京太郎「咲に支配された」 (227)


咲「んちゅっ…ぷちゅぷちゅ…ぷはぁ、京ちゃんどう?」

京太郎「も、もう出そう……あっ」

咲「ダメッ」ぎゅっ

京太郎「ちょ、ちょっと咲っ!思いっきり根本握らないでくれっ!」

咲「京ちゃんは相変わらず早漏さんだね」

京太郎「くそっ……1週間も我慢してたんだからっ……」

咲「じゃあ私が上で、京ちゃんは下。京ちゃんは天井の染みでも数えててよ。私がイクまでにイッたらお仕置きだよ?」

京太郎「……」

咲「よっこいしょっ……んっ……」ズポッ

京太郎「くっ……」

咲「んっ……んっ……」ズチュズチュッ

咲「ああ~気持ちいっ、リー棒だけは一人前だねっ、京ちゃん」ズチュズチュッ

京太郎「やべっそんな激しく動くなっ」

咲「えぇ~挿れたばかりだよっ!先にイッたらまた1週間おあずけだよ?ひゃうっ!?京ちゃんちょっとっ」ずぽずぽ

京太郎「いかせりゃいいんだろ!このっこのっ」

咲「あんっ!この角度っ!イイよ京ちゃん!わかってきたじゃん!」

京太郎「ちくしょおぉ~~~!」

咲「ッ!京ちゃん、来てるっ!んんっ~~~」ビクビクッ

京太郎「あおんっ!」ビュリュビュルルー


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咲「はーっ、はーっ……やれば出来るじゃん」ペター

京太郎「はぁ……はぁ……」ドクンッドクンッ

咲「お胎の奥……熱い……京ちゃん、キス」

京太郎「んっ」ちゅぷちゅぷぺろー

咲「どうだった?1周間ぶりの射精」

京太郎「すごく……気持ちいいです……」

咲「まだ硬いよ……膣内で」

京太郎「咲、のっからないでくれ……ちょっと重」

咲「コラッ!女の子にそれ、言っちゃ駄目」

京太郎「すんまへん」

咲「相変わらずデリカシーが足りないねぇ、京ちゃんは……ひゃうっ!いきなり動かないでよっ」

京太郎「ちょっと抜いていいか?タバコ吸いたい……」

咲「煙草ぉ?そんなの吸ってる暇あったら私のおもちでも吸ってよ」

京太郎「あのなぁ、おもちってのはおもちの人のおもちの事であって」

咲「ム……京ちゃんの努力が足りないからちっちゃいままなんだよ」

咲「ね、京ちゃん」ぎゅーっ

京太郎「ん」

咲「じゃあ次の命令。太陽が昇るまでたっぷり私を愛して……後は京ちゃんに任せるから」

京太郎「ああ……」


須賀京太郎です。色々あって咲の情夫やってます。

京太郎「はー……この台でねーなぁ」パチパチジャラジャラ

昼間は咲から貰ったお小遣いでパチンコ三昧。夜は咲を抱くだけの日々です。

京太郎「もう小銭しかねーや……牛丼食って帰ろかな」

世間ではこういう男のことをヒモとも言うらしいです。

京太郎「あっ牛丼食ったら煙草買う金もなくなるわ……やっぱ1週間おあずけ食らったのがキツかったか……」

咲を1回いかせたら1000円お小遣い。そういう契約らしいです。そして咲の中以外では射精禁止。

京太郎「家帰ってもマスかけねーんじゃなぁ。はぁ……」

この頃タメ息ばかりついてます。昨日まではちょっとしたことで咲を怒らせてしまい1週間の射精禁止にさせられてました。一生懸命ご機嫌とって、昨日やっと許してもらったと思ったら、日が昇るまでセックスさせられてました。

京太郎「まだ若いとは言え、一晩中は体が怠いし、金玉いてーよ……まだ昼の3時かぁ」テクテク

街中を適当に散歩して公園で夕暮れまで煙草を吸うことにしました。

京太郎「射精管理の契約なんて結ぶんじゃなかった……ちっくしょ……」スパー

京太郎(こんなんじゃ駄目だよなぁ……何とかしねーとって考えて結構たつけど)

京太郎(咲に逆らうとお仕置きが怖いし……今日はどうしよう)

>>4
①大人しく咲を抱く
②咲に抗議する
③逃げ出す

3


京太郎「よしっ逃げるか!」

京太郎(誰も俺を知らない土地で一からやり直そ……九州とかどうだろう?)

京太郎(確か逃亡は契約違反じゃなかったよな……まあ咲はブチ切れるだろうけど)

京太郎「逃げるって決めたらスッキリしてきたぜ!いやっほぉー!」

京太郎(でも咲を切れさせたら)ブルッ

京太郎(それに金もねーし遠く行けないじゃん……)

所持金:0円

京太郎(どうする、俺)

>>7
①ヒッチハイク
②新幹線無賃乗車
③頑張って歩く

1


京太郎「ヒッチハイクしかねーな……トラックの運ちゃんとか優しいって聞いたことあるし」

京太郎「最悪食い物も恵んでくれるだろ」

京太郎「……」

>>9 ヒッチハイクは
コンマ50以上で乗っけてくれる
50-89:長野まで
90-94:鹿児島まで
95-99:北海道まで


京太郎「……そこのワーゲン止まってくれー(小声)」

ワハハ「ワハハ」ブロロロロー

京太郎「……」

2時間経過

京太郎「ちくしょう!やってられるか!」

京太郎「今日はもう帰ろ……」

 逃亡失敗!デデーン


京太郎「ワハハ、この芸人おもしれー」ゴロゴロ

結局俺は咲の家でテレビを見ながら咲の帰りを待っていた。

咲「ただいまー」

京太郎「おかえり」

咲「いい匂い~今日はカレーだね」


咲「もぐもぐ……時に京ちゃん、今日は何してたの?」

京太郎「ん?このカレーの仕込みとか」

咲「へー」

京太郎「なっ?美味しいだろ?」

咲「美味しいね。懐かしい味がする」

京太郎「へへっ」

咲「お父さんが昔よく作ってくれたジャワカレーの味かな」

……

咲「ごちそうさまでした。ホント美味しかったよ。久しぶりの京ちゃんの手料理だし」

京太郎「そう言ってくれて嬉しいぜ」

咲「今日は一緒にお風呂入らない?」

京太郎「……ああ」

咲「~~♪」

京太郎(手料理作ったら上機嫌になってくれたみたい)

京太郎(さーて仕事仕事)

>>12
コンマ1桁 咲をいかせた回数 0で咲ちゃんブチ切れ

a


京太郎「はぁ……はぁ……」パンパン

咲「あんっ!ひゃっ、京ちゃんっ!京ちゃんっ!」

京太郎(はー……逃げたかった……)パンパン

咲「……」

京太郎(咲は悪くないんだけどな。全部俺のせいなんだけど)

京太郎(こんなの俺のやりたかった人生じゃない……まだ20代のうちに……やり直したいんだ、俺は)

咲「京ちゃん?」

京太郎「あれ?す、すまん、動き止まってた……」シナー

咲「中で折れてる……」

京太郎「……」


京太郎「すまねえ、ちょっと今建てなおすから」シコシコ

咲「……」ジーッ

京太郎「えっと、そんなジーっと見つめないで欲しいんですけど、咲さん」シナー

咲「何考えてたのかな、私を抱いてるのに」

京太郎「何ってナニだろ?」

咲「いや、そういう冗談いらないよ」

京太郎「はい……」

咲「前にもあったよね、おんなじ事……あの時は確か京ちゃんが一生懸命浮気しようとしていた時だったかなー」

京太郎(こうなったらもう咲に何を言っても駄目だ。嵐が過ぎるのをやり過ごすしかねぇ。情けないけど)

