安価とコンマでオリジナル魔法少女 (295)

安価とコンマで魔法少女

まどまぎみたいになるかもしれないしニチアサのあれっぽくなるかもしれない
すべてはコンマ次第で

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444436372

キャラクターメイクを開始します

↓3まで貴女を端的に示す単語 同時にコンマ判定 高コンマほどあなたと関係がある

特徴

裸足:0 貴女は生まれてこの方靴を履いたことがない
ベルトさん:2 某喋るベルトを持っている 無論偽物
淫乱:5 素養はある

↓3変身アイテム

変身アイテム 片方だけの靴

↓3 貴女の目的

目的 未定

↓3貴女の敵

貴女

貴女は生まれてこの方靴を履いたことがない
某喋るベルトを持っている 無論偽物
淫乱の素養はある

変身アイテムは片方だけの靴

もう片方の靴を持った少女と戦う

↓3 もう片方の靴を持った少女の目的

もう片方の靴を持った少女の目的 アイテムの回収

貴女の戦法

3竦みです
格闘は射撃に強く、射撃は使い魔に強く、使い魔は格闘に強いです


↓3
1:格闘型
2:射撃型
3:使い魔型

格闘型

もう一人の少女
↓3
1:格闘型
2:射撃型
3:使い魔型

貴女:格闘型
もう一人の少女:使い魔型

貴女の名前↓3
もう一人の少女の名前↓6

貴女 鹿目まどい
もう一人の少女 窓井かなめ

ほかに決めたいことあれば

一個づつ行こう

靴を手に入れた経緯

↓3

↓3 仲間の人数

3人

仲間についてはまたおいおい

↓3 淫獣は居るか どんな奴か

淫獣 靴がしゃべる

靴の性格 ↓3

淫獣 靴がしゃべる 優しめオネェ

まどいの性格 ↓3

まどい アホの子


かなめの性格↓3
かなめの靴の性格↓6

かなめ 感情が薄い
かなめの靴 靴紐を器用に使って筆談(内容は毒舌)

