘「まずは栄子の唇を奪うでゲソ!」

栄子「やってみろよ」

イカ娘「ぐっ」←背が届かない

栄子「~♪」

イカ娘「栄子、卑怯じゃなイカ」

千鶴「はい、イス持ってきたわよ」

イカ娘「千鶴、感謝するでゲソ!」

ガタガタ

イカ娘「いざ!」

チュッ

栄子「ほっぺたかよ!唇を奪うってなんだよ」

イカ娘「こ、これ以上は無理でゲソー」

栄子「しょうがないなあ」

チュッ

イカ娘「え、栄子とチュー……」

栄子「満足したか?私はもう仕事に戻るからな」

イカ娘「待つでゲソ、もっとチューしてほしいでゲソー」

栄子「それじゃしっかり働けよ」

イカ娘「任せるでゲソ!」



こうして労働力と引き換えに栄子にキスしてもらえることになったでゲソ。
めでたしめでたしでゲソ……何か忘れてなイカ?

イカ娘「栄子に絡むのはコリゴリでゲソ……」

相手↓1
シチュ↓2

栄子「イカ娘ー、そろそろ店を開けるぞ……またサボってるな」

イカ娘「地上の情報収集でゲソ」

栄子「捨てられてる本読んでるだけじゃないか」

【かに座……恋愛運、○。ポッキーゲームで彼氏のハートをつかんじゃおう】

イカ娘「ポッキーゲームとはなんでゲソ?」

栄子「それはだなー」


イカ娘「な、なんだか刺激的でゲソ」

栄子「そもそもそんな相手いないだろ」

早苗「イカちゃん!私とポッキーゲードゲシッ

イカ娘「これでゲソ!」

栄子(多分ろくでもないこと考えてるな)



ピーンポーン

清美「あっイカちゃん、遊びに来てくれたの?」

イカ娘「侵略に来たでゲソー」

由佳「来たでげそー」

イカ娘「今日は清美の家じゃなく清美を侵略するでゲソ」


イカ娘「知美、例のものを」

知美「買ってきたよ」

イカ娘「今日はポッキーで侵略するでゲソ」

清美「これで?」

イカ娘「清美、ポッキーの端をくわえるでゲソ」

清美「うん」

イカ娘「そして私もくわえるでゲソ」

知美「両側から食べていって、先にポッキーを離したほうが負けだよ」

由佳「じゃあ、スタート!」

シャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャク

ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ

清美(イカちゃん顔近いっ……あれ?これって両方離さなかったら……)

チュッ

イカ娘「清美を侵略したでゲソー」

清美知美由佳綾乃「///」

- イカ娘編 END -

早苗「イカちゃん、何か忘れていってる……こ、これは!」

相手↓1
シチュ↓2

早苗「ああ、愛しのイカちゃんとついに結ばれるのね」

早苗「イ……

磯崎「ムンッ!」

悟郎「何やってんだよ」

磯崎「肉体美で女の子をひきつける練習」

早苗「うわキモっ。なんだっけあいつ。あ、そうそう磯崎辰雄……」

早苗「……」

早苗「……」

早苗「書いちゃったー!」

悟郎「そろそろやめとけ。みんな引いてるぞ」

磯崎「み、見ろ、あの子熱視線を送ってきてる」

悟郎(いやあいつイカにしか興味ないだろ)

