【R-18】貴方が犯される話 Part.2【安価】 (1000)


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【R-18】貴方が犯される話【安価】
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現在 第2章の続き。


主役のステータス

名前:沢口 未来
年齢:16(高校一年 寮生 ルームメイト二人)
モード:女体化
スタイル:細身 短髪 貧乳 無毛
性格:保守的
家族構成:父.母.兄(19)妹(16双子)弟(14)
彼氏:いない
難易度:ナチュラル
運動神経:超高校生級 (陸上部所属)
卑猥度:13
ベッド:二段ベッド 上

【ルームメイト】
稗方 京(ひがた けい):エログッズ収集家 童貞 侠気アリ ※二段ベッド 下
小城 凌 (おぎ りょう):あまり信用できない性格 。他の二人とはあまり仲が良くない。 ※シングルベッド

《持ち物》
栄養剤(5錠)

《服》
制服
ジャージ



【前回のあらすじ】

閲覧者が神に歯向い、純愛一途ものにいこうとしている。
神は罠を張り巡らせようと画策するが、ことごとく神の求むる安価を踏まず、且つコンマまで低い値を出す始末。
そんな冒涜者に神は怒りを覚えている矢先、親知らずを抜くという蛮行に出る。顎の痛みがひどくなり、一時SSを中断。
神は復讐を誓った。
必ず2章の主人公を立派な肉便女にしてやるのだ…と。
寝取られ、犯され、咽び(むせび)泣き、そして快楽に溺れる肉の花として………。
沢口 未来はそうなる運命なのだ!!


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本編再開。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

あなたは着替えを済ませ、食事をとると急いで寮を出た。
いつものように軽く準備運動をして、いつもより少し早くに出た。
暫く走ると後ろから稗方が自転車で追ってくる。


稗方「毎朝毎朝大変だなっ」
「お前が朝にあんなことさせなきゃもっと早くに出れたんだぞ!」
稗方「あんなこと?あんなことって何かなぁ?」
「だからっ!手コキとかフェ─────」
モブ「おはよー!エース!今日も頑張るねぇ!」

別のクラスの男子が自転車で登場した。

「あ、お、おはよう!」
稗方「で?俺にお前が何をさせたって?」
「くっ………!」

ニヤニヤと笑いながら稗方が聞く。
ほんっと、性格が悪い。

「とっとと行けよ!」
稗方「わぁ怖い!じゃ、先行くわ!遅刻すんなよー!」
「………変態男めっ」
モブ「ん?稗方と喧嘩でもしてるのか?」
「あ、いや、そうじゃないんだけど…」
モブ「ふぅん。じゃあ俺も行くわ。気を付けて走れな」
「あ、ありがとう!」

そして稗方ともう一人の男子はシャーッと軽快に自転車をこいで行った。

………………………
………………
………


あなたはなんとか、学校には間に合った。
途中歩いたりもしたが、それでも昨日よりかは走れた。筋力が戻ったというよりも、身体のコントロールが分かってきた感じだ。

「まあ、今はこれで良しとしなきゃな…」


1.体育の授業までスキップ(内容明記)
2.お昼までスキップ
3.部活までスキップ

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定

神に質問
前スレ>>778の一文に

卑猥度を設定しているので100になると章の終わりを指します

って書いてたけど一人堕ちハッピーでも快楽堕ちハッピーでもどのみち卑猥度100にしないと終わらないんだよね?


>>7

そうです。
エンディングの形がどんなものであれ、卑猥度がMAX100で終了です。

ただ、前回は50超えて色々と盛り上がってきたところで瞬殺だったので、ちょっとやり方を改めて0〜50までは卑猥度を上げやすく、50〜100までを上げにくくしようかと思ってます。


昼休み。
退屈な授業を終えたあなたは────


1.小城の居る校舎裏へ行く
2.稗方の居るクラスへ行く
3.自由安価(具体的な行動を明記)

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。
ただし3が二つの場合、そのどちらかで再安価。


………ちっ。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


あなたは稗方の居るクラスへと向かった。
稗方は一番後ろの席でボケーっとしている。
あなたは何故稗方の所へ行ったのか、まだ理解していない。その時はただ友人の元へ行った……という認識だったのだが……。

「………昼どうすんの?」
稗方「うおっ!?さ、沢口!?」ガタタンッ
「全く、ちゃんと授業受けてんのか?ボーッとして」

あなたも人のことは言えない。
お昼までぼけっとしていたのは一緒だ。

稗方「いやぁ、朝のこと思い出しちゃってな」
「朝のことって………────っ!//// ば、バカ!//// な、何考えてんだよ!////」
稗方「おや?赤くなってますよ?沢口くん。どうしましたか?」

稗方のニヤけ面が憎々しい。

「〜〜〜〜っ//// 一緒に昼でも食おうと思ったけどヤメ!//// もう知らん!////」プイッ
稗方「あ、おい待てって!」

知らんぷりして立ち去ろうとするも、稗方の制止であなたは歩みを止める。しかし振り返らない。
あなたは意地を張っている。

「………なにっ?」
稗方「パンでも奢ってやるからよ、機嫌直せよ」
「………パンごときで俺の機嫌を直せると思ったら大間違いだ」
稗方「じゃあジュースも付ける」
「ふん………」

まだ足りないな、とアピールするように後ろ向きで無視する。

稗方「じゃあ俺のちんぽも付けてやろう ♪ 」
「っ!?//// だ、誰がそんなもの欲しがるか!!////」
稗方「だってお前朝美味そうに俺の精子飲ん─────」
「わっ、わーっわーっ!!//// アホかお前はっ!//// 分かった、分かったよ!それで手を打つよ!////」
稗方「へへ、そうこなくっちゃな!」

そう言って稗方はバックから財布を出して後ろポケットに入れる。
あなたはすっかり稗方のペースに乗せられていた。


………………………
………………
………


「み、見返りがコレかよ………あむ♡」

やけに早く昼食を済ませたと思ったら、あなたは稗方に連れられトイレの個室へと促され、便座に座らされる。
ベルトを外し、ズボンとパンツを脱ぎ、逸物を出す稗方。
あなたはジトッ…と睨むが「いいだろ?」と爽やかな笑顔で言う稗方に押されて…舌を伸ばしたのだ。

稗方「ううっ…学校の中でこういうのって…興奮するよな」
「んむ…んっ……ばか…////」

しゃぶることに抵抗が無くなってきている。慣れたのかもしれない。
しゃぶり方にも自然と力が入る。右手の指だけで太い幹を掴み、裏っかわに舌をツー…と這わす。
ビクンッと震えて声を漏らす稗方が可愛く見えてしまう。

もっと感じてほしい…。そんな気持ちが芽生えてくる。
玉を口に含んで、右手で竿をしごく。

稗方「あっ……沢口…っ!」
「………んっ…いいよ………はむっ♡」

あなたは稗方の絶頂のタイミングが分かってきている。
顔にかけられたら困るので、亀頭を咥え込み舌を使って鈴口をくすぐりながら、しごくスピードを上げていく。
稗方が耐え切れずあなたの頭をがっちり掴む。
ああ………射精す(だす)んだ…と、あなたは蒸気し、熱を持ったペニスを強く吸う。

稗方「イクっ………!」
「ふっ…んぅ♡」

ビュルビュルッと勢いよく出た精液が喉奥にぶつかる。頬を窄め、その放たれた新鮮なザーメンを飲み込んでいく。
口内に、喉奥に絡む濃厚な男の汁…。
最後まで吸いきり、チュポンっと音を立てて口から零れぬように離す。

「………んっ…♡」コクン…コクン…

この匂いに嫌悪感が無くなっている。
あなたはむしろ、この匂いに当てられて………。

稗方「ほら、掃除して…」
「………あっ……♡」

頬にピタンと当てられる。
あなたはまた舌を伸ばし、根元から亀頭までをゆっくり舐め上げていく。

「(はぁ………凄い…まだ硬い…♡)」

亀頭まで舐め上げると、先っぽからまた咥え込む。
男なのに…あなたはそう思う。だが止まらない。
口に埋まった肉棒に情愛の念すら感じられる。
もしこれを………膣内に入れたら………。
ズクン…と、下腹部が疼いた気がした。

─────キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン…

予鈴のチャイムでハッと我に返る。
あなたはドンッと稗方を押して袖で口を拭った。

稗方「おっと…!」
「お、おしまいっ!//// 」
稗方「そっか、もう時間だもんな」

そう言って稗方は座っているあなたの頭を撫でる。
その微笑みは………反則だ。と、あなたは顔をうつ伏せ赤面する。

稗方「じゃ、教室戻るか」
「…うん////」
稗方「ほいこれ、ブレス◯ア。口ん中気持ち悪いだろ?」
「…あ、ありがとう…////」

なんだかんだで優しい。
あなたはそれを両手で受け取ると胸に抱いた。


↓1コンマ分×2 卑猥度が上がる。


名前:沢口 未来
年齢:16(高校一年 寮生 ルームメイト二人)
モード:女体化
スタイル:細身 短髪 貧乳 無毛
性格:保守的
家族構成:父.母.兄(19)妹(16双子)弟(14)
彼氏:いない
難易度:ナチュラル
運動神経:超高校生級 (陸上部所属)
卑猥度:27
ベッド:二段ベッド 上

【ルームメイト】
稗方 京(ひがた けい):エログッズ収集家 童貞 侠気アリ ※二段ベッド 下
小城 凌 (おぎ りょう):あまり信用できない性格 。他の二人とはあまり仲が良くない。 ※シングルベッド

《持ち物》
栄養剤(5錠)
ブレ◯ケア(いっぱい)

《服》
制服
ジャージ

神がお怒りであらせられるぞもっとNTRそうなところに行くのです(適当)


あなたは教室へ戻り、五限目の授業を受けた。

放課後あなたは──────


1.部活に行く
2.部活を休んで稗方を探す
3.部活を休んで実家へ行く

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


>>17は良いことを言う。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

部活へ行き、早速練習に入る。
昨日ほどは無様な様を見せていない。…が

キャプテン「…沢口こっち来い」
「は、はい!」
キャプテン「タイムが落ちてる。どういう事だ?まだ具合が悪いのか?」
「い、いえ………」

感じていた。全力で走っているのに、男の時に感じた疾走感には及ばないということ…。

キャプテン「まあ…一年の中ではそれなりに速い。だが……」
「わかってます…」
キャプテン「そうだ。このタイムじゃ県大会には出れん。うちは女子部じゃないんだ」
「うっ…!」
キャプテン「………なんだ?」
「い、いえ………」
キャプテン「お前どうするつもりだ?こんなんじゃやっていけないぞ?」
「………」


1.キャプテンに全部話す
2.やります!!やらせてください!
3.辞めます……

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


「や、やります!やらせてください!」
キャプテン「………そうか、分かった。…それなら踏ん張ってみろ!合宿までに結果を出せ!」
「はいっ!」
キャプテン「よし、平塚!」
平塚「うーっす」
キャプテン「お前は今日から沢口にくっついてトレーニングだ!」
「えっ…平塚先輩…?」

平塚とは二年の中でもトップクラスの足の速さを持っている。しかし生来努力家とは程遠く、普段の生活態度もだらしない。

平塚「いや、ダルいっすよ。俺も集中したいし…県大掛かってるんで」
キャプテン「ふん、お前のような天邪鬼は練習で集中なんかしないだろ。良い機会だ。やれ」
平塚「いや、マジ勘弁してくっさいよぉ」
「あ、あの…平塚先輩、俺からも…お願いします!」
平塚「………」ジト…

平塚があなたは舐めるような目を向けた。
ぞくっとする。

平塚「………まあ、分かりました。別にいいすよ」
キャプテン「そうか!じゃ、頼んだ!」

そしてキャプテンは皆の元へ戻っていった。

平塚「んじゃま、…始めっか」
「は、はい…」


──────warning!──────

うはははっ!!
平塚が何やら怪しい態度だ!気をつけろww


↓1コンマが
01〜56 で回避
57〜98 でイタズラ
ゾロ目でイベント『バラされたくないだろ?』が発生!


走る。走る。走る。
何度も走って、戻っては走るの繰り返し。
平塚は座りながらそれを眺めている。

平塚「はい、もう一本〜」パンッ
「〜〜〜〜っ!」

平塚が手を叩いて、また走り出す。
あなたは転び、起き上がり再び走る。

平塚「オッケー、休憩」
「は、はいっ…ありがと…ございまっ…」ゼ-ゼ-

息も絶え絶え、あなたはグラウンドで寝そべる。

平塚「………」

平塚は寝そべったあなたを見ている。
ジャージを脱ぎ捨て、上はTシャツ一枚。
顔や首、体に流れる汗があなたを艶っぽく見せる。
そして荒い息さえも、どこか官能的なものを感じさせた。

平塚「………ちょっと筋肉が張ってるな…」
「そ、そう……ですか…」ゼ-ゼ-
平塚「……よし、足出せ」
「はい…」ゼ-ゼ-

あなたは片方の足を差し出すと、平塚は足の付け根に指を当てた。
グッと力を入れてくる。

「ふぅっ…ん♡」
平塚「おい、なんて声出すんだよ」
「あ、いや…す、すいません…」
平塚「先輩にマッサージさせるなんてとんでもねぇ奴だな…」

グッグッと力を入れてくる。
足の付け根、際どいところを揉まれて腰が浮く。

「んっ…すいません………んぅ♡」
平塚「………」
「そ、そこはもう…いいですから…ぁっ♡」

付け根を撫でられる。あなたは口を手で押さえて体をビクつかせる。

平塚「………ちょっと硬いな。部室行くべ」
「え?…だ、大丈夫です…」ゼ-ゼ-
平塚「いいから来い…」
「………はい」


………………………
………………
………


「はあっ…先輩………ちょっと…んっ♡」
平塚「いいから黙ってろ」

下のジャージを脱がされ、パンツとTシャツだけになったあなた。
生脚を平塚に揉まれていく。

「あっ…んん…♡」
平塚「………」

声が勝手に漏れてしまう。
マッサージと分かっていても、あなたに別の感覚を与えていく。

平塚「………俺さ…両方イケんだわ……」
「………え?」
平塚「可愛きゃなんでもオッケー」
「な、なんの話ですか?」

すると平塚はベンチで横になったあなたの片足を持ち上げ、脹脛(ふくらはぎ)に舌を這わす。

「ひうっ!? ちょ、せ、先輩なにをっ////」
平塚「お前の汗、女の味がすんなぁ?」
「──────っ!?」

舌が脹脛から太もも、そして付け根の方まできて─────

「っ………ああっ♡」
平塚「舐められんの初めてか?気持ちよさそうな声が出てんぜ?」
「ひぐっ…♡ 違っ……っっ♡」
平塚「それにしちゃ………勃たねぇな。お前のちんぽは小型か?それも嫌いじゃねぇけど…」

そして、平塚はあなたはの股間に手を伸ばす。


間一髪、股間に伸ばされた手を払いのけた。

平塚「んだよ…白けんなぁ。じゃあせめてよ…」
「えっ─────」

持ち上げられた片足をグッと引っ張られる。
体がズレる。全ての動きが一瞬の出来事で…。
寄せられた顔。かわす間も無く。
──────平塚はあなたの唇を奪った。

「んうっ!!」

平塚は目を閉じ、あなたは目を見開いている。
ドンッと、平塚を突き放した。

平塚「うおっ…」
「はぁ…はぁっ……!」

あなたは手の甲で唇を何度もこする。体が震える。

「ひどい……」
平塚「なんだよ傷付くなぁ、…初めてだったんか?」
「なんでこんな…」

怒っている。あなたは本気で、怒っている。
体を震わし、先輩である平塚を睨みつける。

平塚「…お前の唇、柔らかくて旨ぇな」
「………帰りますっ!」

上下のジャージを着て、バックを持って部室から逃げるように駆け出した。
平塚の「誰にも言うなよ!」という声を背中に浴びる。
言えるわけない。こんなこと、誰にも知られるわけにはいかない。
稗方には特に…絶対言えない。
キャプテンと途中すれ違い声を掛けられた。

キャプテン「おい、沢口…?どうした」
「………キャプテンっ……」
キャプテン「お前………?」

あなたは涙を流している。
自分では気付かなかった、大粒の涙が頬を伝っていた。

「すいません…俺…俺………」ボロボロ…
キャプテン「沢口…?」
「………失礼しますっ」
キャプテン「沢口っ!」

駆けた。
何もかも忘れたい。無かったことにしたい。
その一心で、あなたは駆けたのだ。


↓1コンマ一桁×2 卑猥度が上がる。

>>34
確かにさぁ、卑猥度上がるようなアレじゃなかったけどさ。
あんまり空気読みすぎるのも良くないと神は思うよ?

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名前:沢口 未来
年齢:16(高校一年 寮生 ルームメイト二人)
モード:女体化
スタイル:細身 短髪 貧乳 無毛
性格:保守的
家族構成:父.母.兄(19)妹(16双子)弟(14)
彼氏:いない
難易度:ナチュラル
運動神経:超高校生級 (陸上部所属)
卑猥度:29
ベッド:二段ベッド 上

【ルームメイト】
稗方 京(ひがた けい):エログッズ収集家 童貞 侠気アリ ※二段ベッド 下
小城 凌 (おぎ りょう):あまり信用できない性格 。他の二人とはあまり仲が良くない。 ※シングルベッド

《持ち物》
栄養剤(5錠)
ブレ◯ケア(いっぱい)

《服》
制服
ジャージ

笑うしかありませんねぇ神様www

GJ

神様的にはここで高い数値でたらよくわからない男に無理矢理されるのが好きという解釈して割と寝取られルート開放への布石打ちやすいかと思ってた

>>37
笑えねぇよ。お前ら絶対いい死に方しないからな。

>>38
GODにjokeはきかないんだよ。

>>39
神はこう見えて公平公正なのだよ。いくらゲームだからって安価は絶対よ。
もちろん罠は仕掛けてるけどもお前らがかかんないだけだよ。嫌いだよ、お前らなんか。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


走って走って………
あなたは気付くと──────


1.寮に戻っていた
2.繁華街にいた
3.実家に戻っていた

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


あなたは坂を下って繁華街まで来ていた。
あまりにもショックが大きく、どうしてここへ来たのかも分からない。

あなたは道路脇にある植え込みのレンガに座る。
息はそんなに切れていない。途中で歩いていたのか、それとも休み休みで来たのか………そんなことも覚えていない。
ただ平塚の唇の感触が………。
思い出してあなたはまた袖で口を拭う。

「稗方とも…まだだったのに………」

あなたはその対象を稗方に絞っている。
そんなことはまず考えられないことなのに、あなたは男を、稗方を対象に考えている。

「はは…おっかしい。なんであいつなんかのこと………」

稗方の爽やかな笑顔と、優しく頭を撫でる大きな手が思い浮かぶ。
それだけで心が落ち着き安心する。

?「おい」

…誰にも言えない。
稗方には絶対言えない。別に稗方を裏切ったわけでもないのだけど……それでも稗方には知られなくない。

?「おいこら」

稗方の彼女でもなんでもない。だから裏切りではない。
でも、稗方がこの事を聞いたら………嫉妬してくれるのかな?

?「沢口っ!」
「うきゃあっ!!」

突然大声で呼ばれてその場で飛び跳ねる。
声を掛けられた後ろを振り返ると………

稗方「お前、なんでここに居んの?」
「稗が………」
稗方「部活はどうし………ん?お前泣いてんのか?」

グチャグチャになった感情が決壊し、あなたは稗方に抱き付いた。


………………………
………………
………

稗方「……落ち着いたか?」
「………うん…」

頭を撫でられる。
あなたはこれが……ここが一番安心する。

稗方「落ち着いたところでアレなんだが」
「うん?」
稗方「思いっきり注目されてんだけど…」
「っ!!」

あなたはバッと離れると周りの人が皆ニヤニヤと注目していた。

「は、早く言ってよっ////」ボソ
稗方「いや、だってお前泣いてたし…」
「うっ//// も、もう行くよっ!!////」
稗方「おい、引っ張るなっつの!」

稗方の手を取りその場から足早に立ち去った。



山の中腹にある静かな公園。
二人はそこのベンチに並んで座っている。

稗方「で?」
「え?」
稗方「何で泣いてた?」
「………」


1.打ち明ける
2.誤魔化す

1〜3多数決。


「キス…」
稗方「あ?」
「………キスされた」

顔は下を向いたまま、あなたは打ち明ける。
稗方の顔が見れない。次に出る稗方の言葉が怖い。

稗方「ふぅん…誰に?」

稗方が言う。どんな顔をして言っているのか、下を向いているあなたには判断できない。

「部活の…先ぱ
稗方「誰って聞いてんだけど?」

稗方の…返す言葉が早い。怖い。

「平塚先輩……」
稗方「あのチャラか…」

稗方には言われたくないと思う……とは口が裂けても今は言えない。

稗方「そんで…泣いてたのかお前」
「………だって……」
稗方「…もう大丈夫だ」

そう言って稗方はあなたの肩を抱いて引き寄せる。
稗方の肩にあなたの頭が乗る。その頭をまた、優しく撫でる。

「………稗方……あの…俺……」
稗方「こっち向けよ」
「え?」

あなたが稗方の顔を向くと、稗方はあなたの唇を素早く奪った。

「んっ………」
稗方「………」

あなたの見開いた目は、やがて瞼がゆっくりと落ちていき、すっかりと目を閉じて稗方の首へ腕を巻きつけた。


どちらともなく離れる。
あなたは蕩けたように放心している。

稗方「お前は俺のもんだ」

その言葉を受けて、あなたは小さく頷いた。



↓1コンマ一桁分 卑猥度が上がる。


いやん、純愛純愛 ♪
………………クソガァ!!


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名前:沢口 未来
年齢:16(高校一年 寮生 ルームメイト二人)
モード:女体化
スタイル:細身 短髪 貧乳 無毛
性格:保守的
家族構成:父.母.兄(19)妹(16双子)弟(14)
彼氏:いない
難易度:ナチュラル
運動神経:超高校生級 (陸上部所属)
卑猥度:34
ベッド:二段ベッド 上

【ルームメイト】
稗方 京(ひがた けい):エログッズ収集家 童貞 侠気アリ ※二段ベッド 下
小城 凌 (おぎ りょう):あまり信用できない性格 。他の二人とはあまり仲が良くない。 ※シングルベッド

《持ち物》
栄養剤(5錠)
ブレ◯ケア(いっぱい)

《服》
制服
ジャージ

しかし、神が女の子になったとしたらどんな感じなんだろうか……?


※やはり、何人かは NTR展開を希望している!神はやる気を出した!
神は簡単に負けないもん!
>>64-65
神を何とする!不届き者め等がっ!
天にかわってお仕置きよっ ♡

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


稗方とキスをし、お互いの気持ちが確認し合えた。
あなたは胸の内が暖かくなったのを感じる。

稗方「でさ…」
「うん?」
稗方「また、これしゃぶってくんない?」
「………」

ロマンチックな雰囲気を一瞬で壊す稗方。
あなたは口をポカンと開け呆れる。

「あのなぁ……」
稗方「ほら、ここの公園あんま人も来ないし。な?いいだろ?」
「外だぞ外!もし誰かに見られたらどうすんだよ!」
稗方「頼むよぉ!」
「ちょっと見直すとすぐこれだからな…お前は」
稗方「俺の女だろ?」
「お………っ//// 俺は……男だ………////」
稗方「未来」
「っっ//// な、名前で呼ぶな…バカ////」
稗方「頼むよ…な?未来…」
「う〜〜〜〜っ//////」


──────chance!──────

稗方とどうにかなれるチャンスモードだ!
あなたの気持ちの昂ぶりがチャンスを増やす!

↓1コンマ
01〜30 でチャンスロス
31〜98 でフェラと愛撫とラブラブちゅっちゅ
《ゾロ目》と《7の付く数字》と《7の倍数》でイベント『一つになれたね♡』が発生!

コンマ81
フェラと愛撫とラブラブちゅっちゅ発生!

書くさ…書くよ。
安価は絶対…だもん…ね……………くぅっ!(泣)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「…わ、分かったよ…////」
稗方「やった!」

稗方は外なのに恥ずかしげも無くズボンとパンツを脱いだ。素早い。
男ってのは本当に………と、半ば呆れつつも苦笑するあなた。

稗方「さあ、どうぞ!」

下半身丸出しでベンチにふんぞり返る稗方が何かおかしくて笑う。

稗方「は、早くっ」
「もう……蚊にさされても知らないよ……?」

あなたはゆっくりと根元を握ると、先端から奥にかけて咥え込んでいく。

稗方「ふあぁっ………」
「ん………♡」

もうガチガチに硬くなっている。口の中で小刻みに震える稗方の………オトコ。
ほんの少し前まで同じものがあったのに、もうそれが遠い過去のように思えてくる。
いや、そんな過去はもうあなたには無くなってしまっているような錯覚さえ憶える。

「…んむ…ん♡ ………はぁ…♡………──────んっ、んぅっ!?////」

硬い雄を味わっていると、稗方が首元から手を差し込み、あなたの控え目で柔らかな乳房を揉んできた。
突然のことで歯を立ててしまいそうになる。

「ぷあっ……ひ、稗方……それは…んっ♡」
稗方「いいから…続けろ」
「んっ…あむぅ…////」

頭を押さえつけられて、また口内へ咥えさせられる。
稗方の指はあなたの乳首を捉え、きゅっと摘まれる。男の時よりも敏感になったそこは、あなたに微弱な電流を流すような感覚を与える。

「んふっ…♡ んっんっ♡」

歯が当たりそう…。でも気持ち良くさせてあげたい。でも気持ち良くて…でも…。
葛藤と快楽。
しゃぶりながら、時に口から離して甘い吐息が漏れる。咥えられなくとも、あなたは懸命に舌を伸ばして逞しい男根を舐め上げる。
命令されずとも、今すべきこと、しなければいけないことを身体が理解している。

「はぁ…ぁっ♡ 稗方…あんっ♡ だめ…おっぱい………んぅ♡」
稗方「名前で呼べよ…未来」
「くぅ…ん♡ け、京………♡」
稗方「京くん…だと嬉しいなぁ」
「京……くん…♡ あっ♡」
稗方「ほら、しゃぶって」
「んむ…♡」

乳房をおもちゃにされる。
あなたは頬張りながら、快感に酔いしれる。
そして大胆にも…稗方は下のジャージの中にまで手を伸ばしてきた。
それはパンツのゴムまで潜り抜けてきて………花弁に到達する。

「〜〜〜〜っ♡♡」

クチュ………と、すっかり濡れそぼったあなたの女陰。
稗方の指はその割れ目を擦る。

「あっ♡ 待って…京…っっ♡ 」
稗方「京くん」
「京くんっ…♡ あっあっ♡ だめっ…そこ………っ♡ あああっ♡」

身体が、腰が強く痙攣する。
あり得ないほどの快感が電気となって体中を駆け回る。
あなたはまともに咥えることも出来ず、ただ手だけで稗方の陰茎をしごく。


「はっ…ん♡ やっ…変な声でちゃ………♡」
稗方「ほら、また口がお留守だ」グイッ
「んぐぅ…♡ んっ…あむ…♡」

もう訳がわからない。
お前は女だとあなたに知らしめるように、稗方は割れ目を攻め続ける。グチュグチュとわざと音を立てて、淫靡な気持ちを掻き立てる。
稗方はあなたが弱ったところを見ると、あなたのジャージとパンツを脱がして、器用に寝転がるとあなたの股ぐらに顔を寄せた。
お互いの性器が顔の前にある。

「け、京く─────////」
稗方「これが…未来のマンコか」
「あああ…いやぁ////」

恥ずかしさで顔から火が出そうだ。
でもそんな恥ずかしさも、稗方の舌が掻き消すように…。

「ひあっ♡」ビクンッ

ひと舐め。
あなたの愛液をすくうように、割れ目を舐め続ける。

「あっあっ♡ だめ…舐めちゃ………あんっ♡ 京くん…んぅ♡」

初めての快感。それを耐えるように、あなたは目の前でいきり勃つものを頬張った。
稗方も興奮している。ペニスは膨張していて、あなたの口に収まりきらない。

稗方「ああ…未来のマン汁美味いよ…」
「〜〜〜〜っ//// んぅ…♡」

恥ずかしいことを平気で言う。
でも、あなたも同じことを考えている。

「京くんのも…美味しい…よ////」

言った…。
そして恥ずかしさを紛らわすためにまたしゃぶりつく。

稗方「うっ…いく!…飲んで、未来!」
「んっ♡」

根元を押さえ込んで、頭前後運動の速度を上げる。
いっぱい…いっぱい出してもらいたいから。

稗方「あああっ!」

喉の奥まで突っ込まれ、それが射精た。
今日三回目なのに…凄い量が放たれる。
飲み慣れている。
根元をシュッシュッ…と短くしごいて、射精を促す。
もっと、もっといっぱい…。
あなたは稗方を全部を飲み干す。

稗方「じゃあ…お掃除続けてて。今度は未来を………」

と、稗方はあなたのクリトリスにむしゃぶりついた。

「んむぅっ♡」

まだ…終わってない。
しゃぶり足りないのに、新たな感覚にあなたは動揺を隠せないほど感じてしまう。

「あっあっあっあっ♡ 待って…それダメっ♡ 」

攻守交代。
あなたは派手に仰け反る。皮を剥かれて剥き出しのクリトリスに吸い付く稗方。


稗方「中はまだ…かな?」
「痛っ…!」

ツプと指を入れられた。痛みが走る。

稗方「ごめんっ!痛かったか?」
「う、うん…」
稗方「ごめんな…じゃあ処女はまだ取っとけ。お預けだ」
「………うん////」
稗方「クリでイこうな」
「………えっ?──────っっ♡」

舌が這う。過敏になっているクリトリスを転がす。
腰がビクつき、太ももで稗方の頭を挟む。

稗方「くっ…苦しいが………こ、これはこれで……ご褒美だ」

膣の浅いところを舌でほじくられる。
垂れ流しの愛液を全て啜られる。

「ふああっ♡ くるっ……京くんっ♡ いくっ♡ ………あっあっ、だめ、いくのっ♡」
稗方「女になって初イキ?いいぜ…イケよ!」
「はあっ♡ やっやっ…怖いっ♡ んぅ…イっ──────♡♡」

大きく仰け反り、あなたは頭が真っ白になる。
果てた。強い快感が体中に広がる。自分の身体が自分の身体でないような感覚。
浮いた腰が小刻みに痙攣する。連続で打ち寄せる快感の波が、一度の絶頂を何度も味わわせる。

稗方「お、おお…すげっ…」

女陰から何度も水を噴き出させた。
おしっこのように出続けるそれは潮と呼ばれるもの。
全て出切った後もしばらく痙攣は続いた。

稗方「お疲れ…」

と、稗方が意識朦朧としたあなたに口付けする。
あなたは徐々に、稗方の色に染められていく…。



↓1のコンマ分×3 卑猥度が上がるってさ。

これ、女体化を二回続けて選んでるけど
男の娘を選んでも犯し役は男がほとんどなの?

>>79
当然ですっ!
まあ稀に攻め好きの女が出ることはありますが、基本は男です。おちんぽ様に犯されてなんぼの世界なんで。いわばおちんぽが第二の主役と言っても過言ではない。
そこにも、そこにも、あそこにもちんぽはある。
私が見たいのは臭くて汚い沢山のちんぽにまみれる可愛い子です。
あなたもその被害者の一人という自覚をされるよう………。ここではまんこなんておちんぽ様を悦ばせる肉の道具でしかない。

さて、まだ半ば神に対する反乱分子が居るようですが、どうやらNTRの良さが浸透しつつあります。とても良い傾向ですね。
そう、純愛など幻想です。そんなものはあってはならない─────がしかし、純愛があってこそ寝取られが成り立つのも事実。
言い換えるなら純愛とは寝取られに必要不可欠な材料であり、寝取られを一層際立たせるエッセンスとなるのです。
純愛とはなんと素晴らしい青き果実かな。
まだ熟してもいないその青き果実を無抵抗なままにもぎ取り、乱雑にかぶりつき、乱暴に咀嚼する。
徐々に時をかけ、大切に愛を育む二人の美しくも崇高なる行為を、邪(よこしま)で心無い者の一太刀で一刀両断にされる。
その儚さと無念、計り知れない悲壮を側で見る快感。
寝取ってやった。寝取られてしまった。寝取らせてしまった。三者三様、絡み取る想いの螺旋。
或いは失意のどん底に。或いは新しい目覚めに。そこに無感情は存在してはならない。
恋慕の情を他者に寄せる女の身体を貪る。やがてはその心までをも摘む作業。
しかしこの度はあなたが主人公。つまり寝取られるのは……… “あなた” だ。

無駄話が長くなりました。
さてさて、女体化したあなたはこれからどうなるか。
純愛を貫き、処女を彼氏に捧げられるか。或いは………。


さあ、ご一緒にそこなるカーテンを開けて……本編へ戻りましょう。

名前:沢口 未来
年齢:16(高校一年 寮生 ルームメイト二人)
モード:女体化
スタイル:細身 短髪 貧乳 無毛
性格:保守的
家族構成:父.母.兄(19)妹(16双子)弟(14)
彼氏:いない
難易度:ナチュラル
運動神経:超高校生級 (陸上部所属)
卑猥度:52
ベッド:二段ベッド 上

【ルームメイト】
稗方 京(ひがた けい):エログッズ収集家 童貞 侠気アリ ※二段ベッド 下
小城 凌 (おぎ りょう):あまり信用できない性格 。他の二人とはあまり仲が良くない。 ※シングルベッド

《持ち物》
栄養剤(5錠)
ブレ◯ケア(いっぱい)

《服》
制服
ジャージ


あなたは稗方と二人揃って寮へと帰った。
しかし小城に勘ぐられるのも嫌だということで、稗方は少し時間をずらして戻るらしい。
なのであなたは先に自室へ入る。

「ただいまっ ♪ 」
小城「………おかえり」

“あんな事” をした後だけに、なるべく平静を保とうとあなたは普段通りに動く。

小城「………随分と機嫌がいいね、沢口くん」
「えっ!?そ、そんなこと無いけど……!」
小城「そう……稗方くんは」
「い、一緒じゃないよ!?//// なんで!?」
小城「………一緒かどうかなんて聞いてないんだけど…」
「うっ//// いや………その……////」
小城「………ふぅん。そういうことか……」

小城は何やら意味深な言葉を吐くと、昨日とは別の分厚い本を読み始めた。

小城「そういえば………昼休み来なかったね」
「え?」
小城「また昼飯を一緒に食おうと言ったのは君だったはずだけど……」

確かに言った。
しかしそれは今日とは言ってないはずだ。

「……ごめん、でも」
小城「まあ今日一緒に飯を食うとは言ってなかったけどね………」
「………ごめん……」
小城「いいさ。僕もこれから期待するのはやめるよ」
「期待って……、小城は俺のこと待っ」
小城「そろそろだな」
「え?」
小城「彼の性格上そんなに “待てない” 。君と仲良くお話ししてるなんて思われると面倒なことになりそうだから今から話し掛けないでくれ」
「え?どういうこ─────」
稗方「ただいまー」

と、そこで稗方が部屋に入ってきた。
「分かりやすい奴だ」とボソリ、小城が言う。

稗方「おう、まぁた小難しそうな本読んでるな、小城!」
小城「………はぁ」

小城はため息を吐くと読み始めた本を閉じ、さも面倒くさいといった素振りで頭をぼりぼりと掻いた。

小城「いいか、二人とも教えておいてやる」
「え?」
稗方「何だよ」
小城「普段通りにするというのは文字通り普段通りにすることだ。普段とは違う行動をすればそれは普段通りではない」
稗方「なに当たり前のこと言ってんだよ」
小城「君の普段通りの行動には、帰って早々『小城に話し掛ける』が含まれているか?今まで一度たりともそんなことは無かったし、避ける一方だっただろう」
稗方「そ、そんなこと無い………だろ」
小城「大方二人で打ち合わせてから別々に帰宅しようってなったんだろうけど、君ら二人とも自分からバラしてどうするんだ」


稗方があなたに顔を向ける。(言ったのか?)という目。あなたは無言で首を横に振る。

小城「だから、そういう行動もだ。言葉に出さなきゃバレないとでも思ってるのか?言葉も行動も態度も…細かく言えば眼球や指先の動き一つ取っても人の考えてることが分かることもあるんだ。今のだって言ったのか?言ってない。そんなやり取りだろ? 僕でなくたって分かるよそんなことくらい」
稗方「う…」
小城「稗方くんが心配するようなことを彼女は何も言ってないよ。ただ嘘が下手なだけだ」
「あうう…///」
小城「まあ、嘘が上手いより良いことだとは思うけどね…。いずれにしても君たちはお粗末過ぎる」

そう言い切ってからようやく小城は本を手にし、栞を取ってページを開く。
説教の途中で本を読むのも失礼だとは思うが、小城の言うことも尤も(もっとも)で、だからあなたも稗方も何も言い返すことが出来ずにいた。
小城は本に目を落としつつ口を開く。

小城「そんなに勘ぐられるのが嫌ならもう少し頭を働かせるべきだ」
稗方「………けっ、お前がそんなに喋るなんてな。珍しいこともあるじゃねぇか」
小城「それは君が僕を知ろうともせずに避けてきたからだ。確かに無駄なことを喋るのは苦手だけどね。君が僕という人間観察を怠ったのだから知るはずもないな」
稗方「お前だってそうだろ?俺たちを避けてた」
小城「自分が怠ってきたことの責任を僕に転化するのは簡単だ。君がそう思うならそれでも構わないが、少なくとも僕は君たちを観察してきたよ。嫌な奴だ、苦手な奴だと思って距離を置いてきた君たちと一緒にされるのはそれだけで不愉快だ」
「そんな…言い方しなくても……」
小城「沢口くん、君は随分と “しおらしく” なったね。陸上部期待のエースだった頃よりも好感が持てるよ」
「………」

エース “だった” …。
その言葉が深くあなたの心をえぐる。

稗方「てめえ…あんま調子に乗んなよ?そもそも何で俺らがお前に説教されなきゃなんねぇんだコラ」
「京くん、やめなよっ」
稗方「いいや、やめないね。そうだよ、俺らはお前が嫌いなんだよ。だから何だ?あ?好きになってくれるとでも思うか?」
小城「誰もそんなことを求めちゃいないが………君たちに “ヒント” を出したところで無意味だったしね」
稗方「ヒント?嘘のつき方か?隠し方か?てめえがいくら思わせぶりなこと言ったってこっちはもう揺らがねぇぞ」
小城「虚勢を張るのは不安な証拠だ」
稗方「上等だよ…」ユラ…
「ちょっ、やめなってばっ!」

今にも小城を殴りそうな稗方に、あなたは後ろから抱きついて止める。

小城「相変わらず野蛮な思考だな。君とは本当に付き合いきれないよ。嫌ってもらっても一向に構わないけどね、暴力だけはやめてもらえないか」
「小城くんも!落ち着きなよ!」
小城「僕は終始落ち着いているつもりだ。君の方こそ落ち着きたまえ。呼び方がおかしい。僕には小城と呼んでいたはずだ。そして………稗方に対して京くんなんて呼び方は初めて聞いたな」
「うっ…そ、それはっ…」
小城「答えなくていいよ。それよりいいかい、何度でも言うが僕が探る探らない以前に君たちは情報を自ら垂れ流している。普段通りに振る舞おうとしていたって漏れるし、感情を揺さぶられただけでボロボロとおかしなことを口にしたり態度に出す。隠すなんて技術がそもそも無理なんだよ」
「………」

ぐうの音も出ない。
そしてやれやれといった具合にまた本を読み始める小城。

小城「僕からは以上だ。もう僕の平穏を乱さないでくれたまえ……」
稗方「平穏を乱してんのはてめぇだろうがっ」
「京くん、いい加減にしなよ。……ごめんね、小城くん……」
小城「………」ペラ…
稗方「未……沢口が謝ってんだろがっ!」
「京くんっ!」
小城「はぁ……何についての謝罪か分からないのになんて答えればいいんだ僕は」
稗方「そういう時はとりあえずうんいいよとでも言っとくべきなんだよ!」
小城「ふふ…なるほど。無責任な君らしい意見だ」
稗方「んだとてめぇっ!」
「京くんっ!小城くんも挑発しないでよ!」
小城「………」
稗方「……ちっ、風呂行くぞ!……沢口」
「………うん……」


1.稗方と一緒に風呂へ行く
2.稗方に先に行ってもらう
3.「小城くんに一つ、聞きたいことがある…」

安価↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


「ちょっと待って京くん」
稗方「なんだよ。もう早く行こうぜ」
「小城くんに一つ、聞きたいことがあるんだけど……」
小城「………なにかな?」ペラ



何を聞く?

↓1自由安価


「小城くん…知ってるの?」
小城「………」ペラ
「さっき聞いたよ。確かに聞いたんだ。あの時は俺も落ち着きが無かったし……でも聞いたんだよ」
稗方「おい、何のことだ。沢口」
「小城くんは僕を指して『彼女』って言ったよね?それはわざと………?」
稗方「……え?」
「小城くんは……知ってるんだね?」

小城はそこで本を閉じて床に置き、ニヤリと笑う。

小城「ああ……知ってるとも」
稗方「どういうことだ?おい、未……沢口」
「やっぱり……でもどうして」
小城「それは言えないな。でも君がそうなったのは “特別” だからさ」
「それ……最初にも言ってたよね?」
小城「ああ」
「小城くんは何を知ってるの?どこまで……」
小城「僕が知ってることは限られてると思う。今までのことは分かってるかもしれない。ただ……」
「ただ?」
小城「これ以上は話せないな。生憎と僕も稗方が嫌いでね。彼が居るところで喋りたくない」
稗方「んだ?おい、喧嘩売ってんのかよ」
小城「君こそ僕を嫌いと堂々と言ったじゃないか。自分は嫌っても人から嫌われるのは気に入らないとでも?無神経で無責任でワガママだな君は」
稗方「くっ…!」
「分かった!分かったから…」


1.ちょっと出てって、京くん
2.京くんはここに居て。小城くんちょっと外に…
3.気にしない。お風呂に行く
4.京くん…稗方と仲良くできない?