舞台の町がどんな場所か
↓2~5まで

THE 田舎
最近の重大事件は「ラーメン屋で食い逃げ」というレベルののどかさだが最近人喰い靴の噂が流れている

ではここまでの設定をまとめてきます

私は所謂みなしごだった
町をゆく同年代の子たちがきらびやかに着飾るのを遠目に眺めながら、ゴミを拾って生きているような日々

特に、私は靴というものを履いたことがなかった

一度手にする機会はあったのだが、生きるために手放してしまったのだ

あの靴の輝きは今でもはっきりと覚えている

ある日私がゴミをあさっているとあの輝きとよく似たものを持つ靴が現れた

吸い寄せられるようにその靴を手に取ると不意に声が聞こえた

「あら、ずいぶん汚い格好の子に拾われちゃったわねェ、貴女どうしたのその恰好?」

女性的な言葉遣いとは裏腹の低い男性的な声

その声が靴からしていることに気付くと思わずそれを放り出してしまう

「ちょっと痛いわよ!」

「ひ、人食い靴!」

「はぁ?食べないわよ落ち着きなさいって」


―これが私と喋る靴『サンドリオン』の出会いである

こんな感じの導入でいかがでしょうか

ベルトさん?関係性のコンマが低かったからね、しかたないね

1日目

貴女は隠れ家で『サンドリヨン』を眺めている

「貴女せっかくかわいいのに、私のこと履いてみなさいよきっと化けるわよ」


喋るベルトをゴミから拾ったことはあるが靴は初めてだ
どんな仕掛けがあるか見当もつかない



―グrrrr


ふと、外で獣の唸る声が聞こえた

「あらやだ、『アシェンプテル』の差し金かしら?ほら貴女私を履きなさい!」

どうする?
↓3

「履けって言われても片方しかないよ!?」

「あぁもう、右足だけでいいわよ!」

『サンドリヨン』を右足に履く、少しばかりサイズの大きかったそれがすぐに足にフィットするように縮む

すると靴紐が半透明のリボン状の物体に変化し全身を覆い始めた

「さぁ、始めますわよ最高のメイクアップを!」

薄汚れたぼろの服が水色のドレスに代わる

泥のついた肌が白磁のような白さの肌に生まれ変わる

艶のなかった黒髪は金色に染まり

これまで靴を履いたことのなかった足にはハイヒールじみたガラスの脚甲がはまっていた


「魔法少女 まどいサンドリヨン 爆現!」

戦闘準備に入ります

隠れ家の外に出ると黒い獣とヒトを混ぜたようなものがこちらを睨んでいた


―サnドrioooooo


「あら、発音がなっちゃいないわね」

「な、なにあれ」

「狼男、ウェアウルフってところね、問題ないわ思いっ切り蹴っちゃいなさい!」


ウェアウルフ タイプ格闘
まどいサンドリヨン タイプ格闘

相性補正なし

直後コンマ
1~3:不利
4~6:拮抗
7~8:有利

判定 8
有利

「え、えいっ!」

ガラスの靴が嵌った足を振り上げる、いつもより柔軟に足が上がり狼男の鼻先を鋭く尖ったつま先が切り裂いた

「いいじゃない、そのままドタマカチ割ってあげなさい!」

有利+1
直後コンマ
1~3:不利
4~6:拮抗
7~9:有利

判定1+1
不利

ラッキーパンチはそうも続かないらしい

再び振り上げた脚は躱され逆に鉤爪が太腿を裂く

「い、痛いよ!」

「あら、足技が命なのに不味いわね」

不利-1
直後コンマ
1~3:不利
4~6:拮抗
7~9:有利

判定3-1
不利

脚の負傷で動きが鈍ったところを狙われた
さらに足に切り傷が重なる

「あら、ちょっと不味いかしら」

不利-2
直後コンマ
1~3:不利
4~6:拮抗
7~9:有利

判定5-2
不利

イベント発生

「仕方ないわね、ちょっと体借りるわよ」

『サンドリヨン』に体の主導権が移りました

一度不利判定をリセットします

「さて、上げていくわよ」

主導権『サンドリヨン』+1
直後コンマ
1~3:不利
4~6:拮抗
7~9:有利

判定2+1
不利

サンドリヨンが放った蹴りは美しい軌跡を描いて狼男の首に吸い込まれた…筈だった

―Gu?

偶然ゴミに足を取られた狼男が転んだ拍子に蹴りの軌跡を外れてしまったのだ

後には見事な開脚で隙をさらすサンドリヨン…の精神が入ったまどいが


主導権『サンドリヨン』+1 不利-1
直後コンマ
1~3:不利
4~6:拮抗
7~9:有利

判定3
不利 呪われてるのか?

「痛いわねー!」

反撃をもらってしまい後ずさる

どうもうまく戦えていないらしい

どうしたものだろうか

主導権『サンドリヨン』+1 不利-2
直後コンマ
1~3:不利
4~6:拮抗
7~9:有利

判定5-1
拮抗

どうやら狼男も先ほど鼻先を切られたのを覚えているらしい
これ以上寄ってこないようだ

逃げるなら今かもしれない

↓3
1:逃げる
2:戦闘続行

狼男がひるんでいるうちに逃げ出した

※拠点「隠れ家」を失いました
※逃げる際に狼男が落としたと思われる黒い靴紐を手に入れました

行動安価
↓3

山の空き地

「そういえばこんなひろったんだけど」

『サンドリヨン』に拾った靴紐を見せる

「あら『アシェンプテル』の靴紐ね、狼男の操作にでも使ってたのかしら」

「私の靴紐って魔力の塊みたいなものだから若干の強化が出来るわ」


※『サンドリヨン』の強化が出来るようになりました

現在のサンドリヨン

主導権交代
不利が-2貯まったときに自動発動 不利判定をリセットし補正を+1して戦闘を再開する


どうしますか?
↓3

強化メニュー

1:既存スキルの強化
2:新スキル入手

↓3

私用があって外してました

選択2

新スキル案

↓3まで

黒の戒め
使用から一定ターン相手に-1補正

選択
>>134-136

次回以降少し戦闘方式調整します

黒の戒め 相手に3ターン補正-1

??? 3ターンの間不利を拮抗として処理

プロアクションリプレイ まるで意味が分からんぞ!