磯崎「おーい君ー!」ダダダ

早苗「うわっこっちくる」

磯崎「おっと」コケッ

早苗「きゃああぁぁぁ!」


だが、磯崎が転んで早苗に接触しようかというとき、奇跡が起きた


早苗「イカちゃーん!」ダダダ

イカ娘「近寄るなでゲソ!」ドゲシッ


この間0.01秒。
彼女達の絆は磯崎のラッキースケベ力など足元にも及ばなかった。


イカ娘「絆じゃないでゲソ……」


- 長月早苗編 END -

【てーきゅう】

亀井戸高校テニス部のお話
全国大会編はわずか1話で片をつけるほどの実力を持つ
今日もどこかでてーきゅう

なすの「古本屋で棚ごと本を買い占めたら、中から怪しい本が」

相手↓1
シチュ↓2

なすの「起きなさい、起きなさい。私の執事、陽太……」

陽太「うわあなすのさん!なんでナチュラルに部屋にいるんだよ!」

なすの「今日はお前が始めて別荘に行く日だったでしょう」

陽太「もう行きました」

なすの「この日のためにわたくしはお前を勇敢な執事として育てたつもりです」

陽太「育てられたつもりはありませんけどね」


陽太「まったくもう……昨日徹夜でドラ○エ3でもしてたんですか?」

なすの「!?」

陽太「図星!みたいな顔やめてくださいよ……」

なすの「それはともかく、実は陽太にキス」

陽太「えっ」

なすの「……の塩焼きをごちそうになりに来ましたの」

陽太「チラシ?」

なすの「ええ」

陽太「キスの塩焼き専門店ってなんスかこれ」

なすの「どうしても行ってみたくなったのよ」

陽太「1人前5000円!?……俺にはちょっときついスよ」

なすの「私なんてここに来るために交通費2万円使いましたわ」エヘン

陽太「その金で食べに行けばいいじゃないですか」

なすの「こうなった以上宝くじを当ててでも工面しなさい」

陽太「宝くじなんてそうそう当たるもんじゃ……」

なすの「代金は私が払いますわ」つ[10000]

陽太(この金で食べに行けるんじゃないか……)


陽太(……もしかして俺とデートしたいって意味なんじゃ)

陽太(そういえば今日はちょっとオシャレしてるような……)

[[[スピードくじ]]]

陽太「1万円当たりました」

なすの「それでは早速参りましょう」

陽太「はあ」

こうしてマネーロンダリングされて俺のものになったらしい1万円でキスの塩焼きを食べた。

なすの「陽太」

陽太「今度はなんですか」

なすの「私の無理につきあってくれて感謝しますわ」

チュッ

陽太「い、いや俺はそんな、執事ですから」デレデレ

なすの「性格はむっつりスケベね」

陽太「ドラ○エはもういいですって!」

- 高宮なすの編 END -

ユリ「キスノート……?」

相手↓1
シチュ↓2

ユリ「なすの先輩に彼氏?」

かなえ「うん、なすのがね、よく学校帰りに彼氏と一緒に帰ってるって噂だよ」

まりも「ああそれで。最近あんまし部活こーへんなーって思ってたんや」

ユリ(そんな……卒業まで先輩達を独り占めする計画が……)

ユリ(そうだ、この前手に入れたキスノートでなすの先輩のハートをキャッチすれば……)


なすの「お待たせしましたわね。さあ帰りましょう」

ユリ「はっ!あれって下校デートの現場?」コソッ

なすの「あらユリ。貴方も帰るところ?」

ユリ「隠れてるのにナチュラルに話しかけないでくださいよ」

陽太「なんで隠れてんの姉ちゃん」

ユリ(なすの先輩の彼氏って陽太だったのー!?)


ユリ「なすの先輩。どうして馬車なんですか」

陽太(どうして俺が御者台に……)

なすの「タクシー代がもったいないからですわ」

ユリ「庶民には理解しがたいセリフですね」

ユリ(そろそろ、なすの先輩にウイスキーボンボンを渡そう。そして……)

ガタガタガタ

なすの「きゃっ」

ユリ「よ、よく揺れますね」

なすの「ボンボン揺れますわよ」

ユリ「なんですかそのボンボンって」

なすの「本当はこの揺れが楽しくて愛用しているのよ」ボゥンボゥン

ユリ「た、たしかに楽しいですけど」ボゥンボゥン

なすの「うっ」

ユリ「大丈夫ですか?どこかぶつけたんじゃ……」

なすの「ただの馬車酔いですわ」

ユリ(はっ、まさかWe好きーボンボンで酔って……というオチ?)

