【モバマス安価】アナスタシア「プロデューサーと一番仲がいい人ですか?」 (690)


アーニャ「アー・・・はい、私ですね」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443002757


1度安価というものをやってみたくて・・・
お題をいただいて書く形になるのでしてー
亀さんよりもゆっくりな進行になります
気が向いたらお付き合いください
Pは武内Pです


ガチャッ

渋谷凛「お疲れさま・・・何の話・・・?」

速水奏「あら、お疲れ様。今アナスタシアちゃんからCPのプロデューサーさんのこと聞かせてもらっていたの」

凛「また?前にも話したと思うんだけど」

奏「オータムフェスで話す機会があったから。ふふっ♪本当に、聞いていた通りチャーミングな人だったわね」


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アナスタシア(15)

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渋谷凛(15)

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速水奏(17)



奏「なんだかもっと気になってきちゃって、またいろいろ聞かせてもらっていたの。でも、アナスタシアちゃんと一番仲が良かったなんて少し意外ね。もっと積極的そうな子が多そうなのに」

凛「え、そうだったの・・・?」

アーニャ「ダー。リンも知りませんでしたか?」

凛「うん。仲が悪いってことはないんだろうとは思ってたけど、あんまり二人で話してるところなんて見たことなかったし・・・」

凛「それに、あのプロデューサーに特別に仲がいい相手がいるっていうのも想像しにくいっていうか・・・」

アーニャ「ニェート、おしゃべりもしていましたよ?クローネのことの相談もミナミだけじゃなくて、プロデューサーとももちろんしましたし」

アーニャ「それにプロデューサー、私のことだけは名前で呼びます」

凛「た、確かに・・・!」

アーニャ「他には・・・そうですね、こんなことありました」

安価下1
したことでもされたことでも

お時間いただくのでしてー
今日はここまでかと

チェック
ハート


💛

💙
💚
💜
💗

今更だけどキャラ崩壊はごめんなさいですよ


・・・

武内P「幾分も涼しいのですね、こちらは」

アーニャ「ハイ、北海道ですから。夏でもこのくらいです」

アーニャ「アー・・・プロデューサー?イズビニーチェ、ごめんなさい。わがまま、言ってしまって・・・」

アーニャ「私のソロCD、パパとママに直接渡したいと・・・」

武内P「いえ、遠く離れて暮らすアナスタシアさんを御両親も心配なさっているでしょうから、近況報告をする良い機会だったかと」

武内P「アナスタシアさんから言われていなければ、私の方から提案していたと思います」

アーニャ「・・・スパシーバ、プロデューサー・・・♪」

アーニャ「二人で同じこと考えている。相思相愛、ですね♪」

武内P「・・・以心伝心かと」

アーニャ「アー・・・そうとも言いますね」

・・・


・・・

プルルルルルル… プシュー… 

ガタンゴトン… ガタンゴトン…

武内P「レンタカーでなくてよろしかったのでしょうか?」

アーニャ「はい、せっかくですから北海道も案内します」

アーニャ「アーニャの故郷、たくさん見ていってくださいね?」

アーニャ「今は夏ですが、雪とレンガの大好きな街です♪」

武内P「はい。とても素晴らしい景色です」

アーニャ「ダー♪」

アーニャ「ンー・・・ミナミ達へのお土産、先に買って行きませんか?」

アーニャ「すぐに帰っても、まだパパもママも帰っていないでしょうから」

武内P「そういうことでしたら、私はかまいませんが・・・」

アーニャ「ダー♪だったら、ここから少し先の駅を降りると―」



・・・



・・・

武内P「星がよく見えますね」

アーニャ「ダー・・・とても、綺麗です」

アーニャ「久しぶりに二人に会えて良かったです。CDも渡せて・・・いっぱいおしゃべりできました」

アーニャ「スパシーバ、プロデューサー」

武内P「ご両親もアナスタシアさんと会えて喜ばれていましたね」

アーニャ「ハイ♪それから、プロデューサーの紹介もできました」

武内P「だいぶお待たせしてしまったようですが・・・大丈夫だったのでしょうか?ご両親と過ごされる時間もその分短く・・・」

アーニャ「ダー。私が言ったことですから。それに、パパもママもプロデューサーのこと、とても気に入ってくれました。アー・・・でも、帰る時間はダイジョブ、ですか?」

武内P「はい、念のため翌日のスケジュールも開けておきましたので。本日はこのままご実家でお過ごしくださって問題ありません。私は翌朝迎えに参りますので」


アーニャ「シトー?泊っていかないのですか?この後ズビィズダ、もっと星がよく見えるところに一緒に行きたかったのですが・・・」

武内P「いえ、私がアナスタシアさんの御自宅に、というのは問題があるかと・・・ホテルを探してとりますので」

アーニャ「でも、プロデューサー?」

武内P「はい・・・?」

アーニャ「この近くにホテルはありませんし、今から終電には間に合わないと思いますよ?」

武内P「・・・えっ」

アーニャ「誰も見ていないから、大丈夫です♪」

アーニャ「月以外は、ね♡」


アーニャ「望遠鏡、とってきますね♪」



武内P「・・・えっ」

・・・


・・・

アーニャ「あと一歩でした」

凛(何があと一歩だったの?!)

奏(この子押し強い!)

凛(こんなキャラだったっけ?!)

奏(というかお泊りデート!?えー!えー!最近の子ここまで進んでいるの?!)

アーニャ「二人とも、どうかしましたか?」

凛「な、なんでも・・・!」

奏「ええ、大丈夫・・・!それは仲良しさんね・・・!」

アーニャ「ダー♪」

トリップつけないまま日をまたいでしまった
リアルの忙しさに創作意欲が負けた結果がこれだよ・・・
今日はあともうちょっとだけ安価とったら終わります
継続中のSSはエタらせませんので・・・


ガチャッ

鷺沢文香「お疲れ様です・・・?」

橘ありす「・・・?みなさんどうかしましたか?」

アーニャ「ドゥーブラエウートラ、フミカ、アリス」


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鷺沢文香(19)

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橘ありす(12)



アーニャ「今、CPのプロデューサーの話をしていました」

ありす「CPの・・・あの大きな人ですか・・・?」

文香「そういえば・・・私はまだちゃんとお礼を言えていませんでした」

アーニャ「それなら、今から一緒に行きましょう」

凛「えっ」

文香「そうですね。もう日が経ってしまいましたが、それでも早い方がいいでしょう」

ありす「あ、私も一緒に行きます・・・!」

文香「ふふ・・・ありがとう、ありすちゃん」



凛「ねぇ、アーニャの話ってありすの耳には入れない方が・・・」ボソッ…

奏「そ、そうね・・・」ボソッ…


凛「それじゃあ案内するよ」

アーニャ「?二人も一緒に行きますか?」

奏「ええ、せっかくだもの。私もまたプロデューサーさんとお話したいわ」

アーニャ「・・・浮気はダメ、ですよ?」

ありす「うわき・・・?」

凛「な、なんでもないから・・・!」

文香「けっこうな大所帯になってしまいましたね・・・」

ありす「あ・・・だ、大丈夫です・・・!」

・・・


・・・

前川みく「あれ?凛ちゃんにアーニャちゃん。クローネの3人も・・・」

多田李衣菜「みんなでどこ行くの?」

次、みくの安価になります


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前川みく(15)