選択

↓3

1:黒の戒め 相手に3ターン補正-1
2: ??? 3ターンの間不利を拮抗として処理

今回のスキル名募集して寝ます

ksk

結局狼男と戦った時には自分に何ができるのか全然わからなかった気がする

「つまりどれだけ動けるか試してみたいってことね」

そう言うと『サンドリヨン』から白い靴紐が抜け出す

靴紐は空中でリボンのように展開すると真っ白なマネキンのようなものになった

「私は『アシェンプテル』みたいに使い魔型じゃないからこんなものかしら」

「えっとどうすればいいの?」

「変身してあのマネキンボコっちゃいなさい」


直後コンマでどの程度動けたか

判定7 かなり動ける

まずはマネキンを適当な木へ蹴り飛ばす

木の幹に叩き付けられたマネキンはそのしなりによってもう一度私のもとに跳ね返ってくるので位置取りを調整し

「えぇい!」

その首に回し蹴りを叩き込んだ

「あら?アナタ結構センスあるじゃない、なんで機能はあんなに動けなかったのかしら?」

※スキル 運動センスを入手しました 初手のみ有利状態からスタート

行動安価
↓3

ksk

田舎の利点の一つに「見晴らしの良さ」というものがある

町の高台から見下ろせば異常はすぐに発見できた

だだっ広い田畑のど真ん中に黒い異形が佇んでいる


「あらやだ、あんなところで戦ったら泥だらけだわ」

「でも以降放ってはおけないよ」

戦闘を開始します

https://www.youtube.com/watch?v=H1wpw4D9cUY

変身した私は可能な限り早く走る

チャンスは限られている

そのチャンスを確実にものにしなければまた私は負けてしまうだろう

直後コンマ貴女判定
戦闘センス+1

↓2コンマ ウェアウルフ判定

貴女判定 0 特殊判定
ウェアウルフ 1 ファンブル

青く煌めくドレスの輝きは疾風と共に尾を引く彗星のように異形に迫り

鎌風の様に鋭いガラスの靴は一切の反撃も許さず

さながら、断頭台のように異形の首をはね落とした

残された胴体が一瞬痙攣するように震えると、無数の黒い紐となって霧散してしまった


※黒い靴紐を入手しました

「今朝のあれは何だったのってくらいあっけなかったわね」

「…帰ろう、あまり此処には居たくないや」


※拠点「隠れ家」を取り返しました

一日を終了します

2日目

朝起きると枕元にきれいな服が一式置かれていた

「おはようまどい、貴女もう少しきれいな服を着るべきよォ昨日手に入った魔力ちょっと使って洋服作ったからそれ着なさい」

これからどうする?
↓3

もらった服に袖を通す

これだけきれいな服はいつ以来だろうか『サンドリヨン』とは違う靴も一足揃っている



「そういえばサンドリヨンってさ、靴ならもう一足ないの?それとも元は唐傘お化け用の靴だったとか?」

「そうねェ…『アシェンプテル』っていう相方がいたわ…ぶっちゃけネクラよ」
「昨日ウェアウルフをけしかけてきたのもそいつ、まぁそのうち会うこともあるでしょうね」

『アシェンプテル』という靴が居るらしい

どうも『サンドリヨン』はそれ以上話す気はない様だ


これからどうする?
↓3

いつもの通り生きる糧を探しにゴミ捨て場へ行こうとした時だった

「あら、貴女またゴミ捨て場に行くの?」

どういう意味だろうか

直後コンマ
1~3:マネキン君2号が働きに行ってくれる
4~6:サンドリヨンが物資を生成してくれる
7~9:サンドリヨン人間態

昨日見た光景が繰り返される

白い靴紐が宙に浮き白いマネキンが

「彼が働きに行ってくれるわ」

「すっごく不安なんですけど」

「まぁ見た目はもう少し補正しておくわ」



「…うん、何が言いたいかっていうとね貴女町に出て友達作りなさい!」

「え?」

↓3どうする?

「…私なんかと友達になってくれる子なんているのかな? 」

「あんたが拾ったのが『アシェンプテル』じゃなくてよかったわ」

「良い?このド田舎で!貴女の現状を見れば大体の事情なんかわかるの!そのうえで言ってるのよ!」
「どうせド田舎のご老人どもなんか何期待したって駄目、同年代よ!まずは同年代の子から根回しするの!何のために服を作ったと思ってるのよ!」


↓3どうする?



