銀時「ナゾ解きだぁ?」(56)

銀時「さて、金時を追いかけて別世界にきたはいいが…ここどこだ?」

土方「知るかんなもん」

新八「うおっ!? 土方さん! いつの間に…」

土方「いつの間にかこんなところに来てたんだが…」

銀時「ゴリラとドsは?」

土方「知らねー。つかマジでここどこだ?」

第1部
銀時「ゲッターロボだぁ?」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1333034524/)


ルーク「先生、今日の事件をあっさり解決しましたね」

レイトン「正直言ってデスコールの変装している時の声はなんか違うからね」

ルーク「そうですよね! それですぐわかっちゃいますよねw」

レイトン「おや、ルーク。あそこに何かおかしな人達がいるよ」

ルーク「なんかあの人たち、見た事ありませんね…」

レイトン「話しかけてみるか…」

銀時「マジでここどこ!?」

土方「俺達に一体何があったの!?」

レイトン「あの、すみません」

新八「あ、はい。なんでしょうか?」

レイトン「失礼ですが、この辺にお住まいの方ではないですよね? どこから来たんですか?」

新八「あ、はい。僕達は江戸から…」

ルーク「江戸?」

レイトン「聞いたことがあるね。確か、日本という国の昔の首都だったかな」

土方「昔…? 何言ってやがんだ?」

銀時「つーか、今日本という国つったよな? んじゃここどこなんだよ!?」

レイトン「ここはロンドンのとある大通りですが…」

神楽「ろんどん?」

レイトン「はい。そうですが…というより、私もあなた達に聞きたいことがあります」

銀時「何だ?」

レイトン「江戸から来たと言いましたが…どういうことですか?」

新八「かくかくしかじか」

レイトン「なるほど…そんなことが…」

銀時「たく、これからどうフラグ立てりゃいいんだよ…」

新八「フラグとか言うな!」

レイトン「では、みなさん。気を落ち着かせるために、ナゾ解きなんてどうです?」

銀時「ナゾ解きだぁ?」

レイトン「はい」

新八「おもしろそうですね! 僕がやります!」

レイトン「では、いきましょう」

ナゾs001  15ピカラット
執事さんからこんな指示のメモをもらったんだけど、急いでいたのかメモの文字が雑に書いてあって読みにくいったらないよ。
「13のカーテンをかけてください。」ってかいてあるけど、ここはa・b・c・dの札がつけられたカーテンしかないんだよ。
どのカーテンをかければいいか、わかるかい?

新八「…クイズじゃねえかああああああああ!!」

ルーク「クイズじゃありません! ナゾです!」

レイトン「ナゾ解きは初めてですか?」

新八「こんなの初めてに決まってんだろーが!」

レイトン「ふむ、ではこれをお使いください」

新八「わわ…こんなお金、10枚ももらっていいんですか?」

ルーク「それはお金じゃなくてひらめきコインです。使うとヒントがもらえるんですよ」

神楽「新八騙されたアルざまぁアルwww」

新八「とりあえず使いましょう…あ、わかった、bですね」

レイトン「やはりこれはわかりますか」

銀時「つかさあ、あんた誰?」

レイトン「申し遅れました、私の名は、エルシャール・レイトン。グラッセンヘラーカレッジで考古学の教授をしています」

土方「こりゃご丁寧にどうも」

新八「あのー、確かに気は落ち着きましたけども…」

レイトン「大体の話はわかりました、私たちもお手伝いいたしましょう」

神楽「え? いいアルか?」

レイトン「困っている人を助けるのは当然ですよ。英国紳士としてはね」

土方「こりゃありがたい…」

銀時(…なんだコイツ。裏を感じる野郎だぜ)