↓1〜4多数決。決まらなければ5が決定。

しっかしこれだけ懇切丁寧に指摘してくれるのは裏あったとしても甘いというか人が良いよね

なんというか自分の彼女が寝取られるのは完全に胸糞だが女の自分が彼氏以外に犯され寝取られると考えると興奮するな

>>105
そう。そこ大事。いいとこ突くね。
>>106
そう。それが本質。このスレの本質。


「京くんはここに居て。小城くんちょっと外に…いいかな?」
稗方「あ、おい沢口」
「大丈夫だから…」
小城「……分かった。出ようか」

小城はそう言って立つと、あなたの後ろへ立つ。

稗方「沢口…何かあったら大声で叫べよ?」
小城「君は本当に自分を基準にしてしかものを考えられないんだな。僕が彼女を襲うとでも思ってるのか?」
稗方「お前は油断ならねえんだよ」
小城「安心してくれよ。僕は君とは違うんだ」
稗方「何が違うって?」ピク…
「京くんっ」
稗方「………ちっ、分かったよ」

そして、あなたは小城と共に外へと出て行った。

………………………
………………
………

山の中腹にある公園。
先ほど、稗方といやらしいことをした場所。
あなたと小城はその公園に来た。

「うーん ♪ やっぱり山の空気は美味しいね」

あなたは手を組み、伸びをする。

小城「そうだね…少し寒いが」
「さて、小城くん。色々話してもらおうかな。小城くんの知ってること」
小城「その前に………」
「ん?なに?」
小城「僕は君にとても興味がある。それは君の身体に変化が起きてからではなく、その前からだ」
「興味?それって」
小城「もちろん陸上部のエースとして」
「っ!ファンとして注目してくれて─────」
小城「ではなく」
「………」
小城「君個人にさ」
「どういうこと?」
小城「君には華がある。僕みたいな凡人や稗方みたいな粗暴な輩にはない華だ」
「………よく分からないよ…」
小城「端的に言わせてもらう。こういうのは得意じゃないのだけど」
「うん?」
小城「君が好きなんだ。君が男の時からずっと」
「っ!!////」

小城はしっかりとあなたの目を見て言う。

「…お、小城くんはその………ホモなの?」
小城「さあ…。ただ僕が君を想うのにそれは関係無いと思ってる。男だから好きとか女だから好きだとか、そういうことを意識した事はない。現に今の君も好きだ。僕は君が君だから好きなんだ。そこに男女の差異は無い」
「………」

男女の差異は無い。小城はそう言ってのけた。
肉体的な男女の差に思い悩んでいたあなたにとって、また別の見方を示してくれたようで、あなたは少し心が軽くなったのを感じる。

小城「君や稗方くんは僕のことを無感情で薄気味悪い男だと思ってるだろ?」
「い、いや………そんなこと別に…」
小城「隠さなくていい。でも僕だってね……いつも平常でいられるわけじゃない。これが………証拠さ」

そう言って小城は自分の足を指差した。
…細かく震えている。

小城「緊張してるのさ…。告白なんて生まれて初めてだ……」
「小城くん…」
小城「君が…稗方と………そういう関係なのは分かってる。だからさっき一番冷静でなかったのは…本当は僕なんだ」
「………」

色々と聞きたいことはあったけれど、あなたはその全てが小城に言われるまでもなく分かった気がした。
いや、小城は半ば答えを言っている。
あなたのことが………

小城「普段通りになんて出来なかった。稗方くんの言う通りさ。僕はいつも以上にペラペラと喋っていた」

男の時からずっと………

小城「偉そうに説教した振りして、その実僕は君たちに八つ当たりをしていたんだ」

ずっと好きで………

小城「君といつも仲良くしている稗方くんが羨ましくて、憎くて………」

避けられても、相手にされなくても………

小城「君に気持ち悪い男だって思われてることが…苦しくて」

それでも影からあなたのことをずっと見ていて………

小城「でも今以上に嫌われたくないから、僕は君に何らアクションを起こしていなかった…」

あなたの動きや仕草の機微を見逃さなかった………

小城「僕はだから……自分でも卑怯者だと思うけど」

何の不思議も無い。例えそれが現実的でなくとも………

小城「今こそ僕は、僕の気持ちを始めに君に伝えなきゃいけないと…」

あなたが女になったことに、何の疑問も感じずに………

小城「────好きです。沢口さん」

非現実でさえまるまる飲み込むほどの一途さを、小城はあなたに見せ付けた。


『言葉も行動も態度も…細かく言えば眼球や指先の動き一つ取っても人の考えてることが分かることもあるんだ』

先ほど言った小城の言葉が蘇る。
細かく、具(つぶさ)にあなたを見ていた。
あの説教の中には小城の悲痛な叫びが入り混じっていたのだ。
小城からの“ヒント” はいくらでも散りばめられていた。感情を表に出すのが苦手な小城は、言葉にこそそれが表れていた。
そう、解釈すべきだった。
それを見抜けなかった鈍感な愚か者。あなたは自分をそう評価した。

小城「本当は今日の昼休みに言うつもりだった…。でも君は来てくれなかったから………稗方くんに………いや、稗方に先を越されてしまった」
「………」
小城「………違うか。昨日の…風呂の段階でもう…」

小城はあなたの顔色を伺いながら話す。

小城「………僕はでも、諦めなきゃいけない」
「えっ?」
小城「君が困るのは嫌だし、君には幸せになってもらいたい。それは…本心なんだ」
「小城くん……」
小城「ただ心配なのは稗方だ。あいつは性欲の塊だし、女になった君に無茶ばかりさせたり… “そういう事” の要求がエスカレートしていったりしてしまわないか…そんな心配がある」
「……………」
小城「恋愛は何もそればかりじゃない。身体と身体を重ねるだけが、気持ちの交換ではない。そんな恋愛はいずれ破綻だ」
「………」
小城「……君は本当に分かりやすいな、沢口くん。また顔に出ているよ」
「えっ………あ……う…////」
小城「そういうところも、君の魅力の一つだ。君はやっぱり………特別なんだ。僕にとって」

小城はそこまで言うとふうっと息を吐く。
彼の足の震えはもう止まっている。

小城「さあ、聞きたいことは他にあるかい?僕はもう多分全部君に話したよ」
「………小城くんは」
小城「うん」


1.………ううん。何でもない。帰ろ?
2.もう少しだけ…お話ししない?

↓1〜3多数決。


「やっぱり、もう少しお話ししない?」

あなたの口から出た言葉。
小城はその言葉を受けて「いいよ」と頷く。

「もう一つ………小城くんが言った言葉で気になった言葉があるんだ」
小城「なに?」
「『君がそうなったのは “特別” だから』…っていうセリフ」
小城「ああ。さっきの…」
「どういう意味なのかな?」
小城「ごめん、あれに意味なんてないんだ。もし意味付けしなきゃいけないとしたら………そうだな、 “そうとしか思えなかった” から………かな」
「そうとしか…思えなかった…?」
小城「うん。いみじくも君は僕に対してホモかと尋ねただろ?それは半分正解で半分違うと思うんだ」
「どういうこと?」
小城「君が男の時から好きだったのには違いない。でも僕は君が『女であれば…』ということも同時に思っていた。恥ずかしながら君が女になるような…そんな妄想もしていたくらいだよ」
「待って。小城くんのその妄想が………それが叶ったってこと?」
小城「そうとしか…思えない。君はだから、僕のそういった妄想…妄念の被害者、犠牲者とも言える…」
「………そんな………」

愕然とした。
誰かの願望や思念によって男女を逆転できるなんて聞いたこともないし、現実に起こり得ないことだ。
しかしあなたの身体は確かに女体化していて、それは現実に起きてしまっている。
小城の言う事に確証は無い。しかし、小城はそうだと思っている。思い込んでいる。そして小城自身がそれを願っていたことも事実で、だから………。
あなたは頭を働かせようとするが、余りにも非現実的すぎる内容で正常に頭が働かない。

小城「本当に…申し訳ないと思ってる…。僕自身もまさかこんな事になるなんて思わなかった…」

それは…当たり前だろう。誰がそんな事になるなど予想出来るか。
朝起きたら自分の想い人が女になっている…。そんな事は近代医学をもってしても、或いは古びた書店に並ぶ黒魔術や呪いの本を使ったとしても叶うものではない。
想うだけ、それだけで人体に大きな影響を及ぼすなど……。

小城「……… “思い込み” によって人体に影響を与えることが証明されている事例はあるんだ」
「え?」

小城はあなたの心の内を読んだかのように語りだす。

小城「もう今では割とポピュラーな言葉にはなってるんだけど…沢口くんはプラシーボ効果という言葉を知ってるかい?」
「……ごめん、分かんない」
小城「そうか…それなら調べてみるといいよ。『思い込みによって対象の人物の精神や人体に何らかの影響を及ぼす事ができる』ということ。これはプラスの効果、マイナスの効果両方ともにだ」
「ちょ、ちょっと待ってよ。じゃ、じゃあ例えば男が『女だ』と “思い込め”ば、女になれるってこと? 」
小城「定義としてはそうなんだけどそこまでは無理だ。思い込むだけで男性器が女性器になるなんてことはまずあり得ない。それと思い込みというのは願望とは違って、真実その人が心の底から『そうである』と理解していないといけないんだよ。男性器のある男が自分は女だと理解する事は難しいし、現実としてそれを心の底から信じる事は無理だろう」
「じゃあ…僕だけどうして」
小城「…分からない。君は別に女になりたがっていたわけでもないだろうし、僕は君に女になるような呪い(まじない)をかけたこともない。ただ僕は想っていただけだ」
「………」
小城「すまない…。何故君が女になったのか本当に分からないんだ。根拠と言えるものは僕の君に対する想いだけ。あとは………」
「………あとは?」
小城「 “神の悪戯” か………」

神の悪戯…。
どれもこれも現実からかけ離れたものばかりだ。
あなたははあっと息を吐くとベンチに座って星を眺める。

「俺は一生………このままなのかな?小城くん」
小城「その答えも…僕は持ち合わせていない…。無責任なことは言えない」
「俺が女になることを望んでたくせに…」
小城「っ………ごめん…」
「……女になって体力も力も落ちた。いつもより感情のコントロールも出来なくなった。それもこれも、何もかも全部小城くんのせい………そう思っていい?」
小城「……構わない。少なくとも僕はそう思っている」
「そう…。小城くんも随分お人好しだね」

小城のせいで女になった。そんな証拠はどこにもない。それこそあなたは神の悪戯で女になったのかもしれないのだ。
………現にそうなのだが、あなたはそれを知る術も無い。

「でも誰かのせいって思えるだけでも少し違うかな…」
小城「…え?」
「人はそんなに強くないでしょ?誰かのせい、何かのせいに出来ないでいたら…結構苦しいんだよ」
小城「…」
「俺が女になったのは小城くんのせい。どうしてそうなったとかは置いといて、全部君のせい。そう思えるだけでちょっと落ち着く」
小城「沢口くん…」
「そんな顔しないでよ。実はこれでもこの身体に慣れてきててさ…。女も割と悪くないかなって ♪ 」

ピョンとベンチから降りて、あなたは「うーん」と伸びをする。

「じゃ、本題に入ろうか。小城くん」
小城「………え?」

まだ、本題に入っていない?
初めて戸惑いの表情を見せる小城にあなたはニヤリと笑って見せた。


「俺のこと好きって言ったよね?」
小城「うん…言ったけど」
「けど?」
小城「言ったけど諦めなくちゃいけないから…」
「……なんで?」
小城「だから…君は………稗方と…付き合ってるんだろ?」
「どうしてそう思ったの?」
小城「…あからさまだよ。そう考えないと不自然なことだらけだ。さっき部屋でも言ったけど君たちは自分でバラし過ぎ────」
「証拠は?」
小城「しょ、証拠?」
「そう。俺と稗方が付き合ってるっていう証拠」
小城「そんなもの…あるわけない」
「それならそれは小城くんの憶測でしかないってことじゃない?」
小城「い、言いたいことは分かるけど、それなら何であんな親密に」
「親密になればそれは付き合ったことになるの?もしそうだって言うなら今、小城くんと僕はかなり距離が近くなってるし、前よりずっと親密になったと思うよ?これは付き合ってるってことなのかな?」
小城「それは……そうじゃないけど…」
「小城くん、頭で考えてばっかだと見えないこともあるんだよ」
小城「…沢口くん…君は………?」
「俺のこと好きなの?嫌いなの?」
小城「す…好きだけど…」
「『けど』は要らない」
小城「す、好きだよ……」
「ふふ……あいつは言ってくれなかったんだよねぇ………そーいうセリフ。言って欲しいのにさ」

自嘲気味にあなたは笑う。
小城はあなたの突然の変貌に戸惑いを隠せない。

「俺の女とか、お前は俺のもんだとか言ったけど………好きは無かったなぁ」
小城「………それは、その…」
「待って。今いろいろ考えてるんだから」
小城「………はい」
「………………小城くんは俺が……、うーん…。俺…俺かぁ。俺はもうダメなのかなぁ?性別的に」ブツブツ…
小城「?」
「…あたし。なんか違和感あるな…。でもいっか。あたし。どう?小城くん」
小城「ど、どうとは?」
「だからさ、俺が自分のことあたしって言うの。おかしいかな?」
小城「い、いや別に……むしろ良いんじゃないかと……」
「そっ ♪ じゃあこれからそう言うね ♪ 」

あなたはニコッと笑う。
小城はその笑顔に心臓がドキリとした。

「おい小城ぃ〜〜」
小城「へっ?」

片手を腰に当て、にやけた顔であなたは小城を指差す。

「あたしを女にしといてどうしてくれんだよぉ?」
小城「えっ、ええ…?そんなこと言われても」
「もう一回、好きって言え」
小城「えええ…っ」
「じゃなきゃちんこもぐぞ」
小城「ちっ……?////」
「早く、言え」
小城「す、好きです。沢口くんのこと」
「沢口さん、でしょ」
小城「沢口さんのことっ!…好きです!」
「………よく出来ました♡」


1.キス、してあげよっか?
2.気持ち良いことしてあげよっか?
3.じゃ、帰ろっ ♪

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


せっかくお膳立てしたのに貴様らッッ!!


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「じゃ、帰ろ ♪ 」
小城「え?…あ、うん…」

あなたは男を惑わせる小悪魔だ。
散々好きと言わせておいてその結果は何も伝えず背を向ける。
しかし好きの言葉はあなたの胸に熱いものを与えた。
絶対、京にも言わせてやる………。
そんな風に思いながら、小城と並んで寮へ向かった。


………………………
………………
………


「ただいまー ♪ 」
稗方「…遅かったじゃねぇか」
「妬かない妬かない ♪ 」
稗方「は、はあ!?誰が、誰に妬いたって!?」
小城「………」
「とりあえず、二人とも仲良くして。ケンカするのはダメだよ」
稗方「な、何でだよ!だいたいこいつと何話したんだよ」
「小城くんはあたしが女だって知ってた。そういう話」
稗方「あ、あたしぃ?」
「そう。変?あたしって」
稗方「へ、変じゃねぇけど……」
「でしょ?もうウジウジ悩むのも疲れちゃったしさ。男に戻るまでこれでいいでしょ?あ、でも学校ではいつも通り俺って使うから」
稗方「お前…まさか小城と………」
小城「何もしていない…」
稗方「小城…?」
小城「本当だ。君が想像するようなことは一つも無かった。信じてくれ」
稗方「………」

稗方は少し驚いた。挑発的な態度で挑んでくると思ったのに、素直に小城が伝えたこと。

稗方「小城…」
小城「沢口くんが仲良くしろって言うから…君は嫌かもしれないが………」

と、小城が手を差し出す。

稗方「………」
「あーあ、ここで小城くんの想いを踏みにじったら京くん悪者だね〜 ♪ 」

小城の気持ちを弄ぶあなたがどの口で言うか。

稗方「…分かってるよ。でも、嫌味ったらしいことはもう言うなよ?」

そして稗方も手を差し出して小城の手を握る。
その上からあなたの小さな両手が添えられた。

「これで新生ルームメイト誕生♡ これからよろしくね、二人とも ♪ 」
小城「…////」
稗方「…おうっ」
「ということで早速なんだけど──────」
小城「…なに?」
稗方「ん?」


1.京くん、一緒にお風呂行くよ
2.小城くん、一緒にお風呂行こっ
3.皆でお風呂行こう ♪

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


「皆でお風呂行こう ♪ 」
小城「えっ////」
稗方「なっ!?お前っ、小城が」
「小城くんだってあたしが女って、知ってるんだし今更でしょ?」
稗方「そ、そういう問題じゃなくてっ」
小城「………あ、そうか…二人だったらより…」
「そゆこと ♪ さっすが小城くん察しが良い ♪ 」
稗方「はっ?えっ?な、なんだ?」

稗方だけが置いてけぼりをくらう。

「あんた達はナイト。あたしの」

あなたは二人に指を指す。

稗方「な、ナイトぉ?」
小城「いや、…うん。ナイトだよ。僕らは彼女のナイトだ。彼女が女になってから君一人がその役目だったわけだけど、僕もその一人になった」
稗方「お前っ、勝手になぁ」
小城「稗方くん、君らは運が良かったんだ。まずはそこに気付くべきだよ」
稗方「あん?」
小城「ここは女子禁制の男子寮だ。女の子に飢えた輩が跳梁跋扈している。昨日はたまたま問題なくお風呂に入れたけど、それがいつまで続くと思う?君一人で彼女を守りきれるのか?」
稗方「そ、そりゃ…」
小城「守る人間が多いに越したことはないんだよ。でもその守る人間も」
「信用できる人じゃないと…ね ♪ 小城くん ♪ 」
小城「………////」

小城は何と返していいか分からぬまま、ただ頬を染めた。

稗方「小城を信用ねぇ…。ちょっと前までは考えられなかったことだな」
「あんたの方が信用ならないんだけど…」ジト-
稗方「あ、あのなぁっ!俺だって」
小城「本来ならこんな真似しなくてもいいようにすべきなんだ。例えば銭湯に行って女風呂入ってもらうとか、実家のお風呂に入るとか」
稗方「銭湯は山降りなきゃ無えぞ」
「実家もそうだよ」
小城「知ってる。だからそれが出来ない以上ここで僕らは彼女を守るしかない。あと…部活を辞めるとか」
「それはやだ」
小城「…だろうね。ただ辞めれば時間がもっと有効に使える。それこそ街の銭湯に行けたり実家に行けたりする時間が増える」
「…そうだけど…」
小城「沢口さん、君は女になったんだ。女になれば危険は増える。それくらい分かるだろ?」
「あたしを女にした張本人なのによく言えるよ」ボソ
小城「うぐっ…」
稗方「あん?なんだって?」
「ううん、何でもない」

あなたは明後日の方向を向いてとぼける。

小城「と、とにかく考えておきなよ。部活をやめるのも一つの考え方だよ」
「………」

ふと思い出したのは平塚のことだった。
もちろん男子陸上部についていくのにいっぱいいっぱいなところはあるが、平塚のあの行動にあなたは少し居づらさを感じてもいた。

稗方「で、どうすんだよ。風呂は」
小城「行くよ。僕も一緒に」
「見ないでよね」
小城「僕を稗方くんと一緒にされても困る」
稗方「てめ、やっぱケンカ売ってるだろ?」グッ
「ケンカしないー」
稗方「元はお前がっ」
小城「僕は表でやることがある。だからもちろん一緒に入るなんてことは無い。沢口さんの身体を見てる暇は僕にはないんだ」
「へぇ…何するの?」
小城「だから………ナイトでしょ?」
稗方「お前がナイトって柄かよww」
小城「………そうだね、ナイトの仕事は君に任せようか」
稗方「任せろ。で、お前はどうすんだ?」
小城「僕には誇れるような力が無い。だけど…」
稗方「ほう、けど?」
小城「ここを使う」

と、小城は自分の頭を指で二度つついた。

………………………
………………
………


脱衣所で稗方とあなたは服を脱ぐ。
もうお互いの身体を隠し合うような仲ではないので、何も気にせず脱いでいく。

稗方「あいつ、あんなこと言ってたけど大丈夫か?」
「さあ…。でも信じるしかないよね」
稗方「本当に信じられるのかよ」
「うん………信じられる」
稗方「何でだよ?」
「あたしのこと、好きって言ってくれたから」ガララ
稗方「はっ?おい、ちょっと待てよっ!」


………………………
………………
………


小城「とりあえずこれは置かないとな…」

小城は浴場前に『清掃中』の立て看板を置く。

小城「(でもこれだけじゃ不安だ。管理人さんが来たら取っ払われるし、ルールを守ろうとしない奴も居るだろう…。その時どうするか………いや、そうならないようにするには………)」

周囲を見渡す。
小城の目に付いたのは掃除用具入れ。そして廊下の壁にある取り付けられている──────

小城「あー…これは………やっぱ反省文覚悟かなぁ…。停学は無いと思うけど………」

小城はそうぼやいて “そこ” へ向かった。


………………………
………………
………


「きゃっ…♡ こ、こら、京くん…んぅ♡」

浴場内ではあなたと稗方が乳繰り合っていた。
ナイト役を仰せつかった稗方は、自身の硬くなった “剣” を握り、その切っ先をあなたの口に押し当てる。

稗方「いいからっ」
「…もうっ!京くんそればっかり!好きとか言ってくれないし!」
稗方「好きだけど?」
「そ、そんな軽いのじゃなくって!」
稗方「まぁいいじゃねぇか、そんなの。しゃぶってくれよ」
「………そんなの〜?」ギリギリ…
稗方「いいから咥えろっての、な!?」
「………そ、分かった。じゃあお望み通り……」

あーんと口を開ける。あなたの白い歯が鋭く光る。
あなたは稗方をちょっと懲らしめてやろうと歯を立てて──────

小城「ちょっといいか?」

曇りガラスの向こう、小城が声を掛ける。
あなたは慌てて背を向けて、稗方は逆に入り口に身体を向ける。

稗方「だ、誰か来たのか!?」
小城「…やっぱりそこか。何で君まで中に入ってるんだ。脱衣所で見張るのが君の役目だろ。最後の砦が台無しじゃないか。二人でイチャイチャするのは風呂を出てから別の場所でしてもらいたいものだな」
稗方「い、いや、中の方が何かと守りやすいと思って…」
小城「そんなわけないだろ。中に他の人が入った段階でほぼほぼ詰みだよ。沢口さんももう少し考えて行動してくれ」
「ご、ごめんなさい…////」
小城「まあいい。とりあえずこれから少し騒がしくなると思うけど、気にせず風呂に入ってて。…と、そうは言ってもなるべく早く済ますに越したことは無いけどね」
稗方「おいおい、何か良からぬこと企んでんじゃねえだろな?」
小城「既にそこで “良からぬこと” をしようとしてる君に言われたくないよ」
稗方「ぐっ…////」

小城に見えやしないのに稗方は勃起したそれを両手で隠す。
ぷぷっとあなたは笑う。

小城「そうは言っても良からぬことっていうのはまぁ、概ねその通りだ」
稗方「大丈夫なのかよ」
小城「多分ね。上手くいけば不問。失敗すれば3ページほどの反省文は書かされるだろうな…」
稗方「ちょwww 本当に何するつもりだww」
小城「いいから君はとっとと身体を洗って脱衣所を固めろ。ナイトだろ君は。言っとくがその股間にぶら下がった粗末な物は剣でも何でもないぞ」
稗方「粗末じゃねぇしっ!」
小城「分かった分かった。じゃあその粗末じゃないものが “おさまったら” ちゃんと脱衣所に来て守るんだ。いいね?」

稗方が勃起していることをお見通しらしい。

稗方「分かったよ!くそっ!失敗しやがれ!」
小城「僕の失敗は沢口さんの今後の運命に左右するんでね。失敗するわけにはいかないんだ…」

そして小城の影は消えた。

──────ジリリリリリリリリリッ

喧ましい(けたたましい)音が寮内に響く。
皆一様に何事だと扉から顔を出し辺りを窺う。

「火事だぁっ!!」

と誰かが叫ぶと「わっ」と一斉に皆が部屋から飛び出した。人と人とがぶつかり合い、お互い押し合いへし合いが繰り広げられる。

勿論これは小城の仕業である。
皆が一様に慌てふためく様を見て、大きな罪悪感と……ほんの少し、ほんの少しの享楽を味わう。
何せ普段見られない光景だ。しかもど真面目に生きてきた小城にとって、生まれて初めての大きな悪戯ときている。
いや、悪戯とは不適切な表現かもしれない。彼は大いに考えた末の、彼なりの正当な行動なのだ。
あなたを守るため。ただそれだけの正義の為に。
心臓がドキドキする。かーっと体が熱くなる。手に汗を握る。
非常ベルは鳴り続け、他の生徒が全員出る前に管理人が皆を諌め始めた。

小城は掃除用具入れのロッカーの隙間からその様子を眺める。
そろそろ出てくれないとまずいな…。
小城がそう思った頃、やっと浴場から二人が出てきた。小城はするりとロッカーから出ると二人の背後に回る。

稗方「やり過ぎだバカw ちょっと面白いけどww」
「それで?これからどうすればいいの?結構大変なことになってるみたいだけど」

後ろを見ずに二人が言う。

小城「君たちが風呂から出てきたのを管理人さんは横目でチラリとだけど見てる。多分、上手くいけば僕もその風呂に入ってた一人として見られるだろうから…とりあえず何だか分からないまま急いで風呂から出て着替えて出てきた………っていう体(てい)を装ってくれ…」
稗方「オケ」
「まさかこれ、毎回やんの?」
小城「そう何回もできることじゃないよ。とりあえず今日はこれで凌いで明日からの作戦を考えなきゃいけない」
稗方「こんなお祭り騒ぎなら毎回でもいいなww」
小城「やめてくれ。僕がどれだけ神経をすり減らしたと思ってるんだ」

そうして中央階段まで揃って行くと、管理人が三人を睨む。

管理人「お前らがやったのか?」
稗方「へ?いや、俺たちは」
小城「管理人さん!一体何があったんですか!?こっちはお風呂場にいて全く状況が飲み込めないんですけど!」
「ぷっ…!」

あなたは小城の迫真の演技につい吹いてしまう。

管理人「…はぁ、こっちが知りたいよ。どうやら誰かが悪戯で非常ベルを鳴らしたみたいなんだ」
小城「そんなことする奴居るんですね…とんでもない奴だ」

稗方は左斜め上に顔を向ける。肩が揺れている。

管理人「お前達も風呂場で災難だったな。でも火事でも何でもない。安心して部屋に戻りなさい」
小城「はぁ、火事じゃないなら良かったです。それじゃあ」
管理人「ちょっと待て…」

管理人は小城の肩に手を置く。

小城「はい、何でしょう?」
管理人「お前は石鹸の匂いがしないな…」
小城「ええ、入ってませんよ?」

小城に動揺の色は見えない。

管理人「風呂に入ってた…と言ってなかったか?」
小城「言ってません。お風呂場にいたとは言いましたが、入ってたなんて言ってませんよ」
管理人「そうか、なら何故そこの二人からは石鹸の匂いがするのかな?」
小城「この二人は先に入ってたってだけです。僕は脱衣所に居ましたから」
管理人「何故お前だけ脱衣所に?」
小城「彼らに遅れたからです。管理人さん、僕を疑うのは見当違いもいいとこですよ」
管理人「………そうか、すまなかったな」
小城「いえ。ではこれから僕は風呂に行くので…失礼します」

そう言って小城は浴場へと向かった。

管理人「………あれはなかなか賢しい(さかしい)子だな。あいつはやらんだろ…」

管理人の一言で、あなたと稗方は腹筋が崩壊した。


小城「はぁ、疲れた…」

小城はタオルを首にかけて部屋へ入ってきた。

稗方「乙ぅー」
「お疲れ様ぁ ♪ 」
小城「本当にお疲れだよ全く…」

そう言ってテーブルを前にして座る小城。
思えば………三人向かい合ってテーブルに座ることなど今まで無かった。
あなたや稗方はよく座る場所ではあるが、小城は部屋の片隅に座るか、ベッドに座るかどちらかだった。

「ねね、こうして三人でテーブル囲むの初めてじゃないっ!?」
稗方「そうだっけ?」
小城「……ああ、言われてみればそうだね。どうして僕はここに座ってしまったんだろう」ギシ…
「ちょっとちょっと!何でよ!移動することないじゃん!」
小城「考えてみたらここは落ち着かない」
「じゃあここで落ち着きなよ!」
小城「なんて無茶な…」
「トランプでもしようよ!トランプ!」
稗方「ウノあるぜ!」
「ウノいいね!」
小城「その前に」
「なに?」
稗方「何だよ」
小城「明日からの作戦を考えないと」
「明日は明日の風が吹くよぉー」
稗方「そうそう、ダイエットは明日から」
「あたしは太ってないもんね!!」
稗方「そーじゃなくて」
小城「君もそーじゃなくて」
稗方「え?」
小城「さっきのは何度も出来ることじゃないんだよ。明日から風呂はどうするつもりなんだ?」
稗方「それを考えるのはお前の仕事だろ?」
「そーだそーだー ♪ 」
小城「分かった。じゃあ沢口さん、明日すぐに退部届を出したまえ」
「どーしてそーなった!?」
小城「僕が考えたことに従えないなら皆で考えるべきだ。悪いけど君たちはそこまで頭が良いとは思ってない。それでも僕にも思いつかないようなことを考えることも否定できないんだよ」
稗方「ふむ…じゃあこういうのはどうだ?」
小城「どうぞ」
稗方「部屋にシャワー室を作ってもらう」
「ナイスアイディア!」
小城「却下」
稗方「ひどい!」
小城「当たり前だろ。他には」
「はいはーい!」

あなたが手をあげる。小城は少し眉を寄せて嫌そうな顔をした。

小城「どうぞ、沢口さん」
「管理人さんだけにはバラす」
稗方「はぁっ!?」
小城「………続けて」
「管理人さんならお風呂の管理もしてるわけだから、例えば決まった時間封鎖してもらってその間にお風呂に入れたりする、かも…?」
小城「………その手があったか。大胆だけど効果は高い………ただ…」
稗方「お前!管理人がとんでもなくスケベオヤジだったらどうすんだよ!」
「それはあんたも同じだろっ!さっき僕に何しようとしたか覚えてないの!?」
稗方「ばっ、ばかっ!今それ言うな!」
小城「………いや、稗方の言う通りなんだよ」
「え?」
稗方「え?」
小城「その作戦は前提として管理人さんが信頼に値する人でなければならない。もしそうでないなら結果は………」
「うーん…」
稗方「決めるしかねぇよ。どうする?」
「………分かった」


1.退部する
2.管理人作戦でいく
3.この際三人で入る

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


そういえばエロが暫く無い………(泣)

第一章に比べてほのぼのしすぎだろ
いっそこのままほのぼの3P関係でもいいんじゃないかな

後は小城を堕とせば完璧

積極的に破滅を狙っていく

3人でほのぼのしてる裏で先輩に寝取られてほしい

俺……この設定で普通のSSが見たいです、変にハラハラしないほのぼのとしたやつ

>>151
本当だよね。どうしてこうなったと思う?

>>152
小城は半ば堕ちてると思うけどね。性的な意味かな?

>>153
よしその意気だ。安価取れよ?

>>154
よし、君も安価を取りなさい。

>>155
それはそれで嬉しい評価ではある。
しかしここでそれを求めちゃダメだ。いいね?


「決めた!三人で入る!」
稗方「はっ?」
小城「えっ?」

稗方、小城が短く声を発する。

「二人があたしをお風呂でガード!それでいいじゃん」
稗方「よ………よくねぇよ!」
小城「ぼ、僕もそれは流石にどうかと思う…」
「でもお風呂場で二人に囲まれれば流石にバレないでしょ」
稗方「お、小城が居るだろ!」
小城「………だから、君は自分の尺度で人を計るのやめろよ」
稗方「あ、ほら!お前もその気になってるんだろ!?未来と一緒に風呂に入りたいんだろ!」
小城「ち、違うって!そうじゃなくて」
「もう決めたからアレコレ言っても無駄だよ?」
稗方「ふぁ!?」
小城「いや、考え直そう。他にも方法が」
「やだ」
稗方「ワガママ言うなよ!」
小城「………(目隠しが必要か…でも風呂場で目隠しは危ないし……)」
稗方「ほら!こいつ絶対エロいこと考えてるぞ!?いいのか!?」
小城「あのなぁ、何度も言わせるなよ。君の狭い尺度で人を計るなと僕は言ってるんだ」
稗方「じゃあ何考えてた?言ってみ?どうせ未来のおっぱいとか想像してたんだろ?」
小城「おっ………!?////」
「おっぱいくらいでうるさいよ。こんなもんいくらでも………ほら」

あなたは大きめのパジャマを捲って胸を出す。
小ぶりなバストが控え目に揺れる。

「どうだ、生おっぱいの感想は?小城くん」
小城「」
稗方「ばかっ!出すな!小城が……………小城?」
小城「」ツ-…
稗方「放心状態で鼻血ぃーー!?」
「ウケるっww 今どきそれは無いwww 」

そんな風にやんややんやと盛り上がり、夜は更けていく。
こうして女体化二日目の夜は終わる。




俺はまた夢を見た。
丸裸でいる僕。
京くんと小城くんが手を差し伸べる。

俺は両方の手を握る。
右手は京くん、左手に小城くん。
二人は困った顔をするけど、それでも優しく微笑んでくれた。

二人はいつの間にか裸になっていて、おちんちんを差し出す。
俺は両膝をついて、二人のおちんちんを握って擦る。片方ずつ、順番に咥えてあげる。
平等に………一本ずつ。

京くんはすぐに我慢できなくなって俺を四つん這いにさせると、後ろから入ってきた。
小城くんは喘ぐ僕の口に挿し込む。
上と下の口を貫かれて、俺は串刺しされたよう。

小城くんが寝そべると、俺はその上に跨って自らを挿入させる。
京くんもまた、腰を振る俺の口に硬いのを突っ込んでくる。
三人の狂宴が続く。
ずっと三人で──────

場面はそこで暗転した。

薄暗い部屋。
股を大きく開かされた俺に、男が挿入り(はいり)こんできた。
顔がぼやけて見えない。

「誰…?やめて…」

必死に手を伸ばして止めるが、男の腰が止む気配も無い。
ズンズンと犯してくる。ペニスの先で子宮が潰される。

「やっ………いやぁあっ!」

咽び泣く俺の声を嘲笑う男。
平穏な日々を嫌うソイツは、愉快そうに俺を犯す。


『お前はそうなる運命(さだめ)なのだ………』


そいつの顔が見えた気がする…。
そいつは──────


──────そこで俺は目を覚ました。

第2章 沢口 未来編 《三日目》



「起きろー!野郎どもー!」

あなたは稗方と小城両方を足で踏んづける。

稗方「ぐはっ!」
小城「うぐっ!」
稗方「お前なぁっ!もう少し優しく起こせよ!」
小城「ぼ、暴力は………反対………」ピクピク…
「さ、今日は──────」


1.学校だー!
2.学校休みだー!
3.学校休みだけど部活だー!

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。

心がきゅんきゅんするんじゃぁ^~

神が降りてきたらいやと言うほど堕としてあげよう

何章もやるんだしその内1つぐらいほのぼのイチャエロで終わらしてもいいんでない?
どうすかねそこの寝取られ神様よ

絶望を焚べよ

神様犯したい


>>163
それは私の望むものではないのだが…

>>164
主人公を?神を?

>>165
何章までやらすつもりなんですかね?(白目)
どれもこれも絶望が望ましいんですけどね(ゲス)

>>166
そう、焚べよ。君は分かってる。

>>167
私はヤる側だっ!


「学校休みだー!」
稗方「知ってるよ。せっかくの休みなんだからもう少し寝かせてくれ」
「ふーん…あっそ。いーんだ?……ね、小城くんあたしとデートしよっか ♪ 」
小城「え」
稗方「っ!?」
「街に行って買い物しようよ ♪ 」
稗方「おい!」
「…なに?京くんは寝てれば?せっかくの休みなんだし〜」ギュッ
小城「っ!////」ボッ
稗方「っ!?」

あなたは小城の腕を組んで身体を密着させる。
胸の膨らみが小城の腕にその感触を伝える。

稗方「し、仕方ねぇな!俺も起きてやるか!」
「別に無理しなくていーんだけど?………ねぇ?小城くん…♡」
稗方「そ、その手を離せ!」
小城「あっ、えっと…//// 沢口さん」パッ
「あん…もう、何で離れるかなぁ」
小城「今日は部活無いの?」
「無いよ。明日から合宿だけど」
稗方 小城「合宿!?」
「そうだよ?」
小城「ま、まさか合宿には行かないよね?」


1.行くよ。
2.行きたいけどね…。

↓1〜3多数決。


「行きたいけどね…こんな身体じゃ行けないよ…」
小城「ほ…」
稗方「ほ…」

同時にあなたは平塚のことを思い出す。キャプテンの命令もあったが、平塚があなたに目を付けたことは間違いなさそうだった。
正に自らを虎穴の中へ入っていくようなものだ。

稗方「あのチャラい男に何されるか分からねえしな」
小城「チャラい男?」
「な、何でもないよ。………部活ももう……考えなきゃいけない段階なのかな……………」

あなたは俯き呟いた。

「………ぅぇ…」
稗方「!」
小城「!」

涙が零れる。泣くつもりはなかったのに、ボロボロと零れていく。

「うぇええええ………っ」

小城と稗方は顔を見合わせて言葉を無くす。
何と声を掛けたらいいか分からない。
あなたが陸上に命を懸けて一所懸命に努力してきたのを二人は知っている。朝早く二人より早く起きて駆け足で学校へ登校し、放課後は部活動に明け暮れ、帰りも駆け足で寮へと帰る。時間が空けば走り、休日も常に走っていた。半ばオーバーワークとも思えるほど病的に、陸上に心酔していた。
その努力が………一瞬でパァになったのだ。
神の気まぐれという理不尽な結果。
あなたの失ったものは大きかった。

稗方「ま………まぁその…なんだ……な?小城」
小城「え?そ、そこで僕に振る?」
稗方「バカ野郎、こういうフォローはお前の役目だろっ」コソコソ
小城「そんな無茶なっ。僕はこういう事こそ苦手なんだ。君の方がコミュ力高いんだから君の役目だろ」コソコソ
稗方「お前は軍師だろ!頭使って切り抜けろよ!」コソコソ
小城「あのな、僕は諸葛孔明でも黒田官兵衛でもないんだ。それに軍師といえど万能じゃない。兵隊が軍師の言う通りに動いてくれないと戦局は変わらないんだ。つまり、君がどうにかしたまえ」コソコソ
稗方「いつ俺がお前の兵隊になったっつぅんだよ!」コソコソ
小城「兵隊が嫌なら武将でもいいよ。将軍でも隊長でも何でもいいからどうにかしたまえ。そうだ、何なら征夷大将軍に倣って君らしく『性器大将軍』なんてどうだ?気に入ったか?よし、なら行け」グイグイ
稗方「おい、押すな。何が性器大将軍だこの根暗軍師。そもそも作戦も何も言われてねぇじゃねぇか。動くに動けねぇだろがよ」コソコソ
小城「作戦か?そうだな、『命を大事に』でどうだ?決まったな?行け」グイグイ
稗方「何だその大雑把な作戦は!ドラ◯エじゃねんだよ!お前ふざけてんのか?ふざけてんだろ?」グイグイ
「………ぷっ」
稗方 小城「……ぷ?」
「…あはははははははっ!もうっ…やめてよ二人して………ぷくく……、人が落ち込んでんのに…そんな漫才みたいな……ぷふっ……あはははははははは!」

笑った。大いに笑った。
あなたは腹を抱え、涙を流しながら笑い続ける。
再び二人は顔を見合わせ、そして二人とも笑った。
あなたは笑いながら、一つの覚悟を決めるのだった………。


1.三人で街へ行く
2.一人で街へ行く
3.一人で実家へ行く

↓1〜3多数決。決まらなければ4で決定。


三人でどこかへ出掛けるなど今まで無かった。
街へ降り立った三人は談笑しながら街を徘徊する。


↓1〜5自由安価。6がその中から決定。

※いきなりホテルへ三人でエッチなどの場合、あまりにも不自然なので再安価となります。
しかし三人それぞれがバラバラになって自由行動や、二人での行動などはありとします。


稗方「服でも買いに行かね?」
小城「服は一人で買いに行きたいけど」
稗方「ばか、お前のじゃねぇよ。未来の服」
「え?あ、あたしの?」
小城「沢口さんの服か…でもどんな?」
稗方「女子の服だよ、女子の。ミニスカートとかさ」
小城「ただのスカートではなくミニとか言う辺りに君のスケベ具合が滲み出てるよ」
稗方「うっせー」
「いや、でもあたし、お金持ってないよ」
稗方「そんなの俺らが出してやるって!」
小城「ら?俺『ら』って?何で僕まで巻き添えにするんだ」
稗方「お前いくら持ってんの?」
小城「人の財布を頼りにしないでくれたまえ」

稗方は小城の後ろポケットから財布を素早く抜き取る。

小城「あっ、こらやめろ!」
稗方「ふあっ!?」
「え?なに?」
稗方「5.6.7...」
小城「返せってば」バシッ

ようやく財布を取り戻す小城。

稗方「八万くらい入ってたぞ…」
「八万っ…!」
小城「だ、駄目だぞこれは。本とノートパソコンを買う為に貯めてる金なんだから」
稗方「よし、これで未来の服をいくらでも買ってやれそうだ」
小城「駄目だってば!」
「お、小城くん、別にあたしの服を買ってくれなくてもいいから」
小城「当たり前だよ。このお金はそれこそ僕が血の滲む思いで貯めた…」
「あたしの身体を女の子にしたことも根に持ってないからね?別に気にしないでいいからね?」
小城「………ぐっ!?」
稗方「あーあ…そうか。お前はそういう風にまた未来を蔑ろにするんだな…」
小城「………っ! わ、分かったよ!その代わり一万だけだぞ!一万だけ!」
稗方「そんな硬いこと言うなよww」
「そーだよ小城くん」
小城「沢口さん、きみまでっ!?」


どんな服を買う?