ユリ(乗り物酔いのなすの先輩とキスなんてやだなぁ)

陽太「なすのさん着きましたよ」

なすの「あら、速かったですわね。ご苦労様」

ユリ「陽太、いつもなすの先輩と一緒に帰ってるの?」

陽太「これも執事の仕事だから」

ユリ「あっ!」

陽太「?」

ユリ「そういえば執事してたんだっけ」

陽太「忘れてたの!?」


そうそう、キスノートの効果があらわれたのは8年後のことでした。

ユリ「遅すぎだろ!」


- 押本ユリ編 END -

まりも「考えに考え抜いた末にたどり着いた極地。それはラッキースケベや!」

まりも「事故なら許される!事故最高!」

『押本ユリ 突風に煽られてキスする』

まりも「あわよくば風のイタズラでパンチラも拝めるで」ヒヒヒ

まりも「これでユリちゃんのくちびるはうちのモンや!」


まりも「ユリちゃんやっほー」

かなえ「いやっほーい」

ユリ「あっ、先輩おはようございます」

ピュゥゥゥゥ...

まりも(よっしゃ突風でユリちゃんのパンチラゲットや……)ワーイ

かなユリ「……」

まりも(あれ?かなえもユリちゃんもしっかりスカート押さえとるし)

まりも(ついバンザイしてしもた私一人が被害を!)

まりも「終わった……よりによってこんな大通りで乙女の大事なところ晒してもーた……」

ユリ「そんな恥じらいがあるなら下着ぐらいつけてくださいよ」ドキドキ

突風「見てしもたからには責任とって結婚やなユリちゃん」

かなえ「突風がしゃべった!」

突風「ユリちゃんまりもちゃん誓いのキスしよか」

まりも「え?そやなキスしよか」

ユリ「ま、まあ、結婚するわけですから……」

チュッ

突風「ほなさいなら~」ピュゥゥ-

ユリ「はっ……私は何でまりも先輩と!」

- 坂東まりも編 END -

【咲-Saki-】

これを読んでも麻雀が上達する気がしない。

優希「キスノートを手に入れたじぇ」

相手↓1 (県内で)
シチュ↓2

久「ツモ!」

優希「ここで親かぶりはきついじぇ」

和「ロンです」

咲「オーラスで逆転されちゃった……」

優希「やっと終局だじぇ」グター

順位:久-和-咲-優希

和「咲さんのカン材は見切りました」

咲「この手からカンするのわかってたらばれちゃうよね」

久「咲はまだまだ工夫が必要ね。咲の打ち方はもう全国的に知れ渡ったから……」

久「それはさておき、約束通り下位二人は私の命令を聞いてもらうわよ」

咲「お、お手柔らかに……」

久「じゃーん」

和「ポッキーですか」

久「咲と優希でポッキーゲームをしてもらいます」

咲「ええっ!」

優希(計画通り)

久「成功するまでやり直してもらうわよ」

咲「成功って……」

久「当然、チューしちゃうことになるわねえ」ニヤニヤ

咲「そんな……」チラ

和(咲さんのキスシーンを目の前で見られるなんて)ドキドキ

優希「咲ちゃんの唇ゲットだじぇ!」

咲「ちょ」

バリバリバリバリ

ボリボリボリボリ

チュッ

久「一発ツモも考え物ね」

和「確かに趣には欠けますが素晴らしいシーンです」

久「ええそうね」

優希「咲ちゃん、もう一度……」

咲「優希ちゃん?」

優希「咲ちゃんとチューしたら変な気分になってきたじぇ……」

久「許可します」

まこ「ちょい待ち」

和「優希、この部室には都合よくおろしたてのシーツを設えたベッドがあるからといっておかしなことをしないでください」

まこ「なんでおんしまで唆しとるんじゃ?」

和「今の優希ならやりかねないから事前に止めてるんです。決して咲さんが乱れる姿を見たいというわけでは……」ハァハァ

久「……」

- 片岡優希編 END -

和「キスノート……?」

相手↓1 (県内で)
シチュ↓2

和「SOAとは」

和「S…咲さんが」

和「O…おっぱいに」

和「A…>>207

頭をどーん

―――
――


和(我ながらよくわからないシチュエーションですね。咲さんとキスできるならなんでもいいのですが)

咲「遅刻だぁー」

ドーン

ドンガラガッシャン

咲「あたた……ご、ごめんなさい急いでいたものですから」

和「い、いえ、こちらこそ」

咲「って和ちゃん?」

和(咲さん!登校中に交差点で激突するなんて、これは運命を感じますね)

咲(和ちゃんのおっぱい柔らかいハァハァ)スリスリ

和「咲さん……?」

咲「あっ、和ちゃんごめん……つい……」

和「いいですよ、咲さんになら」

チュッ


優希「のどちゃん咲ちゃん朝っぱらから愛が激しいじぇ……」

和「優希!」

咲「あ、あうっ、あのっ」

咲「和ちゃんのことなんて好きじゃないんだからー!」ダッ

和「」ガーン


――
―――

久「あの一件から、和の愛情は歪んでいったのよね……」

久(でも面白いからしばらく様子見ていようっと)

カン!