~???~

異三郎「久しぶりですね。孤高の科学者、デスコール」

デスコール「本当に久しぶりだな」

異三郎「今回何故ここに来たか…わかっていますよね?」

デスコール「ああ。お前のターゲットと私のターゲットは合流しているだろう?
それだけでも協力する価値はある」

異三郎「協力、感謝しますよ」

??「おもしろそうな話してんじゃねェか」

デスコール「誰だ?」

異三郎「ここは我々しか入れないはずですが…」

金時「いいじゃねェか。今の話、聞いたぜ…」

異三郎「どうするつもりです?」

デスコール「警察にでも通報するのか?」

金時「いや…俺も協力させてもらう」

~レイトンの部屋~

レイトン「こちらが私の部屋です」

銀時「何から何まですまねえなぁ」

レミ「教授! お帰りなさい! …教授、こちらの方々は?」

レイトン「かくかくしがじかだよ」

レミ「へー…まぁ、ゆっくりしていってください」

神楽「本当にかくしかって便利アルなぁ」

土方「んで、俺達はいったいこれから何をすればいいんだ?」

銀時「知るか」

レイトン「では、こんなナゾはどうですか?」

新八「またナゾ!?」

銀時「上等だ! 俺が挑戦してやらあ!!」

ナゾs002  30ピカラット
私が大事にとっておいたケーキを誰かが食べてしまった。
a「私は食べていない」
b「aもdも食べていない」
c「僕は食べていない」
d「cは本当のことを言っている」
1人だけウソをついている者が犯人だ。
それは誰か。