↓1〜5自由安価。6がその中から決定。


──────レディースコーナー──────


「あっ、見て見て!これ可愛い!あっ、こっちも…これなんかどうかな?似合うっ!?」
稗方「…」
小城「…どうしてくれるんだ稗方くん。かれこれ一時間はここに居るぞ……」
稗方「女との買い物がここまで大変とは思わなかったんだよ…」

二人はげっそりとやつれている。
あなたは鼻歌を歌いながら服を選んでいる。

「あ………」
稗方「ん?どうした?」
「……一目惚れした」
小城「そのワンピースかい?」
「うん……」


1.半袖膝丈ワンピース(純白)
2.ベルト付きVネックワンピース 膝上丈(水色)
3.長袖スウェットワンピ 膝上20cm 黒タイツ付き(グレー)

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


小城「何ていうか…ゴージャスだね。これパーティードレスに近いような…」
稗方「まぁでもこんなもんじゃね?女の服って。よくわかんねーけど」
小城「………っ!…稗方くん、きみはいくらある?」コソ
稗方「ん?3万」
小城「ああ、それなら買えるか…」
稗方「え?いくら?」コソコソ
小城「聞いて驚け。一万五千円だ。二人で7,500円ずつだな」コソ
稗方「ひえっ…」
「うん決めた!これにするよ ♪ 」
稗方「ま、待てよ未来!こっちの服の方がカワイイぞ!?」
「やだ!このワンピが良い!」
稗方「くっ…!」
小城「覚悟を決めようじゃないか、稗方くん。好きな服を選べといった君にも責任があるのだ」
稗方「そ、そりゃそうだけど…」
「さぁて、服は決まったし…下着はどれにしよっかなぁ〜 ♪ 」
稗方 小城「おいっ!」


どんな下着を買う?(買わないのもあり)

↓1〜5自由安価。6がその中から決定。


「なんて、嘘だよ ♪ 」
小城「良かった…」
稗方「助かった…」

二人は金を出し合い、ワンピースを購入した。
あなたはその服のまま外へ出る。
スニーカーだけが浮いているがあまり気にしないことにした。

三人は洋服屋を出ると──────


↓1〜5自由安価。6がその中から決定。

※いきなりホテルへ三人でエッチなどの場合、あまりにも不自然なので再安価となります。
しかし三人それぞれがバラバラになって自由行動や、二人での行動などはありとします。


「ねえ、カラオケ行かないっ!?」
稗方「お前…金持ってないのによく言えるな」
小城「完璧に僕らを財布だと思ってるよこれは…」
「なに?何か言った?」
稗方 小城「何でもないデス…」
「ん、よろしい ♪ 」

あなたは上機嫌になり二人の間に割り込むと、二人の腕を組んで歩き出した。



──────カラオケ店──────


「〜〜っ!イエーッ!」

稗方が某男性ロック歌手の曲を歌う。
ヘッドバンキングが激しい。見ている方が酔ってしまいそうだ。身振り手振りも忙しない。動きそのものがコミカルだ。
彼の歌は歌唱力そのものよりも盛り上げることを徹底してるように見える。

小城「…うるさい。何だあれは…本当に歌なのか?」
「あはははっ!いいぞいいぞー!」
小城「これならまだ工事現場の騒音を間近で聴いてる方がマシだ…」

あなたは手拍子をして一緒にノるが、小城は眉間に皺を寄せて不快そうだ。
そして稗方の曲目が終わると小城がマイクを持って立ち上がる。

稗方「ひひっ!おいもやしっ子、お前に歌なんか歌えんのかよ?」
小城「いいか稗方くん、歌は勢いで歌うものじゃない。聴かせる技術も必要なのだ。声一つとっても重要だ。君のそれはただの自己満足に過ぎない。ただ歌いたいから歌う……それだけでは聴かせることは出来ないのだ。言うなれば君のはジャイアン・リサイタルだ」
「ジャイアンwww」
稗方「………おもしれぇ、そこまで言うからには聴かせる歌なんだろうな?」
小城「誰がそんなこと言った────と言うところかもしれないが、まあ聞いてみてくれたまえ。寮では楽器の使用が禁止されているからしていなかったが、僕は曲をいくつか作った事もあるんでね…」
「えっ、嘘……」

イントロが始まる。曲調はバラードだ。
そしてマイクを口元へ持っていき、小城がいよいよ口を開く。


「〜〜〜〜 ♪ 」
稗方「なっ!?なんだとっ……!?」
「わぁ……凄いっ!上手ぅ!」

歌は静かな調子で進んでいく。
時に物悲しげな表情を作り、時に微笑みながら歌う。小城の歌うそれは確かに『聴かせる』歌だった。
曲が終わり、小城はマイクをあなたへ手渡す。

「ふふ、綺麗な歌声だったよ。小城くん」
小城「ありがとう。沢口さんも下手だったら承知さないよ?カラオケ代を奢りではなく貸しにする」
「それは困るかも。…よぉし、頑張っちゃうもんね」

そしてあなたは立ち上がる。
イントロが流れた。曲はポップ調だ。
あなたは狭い範囲でリズムに乗ってちょっとしたステップを踏み、くるりと回転する。
流石……運動部エースといったところか。ダンスの動き一つとっても無駄が無く指先まで気を使った動きだ。
そして口元に吸い込まれるようにマイクが流れていき………。

「── っ♪ 」
稗方「おうっ!?」
小城「……ほぅ、これは…」

あなたは某女性アイドルユニットの曲を披露する。
歌いながら片手を腰に当ててお尻を左右に振る。
ウィンクしながら手で鉄砲を作り撃つ振りをする。
女の子女の子した踊りを延々と披露しながら、高い声で息も切らせず踊り続ける。

稗方「うぉおおおっ!未っ来ちゃーん!」

あなたは稗方の応援に小さく手を振る。

小城「アイドルのコンサート会場かここは…」

そうぼやく小城も、あなたの歌唱力に少しばかり驚きを隠せなかった。
歌も終わり、あなたは最後に両手を顔の前で交差させてポーズを取る。
大きな拍手が部屋に鳴り響いた。

稗方「すっげぇ良かったよ!未来!」
「ありがと ♪ 」
小城「まあ、文句は付けられない出来だったね。合格だ…奢るよ」
「えへへ、やった ♪ ありがと♡」

と、あなたが席へ着こうとすると─────足首に何かが引っかかってその場で前のめりに倒れる。

「きゃあっ!?」

床に突っ伏してスカートが捲れ、お尻が丸出しとなった。

「い、痛たたた…」
稗方「おいおい、何やっ─────っ!?」
小城「大丈夫かい、沢口さ──────っ////」
「あ、うん…足に何か引っ掛かっ………」

足首には “ずり落ちた” トランクス。
お尻丸出しは文字通りお尻丸出しで、女の子の “具 ” までもが丸見えとなっていた。

「きゃああああああっ!?////」

バッとお尻を隠してその場で丸くなる。

稗方「お、おまん…」
「言うなっ//// あーもう!//// やっぱり新しいパンツ買えばよかったぁー!」
稗方「いっそノーパンで…」ハァ…ハァ…
「するわけないでしょ!//// 小城くんも見た!?」
小城「」
「…小城くん?」
小城「」ブバッ!
稗方「鼻血噴き出したっ!小城ーー!!」
「どうしてそんなリアクション古いの!小城くん!」


↓1のコンマ一桁分 卑猥度が上がります。


そうだね。見えちゃったくらいでそんなに卑猥度上がるはずないからね。
相変わらず空気を読むのな、ここの読者様………。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名前:沢口 未来
年齢:16(高校一年 寮生 ルームメイト二人)
モード:女体化
スタイル:細身 短髪 貧乳 無毛
性格:保守的
家族構成:父.母.兄(19)妹(16双子)弟(14)
彼氏:いない
難易度:ナチュラル
運動神経:超高校生級 (陸上部所属)
卑猥度:53
ベッド:二段ベッド 上

【ルームメイト】
稗方 京(ひがた けい):エログッズ収集家 童貞 侠気アリ ※二段ベッド 下
小城 凌 (おぎ りょう):あまり信用できない性格 。他の二人とはあまり仲が良くない。 ※シングルベッド

《持ち物》
栄養剤(5錠)
ブレ◯ケア(いっぱい)

《服》
制服
ジャージ


ちょっとエッチなルートへ行きますか?

1.いく
2.いかない

↓1〜3多数決

1 NTRじゃないなら


稗方「ここで寝かしときゃ大丈夫だろ」
「うん………あたしちょっとトイレに行ってくるね」
稗方「おう、行ってこい」

そしてあなたは部屋を出て、トイレへ向かう。
いつもの癖で、あなたは男子トイレに入っていき、個室に入ると用を足した。


──────warning!!──────

ヒャッハー!!久しぶりだな!てめぇら!
そうだよ、俺だよ!寝取られ神だ!
>>245、おい>>245、そりゃあ無理な相談だ!1を選んだ時点でこういう想定をしなきゃ駄目だゼェ?
気を付けろよぉ?もう卑猥度50過ぎてるからなぁ……不利だぜ?
さあ、泣いても笑っても寝取られチャンスだ!


↓1コンマが
01〜40 で回避
41〜98 で便所で処理
《ゾロ目》《7の倍数》でイベント『カラオケルームの惨劇』が発生!

コンマ20
危機回避

寝取られ神は泣きながら>>248に《一生童貞》の呪いをかけた。
ボワワン

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


あなたはトイレから出るとそのまま部屋へと戻る。

稗方「おう、おかえり。起きたぞ」
小城「め、面目無い………」
「あははっ、いいよいいよ!でもこれじゃカラオケどころじゃないね。ちょっと休んでからご飯でも食べに行こっか ♪ 」

三人は暫くそこで談笑した。



1.ファミレスに行く
2.コンビニでおにぎり買って公園で食べる

↓1〜3多数決


カラオケ店からファミレスへと移動した三人。
各々が注文を済ませる。

「ファミレスと言えばやっぱり『明太スパ』だよねー ♪ 」
稗方「いや、『グリルハンバーグ』だろ。時代は肉だよ」
小城「なにが時代は肉、だよ。こういう所は添加物がそれなりに入ってるし体にはあまり良くないんだぞ。コンビニよりもマシ程度のものだ」
「小城くんは何にしたんだっけ?」
小城「僕?僕は『さばの味噌煮の味噌汁セット』だ」
「渋いね……」
「年寄りくせぇww」
小城「む?馬鹿にするなよ?確かに味噌煮は塩分が高いが、さばは『太陽の象徴として信仰の対象』にもなったし、『青魚の王様』といえるほど栄養価が高く、さばの脂質にはDHAやEPAなどが豊富に含まれていて、含有量は青魚の中でも郡を抜いて多い。DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳や神経組織の発育や機能の維持において重要な働きをすることが知られていて、記憶力の低下を抑えたり目によいとされているし、EPA(エイコサペンタエン酸)は、血液中の血小板凝集を抑制して血中のコレステロールや中性脂肪を低下させる働きを持つ。それにさばの血合い肉には多くの栄養素が集中しており、鉄分やビタミン群、タウリンが多く含まれ、貧血、皮膚炎、胃腸疾患などの予防、老化の抑制などの効果が期待できるのだ。さらにさばには、カルシウム、ビタミンDも多く、健康な皮膚や爪、骨や歯の発育にとても有効だ。他にも肌の健康促進によいとされるビタミンB2。利尿効果があり、むくみの改善に欠かせないカリウムなども多く─────」
稗方「長い長い長いっ!さば談義はもういい!」
「お肌に良いの?」
小城「良い……が、それはシワの予防だね。肌のハリとなると効果が期待できるのはチルグルコサミン、ナイアシン、βカロテン、レシチン、ビタミンB2、ビタミンB6などが挙げられる」
「う…食べ物で言ってくれないと…」
小城「食べ物?全ての食品の栄養価を知ってるわけじゃないからそれくらいは自分で調べてほしいな」
稗方「どうでもいいっ!ってかなんで未来も肌のことなんか気にしてんだよ!」
「だって………女の子だもん♡」
稗方「」
小城「」
「な、何だよ二人して白目になって!!失礼だな!」

それぞれの料理が届き、皆一様に口を付けていく。

小城「む……塩辛い」
稗方「わがまま言うなよ」
「それよりこの後どうする?」
小城「君はお金を持ってないからなぁ…」
「だってジャージとか服一式買っちゃったんだもん」
稗方「じゃあラブホテルとかどうだ!?」
小城「図書館ならお金はかからないな」
「図書館だと本読んでおしゃべりできないじゃん」
稗方「無視っ!?」


1.ラブホテル
2.森林公園
3.オカマの店

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


三人は森林公園へと出掛けた。
そこは少し広めの公園でボート乗り場もある。

「あー!ボートがある!ほらほら!アヒルのボートもあるよ!?乗ろうよ!ねっ!?」
稗方「………あれって有料だよな?何のために公園来たと思ってんだ……」
小城「だから、無駄。僕たちはやっぱり財布役なんだから」

ボートは二人乗り。
どうする?


1.稗方と乗る
2.小城と乗る
3.ボートに乗らない

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


「じゃあ小城くん乗ろっ!」
小城「え?それは僕がお金を出すということだよね?」
稗方「www 行け行け。俺はちょっくら散歩してくるわ」
小城「ええっ……もう……」
「アヒルね!アヒル!」
小城「あれは白鳥では?というかちょっと……高いじゃないですかやだー」
稗方「wwwww」
「じゃ、京くん待っててねー!」
稗方「おう!じゃな!」

そして稗方は公園内を散策しに行った。
小城は受付で支払いを済ませるとスワンボートに乗り込む。あなたは既に乗っている。

小城「じゃあ、行きますか」
「出発、進行ー!」

二人で足漕ぎをしてスワンボートはゆるやかに進んでいった。

「もっと漕いでもっと!」
小城「僕は君や稗方と違って……くっ、肉体労働派じゃないっ……んだけどぉっ!」
「あははははっ!凄い凄い!進んでるよ小城くん!あはははははっ!」

あなたは大はしゃぎするが小城は既に顔を真っ赤にさせている。多分、女になったあなたよりも小城は体力が無いかもしれない。
暫く漕いで、木の枝が差す木陰にスワンは停留する。

「はぁ〜涼しいねぇ ♪ 」
小城「」ゼ-…ゼ-…
「なに死んでんの?ww」
小城「ぼ、ボートは金輪際乗らないことにするよ……乗っても嫌な思い出になりそうだ」
「………そっかぁ。じゃあ嫌な思い出にならない様にしてあげよっか?」
小城「………はっ?─────んむっ!?」

あなたは小城の顔を自分の方へ向けて、キスをした。

「……ん…♡」

口付けを交わしたまま、あなたは小城の膨らみをズボン越しに撫でる。

小城「んんっ!?//// 沢口さ…ちょっ………んむ////」
「シー…、稗方にはナイショね?」

チャックを下ろしてあなたはその中へ手を差し込むと、パンツ越しで小城のモノを掴む。
キスだけでもうガチガチに硬くなっていた。

「あは… ♪ おっきい♡ 小城くんのもうカチカチだよ?」
小城「さ、沢口さんっ//// 流石にこういう事は良くないと────」
「……あたしにこういうことされるの嫌?」
小城「い、嫌とかそういうんじゃなくて…////」
「今日お金出してくれたし…これくらいしかお礼出来ないから……」
小城「そんなこと………あ、わっ!////」

パンツからもそれを取り出すと、空に向かってそそり立つ小城のペニスが力強く自己主張した。


「うわぁ…//// これは…おっき過ぎない?」
小城「み、見ないでほしいんだけど…////」
「…無理♡」

そして、あなたは「あーん ♪ 」と口を開けると………パクリと咥え込んだ。

小城「うあっ!あっ─────」
「んむうっ!?」

あなたが気持ち良くさせようとした矢先に、小城は早くも射精し、物凄い量の精液があなたの口内に放たれた。

「んぐっ…んぅ…♡」ゴク…ゴク…
小城「うあっ…はぁ…!////」

まだ、出る。
飲んでも飲んでも飲みきれないほどに、青臭い精子があなたの口や喉を満たしていく。

小城「はぁ…はぁ…//// 沢口さん……////」

全て出きった頃、あなたは最後の一滴まで吸い取ると、チュピっと音を立ててペニスから口を離す。
飲むのが…大変だった。

「はぁ…♡ 凄いね…小城くんの。いっぱい出たよ♡」
小城「うう…ごめん////」
「?なんで謝るの?」
小城「僕は君を汚した……」
「汚したって…。あたしからしたんだから別に小城くんが悪いわけじゃ」
小城「結局僕は稗方と同じだ。君を肉体的に利用して…自分の性の捌け口に」
「……怒るよ?小城くん」
小城「え?」
「あたしは自分がしたいからした。お金まで出してもらったし、今日はいっぱい楽しめたからお礼がしたくて、それでもお金が無いし、返せるものが無いし……こんな事しかできないからフェラしたの。それで汚したとか言うのって何か…やだよ」
小城「沢口さん…」
「あたしがしたいことをして、それをあたしが汚されたって思うわけ?あたしどんだけ嫌な奴?小城くんの目にはあたしがそう映るの?」
小城「ち、違うよ。汚したって思うのは僕の方で」
「同じこと。あたしがお礼したいって言ってしたんだから素直に受け止めてよ」
小城「………」
「………分かった。まだ余計なこと考えるのは全部出しきってないからね?全部吸ってやるんだからっ」
小城「えっ!?えっ!?ちょっ、沢口さ─────うぁっ!」

再び咥えこむと、半勃ちのちんぽがあっという間に勃った。大き過ぎて奥まで咥えきれない。
それでもあなたは舌を使い、唇を使ってジュポジュポと激しくピストンさせる。

小城「うあっ、沢口さんっ…!」
「ふふ、こっちは素直なのに♡ 余計なこと考えないでこっちに集中して………ね?」

太い幹がより張る。あなたの口内で暴れる。
太く、大きく、硬くともプリプリとしているので『食いで』がある。
伊勢海老のようだ…と、あなたは思い、ふふと笑いながらしゃぶる。
明らかに─────愉しんでいる。

小城「あっあっ…沢口さん、僕もうっ////」
「んん…♡ ひぃよ…らひて…♡」

スパートをかける。
残り200メートル…。そんなイメージを浮かべる。
全力疾走。持て余すところ無く、そこだけに一点集中。
ペニスを早くしごき、亀頭を舌や唇でねぶる。
小城があなたの頭を両手で掴みかけるも…その手は宙を漂い、行き場を失った手は手すりに掴まる。
素直に頭を掴めばいいのに…と、あなたは思う。でもそれもまた…性に疎い(うとい)男らしくて可愛いとも思えた。初心(うぶ)な男女が、手を繋ごうにも繋げずに空いた手を遊ばせているような、そんな淡さ。

小城「ああっ─────くっ!!」

二度目の射精も、濃厚なものだった。量も多い。舌の上でプリプリの精子が泳ぐ。さっきも同量か…いや、それ以上………。
懸命に飲む。半固形、ゲル状のそれは喉を通りにくい。それでも溢さずに飲み干していく。胃の中に、小城の分身達が溜まっていく。

「うんっ…ん♡ ………ぷはぁ♡ もう………小城くん溜めすぎだよぉ♡」
小城「うっ//// ご、ごめん……////」
「また謝る〜」
小城「あ、ご、ごめ……じゃなくて……その…////」
「ふふ………ねっ、気持ちよかった?」
小城「う、うん…////」
「そっ ♪ それなら良いんだ ♪ 」
小城「………////」ドキドキ…
「そろそろ時間かな?戻ろっか?」
小城「そ、そうだね…////」ドキドキ…
「あ、稗方にはナイショだからね?」
小城「い、言えないよ…こんなこと…////」

そして、腰の抜けた脚で、小城はまた必死にスワンを漕ぐのであった………。


↓1コンマ一桁分 卑猥度が上がる。

名前:沢口 未来
年齢:16(高校一年 寮生 ルームメイト二人)
モード:女体化
スタイル:細身 短髪 貧乳 無毛
性格:保守的
家族構成:父.母.兄(19)妹(16双子)弟(14)
彼氏:いない
難易度:ナチュラル
運動神経:超高校生級 (陸上部所属)
卑猥度:60
ベッド:二段ベッド 上

【ルームメイト】
稗方 京(ひがた けい):エログッズ収集家 童貞 侠気アリ ※二段ベッド 下
小城 凌 (おぎ りょう):冷静で頭脳派 一途だが女性の体に免疫が無い 童貞 ※シングルベッド

《持ち物》
栄養剤(5錠)
ブレ◯ケア(いっぱい)

《服》
制服
ジャージ


小城「…あれ?稗方くんが居ないな…」
「本当だ…。もう、どこほっつき歩いてんだか…」

スワンボートから降りた二人は周囲を見回すが、稗方の姿が無かった。

「探しに行った方が良いよね?」
小城「いや、ここに戻ってきたら行き違いになってしまうし、下手に動かない方が良いと思うけど…」
「あ、ケータイで連絡してみよっか」
小城「うん、それが一番いいね」

しかし、いくら電話をかけても繋がらない。
メールももちろん返信は無い。

「かからないんだけど…」
小城「困った奴だなぁ。ここは一人で歩くにはあまり治安が良くな─────」
「な、なに?」
小城「まさかとは思うけど…いや、稗方ならあり得るかも………」
「なに?何なの?」


1.探しに行こう
2.ここで待つ

↓1〜3多数決。


小城「い、いや……やっぱりここで待つのが正しい」
「…あ、あたしだけでも探しに行く」
小城「いや、ここは女の子が一人で歩けるほど治安が良くない。ホームレスや破落戸がそこそこに居るらしい」
「ご、ごろつき?」
小城「家や職を持たない者、手に負えない乱暴者…そういうのを破落戸という」
「じゃ、じゃあ稗方こそ危ないじゃん!探さないと」
小城「稗方のことだから大丈夫だと思う。むしろ僕らが的になったらもっと大変だよ。君なんか特に危ない」
「に、逃げ足は早い方だから…(震え声)」

小城は首を横に振る。


1.小城の制止を振り切って一人走る
2.もう少し待ってみる

↓1〜3多数決。

この満場一致に神様はどう思うだろうか

>>286
ああ、すまないなぁ。残念ながら想定内なのだ。
森林公園を選んで、どちらか片方とボートに乗ってさえくれれば、後はどうなろうとオッケーだったのだ。
そしてその通りに動いてくれた君たちに、私は感謝している………感謝しているよ。
くく……くくくく………ふはははははははっ!!!


30分ほど過ぎただろうか。
稗方が現れる気配が一向にない。

「ね、ねえ小城くん…本当に平気?」
小城「………」
「もし、稗方に何かあったら…あたし……」
小城「………分かった。公園を一周してくる」
「あ、あたしも行く!」
小城「駄目だ。僕一人で行く」
「でもっ」
小城「…僕を買い被るなよっ!!」
「っ」ビクッ
小城「も……もし何か危険な事があっても、僕は稗方みたいに強くない。僕は力が弱いんだ………君を守りきれる自信が無いっ」
「…そんなこと……」
小城「頼むよ…沢口さん。君に何かあったら方がよっぽど堪えるんだ……」
「…うん………分かった」
小城「…ありがとう。ここならボートの受付けの人も居るし、比較的明るいから大丈夫だと思う。何かあったらすぐに受付けに駆け込んで」
「そこまで大変なことになる…?」
小城「分かんないから言ってるんだよ。あと僕の財布も渡しとく」
「え?何で…」
小城「絡まれたら財布を取られるのは間違いないから。君に預けとく」
「あたしだけじゃなくて…お財布も守れないの?」クスクス
小城「だから、買い被るなって言ったでしょ?僕は弱いんだ。あと君自身に何かあった時、金で解決できるならそれを自由に使ってくれて構わない」
「……そんなことに小城くんのお金使えるわけないじゃん」
小城「使うんだ。身体や命を守る方が大事だよ。それにお金なんて使う為にあるんだから」
「………うん、分かった。何かあったらバックでも買うね」
小城「そんな使い方したら………また二人でスワンに乗って “お礼” してもらうさ」

そして小城は背中を向けて、林道を歩いていった。
自分で弱いと言っていた小城の背中は、何だか大きく逞しくも見えた………。



ザッピングシステム作動!
選んだキャラ一人の選択が他キャラの運命を左右する!


1.未来視点ルート
2.稗方視点ルート
3.小城視点ルート

↓1〜3多数決。決まらなければ4。


ごくりと唾を飲む。
目の前の展開に俺は……動揺を隠せずにいた。

「はぁ……ん♡ もっと…もっとぉ♡ くっさいおちんぽぉ…好きなのぉ♡」

外の風に晒されて尚、雄の匂いが立ちこもる。
幾人もの男が女一人に集り(たかり)、下半身を露出させている。
こんな外で………。何故問題にならない?誰も通報しない?

「あっ…凄っ…んぅ♡ 挿入ったぁ…♡ ぶっといおちんぽきたぁ♡」

レイプとは程遠い嬌声。
確実に同意と思わせるほど、女の声は艶やかで淫靡なものだった。

「あっあっあっあっあっ♡ 突いてっ♡ もっと…もっと激しくっ…♡ おまんこもお尻もぉ♡」

女の身体は白濁の液に塗れている。
それでも足りない、足りないと、性液を求め続ける。狂信的とも言える。
男性器に対しての狂信的な信仰心が、彼女にはあるのだろう………。
俺は時間を忘れ、その異常とも思えるサバト(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/サバト_(魔女))に魅了されていった。
何故なら男らの中心に居る魔女は、あの店で会った………魅力的なあの─────

「んっあっあっ…はむ♡ じゅるじゅるっ…♡ んんんっ♡ 美味しっ…ちんぽ汁美味しいっ♡ おかわり………おかわりはぁ?♡♡」

操 綾音……と言ったか。
綺麗な黒髪のポニーテールが白い液体に汚され、見る影も無くなっている。
歳の頃は同じはずなのに……、それなのに、どうしてああも大人びた………妖艶な魅力を放つことが出来るのか。
胸だってそんなに無い。未来と同じくらいだ。
それなのに………未来には無い女としての魅力に溢れている。

魔女だ………。
あれは人じゃ無い。あれが人であってはならない。
見るな。あの女の目を見てはいけない。
それなのにまるで金縛りにあったかのように俺の身体は動かず、木の後ろから覗き続けている。
そして、チャックを下ろし………自分のものを扱いている。

魔女が─────綾音がゆっくりと顔をこちらに向けてくる。
隠れろ!と本能が告げる。しかし身体が動かない。
いや、ペニスを扱く手だけは止まらずに動き続ける。
目が………合った。
魔女が一瞬だけ、あの店で会った時の彼女に戻った様に見えた。が、それもすぐに喘ぎで元に戻る。
俺の目を見続けながら、魔女はいやらしく、艶かしく喘ぐ。


──────来て………


言葉を発さずに、唇の動きだけでそれを俺に伝えた。
上唇と下唇が糸を引く。舌が唾液でぬらりと光る。
それは正に女陰の様で……。

俺は──────


1.フラフラと集団に引き寄せられた
2.周りのホームレスを蹴散らした
3.綾音の名を叫んだ

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


ああ、そうそう。
これを最初に落とすのを忘れていた。
神からのメッセージだ………。


ほう………稗方を選んだか。
くく…迂闊すぎやしないかい?
未来視点でないということは、未来がどうなってるか分からない………という事さ。
そうだろう?そう思わないかい?君たちの目に触れないところで、未来という主人公はどうなるのかな?いや───主人公とは君たちの事だったな。

しかしこのザッピングでは安価が乱れるとは思っていた。
素晴らしい………。素晴らしい展開だよ。
よく……よく頑張った。よくぞ私の手を煩わせ、純愛を貫いたと褒めてやろう。
それも──────ここまでだがね。

ああ、もちろん上手く選択肢を選べば主人公の純潔を守ることは出来ると約束しよう。無理に捻じ曲げて寝取られをするなんて野暮な真似はしない。これでも神なのだ。
ゲームは公平にするものだからな。くくく。
ただ何が正しくて何が間違いなのか、分からないような仕様にはするつもりさ。今までのような展開だと決して思わないことだな。
これもまた、陽動作戦かもしれないが………くく。

何を信じて、何を疑うか……。
さあ、これからが私と君たちの勝負だ。
楽しみにしていたまえ。

ふぁはははははははっ!!!!


俺はフラフラと、その集団の中へ引き込まれるよう歩いていく。
ベルトに手をかけ外し、ズボンを脱ぎ捨てる。

魔女は妖しく嗤う。
常軌を逸したその瞳は最早人間のそれとは違う。
俺もまた、その魔力に魅了されて、人間をやめようとしている。

行かなければならない所がある……。
戻らなければいけない所がある……。
そう頭の中で何かが告げるが、目の前に転がった裸の女に対してその様な幻聴は一瞬で消滅する。

勃起が治らない。
これ以上にないくらい勃ち、ガチガチとなったそれを供物(くもつ)として魔女に捧げる。
魔女は群がるホームレスらを押し退け、四つん這いとなって女豹の様に四つ脚で歩み寄ってきた。

「はぁぁ…♡ まってたの…あなたのおちんぽ………♡」

舌舐めずりをする。
この女は一体幾つの貌(かお)を持っているのか……。
しなやかな肢体がより女の身体を際立たせる。意識させる。俺の支配欲を………駆り立てる。

「ほんとうはぁ……おうえんしてたんだからぁ……きみも…[ザー…]ちゃんが好きなんでしょぉ?だからぁ…僕もぉ……おなじオンナとして…[ザー…]ちゃんをおうえんしなきゃあ…ってぇ……うふふ♡」

途中でノイズが聴こえた。何故か、耳が何かを拒否している。

「でもぉ…だめだよ………僕のスイッチはいってるときにきちゃ………♡ がまんできなくなっちゃうの………わかるでしょお?」

魔女はおよそ5センチほどの距離まで顔を近付けると、ふーっとペニスに息を吹きかける。
俺は溜まらず声を漏らす。

「京〜くん…♡ あのときからほんとうは………ねらってたんだよぉ………? ずるいよぉ……[ザー]くちゃんにだけあげるなんて…♡ これ………このステキな童貞ちんぽぉ……………あむ♡」

堪えきれなくなった魔女はいよいよ俺のペニスを頬張った。
違う…あいつとは全然。あいつ…あいつって誰だ?
思い出そうとするが、綾音の口がそれを掻き消す。
本当に美味そうにちんぽをしゃぶる。粘ついた唾液が絡み、俺はすぐに高みへと昇る。
綾音の頭を掴み、乱暴に腰を振る。
綾音は苦しそうなのに嬉しそうな顔をする。
この………売女め!
喉の奥まで犯してやる!
そして綾音の喉奥まで突っ込むと、俺は金玉の中にある言葉を子種を放出した。
それも………魔女は美味そうに飲む。

「ああ………おいし♡ ねぇ、京くぅん…こっちにも………ね?ちょうだい…♡ 京くんの童貞ちんぽ………ほしいのぉ♡」

尻を向けて綾音は片手でマンびらを広げる。
中の具合が見える。ヒクつき蠢めく肉壁。
下の口はよだれが止まらない。
誘われるままに俺は、魔女の洞穴へ──────


「はぁぁあ…っ♡ ああっ…きたぁっ♡ んんんっ…童貞ちんぽっ…童貞ちんぽきたのぉ♡」

身体を震わせて悦ぶ魔女。
俺は人ならざる者に童貞を捧げた。
中で波の様にうねる肉。これが…女か。
腰を振る。幾度かのピストン。
止まらない。止められない。よりその肉を貪ろうと必死になって腰を振る。
ペニスに熱がこもり、とろけてしまいそうな感覚に陥る。
これが女…これがSEX………。

「あっ…はっ♡ すごいっ…がむしゃらぁ♡ いいよっ…もっと、もっとらんぼうにして…♡ 犯してっ♡ レイプしてっ♡ ああっ♡ ぐ…ひっ♡」

後ろから魔女の首を絞めると、膣がギュウっと締まる。
絶頂は膣内で迎えた。予告無しの膣内射精。
どくどくと波打つペニスが自分でも感じる。
二度目の射精に飽き足らず、俺は尚も腰を振る。
周囲に居た男らの何人かがいつの間にか消えていた。獲物を横取りされて諦めたのかもしれない。
ただまだ何人かは諦めきれずに残っている。どうせなら、最初から蹴散らしてやれば良かったか…。

「いいっ♡ いいっ♡ 京くんのちんぽ良いのっ♡ もっと、もっとして…♡ 僕をもっと………ああああっ♡」

辺りはオレンジ色に染まり、やがて外灯に日が灯る。
この饗宴は………まだ終わりそうにない…。




稗方の運命が確定しました。
小城、未来の運命に影響します。


1.未来視点ルートへ
2.小城視点ルートへ

↓1〜3多数決。


林道を進むと怪しげな声が聞こえた。
その声は嬌声と取れるもので、なるべくその方向を見ない様にし通過した。


暫く歩き続けると公衆便所があった。
あまり使われていなそうだったが、落書きが酷かった。
もしかしたら稗方はこの中に居るかもしれない…と思い、中へと入る。

酷い悪臭。
管理がなされていない。

「割れ窓理論だな」

などと呟いて僕は個室も含めて全てを見回す。
…ここには居なかった。
僕は踵を返すと出入り口へと向かう。

と、入り口から人が入ってきた。
白いTシャツの男。筋肉質ではあるが、見てくれは…悪そうではない。破落戸ではないだろう。
そう判断し横をすり抜けようとすると、男は壁に手を当て通せんぼする。
………読み間違えたか。

Tシャツ「可愛いね、きみ」
「…は?」

ジロジロと、上から下まで舐める様に見る。
ゾワゾワと悪寒が走った。

Tシャツ「可愛いよ…可愛い」

分かった。
今僕は別の…違った危険が僕の身に降りかかっている。
これならまだ破落戸に殴られたり蹴られたりする方がマシだ。

Tシャツ「若いね…いくつ?」
「………」
Tシャツ「………無視はよくないな」
「……すいませんが、通してくれませんか?」
Tシャツ「いつもならノンケには手を出さないんだけど………ここまで可愛いとなぁ……」

話しが通じない。まるで一人異国で彷徨っているようだ。

Tシャツ「帰りたい?」
「はい」
Tシャツ「じゃあ俺のちんこ、しゃぶって」
「はい?」
Tシャツ「フェラ。分かるだろ?」
「………………」


1.素直に従う振り
2.強行突破
3.大声を出す

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


「稗方ぁああああああああっ!!!たぁすけてくれぇええええっ!!」

恥も外聞もない。
俺は友人の名を大声で叫んだ。



ザッピング
確定した『稗方視点ルート』に歪みが発生しました。
しかし>>298の選択肢『1』を選んだ事により《歪み》は小さい(不利)。


↓1コンマが《10未満》或いは《ゾロ目》で>>298のストーリーが変化。


ホモ如きで狼狽えるでない。ホモを恐れる迷える仔羊共。
そして神をホモ呼ばわりとは不届き千万。
神はホモに非ず(バイです)。
物語の進行上不可避の事態故にそうなるだけだ。

神は男女の性差を超越したもの也。
然るに女権拡張論的なフェミニズムも持ち合わせておらず、世の言う男女平等論よりもより男女平等に基づいた世界に身を置くもの。
男性が男性を求むるも女性が女性を求むるも、何一つとして不思議な点は無く、それを受け入れる寛容さが肝要。
人の決めた定義など神には無用。
起こり得ることが起こる。
これこそが自然の摂理也。

さあ仔羊達よ。
ホモに恐れている暇(いとま)は無い。
そのホモの毒牙が今まさに小城の身に降り掛かろうとしている。
お前達の選択次第で小城のアナルは排泄以外の需要を伴う器官ともなろう。
再度言う。
ホモに恐れている暇は無い。
選択肢を誤れば…或いはコンマ神に見捨てられれば、お前達が求むる求めずに関わらず、神は濃厚なホモ展開を描くだろう。
努努(ゆめゆめ)忘れるな。ホモが読みたくないなどという戯言(ざれごと)にほだされるほど神は甘くない。

行くのだ。
小城を救うも救わぬもお前達次第。
困難から目を背け、どうして神に挑もうか…。
ゲームから降りるも自由。神に抗うも自由。

さあ足掻く者共よ、神に打ち勝ってみせよ!


「稗方ぁああああああああっ!!!たぁすけてくれぇええええっ!!」

恥も外聞もない。
僕は友人の名を大声で叫んだ。
稗方はきっとこの公園内のどこかにいるはず。ならばこれだけの大声を出せば聞こえるだろう。どうか届け。届いてくれ。

Tシャツ「それで?その稗方というのが来るのを待つほど俺はお人好しじゃないぜ?」

Tシャツの男が迫る。

「わぁあああっ!誰かぁーー!!」
Tシャツ「誰も来ないよ。ここでは暗黙の了解だ。誰が悲鳴をあげようが無関心なんだよ」
「うっ……!!くそぉ…」



1.金銭での解決を図る
2.手コキで妥協協定を結ぶ
3.強行突破

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。

いうても事前にどの選択肢がホモルートかトリップに隠すとかしてない限り
後付でいかようにもホモ展開にしてくるんだよなここの神様

>>339
トリップで隠す

何それ、どうやってやるの?教えてお願い。

まさかのレスに困惑

今何かしらの文字列を#の後に書いて「◆yXF/ojHTKk」を名乗ってると思うけど
それを一時的に「#1safe3homo!!」とかにする
多数決で選択肢が決まった後の>>1のレスでトリップ元を開示し「いやー1を選んでりゃセーフだったのにねぇ」と言ってみせる、みたいな

>>343
それは良いことを聞きました。
ありがとうございます。
公平性を保つ為にどうすればいいか考えていたので助かりました。

誓って言いますが自分本意で進めていくなんてことはしません。絶対。
ゲームはゲーム。されどゲーム。
ルールに則り環境の整った中でこそ楽しめるものだと考えています。

ではこれよりまた書き進めていきます。


Tシャツ「もういいだろ?さあ、しゃぶってもらおうか…」
「………っ」

Tシャツの男はチャックから恥ずかしげも無く取り出す。
余りにもでかい。
自分のものに自信が無くなるほどの大きさを誇るそれは、まだ勃起さえもしていないのに強い存在感を示している。

Tシャツ「ほら……」
「ちょっと待って下さい」
Tシャツ「時間稼ぎは無駄だよ?」
「そうじゃありません。まず伝えておきたいことは…僕には愛する人がいるということです」
Tシャツ「…それで?」
「つまり僕の身体は僕だけのものではないし、況してや貴方のものではないのです」
Tシャツ「………それではいそうですかと引き下がると思う?」
「これは良心に訴えたもので、効果があるかと言えばそこまで期待していません。貴方は強引そうだし、あまり人の意見を聞かないようですから。……ただ貴方に愛する人が居れば僕の言いたいことが分かってくれるだろう…と、そういう意味合いで伝えたのです」
Tシャツ「………」
「僕は男を好きになろうと女を好きになろうとそれは人それぞれで自由だと思っています。ホモだのレズだのと言った同性愛に関して僕は否定的な考えはありません。僕の大切に思う人は現在訳あって女性ですが、元々は男だった時から好きだったのです」
Tシャツ「…君の大切な人ってのはニューハーフかな?若い子にしては珍しい趣味だ」
「否定しません。だから男である貴方が男である僕に欲情することも何ら不思議は無いと思います。僕がそうだったのでよく分かるのです」
Tシャツ「…それで?どうも話を聞いているとヤらせてくれるっていう訳では無さそうだけど…」
「もちろんです。先にも話しましたが僕には大切な人が居る。その人に僕の身体をどうこうされようが僕は何の痛切も感じないでしょう。しかし想い人でもない貴方に僕の身体をどうにかされたらそれは苦痛でしかない」
Tシャツ「関係無いね。元々きみがノンケだって関係無かったんだ」
「そう。あなたには僕の感情なんてどうでもいいんです。ただ僕の身体を貪りたいだけの獣です。それはつまり貴方がホモであるかどうか以前に、ただ肉欲に溺れ、同性愛者である事の誇りさえも失った、動物以下の存在であるという証明になります」
Tシャツ「………」
「それで………良いんですね?」
Tシャツ「………」
「何度も言いますが僕には大切にしている人が居る。その人を心から愛している。ずっと、その人を見てきたんです。気持ち悪がられても、避けられても、僕の気持ちはその人にしか向かなかった。………貴方にも、そんな経験ありませんでしたか?」
Tシャツ「……………」
「同性を愛することで世間からなじられ、否定され、白い目で見られる。それでもその人を愛してしまう気持ちは止められない。その時の貴方がもし、今の僕の様な状況に陥った時、果たして簡単に身体を差し出しましたかね……?ホモとはいえ好きでもない男に自分の身体を好きにさせましたかね?」
Tシャツ「………」
「それでも僕をどうにかしたいというなら、僕が貸せるのは『手』だけです。それ以上を求めるなら僕は自分の名誉を守る為に、この場で舌を噛んで死ぬっ!」
Tシャツ「……………」



Tシャツの男は逡巡している。
そう、ホモだからといって誰でも良いという訳ではない。それは僕自身が分かっていることだ。
沢口さんが男の頃から僕は好きだったのだから。それはホモと言われても否定は出来ないだろう。けれど、相手が『沢口さんだから』、僕は好きになったのだ。
男だから女だからではない。
沢口さんだから好きなのだ。
僕はその気持ちをこの男にぶつけた。男はだから、迷っている。
もう一押しか…


1.いや、ここは急がない。
2.畳み掛ける。
3.強行突破。

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。

神よ、神にはふたなり属性はないのかね?

