アグリアス「ラムザちょっといいか?」 (40)

ラムザ「何ですか?アグリアスさん」

アグリアス「暗黒騎士というジョブだが、アビリティがダークナイトのモノとほぼ同じと聞く」

ラムザ「あぁそうですね、威力が違ったりするそうですが」

アグリアス「そして私はホーリーナイトだ、聖剣技が使える」

ラムザ「ですね」

アグリアス「つまり私が暗黒騎士になることで、オルランドゥ伯の使う全剣技とほぼ同等となる訳だ」

ラムザ「まぁ剛剣は使えませんからほぼですけどね」

アグリアス「うむ、まあそこはいい、とにかく私が暗黒騎士になることで伯にも引けを取らないようになるという事だ、分かるな?ラムザ」

ラムザ「えっと?」

アグリアス「ラムザはリーダーであるから必ず出撃するから除くとして、残りのメンバーは伯と私が固定とするべきだと思うぞラムザ」

ラムザ「ふむふむ」

??????「ちょっと待った!」

アグリアス「誰だ!?」

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??????「それは早計と言うものよ」

アグリアス「メリアドール!?」

メリアドール「アグリアス!アナタには欠点があるわ!」

アグリアス「欠点だと?」

メリアドール「アナタの欠点……それは、足が遅い事よ!」

アグリアス「くっそれは!」

メリアドール「固有ジョブはほとんどがアナタよりも機動力に優れている!勿論この私もよ!」

アグリアス「たかだか1マスだろう!」

メリアドール「その1マスが明暗を分ける事もあるのよ!後一歩で届かない、逃げられない、間に追わない、皆から遅れる!経験があるでしょう?」

アグリアス「くっ確かに覚えが……」

メリアドール「そしてもう一つの欠点もあるわ!」

アグリアス「何!もう一つだと!?」

メリアドール「アナタのもう一つの欠点は、攻撃力が低い事よ!」

アグリアス「攻撃力だと?」

メリアドール「アナタの固有ジョブであるホーリーナイトは、攻撃力の成長が悪い!補正も低め!更に女性だから本人の成長も魔法寄りになってしまう!」

アグリアス「むぅ……」

メリアドール「聖剣技の威力は当然剣と本人の攻撃力に依存するわ!そしてその攻撃力が低いアナタでは聖剣技の威力も控えめになってしまうのよ!」

アグリアス「くぁっ」

メリアドール「その点私は違うわ!私の攻撃力の補正も成長も、伯の固有ジョブ剣聖に引けを取らない、剛剣と暗黒を合わせればほぼ全剣技と同じ!更に私なら伯と違い香水やリボンも着けられる!」