【魔法少女まどか☆マギカ】

常に二択を迫られる男子中学生の物語。

杏子「キスノート?」

相手↓1
シチュ↓2

さやか「杏子……一緒に映画見ない?」

杏子「ん?……ああホラーか」

さやか「べっ別に怖いわけじゃないんだからね!」

杏子「わかったから早くそのDVDセットしろよ」

―10分後

マリー『愛してるわトム』

トム『僕もだよマリー』

イチャイチャチュッチュ

―50分後

トム『マリー!僕はもう!』

マリー『ああっトムはやくぅ』

イチャイチャチュッチュ

さやか「」

杏子「」

杏子(あんないいもんかね)

イチャイチャチュッチュ

杏子(……してみないとわからないよな……そうだ、この前のキスノート)ガサゴソ

[美樹さやか 練習と称してキス]

さやか「な……なんかすごかったね」///

杏子「あ、ああ……でもさ、あたしらも将来誰かとあんなことするんだろうな」

さやか「う、うん、そうだね」

杏子「だから……ちょっとしてみない?練習みたいな感じでさ」

さやか「やだ」

杏子「……や、やっぱそうだよな」

さやか「こんなノート使ってキスしようなんてのはね……」パッ

杏子「あっいつの間に」

さやか「こんなの、興味本位ですることじゃないよ」

杏子「ごめん……」シューン

さやか「あのさ杏子……」

杏子「ん?」

さやか「練習でなければ、その……いいよ」

- 佐倉杏子編 END -

ほむら「キスノートですって?」

相手↓1
シチュ↓2

ほむら「まどかには随分良くしてもらっているけど、友達の壁を越える可能性は極めて低い」

ほむら「そこで私は考えた」

ほむら「まどかは誰かの役に立ちたいと願っている」

ほむら「即ち。かつての守られる私に立ち返ることで好感度アップしましょう」

ヘンシンチュウ

メガほむ「こ、これでどうかしら……」

メガほむ「さっそく鹿目さんに会いにいこっと」

メガほむ「……」

メガほむ「……」

メガほむ「……」

ほむら「無理!今更こんな格好で外出できないわ」

ほむら「……ついにあけみ屋特製のキスノートを使うときが来たようね」

[鹿目まどか 三つ編みメガネの姿で甘えつつ迫る]

