提督「艦娘お笑い我慢道場」(20)

タイトルで察してくれると嬉しいです。
草を生やしてます。合わない人はごめんね。



提督「こんばんわ、提督プロデュースでっす!」

加賀「アシスタントの加賀です、宜しく。」

提督「今回、どこぞの重巡洋艦の願望で"艦娘バラエティー"という名目で、
えー、こういう企画をやることとなった運びですけれども…」

提督「…結構日常的に近いことはやってるんですよね、うちの鎮守府ww」

[ドタバタ鎮守府]

提督「そんな騒がしい鎮守府のいつもの馴れ合いメンバーに登場していただきましょう!どうぞー」

摩耶「馴れ合い!」

北上「そういうこと言わなくていいじゃんww」

川内「完全に否定はできないけどねwww」

摩耶「いいのかこんなので…」

北上「あのね提督、それ言っても誰も得しないからww」

提督「駄目だ駄目だ!そんななあなあじゃ!」

[唐突。]

摩耶「何だよいきなり…」

北上「提督初回だからって無理してない?」

提督「この間の沖ノ島沖ですよ!夜戦マスでの中破多くて駄目だ駄目だ言ってたのに
ボス前でのんきに糧食おにぎり食って、和気あいあいと…」

川内「しょうがないじゃん、夜戦の後はお腹すくんだからー」

摩耶「お前鮭おにぎり食おうぜ―って言ってたじゃねえかwww」

提督「wwwwww」

[言いだしっぺ。]

北上「間宮さんの美味しいからねえ」

提督「あんなのは駄目なんだぁー!そんな調子だからおまえたちゃー!」

怒りがピークに達した提督。
その時脳裏をかすめたのは…?

提督「あっ、そうだ。木曽今日は休みだから。」

摩耶「それ今言うのかよ!」

提督「大井と喧嘩したら肋骨折れたって。」

[高速修復材で治療中です。]

北上「間違えて私のベッドで寝ちゃったんだっけ、それで大井っちが腹パンしてさー」

川内「相変わらずだね大井…」

提督「多分、今度の演習まで…お休みです。」

[予知?]

川内「というか今回私が大井の代わりだもんね、もういっそ私がレギュラーで…」

提督「まあそんなわけで、兎に角!駄目だお前たちはー!」

[また?]

川内(スルーされた…)

摩耶「なんで2回目…?」

北上「とにかく駄目なんだねwwww」

提督「お前たちは、駄目だっ!ってことにしといてくれ。」

提督「ということで、今日は…」

提督「もう…あの…駄目です。ので…」

[??]

摩耶「お前がダメだろっ!!」

川内「ずーっと駄目駄目って…」

北上「提督が馴れ合い雰囲気の元凶作ってんじゃんwwwww」

摩耶「こうやってダラダラダラダラ…」

提督「まあこのままじゃいかんと思って、フッと思いついたのです。というわけで今回は!」

提督「艦娘お笑い我慢道場をプロデュース!」

摩耶北上川内「「「おおー…」」」

加賀(皆楽しそうね…)

加賀「ではルールを説明します。
今回はある天然系艦娘のサンプルをモニタリングし…」

北上「何言ってんの?」

加賀「…え"~っ!」

[驚愕!]

摩耶「どうしたんだいきなり…」

北上「今加賀さんすっごい私の事見てきたんだけどwww」

加賀「ちゃんとルール説明してたわよ?!私に落ち度でも!?」

川内「なんで不知火になってるのwwwww」

北上「合いの手みたいなもんだよー。加賀さん敏感過ぎだって。
加賀さんが『天然系の』って言ってたから何か面白かっただけだよー」

加賀「はい、では改めて…」

北上「止めちゃったよwwwwwwwww」

しかし、加賀の暴走はここで終わらなかった!

加賀「えー全員くっwwちにwww
ぎゅうっwwww乳を含んで…ww途中で笑って…しまうと…ww」

[大破?]

川内「何が面白かったのwwwwwwwwwwwwww」

提督「もうお前見て我慢しようか!?」

摩耶(可愛いなあ…)

加賀「……」ハジライ

[天然系サンプル?]

