【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」成香「その37です……」 (1000)


※このスレは咲の二次創作安価スレです

※もはや何個あるんだよ……な、京太郎視点です

※最強(麻雀でとは言ってない)の京太郎を目指して、日本各地の高校で雑用をします

※色々補正あり、エンディングはヒロインの数だけ

※鬱なし、ガチ修羅場なし、闘牌なし

※麻雀は基本、京太郎視点のみの個人戦ですよーぅ

※ギャルゲのみでやっていくもよし、麻雀を極めるもよし、すべては安価神とコンマ神のみぞ知る


パート1
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389148459/)

前スレ
パート36
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」揺杏「その36っと」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」揺杏「その36っと」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437223025/)


 安価の連続取得、連続スナイプはおk
 複数選択安価の、同一IDによる複数取得は不可
 踏み台+単独取得は可能

 書き込みエラーは書き込まれている場合があるので、再書き込みの前に更新推奨
 連続書き込み、下げ忘れなどへ、厳しいツッコミはあったかくな~い
 煽りにならないよう、和やかに行きましょう


◆スタートは9月(二週目以降は10月)
(現在二年目6月、永水→宮守→阿知賀→白糸台→姫松→千里山→清澄→臨海→清澄→有珠山)

基本ステータスは3つ。
・雀力スキル=咲世界での戦闘力
・執事スキル=炊事・洗濯・掃除・裁縫等の家事全般、教養や成績、さらには容姿に関わるスキル
・雑用スキル=麻雀関連の雑務、気遣い、買い物、データ管理、コミュ力に関わるスキル

※成功判定はコンマが、50+スキル数値÷10以内なら成功、オーバーなら失敗(普通)、ゾロ目で大成功
※麻雀判定は別記載


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443352495


◆基本的な流れ
・派遣先で一ヶ月過ごす

・一ヶ月の内訳は4週間、週7日、ただし使用するのは二週間分=平日12日+休日2日、+連休3日

・週開始時に、重視行動選択。行動に対応するスキルが毎日1上昇する。経験値の場合は5。
 (例:重視雀力→毎日1上昇×6、週末にさらに6追加)

・各日で選択可能な行動を選び、判定し、イチャイチャしたり鍛えたり

・7日が終わると、6日で成長した分と同じだけさらに成長、スキルポイントと女の子好感度
(技能経験値以外の、コンマ運で上げた分は除く ※例:ボーナス、遭遇判定好感度、おみくじ)
(追加成長は、本来予定していた四週行動の名残。前週と同じ行動をした、という仮定で成長する)

・連休 合宿or旅行or休日×3として使用可能

・そこからまた7日行動、終わると倍成長、日程終了

・オファーをチェックし、別の学校へ(安価多数決)


【※ 学校イベント予定】
テストは基本、5月二週、7月二週、10月四週、12月二週、2月四週。
白糸台と千里山と阿知賀は6月二週、9月二週、12月二週、2月四週。
テスト前週は通常行動の雀力行動不可。

5月一週水曜~金曜:GW(三連休) 土曜:体育祭
10月一週土日:学園祭 二年限定10月三週水木金:修学旅行
3月:卒業式(3月0日に、という扱い。行ったことある場所なら、どこでも行ける)
4月:入学式

【麻雀大会イベ】(土曜は団体戦イベ、関与なければ通常土曜)
11月第一週土日:秋季地方大会予選
11月第三週土日:秋季地方大会本選・ドラフト会議
3月第一週土日:春季大会予選
3月第三・四週:春季大会本選
6月第三週土日:夏の全国予選
8月第一・二・三週:夏の全国大会

【正月の扱い】
・正月期間が存在、実家で過ごす(描写はカット)
・ただし例外として、ときめき以上の相手とは、自由に初詣に行ける。一ヶ所(一人)のみ
・1月の学校は普通に、第一週月曜から

●初詣
・雀力or執事or雑用、いずれか+10
・経験値+60
・一緒に行った女子の好感度+10(すでにときめき、ただしこれを選べばデート回数が1追加)
・別の女子好感度+5
のうちから一つ選択、その後おみくじ安価

●おみくじ
・引くか否か選択後、引く場合はコンマ判定
ゾロ目 大吉 ステ三種+2・経験値+10・全知人好感度+1
01~10 中吉 ステ三種+1・経験値+5・1月派遣先生徒&卒業生好感度+1
キリ番 中吉
11~60 小吉・吉・末吉 一桁123雀力+1、456執事+1、789雑用+1、0好感度+1(※別途人物安価)
60~89 凶 一桁123雀力-1、456執事-1、789雑用-1、0変化なし
90~00 大凶 ステ三種-3
4ゾロ 大凶


【大会情報】
・土曜、前週については団体戦関連のイベントが大部分。以下は京太郎出場の大会のみ

◆秋大会=地方大会 ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:県代表選抜戦、四回判定戦×3試合、11月第一週休日。ちなみに次の行動は連休。
初戦はトップ、二回戦・三回戦は二位以上で通過。強さは50、100、150。
試合突破ごとに雀力+2、経験値+5。

 ●本選:○○地方最強決定戦、四回判定戦×3試合、11月第三週休日。終了後、移動イベントへ。
三試合の四回判定戦、初戦はトップ、二回戦は二位以上、ラストはトップで地方最強。
全国優勝には含まれない。強さは150、200、250。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。


◆春大会=全国大会 ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:四回判定戦×3試合、3月第一週休日。
すべてトップで勝ち抜け。強さは100、150、200。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。

 ●本選:四回判定戦×5試合、3月第四週。
初戦・二回戦はトップで勝ち抜け。三・四回戦は二位以上で勝ち抜け。ラストはトップで優勝。
強さは200、250、300、350、400。
決勝卓では対戦相手を上から順にコンマ判定、一番高いコンマが出た相手は補正に上乗せ。
(例:コンマ20、40、30になったら、40の人のみ元の補正値に+40上乗せ。上乗せ数値は50を上限とする)
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10、四回戦・決勝勝利で雀力+10、経験値+100。


◆夏大会=全国大会(インハイ) ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:四回判定戦×3試合、6月第三週休日。突破すると6・8月がその学校で固定。
すべてトップで勝ち抜け。強さは150、200、250。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。

 ●本選:四回判定戦×5試合、8月第第三週。
初戦・二回戦はトップで勝ち抜け。三・四回戦は二位以上で勝ち抜け。ラストはトップで優勝。
強さは250、300、350、400、450。
決勝卓では対戦相手を上から順にコンマ判定、一番高いコンマが出た相手は補正に上乗せ。
(例:コンマ20、40、30になったら、40の人のみ元の補正値に+40上乗せ。上乗せ数値は50を上限とする)
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10、四回戦・決勝勝利で雀力+10、経験値+100。


・秋の優勝は、所属校の好感度が+2(OG、卒業プロ含む)
・全国優勝は、二位との点差が20000以上なら全員好感度+1、25000以上なら+2、30000以上なら+5
・また、飛び人数×3が、好感度加算に追加される


※大会ルールは予告して変更する可能性がございます。


●女子好感度
 嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)
 の6or7段階。嫌いになることは、あまりないはず。

 出会ったときにコンマ判定、1桁数字+2桁数字。ゾロ目で+10、キリ番で+5。
 77なら+20。00で+50。44で-40。聖なる数字は+10。
 執事スキル÷20(切り捨て)に上記を補正。

●例外:清澄について
・帰還時数値+執事÷20
・コンマについては通常ではなく、コンマの高いほうの数のみ追加
・コンマボーナスについては付与

●ルートについて
・基本的に女子からの告白のみでルート確定、ED分岐
 ▽そのまま3年終了までやる、そして強くて最初からor強くて続きから
 ▽カップル成立アフターをちょい書き、そして二人は幸せなキスをして終了、強くて最初からor強くて続きから
 ▽カップルになって終了、強くて最初からor強くて続きから

・告白は月日程終了後、一定条件クリアで
 ▽条件:ときめき状態
     デート3回以上
     等々。

・デートは大好きになってから、平日誘って土曜or休日のみ可能。10~20くらい好感度が上がるはず

・告白イベント直前に、セーブされます。セーブは大会中にも、試合前にされます

・告白イベント発生の有無を多数決、起こるとエンディングです

●その他イベント
・期間延長
 月日程終了後、多数決で同じ高校での活動に決まれば、期間延長として扱われる。

・転校
 ▽条件:ときめき状態の女子がその学校に二名以上
    :雑用で大成功が5回以上(累積)
    :雀力が全国レベル(300↑)
 以上が満たされれば、ときめき女子からお願いされる。告白が起きる場合は、そちらが優先。
 安価多数決で、転校するか否か決める。
 (もう転校制度いらない気もしてきた……)


●好感度追加設定
・選択安価と雑用ボーナス
 好感度変動の行動・返事選択の安価にて、コンマが雑用÷10以下なら、好感度上昇+1
 これは、雑用の要素にコミュ力が含まれるため。執事としての振舞いでなく、京太郎の素のコミュ力

・好感度判定について
 好感度に50足すとき、足さないときがあるが、ランダム
 基準は、無理がある流れなら厳しめの判定、という感じ。曖昧である

・技能経験値での能力取得
 一年目からのプロ、いわゆる原作プロ組からは能力を取得できるが、相手がときめき状態なら、本来の取得経験値の半分で取得可能となる


◆休日について
●休日の利用(昼行動)
1 メンバーと特打ち(対局ありの先達指導×2、一位=大成功、二位・三位=成功、四位=失敗、という感じで。雀力4~6、経験値10・20・40、好感度1~3、をそれぞれ×2)
2 雀荘(希望するプロ3名と二回対局、順位問わず技能経験値30=60、順位問わずコンマ一桁雀力成長。好感度は1固定、勝利相手にはさらに+1。スキル購入可能)
3 買い物 (土産や誕生日プレゼント購入)
4 デート ※約束ある場合のみ

●デートの仕様
・大好き以上なら誘える
・夜に電話で誘う
・空いている土曜・休日から選択し、予定を立てる。土曜の場合は部活、日曜の場合は午後行動がなくなる
・告白条件のデート回数、に換算される
・プロは西日本にある学校在籍中は西日本プロ、東日本にある学校在籍中は東日本プロ、とする

●デート内容
・デートスポット自由記入安価 → 移動
>>1が必死に書く、好感度判定で好感度を稼ぐ、成功で5くらい?
・デートスポット安価再び → 移動
>>1が必死に書く、上に同じ

●その他・お土産システム
予算は10000 お土産が1000~3000、プレゼントが3000~5000
1000円につき好感度+1、ただしお土産は3つまで、プレゼントは誕生日相手(購入日より二週間以内)のみ
バイトの程度・学年上昇により、予算が15000、20000、25000と増加したりしなかったり


◆派遣について
●派遣タイミング
 一ヶ月置きに、多数決安価で派遣先決定
 現在の派遣校でも可能(永水 → 永水、でも大丈夫)

●現在の派遣可能校
 0 清澄高校
 1 宮守女子(※七ヶ月目以降はオファーなし)
 2 白糸台高校
 3 阿知賀女子学院
 4 姫松高校(※二年目3月以降はオファーなし)
 5 永水女子
 6 龍門渕高校(※二年目3月以降はオファーなし)
 7 千里山女子
 8 新道寺女子(※二年目3月以降はオファーなし)
 9 有珠山高等学校
10 臨海女子

 ※プロの付き人は未実装 実装後は派遣なし学校での仕事もあり


◆対局ルール
●和了判定
・コンマ+雀力÷10で勝負。持ち点は25000

・全国クラスの相手は300がデフォ。

・能力保持者はその補正あり

・コンマが奇数でツモorテンパイ、偶数でロンorノーテン(対象は補正処理後の最低値)

・判定一位と二位の補正後判定コンマ差が3以内なら流局、コンマ差1以内がどこかにあっても流局

・ゾロ目なら、コンマ差1の流局がない限り、和了確定。競合はプレイヤー優先

・最上級優先スキル>流局>ゾロ目≧スキル


※プロの手加減について
 手抜きで雀力が10分の1に。手加減で5分の1に。やや手加減で2分の1に。
 やや手加減・本気のみ、能力使用。
 本気のプロが京太郎の雀力を上回る場合、京太郎の技能・異能は無効化される。
 八咫鏡については、プロの雀力が京太郎の倍以上の場合に限り、無効とされる。

●打点判定
・コンマ反転で下記通り

01~14 1000=300.500  1500=500all 
15~24 1300=400.700  2000=700all  
25~29 1600=400.800  2400=800all  
30~39 2000=500.1000 3000=1000all  
40~49 2600=700.1300 3900=1300all  
50~54 3200=800.1600 4800=1600all  
55~64 3900=1000.2000 5800=2000all  
65~74 5200=1300.2600 7700=2600all  
75~79 6400=1600.3200 9600=3200all  
80~89 7700=2000.3900 11600=3900all 

91~94・11・44・55・40・50・60 満貫 
95~97・33・66・30・80 跳満
98・22・88・20・90 倍満
00・99・10 三倍
77・70・72 役満

『破竹の火力』での打点表(親は1.5倍)
01~20が5200、21~38が6400、39~53が7700、54~68が満貫
69~80が跳満、81~90が倍満、91~96が三倍満、97~が役満

●打点上昇判定
 最終和了判定で、上がり主が逆転できない場合、コンマ安価
 補正以内コンマで逆転手への手替わり成功
 越えると失敗、流局(京太郎テンパイなら五回目判定へ)

・追加1 自分を上回る雀力の相手が同卓なら、その相手の補正値から自分の補正値を引き、差分を補正から引
※例
 雀力500、補正+50のときは50以内で上昇判定成功
 同卓に雀力700、補正+70の相手がいれば、50から差分の20を引く。つまり30以内で判定成功となる

・追加2 打点上昇、必要点数までの上昇回数分、判定成功基準から-5される
※例
 子が逆転に5000いるとして、打点判定が2000だった場合、四段階上昇なので補正-20以内が成功となる

・追加3 打点上昇判定の補正値は、雀力超過を無視し、100を上限とする


◆通常行動について
●通常行動選択は数字とアルファベットの組み合わせで選択(一年時:2回 二年時以降、変更予定)

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・指導者の好感度1・技能経験値5~20
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)
 D大学対局

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)
 D大学差し入れ Aに準拠の成長

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4・出会い(学外人物との遭遇判定、好感度+1)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長&顧問好感度+1
 C大学雑用
 Dプロからの仕事依頼 雑用3・執事1・プロ好感度2~4 夜行動が固定される

●次に、人物選択があれば、記入安価を取る

●最後に、遭遇や成功の判定へ続く

●二年時以降、一年指導を追加。通常行動の片方がこちらに(>>1のリアル仕事が楽になると、指導は選択に)

1 一年雀力指導 雀力+4
2 一年執事指導 執事+4
3 一年雑用指導 雑用+4
4 一年協力指導 雀力+1 メンバー好感度(一人選択)+1

●プロの関与について
・地元プロは可能
・その他プロは、在籍校が西日本か東日本によって、それぞれの側のリーグから呼べる
・ただし、半月ごとに3人を限度とする(デート人数も含む)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

◆その他諸注意
・大まかな成長枠と選択後の展開は決めていますが、その他メインとなる会話は、思いつくままに即興で書いています

・ノリによってゴッと上昇することもございます、あらかじめご了承ください

・その際、○○優遇、不公平、などの指摘がありますと、特性あまのじゃくによって、本格的な補正が加わることもございます

・また、そういった指摘によって不快感を覚える方もいます。展開が気に入らなければ指摘の前に、そっ閉じして、どうぞ

・大学生、プロは一定数デート後に告白、というのがとりあえずの考え。大学生においては、進学先の土地にいることが前提

・プロは基本どこにでもいる、社会人の特権。プロ付き人は、しばし凍結(考えるのがめんど……ゲフンゲフン……ため)

・当スレはマッサージスレではありません。マッサージは死んだ! もういない!

・キャラは壊れてるのではなく、成長してるわけです。京太郎の能力然り、女の子の感度然り。夏のインハイ当時なら、こうじゃなかったかもね

・そろそろゴールしましょう(懇願)

・聖なる数字には寄りません。寄せて上がって聖なる数字になるわけないだろ、いい加減にしろ!

・寄せて下がるわけもないんだよなぁ……

・なにかあれば、諸注意は増えていく予定、以上


●現在のステータス 称号:春のインハイチャンプ

 雀力:22→1887 レベル19 指導の大成功補正±1 大成功(トップ)ボーナス+18
 技能経験値:438

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、ロン和了。
 ゾロ目扱いなので、他者ゾロ目と競合は、こちら優先。

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする(小数点以下四捨五入)
 1.5倍で満貫以上の数字になる場合は満貫に、元が満貫以上の点数はそれぞれ一段階上昇
 判定コンマが二桁偶数キリ番(20、40、60、80)でも和了可能に

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25
 他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる

【沼の淵】師:大沼秋一郎
 自分の和了判定偶数時、放銃しなくなる。一度だけ相手のツモをキャンセル可能

【国内無敗・劣】師:小鍛治健夜
 和了判定二位でも和了可能。自分の和了時、常に打点一段階上昇

【破竹の火力】師:三尋木咏
 和了判定で一位和了、かつ二位と20以上の差があった場合、特殊打点判定(咏のものとは異なる)に
 『特殊打点表』
 子の場合で、01~20が5200、21~38が6400、39~53が7700、54~68が満貫
 69~80が跳満、81~90が倍満、91~96が三倍満、97~が役満
 『補足』
 特殊効果勝利(リズム、カッパーのキリ番など)の場合、この効果は反映されない
 ゾロ目和了(ディメンジョン含む)の場合は、無条件で反映される
 打点コンマがゾロ目、キリ番等でも、この能力が優先される。ただし、聖なる数字は役満のままとする
 打点上昇判定(無敗劣の一段階上昇など)は、そのまま反映される
 カッパーのコンマ数値変動も反映、ロン和了で発動し、打点コンマ65以上なら役満確定

【追いすがる意思】師:藤田靖子
 四回目判定(二回判定の対局なら二回目)で三位以下時に+50の補正、打点一段階上昇効果を得る。和了すれば連荘のたび+40、+30と補正値は減っていく。
(この能力での補正が+0になる、もしくは和了を止められる、あるいは一位になると終了)
 ディメンジョン発動の場合は、ディメンジョンで処理。打点上昇、連荘の補正効果減少は発動。

【八咫鏡】オリジナル
 ??・婚期代償を除く、最上級優先度スキル
 他者のすべての異能・技能を反転(=打点変更は元に戻る)させる。
 (+補正は-補正に、-補正は+補正に。半減は倍に、特殊判定は効果を逆転、勝利は敗北に)
 この異能の効果が関与して和了に至った場合、流局にはならない
 また、この異能の効果でバフ・デバフが変動し、流局条件を導いた際も、流局にはならない


 執事:237→1237 レベル13 大成功補正±1 大成功ボーナス+12
 雑用:231→514 レベル6 大成功ボーナス+5

【たこ焼きマイスター】5/5
 大阪二校での差し入れ時、好感度上昇対象に2人選択可能な【黄金たこ焼き】を差し入れできる
 その際、片方には判定結果に加えて、好感度+1のボーナスがつく
 ただし、週に二回まで。また、一度使用後は、二日空けなければ再使用はできない

【マッサージ+1】
 マッサージ時の執事成長、好感度成長に+1ボーナスされる

【北の食材取扱い資格】5/5
 有珠山での差し入れ時、成長ボーナス+1(執事、好感度)


 家宝
・石戸霞の笑顔の写真
・石戸霞のミニスカ巫女メイド姿の写真
・愛宕絹恵の龍門渕メイドコス姿の写真
・狩宿巴の麗しい袴姿(赤面&笑顔)の写真
・石戸従姉妹のツーショットおもち押し合い写真
・高1渋谷尭深のプライベート水着ショット
・割烹着たかみーの写真
・シロのイヤリング装着(髪かき上げ、やや照れ、頬染め)顔写真


●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】新入部員(二年時)男子好感度:敬愛 女子好感度:ときめき
・宮永咲   ??→219(ときめき) デート1回
・片岡優希  15→122(ときめき)
・原村和   10→258(ときめき) デート2回
・染谷まこ  15→119(ときめき)
・竹井久   18→184(ときめき) デート1回
・室橋裕子  53→96(大好き)
・加藤ミカ  57→117(ときめき)

・福路美穂子 44→55(好き)※エンドなし?
・加治木ゆみ 64→76(大好き)※エンドなし?

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→164(ときめき) マッサージ経験済 マ:1 デート1回
・弘世菫   23→124(ときめき) マッサージ経験済 マ:1 デート1回
・渋谷尭深  23→85(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→68(大好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→127(ときめき) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→56(好き)※エンドなし?

【龍門渕】
・井上純   32→37(好き)
・沢村智紀  21→30(好き)
・国広一   31→36(好き)
・龍門渕透華 14→23(友人)
・天江衣   20→29(好き)
・杉乃歩   25→30(好き)※エンドなし

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→118(ときめき) マッサージ経験済
・松実宥   27→119(ときめき) マッサージ経験済
・新子憧   37→126(ときめき)
・鷺森灼   32→97(大好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→76(大好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→39(好き)

・岡橋初瀬  37→45(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→34(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→40(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→34(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→27(好き)※エンドなし
・辰己春菜  29→35(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→34(好き)※エンドなし
・新子望   24→30(好き)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→207(ときめき) デート1回
・エイスリン 31→120(ときめき)
・鹿倉胡桃  20→67(大好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→97(大好き)
・姉帯豊音  27→127(ときめき)


【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→67(大好き)
・狩宿巴   22→186(ときめき) デート1回
・滝見春   13→195(ときめき)
・薄墨初美  36→73(大好き)
・石戸霞   28→105(ときめき)
・石戸明星  34→56(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13→21(友人)※エンドなし?

【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→97(大好き)
・真瀬由子  37→75(大好き)
・愛宕洋榎  32→81(大好き)
・愛宕絹恵  41→114(ときめき)
・末原恭子  44→81(大好き)
・赤阪郁乃  39→89(大好き)

【千里山】※女子好感度:112
・園城寺怜  42→119(ときめき)
・二条泉   36→103(ときめき)
・江口セーラ 44→84(大好き)
・船久保浩子 51→87(大好き)
・清水谷竜華 46→129(ときめき) デート1回
・荒川憩   52→69(大好き)※エンドなし?

【臨海女子】※女子好感度:130
・辻垣内智葉 44→90(大好き)
・ハオ慧宇  49→101(ときめき)
・雀明華   54→107(ときめき)
・メガン・ダヴァン 51→79(大好き)
・ネリー・ヴィルサラーゼ 47→105(ときめき)
・アレクサンドラ・ヴィンドハイム 49→138(ときめき)

【新道寺女子】
・白水哩   59→111(ときめき)

【有珠山高校】※女子好感度:155(やばい)
・本内成香  23→78(大好き)
・桧森誓子  24→64(大好き)
・岩館揺杏  64→98(大好き)
・真屋由暉子 66→172(ときめき) デート1回
・獅子原爽  50→62(大好き)

【プロ】
・戒能良子  22→97(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→152(ときめき) デート1回
・瑞原はやり 30→154(ときめき) デート1回
・野依理沙  30→85(大好き)
・藤田靖子  23→50(好き)
・三尋木咏  36→186(ときめき) マッサージ経験済
・赤土晴絵  28→56(好き) 二年目以降、東日本プロ→プロエンド開放

・霜崎絃   53→55(好き) エンドなし? 二年目以降、東日本プロ→プロエンド開放
・藤原利仙  25→47(好き)※エンドなし? 二年目以降、西日本プロ→プロエンド開放

【アナ】
・村吉みさき 40→56(好き)
・針生えり  49→69(大好き)
・福与恒子  64→69(大好き)


●好感度ランキングBEST10
1 和 258  デ:2
2 咲 219  デ:1
3 シロ 205  デ:1
4 春 195
5 巴 186  デ:1
5 咏 186
7 久 184  デ:1
8 由暉子 172  デ:1
9 照 164  デ:1
10 はやり 154  デ:1


申し訳ない、やっぱ明日で……
いやほんと、明日は大丈夫だから、絶対……たぶん……おそらく……


~おまけ、新人(茶)飲み会

照「洋榎、なにか面白いことして」

シロ「ひどい無茶振りを見た」

洋榎「んー? しゃーないなー、ほんま」

セーラ「やるんか……」

洋榎「当たり前やろ、それが大阪魂や」

ダヴァン「猛虎魂を感じマス……」

絃「なにするの?」

利仙「熱湯とか用意しておいたほうがいいでしょうか?」

洋榎「なんでそうなんねん!」

爽「――こんなこともあろうかと、熱々おでんが!」

洋榎「!?」

ダヴァン「ほう、いい香りでスネ……マグロ節でしょウカ? そこに昆布だし、醤油、みりんが相まっている……なんとも香しい」クンカクンカ

絃「ラーメンスープでもないのに、すっかりダシに詳しくなって……」

照「ほい、あーん」

洋榎「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待てぇ! そういうんちゃうやろ、面白いいうんは――」

セーラ「いや、お前の一発ギャグよりよっぽどええわ」

洋榎「お前そんな見たことないやろ! 姫松では全員大爆笑で――」

シロ「主将だから気遣われてただけでしょ」

洋榎「そんなわけ――えっ、そうなん?」

利仙「あとで同級生か後輩、妹さんにでもお尋ねしてみましょうか」

爽「まぁとりあえず、冷める前にグイッと」

洋榎「グイッといくもんちゃうやろ!」

照「チャンス到来」グイッ

洋榎「んひゃうっっ!? あひゅっっ、はふぅぅっっっ!?」

シロ「うわ、熱そう……」

ダヴァン「口を閉じてはいけまセン! 唇が爛れまスヨ!」

洋榎「ほぁいほほひゅーははっっ!(怖いこと言うなや!)」

シロ「中が火傷したら一緒でしょ……」

照「お味のほうは」

洋榎「ははふははほおおおおおおおおおお!(わかるかあほおおおおおおおおおおお!)」


~種明かし編

セーラ「……やっぱボケよりツッコミのがええなぁ」

絃「……大丈夫なの、これ?」

爽「洋榎はノリがよくて助かるな!」

利仙「……と、言うと?」

爽「まぁ食べてみればわかるよ」ヒョイ

利仙「んむっ……んっ……あら、冷たい?」

爽「湯気じゃなくてドライアイスだからな。キンキンに冷えた冷製おでんよ!」

セーラ「また無駄なことを……」

照「え、じゃあこの反応はなに?」

シロ「ああ、そういうノリなのね……すごいね、気づかなかった」

洋榎「………………へ?」

爽「いや、へ?って……えっ?」

セーラ「まさかお前……」

洋榎「むぐっ、ごくっ……あ、あほか、気づいてたっちゅーねん! どや、うちの演技は!」

シロ「あー……うん、すごいね」

照「さすが、名人芸」

洋榎「せ、せやろー、さすがやろー?」

ダヴァン「……あれでスネ。目を閉ざした相手に、焼けた鉄だと言って氷を押し当てると、火傷したとかいう話ガ……」

絃「へぇ……」

利仙「お見事でございました、洋榎さん」パチパチ



晴絵「……おかしい、新人なのに呼ばれてない……こんなことは許されない」

銘刈「自分もだぞ!」

いちご「ちゃちゃのんもじゃ!」


では、本日は18:00からということで


ギリギリ間に合った(遅刻)

大変なことにプロット切ってないという事実
ということでフルアドリブでお送りします


~6月第三週土曜 大会初日(団体戦)

~早朝


京太郎「――っっ!」カッ

ピピピピッピピピピッ カチッ
京太郎「目覚ましと同時……完璧だな」

京太郎「そういや、目覚ましより早く起きるのって身体に悪いらしいけど、どうなんだろうな……」

京太郎「っと、そんなことよりやるべきは――」


>行動選択
1 日課の鍛錬(執事、麻雀)
2 買い出し(執事、雑用)
3 すでに材料はある、弁当作り(執事)

安価↓2


>お弁当

京太郎「弁当を完成させないとな。夜のうちに仕込める分は仕込んであるけど……さて、具合はどうかな?」

>執事判定
自動成功、ゾロ目±1まで大成功

安価↓1


>成功

・執事+2


京太郎「――うん、いい具合だ。さぁて、それじゃ集合時間に間に合うよう始めるか」

京太郎「まずご飯はおにぎり、具材は痛みにくいものをチョイスして、梅干しも――と」

京太郎「おかずは揚げ物各種、野菜は煮物系、焼き系を串でまとめて食べやすく――」

京太郎「サラダ類は別タッパーで冷やして、保冷して――こっちは果物も入れておかないと」

京太郎「あとは食後の甘味……シンプルな焼き菓子なら、試合を見ながらでも食べられるはず」

京太郎「さて、時間がない。急がないとな――」

>執事判定
自動成功、ゾロ目±1まで大成功

安価↓1


>成功

・執事+2


京太郎「――よし、こんなもんかな」

京太郎「一応、控室に冷蔵庫、レンジがあるから……持っていくまで保てばいいか」

京太郎「粗熱が取れたら、保冷して準備はよし」

京太郎「あとは――そうだな、すぐ摘めるように、焼き菓子の一部は別にしておこう」

京太郎「で、ティーセットも持ってと……」

京太郎「麻雀用のデータファイル、タブレット、対戦校別メモカよし――」

京太郎「さぁて……行きますか!」ガチャッ


誓子「おはよう」

京太郎「」


誓子「……朝から騒がしいの」

京太郎「あ、はい……すいません」

誓子「まぁ嘘なんだけど」

京太郎「えっ」

誓子「いや、あんまり静かだったから、寝過ごしたんじゃないかと思って……呼び鈴を押そうかなって、手を伸ばしかけたところよ」

京太郎「ああ、そうだったんですか……すいません、朝からお手間を取らせてしまって」

誓子「っていうか、静かだったけど準備は――って、なに!? その大荷物!」

京太郎「ああ、こっちは弁当とデザート、それに麻雀用の道具です。お茶セットは別にしまってあるので、そこまでかさばらないかと」

誓子「なに言ってるの、この子!? っていうか、お弁当とか用意してたの、昨日?」

京太郎「まさか。先ほど終わらせたところですよ」

誓子「…………オーケー、落ち着こう、私。大丈夫、これくらいは想定してたから(震え声)」

京太郎「えーっと……あ、それで誓子先輩は、今日は――」

誓子「ああ、うん。応援行くわよ。一般の受け付けはまだ時間あるから、もう少しあとで出るけど」

京太郎「そうですか……」

誓子「まぁ試合前に声かけなくても、あの子たちなら大丈夫だと思うし……」

誓子「京太郎くんがいるからね。みんなのこと、よろしく」ポン

京太郎「……はっ! お任せください!」

誓子「それじゃ――行ってらっしゃい」

京太郎「行って参ります!」


京太郎「いやぁ、朝から美人に送ってもらえると気合い入るなー」

京太郎「……っと、浮かれてばかりもいられないか。今日は全国で予選が行われる……誰か、声かけておいたほうがいい人はいるかな?」


>相手選択
他校限定、現役高校生から一人選択 具体的には

・宮永咲 ・片岡優希 ・原村和 ・染谷まこ ・室橋裕子 ・加藤ミカ

・渋谷尭深 ・亦野誠子 ・大星淡

・松実玄 ・新子憧 ・鷺森灼 ・高鴨穏乃

・岡橋初瀬 ・巽由華

・滝見春 ・石戸明星

・上重漫 ・愛宕絹恵

・二条泉 ・船久保浩子 ・荒川憩

・ハオ慧宇 ・雀明華 ・ネリー・ヴィルサラーゼ

上記より一名 小蒔?無理っす、すまぬ
安価↓2


>ネリー

京太郎「――やっぱ激戦区東京の二校、どっちか……うーん、淡は怒りそうだし、先輩二人ってのもな……」

京太郎「よし――」ピッピッピッ

ネリー『もしもし、キョウタロー!』

『な、なんですって!?』
『ネリー、危険です逃げて!』
『監督、落ち着いてください!』

京太郎「……いや、あの……後ろ大丈夫か?」

ネリー『平気! 二人が抑えてくれてる!』

京太郎(それは大丈夫じゃないのでは?)

ネリー『それより、今日大会だよ、予選だよ!』

京太郎「ああ、それで緊張してないかと思ったんだが……いつも通りみたいだな?」

ネリー『うん! よく寝たし、今朝もいっぱい食べたよ!』

京太郎「そっか――なら、心配はしないでよさそうだ。しっかり打ってこいよ」

ネリー『任せて! えへへ、それにキョウタローの電話のおかげで、いつもより調子よくなったかも!』

京太郎「なら、電話してよかったかな」

ネリー『よかったよ! ありがと、キョウタロー』

京太郎「ああ、どういたしまして」


>返事選択
1 再来月そっちに行くのに、臨海がいなくなると困るからな
2 一緒に戦えない分、激励だけでもできてよかった
3 俺もネリーの声が聞けてよかった

安価↓2



京太郎「――俺もな」

ネリー『んー?』

京太郎「俺も、ネリーの声が聞けてよかったよ。俺の試合は明日だけどな、気合入ったぞ」

ネリー『――っ! それ、ホント?』

京太郎「ああ……明日はちゃんと優勝する。全国行くからな、見ててくれ」

京太郎「あー、つっても見れないか。まぁ新聞ででも、確認してくれよ」

ネリー『うんっ、わかった! 寮にいっぱいあるから、全部切り抜くね!』

京太郎「いやー、読む人もいるから……ま、まぁ次の日になってからな?」

ネリー『わかった!』

京太郎「あとは――あ、そうそう。予選長いだろうから、ご飯とか間食で、ちゃんとカロリー取るようにな。水も忘れないように、あと糖分も」

ネリー『あははっ、監督と同じこと言ってるー』

『Really!?』
『だから落ち着いて!』
『ネリー、電話はまだ終わらないんですか!』

京太郎「うお、マジかよ……まぁあれだ、俺もこっちで監督みたいなことしてるからな」

ネリー『そうなんだ……ネリーもキョウタローのチームがよかったなぁ』

京太郎「はは、そりゃ嬉しい……けど、ネリーは臨海で頑張らないとな」

ネリー『うん……サキとアワイに負けたから……この大会は絶対、メニモノミセルよ!』

京太郎「……うちの由暉子も、強いぞ」

ネリー『それも負けない……ネリーは、誰にも負けないからね』


>返事選択
1 強気なのはいいことだ
2 気負いすぎるなよ
3 それもいいけど、楽しくな

安価↓2


京太郎「負けない、か……」

ネリー『うん!』

京太郎「俺も、去年はずっと負けっぱなしだったからな……気持ちはわかるよ。すげーわかる」

ネリー『だよね!』

京太郎「けど――そこから続けられたのは、やっぱ麻雀が楽しいからだろうな」

京太郎「ネリーにも、勝たないといけない理由があるのはわかる……だけど、俺はやっぱり……勝つためには、楽しめなきゃだめだと思うぞ」

ネリー『そう、かな?』

京太郎「ま、俺の持論だけどな……それに、俺と練習してたときのネリーは、楽しそうに打ってたと思う」

京太郎「ああいう顔で打ってる、楽しそうなネリーはすごく可愛かったからな」

ネリー『――え……か、かわっ?』

京太郎「ああ、可愛かった。だからあれだ、そういう表情で勝てば、もっと注目される――いい勝ち方になるし、ネリーのためになると思う」

ネリー『かわ……か、かわ……』

京太郎「……もしもーし、聞いてっかー?」

ネリー『聞いてる! わかった、楽しく打つ! 可愛く打つね!』

京太郎「ああ、そう――えっ、可愛く打つ?」

ネリー『うん! 京太郎が言ってくれたから、可愛く打つ!』

『な――』
『ネリー、電話を貸しなさい!』
『京太郎、どういうことですか!』

ネリー『あー、だめー! それじゃ京太郎、またね!』ピッ

京太郎「あ、ああ……って、切れたし……」

京太郎「うーん、なんか妙なことに……まぁ楽しんで打ってくれるなら、それでいいか……な?」


ネリー好感度+7


(やばい、会話選択の雑用ボーナス、いまのいままですっかり忘れてた……いつからかはもはや不明)


~試合会場

京太郎「さて――会場についたはいいけど、集合場所が大雑把すぎる……」

京太郎「なんだよ、会場の前って……ほかの高校全部そうじゃねえか……」

「あ、あれ見て!」
「え……は、派遣執事様!」

京太郎(様!?)

「じ、実在してたんだ……」
「ふわぁ、本物らぁ……」
「いま有珠山だっけ……いいなぁ、有珠山超いいなぁ……」
「デモペチノガモットカワイイヨー」

京太郎(め、めっちゃ見られてるううううう!?)

ザワ・・・ザワ・・・

京太郎(くそう、いたたまれねぇ……早く来てくれえええええ!)


>相手選択
成香、揺杏、由暉子、爽、晴絵から一人選択

安価↓2


>成香

成香「――あ、京太郎くん!」パタパタ

京太郎「成香先輩、お待ち申し上げておりました!」ヒザマズキー

成香「!?」

ザワ・・・ザワ・・・

成香「ひっ……人が見てるからやめてぇぇ~~~~っっ!」ブンブンッ

京太郎「おっと、失礼しました!」スクッ

成香「な、なにがあったらこうなるの……」

京太郎「いや、なんかすげー見られてて、いたたまれず……つい」

成香「私はたったいま、いたたまれなくなったよ……」

京太郎「いや、面目ありません……あ、おはようございます」

成香「このタイミング!? ま、まぁおはよう……晴れたね、いいお天気」

京太郎「はい! 早いとこ控室に行って、冷蔵庫にお弁当入れないとです」

成香「え……あっ、つ、作ってきたの!?」

京太郎「そりゃもう、朝4時に起きて気合い入れましたから」

成香「入れすぎぃ!」

京太郎「あれ、そういえば言ってませんでしたっけ……もしかして、作ってきちゃいました?」

成香「う、ううん……揺杏ちゃんに言われて、持ってきてないよ。外食か出前かなって思ってたんだけど」

成香「もしかしたら、こうなるのわかってて言ったのかもしれないね」

京太郎「作ってこい、とは言われてませんけど……」

成香「そこまでは言わないよ、揺杏ちゃんも。作ってきてくれたら甘えられるように、そうじゃなかったら、元からの予定でしたって形で外食にしたんじゃないかな」

京太郎「……かもしれませんね」

成香「揺杏ちゃんはああ見えて、しっかり部長さんやってると思うよ」ニコッ

京太郎「ですね――」


>返事選択
1 そして成香先輩も、しっかり副部長でいらっしゃいます
2 ちょっと見直しました、揺杏先輩を
3 まぁしっかりかは謎ですけど

安価↓2


京太郎「――そして、成香先輩もしっかり、副部長でいらっしゃいます」

成香「えぇ!? そ、そんなことは……私は、なにも……」

京太郎「いまもそうやって、部長のフォローをしてたじゃないですか。俺の見てた限り、副部長はそういう仕事が多かったですよ」

成香「そ、そうかな……でも、フォローなんてつもりは……」

京太郎「自然とできてたなら、それこそ最良じゃないですか。きっと揺杏先輩も、そういった部分で成香先輩のこと、頼りにしてるんじゃないでしょうか」

成香「そんな――こと……でも……そう、だったら……」

成香「役に立ててるなら、嬉しいかな」ニコッ

京太郎「やっべかわいい」

成香「ふぇ――」

京太郎「って、声に出てました!? すいませんっっ!」

成香「う、うううううんっ! なにも聞いてないよ、うん!」

京太郎「そ、それならいいんですけど! っていうか、みんな遅いですよね!」

成香「そ、そうだねー! もうそろそろ集合時間――の、30分前だけど」

京太郎「………………えっ」

成香「えっ?」

京太郎「え……30分前?」

成香「うん……あ、私は30分前行動が基本だから、そうしただけなんだけど――」

京太郎「えええええ!? だって俺、この時間集合って聞きましたよ!」

成香「…………連絡ミス、かな? 変更になったの、あんまり早くしても――って」

京太郎「ガッデム、聞いてないっす!」

成香「あ、あの……だ、大丈夫。30分くらいすぐだと思う……から……ね?」

京太郎「――そうですね。30分なんてすぐです。お茶にしましょうか」

成香「えっ」

京太郎「幸い、焼いて間もないカップケーキがあります。まだ少し温かいですから、お茶請けにどうぞ」

成香「えっ、えっ!? なにこのテーブルセット!」

京太郎「すぐにお茶のご用意を――しばしお待ちを」

成香「やめてええええ!? あと話聞いてええええ!」

「派遣執事がお茶淹れてる!」
「有珠山の人がさせてるんだ!」
「撮れ撮れ!記念だ!」

成香「いやああああああああああ!!!!」


 ――このあと滅茶苦茶モーニングティータイムした。

・成香好感度+3


まぁ団体は勝ち確なので、ダイジェストで


~試合前

京太郎「じゃあオーダーは、先鋒成香先輩、次鋒藤堂、中堅揺杏先輩、副将島津、大将由暉子だ」

京太郎「有珠山はシードだから、午前中に二試合、午後に二試合だな……それじゃ、揺杏先輩」

揺杏「うん――よし、新生有珠山の公式戦第一試合だ! 私らの強さ、しっかり見せてくぞ!」

『オー!』

京太郎(ああ……いいなぁ、団体戦)

京太郎「では、成香先輩は支度のほうを」

成香「はい」

揺杏「由暉子は着替えとくか!」

由暉子「そうですね」ヌギッ

京太郎「はやぁい!」

由暉子「どちらにせよ、今日は一日この格好になりますから……早く着替えて慣れておかないと」

京太郎「そ、そういうもんか……?」

由暉子「そういうもんです。なので、手伝ってください」

京太郎「――――」ゴクリ

成香「…………」ジー

島津(先輩、副部長がアドバイス欲しそうに見てます)

藤堂(激励してほしいのかもしれません)

京太郎「………………えっと」

成香「…………」ジー

由暉子「…………」ヌギッ

揺杏「カップケーキおいし」パクパク

京太郎(くそう、呑気なもんだなぁ!?)


