妹「クズニート!」ドガッ兄「…!」ビクッ (35)

ーーーー兄の部屋前。

妹「いい加減出てこいよニート!」ダンッ

妹「あんたのせいでな!私は学校でなんて言われてるか分かってんの!?」ドンッ

妹「…シネ」タ、タ、タ

ーーーー兄の部屋。

タ、タ、タ…。

兄「…」ビクビク

ピリリリ!

兄「…」ビクッ

ガチャ。

兄「…はい」

「しね」

兄「…」

プープー。

兄「…」グスン

ーーーーリビング。

妹「あームカつく」

母親「妹ちゃん?どうしたのかしら?」

妹「あのクズ兄貴が家から出ないせいで私がなんて言われてるか知ってる?」

母親「兄君?(おかしいわね、いつも妹ちゃんが出た後に学校に行ってるはずなのに…)」

妹「ニートとかオタクとか言われてるんだよ!腹立つ!」

母親「兄君の悪口言われて怒ってるのかしら?」

妹「違うって!あんな計算できなくて学校にも行かない兄貴のせいで私がニートの妹って言われてるの!」

母親「計算出来ない?」

ーーーー数カ月前。

父親「ふはは、兄よとあるサイトで難しい問題があってなこれを解いてみろ!」スッ

-(1/(Log[9 + Sqrt[82]]))(-2 Log[Cos[π/328]] - 2 Log[Cos[(3 π)/328]] +
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2 Log[Sin[(77 π)/328]] - 2 Log[Sin[(79 π)/328]] + 2 Log[Sin[(81 π)/328]])=