咲「で、今日一日何やってたの?いやー、最初からちょっとおかしいとは思ってたんだよね。いつもの京ちゃんと違うし」

京太郎「パチンコ……」

咲「それは別にいいよ。何か、私を裏切ろうとしてなかった?」

京太郎(鋭い……)


咲「ねぇ京ちゃん」

京太郎「はい」

咲「私達って残念だけど恋人じゃないんだよ」

京太郎「はい」

咲「そこ、勘違いしてない?」

京太郎「いえ」

咲「京ちゃんは私との契約を履行しなくちゃいけないの。それはわかってる?」

京太郎「はい」

咲「はー……何その生返事。ホントに分かってないでしょ?」

京太郎「……」

咲「でさ、何してたの、今日」

京太郎「ホントに何もしてないんだ……」

咲「じゃあなんで中で折れたの?」

京太郎「お、男の子の日だったんだよ。三ヶ月に一回くらいはこういう日もあるさ!」

咲「……」


京太郎(まずい……笑ってくれない)

咲には不思議な力があるみたいだ。俺の裏切り行為を何故かよく察知する。

咲「うんっわかった」

京太郎「ビクッ」

咲「実際裏切った訳じゃないし。ごめんね、京ちゃん。こんなことで機嫌悪くなっちゃって」

京太郎(ホントに分かってくれたのか?)

咲「でも今日はもういいかな。その代わり明日は気持ちよくしてね」ナデナデ

京太郎(ほっ……)

咲「……もし次、裏切ったら、もう今後外出禁止だよ」ボソッ

京太郎(つまり俺に死ねってことだよな)

咲はキレたが、裏切りの証拠は何も残っていなかったので俺は事なきを得た。

……翌日

京太郎(昨日はぐっすり寝て体力回復した……)

京太郎(でも所持金0じゃパチンコにも行けねーわ。今日はどうしよ)

>>20
①大人しく咲を抱く
②咲に抗議する
③麻雀を打ちに行く


京太郎「気分転換に麻雀でも打ちにいくかー」

京太郎「素寒貧だけどね」

世は大麻雀時代。街のいたるところに雀荘や麻雀教室が乱立している。

麻雀が強いこと、それはこの世界で最も大切なことの1つだ。

京太郎(金がなくても麻雀打てるところは案外あるんだよなぁ)

都内のとあるマンションの前に俺は来ていた。

インターホンを鳴らし、しばらく待つ。

「どちら様」

京太郎「須賀です」

「どうぞ」

オートロックの鍵が開く。

由子「いらっしゃいませなのよー」

愛嬌のいい受付嬢が出てきた。

京太郎「どうもお久しぶりです」

由子「今日はどの卓で打つの?」

京太郎「ええっと、どういう卓がありましたっけ。久しぶりで」

由子「色々あるけど、お客様向きなのはこの3つなのよー」

①青天井の卓
勝てば所持金×コンマ (所持金0の時は5万円)
負ければ命

②記憶の卓
勝てば誰か一人の大切な記憶
負ければ命

③魂の卓
勝てば一人殺せます
負ければ殺されます

京太郎「色々あるんっすね」

由子「慎重に選ぶといいのよー見せ金100万を用意できないうちは命を賭けるしかないのよー」

京太郎「そーだな」

>>25

①で


京太郎「じゃあお金欲しいんで青天井の卓で」

由子「はいなのよー。じゃあこの仮面付けて」

受付嬢は俺にへんてこりんな仮面を渡した。

由子「ご存知だと思うけど、ここであったことは他言無用なのよー」

由子「対局相手の事も知らないほうが幸せなのよーお互いに」

由子「それじゃあどうぞごゆるりと~」


京太郎(命を賭けて5万円か……割にあわねーけど。って大して青天井じゃないんだよな、この卓。なんで青天井って呼ばれてるんだろ)

ワハハ「よろしくだぞー、ワハハ」

のっぺらぼう「ちょー楽しみだよー」

鬼の仮面「……」

京太郎「さて、いっちょやりますか」

>>28
京太郎は勝ちますか?負けますか?

かつ


京太郎「あっさり勝っちまった」

諭吉5枚

由子「ありがとうございましたなのよーまたのご来店をお待ちしてますなのよー」


京太郎「もう夕方か……あとはどうしよ」

>>30
①大人しく咲を抱く
②咲に抗議する
③きおく屋さんに行く

3
連投ダメなら下

いいですよ

>>30
ごめんね 人来たから2で。


咲「ただいま」

京太郎「おかえり」

咲「今日はご飯ないんだね」

京太郎「ああ、すまん。麻雀打ってたから」

咲「京ちゃんが麻雀打つの久しぶりじゃない?」

京太郎「そうだな」

咲「で、勝ったの?負けたの?」

京太郎「勝ったよ」

咲「おめでと。じゃあ今日は祝勝会ってことでお外に食べにいこっか」

京太郎「おう!」


イタリアンのお店

咲「美味しいね、京ちゃん」

京太郎「うん」モグモグ

俺は咲に支配されてからずいぶん経つような気がする。

咲「もぐもぐ」

文字通り咲の尻に敷かれて、男として惨めな日々が続いている。

咲「で、麻雀どれだけ勝ったの?」

京太郎「まあぼちぼち」

咲「ふーん」

京太郎(端から見たらただのカップルだろうけど)

俺たちの関係はかなりいびつだ。

咲は俺に安全な居場所と生きる糧を与えてくれる。俺は代わりに咲を喜ばせなくちゃいけない。

京太郎「な、なあ咲!」

咲「なあに?」

京太郎「あの……まえの事は、俺も反省しているんだ。だ、だからさ、俺だって健全な男だ」

咲「うん」

京太郎「時々咲が外国行ったりしている間、自分で処理できないのも辛いっていうか」

咲「うん」

京太郎「せめて、そういう自由をさ、返してくれよ!」

咲「……ひょっとしてお願いしてるの?」

京太郎「まあそんなとこだ」

咲「確かに自由に出せないのは辛いよね、京ちゃんも」

京太郎(本来はもっと今の待遇について抗議したいけど……今はコレが精一杯だぜ)

咲「うーん……」

>>38 コンマ判定
偶数 咲「わかったよぉ」
奇数 咲「これは教育だね」

咲「……グビグビ」

咲は無言で赤ワインを飲んでいた。

俺は閻魔様の裁きを待つ、罪人の気分だ。

咲「ねえ、京ちゃん。おトイレ」プルプル

京太郎「ああ、トイレなら確かレジの方にあったような」

咲「何いってんの?動くの面倒だよ。京ちゃんから来てよ」

京太郎「は?」

咲「今日から京ちゃんは私のトイレ。わかった?」

京太郎「え……」

咲「幸いあんまりお客さんいないし、今は京ちゃんが全部飲めば大丈夫だよ?」

京太郎「咲!」

咲「大声あげないでよぉ。ちょっと京ちゃんが勘違いしちゃってるみたいだから、私と京ちゃんの関係をはっきりさせておこうと思って。」

京太郎「それはかんべんしてくれっ…」

咲「……じゃあ契約は破棄だね」

それは魔法のことばだった。俺は何も言わずに咲の足元に跪いていた。

咲「ほら。口を大きく開けて。んっ。しっかり私のお股に口つけて……ん……」

ちょろちょろ……

口の中いっぱいに、あの匂いが広がる。俺は一生懸命飲み下すが、むせ返り、顔にソレがかかる。

終わった時は顔面咲の小便まみれだ。

咲「ほら。京ちゃんはウォシュレット機能付きだよね」

京太郎「くっ……」ペロペロ

俺は犬のように咲の陰部を舐める。お許しが出るまで念入りに。

忘れていた。俺は咲に自分の命より大切なものを握られているのだ。


その日、人間としての尊厳を踏みにじられた俺は、涙を堪え咲を抱いた。

俺を便器扱いした女が、俺のイチモツでヨガっている。

その事実だけが、俺に少しの優越感を取り戻させた。

だからその晩は今までにないくらい、俺も咲も燃えたと思う。


京太郎(抗議は失敗したぜ……)