>>357
ふたなりは希少価値が高いが、あまり踏み込んでいない。扱いが分からないというのもある。
勉強する余地はあるけれど、今は無いと言っておこう。

>>352トリップ公開!
#1回避2危機3ホモ

選択肢『1』の為、回避!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


今結論を急ぐのは逆に危険だと判断した。
Tシャツの男は迷っている。その迷いが彼の良心の苛責(かしゃく)だと信じる。
急いではいけない。彼の答えを待つ。

Tシャツ「……」

屈強な腕。その気になれば僕など簡単に叩き伏せて自由を奪えるだろう。
しかしそれをしないのは彼に何かしら思うことがあるからだ。

Tシャツ「…俺に好きな人間は居ない」

Tシャツの男が一言目にそう言った。僕は息を飲む。
失敗だったか…?

Tシャツ「可愛いと思える男なら誰でもいい。ホモの誇りなどないよ。考えたこともない」

肩をすくめ、両手を広げて欧米人の様なポーズをしてみせる。

「そうですか…それは残念です。じゃあどうします?僕を無理やり犯しますか?」
Tシャツ「はははっ、そう答えを急ぐことないさ。それより外のベンチへ行かないか?ここは臭くてダメだ」
「………ええ、分かりました」

外さえ出れば逃げられるかもしれない。
そんな事を考えているとTシャツの男が振り向いた。

Tシャツ「言っておくが逃げたら犯す。舌を噛み切ろうが自由だ。例えお前が死んでも尻穴にねじ込んでやるよ」
「………」

読まれていた。
彼は足にも自信があるのだろう。僕は体力そのものに自信が無い。逃げたら確実に犯される。


外へ出てすぐにベンチがあった。
Tシャツ男はそこへどっかりと座り足を組む。

Tシャツ「座りなよ」
「はい」

おとなしく隣に座る。Tシャツの男は煙草を取り出すと火をつけてふかした。

Tシャツ「なかなか面白い子だ、お前は」
「恐縮です」
Tシャツ「名前は?」
「……小城です」
Tシャツ「下の名前」
「凌です」
Tシャツ「凌か。なかなか良い名前だ」
「あの…それで…」
Tシャツ「ああ、さっきの話だけど俺には好きな人間が居ない。可愛いと思えるなら誰でもいい。そして凌、君は可愛い」
「…」
Tシャツ「だが可愛いと思えるなら誰でもいいと言ったが、それは裏を返すと可愛くなきゃ駄目だということだ。そうだよな?」
「………そうなりますね」
Tシャツ「凌はさっきホモでも男なら誰でもいいってわけじゃないと言った。それはその通りだな。それはよく分かる」
「………」
Tシャツ「過去に好きななった奴が居たかどうかも実は覚えていない。俺はずっと気に入った男を抱き続けてきたんだ」
「……そうですか」
Tシャツ「………好きってどんなものかな?教えてくれないか」
「す、好きをですか…」
Tシャツ「愛でもいい」
「いや、もっと難しいです」

考えてみればそこまで深く考えていなかった気がする。改めて考えるには時間がものすごくかかる様なテーマだ。

Tシャツ「俺は凌くん、君を気に入っている。これは好きとは違うのかな?」
「………分かりません」
Tシャツ「抱きたいと思ってる。これは愛じゃないのかな?」
「………分かりません」

厳密には違うと思う。ただそれを説明出来るだけの言葉や知識や経験を持ち合わせている訳ではない。
僕はただ分かりませんしか言えない。

Tシャツ「欲しいものを手に入れる。この手に抱く。これは好きや愛とはまた別なのか?」
「…………」


1.生殖本能と愛は別です。
2.確かに、言われてみれば同じような気もしますが…
3.逃げる

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


※神より連絡事項です。


r=レイプ
p=ピンチ
c=コンマバトル
z=ザッピング (運命の歪み発生)
k=回避
sh=少しHな展開
h=Hな展開
o=堕ち


隠しトリップに使う文字(公開時)一覧です。
例えば『1pc』と書かれていた場合は安価で1を選択した時、ピンチ発生の後にコンマバトルが始まります。
『1ho』ならHされて堕ちてしまう展開になります。
今のところザッピングシステムでのみ、隠しトリップを使うつもりです。
都度解析されないように『!』や『漢字』などを入れていきますが、上記の文字以外の文字は基本無視して下さい。
以上です。質問は受け付けます。

《注意》
>>366の『神からの連絡事項』は次回隠しトリップから適用されます。

>>360トリップ公開!
#1危機2回避3ホモ!!

選択肢『2』の為、回避!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「………確かに、言われてみれば同じような気もしますが…」
Tシャツ「だろう?それなら君を抱こうが」
「…違うんです」
Tシャツ「何がかな?」
「僕は好きな人がいると言いましたよね?」
Tシャツ「言ったな」
「その子もまた別の人が好きだったのです」
Tシャツ「うむ」
「………貴方ならどうしますか?」
Tシャツ「俺には関係無い。その気に入った子を抱くよ」
「…そう、それも一つの愛なのかもしれません。けど僕にはそれが愛とは思えない」
Tシャツ「それが愛じゃないなら何が正しい愛なのかな?」
「正しいかどうかなんて分かりません。ただ、僕はその時好きな子に『諦める』と伝えたのです」
Tシャツ「諦める?」
「はい。つまり身を引く────と」
Tシャツ「はっ!それにどんな意味があるんだい!?自分が痛い思いして我慢して何になるんだい!」
「………彼女の幸せがそこにあるのです」
Tシャツ「っ!?」
「正しくないかもしれません。動物的な本能で言えば間違ってるかもしれない。でも僕は人間だ。生殖行為のみを追求する獣じゃない」
Tシャツ「………痛くないのか?」
「痛いですよ。本当はこの手に欲しいと思わないわけじゃない。でも、それよりも大事なことがあるんです。僕は………僕ならそれを愛と言うかもしれない」
Tシャツ「………」

正解なんて無い。
ただ欲しいからといって力ずくで何でも手に入れようとすれば、それは『愛』から程遠い『争い』を生むことになる。

Tシャツ「………そうか」
「………………」
Tシャツ「俺はだからただの獣ってことになるんだな」
「………僕から見たらそうです」
Tシャツ「ははははっ!正直に言ってくれるな。やはり俺は君を気に入ってるよ」
「気に入られても困りますけど」
Tシャツ「安心しな。もう無理に抱こうなんて思ってない。凌が抱いてもいいって言うなら別だが…」
「それは絶対言いませんっ!」
Tシャツ「分かってる分かってる。無駄話に付き合わせたな。もう行っていいぞ」
「ほ、本当ですか?」
Tシャツ「行け行け。もうこっちは萎えちまった」
「では、失礼します」

僕は立ち上がると先へと急ぐ。

Tシャツ「及川!」
「…え?」

Tシャツの男は僕の背中に向けて大声で言葉を投げ掛ける。

Tシャツ「及川 剛史だ」
「…分かりました。それでは、及川さん」
Tシャツ「おう…また来なよ」
「失礼します」

危機は回避した。
僕はそのまま歩き続ける。陽は既に落ちて、辺りは暗くなっていた。



小城の運命が確定しました。
未来の運命に影響します。


─────未来ルート─────


後ろにはボート小屋があり、近くのベンチには中年の男が一人座っている。野良犬が池の畔でウロウロしている。ジョギングをしている男も居た。

一人、ぼーっと待っているのは不安だ。
あなたはそんな風に思いながらソワソワとしている。

もし稗方に何かあったら…。
もし小城に何かあったら…。
頭の中でぐるぐると嫌な想像が止まらない。

あなたは──────


1.林道の少し先まで行く
2.ベンチに座るおじさんに話し掛ける
3.野良犬に話し掛ける
4.ジョギング男を観察する

↓1〜5多数決。決まらなければ6が決定。

しかしホモピエロお前いつの間に神になったんだ
あれか、チンポしゃぶりすぎて文字通り昇天したか

>>378
ホモピエロ?一体何の話しかな?
私は神。TSを司るTS神。
あといい加減ホモって言うな。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

>>372トリップ公開
#1zc!2k3sh4p
※文字列の意味は>>366参照。

選択肢4の為、ピンチ状態発生!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


あなたはジョギングする男を観察する。
自分もああやって走っていたのだ……と、思い出させる。
つい最近までの当たり前の日常が崩れ去った。
明日から始まる合宿を楽しみにしていた。
でも、もう合宿はおろか陸上自体も………。
考えるだけで挫けそうだった。

ジョギングの男が目の前を横切る。
あなたがそれをぼーっと眺めていたら、通り過ぎたジョギングの男が足を止め、あなたの方に振り向く。

?「………沢口?」
「…っ!?」

その男は陸上部先輩の平塚徹。
あなたのファーストキスを無理やり奪った男だった。

「せ、先輩…」
平塚「お前、何で女の格好なんか…」

そう言われて自分の格好を思い出す。

「こ、これはそのっ……違うんです!」
平塚「何が違うんだよ」
「だから………せ、先輩こそ何でこんなとこで走ってるんですか!練習嫌いなのに!」
平塚「天才は陰で努力するもんなんだよ。それにここは危ねぇって噂が多いからか、あまり人が居ないしな。静かに走るにはもってこいだ」

そう言いながら平塚は周りに目を向ける。

平塚「で?お前は何で女の格好してんの?」
「う…////」
平塚「もしかして立ちんぼ?体売ってんの?」
「た、立ちんぼ?」
平塚「だから、ウリ?」
「ウリ?」
平塚「売春してんの?」
「ばっ!?//// な、何でそんなことあたしがっ!////」
平塚「あたしぃ?」
「あ、いや、俺がっ…////」
平塚「………」
「………////」

気まずい。いやな空気が流れる。


平塚「……まぁ、いいや。とにかくお前はそっちの趣味があるってことだな?」
「そ、そっちって…」
平塚「だから、女装趣味なんだろ?」
「いや…その、そういうわけじゃ……」
平塚「似合ってんじゃん」
「………え?」
平塚「似合ってるよ。可愛い」
「そ、そうですか…//// あ、ありが───」
平塚「黙っててほしい?」
「え?」
平塚「陸上部一年、エースの沢口未来が実は女装趣味がありました………って、皆にバラされたくない?」
「っ」

青ざめる。
ここに来てまさかの脅迫。平塚が下衆い顔で笑みを作る。

平塚「…そこに茂みがある。来いよ」
「な、何で…」
平塚「言わなくても分かるだろ?」
「………」


1.口だけなら…
2.バレたって構いません
3.ひっぱたく

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。

>>381トリップ公開!
#1h2k3pc!

選択肢2のため、回避!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


平塚「おら、さっさと─────」
「バレたって構いません…」
平塚「……あ?」
「バレたっていいって言ってるんです」

あなたは毅然とした態度で挑む。
まさかの反撃に平塚は動揺を見せた。

平塚「い、いいのかよ?本当にバラすぜ?」
「どうぞ。どうせもう……隠し通すのは難しくなりましたから」
平塚「………どういうこったよ?」
「先輩には関係無いでしょ…。とにかく先輩の脅迫には屈しませんから、あた………俺は」
平塚「明日からの合宿、楽しみにしてろよ?」
「合宿?…ああ、参加しませんから。俺」
平塚「はっ!?おま、何言ってんだよ!陸上部は強制参加に決まってんだろ!県大も近いのに何考え」
「陸上部自体辞めるってことですよ」
平塚「っ!!?」

………言った。言ってしまった。
もう後には引けない。

平塚「な、なあ…馬鹿なこと考えるのはやめろ。お前が抜けたら一年がボロボロどころか…陸部自体がやべぇ事になる」
「俺が抜けた方が先輩にとってもいいでしょ。俺に抜かれる心配も無くなるし」
平塚「そういう問題じゃねぇだろ!エースのお前が抜けたら一年の部はどうすんだよ!県大どうすんだよ!」
「………」
平塚「キャプテンだって、黙っちゃいねえぞ?」
「………」
平塚「…分かった。俺が悪かった。俺がお前を傷付けたのは謝るし、皆にバラすようなことはしねぇよ。だから陸部辞めるなんてことは」
「無理なんです…」
平塚「………あ?」
「無理なんです。もう、前の俺じゃない。走れないんです…」
平塚「走れない…?」
「いずれ分かることです。でももう、俺には陸上を続けることが出来ない理由があるんです」
平塚「どんな理由があるっつぅんだよ!お前、陸上好きで始めたんだろ!?お前その気になりゃ俺より速いだろが!?ここで辞めて後悔しねぇのかよ!!」
「………」
平塚「………分かった、言ってやる。俺がここで走ってんのはな、お前に抜かれない為だよ」
「っ?」
平塚「一年のお前なんかに負けてらんねぇからやってんだよ!皆に内緒で陰で努力してんのはな、全部お前に勝つ為だよ!!」
「先輩……」
平塚「ちっ、嫌な野郎だよお前は。一年のくせに簡単に俺に追いつきやがって…。センスもあるのに努力までしてんだもんなぁ…。でも俺だって陸上が好きなんだよ。負けるかよ……お前なんかに…」

平塚は吐き捨てるように言って、背中を向けた。

平塚「勝ち逃げは許さねえ。辞めんなよ、ぜってぇ…」

そして、平塚は林道に向かい走って行った。

「勝ち逃げ……か。男の時だって、本気出してもまだまだ平塚先輩には届かなかったんだけどなぁ……」

どういうつもりで平塚がああ言ったかは分からない。しかし確実に平塚の方が実力は上なのだ。
切磋琢磨。
力が拮抗していれば、それに負けじと互いが努力し、高め合い、能力が向上していく。
ライバルは居るに越したことはないのだ。
平塚にとってのライバルとは、もしかしたらキャプテンではなくあなただったのかもしれない。

「……あざーっす、先輩」

走り去った平塚の背中に向けて頭をさげる。
大切な事を教わり、思い出させてもらった。
部活を辞めることになっても、走ることは辞めない。
あなたはそう誓った。


それにしても、少し時間がかかり過ぎだ。
あなたは小城の姿がまだ見えないことに不安を感じる。
林道の奥から浮浪者が幾人か出てきたのも気になった。


1.浮浪者に話し掛ける
2.先輩に触発されて走る
3.あれ?犬が居ない
4.大人しく待つ

↓1〜5多数決。決まらなければ6が決定。

>>386トリップ公開!
#1rc2zc3p4k!!

選択肢2のため、ザッピングコンマ発動!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「小城くんを探すついでだ。先輩の熱い気持ちを分けてもらおうっ!」

あなたは屈伸運動をして、こっそりとパンツを脱ぎ、それをポケットに入れる。
パンツがずり落ちてきてはまともに走れないからだ。
そして、走り出した。
頬が風をきる感覚。久し振りに感じる。
歩く浮浪者を後ろから追い抜く。一人、二人と人を抜いていく感覚。
じわりと汗が噴き出す。やはり忘れられない。
走るって、気持ち良い。

──────と、林の奥で声が聞こえた。
何やら騒がしい。

あなたは──────



ザッピング
確定した『稗方視点ルート』に歪みが発生しました。
しかし>>298の選択肢『1』を選んだ事により《歪み》は小さい(不利)。
が、未来の存在は稗方(ひがた)の心を強く揺さぶる。

↓1コンマが《30未満》或いは《ゾロ目》で>>298のストーリーが変化。

コンマ26
歪みが広がる。>>298ストーリーに変化が生じ、『稗方視点ルート』に影響を及ぼす。

『未来視点』から『稗方視点』へ戻ります。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

─────稗方視点ルート─────


ごくりと唾を飲む。
目の前の展開に俺は……動揺を隠せずにいた。

「はぁ……ん♡ もっと…もっとぉ♡ くっさいおちんぽぉ…好きなのぉ♡」

外の風に晒されて尚、雄の匂いが立ちこもる。
幾人もの男が女一人に集り(たかり)、下半身を露出させている。
こんな外で………。何故問題にならない?誰も通報しない?

「あっ…凄っ…んぅ♡ 挿入ったぁ…♡ ぶっといおちんぽきたぁ♡」

レイプとは程遠い嬌声。
確実に同意と思わせるほど、女の声は艶やかで淫靡なものだった。

「あっあっあっあっあっ♡ 突いてっ♡ もっと…もっと激しくっ…♡ おまんこもお尻もぉ♡」

女の身体は白濁の液に塗れている。
それでも足りない、足りないと、性液を求め続ける。狂信的とも言える。
男性器に対しての狂信的な信仰心が、彼女にはあるのだろう………。
俺は時間を忘れ、その異常とも思えるサバト(ja.m.wikipedia.orgサバト_(魔女))に魅了されていった。
何故なら男らの中心に居る魔女は、あの店で会った………魅力的なあの─────

「んっあっあっ…はむ♡ じゅるじゅるっ…♡ んんんっ♡ 美味しっ…ちんぽ汁美味しいっ♡ おかわり………おかわりはぁ?♡♡」

操 綾音……と言ったか。
綺麗な黒髪のポニーテールが白い液体に汚され、見る影も無くなっている。
歳の頃は同じはずなのに……、それなのに、どうしてああも大人びた………妖艶な魅力を放つことが出来るのか。
胸だってそんなに無い。未来と同じくらいだ。
それなのに………未来には無い女としての魅力に溢れている。

魔女だ………。
あれは人じゃ無い。あれが人であってはならない。
見るな。あの女の目を見てはいけない。
それなのにまるで金縛りにあったかのように俺の身体は動かず、木の後ろから覗き続けている。
そして、チャックを下ろし………自分のものを扱いている。

魔女が─────綾音がゆっくりと顔をこちらに向けてくる。
隠れろ!と本能が告げる。しかし身体が動かない。
いや、ペニスを扱く手だけは止まらずに動き続ける。
目が………合った。
魔女が一瞬だけ、あの店で会った時の彼女に戻った様に見えた。が、それもすぐに喘ぎで元に戻る。
俺の目を見続けながら、魔女はいやらしく、艶かしく喘ぐ。


──────来て………


言葉を発さずに、唇の動きだけでそれを俺に伝えた。
上唇と下唇が糸を引く。舌が唾液でぬらりと光る。
それは正に女陰の様で……。


俺は──────


1.フラフラと集団に引き寄せられた
2.周りのホームレスを蹴散らした
3.綾音の名を叫んだ

↓1〜3多数k


──────京くんっ!

俺はフラフラと……

──────京くんっ!行っちゃだめぇ!!

雑音が聞こえてくる………。
俺は──────



1.フラフラと集団に引き寄せられた
2.周りのホームレスを蹴散らした
3.綾音の名を叫んだ
4.未………来……?


↓1〜5多数決。決まらなければ6が決定。

>>404トリップ公開!
#1h2r!3h4k

選択肢4のため、回避!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


ちょっと仕事が溜まってるのでこっちは休憩します。
………良いとこですまんね! お前ら本当に寝取られ嫌いなんだね!?
青春純愛なんてクソ食らえっ!!(泣)

ホモピホモピうるさい。
私は神だ。そんな輩は知らん。
知らんし何の関係も無い…が、ホモはやめろ。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「未……来……?」
未来「京くんっ!」

振り返るとそこに居たのは俺の…。

綾音「京〜くぅん…早くぅ♡」

後ろからは綾音の誘惑。

未来「京くんっ!何してんの!!早くこっちに─────きゃあっ!!やだっ、離せっ!」

浮浪者三人が未来に纏わりつく。手首を掴み、腰を抱き、こちら側に引き摺り込もうとしている。


1.………そうか…女が足りないものな…。
2.俺の女に……手を出すなぁーーっ!!
3.どけ…そいつは俺がヤるんだ…。

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。

>>422トリップ公開!
#1h2k!!3h?

選択肢2のため、回避!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「俺の女に………手を出すなぁーー!!」

目が覚めた。
その代わりに熱い。頭にきている。
拳を握り、浮浪者に向かって駆ける。
ゴッと鈍い音。浮浪者の一人が後方に吹き飛ぶ。
右足が伸びる。もう一人の浮浪者の顎先を捉え、その場で倒れる。
残る一人は未来の後ろから羽交い締めにしていて仕掛けられない。
と、未来が頭を下げて、後ろへ勢い良く頭を振る。

未来「えいっ!」
浮浪者「ぐふっ!?」

未来の後頭部が浮浪者の鼻にクリーンヒットした。
ふわりと力が緩み、未来は前へとよろける。

「ナイスだ…未来っ」

未来はその場でしゃがんで「痛たたた…」と、自分の後頭部をさすっている。
鼻血を出した浮浪者の腹に蹴りを入れる。
悶絶した浮浪者はその場で蹲った(うずくまった)。

「未来、大丈夫かっ!?」
未来「うう…頭痛い…」
「…ごめんな。行こうっ」
綾音「ちょっと待ってよ…」

未来の手を掴んで立ち上がらせ、二人で歩き出すと綾音が裸のままこちらに歩いてきた。

未来「っ…!?……あ、貴女は…」
綾音「未来ちゃん、久し振り……」

恥部を隠そうともしない綾音に未来は困惑を示す。

綾音「…ね、未来ちゃん。少しだけ京くん貸してくれない?」
未来「…は?」
「お、おい、何言ってんだよお前」
綾音「京くんは黙ってて…」

綾音が唇に人差し指を当てて「シー」というポーズを作る。

未来「か、貸してって…」
綾音「いいでしょ?僕もう…ここが疼いちゃって………♡」
未来「っっ////」

綾音は右手をヘソに当て、するすると下げると股間に指を這わした。くちゅり…と水っぽい音が聞こえる。
この女は…マジもんだ。

綾音「童貞もらうだけだから…ね?いいでしょ?」
未来「だ………だめっ!////」

未来は俺の前に出て両手を広げ、俺の盾になる。

綾音「……どうして?どうせあなた達ってプラトニックな関係なんでしょ?」
未来「た、だからって……か、関係無いでしょ!? //// 操(みさお)さんには!」
綾音「でも…男だもの。…京くんもしたいよね?………エッチ♡」

俺は……また綾音の目に惑わされる。

綾音「綾音のおまんこに欲しいなぁ…♡ 京くんの童貞おちんぽ…♡ ね?いいでしょ…?」
「うっ…」

ごくりと唾を飲み込む。
女の口から放たれる淫靡な言葉は、どうしてこうも興奮させるのか…。

未来「しっかりして京くん!こんな…こんな女の誘惑に乗っちゃ駄目だよ!」
綾音「こんな女は無いんじゃない?未来ちゃん…」
未来「ふ、服くらい着なよ!ここは外だよ!?」

未来は当たり前の事を言う。
この状況が不自然であることは分かりきっているのに、未来のその当たり前の言葉が逆にこの場にとって不自然に聞こえた。

綾音「いいから貸して…」
未来「貸さない!」
綾音「…貸しなさい」

綾音の目が……獣染みたものになっている。
麻薬の切れたジャンキーのような………。もちろんそんな目を見たことも無いが、その目は確かに普通の人間の目とは異なるものだった。

未来「絶対…絶対京くんは渡さない!」

未来が今どんな目をしているのか…それを確認する事が出来ない。
俺の前で大きく手を広げ、小さな体で俺を守っている。

綾音「…そっか。未来ちゃんは処女だからきっと分からないのね……じゃあ」

と、綾音が片手を上げる。
背後に居る何人かの浮浪者がぞろぞろと集まってきて、俺たちの周囲を取り囲んだ。
何人か…どころではない。多い。

綾音「ロストヴァージン…手伝ってあげる」ニコ

綾音が俺たちに向けて振り上げた手を下ろす。
それを合図に浮浪者達が一斉に襲ってきた。


1.未来をしゃがませて上から未来の体を覆うようにして守る。
2.綾音に突っ込んで綾音を叩き伏せる。
3.襲い来る浮浪者を薙ぎ倒す。
4.「くそっ、何やってんだアイツは………小城ぃいいいい!!!!」

↓1〜5多数決。決まらなければ6が決定。

>>431トリップ公開!
#1sh2ho!!3h!4z

選択肢4のため、ザッピング発生!
歪みが広がる。>>371ストーリーに変化が生じ、『小城視点ルート』に影響を及ぼす。

『稗方視点』から『小城視点』に移行します。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

─────小城視点ルート─────


Tシャツ「………そうか」
「………………」
Tシャツ「俺はだからただの獣ってことになるんだな」
「………僕から見たらそうです」
Tシャツ「ははははっ!正直に言ってくれるな。やはり俺は君を気に入ってるよ」
「気に入られても困りますけど」
Tシャツ「安心しな。もう無理に抱こうなんて思ってない。凌が抱いてもいいって言うなら別だが…」
「それは絶対言いませんっ!」
Tシャツ「分かってる分かってる。無駄話に付き合わせたな。もう行っていいぞ」
「ほ、本当ですか?」
Tシャツ「行け行け。もうこっちは萎えちまった」
「では、失礼します」

僕は立ち上がると先へと急ぐ。

Tシャツ「及川!」
「…え?」

Tシャツの男は僕の背中に向けて大声で言葉を投げ掛ける。

Tシャツ「及川 剛史だ」
「…分かりました。それでは、及川さん」
Tシャツ「おう…また来なよ」
「失礼しま──────っ?」

声が…聞こえた。
幽か(かすか)ではある。幽かではあるがあの声は………。

「及川さん…今の声、聞こえました?」
及川「声?いや…何も聞こえなかったな」
「………」

どくんと心臓が高鳴る。
嫌な予感。
そもそも勘なんてものは信じていない。
そんな不確定なものを信じられるわけがない。
それでも………嫌な汗が背中に流れる。

及川「何か聞こえたかなぁ?気のせいじゃないか?」
「………」

耳をすます。
…聞こえる。林道の方から…何かしらの声。
声が混じり合っている。
その中に………悲鳴?女の─────
僕は走った。

及川「あ、おいっ」

及川さんに声を掛けられるも無視する。


…違うならそれでいい。
でももしそうなら………もしあれが沢口さんの悲鳴だったら?
足が縺れる(もつれる)。
普段の運動不足が祟る。僕に沢口さんほどではないにしても、それなりの足の速さがあったなら。
決して太ってはいないのに、著しく鈍足だ。
僕の勘違いであってくれ。むしろその方が良い。
声も悲鳴も何も無く、ただそこには木々が静かに凪いでいる。
僕はそこで「何だ、何も無かったのか」と肩を撫で下ろす。それで良い。それが良い。


──────いやっ!いやぁあああっ!!


ハッキリと、聞こえてしまった。
悲鳴。そして林の奥、暗がりに蠢く人集り。

──────小城ぃいっ!!

僕を呼ぶ声は稗方。
咄嗟に身体が反応して、僕はその群れに突進していった。

「うわぁああああああっ!!!!」

顔の前で両手を交差させて浮浪者達の中へ突っ込んで行く。
ぶつかり合い押し退けて、中心を目指す。
腐臭が鼻を突く。横腹を殴られる。蹴られる。
それでも歯を食いしばって突き進んでいくと、いよいよ身体を掴まれた。

「遅えよバカやろ」
「え?」

身体を掴んだ相手は稗方だった。
隣で沢口さんが震えて稗方にしがみついている。

稗方「未来を挟めっ」
「あ、ああ」

稗方と僕とで沢口さんを背中で挟み、周りを睨み付ける。

「な、何なのこれ。何でこんな事になってんの?」
稗方「説明してる暇は無い」
「ゴールは?」
稗方「未来の死守」
「…肉体労働派じゃないんだけどなぁ…」
稗方「身体を鍛える一環だと思え」
「簡単に言ってくれるよ…ほんと」
未来「お、小城くん…」
「ん?」
未来「ごめんなさい…」
「……僕なんかよりも稗方の方にくっついてて。こう見えて僕は…ケンカが凄く弱い」

自慢にならないにならないことを自信満々に言ってのける。
敵はぱっと見で二十人は居るか…。

稗方「来るぞっ!」



1.著書『道草〜山菜野草図鑑〜』を思い出す。
2.著書『人体破壊術』を思い出す。
3.SS『【安価】新妻・と・ルンルン♪【NTR】』を思い出す。

↓1〜3多数決。決まらなかったら4が決定。

>>442トリップ公開!
#1h2k!3ho!

選択肢2のため、回避!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


浮浪者達が一斉に襲い掛かってきた。
僕は地面を蹴って土を跳ねさせる。浮浪者達の顔に土が被り足が止まる。
狙うはひざ関節。押し込むように膝に蹴りを入れると、浮浪者の膝は逆に折れ、悲鳴を上げてその場で蹲った。まず一人…。
と、左から突然殴られる。その殴った右腕が伸びきったところを両手で掴むと、左脇に抱えこんで身体を右へと捻じる。
そのまま地面に叩きつけて、体重をかけるとゴキリ…と嫌な音を立てて浮浪者の右肩が外れた。二人目…。
………そして、 “まぐれ” は三度続かない。ここまで身体が動いただけでも上出来だ。
上から沢山の靴底が降り注ぐ。顔だけは当たらぬように腕で防御を固めるが、その腕ごと踏みつけられて地面に後頭部が何度もぶつかる。
腹も足を関係無く降り注ぐ足。

未来「お、小城く─────きゃあっ!いやっ、やめて!離してよっ!」

駄目だ。力や技術だけでどうこう出来るような数じゃない。
でも、それでも命を懸けて守らなければ…!

「…ぷあっ!」

浮浪者の蹴りが頬に入る。こめかみに入る。顎に…。
意識が朦朧としてきた。
稗方も何人か殴り飛ばしていたが、それでも羽交い締めにされてボコボコにされている。
駄目だ………逃げろ……沢口…さ………。

「うおおっ!?」

そこで空にポーンと一人の浮浪者が舞う。
不思議なことがあるもんだ。人が宙を舞うなんて現象が起きるとは……。
しかし─────

「わひっ!?」
「ぎゃっ!」
「ひぃいっ!?」

一人…また一人と宙に浮き、それらは地面に落ちていく。
何が起きているか分からない。僕はただ、ぼんやりと浮浪者が空中に飛んでいくのを眺めている。


?「ありゃりゃ、酷いなこりゃ…血だらけだ」

白いTシャツを着た男が僕の顔を覗き込む。
筋肉質で丸太のような腕でその男は僕を抱き上げて、地面に立たせた。

?「可愛い顔が台無しだぞ、凌くん」
「お…及川さ……ん?」
及川「さあ、ここの浮浪者には可愛いのが居ない。全部蹴散らそう」

すると鈍い音と同時に一人の浮浪者が目の前を掠めて真横に吹き飛んだ。

「え……なっ、なに?」
?「………後輩の悲鳴が聞こえた。おい沢口ぃ!生きてんのかよ!」
未来「ひ、平塚先輩っ!?」
平塚「おー、生きてた。あのな、ホームレスのオヤジに身体売るのはやめとけ。溜まってんなら俺が抱いてやる」
未来「う、売ってません!!////」
平塚「そか。まぁどうでもいいや。これで一つ………貸しな?」

その男はジャージ姿で登場すると、二言三言沢口さんと話すと背後に立った浮浪者に裏拳をかました。

平塚「悪ぃけど、スポーツメン嘗めんなよ?」

平塚と呼ばれた男は軽快にジャンプすると浮浪者の肩に乗り、周囲の浮浪者達の顔面を蹴りつけていった。

及川「わっはは!あの子もなかなかやるな」

そう言う及川さんは片手で浮浪者の首根っこを掴んでゴミのようにポイポイと投げていく。
投げられた浮浪者は別の浮浪者にぶつかり、押し潰される。
この人もまた、同じ人間とは思えない。
稗方はここで力を取り戻すと羽交い締めしている浮浪者を背負い投げして、身近な浮浪者を殴っていく。

稗方「小城っ!お前は未来を守れ!」
「う、わ、わかった!」

沢口さんを背中にし、身を盾にする。
しかしもう…ほとんど敵は殲滅されていて…。


………………………
………………
………


及川「……ふう」

及川さんはパンパンと手の埃を払う。
死屍累々…。死んでいるわけではないが、浮浪者達がボロ布の様に折り重なっている。

平塚「なんだ。準備運動にもならねぇな」

ぺっと唾を吐いて平塚という男は「沢口、部活辞めんなよ?借りはそれで返せ」と言って走っていった。
…なるほど。あの人は沢口さんの部活の先輩か…と納得した。

及川「凌くん、この貸しは」
「飯でも奢ります」
及川「えー…」
「それ以上は勘弁して下さい」
及川「……分かったよ。じゃあな凌くん」
「はい。ありがとうございました…」

及川さんは背を向けて手を振ると例の便所の方へ向かっていった。

稗方「残るは…君だけだな?」ギロッ
?「ひっ!?」

稗方が睨む先には…全裸の女の子が………?
ブシュッと目の前が真っ赤になる。僕の記憶はそこで………。



ザッピング
『小城視点ルート』が確定しました。
『小城視点』から『未来視点』へと移行します。

─────未来視点──────


「お、小城くんまた!?し、しっかり!」

あなたは突然鼻血を噴出させた小城を抱き留める。

稗方「…やってくれたね、綾音ちゃん」
綾音「ご、ごめんなさい…許し…」
稗方「こっちゃ血まで流してんだよ?なにしてくれてんのよ」
綾音「え、エッチしてあげるから……許して」
稗方「そのカードはもう使えねぇんだよ!」
綾音「ひっ!」
「京くん駄目!」

今にも襲い掛かろうとする稗方をあなたは制止する。

稗方「…未来、本当はお前が怒るとこだぞ?一歩間違えりゃお前…」
「でも………その子は女の子だよ…」
稗方「そりゃそうだけどよ…」
綾音「…」カタカタ…

綾音は身体を畳んで震えている。
十分に…反省しただろう。

「綾音さん…」
綾音「ひっ!?ごめんなさっ…ごめんなさいっ!」

あなたはゆっくりと小城の頭を下ろして寝かせると、綾音に歩み寄る。

「京くんのこと好きだとしても、絶対に譲らないから」
綾音「…」ガタガタ…
「それと…」
綾音「…」ガタガタ
「もっと自分の身体、大事にしなきゃ駄目だよ?」
綾音「…っ」
「………じゃね」
綾音「………………」

あなたは振り返る。
稗方が小城を背中に背負っていた。

「さ、帰ろーーっ ♪ 」
稗方「ああ、そうだな」


※ザッピングモードは終了です。
以降通常モードに戻ります。


1.寮へ帰る
2.寄り道する

↓1〜3多数決。


バス停で降りると、漸く小城が目を覚ました。

小城「あ、あれ………ここは?」
稗方「目ぇ覚めたんなら降りろ」
小城「え?あ……ああ……」

小城は稗方の背中からストンと降りると、それでもふらりと身体がフラついた。

「大丈夫?」
小城「う、うん………生まれて初めてあそこまで殴られたよ……」
稗方「………よくやったじゃんか、小城」
小城「はは…君が僕を褒めるとなんか変だな」
稗方「けっ、素直に褒めてやりゃそれかよ」
「でも……凄い一日だったね」
稗方「綺麗な花には棘があるってのは本当なんだなぁ………」
「そうだよ!あの子に鼻の下なんか伸ばしてデレデレしちゃってさ!これだから男って」
小城「いや、君も男だったはずなんだけど」
「い、今はそんなこと関係無いの!」

三人肩を並べて下らない話をしていると、あっという間に寮に着いた。
共同玄関を抜けて、階段を登って自室に着く。

稗方「ぐあー、疲れた!」
「まずは二人の治療しなきゃね。確か救急箱が管理人室にあったから取ってくるよ」
小城「いや、僕が行こう…………痛っ!」


1.駄目だよ動いちゃ。あたしが行くから待ってて。
2.じゃ、小城くんにお願いしようかな?
3.頑丈な京くんが行きなさい。

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


「じゃ、小城くんにお願いしてもいい?」
稗方「お前……怪我人に………」
「だって、安価が…」
小城「いや、良いんだ。これくらい大丈夫だよ…」

フラつきながら小城は立ち上がるとドアを開けて出て行った。

稗方「……鬼かお前は」
「あ、あたしの意思じゃないよぉ。勝手に口が…」
稗方「ったく…」
「………はぁ」
稗方「認めるよ」
「え?」
稗方「小城はすげえ奴だ。俺でさえあの浮浪者の数にはビビった。それなのにな……あのヒョロがまさかあんなに頑張るなんてさ…」
「…ふふ、そうだね」
稗方「見たか?あいつ合気道みたいな真似して二人ぶっ倒したんだぞ?二人しかって思うかもしんねぇけどさ、あいつにとっちゃ二人も倒したってことになんだろなぁ」
「ふふふ、京くんは?」
稗方「数えてねぇよ。多分5、6人じゃねぇか?」
「京くんも凄いじゃん」
稗方「すげぇのは乱入者だよ………あ! 平塚居ただろ!?」
「うん、居たね」
稗方「あいつも一緒にぶっ飛ばしちまえば良かったかな」
「平塚先輩は…強いよ?」
稗方「…知ってるよ、くそ」
「………ね、京くん」
稗方「あんだよ」
「綾音さんとエッチしたかった?」
稗方「ぶっ!な、なな…!?////」
「でも駄目だよ…。京くんは渡さない」
稗方「………み、未来…」
「………小城くんも渡さない」
稗方「─────へっ?」
「二人ともあたしのもの♡」
稗方「………はぁあああっ!? おまっ、…ええええっ!?」
「えへへ ♪ 欲張りなんだ、あたし ♪ 」
稗方「あのなぁっ!」
小城「戻りました」ガチャ
稗方「早ぇよ!」
小城「ええっ!?」
「ね?小城くん♡」
小城「うん、…え?何が?」
稗方「何でもねぇよ!早く薬箱よこせ!」

あなたは二人に消毒液を付ける。
二人の悲鳴が寮内に響いた。


1.銭湯行こう
2.三人で風呂に入ろう

↓1〜3多数決。


「さて、お風呂いこっか!」
稗方「しみるわアホぉ!」
「じゃ、小城くん一緒に入ろ♡」
小城「え"……」
稗方「入るよ!入る!でもお前分かってんだろな!?小城は女の身体見ただけで失神するんだぞ!?」
小城「………面目ない」
「でも慣れてもらわないと…」
稗方「慣れる必要ないだろがっ!」ウガ-ッ
小城「いや、沢口さんの言う通りだ………慣れないと」
稗方「お前なぁっ!」
小城「このままじゃ僕も嫌だ。女の子の身体見るだけで失神するなんて……」
稗方「ま、まあ……確かにそりゃ……アレだけどよ………」
「だからあたしの身体で慣れればいいよ」
稗方「それが納得いかねぇんだよ!」
「小城くんを認めたってのは嘘だったの?」
小城「え?」
稗方「馬鹿!言うな!わかった!分かったよ!くそっ、綾音よりタチ悪ぃ…」
「何か言った?」
稗方「何でもねぇよっ」
小城「沢口さん…ごめん。勉強させて下さい」
「うむ、良きにはからえ ♪ 」

あなたはジャージに着替える。
三人は風呂の準備を済ませると部屋を出て浴場へ向かった。
脱衣所に到着するとあなたは小城に声を掛ける。

「じゃ、脱ぐけど…気をしっかり持ってね?」
小城「う、うん……////」ゴク…
稗方「俺にも見せろ」
「あんたは散々見てるだろがっ」

あなたはジャージを脱いでいく。
そしてTシャツとトランクス一枚のみとなった。
もちろんブラなどは無いので、胸の先端に突起が浮いている。

小城「ぐふっ…!」ガクンッ
「早いっ!早いよ!?」
稗方「www こりゃ時間掛かりそうだww」
小城「だ、大丈夫……」プルプル…
「まあ、大丈夫ならいいんだけど…」

と、あなたは腕をクロスさせてTシャツを脱ぐと小さな胸がぷるんと揺れた。

小城「ぐぃ…っ!」ガクブル…
稗方「『ぐい』って何だよっwww どんな嗚咽?www」
「京くん!笑わない!小城くん?小城くんしっかり!」

あなたは小城の両肩に手を当てて身体を揺する。
小城を揺する度に胸が小刻みに揺れる。

小城「ぷあーー!」ガクブル
稗方「っww 逆効果っwww」バンバンッ
「ど、どうしよう!これじゃ何も進まないよ!」
稗方「いんじゃね?ってか綾音にでも預けた方が良さそうだよ、逆にwww」
「っ!そ、そんなことしたら小城くんの童貞取られちゃうよ!」
稗方「だからさ、童貞取られればこんな事にはならねぇだろ?仮に童貞取られないとしても、あの女と一緒に居りゃ刺激的な毎日を送れるから強制的に慣らされるべ」
「そんな………でも………」


