【チュウニズム】美嶋はるな「終末」 (20)

◆チュウニズム×ギャグマンガ日和SSです
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~SEGA合同生放送~

はるな「超巨大機神トールが地球を破壊するまであと3時間となりました」

はるな「この時間からは予定を変更して歌あり笑いありの最終生放送を
    素敵なゲストと一緒にお送りします」

はるな「人類滅亡3時間前とあって世界中大パニックになっていますが……最後までヤケにならずにいきましょうね」

はるな「司会は私、アイドルの美嶋はるながお送りします、
    私も後で歌います、お楽しみに!」

はるな「それでは豪華なゲストをご紹介しましょう」

はるな「まずは最近頭角を現し始め、奥様方にも大人気、イケメンな海を愛するシンガー、波風レンさんで……」

はるな「ああっ!全裸です!注目されている歌手なのに!
    流石地球最後の日です!しょっぱなから大ハプニング!」

レン「まっぱだカーニバルの主題による人形のためのいびつな狂想曲!」

はるな「何か言っています!レンさんお気を確かに!」

レン「やだなあ、僕は冷静だよ」

はるな「冷静なのに全裸!?余計に怖いですよ!」

レン「ただどうせ今日で全部終わりだし、下はいらないかなってさ」

はるな「海を愛するシンガー・ソング・サマーの面影は既に消え失せています!肉体美が眩しいです!でもはいてない!」

レン「その海ってなんかイライラするんだよね~~~」

はるな「ええ~~!?レンさん海嫌いなんですか!?」

レン「綺麗だけどよく荒れるししょっぱいし……動画検索結果を埋め尽くすmaimai動画の次に嫌い」

はるな「嫌いの度合いがよく分かりませんよ!?」

はるな「あの、後ほど『リリーシア』を歌って頂く予定だったんですけど、大丈夫ですか?」

レン「誰かが水をくれた~それは簡単に虹を描いた~♪」

はるな「それはフリージアでしょう!それじゃなくてリリ……いやいいですもういいです」

はるな「えーっと、レンさんはよくないハッスルをしてしまいましたが、他にも素敵なゲストに来て頂いてます」

はるな「お隣は大人気アイドル、愛野ヒカリさんで……」

はるな「ああっ!なんだか目が死んでいます!しかも手元には煙草らしきものが……
    いつものヒカリさんではありません!!」

ヒカリ「そこの新人…ピイピイうるさいんだよ、清純派だからって舐めてんじゃねえぞ、コラ」

はるな「な、舐めてません!で、でも一応生放送ですので、未成年が煙草を吸うのは……」

ヒカリ「いいんだよ、私は18歳っていってるけど本当は21なんだから」

はるな「そうだったんですか!?同年代だと思ってたのに!」

レン「……!」

はるな「あっレンさんがショックを受けています!まさかファンだったんですか!?」

レン「それでもファンだ!!」

はるな「ファンだったようです!」

ヒカリ「あ、それと私デビュー当時ギターと付き合ってた」

はるな「ああーっ!またしても大胆カミングアウト!そんなアイドルでいいの!?」

レン「ゲボォッ!」ドバァ

はるな「ああっレンさんがショックで吐いた!大ショックだったようです!」

ヒカリ「休みの日は専ら家で弐寺やってます」

はるな「これもキッツイ―――!の?」

レン「ゴボボーッ!」ドボン

はるな「また吐いた!大丈夫ですか!?」

ヒカリ「某画像サイトで一番始めにエロ絵が描かれました」

はるな「もうやめて!レンさんが死んでしまいます!!」

レン「フフッ……」

はるな「ああっ!レンさんが爽やかな笑みを浮かべています!嬉しいんでしょうか!?」

はるな「なおヒカリさんには後ほどヒット曲『GO! GO! ラブリズム!』を唄って頂きます」

ヒカリ「誰が唄うかそんないきなり縦連が降って来る歌ふざけんなクソ虫が」

はるな「えっと……唄って頂けませんすいません」

レン「そ、そんな、唄って下さいよ、それが楽しみで来たようなものなのに……あとおっぱい触らせて」

はるな「レンさんがまた何か言っています!」

レン「あっつい!」ジュウウ

はるな「うわあああっ!ヒカリさん、自分のファンのレンさんにまさかの根性焼き―――!」

レン「フウウウ……」

はるな「そしてその顔ー!レンさん、凄い人です!でも憧れはしません!」

ヒカリ「そんなに聞きたいなら今唄ってやろうか」

レン「いいんですか?お願いします」

ヒカリ「……ゲエエ――――ッ」

はるな「ゲップだー!汚い!どんな歌なの!?」

はるな「これはレンさん的にはどうなんでしょうかありなんでしょうか!?」

レン「え……あ、あーっと……」

レン「ドボオォォッ!」ボッゴォォ

はるな「ダメだった!ちょっと考えたけどやっぱりダメでしたー!」

はるな「えーっと、ゲスト紹介が無駄にエナジーを感じるものになってきましたが」

はるな「ゲストは他にもいるので続けますね」

はるな「おとなりは遭難救助隊のカウンセラー、ノルンちゃんで……あ、腰に巻いてる毛皮のフェンリルが落ちてますよ」

ノルン「いや、なんか暑かったんで捨てました」

はるな「捨てちゃったの!?大事な友達じゃないんですか!?」

ノルン「やだなあ友達なんて……僕の友達は……」