メガほむ「こうすれば私が家にいれば鹿目さんのほうから来てくれるはず」

メガほむ「って考えてるのがすでに甘えてるよね。うん、いい感じ」

メガほむ「口調はさすがに元々の私だけあってなじんできたけど」

メガほむ「うまく甘えられるかしら……」

メガほむ「お水を飲んで落ち着こう」

ゴキュッ

メガほむ「えっ何これ変な味」

メガほむ「ほわ~……なんだか気持ちよくなっちゃったぁ~」

ピンポーン

まどか「ほむらちゃん、いる?」

まどか「いきなり来てごめんね、急にほむらちゃんに会いたくなっちゃった」ティヒッ

まどか「……ほむらちゃん、その格好は……?」

メガほむ「えへへー」スリスリ

まどか「うっ、ママの匂い……じゃなくてお酒くさい」

メガほむ「鹿目さんだーい好き」ギュッ

まどか「酔っ払いは嫌いだよ」ゴゴゴゴゴ

まどか「脳天チョップ!」コン

コテン

メガほむ「」

ガバッ

メガほむ「はっ、私ったら何を」

まどか「もう、ダメだよ酔った勢いで迫ろうだなんて」

メガほむ「見苦しいところを見せてしまったわね」ファサッ

まどか「あれ?やめちゃうの?酔っ払いは嫌だけどほむらちゃんに甘えられるのは好きだよ」

ほむら「そんなこと言われても……」

まどか「もう、しょうがないなあ」スリスリルミナス

ほむら「まどかぁ~」スリスリ

まどか「ほむらちゃん」スリスリ

ほむら「まどか」スリスリ

まどか「ほむらちゃん」ホッペチュ

ほむら「えっ」

まどか「あっ……い、いやだった?」

ほむら「いえ、そういうわけじゃ……じゃなくて……ううん、もっとぉ」スリスリ

まどか(ティヒッ……それじゃあ遠慮なく)

まど神「次のお題は【ほむらちゃんを食べるまどか】だよ」

まどか「ちょっ、タイムリーすぎるよ!」

ほむら「そういうオチはどうかと思うわ」

まどか「ごめんなさい」

--

ほむら「やっぱりまどかを守れる私になりたい」

シチュ↓1

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「ま……まどか」

私はワルプルギスの夜を倒し、精魂尽き果ててその場に崩れ落ちた。

ほむら「大丈夫、今は魔翌力で回復しているから」

何もしなくていい、と言ったがまどかは私のそばで正座をして柔らかい太腿に私の頭を乗せた。

まどか「ほむらちゃん、せめてこのぐらいはさせてね」

ほむら「まどか、ありがとう。コンクリートの上は少し寝苦しかったわ」

まどか「よかった……ほむらちゃんが無事で本当によかった……ありがとう、いつもほむらちゃんに助けられてるね」

ほむら「気にすることはないわ。私はまどかのために存在しているのだから」

まどか「もう、大げさなんだから。それじゃ、一つだけお願いしてもいい?」

ほむら「何かしら」

まどか「目をつぶってて欲しいの。その……ほむらちゃんが嫌じゃなければ」ティヒッ

ほむら「わかったわ」

目を閉じると、少しずつまどかの体温が近づいてくるのを感じる
そして……

ガシャン

ほむら「なっ……ループ?どうしてこんな時に……」

--
--
--

ほむら「これはどういうことかしら、インキュベーター」

QB「別の時間軸の僕がした契約まで責任は持てないけど原因の推定は可能だ。
  今の話から考えられることとしては君の能力が因果律を狂わせるものだと
  すれば、宇宙の理を修復するためにいくらかの無理がかかることになる。
  そのうえキスノートの力でさらに因果を捻じ曲げようとした結果、修復の
  限度をオーバーして君はその世界から排除された。」

ほむら「世界から排除するために強制的に時間軸の移動が行われたというわけね」

QB「おそらくはね。普通であれば理不尽な死をもって修復されただろう」

ほむら「今回から時間停止の能力を節約して対抗するわ」

QB(キスノートを使わないという選択肢はないんだね)

- 暁美ほむら編 END -

【おまけ】

QB「これが暁美ほむらの言ってたキスノートだね」

QB「人間が唇を接触させることに何の意義があるのか全く理解できないけど使い道を思いついたよ」

[巴マミ 魔女になってキスしてくる]

QB「彼女は強いからはやめに魔女になってもらったほうが好都合だね。この調子で魔女を増殖していこう」



キャンデロロ「……」

QB「おや、君はマミだね。一目見てわかったよ」

キャンデロロ「……」

チュッ



キュゥべえは魔女の口づけを受けた。

キュゥべえは死んだ。

- キュゥべえ編 END -

【けいおん!】

軽音楽は軽い音楽って書くから簡単なことしかやらないよ

唯「あっそだ。王様ゲームしよー」

律「なんだ突然」

唯「いやー実は昨日ドラマでやってるの見て面白そうだなーって」

唯「王様が、あずにゃんに抱き付くー!みたいな」ギュー

紬「あっ、なんだか楽しそう」

梓「それなんか違います離れてください」

唯「あずにゃんも参加するよね!きっと楽しいよー」

梓「……じゃあ一度だけですよ」

唯「抽選箱を用意しましたっ」

澪(よ、よしっ、ここまでは順調だ)

