モバP「俺の嫁がクールすぎて辛い」 (69)

のんびりと書いていきます

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ピピピピピピピ... カチッ!



P「むぅぅ...」チラッ

P「もうちょっと大丈夫だな...」

P「あと3分だけ...」


「ダメです」


P「...いたのか」

「ええ、おはようございます」

P「おはよう...」

「早く起きて準備してください」

P「はーい...」

「スーツは準備してありますからね」

P「おう、サンキュー...」

「お弁当です」

P「んっ」

「それに大事な書類」

P「うん」

「それと折り畳み傘、今日は降水確率が50パーセントですから気を付けてください」

P「おう、ありがとな」

「遅くなるようでしたら連絡ください」

P「わかってる」

「ただし、飲み会とかに行くのは構いませんけど飲みすぎないように、この前も大変だったんですから...」

P「大丈夫だって、多分今日はまっすぐ帰ってくるよ」

「そうだといいんですけどね、まあ期待せずに待ってます」

P「信用されてないなぁ...」

「そう思うんなら日ごろの行いを省みてみるといいんじゃないですか?」

P「ヒマがあったらな」


P「それじゃ行ってくるよ」

「ええ、いってらっしゃい」

カタカタ...


P「えーっと...」


「課長ー、ちょっといいですかぁ?」


P「んっ、どうした?」

「この文字数だとセルからはみ出ちゃうんですけど、文字小さくしちゃいます?」

P「うーん...じゃあちょっと言葉の表現を変えてみよう、こんな感じで...」

「あっ、これならスペースに収まりますね!」

P「だろ、これで文字の大きさも変えなくていいし」

「本当ですね、すごく助かりました!」

P「なーに、いいよこれくらい」


「ありがとうございました、では失礼します!ふふっ♪」


P「おぉ...」


P「...はぁ」

「んっ、どうしたんですか?」

P「おう菜々か...いや、俺の嫁も昔はあんな風に可愛かったなと思ってさ」

菜々「あれ、もしかして奥さんとうまくいってないんですか?まだ結婚して二ヶ月ですよね?」

P「うーむ、そういうわけじゃないんだが...なんかこう...」

菜々「ケンカでもしたとか?それとも家のことほっぽり出して遊び歩いてるとか...」

P「それはないよ、家のことは完璧にやってくれてるよ」

菜々「へぇー、すごいですね、あんなに若いのに」

P「そこは確かにすごいと思う、ただ...」

菜々「ただ?」

P「...少し気を使いすぎてるというか、もうちょっと自然体でいて欲しいなぁ、とは思う」

菜々「自然体で...」

P「ああ、なんか二人でいる時も妙に気を張ってるんだよ、あいつ」

菜々「それはあれですよ、きっとプロデューサーさんのためにいい奥さんでいようとしてるんじゃないですか?」

P「うーん、その気持ちは嬉しいんだけどさ、もっとこう...笑っててほしいっていうか...」

菜々「笑っててほしい?」

P「最近ずーっと怖い顔してるんだ、こう眉間にしわ寄せて...」

菜々「へぇーっ...」

安部菜々(17?)
http://imgur.com/PisU13J.jpg
http://imgur.com/Fkz5oyy.jpg

P「あと常に忙しそうにしてて、余裕がなさそうだし...」

P「そんなんじゃ疲れるからさ、だから俺の前ではもっとリラックスしてくれていいのにと思って...」

菜々「まっ、ぜいたくなお悩みですねぇ、家のことをやりつつ可愛い奥さんでいてほしいだなんて」

P「うるへー」

菜々「でも確かにプロデューサーさんのお話を聞く限りだと、もうちょっと気を抜いたほうがいいかもしれませんね」

P「おっ、菜々もそう思ってくれるか?」

菜々「ええ、せっかく10年越しの恋が実ったわけですし、遠慮しないで甘えちゃってもいいのにと思います」

P「10年越しか...」

菜々「そうですよ、素敵だと思います、子供のころからずーっと好きだった人と結婚するなんて♪」

P「俺は散々いろいろ言われたけどな、ロリコンだのなんだの...」

菜々「そこは仕方ないです、若い奥さんもらった人の通過儀礼みたいなものですから」

P「通過儀礼ねぇ...」

菜々「なんにせよ、ちゃんと言ってあげた方がいいんじゃないですか?プロデューサーさんの正直な気持ち」

P「...そうだな、そうした方があいつのためでもあるし」

菜々「はいっ、そうしてください♪」

P「ありがとな菜々、やっぱ年の功というか重みのあるセリフだったぞ」

菜々「し、失礼な!女性に年齢のことを言うなんて最低ですーっ!」

------



テクテク...