京太郎「今日は何をしよう」

>>42
①大人しく咲を抱く
②咲に懇願する
③麻雀を打ちに行く

3

由子「いらっしゃいませなのよー」

京太郎「今日も打てますか?」

由子「年中無休なのよー」


①青天井の卓
勝てば所持金×コンマ
負ければ命

②記憶の卓
勝てば誰か一人の大切な記憶
負ければ命

③魂の卓
勝てば一人殺せます
負ければ殺されます

京太郎「今日は>>44の卓で打つぜ」

2

京太郎「今日はあのの卓で打つかな」

由子「打ったことあるの?」

京太郎「いや、初めてっす」

由子「じゃあ頑張るのよー」

記憶の卓

ひょっとこ「……」

ボゼ「よろしくですよー」

鬼の仮面「……」

京太郎「記憶……俺の大切な記憶は……」

>>46
勝ちますか?負けますか?

かつ


京太郎「中々厳しい戦いだったぜ」

由子「おめでとうなのよー」

京太郎「で、記憶を」

由子「負けた人の中から選ぶといいのよー」

①あたごひろえの記憶
②うすずみはつみの記憶
③おにの記憶

京太郎「そうだな」

>>48
誰の記憶が読みたいですか?


初恋は中学生の頃だった。

同じクラスの須賀京太郎君。

友達がいなくていつも隅っこで本ばかり読んでる私に声をかけてくれた明るい男の子。

憧れだった。高校の時、私をまた麻雀に誘ってくれた。

彼は麻雀は下手っぴだったけど、清澄高校のみんなはきっと彼のことを認めていた。

私は淡い恋心をそっと仕舞って彼と接していた。

京太郎「俺、優希と チョメチョメ しているんだ」

優希「えへへ」

そんな彼の告白に衝撃を受けたのは3年生の頃だった。この頃は流石に私も勇気を出して京ちゃんの側にいようと考えていた矢先の事だった。


初めて神様に祈ります。

高校卒業と同時に、2人はわかれた。

私は神様に感謝しました。


由子「どう?他人の記憶の味は?」

京太郎「こ、これって……まさか」

由子「私はお客さんの事は知らないのよー」

京太郎「……」ゴクッ

由子「鬼さんの大切な記憶には続きがあるのよー」

京太郎「見ちゃいけない気がする」

由子「それもまたアナタの選択なのよー」

京太郎「多分、この先を見たら俺は……」

俺は静かに鬼の記憶の本を閉じた。

明日に続く。

あれは本当に咲の記憶だったのだろうか。

俺は半ば疑心暗鬼になりながら家路についていた。

京太郎「ただいまー」

咲「おかえり京ちゃん」

京太郎「お、今日はひょっとして咲の手料理?」

咲「うん。肉じゃが」

……

京太郎「ごちそうさまでした」

咲「お粗末さまでした」

京太郎(こいつ以外と料理上手いんだよな。中学校から料理してたって言ってたし)

京太郎(今日はどうしよ)

>>59
①大人しく咲を抱く
②咲に懇願する
③今日の麻雀のことについて問いただす

1

京太郎(今日の事は俺の心の奥にしっかり仕舞っておこう)

咲「~~♪」

京太郎(咲はいつも通り、少し機嫌がいいみたいだな)

京太郎「咲」

咲「なぁに?」

京太郎「……」ジーッ

咲「……」

京太郎「お前ってホント可愛いわ」

咲「もうっ。急にどうしたの?」

京太郎「つまり早くベッドに行こうってことさ!」

>>61
コンマ1桁 咲をいかせた回数
0で咲ちゃんブチ切れ(1/3)

てや

咲「あっ……あんっ……ちょっと京ちゃんっ……そこっ」

京太郎「ふーっふーっ」パンパン

咲「後ろからやめっ……ああんっ!」

京太郎(咲のヒモとして生きている俺が唯一充足感を得られるのはこの時だけだ)

咲「もうっ……許してぇ……」ビクンッビクンッ

京太郎「はー……」ズポッ

咲「はぁはぁ……」クター

京太郎「よっこいせ」

咲「はうっ……今はダメッ」

京太郎「手で顔覆わないで。イッてる顔も可愛いんだから。挿れるぞ」

咲「ひぐっ!ちょっとぉ!あんっああんっ~~~」

その晩、咲は猫が発情したような声をあげて何度も果てた。

咲「京ちゃん、今日は良かったよぉ」

京太郎「そうだなー実は俺たちって相性ばっちりなんじゃね?」

咲「えっ?今更!?」

京太郎「ほら、最近は何か上手くいってなかったしなー」

咲「中折する京ちゃんが悪いんだよ」

京太郎「あはは」

咲「じゃあシャワー浴びてくるね……今日も仕事だし」

京太郎「ふーっ……」

京太郎(今日の咲は久しぶりに可愛かったなー……何か一生懸命強気になってるけど、根っこはただの女っていうか)

京太郎(こんな契約なかったら、きっといいカップルになってるんだろうな、俺たち)

★ SPが9/30になりました。

京太郎(さて、今日は何をしよう)


>>30
①大人しく咲を抱く
②咲に懇願する(SP 5使用)
③麻雀を打つ

>>65です。

3


由子「お客さんまた来たのよー」

京太郎「暇だしね」

由子「で、今日はどの卓にしますか?」

京太郎「そうだな……ってあれ?記憶の卓は?」

由子「諸事情で卓が立たないのよー……今新装準備中だから許して欲しいのよー」

①青天井の卓
勝てば所持金×コンマ
負ければ命



③魂の卓
勝てば一人殺せます
負ければ殺されます

京太郎「じゃあ今日は>>67で打つぜ!」

いち

京太郎「なんだかお金は大切な気がする」


ねこ「よろしくだし!」

のっぺらぼう「ちょー楽しみだよー」

鬼の仮面「……」

京太郎(こいつ、多分咲だよな……?別人が同じ面被ってるだけかもだけど)

京太郎「まあ気にしても始まらねぇ!勝負だ!」

>>69
勝ちますか?負けますか?