>行動選択
1 欲望に忠実に
2 試合優先だ

安価↓2


京太郎「――そ、それじゃ成香先輩。基本を忘れず……調整のときみたいに、自分の打ち方を守ってください」

成香「は、はい!」

京太郎「乱されても慌てず、そういう場合は相手の観察をしてください。どこかにとっかかりがあれば、乱れの原因はすぐわかるはずですから――」

京太郎「自分を信じて、丁寧にいきましょう。なにかあっても、後ろにはみんながいます、安心して打ってきてください」キュッ

成香「――っっ!! は、い……頑張り、ます……」ポー

由暉子「」ゴッ

揺杏「ステイ」


>では一回戦の結果をコンマで
01~10 普通に勝利
11~20 大将まで行って圧勝
21~00 大将前に勝利
ゾロ目 中堅で飛ばして終了

安価↓1


>聖なる数字 中堅勝利

揺杏「……やっちゃったぜ☆」

京太郎「……いや、ほんとやっちゃいましたね」

成香「す、すごいです、揺杏ちゃん!」

揺杏「やっべ……これってあとで、マークされまくる?」

京太郎「かもしれませんね……まぁその辺は予想して、対処を考えてみます」

揺杏「おう、頼んだ……」

京太郎「まぁそれは置いといて――」グッ

揺杏「お?」スゥッ

京太郎「すげーっす、先輩! マジかっけーっす!」グルグルー

揺杏「ひょあああああ!? 止めろっ、バカ! やめれええええええ!」

由暉子「あの、制服のお披露目が……」

「ま、まさかの二回戦デビュー……いや、シードだから実質三回戦デビューになるの……?」
「お、落ち着いてね、大丈夫だから……」

京太郎「揺杏先輩もすごいですけど、成香先輩もお見事でした!」

成香「あ、あれは……京太郎くんが、励ましてくれたから……だから、ありがとうございます!」

京太郎「俺はなにも……先輩の実力です。本当に素晴らしかった」

成香「あ、う……あり、がとう……」

京太郎「さぁ、この調子で次も頑張りましょう!」

・フォアザチーム精神により、勝利コンマが10ほど楽になっている状態
・成香への励ましにより、成香好感度+1
・一回戦最高勝利により、全員好感度+1、京太郎雀力+5



 で、ちょっと変更。時間的にたぶん、午前二試合、午後三試合の五回戦仕様にすべきでしたな……
 ということで、以降は昼イベント、三回戦、準決勝、決勝って形になります
 昼イベントは、とりあえず明日という形で

 本日はここまでにいたしとうございます
 ありがとうございました


今日は17:00からでー
チャレンジモード5局目、追っかけリーチ後和了で2時間詰まる
ようやく突破したものの、心砕けた


~お昼休憩

京太郎「午後は三試合です、しっかり食べて臨みましょう」

爽「よーし、箸もてー!」

晴絵「作った人と食材への感謝を忘れるなー」

揺杏「では手を合わせて……」パンッ

『いただきます』

成香「――って、ちょっと待ってください!」

由暉子「おかしな人が二人いると思うんですが」

爽「なにを! OGが激励に来てやったってのに!」

晴絵「そうだぞー? 地元のプロとして、昨年の予選突破チームを見に来たんじゃない」

京太郎「いや、解説で来てるんですから、関係者の控室にいるべきでしょ……仕出し弁当の車来てましたよ」

爽「ははっ、あんなこと言ってんぜ、ハルちゃんよ」

晴絵「誰がハルちゃんか。でも確かに、笑えること言ってくれるわね」フッ

京太郎「というと?」

爽「京太郎が弁当作ってくるってわかってんのに、誰が仕出し弁当なんぞ頼むかー!」

晴絵「そういうことよ! さぁ、食べさせなさい! おあがりよ、しなさい!」

京太郎(うざい……)

揺杏(もう食っていいのかな)

成香(だ、誰か止められる人は……)

由暉子(卵焼きおいしい……)モグモグ


誓子「お、いたいた。やっほー、激励に来たよー……って――」

爽「おお、誓子! 久しぶり!」

誓子「爽、あんたなにしてんの! っていうか、赤土プロまで……」

晴絵「おお、そういう君は有珠山OGの桧森誓子ちゃんだね! いらっしゃい」

京太郎「いや、いらっしゃいはおかしい」

晴絵「それもそっか……おかえり、チカちゃん!」

誓子「えっ」

爽「おかえり、誓子! まぁ座りな」

成香「……ち、チカちゃん、座って……そして助けて」

誓子「どうなってんの、この状況は……」

京太郎「三人増えるとは想定外だ……誓子先輩は来て下さるかと思って、少し多めにはしてたけど……」

爽「なんで誓子だけ!?」

揺杏「まー、チカセンはよく顔だしてくれてたし。最近だけど」モグモグ

成香「おうちもお隣ですからね。そういう話をしててもおかしくないと思います」

由暉子「そういうってどういうのですか。ご飯を一緒に作ったり食べたりするってことですか」

誓子「ち、違うから……」

晴絵「え、なに京ちゃん。もう全員誑かしたの、はやくね?」

京太郎「誰が京ちゃんだ、っつーか人聞き悪いこと言うな」

爽「おーっ、アスパラベーコンあるじゃん! ナイス京ちゃん!」

由暉子「おいしいですよ、京ちゃん」

揺杏「こっちの唐揚げもうまいなー、京ちゃん」

京太郎「やめて……京ちゃん京ちゃん言わないで……」

誓子「でもあの子……宮永さんには呼ばれてたでしょ?」

京太郎「はぁ、まぁ……あれは中学のときからのクセなんで」

成香「でも、あの……宮永プロにも、そう……」

京太郎「あっちは小学校のときからのクセです……」

由暉子「じゃあ私は高校二年からのクセですね」

晴絵「ふふふ、私なんて高一秋からのクセだもんね」

京太郎「お前そんときそう呼んでなかっただろ!」

晴絵「そろそろ敬語使おうか?」

京太郎「なら使われるような行動してくださいよ……」


「ちなみに一年もいます」
「端でいただいてます」
「福沢さんがビクンビクンなってます」
「それを私が撮影します、武嶋です」



晴絵「ふぅ――ごちそうさまでした」パンッ

爽「あー、ちょっと食いすぎたかも……きつい……スカートが……」

京太郎「あ、スカートってか衣装が……由暉子、汚れてないか?」

由暉子「はい、問題ありません」

揺杏「ま、多少の汚れは弾くけどな!」

成香「なにそれすごい」

誓子「っていうか、この人数でお腹いっぱいって……私たち来なかったら、残っちゃってたと思うんだけど」

京太郎「っぽいですね……よそは結構食べる子がいますんで、これくらいでちょうどだったですが」

晴絵「あー、うん……シズはね、よく食べるね」

京太郎「まぁシズだけじゃないですけど……優希とかネリー、あと淡も結構」

京太郎「永水は全体的に、みなさん健啖でいらっしゃって……宮守にも、食が細い方はいらっしゃらなかったかと」

京太郎「大阪の方々は、食にうるさいですね……そりゃもう……」

晴絵「あそこは食い倒れ文化ってくらいだからねぇ」

成香「はぁ……でもこんなに食べて、午後から対局大丈夫かな……」

京太郎「眠気覚ましに、お茶でもお淹れしましょう……よろしければこちらも。クッキー、カップケーキ、焼きチョコなどを――」

揺杏「うぐっ……さ、さすがにこれ以上は……」

誓子「甘いものは別腹!」

由暉子「別腹!」

爽「うわ、すっげ……」

成香「ち、チカちゃん、無理しないで……」

京太郎「用意してきてよかったです」ニッコリ

晴絵(……京ちゃんと結婚したら、そいつ半年で超デブりそう)

京太郎「ではお茶の支度を。少々お待ちくださいませ――」

「あ、あのー……」

京太郎「はい?」

「えっと、あの……失礼ですけど……」
「さ、さ、ささ……」

爽「佐々野?」

京太郎「誰ですか」

晴絵「え、京太郎知らないの? いるじゃん、広島のアイドル雀士」

「そ、そうじゃなくて!」
「あの、サ、サインをいただけないかと――」

京太郎「あー……だから言ったじゃないですか、関係者控室のほうがって」

爽「え、むしろこっちのがいいじゃん」

晴絵「そうそう、これもファンサービスだよ、京太郎くんや」

京太郎(うっぜぇ……)


「あ、あの、それで……」

爽「あっと、サインだっけ? いいよいいよー」

晴絵「二人一緒がいい? 別にしよっか?」

「――そ、そうじゃなくて!」

爽晴絵「………………えっ?」

「あの……は、派遣執事の、須賀さんですよね!」
「よろしければ、サインを――」
「お、お願いします! あとできれば写真も!」
「私は握手!」
「私はハグ!」
「僕はウェブデザイナー」

京太郎「」

爽「」

晴絵「」

由暉子「」ゴッ

揺杏「どうすんのこれ」

誓子「どうしようもないでしょ」

成香「す、すごい……あと、爽先輩と赤土プロの顔が……いまだかつてない顔になってます……」



京太郎「いや、あの……お、俺のサイン? っていうか俺、プロでもなんでもないけど……一選手なんだけど」

「でも春のチャンピオンじゃないですか!」

京太郎「いや、まぁ……はい……」

「あちこちの学校で浮名も流してるって聞きました!」

京太郎「風評被害ぃ!」

「テレビにも出てますよね、二回!」

京太郎「いや、一回……ああ、そうか。動画がサイトに上がったんだっけ……」

「奈良で一回、麻雀旅番組に出てました! 瑞原プロ、戒能プロと一緒に!」

京太郎「あんなもんまで把握してるだと!?」


揺杏「……で、結局サインすんのかね」

誓子「しなきゃ収まらなさそうね」

由暉子「休憩中に押し掛けるのは、さすがに失礼じゃないでしょうか」

成香「うん……京太郎くんも、すごく疲れてるのに……」


京太郎「えー? いやいや、そんな……俺なんてまだまだだよ。彼女? いないいない、そんなモテないしさー」デヘヘ


由暉子「ゴッ」

揺杏「声出てんぞ!」

誓子「すごーいだらしない顔ね」

成香「全然疲れてなかったみたいですね、勘違いでした」

爽「……ぶはぁっ! なんだ夢か」

晴絵「どっこい、現実……あれが現実です」ユビサシー

爽「嘘だあああああああ! 新人とはいえプロだぞ!? 負ける気せーへん地元なのに!?」

晴絵「ネットってすごいね……私もブログでも始めよっかな……」

爽「あるじゃん、ハルエニッキ!」

晴絵「その恥ずかしいタイトルを口にするのはやめろぉ!」

爽「自分でつけたんだろうがぁっ!」

揺杏「……こっちの二人はどうしたもんか」

成香「これだけ騒いでも、誰も見てないなんて……」

由暉子「京太郎が傍にいれば仕方ありません。そうでなかったら、二人が頼まれたはずでしょうけど」

誓子「あらためてすごいわね、この人気……っていうか、行列できてるんだけど!」


京太郎(こ、これがモテ期というやつなのか……すげぇ、すげぇぞカピー! それにオフクロ! 俺モテてる、超モテてるよぉ!)

須賀母(勘違いよ)

カピー(ご主人様を想ってるのは、もっと別な方々です!)

京太郎「うそぉん!?」

「えっ」
「ど、どうしたんですか、須賀さん」

京太郎「あ、いや、幻聴が……で、サインだっけ」

『はい、お願いします!』


>行動選択
1 まぁサインくらいさっくりと
2 噂が広がって、学校とかに来られたら困るしな……断ろう

安価↓2


>おことわ

京太郎「うーん……その、そうだな――」

京太郎「あ! そうそう、そういう芸能活動みたいなのは、連盟から禁止されてるんだよ」

「えええええ……」
「そうなんですか?」

京太郎「正式に事務所とかに入ればいいみたいなんだけど、それなしでサインとか、CDデビューとかは禁止らしいんだ」

「テレビは出ていたようですけど」

京太郎「まぁローカルだったし、料理しただけだからね。基本はすこ――小鍛治プロと瑞原プロメインだったわけだし」

京太郎「ということで、サインはできません。ごめんなさい」

「はぁ……仕方ないですね」
「連盟のお達しならね」
「連盟潰す」


誓子「……なんかすごいこと言ってる子がいたんだけど」

由暉子「でもちゃんと断ってくれましたね」

晴絵「ふふ、わかってるようね……気遣いというものが」

爽「ま、執事の端くれとしては認めてやるか」フフン

揺杏「謎の上から目線」

成香「あ、でも握手はしてるみたいですよ」

由暉子「なっ――」


京太郎「ま、まぁ証拠に残らないし、これくらいは……あ、はい。ありがとうございます、頑張りますので」

京太郎(しかし……豊音さんにサインしたのがバレたら、大変なことになりそうだ)


・有珠山勢+晴絵 好感度+1



揺杏(…………はぁ、なんというか……)

揺杏(あぶなかった……あれ断ってなかったら、かなり不機嫌になってたかも……)

揺杏(っていうか、やっぱモテるなぁ、京太郎……)

揺杏(……あんなの見せられたら、由暉子じゃなくても……妬くっての、バーカ)

揺杏(でも断ってくれて――ありがとな)


・揺杏(大好き)→(ときめき)


晴絵「ラ波感」

爽「私じゃねーからな!」

由暉子「…………」ジー

揺杏「な、なんだよー、どうしたユキ?」

由暉子「いえ、なんでもありません」

成香「どうしたんだろ、ユキちゃん」

誓子「それより揺杏がどうしたのって感じだけどね……」


~午後、控室

京太郎「では――午後の日程です。まずは三回戦、うちの二試合目です」

京太郎「目立った強豪はないので、午前と同じようにいきましょう。準決勝からは、各チームのエース級と当たる人に、細かく指示しますが――」

由暉子「あの、京太郎」

京太郎「どうした?」

由暉子「食べ過ぎのせいか、少し胸が苦しくて」

京太郎「――――――ほう」

由暉子「背中を擦ってください」

京太郎「ほうほう」

揺杏「あのさぁ……」

成香「ユキちゃん、大丈夫!?」サスサス

由暉子「う……楽になってきたような……」

揺杏「それより、私のほうお願いしたいんだけど」

京太郎「へ?」

揺杏「マーク! されてたらどうするかっていうの!」

京太郎「あ、ああ、そうでしたね。まぁ大事になるのは次からだと思いますけど――」


>行動選択
1 二回戦はそのまま乗り切ってもらって、背中を擦ろう
2 早いうちに対処を教えておくか

安価↓2


京太郎「――余計な意識を持って打つのも危ないかもしれません。ここは様子を見て、早く流すのを意識してください。対処は準決勝以降にしましょう」

揺杏「んー……わぁーった。じゃあ、ちょっと負担かけるかもだけど、任せるな」

由暉子「はい、お任せください」

京太郎「で、だ――大丈夫か、由暉子」サスサス

由暉子「あっ……んぅっ、はぁっ……はい、なんと……かぁ……んっ……」ピクンッ

京太郎「な、なんか苦しそうだけど、本当に大丈夫か!?」

由暉子「はぁ……い、でも……あの……ちょっと、ネクタイを緩めていただけますか……?」

京太郎「………………」ゴクリ

京太郎「い、いいんだな……?」

由暉子「非常事態ですから」

京太郎「そうか、非常事態なら仕方ない」キリッ


揺杏「………………」ジロー

成香「大丈夫かな、ユキちゃん……」

揺杏「だめだ成香、京太郎はアテにならん。二人で頑張ろう」

成香「うん、そうだね……ユキちゃんのことは任せて、私たちで乗り切らないと」

揺杏(あ、やばい……眩すぎる……)


京太郎「では、失礼して……」スッ

由暉子「はい……」ドキドキ タプタプ

京太郎(なんもしてないのに揺れてるううううううう!)

フニンッ シュル…シュル、シュル…スッ…

京太郎「ど、どうだ……?」スルスル フニフニ

京太郎(はあぁぁぁあんっっっ! 指がっ、指が超めりこむうううう! 触る気ないのにいいいいいいいい!)

由暉子「すごく、気持ちい――いえ、気持ちが楽になります……はふぅ……」ゾクゾクッ

京太郎「は、外しきったほうがよくないか!?」

由暉子「つけなおすのが大変なので……あ、でも――」

由暉子「京太郎がつけてくれるのでしたら……外しても、構いませんけど……」チラッ

京太郎「外そう(即答)」シュルシュルシュル

由暉子「あんっ……きょう、た……ろっ……んぅっ……もっと、ゆっくりお願い、しま……ぁんっ……」ピクッ

京太郎(……やばい、決勝まで保たないかも)

・由暉子好感度+3


>三回戦の模様

01~20 普通に勝利
21~40 大将まで行って圧勝
41~00 大将前に勝利
ゾロ目 中堅で飛ばして終了

安価↓1 コンマ判定


>普通に勝利

由暉子「お疲れさまでした――」

「あらゆる意味で負けた……」
「もうやだ帰りたい」
「せめて派遣執事のお茶を飲みたかった……」

由暉子「……控室にいらしてくだされば、お願いしていますけど」

「ほんとに!?」
「オナシャス! なんでもしますから!」


~控室

由暉子「ということで、京太郎……お疲れでなければ、お願いします」

京太郎「ん、わかった――ではお嬢様が、どうぞこちらへ」キラキラキラ

「あふんっ」
「はぁんっ」
「はぁっ、はぁっ、派遣執事がすごい近くにぃぃ……」

揺杏「……あれやばいだろ」

成香「京太郎くんに会えたのが、よっぽど嬉しかったんだね」

由暉子(成香先輩、先ほどから……ありのままを受け入れてますね……いえ、試合に集中しているんでしょうか……?)


>ちなみに三回戦収支トップは? 成香、揺杏、由暉子から一人選択

安価↓2


京太郎「にしても――揺杏先輩、すごいですね。三回戦に続いて収支トップですよ」

揺杏「へ――?」

京太郎「マークも多少はされてましたけど……関係ないって感じで、お見事でした」

揺杏「あ、ああ、そう……かな……ってか、見てたんだ……」

京太郎「そりゃ見てますよ、揺杏先輩の試合なんですから」

揺杏「――っ!」キュゥッ

揺杏「は、はは……そう? ま、まぁちょっと頑張ってるからな、うん」アセッ

・揺杏好感度+2(ゾロ目込み)


京太郎「けど――ここからですね。次の対戦校、中堅がポイントゲッターなので、先輩の打ち回しが重要になると思うんです」

揺杏「準決勝か……」

京太郎「なんで、相手がしてきそうな狙い方を、いくつかお教えしておきます。で、予想される展開がそれぞれありますので、そうなった場合の対応も――」

揺杏「うげ……な、なぁ、さすがにこれ全部把握すんのは……」

京太郎「あー、確かに多いですけど……まぁまだ時間はありますから、ちょっと二人で練習しましょう。流れの中で教えたほうが、見につくと思いますので」

揺杏「あ、お、おう! わかった……頼むな」

成香「あ、あの……私も、準決勝前にちょっと聞きたいことが……」

由暉子「私も胸が――じゃなく、次の相手の一人なんですが、ちょっと気になることがあって――」


>行動選択
1 時間が少ないので揺杏に集中
2 全員の話を聞いておかないと、ミスがあるとまずいかな?

安価↓2


京太郎「――わかりました。じゃあ、成香先輩の話から聞かせてください」

成香「は、はい」

京太郎「そのあとで揺杏先輩を――直前はまずいので、次鋒戦の前半が終わるまで教えます」

揺杏「んー……ま、しゃーないか。了解」

京太郎「で、そのあとに由暉子の話を聞く。じゃあ成香先輩、お願いします」

成香「あ、うん……次の相手の、こっちの学校なんだけど――」

由暉子(……あと、二つ……二つ勝って、もう一度全国に……京太郎と全国に――)

・成香、揺杏、由暉子好感度+2(ゾロ込み) さっきのは聖数込み、でしたね


>では準決勝の模様を
01~20 普通に勝利
21~50 大将まで行って圧勝
51~00 大将前に勝利
ゾロ目 大将で飛ばして終了

安価↓1 コンマ判定


>大将前に勝利

成香「すごい……」

京太郎「――対策、いらなくなったな」

由暉子「ですね……でもよかったです。これで、あとは決勝だけになりました」

由暉子「そちらに、全力で臨めそうです――」

京太郎「だな……さて、決勝前はちょっと長い休憩が入るから、お茶の準備をしておこうか」

由暉子「私はお手洗いに行ってきますので――あとでお願いします」

京太郎「おう」


>収支トップはどっち?
1 成香
2 揺杏

安価↓2


京太郎「成香先輩が稼いだ結果ですね、これは」

成香「えっ? そんな……京太郎くんのアドバイスが、よかったから……」

京太郎「だとしても、実践したのは先輩です……準決勝のMVPは、先輩ですよ」

成香「あぅ……ありがとう……」

京太郎「この調子で、決勝も頑張りましょう」

成香「う、うんっ……頑張ります!」

 ――飛ばして帰ってきた一年島津はしっかり褒めてあげました。


・成香好感度+1


ミス

・成香好感度+2
・揺杏好感度+1

でした


~ラストミーティング

京太郎「さて――いよいよ決勝戦だ」

由暉子「これまで通りとはいきませんね……」

京太郎「ああ。ということで、対局ごとの注意選手と、気を付けるべきポイントを説明しておく」

京太郎「まず、先鋒は――」

 カット

京太郎「――以上が、今回の作戦ってことになります。なにかあれば」

揺杏「ま――いまさら細かいこと言っても仕方ない」

成香「当たって砕けないようにします」

由暉子「たとえミスが出ても、落ち着いて私に回してください――絶対に勝って見せます」

京太郎「うん、よく言った――みんな、頑張ろう!」

『オーッ!!』


京太郎(……どうする、誰かに声かけておくか?)

>行動選択
1 成香の手を握る
2 揺杏の髪を整える
3 由暉子のアレを揉む
4 リラックスできる控室を作ることに専念しよう

安価↓2


京太郎(――いや、みんな落ち着いてるな。それに適度な緊張感もある、これを保てるようにしよう)

京太郎(部室や自宅と同じような状況を作って、みんながいつも通りに振る舞えるように気を配っておこうか)

・三人好感度+1


>ではいよいよ決勝です そういえば、長野の代表はどうやって決めようか……

01~30 普通に勝利
31~60 大将まで行って圧勝
61~00 大将で逆転勝利
ゾロ目 大将で飛ばして終了

安価↓1 コンマ判定


>逆転勝利

~控室

京太郎「………………」

「すいません、私っ……私がぁ……」ヒック
「違います、私が……」

京太郎「いや、二人は頑張ってた――もちろん、相手が強かったこともある。反省はあとだ」

揺杏「そういうこと。あとは信じるしかないだろ、うちの大将を――」

成香「ユキちゃん……お願いっ……」


~実況室

「さぁ、昨年優勝の有珠山高校ですが、副将までの失点が重なり現在3位という状況――」

晴絵「ミスがあったわけじゃない、相手のツキが大きかったっていうのが正直なところだね」

「大将の真屋選手は、ここまで幾度か上がっていますが、まだ逆転には至っていません」

晴絵「んー、そうだね」

「このままの順位で決着もありうる、そんな予感がありますね」

晴絵「さて、それはどうでしょうか」

「というと――有珠山に逆転の目があると?」

晴絵「諦めなきゃね。勝負はゲタを履いてみないと――っていいますから。それに――」

晴絵「真屋選手はここまで、一度も苦しそうにはしていません」

「余裕を見せている、と?」

晴絵「……ふふ、違います。これは――」


~対局室

由暉子(おかしいですね――こんな状況なのに……)

由暉子(すごく……楽しいですっ……麻雀が、楽しい……)ブルッ

由暉子(京太郎と積み重ねて、みんなと歩んできたこれまでが……全部、卓の上にあります……)

由暉子(そういえば、点差っていくつでしたっけ……?)

由暉子(それを気にするのも忘れてたなんて……ふふっ、ちょっと呆れてしまいます)

由暉子(でも、不安がないからそれができる……さぁ、お見せしましょう――)

由暉子「――ツモ」

由暉子「立直自模平和タンヤオ、一盃口……ドラ4、倍満です」

由暉子「ありがとうございました――」フゥ


・由暉子好感度+2


楽しく打った由暉子の勝利、で有珠山は進出です
以降、初日の締めイベントとなる予定
これは明日です、たぶん

では、ありがとうございました


20:00か21:00くらいから
あとは祝勝会について

>祝勝会の存在
1 団体の分はその日のうちに
2 個人終わってからまとめて

安価↓1-5 多数蹴る


多数蹴る……つまり、2を蹴って1にするということでよろしいか?
それとも意を汲んで、多数決で2なのか……

ものすごく悩ましいんですが、とりあえず個人戦後にします
ではのちほど


>祝勝会なし


~控室

京太郎「やっ――」

「いやったああああああああああ!」
「由暉子せんぱあああああああああい!」
「ありがとうございますううううううううう!」
「愛してますうううううううううううううう!」

京太郎「」

成香「ユキちゃん、やった!」

揺杏「よし、迎えに行くか! 一年に後れをとるなよ!」

京太郎「あ、ああそうでした!」


>行動選択
1 抱き締める
2 抱き上げる
3 皆で胴上げだー!

安価↓2


>抱き締める ゾロ目……えっ、ゾロ目!?


~試合会場

「由暉子せんぱあああああああい!」
「ありがとうございますっ、ありがとうございますっ!」
「かっこよかったです!」
「せんぱぁいっ……」グスンッ

由暉子「ええ、はい……ありがとうございます」ナデナデ

成香「すごい光景になってる……」

揺杏「ユキちっさいからなー。全員に圧し掛かられる状態で頭撫でてるぞ」

由暉子「ふぅ……」

成香「お疲れさま、ユキちゃん」

揺杏「よくやってくれたぞ!」

由暉子「いえ、みんなの頑張りです……それで、あの……京太郎は」

京太郎「ここにいるぞ!」

由暉子「どうでしたか?」

京太郎「っっ……信じてたけど、すげぇドキドキした……」

由暉子「上がった瞬間は?」

京太郎「最高だった……まるで――」

由暉子「まるで……?」

京太郎「……いや。例えらんないな、なにかには。とにかく、本当に感動した」

由暉子「まるで去年の宮永咲のよう、では?」

京太郎「そ、そそそ、そんなこと思ってねーから」

由暉子「別にいいですよ? 京太郎と付き合いの長い宮永さんと同じ印象を与えられたなんて、これ以上はない賛辞です」

由暉子(身体的特徴を加味すれば勝ったも同然です、ブイ!)

京太郎「そ、そうか? なら――咲の嶺上より、輝いて見えたぞ」

由暉子「っ……本当に、ですか……?」

京太郎「ああ、本当だって……この感動、どう伝えたらいいかっ……」

由暉子「――どうぞ、お好きなように」(両手を伸ばしてる)

京太郎「う――うおおおおおおっ、由暉子おおおおおおおおお!」ガバッ(膝をつく感じだと思われます)

成香「!?」

揺杏「!?」

一年ズ『!?』

他校の三名『』


由暉子「きょ、きょう――」ビクッ

京太郎「よくやった……最高だったっ……」ギューッ

由暉子「」ビクンビクン

揺杏「やべぇ、カメラ止めさせろ!」

成香「う、う、映さないでくださいっ! あとでっ、インタビューはあとでぇっ!」

一年ズ『道を開けてくださいっ! いったん控室にっ、控室に戻りますので!!』

京太郎「由暉子ぉ……ありがとうっ……」スリスリ

由暉子「はふぅ……」トローン

揺杏「いつまでやってやがる! さっさと控室戻れぇっ!」ゲシッゲシッ

京太郎「あいたっ、痛い! なんすか、感動のシーンでしょ!」

揺杏「どっちかっつーと扇情のシーンなんだよ! いいから控室戻れっ、そこで好きなだけやれ!」

京太郎「ちくしょう、なにがどうなってやがる!」

成香「――いいからさっさと控室戻ろうか?」ニコッ

京太郎「!? りょ、了解いたしました!」

揺杏「……由暉子は担いでくるように」

京太郎「は、はいっ……って由暉子!? おいどうした、カメラに映しちゃダメな顔してんぞ!」

成香「誰のせいだろうねぇ?」ニコニコ

京太郎「ヒェッ……」

由暉子(も、らめ……らめぇぇ……)ビクッビクッ ジュワァ

京太郎「と、とにかく戻ろう! 行くぞ由暉子」ダキアゲッ

由暉子「はひ……いき、まひゅ……」

・由暉子好感度+6


~実況室

「えー、極度の緊張だったためか、真屋選手は倒れてしまったようですね」

晴絵「あー、そうかもですねー」

「ところで先ほどからなんの撮影を」

晴絵「可愛い教え子たちに、決定的証拠をプレゼント」ソウシーン

(この人外道だな)

晴絵「あとは小鍛治さんとかにも送っとくか」ソウシーン

(鬼畜すぎぃ!)


たぶん北海道のテレビだから、全国放送ではない……よね? セーフセーフ


~控室インタビュー

由暉子「ほぼイキかけました」

「は?」

揺杏「意識飛ぶほどの集中だったと!」

成香「いまも興奮と混乱の最中だと言っています!」

京太郎「きょ、今日のところはこのくらいで! あ、明日の個人戦もありますから、そろそろ撤収させていただきますので!」

「は、はぁ……では、ありがとうございました」
「あ、すいません! それでしたら須賀選手、明日の予選に向けてひと言お願いします!」

京太郎「え、俺ですか?」

「はい。春のチャンピオンとして、ぜひ」

京太郎「えーっと、そうですね――」

>返答選択
1 自分ができる精いっぱいをお見せします
2 今日、先輩たちからいただいたものを、しっかりお返しします
3 春夏連覇の第一歩だと思っています

安価↓2


京太郎「――この予選は、春夏連覇の第一歩です」

「おお!」
「それは優勝宣言でしょうか!」

京太郎「女子がこれだけ見せてくれましたからね。俺も負けずに、全国に乗り込みたいと思います」

「他校の男子も、チャンピオンのベルトを狙っているかと思いますが」

京太郎「それはそれで、大歓迎です。お互い引くことなく、女子に劣らない、レベルの高い試合を見せられたらなと思います」

京太郎「その上で――楽しんで、予選も全国も、頂点目指すだけです」

「力強いお言葉、ありがとうございました」
「目線くださーい」
「こっちもお願いしまーす」


揺杏「……熱冷めてないな」

成香「京太郎くんらしからぬ、大胆不敵さだね」

由暉子「か、かっこいいです……ふぅ……」キュン

揺杏「そのため息は色々と誤解を招く……」


「では、ありがとうござました。失礼します」

京太郎「はい、お疲れさまでした」

バタン
京太郎「ふぅ……」

揺杏「お前も賢者モードなってんじゃなくて」

京太郎「なってませんよ!」

由暉子「すいません、ご迷惑を」

成香「ううん、もう大丈夫?」

由暉子「はい、大丈夫で……んっ……すいません、少しお手洗いに」

揺杏「あー、もうゆっくり行ってきな。こっちで片づけとくから。戻ってきたら帰るぞー」

成香「一年生も、忘れ物しないようにね」

『はい!』

京太郎「よーし、掃除は任せろー!」ピカピカッ

揺杏「行ってるそばから終わってる!?」

成香「部屋の壁、床、天井が新築みたいになってるんだけど……」

京太郎「優勝してテンション上がってきたみたいでして」

揺杏「だろうなー、さっきのインタビュー」

京太郎「あー、そうかもしれません……なんか昨日は、すごい緊張してたんですけど。さっきの試合で、だいぶ落ち着いた気がします」

成香「でも実際、京太郎くんなら予選はもちろん、全国優勝もできるはずだから……明日は、頑張りましょう」

京太郎「うっす、頑張ります!」

・執事+1
・麻雀+5


~帰路

京太郎「見られてますねー」

揺杏「ふふふ、予選二連覇。これは伝説だろ」

成香「まだ早いような……」

由暉子「なら来年で三連覇ですね」

誓子「こーら、全国が先でしょ」

京太郎「仰る通りで――って、誓子先輩!?」

誓子「見てたよー、おめでとうみんな!」

成香「ありがとう、チカちゃん!」

揺杏「どーよ、私らの実力は。爽抜きでもなんとかなるだろー?」

誓子「調子に乗らない――と言いたいところだけど、本当にすごかったよ! ユキは特にね!」

由暉子「ありがとうございます……私は、この学校に入ってよかったです、本当に」

誓子「それなら――私たちも、誘った甲斐があったね」

揺杏「だな」

成香「です」

京太郎(……へぇ、そういう経緯が)

揺杏「どうする、爽に声かけてく?」

京太郎「プロはこのあと色々やることあるみたいですから、余裕ないんじゃないでしょうか」

揺杏「そっかー……なら、このまま祝勝会――」

京太郎「はい!」

成香「――と、いきたいところですが」

京太郎「えっ」

由暉子「個人戦の前日に、はしゃぎすぎてもよくありませんから。今日のところは喜びを噛み締めて帰りましょう」

京太郎「なん……だと……で、でも、メニューはすでに――」

誓子「はいはい、おとなしく帰ろうね」ズルズル

京太郎「あいっ! 痛いです、耳は!」

成香「それにほら、みんなの家族も待ってるからね。改めて、席は用意しましょう」

京太郎「成香先輩がそういうなら……」

誓子「なんか成香の言うことだけは素直に聞くわね……」

揺杏「脅しただろー」

成香「ええ!? そ、そんなことしてないよ……ねぇ?」

京太郎「は、はい! もちろんです!」ビクッ

揺杏「」

誓子「成香……」

成香「な、なんにもしてないったら!」

京太郎(……でもさっきのあれは、迫力あって怖かった……)

成香「してないよねっ!?」

京太郎「はい! されておりませんです、マム!」

成香「その態度やめようよ!」

由暉子「…………ふふっ、みなさん元気です。元気があるうちに、家に帰りましょうか」


>最後に送っていく人
四人から選択

安価↓2


>本内牧場

成香「……あの、京太郎くん」

京太郎「はい、なんでしょう!」

成香「え……私、そんなに怖い……かな?」

京太郎「いえ、あの……試合会場で、ちょっと……迫力はあったかな、と……いう次第で……」

成香「試合会場って……あ、ああ! あれは、違うよ……その……つい……」

京太郎「まぁ俺も、本気で怖がってるわけじゃありません。お気に障ったなら、もう二度とそんなそぶりはしませんので……すいませんでした」

成香「う、ううん……私も、気をつけるね」

京太郎「まぁ元はといえば、俺が周囲を気にせず、つい抱擁しちゃったのが原因ですから。今後は気をつけるようにします(しないとは言ってない)」

成香「……最後、なんか言った?」

京太郎「なにも言っておりません!」

成香「はぁ……もう」

京太郎「えっと、聞きたかったことっていうのは、それでしょうか」

成香「う、うん……ごめんね、そんなことのために、遠くまで……明日も早いのに」

京太郎「いえ。それにここまで遠いなら、いつもお送りすればよかったです。普段は途中までしかお送りできてなかったんですね。もう近くだから、と仰ってましたけど」

成香「私は慣れてる道だけど、やっぱり遠いからね」

京太郎「そうはいっても、知っちゃったら心配になります……夏はまだ明るいからいいですけど、冬場は気をつけてくださいね」

成香「うん……でも――あ、そうか……」

京太郎「はい?」

成香「……ふふっ……笑わないでくれる?」

京太郎「ええ、もちろん」

成香「冬は暗くなったら、今日みたいに送ってくれるでしょ? って思ったんだけど……冬はいない可能性のほうが、高いんだなって気づいちゃったの」

成香「不思議な子だよね、京太郎くんは」

成香「最初はすごく、その……近寄りがたいなって思ってたのに……いつの間にか、普通にいるものなんだって思うようになってたよ」

京太郎「先輩……」

成香「ありがとう、ございます……いつも傍にいてくれて。チームを支えてくれて」

京太郎「いえ、俺はなにも」

成香「あと一週間――それと再来月も、よろしくお願いします」

京太郎「――はい、こちらこそ」

成香「それより先のこと言うのも、変かもしれないけど……また、来てね」

京太郎「じゃあ、申込みは忘れないでくださいね」

成香「ふふ……はい、わかってます。でもその返事は、ちょっとロマンチックじゃないね」

京太郎「う……すいません。派遣先決定だけは、俺の意思が反映されないので……」

成香「うん、大丈夫。ほかの学校と同じように、有珠山のことも大事に思ってくれてるんだって、わかるから」



成香「……明日は、絶対に勝ってね」

京太郎「……お約束します」

成香「うん……ありがとう。それと――」

京太郎「はい」

成香「家、ここなの」

京太郎「うぉっ!? ついてましたか……おお、牧場の匂いが……」

成香「夜でも作業はいっぱいあるの……さすがにこの時間だと、お客さんの体験コーナーはないけどね」

京太郎「はは、残念です。では、また明日――」

成香「うん……あ、あのっ!」

京太郎「はい?」


>成香好感度判定
01~94 よかったら上がっていって
95~ 気をつけてね
ゾロ目 よかったら泊まっていって(実際は泊まらない)

安価↓1


>予想外デース……

成香「よ――よかったら、泊まっていって!」

京太郎「」

成香「………………あっ」

成香「ち、違うの! いまのは、そのっ……そ、そういう意味じゃっ……」

京太郎「――え、ええ、大丈夫ですっ! ちょっと驚いただけで!」

成香「ほんとに違うから!」

京太郎「わ、わかってますって……ほら、俺も着替えないとですし、明日の準備もありますからっ」

成香「だ、だよね、うん! だから、その……」

京太郎「そ、それに今日はご家族でお祝いですし! 俺が混ざるのもどうかと思いますから!」

成香「そ、それだったら大丈夫だと……思うんだけど……」

京太郎「いや、さすがに急ですと、失礼かと思いますので……ま、またの機会に、お願いできましたらと!」

成香「そう……です、よね……あ、あははは……変なこと、言っちゃいました」

京太郎「あ――た、ただですね、えっと……そう言ってくださったのは、嬉しかったです」

成香「……うん」

京太郎「では、今日のところは失礼します……お疲れでしょうから、ゆっくりとお休みになってください」

成香「うん、ありがとう」

京太郎「それと――本当に、お疲れさまでした。先輩の活躍は、チームを鼓舞してました……素敵でした」

成香「――っ! あ、う……あり……がとう……」

京太郎「では、失礼します」

成香「うん……また明日ね」ノシ


京太郎(…………まさか先輩があんなこと仰るとは……うーん、ドキドキする)

成香(はあぁぁ~~~~~っっ!! ど、どうしてあんなことを……)

・成香好感度+5


・追加 明日の祝勝会の会場が、本内牧場にオート設定されました

由暉子「阻止」

揺杏「阻止」

・阻止不可です

----------------------------------------------------------------

~自宅、夜

京太郎「ふぅ……さて、明日の準備はオッケーだ」

京太郎「で、弁当はどうしようかと思ってたら、作ってくるなと揺杏先輩からご連絡が」

京太郎「仕方ない、諦めよう」

京太郎「で、どうするかな……」


>夜行動簡易
1 他校の誰かから電話
2 自校の誰かから電話
3 OG勢の誰かから電話
4 プロの誰かから電話
5 寝る

安価↓2


>だ、誰から……? (ゾロ目)
成香、揺杏、由暉子

安価↓2


>由暉子

京太郎「ん――電話? はい、もしもし」

由暉子『夜分に畏れ入ります、由暉子です』

京太郎「はは、どうしたかしこまって」

由暉子『いえ、遅かったので……もう寝るところでしたか?』

京太郎「いや、準備は終わったけど、寝るには早いかなって」

由暉子『そうでしたか……よかったです』

京太郎「なにか用でもあったか?」

由暉子『用というほどでもありませんけど……あ、それでいま外にいるんですが』

京太郎「嘘ぉ!?」ガチャッ

由暉子『……すみません、冗談です』

京太郎「脅かすなぁ!?」

由暉子『本当にそうできたらよかったんですけど、さすがに疲れてますから……』

京太郎「いや、それでいいんだってば……ゆっくり休んでくれよ」

由暉子『はい。個人戦もありますからね』

京太郎「そういうこと。こういう言い方はあれだけど、決勝まで残らなかったチームは、個人戦に向けて少し長く休めてるからな。こっちもできるだけ休んでおかないと」

由暉子『――そのために、電話してしまいました』

京太郎「うん?」

由暉子『京太郎の声を聞いていると、安心して眠れそうだったので……ご迷惑でしょうか』

京太郎「……いや、大丈夫」

由暉子『ありがとうございます……好きです』

京太郎「!?」

由暉子『京太郎の声……心地よくて、好きなんです』

京太郎「そ、そういうことか……なら、少し話そう。あ、寝落ちは大変だから、布団に入ってろよ?」

由暉子『はい、バッチリです』モゾモゾ

由暉子(ふふ、効いてる効いてる)