ガチャッ


P「ただいまー」


パタパタパタ...


「おかえりなさい、お疲れ様でした」

P「くんくん...いい匂いだ」

「今日はPさんの大好きなパスタです」

P「おっ、ありがとな」

「早く着替えてきてください、部屋着は用意してあります」

P「ありがとう、それとこれ...」

「なんですか...?」

P「ケーキ買ってきたんだ、ご飯の後に食べよう」

「わざわざ買ってきてくれなくても...」

P「いいんだよ、ありすはイチゴのケーキ好きだろ?」


ありす「...まあ、嫌いではないです」

橘ありす(旧姓)
http://imgur.com/0oDEwJu.jpg
http://imgur.com/dxEPbYU.jpg

P「素直に好きって言えよ」

ありす「...いえ、もう子供じゃないので」

P「思い出すなぁ、おまえが初めてイチゴのパスタを作ってきたときの驚き...」

ありす「お、おいしいじゃないですかイチゴパスタ!」

P「わかってるって、別にマズイと言ったわけじゃない、ただ驚いただけだ」

ありす「美味しいのに...」

P「ちなみに今日のパスタって...」

ありす「残念ながらイチゴじゃなくてカルボナーラです、でもPさんがどうしても言うのなら...」

P「いや、いい!カルボナーラ大好き!カルボナーラ最高!」

ありす「ふん...」

P「まあ、とりあえずせっかく買ってきたんだしデザートってことで」

ありす「ええ、ありがとうございます」

P「どういたしまして」

P「んぐんぐ...」

ありす「どうですか?」

P「...うん、美味い」

ありす「よかっ...オホン!そうですか...」

P「...今日はなにか変わったことはあったか?」

ありす「いえ特にありません、心配しなくて大丈夫です」

P「そうか...」

ありす「Pさんこそ、今日はどうでしたか?」

P「うーん、別に...あっ」

ありす「なにかあったんですか?」

P「いや、なにかあったってほどのことじゃないけどさ、ウチに新しく入った事務員の子が作った企画書にミスが多くて、結局俺が全部手直ししたってだけ」

ありす「へぇ、大変でしたね」

P「まあな、あんまり物覚えのいい子じゃないからな、本人もそれを自覚してるみたいだけどまだまだ時間がかかるみたいでさ」

ありす「なるほど...」

P「でも向上心はあるんだ、ここはこうだぞって教えるときっちりメモを取ってお礼を言ってくれて...」

ありす「......」

P「んっ、どうした?」

ありす「...別に何でもないです」

いったん中断します 続きはのちほど

※ 画像は小学生当時の物です

ちょっとずつ再開します

P「ふぅ...ごちそうさま」

ありす「お粗末様です、洗い物しますから...」

P「ああ、ちょっと待て、ケーキ食べてからにしよう」

ありす「でも先にやっておかないと...」

P「いいからいいから、後で俺も手伝うよ」

ありす「むぅ...」

P「ほら見ろ、美味しそうだなこれ!」

ありす「...ええ、そうですね」

P「特別にありすにはこっちのイチゴが大きい方をやろう」

ありす「別に気を使わなくたっていいです、Pさんがどうぞ」

P「遠慮するな、これはありすのだ、もう決めた」

ありす「もう...いつもそうやって...」

P「それじゃ、はい」

ありす「...えっ?」

P「なにしてるんだ、早く口開けろ」

ありす「い、いいですよ!そんなの!」

P「だって昔はよくありすの方からねだってきたじゃないか、『食べさせてください』って」

ありす「あれは子供だったからです!今はもう大人です!」

P「そうか、まあでもたまにはいいだろ、今は二人だけだし誰が見てるわけでもないし」

ありす「そんなの理由に...」

P「ほら、大きくておいしそうなイチゴだぞ、あーん」

ありす「むぅぅ...」

P「あーん」グリグリ...