こんなド田舎で子供が集まる場所というのは限られている

広めの空き地が一か所

郊外にそこそこの商業施設が一か所

そして学校に隣接する図書館だ

どこへ行く?
↓3

商業施設にやってきた

私にとっては久々の人込みである

「マネキン君が賃金持って帰ってくるのは夜だから今日は冷やかしだけね」

服がきれいだからだろうか、いやな視線が今日はない

ふと、ユーフォーキャッチャーで遊ぶ女の子が目に入った

「あら?声かけてみる?」

なんて声をかけよう…

↓3

「えっと、とれますか?」

声をかけると女の子は人差し指を唇の前で立てる

静かにしろということだろうか?

その指でそっとユーフォーキャッチャーを指す

・ワ・「いかさまちゅうなのでらくしょうです」

こびとがユーフォーキャッチャーに張り付き自分より大きな人形を支えていた

「え、えぇ!」

「お?見えるんだこいつらの事」

「えぇそりゃぁもうはっきりと!」


「びっくりねぇ、この子同類だわ」

何を話そうか↓3

「えっと、その小人はなんですか?」

可能な限り小さい声で聴く

「えっとこ『びととくつや』って知ってるか?こいつらはあれだ、そういう小人だ」

「要するに誰かを助けるのが仕事で生きがいなんだ。ま、見ての通りにいいも悪いも関係ないみたいだけどな」

そういって女の子は意地の悪そうな笑みを浮かべる

「なぁ、なんかほしい景品あるか?とってやるよ」

どうしよう

間違えた

↓3だった

ksk

「えぇっと」

正直この子の話はよく分からなかったがほしい景品はあった

「あの熊のがほしいなって」

「お、お前も悪さできるクチか?あのちっこいので良いんだな」

・ワ・「かるがるです」

※クマのぬいぐるみを手に入れました

「ははっ、小人が見える奴なんて初めてだったからな楽しかったよ。私は九十九あや靴屋の娘さ、また会おうな!」


夜になります

『サンドリヨン』が「また『アシェンプテル』が仕掛けてくるかもしれないわ見回りましょう」というので昨日の高台までやってきた

田舎であってもちらほらと明かりはある

その明かりを遮りながら黒い影が走るのが見えた

「いたわ、昨日と同じウェアウルフよ!」

戦闘を開始します

https://www.youtube.com/watch?v=wqll4q3RIgE

昨日とは違い遠ざかってゆく狼男を追う
この先にあるのは商店街、そこにはあやも住んで居る筈だ

「絶対に行かせない!」

直後コンマ貴女判定
戦闘センス+1

↓2コンマ ウェアウルフ判定


貴女判定 6+1
ウェアウルフ 7

拮抗

不意打ちの蹴りを風切り音で察知したのか狼男の鉤爪が受け止める

「地味―なアップデートしてくれちゃってもう!」

だが、その鉤爪から透明な結晶が纏わり付き狼男の動きを阻害する!