兄「8」

父親「…」トボトボ、ガチャ、バタン。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444053205

ーーーーリビング、現在。


母親「(黙って自分の部屋に戻って行ったから合ってたはずよね)…それは大変ね」

妹「でしょーありえないバカだし臭いし」

母親「臭かったかしら?(兄君は妹ちゃんが寝た後にお風呂に入るのが日課になってるのよね…長風呂だからって理由で)」

妹「嗅いだこと無いけど絶対臭い、部屋もフィギュアだらけのはず!」

母親「そうなのかしら?(前に入ったけど男の子の部屋って感じよりとても綺麗に整頓された部屋ってイメージだったのよね)」

妹「うんうん」

母親「妹ちゃんは…あの、男の子と男の子がレスリングしてる本は片付けたのかしら?」

妹「…う、うん」

母親「最近グループでデビューしたアイドルの男の子の写真集はちゃんとお片付けしたのかしら?」

妹「あれはちょっと…移動できなくて」

母親「…そう」

妹「うん」

ーーーー兄の部屋。

ピリリリ。

兄「…」ビクビク

ガチャ。

兄「…はい」

「あ、兄くーん!ってかテンションひっく!びっくりするぐらい低いね~」

兄「妹さんに怒られてしまいました」

「妹をさん付けとか!あはは、すっげーウケる」

兄「ごめんなさい」

「あーまってまって、ごめんねー兄くんっていじりやすいから苛めたくなっちゃうのよね~」

兄「いじめないで下さい」シュン

「無理。」

兄「…」シュン

「もう!そこが良いのよ!!ぜったい今しょんぼりしてるでしょ!?」

兄「してない…です」

「ハァハァ、お姉ちゃんテンション上がってきちゃった」

兄「…切ります」

「あ、ごめん。仕事の話するからまってよん」

「明日は休みだから学校行ってね」

兄「はい」

「両親にはもう相談したのかしら?」

兄「秘密にしています」

「んー私からすぐにでも話したいんだけどね」

兄「わかっています、反対はされないと思いますよ」

「そっ、ならファイト」

兄「はい」

「それじゃあねーチュッ!」

兄「…」

ガチャン。

兄「…妹さん、どうしてあんなに怒ってるんですか…」

ーーーー翌朝。

妹「クズニート!」ドンッ

ーーーー兄の部屋。

ドンッ

兄「…朝」ガバッ…Zzz


ドンッ

「今日は学校いけよニート!」


兄「…よ、用意しよう」ビクビク


ーーーーリビング。

母親「あら、おはよう」

妹「おはよー、アイツ起きてんのか分かんない」

母親「起きてるんじゃないのかしら?ここまで声と打撃音が聞こえたから」

妹「お母さん、打撃音って…まぁ良いや、今日は友達と登校するから行くねー」タ、タ、タ

母親「妹ちゃん、朝ごはんと弁当忘れてるわよ?」

妹「朝ごはんはパン一個でいいや、弁当は普通に忘れてた」エヘヘ

母親「携帯も忘れてない?」

妹「…あ」

母親「しっかりしなさいね」ニコニコ

ーーーー数分後。

妹「それじゃあ行ってきまーす!」フリフリ、ガチャ、バタン。

母親「気を付けて行ってらっしゃい」ニコッ、フリフリ

兄「…」トボトボ

母親「おはよう、兄君。相変わらず朝が弱いのね」

兄「…うん」

母親「前髪、そろそろ切ったほうが良いんじゃないかしら?目が隠れちゃってるわよ?」

兄「…落ち着くから」

母親「パパが持ってるエロゲーだったかしら?その子にそっくりになっちゃってるのよね」

父親「ママさん、ちょっと待ってくれ。その話は息子には内緒で」

母親「と、国家公務員がなにか言ってるわよ?」

父親「…目線が痛い。とくにママさんの目線が…」ビクビク

兄「…」

父親「…ん?どうした兄」

兄「…話したいことが…あるんだよね」

父親「パパは何でも聞くぞー買ってほしいものがあれば買うしな!流石に権力者とか芸能人とかは無理だけどな」アハハ

母親「兄君は帰ってから話しなさいねパパも兄君も遅刻しちゃうわよ?」

父親「そうだったな、じゃあ迎えも来てるだろうし先に行くぞ」タ、タ、タ

母親「言ってらっしゃい」フリフリ、ニコニコ

父親「…(目が笑っていない…今日は何か買って帰ろう)」タ、タ、タ

母親「…兄君、帰ってからって言ったけど、学校で辛いことがあるんだったらいつでも言いなさいね」

兄「…うん。大丈夫だよ」

母親「…そう(どことなく頼りないから同級生の子から変に見られないか心配だわ)」

ーーーー兄妹の通う学校、兄の教室。