かつ

京太郎(その日は不思議と牌が生きているような気がした)

京太郎(面白いように牌が動いた)

>>72以降

コンマ50未満が出るまで。

はい

京太郎「負ける気せーへん」

5万円×77×50×76×50=7315億円

京太郎「あ、あはは……冗談のように勝ったぜ」

ねこ「ちょー羨ましいし!ちょっと分けろし!」

のっぺらぼう「すごいねー」

由子「ちょっとお客様ーそんなに勝たれちゃ困るのよー」

京太郎「まあちょっとやりすぎましたね。もうラストで。換金お願いします」

由子「じゃあちょっと事務所に来てなのよー大金やしー」

鬼「……」

京太郎「はーい」


俺は雀荘の奥の応接間のようなところに通された。

黒いスーツを来て、ひょっとこの仮面を被った女が一人立っていた。

由子「じゃあかけて欲しいのよー」

京太郎「はい。えっと7315億円ですよね。流石に現金じゃ重すぎるんで、俺の口座に」

由子「ちょっと」

ひょっとこがアタッシュケースを大理石の机の上に置いた。

由子「1億あるのよーこれで勘弁して欲しいのよー」

京太郎「は?」

由子「ウチが出せるのはこれが限度なのー」

京太郎(何言ってんだこいつ)

由子「1億円だって大金なのよー」

京太郎「あのね、コッチは命を賭けて麻雀打ったんっすよ。それに青天井っていうルールの中で」

由子「ルールを破る気はないのよーこれはお願いなのよー」

京太郎(なんてふてぶてしいだ、このアマっ……!)プルプル

>>84
引き下がる?引き下がらない?

せめて1000億


京太郎(これで引き下がったら男じゃねえ)

京太郎(せめて1000億くらいはよこせと言いたい)

京太郎「ありえないっす。どれだけ足元みてるんですか」

由子「ないものは払えないのーだからお願いしてるのよー」

京太郎「ふざけんじゃねぇよ!せめて1000は出せやコラ!」ドンッ

ひょっとこ「おい、由子」

由子「まあ待てなのよー」

受付嬢は後ろに控えるひょっとこを手で静止した。

由子「せやねー足りない7314億円はしっかり埋め合わせるのよー」

受付嬢はそう言うと、一枚のグラビア写真を取り出した。

京太郎「この人は……?」

由子「知らないのー?現役牌のお姉さん。真屋由紀子ちゃんの体で7314億円、まけて欲しいのー」

京太郎「……」ゴクッ

俺は生唾を飲み込んだ。

>>87
①やっぱ金で払えとゴネる
②わかりましたと妥協する
③あなたが自分の体で払えと要求する

2


京太郎「本気ですか?」

由子「本気と書いてマジなのよー」

京太郎(和級のおもちじゃねーかっ……!)ムクムク

京太郎(ずっと咲ばかり抱いてきたから……正直辛抱たまらん)

京太郎「わかりました。それでいいっすよ」

由子「じゃあ呼ぶのよー」ピッポパポピ

由子「ユキちゃん?今すぐ来るのよー」ピ

由子「あと1時間待ってほしいやね」

京太郎「あの……いいんっすか?本人に何も説明しなくて」

由子「ここで説明するから気にせんでー」

……

ユキ「お待たせしました」

京太郎(うおおおおっ!!めっちゃ可愛いっ!しかもおもちっ!圧倒的おもちっ……)

由子「ユキちゃん、彼が今日からあなたのご主人様なのよー」

ユキ「は、はあ……よろしくお願いします」ペッコリン

京太郎「よ、よ、よろしく」プルプル

……


ユキ「……」ボケー

京太郎(可愛いけど何かちょっと抜けてる娘なのかな?)

京太郎(牌のお姉さんの癖になんでこんなことになってるんだろう)

京太郎(大方、借金のカタにハメられてるとかそんなんだろうけど)

京太郎(1億円+牌のお姉さんかぁ……ハンパねぇなぁ!)

京太郎「今日は仕事ないの?」

ユキ「はい。オフシーズンですし、それに……いえ、何でもないです」

京太郎(やっぱやることと言ったらあれだよな!)

>>93
①連れ込みホテルへGO
②街中をぶらぶらデート
③2人でドライブ

1


京太郎「とりあえず外でようか」

ユキ「はい」

ユキちゃんは大人しめの私服に、トレンチコート、そしてサングラスをかけていた。

ユキ「一応そこそこ顔売れてるので……」

京太郎(そんな娘とこれからヤれるのかー!幸せぇ!)

俺はズボンの中で勃起しっぱなしだった。

京太郎(あれ?何か忘れてるような……まっいいか!)

らぶほ照

京太郎「じゃあ、先にシャワー浴びててね」

ユキ「はい」

京太郎(久しぶりだなー……咲以外とヤるの……)

♪頂点まであと一息~♪

京太郎「うおっ!?電話……こんないい時に誰だよ……電源切り忘れた……って咲?」

 咲『浮気は絶対駄目だからねっ!』

京太郎「……」

>>95
電話に出る?出ない?

出ない


京太郎「……」

♪~~ココ一番 ゾクゾク打ち和了れ~~♪

京太郎(誘惑に勝てなかったよ……)

ユキ「あれ?電話ですか?」

京太郎「いや、気にしないで……ってうおっ!」

目の前に生まれたままの姿のユキちゃんが立っていた。

そしてベッドに腰掛ける俺の隣にちょこんと座ってきた。

京太郎「……ユキちゃんはこういうの慣れてるの?」

ユキ「……」

彼女は何も答えなかった。

俺も無言で彼女の唇を奪い、ベッドに押し倒した。


ユキ「んっ……んっ……」クチュクチュ

京太郎「すっげえ濡れてる……それにパイパンだし……これって自分で剃ったの?」

ユキ「やめてくださいっ……ぁあんっ」

京太郎「ひょっとして剃らされちゃったの?」

京太郎「そりゃ芸能界だもんなー寝技もしっかり仕込まれてるって訳か……子どもたちの人気者、牌のお姉さんがこんな淫売だったなんて幻滅するなぁ」

京太郎「手、ベタベタになったよ。ほら、舐めて。ん。そうだな、挿れる前にそのド級のおもちではさんで……そうそう、やっべ……イキそう……」

 咲『私以外の中で出しちゃ駄目だよっ!』

京太郎「うるせぇ!」

京太郎(これは浮気じゃない……風俗まではオッケーだろ?倫理的に)

京太郎(それに咲だって悪いんだ……年頃の男がオナニーも許されず、あの貧相な体だけで満足しろって無理な話だぜ)

京太郎(……)

>>102
ゾロ目で禁を破れる

無理(確信)


京太郎「じゃあそろそろ挿れるぞ!」

ユキ「ううっ……」クパァ

京太郎「……ゴクッ」

リー棒を静かにユキちゃんの膣内に埋めていく。脳髄にまで電気が走るような快感が俺を襲った。

京太郎(やべ、この中、ホンモノだ)

一番奥まで挿れて、俺は数秒、動くのを止めた。

京太郎(絡みつく……)

ユキ「優しくしてください……」

京太郎「うおおっ!」ズップズップ

ユキ「やだっ!ちょっと!」

京太郎(駄目だ、もう頭真っ白……イクッ!イッちまう~~!)

ユキ「いやっ!やめてぇ!」

逃げようとする女を俺はがっちり上から押さえつけた。

京太郎「膣内に出すぞっ!」

激しい抽送の後、頭の中が爆発するような感覚が襲った。

久しぶりの本気の絶頂だと思った。かつてない放精感が訪れ、玉袋の中が全部出てしまうんじゃないかという快感の後。

ユキ「やめてっぇぇぇぇえぇ!!!痛いィィィ!!」

彼女の絶叫で俺は我に返った。

あまりの痛がりに俺は急いでリー棒を抜いた。

そして接合部を見てぎょっとした。

紫色の粘液が、彼女の膣から垂れていた。

ユキちゃんは頭をかきむしり、ベッドの上でのたうちまわっていた。

京太郎「とにかく洗浄っ……それから救急車か?」

俺は慌ててユキちゃんを風呂場に引きずり、シャワーで陰部を洗った。

ユキちゃんは歯ぎしりしながら俺を睨みつけていた。

ユキ「ごろじでぐだざい……がっはっ!」

吐血。もうむちゃくちゃだ。

ユキ「まざが……呪い持ち……救急車は要らないですから……爽さんに電話をっ……げぼぉ」

京太郎「さ、さわや??いや、まずは救急車でしょ。ああ、でも大事にしちまう……」

京太郎(どうする、俺?)