1.それがいいのかな?
2.だめ。小城くんの童貞もあたしが貰う。

↓1〜3多数決。


「や、やっぱりだめ!小城くんの童貞もあたしが貰うの!!」
稗方「………ちょ、おい!おま、何考えてんだよ!お前は俺の女だろ!?」
「そうだよっ!」
稗方「そ、そうだよって(←ちょっと嬉しい)。なら別に小城の童貞なんか」
「小城くんもあたしのこと好きって言ってくれたの!二人ともあたしの大切な人なの!」
稗方「………お前……」
「ワガママって分かってるよ…分かってるけど……どっちかなんて選べない」
稗方「……………はぁ、ったく…………とにかく起こしてやれ」
「え?」
稗方「お前の胸の中で幸せそうに失神してるそいつをまずは起こしてやれっての」
「………はっ!?」
小城「きゅ〜…////」

あなたは気付かぬままに小城の顔を胸で抱きしめていた。


………………………
………………
………


──────カポーン…


小城「め、面目無い」

風呂場で後ろ向きに謝る小城。
裸のあなたは身体が泡に包まれている。

「仕方ないよ。少しずつ少しずつ、ね?」
稗方「お前デカイもん持ってんのに本当勿体ねぇよな」
小城「………」
「京くんっ」
稗方「………うし、じゃあ俺も協力してやろう」
小城「へっ?」

稗方はそう言って立ち上がった。

稗方「小城、まずはこっち向け」
小城「………うん」
稗方「俺のちんぽ見て失神はしないな?」
小城「するわけないだろ…気持ち悪いくらいだよ」
稗方「だろうな。で、このちんぽを…こうする」
「えっ………むぐっ!?////」
小城「あっ、おい稗方っ…////」

稗方はあなたの頭を掴むと無理やり口にねじ込んできた。

稗方「あー、やべ。気持ちいい…」
「んぐっ…んぅ…//// んっんっ…////」

口の中でみるみる大きく、硬くなっていく。
それは喉奥に当たり、あなたはむせながらも飲み込んでいく。

「ふっ…ん♡ ん…じゅる…じゅる♡」
小城「…う…////」ムクムク…
稗方「そうそう、鼻血なんか出さねぇで男なら下に血を集めろっての。イヤミなくれぇデカイもん持ってんだからよww」
「んぷっ…はぁ…♡ …あむ…♡」
稗方「…な? 見ろよこいつ、エロいだろ?旨そうにちんぽしゃぶるんだこれがww とても元男とは思えねぇべ?」
小城「…さ、沢口さん…////」ギンギン…


あなたはペニスの味を唇で、舌で、喉で感じる。
ただそれだけで興奮してしまう。
ちらりと小城を見ると、股間のモノが隆々と勃ち、あなたの方へと向いていた。
稗方のものをしゃぶりながら手招きすると、小城はおずおずと近寄ってくる。
手の届く距離に来たところで、その薄皮に詰まった肉の竿を握った。

小城「うあ…沢口さっ…!」
「…未来でいいよ♡」
小城「うう…っ、未来さん…!」
「…苦しそう……はむ♡」

小城のものを咥えるのは今日二度目。
やはり大きい…。顎が外れてしまうかと思えるくらいに…。

稗方「…二本のちんぽで興奮してんのか?いつもより顔が真っ赤だぜ?未来…」

稗方ぎ煽るように言う。
でもあなたはそんなことどうでも良かった。
あなたを慕う男二人が、あなたの手の中にある。
稗方のペニスは左手で擦られ、小城のペニスは右手で掴まれ口内に頬張られている。

「んっ…ふ♡ あむ…ん♡ 」
小城「うっ!で、出るっ!!」
「んっあっ…………きゃっ♡」

小城はあなたの口から引き抜くと、顔に向けて発射した。自らのペニスを扱きながら大量に精液を吐き出させる。

「ふあっ…あ、やん♡ ………ああ…♡」

不快な気持ちにならなかった。
ザーメンシャワーを顔中に浴びる。
犬のマーキングのように…小城は自分のものだと主張するように、たっぷりと精液をかけていく。

小城「はぁ…はぁ…未来さん…っ」
「…んふ………いっぱい出たね♡」

と、あなたは小城のペニスを再び口に含んで吸い取る。

小城「うああ…凄い…っ」
稗方「おいおい、お掃除フェラまですんのかよ。俺にも頼むぜ未来…」
「…あんっ♡ 慌てないで……♡」

頬に稗方の硬いオスを押し付けられる。
あなたは続いて稗方のペニスを口に含んだ。
大きさは小城よりも小さめ。けれど、馴染む。
何度もしゃぶってきたペニスだけに、馴染みやすい。

「んっんっ…♡ あは…、京くんも興奮してるでしょ?いつもより硬い…♡」
稗方「…バレたか。3Pなんて興奮すんなって方が無理だっつの」
「……うん、いっぱい興奮して…♡」

そして喉奥まで飲み込んでいく。喉の奥まで味わえるのは稗方のペニスだけ。
苦しさもまた、興奮するのに必要な材料。

「んむぅっ!?////」

しゃぶっていると、小城が後ろから小さな乳房を揉んできた。
あなたは驚くも抵抗の意思は見せない。

稗方「…くく、すげぇじゃん小城。慣れてきたのか?」
小城「う…だって………未来さん見てたらもう…////」
稗方「………だな。我慢なんて出来ねぇよな…。こんな可愛い女前にしたら…」
「んっ♡ …ぷぁっ♡ あっ…小城く………んっ♡ ああっ…おっぱい…やぁ♡」

乳首を擦られて体が跳ねる。
何だか悪いことをしているような……そんな感覚。
それでもその罪悪感があなたの子宮に熱を持たせる。


「…はぷっ♡」
稗方「うおっ!急に咥え………うあっ!」
「ん………んじゅる…じゅる♡ ちゅぱ…ちゅぱ♡ ふぅ………んっ♡ んむぅ♡」
稗方「ううっ、やべっ…俺もっっ」
「うん…っ♡ くぷくぷ…♡ ジュプジュプジュプジュプッ♡」

激しく頭を前後させて刺激を与える。
飲みたい…精子。濃いの…いっぱい。
あなたは舌も使って鈴口に絡める。

稗方「ぐうっ!!」
「んっ──────っっ♡」

ビューッと放たれる。むせるほど生臭い精子の匂い。

「(きたぁ…京くんの、濃いのぉ…♡)」

喉を鳴らして飲む。匂いだけでポーッとしてしまう。
小城は胸だけに飽き足らず尻まで撫で回す。

「んむ…あっん♡ あ…小城くん…ああっ♡ ま、待って…これ以上は…」
小城「で、でももうっ…」
稗方「ストップだ、小城」
小城「え?な、何で…こんな中途半端な」
稗方「こいつ、一応処女なんだぞ?」
小城「あ……」
稗方「エロくてもな、処女は処女だから。俺たちの女なんだ…大事にしてこうや」
小城「…僕 “たち” の?」

戸惑いながら返す小城の言葉に、稗方は頭をぼりぼりと掻く。

「…うん、あたしは二人のものだよ ♪ 」
小城「き、君はそれでいいの?」
「それでいいんじゃなくて、それがいいの」
稗方「………まっ、そういうこった」
小城「よ、よく分かんないけど…それって……」
「あたしは二人のものだし、二人はあたしのものってこと♡」
小城「………分かった。未来さんがそれでいいなら」
「んっ ♪ じゃあそろそろ出よっか」
稗方「おい、せめて顔面洗え。ザーメンだらけだぞ」
「あっ………忘れてた♡」テヘペロ


↓1コンマ一桁×2 卑猥度が上がる。

風呂から出て、三人は自室へ戻る。
いつもとは違った空気が部屋を包んでいる。


1.皆で初めてを卒業しよう(処女を稗方に)
2.皆で初めてを卒業しよう(処女を小城に)
3.普通に寝ます

↓1〜5多数決。決まらなければ6が決定。

ステータス表記忘れた。

名前:沢口 未来
年齢:16(高校一年 寮生 ルームメイト二人)
モード:女体化
スタイル:細身 短髪 貧乳 無毛
性格:保守的
家族構成:父.母.兄(19)妹(16双子)弟(14)
彼氏:稗方と小城
難易度:ナチュラル
運動神経:超高校生級 (陸上部所属)
卑猥度:66
ベッド:二段ベッド 上

【ルームメイト】
稗方 京(ひがた けい):エログッズ収集家 童貞 侠気アリ ※二段ベッド 下
小城 凌 (おぎ りょう):冷静で頭脳派 一途だが女性の体に免疫が無い 童貞 ※シングルベッド

《持ち物》
栄養剤(5錠)
ブレ◯ケア(いっぱい)

《服》
制服
ジャージ


「皆で初めてを卒業しよっか…」
稗方「え?」
小城「え?」

あなたは少し考えてから、そう言った。
二人はその言葉を聞いてもすぐに理解出来ないようだった。

「いつ何があるか分からない。いつ京くんや小城くんが他の女の子に童貞を奪われちゃうか分からないし…あたしも無理やり奪われちゃうかもしれないって考えると………不安なんだ」
稗方「そ、それってつまり…」
「うん…SEXしよ」
小城「ふぐっ!?」クラ…
稗方「っ!?またかよ小城っ!」
「www」

あなたは笑う。
SEXをすることでもしかしたら三人の関係が以前とはまた違ったものになってしまうかもしれない。
それでも、二人が他の女に取られることをあなたは恐れた。
取られるくらいなら……あたしが二人の全てを貰う。
女の強かさ。身体で二人を繋ぎ止める。
欲張りにもあなたは二人の男の全てを手中に収めようとしていた。


………………………
………………
………


電気を消すと窓から月明かりが差し込む。
その中であなたは服を一枚一枚脱ぎ捨てて、二人の前に立ってみせた。

「さっき出しちゃったけど…まだできるよね?」
稗方 小城「もちろんっ!」

稗方、小城共に鼻息を荒くして服を脱ぎ捨てる。

「小城くん、ごめんね?」
小城「え?」
「あたしの初めてはやっぱり………京くんにあげたいんだ」
小城「………」
稗方「当然だな」
「付き合ったのが先だから…それだけだよ」
稗方「あ、そうなの?」
「小城くんがもっと早くに言ってくれたら小城くんが先だったね、きっと。本当にそれだけ」
小城「気を使わないでいいよ、未来さん。僕は君が幸せなら何でもいいんだ」
「ありがと…。じゃ、始めよっか」

あなたは極力落ち着いて見せているが、内心は心臓が飛び出しそうなほどドキドキしている。
ひどく緊張している。
ゆっくりと小城のシングルベッドに横たわると、稗方が上に乗っかってきた。

稗方「このちっちぇえ胸がまた、可愛いんだよな…」
「…バカ//// 余計なことは言わないでいいの////」
稗方「へいへい…」
「………ぁっ♡」

稗方は乳首に吸い付き、無毛の割れ目に指を這わす。ピリッピリッと甘い痺れが愛撫されたところに走る。
稗方の指は早くもあなたの蜜に塗られていく。
乳首も硬く立ち、稗方の舌に転がされる。

「はあっ♡ ぁっん♡ ああっ♡」
稗方「バカ、声抑えろよ。隣に聞こえちまうだろ」
「だって…んぅ♡ 気持ちぃ…♡」

クリトリスを指で弄ばれる。皮を剥かれて剥き出しになったクリは赤く充血して、そこに全神経が集中しているかのような錯覚に陥る。

「………っ♡」

感じ過ぎてどうにかなってしまいそう。
あなたは腰が勝手に浮き、弓なりに体が反る。

稗方「………たっぷり出てるぞ、やらしい汁が」
「う、うん………京くん、もう……きて…♡」
稗方「お、オッケー…」

クチュ…と先端が当たり、ズズッと入り口に挿入ってくる。

「痛っ…!」
稗方「だ、大丈夫か?」
「んっ…平…気………っ。きて…いいから……」

じわりと涙が浮く。想像してたよりも痛みが強い。
あなたはグッと下唇を噛んで痛みを堪える。

稗方「…分かった」
「…んぅううっ!!」

膣内に挿入ってくる。途中ブツっと、何かが切れるような音が頭に響いた。

「─────かはっ…!」
稗方「お、おい未来!」
「はぁ…ぁっ…痛い…痛いよぉ………」ポロポロ…

あまりの痛みにとうとう我慢出来ず、あなたは泣いた。

稗方「や、やめるか?今なら俺も」
「ううう…だめ………抜かない…で……ううう」ポロポロ
稗方「ぬ、抜かないでったってお前…そんな泣くほど痛いならよ…。まだ全部挿入ってもねぇし」
「っ?まだなのぉ…?」ポロポロ
稗方「まだだよ。半分くらい」ギチギチ…
「うぇええ……そんなぁ………」ポロポロ
稗方「だ、だから、一回抜いとくぞ?」
「だめぇ……一回抜いたらきっともう…暫く怖くて出来ないぃ………」ポロポロ
稗方「じゃあどうすんだこれ………」ギチギチ
「ふぐぅ………も、もう一気にきちゃって…」ポロポロ
稗方「平気なのか?」
「平気じゃない………けど………早くして。気が変わらない内にっ………」ポロポロ
稗方「………よし。分かった。気合い入れろ」
「ふぅぅ…っ」ギュッ
稗方「………よっ!!」ズンッ!
「──────っ!!!」

脳天まで衝撃が届く。
串刺しにされてあなたの体が反り返る。
間も無く、激しく腰を振る稗方。
ガクガクと身体が揺さぶられる。

「かひっ! はっ…! あぐぅっ!」

ズンズンと出入りを繰り返す。
あなたは激痛に耐えながら稗方の背中に手を回し爪を立てる。

稗方「やべぇ…これがまんこかっ…!中でうねって……くぅ!腰が止まんねっ………!!」
「はっ…はっあ! 京くっ……ぁっ痛っ!んっく…ぅ!」

ギッシギッシとベッドが軋む。
小城は目の前で繰り広げられている性行為に欲情して、無意識の内に自分のものをしごいていたが、その場を立つと喘ぐあなたの口元にそれを持っていき、口にねじ込んだ。

「んぶっ!?………ふぅぅっ! んあ…はぁ…♡」

突かれながらもあなたは必死になって小城のペニスに舌を這わしてしゃぶりつく。
上の口も下の口も肉厚なペニスで満たされる。

初体験が3Pなど、一体何人が経験しているだろう。
そういう意味では貴重な体験と言えるのか。
倫理的、道徳的な観念の上では勿論褒められた行為ではないかもしれない。
しかし──────

「んっ………むぅ…ん♡ んっ…ぷあっ♡ はぁ………ぁあっあっ♡」

あなたの頬に赤みが差す。漏れる吐息が甘ったるくなっていく。
褒められた行為ではない。
しかし、あなたは今この世で誰よりも幸せだと実感している。
好いた男二人に囲まれ、一つになっている。
例え痛くとも………いや、痛みは徐々に快感へと変化していっている。
褒められた行為でなくとも、許されざることであっても、今手にしている幸せを手放すことなど出来るはずもない。
声は張り、艶っぽさを増していく。
溢れんばかりの愛液が稗方のペニスに絡み、それは潤滑油となって前後運動をスムーズにさせる。

「はあっ♡ 京くん…凄いっ♡ あ、あたし…こんなの………っ♡」
稗方「未来っ!未来っ!好きだ!」
「あっ…は♡ やっと…やっと言ったぁ♡ んっう♡ あたしも好き…好き♡」
小城「………っ」

一人置いてけぼりをくらっているような感覚に陥った小城は、再びあなたの口をこじ開けてちんぽをねじ込む。

「んむぅっ!………んぅ♡ はっ…あむ♡」

ペニスに対する抵抗は無い。
元男であったことなど最早忘却の彼方。猛るペニスはあなたに興奮してる証。
それがどれだけ嬉しく、そして愛しく想うか………。

「んむ…はぁ………♡ 小城くんのおちんちんもステキ…♡ じゅるじゅる…ちゅう♡」
小城「ううっく………!」

我慢汁を舌ですくい取り喉を潤す。
勃起したペニスは砂肝のような感触で、ガチガチなのにグニグニしていてプリプリしている。
口の中で跳ねたり飛んだりして愉しい。
その上小城の漏らす声がまた可愛く思え、あなたは懸命に口の中で肉の竿を転がす。

小城「あっうあ…未来さん……っ…ううっ!」
「あは…♡ 気持ちいい………?小城くんもいっぱい…ぁっ♡ 気持ちよくなって……♡ あっんあっぁっあ♡」
稗方「ぐうっ…!射精るっ!!」
「やっ…あっ♡ 待って、激しっ………いっ♡ あっ、あっああんっ♡ っっああああああああっ♡」

奥に突くと稗方は膣内で精子を放つ。
あなたは稗方の鼓動を中で感じつつ、女のエクスタシーを味わった。

稗方「ああ…すげっ…まだ出る………っ」
「はぁ…あ………ん♡ …んむぅ…♡」

波が途切れないままに、あなたはまた口の中の肉棒を舌で弄ぶ。
とろっとろに溶けるような感覚…。
膣内は絶頂により収縮を繰り返して、稗方の精液を子宮へと運んでいく。
操 綾音が色に溺れたのが分かった気がした。
これを覚えてしまったら………もう………。

小城「そ、そろそろ僕も………」

稗方があなたの上から降りると、小城が乗っかってきた。

「はぁ…はぁ………ん…、きて………いいよ、小城くん♡」

両手を差し伸べて下から抱き締める。
稗方とは違う抱き心地……そして稗方とは別のモノがあなたの膣内に──────。

「かっ………はぁっ!」

違う。全く別物。
肉壁を押し退けて進みくるペニスは、あなたの肺までも圧し潰すように埋まってくる。

「あぐっ…太っ…い♡」

ギチギチに埋まる。膣が広がる。
呼吸が苦しい。
上の口でも持て余したそれは規格外とも言えるサイズで、あなたを芯から震わせた。

「あうっ!小城くん待って…動かないでっ──────ああっ!!」

無視。
小城にあなたの声は届かない。

稗方は──────
稗方はおよそ童貞らしからぬ童貞であった。性の知識に長けていたこともあるし、直近まであなたとオーラルセックス(口内性行)をしていたというのも関係しているだろう。
小城はといえば、フェラチオをあなたにしてもらったとはいえ、つい今しがたまで女性の身体に免疫も無く、性の知識にも乏しかった。
小城は今正に童貞を卒業した。しかし、その感動を後で詳細に覚えていることは無いだろう。
何故なら──────

「はっ………ひんっ♡ 待って…待っ………ふあっ♡ あっ激し…過ぎっ………♡♡ 壊れっ…る♡ まんこ壊れちゃっっ♡」
小城「………っ!っ!」

我武者羅。無我夢中。
あなたは大きく脚を広げさせられ、まんぐり返しされると、そこに深く重く、図太いペニスを落とし込まれて、プレス(圧縮荷重)される。
覚えているはずもない。
無我の境地。
憧れの人を組み伏している。漸く手に入れた女を抱ける。小城はそのことだけで頭がいっぱいである。
本来ならばそんな我武者羅なSEXで女を悦ばす事など難しい話しだが、条件が整いすぎていた。
稗方とのSEXであなたの体温、感度などが上がっていたこと。そして…小城の陰茎のサイズ。
存在感が大き過ぎる。余りにも強い自己主張。腹の内側から鈍器で殴られるような衝撃。
奥歯が鳴る。まともに喘ぐことも許されない。
突き刺されるとバチバチと目の前で火花が散る。
引き抜かれると内臓ごと待っていかれるような感覚に陥る。
それが連続で繰り返されるピストン運動であなたは短く失神と覚醒を繰り返す。
強制的に与えられる快楽は半ば拷問とも言える。
既にあなたは絶頂を何度迎えたかも覚えていられない状態だ。

「はぐっ…うっ♡ あっ!! はぁっ………がふっ♡ 」

イきながらイく。
イったと思った時には新たな波がすぐそばまで来ていて、容易く果てる。

小城「イくっ!!」
「はっ──────ッッ♡ んぅううううううっっ♡♡」

一際奥深く。稗方の届かなかったところ、子宮の入口に食い込む。
どっぷりと濃いものが直接赤ん坊の部屋へ注がれる。

「あがっ……ひっ…ぐぅ………っ♡」

ビクンッビクンッと身体が跳ねる。強い痙攣が止まない。言葉が発せない。
好きとか愛とか、そういう感情に浸る間も隙も与えられず、ただ性的快感を与えられ続けた。
稗方とのSEXではエクスタシーを感じたが、小城とのSEXは………いや、交尾はオルガズムを与えられた。
ズルル…と抜かれていく。太いだけでなく長さもあるので、引き抜かれていくだけでも背骨が抜けていくような感覚を覚え…それだけでまた痙攣する。
ヌポォ…といやらしく抜けると、精液と愛液の糸が伝う。

小城「…未来さん、愛してるよ」

小城の言葉は残念ながらあなたに届かない。
身体が著しく痙攣を起こし、だらしなく開いた口からは舌が垂れ、白目を剥いたあなたに、そんな優しい言葉など届くはずも無く──────


↓1コンマ一桁×3 卑猥度が上がる。

名前:沢口 未来
年齢:16(高校一年 寮生 ルームメイト二人)
モード:女体化
スタイル:細身 短髪 貧乳 無毛
性格:保守的
家族構成:父.母.兄(19)妹(16双子)弟(14)
彼氏:稗方と小城
難易度:ナチュラル
運動神経:超高校生級 (陸上部所属)
卑猥度:78
ベッド:二段ベッド 上

【ルームメイト】
稗方 京(ひがた けい):エログッズ収集家 侠気アリ ※二段ベッド 下
小城 凌 (おぎ りょう):冷静で頭脳派 一途 巨根 ※シングルベッド

《持ち物》
栄養剤(5錠)
ブレ◯ケア(いっぱい)

《服》
制服
ジャージ


………………………
………………
………

「………はっ!」

あなたは目を覚ますと辺りを見回した。
小城と稗方が心配そうに覗き込んでいた。

稗方「ほ…良かった。目ぇ覚ましたな」
小城「ご、ごめん未来さん…僕、僕…」
稗方「マジだよオメェ、無茶し過ぎだっつの」
小城「ぐっ………言葉も無い……」

そこであなたは自分が失神したのだと気付いた。

「あ、あたしこそごめんね。何か途中から訳わかんなくなっちゃって………」
小城「す、すいません……」
「う、ううん!良いんだよ!その………小城くんの…気持ち良かったし………////」
小城「そ、それは…どうも………////」
稗方「え?俺のは?」
「うん、気持ち良かったよ」
稗方「軽くねっ!?」
「本当に、二人とも気持ち良かった。でも気持ちよさが違うかなぁ………って」
稗方「違う?」
「京くんのは心が満たされたって感じ。小城くんのは性的に満たされたって感じ」
稗方「何か………負けた感が強い…」ズ-ン…
小城「むしろ僕は稗方の方が羨ましいんだけど…」ズ-ン…
「どっちでも良いじゃん ♪ 二人とも気持ち良かったんだし♡」
稗方「納得できねぇけど…」
小城「でも僕ら…本当に童貞を捨てられたんだね」
稗方「まぁな…」
「ふふ、またしようね?」
稗方 小城「もちろん(だ」
「じゃ、今日は皆で川の字になって寝ようよ」
稗方「シングルじゃ無理だろ流石に」
「床に布団敷けばいいよ」
小城「もちろん真ん中は………」
「あたし ♪ 」
稗方「それならオッケー」
小城「いいね…そうしよう」

三人はその日、床に布団を敷き川の字になって眠った。
3日目の夜はこうして更けていった………。

第2章 沢口 未来編 《四日目》


その日、あなたは夢を見なかった。
何故夢を見なかったのかは分からない。
むくりと起き上がると両脇には二人の男が居て、二人とも別のトコロは起きていた。
あなたは………悪戯な笑みを浮かべる。

「くふふ… ♪ 」


1.二人ともフェラで起こしてあげる。
2.ちんこに落書きする。
3.やっぱり何もせずに先に学校へ行く。

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。

………………………
………………
………

小城「う…ん……」パチッ
小城「な、何だ……何か……うあっ…!」ビクビクッ
「んふ♡…起ひは?」チュパチュパ…
小城「ちょ、なにしてっ………ううっ!」
「朝勃ひ…苦ひほうだったはら………♡ んっんっ…♡」ジュルジュル…
小城「あっイくっ!!」
「んぅっ♡」ゴク…ゴク…
小城「はぁ…はぁ……朝からこんな…////」
「ん…いっぱい出たね♡ さて、次はぁ… ♪ 」

もそもそとあなたは移動して稗方のズボンとパンツを下ろす。
大きく反り返ったペニスが跳ねて元気よく飛び出した。

「あは…すっごい勃ってる♡ いただきまぁす ♪ 」

あなたはパクリと咥えて「ふんふん ♪ 」と鼻歌を歌いながら口の中で弄ぶ。
小城はそんなあなたの姿に呆気に取られてていたが、お尻を振りながらしゃぶる姿に再び欲情した。
小城がずるりとあなたのパンツを下すと、やや濡れた割れ目にむしゃぶりついた。

「んっ!?//// ぷあっ!お、小城く…////」
小城「フェラの仕返し…」
「あっそんな…ごめんなさ………きゃん♡ あっああ………ん♡」

ベロが膣内を出入りする。
あなたは腰が砕けつつも、しっかりと稗方のちんぽを握って擦る。

「はぁあ………ああっ♡ だめ…そんなされたら………んっ♡」
小城「良いよ…挿れてあげる」
「違っ──────ああっっ♡」

ずぶり………と、いとも容易く挿入った。
昨日あれだけ苦しかったのに、もう受け入れている。

「はっあ…でもやっぱり………太いぃ♡」
小城「ほら、稗方のしゃぶってあげなきゃ」パンパンパンパンッ
「んあっ♡む、無理…ぃ♡ はぁ…あっあっ……あむぅ♡」

バックで突かれながら稗方のペニスを口に含む。
朝っぱらから淫靡な音と声が木霊する。

稗方「んん………んっ?うおっ!?」
「はっああっ♡ お、おはよ…京く………んぅ♡」ビクビクッ
稗方「………お前らなぁ………」
小城「ごめん…先にいただいてる」
「いっ、いただかれちゃってるのぉ♡ んぅっ♡ あっ、やん♡ 大っきいっ♡」
稗方「じゃあこっちもいただけよ」グイッ
「あむぅっ♡ んぐっ…んん…♡」ジュルジュル…

あなたの企みは別の方向へと向かっていった。
そしてこの朝の宴は、これからの日課になりそうだ………。

↓1コンマ一桁×2 卑猥度が上がる。

コンマ0は10としてカウントされます。
10×2=20


名前:沢口 未来
年齢:16(高校一年 寮生 ルームメイト二人)
モード:女体化
スタイル:細身 短髪 貧乳 無毛
性格:保守的
家族構成:父.母.兄(19)妹(16双子)弟(14)
彼氏:稗方と小城
難易度:ナチュラル
運動神経:超高校生級 (陸上部所属)
卑猥度:98
ベッド:二段ベッド 上

【ルームメイト】
稗方 京(ひがた けい):エログッズ収集家 侠気アリ ※二段ベッド 下
小城 凌 (おぎ りょう):冷静で頭脳派 一途 巨根 ※シングルベッド

《持ち物》
栄養剤(5錠)
ブレ◯ケア(いっぱい)

《服》
制服
ジャージ



次で終わりだな…
長かった………。もうほんと、純愛は辛い………。
タイトル詐欺もいいとこだよ……。

次では堕天使と純愛小悪魔的な役割で綾音と未来が出てくる感じかな

まだ懲りてないのかあの淫乱(呆れ)

まだだ、まだ寮の管理人がいる

このあとHイベント行けなくて翌日突入したらすごいな

タイトルには寝取らレイプとは書いてないしきちんと犯されているしタイトル詐欺にゃなってないな、うん

パイセンにもご褒美エッチを

寝取られても小城くんの巨根で寝とり返せば良いな

NTR神的には寝とられの定義ってどうなの?一方的な想いでも寝とられ?それとも両想いじゃないと駄目?

>>515
どうだろう。まだ第3章が何も決まってないから分かりませんな。

>>516
それもまだ分からないねぇ。使い勝手はかなり良いキャラだけども…。

>>517
ここから管理人かぁ……

>>518
それはさせない。ってか無理だってばそんなの。

>>519
きちんと犯されてる………?

>>520
なんか平塚気に入ってるのがそこそこ居る?

>>521
まあ………あそこまで破壊的に快楽を与えられたら今更寝取られても……

>>522
そういう考察は嫌いじゃないです。
広義としては一方的に好意を持った相手でもNTRでいいかとは思います。
しかしその好意を寄せる対象が自分の所有物でないのなら “取られる” という表現に些か違和感が残るのも事実です。
妹や姉や母が寝取られる…というような物語もありますが、どうも私にはしっくりきません。もちろんその身内と肉体関係があったり、相思相愛ならば納得出来るのですが、一方的に甘える、或いは好意を抱く、程度であったらNTRとは言い難いかと思います。
ただ『片想いのあの娘』が他の男とヤったことを知った時、例えその『片想いのあの娘』が自分の所有物でなくても《寝取られた感》があるでしょう。
所有物でなくても所有権がなくとも、言ってみれば「先を越された感」があればそれはそれでNTRの定義の枠に入るのではないでしょうか。

寝取られはつまり “気持ちのあり方 ” だと神は考えます。
根底にある感情は《怒り》を筆頭に、《敗北感》《焦燥感》《悲愴感》などがあり、寝取られを好む者はその大切な人を寝取られることによって芽生える《興奮》が主体となり、逆に興奮する事に対する《自己嫌悪》と《罪悪感》と《背徳感》がごちゃ混ぜになってある種変わった《昂揚感》を伴うようになります。
こういった感情の変化や起伏がNTRの醍醐味ですね。
だからこのスレに関しては広義の意味での寝取られで良いと思います。

さてまた話が長くなりました。
そろそろ佳境です。始めましょう。

………………………
………………
………


「はぁっ………はぁ………♡」
小城「そろそろ準備しないと」
稗方「お、もうそんな時間か。ほれ、未来」

ペチッと尻を叩かれてあなたはピクンと反応する。

「ま、待って………こ、腰がぁ…♡」ガクガク
稗方「ったく、だらしねぇなぁ」
「二人がかりで襲っといて……よく言う………んっ♡」ピクピク…
小城「くたくたになった姿もまた…エロいね」ムクムク
「ちょ………無理、本当にもう…勘弁……」ハァ…ハァ…
稗方「お前、俺より絶倫かよ」
小城「そうかなぁ?」ギンギンッ
未来&稗方「そうだよっ」


1.先に学校へ行く(合宿見送り)
2.三人で学校へ行く
3.気分が優れない…休む

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


「さってと、んじゃ…準備運動も終わったし、学校行くよ!」
稗方「ヘロヘロだった奴がよく言うよ」
小城「でも肌艶が良くなってる…」

あなたはジャージを着て鞄を背負う。

稗方「やっぱ走るのか?」
「うん、走る」
小城「もう部活辞めるなら走らなくても…」
「ううん、あたしにはこれくらいしか取り柄ないから………走るのはやめない」

そう…。それを教えてくれたのはあなたのファーストキスを奪ったあの男だ。

あなたは寮を出て軽く屈伸する。稗方と小城は自転車に乗って待機している。

「行くよっ、二人ともちゃんと付いてきてね!」

そう言ってあなたは地面を蹴った。


1.体育の授業(プール)までスキップ
2.お昼までスキップ
3.放課後までスキップ

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。



※最後の局面。
神が放つ隠しトリップ。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


放課後。
あなたは一人、グラウンドを眺める。陸上部の部員は合宿で居ない。

「はぁ…」

放課後に時間を持て余す。
すぐに帰ればいいのだろうけど…、帰ってからやることも特に無い。
サッカー部員がボールを追いかけている。
テニスコートではラリーが続いている。
皆充実した顔で部活に励んでいる。

「……未練があんなら辞めんなっつの」
「え?」

後ろから声を掛けられる。
その声の主は…平塚だった。

「せ、先輩…何で?合宿は…?」
平塚「キャプテンに話したんだよ、お前が辞めるって。そしたら厳命された」
「厳命…?」
平塚「お前の退部を命懸けで阻止しろってさ」
「……キャプテンが…。………俺に幻滅してる筈なのに」
平塚「さぁな。そりゃ分かんねえけど…お前を止めろってよ」
「………」
平塚「納得いく説明をしてみろ。そうじゃなきゃ俺もキャプテンもお前に付き纏うことになるぞ」
「………」



1.本当のことを話す
2.適当に誤魔化す
3.「………勝負しましょうか、先輩」

↓1〜5多数決。決まらなければ6が決定。

>>542隠しトリップ公開!
#1sh2k!3h

選択肢2のため、少しエッチな展開!


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「…先輩、女子はやっぱり男子と差がありますよね」
平塚「………は?」
「いくら頑張ったところで男子には及びません。そうじゃありませんか?」
平塚「そりゃそうだろ。筋肉の総量が違うんだ」
「つまりそういうことです」
平塚「………意味分かんねえよ。女子男子の違いとお前が退部するのとどう関係すんだよ」
「………じゃあ付いてきて下さい」
平塚「あ、おい…、んだよ……ったく」

あなたは歩き出し、平塚はそれについて行く。
暫く歩き、誰も居ない部室に着くと平塚に座るよう促した。

平塚「おい、そろそろ話せ」
「今から納得いく説明をします」
平塚「おう。納得出来なかったら戻ってもらうぞ」
「………はい」

ジャージのチャックを下ろして脱ぐ。Tシャツもまた腕をクロスさせて脱ぎ捨てる。

平塚「おいおい、何する気だ?色仕掛けでも──────っ!?」
「……気付きました?小さいから分かりにくいかもしれませんけど…」
平塚「お前………それ……」
「そう、おっぱいです。これでも」
平塚「しゅ、手術?」
「違います。勝手に女になってたんです」
平塚「そ、そんな馬鹿げた話しがあるわけっ───」
「あったんです。もちろんコッチも…」

ズボンを脱ぎ、トランクスも脱ぐ。
平塚の前で身を包む全ての衣服を脱ぎ捨ててみせる。

「信じられないと言われても、現実にこうして………あるものが “無い” んです」
平塚「う、嘘だろ……漫画とかでよくある『朝起きたら女になってた』現象?」
「そうですね……」
平塚「な、ナンテコッタ………まさかそうくるとは………………」

頭を抱える平塚。
例えどんな理由をあなたが挙げようとも、全て納得出来ないと言うつもりだったのであろう。
が、流石にこればかりは返しようがなかった。

「皆に女装が趣味とバラしてもいいと言ったのはこういう理由です。いずれバレることでもあると思いますし……」
平塚「キャプテンになんて言えばいいんだよこれ………」
「すいません…俺には何とも………」

暫しの沈黙。
そして少し考えてから平塚が口を開く。

平塚「………どうすんだ?これから」
「部活は辞めざるを得ません。でも走ることは続けたいと思います」
平塚「他にも考えなきゃいけねぇことあんだろ?」
「ええ、でも今は『走る』こと以外あまり深く考えてないんです。ただ…」
平塚「ただ?」
「少なくとも平塚先輩にはお礼しないといけないと考えてます」
平塚「お礼?………ああ、昨夜のホームレスのか?」
「それもそうですけど…先輩には走ることへの想いを再認識させてもらいました」
平塚「…よく分かんねえな」
「………失礼します」
平塚「あ?」

ベンチに座った平塚の前で膝をつき、平塚のジャージを脱がしにかかる。

平塚「お、おい、何してんだこらっ。俺はお前に戻ってきて貰えれば─────」
「これくらいしか……思いつかないんです。お願いします。お礼させて下さい…っ」

平塚の下を全て脱がすと、半勃ちしたペニスがぴょこんと飛び出た。

「………何でちょっと勃ってるんですか…?////」
平塚「……う、うっせぇ」
「………じゃ、失礼します……////」
平塚「…う……ぉぅ…」

あなたは半勃ちしたモノを静かに口に含む。
平塚はビクッと体を揺らし声を漏らす。

平塚「うっ…はっ………っ」
「んっ…んぷ♡ んっんっ…♡」

サイズは稗方と同じくらいだろうか。ただカリが太い。亀頭が発達している。
舌で傘の溝をなぞるように舐める。
サイズは口腔内で徐々に大きさを増していく。

「ふむ…ん♡ ………気持ちいいですか?」
平塚「あ、ああ………」
「………良かったです………あむ…ん♡」

パンパンに膨れ上がったペニスはあなたの頬にぶつかり、頬を膨らます。

平塚「………羨ましいな」
「…んむ?////」
平塚「俺も………女になってみたかった」
「………俺は別に女になりたかったわけじゃ……」
平塚「知ってる。でもそういう変身願望がある奴って結構いるんだぜ?」
「そう、なんですか?」
平塚「まあいいよ。トランスした元男にしゃぶられるってのも興奮するしな」
「………はむ…♡」

何て答えていいか分からず、あなたは再び隆起した逸物を口に含む。

あなたは、あなたには稗方と小城という “彼氏” が居る。
それを考えればこれは浮気になるのだろうか…。ふと、そんな事があなたの頭に過ぎった。
しかしあなたの出した結論は………『No』だった。
これはお礼…。そこに愛情は無く、ただ今の自分に出来ることが “それ” しかなかっただけで…。
それは言い訳なのだろうか…。そんな風にも考える。

あの二人がこの事実を知ったら許してくれるだろうか。
自分に咎(とが)が無いならあの二人に話せる筈。
そう考えたら………話せない。
それはつまり、自分に後ろめたさがあるからだろう。

平塚「くっ…!沢口っ………!」
「んっ………♡」

余計なことを考えてる間に平塚が高みに昇っていた。
口から抜かれると、平塚は自らのモノを擦りながら、あなたの胸に精液をかけた。
白濁の液はスルメの臭いを放ちながらあなたの胸から垂れる。

平塚「はぁ…はぁっ……」
「はぁ……♡ すごい…濃いですね……」

指でそれをすくい、指先で擦る。粘り気が強く糸を引く。

平塚「……これでチャラってか?」
「…はい。都合いいとは思いますけど………でも」
平塚「あーもう、分かったよ。フェラさせちまった時点で聞かざるを得ないしな」
「……すいません……」
平塚「ところで…フェラ上手いな?もう誰かに仕込まれたのか?」
「えっ?//// いや……////」
平塚「その表情(かお)見るともう本命らしき奴が居そうだなww」
「あう………////」
平塚「分かりやすいやっちゃなww …よっと」

平塚は立ち上がり、下を履き直すと出口へ向かった。

平塚「………………なぁ、走るのはやめないんだろ?」
「それは…約束します」
平塚「分かった。じゃあ目指してみろ」
「………目指す?何をですか?」
平塚「女の身体で男の記録を超えてみせろってことだ」
「っ!………女の身体で男を…………」
平塚「それが出来りゃおめぇ………すげぇぞ?」ニヤ

そしてあなたの答えを待たずに平塚は部室から出ていった。

「女の身体で……………」

あなたは平塚が与えた目標を頭の中で反芻し続けた。



↓1コンマ一桁分 卑猥度が上がる。
※『1』以外なら2章はエピローグを迎えて終了です。

──────エピローグ──────


稗方「小城、お前最後に未来としたのいつだ?」
小城「四日前」
稗方「だよなぁ……俺もう溜まりに溜まって困ってるんだが………」
小城「僕だってそうだよ。…だけど………」

非常階段の手摺りに腕をかけ、二人はグラウンドを見下ろす。
陸上部部員達がそれぞれ走り回っていて、その中には汗を袖で拭うあなたの姿がある。

小城「あの方が未来さん………いや、沢口くんらしいよ」
稗方「そりゃまあ………な。一人イキイキしてやがるし」
小城「エッチで乱れた姿も良いけど、僕が一番好きな沢口くんの姿は……ああいうところだ」
稗方「俺はエロい未来が好きだけどな」
小城「君がそんなんだから四日前に一週間エッチ禁止令が出たんだぞ?」
稗方「いや、それは違う」
小城「違う?」
稗方「ああ、そろそろ県大会だからな。集中したいんだよ、あいつ」
小城「………そっか。そういう時期だったね、そういえば」

二人はそんな話しをして、再びグラウンドへ目を落とした。


………………………
………………
………


キャプテン「集合!!」
部員「「はいっ!!」」ザザザザッ
キャプテン「県大会で必ず良い成績を残す!」
部員「「はいっ!!」」
キャプテン「その為には………沢口!」
「はいっ!」

キャプテンから指名を受けてあなたは一歩前に出る。

キャプテン「どうすればいい?」
「はいっ!寝る間も惜しんで走ります!」
キャプテン「言うねぇ…。でも休息も大事だ! “身体に異変が起こる” こともある!自己管理はキッチリするように!」

キャプテンの言葉に周囲がプークスクスと笑う。

「あ、あたしのは病気とかじゃなくてですね」
キャプテン「あたしぃ?」

周囲が爆笑の渦に包まれる。

「う…お、俺………////」
キャプテン「はは、無理しなくていい。冗談だ。キミはもう女なんだからな」
「うう………////」
キャプテン「こんな事はにわかには信じがたいけど、起きたこと起きたことでしょうがない。けどこの部にとっては良い結果になりそうな予感がする」
「………」
キャプテン「さて、男子陸上部期待のエース、沢口 未来」
「………はいっ」
キャプテン「以前よりタイムが若干落ちたとはいえ戦力としては申し分無い。女になったからと腐らずに日々のトレーニングを怠らなかった結果だね」
「…ありがとうございますっ!」
キャプテン「これからもキミには部を牽引していってほしい」
「努力しますっ!」
キャプテン「ふふ、期待してるよ…沢口くん」