アグリアス「たっ確かに……」

ラムザ「いやほぼですけどねだから」

メリアドール「さぁラムザ、出撃のメンバーは伯と私を固定にしましょう」

アグリアス「ふっふふふ」

メリアドール「あらどうかしたのかしら?」

アグリアス「確かに一理あるが、メリアドール!アナタにも欠点がある!」

メリアドール「何ですって!?」

アグリアス「アナタでは聖剣技が使えない!よって範囲攻撃が乏しい!」

メリアドール「そっそんな事別に、暗黒で代用出来るじゃない」

アグリアス「暗黒の範囲攻撃は確かに威力は高い、だが敵味方を問わない上に範囲が広く味方を巻き込みやすくなる!その上自らの体力を削る必要がある以上乱用は不可能!」

メリアドール「そっそこはブラッドウエポンで」 

アグリアス「相手がアンデッドだった場合は使えない!しかも剛剣もまた欠点がある!」

メリアドール「剛剣の欠点?」

アグリアス「剛剣は確かに強力だが、メンテナンスを持つ相手には効果が無い!」

メリアドール「それは!でも装備が無い箇所や、メンテナンスを持たない相手なら問題ないわ!」

アグリアス「確かにそれならば問題は無いが、だがモンスター相手では装備破壊は完全に無駄!ただダメージを与えるだけとなる!ならば状態異常が狙える聖剣技が有利だ!」

メリアドール「それだって発動率が低めで狙えるモノでもないわ!それに倒しきってしまえば関係ないわ!」

アグリアス「ふむならばアナタの最大の欠点を言おう」 

メリアドール「私の最大の欠点!?」

アグリアス「参入が遅すぎる!」

メリアドール「それだけは!それだけは言ってはならない事でしょう!」

アグリアス「いくら強くても最強たる伯の後に参入したのでは、どうあっても霞む事になる!せっかくの剛剣も全剣技を持つ伯が既にいるのではわざわざ使う事もない!」

メリアドール「だっだから暗黒を覚えれば」

アグリアス「ふっ参入が遅い事の欠点!アナタが入る頃にはとっくに皆の育成が終わり、メンバーもほぼ固定されている!」

メリアドール「たっ確かに……」

アグリアス「まして暗黒騎士はなるために手間と時間が必要になる、そしてそれだけやったとしても伯よりも弱く、使い勝手がイマイチならばなおのこと育てる気にはならないはず!」

メリアドール「何も言い返せない!くっ」

アグリアス「その点私ならば参入も早く、様々なアビリティを覚える事が出来る!伯の参入までに暗黒騎士になるのも容易だ!更に私も香水やリボンを着けられる!」

メリアドール「くうっでも!それでも攻撃力不足は否めない!」

アグリアス「暗黒騎士になれば攻撃力も高くなる!」

メリアドール「暗黒騎士になれば回避と、何より体力が大幅に下がる!それでは本来の長所が丸々消える事になる!」

アグリアス「アナタを暗黒騎士にするよりも、旅を終わらせる方が早い!」

メリアドール「何を!」

アグリアス「やるか!?」

ラムザ「あの……二人とも落ち着いて下さい」

アグリアス「どっちなのだ!」

ラムザ「えっ?」

メリアドール「私かアグリアスか!どっちを優先するの!?」

ラムザ「えっとその……」

ア・メ「「さあっ」」

ラムザ「アグリアスさんの参入前に、僕とほかの候補生が全員暗黒と算術マスターしてるので、メンバーはこうなります」

ラムザ
シド
一般 暗黒
一般 暗黒
一般 算術

アグリアス「……」

メリアドール「……」

ラムザ「……えっと……その……すみませんなんか」

アグリアス「……いやいいんだラムザ……分かってたんだ、暗黒あるなら別に聖剣技なくても十分だとは」

メリアドール「私も今更すぎるタイミングで参入だし、大抵剣も取り上げられるし……」

ラムザ「あの……」

アグリアス「はぁ……出撃したいなぁ」

メリアドール「出番欲しいなぁ」

ラムザ(どうしたらいいんだこの状況……)

ラムザ「あっあれですよ!ほら!ムスタディオも参入してから一度も出てませんよ!」

アグリアス「アイツは口紅を買ってくるのが仕事だろう?」

メリアドール「それと新しい仲間の引換券」

ラムザ「引き換えないから!確かにそんな風な印象あるかもしれませんけど!」

アグリアス「もっともそのメンバーも出撃していないがな」

メリアドール「そろそろボコの世話も飽きたわ」

ラムザ(どうしたら……どうしたらいいんだ……)

ラムザ(……うん無理だなこれ、だってアグリアスさんもメリアドールも参入時のままだし、今更すぎる……)

アグリアス「私を助ける時もな、皆ラバーシューズ履いて、算術でサンダガ連発してたんだ」

メリアドール「私が戦った時も算術でホーリー連発だったわね……何も出来なかったわ……」

ラムザ(……よし!明日考えよう!)