>>
①逃げる
②救急車を呼ぶ
③ユキちゃんのスマホから爽に電話する


京太郎「さわやってマネージャーか何かか?」

俺は慌ててユキちゃんのスマホを使って『爽先輩』という連絡先に電話をかけた。

爽「おー、ユキ。どーした?」

京太郎「あ、あの、俺、えっと、ユキさんがっ」

爽「ん?男?」

京太郎「ホテルで、血吐いて!痛がってるんです!どうしたらいいっすか!?」

爽「……」

京太郎「マジ何とかして下さい!!何かよくわからねーっす!!」

爽「私の方がよくわかんねーけど救急車呼べ。その後で病院教えろ。すぐ行くから」

京太郎「はいっ!」

俺はそのまま救急車を呼んだ。救急隊が来るまでの間、ユキちゃんは痛がりを通り越してぐったりし始めた。


救急車が近くの病院に運び、彼女は直ちに集中治療室に入れられた。

俺は救急隊や病院のスタッフから奇妙な目で見られていた。

京太郎「くそ……なんだってんだ……ひどい目に合ったぜ……」

しばらくすると獅子原爽と名乗る女がやって来た。俺には一瞥もくれず、すぐにユキのもとに駆け寄り、色々見ていた。

それから俺の方へやって来た。

爽「グズ野郎。死ねよ」

京太郎「すみません……」

爽「知ってたのか?」

京太郎「何をですか?」

爽「じゃあ知ってるのか?その呪いをかけた奴」

咲の顔が思い浮かんだ。

>>111
咲の名前を答える?答えない?

答える


京太郎「……ゴクッ」

爽「……」

京太郎「今……付き合ってる相手に……」

爽「名前は?」

京太郎「宮永、咲」

それを聞いて、獅子原爽は何も反応しなかった。

爽「わかった」

それだけいうと、ユキちゃんの方へ踵を返した。

爽「もう帰っていい。そして二度とユキの前に姿を現すな。」

京太郎「はい」

その言葉に巨大な決意みたいなものがこめられていて、俺は震え上がった。



京太郎(何かやばい事になった気がするぜ……)

咲「どうしたの?ぼーっとして」

京太郎「いや……なんでもねーよ……」

咲「ひょっとして別の女の事考えてない?」

京太郎「……」

京太郎(呪いを解くには咲に懇願するしかねーみたいだ)

京太郎(何をしよう)

>>114

①大人しく咲を抱く
②咲に懇願する(SP 5使用 SP9/30)
③麻雀を打つ

1

京太郎「いや、俺は咲一筋だぞ」

咲「またまたぁ……んちゅっ」

京太郎「ぷはぁ……やっぱ咲の体が一番あったかいや」

咲「誰と比べてるの?」

京太郎「だ、誰でもいいだろ?」

咲「ふーん。まあいいや」チュッチュ


>>116
コンマ1桁 咲をいかせた回数
0で咲ちゃんブチ切れ(1/3)

明後日に続く。


咲「っ~~~!」

京太郎「うっ」ドクドク

京太郎「あー……あったけぇ……」ヌポン

咲「はぁ、はぁ……はむっ」

京太郎「うおっ!?咲さん?」

咲「あむ、むちゅっ……ぷは、どう?京ちゃん」

京太郎(こいつがお掃除フェラとかどうしたんだ?)

咲「たまには私だって京ちゃんを労いたいと思ってね」

京太郎(可愛いなぁ)ナデナデ

咲「///」

SP 9→12/30

俺たちは抱き合いながらベッドの中で眠っていた。

咲のぬくもりが肌に伝わってくる。貧相な体だけど、誰かと過ごす晩ほど安心するものもそうはない。

京太郎(咲と恋人……そんな道も俺にはあったんじゃないか)

咲(順調にSaki Point=SPが溜まってるね)


京太郎「でも無職でヒモの俺なんて咲と対等な立場になろうなんておこがましいにも程があるよな……」

京太郎「さて、今日は何をしよう」

>>138
①大人しく咲を抱く
②咲とデートに出かけてみる
③麻雀を打つ

2


京太郎「あれ?咲、お前今日仕事は?」

家でダラダラしていると、昼前に咲がベッドからのんびり起きてきた。

咲「京ちゃんこそ。パチンコはいいの?」

京太郎「まーな」

京太郎(この前麻雀で勝った1億円もあるし。もう今更パチンコなんてスリルのないこと出来ねぇよ)

咲「私も今日はオフなんだ」

京太郎「そっかー、なあ咲、近くね?」

咲「駄目?」

京太郎(二人用のソファ……もうちょっとスペースあるだろ)

咲「えへへ」ペタペタ

京太郎「何甘えてんだよ」

咲「女の子にはこういう時間も必要なんだよ」

俺は咲を肩に抱きながらのんびりテレビを見ていた。

咲「京ちゃんは今日暇なの?」

京太郎「年中暇だぜ」

咲「私も暇。」

京太郎「見りゃわかる」

咲「ねえねえ、どこか遊びに行こうよ」

京太郎「なんだそら?」

咲「ねーいいでしょ?」

京太郎「うーん……(そういえば最近咲と一緒に飯以外ででかけたことないなぁ)」

京太郎「ちょっと遠出してみるか?」

咲「うんっ!どこ行くの?」

京太郎「そうだなぁ」

>>141
①ただ街をぶらぶらする
②温泉旅行
③麻雀プロの試合を観に行く

2

眠いので続きは土曜日にでも。

宥「遠路はるばるようこそ、須賀様」

東京から新幹線で京都まで新幹線で数時間、それから車を借りて少し行くと奈良だ。

咲「風光明媚な場所だね」

吉野の山麓に囲まれた、歴史ある温泉旅館に俺たちはやってきた。

宥「お部屋はこちらになりますね」テクテク

咲「わわっ。素敵な部屋ですね」

宥「ありがとうございます。それじゃあごゆっくり~」


<一晩目>

京太郎(咲の浴衣久しぶりに見たな~)

咲「ねえねえ、京ちゃん。早速だけど……」

京太郎「さっそく……」ムクムク

咲「お風呂行こうよ!お風呂!」

京太郎「風呂ぉ?」

咲「お部屋のお風呂で一発ヤるのもいいけど、やっぱり温泉に来たら大浴場だよね!」

京太郎「まーそうだな」

~~~~

かぽーん

京太郎「結構おっきい風呂だな~~あ~~」

京太郎(他に客もいねーし、最高だぜ)じゃばじゃば

俺は思いっきり大浴場で泳いでみた。

~~~~



京太郎「いい湯だったな」

俺は温泉のロビーで咲を待ちながらぼんやり煙草を吸っていた。

その時ロビーの片隅に埃を被った雀卓を見つけた。

京太郎「まー温泉といえば麻雀だよな……でも最近は使われてないのかな?」

雀卓の近くに額を嵌められた女子高生の集合写真が1枚飾られている。

京太郎「なんだろう、これ……あれ?このマフラーの人……確か女将さん」

京太郎(若い頃から美人さんだったんだな~おもちもおもちだし)

京太郎「それにしても静かな旅館だな~俺たち以外に客、いねーんじゃねぇか」

京太郎(……咲の奴、おせーなぁ)カタカタ

宥「いかがされました?」

京太郎「うぉ!」


京太郎「ツレが遅いなーって」

京太郎(近くで見るとやっぱ美人だな)