ガラガラ。

兄「…」

不良「おー主人公が来たぞ」アハハ

クラス女子「そう言うのやめなよ」

不良「まぁいいじゃんかよ。別に手を出してるわけじゃないんだからよ」

クラス女子「もー」

不良「攻略されんなよ?」

クラス女子「それはない」アハハ

兄「…」タ、タ、タ

?「おはよう、兄くん」

兄「…おはよう、女さん」

女「元気ないけど何かあったの?」

兄「特に…」

女「そう、そういえば最近は学校休み多いけど大丈夫?」

兄「…風邪じゃないから大丈夫」

女「それならいいんだけど…」

兄「…」

女「…前髪」

兄「うん」

女「…んー」

兄「…」

女「ごめん、やっぱりなんでもない」

兄「…」

ーーーー妹の教室。

妹「え?兄貴見たの?」

妹友「うん、さっき職員室行こうとしたら見たよー前髪で顔隠してる人だよね?」

妹「またアイツ…久しぶりに来たと思ったら中二病みたいな髪型で来たんだ」ゲッソリ

妹友「私は格好いいと思うよ、ヴィジュアル系みたいじゃん」

妹「V系とかないわー」

妹友「V系のRYO君格好いいよね」ボソッ

妹「うん!めっちゃ格好いい!」

妹友「…」ジトッ

妹「あ、兄貴は無いって意味だよ」

妹友「最近格好いいグループが出来たとかはしゃいでたのに」

妹「あれは神だから」

妹友「妹ちゃんの神って何人いるの?8人ぐらい?合体してキングゴットとか名前になるの?」

妹「スペオキは多くなるのが世の常なのだよ」

妹友「混沌としてると思う」

ーーーー兄の教室、授業中。

兄「…」カキカキ

女「…(そういえば素顔って見たことないのよね)」ジッ

兄「…」カキカキ

女「…(集中してるし、イタズラしてみようかしら)」ソー

兄「…」サッ

女「…(避けられちゃった…)」

兄「…答えは山吹色の草原」ボソッ

女「え?」

先生「じゃー女、この歴史の人物が描いたとされる絵のタイトルはなんだ?」

女「や、山吹色の草原?」

先生「おー凄いな、教科書に載ってないがその通りだ。よく勉強しているな」


「すげぇ」「さすが女さんだな」「やるなぁ」


女「あ、ありがと」カァ

兄「…」コクッ

ーーーー昼休み。

兄「…」スッ

女「…(兄くんってお弁当持ってきてるけどどこで食べてるか皆知らないって言ってたし…ちょっと気になる)」

兄「…」タ、タ、タ

女「…(お弁当だけじゃなくてカバンごと持ってくのも変なのよね)」


ーーーー屋上、階段踊り場。

兄「…」

女「…(屋上って鍵が…)」

兄「…」ゴソゴソ、スッ、カチャ。

女「…!」

カチャン。

女「…」タ、タ、タ、ソー、グッ。

…。

女「…開かない(どうして鍵を持ってるの?って、冷静に考えたらストーカー見たいだし、今日は戻ろ)」タ、タ、タ


ーーーー屋上。


タ、タ、タ。


兄「…」ガサゴソ、スッ。

兄「ーー♪」タン、タタ。

兄「…」ハァハァ

ピリリリ。

兄「…」ピッ

「やほー、いま昼休みだろうから電話しちゃった、テヘッ」

兄「…こんにちは」

「息乱れてるけど練習してたんだ。感心感心」

兄「…」

「でも、まだバレちゃダメよ?兄くんは…んーまだまだこれからなんだからさぁ」

兄「うん」

「今週の給料は振り込んでおいたから携帯でも直接でも確認しといてね、安い給料でもがんばだよ~」

兄「はい」

「それじゃあまたねーチュッ!」

兄「…」ピッ

ピッ、ピッ、ネットバンク残高。

振り込み 166万   残高6.334.659円

兄「…」

ーーーー妹の教室。

妹「兄貴ってお小遣いいくらだっけなぁ」

妹友「何の話?」

妹「今月買いたいものあるんだけどさぁ、足りない」

妹友「あーあるある…で、お兄さんにお金借りるの?」

妹「んー1万でいいかなぁ」

妹友「大金じゃん」

妹「普段家に居るからそれぐらいもってんでしょ」

妹友「カツアゲみたいで怖い」

妹「それ私が悪いんじゃん、借りるだけだよ」

妹友「持ってなかったら?」

妹「部屋の中を物色して金目の物を探す」キリッ

妹友「そ、そう…無茶しないでね」

ーーーー兄の教室。

兄「…」

クラス男子「おい聞いたか?また振り込まれたんだってよ」

クラス男子2「また例のあれか?ネットで謎の人物から振り込まれるやつ」

クラス男子「んだ、あの小さい施設に振り込まれてニュースになってたよな」

クラス男子2「閉鎖するって言ってたけど募金って言えばいいのかそれで持ち直したらしいな」