※クリスタライズ発動 3ターンウェアウルフからの不利を拮抗とする

直後コンマ貴女判定

↓2コンマ ウェアウルフ判定

貴女判定 9
ウェアウルフ判定 9

拮抗

狼の爪と硝子の靴がぶつかり合い火花を散らす

どちらの攻撃も必殺の一撃になりうる

ワンミスで死が見える、それでも退くわけにはいかない

※クリスタライズ残り2ターン
直後コンマ貴女判定

↓2コンマ ウェアウルフ判定

貴女判定 0 特殊判定
ウェアウルフ判定 3

有利7

直後特殊判定

1~3:???「あらウェアウルフ、アナタまた負けるのね」
4~6:ウェアウルフに負傷大(判定-3)付与
7~8:あや「な、なんだよこれ!?」

7~9だった

「な、なんだよこれ!?」

ふりむけば無数の小人を引き連れたあやが立ち尽くしていた

「え?あや!?」

気を取られた隙に狼男があやへと向かってしまう


・ワ・「あぶないです?」

・ワ・「おたすけします?」

・ワ・「へんしんしましょそうしましょ」

にわかに小人たちが騒がしくなった

あやのは居ている靴の紐をとくとそれを宙に投げる
紐はリボン状に広がり繭のようにあやを包んだ

・ワ・「てんがよぶ ちがよぶ ひとがよぶ」


・ワ・「かつもくせよあくにんども」


・ワ・「ちみもうりょうはびこるこのどいなか つくもあやはここにいる」


・ワ・「『シュナイダーあや』爆現!」

あや「…なんっじゃこりゃぁぁぁぁぁ!」


『シュナイダーあや』 タイプ使い魔型

スキル無し


※クリスタライズ残り1ターン
直後コンマ『シュナイダーあや』判定

↓2コンマ ウェアウルフ判定
負傷大-3

相性補正忘れてました

あや判定 4+1
ウェアウルフ判定 5-3-1

有利7+3 勝利

「あっちいけー!」

あやが適当に腕を振り回すと小人がそれに反応する

・ワ・「あっちにやれと」

・ワ・「あちらはへいですな」

・ワ・「でもなんとかしましょう」

そういって小人たちは狼男に群がり驚異的な力で引きずり出す

そしてそのまま


・ワ・「「「えいっ」」」

気の抜けた声とともに塀に叩き付けた

頭から激突した狼男はそのままぐったりと倒れ、やはり黒い紐になって霧散してしまった


・ワ・「びくとりー」


・ワ・「へーい」


・ワ・「へいだけにー?」


「な、なんだよこれ」

※黒い靴紐を入手しました(現在二つ)