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多田李衣菜(17)



文香「オータムフェスのこと、改めてCPまでお礼に伺おうかと」

文香「あの時はありがとうございました」ペコリ

ありす「あ、ありがとうございました!」ペコリッ

みく「気にしなくていいにゃ」

李衣菜「そうそう、いいライブに出来たしね」

みく「李衣菜ちゃんはまだエアギターだったけどにゃ」

李衣菜「なっ、練習中なのっ!」


みく「でも、ちょっと大所帯じゃない?」

凛「ああー・・・その、お礼ついでにプロデューサーと話してみたいって。ねっ・・・!?」

奏「え?ええ・・・!とても素敵なプロデューサーさんだったから、もう少し話してみたくて、ええ・・・!」


文香「そうですね・・・私のフォローだけでなく、ライブのあともお見舞いに来ていただいていたとか。とても優しい方なのですね」

みく「ふふん♪そうにゃそうにゃ?Pちゃんはみくのプロデューサーだからね♪それくらい当然にゃ!」

文香「みくさんはプロデューサーさんと仲がよろしいのですね」クス…

みく「そうにゃ!一番の仲良しといっても過言じゃないにゃ」

凛「ちょ・・・!」

アーニャ「・・・」


アーニャ「アー・・・でも、ミクはよくプロデッューサーに反発してましたね・・・?」

みく「それがあったからこそにゃ。Pちゃんがちょっといじけてたころからお互いに本音をぶつけ合ったし・・・」

みく「立てこもった後もデビューは一番最後だったにゃ。それだけPちゃんはみくのことを真剣に考えてくれていたってことにゃ」

凛「た、確かに・・・?」

みく「個性が大事だってみくのアイドルに込める思いも受け止めてくれて、今もプロジェクトを守るために頑張ってくれているにゃ」

みく「菜々ちゃんのイベントに行ったのだって、今思えばあれはデートだったにゃ♪」

アーニャ「・・・」

奏「もうそのくらいで・・・!」

みく「他にもこんなことがあったにゃ」

安価下1

本日はここまで
お付き合いありがとうございました
次は最短で3日後?

※38修正

×アーニャ「アー・・・でも、ミクはよくプロデッューサーに反発してましたね・・・?」

○アーニャ「アー・・・でも、ミクはよくプロデューサーに反発してましたね・・・?」



・・・

チョーイチョイ

武内P「・・・?」クルッ

みく「お待たせっ。それじゃいこっか♪」

武内P「はい」


みく「・・ふふっ♪」

武内P「どうかされましたか・・・?」

みく「あ、ううん。Pちゃんがスーツじゃないのがなんか可笑しくて。夏でもジャケット脱がなかったのに」

武内P「猫アレルギーのアイドルもいらっしゃるので、スーツでは」

武内P「本日は?」

みく「新規開拓!Pちゃんのおかげでみくも有名になってきたし個室のある店探してるの!」

・・・


・・・

ニャー ニャー 

「それではごゆっくりお楽しみくださいませ」ガチャ バタン…

ニャー

みく「にゃああぁぁ・・・かわいいにゃああ・・・!」」スリスリ

みく「ほーらっ、Pちゃんも可愛がってあげるにゃ♪」モフモフ

武内P「は、はい・・・」

武内P「・・・」

ニャー ジーッ

みく「もー、大丈夫!猫ちゃんたちは頭がいいからちゃーんとPちゃんが優しい人だってわかってるにゃ♪」

武内P「・・・」スッ…

ニャー スリスリ

武内P「・・・!」ナデナデ

ニャー ゴロゴロ

武内P「・・・♪」モフモフ

みく「いやなんか喋ってにゃ。嬉しそうでなによりだけど・・・」ナデナデ

武内P「アイドルに興味はありませんか?」

ニャー フリフリ

武内P「せめて名刺だけでも・・・」

ニャー ペシペシッ

みく「流石にそれが通じたら今頃その子は大スターになってるにゃ」



みく「そ・れ・よ・り・も~・・・」ススス…

ゴロン ポスッ…

みく「はぁ~、膝枕ってなんでこんなに気持ちいいのかにゃあ・・・じゃなくて」

みく「Pちゃんの猫アイドルならもうみくがいるでしょ。浮気はだーめ」

ギュー…

みく「ふふっ♪いつもみく達のためにお仕事お疲れ様。今日はたーっぷり癒してあげるからねっ」

みく「さあ、好きにぷにぷにするといいにゃ・・・♡」

・・・


・・・

みく「あと一歩だったのににゃー・・・」

みく「とまあ、こんな感じで週2ペースでPちゃんとは猫カフェ巡りをしているのにゃ」

凛(私服デート?!)

奏(プライベートで?!と、というかこの子も随分と大胆なのね・・・)

凛「ちょっと奏・・・いつも思わせぶりなこと言ってるのになに照れてんの」ボソッ

奏「し、しかたないじゃない・・・!経験があるわけじゃないし・・・そういう映画も、恥ずかしくて避けちゃうし・・・」ボソッ…


アーニャ「1週間に2回も・・・!ミク、いったいどんな理由でプロデューサーを・・・?」

みく「・・・それを、みくが明かすとでも?」

アーニャ「・・・!」

アーニャ「アー・・・そうですね、私なら言いません」

みく「・・・ふふっ」

みく「・・・北海道銘菓、『白い恋人』は美味しかったにゃ・・・」

アーニャ「!」

みく「今度はみくが、大阪名物をお土産に持ってきてあげるにゃ・・・!」

アーニャ「・・・ふふ」

「「ふふふふふふふふふふふふふふ・・・!」」


ありす「あ、あの・・・文香さん?どうして私の顔を挟んで・・・?」

文香「・・・急に、その・・・にらめっこがしたくなってしまいまして・・・」

ありす「はぁ・・・?でもあの、耳を抑えられると他の人の会話が聞こえないのですが・・・」

文香「大したことは話していませんので・・・」

文香(どうしましょうどうしましょうどうしましょう・・・!?)

文香(修羅場・・・知識として知ってはいましたが、と、とんでもないことに巻き込まれてしまいました・・・!)キリキリ

文香(し、しかもプロデューサーさんにお礼を言いに行くという目的上どうあっても私は逃げられません・・・!)キリキリ


ありす「だ、大丈夫ですか・・・?!文香さん、顔色が・・・」

文香(!い、いけません・・・!それでもありすちゃんだけはここから逃がさなければ・・・!)キリキリ

文香「すみません、少しレッスンの疲れが出たのかもしれません・・・」

文香「ああ・・・そういえば、お土産も何も持ってきていませんでしたね」

ありす「あ・・・」

文香「そうです・・・ありすちゃんは料理が得意でしたね?」

ありす「え?ええ・・・苺料理をいくつか・・・」

文香「よろしければ何か作ってきていただけないでしょうか?私と、プロデューサーさんに・・・」

ありす「それはかまいませんが・・・」

文香「プロデューサーさんのご都合が分かり次第ご連絡しますので、準備をお願いします。楽しみにしていますね」ニコッ」…

ありす「は、はい・・・!」

テテテ…

文香(これでいい・・・)キリキリ

※66修正

×文香「プロデューサーさんのご都合が分かり次第ご連絡しますので、準備をお願いします。楽しみにしていますね」ニコッ」…

○文香「プロデューサーさんのご都合が分かり次第ご連絡しますので、準備をお願いします。楽しみにしていますね」ニコッ…

次、李衣菜の安価になります


李衣菜「ちょ、ちょっと凛ちゃん!二人ともどうしたの!?」ボソッ

みく「こうなったら誰がPちゃんと一番親密なのか・・・」

アーニャ「ダー。はっきりさせましょう」

みく「李衣菜ちゃん!!」

李衣菜「は、はい!」

凛(ごめん、李衣菜・・・)

アーニャ「正直に答えてください」

みく「Pちゃんと一番仲がいいのは―」

アーニャ「誰・・・ですか?」


李衣菜「ええ・・・」

李衣菜(なにこのなんて答えても角の立つ質問・・・!ていうか二人ともそういうことなの!?)

