遊真「ストライクウィッチーズ?」レプリカ「どうやらこの世界を守る組織のようだ」 (21)

ストライクウィッチーズとワールドトリガーのクロス、設定の矛盾やオリ設定なども出るんで注意

遊真「やっぱりこの世界は玄界(ミデン)とは違うみたいだな」

レプリカ「ああ、よく似てはいるが遊吾の残した情報と比較すると少し発達が遅れている」

遊真「しかし弱ったなぁ、まさかここがアレだったなんて」

レプリカ「嘆いても仕方ない、幸い遊吾の残した通貨の中にこの世界の通貨もある」

遊真「そうだな、少しこの世界にいるか」

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それから一か月後 ブリタニアへ向かう赤城の中

芳佳「もう一月建つのかー...」

芳佳「長かったような、短かったような」

芳佳(取り合えず、やっとお父さんに会えるんだ...)

芳佳「やっと...」

「宮藤さーん、手伝ってもらえませんかー?」

芳佳「あっ、はーい」



遊真「・・・」テクテク

遊真「やっと着くのかー」

レプリカ「長かったな、時間にして一月と言ったところか」

レプリカ「しかし、もうすぐこの船も到着だ、もう一度おさらいしておこう」

遊真「ん、ああ...」

遊真「まず、この船はブリタニアに向かっている」

レプリカ「ふむ」

遊真「そこにはゲートがあるから、とりあえず本国に行ってから別の国に行こうって事になってる」

レプリカ「そうだ、この星の戦力は?」

遊真「ウィッチっていうトリガーとは違う力を持った奴ら...だよな?」

レプリカ「正解だ、しかしまだその戦いを見てないから実力的には分かっていない」

遊真「おう、しかし...トリガー以外で戦う奴らが居たとはな」

レプリカ「私もビックリだこんな星遊吾の記した情報にもなかった、しかしだからこそこのありさまなのだろう」

遊真「ああ...」

レプリカ「この国の現状は酷いものだ」

遊真「ああ、聞いた分だと戦争にすらなってない」

レプリカ「形状も珍しいトリオン兵だ、おそらく体の実験台だろう」

遊真「本国はどこか...」


ドオオオオンンン


遊真「!」

遊真「敵か?」

レプリカ「ああ、敵は...」




坂本「12時方向!!距離4000!!」

ミス※レプリカ「形状も珍しいトリオン兵だ、おそらく体の実験台だろう」 →レプリカ「形状も珍しいトリオン兵だ、おそらく体の良い実験台だろう」

芳佳「はあ...はあ...」ズルズル

芳佳(戦力にはならなくても、治療ぐらいなら...)

ガシャアアアアン

芳佳「ひ!!?」ビクッ

芳佳(でも....私が行ったところで)

タタタタタタタタタ

芳佳(あれ?こんな揺れの中走って...)

芳佳(そうだ、医療品を一緒に持ってもらって)

芳佳「すみません!」

ピタ

芳佳「一緒に医療品を....てあれ?」

芳佳「子供....?」

遊真「ん?何?」

芳佳「え....ええと」

芳佳(子供にはさすがに頼めないよね...)

芳佳「ごめんなさい、なんでもないです」

遊真「・・・」

遊真「お前、つまんない嘘つくね」ニヤッ

芳佳「え!?」

遊真「どうかした?」

芳佳「えっと...医療品一緒に持ってもらえたらって」

遊真「そんな事か、お安い御用」

芳佳「良かった!、それじゃあ片方」

遊真「よいしょ」ヒョイ

芳佳「!?」

芳佳(あの大量の医療品を片手で!?)

遊真「それじゃあ、行こうか」

芳佳「あっ、はい!」

芳佳「すみませーん!医療品の追加を持ってきましたー!」

遊真「よいしょっと」ドスン

芳佳「状況は?」

船員「あそこに居るのが坂本少佐だ」

芳佳「!」

ダダダダダダ  キュイーーーン

空には大きな黒い影と小さな影が一つずつ

小さな影が大きな影を錯乱しながら攻撃しているようだが大したダメージにはならずジリ貧といった状況だ

遊真「ジリ貧だな、あのサイズじゃさすがに一人じゃ無理そうだ」

芳佳「坂本さん...」

ガッシャアアアアン

「ぐあああああああ」

芳佳・遊真「!」

芳佳「どうかしましたか!!?」

船員「けが人だ!衛生兵を呼んでくれー!!」

遊真(やばいな)

レプリカ(ああ、このままいけばウィッチがやられるよりも先に、船が沈められるのが先だ)



坂本(くっ、流石に一人ではキツイか)

坂本(なにより、このままでは船が狙われてしまう)

坂本(何とかこの場から戦場を移したいが....)

ビイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ

キュイイイ

坂本(それもままならない)

芳佳「衛生兵....なら、私が治します!」ピョコン

キュイイイイイイイ

「ぐあああああああああ」

船員「あんた、ウィッチか?....でも」

「はあ、ぐあああああああああああ」

船員「そんなんじゃ俺が手当てした方がまだ良い!」

芳佳「うう....」

芳佳「それじゃあ....私にできることは....」

船員「ない!下がっててくれ」

芳佳「でも!何か役に立ちたいんです!」

船員「....包帯が足りない、船中からかき集めてくれ」

芳佳「はい!」

芳佳「あの...」

遊真「ん?俺?」

芳佳「はい、あの、アナタは中には...」

遊真「俺はいいよあんた一人で入ってな、ここは危ない」

芳佳「いやでも!」

遊真「それに、俺にもやることがあるからさ」

芳佳「.....はい!」

タタタタタタタタタタタ

レプリカ「....戦う気か?」

遊真「....ああ」

遊真「何にせよ、コアを解析する必要があるだろ?」

レプリカ「それもそうだな」

レプリカ「戦うなら姿を見せない必要があるな」

遊真「いや、あの人なら大丈夫じゃないか?」

レプリカ「そうか」

遊真「何か言いたそうだな?」

レプリカ「いや、決めるのは私では無い」

レプリカ「遊真自身だ」

遊真「そうとなれば...!」

レプリカ「来る!衝撃に備えろ」


キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ

ドッカアアアアアアアアアアアアアアアアン

「うわああ」 「もうだめだ」
   
   「この船は沈む」   「誰か助けてくれえええ」

芳佳「はあ....はあ.....」

芳佳「包帯...集めなきゃ」

芳佳「早く....持って....」

「うわああ」 「もうだめだ」
   
   「この船は沈む」   「誰か助けてくれえええ」

芳佳「!?」

芳佳「あ...ああ....」

「ザー....宮藤!応答しろ!宮藤!」

宮藤(私...どうしたら....)

ゴウンゴウンゴウン

宮藤「え....?」

坂本「おい!宮藤しっかりしろ!」


遊真「直撃か」

レプリカ「さっきの攻撃で空戦機もやられたな」

遊真「急がなくちゃな」

「トリガー....おn「あれはなんだー!!?」

遊真「ん?」

ゴウンゴウンゴウン

遊真「あれは...」

レプリカ「さっきの少女だが、しかしあの格好は...」


芳佳「宮藤!出撃します!!」


遊真「ちょっと面白くなってきたな」ニッ

芳佳「坂本さん!」

坂本「宮藤!お前はなんて無茶を...」

芳佳「すみません....でも!!」

坂本「分かっている、力になりたいんだろ?」

芳佳「はい!」

坂本「それでは、いきなりで悪いが作戦を伝える」

芳佳「はい!」

「あの子はー!」 「やった、援軍が来たんだ!」

遊真「確かに一人増えたけど」

レプリカ「明らかに素人の動きだ」

遊真「作戦は最初のウィッチがおとりになってさっきのがコアを狙うってとこか...」

レプリカ「しかし...」

「うわああああ」 「後から来たウィッチが!」

レプリカ「戦場に初めて出て勝てる者などまずいない」

宮藤(あれ...ここは...)

「や...じ」

宮藤(そうだ...私、ユニットを使って、坂本さんと...)

「みや...じ」

宮藤「ぐっ!」ズキ

坂本「宮藤!大丈夫か!?」

宮藤「坂本...さん...」

坂本「良かった、無事か...」ハア

宮藤「私....」

坂本「敵のビームでふっ飛ばされたんだ、シールドを張っていたからこれくらいで済んだものを」

宮藤「すみま...せん」

坂本「謝るな、むしろ謝るのは私の方だ」

宮藤「坂本...さん」

坂本「最後の作戦だ、お前は船へ戻れ」

宮藤「坂本さん、それは...」

坂本「いや、当たり前だが実戦経験どころか初めてとんだお前に頼るのがおかしかった」

宮藤「坂本...さん」

坂本「お前は船をシールドで守ってくれ、このままではコイツは倒せん」

宮藤「そんな!?」

遊真「もう後がないみたいだな...」

遊真「よし、レプリカ!」

レプリカ「心得た!」

遊真「トリガー」

 「オン!!!」

坂本「早くしろ、私の魔翌力もあとわずかだ」

宮藤「嫌です!坂本さんを見捨てられません!」

坂本「早くしろ、宮藤博士に会うのだろ!」

宮藤「でも....でも!目の前の人を見捨てたくありません」

坂本「宮藤...」

ネウロイ<キュッ キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ

坂本「しまっ!」

「「盾印」シールドトリプル」

その後ろ姿は今でも覚えている、ネウロイのビームを防いではいるが彼はネウロイと同類の雰囲気を醸し出していた

坂本「お前...は?」

遊真「俺か?俺は」

遊真「お前らが言うところのネウロイって奴だ」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年10月02日 (金) 11:15:20   ID: 99b81nNX

なんだろうな・・・妙に違和感が無い・・・

2 :  SS好きの774さん   2016年03月09日 (水) 11:39:49   ID: 6UyhyFsd

結局完結かい!

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