ありす「いやぁ、そんなの押し付けないでぇ...」

P「ふっふっふ、素直に口を開ければ楽になるぞぉ?」

ありす「くぅぅ...」

ありす「...あむっ」


パクッ


P「どうだ?」

ありす「んむんむ...美味しいです」

P「うむ、よかったよかった」

ありす「もう...顔がベトベトです...」

P「すまん、ちょっと調子に乗りすぎた...ほら拭いてやる」

ありす「自分でできま...んぐっ」

P「いいからじっとしてろ」

ありす「むぅぅ...」

P「拭き終わったらまた食べさせてやる、まだ残ってるからな」

ありす「っ~!!」



ありす「......」ツーン



P「あの...ありす?」

ありす「...はい」

P「...もしかして怒ってるか?」

ありす「......」

P「こっち向けよ、悪かった、謝るって」

ありす「...どうしてこんなことするんですか?」

P「あー...どうしてって言われると、その...」

ありす「なんですか?」

P「つまり...お前をリラックスさせようと...」

ありす「リラックス?」

P「...最近さ、ありすが全然笑ってないなと思ってな」

P「いつも気を張ってて、険しい顔してるから...」

P「昔みたいに、俺の前でくらい肩の力を抜いてもいいんじゃないのかなって言いたくて...」

ありす「...気持ちはありがたいです、もうやめてください、こんなの嬉しくありません」

P「そ、そうか...でもほら、お前が小さいころはよく...」

ありす「私もう大人なんです、子供じゃないんです、自分で食べられるんです」

P「うん...」

ありす「お酒だって飲めるんですからね」

P「そ、そうだな...」

ありす「...ちょっと飲ませてもらいます」

P「ほ、本当に大丈夫か?無理に飲まなくても...」

ありす「大丈夫です、問題ありません」

ありす「......」グデー...


