榊原「ToLOVEる現象?」(15)

榊原「なにそれ?」

鳴「なぜか数年に一度三年三組に少しえっちぃ事が起きるの」

榊原「……ちょっと意味が…」

鳴「意味がわからないのも無理ないわ、だっていきなりこんな変な話聞いても普通信じないもの」

鳴「でも、この現象は確かに存在するのよ」

榊原「へ、へぇ…」(不思議な子だな…)

鳴「まぁ必要なことも話したし、教室に帰りましょう」スタスタ

榊原「あ、うん…」スタスタ

―階段―

鳴「…ところで榊原君は」ツルッ

鳴「へ?」グラッ

榊原「!!危な…ってうわっ」ガシッ!

榊原(ひ…引っ張られ……)

ズテーン

榊原(うーん…いたた……)

榊原(…あれ?この顔の前の白い布と肌色の物は…)プニッ

鳴「…!?」

榊原(あぁそうか、見崎さんの……おし……り?)

榊原「ぅ、うわぁぁぁぁぁぁ!!??」

―――――

鳴「………ど、どうやらもう現象は始まっているらしい…//」

榊原「ほんとにごめん!!」

鳴「………まぁ今のは事故だから…」

榊原「…………事故とはいえ、その…パンツ……見ちゃって……」

鳴「…………」

榊原「……その……まぁ……」

鳴「…………//」カァァ

鳴「…誰にも言わないで」

榊原「はい………」

みたいなの続けて良いでしょうか

望月「榊原くん次美術だから一緒に行こう」

恒一「わかった 今行くよー」タッタッ

机「」ドカッ

恒一「(うわ ヤバいぶつかった 転ぶ)」

望月「(三神先生の授業楽しみだなぁ)」

恒一「望月危ない避けて!」

望月「えっ?」

恒一「うわぁぁぁぁ」ガシッベルトツカミ

望月「!?」ズルッ

恒一「」バターン

望月「…」ポロン

恒一「いてて… 望月ごめん大丈夫?」

恒一・望月「!?」

こんな感じで男子を攻略してくれ

―――――

榊原(結局あの後見崎さんはどこかへ走っていった…)

榊原「…はぁ、どうしようかな……」スタスタ

小椋(トイレトイレ…)スタスタ

榊原「とりあえず教室に帰ってみよう」クルッ

小椋(そこの角を曲がって行けばトイレが)クルッ

ドシン!!

小椋「いったぁ!?」コテッ

榊原「うわっ!?」

小椋「気を付けろー!!」

榊原「ご、ごめん!!…って大丈夫?」

小椋「ったく…別に転んだだけよ、さほど問題じゃないわ」

榊原「よかった!…立てそう?」

小椋「大丈…」(!?…急に尿意が…………)

小椋「手、貸して!」

榊原「分かった」スッ

小椋(い、急がないと…)グイッ

榊原「うわっ!?」(バランスが崩れ…)フラッ

小椋「ぅ!!?」ペタン

小椋(~っ!!?尻餅ついたせいでさらに漏れそうに…)プルプル

榊原「ご、ごめん小椋さん!!………大丈…夫?」

小椋「………る」プルプル

榊原「…?」

小椋「…漏れる、って言ってるのっ!!」プルプル

榊原「えぇぇ!?」

小椋「立てない、から、トイレまで、連れてっ、て!!!」プルプル

榊原「わ、分かった!!!」ガバッ

小椋「早くぅ…っ!!」

榊原「急がないと…」タタタ

―女子トイレ前―

榊原「着いたよ小椋さん!!」

小椋「…このまま入って」

榊原「…え?」

小椋「このまま入って!!」

榊原「は、はい!!?」

駄目だ俺には無理だ
誰か後頼んだ

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