クラス男子「今度は166万だってよ、やべぇよな」

クラス男子2「そいつってペドかロリコンじゃねぇの?」ゲラゲラ

クラス男子「かもな、施設長は子供の服とか買えるって言ってたし同じ服に飽きたから振り込んだとか?」ゲラゲラ

兄「…」ニコッ

女「…今笑った?」

兄「…」ビクッ、フルフル

女「フフ。もしかして振り込んだのって兄君だったりして」

兄「…」フルフル

女「流石にそんな大金を簡単に払っちゃうのは無理よね」

兄「うん」

女「…」サッ

イケ兄「!!」ビクッ

女「!?え、ちょ!?今一瞬見えたけど…え!?」

兄「…やめて」

女「う、うん。ごめんね」

ーーーー少し離れて。

不良「…マジ、かよ」

ーーーー校舎裏。

?「その話ってマジなん?」

不良「ああ、すげぇ…もうなんかすげぇ」

?「面食いのお前が言うんだから間違いないな」

不良「絶対!女の子の服装とか似合うって!」

?「いや、私にそんな趣味ないし」

不良「でも気弱な奴が好きだろ」

?「…」ペロ

不良「久々に狩ろうぜ」

?「どうやって呼び出すんだ?」

不良「気弱なんだから脅せば一発よ」

?「あんたに任せるよ。ああ、でも」

不良「わかってるって姉ちゃんが襲った後に俺が襲うよ」

不良姉「んー気に入ったらあげない」

不良「そんなぁ…」

不良姉「てか、あんたは普通にモテんだからホモやめたら?」

不良「ホモじゃねぇよ!男の娘が好きなだけなんだよ!」

不良姉「…(結局、同じじゃねぇ-か…バカ弟)」

ーーーー廊下。

不良「おい」ドンッ

イケメ兄「…な、なに」チラッ

不良「チラチラ見える顔は…やっぱり上玉…じゃねぇ!」

女子生徒1「壁ドン」

女子生徒2「連絡しろ。緊急事態だ」

女子生徒3「ガチドンだ、至急援護求む」

ざわざわ。

不良「チッ、やっぱ注目されるよな。いいか?今日の放課後に校舎裏にこい」ジロッ、ボソボソ

兄「今日は用事があるから」ボソッ

不良「なに、ちょっといいコトするだけだよ」ハァハァ、ボソボソ

兄「ご、ごめんなさい」タ、タ、タ

不良「…(こうなりゃ力ずくで)」チッ


ーーーー少し離れたところ。


不良姉「弟に任せた私がバカだった…頭がいたいよぉ」ズキズキ

優等生「どうしたの?体調が悪いなら私と一緒に保健室に行ってくれると嬉しいな」

不良姉「あんたとだけは行かない」

優等生「どうしていつも嫌がるの?真剣に心配してるのに」

不良姉「そう言ってあんたが保健室でサボ…寝てたら添い寝してきたからでしょ!」

優等生「…それは違う。ぬっぽりするだけ」

不良姉「意味分かんない!…ちょっと引っ張らないでよ」ズルズル

優等生「先っぽだけでいいから」グググ

不良姉「ちょ!何いってんの?!ちょっと離してよ!女の癖になんでそんなに力が強いのよ!」ナミダメ、ズルズル

先輩生徒1「不良姉さんって可愛いよね。優等生さんにいつもいじられて」

先輩生徒2「普通は立場が逆のような気がするけど…あの二人は幼馴染だからねぇ」

先輩生徒1&2「アリだわ」キリッ

ーーーー妹の教室。

妹友「ちょ、ちょっと!」

妹「んー?どしたの?」

妹友「壁ドン!壁ドンだよ!」

妹「は?」

妹友「いや、そうじゃなかった!あのね、お兄さんがさっき不良さんに絡まれてたんだって」

妹「え!?」ビクッ

妹友「まわりの感じだと出来てるんじゃないかって言ってたんだけど…それどこじゃないよね?」

妹「当たり前だよ!ど、どうしよう」オロオロ

妹友「動揺しすぎ、先生に言ったほうが…」

妹「でも、お兄ちゃんが復讐されて怪我したりしたら大変だし」オロオロ

妹友「お兄ちゃん?兄貴じゃなくて?もー、前から思ってたけど嫌いなのか好きなのかハッキリしようよ」

妹「だって普段はオタクみたいで変なんだもん」ジワッ

妹友「結局どうする?呼ばれたのは放課後だってさ」

妹「どうしてそんなの分かるの…」オロオロ

妹友「先輩が読唇術で読んだから間違いないって」

妹「…」

妹友「どうするの?」

妹「…決めた。私がなんとかする」

妹友「それだと逆に危ないでしょ(妹ちゃんがピンチになったら不良さんをぶち殺してでも守ろう)」

妹「…放課後までに考える」

妹友「う、うん。危険なことは考えないでね」

妹「…」コクッ

ーーーー放課後、校舎裏近く。

妹「うー(結局、なにも考えつかなかった、兄貴は大丈夫かな)」タ、タ、タ

ドン!