…なんてこえをかけようか
↓3

「び、びくとりー!」


・ワ・「おぉにんげんさんわかっておりますな」


・ワ・「よろしければあやさんにせつめいしてどうぞ」


・ワ・「われわれこまかいことはきにしないたちですゆえ」

「どうしようか『サンドリヨン』」

「困ったわねぇ、こんなとこで話し込むのもあれだし時間ももう遅いし…」

「え、何今のオネェみたいな声!?下から!お前の足元から聞こえた!」

「ごめんなさいねぇビックリしたわよね…明日また説明してあげるからまたあのショッピングモールで、ね?」

「おぉう、意外と良い奴っぽい?」

一度あやと別れて帰ることにした

2日目終了

今日はこの辺で―

メルトリリスは天使

https://www.youtube.com/watch?v=KfnqvVa75LM

薄暗い室内でガリガリと紙に何かを書き殴る音が響く

???「そう、ウェアウルフは倒れたのね。もう治せないほど完璧に」

少女の声がするといったん音が止み、新たに紙を捲る音を挟んでから再び何かを書き始める

???「えぇ、そうね…一度見に行ったほうがいいわね分かってるわ『アシェンプテル』」

三日目を開始します

今日はあの商業施設であやと会う約束をしている…

サンドリヨン「あまり待たせちゃいけないわね、行きましょう」


あや「よう!」

あやは既にフードコートで飲み物を飲みながら待っていた

あや「で、昨日のアレは何だったんだ?」

そう言われても私にだって詳しいことはわかっていない

知っているのは『サンドリヨン』だけだ


↓3
サンドリヨンに聞きたい事

agest

まどい「あの狼男は『アシェンプテル』がけしかけてきたって言ったよね?」

サンドリヨン「そうね」

あや「『アシェンプテル』?」

サンドリヨン「私の片割れよ、アナタたちシンデレラってご存知?そのフランス語のタイトルが『サンドリヨン』なの」

サンドリヨン「シンデレラという物語の骨子は『耐え忍んだ少女への報酬』これが私の特性でもあるわ」

サンドリヨン「けれど子の骨子には元来のシンデレラにあった骨子が欠けているわ」

サンドリヨン「そのかけた骨子を保管するシンデレラ原題が『アシェンプテル』」

あや「ホントは怖いグリム童話ってヤツか。まぁその骨子は聞かないでおくよどうせロクでもねぇ」

あや「それで、なんでその『アシェンプテル』は狼男をけしかけてくるんだ?」

サンドリヨン「私を取り戻すつもりなのよ、けど…戻る気はないわ」

そのままサンドリヨンは口を閉ざしてしまう

これ以上聞き出すのは難しそうだ

…これからどうしようか
↓3

図書館

何度か訪れたことはあるが利用したことはない

『アシェンプテル』についての本がないかどころか童話コーナーを探すことさえ困難だ

しばらく彷徨っていると後ろから声を掛けられた

???「あら、大丈夫ですか?」

振り向けば深紅の服に身を包んだ少女がいる

なんと答えますか?
↓3

まどい「童話コーナーか、そうでなければ「本当は怖いグリム童話」を探しています」

紅い少女「あら、それなら」

???「本当は怖いグリム童話だぁ!?」

不意に少女の足元から声がした

???「やめておけ、アレは少しばかり刺激が強い所謂毒と云う奴だ。お前が読むなら毒抜きされた『おとぎ話』がお似合いだろうよ」

紅い少女「控えなさい『カーレン』、彼女が何を求めるかは彼女のみが決めることです」

カーレン「ふん、まぁアカネに免じてここは黙るか」

アカネと呼ばれた少女が赤い靴のつま先で思いっ切り床をけるとようやく足元からの声が止む

間違いない、アレもしゃべる靴だ

カーレン「さて、黙ってやってもいいがただ黙るのも芸がない。お前何を調べにここに来た、内容次第では俺が教えてやってもいいぞ」


どうしよう
↓3

agest

まどい「シンデレラのガラスの靴には何か特別な意味があるとかいう話を聞いたので…」

カーレン「ふむ、『本当は怖い』を探していたなら貴様の目当ては『アシェンプテル』だな?なら『ガラスの靴』という観点がすでに間違いだ」

カーレン「飽くまでこれはグリムの『アシェンプテル』にかかわる話だと思え、この物語において靴は金属製、つまり金と銀だ」

カーレン「まぁその辺はこの話の本筋ではないな、この靴その大きさにあった足を持つ者には確かに褒美だが、そうでないものがどうしてもこの靴を履きたいと思ったらどうすればいいと思う?」

まどい「え?そんなのむりじゃ」

カーレン「そう、まともにやったら無理だ、これを可能にするなど正気の沙汰ではない、つまり狂気だ」

カーレン「そしてアシェンプテルに登場する二人の姉はその狂気を体現する。削ぎ落としたのだその余分なつま先を、あるいは踵を」

カーレン「当然麻酔などあろうはずもない、激痛だ!そして激痛に耐えた先にあったものは何だ?滲んだ血で不正を看破され無様に媚へつらう己の姿だ」

カーレン「詰まる所この靴は哀れな少女への報酬であり傲慢な女へ課された懲罰だ」

カーレン「そして時代は流れ、賞罰という毒を抜き去られたシンデレラストーリーだけが巷にあふれかえった」

カーレン「さて、満足できたか?出来たなら俺は黙るぞお嬢様がご立腹だ」

マシンガンのように語り終えたカーレンはそれっきり沈黙してしまった

アカネ「ごめんなさい、勝手な靴で…ご満足いただけましたか?」

まだ話す時間はありそうだ

どうする?
↓3

>>247

↓2ぐらいでもいいんじゃないか

>>249 そうですね…

まどい「カーレンというのも靴に関わるお話なのですか?」

アカネ「いいえ、これはお話に登場する女性の名前ですの」

まどい「あ、そうなんですね」

アカネ「うふふ、『あかいくつ』はのろいのくつ。ご注意なさいな、噂はいずれ現実を歪めます」

アカネは去っていってしまった



夜になります

いつものように町を見渡す高台へ来る

とても静かだ、その成果昼のアカネとの会話を思い出す

噂はいずれ現実を歪めます

唐突なあの言葉の真意は何だったのだろうか


不意に風がそよいだ

何者かの気配を感じ振り返る


…鏡だ

鏡がある


―そう錯覚するほど私にそっくりな少女がそこにいた

サンドリヨン「かなめ…」

かなめ「そう、『サンドリヨン』新しい持ち主を見つけたのね」

サンドリヨンはあの少女を知っているらしい

かなめと呼ばれた少女が黒い靴を履くとその靴紐が展開し、漆黒のドレスを形成した

その足を彩るのは白銀の靴、金の装飾

まどい「あれが『アシェンプテル』!?」


かなめ「さぁ、懲罰の時間よ」

戦闘を開始します

https://www.youtube.com/watch?v=oWy5jOVU9t8

かなめがくるりとバレェの様にターンすると地面に赤いしみが広がり黒い影が這い出して来る

使い魔型だ、多勢に無勢になる前に決めないと!