P「お、おいありす、大丈夫か?」

ありす「...うーん」

P「一杯でこれか...弱いんだな」

ありす「...平気です、これくらい」

P「平気じゃないだろ、今ベッドに運んでやるから...」

ありす「大丈夫ですよぉ...」

P「いいからじっとしてろ、まったく...」

ありす「...また子供扱いして」

P「えっ?」

ありす「Pさんは昔からそうです、いつだって私を子供扱いして...」

P「別にそんなこと...」

ありす「いいえ、してました」

ありす「中学生の制服を見せた時も、高校の制服を着た時もそうでした...」

ありす「いつも決まって、『ありす、可愛いぞ』って...」

P「だ、ダメなのか?褒めてるじゃないか」

ありす「どうして...」

P「んっ?」


ありす「どうして『綺麗だ』って言ってくれないんですかぁ!」

P「ありす...?」

ありす「いつまでも可愛い可愛いって...子供みたいに...もうそういうのイヤ!」

P「落ち着け、落ち着けって...」

ありす「Pさん、私もう22歳になったんです!」

P「お、おう...知ってるよ」

ありす「Pさんにふさわしい人になろうと思って頑張りました!」

ありす「アイドル活動もお勉強も、それにお掃除やお洗濯やお料理だってできるようになったんですよ!?」

P「う、うん...」

ありす「Pさんの隣に立てる大人の女性になろうと思って一生懸命努力しました!」

ありす「でも...Pさんはいっつも私のこと子供みたいに扱って...可愛い可愛いって...」

ありす「グスッ...なんで...なんで可愛いって言うの...」

ありす「私...私もう大人だもん...」

ありす「可愛いじゃダメなんだもん...」

ありす「Pさんの奥さんなら...大人じゃないといけないだもん...」

ありす「ぐすっ...えぐっ...ひうぅぅ...」

P「ありす...」


ギュッ


P「ゴメンなぁ...」

ありす「うっ...グスッ...」

P「本当にゴメン...」

再度中断します 多分明日には終わります

ちょっとずつ再開します

------



ありす「......」

P「落ち着いたか?」

ありす「...はい」

P「ゴメンなありす、俺のせいで...」

ありす「いえ...」

P「うーん...」

ありす「どうしたんですか?」

P「いや、お前こんなに大きくなったんだと思ってさ...」

ありす「...当たり前です、何年たったと思ってるんですか」

P「事務所に来たころのはまだほんの子供だったのになぁ...」

ありす「...そうですね」

P「初めてのころはツンツンしてて、取り合ってくれなかったよな、『橘です』って」

ありす「...何度名字で呼んでくださいって言っても、呼んでくれませんでしたね」

P「あー、そういえばそうだったなぁ...忘れてた...」

ありす「もう...」

P「でも、途中から名前で呼ぶことを許可してくれて...」

P「いっしょにアイドル活動をがんばって...」

P「どんどん大きくなっていくお前を、まるで父親みたいな気持ちで見てたけど...」

P「まさか、結婚するとは思わなかったよ...」

ありす「...私は思ってました」

P「そうか?」

ありす「だってPさんはちゃんと約束してくれました...」

ありす「『待てますか?』って聞いたら、『待てるよ』って...」

P「ああ、なるほど...」

ありす「だからいろいろな事を頑張って、Pさんのお嫁さんとして恥ずかしくない知識や技術を身に着けたんです...」

ありす「Pさんの隣にいて恥ずかしくないような立ち振る舞いを...それなのに...」

P「わかってる、ありすは本当によくやってくれてるよ」ナデナデ

ありす「んっ...」

P「子供扱いしたのは悪かった、ただなんていうか...」

ありす「なんですか?」

P「子供扱いしてないとさ、気後れするっていうか...」

ありす「気後れ?私に?」

P「ありすはさ、どんどん大きくなって、それからすごく綺麗になった」

P「掃除も料理もそれ以外も、俺の身の回りのことまで完璧にやってくれる素敵な女性だ...」

P「かたや俺はもう三十半ばのおっさんになっちゃったし...」

P「そんな俺とありすだと釣り合い取れてないような気がして...」

P「真正面から向き合うとなんか恐縮するっていうか...だからついふざけて子供扱いしちゃって...」

ありす「Pさん...」

P「ゴメンなありす、お前はすごく綺麗になったのにカッコよくないただのおっさんになっちゃって...」

ありす「そんなことありません!」


ギュッ!