京太郎「あ、でもちょっとだけだからな? 話に夢中になって、眠れなくなっても大変だし」

由暉子『はい……少しで、大丈夫です……』ウトウト

京太郎「じゃあ、そうだな……あ、家族に報告はしたか?」

由暉子『ぁ……い、しまし、た……それで、父も母も……とても……』

京太郎(あ、もう半分寝てるな……まぁ寝るまで話してようか、それなら)

由暉子『きょう……たろ……の……声……好き……たろ……も……ひゅ……き……』ムニャムニャ


・由暉子好感度+4


~土曜終了


~おまけ日誌

 団体戦お疲れさまでした。
 結果のほうは、新聞で拝見しますが――明日は個人戦となります。
 出場される方々は、よくお休みになって、万全な状態で臨んでください。

――――――――

『お前がな』
『はよ寝ろ』
『いつまで起きてんねん』

 なんか皆冷たい……いや、まぁ仕方ない。早く寝よう

『連覇しなかったら承知しない』
『ハルエから送られてきた写真について聞きたいんだけど』
『なにそれ詳しく』
『実はこれこれこういうメールで、こういう写真が』
『なん……だと……』
『こっちにも送って、検証したい』
『だいたい知り合いには送るから、そっからチェーンで送っていってー』
『了解』

 ――そんなことになってるとは知る由もなく、京太郎は眠りについたのだった。


~今度こそ終了


~6月第三週日曜

京太郎「さて……行くか」

京太郎「大丈夫、やれる……不安はない、緊張もない」

京太郎「――よぉし! 天下取るぞ!」

>道中遭遇
いつもの 偶数の場合は誰かから任意で電話

安価↓1 コンマ一桁


>電話

京太郎「お――電話か、誰かなーっと」


・宮永咲 ・片岡優希 ・原村和 ・染谷まこ ・竹井久

・宮永照 ・弘世菫 ・渋谷尭深 ・亦野誠子 ・大星淡

・松実玄 ・松実宥 ・新子憧 ・鷺森灼 ・高鴨穏乃 ・志崎綾

・小瀬川白望 ・エイスリン ・鹿倉胡桃 ・臼沢塞 ・姉帯豊音

・狩宿巴 ・滝見春 ・薄墨初美 ・石戸霞 ・石戸明星 ・藤原利仙

・上重漫 ・真瀬由子 ・愛宕洋榎 ・愛宕絹恵 ・末原恭子 ・赤阪郁乃

・園城寺怜 ・二条泉 ・江口セーラ ・船久保浩子 ・清水谷竜華 ・荒川憩

・辻垣内智葉 ・ハオ慧宇 ・雀明華 ・メガン・ダヴァン ・ネリー・ヴィルサラーゼ ・アレクサンドラ・ヴィンドハイム

・白水哩

・本内成香 ・桧森誓子 ・岩館揺杏 ・真屋由暉子 ・獅子原爽

・戒能良子 ・小鍛治健夜 ・瑞原はやり ・野依理沙 ・藤田靖子 ・三尋木咏 ・赤土晴絵 ・霜崎絃

・村吉みさき ・針生えり ・福与恒子

上記より一名
安価↓2


>ネリー電話

京太郎「ネリー?」

ネリー『キョウタロー、勝ったよ!』

京太郎「うぉっ……ああ、知ってる。おめでとう」

ネリー『えへへ~、これで東京で会えるね!』

京太郎「こらこら、気が早い。俺はまだ一試合目すらやってないんだぞ」

ネリー『大丈夫、キョウタローが負けるわけないもんね』

京太郎「信頼されてんなぁ、俺……ま、期待に応えるよう頑張るよ」

ネリー『ネリーもね、個人でも頑張るから!』

京太郎「臨海はまたネリーか……明華先輩、ハオは大丈夫なのか?」

ネリー『ぶーっ、ちゃんと部内でトーナメントしたもん!』

京太郎「ああ、そうなのか……なら、よく頑張った」

ネリー『へっへー! 夏こそ一緒にひょーしょーだいだよ、絶対!』

京太郎「その意気だぞ……じゃあ、お互い頑張ろう」

ネリー『キョウタローもね! 頑張って! 応援してるから!』

京太郎「ああ……俺も応援してる。全国で会おうな」

ネリー『うんっっ!!』


京太郎「朝からネリーの電話は、元気が出るなぁ! よし、頑張っていこう!」

・ネリー好感度+2


~会場前

「き、来たぞ、男子チャンピオン須賀京太郎!」
「あっちは春の全国選手、真屋由暉子!」
「獅子原が抜けてどうかと思ったけど、昨日の団体で逆転勝利だもんな……」

京太郎「人気者だな、由暉子」

由暉子「京太郎こそ」

揺杏「さーて、気楽に頑張りますか」

京太郎「1~3位独占しないんですか?」

成香「そ、そう簡単には……」

揺杏「ま、なるようになるだろ。個人だと団体みたいに繋ぐ打ち方でー、とはいかないからな」

京太郎「そう、ですね……確かに勝手は違うと思います」

成香「もちろん、負ける気では打たないから……願わくば、三人とも個人で出場できますように」

京太郎「応援席にも控室にも行けませんけど――ご武運を、お祈りしています」

揺杏「こっちも期待してるからな!」

由暉子「負けたら許しません」

京太郎「了解。なら勝ってくるとしよう」


「けっ、言ってくれるぜ……」
「俺らだって毎日、血の滲むような練習してんだ……」
「あんな女とイチャイチャしてるようなやつに、負けてたまるかっ……」
「そうだそうだ! 真屋さんとあんなにっ……くそうっ!」
「あれは許されねーでしょ。昨日の現場見て気絶して、夜のテレビでもっかい見てまた気絶したわ」
「あぁ、抱き心地いいんだろうなぁ……」
「待てよ、もしかして……須賀と抱き合えば間接抱擁じゃね?」
「鬼 才 現 る」


京太郎「……あれ、なんか寒気が」


ということで、続きは後日です
明日は無理でしょう、おそらく

で、その前に長野の団体出場校だけ、決めたいと思います
ちなみに北海道の女子個人については、由暉子確定、残り二人はコンマ次第で、となります
では長野の団体

>長野県団体戦代表校は?
1 龍門渕
2 清澄

安価↓1-7


モンブチ強すぎわろた
では団体代表は龍門渕で


衣「わーい!」

透華「やりましたわ!」

咲「……おめでとう、衣ちゃん」

衣「ちゃんではなく――いや、しかしどうした咲。昨年のような覇気が感じられなんだぞ。もしや、京太郎がおらぬせいではないか?」

咲「そ、そんなことないよっ! ただ、うん……去年はお姉ちゃんのことがあったから、今年とは違ったかも……あ、でも真剣に、勝とうと思って打ってたからね!」

一「それは疑ってないよ。まぁ選手も入れ替わったところが多かったからね……ボクたちは変わらないし」

ムロ「すいませんでした……」

まこ「うむ……まぁ勝負は時の運じゃ。この経験をバネにして、来年に活かしてくれ」

和「ひとまず、この雪辱は個人戦で」

優希「今年こそ個人で行くんだじぇ!」

純「ま、個人で行かねーと京太郎に会えねーもんな」

優希「あ、あいつは関係ねーじぇ!」

久「……誰も無理だったら、個人的に東京行こうかしら」

まこ「そういうこと言わんと激励したりんさい……」


 さぁ大変、清澄で全国行けない子は誰だ!
 個人戦代表については、二日目終了後に判定しましょう

 では、お疲れさまでした


●現在のステータス 称号:春のインハイチャンプ

 雀力:22→1897 レベル19 指導の大成功補正±1 大成功(トップ)ボーナス+18
 技能経験値:438

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、ロン和了。
 ゾロ目扱いなので、他者ゾロ目と競合は、こちら優先。

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする(小数点以下四捨五入)
 1.5倍で満貫以上の数字になる場合は満貫に、元が満貫以上の点数はそれぞれ一段階上昇
 判定コンマが二桁偶数キリ番(20、40、60、80)でも和了可能に

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25
 他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる

【沼の淵】師:大沼秋一郎
 自分の和了判定偶数時、放銃しなくなる。一度だけ相手のツモをキャンセル可能

【国内無敗・劣】師:小鍛治健夜
 和了判定二位でも和了可能。自分の和了時、常に打点一段階上昇

【破竹の火力】師:三尋木咏
 和了判定で一位和了、かつ二位と20以上の差があった場合、特殊打点判定(咏のものとは異なる)に
 『特殊打点表』
 子の場合で、01~20が5200、21~38が6400、39~53が7700、54~68が満貫
 69~80が跳満、81~90が倍満、91~96が三倍満、97~が役満
 『補足』
 特殊効果勝利(リズム、カッパーのキリ番など)の場合、この効果は反映されない
 ゾロ目和了(ディメンジョン含む)の場合は、無条件で反映される
 打点コンマがゾロ目、キリ番等でも、この能力が優先される。ただし、聖なる数字は役満のままとする
 打点上昇判定(無敗劣の一段階上昇など)は、そのまま反映される
 カッパーのコンマ数値変動も反映、ロン和了で発動し、打点コンマ65以上なら役満確定

【追いすがる意思】師:藤田靖子
 四回目判定(二回判定の対局なら二回目)で三位以下時に+50の補正、打点一段階上昇効果を得る。和了すれば連荘のたび+40、+30と補正値は減っていく。
(この能力での補正が+0になる、もしくは和了を止められる、あるいは一位になると終了)
 ディメンジョン発動の場合は、ディメンジョンで処理。打点上昇、連荘の補正効果減少は発動。

【八咫鏡】オリジナル
 ??・婚期代償を除く、最上級優先度スキル
 他者のすべての異能・技能を反転(=打点変更は元に戻る)させる。
 (+補正は-補正に、-補正は+補正に。半減は倍に、特殊判定は効果を逆転、勝利は敗北に)
 この異能の効果が関与して和了に至った場合、流局にはならない
 また、この異能の効果でバフ・デバフが変動し、流局条件を導いた際も、流局にはならない


 執事:237→1242 レベル13 大成功補正±1 大成功ボーナス+12
 雑用:231→514 レベル6 大成功ボーナス+5

【たこ焼きマイスター】5/5
 大阪二校での差し入れ時、好感度上昇対象に2人選択可能な【黄金たこ焼き】を差し入れできる
 その際、片方には判定結果に加えて、好感度+1のボーナスがつく
 ただし、週に二回まで。また、一度使用後は、二日空けなければ再使用はできない

【マッサージ+1】
 マッサージ時の執事成長、好感度成長に+1ボーナスされる

【北の食材取扱い資格】5/5
 有珠山での差し入れ時、成長ボーナス+1(執事、好感度)


 家宝
・石戸霞の笑顔の写真
・石戸霞のミニスカ巫女メイド姿の写真
・愛宕絹恵の龍門渕メイドコス姿の写真
・狩宿巴の麗しい袴姿(赤面&笑顔)の写真
・石戸従姉妹のツーショットおもち押し合い写真
・高1渋谷尭深のプライベート水着ショット
・割烹着たかみーの写真
・シロのイヤリング装着(髪かき上げ、やや照れ、頬染め)顔写真


●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】新入部員(二年時)男子好感度:敬愛 女子好感度:ときめき
・宮永咲   ??→219(ときめき) デート1回
・片岡優希  15→122(ときめき)
・原村和   10→258(ときめき) デート2回
・染谷まこ  15→119(ときめき)
・竹井久   18→184(ときめき) デート1回
・室橋裕子  53→96(大好き)
・加藤ミカ  57→117(ときめき)

・福路美穂子 44→55(好き)※エンドなし?
・加治木ゆみ 64→76(大好き)※エンドなし?

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→164(ときめき) マッサージ経験済 マ:1 デート1回
・弘世菫   23→124(ときめき) マッサージ経験済 マ:1 デート1回
・渋谷尭深  23→85(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→68(大好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→127(ときめき) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→56(好き)※エンドなし?

【龍門渕】
・井上純   32→37(好き)
・沢村智紀  21→30(好き)
・国広一   31→36(好き)
・龍門渕透華 14→23(友人)
・天江衣   20→29(好き)
・杉乃歩   25→30(好き)※エンドなし

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→118(ときめき) マッサージ経験済
・松実宥   27→119(ときめき) マッサージ経験済
・新子憧   37→126(ときめき)
・鷺森灼   32→97(大好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→76(大好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→39(好き)

・岡橋初瀬  37→45(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→34(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→40(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→34(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→27(好き)※エンドなし
・辰己春菜  29→35(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→34(好き)※エンドなし
・新子望   24→30(好き)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→207(ときめき) デート1回
・エイスリン 31→120(ときめき)
・鹿倉胡桃  20→67(大好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→97(大好き)
・姉帯豊音  27→127(ときめき)


【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→67(大好き)
・狩宿巴   22→186(ときめき) デート1回
・滝見春   13→195(ときめき)
・薄墨初美  36→73(大好き)
・石戸霞   28→105(ときめき)
・石戸明星  34→56(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13→21(友人)※エンドなし?

【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→97(大好き)
・真瀬由子  37→75(大好き)
・愛宕洋榎  32→81(大好き)
・愛宕絹恵  41→114(ときめき)
・末原恭子  44→81(大好き)
・赤阪郁乃  39→89(大好き)

【千里山】※女子好感度:112
・園城寺怜  42→119(ときめき)
・二条泉   36→103(ときめき)
・江口セーラ 44→84(大好き)
・船久保浩子 51→87(大好き)
・清水谷竜華 46→129(ときめき) デート1回
・荒川憩   52→69(大好き)※エンドなし?

【臨海女子】※女子好感度:130
・辻垣内智葉 44→90(大好き)
・ハオ慧宇  49→101(ときめき)
・雀明華   54→107(ときめき)
・メガン・ダヴァン 51→79(大好き)
・ネリー・ヴィルサラーゼ 47→114(ときめき)
・アレクサンドラ・ヴィンドハイム 49→138(ときめき)

【新道寺女子】
・白水哩   59→111(ときめき)

【有珠山高校】※女子好感度:155(やばい)
・本内成香  23→94(大好き)
・桧森誓子  24→65(大好き)
・岩館揺杏  64→106(ときめき)
・真屋由暉子 66→192(ときめき) デート1回
・獅子原爽  50→63(大好き)

【プロ】
・戒能良子  22→97(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→152(ときめき) デート1回
・瑞原はやり 30→154(ときめき) デート1回
・野依理沙  30→85(大好き)
・藤田靖子  23→50(好き)
・三尋木咏  36→186(ときめき) マッサージ経験済
・赤土晴絵  28→57(好き) 二年目以降、東日本プロ→プロエンド開放

・霜崎絃   53→55(好き) エンドなし? 二年目以降、東日本プロ→プロエンド開放
・藤原利仙  25→47(好き)※エンドなし? 二年目以降、西日本プロ→プロエンド開放

【アナ】
・村吉みさき 40→56(好き)
・針生えり  49→69(大好き)
・福与恒子  64→69(大好き)


●好感度ランキングBEST10
1 和 258  デ:2
2 咲 219  デ:1
3 シロ 205  デ:1
4 春 195
5 由暉子 192(203)  デ:1
6 巴 186  デ:1
6 咏 186(195)
8 久 184  デ:1
9 照 164(167)  デ:1
10 はやり 154(160)  デ:1

()内は4週分成長後の数字


本日20:00からでー
負けたら同卓の男子たちに抱きつかれるので注意されたし


大変なことに気づいてしまった
6月第三週土曜、赤土晴絵の誕生日だったわ…
しかもメイクセットまで送ってました…

ってことで、昨日のお昼にこんなことがあった~的な回想か、本日試合前にという流れで会話か、チョイスおなしゃす
あと、日曜は明華の誕生日、メイド服送ってるので、お昼にイベントします

>晴絵誕生日について
1 そういえば昨日……
2 あ、晴絵先生だ

安価↓2



~会場内、男子控室にて

京太郎「参加人数結構いるなぁ……ん?」

??「しっつれいしまーす」バタン

京太郎「なんだ?」

「あ、あれは……」
「札幌の新人(アラサー)赤土プロじゃないか!」

晴絵「おういま言ったやつ、屋上行こうか、ん?」

「失礼しゃーした!」
「おはようございます!」
「お疲れさまです!」
「よろしくお願いします!」

晴絵「うんうん、高校生は素直でかわいいねー。みんな、しっかり頑張ってね」ニコッ

『おおおおおおおおっっ!』
「やばい、赤土プロやっぱかっけぇ!」
「それに結構かわいい……」
「とてもアラサーとは……」

晴絵「屋上」

「しゃーせんしたぁ!」

京太郎「なにやってんだあれは……ま、いいや。俺は気にしないで――」

晴絵「こーら、チャンプ。なに無視してんだ」ペンッ

京太郎「った……ども、晴絵先生。昨日振り、お元気そうでなによりです」

晴絵「その昨日、言い忘れたことがないかと思ってね」フフン

京太郎「あー、その……」


>返事選択
1 お昼はすみませんでした
2 メイク変えました?
3 お誕生日おめでとうございます

安価↓2


京太郎「……えーと、誕生日おめでとうございます」

晴絵「うむ、ありがとう」

京太郎「すいません、言うべきか迷ったのと、昨日は団体のことで――」

晴絵「ああ、うん。それは別にいいんだけど――私も仕事に集中してて、忘れてたからねー」

京太郎(無意識に避けていたとか――)

晴絵「いま思ったこと口にだしてみ?」

京太郎「なんでもないです!」

晴絵「んで、ひとまず関係者の集まりに顔だして、打ち上げっぽいことやって、二次会行って――」

京太郎(今日もあんのに、すげーバイタリティ……)

晴絵「で、帰ったとこであれよ、不在通知。いやー、夜中でも届けてくれるホワイトな企業でよかったわ」

京太郎(従業員的にはブラックなのでは……)

晴絵「たぶん三交代のシフト制でしょ?」

京太郎「心の中を!?」

晴絵「んで受け取ってみたら、まさかこんな皮肉をされてるとは思わなかったわ」

京太郎「うぐ……送ってから、買った店の人にも言われました」

晴絵「まったくねー、私のメイクがそんなにしょっぱかったかってーの」

京太郎「いえ、その……」


>返事選択
1 まぁそもそも化粧ッ気はないですよね
2 プロ雀士なら、教師の頃とは違うアプローチのほうがいいかと……
3 俺色に染めてやろうかと(キリッ

安価↓2


京太郎「その――晴絵先生、阿知賀のときはこう……適と――薄めのメイクだったじゃないですか」

晴絵「教師だしねぇ……それに女子校だったし。男子いたけど」

京太郎「いや、共学なら濃い目にっておかしいでしょ!?」

晴絵「まー、そこはほら、男子学生にサービスってやつ?」ウフン

京太郎(きっつ)

晴絵「あ?」

京太郎「だからなんでわかるんすか!」

晴絵「プロ雀士の観察眼舐めんなー?」グリグリ

京太郎「ひででででっ……ふぅ、だから――」

晴絵「まぁそうね、プロならテレビにもよく映るし、そういうときに映えるメイクのがいいわよね」

京太郎「まぁ、はい……それで、そういうときのメイクのコツとか教わって、それ用の道具をあれこれと……考えてみれば、実に生意気でした」

晴絵「ねー、生意気だわ」

京太郎「すいません……」

晴絵「まぁでも、使った感じは結構よかったわよ。なにより気遣いが嬉しい」

京太郎「いえ、そんな……逆にご迷惑だったかと」

晴絵「誕生日だもん、祝われて嫌なことはないかなー」

京太郎「なら――よかったです」

晴絵「ありがとね……んで、さぁ……」

京太郎「はい」

晴絵「今日のメイクはどうかね?」ンー?

京太郎「んー……そうですね……」


>返事選択
1 30点
2 50点
3 70点

安価↓2


京太郎「――じゃ、70点で」

晴絵「満点じゃないの!?」

京太郎「いや、その……あ、お綺麗だとは思いますけど」

晴絵「慰めんなぁ! うわああああああん!」

京太郎「お、落ち着いてくださいって! だってほら、えーっと……そう! 見慣れないから、ちょっと戸惑いがあるってだけで――」

晴絵「それテレビ映えも失敗じゃん、うわあああああああああん! もういい、プロ雀士やめる!」

京太郎「やめろぉ! いや、やめんなぁ!」

京太郎「俺は別ですよ、先生のいままでを見慣れてるわけですから……けど、テレビの前の人とかは、晴絵先生が綺麗になったのわかりますって」

晴絵「うぐっ、ひぐっ……ほんとぉ?」

京太郎「めんどくせーな(はい、本当です)」

晴絵「建前だせよぉ!」

京太郎「冗談ですってば……でもほんと、そうだと思いますよ。ほら――」

晴絵「え?」

「やべぇぇ、赤土プロやべぇ……」
「いかん、なにかに目覚めそうだ……」
「うっっ……ふぅ……」

京太郎「人気、上がってません?」

晴絵「すっごいイヤな受け方なんだけど……まぁ、少なくとも好意的なのはわかったわ」

京太郎「ですから大丈夫です、自信を持ってください」

晴絵「ふむ……ま、それならいいか」

京太郎「はい。では、本日もお仕事頑張ってください」

晴絵「そうね……京太郎も、しっかり頑張んなさい」

晴絵「ほかのみんなもねー! このチャンプぶっ潰したら、来月はその学校でコーチしたげるわよー」

「マジすかああああああ!」
「ひゃほおおおおおおお!」
「テンション上がってきた!」

京太郎「おまっ……なんちゅうことを……」

晴絵「ふふん、これで激励も済んだし――そ女子の解説行ってくっからねー。頑張れ、ヤローども」ヒラヒラ

京太郎「うーん、大丈夫かな……」


・晴絵好感度+14
・晴絵(好き)→(大好き)


さりげなく仕込んだ地雷(30点→10点満点の3倍、50点→50点満点の満点、と解釈される)

----------------------------------------------------------------------------

~試合会場

京太郎「控室は熱気すごかったからな……ちょっと早いけど、会場に入っとくか」

京太郎「まぁ、ここに来るまでに色々見られてた気がするけど……とりあえず、余計なことは忘れておこう」

京太郎「よし――ここからは、一つも負けられない!」

「そううまくいくかな……?」

京太郎「ん……?」

「いいご身分だなぁ、チャンピオンさんよ……自分が負けるわけねーって、そう思ってるだろ……」

京太郎「別に舐めてるつもりはねーけど」

「へへへ、なら……ちょっと勝負しようぜ」

京太郎「予選の勝ち負けに、なんかつけるってことか?」

「ああ、そうだよ。お前の学校……真屋由暉子、いるよなぁ?」

京太郎「――紹介しろっていうなら、断る」

「ンなことは言わねぇ……が、昨日のお前、おもしれぇことしてただろ?」

京太郎「………………それが? 自分が勝ったらそれをさせろっていうなら、俺も容赦しないけど」

「馬鹿野郎! ンな破廉恥なこと言うか!」
「そうだそうだ! 由暉子さまにそんなこと、恐れ多いんだよ!」

京太郎「…………えっ」

「ゴホンッ……俺らの望みは一つだ。お前に勝ったら――」

京太郎「勝ったら……?」

「――お前のことを抱き締め、間接ハグをさせてもらおう!」

京太郎「」

「へへへ、どうするよ……受けるか、須賀ぁ?」

京太郎「全力で断る」

「ンだとゴルァ!」
「いまさら怖気づきやがったか……やっぱ道産子とは根性がちがうみてぇだな」
「まぁビビったらな仕方ねぇ。女子校に通うくらい、女々しい男子なんだろうな」

京太郎「――待て。そりゃ有珠山のことをバカにしてるんだな?」

「だったらどうするよ、ええ?」

京太郎「その認識、改めさせてやるよ……この卓でな」バンッ

「なら――勝負に乗るってことだな」

京太郎「いいぜ、乗ってやるよ。俺が負けたら好きにすりゃいい」

京太郎「ただし……俺が勝ったらいまの発言、土下座して詫びてもら――」

「よっしゃああああああああああああ!」
「聞いたなっ、聞いたよなっ!? はい、言質とったー」
「おら、ライン流せ! 勝ったら須賀にハグできんぞ!」

京太郎「ファッ!?」

「か、勘違いすんじゃねーよ! あくまで目的は由暉子さまとの間接ハグだ!」
「いいか、負けたらハグだぞ! ハァハァ、由暉子たんハァハァ」

京太郎(ふぇぇ、こいつら頭おかしいよぉ……)

「よぉし、やるぞお前ら! ハグのために、全力で勝ちに行く!」
『うおぉぉぉぉぉっっっ!!』

京太郎(やべぇ、鳥肌立ってきた……)


~解説席

「なにやら須賀選手の卓は盛り上がっているようですが」

爽「ん~、そですねー。あれじゃないすか、京太郎に勝ったら、京太郎にハグできるとかでしょ。よその学校でやってたって聞いたし」

「それはそれで興味を惹かれる話題ですが、彼らが須賀選手にハグしたところで――」

爽「まぁそうなんですけど、京太郎って昨日、由暉子におもっきしハグってたじゃないですか。それの間接ハグ狙い、みたいなので」

「ハハハ、それはいくらなんでも」

爽「ま、そうですよねー」ハハハ


~女子対局室

由暉子「……ハッ! 京太郎がピンチの予感」ピキーン

成香「京太郎くんなら、絶対負けないと思うけど……」

揺杏「なに、またよその女が手ェだしてるとかか?」

由暉子「なんというか……女子では、ないといいますか……その……カンちゃん的なアレで……」

成香「?????」

揺杏「よくわかんねーけど、そろそろ始まるし、座っときなー」

由暉子「……そうですね。京太郎のことは、お昼にでも確認しましょう」


~再び男子試合会場

京太郎(負けらんねぇ負けらんねぇ負けらんねぇ負けらんねぇ……)ブツブツ


――夏の予選大会、第一回戦(1/3)

大会ルールは>>3

対局ルールは>>6


京太郎「……よろしくお願いします」

「勝つ、絶対勝つ……」
「ハグハグ、由暉子さまと間接ハグ……」
「ハァハァ、マイスイートエンジェル由暉子タソ……ハァハァ」

京太郎(……絶ッッッッッ対!!!! 負けらんねぇ!!!!!)


>和了判定 回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
A ↓1+15
B ↓2+15
C ↓3+15
京太郎 ↓4+189+25

打点↓5


>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
A 17+15=32 放銃
B 41+15=56
C 46+15=61
京太郎 94+189+25=308 ロン

打点21→12→【カッパー】18→【破竹】子:5200→【無敗劣】子:6400

A25000→18600
B25000→
C25000→
京太郎25000→31500


京太郎「――ロン」

A「ぐふっ」
B「馬鹿野郎、なにやってやがる!」
C「気合い入れろやオラァン!?」

京太郎「……お前らって同じガッコなの?」

A「初対面だゴラァ!」
B「目的が一致して協力してるにすぎん!」
C「最終的にはつぶし合う運命だ!」

京太郎「あ、そうなの……ま、まぁいいか、続けよう、うん」


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
A ↓1+15
B ↓2+15
C ↓3+15
京太郎 ↓4+189+25

打点↓5


まぁ反転なので27です、今回は流局ですが
敵が同じ数字なので、コンマが連番だと流局がわかりやすい


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
A 57+15 △ テンパイ
B 58+15 △ ノーテン
C 79+15 テンパイ
京太郎 14+189+25 ノーテン

△一差、流局

A25000→18600→20100
B25000→23500
C25000→26500
京太郎25000→31500→30000


京太郎「うげ……」

A「どうだ見たか!」
B「これが我々の作戦……」
C「ひたすら当たり牌をかすめ取る、コソ泥作戦! テンパイすら副産物よ!」
B「とにかく上がられないことを優先するわけだ……」

京太郎「くそっ、的確な戦法取りやがって……」

京太郎(大丈夫、落ち着け……とにかく上がればいいんだ、気負うことはない……)


大会ルールは>>3

対局ルールは>>6

>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
A ↓1+15
B ↓2+15
C ↓3+15
京太郎 ↓4+189+25

打点↓5


>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
A 53+15
B 48+15 放銃
C 98+15
京太郎 2+189+25=216 ロン

打点36→63→【カッパー】94→【破竹】三倍満→【無敗劣】役満


京太郎「――ロン、四暗刻単騎。お疲れさまでした」

A「ファッ!?」
B「」
C「………………なんだ夢か」


~対局室

爽「一回戦から飛ばしてんなぁ……」

「まぁ午前中は、ポイント稼ぎですからね。上がれば上がるだけ、稼げば稼ぐだけ有利になります」

爽「えっ、そうなん!?」

「解説なら、ルールの確認はお願いします……」

爽「す、すいません……」

「午後からはそのポイントでトーナメントを組み、上位はシードを挟んで、準決勝と決勝を行うことになります」

爽「なるほどー」


~試合会場

京太郎「ほれ、土下座」

「え、いや、あの……えっ」

京太郎「世話になった学校への侮辱は許さない」

「」
「憐れな……」
「あんな煽りするからだぞ、自業自得だ!」

京太郎(さっきまであんなに連帯感あったのに、容赦ないな……)

「ず……ずいまぜんでじだぁっ!」orz

京太郎「いいか――俺が世話になった学校を、世話になった人たちを、二度とバカにすんな」

「は、はいっ」ビクッ

京太郎「ならいい――あとの試合も、頑張ろうな」

「は、はい……」キュン
(あ……)
(落ちたな……)


京太郎「…………? やばい、なんかすげぇ寒気が……風邪でもひいたかな……宮守でかかって以来だぞ……」

・雀力+3
・経験値+10

>飛びにつき、好感度ボーナス+1、下記より一人
1 成香
2 誓子
3 揺杏
4 由暉子
5 爽
6 晴絵
7 照

安価↓2


爽(しっかし、ほんと強いなー。こりゃ京ちゃん楽勝で優勝だな)

・爽好感度+1


京太郎「さて、次の試合も頑張るか……午前でなるべく稼いでおけば、結果次第では午後は決勝だけだ――」

――夏の予選、二回戦(2/3)


京太郎「よろしくお願いします!」

「お願いすんのはこっちのほうだよっ!」
「頼むっ、頼むぅっ……負けても、負けてもハグさせてくれぇっ……」
「先っちょだけでいいから!」

京太郎「全力でお断りだ!!!」


京太郎(しかし……揺杏先輩の全力支援のせいか、すげぇ人気だな由暉子……普段大丈夫なんだろうか)

「当たり前だろ!」
「由暉子たんは俺たちのアイドル!」
「遠くから眺めるだけ、無理に追わない、観察もしない!」
『あくまで慈しみ応援する、それが我らの使命!』

京太郎「……プロデュース方針って大事なんだな。それがよくわかったよ>有珠山感謝」


大会ルールは>>3

対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
a ↓1+20
b ↓2+20
c ↓3+20
京太郎 ↓4+190+25

打点↓5


>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
a 83+20
b 98+20
c 35+20
京太郎 97+190+25=312 ツモ

打点13→31→【破竹】子:1600、3200→【無敗劣】子:2000、3900(そういや繰り上げ満貫ありのルールなんだろうか、なしで点数だしてますが……)

a25000→21100
b25000→23000
c25000→23000
京太郎25000→32900


京太郎「ツモ――2000、3900」

「ふ、普通だな(震え声)」
「そんなんで勝てると思ってるとかwwwwwwwwww」
「しょ、勝負はこれからだし!」

京太郎「当たり前だろ……言っとくけど、慢心も油断もしない。俺は春夏連覇するつもりだからな」

(ふえぇ……)
(怖いよぉ……)
(ハグなんか所詮無理やったんや……)


大会ルールは>>3

対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
a ↓1+20
b ↓2+20
c ↓3+20
京太郎 ↓4+190+25

打点↓5


なるほど、あざっす

-------------------------------------

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
a 91+20
b 94+20
c 69+20 放銃
京太郎 22+190+25 ロン

打点34→43→【カッパー】64→【破竹】満貫→【無敗劣】跳満

a25000→21100
b25000→23000
c25000→23000→11000
京太郎25000→32900→44900


京太郎「リーチ――」

「…………」ビクビク タンッ
「…………」トン
「…………」ダンッ

京太郎「ロン――リーチ一発タンヤオ……裏乗ってドラ4、跳満」

「ひぎぃ」
「もうやめて! cのライフは11000よ!」
「なんだまだ搾れるじゃないか」

京太郎(うーんこの鬼畜)

(((お前が言うな!!!!)))


大会ルールは>>3

対局ルールは>>6

>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
a ↓1+20
b ↓2+20
c ↓3+20
京太郎 ↓4+190+25

打点↓5


>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
a 58+20
b 40+20 放銃
c 66+20 ロン
京太郎 74+190+25=289

打点04→40 親:12000

a25000→21100
b25000→23000→11000
c25000→23000→11000→23000
京太郎25000→32900→44900


「よっしゃきたロオオオオオオオオオン!!!! タンヤオイーペイドラ2満貫! ひゃほぉいっ!」
「ひぎぃ」
「もうやめて! bのライフは11000よ!」

京太郎「なんだ、まだ搾れそうだな」

『この鬼!』

京太郎「えええええ……っていうか、俺から直取り狙わないんだな……ハグはもういいんですかね……」

「なんだ、ハグされたいのか」
「やっぱりそっちじゃないか(憤慨)」

京太郎「…………わかった、もう覚悟しとけ。絶対上がらせねぇから」

「」
「」
「」


大会ルールは>>3

対局ルールは>>6

>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
a ↓1+20
b ↓2+20
c ↓3+20
京太郎 ↓4+190+25

打点↓5


>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
a 56+20
b 36+20
c 82+20
京太郎 81+190+25=296 ツモ

打点60→6→【破竹】【無敗劣】親:3200オール

a25000→21100→17900
b25000→23000→11000→7800
c25000→23000→11000→23000→19800
京太郎25000→32900→44900→54500


京太郎「ツモ――満貫までは届かない、3200オールか。お疲れさまでした」

「い、生きてる……」
「よかった、危うく飛ぶとこだった……」
「これで午後まで息が繋がりそうだ……」

京太郎「午後も当たったらよろしくなー」

「あ、はい……」
「やめてくださいしんでしまいます」
「もう帰ろうかな……」

京太郎(あ、あれ……? 激励してるはずなのに……)

京太郎(健夜さんはいつも、こんな気持ちを……)


健夜「へっくち!!」プシッ

恒子「なにすこやん、年の割にかわいらしーくしゃみしちゃって」

健夜「ひと言余計だよ!」

恒子「さぁーて、そうこう言ってる間に、ここ東京でも午前の部が終了だぁー! テレビの前のお前ら、昼飯タイムだぞー!」

健夜「スポンサーから苦情来るからぁ!」


・雀力+3
・経験値+10


~午前の部終了 昼イベントを経て、午後へ続く――


はぁー、では次は昼イベントです
が、考えてないので、また明日以降ということで、お願いします
本日はこれにて、お疲れさまでした

お昼になんやかんやしたあと、ネットでニュースチェックしてたら、東東京の個人戦、応援の珍しい人がニュースに
メイド服明華で、そこから誕生日イベに~、みたいな流れができたらいいなぁ(願望)


本日の予定
19:00~21:00 第一部
22:00~ 第二部?

です


よく言われるけど、一人だけOKとしています
じゃないと臨海勢の個人いなくなっちゃう…


例:ハオ
ハオときめく→帰化する→京ちゃん別の誰かとくっつく→ハオ「」

とかなるとあまりに報われないからね…
では始めますん

-----------------------------------------------------------

インタビュー京太郎「えーと、はい……そうですね。午後からの本選も、ええ。とにかくトップを目指すと、それだけです」


揺杏「トップを目指すと、それだけです」キリッ

京太郎「やめろぉ!」

成香「あ、あはは……お疲れさま」

由暉子「なにか困ったことはありませんでしたか?」

京太郎「困った……」ジー

由暉子「?」

由暉子「…………」

由暉子「!」ハッ

由暉子「わかりました……私、午後は棄権して京太郎の所持品として会場に――」

京太郎「いや違うから」

由暉子「ではなにが?」

京太郎「――いや。大丈夫だ、俺が負けなきゃどうにでもなる」

成香「なにかあったんでしょうか……」

揺杏「まーいーじゃん、それより昼どっかで食べよう」

京太郎「だからお弁当を用意するって……」

由暉子「それはさすがに私が許しません」

成香「私も許しません」

揺杏「見ろ、満場一致だ」

京太郎「ぐぬぬ……」

誓子「こらー、OGにまとめ役任せて、なにやってるの」

揺杏「お、チカセン。お疲れさまー」

成香「一年生も、お疲れさま」

「お、お疲れさまです!」
「みなさん決勝、すごいです!」
「他卓の研究、バッチリですよ」
「いつでも見れますが、先にお昼ですね」

京太郎「近くのご飯屋でもいいんだけど……このタイミングだと、絶対混むよなぁ」

揺杏「テイクアウトでもいいよな」

成香「コンビニでも……」

由暉子「デリバリーを頼むという手もありますが」


>行動選択
1 適当な食事処へ
2 テイクアウトのお店へ
3 コンビニ行こう
4 ピザ頼む
5 一年「私たちにいい考えがある」
6 解説班が仕出し頼んでるはずだ、奪いに行こう

安価↓2


「――大丈夫です」

揺杏「ん?」

「私たちに――」
「いい考えがあります」

成香「えっと……チカちゃん、なにか知ってる?」

誓子「さぁ……私も試合始まる頃に合流したくらいだし」

由暉子「それで、いい考えというのは?」

「予約席です」

京太郎「いや、いまからじゃ取れないだろ……って、まさか――」

「そう……すでに席は押さえてあります。10人分の席を」

揺杏「でかした!」

成香「すごい、有珠山女子7人、チカちゃん、京太郎くん――あれ?」

由暉子「9人ですよね……10人?」

誓子「なに、爽来るの?」

京太郎「晴絵先生かも……」

「どちらでもありません」
「が――惜しいところをついています」

京太郎「…………嫌な予感しかしない」


>相手選択
照、シロ、ダヴァン、絃、洋榎、セーラ、利仙から一人

安価↓2


~リストランテ アルディーニ

照「私だ」

京太郎「……お疲れさまです」

照「京ちゃん、会いたかった!」ヒシッ

由暉子「」ゴッ

揺杏「抑えろ由暉子……ご飯のためだ」

成香「宮永プロ……どうしてここに」

照「京ちゃんの応援。おっと……京太郎くんの応援のために、時間を空けました」

誓子「いまさらじゃないですか……」

照「(華麗にスルー)まさか試合当日までお弁当は用意しないだろうと思い、ささやかながら労いの場を設けさせていただきます。さ、京太郎くんはこちらへ」

京太郎「はぁ、どうも……あの、普通に話しても大丈夫ですよ?」

照「そうはいかない。私にもイメージというものが」

揺杏「大丈夫だいじょうぶ、爽から色々聞いてるから」

照「……次に札幌と当たったら、爽は泣かす」

京太郎「いや、まぁ競い合うのはいいと思いますけど……地元だと、爽さんも相当じゃないですか?」

照「確かにあのカムイは相当厄介。だけど対策はあるし……いざとなれば、天岩戸も――」

京太郎「天岩戸?」

照「……いまのは忘れるように」

京太郎「はぁ……」

成香「すごい情報なんでしょうか」

揺杏「よし、爽に報告だ!」

由暉子「いいんでしょうか」

誓子「どうせ、いまのだけじゃわかんないだろうし……」

照「それはさておき――有珠山のみんなもお疲れさま。結果しか見てないけど、全員午後まで残ったのは立派だと思います」

揺杏「やったぜ、チャンプに褒められた」

京太郎「まぁ、去年の夏のチャンプだし……いいか」

照「今年京ちゃんがチャンピオンになれば、私と二年連続だね」

京太郎「所属校が違うんですが、それは……」

照「それよりも京ちゃんの試合がすごかった。というか、あれじゃ子供と大人の試合。今度から京ちゃんの相手はプロの新人にすべき」

京太郎「俺だけハードルたっけぇ!」

照「勝ったらプロ入り」

京太郎「高校生大会どこいった!」

由暉子「でも京太郎は、なにか困ったことがあったはずなんですが」

照「それはわからない。でも確かに、一回戦のあとに、同卓についた男子を土下座させてた」

全員『!?』


京太郎「……あー、えっと……あれは、そういうのでは……ないというか……」

誓子「な、なにがあったの!?」

揺杏「負けたら焼き土下座、的な?」

成香「だ、だめだよ、そんなの!」

由暉子「落ち着いてください、普通の土下座のはずです」

照「普通でも問題だと思う……まぁ、傍から見ればショックで崩れ落ちたようにしか見えなかったから、問題にはならないかな」

京太郎「ほっ……すいません、気に障ることを言われたので、つい」

誓子「京太郎くんは、そういうの怒らないと思ってたけど……そうでもないんだ」

京太郎「あ、あはは……実は少々短気なもので」

揺杏「…………どーかねー」ジー

由暉子「あれは嘘をついてますね」

照「どれ」ペロッ

由暉子「!?」

京太郎「ちょおっ! なにするんですか!」

照「この味は……嘘をついてる味だぜ」

京太郎「適当言うな!」

成香「ね、ねぇ……なにか、あったのなら……相談してほしいよ」

京太郎「ぅ――い、いえ、本当になにも……」

照「まぁ勝負の結果があれなら、すでに話はついてることだろうから、掘り返すこともないと思う」

京太郎「なら最初から伏せといてくださいよ……」

照「つい☆」

京太郎(かわいいから許そう)

京太郎(まぁ、それはそれとして――)


>返事選択
1 話す
2 話さない

安価↓2


京太郎「……まず一つ、重大なことをお伝えします」

全員『ゴクリ……』

京太郎「北海道の少なくともこっち側の男子参加者は――ほとんどが、由暉子のファンです」

全員『…………は?』

京太郎「で、その男子諸君が、昨日の大勝利後のアレを見てしまいました」

照以外『…………ああ』

照「?」

誓子「えっと……逆転優勝した由暉子に、京太郎くんが祝福で――」ボソボソ

照「!?」ギュルルルルルル

由暉子「ふふん」ニコッ

照「!!」ビキンッ

京太郎「で、そのことで――」

成香「か、絡まれたの?」

揺杏「タチ悪そうだな……一応、運営とかに連絡したほうがいいのか?」

京太郎「絡まれたというか……抱きつかせろ、と」

誓子「なにそれ!」

由暉子「…………」

照「それはさすがにヒドい」

京太郎「あー、いえ……由暉子にじゃありません」

揺杏「えっ」

誓子「じゃあ誰っ、成香!?」

成香「ええ!?」

京太郎「――俺です」

全員『ファッ!?』


京太郎「――というわけで、俺に抱きつけば間接的なハグになるからと。本人に触れるなんて恐れ多いから、せめて俺を介したかったとのことです」

誓子「バカなの!?」

揺杏「引くな!」

成香「そ、それはまた……」

由暉子「京太郎に抱きつくほうが恨まれると思うんですけど」

照「仮にそうなってたら、私が会場に飛び込んでた」

京太郎「やめてください……」

誓子「で、そのことで怒ったの? まぁ気持ちはわかるけど、土下座させなくても……」

京太郎「いや、それは断りました。したら――」

京太郎「……男子のクセに女子校なんて通ってるから、女々しいのがうつった――みたいに言われて」

揺杏「へぇ……面白いこと言うな」

誓子「有珠山に女々しい子なんて……あー、いないなぁ」

成香「なるほど、うつるわけないものがうつったって言われて……」

由暉子「それで怒ったんですか?」

京太郎「そういうことじゃねぇよぉ! っていうかみんな、堪えなさすぎぃ!」

照「京ちゃん……最近の女子は、みんな逞しい」キリッ

京太郎「めげるわ……」

照「メゲ原さんはいいから、続けて」

京太郎「恭子先輩をなんて呼び方してんですか……」

照「末原さんのこととは言ってない」

京太郎「」

照「そして私は洋榎とも繋がっている……この意味がわかる?」

京太郎「洋榎先輩にはご内密にいいいいいいいいいいい!」

照「どーしよっかなー」

誓子「もういいから、続き!」

京太郎「はい! で、えーっと……まぁ、俺はそれ聞いて、みなさんがそんな風に言われたのが腹立って……」

成香「あ、そこで勝負に乗ったんだね」

揺杏「なんつったの?」

京太郎「まぁ……俺が勝ったらいまの発言、土下座して詫びろ――みたいな……」

揺杏「ヒューッ!」

由暉子「か、かっこいいタル~」

照「これは惚れる」

誓子「で、大勝利しちゃったのね」

京太郎「はい……」


由暉子「よかった、男子に抱きつかれた京太郎はいなかったんですね」

成香「危ないところだったね」

京太郎「まぁ本人たちも、俺に勝負を受けさせるのが目的だったみたいなんで、本心ではなかったらしいです」

誓子「ふむ――まぁ、土下座させたことは反省しようね」

京太郎「うっす……」

成香「でも……私たちのために怒ってくれたことは、嬉しいです」ニコッ

由暉子「ただ、それで京太郎が妙な騒ぎを起こすことになったら、私たちも悲しいので――」

揺杏「以降は気をつけるように。私らの陰口聞いても無視、オッケー?」

京太郎「了解です!」

照「私の悪口なら怒ってね」

京太郎「台無しぃ!」


・照好感度+1
・有珠山勢(爽除く)+2


~食事中

京太郎「――ところで照さん」

照「はい」

京太郎「試合の解説とか、あったんじゃないですか?」

照「昨日やった。で、今日も予定はあったけど、キャンセルした」

京太郎「おいィ?」

照「冗談。予定があったのは本当だけど、相方のアナウンサーさんが急病で、別のコンビが担当になった」

京太郎「そうだったんですか……大事ないといいですね」

照「すぐ退院だって。ということで、駆けつけたよ」

京太郎「ありがとうございます。なら、いいとこ見せないとですね」

照「そーしてください」

京太郎「……あの、勝ったときって、前みたいに――」

照「当然行きます」ムフー

京太郎「うぅ……」

照「どうしてもイヤならやめる。泣くけど」

>返事選択
1 騒ぎになるとまずいので……
2 照さんがいいならドンと来い
3 止めても来るんでしょう?