直後コンマ貴女判定
戦闘センス+1

↓2コンマ『かなめアシェンプテル』判定
相性補正+1

まどい 判定3+1
かなめ 判定6+1

不利-3

スキル発動

主導権交代
不利が-2貯まったときに自動発動 不利判定をリセットし補正を+1して戦闘を再開する



素早く蹴りを叩き込みに行くが次々湧き出す影に阻まれまったくかなめに攻撃が届かない

サンドリヨン「変わってまどい!」

サンドリヨンが突然体の主導権を切り替え背後に蹴りを放つ

何体かの影が掻き消えるのが見え、そこでようやく背後を取られていたことに気付いた


直後コンマ貴女判定
主導権交代+1

↓2コンマ『かなめアシェンプテル』判定
相性補正+1

まどい 判定2+1
かなめ 判定7+1

不利-5

かなめ「……」

不意に使い魔で攻め立ててきていたかなめの表情が変わった

かなめ「駄目ね、駄目だわ『サンドリヨン』今のあなたじゃダメ」

影が消えてゆく

かなめ「今あなたが帰ってきても役に立たないわ、だからまた今度迎えに来るわね」

そういってかなめは夜の闇に消えるように去ってしまった

三日目終了

今日はこの辺で

ガリガリと紙に何かを書き殴る音が響く

罪とは罰せられなけばならないもの
懲罰とは罪を濯ぐもの

目には目を歯には歯を
因果応報、自業自得
光を奪ったものからは光を奪え

まだ足りない
お前たちにはまだ温い

『あの』お前たちを罰し尽くしても尚足りない
『あの』お前たちが絶えたからこそ足りはしない

もっと罰を
もっと罰を

罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を
罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を
罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を
罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を
罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を
罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を
罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を
罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を
罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罪を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を
罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を
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罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を
罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を
罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を
罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を罰を




                            ヒカリ
             ─────お前たちの全てを奪ってやる



─────悪い夢を見た気がする…


四日目を開始します

悪夢を見た気はするが内容は思い出せない

サンドリヨン「大丈夫?」


大丈夫…なのだろうか?

これからどうしようか
↓3

そういえば靴紐がたまっている
今は二本貯まっているようだ

1既存スキルを強化する
2新規スキルを習得する
↓3

これは…2で処理しますね、霧が出てきたな

どんなスキルがいいか
↓3までで候補


必殺技(ビーム)有利5以上で使用可能 コンマ判定を行い偶数ならば有利5を追加

黒の戒め 使用から3ターン相手に-1補正

↓2

黒の戒めを習得しました

現在スキル

主導権交代 不利が-2貯まったときに自動発動 不利判定をリセットし補正を+1して戦闘を再開する
クリスタライズ 有利もしくは拮抗で発動 3ターンの間不利を拮抗として処理
黒の戒め 任意で発動可能 使用から3ターン相手に-1補正

これからどうしよう
↓2

ゲームセンターでは今日もあやがゲームをしていた
今回はメダルプッシャー系のようだ

あや「よう、なんか顔色悪いな」

やはり疲れているのだろうか、それとも悪夢のせいなのだろうか

何を話そう
↓2

まどい「最近なにか変わったことってなかった?」

あや「お前と会ってから変わりっぱなしだよ」

そんなことを言いつつあやは考え込んでくれる

あや「そういやそうだな、爺様たちが『人食い靴』が出るって噂してたぜ」

まどい「それって」

あや「今にして思えばコイツや『サンドリヨン』みたいな靴がまだいくつか居るんじゃねーの?それも良くないのが」

サンドリヨン「……」

『サンドリヨン』は黙っているが『アシェンプテル』のことを考えているのだろうか?

どうしよう
↓2

─ご注意なさいな、噂はいずれ現実を歪めます

昨日のアカネの言葉が脳裏に掛かった

まどい「ねぇあや、その噂調べてみない?」

あや「そうだな、もしかしたらまたあの狼男みたいなのが出てこないとも限らないしな、明日から調べよう」

※あやと噂の調査の約束をしました

今日はここまで

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