京太郎「それにしても静かな旅館ですね。まるで客は俺たちしかいないようだ」

宥「ええ。確かに本日のお客様は須賀様だけです」

京太郎(流行ってないのかな……こんないい旅館なのに)

宥「こういう日もありますよ。どうぞごゆっくりされて下さい」

京太郎「はぁ……ところであの写真。女将さんですよね?」

宥「ええ。高校生の頃の……懐かしい」

京太郎「ひょっとして麻雀の大会の写真ですか?」

宥「はい。私が3年生の夏の写真」

京太郎「へー……実は俺も昔麻雀やってたんっすよ。あ、今もやりますけど」

宥「わかりますよ。麻雀をやる人の指、してますから」

そう言って女将は俺の手をとった。

京太郎(冷たい手だなぁ)

宥「……」

ジリリリ……ジリリリ……

宥「あっ、すみません」

そう言って女将は電話台の方へ駆けていった。

京太郎「ひょっとして咲の奴、道に迷ってるんじゃねーだろうなぁ……」

>>158
①女湯に探しに行く
②ロビーで待つ
③先に部屋に帰る

3


京太郎「待つのも難だし先に部屋帰ってのんびりしてよっか」

京太郎「女将さーん、咲が帰ってきたら先に部屋に帰ってきたと伝えて下さい」

宥「はーい」

~~~~~

30分ほど部屋で待っていると咲が帰ってきた。

京太郎「遅いぞ」

咲「……ごめん」

湯上がりの咲はいつもの5倍位まして可愛く見えた。

京太郎「電気、消す?」

咲「ちょっと」

咲「この旅館ちょっと変だよ」

京太郎「はぁ?」

咲「今すぐ帰ろ?」

京太郎(こんな怯えてる咲、久しぶりに見たぜ……なぜ?こんないい旅館なのに)

>>161
①「わかったよ」
②「せめて1泊してから帰ろうぜ」
③「何が変なの?」

1


京太郎「……わかったよ」

咲「ほっ」

京太郎「それにしても何でだよ……ひょっとしてやきもち?」

咲「何に?」

京太郎「俺が女将さんと仲良さそうに喋ってたの見たんだろー?」

咲「は?」

京太郎「……?」

咲は理由を答えはしなかった。

俺たちは荷物を整理し、服を着替えた。


京太郎「すみません、急用で」

宥「いえいえ、お気になさらず」

女将さんは嫌味一つ言わず俺たちを送ってくれた。

咲「ごめんね、京ちゃん」

京太郎「参ったなぁ……今日の晩、どうする?京都か大阪で一泊するか?」

咲「ううん、直ちに東京に帰ろう」

京太郎(ちょっとわがままにも程があるだろ……なんだってんだよ、咲の奴)

京太郎(久々のデートでノリノリじゃなかったのかよ)

俺はイライラしながら車のエンジンをかけた。何だかんだ言って咲には逆らえないのだ。

>>165
コンマ 50未満 エンジンがかからない

霞「彼らはね、咲のSSが好きなのではないのよ」

霞「自分の姿を須賀くんに重ね、咲キャラたちと絡みたいだけなの」

初美「そうなんですかー?」

霞「そうよ。須賀くんはかわいそうだわ。京豚の、自己投影の犠牲になってしまったせいでいろいろな人に嫌われてし亦野だから・・・」

霞「京太郎SSの『京太郎』を、『俺』に置き換えて御覧なさい」

霞「ほとんどのSSで、違和感なく話が進むはずよ」

初美「うわー・・・ほんとうなのですよー」

霞「こういったスレにはね、ただちにふんふむを召還しなくてはならないの」

霞「『悪』をのさばらせてはいけないのよ」


京太郎「あれ?参ったな……エンスト?」

咲「……」

京太郎「こんな夜中に……どうする?ちょっと気まずいけど一晩泊めてもらうか?」

咲は沈黙したままだった。

その時、車のエンジン音が遠くから聞こえてきた。

京太郎「こんな遅くに客か?」

ヘッドライトが山道を登ってくる。黒塗りの外車だった。

車は駐車場に泊まり、中から2人の女が出てきて旅館に入った。

京太郎「……?」

咲は固まったままだった。

しばらくして旅館から女将が出てきて、俺たちの車に近づいてきた。

宥「宮永様。卓は立ちます。中へ」


咲は覚悟を決めたのか、車から出て女将の後を追った。

京太郎「ちょ、ちょっと!」

咲「京ちゃんは来ないで!」

京太郎「はあ?」

宥「……宮永様。先方は相方もお呼びですよ」

咲「ッ……!」

咲は唇を噛み、俺には一瞥もくれず旅館の中に入っていった。


末原「久しぶりやなぁ」

咲「何ですか、末原さん……こんなところまで」

末原「あんたが来たんやろ?ウチのシマまで」

2人の女が雀卓についていた。

末原「自己紹介遅れてすまんな。ウチ、末原恭子。よろしゅうな、須賀くん」

京太郎「俺の事知ってるんっすか?」

末原「まぁな。咲の男やろ」

京太郎「そ、そうっすけど」

絹恵「へー……中々の男前やん」

咲「……」

咲はうつむいたまま床を見ていた。


咲「ちょっと京ちゃんは外してくれないかな?女同士の大切な話あるから」

京太郎「おい、咲。この人、咲の仕事の相手とか?何なんだ?」

宥「須賀さん。ちょっと」

京太郎「はあ」

女将が俺に耳打ちしてきた。

宥「関西共武会……西の麻雀界を牛耳る組織……そこの会長です。失礼のないように」

京太郎「こ、このチンチクリンがぁ?」

末原「言うやんけ」

京太郎「あ、すみません。で、咲とどういったご関係で?」

末原「ん?ウチ?咲の昔の女やけど」

咲「……」


京太郎「マジ?さ、咲ってどっちもいけたの?」

咲「やめて下さいっ……もう私は足を洗ったんですから……」

末原「足を洗ったぁ?そらウチを忘れるために男に逃げただけやろ?」

咲「そんなことっ……」

末原「調べさせて貰ったわ。アンタがこの男の弱み握って契約という名の支配をして、肉欲に溺れとるの」

京太郎「……」

末原「なあ須賀くん。アンタも疲れたやろ?もう楽にしてええんやで」

末原「咲はまたウチが引き取ったるからな~」

そう言って立ち上がった末原さんのスパッツに、卑猥な形をしたものが浮き出るのをはっきりと俺は見た。

絹恵「末原さんのは特別製やからなぁ。忘れられへんやろ?」

京太郎「さ、咲!な、何あれ!?」ガクガクブルブル

咲「……」

末原「iPS棒も知らん素人さんかぁ」


京太郎(いや……iPS棒……話は聞いたことがある。都市伝説だと思ってたけど)

京太郎(想い人を犯したいという強い願いの具現化。歪んだ性欲の発露)

末原「須賀くん。咲の中の具合はええやろ?ウチがしっかり仕込んでやったからなぁ」

末原「このiPS棒でな」ドーンッ!

絹恵「相変わらず立派ですわぁ、末原先輩っ!これ一本で西の頭にまで登りつめたんやからなぁ」

末原「レズの中でもiPS棒を発現させるには才能があらへんといかんのや。その才能は雀力と密接な関係がある」

末原「不思議やな。麻雀が強いもの程、立派なモンが生えるんや」

末原「そして勝てば勝つほど太く、固く……他人を支配する」

京太郎「何なんだよ!お前ら!いきなり現れてっ!くっそ気持ち悪いわっ!」