妹「痛!」

?「おい、どこ見て歩いてんだ」

妹「ご、ごめんなさい」ペコッ

?「…いや、俺の方こそ悪かった。ちょっと気持ち悪いバカに絡まれてな」

妹「そ、そうですか(絡まれたら怖いから顔は見ないようにしよう…ネクタイの色だと、うぇ…先輩だよ)」オロオロ

?「…悪かったって、いくらなんでもビビりすぎだろって」

妹「ごめんなさい」ペコペコ

?「そのリボンの色は後輩か」

妹「は、はい(どどど、どうしよう。顔覚えられたら何かされるかもしれない)」ビクビク

?「って!お前!」

妹「…ヒッ!」ビクッ

?「…」

妹「…」ビクビク

?「…」スッ

妹「…(叩かれる!)」ガクガク

?「…」ナデナデ

妹「は?」

?「…」ナデナデ

妹「…(なにこれ、頭撫でられて思わず変な声出ちゃったけど…なんで撫でられてるの?)」

?「…わりぃわりぃ、なんか撫でやすかったから撫でてみたよ」

妹「…(何こいつ、知らない人にいきなり頭を撫でるわけ?小さいころに兄貴に撫でてもらってた、あの感触をこいつは…)」イラッ

?「どうした?体調でも悪いのか」

妹「気分が悪い」

?「大丈夫か?」

妹「そりゃぁね!知らない奴にいきなり頭…を…」

イケメン「頭なでられるのに怒ったのか、わりぃな」ニコッ

妹「…ほーほー」

イケメン「フクロウか?」

妹「…い、イケメン…だと…」

イケメン「イケメン?それより、この先は校舎裏だけど行かないほうがいいぞ」

妹「そ、そうだった!兄貴が!」

イケメン「兄貴…ねぇ…」

妹「え、ああーっとお兄ちゃんがちょっとトラブルに巻き込まれたみたいなんです!」

イケメン「絡まれたとか?」

妹「そうなんです!」

イケメン「残念だけどこの先には変な奴が一人だけだったよ」

妹「お兄ちゃん…」

イケメン「心配しなくても、もう家に帰ーー」

妹「そんなの分からないじゃないですか!先輩が嘘付いてるかもしれないし!」

イケメン「…そうだと思うんだったら見に行ってもいい」ポンッ、タ、タ、タ

妹「人の頭をポンポンしないで下さい!」

イケメン「…はは、あいよ」フリフリ、タ、タ、タ、

妹「…ムカつく、イケメンだからってなんでも出来ると思うな!」ベー、ダッ


ーーーー校舎裏。

不良「…ウゥ」

妹「…なにこれ、縛られてる上に額に『僕ホモ』…えぇ…なにこれ…」

妹友「ついにやってしまったの?」

妹「いつの間にいたの!?」

妹友「ううん、ずっと後ろに居たよ」

妹「居なかったでしょ!」

妹友「本当はバレないように付けてた。何かあったら大変でしょ?」ニコニコ

妹「…」ジトッ

妹友「それよりこれ、気持ち悪いから先生を呼んで処理してもらおうよ」

妹「気持ち悪いって…でも先生を呼ぶのは賛成」

妹友「じゃあ行こっか」ギュッ

妹「ちょっと、自分で歩けるから引っ張らないでよ。なんか怒ってない?」

妹友「ふふ、怒ってないよ~」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年10月11日 (日) 06:14:39   ID: 1v_HmSTp

これは期待

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