一つに束ねた長い髪をたなびかせるキャプテン。
部員達は背筋を伸ばし、次のキャプテンの言葉を待つ。

キャプテン「ようこそ、女子陸上部へ!」
女子部員達「「ようこそ!!」」

あなたは大きく頷くと、非常階段の二人に顔を向け、微笑みながら小さくガッツポーズをしてみせた。



第2章 沢口 未来編



【神からのお願い】
私の負けでいいですから、もっと理不尽で背徳的なエロを書かせて下さい。
もうね、半ば皆様読者の為だけに書いているというよりも自分の為に書いてる部分もありまして……ええ、もう本当に、ドロッドロの酷いの書きたいの、私。
青春とか書きたくないの。助けて。

皆女の子になったら滅茶苦茶にされたいとか思わないの?思おうよ、ね?このスレのコンセプトはそこだから。そこ一点だから。履き違えちゃ駄目。
恋愛しなくていいから。ちんぽ狂いになっちゃおうよ。ね?
ほんと、お願いしますよ。

第1章 主人公

名前:操 綾音
年齢:16(高校生一年生)
高校名:如月高等学校(高校名暫定)
モード:女体化
スタイル:黒髪ロング、微乳、デカ尻
性格:消極的(変身前は積極的)
家族構成:父母、弟(11:小5)姉(17:高2)
彼氏:いない
難易度:ナチュラル
登校手段:電車
登校時間:一時間十分
運動神経:運痴
卑猥度:over 100


《服》
制服
ロングスカート キャミソール ポレロ
ミニスカート 薄手のカーディガン
ホットパンツ 深Vネックのヘソ出しブラウス

《下着》
水色と白の縞パン
オレンジのビキニ水着

《アクセ》
シュシュ


『主な登場人物』
※オカマ:怪しい店の店主。謎に包まれている。

その他の人物はモブ扱いとする。

第2章 主人公

名前:沢口 未来
年齢:16(高校一年 寮生 ルームメイト二人)
高校名:山之上高等学校(高校名暫定)
モード:女体化
スタイル:細身 短髪 貧乳 無毛
性格:保守的
家族構成:父.母.兄(19)妹(16双子)弟(14)
彼氏:稗方と小城
難易度:ナチュラル
運動神経:超高校生級 (女子陸上部所属)
卑猥度:over 100
ベッド:女子になったので寮から追い出され、実家からの通い


【ルームメイト】
稗方 京(ひがた けい):未来の彼氏1。エログッズ収集家 侠気アリ ※二段ベッド 下
小城 凌 (おぎ りょう):未来の彼氏2。冷静で頭脳派 一途 巨根 ※シングルベッド

《持ち物》
栄養剤(5錠)
ブレ◯ケア(いっぱい)

《服》
制服
ジャージ


『主な登場人物』
※操 綾音(みさお あやね):第1章主人公。性の僕となった悪女として登場。

※平塚 透(ひらつか とおる):未来の一つ上の先輩。陸上部所属。喧嘩が強い。

※及川 剛史(おいかわ たけし):森林公園のハッテン場に出現するホモ。力持ち。可愛い男が好み。

その他の人物は(ルームメイト以外)モブ扱いとする。

《隠しトリップ表記》

r=レイプ
p=ピンチ
c=コンマバトル
z=ザッピング (運命の歪み発生)
k=回避
sh=少しHな展開
h=Hな展開
o=堕ち
暴=暴力沙汰
乱=乱交
連c=連続コンマ
吉=ラッキーイベント
凶=不吉なことが起こる
無=無難な選択
他=その他の出来事



隠しトリップに使う文字。
例えば『1pc』と書かれていた場合は安価で1を選択した時、ピンチ発生の後にコンマバトルが始まります。
『1ho』ならHされて堕ちてしまう展開になります。
基本的にはザッピングシステムでのみ、隠しトリップを使うつもりです。
都度解析されないように『!』や『?』などを入れていきますが、上記の文字以外の文字は無視して下さい。


我が名は神。
悪戯好きの道化神。
これより魔法を掛けてやろう………



君の名は?(日本名、フルネーム)
安価↓1〜4の中で神が選択。

女体化か、男の娘か。
安価↓5〜8多数決。

名前:牧野 玲(まきの れい)
年齢:
モード:女体化
スタイル:
性格:
家族構成:
彼氏:
難易度:
運動神経:
卑猥度:0



スタイルは?(なるべく具体的に)
安価↓1〜4の中で多い意見のもの。決めるのは神。

性格は?
1.明朗
2.寡黙
安価↓5〜7の多数決 。

名前:牧野 玲(まきの れい)
年齢:
モード:女体化
スタイル:ロリ顔 モデル体型で胸だけ爆乳(G)
性格:明朗
家族構成:
彼氏:
難易度:
運動神経:
卑猥度:0


年齢↓1〜5の平均値。(高校生以下は不可)

彼氏(好意を持った男)の有無↓1〜3多数決。

名前:牧野 玲(まきの れい)
年齢:16(高校二年生)
モード:女体化
スタイル:ロリ顔 モデル体型で胸だけ爆乳(G)
性格:明朗
家族構成:
彼氏:居ない
難易度:
運動神経:
卑猥度:0



高校名↓1〜3の中で気に入ったものを神が選ぶ。

男子校?共学?
1.男子校
2.共学

↓4〜8多数決。

名前:牧野 玲(まきの れい)
年齢:16(高校二年生)
高校名:
モード:女体化
スタイル:ロリ顔 モデル体型で胸だけ爆乳(G)
性格:明朗
家族構成:
彼氏:居ない
難易度:
運動神経:
卑猥度:0


適当に高校名を決めて下さい。
↓1〜3の中で気に入ったものを神が選ぶ。

名前:牧野 玲(まきの れい)
年齢:16(高校二年生)
高校名:星ノ浦高等学校(共学)
モード:女体化
スタイル:ロリ顔 モデル体型で胸だけ爆乳(G)
性格:明朗
家族構成:
彼氏:居ない
難易度:
運動神経:
卑猥度:0


家族構成は?
↓1〜3の中で神が決める。

周囲の環境の変化は?(難易度)
1.ハード(スラム化)
2.ナチュラル(普通)
3.イージー(こっちから攻めないとエロ無し)
安価↓4〜6の多数決

名前:牧野 玲(まきの れい)
年齢:16(高校二年生)
高校名:星ノ浦高等学校(共学)
モード:女体化
スタイル:ロリ顔 モデル体型で胸だけ爆乳(G)
性格:明朗
家族構成:父母、姉(同じ学校の教師)、妹(同じ学校、女体化した主人公にそっくりだが顔は少しだけ大人)、弟
父母
彼氏:居ない
難易度:ナチュラル
運動神経:
卑猥度:0


兄弟の年齢をどうぞ。
姉(25以上)
妹(双子か一個下か)
弟(15以下とする)
↓1〜5の平均値。

運動神経は?
1.悪い
2.普通
3.良い
↓6〜8の多数決。

名前:牧野 玲(まきの れい)
年齢:16(高校二年生)
高校名:星ノ浦高等学校(共学)
モード:女体化
スタイル:ロリ顔 モデル体型で胸だけ爆乳(G)
性格:明朗
家族構成:父母、姉(26歳。同じ学校の教師)、妹(玲と双子。同じ学校、女体化した主人公にそっくりだが顔は少しだけ大人)、弟(13歳。中学一年)
父母
彼氏:居ない
難易度:ナチュラル
運動神経:普通
卑猥度:0


使わないかもしれませんが兄弟の名前を一応決めて下さい。
姉↓1〜3
妹↓4〜6
弟↓7〜9
気に入ったものを神が決める。

名前:牧野 玲(まきの れい)
年齢:16(高校二年生)
高校名:星ノ浦高等学校(共学)
モード:女体化
スタイル:ロリ顔 モデル体型で胸だけ爆乳(G)
性格:明朗
家族構成:父母、姉(優衣26歳。同じ学校の教師)、妹(実花。玲と双子。同じ学校、女体化した主人公にそっくりだが顔は少しだけ大人)、弟(悠人13歳。中学一年)
彼氏:居ない
難易度:ナチュラル
運動神経:普通
卑猥度:0


──────蓋は開いた──────

※これより主観で物語を進めてみます。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


第3章 牧野 玲編 《初日》


鳴り響く目覚まし時計を叩き、アラームを消す。
身体が鉛のように重い。風邪をひいたか?少し熱っぽさも感じる。

ベッドから降りると重い体を引きずる様に俺は歩いた。


1.着替える
2.朝ごはん
3.トイレ
4.学校を休む

↓1〜5多数決。決まらなければ6が決定。

そういえば男の娘の場合 女→男(あれが生える)なのそれとも男が女のようになる(容姿が変化する)の?

確かに男の娘選んだ時最初のキャラ設定作る時とかどうなるのか気になる

神がでばらなくても男の娘にはなれるし、逆に男に戻るなんていつも通りにするだけですむしな
そりゃ多少女っぽくなるのかもしれないけど、まわりはもとから男認識だし

ここまで書いてまわりがホモと両刀ばっかになるのかと戦慄した

男の娘は男でも女でもない、男の娘だ
ホモとか両刀とかそういう認識ではない、いいね?

ちょっと意味がわからないですねぇ……

神の能力使って男全てが主人公に対して恋愛感情を持ちやすくなるとか。元々男の娘の素質ありで

男の娘にすると安価取る側が減りそうでなんか怖いな
男の娘嫌いって言う人どれくらいいるんだろうか

少なくとも俺は大好きです

ちょっと上司に怒られてました。
すいません。


>>650
男の娘が選ばれてから話そうと思いましたが、一応こちら側(神)が考えているのは、

1.《ブサメン》か《フツメン》の状態から《男の娘》への変身。
2.初めから《男の娘》状態。

この二種類から選んで頂く形になるかと思います。
まずスレの目的は変身願望を持った『読者』が《変身した身になりきって頂く》ことが前提なのです。
ただの読み物としてでなく、もちろん安価なので参加してもらう読み物ではあるのですが、主人公になりきって進めていってもらうような形を望んでいます。
リアルでの男の娘なんか早々居ないでしょう?
なのでストーリーの中で例えば《最初から男の娘》だとしても、リアルのあなたにとっては変身していることになるのです。読み手としてというよりもストーリーの主人公になりきって貰いたい。そういう願いで書いてます。


>>651
上記の通りですが、男の娘キャラの場合は初めにもう少し細かな設定をするつもりです。ただ女体化の方が人気高いので男の娘になる確率は低そうですね。

>>652
神が出張る必要は無いかもしれませんが、男の娘への憧れを持つ人も少なからず居て、そういった少ない需要のストーリーを紡ぐのが神の役割と考えています。
あと神は男の娘大好きです。ただホモではないです。

>>653
その通りです。

>>654
Don't think ! Feel.…

>>657
そういうの、実はもう書いてます。安価作品ではありませんが少しずつ進めてる最中です。
いずれ公開すると思います。

>>659
絶対数は減りそうですね。
まあそしたらこのスレが終わるだけです。
ここには似たようなSSが山ほどあるし、誰も痛くないでしょう。(痛いと言って欲しい)

>>660-661
おお、我が同士達よ…


寝ぼけ眼でトイレに入る。
ズボンを下ろして、いつも通りに尿を排出する。

「わっ!?」

足に生暖かいものが伝う。尿漏れってレベルじゃない。

「やべぇ…母ちゃんに怒られ………」

股を見ようと下を向くと胸が邪魔して見えない。

「見えねぇし…なんだこれ、邪魔くせぇな…」

胸のボタンは取れていて、肉の谷間が見える。
これが他の女のおっぱいなら文句は無いのだけど、さすがに自分の胸の谷間に欲情するバカは──────………はて?自分の胸の谷間?

「………なんだこれ?」

落ち着け…。よく考えろ。
こんなものがあったか?昨日までの俺に。あったか?

「何だこれぇえええっ!?」

後ろへ一歩引き、ガタンと扉にぶつかる。
慌てて股間を確認するも………無い。やっぱり無い!

「おん………っ!?」
母「玲うるさいわよっ!何やってんの!」
「わ、わはい!何でもない!!何でもっ………」

何でもなくない。
一大事だ。


1.優等生のこの俺が…
2.悪の頂点に立つ俺が…
3.何の取り柄も無い俺が…

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。

.>>662
痛いに決まってんだろ!あんた程の描写力はSS速報には数えるほどもいねえぞ!
なのでその男の娘もの公開したらぜひこのスレにも誘導URL張っていただきたいですお願いします

安価なら2で

>>668
言われると本当に照れるです。

言っても書き途中のソレ(男の娘ではなくTSものですが、シチュとして皆の好意が主人公に向いてしまう話)はまだまだ先の話です。結構本気で書いてるやつなので時間掛かってます。ってか半年掛かってまだ完成が見えてませんので…。本当にまだまだ。

男の娘ものならそこそこ読み応えあるかな?と思えるものを添付しときます。
お暇な時にでもどうぞ。

男の娘の受難【R18】
男の娘の受難【R18】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424698711/)

軽めのはこちら(男の娘勇者とオークの話)

http://blog.livedoor.jp/ssweaver/archives/41586671.html


何の取り柄も無い俺が…。ただのフツーの高校生の俺が………女の子に変身だと?

悠人「兄ちゃんまだー?」
「うえっ!?ちょちょ、待ってくれ!」
悠人「長いよー」
「ごめんっ!急ぐから……ちょっと待って!」
悠人「…あれ?実花姉なの?」
「いや…?俺だよ」
悠人「だって実花姉の声……」
実花「はよー」
悠人「あれ?実花姉…あれ?」
実花「何?ちょっとどいてよ悠人。トイレ行きたいから」
悠人「………いや、今中に……」
実花「はぁ?…ちょっと玲!早く出なさいよ!」
「わ、分かってるって!少しは待てよ!」
実花「………何それ、私の声真似?ムカつくんですけど」
「違っ………」

声までも女だ。
声の質が実花そっくりなのは家族だからか?
一先ず床に飛び散った小便を拭き取ってアルコールをかけてまた拭き取ると、俺は濡れたズボンとパンツを抱えてドアを開け、「どいてどいて」と悠人と実花の間を縫ってすぐに風呂場へと向かった。

実花「あ、玲………何あいつ。漏らしたのかな?」
悠人「さあ……?ってか、兄ちゃん髪長くなかった?」
実花「伸びたんじゃない?じゃ、お先」ガチャ
悠人「ええっ!?僕が先に並んでたのにっ」

………………………
………………
………

風呂場で簡単にズボンとパンツを洗い、洗濯機の中へ入れる。
ふと影が視界に入ったので反射的にそこへ顔を向けると、全身鏡に映った俺だった。

「やべぇ………やべぇよこれ……」

完璧に──────女だ。
隠しようが無い。
長い髪と目立つ胸の膨らみ。顔も実花そっくりで、スタイルも似ている。ただ胸の大きさは姉の優衣に近いか…?実花よりかはでかい気がする。
自分の胸を持ち上げてみる。…柔らかい。本物だ。
どうすんだこれ………。どう頑張ってもこの胸は隠しきれそうにない。


1.悠人に相談する。
2.実花に相談する。
3.優衣姉に相談する。
4.父に相談する。
5.母に相談する。
6.家族に公表する。
7.誰にも言わずに学校へ行く。

↓1〜10多数決。決まらなければ多いもの同士で再安価。

ホモピは百合もいけるのかな?
お姉さんと近親百合TSとかすごい観たい

>>683

【R-18】貴方が犯される話【安価】
【R-18】貴方が犯される話【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443938211/)
のレス590から参照。一応百合です。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


優衣姉に相談が決まったところで投下は明日にします。
今日はおやすみさない。


バスタオルを取り全身を包むと優衣姉の部屋へと向かった。
悠人や実花に相談したところでバカにされるかちゃかされるか玩具にされるかだけだ。かと言って父や母に相談はしにくい。
やはり優衣姉しか居ない。

優衣姉の部屋をノックすると扉が開いて、ひょこっと顔を出す。

優衣「あら実花、どうしたの?変な格好して」
「違う、俺だよ。玲」
優衣「はいはい。高校生になってもまだそういう遊びするもの?早く準備しないと遅刻するわよ?」
「お願いだから聞いてよっ。冗談なんかじゃないんだってば」
優衣「…うん?そういえば実花よりも顔が幼い感じね。玲なの?お化粧とかしてる?」
「頼む、今は本当にそれどころじゃなくて…中に入れて!」
優衣「いいけど…あたしもう行かなきゃいけないし………」
「五分!五分でいいから!」
優衣「うーん……分かったわ。じゃあ入りなさい」
「恩にきます!」

優衣姉の許可を得た俺はスルリと扉を抜けて中へ入った。優衣姉はドアを閉める。

優衣「で、何なの?職員会議があるから早めに済ませてね」
「……女になった」
優衣「ん?」
「女になったんだよ……」
優衣「あのね、実花……じゃなくて玲?ああもうどっちでもいいけど、まず相手に何かを伝える時には主語が必要なの。高校生なら分かるよね?」
「だから、俺が女になっちゃったんだよぉ!」
優衣「……今日はエイプリルフールじゃないのよ?」
「じゃあ、見てくれって!これ!」

俺はバスタオルを剥ぎ取って下半身を晒す。上はパジャマだがボタンが開いて胸の谷間がくっきり見える。

優衣「ほら、あなた実花じゃない」
「れ・い!実花は今頃トイレか飯食ってるよ!そんな言うなら確認してきてくれよ!」
優衣「うるさいわねぇ。もう…時間無いのに…」

優衣姉はドアを開けて出て行く。
しばらく待つと優衣姉が戻ってきた。

優衣「居たわ、実花」
「だろ!?」
優衣「で、それはどういう仕掛けなの?」

と言って優衣姉は俺の膨らんだ胸に指をさす。プニっと奥まで指が沈んだ。

優衣「よく出来てるわね…これ」プニプニ
「つ、作り物じゃないっての!」
優衣「おちんちんは?」
「だから見てよ!無いでしょ!?」

足を広げて立つ。もちろんそこにぶら下がっているものは無い。


優衣「………あんた本当に玲なの?」
「そうだよ!」
優衣「お父さんの誕生日は?」
「8月25日」
優衣「私の元カレの名前は?」
「確か駒沢芳樹さん」
優衣「私が今気に入ってる男の子は?」
「確か他校の生徒だろ。名前は知らないけど陸上部の二年生って優衣姉が言ってたじゃん」
優衣「そうなの ♪ うちの学校に合同練習で来てね。なかなか男前よ、あの子 ♪ 青い果実って何であんなに美味しそうなのかしら…。名前は確か…ひら…ひら………何だったかしら?」
「そんなのどうでもいいって!もう俺の証明は出来ただろ!」
優衣「ああ、そうね。………って、でもどうして女の子になっちゃったの?」
「俺が聞きたいくらいだっての!」
優衣「困ったわねぇ、早く戻りなさい。色々と面倒なことになるでしょ?」
「戻れるなら戻ってるわぁ!!」ダンダンッ

地団駄を踏むように床を踏みつける。
話しが噛み合わない。いや、噛み合ってはいるのだろうけど認識にズレが生じてる。

優衣「ほら、へーんしん!とか、仮面ライ◯ーみたいに」
「……いいかい…姉さん、真面目に聞いてくれよ。俺は別に変身が出来るわけじゃない。仮面ラ◯ダーでもプリ◯ュアでもない。変身してこうなったんじゃなくて、朝起きたらこうなってたんだよ!」
優衣「そんなこと…あり得る?」
「あり得ないよ!だから困ってんだろ!」ダンダンッ
優衣「あ、もうこんな時間。約束の五分よ」
「うがー!結局解決してねぇ!!」
優衣「まあ、その内治るでしょ」
「風邪みたいに言うな!無責任過ぎるだろ!」
優衣「だってそれ、私の責任じゃないもの」
「そ、そうだけどさ!姉として弟のピンチをだな」
優衣「母さんや父さんに相談した方がいいわよ。私にできることは…そうね、そこのタンスの三段目の引き出しに私が着てた制服があるから…それを貸してあげるくらいかな?同じ高校だし制服は変わってないから大丈夫よ」
「俺に女子の制服着ろってこと!?」
優衣「だって女の子になっちゃったんだからそれしかないでしょ?別に男の制服着てもいいけどその胸のサイズじゃ…ボタン締まらないよ、きっと」
「そ、そういう問題!?」
優衣「ああ、ブラは」
「ブラはどうでもいい!」
優衣「私の下着は棚の一番上。勝手に使っていいけどあんまり汚しちゃダメよ。あとナプキンは左の方に入ってるから…生理はいつ?」
「優衣姉はさっきから心配するとこがズレてる!生理なんか知るか!今日、今、女になったばっかだぞ!」ダンダンッ
優衣「じゃ、私は先行くから。何なら学校休んじゃいなさい。バイバイ ♪ 玲ちゃん♡」
「だぁああっもぉおお!」

優衣姉は小さく手を振って部屋から出て行った。
というか、何故驚かないのか不思議だ。不自然な事が起きているというのに何故ああも普通に受け入れられるのか。

どうする。どうすればいいんだ………。


1.父母に相談する
2.実花に相談する
3.悠人に相談する
4.学校に行く
5.学校を休む

↓1〜8多数決。決まらなければ多いもの同士で再安価。


「……そうだ、学校なんかに行ってる場合じゃない」

とはいえ、学校を休むにはまず母に話しを通さないとならない。もしくは学校へ行く振りしてどこかでサボるか……。



1.誤魔化しながら母に休む旨を伝える
2.とりあえず家を出てから考える

↓1〜3多数決。


駄目だ。誤魔化しようがない。
とりあえず制服を着て外に出てから考えよう。


1.学ランで外へ出る
2.姉の制服で外へ出る
3.学ランを着て一応姉の制服を持って外へ出る

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


急いで自室へ戻るとパジャマを脱ぎ捨てる。
ボンッと胸が飛び出すのが厄介極まりない。

「ああもう畜生っ!」

デカパイにかまけてる暇はない。
すぐさまワイシャツに腕を通してボタンを締め……締 ま ら な い 。
第一第二のボタンは締まるが第三ボタンは全く締まらない。無理やり胸を潰して第三ボタンを締めるも、プンッとボタンが弾けて飛んだ。

「だぁああっ!もういい!」

ズボンを履くとお尻でやや引っかかる。それを無理くり履くと今度はウエストがブカブカ。ベルト穴も軽く10センチは通り過ぎた。

「くそっ、何で俺がこんな目にっ!」

学ランを羽織り、ボタンを締めていくも…やはり第二ボタンからきつかった。
息を吸ってお腹を凹ましてギリギリとボタンを締める。
そしてふっと気を抜いて息を吐いたらプンッと、またボタンが弾けて飛んだ。

「やってられるかぁ!」ガタンッ

椅子を蹴ってやつ当たる。
鏡を見るととんでもなくだらしない格好をした女がそこに立っていた。その正体は俺。

「………分かった……分かったよくそっ…」

俺は優衣姉の部屋へ行き、タンスのの三段目を開けると女子の制服を取り出した。

「はは……これを着ろって?こんな小さい服本当に入るのかよ……」

まずはTシャツを拝借して着てみる。
不思議と入った。胸のところも苦しくない。
セーラー服をすっぽりと被る。普通に入った。
スカートも履く。ウエストもしっくりきた。
姉の方が胸がでかいからか?
鏡の前で回転してみた。ふわりとスカートが舞う。
ストンとトランクスが足首にまで落ちた。

「パンツまでも俺を拒否するか……」

ボリボリと頭を掻く。髪質まで柔らかくなってる気がする。


1.パンツを姉から借りる
2.ノーパンでいいか
3.きつめのボクサーパンツなかったっけ?

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


「ま、いっか」

俺はパンツを履かずにそのまま部屋を出た。
鞄を持ち、そのまま母や妹達に見つからないようこっそりと家を出て、マンションの廊下を急いで歩く。
こんな姿を見られるわけにはいかない。
体は女だとしても心は男だ。大体他の人から見たらただの女装好きのオカマに見えるんじゃないかと思った。
だから俺は一刻も早くここから脱出して──────

?「やあ、おはよう実花ちゃん」
「うひっ! お、おはようござい、ますっ」

正面に立っていたのは管理人の望月玄二さんだ。
白のランニングに下は淡いオレンジのジャージを履いている。腹が出て頭が剥げてる典型的な中年オヤジだ。
ランニングはサイズが合ってないのかヘソが見えている。

望月「ほう、ようやく挨拶してくれるようになったんだねぇ。感心感心」

実花は─────この管理人が苦手と言っていた。
不潔で馴れ馴れしく………何より目が嫌だとか何とか。俺はそれを適当に聞いていたのだった。

「あ、あの、じゃあ急ぐので…」
望月「おっと待ちなよ。………アレは考えてくれたのかい?」

アレ?あれとは何だ…。
望月さんは俺を実花だと決めつけているけど、俺は実花じゃないし話しを合わせる事が出来ない。


1.あ、ああ…アレですね ♪ 考えてますよ、勿論…
2.アレ?アレじゃ分かりません。ハッキリと言って下さい。
3.援交ならお断りだハゲ野郎

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


「アレ?アレじゃ分かりませんね。ハッキリと言ってくれませんか?」
望月「ぐっ…い、いや、ここじゃ何だから」
「すいませんけど急いでるんで要件を端的にお願いします」
望月「っ………ちっ、いつも通りか。生意気なガキめ………」

望月さんは舌打ちすると奥へ逃げるように去っていった。
まあ、実花が嫌う気持ちも分からなくはないか…。最後にブツブツと何かを言っているのが聞き取れなかったけど…ああいうところも薄気味悪いのだろう。
と、後ろから「行ってきまーす」と実花の声が聞こえた。俺は急いでエレベーターで一階まで降りるとマンションから脱出した。


1.電車に乗って繁華街へ行く
2.森林公園で時間を潰す
3.バイト先に顔を出す

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


俺は森林公園へと向かった。
ここはあまり治安が良くない。ホームレスも多いし不良も結構な数が居る。
だからこそ、穴場であった。人が少ないからだ。
たまに警察官が巡回しているがそれを避ければ人と関わることはまず無い。

公園自体はかなり広い。
大きな池もあるしボートもある。売店もあるが夕方前には閉まってしまう。
林道は昼間でも暗いが、夜になると尚更暗くなる。街灯の数が絶対的に足りないからだ。
それもあってか良からぬ事件も多発してる “らしい” 。らしいたいうのはあくまでも噂であって、実際事件が起きてるかなどは分からない。
闇から闇に葬られている…などと言われていて、若干の尾ひれはひれが付いてるのかもしれない。
ただスポーツをする人には割とうってつけの場所らしく、よくジョギングしている人を見掛ける。

俺は──────


1.ベンチに座って時間を潰す
2.ボートに乗って時間を潰す
3.林道を歩いて時間を潰す

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


ボート小屋でお金を支払い、手漕ぎのボートに乗る。オールを回して水をかくとゆっくり後ろへ進んでいった。

チャプチャプと水の音が心地良い。
池の真ん中まで到達すると、俺はボートに寝転がった。
太陽の光と水の音と鳥の鳴き声。
都会の喧騒から離れて一時のスローライフ。

「うん………悪くないな…」

ボートに揺られ、女になったことを考える。
考えてどうなるものでもないけど、考えないなんてことは出来ない。
ただ『どうして女になったか』ではなく、『どうやったら男に戻れるか』でもなく、『女としてどう生活していくか』を考える。
女になった理由も方法も分からない以上、戻れる方法など思い浮かぶはずも無い。考えるだけ時間の無駄のようにも思う。
刹那的ではあるが、当面どう生活していくかを考えないと駄目な気がした。

それでも………答えなんか出やしない。
男が女になるだけで世界は一変する。いや、世界は変わらないのだろうけど、少なくとも俺の生活圏では一変する。

?「ほら見ろ!カワイイ姉ちゃんだろ!?」
?「うわっ、マジだ!おいお姉ちゃん、暇してんの?それ星高の制服だよね?」

………周りが騒がしい。
ナンパなら余所でやってほしいものだ。

?「あれ、寝てんのかな?」
?「おぅい、起きてるー?起きないとそっち移っちゃうよー?ふへへ」


──────warning!──────

DQN臭いのが来たっぽいぞ!
ノーパンの分危険度が高めだ!

↓1のコンマが
01〜45 で回避
46〜98 でイタズラ
《ゾロ目》でイベント『逃げ場の無いボート上で』が発生!

やったね神様!


>>731-733

むう……。
応援されると何故か抗いたくなる。
私は性根が腐っているのだろうか…?

コンマ94
イタズラ発生!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


目を開けると俺のボートの隣にピッタリと寄せ付けたボートがあり、そのボートには金髪と坊主頭のDQNが顔を覗かせていた。
普段なら絶対に関わり合いになりたくないタイプの人種だ。

「な、なんですか……あんた達」
金髪「なんだツィミはってか?www」
坊主「古いわwwwww」

駄目だ。やっぱり人種が違う。この二人が何故笑ってるのかも俺には分からない。

金髪「まま、ちょっとそっち行くからさ、いいでしょ?」
「は?いや、ちょっと、危ないからやめて下さいっ」
坊主「大丈夫大丈夫ww」

無理やりボート同士をくっつけると金髪が俺の乗ってるボートに乗り込んできた。

「わ、わわっ!危なっ……」
金髪「えへへ、来ちゃった♡」
坊主「やめろww 全然可愛くねぇよwww」

逃げようにもボートの上で逃げられない。流石に池に飛び込む勇気はない。

金髪「ガッコーサボっちゃ駄目じゃないww」
「あ、あんた達には関係無いだろ」
金髪「ヒュー、ツッパちゃって。か〜わいいんだからぁ〜 ♪ 」

金髪は馴れ馴れしく俺の隣に座ると肩を抱いてきた。

「ちょ、離れろって!」
金髪「ああ〜女の子の匂い ♪ 癒されるねぇ…」
「ふざっ──────!?」

金髪は左手で肩を抱き、右手で胸を揉んできた。

「わっ、ちょっ、やめろってば!」
金髪「おほっ!これはこれは…かなり大物と見たwww」
坊主「でかい?でかいの?www」
金髪「でかいww チョーでかいwww しかもこれ、たぶんノーブラww」
坊主「ビュリホー!wwwww」
「おいっ!ほんとにっ…やめろっ………て…っ///」

坊主頭もボートを捨ててこっちに乗ってきた。
二人掛かりで俺の腕を取り、無力化させる。
力が全く敵わない。どれだけ踏ん張ってもDQN達の腕を振りほどくどころか動かすことも出来ない。

「んむっ!?」

金髪が隙をついて俺にキスをしてきた。足だけがバタバタと暴れる。
唇を吸われつつ、服の裾が徐々に上がっていき、Tシャツまでも捲られると、胸が露わになった。

坊主「おお、マジでデカイww」

俺はそこで羞恥を感じた。
男だから関係ないと思っていた。それでも女の乳房であることには変わりないわけで…。
胸を直に揉まれる。

「んむぅっ!…やめっ………んっ!」

金髪のキスの攻勢が止まない。
喋ろうとすれば舌を吸われる。口をつぐむと耳を舐められる。

「はぁっ…ちょっと………ほんとにやめ…っ////」

金髪に耳を甘噛みされる。
放り出された乳房は坊主頭によって揉みしだかれ、乳首を吸われる。
もう片方の乳房は金髪の手によって下からぽよぽよと弄ばれる。

身体が自然とくねってしまう。
それは多分拒否反応だ。決して感じているわけではない。

「………あっ!」

違う。これは……そういう声じゃない。
あまりにも気持ち悪いから、だから上ずった声が出ただけで………。

「ふうっ………ううっ………んっ//// はっ…ぁ、耳っ……っ…♡」


耳をとことん責められる。
唾液の音が聞こえる。ビチャビチャに耳を濡らされる。

なんだ………これ。
違う。男の時に感じるソレとは全く違う感覚。
全身に甘い痺れが走る。そしてその痺れはすぐには引かず、鋭さを増して感度をより強いものへと高めていく。
押し寄せる『気持ち良い』は、逆に怖さをも感じさせる。
未知の体験。未知の体感。
恐れはそして新たな快感となって身体を浸食してくる。


「違うっ……こんなの………こんなの認めな……ぁっ…………やだ…ぁっ♡」

胸を鷲掴みにされる。乳首に歯を立てられる。

「ひぎっ!痛っ………んぅ♡」

下腹部が熱くなる。
ヘソの下辺り。内臓?
ずくずくと、ざわざわと何かがこみ上げてくる。

「はぁあ…ああ…やだ………♡ あっ…舐める…なぁ………♡」

ネトォ…と、坊主の舌が円を描くように乳輪を這う。
金髪はまた俺の唇を奪う。
いとも容易く………、口をこじ開けて舌を捻じ込ませる。

「んふっ…んっ………♡ ぁ…む…ん♡」

脳が………痺れる。
駄目だ。このキスは………続けちゃ駄目だ。
逃げないと。早く逃げないと……。
………逃げる?どこへ?どうやって?

「はっ…あむ…ん…♡ ま、待って…お願いだからもうやめ………んむ…♡」

容赦ない。頭がいよいよ蕩けてくる。
女だとこうなるのか………。気持ちとは裏腹に身体が順応していく。
男の力に屈服させられ、身体も心も根こそぎ奪われていく。

──────駄目だっ!
俺は、俺は何を考えていた?
流されそうになっていた?
ふ ざ け る な !

「──────やあっ!」

ドン─────と、二人を強く押す。

金髪「うおっ!?」
坊主「おっおっ!?ちょ待っ────」

ドボーンッ!
二人仲良く池に落ちた。

「ちょっとはそこで頭を冷やせ!バーカ!」
金髪「わっぷ!てめっ!ゴボガボ…」
坊主「ぷあっ!くそっ!」
「おっしりぃペンペーン ♪ 」

と、ケツを向けてペチペチと叩く。

金髪「ッガボッ!?の、ノーパン!?」
坊主「おぶっ!…い、良い眺め…!ゴボゴボ」
「…あっ////」

慌ててスカートを抑える。そういえばノーパンだった。
俺はすぐに座ってオールで漕ぐと、溺れているDQN二人を置いてボート小屋まで戻った。



↓1コンマ一桁分 卑猥度が上がる。

>性根が腐っているのだろうか
……今更?


>>737
そう、そういう憎たらしいことを言う奴が居た方がいい。
張り合いがある。でもそんな奴ばっかりだとめげるからあんまり虐めないでね。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名前:牧野 玲(まきの れい)
年齢:16(高校二年生)
高校名:星ノ浦高等学校(共学)
モード:女体化
スタイル:ロリ顔 モデル体型で胸だけ爆乳(G)
性格:明朗
家族構成:父母、姉(優衣26歳。同じ学校の教師)、妹(実花。玲と双子。同じ学校、女体化した主人公にそっくりだが顔は少しだけ大人)、弟(悠人13歳。中学一年)
彼氏:いない
難易度:ナチュラル
運動神経:普通
卑猥度:04


ボート小屋に着き、ボートから降りた俺は………


1.林道へ向かう。
2.男友達にメールする。
3.バイト先に顔を出す。
4.街へ向かう。

↓1〜5多数決。決まらなければ6が決定。


街へ着いた。
時間はまだ10時ちょい過ぎだ。この時間に制服で歩いてると目立つかな?
とりあえず俺は──────


何する?(バイトしてるので所持金は3万ほどあります)

↓1〜3自由安価。その中から4が決定。


やはり制服だと目立つので、俺は服を買いに行くことにした。
と言ってもどんな服が良いだろう…。女の服など分からない。たださっきのボートで少し怖い想いをしたのを考えると………あまりボディラインが出ないような服を買うべきだろう。

辺りを見回すと近くに『しみむら』があった。
婦人服はもちろん子供服や紳士服もある店だ。価格もかなりリーズナブルで、母が服を買うのはもっぱらここである。
俺は『しみむら』に入ると早速婦人服売り場へ向かった。


1.ジーンズにパーカー
2.マタニティ用のスウェットワンピース
3.浴衣と下駄サンダル

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


ローライズのジーンズとグレーのパーカーを購入した。
実際着てみての感想は……下半身がボディラインを隠しきれていない感がある。タイトやスキニーみたいなジーンズじゃないからまだ良いかもしれないけど………股上の幅がかなり浅い。
腰のくびれからやや下…骨盤やお尻の膨らみでジーパンを留めるような形だから、少し前かがみになると………お尻の割れ目が見えてしまう。パンツを履いてればパンツが見えるだろう。
それをカバーする為に少し大きめのパーカーを買った。
これだとローライズジーンズの良さを活かせないだろうけど、目的はオシャレじゃないので良しとする。
ただ胸の膨らみだけは………どうにもならない。本当に鬱陶しい山が二つ、胸で盛り上がっている。よほどサラシでも巻こうかと思った。

俺は制服を紙袋に入れるとジーパンパーカー姿になって『しみむら』を出た。
時間はお昼前だ。


↓1〜3自由安価。その中で4が決定。


あまりお金を使いたくない。
公園以外で思い浮かんだのは図書館だった。しかも図書館なら落ち着いて一人で居られる。
そして…もしかしたら……。


………………………
………………
………


図書館に着いた。
この街の図書館は一階と二階があり、置いている蔵書も多い。
俺が今行きたい場所は………


1.一階 児童コーナーへ
2.一階 小説コーナーへ
3.二階 民俗・歴史・郷土史コーナーへ
4.二階 呪術と魔術コーナーへ

↓1〜5多数決。決まらなければ6が決定。

頭回ってないぞ寝ろ


本当は別のものを考えていたけど、時間が潰れるならいいかと思い、小説コーナーへと進んだ。
ジャンルは様々だ。
ラブロマンス、ホラー、サスペンス、コメディ、ヒューマン、SFなどなど…。
読むのはなんでも良かったので、俺は適当に手を伸ばして一冊を手に取り本を開く。

「ん…?なんだこれ、官能小説か?…こんなもん図書館に置くなよなぁ……」

とは言うものの、中身が気になり俺はページを捲る。

物語の内容はよくある『寝取られもの』で、新妻である佳苗の視点で進んでいく。
新婚夫婦が夫の転勤により田舎の村へと引っ越す。
佳苗は夫の収入では生活出来ないと、パートやアルバイトをするのだが…。
そこはもう絵に描いたような変態共が暮らす村で、佳苗は様々な男に寝取られていく。

「…寝取られ…ねぇ……」

それにしても………節操の無い女だ、と思った。
もし俺が男ならこんな女と結婚はしないだろう。知らぬは夫ばかりなり…。とてもじゃないけど耐えられない。
俺がもし女なら………と考えてから思い出した。自分は今女なんだと。

ページを捲る。
獣となった男に囲まれ、乳房を揉まれる。そそり勃つ男根を喉奥まで頬張る。
咽び喘ぐ。拒否をしても潤う女陰。

ずく…と、下腹が疼く。
あの公園で、ボートの上でDQN共にイタズラされたことを思い出す。
不快感と嫌悪感を感じた。でもその他にも…。
内股をもじもじとこすり合わせる。


1.もう読むのをやめよう。
2.もう少し奥の方で読もう。

↓1〜3多数決。

テスト


また読めない…(泣)
TOPで見ると780レスとなっているのに、開くと>>775で止まってる。
何回更新しても駄目。ブラウザ変えても駄目。
結構頻繁にあるんですよね。何のトラブルなんでしょ、これ。
で、たまにこうやって書くと直ったりするんですけども…果たしてこれで直るかどうか……。
分かる人居たら教えて下さい。

よし、読めた!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


もう読むのはやめよう。何かおかしな気分になりそうだ。

俺は本を閉じると──────


1.一階 児童コーナーへ
2.二階 民俗・歴史・郷土史コーナーへ
3.二階 呪術と魔術コーナーへ
4.図書館を出る

↓1〜5多数決。決まらなければ6が決定。


図書館を出た。
あまり収穫は無かったけど仕方ない。時間をある程度は潰せたからそれで良しとする。

さて、まだ時間はあるけど……


↓1〜3自由安価。その中から↓4が選択。


そうだ、昼飯食わないと。
どこで何を食おうか……


1.可愛いパン屋さん
2.いかついラーメン屋さん
3シックなイタ飯やさん

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。

SS速報調子悪いんかね

ピエロ頑張って

ピエロちょっとしゃぶって

僕としては放置、縛り、羞恥といったプレイが読みたいです神様

>>800
どうなんですかね…。でも前からよくあったんですよ。

>>801
頑張りますよっ!ありがとうございます!
あと私はピエロじゃないです。神です。

>>802
良いですよ?その代わり私のもお願いします。
あと私はピエロじゃないです。神です。

>>803
それは安価次第ですね。
どうなることやら…。


図書館から暫く歩くと外観が童話などに出てくるようなファンシーなパン屋さんがあった。
レンガの屋根に煙突が乗っかっていて、木でできた看板は入り口から紐で掛けられていて、白いウサギが看板の端に両手でぶら下がっている。
看板には『Pi・ge de lapin』と書かれている。
どう読むのか、どういった意味なのかは分からないけど、多分イタリアとかフランスの言語だろうと思った。
入り口の両サイドはテラスになっていて、左右共にテーブルが二脚ずつある。テーブルは一脚につき四脚の椅子が付いている。
テラスもテーブルや椅子も全てが木製だ。
入り口の両脇に出窓もあり、うさぎのぬいぐるみが並べられている。
男が入るには少し勇気がいりそうな店だが、生憎というか幸いというか、今の俺は女だ。
実は一度でいいから…こういう店に入りたかった。
少し浮かれて入り口前まで進むと、扉を開けて中へと入る。