李衣菜「そ、そうだな~・・・う~ん、甲乙つけがたいけど・・・」

李衣菜(ど、どうすれば・・・?!どどどどうすれば!?)

李衣菜「わ、私・・・かな?」



李衣菜(何言ってんの私!?)


みく「李衣菜ちゃん・・・?それはちょっとありえないにゃ」

みく「アスタリスクのこととかもだいたいみくと話してたし、というかぶっちゃけPちゃんと一番関わってないのが李衣菜ちゃんにゃ」

李衣菜「そ、そんなことないよ。ほら、アスタリスクの衣装!プロデューサーはちゃんと私の好みとか分かってくれてるし・・・!」

アーニャ「それだけ、ですし・・・」

凛「李衣菜・・・」

李衣菜「なにそのかわいそうっていうリアクション!」


李衣菜「えーっと、えーっと・・・そうだ!前に―」

安価下1

本日はここまで
お付き合いありがとうございました


・・・

李衣菜「よっと。ふう・・・暑い・・・」

武内P「多田さん・・・?」

李衣菜「あっ、プロデューサー。お疲れ様です」

武内P「はい、お疲れ様です。今お帰りですか?」

李衣菜「はい。作詞も済んだんで、みくちゃんの部屋に置いてある荷物も持って帰っちゃおうかなって」


李衣菜「プロデューサーは誰かのお迎えですか?」

武内P「いえ、前川さんから多田さんの持ってきた荷物が多かったと聞いていたので」

武内P「よろしければお送りしようかと」

李衣菜「え、あわ、私ですか・・・!?」

李衣菜「えと、あ、ありがとうございます・・・」カァ…

武内P「荷物、おのせしますね」クスッ


武内P「?これは・・・食材のようですが・・・」

李衣菜「あ~それ、料理しようかと思って買い込んだ食材の残りなんです」

武内P「おでん、ですね」

李衣菜「けっこう食事とかの気を付けてるから種類が食べられるのにしようかなぁって考えてたんですけど、みくちゃん魚が駄目みたいで・・・」

武内P「・・・これは、もしかしたらお送りする間に傷んでしまうかもしれません」

武内P「先に食べてしまいましょう」

・・・


・・・

李衣菜「以外と簡単に借りられましたね、女子寮の厨房」

武内P「・・・少し、セキュリティが心配ですね・・・」

李衣菜「ま、まあプロデューサーさんですから」

武内P「あまり長居しないよう簡単に済ませてしまいたいのですが・・・」

李衣菜「おでん、ですからね。味染み込ませようとしたらけっこう・・・」

李衣菜「あっ!でも短時間で作れるいい方法があるんです!」

武内P「そうなのですか?」

李衣菜「はい!任せてください!」

武内P「分かりました。よろしくお願いします」

・・・


・・・

武内P「大根の下ゆではこんなものでしょうか?」

李衣菜「はい。プロデューサー、けっこう手際いいですね」

武内P「一人暮らしをしていれば、これくらいは・・・それに」

武内P「食には関心がありますので」

李衣菜「へえ~なんかちょっと意外だったかも」

武内P「この後は?」

李衣菜「はい。こんにゃくと卵と一緒に出し汁で煮て、煮立ったら練り物を入れて更に20分―」

・・・


・・・

李衣菜「十分煮たら火を消して―」

ガサゴソ クルクル

李衣菜「お鍋を新聞紙とタオルで包んで1時間放置、で完成です」

武内P「それだけで・・・」

李衣菜「おでんの味って、ゆっくり冷める時に味が染みるんです」

李衣菜「長時間煮込まなくたって、美味しく出来てると思いますよ!」

武内P「なるほど・・・」

李衣菜「はい!」

李衣菜「・・・」

武内P「・・・?」

李衣菜「・・・で、でも1時間あるんですけどね・・・えへへ」

武内P「いえ、お見事です」

李衣菜「あ、はは・・・」


李衣菜(ど、どうしよう・・・プロデューサーと二人なんて全然なかったからなに話していいか分かんないなぁ・・・)

李衣菜(そういえば一緒に料理して、こういうのけっこうよかったなぁ―ってそうじゃなくって!)

李衣菜「な、なにしてましょうかね・・・!?」



日野茜「走りましょう!!!」

李衣菜「!?」


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日野茜(17)


李衣菜「え、あ、茜ちゃん?なんで・・・」

茜「何やら美味しい匂いしてきたもので!ご相伴に預かってもよろしいでしょうか!?」

李衣菜「い、いいけど・・・それより走るって・・・」

茜「空腹は最高のスパイスです!!!たった1時間ではありますが、それでもごはんをより美味しくしてくれるはずです!!!」

李衣菜「いやいや1時間てけっこう―」

武内P「―なるほど。一理ありますね」

李衣菜「ええっ?!」

茜「はい!!!さあ李衣菜ちゃん、プロデューサー!!!あの夕日に向かって、トラーーーーーイッ!!!」ガシッ

李衣菜「え、ちょ、まっ、えええー!?」

ズダダダダダダダダー

・・・


・・・

李衣菜「いやあ、あと一歩で普通の食事だったんだけどなぁ・・・美味しかったけど」

みく「なんでみくを誘わなかったにゃ!」

李衣菜「え、走りたかったの?」

みく「そっちじゃなくてPちゃんとの食事!」

李衣菜「だって魚嫌いだって・・・!」

みく「すり身ならギリいけるにゃ!」

李衣菜「そんなの知るわけないでしょ!」

みく「だいたいおでんてなんにゃ!今でさえちょっと早いかもしれないのに夏に鍋料理とか何考えてるにゃ!」

李衣菜「いいでしょ別に!材料売ってるし美味しいんだから!」

「「ふんっ!」」

凛「ま、まあまあ・・・!」

機種変したらデレステミス連続・・・
500ポイント分はいたいにゃ・・・
次の安価はCIです


みく(ま、いいこと聞けたしいいかな・・・)

((一人暮らし・・・ね))

アーニャ(ママの料理へのリアクションは悪くなかったはず・・・今度レシピを聞いておきましょう・・・)


・・・

ゾロゾロ…

李衣菜「まあともかく!私だってちゃんとプロデューサーと仲良くやれてるでしょ?」

文香「はい、十分に。いえ、理想的な仲の良さかと・・・」キリキリ

みく「まあ他のみんなほどじゃないだろうけどちゃんとコミュニケーションとってるようで安心したにゃ」

李衣菜「みくちゃんは私のことどんな奴だと思ってたのさ・・・?」



大槻唯「あっれー、文香たちにアスタリスク!」


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大槻唯(17)

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塩見周子(18)

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宮本フレデリカ(19)



塩見周子「どうしたのー?みんなして」

文香「CPのプロデューサーさんに改めてオータムフェスのお礼をしに参ろうかと・・・」

みく「みく達の部屋まで案内してるところにゃ」

唯「へぇー・・・あ、ねぇねぇ!ゆいたちもそれついてっていい?」

文香「え゙っ・・・」

周子「そうだねー。クローネとしてちゃんとお礼するならそれも―」

文香「だ、大丈夫です!」

宮本フレデリカ「文香ちゃん?」

文香「あ、いえ・・・あまり大人数で行っても迷惑になってしまうかもしれませんし・・・」

文香(巻き込むのは避けたいですしこれ以上増えられると負担が、本当に、もう・・・!)