咲「カタカタ」


末原「まあそんな興奮せんでや。須賀くん、今日までご苦労様や。これからはまたウチが咲を飼う事にしたから」

咲「……嫌ですっ……私は京ちゃんとっ……」

末原「ああん?ただ弱み握って契約で支配しとるだけやんけ……ってウチのマネしとるだけやな」

末原「なら今回もまた脅してやるで、咲」

末原「ウチのモノにならんと……せやなぁ、あの時のビデオとか全部公開するで」

咲「ひっ……それだけは」

末原「ウチの棒でヒイヒイヨガる咲は見ものやで……なあ須賀君。何チンポおっ勃ててるん?」

絹恵「ひっひっひ」

咲「もうやめて下さい……」ポロポロ

末原「咲もこんな貧相な男のボッコより、ウチの立派な名刀の方がええやろ?最近欲求不満なんちゃうか?」

絹恵「あったあった。前に末原さんに流してもらったハメ撮り。須賀くん、見る?」

 咲『あっやんっ!ひゃんっ!そこっ!やばいですっ!』パンパン

 咲『もっとぉ!もうイキますっ!出してぇ……宮永咲の汚いおしりの中で……』ビクンッビクンッ

 咲『ああ~~』ブルッ プシャアアアァ

咲「す、末原さんっ!他の人には絶対見せないって!約束したのに……」

末原「アンタが東で調子乗っとるって噂、西まで届いとるで。そのたびにみんなでこの映像見て笑ってるんやけどなぁ」ケラケラ

咲「ああっ……」


絹恵「よーするにアンタはやり過ぎたんや。須賀くん、アンタ宮永咲の裏の顔知らんやろ?」

絹恵「こっすい雀ゴロやで。それに金の為ならサマもする、女も使う、何でもありの淫売や」

絹恵「咲のことはよ分かって良かったなぁ。危うく捕まるところやったんやないかな。この淫売、咥えた棒は中々離さんみたいやし。なあ末原さん」

末原「せやな。ウチと付き合ってた頃なんて、一日中咥えとった日もあったで」

咲「もう許して……麻雀からも足、洗うから……ごめんなさい、しますからぁ……」

末原「なんや、素直なまんまでかわええなぁ。男にはずいぶんと強気やったと聞いとったから心配しとったけど」

末原「ちょっと拍子抜けやわ。こら。なら咲、はよ誠意みせや」

咲「あうっ……」プルプル

末原「前教えたやろ?もう忘れたんかぁ?」

咲は手を震わせながらスカートのホックに手をかけた。

京太郎(俺は……)

>>185
①末原恭子をぶん殴る
②咲を止める
③黙って見届ける

3


旅館の明るいロビーで咲はスカートを下ろし、上着も脱いで素っ裸になった。

咲「ううっ……」ピクッ

そして冷たい床に足を大きく開いて仰向けになった。

咲「京ちゃんっ……最後のお願いっ……見ないでっ……早く出てってぇ!」

末原「逃げちゃ駄目やで、須賀君。こいつがどんな淫売か、しっかり目に焼き付けて帰るんやで」

末原「それとお土産やるから。絹ちゃん」

絹恵「咲ちゃんの調教記録、BDにしっかり焼いて記録しとるんやって。これでウチ帰ってシコシコしてええよ」

2人はそこで大笑いした。

咲は顔を真赤にしていた。

末原「服従のポーズもええけどなぁ」

咲「もうこれで勘弁して下さいっ……」クパァ

咲は一生懸命、自分の股を開いていた。誘うように大陰唇を指で広げて、見られてはいけない場所を曝け出していた。

末原「誠意が欲しいねん、誠意が。ほら、誠意といえばあれやろ」

咲はハッとしたように起き上がり、正座をした。そして頭を床に擦り付けようとした。しかし彼女は震えていた。

彼女の僅かな誇りがそれを中々許さないのだろう。

京太郎(俺は……)ギュッ

>>191
①末原恭子を全力でぶん殴る
②咲を止める
③黙って見届ける

1

ようやく俺の中で何かがキレた。

京太郎「うおおおおっ!!!!」

京太郎「末原恭子ッ!俺はテメーをッ!ぶん殴るッ!許さんぜ!」ダッダッダ

全力で助走を付けての右ストレート……!

末原「ッ!」

咲「京ちゃんっ!やめて!」

絹恵「ドアホやな!フンッ」

京太郎「ドハァ!!」

一瞬、視界がぐるんと回った。見事な回し蹴りが俺の胸に炸裂し、ふっとばされたのだ。

絹恵「末原さんに手挙げるたぁええ度胸やなぁ、兄ちゃん。アンタ、この瞬間、関西共武会1万人を敵に回したんやで」

絹恵「五体満足で帰れると思うんやないぞ?あ?」

京太郎「ぐっ……いてぇ……」

咲「京ちゃあん!」トテトテ

裸の咲が俺に泣きながら抱きついてきた。

咲「何馬鹿なことしてるのっ!私だけでっ……私だけでいいんだよっ!」

京太郎「咲っ……!」


末原「ありがとな、絹ちゃん。ちょっと心臓に悪いで。あんなパンチ食らったら死んでまうわ、ウチ」

絹恵「これはあかんな」

咲「京ちゃんに悪気はないんですっ……何でもしますっ……だから許してぇ!」

京太郎「いや。咲。そんなみっともないこと言うんじゃねー」

京太郎「そもそもこんなチンチクリンの言うこと聞く必要なんかねーよ!」

京太郎「お前に昔どんな過去があったのかは今はどうでもいいっ!」

咲「京ちゃんっ……!」キュンッ

京太郎「俺は今、こいつに最高にムカついてるんだッ!だからゼッテーぶん殴るぜ!」うおおおっ

絹恵「ドアホ」ドカッ

京太郎「ぐほっ」みぞおちにケリー

絹恵「サッカーやっとったウチに勝てるわけないやん」

末原「まあ待てや絹ちゃん。こいつを暴力でだまらせるのは訳ないで。でもそれをやっても心まで折れるとは限らんちゃう?」

絹恵「はあ……まあ背骨折って半身不随には出来ますけど」

京太郎「ごほっ……おえええぇっ」ゲロゲロ

咲「……」

末原「そうやなぁ……ええこと思いついた。なあ、咲。折角の機会や。久しぶりに卓、囲まんか?」

絹恵(最初からそのつもりでしょ、先輩)

末原「今度は逃げんよう……しっかり堕としたるからな」

咲「……」ゴクッ

また明日

霞「つまり、京豚はファンだけではなく原作者にも喧嘩売っているのと同然なのよ」

初美「ふんふむ」

霞「京豚の悪行はそれだけじゃないわ。はっちゃん、これを見てちょうだい」

初美「なんですかー?」ヒョイ

初美「うわー・・・まとめサイトの米欄が荒れまくりなのですよー。こ、これは 酷い・・・」

霞「そうよ。彼ら京豚は自分のヘテロ観念を所構わず押しつけるのよ。彼らは場外乱闘を起こすくせ者なの」

霞「しかも、自らは被害者面するのよ。図々しい・・・。」

霞「咲の魅力はキャラクターの多さなの」

霞「様々な人が、色々なキャラクターを好きになっているわ」

霞「それを欲望のために汚すような行為は、当然反感を買うことになるのよ」

小蒔「じゃあ、こんなしょうもないSSのために永水女子を使ってファンの感情を汚していいんですか!?」


霞「そう。ちょうど今これを見ている永水女子が好きなお方は、相当な不快感を感じているでしょうね」

霞「それと同じ感情を京太郎スレで感じる方が多くいるということを知って欲しいのよ」

初美「ふんふむ」

末原「須賀、言うたか。ちょっとは打てるんやろ?咲の男なんてやっとるからには」