「「いらっしゃいませぇっ!」」

中へ入ると元気の良い挨拶が店内に響いた。
店員は茶色い前掛けをした背の低い可愛らしい女性と、白いコック帽とエプロンを掛けた中年の男性。
店内の色調も木目を基調として白とピンクで可愛い色合いを演出している。
パンの焼ける良い匂いがこもっている。

「はぁ〜…♡」

パン屋はやっぱりこれが良い。このパンの甘い匂いが堪らない。
トレーとトングを持ってパンを品定め。
デニッシュ、ロールパン、コッペパン、プレッツェル、フォカッチャ、ナンにトルティーヤ、クロワッサンにコロネ、ベーグル、ドーナツ、マフィンとサンドイッチ………。
彩り緑。目移りしてしまう。
ここはある意味で目の毒だ。どれもこれも美味しそうで全部買いたくなってしまう。

娘「お客様」
「えっ?あ、はい、なんでしょう?」

レジに居た娘がバケットにパンを入れて持ってきて俺に話し掛けてきた。

娘「こちら焼きたてのクロワッサンです。宜しければご試食いかが?」ニコニコ

娘は笑顔でバケットを出してくる。

「あ………じゃあ、いただきます」

小さく切られたクロワッサンを一欠片いただく。
──────美味い!
外はサクッとして中はもちもち。バターの匂いが鼻を抜けてまろやかな口当たりがまた食欲を唆る。

「おいひいれふっ!」モグモグ
娘「あはっ ♪ 良かった ♪ 」
「これはどのパンれふか?」ムグムグ
娘「ここの《お勧め》のところに置いてますよ。今日のオススメ、バタークロワッサン ♪ 」
「買いまふっ!」ムグムグ…
娘「ありがとうございます ♪ 」ニコッ

当たりだ。この娘も人懐っこくて可愛いし、パンも美味しい。
うん……今度からここでパンを買おう。

主人「旨そうに食ってくれるね!これも食べるかい?」

と、パン屋の御主人がまた別のパンをバケットに入れて持ってきた。
パンは見た感じピザだ。

「良いんですか?」
主人「いいよいいよ、今日は暇だしね」
「では遠慮なく、いただきます ♪ 」ヒョイ パク
娘「もう、お父さん。可愛い娘にはいつもそうやってデレデレして試食させるんだから」
主人「ば、バカタレ。そういう事は言うんじゃない。それに店では店長と呼びなさいと何回言えば」
娘「はいはい」スタコラ
主人「あ、こら待ちなさい」
「んむ、おいひいれふっ!!」モグモグ
主人「お?わはは、そうだろぉ?私の会心作さ!」

チーズが濃厚。クリスピータイプの生地でサクッとする食感が飽きさせない。トマトソースに輪切りのピーマンと輪切りのオリーブ、オニオンスライスが乗っていてオーソドックスなピザだけどそれだけに味で勝負してる感が出ている。
これも…買いだ。
それにしてもここは親子でやってるのかな?お父さんとか言ってたけど。

「あのお嬢はんは娘さんれふか?」ムグムグ…
主人「ああ、25にもなって嫁にも行かないんでね、大変だよ」
「25!?」

十代後半かと思った。それほど顔が若い。

主人「男手ひとつで育ててきたが、女らしく育ってくれてそれは良かったんだがなぁ…早く嫁に行ってもらわんと」
「……」ムグムグ…ゴク
娘「なぁに言ってんのよ。お父さんが再婚するまで私が結婚できるわけないでしょ。私がお嫁に行ったら家事全般誰がやるのよ。それにここだって私のおかげでお客様が増えて………」クドクド
主人「この通りでね。なかなか嫁に行きゃしない」
「はぁ…」

そんなことを聞かされても困る。
ただ御主人もいくつかは知らないがそんなに老けては見えないし、朗らかで人柄も良さそうだからほっといても女の人がすぐできそうだ。
そんな風に言うと娘さんが目を輝かせて寄ってきた。

娘「でしょでしょっ?身内贔屓するつもりは無いんだけど、お父さんってなかなか良い男だと思うのよねぇ」
主人「こら菜穂!みっともないからよしなさいっ」
菜穂「あら、身内のみっともないことを先に言ったのはお父さんでしょ?私の結婚がどうたらこうたら─────」
主人「ああうるさいうるさいっ。お前はそんなだから男が寄ってこないんだ」
菜穂「それはこっちのセリフですぅ!私が居なきゃ “男やもめに何とやら” でしょ?少しは私に感謝したら?」
主人「悪かったな!男やもめで!」
「あのぉ…」
主人「あ、こ、こりゃ……失礼しました/// どうぞゆっくりしていって下さい////」スタコラ
菜穂「…ごめんなさいね。ここで食べてく?」
「あ、はい。テラスのとこで食べても良いですか?」
菜穂「ええ、良いわよ。騒がしくしちゃったからドリンクサービスしちゃう ♪ 」
「ほんとですか?やった!」

娘さん……… “菜穂” と言ったか。菜穂さんといつの間にか友達のようになってしまった。人懐っこさの為せる技なのか…。俺自身も彼女をとても気に入ってしまった。


パンをいくつかトレーに乗せて会計を済ませる。
菜穂さんはアイスコーヒーをサービスしてくれて、俺はそのままテラスへと向かった。
椅子に座ってゆっくりとランチを楽しむ。パンはやはりどれも美味しかった。
目の前の道路は空いている。車通りが少ないからのんびりとした時間を過ごせる。

菜穂「どう、美味しい?」

と、背後から声をかけられた。どうやらコーヒーのお代わりを持ってきたらしい。
三分の一ほど残ったグラスに新しいコーヒーが注がれる。

「はい、とても美味しいです。菜穂さん」
菜穂「あら?私名前教えたかしら?」
「いえ、さっきお父さんが名前を」
菜穂「そうだったっけ?まあいいわ。ところで貴女学校は?」
「え?」

今俺は私服だ。何故学生だとばれたのか……。

菜穂「そんな顔しなくてもww だって十代の顔じゃない、どう見たって」
「な、菜穂さんこそ……」
菜穂「ん、嬉しいこと言ってくれるのね ♪ それで、ワケありなの?」
「………」

どう言えばいいか分からなかった。大体男なのに朝起きたら女になったなんて誰が信じるというのか。

菜穂「イジメ…とか?」
「………」
菜穂「まあ、色々あるよね。十代の悩みって」

菜穂は勝手に話しを進める。
少なくとも通報するとか、そういう気は無いようだ。

菜穂「………辛くなったらいつでも来ていいからね。うちのパンを食べれば元気になっちゃうんだから!」
「……ですね」クス…
菜穂「何なら学校辞めてうちで働く?」
「えっ?いや、それは流石に…」
菜穂「あっはは、冗談よ!」
「もう、菜穂さん」
主人「楽しそうだね。私も交ぜてくれ」
菜穂「あ、何か来た」
主人「おい、父に向かって何かとは何だ何かとは」
菜穂「仕込みは終わったの?」
主人「終わってるよ。ところでお嬢さん、学校は」
菜穂「それさっき私が聞いた」
主人「ん?そうか…」
菜穂「………ダメよ?十代の女の子に手ぇ出しちゃ」
主人「なっ!?//// ば、バカもん!そんなこと考えるわけないだろ!」
菜穂「どうだか…。気をつけなきゃダメよ?……えっと………」
「牧野。牧野玲です」
菜穂「玲ちゃんね? いくら年老いてたって男は信用しちゃ駄目よ?」
主人「年老い………っ、これでも47だぞ!まだ50にもなってない」
菜穂「47は十分年寄りよねぇ?」
「あはは……どうなんでしょ」
主人「ほら見ろ」
菜穂「何がほら見ろよ。玲ちゃんは否定も肯定もしてないだけじゃない」
主人「ぐぬ……」
菜穂「ねえ、玲ちゃん?」
「はは……」

俺は愛想笑いしか出来ない。
でもこんな雰囲気も割と好きだ。



1.菜穂さんは素敵な人ですね
2.でもお父さんは本当に素敵な人だと思いますよ
3.早く再婚できたら良いですね

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。

犯されてる時自由安価で警察とか乱入させられたら面白いのに…安価は下

>>808
安価の回数を増やす感じですかね?
そこらへんはどうかなぁ……ストーリーによってですね。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



「でもお父さんは本当に素敵な人だと思いますよ?」
主人「ほぉら見ろ!」
菜穂「はぁ…お世辞と本音の区別も付かなくなるほど耄碌(もうろく)したの?」
主人「なにをををっ!」
菜穂「玲ちゃん、気を使わなくていいのよ?十代の子にそんなこと言われて、この人がその気になったら困るでしょ?」
「いや、別にお世辞とかじゃなくて」
菜穂「確かにお父さんは良い人だと思うし早く再婚してもらいたいけどねぇ、………流石に十代は犯罪よ?」
主人「分かっとるわっ!」
菜穂「女子高生もののエッチなDVDとか持ってるし……危ないわよ?玲ちゃん」
主人「ば、バカもんっ//// 誰がそんなもん持っとるか!//// 話しを作るなっ!」

………微笑ましい二人だと思った。
俺も二人と一緒になって笑う。

主人「そうだ、玲ちゃん」
菜穂「もう名前で呼ぶの?節操ないわね」
主人「やかましい。玲ちゃん、良かったらこれをあげよう」
「?」

御主人が手を伸ばすのでそれを受け取る。
丸くなったうさぎのストラップだった。

「へぇ……可愛いですね」
菜穂「え?お父さん、それあげちゃうの?ww」
主人「うむ、玲ちゃんならあげてもいい。私を褒めてくれたし」
菜穂「おいww」
「?何なんですか?これは」
菜穂「うちの店の超お得意様にだけあげるストラップ。そのストラップを付けてうちでお買い物すればドリンク無料で────」
主人「買い物も2割引だ。セールだと更に半値」ニヤ
「ええ!?すっごいお得っ!」
菜穂「そうよぉ?初日で貰える人なんて絶対居ないんだからっ!今でも持ってる人は…五人くらい?」
主人「四人だな」
「激レアですね!」
菜穂「多分玲ちゃんがタイプだからよ、このおじさんの」
主人「わっはっは!それは否定できないなw」
菜穂「………返した方がいいかもね。これで何を要求されるか分かったもんじゃないわよ?」
「そうですねぇ…」
主人「ええっ!?酷いな!」

そしてまた三人で笑った。
ランチを終えても暫く話し込み、とても良い時間を過ごせた。
ここにまた来ようと思う。


↓1コンマの一桁分 ???が上がる。

コンマ3

名前:牧野 玲(まきの れい)
年齢:16(高校二年生)
高校名:星ノ浦高等学校(共学)
モード:女体化
スタイル:ロリ顔 モデル体型で胸だけ爆乳(G)
性格:明朗
家族構成:父母、姉(優衣26歳。同じ学校の教師)、妹(実花。玲と双子。同じ学校、女体化した主人公にそっくりだが顔は少しだけ大人)、弟(悠人13歳。中学一年)
彼氏:いない
難易度:ナチュラル
運動神経:普通
卑猥度:04

パン屋の主人:好感度03↑

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

モブキャラ以外の特定キャラに『好感度』が設定されました。
好感度の上限は50です。
好感度数値が一定数超えると特別な関係になります。
特別な関係は《彼氏》か《セフレ》の二種類ですが、今後増えるかどうかはまだ決めてません。


さて、どこに行こう。


↓1〜3自由安価。その中で4が決定。


映画館で時間を潰すことにする。
時間さえ潰れればいいので適当なものを選んで中へと入った。

館内は平日の日中ということもあり、お客さんの数は少なかった。ポツポツと席が埋まっている程度。
俺は─────


1.一番後ろに座る
2.一番前に座る
3.真ん中に座る

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


俺は一番後ろに座った。
席はガラガラだし真ん中辺りが一番見やすいだろうが、こういうところでは後ろが一番落ち着く。

映画はホラーもの。
何体ものゾンビが襲ってくるパニックホラーで、ありきたりな内容だ。悲鳴だの怒号だの、破壊音や破裂音などが多く、館内は喧しい音が鳴り響く。
少しうるさいと思うだけで、怖さを感じない俺はそのままウトウトと眠気が差してきた。

ふと気付くと俺の両隣に男が座っている。
これだけ空いてるのに何故…?と不可思議に思う。



──────warning!──────

どう考えても痴漢だ!
ジーンズパーカーとは言えノーパンノーブラの貴女は危険過ぎないか!?
席が最後尾というのも不安要素だ!確実に不利な状況だぞ!

↓1コンマが
01〜10 で回避
12〜98 で痴漢
《ゾロ目》《7の付く数字と7の倍数》でイベント『映画館で初体験』が発生!

コンマ92!(くぅっ、惜しいっ!でも久し振りのエロだから頑張ってエロい目に合わせちゃうもんね ♪ )
痴漢発生!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「…っ?」

突然、右隣のニット帽を被った男が太腿を撫でてきた。
すると左隣の眼鏡を掛けた中年が俺の胸を下から持ち上げる。

「えっ?ちょっ…何ですか、あんたらっ」

俺の問いに何も答えず、男らは足を撫で、胸を揉んでくる。

「やっ、ちょっ…と、何すん………んん!?」

ニット帽の男が空いた手で俺の口を塞いだ。もう片方の手は俺のジーンズのボタンを器用に外し、チャックを下ろす。
眼鏡の中年男はパーカーの裾から手を差し込んで、直に乳房を揉んできた。

「ふむぅっ!//// んっ…んんっ!////」

男らの手を弾いたり抑えたりするも、まるで歯が立たない。
中年の男は一気にパーカーを捲り上げると、胸の上に裾が乗るようにして、二つの乳房を丸出しにさせる。
ニット帽は右の乳房を揉み始め、中年は左の乳首に吸い付いてきた。

「んぅっ!」ビクンッ

身体が勝手に跳ねる。
二人は同時にねっとりと胸をいたぶる。弄ぶ。
ニット帽も乳首を舐めてきて、甘噛みをしたり、舌で転がしたりを繰り返す。
かなり…気持ち悪い。
中年の口と俺の乳首が繋がった糸を引く。
チャプチャプと音を立てて胸を徹底的に攻められる。

「んっふ…んんっ…んっ♡」

気持ち悪いのに…不快でしかないはずなのに、俺の身体は意図せず反応して細かな痙攣を繰り返す。
女の身体は………不便だ。
この重い大きな乳房はもう彼等のオモチャとなっている。
乳首を強く吸われ、胸が引っ張られる。それもまた…快感となって電流が襲う。
朦朧となったところでニット帽は俺の口から手を離すと、唇を重ねてきた。

「んむっ…はっ……やだ………はむ…ん♡」

舌をねじ込まれる。
両の乳房は変わらず揉まれたり吸われたりしている。ヌラヌラとした舌が俺の舌を絡め取って、唾液を吸われる。

「ぁっ…ん………♡ ひゃめれ……んん♡」

力が抜けていく。
恐ろしいほどの快感。跳ね除けることも叶わず、俺は痴漢達のされるがままに身を任すしかなく…。

「はぁ…ん♡ んむ…んっ♡ やん…っ♡ あっ………あっ、そこはっ♡」

ニット帽はいよいよ俺の股間へと手を伸ばした。
ノーパンのそこはニット帽の手を遮る術も無く、容易く侵入を許した。
自分でも分かるほどに、そこは濡れていて………。
グチュグチュとわざと音を立ててニット帽は蜜壷をかき混ぜる。

「──────んっくぅ♡」

蕩ける。胸もあそこも好きにされて、抵抗する力の一切を失う。

「あっ………はっ♡ アッアッアッ…♡」

自分の声とはとても思えない甘い声。その声はでも、映画の音でかき消される。
惚けていると、いつの間にかジーンズを脱がされていて、中年男が俺の股間に頭を割り込ませ、割れ目に舌を這わしていた。

「ひっ──────っっ♡」

身体が反る。あまりの刺激に耐え切れず、自分の指を噛む。
ニット帽はそうした俺の両手を掴んで頭の上へと持ち上げると、ぷるんと跳ねた乳房に顔を埋めてまた乳首を責めてきた。

「はぁっ♡ あっ………ああっ♡ だめ………だめぇ♡」

一体………何がダメなのか。
こうされるのがダメなのか。ああされるのがダメなのか。
そういう判断ができなくなっている。ただ口から意味無く言葉を垂れ流しているような気もする。
俺は貞操の危機を感じつつも、強制的に与えられ続けるその快感に………呑まれつつあった。

ニット帽はそして、ズボンとパンツを大胆にも脱ぎ捨てると、いきり立ったペニスを俺の胸に挟んで扱きだした。
これ………パイズリってやつか。などと冷静に思うも、クリトリス……であろう場所に中年の舌が伝うと身体がより大きく反り返って頭の中を真っ白にさせる。
胸元も…徐々に熱くなってくる。下を見ると谷間の間からニット帽の亀頭がヌッコヌッコと出入りしているのが見えた。先端からは我慢汁が垂れている。
すごく………いやらしい。
それはガチガチに硬くなっていて、パイズリがそんなに気持ちいいんだ……と思ったりした。
やがてそれも終わるとニット帽は俺の頭を掴んで口内へとペニスを押し込んできた。

「んぐっ…♡んんんっ…♡」

ニット帽は俺の顔の前で腰を振る。
顎の辺りに振り子の様に振られた玉がペチペチとぶつかる。
それにしても何故こうも………興奮してしまうのか。
男であった俺がペニスを頬張っているというのに…。考えられない。本来なら絶対に気持ち悪いとしか思えない……はずだ。
なのに………なのにっ………。

「おぐっ…んむ♡ ぐっ………ん♡」

中年男の舌が、唇が、俺の思考を遮る。
ヌヌ…と膣内へ侵入するベロ。俺の溢れる愛液を舐め取り掬い取る。

「ぷあっ!………ああ…そこ…そこぉ………♡」

耐え難い快楽の波。再び口に捻じ込まれる肉棒。

「あむっ♡ ………ふぅ……む♡ 」

硬いものが喉の奥まで犯してくる。
苦しまぎれに舌で押し出そうとするも、それがまた男の快感を呼ぶようで…喜んで腰を振ってくる。

ニット「くっ…!」

と、ニット帽が突然口内で射精をした。
喉奥に注がれる。根元まで咥えさせられているので吐き出すことも出来ずに喉に、食道に、胃に流し込まれていく。
精液の匂いが鼻を抜ける。生臭い…。
ぐぽ…と、ペニスが抜けると漸く咳き込んだ。
そうしてる最中に椅子から引きずり降ろされ、椅子と椅子の間に寝転がされると、今度は中年がペニスを口へねじ込んできた。
………俺の割れ目をしゃぶりながら。

「はぶ…♡ んっふ…んっん♡」

襞を舌で掻き分けられる。クリトリスをしゃぶられる。俺は与えられる快感を誤魔化すように、必死に肉棒をしゃぶる。
それでも………気持ち良い。
気持ち良いなんて思いたくないのに…俺は…。

「はむ…ん♡ あっ……はぁ…ぁっ♡ やっ…………くぅ♡ はむぅ♡」

何だろう、これ。俺は一体何をしてるんだろう。
映画館で映画を観る…ただそれだけだったはず。
それが………見知らぬ男と、こうしてお互いの性器を貪りあって………………。

「んっ…ぁっ………おっき…♡」

──────違う。何を言ってる。
何が『おっきい』だ。そんなの口にする必要無いじゃないか。

「んむ………はっ♡ あんっ♡ ああ…いい……いいっ♡」

良い?違う。良くなんかない。
違う。これは………そういうあれじゃ………。

「はっ…あっ…あっあっ♡ やっ………イッ──────♡」

だめ………頭が真っ白に──────。
と、沢山の精液が顔に掛けられる。
初めて他人の射精を目前で目の当たりにする。
ビュルビュルと先っぽから放たれるそれを顔中に浴びて、俺は惚けてしまう。

「は………ぁぁ…♡」

身体が鉛の様に重い。
男達は俺の顔に付いた精液をポケットティッシュで拭い、また乳房を揉みだした。

「は…あ…♡ ああ…ん♡ も、だめぇ………んっ♡」

二人はまだ飽き足らない。
キスをされ、胸を揉まれ、あそこもまた指を這わしてくる。
すっかり蕩けきった俺はもう、ただ痴漢らの思うがままに。されるがままに。
ただ………それだけ──────


↓1のコンマ一桁分 卑猥度が上がる。

第3章 主人公

名前:牧野 玲(まきの れい)
年齢:16(高校二年生)
高校名:星ノ浦高等学校(共学)
モード:女体化
スタイル:ロリ顔 モデル体型で胸だけ爆乳(G)
性格:明朗
家族構成:父母、姉(優衣26歳。同じ学校の教師)、妹(実花。玲と双子。同じ学校、女体化した主人公にそっくりだが顔は少しだけ大人)、弟(悠人13歳。中学一年)
彼氏:いない
難易度:ナチュラル
運動神経:普通
卑猥度:11↑

《持ち物》
・うさぎのストラップ

パン屋の主人:好感度03


エンディングロールが流れる頃、痴漢の二人はもう姿を消していた。
脱がされ乱れた衣服は元通りにされていて、俺はただ椅子でぐったりとしている。

映画を観ていた人々もそれぞれ席を立ち、館内からでていった。
ハッとして俺も慌てて外へ出る。
太腿に液体が垂れているのを感じながら………………。


………………………
………………
………


時刻も夕方を回った。
そろそろ家に帰ってもいい頃だけど………


↓1〜3自由安価。その中で4が決定。


時間も潰したことだし帰ることにする。


1.制服に着替えて帰る。(バスか徒歩かを明記)
2.このまま帰る。(バスか徒歩かを明記)

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。

ちんこビンビンですよ神
ソフトリョナとか拉致監禁もええんやで

ちんぽ狂いの前に精神から堕として男に精神依存させたいな

パン屋といい感じにしておいて娘ごと寝取らせるとか
先に堕ちてた娘が手引きしてたとか

娘にペニバンで犯させたい

精通直前のショタ喰いてぇ

>>847
興奮してもらえるのが一番嬉しいです。
ソフトリョナや拉致監禁も安価次第ですが、あまりここの読者はそういうのを望んでいない傾向にあります。

>>848
それ、また純愛のパターン?

>>849
そういうのも良いね!

>>850
レズ好き多いのかな?

>>851
ふむ、オネショタ需要も有りか…。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


デパートに入り、トイレで制服に着替える。
ただ………やはり失敗感が拭えない。
ノーパンでスカート…。これはかなり緊張するかも。

デパートを出て徒歩で家を目指す。
少し遅くなるけどバスや電車を使うほどの距離でもない。
それより何より、スカートの中がスースーして気になる。スカート丈もちょっと短い気がするし…。
ちょっとした段差も登れない。
もし見られたら………どうしよう。
そんな風に思うと周囲の人たちがまるで自分に注目してるかのような錯覚に陥る。
すれ違うサラリーマンも、ベンチで座ってる学生も、トラックの運転をしている人も、皆が俺のスカートの中身を気にしてるんじゃないか………。

ゾクッとして震えた。
これは恐怖とは違う。別の…もっとネガティヴでありポジティブな感覚。説明のしようがない。
ただ、またあそこが熱をもったような…。
周りの男達にノーパンだとバレたら、どうなってしまうのだろう。
鼓動が早まる。トクトクと…小刻みに心臓が震える。

ただ歩いてるだけなのに、蹲ってしまいたくなる。
何だ…この気持ちは。一体俺はどうなってしまったんだ。
じわりと熱を帯びた股間に指を這わしたい衝動に駆られる。
映画館での痴漢行為が頭を過った。
大きく零れ落ちそうなおっぱいを鷲掴みされる。
乳首を口に含まれ、引っ張られ転がされる。
駄目だ。俺は何かに取り憑かれている…。


突如、強い風が吹き抜ける。
咄嗟に手を前に当ててスカートの捲れを防ぐが、煽られてお尻側が捲れ上がった。
すかさず片方の手を後ろに回してスカートを抑える。
後ろの人に、見られたかもしれない。
顔が真っ赤になっていくのが分かる。女とはどれだけ不便なものを着ているのだろう。
それこそ、男だった時なんかは考えもしなかった。むしろ強風を期待していて、目の前の女子が悲鳴を上げてスカートを押さえる姿に一喜一憂していたものだ。奇跡的にもパンツが見えたならその日は良い日だとホクホク過ごせたし、よしんば見えなかったとしてもそれはそれでその光景を楽しめた。
………とんでもない。
スカートの中身が見られることの恐怖や恥を改めて思い知る。況してや今俺はパンツを履いてさえいないのだから……。

ああ、でも……、後ろの人はきっと俺のお尻を見ただろう。パンツを履いてない丸出しのお尻を…。
同性ならはしたないと蔑んでいるだろうか。
男なら………?
もし同じ立場で俺が男だったらその日の晩のオカズに困らない。知らない女の子の生尻なんて中々見る機会が無い。
俺のお尻を思い出して、夜な夜な勃起したおちんちんをしごくのだ。妄想の中で俺のお尻はその男の慰み者になる。

そんな想像をするだけで股間がじくじくと熱を持ち始める。
ああ、俺は……変態になってしまったのだろうか。

後ろを振り返るのが怖い。でも、確認しないのも怖い。
鼻の下を伸ばしてる男共が真後ろに立っているかもしれない。
もしかしたら……襲われちゃうかも…。
ずく…と、子宮が疼く。
ただここじゃ目に付く。もし襲われるならもう少し暗い所とか、人が少ない所になるだろう。
それなら、もっと………人目に付かない所の方が良かったのかな?人目に付かなければ俺は、何処かの廃墟に引きずり込まれたり、公衆トイレの障害者用のトイレとかでイタズラされたり……。
ゴクリと唾を飲む。

首を激しく左右に振った。
俺は今、、、何を考えた?
まるでそんな展開を望んでいるかのように…俺は………。
そして、俺はまた唾を飲み、後ろを振り返る。

そこに居たのは──────

1.優衣(姉)
2.実花(妹)
3.悠人(弟)
4.パン屋の主人
5.???(隠しトリップ)

↓1〜8多数決。決まらなければ多いもの同士で再安価。

>>852
純愛という意味ではなく
寝取る際はただのセックスジャンキーではなく心ごと寝取ってやりたいって意味よ
持論だが寝取られとは心も体も奪って元彼に対して何であんな男と付き合ったいたんだろうとまで思わせてこそだと思う

それもう彼氏アリ設定のときにがんばればよくね

このままだと確実に先到達が好感度50<卑猥度100だと思われ

今回の主人公元々卑猥だったんじゃね?

>>864
あー、なるほど。『寝取り』の話ですね?
確かに寝取りの場合はそれが王道ですね。ただ>>865にある通り彼氏アリの時じゃないと難しいですね。この章でいくならパン屋の主人と積極的に関わっていって、尚且つ別の男とも関係を持つような展開にしないと叶いません。

>>866
さあ、どうですかねぇ。それも皆さんの安価次第です。

>>867-868
男だった者が女に変わるとどうなるか。およそ見当もつきませんが『名は体を表す』改め『身は体を表す』で、身体そのものが女になってしまえば心も順応していくのが自然かとも思っています。

元々がどうだったか、というよりも現状の環境、材料がどんなものかによって人は著しく変わるのではないでしょうか。特に女体化なんて大きな変化が起きたら、以前がどうだったかなど名残りは多少なりともあっても、あまり意味の無いものになりそうです。
少なくとも神はそう思っています。

>>853隠しトリップ公開!
#5菜穂

1が多数のため、優衣(姉)に決定。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


後ろを振り返るとそこに立っていたのは………

優衣「玲…あんた…」

姉の優衣だった。

「ゆ、優衣姉っ、これは、あの////」
優衣「…女の子になって早速露出趣味を発露させるのは………あまり感心しないかな?」
「ち、違っ…////」

優衣姉はやれやれといった表情で俺を見る。

優衣「お姉ちゃんはね、玲がどんな趣味を持とうが良いと思うの。でも露出趣味は健全とは言い難いよね?」
「いや、だからそれは違くて////」
優衣「でもお姉ちゃん下着の場所教えたよね?何で履かなかったの?」
「お、女の下着なんか着けられるかぁ!」
優衣「じゃああなたの下着付ければよかったじゃない」
「サイズが合わないんだよぉ!!」ダンダンッ

地団駄を踏む。やっぱりこの人とは噛み合わない。優衣姉はこめかみに人差し指を当てて首を傾げる。

優衣「玲はだから、ノーパンの方がマシってことなの?」
「うぐっ…//// そ、それは………」
優衣「女の下着は履きたくない。自分の下着はサイズが合わない。それでノーパンなんでしょ?つまりノーパンの方がマシってことよね?大体朝から時間もだいぶ経ってるし、下着の一つくらい買えたわよね?学校だって休んでたんだし」
「ぐっ………」

言い返せない。優衣姉の言ってることが正論過ぎる。

優衣「だから、結局望んでノーパンでいたんでしょ?」
「の、望んでたわけじゃ」
優衣「同じことよ。どんな理由があってもノーパンを選んだのは玲自身でしょ?」
「ぅぅ………」
優衣「で、その紙袋は何? “しみむら” の紙袋」ガサ…
「あ、こ、これは…っ」
優衣「……買ってるじゃん、服」
「ふ、服くらい買ってもいいだろ!」
優衣「誰も駄目なんて言ってないわよ。でもしみむらなら下着も売ってたはずよ?男物の下着も、もちろん女物の下着も」
「うっ…だ、だからそれは………」
優衣「………どれ?」モニュ
「ニャーっ!!////」

優衣姉がいきなり胸を鷲掴みしてきたので、その場で飛び上がる。

優衣「やっぱり……ブラも付けてないし。あのね、ブラしないと胸の形が崩れやすくなるからね?」
「そんな心配要らないよっ//// それに勝手に触るな!////」ウ-…
優衣「はぁ……でも羨ましいわねぇ。柔らかいのに胸に張りがあるし垂れてない」
「ほっといてよっ////」
優衣「それだけに心配ね。そんな身体だと痴漢の餌食よ?しかもノーパンだし」
「うっ////」

既に今日二回も被害にあってる…とは口が裂けても言えない。

優衣「そうだ、じゃあ今から一緒に買い物行かない?」
「え?何を…?」
優衣「だから、下着よ」
「ええっ!?」


1.行く
2.行かない

↓1〜3多数決。

「……分かった、行くよ」
優衣「そうこなくちゃね ♪ 」

そして優衣姉は俺の手を握って歩き出した。


………………………
………………
………


トランス エモ-ション
看板に『Trans e-motion』と書いてある。
女性下着専用のお店だ。
何というか………ピンクピンクしているというか…。どうもこういう場所は入るのに抵抗がある。

「や、…やっぱり帰る」クルッ
優衣「ここまで来てそれはないでしょ?」ガシッ
「うわぁーーやぁーだぁー!」ズルズルー
優衣「はい、行くわよー ♪ 」

逃げようとするも襟首を掴まれ、優衣姉に店内へと引きずられていった。


………………………
………………
………


優衣「ほら、これなんかすっごい可愛いよ〜 ♪ 」
「へぇ、そうですか……(白目)」
優衣「何よぉ、もう少し乗り気になったら?」
「何で俺が女ものの下着を買うのに乗り気になんなきゃなんないんだよ!」
優衣「お買い物なんだから楽しまなきゃ」
「楽しめないよっ!」
優衣「じゃあさ、とりあえず試着してみようよ」
「試着っ!?い、いいよ!そんなのしなくて」
優衣「ほらほら、入った入った」グイグイ
「わっ、ちょ…押すなってば!」

強引に試着室へ押し込められる。

優衣「ほら、とっとと上脱いで」
「何で一緒に入るの!?おかしいでしょ!///」
優衣「いいからいいから」グイグイ
「ちょ、やめ…っ//// 脱がすなっ////──────っきゃあっ!////」

上のセーラーを引っ張られ、あっという間に脱がされる。胸が派手に弾む。

優衣「うーん、乳輪も乳首もピンク色」
「うー、…見るなっ////」
優衣「Hカップくらいあるんじゃないかしら…」フニフニ
「いや、分かんないけど…とにかく早く終わらせてよ…////」
優衣「」フニフニ…フニフニ…
「…ちょっと?優衣姉?////」
優衣「」…クニッ
「あっん♡」ビクンッ
優衣「…感度も良い」
「遊ぶなっ////」
優衣「ここか?ここがええんか?」モミモミクニクニ
「あっ、やっちょっと優衣姉やめ………んっ♡」ビクビクッ

何かしらのスイッチが優衣姉に入ったのか、俺の胸をとことんまで弄び始める。

優衣「なんてエッチな身体なの玲。ダメよこんなはしたない身体は」モミモミモミ
「し、知るかっ//// 好きでこんな身体になったわけじゃな……んっ、あんっ♡ ………いい加減にしろ」ゴッ
優衣「痛いっ!うー、姉にゲンコツなんて酷い」
「黙れっ。さっさと買うもの買って出るよ!」
優衣「分かったわよぅ…」スリスリ



いくつかブラを試着して合わせてを繰り返し、3点ほど購入を決めると、それらを優衣姉が全て買った。
優衣姉は「私が可愛い “弟” の為に出来るのはこれくらいだからね〜」などと言った。
俺は複雑ではあったわけだけど、ありがたくその下着を頂戴したのだった。


優衣「さて、お買い物も終わったし」
「うん、帰ろうか」
優衣「ちょっと寄り道してかない?」
「いや帰ろうよっ!」
優衣「………うーん、ちょっと面倒なのが居るのよね…」
「は?」
優衣「前カレ、知ってるでしょ?」
「駒沢芳樹(コマザワ ヨシキ)さん?」
優衣「そ。そいつに見つかっちゃったから」
「?別にいいんじゃない?何かあんの?」
優衣「ちょっとストーカー入ってて気持ち悪いのよ。後ろの喫茶店前にある電柱の影…そこに居るから」

俺はそれとなく後ろに目を向けると、電柱の影で確かに駒沢さんが居たのを確認した。

優衣「玲も一回会ってるわよね?」
「う、うん…半年前かな。優衣姉と駒沢さんがデートしてる時にたまたま会って紹介してもらった」
優衣「…別れてからね、何かおかしくなっちゃったみたいで…ちょっとストーカーチックになっちゃったのよねぇ」
「…何かされたりしたの?」
優衣「ううん、特には無いわ…今のところ。ただ街中で見かけることが多くなったくらい。ああやって私の後をつけてくるだけ」
「うわっ…キモい」

ゾッとした。
そういう人間が居ることは知ってたけど、現実に居るのを目にするのはやっぱり違う。
当事者の姉からしたらもっとキツイだろう。

「警察に言った方がいいんじゃ…」
優衣「動いてくれないよ。警察っていうのは実害があってから初めて動くの」
「えっ?そうなの?」
優衣「そうよ。怪我を負わされたとか、何かを盗まれたとか、………レイプされたとかね。そういうことがあってからしか動かないのよ」
「役立たずじゃん!」
優衣「ねー、本当に。だから困ってるのよ」
「………分かった、俺がどうにかするよ」
優衣「え?」
「優衣姉は大切な家族だ。男の俺が守る!」
優衣「………ふふ、女になっちゃってるけどね」
「それは言わない約束」
優衣「……ありがと」ニコ
「さて、じゃあまずは………」


1.二人で駒沢の元へ向かう
2.優衣姉と森林公園へ逃げる
3.自由安価(内容明記)

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。

テスト テスト

テスト二回目


ああああっ!!見れない見れない見れない見れない!!


すいません。全然見れません。
何度かここでテストして試しますのでご了承下さい。


テスター


まだ見えないけど同僚のスマホを無理やり借りて更新分が読めたので書き始めます。
安価は2の森林公園ですよね?
とりあえず書きますよ。

ホモ神同僚に性癖バレないのか…?

>>889-890
私よりも遥かにネットに疎い人なので多分大丈夫です。


専ブラっていうのがよく理解出来てない(一応調べたけど理解が曖昧)のですが、SS速報を見れるアプリを落としたら読めるようになりました ♪ これが専ブラってやつですかね?専ブラって専用のブラジャーみたいでなんかやらしいですね。
まあ、とりあえずこれで『読めない』という脅威は去りました。
書くぞ書くぞー!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「優衣姉、とりあえず逃げよう」
優衣「逃げるの?」
「逃げる。俺は男だけど身体が女になってるからいざ何かあっても助けられないと思う」
優衣「…それで?」
「まず公園に行こう。そこで駒沢さんを撒ければいいんだけどね」
優衣「公園に?まさか森林公園?」
「そうだよ」
優衣「………この時間にあそこは良くないと思うけど……」
「大丈夫だよ。俺が付いてるし」
優衣「……分かったわ」
「よし、じゃあ行こうっ!」

俺は優衣姉の手を掴むと小走りで森林公園へと向かった。


………………………
………………
………


「……付いてきてるかな?」
優衣「うん、ちょっと遠いけど付いてきてるわ」
「本当にしつこい人だね」
優衣「私は別の心配が出てきたよ」
「別の心配?」
優衣「学校側で何度もここの公園は問題にしてるの。何かと事件が多いのよ」
「それ、本当だったの?」
優衣「まぁね……特に女子がここに来るのは危険よ」
「………」

確かに危険かもしれない。俺は何故森林公園を選んだのだろう。
朝方DQN共にイタズラされたばかりじゃないか。

優衣「まあ、女一人って訳でもないし……大丈夫だとは思うけど……………」

そう言う優衣姉もやや緊張した面持ちをしている。
駒沢さんを撒くといっても下手に公園の奥へ行けばより危険かもしれない。
狼から逃げてライオンの群れの中に迷い込むのは本末転倒だ。


1.優衣姉をトイレに入れて駒沢と対峙する
2.林道の奥に進む
3.あれ?ボート小屋の前に居るのは……

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。

mate使うといいよ

>>896
また分かんないのが出てきた…。
検索したけど頭が追いつかない。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「あれ?ボート小屋の前に誰か居る……」
優衣「……本当ね。もうボート終わってるのに」

ぼんやりと見えるがそいつは青いラインが入った黒のシャカシャカジャージ(ウィンドブレーカー?)を着ている。

「スポーツマンかな?」
優衣「………」
「誰かを待ってるってよりも休んでるような感じだね」
優衣「─────あっ!!」
「っ!?」ビクッ

突然声を上げる優衣姉に身体が跳ねる。

「な、何だよいきなりっ!」
優衣「あの子!ほら、山之上高校の子だよ!私が気になってる子!ほら!」
「いや、知らないよ。話しは聞いたけど見たことはないもん」
優衣「おーい!やっほー!」ブンブンッ
?「…?」
「は、恥ずかしいからやめてよっ////」

シャカシャカジャージの男はこっちに気がつくと周りをキョロキョロと伺った後、自分の顔を指差す。「俺のこと?」と聞いているようだ。
優衣姉が「そーだよー」と言うとこちらへゆっくりと走ってきた。

?「えっと、何すか?」
優衣「私、分かる?星高の教師なんだけど」
?「…さあ?その先生が俺になんか用すか?別に俺何もしてないっすよ」
優衣「分かってるわよ。っていうか覚えてないのは悲しいなぁ」
?「星高の陸部顧問とかっすか?だとしたら悪いすけど……星高の陸部は眼中無いんで…」
優衣「うっ…言い難いことをバッサリと…」
?「怠け過ぎっすよ。別に俺には関係無いすけどね。まだうちの女子陸部の方が良いの揃ってますって」
優衣「言い返せないわ…」

ちょっと、冷た過ぎやしない?そんな風に思った。
高校生のくせに他校の先生とはいえ目上の人にそんな言い方は無いと思った。

?「じゃ、俺もう行っていいすか?」
優衣「あ、ごめん。君の名前教えてくれない?」
?「………人の名前聞く前にまずは自分から名乗るのが礼儀じゃないすか?」
「あ、あのねぇ!」
?「…あんたは?」
「お、俺は」
?「俺?」
優衣「玲っ」
「あ、…わ、私は…この人のおと…妹!」
?「ふぅん……おっぱいでかいね?」
「なっ!?////」
優衣「私は牧野優衣。こっちの妹は玲よ」
?「そすか。俺は平塚す。平塚透」
優衣「思い出した。そうそう、平塚くんだったわね」
平塚「………じゃ」
優衣「あ、待って」
平塚「何すかもう…」
優衣「ここって危なくない?何でこんな所で走ってるの?」
平塚「俺にとっちゃ危なくないすよ。ただあんたらには危ないんじゃね?」
優衣「どうして君にとっては危なくないの?」
平塚「俺強ぇすから。何かあっても返り討ちっすよ」
優衣「すごい自信ね」
平塚「じゃ、俺もう行きますよ」
「ま、待ってよ」
平塚「何だよデカパイ」
「で、デカパ…//// あ、あのなぁっ!」
優衣「ねぇ平塚くん」
平塚「ちょっと、もういい加減解放してくんないかな」


1.優衣「ちょっとだけ私とデートしてくれない?」
2.玲「後ろの男をやっつけてくれる?」

↓1〜3多数決。

1
スマホ使ってるなら2chmateっていうアプリ入れたらどうだってことな
これ以上はスレチだから言わないけど

2chmateでもいいけど、SS速報は2chとは別だからURLとか打ち込まないと見れないんじゃなかったっけ?