アグリアス「せめて算術があれば……」

メリアドール「その前にまずジョブチェンジさせてもらいたいわね」

ラムザ(こっそり……よしここまで来れば)

???「あのラムザ」

ラムザ「ん?」

ラファ「ちょっといいかしら?私達の事で話と言うか、相談があるの」

ラムザ「……うん」

ラファ「そろそろ出撃をしてみたいのだけど、仲間になってから何もしてないのは心苦しいし、それに……それに、何かしたいのよ……する事が無さすぎて」

ラムザ「あーうん」


ラムザ(……あっ物陰からアリシア達も覗いてる、あっちにはベイオウーフも……クラウドも……さて逃げ出すタイミングをはからないと……)

ムスタディオ「足を狙う」パキュン

ラムザ「えっ?」ドンムブ

ムスタディオ「俺達も相談があるんだよラムザ」

ラッド「話を聞いてもらうぞラムザ」

ラムザ(……さて、どうやって誤魔化すかな!)


アグリアス「あぁ……昔に戻りたい」

メリアドール「そえね……昔……いえ戻らなくていいわ、そんな気がする、今の方がマシな気が……」

     終わり

こんな感じでアグリアスさんがラムザに愚痴ったり色々したりします、ちなみにウチのアグリアスさんはchapter3開始直後に暗黒騎士になりました

ではこれでまたきます

剣技が二刀流ほぼ意味ないから、爺さんにイージスフェザーで見切り付けとくと、必中と盾無効以外はほぼ何も効かなくなるんだよな、イージス見切りは攻撃と状態異常の魔法だけ完全シャットアウトだし、フェザーで全方位80%だし敵によって白羽と変えるかな?あと発掘用にブレイブ下げまくったラムザがこれだったわ。

ちょっと書きます


アグリアス「ラムザちょっといいか?」

ラムザ「何ですか?アグリアスさん」

アグリアス「前から気になっていた事があるんだが」

ラムザ「アグリアスさんが?何ですか?」

アグリアス「ラムザの事で、まぁ大した事ではないんだが」

ラムザ「僕の事?」

アグリアス「ラムザ……お前は何故」

ラムザ「……」

アグリアス「服を着替えないんだ?」

ラムザ「着替えてますよ!そりゃこんな生活ですから毎日とはいきませんけど、さすがに下着とかは替えてます!」

アグリアス「そっちじゃない、今着ているその服だ」

ラムザ「え?あぁこの服の事ですか?でも何度か替えてますよ?」

アグリアス「そうではなくて、何故ジョブチェンジしてもその服なのかと聞いているんだ」

ラムザ「え?何でってまぁ僕だって言うことが分かりやすくですかね?アグリアスさん達もそうでしょ?」

アグリアス「まぁそうだが」

ラムザ「僕だけではないですよ、伯もメリアドールもムスタディオも皆ローブとか着ませんから」

アグリアス「ん?いや着ているぞ?上からいつもの服を羽織ったりしてはいるが、下に着込んでいるぞ?」

ラムザ「……え?」

タイチョー

アグリアス「おっとアリシアか?すまんなラムザ呼び止めてしまって、また後で」

ラムザ「はい、ところでアグリアスさんって今何のジョブでしたっけ?」

アグリアス「何ってそんなのホーリーナイトに決まっているだろ?昨日話したばかりじゃないか」

ラムザ「あーそうでしたねすみません」

タイチョーッテバー

アグリアス「今行く!ではこれで」スタスタ

ラムザ「はい……そっかぁ……そうだったのか……」ウンウン

ラムザ「さってとぉ!買い物済んだらディープダンジョンにこもるかな!」

   そして

ラムザ「脅す!脅す!脅す!」

ベイオウーフ「チキン!チキン!チキン!」

コケコッコーコケコッコーコケコッコー

アグリアス「はっ」ペシッ

メリアドール「たあっ」ペシッ

レーゼ「えいっ」ドゴドゴ

メリアドール「ちょっ痛いから!」

レーゼ「あっごめんなさい、バッグ忘れてたわ」

ベイオウーフ「……なぁラムザ?これは一体?急にレーゼ達を鍛えだして」

ラムザ「いいからチキンだけしてて下さい」

ベイオウーフ「……さっきから涙目だぞモンスター達、チキン!」

ラムザ(白魔風水士忍者侍ものまね士!モンクに踊り子!)