銀時「ふむ…」

新八「ねえルーク君、ピカラットってなんなんだい?」

ルーク「ピカラットというのはナゾの難易度みたいなものです」

レイトン「このナゾは比較的簡単なナゾですね」

銀時「わかった! cだ!」

土方「…違うな」

銀時「はあ!? 何を根拠に言ってんだ!?」

土方「よく考えてみろ。cがケーキを食べたなら、dも嘘をついていることになっちまう」

銀時「んじゃdか!?」

土方「dも同じだ。aも、bもな」

銀時「んじゃ誰が犯人なんだよ!?」

土方「まだわからねえのか? 答えは、『私』だ」

新八「え…」

土方「『私』が誰かに食べられたっていうのが嘘なら全てつじつまがあうだろ?」

レイトン「さすがです、土方さん。正解です」

土方「ほら見ろ!」

銀時「ぬぬぬ…」

レイトン「さて、あなた達の探している坂田金時ですが…」

神楽「なんかわかったアルか?」

レイトン「これは私の推測なので当たっているかどうかわかりません。
ただし、当たっていた場合、協力者がいるでしょう」

新八「協力者!? 誰ですか、それ!?」

レイトン「私をしつこく追い回す科学者、デスコール」

土方「デスコール…死を呼ぶもの…」

レミ「あ、思いだした。教授、さっき人が来てましたよ」

レイトン「人?」

レミ「はい。確か…佐々木さんって言いましたっけ」

土方「佐々木…!? おい、そいつの特徴は!?」

レミ「え、えっと…モノクルをつけてて、白い服を着てたけど…」

銀時「見廻組のあいつか…!!」

レイトン「見廻組?」

土方「ああ、警察なんだが、普通の警察がやらないことを当たり前のようにやってのける最低野郎どもだ」

新八「ゴホッ!」

銀時「どうした、ぱっつぁん」

新八「むせました」

神楽「最低野郎でお前なに思い浮かべたネ…」

土方「ついでに言うと俺を狙っている」

レイトン「ふむ。では、デスコールもそれに協力していることになるのか」

銀時「それに金時もな」

新八「どうするんですか?」

レイトン「とりあえず、街に出て情報を集めなければならないでしょう」

銀時「賛成だ」

神楽「そうと決まったらさっさと行くアル!!」

レイトン「わかってるよ、神楽ちゃん」

ルーク「けど、どこへ行くんですか?」

レイトン「そうだな。んじゃ、電車に乗ってモンテドールに行こうか」

新八「モンテドール?」

レイトン「はい」

~モンテドール~

レイトン「着きましたよ」

新八「早っ!! 僕達いつの間に電車乗ったの!? そんな場面1つもありませんでしたよ!?」

駅員「つーわけでナゾを解いてってくれ!!」

新八「なんで!?」

銀時「こうだ!」

土方「あほか、これが答えだ」

駅員「黒髪の男、あんた正解だぜィ!」

土方「ほぅら見ろ!」

銀時「ぬぬぬ…」

ルーク「すごいですね! もう70問以上解いちゃってます!」

新八「いつの間に!? てゆーかどこに書いてあるの!?」

レイトン「下画面右上のカバンボタンを押せば見れますよ」

新八「下画面右上ってどこだァッ!?」

銀時「で、この町に金時達がいるってのか?」

レイトン「それはわかりませんが、デスコールの居場所を知っている人なら…」

新八「悪人の知り合いに会いに行くって…」

神楽「どうでもいいアルよ」

新八「いいのかな…」

レイトン「着きましたよ」

新八「早ッッ!! これいつの間に移動してたの!? そんな模写一つもなかったよ!?」

銀時「グダグダうっせー。模写なんてどうでもいいんだよ」

新八「どうでもいいわけねーだろォッ!」

土方「チッ、こいつらにしちゃよくもったほうだとは思うが…レイトン教授、こいつら無視してさっさと行きましょう」

レイトン「そうですね」

神楽「おーい、銀ちゃん新八、行くアルよー」

銀時「ちょ、ちょっと待て!!」

~友を待つ宿~

レイトン「お邪魔するよ、ランド」

ランド「エルシャール!」

銀時「ずいぶんと色黒だな、おい」

土方「健康的でいいんじゃねーか?」

ランド「こいつらは誰なんだ、エルシャール?」

レイトン「彼らはカクカクシカジカ」

ランド「理解したぜ」

新八「どんだけカクシカ使うつもりだてめー!!」

神楽「本当にカクシカって便利アルなぁ」

レイトン「ということで、デスコールの居場所を教えてほしいんだ」

ランド「それなんだが、奴からこんな手紙が来て」

土方「手紙?」

銀時「ちょいと見せてみろ」

ランド「ほら、これ」

土方「…ん?」

手紙『こんにちは☆ コーちゃんのお友達のさぶちゃんだお☆
メルアド登録よろしくだお☆ p.s.私今オリジンホールにいます 連絡してね』

新八「やっぱりてめぇかぁぁぁぁぁ!!」

銀時「ギザウザスーーーー!!」

土方「あの野郎は何してんだ!?」

レイトン「…オリジンホールか。急いだほうがいい」

神楽「なんでアルか?」

ルーク「あそこにはとある物が封印されているんです」

銀時「とある物?」

レイトン「はい、それはキューブ…異次元からのエネルギーを取り出し、いろんなものに転用することができる恐ろしいものです」

新八「それのどこが恐ろしいんですか?」

土方「…異次元からのエネルギーが兵器として使われることか」

レイトン「その通りです」

ルーク「でもおかしいですよ。オリジンホールはつい最近突如現れた封印の地…
入口が無くて入れなかったはずでは?」

レイトン「それは、わからない。何かに反応して入口が開いたということもあるかもしれないからね」

神楽「んじゃ、さっさと行くアルよ!」

レイトン「そうだね。あそこにあるキューブがいったい何であるかほとんど分からない以上、行くしかないだろうね」