安価↓2


京太郎「……照さんがいいなら、ドンと来いです!」ドンッ

照「Don't 来い……」シュン

京太郎「来てくださいってことです!」

照「京ちゃん!」バッ

京太郎「食事中はお静かに」ガシッ

照「つれない……でもそこがいい」キリッ

・照好感度+3


誓子「どういう人なのこの人……」

揺杏「一年、よく声かけられたなー」

「……これは内緒なんですが」
「男子の会場を探していらっしゃったので……」
「ご案内差し上げた次第です」

成香「えらいえらい」

由暉子「……確か、妹さんのほうもではありませんでしたか?」

揺杏「そーなん、京ちゃん?」

照「京ちゃん禁止。というか、内緒って言ったのに……」

「す、すいません!!」

京太郎「まぁまぁ……そういえば、よく北海道来られましたね。奈良に行こうとしたときは沖縄とか北海道に行ってませんでしたか」

照「岩手にはちゃんとお見舞いに行った」キリッ

京太郎「そういえば……北とは相性いいんでしょうか」

照「愛だよ」

京太郎「奈良にいた俺はお嫌いですか」

照「そ、そういうことじゃないっ」アセッ

京太郎「冗談です、すいません」

照「ほっ……」

誓子「……どんだけかわいいの、この人」

由暉子「あざといまでにかわいらしいですね」

成香「これは、京太郎くんじゃなくてもほっとけないかも……」

揺杏「これで麻雀も強いとかずるくね?」


~食後

京太郎「ご馳走様でした――あ、そうだ照さん」

照「なに?」

京太郎「地方予選の結果、どこか知ってます?」

照「淡と尭深と誠子は午後まで残った。ほかは知らない」

京太郎「咲は?」

照「知ってるけど教えない」

京太郎「なぜ」

照「聞いてあげたほうが喜ぶから」

京太郎「なるほど――それもそうですね」

照「うん」

京太郎「なら、ほかをちょっとだけ見てみますか……」

京太郎「えーと、南北海道は……由暉子、揺杏先輩、成香先輩が午後も出場ですね」

揺杏「知ってた」

成香「長野はどうですか?」

京太郎「って見ませんよ!」

照「見てもいいけど」

京太郎「まぁ、一応……けど、さすがに午後には出てるでしょう。和、優希も」

京太郎「あとは――永水は春、小蒔先輩、明星ちゃん、湧ちゃんもか……けど、一人は落ちるんだよなぁ」

京太郎「奈良は阿知賀四人、由華さんに……初瀬もか」

京太郎「大阪は泉、浩子先輩、絹恵さん、漫先輩……憩さん、よしよし、知ってる人たちは大丈夫だな」

由暉子「女子の名前ばっかり……」

揺杏「男子の友達いなかったんだなぁ……」

成香「女子校ばっかりですからね……」

照「姫松は男子もいるけど」 ※という設定

誓子「姫松には友達いないのかな?」

京太郎「おーっ、あいつらも残ってるじゃん、やったぜ!」

京太郎「で、白糸台は照さんが教えてくれたから……あとはネリー、だ……け、ど……?」

揺杏「えっ、留学生落ちた!?」

京太郎「いや、そっちは大丈夫なんですが……なんか……変なニュースが」


『臨海女子に応援メイド!?』


京太郎「……ははは、なにをバカな」スッスッ

『全国高校生麻雀大会、東東京予選にての一幕である』

『強豪、臨海女子高校の個人戦において、客席よりメイドが見守るという珍しい状況だ』

『しかもよく見れば、こちらのメイドは団体戦にて見事な活躍を収めた、とある選手ではないか』

『なにかの懲罰、はたまた罰ゲーム? 本誌記者は恐る恐る声をかけたところ、以下のような返事を得た』

『金髪メイド曰く「これはあの人が、自分に仕えるようにと送ってくださったものです。今朝届いたのですが、いてもたってもいられず、纏ってみました」と』

『あの人とはいったい何者なのか。そして彼女との関係とは』

『本日の日程終了まで、記者はその事実を追い続けるものである』


京太郎「」

京太郎「…………みょ」

揺杏「みょ?」

京太郎「明華先輩やないかいっっっ!!」

照「明華……雀明華か」

由暉子「知ってるんですか!?」

誓子「いや、超有名人だよ……欧州選手権の風神……」

成香「臨海女子の雀明華選手ですね」

京太郎「ちょっと電話してきます!」

成香「あ、はい……」

由暉子「阻止すべきでしょうか」

照「自分のときにされたくなかったら、放っておくのが正解」

由暉子「なるほど」

揺杏(なんか信頼関係が生まれてる……なんだこの……なんだ?)



京太郎「――もしもし、明華先輩でしょうか!」

明華『京太郎ですか、ごきげんよう』

京太郎「なんですか、あの記事!」

明華『あの記事……?』

京太郎「メイド服! 記事になってネットに流れてますよ!」

明華『そうなんですかっ? ふふっ、嬉しいですね』

京太郎「嬉しいって……いや、その……」

明華『それより京太郎――なにか言うべきことは?』


>返事選択
1 誕生日おめでとうございます
2 メイド服似合ってますね
3 どうしたんですか、あの服は!

安価↓2


京太郎「メイド服、とても似合ってます……」

明華『ふふ、自画自賛ですか? 京太郎がくれたものですよ』

京太郎「まぁ、そうなんですが……サイズとかは、目測だったので……」

明華『幸い、ボリュームアップはさほどではありませんでしたので……こうして、少しキツいくらいでしっかり収まっています』

京太郎(なんとぉ!?)

明華『でもよろしかったんですか? これ、仕立てといい生地といい、とても上質なものですけれど』

京太郎「それは――ええ、お気になさらず、どうぞ受け取ってください」

京太郎「というか、テンション上がって贈っちゃった俺がいうのもなんですが、まさか着ていただけるとは……それも、そんな大勢の前で」

明華『うふふ、だって京太郎からの贈り物ですから。自慢したかったんです……でも――』

明華『京太郎としては、自分の前でだけ、着せたかったりしましたか?』


>返事選択
1 それは差し上げたものですから、お好きに着ていただければ
2 もちろん、俺だけのメイドさんに
3 俺も執事服で並びますよ

安価↓2


京太郎「――もちろんです。俺だけのメイドさんですからね」

明華『』

京太郎「な、なんつ――」

明華『脱ぎます』

京太郎「えっ」

明華『脱ぎます。あと、記事でしたか? それも消してもらいます』

京太郎「お、落ち着いてください!」

明華『ええ、もちろんです。もちろん落ち着いています、私は京太郎だけのメイドですから』

京太郎(落ち着いてねぇ!?)

明華『確かに失態でしたね、反省しないといけません……主以外の前で、主の傍に仕えもせずにいるなど、侍女失格です……』

京太郎「あ、あの、明華先輩……」

明華『ああ、なんて愚かなのでしょうっ……どうか、お許しくださいませ――』

京太郎「で、ですから許すもなにも、冗だ――」

明華『ご主人様……』

京太郎「」


>返事選択
1 全力で許す
2 明華先輩、冷静になってください
3 その前に写真を送るように

安価↓2


京太郎「――――写真だ」

明華『……え?』

京太郎「写真を送ってください、そしたら許しましょう」

明華『え、ええと……写真というと、私の……でしょうか?』

京太郎「メイド服のままですよ。その状態で写真を撮ってもらって、俺に送ってください」

明華『あ、あの……京太郎?』

京太郎「お願いします」

明華『え、ええ、でも……その……』

京太郎「お願いします」

明華『その、でも、誰かに見られ――』

京太郎「監督かハオになら、もう見られてますし大丈夫です。お願いします」

明華『わ、わかりましたから! はぁ……少々お待ちください』

京太郎「あざっす!」


明華「はぁ、つい……あんなことを言ってしまいましたけれど、そうしたらこんな……京太郎があんなに熱烈になるだなんて……ふふっ……」

ハオ「……妙に笑顔で戻ってきましたが、どうしました」

明華「ああ、ハオ。ちょうどよかったです。これで写真を撮っていただけますか? 角度はこちらから、45度……いえ、42度で」

ハオ「こまかい! ええ……はい、こうですか?」ピローン

明華「……ええ、結構です。どうもありがとう」ニコニコ


京太郎「………………っしゃあああああああああああああああ!」

京太郎「あ――やべ、誕生日おめでとうございますって、言い忘れた……しまったな……」

・明華好感度+11
・メイド服明華の凛とした佇まい写真、入手



~再びリストランテ

京太郎「お待たせしましたー」ルンルン

揺杏「お帰りー、ご主人様」

京太郎「………………え」

成香「そろそろ時間ですよ、ご主人様」

京太郎「!?」

由暉子「急がれたほうがよろしいかと思います、ご主人様」

京太郎「あ、あの……えっ?」

照「ご主人様、優勝してね」

京太郎「なんで知ってんだああああああああ!!!!」

誓子「こちらが最新のニュースになります」

『金髪メイド、ご主人様と熱烈な語らい』

『さて、件の金髪メイド嬢――なんとご主人様がいらしたようだ』

『内容までは聞き取れないが、相手のことを主と呼んで、なんとも楽しそうに語らっている』

『相手の名前は京――さて、これ以上はプライバシーに触れるので、伏せておくとしよう』

『願わくば、京某とこの金髪メイド嬢の行く末に、幸多からんことを――ハッピーバースデイ』

京太郎「ハピバじゃねえええええええええ!」

照「ちなみに私が誕生日にもらったのはこの写真」

由暉子「キッ――」

揺杏「ほ、頬っぺただし、落ち着こここここ」

成香「揺杏ちゃん、落ち着いて」

誓子「あらまー、大胆ね」

京太郎「照さんもなにだしてんすかああああああああああ!!」


~昼休憩終了、午後の試合へ


おかしい、この時間までに午後の試合も終わるはずだったのに……
とりあえず、30分くらいから、試合やります


~午後の試合、準決勝終了し、なんやかんやで決勝卓(決勝卓は3つある、とかそんな感じで……)


京太郎「あー……」グッタリ

「おいおい、どうしたチャンピオン」
「なんで試合前に疲れてんだよ……準決勝もなかったのに」

京太郎「あー、いえ……お構いなく……」

「そんなんで大丈夫か? 負けたら――」

京太郎「なんだよー、またハグっすか……」

「ハグ?」
「じゃなくて、連覇の夢も潰えるぞってことだ」

京太郎「ん?」

「それに俺らとしても、そんなチャンピオンになんぞ、挑み甲斐がない」
「万全の状態に挑ませてもらうぞ」
「なにしろ、今年で最後だ――悔いなく終わりたい。できることなら、全国の頂きについてな」

京太郎「――うっす! なら、俺も……全力でやりましょう!」ゴッ

「……お、おう」
「あの、できればちょっと加減を……」
「ゴッ倒すとかそういうのはなしで……」

京太郎「急に弱気に!」


京太郎「さ、気合入れ直して頑張りましょう!」

「お、おー……」
「そ、そうだな、最後の年なんだ……」
「か、勝たなきゃ……ああ、なんで……別の卓に入れなかったんだ……」

京太郎(なんか申し訳ない……けど、これを乗り越えてこそ優勝する資格があるわけだ!)


大会ルールは>>3

対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
α ↓1+25
β ↓2+25
γ ↓3+25
京太郎 ↓4+190+25

打点↓5


>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
α 57+25
β 39+25
γ 7+25
京太郎 15+190+25 ツモ

打点71→17→【破竹】5200→【無敗劣】6400=1600、3200

α25000→22800
β25000→23400
γ25000→23400
京太郎25000→31400


京太郎「ツモ――1600、3200です」

「お、おう……」
「あれ、なんか普通……?」
「そ、そりゃそうだよな。魔王の系譜だからって、いきなり役満なんてことは……」

京太郎(魔王の系譜!?)


照「私が大魔王、咲が魔王……京ちゃんは……大魔王の夫」キリッ

「なんか言ってる子がいるけど……」
「バカッ、宮永プロじゃないか!」
「えっ、あの大魔王の!?」
「じゃあ夫って……派遣執事と付き合ってんの!?」

照(期せずして外堀が!)


京太郎「……なぜだろう、おかしな噂が広まってるような」

京太郎「まぁいい、ここで勝って――魔王の系譜なんて悪評は晴らしてやる!」

(むしろ助長するんだよなぁ……)


大会ルールは>>3

対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
α ↓1+25
β ↓2+25
γ ↓3+25
京太郎 ↓4+190+25

打点↓5


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
α 27+25
β 65+25
γ 9+25 放銃
京太郎 80+190+25 ロン

打点06→60→【カッパー】90→【破竹】倍満→【無敗劣】三倍満

α25000→22800
β25000→23400
γ25000→23400→-600
京太郎25000→31400→55400


京太郎「ロンです……えっと……リーチ一発イーペイ清一色ドラ2……三倍満です」

「ぎゃああああああああああああ!」
「ま、魔王だああああああああああ!」
「助けてええええええええええ!」

京太郎「違うのに……あ、お疲れさまでした」


照「……あっ! 出遅れた!」ガタッ

・雀力+3
・経験値+10

>飛ばしボーナス、好感度+1
成香、誓子、揺杏、由暉子、爽、照から一人

安価↓2


・成香好感度+1

成香(あ……なんとなく、いま……京太郎くんが勝ったような気がする)トゥンク

「ロン」

成香「ひゃあっ! は、はい……」

(なんかこいつ上の空だ……よし、もらったかも!)



~男子側実況席

「えー……なんとも、呆気ない幕切れというか……同卓の選手の怯えようが気にはなりますが、須賀選手が一位突破のようですね」

爽「ですねー。まぁ順当というかなんというか……それじゃ、別卓の解説に回りましょうか」

「はい、よろしくおねが――いえ、ちょっと待ってください」

爽「ん?」

「試合会場にどなたかが……チームの方でしょうか?」

爽「いや、あっちもまだ試合中で――あっっ!!」


~試合会場

照「京ちゃん!」

京太郎「あ、照さん」

照「おめでとう!」バッ

京太郎「おっと……あ、ありがとうございます」ダキトメ

照「信じてた!」

京太郎「ありがとうございます……えーっと、照さんのおかげで勝てました」

照「私は勝利の女神だから」キリッ

京太郎「はい、仰る通りです」


~実況室

爽「勝利の大魔王だろうがあああああああああ!」バンッ

「し、獅子原プロ! マイクッ、マイク入ってます!」

爽「おのれ照公っ……っていうか、お前仕事はどうしたよ!!」

「えー、獅子原さんのお言葉通り、恵比寿の宮永プロのようですね……個人的な親交もあるようですし、応援と祝福にいらしたということでしょうか」

爽「仕事サボってか!?」

「現地では混乱は起きていないようですし……予定通りなのではないでしょうか」

爽「高卒新人じゃナンバーワンだぞ!? 普通は解説入るじゃん! おかしーじゃん!」

「わ、私に言われましても……あ、別卓の解説に移りましょうか」

爽「ぐっっっ……おのれ照……次に札幌来たら泣かすっっっ!!」


~試合会場

京太郎「あの、すげー写真に撮られてますけど」

照「気にしない」ヒシッ

京太郎「まぁ、長野でもこんなでしたから、大丈夫だとは思いますけど……」

京太郎「あ、すいません。このあと、女子の応援行きたいんで……インタビューとかって、そのあとですよね?」

「ええ、そのつもりです!」
「写真だけ! 目線お願いします!」
「宮永プロも! 笑顔ください!」

照「はい」ニコッ キラキラキラ

京太郎「あれ、いつもの営業スマイルじゃないですね」

照「これは京ちゃんに捧げる笑顔だから」

京太郎「う……」ドキッ

照(ふふ、効いてる効いてる)

「とりあえず、インタビューの前にひと言だけ感想を!」

照「最高の気分です」

京太郎「いや、照さんじゃないですから――」

「ありがとうございます!」

京太郎「照さんのだった!?」

「では須賀選手もひと言!」

京太郎「おまけだと……えーっと、お世話になった皆さんのおかげだと、心からの感謝を」

「はい、ありがとうございました!」

照「さて……それじゃ、応援行く?」ギュー

京太郎「……降りないんですか」

照「もちろん」オヒメサマー

京太郎「……はい。ではこのまま参りましょう」ヒョイ スタスタ

照「京ちゃん……おめでとう」スリスリ

京太郎「はい……夏に勝てば、照さんと同じ春夏チャンピオンですから。頑張りました」

照「ん……ありがと」ギューッ

・照好感度+3


~女子の会場、応援席

京太郎「由暉子は――うん、大丈夫そうだな」

照「あの子は強い。高レベルで技術があるし、打ち筋も安定してる。なにより、切り札もある」

京太郎「ですね……じゃあ、揺杏先輩と成香先輩のほうは……」

照「悪くはない。卓のメンツによっては優勝もできてた――けど、いまついてる卓の子、二人がかなりのレベル。団体では真屋さんと当たってた子のはず」

京太郎「はい……って、よく知ってますね」

照「一応、来る前に調べた。京ちゃんがお世話になってる高校に訪ねるから、礼儀として」

京太郎「さすが社会人……」

照「そんなことより、そろそろ最終局」

京太郎「はい――」

京太郎(頑張ってください、揺杏先輩、成香先輩――)


>試合結果
それぞれコンマ01~50orゾロ目で勝利

成香 安価↓1
揺杏 安価↓2


衣の口調は再現難しいですな…

--------------------------------------------

>敗北……

京太郎「――だめ、ですね」

照「上がれないね、これは」


~試合終了

照「よいしょっと」ポンッ

京太郎「いいんですか?」

照「私の京ちゃんはここまで。あとは――有珠山の京ちゃんとして、真屋さんの祝福と、チームメイトの慰労ね」

京太郎「――はい!」

照「行ってきて。それと……全国でも、負けないで」

京太郎「……ありがとうございます!」

照「うん……じゃあ、私は帰る。また来月もどこかで会おうね」

京太郎「はい……はい?」

照「顔だすからね」ムフー

京太郎「……西日本のどこかになったら、会えないんですけど」

照「」テルーン

京太郎「でも――そうじゃなかったら、そうですね……会いに来てくださると、嬉しいです」

照「!!」テルーン!

京太郎「ではお気をつけて……えと、大丈夫ですか?」

照「大丈夫、マネージャーさんいるから!」

京太郎(それで無事に来られたのか……)


~会場廊下

京太郎「ふぅ……さて――」

>誰から会いに?
成香、揺杏、由暉子

安価↓2


>成香、試合会場

京太郎「失礼しまー……あっ」

成香「あっ!」

京太郎「成香先輩……えっと、おつか――」

成香「京太郎くん、おめでとう!」

京太郎「え――」

成香「あ、えっと……勝った、ん……だよね? その、始まってすぐくらいに……」

京太郎「え、ああ、はい……けど、どうして?」

成香「その、なんとなく……昔から、そういう予感がときどきあって……」

成香「試合中なのに、京太郎くんが勝ったんだって思っちゃって……ごめんなさい、負けちゃいました」

京太郎「いえ――最後の局、逆転手を作ったのは素晴らしかったです。お疲れさまでした」

成香「う、んっ……でも、上がれ――上がれ、なかったっ……」ヒグッ

京太郎「――っっ!!」

成香「うっ、えっ……うぅぅっっ……」ボロッ


>行動選択
1 ハンカチを差しだす
2 そっと抱き締めよう
3 ハンカチで涙を拭おう

安価↓2


京太郎「………………先輩」

成香「うっ、えうぅぅっっっ!」

京太郎「お疲れさまです……」グッ

成香「うっ、ふぅっ……ふえぇぇっっ!」ギュゥゥッ

京太郎「…………」ポンポン

成香「うぅぅっっっ……」

京太郎(俺はちゃんと見てました――先輩の努力と向上心と、勝利への意欲を……)

京太郎(だから、負けて悔しいのは当たり前です……)

京太郎「……全部、吐きだしてってください」ギュッ

成香「うああぁぁぁぁっっっっ!」ボロボロボロ

・成香好感度+4


~数分後、やや移動後

成香「…………ご、ごめんなさい」

京太郎「いえ、大丈夫ですよ」

成香「でも、先輩なのに……」

京太郎「先輩だからこそです。一年より二年、二年より三年のほうが悔しいもんですから」

成香「うん……ありがとう。泣かせてくれて」

京太郎「顔、洗いに行きます?」

成香「そうだね……揺杏ちゃんと由暉子ちゃんに、会えない顔だから」

京太郎「ゆっくりで大丈夫ですよ。どちらも、まだ試合中です」

成香「うん。でも急ぐね」

京太郎「はい……」

成香「――ね、京太郎くん」

京太郎「はい?」

成香「さっきはああ言ってたけど……どう、だった? 最後の……」

京太郎「――本当に、素晴らしかったです。あれ以外では逆転はなかったと思いますし、あれは上がらせなかったほうを褒めるしかありません」

京太郎「唯一の逆転手を巡っての攻防です。成香先輩は、勇敢でした」

成香「そっか……うん、ありがとう!」

京太郎「いえ、お疲れさまでした」

成香「団体では全国に行くからね、落ち込んでられないし、引きずってもいられない……」

京太郎「先輩……」

成香「……ねえ」

京太郎「はい、なんでしょう」

成香「……せ……先輩っていうの、やめにしたり……しない、かな?」

京太郎「え」

成香「あ、あのね……あの……宮永プロのこと、照さんって呼んでるでしょ?」

京太郎「え、ええ、はい……」

成香「それに、爽先輩のことも……」

京太郎「そう、ですね……爽さんって、お呼びしてます。会ったときは先輩後輩じゃなかったので」

成香「それ以外にも、先輩後輩なのに、先輩呼びじゃない人いるでしょ?」

京太郎「い、います」

成香「じゃあ私も……それがいい」

京太郎「……どうしてもですか?」

成香「京太郎くんがイヤじゃなければ、だけど」

京太郎「――わかりました、成香さん」

成香「――っ!」パァッ

京太郎「お顔、洗ってきてください。俺はここで、成香さんが戻ってくるの待ちます。それから、二人を迎えに行きましょう」

成香「は、はい! それじゃ、行ってきます!」


成香(成香、さん……~~~~っっ!)

・成香(大好き)→(ときめき)


~会場、休憩室

揺杏「いやー、負けちった。っつか相手強くね?」

京太郎「由暉子とも打ってた相手です。強かったですよ」

揺杏「う、やっぱりか……あー、でもなー!」

京太郎「最後までよく粘ってたと思います。お疲れさまでした」

揺杏「そういう慰め聞くと、やっぱ勝ちたかったなー。な、成香もだろー?」

成香「うん、勝ちたかった……でも、まだ勝たなきゃいけない試合はあるから」

揺杏「ん――だな。そうだ、切り替えて団体に集中しよっか!」

成香「そう、頑張ろう!」

京太郎「それじゃ、由暉子を迎えに行きましょうか。揺杏先輩、成香さん、大丈夫ですか?」

成香「あ、そうだね。行こうか」

揺杏「――ちょい待ち」

京太郎「はい?」

揺杏「なにその……成香さんって、なに?」

京太郎「あ――」

成香「わ、私が言ったの! あのっ、距離……距離を、縮めて……その……より、絆を深める、とか……」

揺杏「………………」

京太郎「えと……さ、爽さんのことも、そう呼んでますので……はい」

揺杏「……じゃあ私も」

京太郎「えっ」

揺杏「私だけ仲間外れみたいじゃん! 私もさんがいい、さん!」

京太郎「……揺杏さん」

揺杏「……う、うん」ドキッ

京太郎「これでいいですか?」

揺杏「お、おっけ! じゃ、行こうか!」カァッ


 揺杏ときめいてたんで……忘れてたわけじゃないんだからねっ、イベントがなかっただけなんだからねっ



~そして由暉子の試合会場

京太郎「――おめでとう、由暉子」

由暉子「…………はい」スッ

京太郎「えっ」

由暉子「えっじゃないです。昨日はしてくれました」ムー

京太郎「う……いや、あの……でも……カメラが……」

由暉子「してくれました」

京太郎「ま、また男子高校生たちが……」

由暉子「私は気にしません」

京太郎「由暉子に危険が及ぶかも……」

由暉子「ここはやさしい世界ですからありませんし、なにかあっても京太郎が守ってくれます」

京太郎「…………」ハァ

京太郎「――おめでとう、由暉子!」ガバッ ヒョイ

由暉子「わっ」

京太郎「見てて安心できたぞ……さすが有珠山の大将、有珠山のエースだ」

由暉子「は、はひっ……(近い近い近い近い顔近い近いお姫様抱っこですやったー)」

京太郎「――さすが、由暉子だ」

由暉子「~~~~~~~っっっ!」ゾクゥッ

由暉子「ふきゅぅ……」パタッ

京太郎「って、おい! 由暉子ぉ!」

揺杏「…………学習しろよ」ムスー

成香「本当ですっ」プクー

京太郎「あ、揺杏さん、成香さん! 由暉子が――あ、そうだ! 一年、どこに行きましたっけ!」

由暉子「待ってください」ガバッ

京太郎「うおっっ!? だ、大丈夫なのか?」

由暉子「なんですかいまのは。なぜお二人をさんづけで!?」

京太郎「いや、あの、それは――」

揺杏「絆だから」

成香「絆ですから」

由暉子「詳しく」

京太郎「いや、詳しくもなにも……その……もっと距離を縮めて、仲良く、団結して――とか……」

「男女優勝コンビだ!」
「撮れ撮れ!」
「あれ、なんか揉めてないか?」
「構うか! 撮れ撮れ!」

京太郎「ちょ、撮らないで! え、インタビュー!? あとですよねっ、いや、表彰前でしたっけ!?」

「撮れ撮れ!」

京太郎「だからそれあとにしてくれええええええ!!!」


~インタビュー

京太郎「え、さっきのですか? なんでもないっす、団体に向けてどうするかって話し合いです」

由暉子「まぁそんなところです」

「なるほど……ではお二人にお伺いしましょう。本日の勝因とはいったい」

由暉子「京太郎の指導(意味深)です」

京太郎「変なの足すな!」

由暉子「でも熱心な指導(意味深)だったのは間違いありません」

京太郎「だからぁ!」

「現役プロも認める須賀選手ですからね、指導も優れていらっしゃることでしょう」
「では須賀選手のほうも、勝因をお聞かせください」

京太郎「あ、はい……そうですね。勝とうとする意思、勝たなきゃというプレッシャー、この二つですね」

「プレッシャーとは、やはりチャンピオンとしての」

京太郎「とは違うと思います。俺が勝たなきゃと思うのは、いつもチームのためです。チームメイトにいいところを見せたい、だから勝たなきゃ――それだけです」

「なるほど」

由暉子「つまり私に」

揺杏「つまり私に」

成香「つまり私に」

「……全員ですね」

京太郎「あ、もうそれでいいです」

「ところで――本大会までの一ヶ月、須賀選手は他校に離れる可能性があるわけですが」

京太郎「はい……」

「その際、他校での指導は行われるのでしょうか。また、有珠山のデータ等はどうされるのでしょうか」

京太郎「それは――」

由暉子「京太郎は、さほど気にしないと思います」

揺杏「だな。よそを強くするにしても、真面目にしかできないやつだし」

成香「私たちもその間、成長しますから……現段階でのデータを見せるのは、むしろかく乱になりそうです」

京太郎「みんな……」

京太郎「っ……そうですね。三人の言った通り、他校を強くして、知ってることは教えるつもりです」

京太郎「そうして色んな学校が成長し、切磋琢磨していくことが、麻雀界のためになると思いますので」

「――ありがとうございます。では最後に一つ」

京太郎「はい」

「次はどこの学校がいいですか」

京太郎「」

由暉子「いいご質問です」

揺杏「私も気になる」

成香「どこがいいですか?」

京太郎(どうする俺っ!?)

>行動選択
1 一校名前を自由にどうぞー
2 逃げる
3 誤魔化す

安価↓2



京太郎「そ、そうですね……まだ行ったことはありませんが、何度か申込みいただいてるようなので……新道寺など、いいのではないでしょうか(震え声)」

「なるほど、新道寺女子……卒業生の白水選手、野依プロなどとも交流がありますね」ニッコリ

京太郎(余計なことを!)

由暉子「そうですか、北海道は寒かったですか」

京太郎「夏だよぉ! 暑かったくらいだよぉ!」

揺杏「南のほうねー、ふーん、へー。そういや鹿児島も近いしなー」

京太郎「邪推しすぎぃ!」

成香「建前でも、また有珠山って言ってほしかったな……」

京太郎「ぐはっ」

「ありがとうございました。では私はこれで」

京太郎「収拾つけてけええええええええええ!」


~その頃

理沙「大勝利!」

良子「母校が候補に上がらない私は不利だと思うのですが」

健夜「私もそうなんだけど」

はやり「私もだぞ☆」

咏「同じくー」


~その頃その2

哩「よう言いよっと、京太郎!」

智葉「……まぁ、新道寺はまだだからな」

菫「清澄の原村さん、片岡さん、後輩の一年たちなんかの先輩である、花田さんがいるからだろう」

巴「なんにしろ、東京からじゃ行けませんね。残念ですけど」

哩「そがんケチつけんでもええやろ……」

巴「ご、ごめんなさい、そういうつもりではっ……その、私も永水になっても帰れませんし……(年末年始以外は)」

智葉「そうだぞ、特に裏はない」

菫「挨拶をしておきたいのでは、と彼の気遣いを考えただけだ」

哩「お前ら二人からは悪意ば感じよっと……」ジトー


・理沙、哩好感度+1


 さて、北海道テレビが全国で見る術があるとわかったところで、今日はここまでです
 あとは本内牧場で打ち上げ祝勝会、爽と誓子も来るよ! 晴絵はどうかな……
 成香の部屋には上がれるのか!
 夜会話は果たして誰と……
 そして長野の個人戦結果やいかに!

 では、また明後日以降……たぶん明日は無理なので
 お疲れさまでした

落第騎士は色々特盛で逆に面白いと思うの


おそらく、今日の20:00くらいからできるはずです
打ち上げから、できれば派遣決定まではやりたいところ

そのあと大会後日誌、派遣先決定現場、決定日誌、最終日は書いたら上げる予定(未定)


ちょい遅れます
なぜ洗濯機にティッシュが混在してしまったのか……


そう、ズボン類があったならまだわかるんだ……
でも今日はズボン類なくて、そこになぜか剥きだしで紛れ込んだという謎の現象
はたいてもはたいても落ちてくる濡れティッシュの破片、最悪すぎる……

では再開

----------------------------------------------------------------------


~本内牧場

成香「た、ただいま帰りました……」

本内母「おう、おかえり成香! それに部のお友達も、いらっしゃい!」

揺杏「あ、はい。お邪魔しまーっす……あ、私は部長の岩館揺杏です」

本内母「はい、いつも成香が世話んなってるね! ゆっくりしてってよ!」

由暉子「真屋由暉子です。いつも先輩にはお世話になっています」

本内母「おやまぁ、ご丁寧に。さ、上がって上がって」

一年ズ『お、お邪魔します……』

本内母「新入部員の子たちだね。さ、遠慮しないで入んなさい」

京太郎(成香先輩と違って、豪快というか……姉御肌な人だなぁ)

本内母「で――あんたは? 有珠山は女子校のはずなんだけどねぇ……」

京太郎「えっ……あ、はい! 失礼しました、自分は須賀京太郎と申します。少し込み入った麻雀関連の事情がありまして、いまは有珠山の麻雀部でお世話に――」

本内母「っ……くくっ……」

成香「お、お母さんっ、ちゃんと説明してたでしょっ」

京太郎「へ?」

本内母「くくっ、あー、ごめんごめん! 成香がねぇ、いつも楽しそうに君のこと話すもんだから、ちょっとからかってみたくって……あははははっ!」

京太郎「は、はぁ……」

成香「ごめんね、京太郎くんっ……さ、入って」

京太郎「では、お邪魔します……あの、成香さん」

成香「なぁに?」

京太郎「……いつも家で、俺のどんな話を――」

成香「!!」ビクッ

本内母「なに、気になる? そうねぇ、どれから話そうか――」

成香「そ、そんなこと気にしなくていいの!!!」

京太郎「はいっ、すいませんっっ!」

本内母「えー、話してやんないのかい? つまんないねぇ」

成香「わ、私着替えてくるからっ! お母さん、先にキッチン行ってて!」

本内母「はいはい、ごゆっくり……あ、ごめんよ須賀くん。さ、入って入って」

京太郎「では、失礼して――」



由暉子「素敵なお家ですね、ログハウス風です」

揺杏「牧場らしいっていうか……広いなぁ、LDKが」

京太郎「あっちは牧場と事務所ですかね。まだ明かりがついてるみたいですけど、お仕事中だったんじゃ……」

本内母「うちは一日中、仕事あるようなもんだからねぇ。ま、今日は可愛い娘のお祝いってことで、シフトは従業員に任せてあるのさ」

京太郎「なるほど……ん? それじゃ、えーっと……こちらの社長さんは?」

本内母「ああ、ダンナは夜の仕事の段取り打ち合わせてるよ。そのうちフラッと戻ってきて、ご飯食べたらフラッとあっちに行くと思うけど」

京太郎「お忙しいみたいですね」

本内母「なに、いつものことだよ。それじゃ、ゆっくりしといで。もう料理もできるとこだから、完成次第運んでくるから」

京太郎「あ、なにかお手伝いを」

本内母「いーのいーの、今日はみんなが主役なんだから」

京太郎「と、言われましても……」

揺杏「おばさーん、京太郎のことなら気にしないで、手伝わせてやってー。そうしないと落ち着かない、変な体質なんでさー」

本内母「ふぅん……お、そうそう。それなら一つ、頼まれてくれない?」

京太郎「はい、喜んで!」

本内母「この箱、二階に上がって右側、手前から二つ目の部屋に持ってってくんないかな?」

京太郎「二階の右手、手前から二つ目――了解です。これは、置いて来れば?」

本内母「中に人がいるから、渡してくれたらいいよ」

京太郎「かしこまりました!」


~本内家、二階

京太郎「上がって、右側……手前から二つ目……ここだな。ん?」

京太郎「よかった、ちょっと開いてる……これならノックしなくても、なんとか――」


>行動選択
1 一応、声をかける
2 頭でノックする
3 無言で入る

安価↓2


京太郎「――すいませーん、失礼します」

??「――えっ」

京太郎「おばさ――奥さん? に、頼まれまして……この箱、持っていくようにって。あの、入っても大丈夫でしょうか?」

成香「きょ、京太郎くんっ!?」

京太郎「え、成香さん? じゃ、ここ成香さんの部屋――」

成香「わあああぁぁっっっ!! 待ってまって! は、入っちゃダメっ、すぐ出て!」

京太郎「はいっっ!」

成香「荷物置いて! 目閉じて!」

京太郎「えっ、はい!」

成香「そしたら耳を塞いで!」

京太郎「うっす!」

京太郎(……まぁそれでも、気配くらいははっきりわかるんですが)

成香「はぁ、もう……っていうか、箱ってなんだろ……」モゾモゾ ゴソゴソ

京太郎(頼まれてたんじゃなかったのか……)

成香「…………よいしょっと……」チー

京太郎(……ファスナー上げてる音が聞こえる)

成香「……よしっ……もういいよー」

京太郎「ふぅ……で、荷物はどうしましょうか」

成香「――耳塞いでたのに、よく聞こえるね」

京太郎「………………み、耳はいいので。あと、どんなに塞いでも人の声は聞こえるじゃないですか(震え声)」

成香「音は?」

京太郎「き、聞こえてません」

成香「………………」ジー

京太郎「…………本当です」メソラシー

成香「きょ――」

京太郎(あー、やばい)

成香「京太郎くんのエッチイイイイイイイイイイイイイ!!!!」

京太郎「誤解ですっっ!!」


・成香好感度+2


~一階

由暉子「――いまのはどういうことでしょう」

揺杏「どういうことっすかー、おばさーん」

本内母「ふふふ、あんたたちには悪いけどね……ここは成香のホームってことさ」

由暉子「なるほど……」

揺杏「気は抜けないってことかぁ……いいよいいよ、面白くなってきた」


~成香の部屋

京太郎「……で、この箱はなんだったんでしょう」ヒリヒリ

成香「ご、ごめんね……つい……大丈夫かな?」ナデナデ

京太郎「いえ、俺が気を利かせて離れるべきでした。つい聞き入ってしまったのは、俺のミスです」

成香「き、聞き入ってたの……?」

京太郎「そ、そういうわけでは――で、箱の中は?」

成香「料理用のエプロンと三角巾だよ。あとで手伝いに行って、これ着ける予定だったんだけど……京太郎くんに運ばせて、その……こういう事故を期待してたんじゃないかなって……」

京太郎「なるほど……はは、イタズラ好きな方なんですね」

成香「ごめんね、本当に……あの、怒ってる、よね?」


>返事選択
1 まぁさすがに
2 いえ、特には
3 怒ってたら、どうします?