アグリアス(急にやる気になってどうしたんだ?)

メリアドール(上手く行ったみたいね、実は下に着てる作戦)

レーゼ「えいっ」ドゴドゴ

アグリアス「ああっ」ドサッ

メリアドール「ってアグリアス!ラムザー!」

ラムザ「アグリアスさんしっかりー!」

レーゼ「てへっ」

ベイオウーフ「まったくレーゼは」ヤレヤレ

     終わり

また書きます


アグリアス「ラムザちょっといいか?」チャリン

ラムザ「何ですかアグリアスさん」チャリン

アグリアス「ギルを盗むというアビリティがあるだろう?」チャリン

ラムザ「あるというか、今まさにしてますけど」チャリン

アグリアス「このギルを盗むが少し気になってな」チャリン

ベイオウーフ「らららーみんながんばれー」

ラムザ「ギルを盗むが?何でですか?」チャリン

アグリアス「何度も経験値ジョブポイントギル、全部纏めて手に入るのはいいんだが」チャリン

ラムザ「何か問題が?」チャリン

ニワトリ「こけっ」Bp 1

アグリアス「問題は無いが疑問がな……」チャリン

ラムザ「疑問?」バキュンチッ

ニワトリ「こけっ!」Bp-1

アグリアス「こうしてギルを盗んではいるが」チャリン

ベイオウーフ「らららーみんながんばれー」

ラムザ「あっベイオウーフさんもう応援歌止めていいですよ、それで?何が疑問なんですか?」

アグリアス「私達はこの大量のギルをどこから盗んでいるんだ?」チャリン

ラムザ「どこって……敵の……財布?」チャリン

アグリアス「チキン状態のモンスターのか?」チャリン

ラムザ「えっと……えっと……メリアドール」チャリン

メリアドール「私に振らないでよ」チャリン

レーベ「でも確かに不思議ね」チャリン

ベイオウーフ(あれ?俺だけ盗めない?皆で囲んでるし……あれ?)

アグリアス「まぁモンスターはどこかに隠し持っているとしよう」チャリン

ラムザ「ええ」チャリン

アグリアス「だが……」チャリン

ラムザ「だが?」チャリン

アグリアス「あの脱走兵達……あいつ等は確実にギルなどろくに持ってなかったよな?」チャリン

ラムザ「……えっと」チャリン

アグリアス「私の記憶が確かならば、あの時倒すのは可哀想だからと言って全員勧誘していたな」チャリン

ベイオウーフ(とりあえず戦いの歌でも歌うか)

ラムザ「ええまぁ……すぐに放逐しましたけど」チャリン

アグリアス「その時勧誘が終わるまで他のみんなはギルを盗んでいたと思うが」チャリン

ラムザ「まぁそうですね、ちょうど手持ちのギルが欲しい物に足りなくて」チャリン

ベイオウーフ(……あれ?ラムザ今話術士だよな?商談使えばよくね?俺も盗みに入れるんじゃ?)

アグリアス「そうしてギルを盗む事およそ十数万ギル……どう考えてもあの者達が持っているとは思えんが」チャリン

ラムザ「……えっと……うーん……あー……ですね」チャリン

アグリアス「このギルはどこから出てきたのか……」チャリン

ベイオウーフ「らららーみんなたたかえー」

ラムザ「……ベイオウーフさんすみませんけど待機してて下さい」チャリン

ベイオウーフ「……分かった」

メリアドール「……無から有を生み出す……シーフって錬金術士なのかしら?」チャリン

レーゼ「そういえばギルガメの心もどこからお金を出してるのかしら?」チャリン

ベイオウーフ(……する事がない!)ギン!

   終わり

何やってんだ俺……何でレーベになってんだよ村が喋ってんじゃねぇか……眠気でアホになってましたねすみませんでした

とりあえず今日はこれで、また来ます

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