律「おーい澪ー。さっきから静かだなー、こういうの苦手?」

澪(参加しないわけにはいかないが、あまり乗り気だと変に思われそうだな)

澪「い、いやそんなことはないぞー」ダラダラ

律「なんか変だな。いつもと違う意味で。まあいいか」

澪「私いつも変なのか?」

唯「じゃあみんな、箱に手を入れて1つずつ取ってね」

律「なるほど数字を書いたピックか」

澪(2番か……私はついに、律と……)

梓「あ、私王様です」

梓「では……コホン」

梓「2番の人。この中で一番好きな人とキスしてください」

梓(実はチラッと見えちゃったんだよね。唯先輩が引いたピックは2番)

梓(さあ唯先輩、私を選んでいいんですよ!仕方なく受け入れてあげますから!)ドキドキ

唯「あーっざんねーん!私だったらあずにゃん選んでたのにー」

澪「2番、私だ……」

梓(あれ?)

澪(まさかこんな展開だとは……これじゃ全員の前で告白するも同然じゃないか)

唯「あずにゃんナイス命令!さあ澪ちゃんは誰を選ぶのかなー?」

紬(澪ちゃん、ファイト!)グッ

澪「わ、私は…………」キュゥ

唯「うわっ、澪ちゃんがオーバーヒートしちゃった?」

澪「あれ?ここは……」

律「保健室」

律「澪が急に倒れたからびっくりしたよ」

澪「そ、そうか……律、起きるまで待っててくれてたんだな」

律「そりゃ心配だからな」

律「それに、まだ王様ゲーム終わってないし」

澪「り、律?」

律「キスしてよ」

澪「な、なんでっ律って言った覚えはないぞ」

律「あれだけこっちを凝視してたら私でもわかるって」

澪「う」///

律「それとも私からしちゃおうかなー」

澪「律……」

チュッ

梓「ところで唯先輩が引いたのは何番だったんですか」

唯「私はねー、はいっ。5番だよ」

梓(えっ、じゃあ見えたのは数字の下半分……?というか、あれ?)

梓「唯先輩。なんで5番なんてあるんですか」

唯「だってー、あずにゃん、りっちゃん、澪ちゃんにムギちゃんそして私で5人だよ」

梓「王様は番号ないですよね?」

唯「………はっ!」

- 秋山澪編 END -

唯「ただいまー」

憂「お姉ちゃんおかえりー、早かったね」

唯「あ、あずにゃん来てたんだ」

梓「お邪魔してます唯先輩」

純「唯先輩、ごぶさたしてます」

唯「あっ純ちゃーん」ダキッ

純「うわっ」

唯「もふもふさせてーっ」モフモフ

純「きゃーっ……?」

イチャイチャイチャイチャ

唯「純ちゃん可愛いー、結婚してー!」

梓「唯先輩、あまり気軽に結婚とか言わないでください」

梓「私にも言いましたよね」

憂「そうだよ、私なんてもう何度言われたか……」

唯「えーだってみんな可愛いんだもん、あっそだみんなで結婚しちゃおっか」

梓「私、唯先輩のこと本気で好きになっちゃったのに……」

憂「私だってそうだよお姉ちゃん!」

純「えっ」ドンビキ

唯「えっ」ドンビキ

純「いや唯先輩が引いてどうするんです」

梓「…………」

梓「純、唯先輩つかまえてて」

唯「ちょっと、どうする気?」

梓「犯す」

憂「わかった」

ジリジリ

唯「ちょっ???」


紬「あらまあ、キスどころじゃすまなくなっちゃったわ」

菫(お姉ちゃん、のぞき見はさすがに……)


- 琴吹紬編 END -

あおい「ほのかちゃんが山の写真コンテストに応募したいということで、みんなで金時山に来ています」

ひなた「なお金時山は見晴らしが良いということでかえでさんが提案したそうです」

【乙女峠登山口】

ひなた「それじゃみんなで記念に1枚とっとこ。はいチーズ!」パシャッ

あおい「ちょっと待ってよ、私まだ準備できてなかったのに!」

ひなた「どんくさいあおいが悪いんだよー、ほれもう1枚っと」パシャ

あおい「ひなたー!」

ここな「ほのかさん、今日はどんな写真撮るんですか?」

ほのか「それが……」

かえで「はっ!もしかしてここはまずかった?」

ほのか「いえ、そうじゃなくて」

あおい「テーマは……」

ひなた「キスぅ!?」

ほのか「うん……もちろん山をバックにということだけど」

かえで「岩場の側であおいちゃんとひなたちゃんがキスするのはどうかしら」

ひなた「いやいや、なんであおいなんかと」

あおい「なんかとは何よ」

ここな「人前ではしない派ですか?」

ひなた(いや、普通そうでしょ)