安価↓2


京太郎「――怒ってたとしたら、どうします?」

成香「ど……どうしたら、許してもらえるの……かな?」

京太郎「先輩に可能な形で、償っていただきたいなぁと」

成香「――わ、わかりました……」

京太郎「………………えっ」

成香「な、なんでも言って……きちんと、お詫びしたいから……」

京太郎(…………わーお)

>なにをしてもらおう
1 優勝を褒めてもらう
2 叩かれた頬を癒してもらう
3 料理の手伝いをさせてもらおう

安価↓2


京太郎「えーっと、では――」

成香「は、はいっ……」ギュゥッ

京太郎「――褒めてください」

成香「はいっ、が、頑張り――え?」

京太郎「その、ちゃんと言ってもらってなかったんで……ほら、俺優勝したじゃないですか」

成香「う、うん……」

京太郎「だから、褒めてください」

成香「そ、それでいいの?」

京太郎「それ以外になにを望めと」

成香「それは――あの、か……らだ、で……むにゃむにゃ、とか……」

京太郎「はい?」

成香「な、なんでもないっっ!」カァァッ

京太郎「はぁ……では、お願いします!」

成香「か、身体っ!?」

京太郎「いえ、あの……褒めてください」

成香「あ、ああ、そうでした……えーっと……京太郎くん?」

京太郎「はい」

成香「……あ、座ってください。えーっと……ベッド、しかないかな……」

京太郎「いいんですか?」

成香「うん、どうぞ」

京太郎「では、失礼して」スッ


成香「うん、それでは……京太郎くん、よく頑張りました。その……春に続いて、個人予選一位というのは、地区が違ってもすごいことです」

京太郎「ありがとうございます」

成香「……私たちの練習を見たり、試合をサポートしたり、それ以外にも色んな雑用を引き受けてくれてたのに――その合間に練習をして、この結果だなんて……本当に、尊敬します」

京太郎「いえ、そんな……」

成香「――これは、褒めてって言われたからじゃないよ?」

京太郎「えっ」

成香「……私も、ちゃんと言いたかったから。京太郎くん、おめでとう――優勝、おめでとう」

京太郎「――はい」

成香「優勝の瞬間は見られなかったけど……プレッシャーもあった中で、きちんと優勝できたなんて……すごく、かっこいいです」

京太郎「ありがとうございます」

成香「よく、頑張りました」ナデナデ

京太郎「はは、嬉しいです」

成香「………………えいっ」ギュゥッ

京太郎「え――あ、ちょっ、成香さん!?」

成香「ちょっとだけ、こうさせて……その……ユキちゃんと違って、物足りないかも……しれないけど……」

京太郎「と、とんでもございません……」

京太郎(ふおおおおおおうっっっ! 控えめながらも確かな柔らかさっ、成香先輩の温もりがあああ!)

成香「優勝おめでとう……この一ヶ月、一緒にいてくれて――本当に、ありがとう」

京太郎「押忍……こちらこそ、ありがとうございました」ソッ

成香「あっ……んっ……」ギュッ

 ――このあとめちゃくちゃ……いや、抱き締めただけですよ?


・成香好感度+6


~十五分後、一階にて

本内母「ずいぶんごゆっくりと」ニヤニヤ

成香「お母さんのバカッッ!」カァァッ

京太郎「お待たせいたしました」

由暉子「………………京太郎」ジー

京太郎「う……な、なにかな?」

揺杏「…………おかしな匂いはしないかな」スンスン

京太郎「なにを言ってんですか!?」

由暉子「危ないですから、あまりうろうろしないでくださいね」

京太郎「あ、ああ……危ない?」

揺杏「なにがあるかわかんねーからな、用心しろってことさ」

京太郎「あ、はい……」

本内母「さて、それじゃ主役の残りも下りてきたし、祝勝会を始めようか! 今夜のメインはジンギスカンだよーっと!」

揺杏「え、ここの羊?」

本内母「ははは、さすがに今日のは仕入れたよ。ほかにも色々料理はあるからね、遠慮なく食べてってよ!」

本内父「では、成香に挨拶を頼もうかな……」

京太郎「………………えっと、こちらの社長さんでいらっしゃいますか?」

本内父「はは、社長だなんて仰々しい。ただの牧場主ですよ」

本内母「なーに言ってんの、あんたは! シャキッとしな、社長!」バンッ

本内父「あいたっ……はは、すまんすまん」

京太郎(成香さん、外見はお母さんに似て可愛らしいけど、性格はお父さんに近いんだな……)

揺杏「んじゃ成香、乾杯のあいさつ頼むわー」

成香「ええっ!? こ、こういうのは揺杏ちゃんがっ……」

由暉子「せっかく先輩のお家なんですから、ぜひ」

成香「ユキちゃんまで……きょ、京太郎くん!」

京太郎「あー……では、お願いします、先輩」

成香「う……ぁ……え、えっと……き、昨日はみんな、おめでとう! あ、それと……あ、ありがとう!」

パチパチパチパチパチ

成香「お、おかげさまで、有珠山は今年も全国に行けます……そして、京太郎くんとユキちゃんは個人でも、優勝してくれました」

成香「有珠山の全国進出と、二人の勝利を祝しまして――今日は楽しんでください! 乾杯!」

『カンパーイッッ!!』プロージット、ガチャーン

京太郎「揺杏先輩っ、ジョッキ落とさないで! 木でできてるとはいえ!」

揺杏「勢い余っただけだって!」


~祝勝会ダイジェスト


京太郎「……今日の牌譜はこれかぁ」

由暉子「京太郎、ずいぶん早く終わってたんですね」

揺杏「決勝で飛ばして終了って、どんだけ……」

本内母「あ、テレビでやってるよー。優勝の瞬間」

京太郎「えっ」

成香「あ、見たい見たい」

揺杏「だなー。さーて、京太郎の優勝第一声は、と」

京太郎「ちょ、ちょっと待った! ご飯の最中にテレビっていうのはどうでしょう……」

由暉子「なにをいまさら。さ、京太郎も一緒に。私の優勝のも見られるかもしれません」

京太郎「いや、どっちもやばいって――」


『照さん!』
『おめでとう!』フワッ
『ありがとうございます!』ギューッ


成香「」

揺杏「」

由暉子「」

京太郎(あかん)

本内母「…………須賀くん、こちらのお嬢さんは?」ギギギギギ

京太郎「お、幼なじみというやつで……い、いまはプロの麻雀プレイヤーをなさってます……」

本内母「彼女かい?」ギロッ

京太郎「そういう関係ではございませんっっっ!」

本内母「ふむ、そうかい。まぁそれなら……ねぇ?」

京太郎「お、押忍……恐縮です……」


『おめでとう由暉子!』ガバッ ヒョイッ


由暉子「////////」テレテレ

揺杏「ぐぬぬ……」

成香「……まぁ私は……胸で、泣かせてもらったし……////」エヘヘ

京太郎(……こうして見ると、俺なにしてんだってくらいひどいな)



~ダイジェスト2

京太郎「なるほど、これがジンギスカンの焼き方……」

本内母「おや、初めてかい?」

京太郎「ですね。こっちの風土料理的なのは、あまり教わってなくて……素材そのものがおいしいんで、普通に料理してばっかりでした」

本内母「じゃ、うちのオリジナルレシピとコツ、教えてあげよう。ほら、こっちおいで」

京太郎「よろしいんですか?」

本内母「ま、手付金みたいなもんさ。その代わり、成香のことしっかり頼んだよ」ポンポン

京太郎「あ、はい。(麻雀部のことは)お任せください」

成香「な、なにいってるのっ!?」

由暉子「明日はうちで祝勝会しましょう」

揺杏「あ、じゃあそん次はうちね」


>執事判定
自動成功、ゾロ目±1まで大成功

安価↓1


>成功

・執事+2

京太郎「おおおおお……ラムはこんなに柔らかく、マトンはこんなに臭みが取れるなんて……」

本内母「ははは、しっかり練習しといておくれよ」

京太郎「はい! いやぁ、勉強になりました」


由暉子「成香先輩のお母さん、料理上手でいらっしゃるんですね」

成香「うん……社員のみなさんのご飯も用意するし、いっぱい作らないといけないことが多いんだけど、手際もすごくいいんだよ」

揺杏「いいお母さんだなー」


~ダイジェスト?3


京太郎「ふぅ……おいしいからって、つい食べ過ぎたな……ちょっと外の空気を」

京太郎「あー、牧場の空気だな……あっちの畜舎は、まだ電気がついてる……」

京太郎「…………はぁ、なんか実感がないというか……優勝したってのに、前より感動が薄いっていうのはやっぱり――」

京太郎「……全国で優勝した経験と、もう一度全国で優勝するっていう目標があるからかな」

京太郎「予選では優勝した、だけどそれで終わりじゃないんだ……明日から一ヶ月、もっと成長しないと――」


??「………………」

>相手選択
1 成香
2 揺杏
3 由暉子
4 誓子(ここまで忘れてたわけではありません)
5 爽(ここまで忘れてたわけではありません)

安価↓2


誓子「ふーん、ちょっと気負いすぎかもね」

京太郎「そうでしょうか……って、誓子先輩!?」

誓子「なーに驚いてるの。遅れるけど、爽と行くよーって言ってたでしょ?」

京太郎「あ、はい……ああ、そうか。成香さんとは幼なじみだったんですよね」

誓子「そ、だからこの家もよーく知ってるの」

京太郎「いーとこですよねー」

誓子「そうそう、そんな風にリラックスしてればいいわよ」

京太郎「うーん、まぁ……してなくはないと思うんですよ、俺も」

誓子「そう?」

京太郎「というか……説明は難しいんですけど、その……うまくなろうとか、頑張ろうとか、そういうのをプレッシャーと思ったことはないんですよね、たぶん」

京太郎「元々、俺はド下手くそでしたから、その状況から抜けだそうと足掻いてたわけですし……なんで、ダメでもともとって考えは残ってます」

誓子「それ、いま言われても信じられないんだよね……まぁ過去の牌譜見たら、信じられない打ち方してるから本当なんだろうけど」

京太郎「そ、それはさておき……なので、もっと成長しようっていうのは、そうじゃなきゃ勝てないって思いよりも……どこまで強くなれるのかって、期待のほうが大きいです」

誓子「格闘家の武者修行みたいね……」

京太郎「すごい例えが……」

誓子「じゃあ求道者とかでもいいかしら。悟りを求めてどこまでも」

京太郎「宗教家らしい例えになりましたね」

誓子「キリスト教よりは、仏教や神道の考え方に寄ってると思うけど……まぁでも、気負ってないっていうなら、それでいいのよ」

誓子「ただ、ね……思い詰めてるようには見えたから、ちょっと心配になっちゃった」

京太郎「そう、ですか……まぁ心当たりはあります」

誓子「あ、そうなの?」

誓子「えーっと、聞いてもいいことかな?」


>行動選択
1 たいしたことでなし、話を続ける
2 この辺にしておこう

安価↓2


京太郎「ええ、構いません」

京太郎「まぁ、簡単に言うと……もっと強くなった先の、目的があるってことです」

誓子「そうなんだ……プロになるとか、そういうこと?」

京太郎「それは決めてないんですが――似たようなことです」

京太郎「……実は、プロの方々にも勝ちたいって思ってるんですよ。手加減してもらってじゃなく、本気のあの人たちと打って勝ちたいって……」

誓子「手加減してもらっても、そうそう勝てないと思うけど……」

京太郎「まぁそうなんですけど、だからこそですよ。なので、どこまでも強くならなきゃ、でもどこまで強くなれば勝てるのか、なんて考えたりもするわけです」

誓子「ふぅん……」

京太郎「春に優勝したくらいで、大それたこと――って思われましたか?」

誓子「ううん、京太郎くんならさもありなんって感じかな」

京太郎「俺をどんな風に見てるんですか……」

誓子「思春期の男の子だね。女の子を見る目に、すべてが表れてる」

京太郎「嘘だろ、誓太郎!?」

誓子「ええ、嘘よ……でも、間抜けは見つかったようね。って誰が太郎よ」

京太郎「はい、俺でした……え、そんな目してます?」

誓子「してるよー。ユキを見てるときがわかりやすすぎる。会場でも結構な数の女の子が気づいたんじゃない?」

京太郎「ま、マジすか……なんか、こう……問題になりませんかね」

誓子「派遣してほしがる学校は減るんじゃないかしら」

京太郎「えええええ! あれですか、清澄に迷惑とかかかりませんかね!?」

誓子「……ふふっ、冗談よ。まぁ気づいたところで、それ以上の気遣いを見せてるから、本当は優しい子だってわかってもらってるわよ」

京太郎「……誓子先輩にも?」

誓子「まぁそれなりに……エッチだけど優しい、それに男気があるよね。あと義理堅いし、あんまり嘘もつかないし……信用できる」

誓子「で――勇気があって、大きな目標にも怯まない。それが君のいいところかな」

京太郎「……いや、どうでしょう」

誓子「違うの?」

>返事選択
1 意外とビビリです
2 麻雀から逃げてたことも
3 エッチじゃないです(迫真)

安価↓2


京太郎「……こういう機会があったから、そうなれたってだけかもしれません。現に、麻雀が嫌になって逃げてたこともありますし」

誓子「………………派遣が始まる前よね、それ」

京太郎「う……よくおわかりで」

誓子「こういう機会って言ったじゃない。それに、去年の夏を知ってれば、京太郎くんの置かれてた環境は想像に難くないもの」

誓子「……むしろ、よくマネージャーや雑用なんて引き受けてたなって感心するくらいなんだけど」

京太郎「ま、まぁ……麻雀部のみんなのことは、嫌いじゃなかったので」

誓子「……原村和」

京太郎「」ビクッ

誓子「はぁ、わかりやすい……」

京太郎「そ、それはあくまで一要素であって、それがすべてというわけではけしてないというか、ほら咲を引き込んだ手前もあるっていうか」

誓子「はいはい、わかったわかった。でもね、それだって打つことからは遠ざかっても、離れたがったわけじゃないのよね」

誓子「別の形でも役立てればって――あるいは、いいとこ見せられればって思って、色々とできるようになって戻ってきたわけでしょう?」

京太郎「まぁ……そう、かもしれません」

誓子「そうなの。そのおかげで、こういう機会にも恵まれたんだから……なにかしら貢献しようと思って続けてたことが報われたんじゃない」

誓子「逃げてたわけじゃない……形は違っても、向き合ってたってことだと思うわよ」

京太郎「…………ありがとうございます」

誓子「いえいえ。迷える子羊を導くのがお仕事だからね」

誓子「でも、そういう経緯があるからかな。麻雀で強くなることに、きっと強い執着があるんでしょうね」

京太郎「ああ――」

誓子「もう一つ見つけちゃった」

京太郎「えっ」

誓子「京太郎くんは――すごく負けず嫌い、でしょ?」

京太郎「う――」


>返事選択
1 そのようなことは……
2 当たってるかも
3 大正解ですね

安価↓2


京太郎「当たってる、かも――」

誓子「はっきり認めない、負けず嫌い要素その1」

京太郎「うぐぅ……」

誓子「ふふっ、まぁ男の子だもんね」

京太郎「うーん……子供っぽいですかね」

誓子「そりゃ子供でしょ、高校二年生?」

京太郎「はい、大学一年生にはかないませんね」

誓子「よろしい――それじゃ、そろそろ入りましょうか。あんまり二人で消えてると、みんながうるさいよ」

京太郎「みんな?」

誓子「そ、みんな――」

オーイドコイッター
サワヤサンオチツイテー

誓子「ほら」

京太郎「はい――じゃ、戻りましょう。どうぞお手を」

誓子「ノーセンキュー」スタスタ

京太郎「うーん、大人だなぁ……」


・誓子好感度+5


~祝勝会、お開き

京太郎「よっと――これなんですけど、洗った鉄板はどうしましょうか」

本内母「あとで火にかけて水分飛ばして、油引くだけー。それはやっとくから、もういいよー」

京太郎「はい。では、ほかのとこを手伝いに――」

爽「終わったぞー!」

揺杏「ふー、疲れた……」

由暉子「こっちも終わりました」

成香「お片付け終了ですね」

誓子「ユキと成香は真面目で助かるなぁ」

爽「おいおい、どういう意味かなー?」

揺杏「まぁ爽なら仕方ない」

京太郎(揺杏先輩にも言ってるような……)

由暉子「すっかり遅くなっちゃいましたね。京太郎、送って――」

本内母「あー、ごめんね、片づけまで。こっちで車だすから、みんな乗ってってちょうだい」

由暉子「……むぐぐ」

揺杏「ま、京太郎も疲れてるだろうし、お言葉に甘えよう」

爽「あ、私はタクシー呼ぶから。札幌遠いし」

京太郎「……先生じゃないですよね?」

爽「ははは、ないない。あの人、人に頼まれてホイホイ車だす人じゃないから」

京太郎「………………えっ」

爽「――ちゃんと感謝しとけよー?」

京太郎「ですね……はい」

成香「私も乗っていっていいかな……」

本内母「そうだね、見送りもしたいだろうし……帰りにあの人一人はあぶなっかしいからね」

本内父「はは、すまんね……じゃあ成香、お願いするよ」

成香「はい」

揺杏「じゃ、すいませんけどお世話になりまーす」

誓子「……今日は私も実家にしようかな。近いし」

京太郎「なんでですか?」

誓子(おバカッ、一緒の場所で降りることになるでしょっ)

京太郎(おお、なるほど!)

由暉子「……京太郎、今日はうちに泊まっていきませんか」

成香「――っ!」

京太郎「ん……いや、今日は家でゆっくりするよ。ありがとな」

由暉子「そうですか……いえ、大丈夫です」

成香「ほっ……」

揺杏「よし、明日からまた練習漬けだ。今日はゆっくり休むように!」

『はーい!』


~祝勝会、エンド


 で、夜行動と行きたいところですが、夜行動はありません!
 代わりに、長野と鹿児島の個人戦代表を決めます
 長野は咲だけ確定です、あとの二人、場合によっては一人を決めます
 鹿児島は姫様、春確定。残り一人を永水から選ぶか、どちらも落とすかって感じで

 ではまず長野
>衣の個人戦出場
1 した(代表確定)
2 してない

安価↓1-3 多数決


>してない

 ということで、残りの二枠を決めます

>長野個人代表残り枠
和、優希、数絵、まこ、透華、池田、桃から一名記入(たぶんめぼしいのはこのメンツのはずです)

安価↓1-7 多数決、多い順に二人が決定


>透華、優希

 ということであとは咲、優希の付き添い選択になります
 透華に関しては、団体で全員出場かつ、そうでなくても全員来る&ハギヨシまでいる盤石態勢

>付き添い
久、まこ、和、ムロ、ミカから選択

安価↓1-2 多数決じゃなく確定、かぶったら↓に


清澄からの8月登場キャラは、咲・優希(メイン)久・和(サブ)となります

続いて永水
>残り一枠選択
湧 安価↓1
明星 安価↓2

数字の大きいほうが出場、ただし両方コンマ50未満なら敗退


ゾロ目だし出場でいいかな?
いいってことにします
ということで鹿児島は、小蒔・春・湧で


キャップに池田しかついていってないので、予算的な都合等があるのだろう、と思ってます
まして清澄は一世代だけ強かった学校なので、そんなに予算はないだろうなぁ、と
お小遣いで行くのも無理があるしね
なので、それぞれの付き人だけってことで

なお、予算がなくても龍門渕や永水は自由に来ます、お金があるとこは強い


さて、これで終わりの予定でしたが、忘れてました奈良代表
穏乃は確定として、玄・灼・憧・由華・初瀬から二人選ばれます

>奈良代表選択
玄・灼・憧・由華・初瀬から一名記入

安価↓1-7 多数決


あ、アラタダイーン!
まぁ団体は阿知賀なので問題ナッシング

まとめると
奈良個人代表は、穏乃・憧・玄 団体は阿知賀
長野個人代表は、咲・透華・優希 団体は龍門渕 付き添いは和と久
鹿児島個人代表は、小蒔・春・湧 団体は永水 謎の永水黄金時代 なおOGは来ません(たぶん)

ほかに決めなきゃいかんものがあれば、また安価させていただきます
では最後にお待ちかね、来月(7月)派遣先についての安価を決めましょう


はるるが残った理由 :愛


一応、7月予定は以下

●来月の予定
7月予定
白糸台と千里山と阿知賀以外は7月二週テスト(第一週練習不可)

7月誕生日(プレゼントは攻略対象のみ、()内は贈れません、知り合ってない相手も無理です)
【一週】2日:揺杏
【二週】13日:はやり 16日(連休2):霞
【三週】18日:洋榎 23日:尭深 25日:エイスリン
【四週】29日:理沙


●現在の派遣可能校
 0 清澄高校(久、美穂子、ゆみ)

 2 白糸台高校(エイスリン・胡桃・塞・豊音)
 3 阿知賀女子学院(残りは子供軍団小5のみ)
 4 姫松高校(大阪大学組、部活中は恭子・由子)
 5 永水女子(霞、初美)
 6 龍門渕高校(南浦プロ、南浦数絵)
 7 千里山女子(大阪大学組、部活中は怜・竜華)
 8 新道寺女子(美子、仁美)
 9 有珠山高等学校(誓子)
10 臨海女子(菫・智葉・哩・巴)


いつもと同じで3-12の多数決予定
23:15くらいに、安価予告レス、直後に安価レスです
ゆっくり決めてください


次のレスが安価レスです


●来月の予定
7月予定
白糸台と千里山と阿知賀以外は7月二週テスト(第一週練習不可)

7月誕生日(プレゼントは攻略対象のみ、()内は贈れません、知り合ってない相手も無理です)
【一週】2日:揺杏
【二週】13日:はやり 16日(連休2):霞
【三週】18日:洋榎 23日:尭深 25日:エイスリン
【四週】29日:理沙


●現在の派遣可能校
 0 清澄高校(久、美穂子、ゆみ)

 2 白糸台高校(エイスリン・胡桃・塞・豊音)
 3 阿知賀女子学院(残りは子供軍団小5のみ)
 4 姫松高校(大阪大学組、部活中は恭子・由子)
 5 永水女子(霞、初美)
 6 龍門渕高校(南浦プロ、南浦数絵)
 7 千里山女子(大阪大学組、部活中は怜・竜華)
 8 新道寺女子(美子、仁美)
 9 有珠山高等学校(誓子)
10 臨海女子(菫・智葉・哩・巴)


>派遣先選択、可能校から数字or名前で一校記入
安価↓3-12多数決、同数は決選投票安価します


ついに来てしまった、鬼門の新道寺……佐賀弁ちょーむずいよー

そして恐ろしいことに、メンバーが2人という事実(モブ部員はいますが)
どうやって持たせればよいのか……これは久々にモブ子の出番の予感
美子&羊先輩は、会えば出ます

では、7月は新道寺です。頑張りましょう
姫子どうなるかなー


では、本日はこれにて終了です、お疲れさまでした
大量に日誌を書かなきゃいかんような、そうでもないような

とりあえず仕事詰まってますので、15日くらいになるかな……というのが希望的観測です
期待せずにお待ちあれ

それでは、ありがとうございました


ほんまや、みはるんいるやん……(確認)
えーっと、その……清澄は風越と違って弱小で! 部員も少なくて! 予算も少ないから!

もうこれで許してくだしあ;;

遅まきながらそっとメイド明華支援
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira091353.jpg


>>637
ご支援ありがとうございます!
次から臨海に行ったら、明華は練習中ずっとこの服です(決定)
なお二週目にはなくなります


日誌のほうですが、ようやく落ち着いたので、これから着手します
今日中に上がらなくても許してヒヤシンス


【6月第三週日曜】

 全国の高校麻雀部のみなさん、地方大会お疲れさまでした。
 南北海道予選にて無事、私こと須賀京太郎が優勝いたしましたこと、ご報告差し上げます。

 人によっては嬉しかったり悲しかったり、色々な結果があったことと思います。
 どちらの経験もある身ですから、どちらの気持ちもよくわかっているつもりです。
 ただ、どちらにせよ俺たちの道は、ここで終わりではありません。
 これからのことを考え、過去の経験を糧にし、一緒に成長していけたらなと思います。

 最後に――。
 お世話になった皆さんで、全国に進まれた方に、心よりの祝福を申し上げます。

 本当におめでとう!

……………………

 さて――。

『――団体優勝で抱きついたの?』
『個人でもしたんでしょ?』
『優勝してない子にもしたって』

 やべえ。
 いやでも、祝福とか慰めとか、ハグはするよな? するよね?
 ……いや、しない……か?

『みんな、責めるのはよくない』

 おっ、そうだ! 誰だか知らんが、言ってやって!

『で、そちらは有珠山のどなた?』
『有珠山じゃないけどひと言。ここで責めて、京太郎がそれをやめたら、今後自分たちが味わえなくなる』

『一理ある』
『その発想はあったはずなのに忘れてた』
『……派遣校の特権として、こっちは指を咥えて見てるしかないのか……』
『まぁそういう企画やしな……』
『なら言わせてもらう。来年こそ――っていうか、次は秋でいい! 秋こそうちに!』
『秋でなくば次の春に!』
『来年の夏もよろしく!』

 ……なんとか、なった……かな?

『でも結局はおもちがないとされないのでは』

 なってなかった!

『な、なくてもされた子もいるんじゃないでしょうか!』
『でもあったほうが有利だよね?』
『京ちゃんが一番好きなのはない子だから関係ないと思う』
『それで思いだした。なにこの新聞とニュース、なんでお姉宮永プロがいるの』
『本人によると、妻が夫といるのは当然だとか』
『チャンピオン夫妻ならわた淡ちゃんじゃないとおかしいと思うの』

 あーもうめちゃくちゃだよ。

『どうして誰も言ってあげないのかな……じゃ、私が一番に! 京太郎、優勝おめでとう!』

 全俺が泣いた。映画化決定。


――――――――


~清澄

「のどちゃんに勝ったじぇい!」
「う……そうですね、おめでとうございます、ゆーき」
「ゆ、優希ちゃんっ、そんな風に……」
「気ぃ遣ったところで、結果は変わらんわ。ここは勝者を称えるべきじゃろ」
「そうよねぇ。私も去年、こんなだったし」
「あ~、全然ダメでした……団体戦もあんなだったし、本当にすいません……」
「ドンマイ、ムロ」
「……ま、わしは去年、全国優勝まで経験させてもらってるけえ。昨日も言うたが、来年に活かすようにな」
「あーん、連覇の夢が潰えちゃった~」
「すいませんすいませんすいません……」
「む、室橋さんっ……久先輩! こっちは気を遣ってあげてください!」
「ムロは気にしぃだからねぇ……」
「こっちの二人は、来年のためにわしがみっちりしごうしてやるか……じゃけえ、久と和は個人二人の面倒、しっかり頼むぞ」
「は、はい!」
「ふふん、ムロたちの分まで暴れてきてやるじぇ」
「咲はあれよね。去年、照が優勝したこと、意識してるんじゃない?」
「し、してませんよ、そんな……それよりも……」
「あれですね、春に優勝した京太郎先輩と大星淡ですねっ」
「あ、ミカ、そんなはっきり――」
「全然気にしてないよ。京ちゃんはともかく、淡ちゃんは気にしてないから」ニコニコ
「ひっ……」
「あー、この咲さんはいけませんね。近づくと食われます、雀力を」
「魔王モード入っちゃったかー」


~白糸台

「ついにこのときが来た!」
「さて、なんとか団体、個人も突破できたわけだけど――」
「先代が抜けて少しは楽かと思ったけど、全然そんなことはないね……」
「京太郎くんは相変わらず他校だし、淡のモチベ心配だなぁ……」
「ふっふっふ、そんな心配はご無用なのだ!」
「ゴム用とか、いやらしい……」
「ふぇ?」
「尭深がおかしいよ」ペンッ
「あいた……冗談なのに」
「で、ご無用ってことはなに? ちゃんとモチベ保てるの?」
「まーね。キョータローと私が夏もペア優勝なのは確定だから、気にしてらんないよー」
「油断は禁物だけど、やる気があるのはいいことかな……」
「新聞によると――真屋さん、穏乃ちゃん、憧ちゃん、玄、咲ちゃん、龍門渕さん、片岡さん、小蒔に春ちゃん、あと永水に一年生か……」
「新道寺の鶴田さん、姫松の上重さん、愛宕の妹さん……」
「愛宕高校の妹さんみたいに言わないでよ……」
「ふふっ……あとは千里山の二条さんに、当然の如く、三箇牧の荒川さん――」
「天江がいないのは助かるけど……って考え方も弱気かな」
「気持ちはわかるよ。ただ、それ以外でもまだまだメンツが凄いから、楽な試合にはならないね」
「うー、団体のことも考えるとなぁ……龍門渕も永水も、かなり厄介だなぁ」
「大丈夫! こっちは白糸台のエース大将、大星淡ちゃんだよー!」
「頼りにしてるよ、ほんと」
「頼りにしてるからね」ナデナデ
「まっかせろー!」バリバリッ


~龍門渕

「祝☆原村和に大勝利、ですわ!」
「おめでとう、透華」
「トーカの闘牌を見れば、勝利の疑いようもなかったぞ!」
「……冷えたようにも見えたけど、その辺はどうだった?」
「あれは意図的、そう見えた……わからないけど、透華もコントロールしているみたい」
「団体でも個人でも出場……これはもう、私たちの大会になること待ったなしですわ!」
「うむ、是非もない! 一昨年の準決勝では外つ国人によって不遇をかこちもしたが……」
「今年はボクらも成長してるからね。あんなことにはさせないよ」
「ま、なんにせよ今夜はお祝いだな、お祝い」
「今夜も。昨日は団体、今日は個人」
「こまけーこたぁいいんだよ!」
「で、明日からは練習だね。あ、今年も合宿する?」
「いいですわね! 宿を押さえて、各校に連絡しておきますわよ!」
「すでに手配しております、お嬢様」
「さすがだぞ、ハギヨシ!」
「……さすがっていうか、もう……」
「これ言いだしてなかったらどうなってたんだ」
「因果は逆転し……手配されていなかったことになって、何事もない……」
「執事ぱないな」


~永水

「ああああああああああ! 湧に負けたああああああああああ! 京太郎せんぱああああああああい!」ゴロゴロ
「明星、はしたないわよ」
「でも姉様……うぅ~、湧めぇ……きっと先輩会いたさに頑張ったんだ!」
「そんなことないから!」
「喧嘩はいけません、二人とも。個人がどうあれ、我が永水は団体でも全国に行くのですから……今年も目指すのは優勝です。人の和は欠かせませんよ」
「は、はいっ」
「心得ております」
「そして京太郎の隣に並ぶっ……」ゴッ
「三人とも、それに加えて姫様のお世話と護衛、しっかりするですよー。ここにはいないですが、もう一人にもしっかり伝えておくようにー」
「……え、私たちは?」
「なに言ってるんですか、霞はー。お勤めがあるのに、行けるわけないでしょうにー」
「」
「……普通に話に参加はしてたけど、霞さんと初美さんはOG」
「霞ちゃん、はっちゃんがいないのは残念ですが……二人の分まで、頑張ってきます!」フンスッ
「え、えっと……か、監督っ! 監督枠として、あとコーチ枠として二人ともっ……」
「まぁ姫様のためならいいんですけどねー。霞は明らかに私情もありますからねー、私は許可できねーですよー」
「珍しく初美様が攻勢ですね」
「お姉様、京太郎先輩大好きだもんなぁ……そこにこの記事とあのニュース。私情も絡むよねぇ」
「……明星、少し黙ってなさいな」ニコッ
「」ブルブルブル
「春先輩は、気になさらないんですか?」
「……これくらいのことは、してる。もっとすごいことも」キリッ ※京太郎優勝時、廊下でペロペロ
「えっ」
「うおおおおっ、春先輩おっとなー!」
「……聞き捨てなりませんよ、春」
「失礼ながら……姫様にはまだ、お早いことかと……」
「…………」ゴッ
「…………」ゴッ
「人の和とはなんだったのか」
「しっ……口を挟むと、巻き込まれるから」


~宮守組

「安定の大勝利だね。東場で飛ばしちゃってるよ、この子」
「さすが京太郎くん、ちょーつよいよー」
「で、照はなにしてんの、これ」
「英)あああああああああ、うらやましい! 京太郎のお姫様抱っこ、すっごい気持ちいいのに!!」
「なんかエキサイトしてる……お、落ち着いてエイちゃん!」
「エクスタシーとか言ってるけど、大丈夫かな……変なこと言ってないでしょうね?」
「ダイジョウブ、レイセイ、ダカラ」
「本当かなぁ……」
「ねっ、ねっ! 応援行こうねー!」
「そりゃもちろん……って、個人だけでいい?」
「うーん、団体はねぇ……特に贔屓もないし、結果だけでいいかなーって」
「縁がないわけでもないから、永水と白糸台はちょっと応援してもいいんじゃない?」
「えー、私はどっちも見たいなー。ちょーたのしみだよー」
「トヨネガ、イウナラ……ワタシモソレデ!」
「……ふー、ならそうしよっか」
「知ってる顔に会えるかもしれないしね。じゃ、観戦しに行きましょっか」
「わーい! ちょーたのしみだよー! 天江さんのサイン、もらえるかなー?」
「あ、龍門渕狙いだ!」
「ちゃっかりしてるなぁ、豊音は」


~阿知賀

「それじゃ……穏乃ちゃん、憧ちゃん、玄ちゃんの個人戦出場を祝して――」
『かんぱーい!』
「……ふぅ。ちょっと悔しいなぁ」
「えへっへー♪ 去年は灼にやられたからね、リベンジ達成♪」
「ごきげんだねー、憧ちゃん」
「前日の夜なんて、すっごい不機嫌だったのにね!」
「あー……うん、まぁ……」ドヨーン
「し、穏乃ちゃん、お寿司だよー」
「ウェヒヒッ、いただきまーす!」
「……憧、あれは仕方ない」
「そ、そうだよ……それに、ほら、京太郎くんも悪気は……ね?」
「わ、わかってるってば……っていうか、私に文句言う権利とかないし……勝手に動揺してるだけで……」
「でも、本当によく切り替えられたね」
「まぁ……熊倉先生が、色々教えてくれたから……あれださずに負けたらもったいないなーって」
「オカ専だから、玄と穏乃のコントロールもすごくうまいし……ほんと、いい先生がいらしてくれたよね」
「赤土先生も、草葉の陰で喜んでるよね!」
「死んでない!」ガァッ
「わひぃっ! ご、ごご、ごめんなさいっ!」
「玄ちゃん、だめだよ~」
「ってかそれで思いだしたっ……ハルエはなんで、あのタイミングでメールしてくんのよ!」
「かんっぜんにこっち潰しに来てるね、確かに……まぁ団体戦の前じゃなくてよかった」
「見ても動揺しなかったの、穏乃ちゃんくらいだもんね」
「もふもふ……もふ?」モグモグ
「穏乃ちゃんはそのままでいてね~」ナデナデ
「はぁ……シズってば、嫉妬とかしないんだろうなぁ……」
「なんの話だよー」
「あの写真見ても、気にしないだろうなーって。ほらこれ」パッ
「……私も……」ボソッ
「ん? どうしたの、穏乃ちゃん?」
「えっ? あ、い、いえっ、えーっと……私も! 全国優勝したら、京太郎に抱っこしてもらおうかなーって!」
「あはは、してくれると思うよ」
「う……さすがに私はパスかな……恥ずかしすぎるわ」
「そんなこと言ってるからダメなのよっ、憧! あんたもうそろそろEでしょ、それくらいやんないとほかの子においてかれるわよ!」
「な、なに言ってくれちゃってんのよ! お姉ちゃんには関係ないでしょ!」


~姫松

「ゆゆ式……由々しき事態や」
「なんで言い直したん……でも確かにせやな」
(……またなんや言いだしたで、三年コンビ……大丈夫やろか)
「いや、やばいんはわかってたで? ただ――あまりに想定外やった」
「宮永照はともかく、選手間でこんなんなるとは……あああああああ、これ大丈夫なんかっ?」
「い、勢い余ってのことやろ? 同じチームやったら、あるんちゃうか?」
「そうやとしても……あああああっ、なんで今月、私らが取れへんかったんや!」
「ほんま悔しいなぁっ、ほんまにっっ……」
(ガチやな、この子ら……個人戦ちゃんと出場枠取ったから、なおさらみたいや~)
「……こうなったら、全国で……」
(お?)
「せやな、全国で……」
「優勝――」
「するしかない!」
(ほう……)
「そうなったら京太郎くんも……ここに写ってる真屋は、未来の私らや!」
「そうやっ、再来月の私らや!」
(……京太郎くんがおらんほうが、モチベ上がるんとちゃうやろか~)


~千里山

「か、勝ちました……」
「おー、ようやったで」
「団体もなんとかいけましたし……こ、これでエースの面目躍如ですかね」ブルブル
「泉……」ガシッ
「監督っ……」
「ようやってくれたで!」ポンポン
「はいっ」ウルッ
「まぁ実際、泉がよう踏ん張ってくれましたからね。荒川が先鋒でよかったいうとこですか」
「あ、団体の話でしたか。でもまぁ、あのときはかなり調子よかったですからね……荒川さんにも、えらい褒められてしまいました」ハハハ
「さて、そんな泉にプレゼントや。北海道の新聞やで」
「え、なんですか、京太郎くんの優勝やったら、もうニュースで――」
「………………」
「ニュース、で……えっ」
「………………」
「え?」
「こっち見な」
「はい……えっ、えっ?」
「やる気なったか?」
「えっ……えっ?」
「さっきからえっしか言うてないな」
「完全にパニックですね……これは試合前に見せへんで正解でした」
「えっ、ちょ……えっ、こんな特典……あるんすか、大会あったら!」
「ほーん、これを特典やと思うわけか」ニヤニヤ
「えっ……あっ、いやっ、ちがっ……」カァッ
「まぁ派遣先にうまいことなったら、こうなるわけやなぁ」
「……ええなぁ」ボソッ
(効いてる効いてる)
(おばちゃんえげつないわ)
(おばちゃんはやめーや)
「……けど、全国で優勝したら、派遣先やのうてもこうなる可能性はあるわなぁ」
「……っ」ピクッ
「そら高校生の頂点やもん。知り合いが頂点立ったら、そうやってお祝いするやろなぁ」
「………………やります」
「ほう」
「優勝します! あ、いや、こうなりたいとかそんなんちゃいますけど、その……ふ、普通に優勝したいんで!」
「そら嬉しいこっちゃで」
「期待しとるで、泉」
「はい!」


~大阪大学組

「――とまぁ、そんな流れで泉がやる気に」
「監督も浩子も鬼か」
「そういう動機のほうが、まだええのよー」
「漫ちゃんと絹ちゃんはどうしてああなったんや……」
「ほんま、お互い後輩には苦労するなぁ」
「しっかし照やんのこれはどういうこっちゃ」
「照やんって、また馴れ馴れしいな……」
「てるてるのほうがええやろか」
「どっちも変わらんのよー」
「高卒プロでトップやで? 仕事ありそうなもんやろ、個人戦の日なんか」
「東京の友達に聞いた感じ、予定されてたけどアナウンサーが急病で、別のコンビが入ったらしいわ」
「持っとるなぁ、照やん……」
「春の予選も長野まで見に行ったらしいし……こうと決めたら全力やな」
「ある意味うらやましい、そんで清々しいな」
「須賀だけに禁止」
「えっ、なに言うてるん竜華」
「えっ」
「さすがに、それはないのよー……」
「ちゃ、ちゃうねん! その、こういうんがお約束やて……セーラと洋榎が……」
「人のせいにしても罪は消えへんで」
「ほんまやって! あと罪ってなに!?」
「竜華がそんなしょーもないこと言うやなんて……ええ太ももが台無しや」ナデナデ ゴロン
「寝てるやないかい!」ペシッ
「やっとること完全にオヤジやな……」
「これが世の中では線の細い儚げな美少女や言われるんやから、平和なのよー」
「イメージ戦略は重要やな。あと声」フッ ナデナデ
「いつまで脚撫でてんねん!」


~臨海

「……それで試合に出るのだけはやめてね、お願いだから」
「なっっ……ど、どうしてですか! 永水は巫女装束で出場しているのですから、問題ないはずでは!」
「いや、チームメイトとして少し恥ずかしいですから……」
「スポンサー受けもよくないからね!」
「そんな……京太郎と私の絆なのに!」ブワッ
「それが一番の問題よ」ズバッ
「えっそうなの!?」
「すでに問題になりそうな記事が出来ていますしね。正直に言って、真屋や宮永照のやったことより、重大な過失かもしれません」
「つまりこれで公認ということに!」パァッ
「阻止」
「阻止」
「断固阻止」
「周りよりチームメイトと監督が厳しい……めげます……」
「めげついでに、メイド服脱ぎなさい」
「な、なんということでしょう……ああ、ごめんなさい京太郎……いえ、ご主人様……」
「なんか言っちゃってるんだけど」
「しばらくすれば戻ります、放っておきましょう」