言っちゃアレなんだがホモピもその辺あんまわかってなさそうだし、SS速報の専用アプリがあって、あんま2ch見ないならそっちのほうがいい気がするけど

mateだろうがBB2Cだろうが一回外部登録すりゃいいだけだろ

>>901
スレチでも今後の事を考えるとこのスレの進退問題に関わるので助かるのです。
どうもありがとうございます。
ちなみにiPhoneには2chmateが無かったです…。

>>902
それです、多分。専用のアプリ落としました。

>>903
外部登録………??
ま、まあとりあえずは懸念は払拭されたので大丈夫だと思います。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


優衣「ちょっとだけ私とデートしてくれない?」
平塚「は?何で俺がそんなこと」
優衣「ごめんね、色々あって手伝ってもらいたいのよ」
平塚「…悪ぃすけど、俺がそれを聞く筋合い無いすよね?」
「あのさっ、女の人が困ってるのに助けないって男としてどうなわけ!?さっきから冷たいよ!」
平塚「関係無いね。巨乳こそ黙ってろよ」
「巨乳って言うな!」ムカッ
優衣「おっけ、じゃあ取引きならどう?平塚くん」
平塚「…取引き?」
優衣「そ、私とデートするだけじゃ何のメリットも無いものね」
平塚「………」

こう言っちゃあれだけど………優衣姉はかなりモテる。顔もスタイルも良いし、おっぱいは多分僕よりもある。
優衣姉とデートなんて優衣姉を知ってる人ならお金を出してでもしたがると思う。いや、知らない人だってきっとお金を出すだろう。
そういう意味で言えばこの平塚って奴もメリットだらけとは思うんだけど……好きな女の子のタイプが違うのかな?

平塚「……で、取引きってのは?」
優衣「お金が良い?」
平塚「金に…興味は無いすね」
優衣「じゃあ……こっちは?」

優衣姉は一歩、歩み寄ると平塚の股間をスルスルと撫でた。
しかし、平塚に動揺の色が見えない。眉一つ動かさない。この手の状況に慣れているのだろうか。女慣れしている?

平塚「へぇ、学校のセンセーがそんなんでいいの?」
優衣「あら、学校の先生だってオンナよ?」
平塚「ったく、悪ぃセンセーだな…。教育委員会にチクッちまうぞ?」
優衣「ふふ、女には困ってないって感じね。でも女教師ってどう?興味ない?」
平塚「………まあ、それも面白ぇけど……」

チラっと平塚は俺の方を見た。何故か背中がゾクっとする。

優衣「…あの子は駄目よ?まだ処女だし」
平塚「そか………いや、よく見ると似てるなぁと思ってよ」
優衣「似てる?」
平塚「いや、顔とかスタイルは全然似てねぇんだけど…何でだろな」
優衣「?」
平塚「ま、いいや。それで、デートってのはどこまで?」
優衣「そうね、好きな所に連れてって」
平塚「………ふぅん、それはやっぱ “後ろの方で隠れてる奴” 絡み?」

優衣姉は目を丸くする。
俺も、ちょっと……いや、かなり驚いた。

優衣「ちょっと、怖いくらいね…平塚くん」
平塚「いや、あんだけ目立つことしてりゃ分かるっしょ」
優衣「流石、私が一目置いた男ね」
「ただの一目惚れでしょ…」ボソ…

僕は聞こえないくらいの声でツッコんだ。

平塚「あー、じゃあ………おい巨乳」
「だから!巨乳言うなって!」
平塚「こっからはお前邪魔だから、帰っていいよ」
「んなっ!?」

突然平塚に戦力外通告を出された。
しかしそれではいそうですかと帰るわけにはいかない。俺はまだこの男を信用していないのだから。


「お、…私だってまだ」
平塚「あのな、お前が居る方が危険なの。仮にあの後ろの男がお前を人質にしたらどうすんの?お前どうにかできるの?」
「そ、それは…」
平塚「悪いけどそんな面倒はごめんだから。帰れ」
「ぐっ…」
優衣「まあ、そうね。玲はもう帰ってもいいわよ」
「優衣姉まで!」

弟の面子が台無しだ。
………もう弟でもないんだけど。

平塚「ああいう陰湿なタイプの男は何すっか分かんねぇんだって。本気で姉ちゃん助けたいんなら帰れ」
「で、でもあんただって優衣姉に…え、エッチなことすんだろ!?」
平塚「はぁ?それは正当な取引きの報酬だろ?」
「そ、それは…でもっ」
優衣「玲、もういいから。巻き込んじゃってごめんね?」
「………」

姉に諭されてしまう。
言ってることは分かるのだけど…納得出来ない。
それは俺が子供だからなのか…?

「………分かった。帰るよ」

渋々と、俺はそう言った。これ以上はきっと、ワガママなのだろう。

平塚「その方がいい。あと帰る時はここをまっすぐ歩け。絶対キョドらねぇで胸張って帰れ。ちょっとでも弱そうなところを見せると変なのが湧くんだ。分かったか?巨乳」
「くっ………分かったよ。…優衣姉を絶対守ってよ?」
平塚「ああ」
優衣「気を付けて帰るのよ?玲」
「優衣姉こそ……」

優衣姉と平塚は林道の方へ歩いていった。
俺はそれを見送ると公園の出口へと歩き出す。
よく見ると周りの景色は一変している。日中とはまるで違った場所のように見える。
外灯の感覚が恐ろしく長いので光が満足に届かないのだ。これじゃ死角が多過ぎる。
目だけで周りを見回す。この近くで駒沢さんが息を潜めて優衣姉を見ている筈だ。
すっかり真っ暗なのでどこに居るか分からない。あの平塚という男はこの暗がりの中で蠢く駒沢さんを見たのか…考えてみれば凄い男かもしれない。

?「…」ボソ…

身体がビクッと跳ねる。
小さな声が視界の端に映る暗闇から掛けられた。


1.声のした方へ向く
2.出口まで走る
3.何も聞こえない振りをして出口まで歩く

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


平塚の言葉を思い出す。
駄目だ。ここで動揺したり走ったりしたら危ない。
平塚の素振り、口振りからしてここの公園でよく走っているのだろう。いわば常連だ。
そんな彼の言うことに間違いは無いと思う。
俺はそう、毅然として前を向き歩いた。弱みは見せない。

?「……」ボソ…

語り掛ける声は次第に小さくなっていき、やがて聞こえなくなった。
そこで漸く公園の入り口に到達して…俺はそこから全力で走った。

「何あれ!?すっごい怖かったんですけどぉーー!?」

実を言うと幽霊とかそういうのも駄目だ。
あの小さい声は人だったかもしれないけど、暗闇から聞こえる掠れた声は次第に “人ならず者” のような妄想が膨らんでいて、実は心臓がバクバクものだった。
あの公園には二度と行かない…。
俺はそう誓った。


………………………
………………
………


マンションに着いた。
エントランスからエレベーターに乗って5階のボタンを押す。
エレベーターの扉がゆっくり閉まる………と、突然開いた。

望月「やあ、おかえり…実花ちゃん」
「も、望月さん…」

管理人さんがエレベーターに一緒に乗ってきた。

望月「今日は遅いんだねぇ」
「はい…まぁ……」
望月「ふぅん………」ジロジロ…
「………」

…何か、やだ。
さっきから身体を隅々まで見られてる気がして悪寒が走る。

望月「実花ちゃん」
「………」
望月「実ぃ花ぁちゃん」
「は、はい!?俺っ、あ、私ですか?」
望月「うん、あのさあ、今日はパット入れ過ぎじゃない?」
「ぱ、パット?」
望月「そうだよぉ、ほら、いつもよりおっぱいが膨らんでるからさ。ブラジャーの中にパット、入れてるんでしょ?」
「い、入れてません!」
望月「嘘はいけないなぁ。おじさんいつも実花ちゃんのおっぱい眺めてるから服の上からでも分かるもんねぇww」

………何だ、このオヤジ。
いつも実花のどこ見てるって?んでしょっちゅうこんなセクハラまがいの事を実花はされてんのか……。
なるほど、実花が嫌いになるわけだ。
俺は眉を顰めて(ひそめて)軽蔑の眼差しを向ける。


望月「そ、その目は何だ?ん?人が心配してやってるって言うのに」
「胸のサイズがどうして心配に繋がるんです?」
望月「それは……そんな胸を大きく見せたら良からぬ虫が寄り付くだろって意味だよ」

この男が良からぬ虫の張本人だと自覚していないようだ。
どうしてこう…うちの女どもには悪い虫が付くんだろう。まあ優衣姉も実花も美人の類だから分からなくもないんだけど…。

「………」
望月「む、無視は良くないな。そんなんじゃ玲君に嫌われるぞ?ふふ、ふふふ」
「…はぁ?」

管理人…望月は俺の名前を勝手に引き合いに出した。俺が実花を嫌いになんかなるわけない。
逆に望月を嫌いになり始めている。

「何で玲が出てくるんですか?」
望月「さぁね…自分の方がよく分かってるんじゃないのかい?」
「意味分かんない…」
望月「ぐふふ…私は知ってるんだよ。前にも話したばかりじゃないか……」

そう言って望月は馴れ馴れしく肩を組んでくる。
俺はその手をパッと払いのける。

「気安く触らないで下さい」
望月「触っていいのはお兄ちゃんだけなのぉ♡ってか?くひひひ」
「はぁ?頭おかしいんじゃない?」

何もかもが気持ち悪い。
そうしてる内にエレベーターは5階へ着いた。

「じゃ、失礼します」
望月「おっと待ちなさい」
「何なんですかっ」
望月「これを…」スッ…

と、望月が何やらジャージのポケットから取り出して──────


1.見ない
2.見る

↓1〜3多数決。


俺はすぐに目を逸らした。
一瞬だけ見えたそれは写真のようだったが、見てはいけないような気がしてそっぽを向く。

望月「ひひ、どうしたのかね?見ないのかな?いや、見れないのか…くふふふ」
「失礼しますっ」
望月「あ、おいっ!………くそっ」

実花がいつも望月に粘着されてるという事は奴の態度で分かった。
しかも俺の知らないところで何かしらの秘密を共有してるらしい節もある。
ただ、首を突っ込むのも気がひけるから何かあったらすぐに助けられるような環境にしておかないとな…。


玄関まで行くとそっと開けて周りを確認する。
誰も居なそうだ。
俺は素早く玄関を抜けると自分の部屋へと向かった。


1.実花と遭遇
2.悠人と遭遇
3.誰にも見つからずに部屋へ到着

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。

リビングの扉横で壁に背を当てる。
こっそりとリビングを覗くと父母と悠人がテレビを観ていた。実花は居ない。
するりとリビングの扉を横切り、部屋へと向かう。
水を流す音と共にガチャ…と、目の前のトイレが開いた。

実花「っ?」
「…あ」
実花「れ、玲?」

頭が白くなる。終わった…。
セーラー服をひらつかせる俺は、どんな言い訳をすればこの局面を乗り越えられるだろう。
いや、無理だ。どう考えてもこれは無理だ。
実花は眉を顰める。
ああああああ、そんな軽蔑の視線を向けないでくれぇっ!
違うんだ、これは違うんだ!と心の中で叫ぶ。

実花「…信じらんない。あんたにそんな趣味があったなんて」
「…う、あ…、違…これは……」
実花「マジでキモいんだけど」

…すいません。
俺は何の言葉も返せずに下を向く。

「うう…」
実花「……その制服、優衣姉の?」
「う、うん……」
実花「勝手に使って…優衣姉に言い付けるから」
「いや、勝手に借りてはいないんだよ。貸してくれたんだ」
実花「優衣姉が貸した?優衣姉はあんたの趣味を知ってたってこと?」
「いや、その…趣味っていうか……」
実花「私は知らなかったけど?何で優衣姉には教えて私には教えなかったわけ?」
「それは…その、相談した相手が優衣姉だったから…」
実花「…ふぅんっ? そっ! 私より先に優衣姉に相談するんだ!?双子の妹である私より先にっ!」
「ば、バカ、あんまり大声出すなよ。なに怒ってんだ」
実花「別に!?怒ってないけど!?」
「だから、お前はそうやってすぐに怒るしさ、キモいとかさっきも言っただろ?そういうのもあるからお前に相談しにくいんだって」
実花「………キモいなんて…言ってないもん」
「いやいや、聞いたから。何で嘘つくの?マジでキモいって言ったから」
実花「ってかそんなのどうでもいいし!」
「はあ?」
実花「何で優衣姉ばっかりなの!?私だってあんたの話しくらい聞けるし!」
「いや、でも優衣姉はもう大人だしさ」
実花「私だって大人だから!」
「いや、お前も俺も成人してないだろ」
実花「〜〜〜〜っ!な、なんなの!?そんなセーラー服とか着てさ!バカじゃない!?ほんとキモい!」
「あ、言った!ほら言った!キモいって言ったー」
実花「っ…、じ、じゃあその声は何!?やけに高い声出して!女の子の振りしたって女の子になれるわけじゃないから!やめてよね!」
「うっせバーカ!何も知らねーくせして!俺だって好きでこうなったんじゃねぇんだよ!」
実花「ええそーですね!何も知りませんよ!知ってるのは優衣姉だけなんでしょ!?どーせ私には分かりませんよ!分かるのはあんたがそうやって女装してる変態ってことくらいね!」
「なっ!」カチンッ
実花「あーほんとキモいキモいキモい!とっとと部屋に戻ってくんない!?」
「………言われなくても戻るよ」
実花「ふんっ」
「……お前のそういいところが、…俺は嫌いなんだ」スタスタ…
実花「────っ!! …な、何よ!私だってオカマなんかに好かれたくないっての!」
「………」スタスタスタ
実花「ちょっと!聞いてるの!?…………………ばかっ…」


自室に戻るとすぐにスウェットに着替える。
それでも胸の膨らみだけは隠しきれない。

「はぁ……」

今日一日で色んなことがあった。
朝女になったことから始まり、公園でDQNにレイプされかけて、女物の服を買って、美味しいパン屋を見つけ、映画館で痴漢されて、優衣姉と買い物して、ストーカーになった駒沢さんから逃げて、平塚に会って優衣姉を託して、望月の粘着を味わって………あ、そうだ。
実花に望月とのこと聞けばよかったな…。
と、そこでドアからノックの音が聞こえた。

実花『玲…?私』
「何だよ。まだ何か言い足りないことでもあんのか?」
実花『違う。……さっきはごめん。言い過ぎた』

ドアの向こうで申し訳なさそうに実花が語りかけてくる。

「素直に謝るなんて “らしく” ないんじゃね?」
実花『……あんたには………嫌われたくないから…』ボソ…
「え?なに?聞こえねぇって」
実花『………』
「………ああもう、入れよ」

俺が言うと実花は静かにドアを開けて中へ入ってきた。
何となく落ち込んだ感じに見える。

実花「………さっきは本当にごめん」
「いいよ。確かにあんな格好してたらキモいよな。俺も悪かったよ」
実花「………いつから?」
「ん?」
実花「いつから…ああいう趣味…」
「あー、えっと……」


1.正直に打ち明ける
2.適当に誤魔化す

↓1〜3多数決。

「正直に話す。でもまだ父さんとか母さんには言わないでほしい」
実花「うん、分かった」
「女になった」
実花「………え?」
「女になった」
実花「……ごめん、何言ってるか分かんない」
「…だよな。じゃあ分かりやすく説明する」

俺は腰掛けていたベッドから立ち上がると上を脱ぎ捨てた。

実花「ちょ、ちょっと!//// 何で脱ぐ………はぁっ!?」

たわわに実った乳房が二つ、胸から溢れる。
何度見ても慣れない。

実花「ここ、こ…こ…こ…」

実花は鶏のように鳴く。無理もない。あるはずの無いものが俺の胸に実っているのだから。

「女になった。そのままの意味なんだよ」
実花「ど、どうして?」
「それは俺が聞きたいくらいだ。今朝起きたらこうなってた」
実花「ま、魔法?」

まさか魔法なんて言葉が出るとは思わなかった。手術したとか言うならまだしも…。よほど混乱してるのだろう。

「いや、魔法かどうかは知らないけどとにかく女になったのは本当なんだよ」
実花「じ、じゃあ…その……下も?」
「うん、無いよ」
実花「そんな……」フラ…

よほどショックのようだ。とは言っても一番ショックを受けているのは俺なんだけど…。

実花「…優衣姉は知ってるんだよね?」
「知ってる。まあ、あの人は多分そこまで深刻に考えてないみたいだけど」
実花「当たり前じゃん。優衣姉には真剣な悩みを相談するだけ無駄よ。のほほんと適当に生きてるんだから、あの人」
「それは言い過ぎだろ」
実花「あんたねー、何でそんなことも分かんないのよ。…っていうか今はそれどころじゃないよね…何とか男に戻る方法考えないと……私にとっても問題だわ」
「何でお前が関係してんだよ」
実花「え?………だ、だからそれは………そんなことはどうでもいいでしょ!前日に普段とは違う事をしたとか無いの!?」
「………うーん、無いなぁ特に」
実花「落ちてるもの食べたとか」
「流石にそれは無いだろ。ってかそうだとしても何を食えばこうなるんだよ」
実花「分かんないわよ!でも考えられることを考えないと………ってか早く上着れば!?いつまでそれ出してるのよ!」
「あ、ああ、すまん」ゴソゴソ
実花「………私よりおっきいじゃない…ムカつくわね…」ボソ
「何か言ったか?」
実花「なんでもない!」
「………?」

それからもああだこうだと考えたが、結局何の答えも見出せないまま無駄に時間が過ぎていった。


実花「ああもうっ!分っかんない!」
「ごめんな…何か」
実花「何で謝んのよ。あんたが悪いわけじゃないんでしょ?」
「そうだと思うけど…」
実花「……誰かから恨みをかって呪いでもかけられたのかな?」

魔法やら呪いやら非現実的なことを口にする。
実花はそういう意味ではこの状態を俺よりも受け入れているということなのかもしれない。
優衣姉とは別の形で順応している。

「ありがとな、実花」
実花「え?な、何がよ?」ドキ
「真剣になって考えてくれて」
実花「………な、何言ってんのっ!//// 双子の兄妹なんだから…あ、当たり前でしょ!////」
「そっか……でもありがと」
実花「っ//// い、いいわよ、気にしなくて…////」ドキドキ…
「あ、そうだ」
実花「え?な、なに?」


1.管理人さんと何かあったのか?
2.管理人さんって気持ち悪いよな
3.父さんと母さんにも言った方がいいかな?

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


「父さんと母さんにも言った方がいいかな?」
実花「うーん…」

優衣姉は言った方がいいと言っていた。
実花はどう考えるのだろう。
ただどちらにしても近い内にバレるとは思う。要はバレてから話すか、バレる前に話すかの違いだ。

実花「…どっちにしてもずっと隠し通すのは難しいと思うよ」

実花は俺と同じ考えのようだ。やはりそこは双子だからか?

実花「………そうだね、話すとしたらまずはお母さんから話してみたら?お父さんより話しを聞いてくれそうだし」
「悠人には?」
実花「あれには言わなくていいんじゃない?面白がって色々されるかもしんないし」
「色々って…」
実花「中1でしょ?女の子に興味持ち始める時期だし……しかもあの子巨乳好きっぽいし」
「何でお前があいつの趣味知ってんだよww」
実花「だってあの子の好きになるアイドルって皆グラビア系で巨乳ばっかだもん」
「………あー、言われてみればそうかも…」
実花「優衣姉のブラを喜んで頭に被ってたし」
「え?見たの?」
実花「見た。優衣姉の後にお風呂入ろうとしたら脱衣所で頭に被ってた」
「それは………黒歴史になるな」
実花「誰にも言わないでーって泣きながら言うから言わなかったけどね。とにかくあんたも優衣姉に負けず劣らずデカイんだから格好の的になるわよ。しかも前は男だったんだから私らよりも要求しやすいだろうし」
「そうかなぁ?」
実花「あのね、女になったらなったで面倒なの。今まで通りとはいかないよ?夜道だって気を付けなきゃいけないし、男だからできてたこともできなくなるだろうし。逆もあるだろうけどさ」
「…そか。肝に銘じる」
実花「で、どうする?今からお母さんに話す?話すなら私も一緒に話してあげるけど」
「うーん…」


1.今日はいいや
2.うん、話そう

↓1〜3多数決。


「うん、話そう。決めた」
実花「潔いね」
「どうせ隠しきれないなら早めの方がいいだろ。…でもお前が後押ししてくれたからってのが大きいけどな」
実花「そ、そう…?/// 良かった…少しは役に立てたみたいで…////」テレ
「うし、じゃあ行くか」
実花「ちょ、おい」
「ん?」
実花「お父さんも悠人も居るんだから話せないでしょうに」
「あ、そか」
実花「全く、どっか抜けてるんだから」
「ごめん…」
実花「私がお母さん呼んでくるから待ってて」
「うん、分かった…」

実花は部屋から出ていき、程なくして母さんを連れてきた。
母さんは訝しげな顔をしている。

母「なんなの?二人して。何か悪さでもしたの?嫌よお母さん、警察のご厄介になるのだけは」
「ち、違うよ…その」
実花「玲が女になっちゃったの」

俺が言うより先に実花が言った。

母「………え?」
実花「だから、玲が女になっちゃったの」
母「……意味が分からないわよ。何言ってるの?」
実花「私と同じ反応ね」

実花は面白そうに言う。俺からしたら一つも面白くないのだけど。

実花「玲」
「あ、うん…じゃあ……母さん、こういうことです」

実花に促され、俺はさっきと同じように上を脱ぎ捨てる。もちろんそこには変わり映えのしない、まるまると実った二つの果実が………。

母「………な、何それ?え?え?」
実花「と、いうことなんです」
「………すんません」
母「あんた…いつ手術したの!?そんなお金どこにあったの!?」
「いや、違っ」
母「大体そうならそうで何で母さんに相談しないで勝手に手術なんかしたのよ!」
「母さん、だから、手術じゃなく」
母「うう…こんな姿になって……」
実花「お母さん、お母さーん、手術じゃないよ」
母「手術じゃないのに男の胸がこんなに膨らむもんですか!」
「本当なんだ母さん。誓ってそんな真似はしてないし、何より手術するようなお金は無いよ」
母「じゃあどうしてっ」
「だからそれは俺も聞きたいくらいなんだ。今日朝起きたらもうこうなってた…」
母「………おちんちんは?おちんちんはどうしたの?」

母さんが「おちんちん」と言ったところで実花がブッと吹いて笑う。言ってる本人(母)よりも恥ずかしいと思うのはどうしてなのか。


「な………無いよ…」
母「それも手術したの!?おちんちん取っちゃったの!?」

母さんの「おちんちん」発言の度に笑う実花。一つも笑えないっつの。

「だ、だから、手術はしてないんだってば。取ったんじゃなくて “なくなった” の」
母「無くなるなんてあるの!?ちょっと実花、笑ってないで何とか言いなさいよあんたも!」
実花「ぷくくっ!だ、だって分かんないよ、私も女だし」
母「じゃあ無くなるって何?……え?無くなるのかしら?私も分かんないわよ。じゃあ私の知らないところでお父さんのも無くなってたの?」

母の発言に実花が盛大に吹いた。
ある訳ねぇだろ…とツッコミたい気分だったがどうやら母は本気で困惑してるようだ。

「母さん、まずは落ち着いて聞いてくれ」
母「お、落ち着けるはずないでしょ!息子が娘になったなんてどうすればいいのよ!」
「いいから、いいからまずは聞いて。俺は別にオカマでもないし、手術したわけでもない。どっかの漫画とか小説とかアニメみたいなことが俺の身に起きた………それだけなんだ」
母「…いつからなの?」
「だから、今朝だよ今朝」
母「あんた拾い食いなんかしてるからそんな事になるのよ!」
「誰が拾い食いなんかするかぁっ!」

実花は腹を抱えて笑ってる。母も実花も言うことは一緒だ。

母「ああもう……どうしてこんな事に……」
「母さん母さん、一番そう思ってるのは俺なの。頼むからまずはそれを理解してくれ」
母「………」

場は静まった。母さんは何かを考えているのか口を閉じて黙る。

母「それで、…それは治るの?」
「ごめん………それは分からない…」
母「ずっと女の子のまま?」
「分かんないよ……」
母「何かの病気なのかしら…」
実花「確かに似たような事はあるみたいよ。性同一性障害とか言ったかな?詳しくは知らないけど、でもそれは体が自分の性と合致しないっていうそれであって、肉体の変異っていうのは違ったと思う」
母「どういう意味よ」
実花「うーん、まあ普通の病気とは違うんじゃないかってこと。少なくとも昨日男だったのに今日突然女になるなんてあり得ないもの」
母「でも女になってるじゃない」
実花「だから、魔法かなんかじゃないの?」
母「魔法って……女になる魔法なんてあるの?」
「知らない」

どうも母さんはズレてる。こういうところは優衣姉そっくりだ。

母「………分かったわ。とりあえずお父さんには折を見てお母さんから話しておきます」
「……ごめん」
母「なっちゃったものはしょうがないわ。でも学校の方にはなんて説明したらいいかしら……」


1.学校は今まで通りでいいよ
2.しばらく休もうかと思う
3.学校にも母さんから言って欲しい

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。

「学校はしばらく休もうかと思う」
母「そうね…でも勉強はしっかりするのよ?」
「分かってるよ母さん」
実花「あ、じゃあさ、たまに私と交換しない!?」
「は?交換?」
実花「そう!私と入れ替わりでさ、玲が私の振りして学校行くの!面白そうじゃない!?」

恐ろしいことを考えるものだ。どう考えてもバレるだろ普通。

母「駄目に決まってるでしょ!あんたはちゃんと学校行きなさい!」
実花「うっ…駄目かぁ………ちぇっ」
「そもそもそんなんすぐバレるよ」
実花「そうかなぁ?結構似てるからバレないと思うよ?」
母「バレるバレないじゃないの!」

………考えてみたら管理人は俺と実花を間違えてた。優衣姉も最初は実花の悪戯だと思ってたみたいだし……思ったより皆を欺くことが出来るのかもしれない。

「ま、それは置いといて」
実花「ぶー…つまんないのっ」
「とりあえず学校は休みを取るから。母さんは上手く学校に言っておいてくれる?」
母「分かったわ。あなたも早く治すのよ?」
「風邪とかじゃないんだからそんな気軽に言われても…」
母「はぁ……じゃあお母さんはもう戻るわね?」
「母さん…」
母「なに?」
「本当にごめんなさい…」
母「………謝らなくていいわ。あんたが悪いんでもないでしょ?」

と、実花と同じことを言う。実花を見ると「ほらね?」という顔で俺を見る。

母「もし治らなくても…娘になったんだとしても、あんたが私の子供であることに変わりはないんだから。安心しなさい…」

そう言って母さんは立ち上がるとドアから出て行った。
目頭が熱くなる。俺は思わず涙を流し、手の平で目を覆った。

実花「…玲が泣くなんて珍しいね。女になって涙腺が緩んだ?」フフ
「…ひっく………うっせ………」

ボロボロと涙が零れる。実花の言う通り涙腺が緩くなってるのかもしれない。
俺の心もまた、女になりつつある。

実花「さて、と。じゃあ私も行くね」
「…ひっく………ああ…」
実花「他になんかある?」


1.管理人の件
2.学校での入れ替わりの件
3.いや、何もない

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


「学校の入れ替わりのことだけど…」

ようやく涙を袖で拭い、しゃくりを無くすと実花に話す。

実花「なになに?興味ある?」
「興味っていうか…まあ、バレないかな?」
実花「バレないバレない!絶対バレないよ!玲が男だったらバレるけどさ、女になってから鏡見てるみたいだもん!」
「そうかな?そんなに似てるか?」
実花「似てるって!ね、試してみようよ!」
「でも母さんにバレたら…」
実花「お母さんだって朝の支度終わったら仕事行くし、大丈夫だって!」


1.じゃあ明日やってみるか
2.とりあえず考えとくよ

↓1〜3多数決。


最近エロが全然書けないなぁー。(独り言)
…エロが全然、書けてないなぁー!(独り言)
アンアンって書きたいなぁーーー!!(独り言)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「ま、考えとくよ」
実花「じゃあいつでも言ってね」

実花はそう言って部屋から出て行った。

「はぁ…前途多難だ…」

俺はそしてベッドにうつ伏せた。
疲労が大きく、そのまま俺は眠りについて………。




1.物音がするので目を開ける。
2.物音がするけどまどろむ。
3.何も気付かずに寝る。

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


君たちは本っ当に意地悪だなっ!


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


物音がしたので俺は目を開ける。
と、俺の側で立っている悠人が俺に向かって両手を伸ばしていた。
悠人は俺と目が合うとパッと手を引っ込める。

「んあ…悠人?何やってんだ?」
悠人「な、何でもないっ!」
「あん?」
悠人「………あ、あのさ、兄ちゃん」
「なんだよ………ってか寝ちゃったんか。今何時だろ?」ゴソゴソ
悠人「に、2時だよ」
「2時ぃ?……何で2時にお前がここに居んだよ」
悠人「う………そのっ……////」
「………?」
悠人「兄ちゃん、女になったのって本当?」
「………はっ?」

何で悠人が知ってるんだ?

悠人「さ、さっき母さんがここに来たでしょ?」
「………ああ」
悠人「気になったからドアのとこで聞いてたんだ……ごめん……」
「……」

溜息をつき頭を抱える。
とんだデバガメ小僧に育ったもんだ……。

「………本当だよ」
悠人「す、すげぇ……!」
「何がすげぇだよ…」
悠人「お、おっぱいとかあんだよね!?」
「あるよ。あのな悠人」
悠人「見たいっ!」
「…はっ?」
悠人「見たいっ!」
「………」

これか、実花が懸念してたことは。
鼻息を荒くして悠人が俺の胸の膨らみを凝視する。

「待て悠人」
悠人「なに?」
「仮にも俺はお前の兄貴だ」
悠人「でも今は女の子なんでしょ?」
「そりゃ、そうだけどな」
悠人「見せて!おっぱい!」
「お前………それ実花とか優衣姉に言えるか?」
悠人「うっ……それは…言えないけど」
「じゃあ何で俺には言えるんだ?おかしいだろ」
悠人「兄ちゃんなら分かるだろ!?女の子の身体見たいって思うだろ!?」
「…まあ、それは当たり前なんだが…」
悠人「じゃあ見せてよ!」
「…」


1.み、見せるだけだぞ?
2.駄目に決まってるだろ阿呆めが。

↓1〜3多数決。


鬼っ!畜生っ!


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「…よし、じゃあ見てろ」

俺はスルスルとゆっくりスウェットを持ち上げていく。
悠人は「おお…」と声を漏らしてガン見している。
と、下乳が出たあたりで服を下ろした。

悠人「あ、ああ!惜しいっ!」
「何が惜しいだ馬鹿者め。簡単に見せるわけないだろ阿呆めが」
悠人「そんな…こんな時間まで起きてたのにっ」
「知るかっ!早く寝ろ!」
悠人「…ふん、いいもんね!今のでも十分オカズにできるし!」
「…ああ、我が弟ながらキモいなお前」
悠人「バカ兄貴ー!」バタバタ…バタンッ
「………性欲を持て余しすぎだろ……」ハァ…

しかし、目を覚まして良かった。もし起きなかったらとんでもないことになってたかもしれない。
俺は改めて布団をかけるとぐっすりと眠りについた………。

夢を見た。


あのパン屋で俺は……パンを売っている。
パン屋のご主人と一緒にパン屋を営んでいるようだ。
娘の菜穂さんも笑顔で売り子をしている。

俺は………お腹が大きくなっていた。
パン屋のご主人との子供みたいだ。

幸せを噛み締めている。
何故こうなったのかは分からない。
けれど夢の中の俺はパン屋のご主人と結婚していて、子供を授かり、幸せの絶頂を味わっている。

空いた時間、パン屋のご主人と軽くキスをする。
そのまま俺のお尻を撫でてきた。

「あっ…だめよ。まだ安定期じゃないから…」

そんなことを言うとパン屋のご主人は残念そうな顔を浮かべた。

「…お口で処理してあげるから」

と、俺はその場でしゃがみ、主人のチャックを下ろす………。



──────そこで目を覚ました。

第3章 牧野 玲編 《二日目》


なんだか……いけない夢を見た気がする。
よくは思い出せない。
時間を見るといつも通り起きる時間に起きたようだ。

俺は家族に見つからないように素早くシャワーを浴びると──────


1.優衣姉の部屋へ行く
2.実花の部屋へ行く
3.悠人の部屋へ行く

↓1〜3多数決。


優衣姉の部屋の前で足を止める。
昨日のことがやっぱり気になったからだ。昨夜は上手く逃げ切れたのだろうか。そして……平塚と………。

コンコンとノックする。
すると中から『はぁい』と返事が返ってきた。

「ゆ、優衣姉?」
優衣『だれー?』
「俺、玲だよ」
優衣『あー、入っていいよー』

俺は静かにドアを開けて中へ入ると、中では下着姿の優衣姉が服を選んでいた。

「ちょっ//// なんてカッコしてんの!?////」
優衣「別にいいでしょ、女同士なんだし」
「いや、だって俺、元は男だから////」
優衣「気にしない気にしない」

優衣姉はそこでパンストを履いてシャツを羽織る。

「……優衣姉、昨日は」
優衣「大失敗」
「えっ!?ま、まさか駒沢さんに」
優衣「駒沢…? ああ、アレじゃなくて」
「アレって…」
優衣「平塚くんのことよ」
「平塚?平塚がどうしたの?何かされたの!?」
優衣「逆」
「逆?」

一着のスカートスーツをクローゼットから取り出すと、姉はスカートを履きながら喋る。

優衣「なぁんにもしてくれなかった」
「………ど、どういう意味?」
優衣「………あの後ね、林道奥のベンチに座ってイチャイチャしてたんだけど─────」

………………………
………………
………


──────森林公園 林道──────


平塚「…帰ったみたいだな」
優衣「え?」
平塚「あんたを尾けてた人。もう居ない」
優衣「そ……諦めてくれたのかな?」
平塚「さあ、そこまでは分からない。とりあえず出口まで送るよ」スクッ
優衣「………ね、しなくていいの?」
平塚「……ああ、しない」
優衣「どうして?興味ない?」
平塚「無い…って言えば嘘になるな」
優衣「じゃあ」
平塚「…まだ決着(ケリ)が付いてない奴がいる」
優衣「………え?けり?」
平塚「そいつは女のカラダでどこまで男に挑戦できるか…そんな風に考えて努力してる奴だ」
優衣「………」
平塚「こうしてる間もアイツはきっと走ってる。絶対に負けらんねぇ…」
優衣「………その子のこと、好きなんだ?」
平塚「……かもしんねぇ」
優衣「………ふぅん……カッコいーじゃん」
平塚「送るよ」
優衣「そうね、出口までお願い」スクッ
平塚「ケリが付いたらあんたを抱いてやるよ」
優衣「あら、優しいのね。でもきっと、その日は来ないでしょう」
平塚「…けっ」


……
………
………………
………………………


優衣「─────ってわけ」
「ふぅん…少し見直したかも」
優衣「でしょ?私が目を付けただけはあると思わない?」
「…否定しないでおくよ」

平塚は優衣姉に何もしなかった。
以外ではあったけど、それで良かったと思う自分がいた。

優衣「それよりあんた、学校どうするの?」
「ああ、母さんにも話したんだけどしばらく休むことにしたよ」
優衣「そうなんだ。まあ、どうせ戻れないかもしれないし今後の身の振り方を考えないとね」
「そういうこと言うなよっ!めげるだろ!」
優衣「はいはい、じゃあまだ準備終わってないからさっさと出てく」グイグイ
「うっ、行くよ!押すなってば」

追いやられるように部屋を出されるとバタンとドアを閉められた。
まぁ、何もなかったことが分かっただけでも良かった。

俺は─────


1.実花の部屋へ行く
2.悠人の部屋へ行く
3.外へ出る

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。


優衣姉の部屋を追い出された足で実花の部屋へ向かう。
小さくノックをするとドアが開いた。

実花「ああ、玲。どうしたの?」

良かった。ちゃんと制服を着てる。

「ああ、うん…えっと─────」


↓1〜3自由安価。その中から4が決定。

「何となく…」
実花「ん?」
「何となく途中まで一緒に歩きたくなってさ…」
実花「えっ…な、何よいきなり…////」ドキドキ
「あー、…ごめん、変なこと言って。別に嫌ならいいんだ。じゃ…」
実花「ちょっ、ちょっと。誰も嫌なんて言ってないじゃない!」
「あ、そ、そう?」
実花「ま、待ってて//// もう少しで支度終わるからっ////」
「ああ、うん…じゃあ俺部屋に居るから」
実花「わ、分かった////」

俺はドアを閉めて自室へ戻る。


1.スウェットのままでいいかな?
2.ジーパンとパーカーに着替えよう
3.姉のセーラー服に着替えよう

↓1〜3多数決。決まらなければ4が決定。

ハンガーに掛けた姉のセーラー服を下ろして着替え始める。
昨日優衣姉に買ってもらった下着(↓1どんな下着か明記)を身に付けて、シャツを羽織りセーラー服に着替える。
ちょうど着替え終わった頃、ノックが聞こえた。

実花『玲?開けていい?』
「うん、いいよ」

実花がドアを開けて中へ入ったきた。一瞬固まる。

実花「…それ着ると本当に私達そっくりだね」
「そうかも…w」

本当に、瓜二つだ。
ただ実花の方が上手く “まとまっている” ような気がする。大人っぽさと言えばいいのか。
多分俺の顔が少し幼いというのもあるかもしれない。実花は胸の大きさも適度だし、全体的に統率が取れてるようでバランスが良い。
しかしそれもきっと他所(よそ)から見たら細かな違いで…気付くのは身内くらいだろう。

実花「これなら身代わり作戦も出来そう」
「まあ、機会があったらね」

そして実花と二人で笑う。笑い方まで似るもので、つくづく双子なんだと実感させられる。

「じゃあ行こっか」
実花「うんっ ♪ 」

俺も一応バックを持って外へ出る。
実花と一緒に学校へ行くなんて小学校の時以来だ。何となく悪くない感じ。



玄関を出てエレベーター前に着くと……望月が居た。
しまったと思い俺は顔を伏せて実花を見ると、一気に冷めた顔がそこに作られていて……少し怖かった。

望月「おお、実花ちゃんおはよう」
実花「……」

実花は返事をしない。
そこに誰も居ないかのように実花はエレベーターのボタンを押す。

望月「無視は良くないなぁ実花ちゃん。今日はお友達と一緒かい?」
実花「…」

徹底した無視。
実花は全く表情を変えずにただエレベーターの扉だけを見ている。
何故こんな堂々と人を無視できるのか…。これもまた女の怖さの一つなのかもしれない。
俺に散々怒鳴ったり罵倒したりする実花はまだ可愛い方だ。もしこんな風に無視されたらとてもじゃないけど耐えられそうにない。
………しかし敵もさる者ひっ掻く者。
実花の無視攻撃に慣れているのか全くめげずに話し掛けてくる。歳をとると精神が太くなるのだろうか。
そしてターゲットを変え、望月は俺へ粘着し始める。

望月「やあ、おじさんは望月って言ってね?ここの管理人なんだよ。君は何ちゃんかな?恥ずかしがり屋さんなのかな?ずっと下向いて…ぐふふ」

………ああ、やばい。凄いキモい。
何だろう、この背中を走るゾクゾク感は。とても嫌だ。

「あの…」
実花「話したら菌が移るよ」

俯きながら文句の一つでも言おうとすると実花に牽制された。
それにしても菌って…、小学生か?

望月「はっはっは、菌かぁ。ひどいことを言うなぁ実花ちゃん」

チラリと顔を見ると望月の顔が引きつっている。
多分、実花が友人(俺)を連れているから大人の余裕を出しているのだろう。それだけでも大人気ないと気付かないっていう…。

望月「でもいいのかな?いつまでもそんな態度で」
実花「………」
望月「よし、じゃあおじさんがお友達にこの写真を見せてあげよう…」スゥ…
実花「っ!?─────やめてよっ!!」

パシンッ…と、望月の手が実花の手によって弾かれる。
ここにきて初めて実花が感情を剥き出しにした。

実花「あんた…本当に最低っ!」
望月「おお怖い。おじさんはただこの子にこの写真を見せようとしただけだよ?」

そう言って望月は改めて写真を差し出すと………そこには生まれたての仔犬が写っていた。

望月「先週産まれたばかりの仔犬でね、可愛いだろう?これを見せるのが何で最低なのかな?実花ちゃん…」ニヤニヤ
実花「…っ」ギリッ…
望月「まあ、あの写真は大切に保管してあるから安心しなよ………ふひひひ」
実花「っ!? や、約束が違うじゃない!!」
望月「だからぁ、考えておいてくれって言ったじゃないか…」ニヤニヤ
実花「っ………最後って言ったのに…!」
望月「はぁ?聞こえないよ…何が最後だってぇ?」ニヤニヤ
実花「………っ」ギリ…

そこでエレベーターの扉が開いた。
俺は実花の手を引き中へ入る。

「実花、行くよっ」グイッ
実花「あっ…」
望月「おっとぉ、おじさんも─────」

望月が中へ入ろうとした所でバッグを振って顔面にぶち当てる。

望月「ぷがぁっ!?」ドサッ
実花「れ、玲っ!?」
「へっ、ざまみろっ!ばーかっ!」

と、すぐにエレベーターの閉まるボタンを連打して一階のボタンも押す。
ゆっくりと閉まるエレベーターの向こうで、望月は顔面を押さえて転がりながら悶えていた。


………………………
………………
………


マンションを出て二人並んで歩く。
実花はあれから何も話そうとしない。

俺は………


1.事情を聞く
2.何も聞かない

↓1〜3多数決。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年10月20日 (火) 20:47:04   ID: ZGiBlBQr

あぁ^〜

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