あおい「人前という以前にしたことないよ」

ほのか「え……普通にしてると思ってた」

かえで「私も」

ここな「私もです」

ひなた「みんな私達をなんだと思ってるの?」

ほのか「恋人同士なら普通すると思うけど」

あおひな「「恋人じゃないわよ」」

ここな「やっぱり気があいますよねー」

あおい「それじゃほのかちゃんは好きな人ともうキスしたの?」

ひなた「えっ、好きな人ってだれだれ?」スットボケ

ほのか「それは」チラッ

あおい(なんでひなたを見てるの?)

ほのか「……」←ここなちゃんを直視できない

かえで「ひなたちゃんのこと好きだったの?」

ひなた「私?オッケー!それじゃほのかちゃんキスしよ」

ほのか「えっ、そういう意味じゃ……」

あおい「ひなたダメー!」

かえで「やっぱりひなたちゃん取られたくないんでしょ」

あおい「そうじゃなくてほのかちゃんがキスするってことは、誰が撮影するのかなあって」

かえで「自撮りでいいんじゃない?」

あおい「う゛っ……」

ここな「やきもちですか?」ニコニコ

あおい「断じてやきもちなんかじゃないけどなんとなく阻止したい」

ほのか「あの、やっぱりあおいちゃんがやきもちやくから……」

ひなた「あおいのことなんかどうでもいいから」

あおい「どうでもいいって何よ」

ほのか「二人とも素直になればいいのに」

あおひな「「ほのかちゃんこそ!」」

ほのか「……うん」

ほのか「えっと、ここなちゃん」

ここな「はい」

ほのか「ここなちゃんとキスしたい」

ほのか「撮影のためじゃなくて……」

ここな「私もしたいです」

ひなた(なんなのこの超展開。すべてキスノートのせい?)

ひなた(でも私とじゃないんだよね。これってどういう……)

ここな「ほのかさん……」

チュッ

チュッ

チュッ

あおい「うわ大胆///」

ひなた「なんか肩の荷がおりた気分」

あおい「あー」

あおい「なんとなくわかる」

ひなた「で、撮影はどうすんのー?」

ここな(そっか……キスシーン撮って……もしかしたら、大勢の人に見られちゃうんだ……恥ずかしいな)

ここな(でも、ほのかさんのためなら!)

ほのか「撮るのはひなたちゃんと私のキスがいい」

ここな(えっ)ガーン

あおい「せっかくここなちゃんといい感じだったのに?」

ほのか「最初は好きな人とキスしたかった」

ほのか「それはそれとして、コンテストではベストをつくしたい」

ひなた「い、いいのかな……」

カシャッ

ここな「私はいったいどういう気持ちになればいいんでしょうか?」

あおい「それじゃここなちゃん、私とキスしよ」

ここな「あおいさんまで!?」

あおい「さっき素直になれって言われて気づいたの。ここなちゃん可愛いなあって」ギュッ

ここな「だ、だめですよー、かえでさん助けてください」ジタバタ

かえで「あれ?しないの?」

あおい(もうカメラ構えてる……)

あおい(結局、ひなたはほのかちゃんだけじゃなくここなちゃんやかえでさんともキスしてた)

あおい(でも私とは一度も……)

あおい(ひなたは私のこと好きじゃないのかな)

ひなた(あおいは私とだけキスしなかったなあ……)

ひなた(でもあおいにだけはキスノートは使いたくない。ちゃんとした形で告白して……そして……)

あおい「ひなた」

ひなた「んー?」

あおい「次は二人で山登ろう」

ひなた「おうっ!」



- 倉上ひなた編 END -

【犬神さんと猫山さん】

猫好きな犬と犬好きな猫がディスティニーするのは条理

犬神「キースーノーォートー」

柊木「それを使ってどうする気だ……いや聞かないでおこう聞きたくない」

↓1 シチュ 相手はコンマで決定 01-50:猫山さん 51-00:秋ちゃん

1st 犬神さんとがっこうがえり!