P「ありす...?」

ありす「Pさんは...かっこわるくないです...」

ありす「今も昔も...世界一かっこよくて、素敵です...」

P「世界一は言いすぎだろ」

ありす「言いすぎじゃありません!かっこいいったらかっこいいんです!」

P「わかったわかった...わかったって...」

ありす「だって...ちゃんと約束守ってくれたもん...」

ありす「結婚してくれたもん...」

P「まあな、それでもさすがに驚いたよ、俺でいいのかって」

ありす「当たり前です...Pさんのために綺麗になったんですから...」

P「...うん、ありがとな」ナデナデ

ありす「んっ...」

P「なあありす、さっきも言ったけどさ、俺の前では少しくらい気を抜いたっていいんだからな」

ありす「でも...」

P「いい奥さんでいてくれるのは嬉しいよ、でも俺は自分の奥さんには笑っててほしいんだ」

P「ありすのマジメなところはいいと思うけど、ずっと気を張ってるのは疲れるだろうしストレスが溜まって美容にもよくない」

P「夫婦なんだから、言いたい事やしてほしい事があったら言うのは当たり前だし、二人だけの時くらいはリラックスしたって別におかしくはないだろ?」

ありす「まあ、確かに...」

P「それにありすは笑ってた方がかわ...オホン!」


P「ありすは笑ってた方が綺麗だ...」


ありす「Pさん...」

P「どうだ?」

ありす「...そうですね、いいかもしれません」

P「だろう?」

ありす「た、ただし条件があります!」

P「条件?」

ありす「その...私のこと...大人として扱ってください...」

P「ああ、それはもちろんだ」

ありす「は、はい!じゃあ...」


ありす「ちゃんと...オトナにしてくださいね?」

P「...えっ?それって...」

ありす「だ、だって...私たち夫婦じゃないですか!」

ありす「なのに...Pさんは全然私に手を出してくれないし...」

P「あー、それはその...うーん...」

ありす「も、もしかして浮気ですか!?まだ結婚して二ヶ月なのに!」

P「違う違う!そんなわけないだろ!」

ありす「じゃあどうしてなんですか?私じゃ不満なんですか?確かに私、おっぱいはあんまり成長しませんでしたけど...」

P「そうじゃないよ、おっぱいは関係ないよ」

ありす「じゃあどうして?」

P「...まあ、忙しかったってのはある」

P「子役のころからプロデュースしてたアイドルと結婚なんてマスコミの格好のネタだったから、いろいろと火消しとかで手一杯だったし...」

ありす「でもそれはもうほとんど終わって...」

P「もう一つの理由はだな...」

P「その...ありすのことは、娘みたいに思ってたから...」

P「いざ結婚して、そういうことをしようとすると...なんていうか...罪悪感というか背徳感みたいなのがあって...」

ありす「そ、そんなの気にすることないです!夫婦なんですから!」

P「うん、わかってる...わかってはいるんだが...」

ありす「わ、私...なにされてもいいですから!絶対に抵抗しませんし...」


P「なにされても...?」


ありす「そうです、それに...」

ありす「Pさんがやれって言うことなら...なんでもします...から...」

ズイッ


P「本当か?」

ありす「は、はい...夫婦ですから...」

P「...わかった」

ありす「あっ...」


チュッ


ありす「んむっ...」

P「ありす...」

ありす「やっ...」

P「......」

ありす「あれ...Pさん?」

P「やっぱ今日はやめとこうか」

ありす「えっ...なんで?」

P「怖がって震えてるありすに手は出せないよ」

ありす「あっ...」

P「俺のために無理なんかしなくていいぞ?」

ありす「...ゴメンなさい」

P「いいよ、気にするな」

ありす「こ、今度はちゃんとしますから!」

P「わかったわかった、まあそのうち...な?」

ありす「すみません...」

P「そんなに落ち込むなよ、代わりと言っちゃなんだけど...」



P「今日は...一緒に寝るか」

ありす「...はい♪」

------


菜々「プロデューサーさん♪」

P「おう、どうした菜々?」

菜々「奥さんとはその後、どうですか?」

P「...まだ気にしてたのか」

菜々「だって気になりますよぉ!どっちとも知り合いなんですから!」

P「うーん...とりあえず思ってたことは伝えたよ」

菜々「おぉっ!それでどうなりました?甘えてくれそうですか?」

P「どうだろうなぁ、あいつ根がマジメだから甘えるってことに抵抗があるみたいなんだ」

菜々「あれ、そうなんですか?」

P「俺は気にしないって言ってるんだがな」

菜々「そこは愛の力で、ですよ♪」

P「愛の力ねぇ...」

菜々「ありすちゃんはプロデューサーさんのことが大好きなんですからきっとそのうちベタベタと甘えてきますって!」

P「どうだろうなぁ...」

菜々「もしそうなったら、また報告お願いしますネ♪」

P「へいへい、しかしお前こういう話大好きだなぁ、人のことを気にする前に自分のことをどうにかしろよ、また親御さんからお見合いの話持ってこられるぞ?」

菜々「よ、余計なお世話ですーっ!」

------



P「てな感じでさ、菜々が怒っちゃって...」

ありす「Pさん、女の人にそんなこと言うなんてデリカシーが足りないと思います」

P「わかってる、でも菜々が相手だとつい...」

ありす「まったくもう...口は災いの元ですよ?」

P「そうだな、気を付けるよ」

ありす「それと...明日ってお休みですよね...?」

P「ああ、そうだけど...」

ありす「つまり...寝坊できますよね...」

P「まあ、な...」


ありす「じ、じゃあ...今夜...」

ありす「あ、あの時の続き...」


P「...いいのか?」

ありす「...はい」

P「無理しなくてもいいんだぞ?」

ありす「大丈夫です...もう、覚悟を決めましたから...」


ありす「私を...身も心もあなたのものになりたい...です...」


P「ありす...」


ありす「お願い...します...」









P「大丈夫か?」

ありす「なんだか...ふわふわして...変な感じ...」

ありす「でも...いやじゃないです...」

P「そうか...」

ありす「Pさん...」

P「んっ...」




ありす「私、今とっても幸せです...」




おわり

菜々さん何才なのん?アラフォーいってんじゃない?

駄文失礼しました~
最初はしぶりんとか楓さんを書こうと思いましたが
ありきたりかなと思って悩んでいると苺パスタが差し入れてあったのでありすにしました
この子は成長したら甘え下手になってそうなイメージです
あと最近はモーコンやりすぎて寝不足です SS書くのがしんどいです
ではまた~

>>59 ナナサンハジュウナナサイデスヨ

他の候補として飛鳥とか再登場したので晴も候補に挙がっていましたが
パラガスさんとかが書きそうだったのでやめました

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年09月29日 (火) 02:55:25   ID: vZiGOQ_L

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