~臨海側大学組

「……お願いだからなにも言わないでくれ」
「なにをやってるんだ、雀明華は……」
「……ふーん、袴だけじゃなくてメイド服も好きなんだ」
「ど、どうしたと、巴。能面みたいな顔ばしとうけど……」
「いえ、なんでもありません。それより全国大会、永水は個人も団体も忙しいので、今年もそちらに少し顔をだすことになるかと思います」
「ああ、我々は我々で、適当に見に行くとするさ」
「臨海の応援にも行かんとね、智葉」
「明華があの格好なら二度と行かん」
「さすがにチームが止めるんじゃないですか? まぁ……京太郎くんに頼まれれば、着そうですけど」
「……京太郎に言って止めさせたほうがよさそうだな」
「あっちはあっちで、また派手なことばやっとうよ……なるほどねぇ。京太郎の好みち言うと、確かにこんなタイプやけん」
「お、大きさは関係ないじゃないですかっ」
「前日にこれだというのに、翌日はこっちか……はぁ……なんかもう、私も頭が痛くなってきた……」
「これが私たちの代のチャンピオンだと思うと、頭を抱えたくなるな」
「すっごいドヤ顔ですよ、やりたい放題ですね」
「いまのチャンプの大星もこういうタイプやなかか? 白糸台は、そういうん多かねぇ」
「おいやめろ、私まで巻き込むな。白糸台は関係ない、こいつらが特殊なんだ」
「にしては、羨ましそうにニュースを見ていたな」
「……一つだけ言っておく」
「お、なんね改まって」
「真面目に言わせてもらうが――羨ましい」
「は?」
「……まぁ、わかりますけど」
「なに?」
「学生やけん、さすがに足がなぁ……全国では、私らにもチャンスばあるち思うとるんやけど」
「ちょっと落ち着けお前ら――」
「……はぁ、これだから智葉は」
「まぁまだ大好きレベルですからね」
「これがときめきになってデレるいうんも、想像ばできんとやけど」
「なんの話をしてるんだ、お前らは!」


~西日本プロ

「京太郎は危なげないですね」
「順当!」
「さて、他の地域ですけれど……」
「新道寺はなんとか競り勝ってますね。鶴田も個人突破してますし」
「千里山も姫松も無事進出やな。ま、姫松は絹がおるから余裕やけど~。千里山はよう抜けられたな」
「そらどういう意味や――言いたいとこやけど、まぁ否定はせんわ」
「憩さんは圧巻の個人一位、得点差もずば抜けていますね」
「よく勝てた!」
「二条さんが伸びたことと、中堅の稼ぎが大きいのと――あとは、やはり監督の腕でしょうね」
「オカンもよーやるわ」
「赤山はあかんか」
「後輩の様子は、さほど見に行けませんでしたし……神代のお姫様は、昨年以上の脅威ですから」
「春も大きく成長していますし、霞の従妹や十曽の子も入りました。チームの厚みは十分です」
「そ、その話題は……」
「大丈夫!」
「はい?」
「あ、あれ……利仙、ええんか?」
「なにが――ああ、石戸明星さんですか? ただ従妹というだけで、彼女にはなんの問題もありませんから」
「そ、そうか……せやったらええわ」
「さて、と――すべての選手が決まったところで、我々はしなければならないことがありますね」
「あー、また予定立てなあかんねんな……」
「解説はプロの仕事ですからね。今年は誰になるでしょうか」
「まぁ例の如く、女子決勝が小鍛治プロなので――男子決勝はそれ以外、となりますが」
「やる!」プンスコッ
「うちは決勝よか初戦のがええなぁ」
「俺は……空いとったら準決勝やってみたいわ」
「利仙はどうです?」
「わたくしはもちろん、決勝戦一択でございます」ニコッ
「……面白い」
「先輩がお相手とあっても、これは譲りたくありません」
「ふむ、利仙は骨がありますね」
「……あれ、なんか俺ら、野依プロに気ぃつこたみたいになってる?」
「単に決勝がめんどいいうか、苦手なだけなんやけど……」
「そういうところがだめなのです。たしかに責任が必要な場ですが、それだけプロとしての見せ場でもあるわけですからね。むしろ積極的にやりたがらなければ」
「な、なるほど……」
「いや、せやけどネタ挟めへんようなるしなぁ……」
「ネタってなんや、またおでんか?」
「二度とやるか、アホォ!」
「なんのことでしょう……」
「意味不!」
「洋榎さんの面白い持ちネタですよ。ご覧になりますか?」
「やらん言うてるやろ!」


~東日本プロ-札幌

「では――開廷します」
「帰っていいですか?」
「いいわけねーだろ!」
「自業自得……」
「そういえば弁護人ハ?」
「いるわけないぞ☆」
「仕事がなくなったからって、ずるい……いいなぁ、超いいなぁ……」
「絃が饒舌になるくらいの怒りっぷり」
「え、これ饒舌なの?」
「ヤンデレの素質ありでスネ」
「私はそういうのじゃないよ……ただのファンだから」
「じゃあ付き合ってって言われたらどーすんの?」
「吝かではありません」
「ただのファンじゃないよね!?」
「や、ファン心理ならむしろ正常デハ」
「やっぱり帰ってよさそう」
「まだ開廷しかしてないぞ☆」
「おっとと、そうそう。宮永姉の糾弾しねーとなぁ」
「反論いいでしょうか」
「一応どうぞ」
「ほぼ毎日のように有珠山に行っていた三尋木プロには、言われたくありません」
「じゃ、二人とも被告席だね☆」
「んなっ!? ちょっ、待っ――」
「これはね、嫉妬で言ってるとかじゃないの。北海道での京太郎くんは特に忙しかったっていうのもあるんだから、その迷惑を考えてだね――」
「こ、小鍛治さんだってあれじゃん! 雀荘で打って、家まで行ったでしょ!?」
「い、いまはそれ関係ないよね!?」
「はい――もう一人追加だぞ☆」
「人数が3対4になったんだけど……」
「もうなにを責められてるのか、これもうわかんないね」
「いいなぁ……羨ましい……私も、そんな風に頻繁に顔合わせたい、麻雀したい……」
「い、絃、落ち着イテ……」
「すいません、チーズフォンデュパフェ一つください」
「照も注文してるとかじゃなく。っていうかほんと、なにしてんのこれ。全国放送に流れてるんだけど」
「私と京ちゃんだから仕方ない」
「あっはっは、それ同じ言い方で私と京太郎だから――でも通用すんねぇ」
「はぁ、早く晴絵ちゃんか別の人か、次のお姉さんやってくんないかな……私も公共の電波でアピールしたいんだけど……」
「すっごい切実な吐露いただきました」
「アルコールが入ってないのにこれか……長くなりそう」ダル
「すいません、チョコフォンデュも追加で」
「よく食べるね、こんな状況でもあなたは!」
「食べ盛りなもので」
「それだけ食べてどうして、お腹にも胸にもお尻にもつかないのかな?かな?」
「余計なお世話です、あと私の持ちネタ取らないでください」
「声は一緒だけど別人なんだよなぁ……」


~有珠山&札幌

「はい、予想通りの大ニュース」
「ス、スポーツ新聞にまで……」
「異議あります」
「どーぞ」
「宮永プロの記事と半々です。あちらにも多少の責任が」
「あっちはあっちで、いま裁判中だから大丈夫!」
「なんかグダってる予感しかしないんだけど……っていうか、私帰っていい?」
「だ、だめですっ、えっと……できれば、大人の方にもいていただいたほうが、対策を講じやすいので……」
(お、おお、成香が計算高く……)
(成長したわね、成香……)
(なんでチカセンが泣いてんの……)
「まぁいいけど……んじゃ、ユキちゃんさぁ」
「はい」
「ぶっちゃけどうだった?」
「死んでもいいって感じでした」
「重傷だわ」
「でもわかる」
「はい、わかります」
「こっち二人もかよ……っていうか、いつの間にそうなったの!」
「まぁまぁ、一番最初に会ったのにまったく伸びてない人はちょっと落ち着いて」
「棘あるな!?」
「で、話を戻して――記事を読む限りだと、特に問題視はされてなくない?」
「ですよね」
「う……まぁそうなんだけど、えーっと……そ、そう! 部内の風紀とか――」
「が、学校の校風もありますから! 本来は、キリスト系の女子校で……あの、男女の接触はあまり……」
「でも成香先輩は、京太郎に抱かれて泣き濡れていたのを、何人もの他校生徒に目撃されています」ビシッ
「ひうっ!? だ、だだだだだだ、誰ががががが、そそ、そんんななななな……」
「成香、落ち着こう」
「すげーテンパってんな、初めて見たぞ」
「つまりよ、京太郎はそういうことをナチュラルにしちゃう子なんだってこと、でしょ?」
「まぁ、そうなるな」
「んー、だからってわけじゃないけど……まぁあっちこっちでさせちゃえばいいんじゃない?」
「問題大ありだと思うんですけど」
「こいつはそういうやつだって喧伝されれば、いちいち目くじら立てる子もいなくなって万々歳。もうこれでいいでしょ、っていうか帰らせて」
「本音がさらりと」
「でも一理ある……ある?」
「さらに言えば、それで離れていく人がいるなら、競争率が下がって喜ばしい限りです」
「んー……まぁ、そうかも」
「誰かが咎める権利持ってるわけじゃないものね。それに揺杏もされたいんだったら、こういうの推奨しておけばやってもらえそうよ」
「やってほしいとか言ってないけど!」
「ただ――いまは問題になってないけど、学校とか巷で問題になるようなら、京太郎くんにちゃんと注意する必要が出るわね。とりあえずの方針は、それくらいかしら」
「そうね。よし、帰りましょ」
「どんだけ帰りたいんだハルちゃん」
「あ、あの、すいません……お忙しい中、わざわざ……」
「へーきへーき。今日は練習も打ち合わせもない、完全オフでハルちゃんヒマだから」
「うっせー、バーッカ! よ、予定なんかなくても色々やることあんのが大人の女性なんだよー、うわああん!」
「ご、ごめんって……悪かったから、まぁ泣かないでよ……」


今日はここまで
どっかで発言内容等に矛盾が発生しても、もうわかりません……


まぁ考えますが(どうにかするとは言ってない)、卒業生には厳しくなる感じのほうがそれっぽいです
あくまで在校生優先、一年目なら全員いる、という条件を大事にしたい所存

-----------------------------------------------------------------------

~派遣決定電話

モーイッポフーミダセルー
京太郎「はい……お疲れさまです、部長」

揺杏「ん?」

由暉子「京太郎は揺杏先輩を部長と呼びません」

成香「ということは……」

誓子「清澄の人でしょうね」

揺杏「ああ、清澄のぶっちょ~~~さんね……」


久『はーい、愛しのダーリン。いつものお時間よ』

京太郎「はいはい、お待ちしてましたよハニー」


由暉子「…………」ガタッ

誓子「ユキ、ハウス」

成香「なんだか聞き捨てならないことを……」

揺杏「い、いつものネタなんじゃねーの(震え声)」


久『で――来月の派遣先は、なんとっ……』

京太郎「…………」

久『福岡は新道寺女子! 決定でーす、はい拍手~』

京太郎「新道寺……理沙さん、哩さんの学校ですね」

久『はーい、その通り。あと、和や優希、室橋さんや加藤さんの先輩であるすばらさん――じゃない、花田煌さんも所属してらっしゃるわよ』

京太郎「へぇ、それは挨拶しておかないと」

久『あと、新部長の鶴田姫子さんは哩さんガチ勢らしいから、注意するようにね』

京太郎「へぇ……え、はい?」

久『哩さんガチ勢だから』

京太郎「はぁ……よくわかりません」

久『知らないほうがいいかもしれないし、ただの噂かもしれない……とにかく、注意はしておいて』

京太郎(なにいってだこの人)

久『あと、そうね……去年の夏の準決勝で、白糸台、千里山、阿知賀と対戦経験がある学校よ』

久『花田さんは先鋒、鶴田さんは大将だったから、それぞれの相手とは顔見知りなんじゃないかしら』

京太郎「ふむふむ、なるほど……」メモメモ

久『じゃ、そういうわけだから。来月もしっかりね』

京太郎「うぃーす、ありがとうございます、部長」

久『部長ではなく』

京太郎「なんか視線が怖くて……えー、ありがとうございます、ハニー」



由暉子「…………」ギリッ

誓子「ユキ、ハウス」

成香「ほ、ほら部長って呼んでるし、大丈夫じゃないですか?」

揺杏「……私のことは、部長って呼ばないのに……」


久『じゃ、身体に気をつけてね。いじめられたら言いなさい』

京太郎「みんなよくしてくださってます。それじゃ、お疲れさまでした」



京太郎「――ってことで、来月は新道寺になりました」

由暉子「それよりハニーってなんですか」

京太郎「なんとなくそう言うようになった、ただの挨拶だよ」

由暉子「じゃあ私のこともハニーって言ってください」

京太郎「なんだよハニー」

由暉子「がふっ」トケツッ

誓子「ユキ!」

成香「新道寺女子ですか……」

揺杏「副将と組めば、得点高くなるやつだっけ? あ、でももう副将はいねーんだっけか」

京太郎「去年の副将……ああ、哩さんはもう卒業されてますね」

成香「ということは、今年はそれほど強くないんでしょうか」

誓子「3年は三人抜けてるしね……まぁでも、予選突破してるんだし、やっぱり強豪よ」

揺杏「よし、情報収集任せたぞ!」

京太郎「再来月に俺が戻ること知ってるだろうし、まぁ隠されるとは思いますが」

由暉子「それは、それで……とにかく、はぁっ……気をつけて……無理は、しないよう……」

京太郎「そっちが無理するな、ハニー」

由暉子「ぼふっ」トケツッ

誓子「ユキーッ!」

揺杏「どうしてこんなになるまで放っておいたんだ」


ってことで、ここまでです
次は派遣決定日誌ですが、各校反応はなるべく手を抜きたいです


理想→ 攻略したい3年(現卒業生)がいるなら、一年目から集中してその学校に派遣
現状→ すべての学校に万遍なく派遣

ですからね……まさかこんな形になるとは、このリハクの目をもってしても(ry
普通に考えれば偏らんよね……スレ立て当時は、そんなに人が来るとは思ってなかったのです


大阪の大学組は行こうとしてるので、永水卒業組ができないというのは確かに無理があるかも
考慮します
チカセン、新道寺卒業組とかは未定です

問題は清澄
団体が龍門渕、個人でも龍門渕が食い込んで清澄が減っている、というのは多数決だったので、ここのフォローは悩みどころ
現役組が参加できてない、というのも悩ましいところですが、個人が清澄3人ならなんとかなったのも事実
で、付添組も安価だったので、こればかりは選択の結果と言わざるを得ないです、たぶん


まとめ
チカセン、安河内美子、江崎仁美については未定
まこムロミカについては泣いてください
ほかは頑張る(たぶん)


【6月第四週某日】

 来月の派遣先高校は、福岡代表新道寺高校となりましたこと、ご報告申し上げます。

 新道寺高校は上下関係の厳しい学校ですが、そのOGの方にも知り合いがいるのは心強いです。
 なにか守らねばならない決まり等ありましたら、ご教授願います。

 また九州の学校というのは、一度お世話になったところもそうなので、親しみを持てますね。
 とはいえ節度を持ち、ご無礼のないよう過ごしたいと思います。

 どうぞよろしくお願いします。

……………………

『ご無礼――はしそうだよね!』
『あー、くそ! 先に書かれた!』
『たぶん誰もが最初に考えたよね、これ』

 しねーよ!
 たぶん……

『待ちに待ってようやくというところでしょうか。後輩たちがお世話になっていたことですし、その辺りの話も含め、よろしくお願いしますね』

 はい、よろ……これは例の、えっと……すばら……じゃない、花田さんか

『……強うなれっとやったら、相手が誰でん教えてもらうつもりやけん。先輩んことはそんあとでじっくり話ばつけんね』

 ……ガチ?

『福岡ならすぐですね!』
『そうね、たったの3時間ほどよね』
『すぐとはいったい』
『札幌・有珠山より遠いとかwwwwwwwwwwwww』
『煽るな』
『県が違うから、十分近いと言える』
『え、これ行く流れですか?』
『行かない手があるか!』

 ……ん?

『それは派遣制度の根幹を揺るがすのでNG』
『じゃあ連休企画で』
『そういえば、一年合宿……って、もう二年か。二年合宿ってどうなったの?』
『互いに牽制し合っててまとまる気がせーへん』
『残当』

 同世代合宿……してみたいけど、成立しても来年だろうな
 俺らが一番上にならないと、上の権力に逆らえねーし
 ……なっても逆らえない未来しか見えないけど

――――――――


~永水

「――顔、だしてもいいんじゃないかしら。お勤めでよく、北九州のほうにも行くこと多いし」
「全国大会についていくか、学外での遭遇に入るか、二つに一つですよー」
「…………悩ましいわね」
「お姉様がとてつもなく真剣な表情でお悩みに……」
「……霞様の威厳が少し減りました」
「ついでに言うと、福岡はあれですよー。地元チームにりせちーがいますよー」
「…………すさまじく悩ましいわね」
「お姉様がこれ以上はないほど真剣な表情に……」
「……霞様の威厳が著しく減りました」
「副部長」
「はい」
「早急に、新道寺との練習試合及び合同練習、もしくは……が、がが……がっしゅ……く……など……」モジモジ
「企画はします。打診もします。確定は約束できかねますが」
「ですよね……で、でも、なるべくお願いします!」
「はい……私としても、成立させたいとは思うので……」
「あれ、いつの間にか和解してる」
「争うのは自分たちの領内に入ってからにする、ということで手打ちになってたけど」
「詳しいね、湧」
「た、たまたま聞こえただけだからっ」
「領内に入ったら『この十曽湧、容赦せん!』みたいなのは?」
「ない!」


~西日本プロ

「……ようやく西日本ですか。待ち侘びましたよ」
「母校!」ピョンピョン
「えらいテンション上がってますね……」
「福岡か……何回か試合しに行ったな」
「わたくしと理沙さんはホームですし、学外遭遇できそうですね」
「指導!」
「それやなぁ、やっぱり。こっちのプロは数少ないし、3人まででも十分入れるわ」
「……なんとなく、戒能プロと野依プロに集中しそうなんやけど」
「だといいのですが、そううまくはいかないでしょうね」
「ニヤけてる!」
「本音を隠しきれていませんね……」
「おっと、ソーリー……ただ、建前だけではないのですよ」
「っちゅーと、どういうことですか?」
「京太郎は、強くなりすぎましたからね……私と野依プロでは、本気をだしても危うい可能性があります」
「ファッ!?」
「えーっと、野依プロが3300、戒能プロが2640やから――」
「半分にすれば、1650と1320……八咫鏡ですね」
「教えたスキルや、齧ったスキルに後れは取りません。ですが……彼自身の異能は少々厄介です」
「反射! 通る!」
「仕掛けたやつを食い取られる、っちゅーことですか」
「彼がいつ狙っているかわからなければ、こちらも仕掛けるしかありませんからね……いよいよこちらも、ベリーハードモード突入です」
「楽しみ!」
「そういえば理沙さんは、以前にその状態で打っていましたね」
「ふふ、まぁしゃーないな……そういうことやったら、うちらが勝つしかないやろ!」
「俺らの場合は、普通に習得スキル刺さるで」
「」
「……私も、楽しみでないわけではありませんけどね。とにもかくにも、呼んでもらいたいところです」
「あわよくばデートも」ニッコリ
「で、デートてっ……俺はそんなん……」カァッ
「うちほどの女やと、京太郎レベルやないと釣り合わんからなー、しゃーないわなー」
「こっちは誘われる気満々ですね」
「自信過剰!」


~以下西日本ダイジェスト

~姫松

「近い! 行ける!」
「無理やで~」
「ですよね!」


~千里山

「無理ですかね」
「予選抜けたし、遠征費用は足りそうやな。東京行くよりは安なるやろし、連休とかええんとちゃうか」
「安価次第ですけどね」


~阿知賀

「新道寺かー」
「残ってるのって、和の先輩の花田さんと……大将の鶴田さんだっけ」
「レギュラーだとその二人だね」
「どっちも京太郎のタイプっぽくはないけど……花田さんとは、性格的に相性がよさそ……」
「共通の知り合いがいると、お話も弾むからね~」
「……ちなみに、行けませんか?」
「福岡かい? 色々と宿泊のツテがあるからね……できなくはないよ」
「やったー!」
「吉川さん、私たち九州にも行けそうだよ……」
「あ、だ、誰だっけ、なんか知ってる……」
「中島さんも忘れないように……」


実際調べてみて、そんな早いのかと驚愕した次第で

----------------------------------------------------

週間累積 雀力30 執事17 経験値10 成香10 誓子11 揺杏3 由暉子11 照3 咏9 はやり6
これを受けたステータス↓

●現在のステータス 称号:春のインハイチャンプ

 雀力:22→1936 レベル19 指導の大成功補正±1 大成功(トップ)ボーナス+18
 技能経験値:478

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、ロン和了。
 ゾロ目扱いなので、他者ゾロ目と競合は、こちら優先。

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする(小数点以下四捨五入)
 1.5倍で満貫以上の数字になる場合は満貫に、元が満貫以上の点数はそれぞれ一段階上昇
 判定コンマが二桁偶数キリ番(20、40、60、80)でも和了可能に

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25
 他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる

【沼の淵】師:大沼秋一郎
 自分の和了判定偶数時、放銃しなくなる。一度だけ相手のツモをキャンセル可能

【国内無敗・劣】師:小鍛治健夜
 和了判定二位でも和了可能。自分の和了時、常に打点一段階上昇

【破竹の火力】師:三尋木咏
 和了判定で一位和了、かつ二位と20以上の差があった場合、特殊打点判定(咏のものとは異なる)に
 『特殊打点表』
 子の場合で、01~20が5200、21~38が6400、39~53が7700、54~68が満貫
 69~80が跳満、81~90が倍満、91~96が三倍満、97~が役満
 『補足』
 特殊効果勝利(リズム、カッパーのキリ番など)の場合、この効果は反映されない
 ゾロ目和了(ディメンジョン含む)の場合は、無条件で反映される
 打点コンマがゾロ目、キリ番等でも、この能力が優先される。ただし、聖なる数字は役満のままとする
 打点上昇判定(無敗劣の一段階上昇など)は、そのまま反映される
 カッパーのコンマ数値変動も反映、ロン和了で発動し、打点コンマ65以上なら役満確定

【追いすがる意思】師:藤田靖子
 四回目判定(二回判定の対局なら二回目)で三位以下時に+50の補正、打点一段階上昇効果を得る。和了すれば連荘のたび+40、+30と補正値は減っていく。
(この能力での補正が+0になる、もしくは和了を止められる、あるいは一位になると終了)
 ディメンジョン発動の場合は、ディメンジョンで処理。打点上昇、連荘の補正効果減少は発動。

【八咫鏡】オリジナル
 ??・婚期代償を除く、最上級優先度スキル
 他者のすべての異能・技能を反転(=打点変更は元に戻る)させる。
 (+補正は-補正に、-補正は+補正に。半減は倍に、特殊判定は効果を逆転、勝利は敗北に)
 この異能の効果が関与して和了に至った場合、流局にはならない
 また、この異能の効果でバフ・デバフが変動し、流局条件を導いた際も、流局にはならない


 執事:237→1263 レベル13 大成功補正±1 大成功ボーナス+12
 雑用:231→514 レベル6 大成功ボーナス+5

【たこ焼きマイスター】5/5
 大阪二校での差し入れ時、好感度上昇対象に2人選択可能な【黄金たこ焼き】を差し入れできる
 その際、片方には判定結果に加えて、好感度+1のボーナスがつく
 ただし、週に二回まで。また、一度使用後は、二日空けなければ再使用はできない

【マッサージ+1】
 マッサージ時の執事成長、好感度成長に+1ボーナスされる

【北の食材取扱い資格】5/5
 有珠山での差し入れ時、成長ボーナス+1(執事、好感度)

 家宝
・石戸霞の笑顔の写真
・石戸霞のミニスカ巫女メイド姿の写真
・愛宕絹恵の龍門渕メイドコス姿の写真
・狩宿巴の麗しい袴姿(赤面&笑顔)の写真
・石戸従姉妹のツーショットおもち押し合い写真
・高1渋谷尭深のプライベート水着ショット
・割烹着たかみーの写真
・シロのイヤリング装着(髪かき上げ、やや照れ、頬染め)顔写真
・メイド服明華の凛とした佇まい写真


●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】新入部員(二年時)男子好感度:敬愛 女子好感度:ときめき
・宮永咲   ??→219(ときめき) デート1回
・片岡優希  15→122(ときめき)
・原村和   10→258(ときめき) デート2回
・染谷まこ  15→119(ときめき)
・竹井久   18→184(ときめき) デート1回
・室橋裕子  53→96(大好き)
・加藤ミカ  57→117(ときめき)

・福路美穂子 44→55(好き)※エンドなし?
・加治木ゆみ 64→76(大好き)※エンドなし?

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→174(ときめき) マッサージ経験済 マ:1 デート1回
・弘世菫   23→124(ときめき) マッサージ経験済 マ:1 デート1回
・渋谷尭深  23→85(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→68(大好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→127(ときめき) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→56(好き)※エンドなし?

【龍門渕】
・井上純   32→37(好き)
・沢村智紀  21→30(好き)
・国広一   31→36(好き)
・龍門渕透華 14→23(友人)
・天江衣   20→29(好き)
・杉乃歩   25→30(好き)※エンドなし

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→118(ときめき) マッサージ経験済
・松実宥   27→119(ときめき) マッサージ経験済
・新子憧   37→126(ときめき)
・鷺森灼   32→97(大好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→76(大好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→39(好き)

・岡橋初瀬  37→45(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→34(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→40(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→34(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→27(好き)※エンドなし
・辰己春菜  29→35(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→34(好き)※エンドなし
・新子望   24→30(好き)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→207(ときめき) デート1回
・エイスリン 31→120(ときめき)
・鹿倉胡桃  20→67(大好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→97(大好き)
・姉帯豊音  27→127(ときめき)


【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→67(大好き)
・狩宿巴   22→186(ときめき) デート1回
・滝見春   13→195(ときめき)
・薄墨初美  36→73(大好き)
・石戸霞   28→105(ときめき)
・石戸明星  34→56(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13→21(友人)※エンドなし?

【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→97(大好き)
・真瀬由子  37→75(大好き)
・愛宕洋榎  32→81(大好き)
・愛宕絹恵  41→114(ときめき)
・末原恭子  44→81(大好き)
・赤阪郁乃  39→89(大好き)

【千里山】※女子好感度:112
・園城寺怜  42→119(ときめき)
・二条泉   36→103(ときめき)
・江口セーラ 44→84(大好き)
・船久保浩子 51→87(大好き)
・清水谷竜華 46→129(ときめき) デート1回
・荒川憩   52→69(大好き)※エンドなし?

【臨海女子】※女子好感度:130
・辻垣内智葉 44→90(大好き)
・ハオ慧宇  49→101(ときめき)
・雀明華   54→118(ときめき)
・メガン・ダヴァン 51→79(大好き)
・ネリー・ヴィルサラーゼ 47→114(ときめき)
・アレクサンドラ・ヴィンドハイム 49→138(ときめき)

【新道寺女子】
・白水哩   59→112(ときめき)

【有珠山高校】※女子好感度:155(やばい)
・本内成香  23→119(ときめき)
・桧森誓子  24→83(大好き)
・岩館揺杏  64→111(ときめき)
・真屋由暉子 66→205(ときめき) デート1回
・獅子原爽  50→64(大好き)

【プロ】
・戒能良子  22→97(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→152(ときめき) デート1回
・瑞原はやり 30→160(ときめき) デート1回
・野依理沙  30→86(大好き)
・藤田靖子  23→50(好き)
・三尋木咏  36→195(ときめき) マッサージ経験済
・赤土晴絵  28→71(大好き) 二年目以降、東日本プロ→プロエンド開放

・霜崎絃   53→55(好き) エンドなし? 二年目以降、東日本プロ→プロエンド開放
・藤原利仙  25→47(好き)※エンドなし? 二年目以降、西日本プロ→プロエンド開放

【アナ】
・村吉みさき 40→56(好き)
・針生えり  49→69(大好き)
・福与恒子  64→69(大好き)


●好感度ランキングBEST10
1 和 258  デ:2
2 咲 219  デ:1
3 シロ 205  デ:1
4 由暉子 205  デ:1
5 春 195
5 咏 195
7 巴 186  デ:1
8 久 184  デ:1
9 照 174  デ:1
10 はやり 160  デ:1


シロ「……真屋だっけ。伸びすぎじゃない?」

由暉子「愛の力です」

咏「お、良子の従妹と並んだか~」

春「……さすがに、デートなしはそろそろキツい」

和「あと一回……東京で、なんとしてでも……」

咲「あ、遊びに行くんじゃないんだよ?」

照「そんなだから個人で負ける。麻雀は遊びじゃない」

はやり「そんなこと言っちゃだ~め☆ まずは楽しまなきゃだぞ☆」

巴「さすがに福岡で、鹿児島の子とデートは無理ですよね?」

久「まぁ怒られそうよねぇ。となると来月は花田さん鶴田さん、洋榎、江口さん、藤原さん、野依プロ、戒能プロね」

咏「結構絞れてんな……良子とか二回いっちまいそうだな」

春「良子従姉さんは油断できない……京太郎、気をつけて……」

照「あの人は敵」

咲「わかる」

はやり「私はいいのかな?」

和「……瑞原プロは愛嬌があります。お二人にタイプが似ているので、親近感があるのでは」

久(神フォローね)

由暉子「年齢を考慮したのかと思いました」

巴「台無しに!」

シロ「巴のそれもね……」


~6月最終日

京太郎「北の端から南の――入口まで、ですね」

揺杏「北の端でもねーから!」

京太郎「確かにそうでした……」

成香「寂しくなります……」

誓子「再来月会えるわよ、我慢がまん」

京太郎「一ヶ月、お世話になりました。得難い経験でした、有珠山女学園は」

爽「リ○アン女学園みたいに言うなし」

晴絵「一ついい?」

京太郎「はい」

晴絵「地元プロ枠なのに全然活躍できなかったんだけど」

京太郎「お、俺に言われても……」

晴絵「なんでよ! 呼ぶのあんたじゃん! 呼ばれて行ったらタクシー扱いとかばっかじゃない!」

爽「まぁまぁ落ち着け」

誓子「お、お引っ越しの際にもいらしてたとか……そ、そのときにいっぱい絡めてますよ」

晴絵「それも引っ越しの手伝いじゃねーか!」

京太郎「あれはあんたが勝手にいたんだろ! ホテルで呼ばれてこっちがビビったわ!」

由暉子「ホテルってなんですか」バッ

京太郎「うお! い、いきなり顔上げるなよ……もういいのか?」

由暉子「もう少しお願いします」ギューッ

京太郎「全国は由暉子にかかってる……ってとこもあるからな。しっかり頼む」

由暉子「わかってます……ですから、キョウタリウムの補充を……」

京太郎(え、その成分有名なの? 誰かも言ってたような……)

成香「で、ホテルっていうのは?」

京太郎「え、ええっと……」ビクッ

爽「やらし」

晴絵「引っ越し前にね、濃厚な一夜を……」

揺杏「ほう」

京太郎「嘘吐くなアラフォオオオオオオオオオオオ!」

晴絵「アラサーだよ!」


揺杏「で、どうなの?」

京太郎「嘘っつってるでしょおおおお!? 引っ越し前日に北海道入りしたんで……ってか、今日もその予定ですけどね、福岡は」

京太郎「なんで、引っ越しの荷物が来てませんから、ホテルに泊まったんです。そしたらこの人、なぜかロビーにいて……」

成香「一緒に泊まったんですか」

京太郎「なわけないでしょぉ!? 次の日に引っ越し手伝ってくれるって言って、帰りましたよ」

晴絵「やはり引っ越しの手伝いだった!」

爽「しかも謙虚にもその日は帰っていた!」

誓子「け、謙虚だなー、憧れちゃうなー」

晴絵「見ろ、現役JDも憧れるほどの女よ」

京太郎「荷運びと整理は俺と業者さんで終わったじゃないっすか。あと、店探しに車だしてくれるっつったのに、連れてかれたのは札幌の独身寮だし……」

晴絵「独身強調すんな! 寮でいいダルルォ!?」

由暉子「つまり――独身女性が大勢いらっしゃる場所に、京太郎一人で……」

揺杏「なにした。怒らねーから、正直に言ってみ?」

京太郎「なんもしてませんよ! 飯作ったくらいで……って、なんで最終日に責められてんですか!」

成香「福岡で同じことしないように、だよ」

京太郎「しませんよ!」

爽「利仙いるじゃん」

晴絵「野依プロもねー」

京太郎「あの二人はお前らと違って常識あるから」

爽・晴絵『ンだとコラァ!』

誓子(でも一理あるなぁ)

揺杏「一理ある」

誓子「ちょっと、声にださない!」

成香「でも心配です……」

由暉子「ではぜひ、成香先輩も……こうしてマーキングしておけば、余計な女を弾けます」

成香「わ、わかりましたっ……京太郎くん!」ダキッ

京太郎「ふぉうっ……」

由暉子「元気でいてください……」スリスリ

成香「へ、変なことに巻き込まれないで……」スリスリ

京太郎(やべぇ、元気になってきた……ってかこの状態だと、由暉子に当たりかねん)ムクムク

揺杏「だらしない顔してんな」

京太郎「し、してないですっ」デレー

揺杏「してっから言ってんの……あ、そだ。これ忘れる前に」

京太郎「はい?」

揺杏「――ありがとな。おかげでまた、全国行ける」ギュッ

京太郎「ちょっ……揺杏さんまで……」

揺杏「ありがとな……」

京太郎「――――俺はなにも。みんなが頑張ったからです」

揺杏「はは、かもな」

京太郎「そうです」


爽「なんか入り込めない空気」

誓子「OGは死なず、ただ去るのみよ」

晴絵「私は老兵じゃねぇ!」

京太郎「あ、先生。こんな状況で言うのもなんなんですけど――」

晴絵「あぁん?」

京太郎「……よ、よろしければ、先輩方にご指導を……その、七月中とか……」

晴絵「無理。タイトルの予選できっついから」

京太郎「マジすか」

晴絵「マジ。でも爽は出ないから、爽はそっち行っていいよー」

爽「くそがっ! チーム内予選勝ったからって調子乗んなし!」

晴絵「ふはははは! おのれの弱さを恨め!」

京太郎「おとなげねぇ……」

晴絵「んで――後輩と強くなってこい」ポン

京太郎(あ、ちょっと大人っぽい)

誓子「そこは声にだして言ったげていいんじゃないかな……」

京太郎「いや、言うと調子乗るんで……ってか、なんで心読めるんすか」

誓子「ご神託かな?」

晴絵「お、なになに? 私に惚れちゃうわー、マジべーわーって話?」

京太郎「ほら」

誓子「うわ、本当ね……」

由暉子「ああ、元気がなくなっていくじゃないですか……もっとこっちに集中してください」

京太郎「えっ!? あ、当たってったか!?」

由暉子「二人きりのときは、もっとずっと元気だったはずですけど……」フニフニ ※デート後、部屋で麻雀教えたとき

京太郎「あ、あれはほら、まぁ……って、あれも気づいてたのか!」

由暉子「当たり前です。京太郎の視線と変化は、いつでもどこでも、感じていましたから」

京太郎「」ダラダラダラダラ

成香「す、すごい汗が……」ギューッ

由暉子「京太郎の視線がない部活は、少し寂しいですね」

揺杏「ほう」

京太郎「ごめんなさいごめんなさいどことは言いませんがほぼ見ててごめんなさい」

晴絵「こいつほんとわっかりやすいな」

爽「まぁユキなら仕方ない。カメラに映すだけで、全男子学生のリビドー持ってく自信あるし」

誓子「なんであんたが自信持ってんの」

京太郎「リビドー言うな」


由暉子「ということで怖いので、再来月はしっかり守ってください」

京太郎「お、おう……え、俺でいいの?」

由暉子「……京太郎には、なにをされても怖くないので」

京太郎(やばい、また元気に……)

成香「私も、あの、えっと……東京は、まだ少し……怖くて……」

京太郎「お、お任せください! この身に代えても!」キュン

由暉子(くっ、強い……)

成香(庇護欲とはこうくすぐるんですっ……)

揺杏(っべーなー、この二人……まぁ私はあれだ、気の置けない親友ポジ先輩からジワジワと……)

爽「……こいつらだけで部活、大丈夫かな」

誓子「私は信じてるわよ」テキトー

晴絵「あ、そろそろ電車じゃない? 今日は新千歳だっけ」

京太郎「ですね、飛行機です。新幹線とかフェリーだとさすがに時間が……」

京太郎「で、あの……そろそろ三人とも離れてくれませんかね」

晴絵「もういっそ、福岡まで持ってったら?」アッハッハ

由暉子「そんな手が!」

揺杏「荷物扱いで!」

成香「あ、えっと……いい、ですか……?」

京太郎「いいわけないでしょ! はぁ……俺がいなくても来月は頑張ってもらわないと困るんですから」グッ

由暉子「あっ」

揺杏「おう」

成香「うぅ……」

京太郎「でも、三人がそこまで思ってくれたのは、素直に嬉しいです……ありがとうございます」

由暉子「これはOKということで――」

爽「いや違うだろ」

成香「……わかりました。来月は、京太郎くんなしで……頑張ります!」

誓子「偉いえらい、よく言ったわね」

揺杏「まぁ私は最初から冗談だったし」

晴絵「そうは見えなかったんだけど……」

京太郎「はは……んでは、須賀京太郎――行って参ります!」

由暉子「お元気でっ……」

成香「連絡、しますからっ」

揺杏「女遊びはほどほどにな(全面禁止にしないところが人気者の秘訣)」

京太郎「いや、しねーよ」

爽「西日本には行けないのが辛い……」

誓子「こっちは簡単に移動もできないのよ……じゃ、生水とか飲まないようにね」

晴絵「――特に心配もしてないけど、困ったことがあったら言いなさい。あと、阿知賀頼るのでもよし。んじゃね」

京太郎「はい。お世話になりました――では、失礼します!」


【6月最終日】

 空港に向かっているところです。駅までのお見送り、ありがとうございました。
 北から南ということで、気温の変化が気になりますが、いつかのように体調を崩さないよう気をつけないと。
 それでは、7月にお世話になる新道寺のみなさん、よろしくお願いします。

……………………

「……お別れのときは、こんなもんだっけ?」
「まぁ8月あるからかなー。あんましんみりしてねーな」
「なに言ってるんですか! 私はこれから一ヶ月、悲しくて仕方ありません!」
「ユキのガチ切れとか初めて見るんだけど……」
「私も……やっぱり、寂しいです……」ウルッ
「成香先輩!」ヒシッ
「ユキちゃん!」ヒシッ
「……成香がすっかり虜になってる」
「相当のことがねーと、こうはなんねーぞ……なにしたの、あいつ」
「私もよく知らねー。けど気づいたら、成香さんって呼んでやがった。なにやったんだろねー」


今日頑張りたかったですが、たぶん明日になります
あと、最終週もあまり更新できないような気が、しなくもないです
すまんな


15時くらいから、新道寺編0日目をやろうかなと
初日は後日か、もしくは本日第二部で……


~6月末日、続き


~新千歳→福岡→小倉(ってなると思われる、おそらく)