柊木「なんとなく不穏なタイトルだな」

犬神「そんなことより秋ちゃん、ちょっとそこの川のほとりで休んでいこうよ」

柊木「ん?まあいいけど」

犬神「それじゃそこのHOTELリバーサイドでしっぽりと」

カーン

犬神「あいたた」

犬神「秋ちゃんは冗談がわからないの?」

柊木「座るならはやく座れ」

犬神「はいはいっと」

柊木「お前、その……使ったのか?猫山に」

犬神「ん?何を?」

柊木「キ……キスノートってやつ」

犬神「ううん、まだ。考えてみたらさ、もうちょっとで落とせるってときにノート使うってなんか台無しじゃん?」

柊木「その自信はどこから」

犬神「そう、いうなればあと1枚でコンプってときに全解放アイテム使う、みたいなもったいなさ」

柊木「ゲーム脳か」

犬神「それに猫山さんとキスするって考えただけで恥ずかしくてもう……!」

柊木「いきなり乙女な奴だな」イマサラ

犬神「なんでかなー、秋ちゃんとなら平気なのに」

チュッ

柊木「いきなりするのやめてホント」

猫山「二人はそういう関係だったの……そう……」

犬神「わー猫山さんいつのまに!」

猫山「さようなら犬神さんもう会うことはないでしょう」スタスタ

犬神「無期限放置プレイはさすがにきつい!」

柊木「お前は何を言っているんだ」

犬神「待ってください。誤解ですって」

犬神「秋ちゃんとは幼馴染でこういうのはスキンシップの一環という感じでこう、性的な意味ではないっていうか!」

犬神「あとこれからは猫山さん以外とはキスしません」

猫山「本当?」

犬神「本当ですとも!」

猫山「こ、今回だけは許してあげるんだからねっ」

柊木「もう夫婦喧嘩終わりかー」

パサッ

柊木「あ、犬神ノート忘れていってる……ほほうそうか私に使ったんだな」

柊木「そういえば、普段からしてるような事言ってたけど、キスしたことなんて一度もなかったな」

柊木「……よし、責任をとらせよう」


- 犬神八千代編 END -

犬神「風流ですなあ」

柊木「どこが」

犬神「和菓子屋の軒先でみたらしだんごを食べるっていいと思わない?」

柊木「こんな真冬でさえなかったらな」

猫山「寒……」

犬神「雪景色も好きだよ私」

柊木「積もってもないしなあ」

犬神「雪の日って庭を駆け回りたくなるよね」

猫山「私はこたつで丸くなりたい」

犬神.「気があいますね猫山さん」

猫山「ふがっ?」

柊木「突っ込みどころがわからん」

猫山「犬神さん、ほっぺに餡ついてる」

犬神.「えっ、どこどこ?」

猫山「ここ、ここ」

犬神.「……」ススッ

猫山「?」

犬神.「秋ちゃん、ぺろってして取って」

猫山「!!??」///

柊木「まあいいだろう」

ペロッ

犬神「な、なななっ!?」

柊木「なんでお前がうろたえてるんだ」

柊木(想定外の事態には弱いな……知ってたけど)

柊木「じっとしてろ、きれいにとってやるからな」

柊木「ほら、こっちも……」

犬神「えっいやいやもうきれいになりましたからー」

柊木「まだ……口の中に残ってるだろ」

犬神「そそそそれって」

猫山「だめーっ!」

チュッ


犬神「猫山さんから……なんか意外でした」

猫山「約束したでしょ。私以外とはキスしないって」

犬神「ああ、私に約束を破らせないためだったのですね!」

猫山(どうやら私のデスノートのほうが秋のものより格上……勝った!)


こうして三冊のデスノートによるノーガード殴り合い大戦は幕を開けたのである


杜松「わけがわからないのです」

- 柊木秋編 END -

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