ランド「エルシャール!」

レイトン「どうした、ランド?」

ランド「今、ヘンリーから連絡が入った! オリジンホール周辺の時空が歪んでいるそうだ!」

レイトン「なんだって!?」

銀時「よし、行くぞ!!」

土方「ああ!!」

~オリジンホール・内部~

異三郎「オリジンホール…キューブを封印する地だと聞いていたが…」

デスコール「お前はいったい何者なのだ?」

アイム・ライアード「ただの人間ですよ」

金時「嘘つくんじゃねェよ」

アイム・ライアード「それが私の力ですから」

アイム・ライアード「それにしても幸いでしたね。私が次元を超えてこちらの世界へやってきたおかげであなた達は今ここにいるのですから」

デスコール「次元を超えたのではない。ただ、混ざりかかってるだけだ」

金時「そういうこった、もうテメェになんざ用はねェよ」

アイム「これは手厳しい。では、私はこれにて失礼しましょう。また、次の世界で…」

デスコール「今までの世界が混ざりかけている…か」

異三郎「高杉もそう言っていました。もうこれは確実でしょう」

??「金時ィィィィィ!!」

金時「この声はッ!!」

銀時「やっと、見つけたぜ! 金時!!」

異三郎「おや、白夜叉に…土方さん」

土方「久しぶりだな。テメーらに引導渡しに来たぜ」

デスコール「我々はそう簡単に死ぬわけにはいかない。まだ、やらねばならぬ使命がある」

レイトン「その使命とはなんだ!?」

デスコール「今の貴様に教える必要はない! そこの剣を取れ、レイトン!」

レイトン「これか!」

デスコール「くらえ!」

デスコールが突きをくらわせようとするが、レイトンは回避。

レイトン「ハァッ!!」

今度はレイトンが剣をふるが、つばぜりあいに。

異三郎「いきますよ、土方さん」

土方「おうよ。こちとら、テメェを倒したくてうずうずしてたんだ」

異三郎「その顔、その目、その言動…もはや警察と呼べるものではありませんね」

土方「そいつぁお互い様だぜ」

二人は剣を握る。

異三郎&土方「この悪党が…」

ナゾs098 4.5ピカラット

異三郎が銃弾を撃ってきた。
この時、土方はどこを突けば、異三郎に勝てるだろうか。


新八「なんでここでナゾ!?」

ルーク「システムです(ドヤッ」

土方「よし、解明だ!」

異三郎の銃弾を貫き、見事異三郎に痛手を負わせた土方だが…

異三郎「くっ…!」

???「黒い時計の赤き青葉! 時計の針のその先に!!」

異三郎「!!」

土方「なんだ!?」

???「遠いのです! 浅いのです! 私の右目が!!」

土方「何言ってやがる!?」

異三郎「さらばです、土方さん。また、お会いしましょう」

土方「なに…うわっ!!」

フラッシュが起こり、光が消えると謎の男と異三郎の姿は消えていた。

デスコール(アイム・ライアード…! これではこっちが不利か!!)

金時「よぉ、仮面。俺もこんな茶番、抜けさせてもらうとすらぁ」

銀時「!?」

デスコール「どういうことだ!?」

金時「俺の目的はあくまで最終回の演出…そのタネを仕込みにきたにすぎねェ」

デスコール「まさか貴様、hnシステムの…!」

レイトン「hnシステムだって!?」

ルーク「聞いたことがありません!!」

金時「あばよ、孤高の科学者。せいぜい、あらがいな」

そう言うと金時は姿を消した。

デスコール「チッ…!」

銀時「あとはてめえ一人だ!!」

神楽「逃げられると思うなヨ!!」

デスコール「…フッ、ハハハハハハ!」

レイトン「なにがおかしい!?」

デスコール「私が追い詰められたと言いたいのか?」

銀時「あたりめーだろ! もうお前は壁の前にいるじゃねぇか!!」

新八(デスコール)「それは偽りの姿だ…!!」

レイトン「新八君!?」

新八(デスコール)「そいつは催眠術で操っている新八とやらだ」

ルーク「えぇっ!?」

新八「あれ、僕は何を?」

神楽「何もしてなかったネ。生きた屍だったアル」

新八「それどういう意味!?」

デスコール「レイトン、そして旅人よ。hnシステムは、お前達に任せた」

レイトン「待て、デスコール!」

デスコールの姿は消えていた。

新八「hnシステム…?」

銀時「なんだそりゃ…?」

神楽「さっぱりネ」

ルーク「先生は何か知ってますか?」

レイトン(hnシステム…私の想像通りならば、ミスターヒノ…あなたは何を目指すというのだ…)

ルーク「先生?」

急にキューブが青く光りだす。

銀時「な、なんだ!?」

レイトン「あれがキューブ…?」

新八「わっ、吸い込まれる!?」

神楽「うわあああああああああ!!」

ルーク「何これええええええええ」

~グラッセンヘラーカレッジ・教授の部屋~

??「…じゅ! 教授!」

レイトン「はっ! …ここは?」

レミ「よかった、気がついたんですね!」

レイトン「ルークは?」

レミ「普通に寝てますよ」

レイトン「そうか、よかった」(彼らはまた別の世界に移動したのか…)


レイトン(ミスターヒノ、あなたはいったいなにをするつもりなのだ?)

次回予告(仮)

白夜叉―――――――――

―――――――――――――補完計画の要

現れる螺旋の戦士―――――――――――


次回、『銀時「エヴァとグレンラガン…か」』


提供の時の文字「なぜこんなにも遅かったって?

ネタ切れ、スパロボ…いろいろやることがあったから」

毎度乙だ



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