加賀「そしてえっと…あのっ…ww」

提督「もう貸せっ!」バッ

摩耶「全然伝わってこねえよwww」

北上「もう何の説明なのwwwww」

提督「とにかく!牛乳を口に含んで笑いを我慢しろっちゅーこった!」

摩耶「あー成程な!」

川内「こんなシンプルな説明になんで手間取ってるのwwwww」

提督「そして一番笑わなかった奴には"King of 艦娘お笑い我慢道場"の称号と
間宮アイス1週間フリーパス券進呈っ!」

3人「「「うおー!」」」

提督、完璧なルール説明
お疲れ様です。

加賀「というわけで今回のサンプル艦娘はこの方です。」

[天龍(ハリボテ)。]

摩耶「まさかとは思ったが…これは…」

北上「やばいよ天龍っち、ドックで寛いでるだけで面白いもん…
ちっちゃい世界基準だから…」

川内「提督のツボだもんね…」

提督「だから敢えて彼女の壁を越えなければならんのです!」

[古い付き合い故のツボ]

摩耶「なるほど…」

加賀「では称号とアイス目指して…頑張って下さい。」

加賀以外「「……。」」

[何?]

北上「…流れ切ってまでその発言要る?」

加賀「だって私今日ルール説明ぐらいしか出番ないのに…
あんな失態して終わりだなんて、一航戦としての誇りが…
取り返そうと思って今言ってみたのだけれど…もうっ…w」

北上「私今日の加賀さんで1週間ぐらい食っていけそうな気がするwwwww」

以上、一航戦の面白い方、
みんなの加賀さんでした。

~第1ラウンド~

提督・摩耶・北上・川内の4人はモニタリングする内容を知らされていません。
笑うたびに1点カウントし、最終的に一番点が少ない方が優勝です。
吹きだしたら暫く経った後で再び牛乳を含みます。



加賀「それでは現場の龍田さん、どうぞ。」

龍田「は~い此方龍田で~す。
天龍ちゃんは今回のシチュエーションを知らずに挑戦しま~す、楽しみね~」

川内(収録なのにいつものテンションだ…)

龍田「今回のシチュエーションは~…
"初めての整体マッサージ"!」

提督「自然な流れで来られると駄目だな…」グイッ

摩耶「さりげない会話とか持ってこられると
そっから面白くなるから困るなあ…」

北上「『痛い痛い!』とかはまだ平気かなー」グイッ

摩耶「あとちょっといいか?
真ん前川内っての嫌なんだけど」

川内「なんでなのww」

摩耶「こいつ対○忍みたいに草臥れる事あるからそれで笑っちゃいそうで…www」グイッ

川内「そんなことないでしょwww」グイッ

加賀「準備OKですね。それではスタート!」

龍田「それじゃ天龍ちゃんいらっしゃ~い」

天龍「……」ポカーン

龍田「今回のテーマはこちらよ~」ジャンッ

天龍「お、おう…」

龍田「今回は整体マッサージできも~ちよくなってもらうわ~
それじゃ裸足になってベッドに横になってくれる~?」

天龍「ああ、解ったぜ」

天龍「別に初めてじゃないんだけどな…」イソイソ…

天龍「…!!」ズルッ

摩耶「ブッwwww」

加賀「摩耶、アウト!」

提督「~~wwwwww」

摩耶「もしかして来るかなーと思ってたけどwwwww駄目だwwwww」

天龍「痛ってぇ~…」

マッサージ開始前に早くもアウトです…

龍田「準備OKね?それじゃどうぞ~」

明石「こんにちは~」

天龍「おっ、明石じゃねえか。宜しくな。」

明石「天龍さんじゃないですか、何処が壊れてます?」

提督「ブッwwww」

加賀「提督、アウト。」

摩耶「予想通りになったなwwwwwwww」

提督「『何処が壊れてます?』って…w」

恐れていた小芝居にやられてしまいました。

明石「ちょっとリラックスして下さーい。」グリグリッ

天龍「ん"あ"あ"…」

川内「……wwwww」

明石「この辺少し凝ってますねー…」グイッ

天龍「オフッ」

提督「くっwwwwww」

天龍「ちょっと痛え…」クネクネ

北上「ブホッwwwwww」

加賀「アウト。」

北上「あの動き何なのwwwwwww」

北上、天龍の敏感な動きにハマりました。

天龍「明石、なんかすげえ吸われてんだけど」ギューッ

[桃。]

天龍「うおおっ、何か吸われてる!吸盤?」ビクビクッ

北上「お尻浮いてんじゃん…ww」

川内「プッwwwwwwwwww」

加賀「川内、アウト。」

川内「余計なこと言わないでよwwwwwwwww」

天龍「おおあ…」ビクンビクン

川内、北上の雷撃に撃沈です。



加賀「第1ラウンド終了です。」

提督「やっと終わったか…。」

第1ラウンド終了で早くも全員撃沈。
大苦戦の幕開けです。

※此処までの結果

提督……x
摩耶……x
北上……x
川内……x

続きはまた今度。
できるだけ本家とは違った展開も入れられるようにしたいです。

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