京太郎「ここが福岡か……あれ、そういえば昔、こっちのほうに住んでたんだっけか……」

京太郎「って言っても、すげぇガキの頃だって話だし、覚えてないか……見た感じ、どこになにがあるとかさっぱりわかんねーしな」

京太郎「とりあえず、地図で調べといた住所に……と」


~新道寺近辺

京太郎「おお、思ったより新しいアパートっぽい……なんと、オール電化らしいからな!」

京太郎「まぁ火力調整が難しいんだけど、その辺も含めて楽しみだな……とはいえ、引っ越しは明日だ」

京太郎「今日はひとまず、駅前のビジホに泊まるって決めてるから……急ごう」


~再び小倉、某ビジホ

京太郎「ふー、落ち着いた……さすがに理沙さんとか利仙さんはいなかったな」

京太郎「まぁ二人とも、レジェンドよりは大人だからな……さて――」

京太郎「とりあえず飯食いに行く店を決めて、と……その前に、新道寺のデータチェックしておくか」

京太郎「まずは、去年対象で今年から部長になった鶴田姫子先輩――」

京太郎「哩さんと並ぶことで、なんらかのオカルトが働いたって話だけど……その哩さんがいない状態でも、変わらず大将だ」

京太郎「部長でもあるわけだし、そこを任せられる人ってことかな」

京太郎「準決勝の牌譜を見る限りは、確かに哩さんが上がった局では倍の結果で上がってる……これはこれですごいけど――」

京太郎「……失点もかなりすごいな。まぁ相手が悪いってのはあるか、うん」


竜華「くちゅんっ」

穏乃「ぷしっ!」


淡「えっくしょいっっ!!」

尭深「豪快……」

誠子「お前はうちの顔なんだから、もうちょっとお淑やかに頼むよ……」

淡「んー、わかってる……」ズズッ


京太郎「一応、今年の予選では失点は抑え目、個人戦も全国枠に入ってる……打ち回しとしては、まったく悪くない……」

京太郎「去年のあれも、よく見れば点差があったからな……無理をしないと逆転できなかった、その結果っていうのもあるか」


京太郎「で――続くは、去年の夏に先鋒で踏ん張ってた、花田煌先輩……今年は副部長らしいな」

京太郎「今年も先鋒……っていうのも、新道寺はこのところエース不足って話だったか」

京太郎「他校エースに競り負けて勝てない、だからそこで競り負けるのは予定調和として、以降で得点を積んで勝ち上がる形に切り替えたとか」

京太郎「だけど、競り負けて飛んでしまったら意味がない――それゆえに花田先輩を置いた、って話だ」

京太郎「絶対に飛ばない、そんな打ち方ってあるのか……?」

京太郎(………………飛ばしてみたい)ウズッ

京太郎「――ハッ! お、俺はなんて考えを……」ブンブンッ


京太郎「さて、気を取り直して――あとは、去年チーム内ランキング5位だったのに、レギュラー外れたっていう友清先輩」

京太郎「哩さんに聞いたのが本当なら、絶対に飛ばない花田先輩を他校エースに合わせて凌ぐ、ってのが去年の戦術だった」

京太郎「で、哩さんと鶴田先輩を並べるのを軸に、ランキング上位を大将から順に並べたのが去年のオーダー……友清先輩、悔しかっただろうな」

京太郎「今年は中堅に入ってるけど、戦術が同じなら、実質的には、大将がエースのチームってことだよな」

京太郎「哩さんがベタ褒めしてた鶴田先輩、どんな人なんだろう……」


京太郎「うーん、牌譜だけじゃ見えてこないか。仕方ない、それは直接、この目で確認しよう」

京太郎「よし! 確認も済んだことだし、そろそろ――」パンッ


>行動選択
1 飯だ飯だ
2 コレクションでも読もう


あ、忘れてました

ここから安価↓2


>食事

京太郎「よし、飯だ飯だ!」

京太郎「コレクション選ばれた場合に備えて、選択肢8まで作ってたなんて、些細なことだ!」


~小倉駅周辺

京太郎「さて――なに食うかなぁ」

京太郎「北海道との食べ比べで、海の幸が食べられそうな小料理屋か、寿司か……」

京太郎「せっかくの福岡、博多ラーメンいっとくか……」

京太郎「落ち着け、俺は腹が減ってるだけなんだ……」

京太郎「ええい、ここだ! 入っちまえ!」

「いらっしゃい!」

京太郎(おお、なんだなんだ。いい雰囲気じゃないか)

京太郎「――うなぎ?」

京太郎(なるほど、そういうのもあるのか……って、金大丈夫だっけ……?)チラッ

京太郎(移動もあったからな、多めに持っていてよかった。さて――)

京太郎「なら明日からに備えて、いっちょ鰻丼で精をつけておくとするか」


由暉子「!」ガタッ

憧「ふきゅ」

春(うちも鰻にしよう……)


京太郎(ふーむ、しかし……いい値段するな。松竹梅と……そして梅が一番高いと)

京太郎(松竹梅ってのはそもそもランクではなく、それらまとめてめでたく、縁起がいいって意味合いが強いらしい)

京太郎(店によっては松が最上位だったり、梅が最上位多だったりするんだよなぁ……)

「ご注文、いかがなさいますか」

京太郎「っと、やべ……ふーむ」

京太郎(辻とかで見慣れたせいか、そこまで高いと感じない……高校生でこれはまずいよなぁ)

京太郎(まぁいまは気にせず、とにかく腹ごしらえだ)

京太郎「じゃあ鰻丼の松を」

京太郎「それから別に、肝吸いと肝焼き、うざくもお願いします」

「ありがとうございます、少々お待ちください」

京太郎「……う巻きも頼めばよかったかな。ま、そこはあとで考えよう」


京太郎「しかし、この席だと……仕事してるとこが見えるな。これは嬉しい」

京太郎「鰻はまだ、捌いたことないしな……焼きまで含めて、色々見させてもらおう」

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


>成功

執事+2


京太郎「――こう押さえて、こう留める……で、包丁を立ててこう――」スッ スッ

「……あら、もしかしてどちらかの料理人さんでした?」

京太郎「はい!? いえっ、すいません! ただの趣味の料理好きでして……鰻は捌いたことないので、見てたらついイメトレを……」

「それにしては、いい手際でしたねぇ……っと、お待たせしました。こちらうざくと、肝焼きになります」

京太郎「おお、うまそう!」

「丼と肝吸い、もう少しでお持ちしますので。ごゆっくり」

京太郎「はい、どうも」

京太郎「では――いただきますっ!」


京太郎「――ごちそうさまでした!」

京太郎「あー……鰻か、久しぶりに食った気がするな。家じゃあんまり食わないし……」

京太郎「季節によっては、松実館とか辻でもだすのかな……あ、だす側じゃ食えないか……」

京太郎「養殖なら静岡か……うーん、学校ないしなぁ、派遣先……」


もこ「!」ガタッ
蘭子「!!」ガタタッ

絃「落ち着いて」

利仙「裏ルートでなければ、単独校派遣はできませんからねぇ」

憩「そもそももこちゃんは愛知ちゃうの……?」


京太郎「ま――しょっちゅう食うものでもなく、こうやってたまに食うから特別感あるんだよなぁ、鰻」

京太郎「さて、明日から頑張るか」


~6月末日おまけ、終了


~7月0日


~新住居

京太郎「――ほい、荷物整理終了。手伝いなんていらねえんだよ!」

京太郎「さて、余裕もできたし付近の地理を確認しておくとしようか」


京太郎「……うん、見事な田園風景。買い物は……この辺りか、もう少し移動すればショピングセンターがあるな………」

京太郎「なら、駅周辺をしっかり見ておこう。そうしよう」


~某駅

京太郎「……暑い」

京太郎「いや、7月だし当然なんだけど……え、こんな暑かったっけ? 九州って……」

京太郎「鹿児島にいたのも9月だし、そこまで気温の差はないと思うんだけど……あのときは派遣始めたばっかで緊張してたから、気にならなかったのか……」

京太郎「ああああああ、暑い!」

京太郎「高地育ちだから、暑いの苦手なんだよ……この中を執事服で通うのは、結構つらいかもしれん……」

京太郎「とりあえず、どっかで暑さを凌ぐとするか……」


>行動判定
01~20 喫茶店で涼もう
21~40 地元チームの地域振興活動
41~98 そういえば、学校の位置を確認するのを忘れてた……
ゾロ目 あのアイドルが屋上ステージに!?

安価↓1


>喫茶店

京太郎「はぁ、生き返る……」

「らっしゃっせー」

京太郎「一人です。禁煙席で」

「テラス席なんてどっしょー、今日なんていい天気っすけどー」

京太郎「いや、暑いんで……」

「ですよねー。じゃ、あっちのガラス扉の奥――」

京太郎「うーす」

「以外は禁煙なのでー、どこでもー」

京太郎「分煙……隔離されてるのか……」



京太郎「ああ、なんか冷たくて甘いものが欲しい……クリームソーダで」

「うい、かしこまー」

京太郎「……あと、さっきから思ってたんだけど」

「なんっしょー」

京太郎「お前モブ子だろ」

「……人違いです」

京太郎「まぁいいか。明日学校でわかることだし」

「覚えてろ!」

京太郎「やっぱりじゃねぇか! もういいから、クリームソーダはよ」

「へーい、コーラフロートいっちょー」

京太郎「ちっげぇだろ!!」

??「あらあら、案外かわいいものを頼むのね、京太郎くん」

京太郎「――っっ!」

京太郎「こ、この声は――」

霞「こんにちは、奇遇ねえ」

京太郎「霞先輩……」

霞「さ・ん♪」

京太郎「あ、はい……霞さん、えと……ご無沙汰しております」

霞「本当にねぇ。なかなか来てくれないから、滅多に会えないんだもの」

京太郎「う、すいません……というか、どうしてこんなところに?」

霞「卒業してから、家のお勤めが色々とあってね……北九州にもたまに足を運ぶのよ」

京太郎「なるほど、いまは一休みってとこですか」

霞「そういうことになるわね。あ、こっちの席にいらっしゃい、よければ」

京太郎「いいんですか?」

霞「ええ、一人で過ごすより、そのほうがずっといいわ」

京太郎「ではお言葉に甘えて――」

??「いけませんよ、京太郎さん。そのような毒婦の言葉に乗せられては――」

京太郎「えっ」

霞「何者――いえ、この声は……っ」

利仙「お久しゅうございます、京太郎さん」

京太郎「利仙さんまで!」

霞「チッ」

利仙「あら、いま舌打ちされましたか?」

霞「うふふ、とんでもない言いがかりですこと」

京太郎(あれ、なんだか店の気温が下がったような……)



利仙「そういえば、今月は新道寺でしたね。いかがですか、福岡は。北海道とは温度差が激しいでしょうか」

霞「……あなたをこの席に招いた記憶はないのだけれど」

利仙「女性と二人きりでは、あらぬ誤解を受けかねませんからね。京太郎さんのためです」

霞「……京太郎くんは、藤原さんも一緒で大丈夫かしら」

京太郎「え、あ、はい……か、霞さんさえよろしければ」

霞「あら、私に断る理由はないわよ?」ニッコリ

京太郎「で、ですよねー」

利仙「ふふふ、それはなによりです」

京太郎(んもおおおおおおおおおお! クリームソーダの味がわかんねええええええええ!)

霞「鹿児島以来の九州よね。新居は近くなのかしら」

京太郎「あ、はい。歩いて十分ちょっとってとこです」

霞「学校からも近いみたいね、それなら。ここから学校までの、間くらいにあるのかしら」

利仙「住所を詮索するようなのは、少しはしたないのではありませんか?」

霞「ふふ、ただの世間話よ? それをはしたなく感じるなんて、なにを想像していらっしゃるのかしら」

京太郎「」

利仙「普段の石戸さんの様子と照らし合わせてのものですよ?」

霞「まぁ、それはそれは……眼鏡かコンタクト、おつけになったらいかがかしら」

京太郎(もおおおおおおおお! なんでこの二人こんな仲悪いのおおおおおおおおおおお!?)


春「説明、する……二人は小学校が同じで、そのときになにかがあった……」

初美「というオリ設定ですよー」

小蒔「実在の霞ちゃん、利仙ちゃんはとってもいい子たちで、とっても仲がいいはずです、はい!」

明星「実在の……?」

湧「深く突っ込まない」


~十数分後

京太郎(あー、なんか一時間くらいこうしてる気分……)

霞「それじゃ、学校のほうはまだ見てないの?」

京太郎「道だけ調べたって感じですね。転校手続きも、明日からだと思うので」

利仙「でしたら、下見に行くのはいかがでしょう。地元チームのプロ選手がいれば、身分の証明も容易ですし」

霞「――っ!」

京太郎「ああ、いいですね――」

霞「……そういう、地位を笠に着てというのは、関係者の方もお困りになるのではないかしら?」

京太郎「なるほど……確かに、それも……」

利仙「普段から出入りしていますから、それほど強権を行使するわけでもないのですけれど」

霞「だとしても、一人で行くのと殿方を連れて行くのとでは、先方のご苦労も違うと思うわ」

京太郎(あ、これあかんやつや)

霞「ね、京太郎くん――」

利仙「もし、京太郎さん――」

京太郎(やっべ、逃げ――)

霞「今日のところは、駅前の散策に徹しておきましょう?」

利仙「学校を見ておくと、明日からの苦労も変わりますよ?」

京太郎(られなかった……)

モブ子「知らなかったのか? 大魔王からは逃げられない……」

京太郎「それ照さんだから」

利仙「まぁ、京太郎さんったら」

霞「照さんに悪いわよ、ふふっ」

京太郎(やっべ)


>行動選択 どっちの好感度を上げる?(直球)
1 霞と駅前を歩こう
2 利仙と学校を見に行こう

安価↓2


>学校

京太郎「――――よし」

京太郎「学校を見に行こうと思います」

利仙「っ!」ガッツポ

霞「…………そう」

京太郎「すいません、気を遣っていただいたのに」

霞「ううん、気にしないで。それに私も、少ししたらお勤めに戻らないといけないから、あまり付き合えないものね」

京太郎「そうですか……あ、ではまたお近くに寄られましたら、ぜひお声をかけてください」

霞「ええ、覚えておくわね」

利仙「では、もう少し涼んだら、学校に向かいましょうか。お店を出る頃に連絡しておけば、入れるかと思いますから」

京太郎「あ、よろしくお願いします」

利仙「そうそう、学校関連の書類がありましたら、お持ちくださいな。話を通しやすくなりますし」

京太郎「なるほど……あ、でも家に置いてきましたね。しまったな……」

利仙「では、途中で回収いたしましょう。反対方向というなら手間ですが、進路上で少し寄り道する程度であれば、問題ありませんよ」

霞「なっ……ちょっと利仙! さっきあんなこと言っておいて!」

利仙「霞には関係ないことでしょう? さ、時間がないならお早いうちに、お勤めに戻られたらいかがです?」

霞「っっ……くっ、うぅぅっっ……」

利仙(ドヤァ)

霞「……やむを、得ないわね……ここはあなたのホームだもの、退いておくわ……」

利仙「懸命な判断ですこと」

京太郎(この人たちはなにと戦っているんだろう……)

霞「すぅ、はぁ……それじゃあ京太郎くん、身体と利仙に気をつけて。また会いましょうね」

京太郎「あ、はい。お疲れ様……です……」

京太郎(普通に呼び捨てする仲なんだな、二人……)

利仙「ふふ、二人きりになってしまいましたね」

京太郎「え、ええ、そうですね……(なんか追い払ってたような気もしますが)」

利仙「とはいえ、初めてお会いしたときも、このような形だったかと思いますが」

京太郎「そうですね、懐かしいです」

利仙「京太郎さんは、随分と逞しくなられました……雰囲気も変わりましたし、麻雀の腕も目を見張るほどですものね」

京太郎「いえ、そんな……まだまだです」

利仙「その謙虚なところは相変わらず……けして天狗にならないのが、あなたの美徳というものでしょうか」

京太郎「利仙さんこそ、チームの新人で華も実もある、人気プレイヤーじゃないですか」

利仙「え、あ……そんな、ことは……」モジモジ

京太郎「それを鼻にかけないところが、人気の秘訣なんでしょうか」

利仙「……もう、意趣返しですか?」

京太郎「そんなつもりはありませんって。素直に、綺麗な方がしっかりと結果を残しているから、自然と人気もついてくるんだなと思ったんです」

利仙「……ふふっ、そう言っていただけると……励んできた甲斐もあります」

利仙「まぁ、一番人気にはまだまだ――なのですけれどね」


>返事選択
1 次世代のトッププロ、という位置ですよね
2 理沙さん、強いですからね
3 利仙さんも負けず、輝いてます

安価↓2


京太郎「――理沙さん、強いですからね」

利仙「はい。その上で愛らしく、面倒見もよく……本当に尊敬できる、越えなければならない相手です」

京太郎「向こうも、越えられまいとするわけですからね……そうしてプロの人たちは、どんどん強くなっていくわけか……」

利仙「ふふ、毎日が戦いですから。さて――そろそろ頃合いでしょうか」

京太郎「ん……そうですね。あまり居座ると、学校に行く時間がなくなります」

利仙「わたくしとしましては、このまま二人きりでお茶を続けてもよいのですけれど……派遣執事である京太郎さんの邪魔はできませんからね。参りましょう」

京太郎「はい」

・利仙好感度+2


~ということで学校


京太郎「――ここが新道寺女子」

利仙「理沙さんの卒業校でもありますね。話は通してありますので、どうぞ」

京太郎「あ、はい――さっそく、麻雀部に?」

利仙「そうですね。対局する時間はなさそうですが……部長さんか副部長さんのどちらかには、ご挨拶できるのではないでしょうか」

利仙「役職者はこの時期、部活間での仕事も多いんですよ」

京太郎「ああ、そういえば……清澄でもそんなでしたね」

利仙「他校では、そういった仕事はされてないのですか?」

京太郎「うーん……よっぽど部長がアレだったら手伝いそうですけど、どこもそんなことなかったので」

利仙「ふふ、皆さん麻雀が好きですからね……果たさねばならない義務を怠ると、気持ちよく麻雀ができないということを、わかっていらっしゃるんです」

利仙「さ、着きましたよ。お入りくださいませ」

京太郎「はい――って、えっ? 俺からですか?」

利仙「こういうときは殿方が前、奥方は影を踏まぬよう、後ろに従うものですわ」

京太郎「ええ……」

利仙「まぁまぁ、細かいことは気になさらず。さ、どうぞ♪」ドンッ

京太郎「イタイッシュ!」ガンッ

利仙「あら、失礼を――では改めまして」ガチャッ

利仙「さ、どうぞお入りになってくださいませ」

京太郎「う……し、失礼しまーすっっ!」


>遭遇判定
奇数 煌
偶数 姫子
ゾロ目 追加で先輩二人
44 なぜここに理沙がいるんだ!!(OG二人に加えて理沙)

安価↓1


散々書いたところで、初対面判定忘れてたことに気づいた……高めでオナシャス!

----------------------------------------------------------------------

>奇数 煌

煌「すばっ?」

京太郎「こ、こんにちはっ……と、はじめまして!」

煌「おや、どなたかと思えば――須賀京太郎くん、ですね」キランッ

京太郎「は、はい! 有珠山女学園より参りました、清澄の須賀京太郎です! よろしくお願いします!」


>初対面好感度判定
63+1桁数字+2桁数字+ボーナス(あれば)

安価↓1


>コンマ62

63+6+2=71(大好き)


煌「すばらです! おっと、申し遅れました。私は新道寺女子麻雀部にて、今年より副部長を務めております、花田煌と申します。どうぞよろしく」スッ

京太郎「和や優希、ムロやミカの先輩……で、いらっしゃいますよね」

煌「すばら! ご存じでいらっしゃったとは、嬉しい限り!」

京太郎「よく話に上がりますからね、いい先輩でしたって。ミカも先輩を慕って、新道寺を受けようとしてたなんて話も」

煌「そうなのですよねぇ……ですが残念ながら、突然進路を変更し、清澄に入学したのです。それはそれで、彼女にとってすばらな選択だったのでしょうけれど」

京太郎「う……そ、そうですね」

煌「ふふっ、大丈夫です。あなた会いたさに行ったことも、想像がついていますからね! 私も逆の立場なら、そうしていたことでしょう」

京太郎「そ、そう言っていただけると……でも、寂しい思いをされたのでは?」

煌「いえいえ、新道寺の皆さんはとてもいい方ですからね。友人にも恵まれました……寂しいと感じた日は一度もありませんよ、ええ」

京太郎「……いい学校なんですね、本当に」

煌「もちろん、それは私が保障しましょう! と――」

利仙「……初めて会ったとは思えないほど、スムーズに会話なさっていましたね」

京太郎「あっ、すいません!」

利仙「いえいえ……こんにちは、煌さん」

煌「これは藤原プロ! ようこそお越しに――あ、ですがそろそろ練習は……」

利仙「ええ、構いませんよ。今日はこちらの、京太郎さんを案内させていただいただけですので」

煌「それはそれは、お疲れさまでした。ご足労をおかけしまして……ただいま冷たいものをお持ちしますので、奥でおかけになってください」

利仙「では、お言葉に甘えまして、失礼いたします」

京太郎「――大丈夫です、花田先輩」

煌「は?」

京太郎「俺がご用意いたします、どうぞ先輩も。よければ、ご一緒に――」


>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1

そういや今回は関係ないけど、執事判定ってゾロ目±1まで大成功じゃなかったっけ?


>成功

・執事+2


京太郎「――どうぞ。申し訳ないことに、アイスティーしかご用意できませんでしたが」

利仙(見えませんでした)

煌「すばっ!? と、突然目の前にティーセットが……?」

京太郎「お茶請けに、せめてスコーンかカップケーキくらいはご用意したかったんですが……保存の利く、ハーブクッキーくらいしかなくて」スッ

利仙(十分過ぎるような……)

煌「は、はは、ははは……さ、さすがですね、須賀くん……」

京太郎「よろしければ、京太郎とお呼びください」ペッコリン

煌「では――京太郎くん。私のことも、名前で構いませんので」

京太郎「はい、煌先輩」ニコッ

煌「うっ……///」キュゥン

京太郎「どうかされましたか、煌先輩?」

煌「い、いえいえいえ! やはり今日は暑いなと思いまして、ええ! 冷たいアイスティー、ありがとうございます!」

京太郎「よかった……シロップとミルクもございますので、お好みでどうぞ」

利仙(はぁ、これは……さすがは京太郎さん、と考えるべきなのでしょうか)


>>782
です、入れ忘れですね。±1まで大成功です



煌「ふぅ……さて、一息つかせていただいたところでなんですが、対局室のほうへ参りましょうか。他の部員にも、紹介させていただきますので」

京太郎「そうですね。それに、あとは部長さん、鶴田先輩ですけど……」

煌「ただいま部長会議に行ってまして、部活の終了より遅くなりそうですね。明日からはテスト前期間ともなりますし、話し合う事項が多いそうで」

京太郎「では、そちらは明日以降ですね」

煌「ええ、よろしくお願いします。藤原プロも、よろしければ少し様子を見て、なにかお言葉をいただけましたらと思いますが……」

利仙「はい、ご一緒させていただきましょう」


~対局室

『ざわぁっ……』

京太郎(あ、モブ子いねぇ……あいつ部活サボってバイトかよ)

煌「はいはい、皆さん静粛に! ご存知の方も多かろうと思いますが、こちらはあの、派遣執事として有名な須賀京太郎くんです」

京太郎「あ、あのって……」

利仙「人気者ですからねぇ……わたくしなどより、よほど♪」

京太郎「は、はは……」

煌「実力はおそらく、部内の誰よりも優れているかと思われますので、そちらのほうの指導にも協力いただければと思っています」

煌「また、来週からテストですが――その勉強のほうも、お願いできますか?」

京太郎「ええ、もちろんです。俺にわかることでしたら、なんでもお答えしますので、お好きにお尋ねください」ニッコリ

「ん?」
「いま?」
「なんでん?」
「よかち?」
「言うたと?」

京太郎(博多弁かわええ……)


哩(うちも使うとったとやろ……佐賀弁やけど) ※結構違うらしいっすね。自分、全然わかんないんで適当に書いてますが……いまだに佐賀弁講座待ってます


煌「では、そういうわけで――明日からは彼も含め、新道寺女子は全国に向けて一丸となり、邁進いたしましょう!」


>麻雀部女子反応
55+コンマ十の位数字×10

安価↓1


修正、×55 ○62

>コンマ08

62+100=162(やべえ)


「あふん」
「結婚してええええええええ!」
「邁進すりゅうううううううううう!」

京太郎「」

利仙「ここはなんの巣窟ですか」

煌「お、おかしいですねっ、こんなはずでは――と、とにかくよろしくお願いします、京太郎くん!」

京太郎「あ、はい……よろしくお願いします、皆さん」ニコッ

「んはぁっっ!」
「」ビクンッビクンッ
「きょ、京太郎しゃまぁぁ……」

京太郎(母さん、部活の女子の反応が怖かとです……)

須賀母(知らんがな)

京太郎(ですよねー)



~なんやかんやで女子たちを鎮まらせて(気絶しただけ)

京太郎「なるほど、いま終えられた、最終卓の試合牌譜ですか……」

煌「よければなにか、アドバイスをと――明日からは練習できませんので、いま聞いておくのが為になるかと思いますので」

京太郎「いいんですか? できれば部長許可を取るべきかと……」

煌「姫子さんも、色々と考えてはいらっしゃるのですが……基本的に、京太郎くんが麻雀についてなにか仰ることがあれば、参考にするようにとの考えですからね」

京太郎「そうですか……わかりました。では、拝見します」

利仙「わたくしも見せていただけます?」

京太郎「あ、はい。では一緒に……おうっ」

利仙「はい? どうかさないましたか?」ムニュウ

京太郎「ほ、べ、別に……」

利仙「うふふ、おかしな京太郎さんです……」

京太郎(き、着物って押さえて見えるのに……押さえきれて、ない!)カッ

煌(ムムムッ、さすがは男子チャンピオン……すばらな眼光です!)

利仙(首筋と耳元、どちらに息を吹きかけるべきでしょうか……)シンケンッ

>麻雀判定
自動成功、ゾロ目±1まで大成功

安価↓1


>大成功

京太郎「――なるほど。さすが全国常連校、皆さんいい打ち筋ですね」

煌「お褒めいただき、すばらな限り」

利仙「私の目からは、修正点が見えにくいですね……確かに最下位の方は、無茶な打ち回しもありますけれど……」

京太郎「はい。得点差を返すために、この冒険は仕方ないというところですね……ただ――」

煌「ただ……?」

京太郎「この打ち方からは、練習だからという意思を感じます。それに失敗したあとの局にも、それを気にした様子がない」

煌「ほう……」

利仙「一理あるとは思いますが……問題でも?」

京太郎「いえ、問題というほどではないんですが……こういった意識の積み重ねは、本番に影響を与えます」

京太郎「俺自身が、どうせ負けると思って大会に臨んだのと、同じ印象を受けるので」

煌「そんなことが……?」

京太郎「はは……お恥ずかしながら。初心者だから仕方ない、なんて甘えたことも考えてましたからね。それで強い奴らに混ざって打って、最下位常連でしたから」

煌「……初めての子には、優しく指導するようにと教えていたつもりだったのですが……」ハァ

京太郎「ああああ、あいつらも悪気があってのことじゃないですし! 大会前で、必死だったんですから!」

利仙「それで――話を戻すと?」

京太郎「っと……これは一案なんですが、練習にシチュエーションを盛り込んでみてはどうかな、と思います」

煌「シチュエーション、ですか」

利仙「衣装を変えてみる……?」

京太郎「そういうのじゃなくて!」

利仙「あら、失礼いたしました」テヘペロ

京太郎(かわいいから許そう……)

京太郎「つまり――状況を設定するってことです。こういう状況で、こういう点差、無茶をする段階かを考え、時には繋いで終わるというパターンも想定してみるんです」

利仙「無理な冒険を、あえてしないということですか?」

京太郎「防御の意識を磨く、という意味合いもありますからね。こちらの皆さんは、活気ある九州の雰囲気をうけていらっしゃるのか、攻撃面は本当に気持ちがいい麻雀です」

京太郎「ただ、その分どうしても、防御の意思が弱いので……意識して失点を避ける、そんな練習が必要になるはずです。来月のことを考えるなら」

利仙「なるほど……面白いかもしれませんね」

京太郎「煌先輩、いかがでしょうか」

煌「――すばらです!」

京太郎「うお!」

煌「すばらっ……目から鱗、新風を吹き込む意見でした! これは部長にも伝え、再来週からの練習に取り込んでいきたく思います!」

京太郎「よ、よろしくお願いします……では、総括はそんな形で――あとは個別に意見を伝えたいので、打っていた方たちを順に、集めていただけますか?」

煌「え――」

京太郎「それぞれのいいところ、悪いところをしっかりと指摘し、修正しないと……実のある練習になりません」

煌「わ、わかりましたっ! では皆さん、A卓から順に並んで、京太郎くんの指導を――」

利仙(はぁ……この意識の高さ、麻雀に向き合う姿勢……どうすれば、どんな指導を受けてくれば、ここまでになるというのでしょうか……)


良子「私のせいではありません」

健夜「私も知らないなぁ。普通にしただけだもん」

はやり「あのさぁ……」

理沙「ひどい!」プンプンッ

咏「いや、全員同罪じゃね?」

・雀力+21


~指導終了

京太郎「――ふぅ」

煌「お疲れさまでした、京太郎くん」

京太郎「はい、お疲れさまです」

煌「あとは片づけと掃除だけですので、京太郎くんはお先に上がっていただいて、大丈夫ですよ」

京太郎「! それこそぜひお手伝いを!」

煌「――と、仰るとは思っていました。ですが京太郎くん、それに藤原プロを付き合わせるおつもりで?」

京太郎「いや、そんなはず――あっ」

煌「であれば、藤原プロをお送りする必要があります……大任ですよ、これは」

京太郎「……心得ました」

煌「話が早くて助かります。では京太郎くん、丁重にお送りするように。よろしいですね?」

京太郎「はっ……では利仙さん、博多までお送りしましょう」

利仙「え……い、いえ、さすがにそれは遠いので……明日はオフですから、タクシーかホテルをと考えていたのですが……」

京太郎「タクシーは、すでに手配を?」

利仙「いえ。それなら小倉に呼んで、そこまでは移動しようかと考えていました。ただ疲れましたし、小倉駅周辺で宿を取ったほうがよさそうですね、今夜は」

京太郎「では――」

利仙「ええ、ですから京太郎くんは、ご自宅の前までご一緒くだされば、それで――」

>行動選択
1 宿までお送りします
2 最寄駅までお送りします
3 俺の家へいらっしゃいませんか

安価↓2


京太郎「もったいないですし、俺の家でよかったら泊まってってくださいよ。そんなに荷物ないのに広い部屋なんで、一室余ってまして――」

利仙「」

煌「すばらぁっ!」ベシッッ

京太郎「あたっ!」

煌「丁重にっっ! 失礼ないようにと言ったでしょおおおおおおおおお!」グイッ

京太郎「ひぎぃっ、す、すいませんっ!」

利仙「い、いいいいい、いえっ、驚いただけで大丈夫です。ノープロブレムですので、泊まらせていた、いたったたただきままま……」

煌「落ち着いてください! 完璧に動揺されてますよ!」

京太郎「いえ、あの、ほんと他意はなくて……」

煌「他意なしでも言うのは問題ですよおおおおおお!」

京太郎「ですよね! すいません!」

利仙「ああ、でも下着、下着が……というか寝間着も……どうしましょう、どこかで買い物……ああ、もう時間も遅いですね、どうしましょう……」オロオロ

煌「ホテル! ホテルに行ってください!」

利仙「ええ!? じ、じじ、自宅より難易度が高いような……」

煌「なんの話をなさってるのですか!?」

京太郎(あー……そういえば、この辺ってなんか、モーテル多かったな……学校近いのに、いいのか?)


 ――結局、小倉までお送りしました。

・利仙好感度+3


~7月0日終了


思った以上に時間かかったので、本日はこの辺りで……お疲れさまでした
あと、煌の電話番号は聞きましたってことで、ひとつ

ちなみに最初の分岐判定は
01~20 喫茶店で涼もう →今回
21~40 地元チームの地域振興活動 →理沙&利仙
41~98 そういえば、学校の位置を確認するのを忘れてた…… →煌と姫子両方
ゾロ目 あのアイドルが屋上ステージに!? →ちゃちゃのん

でした
では、続きはまた後日
明日出来ればいいけど、どうなることか……という感じです


>理沙 神戸

うおお、プロ麻雀カードのよりん見てなかった……マジだぁ、どうしよう
ずっと博多所属で書いてきちゃったからなぁ……そ、そのうち移籍させます(震え声)
今月移籍させたら安定のノヨリダインになってしまうので、今月は博多にいてもらいます


ふんとだ、姫子呼び捨てですね
今後は修正で

だいぶ空きましたが、そろそろ再開したいです(やるとは言ってない)

まぁやるんですけどね……18:00予定でお願いします


~7月初日


京太郎「ん~~~~~っ……今日から新道寺か……」

京太郎「ひとまず、自主練以外は禁止ってのが厳しいけど……テスト期間なら仕方ないな」

京太郎「さて、自主練に励むか、テストに集中するか、いまのうちに庶務を片づけておくか……悩ましいところだけど――」


>重視行動選択(もはや誤差レベル)
1 雀力
2 執事
3 雑用
4 経験値(もういらない)

安価↓1


>雀力

京太郎「――よし、ここは自主練だな。朝と夜は、家でプロの牌譜研究だ!」

京太郎「そろそろネトマ復活させようと考えてるって噂も……東風戦限定にすれば、時間もかからないしな」

京太郎「麻雀ありの会話(電話)みたいな感じを予定してるらしい」

京太郎「……あくまで予定だからね? 未定なんだゾ」

・雀力+1


~学校


京太郎「えーっと、北海道から参りました、須賀きょ――」

『きゃああああああああああああ!』

京太郎「」

「知ってた」

京太郎「いえ、先生……知ってたではなく、対応を……」

「そら無理よ……やってほら、うちっとこ麻雀強豪校やろ?」

京太郎「ですね」

「やけん、麻雀部員もようけおっとばい。こんクラスも、ほとんどそうやけん……昨日顔だしたんが、運の尽きやったねぇ」

京太郎「いや、部員じゃない人もいると思うんですけど……その人たちもおかしくないですか?」

「そいな――んー……まぁ、ほら……女子校やけん」

京太郎「よそでもこんなじゃなかったですよ!?」

「ほんなこつ?」

京太郎「う……いえ、その……似たようなことは、何度か……」

「ほら見んしゃい。ちゅーわけで、先生もう知らんけん……みんなー! あとは煮るなり焼くなり、好きんしたってよかよー」

『いやっふうううううううううううううう』

京太郎(帰りたくなってきた……)

モブ子「いやっふううううううううううう!」

京太郎「おめーまでなにやってんだよ!!」

モブ子「あ、つい……おーし、そんじゃ部活行くか!」

京太郎「待て、授業は――」

モブ子「初日にんなもん受けてられっかー! 行くぞ、部室だ!」

京太郎(初日は俺だけで、お前はここの生徒扱いだろ……)


~ということで部活……部活? まぁ放課後麻雀部です


煌「すばらっ! 学校はどうですか、京太郎くん!」

京太郎「すばっ――あ、お疲れさまです。いい学校ですけど、ちょっとクラスメートが元気すぎる気がします」

煌「ええ、元気なのはいいことですね」

京太郎(ふふ、話を聞いてくれません……)

煌「歓声は三年の教室まで聞こえていましたからね。かくいう三年生も、二年の男子、二年の男子と、目を血走らせていましてね」

京太郎(この学校おかしくないですか)

煌「私のところにも詰めかけ、会わせて、お願い、なんでもしますから――と、それはそれは大騒ぎでしたよ」

京太郎「そうですか……すいません、ご迷惑をおかけしまして」

煌「いえいえ、構いませんよ。後輩が人気者で、誇らしい限りです」ペカー

京太郎(おお、後光が差してる……)アリガタヤ

煌「さて――本当なら部活なのですが、本日からテスト週間ですからね……とはいえ、成績不振者は全国出場が許されません!」

京太郎「押忍!」

煌「レギュラーのみならず、控え、二軍、三軍に至るまでテストを乗り切るべく、放課後はここで勉強会です」

京太郎「すばらしいお考えです」

煌「そのうち姫子も来るでしょうから、それまでに部屋の割り振りとリーダーを決めてしまいましょう」

京太郎(おお、手慣れていらっしゃる……実務は煌先輩が担当なのかな? で、鶴田先輩は、象徴的な実力リーダーってことか……)

煌「ん? 噂をすれば……ほら、来たようですよ、京太郎くん」

京太郎「ああ、足音が――」

煌「しっかり挨拶を決めて、姫子の信頼を勝ち取ってください!」

京太郎「わっかりました!」


ガラッ
姫子「お疲れさ……ん?」

京太郎「お、お疲れさまですっ!」

姫子「なんで男子――あ、ああ、そっか! お前があの――」

京太郎「は、はい! 本日よりこちらでお世話になります、須賀京太郎と申します! よろしくお願いします!」


>姫子初対面好感度判定
63+一桁数字+二桁数字+ボーナス

安価↓1


どのみち00以上じゃないと、ときめきにはならなかったようですね…

>コンマ25
63+2+5=70(大好き)

姫子「………………」トゥンク

京太郎「…………あ、あの……?」

姫子「――っ! な、なんでんなか!」カァッ

京太郎「はいっ、失礼しました!!」

姫子「ああ、いや……うん……別に、なんも悪ぅなかけん、そんな焦らんでよかよ」

京太郎「ありがとうございますっ!」ニコッ

姫子「うっ……」トゥンク

煌(こうかはばつぐんだ!)

姫子(せ、先輩に話ば聞いたときは、どげんしてやろうかち思とったとやけど……)

姫子(………………)チラッ

京太郎「教室、いくつ使えるんですか?」

煌「大きさ別で、4部屋ありますからね。学年別に分かれて、問題児は一室に集めましょうか」

京太郎「いるんですか、問題児……」

煌「ははは、大きい学校ですからねぇ」

姫子(…………めっっっっっっちゃよか男やなかか!!)