ノルン「お金だけですよ」マネェマネェ

はるな「いやな人だー!ノルンちゃんってこんなキャラだったの!?」

はるな「あの、この後軽いカウンセリングをして頂く時間があるんですけど……」

ノルン「え~~ちょっと勘弁して下さいよ」

ノルン「カウンセリングって難しくって……」

はるな「いやだからこそカウンセラーなんですよ!?」

ノルン「特にお金絡みの悩みをカウンセリングするのがしんどくて……
    ほんとお金って概念考えた人[ピーーー]」

はるな「[ピーーー]!?」

ノルン「じゃあちょっとだけですよ、でも、どうしようかな……
    う~~~~ん、なーんか……」

ゴッ

ゴッ

ノルン「…………」ゴッ ゴッ

はるな「き、急にフェンリルを殴りだしてどうしたんですかノルンちゃん!?」

ノルン「ヘイヘ――イ♪」ガンガン

はるな「なんかノってきてます!」

はるな「なんだかこの子陰湿です!
    そんなキャラなんて知りたくなかった!」

はるな「なんか次々とゲストの本性が明らかになりちょっと面白くなってきました」

はるな「次の方はどのような正体を見せてくれるのでしょうか?」

はるな「おとなりは厨二病の常世のサツキちゃんです!」

サツキ「どうも……私は今日告白したい事があってここに来ました……」

はるな「ああっと、やっぱり何かあるようです!」

サツキ「実は……今までやってきた厨二病めいた行動は、
    全部私から溢れ出る力を抑えるために必要な行動だったんです」

はるな「ええ――――っ!?」

サツキ「右目の色が違うのは力が少し漏れ出しているからだし……」

サツキ「私の文章が妙な文体なのもそのせいです」

サツキ「左腕の包帯もただの包帯に見えますが必死に力を抑えているんです」

サツキ「これでも手を翳せば成人男性を天井まで叩きつける程度の威力はあります」

はるな「怖い!サツキちゃん怖い!」

はるな「でも抑えておかなくちゃいけないんですか、それ」

サツキ「と、とんでもない!私の封印が解けたら、この世界どころか隣の世界線、いや他音偈の世界も壊してしまいます!」

はるな「他音偈ってなに?」

ノルン「そんなに言うなら、何か実際に力見せて下さいよ、イッヒッヒッヒ」ガンガン

はるな「いつまで殴ってんですかノルンさん!イヒヒじゃないですよ!」

サツキ「じゃあ何をすれば……うーんと」

サツキ「あ、そうだ、思い切って地球を破壊しようとしている機神トールを爆発四散させてみせましょうか」

はるな「ええ!?そんなこと出来るんですか!?」

ノルン「え……ま、まさか本当に出来ませんよね?」

ヒカリ「まさかとは思うけど、あんまり頑張らなくてもいいですよ」

レン「そうそう、この世界は滅ぶ運命なんだよきっと」

はるな「なんか3人が焦ってます!」

サツキ「じゃあやりますよ、えっと……」

サツキ「……滲み出す混濁の紋章、不遜なる狂気の器、湧き上がり・否定し、痺れ・瞬き・眠りを妨げる!」

サツキ「爬行する鉄の王女、絶えず自壊する泥の人形、結合せよ!反発せよ!地に満ち、己の無力を知れ!!」

サツキ「破道の九十!!エターナルフォースダークブリザードォ!!」カッ

はるな「パクリ!?」

サツキ「オオオオオオオッ!」

トール「サヨナラ!」ボーン!

サツキ「あ……できました」

「「「「うそ――――っ」」」」

はるな「ええと……地球は助かったということで……ゲストの皆さんの喜びの声を聞いてみましょうか……」

ノルン「いやあ、良かったねフェンリル、助かったみたいだよ僕たち」

ノルン「……フェンリルも良かったって言ってるよ」

はるな「フェンリルさっきまで殴られてたのにずいぶん人がいいね」

ヒカリ「今日のヒカリラジオでは地球が助かった記念でスペシャルトークしちゃうよ!みんな聞いてね!にゃもー」

はるな「急に宣伝し始めてる!?にゃもーって何?」

レン「これからもシンガー・オブ・サマーとして活動していくから、よろしくね!」

はるな「レンさんは何を言っても引き返せないような気がします!」

ヒカリ「きゃっ!レンさんなんで裸なの!」

はるな「ヒカリさんさっきまで平気で見てたじゃないですか!」

ヒカリ「でも引き締まった肉体は素敵だねー!触れたい、なんちゃって」

はるな「そんなキャラでしたっけ!?」

レン「裸なのは誤解だけど、胸筋なら別に触っても構わないよ」

はるな「どういう誤解なんですかレンさん!触っていいの!?」

レン「あ、そうそう、君のライブってすっごく元気だから、海辺でやったりとかするといいと思うんだけど、どうかな」

はるな「なんか口説き始めてる!?仕事熱心!」

はるな「えーっと、取り敢えず助かって良かったです」

はるな「最後までヤケになってはいけないことがよく分かりましたね?」

はるな「それではいったんコマーシャルです」

はるな(実は私も清純キャラで売ってるのにずっと付き合ってる人がいて、
   この前その人から20になったら結婚しようって言われちゃったんだけど……暴露しなくてよかった)

おわり

お疲れ様でした
9/24からHAELEQUINとbrilliant betterがプレー出来るので是非しましょう

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