京太郎「まあ一応麻雀部でしたから」

末原「なら麻雀で決めようやないか。咲を賭けて一半荘握ろうや」

京太郎(素人目に見てもわかるぜ……こいつは強い。立ち振舞、所作、その全てが物語っている。麻雀に絶対の自信を持つ強者だと)

京太郎(それに男と女じゃ……100m走で女が男に勝てないように、麻雀にも覆せない力の差は存在する。それが何なのかは証明されていないけれども)

末原「……勝てない、と思っている訳やな」

末原「その考え、嫌いやない。自分と相手の力の差を認識するんは勝負事の基本や」

末原「そら平で打ったら須賀、アンタはウチに100回やって100回負けるで」

京太郎「そうなのか咲」

咲「末原さんは強いよ」

京太郎(咲がここまで言う相手も珍しいな…)


末原「でもそれじゃあ面白くないやろ。だからルール変更や。絹ちゃん!」

絹恵「はい」

そう言うと愛宕絹恵は胸の谷間から何かを取り出し、卓の上に置いた。

ドカッと鉄が落ちる音がした。

京太郎「拳銃……」

末原「ルールはシンプル。ウチが下のモンとやる時によくやる関西ルール!」

末原「須賀、アンタの勝利条件は一半荘、トバないよう最後まで打つ事やね。たったそれだけのシンプルなルール……ベタオリし続けてもええ」

末原「チャカ見て青ざめたみたいやな。わかるやろ?アンタがトブってのは点棒がハコるって意味やないで」

末原「文字通り命がトブんや。5発充填回転式拳銃。一発弾込めとるで。」

末原「満貫振り込む毎に1回。跳満2回、倍満3回、役満4回。こめかみにぎゅって押し付けて引き金引いて、南4局超えればええ。」

末原「な?スリルあるやろ?」

末原「最後までトバなかったらアンタのその勇気に敬意を払って、もう二度と咲には手ェ出さんって約束するで。どうする?」

京太郎(満貫振り込み毎に1回……俺の経験上、1半荘で満貫以上を振り込むのは清澄の面々相手でもせいぜい2、3回)

京太郎(確かに点棒で勝つってよりは現実的だ。でもリスクがでかすぎるだろ……)


咲「ねえねえ、京ちゃん」ツンツン

京太郎「なんだ、咲」

咲「……今までごめん。そしてありがとう。私には暗い過去があるんだ。そんな私が京ちゃんと幸せになろうなんて、おこがましかったんだよ」

咲「……でももし京ちゃんが私のために勝負を受けてくれて、この試練を乗り越えてくれたら……」

咲「私は京ちゃんとの契約を全部破棄するよ。その上で京ちゃんの好きにしていい」

京太郎(俺にとっての咲とは何だ?俺の弱みを握っているご主人さま……大切な幼馴染……そして仲間……恋人……)

京太郎(果たして命のリスクに手にかけて守るべきものなのだろうか)

京太郎(俺は……)

>>206
①勝負を受ける
②お金で解決を試みる
③勝負を受けない

1


京太郎「勝負は……受けるよ末原さん」

末原「ほー」

絹恵「男の中の男や!須賀君!そら男は女の前でエエかっこしたいよな」

咲「京ちゃんっ!」ギュッ

京太郎(通常の麻雀をするなら2-3回は振り込むのを覚悟しなきゃならねぇ)

京太郎(でも振り込まないよう徹底すればせいぜい1回……)

京太郎「ただ細かいルールの確認をしてからです。それに卓に付くのは俺と咲、そしてあなた達2人、それで間違いないですね?」

末原「せやな」

京太郎(咲だっているんだ。コンビで打てばそうそう振り込むことはねぇ!)

絹恵「じゃあ細かいルールの説明をするで~」

……

京太郎「わかりました。それじゃあ俺が最後まで打てれば、咲にはもう今後一切手を出さない。それでいいですね」

末原「その通りや」

絹恵(典型的な凡夫……いや、凡夫以下やな、こいつ)

咲「……」

末原「そもそもこんな勝負、ウチはやらなくても良かったんや。勝って得られるものはただの一人のつまらん男の死。見世物にもなりはせん」

末原「でもやめられへん。人生とは勝負や。なあ、咲。アンタがウチから逃げて縋った希望が無様に散るんや。業の深い女やで、アンタ。

その時の絶望したアンタの顔が見たくてこの勝負を提供したようなもんや」

京太郎「御託はいいっす。はよ、初めましょ」

宥「……」

廻る廻る。牌が卓の底でガラガラ廻る。


>>208
コンマ下一桁 京太郎が勝つために引かなければいけな引き金の数 


末原「ロン。最初は満貫やね」

京太郎「あっ……あう……」カタカタ

咲「京ちゃん!そんな見え見えの山越しに引っかからないでよっ!」

絹恵「なんやこいつトーシロやん!ひょっとしてベタオリだけしてればええと考えてたん?」

末原「一発目……正直楽しみです。一線踏み越えられるかどうかやね、ここは」

京太郎(東一局でいきなり振り込み……俺は……引き金を引く覚悟があるのか)

京太郎(拳銃…重い……何やってんだ俺)

京太郎(そういやただ咲と温泉旅行に来ただけなのに)

京太郎(なんで命のやり取りやならなきゃならねーんだよぉ!)

京太郎(ちっくしょ……)

>>211
コンマ 01-20で当たり


京太郎「ぐっ……」カタカタ

末原「震えとるで。しっかりこめかみに押し付けて引きや」

京太郎「ぐっ……ぐぅ~~~!!」

京太郎(無理ッ!出る気がする!あああっ!)ガチガチ

京太郎「ちょ、ちょいタンマ」コト

京太郎「ふー……」

絹恵「何休憩しとんねん!」

京太郎「す、すみません」

京太郎(引き金を引くべきか否か……どうする俺!)

>>214
①もう賽は投げられた。行くところまで行く
②今回は大丈夫な気が……する
③命あっての物種だよな……

1


カチッ

撃鉄が落ちる乾いた音がした。

京太郎「っ!はぁ……はぁ……」

汗が止まらない。心臓が脈打つ。

京太郎「助かった…」クター

命が宙ぶらりんになる感覚。震えが止まらない。恐怖の後に訪れる安堵。そして全能感。

京太郎(やっばい……脳から何か出てるわ……)

咲「京ちゃん……」

末原「ちょっと見なおしたで、須賀。さあ夜は長い。ゆっくり打とうや」

京太郎「咲っ……もう俺は……負ける気がしねぇ」

絹恵(ちと厄介やな……)

>>216
コンマ 
ゾロ目で最後まで打てる(まさかの京ちゃん大勝利!)

はい


末原「ロン」

京太郎「あっ……ああっ……」

絹恵「ひひっ」

咲「」

京太郎(まさか……こんな事が俺に……こんな理不尽な事が……)

末原「絹ちゃん。久しぶりの役満やわ」

絹恵「流石です、末原先輩!」

末原「ええっと、役満は4回引き金引いて貰わなあかんな。えっと、その拳銃って弾なんぼ入ったっけなぁ」

絹恵「5発でしたね。そしてもう1回既に引いてますね」

末原「さあ須賀くん。男を見せてや。覚悟は出来とるんやろ?」

京太郎「いや……ちょっと」カタカタ



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