姫子(これは、あの先輩がデレッデレんなるわけばい……ああああああ……)

姫子(い、いかんで、姫子っ……お前には先輩がおっと……こ、こんなとこで、たかが一人の男に――)

京太郎「あの、姫子せんぱ――」

姫子「うひぃっ!?」ビビクンッ

京太郎「っと……すいません、あの……鶴田先輩?」

姫子「姫子でよか!」

京太郎「あ、はい――姫子先輩」

姫子「~~~~~~っっっ!」カァァァッッ

京太郎「で、あの、部屋割りのことなんですけど……あ、勉強会のですけど――」

姫子「お……」

京太郎「お?」

姫子「お外走ってくるうううううううううううううううううう!!!!」

京太郎「へ?」

煌「あらあら、姫子には少々刺激が強すぎましたかね」

京太郎「……えっと、なにが?」

煌「はいはい、京太郎くんは気にしないで。そうですね、問題児ルームを担当してもらいましょうか」

京太郎「あ、はい。了解です」

煌「そして――余裕を見つけて、毎日一回は、各教室を回るよう、お願いしますね」ニコッ

京太郎「はっ、お任せください!」


姫子「おお、もう……と、とにかくこん顔戻さんことにはぁぁ……」マッカッカ

哩『やけん言うたやろ……ただの男やなかち、何回も……』

姫子「ね、ネットでしか知らん相手ですもん、しゃーなかかと思いますっっ!」

哩『とにかく、あんま冷とうせんで、仲良うせないかんとよ?』

姫子「わ、わかっとりますぅ……」


ということで、姫子はツンツン路線ではなくかわいい路線になりそう
執事ってすげー

--------------------------------------------------------

京太郎「さて――」

モブ子「おう、よろしく」

京太郎「黙れ問題児……しかし、危ない人たちも結構多いんだな」

「勉強、勉強ってなんだ……」
「や、やめてっ! 私のこと因数分解するつもりでしょ! 微分積分みたいに!」

京太郎(もうなに言ってかわかんねぇ……知ってる単語並べただけだろ)

京太郎「と、とにかくやっていきましょうか……テスト範囲は聞いてきましたので、皆さんの得意な箇所をまずは、やっていってもらいます」

京太郎「とりあえず30分、範囲の教科書の黙読で結構です。その間に、俺は問題集作っておきますので」

モブ子「相変わらずぶっ壊れスペックだよね、京太郎は」

京太郎「できることをやってるだけだ……それじゃ、開始してください」


・執事+4


京太郎「――さて、問題児組には問題集レベル1を渡しておいた……これがテストまでにレベル5まで行けば、みんな問題なくクリアできるだろう」

京太郎「で、俺はその間なにをしとくかな……」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)
 D一年指導 執事編 執事+4

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用3~5、好感度+1(在校生から一人)

 C一年指導 雑用編 雑用+4


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>お約束が守られて嬉しい限り


京太郎「事前に部屋は見せてもらったからな、掃除すべき場所も確認できている――」

京太郎「さて……それじゃ、これから一ヶ月お世話になる教室に、ご挨拶をさせてもらおうか」

モブ子「きも」

京太郎「お前は問題やってろや!!」


>執事判定
自動成功、ゾロ目±1まで大成功

安価↓1


>成功 あ、モブの方言は勘弁してください

京太郎「――うーん、こんなもんかな……」シュピンッ

「あ、あれ!? いつの間にか部屋が綺麗に!」
「いったいなにが……」
「そういえば聞いたことがある! 派遣執事のいる学校には妖精もいて、人知れず掃除してくれるって」
モブ子「それ派遣執事そのものやで」


京太郎「掃除自体はやりやすいんだけど、備品の移動が悩ましいな……整理しちゃっていいものか、そのままにしとくべきか、あとで先輩に聞いておかないと……」キュッキュッ

「あれ、なんか教室輝いてない?」
「こ、心なしかゴミも減ってるような……」
「私が放置しといたカビペットボトルが!」
「お前あれ、二度とすんな?」


京太郎「さて、ワックス二週目終わったし――窓は外側もやっちゃっていいのかな……いいよな?」ガラッ、ガシッ、キュッキュッ

「ふわっ!? ゆ、床が滑る!」
「いや、そこまでは滑らんけど……っていうか、すげー滑らかになってる!」
「新築ってこんな感じなんだよねぇ、たしか……綺麗だなぁ、いいなぁ」
「先輩たちの重ねてきた汚れが、完全に失われた!」


京太郎「ここは先輩たちが集まってるからな……受験も視野に入れた勉強をしてるだろうし、邪魔しないように念入りに……」

煌「おや……? 姫子、教室がなにやら……綺麗になって――なってますよねっ、これ絶対!」

姫子「ふぇ? あ、なっとると! え、なにっ、なんがあったと!?」

京太郎「……む、机にも汚れが」キュッキュッ

煌「!? さっき誤って引いてしまった、赤ペンの汚れが消えてます!」

姫子「の、ノートの隙間の消しカスがなくなってる!? こ、こわかぁ……」

京太郎「さーて、そろそろ戻るか……2ページくらい進んでれば御の字だろうなぁ」

京太郎「あれは淡や穏乃以上の問題児だぞ、大丈夫かな……」


・執事+3
・雑用+1


京太郎「――どうですかー、できましたかー?」

京太郎「……あ、はい。ですよね、わかってました……まぁ手をつけたとこだけ、見せてもらっていいですか?」

京太郎「はい、ありがとうございます……なるほど、ふむ……」

京太郎「……わかりました。では、これを元に問題集レベル0を作ってきます、明日までに」

京太郎「それを十回ほど重ねてから、レベル1に挑みましょう。大丈夫、最終的に5まではクリアさせてみせます……一緒に頑張りましょう!」

「京太郎くん……」
「ありがとうっ……見捨てないでくれて、ありがとうっ……」
「頑張るっ、私頑張るよぉ……」
「もう二度と勉強サボったりしないよ」
モブ子「そこには元気に走り回るモブ子の姿が」

京太郎「お前は俺の問題集、何回クリアしてると思ってんだよ……頼むから学習してくれ……」


京太郎「とりあえずは、問題集を一通り見てもらうことにして……俺もそろそろ、勉強するべきか?」

>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3

 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)
 D一年指導 執事編 執事+4

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用3~5、好感度+1(在校生から一人)

 C一年指導 雑用編 雑用+4
 Dプロから電話 雑用3 執事1 プロ好感度2~4 夜行動は、試合観戦固定


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>差し入れ ゾロ目

京太郎「――いやいや、俺のことはあとだ。まずは、勉強で疲れた皆さんの頭に、栄養と癒しを送らないと」

モブ子「よっしゃ差し入れきたあああああああああああ!」

京太郎「…………あんま材料ないけど、リクエストあるか?」

モブ子「プリ~ン♪ 甘いプリンが食べたいよぉ」

京太郎「んー……ま、妥当なとこか。それくらいなら手持ちの材料で作れるから、そんじゃプリンにしますか」

モブ子「やったぜ。」

京太郎「んじゃ、いい子で勉強してるように」

モブ子「アイアイサー!」


~調理実習室

京太郎「……なぜかあっさりと鍵を渡されてしまった。変な噂でも流れてんのかな……」

京太郎「まぁいいか。さっそく始めよう――」


>執事判定
自動成功、ゾロ目±1まで大成功

安価↓1


>成功

・執事+2×2=4

京太郎「……あちゃ、やっぱ材料足りんか」

京太郎「プリンは確保できたけど、フルーツ乗せとクリーム乗せ、全部乗せになると足りない……」

京太郎「仕方ない、平等のためにプリンを配ろう」

京太郎「…………レギュラーの人たちには、激励も込めて、乗せの分渡していいよな……?」

京太郎「ということで、この全部乗せア・ラ・モードは誰に渡そうか……」


>相手選択
煌、姫子から選択 (友清さんはオリキャラになっちゃうので、様子見て絡む感じになります、たぶん)

安価↓2


>煌、ゾロゾロ

京太郎「お待たせいたしました、本日の差し入れになります」

姫子「あ、ありがとう……」

友清「お前これ、勉強もせんと作っとったと?」

煌「まぁまぁ友清、京太郎くんの心遣いです。ありがたく受け取りましょう」

友清「煌が言うなら……」

京太郎「麻雀にせよ勉強にせよ、糖分は大切ですから。こればかりは、叱られても提供し続けますので」

友清「まぁ好きにすればいい……はむっ……っっ!!」ビクンッ

煌「おや友清さん、どうされました?」

友清「な……なん、れも……な……ひっ……んっっ……」ビクッ

姫子「? 顔赤かけど、熱でもあっと?」ピトッ

友清「んひぃっ!? はっ、ひゃっ……なん、れもっ……ないっ……ぁんっ……」

姫子「」

煌「リザベったときの姫子に似てますね……」

姫子「私はこがんはしたなくなか!」

姫子「まったく……」パクッ

姫子「~~~~~~~~っっっ!!?」ビビクンッ

煌「!? 姫子がリザベりました!」

姫子「リ……りじゃべ、ば……動詞、みたい、にっ……ひぃんっ……つ、使うなぁっ……」ビクッビクッ

煌「は、はぁ……いや、それにしてもなにが――」

京太郎「……あの、煌先輩」ボソッ

煌「はい? おやどうしました、京太郎くん」

京太郎「いえ、実はですね……先輩方のプリン、上にフルーツとかクリーム乗ってるじゃないですか」

煌「ええ、実においしそうです」

京太郎「で、その……最初はそれ、こうなる予定だったんです」スッ

煌「まぁ、両方乗って……プリン・ア・ラ・モードのようですねぇ」

京太郎「量が足りなさそうなんで、断念したんですけど……この試作品だけは、廃棄するわけにもいかなくて、持て余してしまってまして……」

京太郎「よろしければ、召し上がっていただけませんか……?」

煌「私がですか? ふむぅ、しかしランキング上位者や、部長を差し置いて私がいただくのも――」


>返事選択
1 煌先輩にしか頼めないんです!
2 先輩には、昨日もお世話になりましたから
3 そうですか……無理なお願いをしてすいませんでした

安価↓2


京太郎「その……こういうのもなんですけど、先輩には機能もお世話になりましたので……お礼ということで」

煌「……ふふ、そうですか。では遠慮なく、頂戴しましょう」ハムッ

煌「んんっっ! これはすばらっっ! いやいや、本当においしいですよ、京太郎くん!」

京太郎「本当ですか!」

煌「ええ、これほどのものは、さすがに食べたことも……はむっ、もぐ……はぁ、おいしいですねぇ。染みわたります」

煌「これが一ヶ月毎日食べられるとなると、それだけでも嬉しくなりますね」

京太郎「喜んでいただけてよかったです……」

煌「なるほど、二人のあの反応も、あまりにおいしかったからなのですね。合点がいきましたよ!」

京太郎「はは……まぁ、そうなんですけど……」

京太郎(しかし――煌先輩は、どうして普通なんだ?)

京太郎(食べ慣れてる人なら、俺程度の料理ではさほど影響ないこともあるけど……)

京太郎(これほどのものは、食べたことがない――その言葉に嘘はないはずだ)

京太郎(……まさかっ!)ハッ

煌「はぁ……おいしかったです。ご馳走様でした」ペッコリン

友清「っ……っっ……」ビクッビクンッ

姫子「ぁっ……んぅっ……ふぅっっ……」ビビクンッ

京太郎(飛ばないっていうのはっ……そういうことも含めて、なのかっ!?)


京太郎「これは……新道寺での目標、できたかもしれないな……」グッ

・煌好感度+2×4=8


初日は下校会話あったか確認してました

-----------------------------------------

~夕方

京太郎「あ、そういえば……新道寺の練習時間、何時間くらいなんですか?」

煌「そうですねぇ、我々もか弱い女子高生ですからね……あまり暗くならない時間に帰る、くらいのことは決めていますよ」

姫子「やけん、夏場は冬より長うやれっとよ。まぁ勉強会ばするんは練習やなか。わざわざ残らんでもよかけん、もうちょい早めに切り上げっほうがよかとやろ」

友清「私はここらで終わろうち思っとうやけど……ほかの部屋はどがんやろ」

京太郎「集団下校のほうが、危なくないですからね……一応、声かけてきます。遅くとも15分くらいで切り上げるってことでどうでしょう」

姫子「そげんしよか……あ、京太郎……任せてもよかと?」

京太郎「はい、行って参ります!」

姫子「き、気ぃつけて」

煌「子供じゃないんですから……」

友清「面倒ば見たりたいんやろ、健気やなかか」

煌「……まぁ、気持ちはわかりますけどね」

友清「えっ」

煌「えっ」


京太郎「行ってきました! 掃除して、20分後に昇降口ってことで、連絡済です!」

姫子「あ、ありがとな……そいない、掃除ば――あれ?」

煌「そういえば、随分と綺麗になってましたからね……今日のところは、この辺にしましょうか」

友清「――ちゅうことやけん、道具ばしもうてよかよ、京太郎」

京太郎「あ、はい……そうですか」シュン

姫子(なぜがっかり)

煌(なぜがっかり)

友清(落ち込んだとこも、なかなか……)フム


>下校会話判定
1煌、3美子、5仁美、7姫子、9哩(電話)

安価↓1 コンマ一桁


あ、哩と姫子の数字反対でした……次回以降は7哩9姫子です

-----------------------------------------------------

>美子遭遇


京太郎「――よし、全員無事、ご自宅まで遅れたな。さて、俺もそろそろ――」

??「……あっ!」

京太郎「えっ?」

美子「あっ……い、いえ、なんでも……すいません、急に声を……」

京太郎「はい――って、ちょっと待ってください!」

美子「はい!?」

京太郎「えっと……もしかして、新道寺OGの安河内さんでは?」

美子「!? えっ、なっ……し、知ってる……ん、ですか……?」

京太郎「はい、もちろんです……っと、すいません。俺も別に、ストーカーとかではなくて――」

美子「い、いえっ、知ってます! 派遣執事の、須賀くん……ですよね?」

京太郎「はい、本日より新道寺でお世話になっております。よろしくお願いします」

美子「いえ、こちらこそ……」

>美子初対面好感度判定
63+一桁数字+二桁数字+ボーナス

安価↓1


63+8+1=72(大好き)

美子(ふああああああ!!! あ、あ、会えるかと思って学校の近くまで来たら、まままま、まさか本当にっ……どどど、どうししょう!?)

京太郎「あ――安河内先輩、お住まいはこの辺りですか?」

美子「はひっ! え、えっと……そう、です……たぶん……」

京太郎「たぶん?」

美子「いえっ、そうです! 歩いても、十数分くらいでしょうか……」

京太郎「今日は学校になにか用事でしたか? 部活休みで勉強会だったんですけど、先ほど下校してしまったので、もう誰も残ってませんけど……」

美子「そ、そうなんですか……では、私もこれで――」

京太郎「あ……お帰りになるなら、お送りしますよ。少し暗いですし、近頃物騒ですからね」

美子「え! で、でも……それはさすがに、その……初めて会った相手に……」

京太郎「う……そ、そうですね、すいません――」

美子「あっ……そ、そうじゃなくて! その……申し訳ないから、結構ですっていう……」

京太郎「俺のことなら、お気になさらないでください。OGの方なら、俺の先輩なわけですから、これくらいは当然ですよ」

美子「あ、う……それじゃあ、えっと……お願い、できますか?」

京太郎「はい、喜んで。では――と言っても、俺も先輩に案内していただかないと、お送りできないんですけどね」ハハッ

美子「……ふふっ、そうですね。じゃあ、私についてきてください」

京太郎「ではお隣、失礼します」

美子「――っっ! は、はひ……」カァッ

美子(ふわああああああ! こ、これ、すごいっ……すごいよねっ!? つ、つ、ツイートしたら、すっごい自慢にならない!? リプされるかな!?)

京太郎(こんな場所でOGの方にお会いするとは……失礼のないようにしなきゃ)

・美子好感度+1
・美子連絡先入手

・姫子のも獲得済みです
・友清さん? エンドないし……


 ――なお、美子は京太郎と写真を撮ってツイートにアップしたところ、大炎上したそうな

仁美「なんもかんも政治が悪い」

哩「いや、自業自得やろ……」


~自宅

京太郎「ふぅ、緊張した……しかしあれだ、新道寺も美人さんが多い……クラスメートは怖いけど、やっぱ女子校最高だな!」

京太郎「さて、明日に備えて夜も有効活用しなきゃ(使命感)」

>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇。追加でメール数人に、固定で1、倍成長なし)
2 メールする(二人選択で好感度1~3成長。その後複数に1成長、ただし週末倍成長に含まれない)
3 ネトマ改(全国前限定)東風戦(二回判定)のみ 全国個人出場者と対戦すると、勝ち進みやすくなるかも
4 寝る(翌日好調)
5 デートに誘う(休日使用、買い物予定なら注意)

安価↓2 ※人物は別途安価します


>電話

京太郎「さて、初日だし誰かに電話してみるかな――」


・宮永咲 ・片岡優希 ・原村和 ・染谷まこ ・竹井久 ・福路美穂子 ・加治木ゆみ ・室橋裕子 ・加藤ミカ

・宮永照 ・弘世菫 ・渋谷尭深 ・亦野誠子 ・大星淡

・松実玄 ・松実宥 ・新子憧 ・鷺森灼 ・高鴨穏乃 ・志崎綾

・岡橋初瀬 ・巽由華 ・小走やえ

・小瀬川白望 ・エイスリン ・鹿倉胡桃 ・臼沢塞 ・姉帯豊音

・狩宿巴 ・滝見春 ・薄墨初美 ・石戸霞 ・石戸明星 ・藤原利仙

・上重漫 ・真瀬由子 ・愛宕洋榎 ・愛宕絹恵 ・末原恭子 ・赤阪郁乃

・園城寺怜 ・二条泉 ・江口セーラ ・船久保浩子 ・清水谷竜華 ・荒川憩

・辻垣内智葉 ・ハオ慧宇 ・雀明華 ・メガン・ダヴァン ・ネリー・ヴィルサラーゼ ・アレクサンドラ・ヴィンドハイム

・花田煌 ・安河内美子 ・白水哩 ・鶴田姫子

・本内成香 ・桧森誓子 ・岩館揺杏 ・真屋由暉子 ・獅子原爽

・戒能良子 ・小鍛治健夜 ・瑞原はやり ・野依理沙 ・藤田靖子 ・三尋木咏 ・赤土晴絵 ・霜崎絃

・村吉みさき ・針生えり ・福与恒子


>相手選択
上位より一名選択

安価↓2


>哩

京太郎「そうだな、OGだし哩さんに連絡しておこう」


理沙「!?」

良子「ドンマイです」


京太郎「さて、哩さん……あ、お忙しかったらやばいな……うーん、まぁ確認すればなんとか……」

哩『もしもし』

京太郎「っと……京太郎です。お久しぶりです、哩さん」

哩『東京にはまったく来んけん、なかなか会えんね……それはそうと、新道寺はどげんやったと?』

京太郎「ええ、そのことでご連絡をと。いい学校ですね、ここは……まぁ練習はまだなんですが」

哩『ああ、そやね。テスト期間やったか……後輩の何人かが、かなり成績の悪うごたって……申し訳なかとやけど、なんとか見てやってもらえるやろか』

京太郎「ええ、もちろんです。煌先輩、姫子先輩にも頼まれましたので」

哩『……ふふ、あの二人が先輩か。いや、前も二年やったけん、先輩は先輩やけど……』

京太郎「部の最上級生ってことですよね」

哩『ん……そやね、そういうことやろ。やっぱり私は、もう部を離れた人間やち思わされっとやね』

京太郎「まぁ、卒業はされましたからね……でも、皆さんはまだ哩さんの代のことも、しっかりと覚えてらっしゃいますよ」


>返事選択
1 部室の汚れに関してとか
2 先代の実績に負けまいと
3 先輩たちの存在を支えに

安価↓2


あー、そういえば「おっきいの、はいったと?(意味深)」とか言ってましたね……
日和であんまセリフなかったので、失念してました……ま、まぁ緊張してたからってことで(震え声)
次に会ったら、炎上のこともあって吹っ切れて方言になってます(たぶん)

--------------------------------------------------------------

京太郎「先輩たちの存在が、まだ支えになってるんじゃないでしょうか」

哩『はは……あんまり頼られっとも困ろうもん。互いに支え合うて、先代ば乗り越えてってもらわんと』

京太郎「なるほど……確かに、仰る通りです」

京太郎「その辺りも、テスト後にしっかり意識していかないといけませんね」

哩『そうそう、まずはテスト――はぁ、こっちも忙しくなっとよ』

京太郎「あ――そ、そうでしたっ、お忙しいところ、申し訳ありません!」

哩『ああ、まだ大丈夫やけん。今月の末が試験、まぁレポートやらはそろそろかからんと、まずかやけどね……』

京太郎「だ、大丈夫ですか? その、お忙しいなら改めますけど……」

哩『うん、気にせんでよかよ。まだ焦ることもなかち、巴らも言うて――』


「焦ることはないと言いましたけど……なにも手をつけなくていいとは言ってませんよ?」
「私はあらかた終わっているがな……」
「私もだ。試験勉強も考えると、さすがに半分程度は進めておかないと厳しくないか?」


哩『』

京太郎「…………あ、あの」

哩『だ、大丈夫ばい! あ、あいつらはあれや、その……で、電話の妨害ばしようち思うとるだけやけん!』


「してませんっ!」
「ほう、そんなに妨害してほしいか……」
「おい待て、その弓はなんだ。それでどうするつもりだ」


京太郎「……哩さん、落ち着いてください」

哩『う……そ、そやね。まぁとにかく、明日から頑張ればなんとかなっとよ……』

京太郎「大変ですね、大学生って――」


>返事選択
1 俺に手伝えることがあれば――
2 大学以外の進路を……
3 あまり邪魔しないうちに、そろそろ……

安価↓2


京太郎「――俺に手伝えることがありましたら、なんでも仰ってください。資料集めとか、ネットや図書館を使えばこっちでもできそうですし」

哩『きょ……京太郎、お前は……ほんなこつ、ええ子ばい……っ……こっちの三人にも見習ってほしかよ……』


「京太郎くんがいい子なのは認めましょう」
「私たちが見習うべきなのも、まぁ許そう」
「だが見習っても、お前に優しくはしない」


京太郎(鬼だ)

哩『聞いとったと、京太郎! はぁもう……新道寺に決まってからこっち、三人してチクチクチクチクと……』

京太郎「はは……まぁこればっかりは、哩さんに非はないですからね。俺からも謝ってたと、伝えてください」

哩『――っち言うとるよ、京太郎が』


「いやいやいや、チクチクしてないですよねっ!?」
「……私はさほどしてないが、巴は……」
「いや、お前もしてるだろ」
「智葉さんも相当……」


京太郎「……あの、仲良くやってます?」

哩『む……まぁ、そこは……ほれ、四人とも……共通点ばあるけん、なぁ?』


「こ、こっちに振らないでくださいっ」
「……まぁ、ケンカするほどという言葉もある」
「わ、私は別にっ……その、お前らほど入れ込んでは……」


哩『なはは、そういうことばい! 気にせんでよかよ、京太郎』

京太郎「なんかよくわかりませんが、わかりました」

哩『……私がこっちで、こういう友達を作れたんも、新道寺のおかげよ。京太郎にもそこで、いい経験ば積んでほしか……』

京太郎「哩さん……」


>返事選択
1 大丈夫だと思います
2 くじけそうです
3 クラスメートが怖くて……

安価↓2


京太郎「――大丈夫だと思います」

哩『そうか……まぁ、京太郎なら心配することもなかか』

京太郎「はい。先輩方も優しいし、後輩も素直な子ばかりですから……」

哩『ふふ……私にとっては、みんな可愛い後輩やけんね。なにかあったら、遠慮なく頼ってよかよ』

京太郎「ありがとうございます」

哩『それと――まぁ、今週は無理やけん……来週から、後輩たちの指導もしっかり見てやってくれんね』

京太郎「はい、お任せください」

哩『……私が地元におったら、その役目ばしとったかと思うと、歯がゆかね』

京太郎「――でもそれだと、俺が東京で哩さんに会えなかったじゃないですか」

哩『――っ!』


「ぶふぉっ」
「京太郎くん、すごいのを挟むな……」
「っっ……あの、女たらしはっ……」


京太郎「東京でお世話になった分、俺がこちらで恩返ししますから……どうぞご安心ください」

哩『ん……わかったと、よろしく頼むばい』

京太郎「では――さしあたっては、テスト用の問題集の作成にかかりますね。哩さんも、なにかありましたら、お申しつけください」

哩『はは、ありがとな。こっちもやれるだけはやってみるけん、また――』

京太郎「はい、失礼します」

哩『あ……それと、身体に気ぃつけて……姫子とも、仲良うな』

京太郎「え、あ、はい……では」


哩「ふぅ……いやぁ、久々に話ばすっと、緊張するもんやね……」

巴「ご自慢ですか、哩さん」ニコニコ

哩「べ、べべ、別にそげんことやなか……」ビクッ

菫「巴、あまり威嚇するな」

巴「えっ、してませんよ!?」

智葉「無意識に出るタイプか……やはり永水、やはり霧島か……恐ろしい場所だ」

巴「私の地元を魔境かなにかみたいに言わないでください!」


京太郎「ふぅ……さて、それじゃもうひと頑張りするか!」

・哩好感度+7


京太郎「問題を作りながら……何人か、少しずつでも近況報告しておかないとな……」


・宮永咲 ・片岡優希 ・原村和 ・染谷まこ ・竹井久 ・福路美穂子 ・加治木ゆみ ・室橋裕子 ・加藤ミカ

・宮永照 ・弘世菫 ・渋谷尭深 ・亦野誠子 ・大星淡

・松実玄 ・松実宥 ・新子憧 ・鷺森灼 ・高鴨穏乃 ・志崎綾

・岡橋初瀬 ・巽由華 ・小走やえ

・小瀬川白望 ・エイスリン ・鹿倉胡桃 ・臼沢塞 ・姉帯豊音

・狩宿巴 ・滝見春 ・薄墨初美 ・石戸霞 ・石戸明星 ・藤原利仙

・上重漫 ・真瀬由子 ・愛宕洋榎 ・愛宕絹恵 ・末原恭子 ・赤阪郁乃

・園城寺怜 ・二条泉 ・江口セーラ ・船久保浩子 ・清水谷竜華 ・荒川憩

・辻垣内智葉 ・ハオ慧宇 ・雀明華 ・メガン・ダヴァン ・ネリー・ヴィルサラーゼ ・アレクサンドラ・ヴィンドハイム

・本内成香 ・桧森誓子 ・岩館揺杏 ・真屋由暉子 ・獅子原爽

・戒能良子 ・小鍛治健夜 ・瑞原はやり ・野依理沙 ・藤田靖子 ・三尋木咏 ・赤土晴絵 ・霜崎絃

・村吉みさき ・針生えり ・福与恒子


>近況メール相手選択
上記より一名記入、それぞれ1上昇

安価↓2-4


>由暉子、サンディ、咏

京太郎「学校今日からだ。そっちも勉強、頑張れよ、と……」

京太郎「えーっと……メイド服の件は、俺のせいです。申し訳ありません……」

京太郎「西日本には来られないかと思いますので、また来月に――では」

・由暉子、サンディ、咏好感度+1


京太郎「ふぅ……さて、寝よう」


~7月1日(月)終了


おっと、理沙利仙抜き忘れましたね
まぁ初日なので、ということにしときましょう


ということで、本日はここまでです、ありがとうございました
さて、日誌はどうなるか
そろそろ各校反応増えすぎてつらたん
では、お疲れ様ー


一週間に一度くらいは更新したかった(無念)
しばらくお待ちください、時間かかります
15日くらいまでにはなんとかしたい(願望)


明日から本気だす
ということで、明日の15:00、くらいから再開でー


もう寒いので全裸はまずい
靴下を履こう

では再開
あ、日誌忘れてた、日誌からだったのか……はい、初日はなしで(開き直り)

-----------------------------------------------------

~7月第一週火曜、朝

京太郎「……はっ、はっ……っし! 今朝の鍛錬終わり、っと」

京太郎「さーて、さっさと飯の支度して、学校行かないとな――」

京太郎「テスト期間だからって、のんびりしてもいられない」

京太郎「俺の新道寺での生活は、まだ始まったばかりだ――」

モブ子「完」

京太郎「終わらせんな!」


>登校遭遇判定
1煌、3美子、5仁美、7哩(電話)、9姫子
偶数→朝練(7月第一週はテスト期間)

安価↓1 コンマ一桁


>ルーラ、ではなく朝練(勉強会)というとこで

京太郎「――そんなわけで、麻雀部では本日より、朝の勉強会を行います」

京太郎「これはテスト前だけの処理だけど……雀力じゃなく、執事が成長するわけだ」

姫子(誰になにを説明しとっと……?)

煌(大事なことのようです、そっとしておきましょう)

京太郎「まぁこの判定の場合、OGの人たちは絡めないんだけど……これは仕方ないな」

京太郎「それじゃ、勉強会始めましょう」

>勉強会判定
コンマ一桁0・1で煌、6・7で姫子

安価↓1


>後輩指導

京太郎「――で、こうなるわけな。わかったか?」

「なるほど……ありがとうございます!」
「さすが先輩……」
「う、うちはここ教えて欲しかとよ!」

京太郎「はいはい、順番にな。はい、ここ座って」ポンポン

「し、失礼しまーす」

京太郎「で、どこ――ああ、これね。ややこしいとこだよな」


姫子「ぐぬぬ……」

煌「はいはい、後輩のことは後輩に任せて、姫子は私と勉強ですよ」

姫子「わ、私は諦めんっ……」


・執事+2


京太郎「――あれ、そういやモブ子は……?」


~教室

モブ子「なにかあったような気がするが、だいたい忘れた」


~昼、教室

京太郎「ん~~~~~っ……なるほど、授業スピードはこんなとこか……」

「す、須賀くーん」
「一緒にご飯食べてもよか?」

京太郎「へ? あ、ああ、いいけど……え、俺と?」

「うん! うん!」
「じゃ、邪魔やなかったらぜひ!」

京太郎「邪魔ってこたないけど……」

京太郎(こ、これは、モテ期か! モテ期なんだな!?)


咲「は?」
和「阻止」
優希「調子乗るなだじぇ」
憧「あ、あんたがモテるわけないでしょっ……と、特定の人間以外からさぁ……」
穏乃「……なんかモヤっとする」
淡「え、そいつら潰していいの?」キランッ
春「……私がいれば、誰も近寄らせないのに」
泉(え、なにこの子ら……怖い……)


京太郎「う……頭が……」

「だ、大丈夫!?」
「薬飲む? これ痛み止め」
「私もあるよ!」

京太郎「ああ、いや……大丈夫。と、とりあえず飯食おうか」

モブ子「お、そうだな!」

京太郎「お前、勉強会サボんなよ……」

モブ子「大丈夫だいじょうぶ、家で勉強してるし、へーきへーき」

京太郎(信用なんねぇ……)


>移動選択 ※現在一人未出現なので、はずれあり
1 部室
2 中庭
3 屋上
4 教室
5 学食

安価↓2


>部室、姫子遭遇

京太郎「ふぅー……最近の女子は積極的だな……」ガラッ

姫子「いや、京太郎も最近の男子やけんな……」

京太郎「うぉっ!? ひ、姫子先輩、いらっしゃったんですかっ」

姫子「部長やけん……で、なんかあったと?」

京太郎「ああ、いえ……クラスメートに、昼食誘われたりと、色々ありまして……ほら、よそでは滅多になかったんで、ちょっと驚いたんです」

京太郎(麻雀部メンバーならよくあったけど)

姫子「ふふん、九州の女は情熱的やけんね」

京太郎「ってことは――先輩も?」

姫子「っ!? わわ、私は、そのっ……そういう、あれは……好かんち言うか……いや、でも、好いとう場合はその限りでもなかち言うか……」モゴモゴ

京太郎「まぁそれはともかく、ちょっと休ませていただいていいですか?」

姫子「………………」

京太郎「あ、あれ? どうされました?」

姫子「べ、別になんでんなかっ……仕事の邪魔ばせんでよ?」

京太郎「部活休みなのに、いいんですか?」

姫子「学校用の書類やけん、こんくらいは……」

京太郎「お疲れさまです――それじゃ、せっかくなのでお茶でもお淹れしましょう」

姫子「気ぃ遣わんでもよかよ?」

京太郎「とはいえ、先輩がお仕事中に寝てるわけにもいかないので……さ、どうぞ」

姫子「はやっ! えっ!? そんなはよう、茶葉が蒸れるわけも……」スゥ

姫子「っっ……な、なんていい香り……」

京太郎「物質内の時間を少しだけ加速させる――まぁ執事なら持ってて当然のスキルですね」

姫子(な、なんば言いよっと!?)

京太郎「っと……俺のことは気になさらず、お仕事のほう続けてくださいね」

姫子「あ、ああ……うん……」

姫子(って、気にせんとか無理っっ! 時間加速ってなに!?)


・姫子好感度+1


しまった、開始前にステータス置いとくべきだったか
ひとまず新道寺好感度だけ

【新道寺女子】※女子好感度:162(やばい)
・花田煌   71→79(大好き)
・安河内美子 72→(大好き)
・白水哩   59→119(ときめき)
・鶴田姫子  70→71(大好き)

------------------------------------------------------------

~放課後、部室

京太郎「では、勉強会午後の部を開催いたします」

煌「新道寺は進学校でもありますからねっ、悪い成績は認められませんよ!」

京太郎「――えっ、そうだったんですか?」

姫子「……っていう設定が、なんとなく生えよったと」

京太郎「で、でも二年にはかなりやばいのがいるって……」

煌「そういう子もいます。なので余計に、頑張らねばなりません」

京太郎「はぁ……いや、でも哩さんの進学先考えると、そのほうが自然かもですね」

京太郎「そういえば、先輩方は進路とか、もう決められました?」

煌「私は進学ですねぇ、さすがに。地元でもいいですが、長野か、大阪辺りでの下宿も考えていますよ」

姫子「私も進学ば考えとうよ……できれば、先輩と同じ学校に……」

友清「私はプロを目指す!」ドンッ

京太郎「なるほど……俺もそろそろ考えないとな」

煌「まぁこの大会が終わってからでも、まだ余裕はありますよ」

姫子「私も、先輩の進路ば聞いてから、進路決めたとこあっとよ」

友清「私は子供のころからの夢だ!」キラキラッ

京太郎「それを貫いてるってのはすごいですね……俺にはなにもできませんけど、応援してます」

友清「ああ!」

姫子(いや、練習相手には十分すぎるやろ……?)

煌(いえ、強すぎて挫折する可能性もあります……師事が正解のパターンですね)

京太郎「――っと、勉強会忘れるとこでした」

煌「おっと、そうでした。では、各教室にわかれて、始めてくださいな」

姫子「京太郎は自由にしとってよかけん、なるべく全体見てやってな」

京太郎「了解です!」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 D一年指導 雀力編 雀力+4

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)
 D一年指導 執事編 執事+4

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用3~5、好感度+1(在校生から一人)
 C一年指導 雑用編 雑用+4
 Dプロから電話 雑用3 執事1 プロ好感度2~4 夜行動は、試合観戦固定


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>勉強

京太郎「とりあえず、俺もテスト範囲の見直しはしておくか――」

京太郎「で、軽く終わったら、一通り教室回って、詰まってる人がいたら教えていく感じで……っと」


~三年組勉強室

京太郎「お疲れ様でーす……失礼します」

煌「おや京太郎くん、お疲れ様」

姫子「ん、トラブルでもあったと?」

京太郎「いえ、御用聞きです。なにかあればと思いまして」

煌「それはそれは――では一つだけ、お願いしてもよろしいでしょうか?」

姫子「あっえっ、わ、私も! その、一つやなかけど……よかと?」

友清「……私も……こ、後輩に聞くのは心苦しいが……」ブルブル

京太郎「ええ、お任せください」

>相手選択 ※姫子or煌or友清、友清の場合は好感度でなく執事成長

安価↓2 +2
安価↓3 +1


>姫子優先

京太郎「それでは、ちょっと見せていただきますね……ふんふむ」

京太郎「煌先輩は、この問題だけですか?」

煌「ええ。一応飛ばして、ほかは順調ですので」

京太郎「なるほど……ちょっと時間かかりそうだな……すいません、あとでゆっくりでも大丈夫ですか?」

煌「ええ、構いませんよ。ではお先に姫子から」

姫子「よ、よかと?」

煌「ええ、数も多いですし、早めに解決しておくべきです」

友清「ちょっと待て! 私も複数あるんだが!」

煌「ああ、それは困りましたね――はっ、閃きました!」

煌「友清さんのほうは、私がお教えしましょう」

友清「えっ」

煌「さぁさ、遠慮なさらずに――」

友清「あ、ああ……いや、そうではなく、私も京太郎に――」

煌「まずは姫子からですよ、ねぇ?」

京太郎「えっ? えーっと……そうですね、お昼にお世話になったこともありますので、恩返しからさせていただきたいと」

友清「むぅ……そうか、そういうことなら仕方ない……」

京太郎「すみません、別の機会には……では、姫子先輩」

姫子「あ――は、はいっ!」

京太郎「順番に見ていきますので……英語ですか、なるほど」

姫子「こればっかりは苦手で……」

京太郎「大丈夫ですよ、単語と熟語が把握できれば、パズルみたいに解けますからね……まぁオーラルになってくると、色々別ですけど」

姫子「京太郎は、英語も話せっとやろ?」

京太郎「日常会話程度ですけどね。興味がありましたら、英会話もいくつかお教えしますけど」

姫子「……テストが終わってからでも、よか?」

京太郎「はは、そうですね……まずはテスト勉強に集中しましょうか。それじゃ、これからですね――」

>執事判定
自動成功、ゾロ目±1大成功

安価↓1


>大成功

京太郎「ここは目的語を見誤らなければ、そう迷うところじゃありません。いいですか?」

姫子「ふん、ふむ……」

京太郎「――で、こうなります。なので~」

姫子(あぁ……やばか、発音流暢で……こんな傍でささやかれっと……)ポヤー

京太郎「で……が……つまり――」

姫子「ふにゃぁ……」

京太郎「……あれ? 姫子先輩、大丈夫ですか?」

姫子「ふいっ、はいっっ!! ご、ごめん……ついボンヤリと……」

京太郎「ちょっと集中しすぎましたね……あと少しですけど、あとにします?」

姫子「だ、大丈夫やけんっ……続き、お願いしますっ」

京太郎「では……あの、無理せず、疲れたら仰ってくださいね?」

姫子「わ、わかっとうよ……」

姫子(はぁ、優しかぁ……これは、あれやね……先輩がことあるごとに名前だすんも、わかる気がすっとぉ……)


煌(ほうほう、しっかりやっているようですね……)キランッ

友清「うぅ、なんなんだこれは……微積ってなに、三角関数ってなに……」

煌「こっちは大丈夫でしょうか……まぁあとで、京太郎くんにも見てもらいましょうか」


・執事+15
・姫子好感度+2
・煌好感度+1


京太郎「――となります、大丈夫ですか?」

友清「ああ……ありがとう、助かった」

煌「私も、今日のノルマは果たせそうです。ありがとうございました」

京太郎「いえ、お役にたててよかったです。では、またなにかありましたらお呼びください」

姫子「悪かね、面倒ばっかり……」

京太郎「頼ってくださるのを、面倒なんて思ったことはありませんよ……では、失礼します」

姫子「う、うんっ、お疲れ……さま……」ポー

煌「姫子、涎が」

姫子「うぇっ!?」ズビッ

煌「まぁ冗談なのですが」

姫子「っっ……きらめ~~~っっ!」

煌「先輩として、あまり後輩の前でだらしない顔を見せないように、という忠告ですよ」

姫子「ぐっ……わ、わかっとうよ!」

友清「油断させてくる京太郎サイドにも責任が……」

姫子「そう、それ!」

煌「いや、それではなく」


京太郎「三年の問題、よそより進度が早いな……進学校だからか。これで全国も取るっていうのは、並の努力じゃないよな」

京太郎「この一ヶ月は、俺にできる限り、支援してあげたいもんだ……」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 D一年指導 雀力編 雀力+4

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 D一年指導 執事編 執事+4

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用3~5、好感度+1(在校生から一人)
 C一年指導 雑用編 雑用+4
 Dプロから電話 雑用3 執事1 プロ好感度2~4 夜行動は、試合観戦固定


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>買いだし

京太郎「軽く差し入れもしたし――ちょっと仕入れと、雑貨の買いだしに行ってくるかな」

京太郎「この近くだと、駅前まで出ないと難しいし、早めに出ないと――」

京太郎「まぁせっかく買いだしに出るんだし、なにか入用のものがないか、確認しておいたほうがいいな」


>相手選択 煌or姫子

安価↓1


~三年勉強室前

京太郎「邪魔にならなきゃいいけど……あっ」

姫子「あ、京太郎……ど、どうしたと?」

京太郎「よかった、先輩を探してたんですよ」

姫子「ふぇ」ドキッ

京太郎「実は――」

姫子「…………っっ」ドキドキ

京太郎「ちょっと買いだしに行ってくるんですけど、なにかご入り用のものはないか、お伺いしたくて――」

姫子(知ってた)

姫子「はぁ……」

京太郎「え、ど、どうしたんですかっ?」

姫子「なんでもなか……んー……特に、これといってはないかな……あっ!」

京太郎「なにかありました?」

姫子「友清がシャーペンの芯切らしかけとったけん、売ってそうなら頼めっと?」

京太郎「わっかりましたっ! それだけで大丈夫ですか?」

姫子「うん、大丈夫……あ、気ぃつけてな? 来て間もない、不慣れな場所やろ……迷ったら電話するように、よかか?」

京太郎「はい、了解です。では、行って参りますので」


・姫子好感度+1


相手選択、雑用判定、遭遇判定の順なのでー

----------------------------------------------

~駅前

京太郎「とりあえず、食料品に関してはいい店が見つかったな……」

京太郎「で、麻雀関係の店も、新道寺が傍にあるおかげか、かなり充実してる。これはありがたい」

京太郎「あとは、掃除用具だよなぁ……薬局とかホームセンターでもいいんだけど、なるべく品揃えが多いとありがたいな……一通り見てみるか」


>雑用判定
自動成功

安価↓1


>成功

・雑用+4


京太郎「――うん、これくらい揃えばなんとかなるかな。大掃除が必要なときは、通販で取り寄せることにして……と」

京太郎「さて、それじゃ帰るとするか。あんまり遅くなると、下校に間に合わなくなるし――」


>遭遇判定

01~20 利仙
21~40 美子
41~60 仁美
61~80 理沙
81~98 霞
ゾロ目 ちゃちゃのん

安価↓1


>美子遭遇

京太郎「――あれ? あのメガネ美人は、確か……安河内、美子……先輩?」

美子「え……きょ、京太郎くん!?」

京太郎「やっぱり……お疲れさまです。奇遇ですね、こんなところで」

美子「あれ、学校は――ああそっか、テスト期間やけん……って、その荷物は?」

京太郎「部活で使う消耗品です。食料品と、自動卓のパーツとか道具の手入れ用品、それに掃除道具で――」

美子「……ちょっと待って? えっと……テスト前は部活禁止、やろ?」

京太郎「う……ぶ、部活の消耗品ですけど、その……ぶ、部活外でも使うので!」

美子「それは……煌――やなかやろし……姫子の指示? それとも、友清?」

京太郎「? いえ、独断ですけど……え、もしかしてこういうの、許可制なんですか!?」

美子「あ、ああ、そう……ううん、許可制とかやなかけど……ええ……」

京太郎「??」

美子「その……パシらされてる、とかやなかと?」

京太郎「全然違いますけど……先輩方も、同級生も親切ですし。後輩もかわいいですからね」

美子「はぁ……ならよかけど……誤解されることもあるけん、できるだけ買い物は少量で済むように、こまめにね。よか?」

京太郎「ああ、確かにそうですね……すみません、気をつけます」

美子「まぁ昨日来たばっかりやけん、今日はしょんなかよ……」

美子「………………」

京太郎「えっと、先輩……なにか?」

美子「……私は、新道寺のOGやけん」

京太郎「あ、はい……存じてますが」

美子「やけん――後輩と一緒に買い物ばしとっても、それが部の買いだしとは思われん、そやろ?」

京太郎「……一理あるかと」

美子「うん、それなら……私が一緒におって、荷物も持っとったら……ご、誤解ばされんち思うとやけど、ど、どうやろ!?」

京太郎「まぁ、うん……そうかもしれません――」

美子「ね!」

京太郎「けど――先輩に荷物を持たせるのは、さすがに……」

美子「OG命令!!」

京太郎「うっ」

美子「プラス……これで問題になって、出場停止になりでもしたら……OGとして遺憾の極みやけんね」

京太郎「……はい」

美子「一番軽いのでええけん、持たせてね? せっかくやし部にも顔だしたいから、一緒に帰らせんね」

京太郎「わかりました……では、こっちの麻雀道具をお願いします」

美子「よろしい――じゃ、行こっか」ギュッ

京太郎「ちょお!?」

美子「まーまー、こんくらいせんとあれよ、私用の買い物とは思われんけんね。不可抗力、不可抗力」

京太郎「わ、わかりましたっ……」

美子(いやったあああああああ! 役得、役得ぅっ!)ギューッ


・美子好感度+1


というところで、ひとまず終了
22:00くらいから、火曜残り終わらせたいと思います

ちゃちゃのんの出番は、今後訪れるのか!?
乞うご期待


おわ、忘れてた
新スレ立ててきます


パート38
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」煌「その38となりますばら」【咲-Saki-】
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」煌「その38となりますばら」【咲-Saki-】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447578100/)

あぶなかった……

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年10月17日 (土) 01:04:46   ID: rkiMmg-m

期待してます!

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom