【艦これ】提督「超兵器?」 (15)

提督「最近は深海棲艦たちも力をつけてきている。このままでは我々人類は負けてしまうだろう……」

提督「そこで戦力増強を図るため、新艦娘の建造計画が立てられた」

提督「計画名……[鋼鉄の咆哮](くろがねのほうこう)……」

提督「よく分からんが、何かスゲー機関を搭載されてて強いらしい」

提督「早速建造しよう」

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???「新しく建造された超高速巡洋戦艦ヴィルベルヴィントです!」

ヴィル「宜しくお願いしまーす」

提督「うむ。宜しく頼む」

島風「超高速巡洋戦艦?」

ヴィル「はい!」

提督「巡洋艦なのか?それとも戦艦?」

ヴィル「ん~、どちらかと言えば巡洋艦ですね」

島風「超高速ってことは速いの!?」ワクワク

ヴィル「速度にはそれなりに自信がありますよ」フンスッ

島風「私も速いんだよ~。どのくらいの速度なの?よかったら駆けっことかしない?」フフーン

ヴィル「速度ですか?……そうですね~」

ヴィル「だいたい70ノットくらいですかね」

島風「」

ヴィル「あっ、でも調子いいときは90くらい出ますよ」アセアセ

提督「滅茶苦茶はえーじゃねぇか」

ヴィル「そんなことないですよ~。私の姉はもっと速いですから」

島風「」

提督「えっ!?姉いるの?」

ヴィル「はい!姉さんは100ノット以上出してましたよ!!」フンスッフンスッ

提督「あっ……そ、そうなんだ……」

島風「……はやさがたりない……」ブツブツ

提督「あれから彼女はよく頑張っている。島風はなんか元気なくなったが……」

提督「しかし戦力が増えるのは良いことだな。みんなも楽になるし」

提督「彼女には姉妹もいるみたいだし、また新しく建造みようかな?」

提督「彼女の姉が出るとも限らないが……まあ強い艦娘が出てくれればいいや」

提督「よし。早速建造しよう」

???「はじめまして。超巨大氷山空母のハボクックです」

ハボクック「宜しくお願いします」

提督「でかい……」

赤城(身長は180以上でしょうか……それ以上に装甲に貼り付いている氷が気になります)

加賀「氷山空母?その氷は何ですか?」

ハボ「この氷は追加装甲みたいなものです。結構攻撃を防いでくれます」

提督「ふーん。溶けたりしないのか?」

ハボ「あんまり高熱だと溶けますけど、常温なら問題ありません。……あんまり」

赤城「へぇ~、その氷って食べられるんですか?」ジュルリ

提督「赤城……」

ハボ「いえ……どうでしょう。試したことないので……食べてみます?」

赤城「あ、いいんですか?」ワーイ

加賀「もう、赤城さんは……私も一口頂けるかしら?」

ハボ「ええ、どうぞどうぞ」ゴリゴリ

提督「いいのかよ」

赤城「では、いただきます」ガリッ

加賀「……しょっぱい」ガリガリ

ハボ「まあ、海水含んでますし」

赤城「それを早く言って下さい……」ガリガリ

提督「そう言いつつ食うのな」

加賀「でも何でしょう……こう、表面的なしょっぱさではなく、よく染み込んだ味がします」ガリガリ

ハボ「ええ、私の氷は海水で出来てますから。被弾して装甲の氷が吹き飛ばされても海水があれば氷を補える。つまり――」

ハボ「私は戦闘中に自動的に回復できるのです!!」ドヤァ

加賀「はっ?」

提督「マジで!?」

ハボ「はいマジです。地の装甲もそこらの空母よりも固いので、最前線には持ってこいです」フフン

赤城「耐久力は凄まじいですね。火力等は?」

ハボ「私自身はあんまりありませんが、艦載機は多いですよ」

加賀「速さはどのくらいのものでしょうか?」

ハボ「走るのは苦手です……」ショボン

提督「まあ、あんまり速そうな感じはしないしな」

赤城「なんでもかんでも出来たら苦労しませんからね~」

加賀「そうね。それにしょっぱい氷も中々いけるわ」ガリガリ

提督「また食べてる……」

ハボ「あ、あと私周りを吹雪にできます」

提督「えっ、周りが吹雪に!?なんて贅沢なハーレム!!」ヒャッホー

赤城「長門さん大喜びですね」

加賀「いや、恐ろしいでしょう」ハア

ハボ「いえ、そっちの吹雪じゃなくて雪降らす方です」

提督「は?雪降らすの?」

ハボ「はい。もうゴウゴウに降らします。私の回復力アップです」ドヤァ

赤城「かき氷作りたい放題」キラキラ

加賀「もう、赤城さんは食べ物ばっかり……」

赤城「えへへ」

提督「いや吹雪いたら艦載機飛ばせないんだが」

提督「新しく建造された彼女も良い働きをしてくれている。……艦載機を上手く飛ばせないんで、ただ固い船になっているんだが」

提督「赤城と加賀はかき氷食って腹壊したらしいし、最近鎮守府がやたら寒い」

提督「しかし新型艦は強いな。戦いが一気に楽になった。……もう一隻建造しようかな?」ウーン

提督「……うん。今いい感じに当たり引いてるし、ここは勝負に出ようかな」

提督「よーし。また建造しよう」

提督「次はどんな娘が出るかな」ワクワク

???「私は戦艦のヴォルケンクラッツァーだ」

ヴォルケンクラッツァー「宜しく頼む」

提督「あ、ああ宜しく」(何か凄く厳ついのが出てきた)

ヴォル「うむ」コクッ

提督「……」

ヴォル「……」

提督「あー、何か得意なこととかあるか?」

ヴォル「戦闘だ」ドンッ

提督「あ、うん。その戦闘での得意分野は何かなーって」

ヴォル「敵を撃つことだ」ドドンッ

提督「あ、そう……」

ヴォル「ふむ……話すだけでは何も分からん。実際に戦場で見せよう」クルッ

提督「えっ出撃するの!だったら編成を――」

ヴォル「ハッハッハッ、案ずるな。我が波動砲の前に敵はない」スタスタ

提督「えっちょ、波動砲って何!?」

ヴォル「フッ、いかに深海棲艦が強力とは言え、それは既に過去の遺物……あえて言おうカスであると」

提督「いやどういうこと!?話を聞いてくれー!!」

提督「そして彼女は出撃し、深海棲艦と戦闘を始めた」

提督「彼女は深海棲艦を圧倒していて、誰が見ても勝敗は明らかだった」

提督「だが深海棲艦がこの鎮守府を背にしたときに、彼女の波動砲というのが放たれた」

提督「結果として戦闘中の深海棲艦は全滅したが、鎮守府も吹き飛んだ」

提督「欲をかきすぎたのだろうか。……強い力を持ちすぎると身を滅ぼすのがよく分かった」

ヴォル「提督……」

提督「取りあえずお前解体」

ヴォル「えっ!?」



終わり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年10月13日 (火) 06:29:07   ID: inF8MJew

ウォルケン鎮守府壊滅よりもワープで鎮守府ごと違う世界に移動の方が良かったかも。

2 :  SS好きの774さん   2015年12月16日 (水) 02:09:04   ID: dlc4KCF2

鋼◯の咆◯かな…( ̄▽ ̄;)

ヴィンセルヴィント&播磨なら…あるいは…www
いや…轟天号…スマナイ忘れてほしいかも…です( ̄▽ ̄;)

3 :  SS好きの774さん   2015年12月21日 (月) 06:37:23   ID: v6lkEx-j

ヴォルのところフィルブル..........
いや、なんでもない

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