文香「私が、私たちが代表して逝ってきますので・・・!」

フレデリカ「う~ん、じゃあお願いしちゃおうかな?」

奏「え、ええ。任せて」

周子「そんじゃ、私たち戻ってるね」

唯「ええ~・・・プロデューサーちゃん見てみたかったなぁー・・・」

フレデリカ「はいはーい唯ちゃんごあんな~い♪」

ブーブー マアマア…

文香「・・・ふう」


―――
――


周子「どうしたんだろうね、鷺沢さん」

フレデリカ「きっとやんごとない事情が・・・!」

周子「やんごとないって」

フレデリカ「どういう意味だろうね?」

周子「いや知らんのかい」

唯「まだフェスのこと気にしてるのかな?」

フレデリカ「うーん、そうかも・・・」

周子「美城常務、あれから現場にも来てくれるようになったよねー」

フレデリカ「プロデューサーのおかげだねー♪」

フレデリカ「あれ?やっぱりお礼必要な感じ?」

唯「お?行っちゃう行っちゃう?」

周子「まあとりあえず任せといて大丈夫でしょ」


――
―――


奏「・・・ねえ、凛ちゃん」

凛「?何・・・?」

奏「あの3人にもいてもらった方がうやむやにしやすかったかしら・・・?」

凛「!?す、すぐに呼んで来よう・・・!」

文香「待ってください。確かにシリアスを壊す魅力的なノリの持ち主達ではありますが、博打に近いものがあります・・・」

凛「でも、このままだとCPが・・・」

文香「私にいい考えがあります・・・」

凛「本当・・・!?」

文香「はい。布石も既に・・・」

文香「あとはプロデューサーさんが来るまで可能な限り穏便に・・・そうすれば」

奏「・・・やりましょう」

凛「奏・・・」

奏「もとはと言えば私の責任だし、ね・・・凛ちゃんにはCPのことも大事でしょ」

凛「ありがとう・・・!」


アーニャ「ここを降りたところです」

※118修正

×文香「私が、私たちが代表して逝ってきますので・・・!」


○文香「私が、私たちが代表して行ってきますので・・・!」


カツ コツ…

文香(降りているはずなのに、まるで13階段を上っているかのような気分です・・・)

ガチャッ…

アーニャ「プリヴィエート、お疲れ様です」


三村かな子「アーニャちゃん、お疲れさま~」

緒方智絵里「みくちゃんたちも・・・あれ?」

双葉杏「クローネの・・・どったの?」


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三村かな子(17)

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緒方智絵里(16)

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双葉杏(17)



文香(CANDY ISLANDの3人・・・)

文香「オータムフェスのお礼に・・・プロデューサーさんはいらっしゃいますか?」

かな子「プロデューサーさんですか?今は打ち合わせがあって出かけちゃっています」

杏「まあ、この後杏達の付き添いがあるからしばらくしたら帰ってくると思うよ~」

奏「なら、待たせてもらっていいかしら?」

智絵里「はい。今お茶入れてきますね」


智絵里「どうぞ」コトッ…

凛「ありがとう」

かな子「お菓子もありますよ♪」

奏「美味しい・・・」

かな子「よかったぁ♪」

文香「五臓六腑に染みわたります・・・」

杏「んなオーバーな」

文香(ああ、キャンディアイランド・・・なんて癒しなのでしょう・・・)


かな子「オータムフェス、楽しかったですね」

文香「はい。とても緊張して、みなさんにご迷惑をかけてしまいましたが・・・」

智絵里「わ、私が、初めてがあんな大きなところだったら、もっと大変なことになってたと思います・・・!」

かな子「ステージの文香さんとっても綺麗でした」

杏「ちゃんとできてたしね~。あんまり気にしなくていいんじゃない?」

文香「みなさん・・・!ありがとうございます・・・!」

文香(私の楽園・・・)

みく「ところで3人は誰がPちゃんと一番仲がいいと思う?」

杏「プロデューサーと?」

アーニャ「ダー。今みなさんに聞いているんです」


かな子「プロデューサーさんとかぁ・・・」

智絵里「そう、ですね・・・」

みく「やっぱりみくだと思うよね♪」

アーニャ「ニェート、私ですよね?」

李衣菜「私ってことも・・・」

みく「それだけはないにゃ」

李衣菜「ちょっとぉ!」

かな子・智絵里「「う~ん・・・もしかしたら私、かな?」」

文香(わ、私の楽園・・・!)


みく「どうしてそう思うにゃ?」

かな子「私はよくお菓子を持ってきてプロデューサーさんともお茶するし、その時たくさんお話したりするから」

智絵里「私はテレビに出るのが決まった時に緊張しない方法調べてもらってたり、一緒にクローバー探してもらったりして・・・」

智絵里「こんな私のことも気にかけてくれて・・・えへへ」

かな子「あ、でも杏ちゃんもプロデューサーさんとけっこう仲いいよね?」

杏「ええ~・・・そう?」

智絵里「あ、うん。なんとなく距離感が近い気がする。プロデューサーさん、あんまり杏ちゃんには遠慮がないよね」

杏「ぞんざいなんだよ。杏としてはもうちょっと甘やかしてくれた方がいいんだけどなぁ~」


奏「みんな、仲良しさんなのね」

奏(という感じでしめたいしめてもらいたい・・・)

かな子「えーっと、他には・・・」

かな子
安価下1


智絵里
安価下1



安価下1

それではお時間いただくのでしてー


・・・

ブロロロロロン…

武内P「本日もお疲れ様でした」

武内P「間もなく着きますので・・・双葉さん?」

杏「くかー・・・」Zzz…


武内P「ご自宅まで着きました。起きてください、双葉さん」

杏「・・・んあ?・・・あー・・・無理・・・もうここで寝る・・・」Zzz…

武内P「いけません。疲れはきちんと取らないと・・・」

チャリン

杏「鍵、これ・・・あとよろし・・・くかー・・・」Zzz…

武内P「双葉さ・・・はぁ・・・」

クスッ… ヒョイ

武内P「お疲れ様です」

杏「すぴー・・・」Zzz…

・・・


・・・

ガチャッ キィ…

武内P「こ、これは・・・!」

・・・


・・・

チュンチュン… 

杏「んん~・・・」Zzz…

杏(・・・あれ・・・なんか布団の感覚違う・・・)

ムクリ…

杏「・・・いや、部屋が違う・・・」



杏(あっれー・・・昨日は確か仕事やらレッスンがあって・・・)

杏(プロデューサーに送ってもらったんだっけ・・・?だめだ、全然覚えてないや・・・)

杏(え・・・?もしかして杏お持ち帰りされちゃったってやつ?・・・マジで?)


スクッ…

杏(まあ、あのプロデューサーに限ってそんなことないだろうけど・・・)

テクテク ガチャッ

智絵里「あ、おはよう杏ちゃん」

かな子「もう朝ごはん出来てるよ」

杏「でっすよねー。セーフ」


智絵里「セーフ?」

杏「ああいや、こっちの話。いやー危うく次の朝陽が拝めないことになるかと思ったよ」

杏(まあそもそもプロデューサー大好きって人がいるのかも知らないけど)

かな子「夜型の生活は直さないと体壊しちゃうよ?」

杏「いやそういう意味じゃ・・・まあいっか。ここかな子ちゃんの家で合ってる?」

ピンポーン

杏「正解?」

かな子「チャイムだよっ。プロデューサーさんかな?はーい!」パタパタ…

・・・


・・・

杏「ふむふむ、なるほど」

杏「杏の部屋がとても人が住めるように見えなかったから急遽かな子ちゃん達に一晩頼んだら流れでお泊り会になったと・・・あ、ホットケーキうまー」

かな子「よかった♪」

杏「失礼しちゃうよ。杏あそこで普通に暮らせてるし」

武内P「いけません。双葉さんなら乱雑な配置でも物の位置が分かるのかもしれませんが、散らかったままでは掃除が出来ずにいずれ体調を崩してしまうかもしれません」

武内P「食事がすみましたらすぐに掃除に向かいます。三村さん、緒方さん。オフに大変申し訳ないのですがご協力お願いします」

智絵里「はい」

かな子「任せてください!」

杏「ええー・・・」

・・・


・・・

杏「めんどくさい・・・」

智絵里「えと・・・どうしましょうか?」

武内P「では、まず私が大きめのゴミを集めますので、3人で衣類をまとめていただけますか?」

かな子「分かりました」

杏(ああ、だから二人も呼んだのか・・・)


智絵里「下着はこっち・・・Tシャツはそっち・・・」シマイシマイ

かな子「洗濯が必要なのは干し終わったよ」

杏「いやーオフなのに悪いね、二人とも」

智絵里「ううん、お泊り会とかも楽しかったし」

かな子「また今度しようね♪今度は杏ちゃんも起きている時に」

杏「・・・そうだね。へへ・・・♪」

杏「―ってちょっとプロデューサー!それは捨てちゃダメ!」

武内P「この箱・・・でしょうか?」

杏「そう、それ。箱までそろってないとダメなんだから」

杏「はぁ・・・しかたない。杏が捨てるもの選ぶから・・・」

武内P「よろしくお願いします」クスッ

杏「ぬぬ・・・」

・・・


杏「えーと、これはいる。こっちはいらない・・・」ヒョイ ヒョイ

杏「とりあえずこんなもんかな。ああ・・・疲れた」

武内P「お疲れ様です」

智絵里「だいぶすっきりしたね」

かな子「ふふっ♪それじゃあ一旦休憩しよっか。あ、お昼ごはん用意しますね」

杏「キッチン好きに使っていいから」


杏「はあ、まさかオフにこんな重労働をするはめになるなんて・・・」

智絵里「えっと・・・よくがんばりました」ナデナデ

杏「ああー癒される・・・」

杏「午後もまだやるなんて・・・」

武内P「これからはこまめに掃除するようにしてください」

杏「はいはい・・・待ってる間何しよっか?」

智絵里「うーん・・・あ、ゲームたくさんあるんだ・・・」キョロキョロ

杏「お?やっちゃう?」

・・・


杏「なっ、プロデューサー、智絵里ちゃん・・・!きさまらこのゲームやりこんでいるなっ!?」タンタンタタタン 

オーネガイ シーンデレラー ユメハユーメデオーワレーナイ

智絵里「答える必要はない・・・です」タタタンタン

武内P「降伏は無駄です、抵抗してください」タンタンタタタンタンタタン

杏「それネタ違―っ・・・!ナイス・・・?!コンボ切れた・・・!」タタタタン

かな子「あの・・・ごはんできたよー?」

・・・



・・・

杏「ねえ、もういいんじゃない?」

武内P「いいえ。ある程度片付け終わったのでこのまま掃除しましょう」

武内P「みなさんはお風呂場とトイレをお願いします」

杏「うへ~・・・」

・・・


杏「おかしい・・・オフにこんな動くなんて・・・」ゴシゴシ

かな子「きれいになってきたね」フキフキ

智絵里「夕食はプロデューサーさんが作ってくれるって」キュッキュ

かな子「楽しみだねー♪」

杏(だけど服、風呂、トイレはプロデューサーはノータッチだと分かった・・・)

杏(最小限ここだけやっておけば後はプロデューサーが今後もやってくれるはず・・・)

杏「ふっふっふ。杏はただでは起きないよ・・・!」

かな子・智絵里「「?」」

・・・


智絵里「わぁ・・・!おでん・・・!」

かな子「美味しそ~♪」

武内P「以前美味しい作り方を教わったもので」

杏「早く食べよ、杏もうくたくただよ・・・」

武内P「そうですね。では、いただきます」

「「「いっただっきまーす」」」


杏「あっつ・・・!うまー・・・あっつ・・・!」

智絵里「はふ・・・はふ・・・」

かな子「美味し~♪」

武内P「・・・」フム…

杏「・・・こういう仕事は持ってこないでよ?」

武内P「・・・・・・・・・・・・善処します」

杏「それ結局聞かない時によくある回答だよねぇ!?」

武内P「善処します」モグモグ

杏「ちょっと!」

・・・


・・・

武内P「それでは我々は失礼します」

かな子「それじゃあまた明日、杏ちゃん」

智絵里「ばいばい」

杏「うん。今日はありがと」

武内P「今後はこうなる前にこまめに掃除するようにしてくださいね?」

杏「善処します」ドヤッ

武内P「・・・双葉さん」

杏「じょ、冗談だって・・・!あっはははは・・・!・・・はぁ」

・・・


・・・

杏「あと一歩・・・とも言えないか。うーんどうしたらプロデューサーに全部してもらえるか・・・」ウムム

かな子「あ、ははは・・・」

みく(女を捨てすぎててとても真似できない)

アーニャ(寮に呼ぶにはどうすれば・・・)

智絵里「でも、楽しかったよね」

杏「それは、まあ・・・へへ」

かな子「ふふっ♪」

一旦ここまで
次は智絵里でしてー

チェック
――
——
―—
——
―――


・・・

智絵里(荷物も持って行っていればよかったかな。残って自主レッスンしてたら暗くなっちゃった・・・)

カツ コツ

智絵里(あれ・・・?光が漏れてる・・・まだ誰か残っているのかな・・・)

ガチャッ

智絵里「お疲れ様です・・・?」


智絵里「あれ?誰もいない・・・でも電気ついてたし鍵も・・・あ、ソファ・・・」ヒョコッ

武内P「・・・」Zzz…

智絵里(プロデューサーさん寝てる・・・)


智絵里(冬の舞踏会に加えて秋のライブも増えちゃったし、やっぱり疲れているんだ・・・)

武内P「んん・・・」Zzz…

智絵里「!」

武内P「・・・」Zzz…

智絵里「・・・ふう」

智絵里(起こさないほうが、いいよね・・・?お仕事まだあるのかもしれないけど、体壊しちゃうし・・・)

智絵里(あ、でもソファで寝るのもよくない、かな・・・ちゃんと布団で横にならないと)

智絵里(けど、私じゃ仮眠室まで運べないし・・・せめて枕でもあれば・・・あ)

・・・


智絵里(そーっと・・・持ち上げて・・・)

ポスッ…

智絵里(平気、かな・・・?私なんかの膝で・・・)

武内P「・・・」Zzz…

智絵里(全然起きない・・・よっぽど疲れてるんだ・・・)

ナデ…

智絵里「お疲れ様です、プロデューサーさん・・・」


智絵里(なんだかかわいい・・・いつもは見上げるくらい大きいのに、今なら頭を抱えることも―)

智絵里(わ、私ったら何を考えて―!?)ブンブンッ

智絵里「・・・・・・プロデューサーさん・・・」

智絵里(こんな私を・・・見捨てないで、ずっと見守っていてくれる・・・)

智絵里(・・・もし、CPがなくなっちゃったらきっと、私のペースだったらすぐにおいてかれちゃうんだろうな・・・)

智絵里(プロデューサーさんは・・・私のためにこんなに頑張ってくれているんだ・・・)

智絵里(だから・・・こんな気持ちになるのも、おかしくない・・・ですよね・・・?)

智絵里(プロデューサーさん・・・)

智絵里「・・・ん―」


武内P「―はっ!?」

智絵里「!?」

武内P「いけない!危うく―緒方さん・・・?」

智絵里「く・・・くー・・・」

武内P「寝ている・・・この体勢は・・・?」


ズリズリ…

武内P(抜けられた。起こしては・・・いないな)

武内P(少し休むつもりが随分と眠ってしまっていた・・・)

武内P(緒方さんはいつから・・・ご自身も座ったまま眠ってしまうほどお疲れでしょうに、無用な心配をかけてしまった)

智絵里「くー・・・」

武内P(起こすべきか・・・しかし・・・)


武内P「・・・」

スス…

智絵里(!?ひ、引き寄せられて・・・!)

ポスッ…

智絵里(・・・・・・ひゃ~・・・!)

智絵里(プ、プロデューサーさんに・・・膝枕されて・・・!)

武内P「・・・お疲れ様です。ありがとうございます。よく、休むことができました」

武内P(せめて緒方さんが起きるまで、このまま休ませてもらおう―)

・・・


・・・

智絵里「ド、ドキドキしちゃいました・・・!」

杏「け、けっこう大胆な時あるよね、智絵里ちゃん・・・」

智絵里「プロデューサーさん、少しでも休めてたらいいな・・・」

かな子「そうだね」

智絵里「うん!」


智絵里「・・・あと一歩の勇気があったら・・・」ボソッ…

凛(ね、ねぇ・・・智絵里、もしかしてキスしようとしたんじゃ・・・)

奏(お願い、凛ちゃん。何も言わないで・・・)

みく「・・・」

アーニャ「・・・」

杏(あれ・・・なんか雲行きが怪しい・・・)

文香「か、かな子さんはどうですか・・・!?」

凛(文香・・・!?)

文香(すみません、凛さん・・・しかし、この空気を換えるためには何かしらのアクションが・・・!)

かな子「私はその・・・実は・・・」

かな子「抱きしめてもらったことがあって・・・!えへへ♪」

文香「」

・・・


・・・

かな子「あーん、ん~♪あま~い・・・♡」パクッ

武内P「気にいっていただけたようでなによりです」

かな子「こんな素敵な喫茶店があったなんて知りませんでした。ありがとうございます、プロデューサーさん♪」


ゴロゴロ… 

かな子「わっ、雷・・・撮影、大丈夫でしょうか?」

武内P「予報では撮影開始時刻よりは前に止むとのことでしたが・・・」

武内P「場合によっては撮影順が前後することになるかもしれません」

かな子「はい、任せてください♪」

「お待たせいたしました。チョコレートサンデーでございます」

かな子「わぁ・・・!プロデューサーさんのも美味しそう・・・」

武内P「はい。よろしければ一口いかがですか?」

かな子「いいんですか!?それじゃあ・・・あむ、ん~・・・!幸せです~・・・♪」

武内P(いい笑顔です・・・)クスッ



かな子「それじゃあ私のも。はい、プロデューサーさん♡あ~ん♪」

武内P「えっ、あの・・・」

かな子「あ~ん♪」

武内P「・・・い、いただきます」パク…

かな子「どうですか?」

武内P「は、はい。そちらも美味しいですね・・・」

かな子「ねー♪」

・・・


・・・

かな子「本当に止んじゃいましたね、雨」

武内P「はい。撮影ですが、先に屋外の分を撮ることになりそうです」

かな子「はい、頑張ります♪」

かな子「えへへ、やっぱり晴れてるとなんだか清々しい気分になっちゃいますね」

武内P「そうですね。雨上がりは特に、空気も澄んでいるようで・・・」

ブロロロロロン…

かな子「はい・・・あっ、プロデューサーさん見てください!あの水たまりハートマークになってます!」

武内P「本当ですね・・・―ッ!三村さん!」ガシッ

かな子「ひゃんっ!?」ムギュウ…

バッシャーン!


かな子(え・・・?えっ!?わ、私・・・プロデューサーさんに抱き・・・!?!?!?)

武内P「ふう・・・ご無事ですか?三村さん」ムギュウ…

かな子「あ、ああああの・・・!」

武内P「―!す、すみません!とっさのこととはいえ・・・!」バッ

かな子「い、いいい、いえ・・・!嫌だったってわけじゃなくて急すぎて心の準備が―って、プロデューサーさんびっしょりです!」

武内P「申し訳ありません。車が通ったもので、濡れてはと・・・」

かな子「そんなことよりプロデューサーさんが・・・!」

武内P「私なら大丈夫ですので。ですが・・・この後も仕事があるので、よろしければ帰りに替えのスーツを取りに行ってもよろしいでしょうか・・・?」

かな子「そんなことなら大丈夫ですから・・・!もう・・・少しは自分の心配も・・・」

武内P「クスッ・・・ありがとうございます」

かな子「あ、いえ・・・ふふっ、もう。私こそ、ありがとうございました」

かな子(かばってもらっちゃった・・・)

かな子(・・・あれ?替えのスーツってプロデューサーさんのお家に・・・!?私も・・・?!)

・・・

パソコンもスマホも修理に出すのでまたしばらく更新開きますごめんなさいです・・・
先に4人の安価だけとっちゃいます

美波
2015/10/18(土)20:00:00:00に最も近いレス

蘭子
2015/10/18(土)21:00:00:00に最も近いレス

未央
2015/10/18(土)22:00:00:00に最も近いレス

卯月
2015/10/18(土)23:00:00:00に最も近いレス

うわ曜日間違えてる恥ずかしい・・・

美波
2015/10/18(日)20:00:00:00に最も近いレス

蘭子
2015/10/18(日)21:00:00:00に最も近いレス

未央
2015/10/18(日)22:00:00:00に最も近いレス

卯月
2015/10/18(日)23:00:00:00に最も近いレス


・・・
かな子「えへへへ♪」

文香(私は何ということをしでかしてしまったのでしょう・・・)

みく「へ、へえ~・・・」ピキッ 

アーニャ「・・・カナコも仲良し、ですね・・・」ピキッ

文香(お二人は今どんな表情なのでしょうか・・・私に窺う勇気はありません・・・)キリキリ



みく(・・・牽制と敵情視察も兼ねて始めてみたけど)

アーニャ(思わぬ強敵が見つかったようですね・・・正直盲点でした)

智絵里(うう・・・やっぱり、私なんかがプロデューサーさんとなんて・・・)

アーニャ(ですが、プロデューサーの性格から考えても・・・今、既に二人が深い関係になっているとは思えません・・・私というものがありながら・・・)

みく(そもそものトップアイドルになるっていうPちゃんとの二人の夢を叶えるまでに、誰かと一線を越える・・・みくを差し置いて・・?ありえないにゃ・・・)

智絵里(いつか魔法が解けた時、私のガラスの靴はプロデューサーさんに持ってきてほしい・・・けど、夢も一緒に叶えたい。それは他のみんなも同じはず・・・)

(((出し抜く機会はまだいくらでもある・・・)))


みく(でも不穏分子は少ないに越したことはないにゃ・・・)

智絵里(早めに諦めてもらった方が、ショックは少ない・・・よね?)

みく(黒なのはアーニャちゃん、智絵里ちゃん、かな子ちゃん・・・杏ちゃんと李衣菜ちゃんはまだグレー・・・まあ誰がどっちでもいいにゃ)

アーニャ(つけ入る隙はないことを教えてあげましょう・・・)

文香(誰か助けてください)

かな子「それからね~♡」

奏(まだ続くの・・・!?)



ガチャッ

本田未央「おっはよー失礼しましたー!!」

バタンッ

島村卯月「あれ、入らないんですか?未央ちゃん」


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本田未央(15)

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島村卯月(17)


凛(グッジョブ未央!)

かな子「あれ?今未央ちゃん―」

凛「き、気のせいじゃないかな・・・!?」



未央(な、なにあの空気・・・思わず逃げ出してしまった・・・)

未央(うなだれるしぶりん達、笑顔のみむっち、あ、後は・・・)


未央(なんだろうすっごい修羅場な気がする・・・!だめだ、一目見ただけじゃわかんないなぁ何があったのさしぶりん!っていやいやいや、CPの問題ならあたしもなんとかしなきゃ―!・・・でも)チラッ

卯月「?」

未央(復帰すぐのしまむーは連れて行きたくないよなぁ・・・)

未央(・・・よし、いったんしまむーを撒いてそれからしぶりん達に合流しよう)

卯月「お疲れさまでーす」ガチャ

未央「待って!待ってしまむー!」


卯月「あっ、文香さん、奏さん!」

未央「お、お疲れさまでーす・・・」

奏「おじゃましてるわね・・・」

文香「お久しぶりです・・・」

文香(どうする・・・?!気づいていないようですが空気は最悪です・・・!かといってこの方たちにも話をふって大丈夫なのかどうか・・・!)

奏(凛ちゃん・・・!)

凛(ぐう・・・!せめてもう少し人数が多ければちょっと話をふるだけで別の話題にすり替えてうやむやにできるかも知れないのに・・・!)

未央(出たとこ勝負しかないか・・・!)

凛「お疲れ様、二人とも。今―」

凛(お願い・・・誰でもいい・・・流れを変えて・・・)

凛(誰でもいい・・・悪魔でも・・・!)



神崎蘭子「煩わしい太陽ね」 ガチャ

新田美波「お疲れ様」

凛(来た!魔王来た!)


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神崎蘭子(14)

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新田美波(19)


奏(人数比が大きく変わった・・・!)

文香(今なら簡単に別の話題で話を流せるはず・・・!)

凛「美波、蘭子も。今プロデューサーとのこと話してたんだ」

美波「プロデューサーさん?」

奏「ええ。オータムフェスのお礼をしに来たのだけど、せっかくだからプロデューサーさんを待たせてもらっている間に聞かせてもらっていたの」

みく「・・・4人はどうにゃ?Pちゃんと一番仲がいいのは・・・誰だと思う?」

蘭子「ふふん。無論、我に他ならぬ」

美波「ふふっ、そうね。プロデューサーさん、蘭子ちゃんとお話しするためにいっぱい頑張っていたものね」

蘭子「うむ♪」

美波「でも、私だってけっこう仲は良いわよ。全体曲とかCP全体のことを相談したり、ソロの活動も始めたから一緒にいる時間も増えたし」

みく「へぇ・・・」

凛「う、卯月はどうかな・・・!?」

卯月「私は・・・あ、風邪をひいた時とかお見舞いに家まで来てもらったりしました!」

アーニャ「家・・・?」

文香「ん゙ん゙!流石の心遣いですね。そうそう、そういえば―」

卯月「お土産も美味しかったなぁ・・・♪」

かな子「本当?よかったぁ♪」

卯月「え・・・?」

奏「!?やっぱりみんな!みんなのことを大切にしているプロデューサーさんみたいね・・・!ところで―」

卯月「・・・かな子ちゃん、それって―」

未央「は、はいはーい!!!なんとこの未央ちゃんは!プロデューサーにラーメンを奢ってもらっちゃいましたー!!!」

・・・


・・・

未央「ひゃっほーい!海だー♪」ザブーン

未央「ほらほらプロデューサーも!こっち来なよ♪」バッシャバッシャ

武内P「いえ、私は・・・」

未央「えー、せっかくの海なんだから楽しまないと損だよ!今なら未央ちゃんの大胆ビキニ姿も一人占めなんだから!なーんちゃって♪」


未央「そうだ!あたし一度あれやってみたかったんだ!浜辺でカップルが追いかけっこするやつ!」

武内P「私と・・・ですか?」

未央「うんうん♪それじゃあ行くよプロデューサー!ほーら捕まえてごらーん♪」バッシャバッシャ

武内P「ええ・・・その・・・ほ、本田さーん・・・!」タッタッタ

未央「こっちこっち~♪」バッシャバッシャ

武内P「ま、待ってくださーい・・・!」タッタッタ


未央「あっはははは♪これけっこう楽しいね♪」バッシャバッシャ

武内P「クス・・・」

トントン

「ちょっといいかな、君。水着の女の子を追い回してるスーツの男がいるって通報があったんだけど」

武内P「え・・・?!い、いえ、私は・・・!」

未央「わー!ち、違うんですその人はー!」

・・・


・・・

未央「いやー遊んだ遊んだ♪」

武内P「ラーメンを2人前、お願いします」

「かしこまりました~♪」

未央「いいよね、海の家のラーメン。焼きそばとかカレーも捨てがたいけど」

武内P「はい。泳ぎ疲れ、空腹でもある時に食べる時の美味しさは格別のものでしょう。もしかしたら景観、潮の香りも関係しているのかもしれません。塩分を欲する身体に―」

未央「ちょ、かたいかたい!こういう時は雰囲気とか場所も心のままに楽しめばいいの!ここで、二人で食べるから美味しくなるんだよ!」

武内P「クス・・・はい、そうかもしれませんね」

未央「そうなんだって♪」


「お待たせしました~♪熱いので、ふーふーして食べてくださいね?」

未央「うわぁ、美味しそー!」

武内P「はい」



未央「プロデューサー!」

武内P「はい?」

未央「来年の夏も一緒に来たいね♪」

武内P「そうですね。今度は、みなさんとも一緒に」

未央「えへへ♪慰安旅行、期待しちゃうよ!それじゃ、いっただっきまーす!」

武内P「いただきます」

・・・

熊本弁むずかしいですね


・・・

未央「いやーああいうところで食べるラーメンって妙にお、いし・・・い・・・よね・・・あ゙」

未央(まずった・・・!流れを止めようとして余計なことまで喋った・・・!)

未央「た、楽しみだね・・・!みんなで旅行!」

みく「・・・ねぇ未央ちゃん」

未央「な、なにかなみくにゃん・・・」

みく「どういう経緯で二人で海へ行ったのか、の申し開きがまだにゃ・・・」

智絵里「私も知りたいな・・・すごく」

卯月「夏ってことはソロ活動を始める前ですよね」

未央「そ、それはほら・・・!海の家でアイドルが働くって企画を聞いて、プロデューサーに見学できるようにお願いしたんだよ・・・!勉強として!」

未央(・・・いっそガチンコでぶつからせて・・・お前やるな、お前こそ的友情展開に・・・いやいやいやあたし達アイドル!)

未央「い、いやー愛梨さん達すごかったなー!あは!あはははははは・・・!」


蘭子「いいなぁ、海・・・はっ?!」

蘭子「んんっ・・・!我が友との魂の絆、後れを取らぬことをここに示さん!」

・・・


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十時愛梨(18)


・・・

蘭子「我が友よ・・・」ヒョコ

武内P「?何でしょうか」

蘭子「あの・・・その・・・」

蘭子「・・・我がアテネの園にて禁断の果実の錬成が行われる・・・」

蘭子「しかし、我が魔術は未だ完成に至らず・・・故に友よ」

蘭子「その鍛錬に、貴方の力を貸してほしい・・・!」

武内P「・・・」ペラ…

武内P(・・・学校の調理実習でハンバーグを作るからその練習に付き合ってほしい?)フム…

蘭子「裁定は如何に・・・」

武内P「分かりました。私でよろしければ何でも仰ってください」

蘭子「本当・・・!?」

武内P「はい」

蘭子「わぁ・・・!」

武内P(学業へのフォローも今一度考える必要がありそうですね)

蘭子「ふふふ、では我が友よ。光と闇が交わる時、安息の神殿にて待つ。儀式の贄は我に任せよ!」

蘭子「ハーハッハッハ!闇に飲まれよ!」テテテテテ…

武内P(女子寮・・・また許可を取らなくては・・・)

・・・


・・・

蘭子「ククク、魂が猛るわ・・・!」

武内P「それでは始めましょう」

蘭子「魔導書はここに」ハイ

武内P「拝見します」ペラ…

武内P(煮込みハンバーグ・・・!)


武内P「器具も材料も十分あるようですし、別れて工程を確認しつつ調理していきましょう」

蘭子「それが良さそうね」

武内P「まずは玉ねぎをみじん切りにし、しんなりするまで炒めます」トントントン

蘭子「敗北の一筋・・・!」ザクザク ウルウル

武内P「玉ねぎを切ると涙が出るのは切られた際に発生する物質が目や鼻を刺激するためだそうです。調理実習で出来る対策は・・・鼻栓でしょうか?」ジュー

蘭子「乙女にそれはできぬ・・・!」ジュー


武内P「冷ました玉ねぎ、ひき肉、牛乳で湿らせたパン粉、卵、小麦粉をボウルに入れてよく混ぜます」ムギュムギュ

蘭子「創生の時♪」グチャグチャ

武内P「そうですね」コネコネ

蘭子「団結し時、生命の根源より来る結晶と香る秘薬を与え更に力を高めるわ」ネチャネチャ

武内P「50回以上は混ぜるようにしましょう」


武内P「ではハンバーグの形を整えます。種を小判型丸めましょう」コネコネ

蘭子「八尺瓊勾玉♪」ペタペタ

武内P「・・・生焼けは恐いのでもう少し小さめにしましょう」

蘭子「・・・うむ」シュン…

武内P「丸めたらキャッチボールのようにし内部の空気を抜きます。こうすることで加熱時に割れること防ぎ、肉汁も閉じ込められます」パンパン

蘭子「んっ・・・!ふっ・・・!」ポフポフ


武内P「では・・・」



蘭子「・・・ごくり」



武内P「・・・焼きます・・・!」ジュー



蘭子「両翼を稲荷の色となるまで・・・!」ジュー



・・・


・・・

蘭子「上手に焼けました~♪」

武内P「後はキノコ類を炒めたものにソースの材料を入れ、煮立ったところにハンバーグを入れて更に煮込めば完成です」グツグツ

蘭子「ぐつぐつ。マグマ、どっかーん♪」グツグツ

武内P「大変よく出来ました」

・・・


・・・

蘭子「いざ!実食!」

蘭子「感謝するわ、我が友よ。貴方とでなければこの境地へはたどり着けなかった・・・えと・・・」

蘭子「これ、プロデューサーに食べてほしくて・・・頑張ったの・・・!だから、プロデューサーに食べてほしい・・・な」

武内P「神崎さん・・・ありがとうございます。喜んでいただきます」

蘭子「じゃ、じゃあ・・・あ、あーん・・!」スッ…

武内P「いただきます」パクッ

蘭子「ど、どう・・・?」

武内P「はい、大変おいしく出来ています。これでしたら本番もきっと上手くいくでしょう」

蘭子「やたっ・・・!」

武内P「では私のものは神崎さんに。どうぞ」スッ

蘭子「わぁ・・・!あむ・・・んふー♪」

武内P(いい笑顔です・・・)

・・・


・・・

蘭子「甘美なる時であった・・・」

奏(よ、よく分からなかった・・・)

文香「心温まるお話ですね」

奏(分かるの!?)

凛「みんなこのくらいだったらよかったのに・・・」

奏(私だけ分かっていないの・・・!?)

卯月「みなさんけっこうプロデューサーさんといろいろなことしていたんですね」

・・・


・・・

今西部長「それじゃ、私はもう行くよ」

武内P「はい、ありがとうございました」

卯月「おはようございまーす」ガチャ

武内P「おはようございます、島村さん。今日はオフだったはずですが・・・」

卯月「えへへ。なんだかこの前のライブの興奮が抑えられなくて、つい来ちゃいました」

部長「それならちょうどいいじゃないか。最初は彼女にしてはどうかな?」

武内P「そう、ですね」

卯月「・・・?」

部長「はっはっは。まあそう気負わずに」

卯月「あ、お疲れ様でした!」

バタン


卯月「なにかお話しされていたんですか、プロデューサーさん。最初は私って・・・」

武内P「はい、実はこれなのですが・・・」ヒョイ

卯月「箱・・・くじ引き?」

武内P「はい。まだまだ私は皆さんを労うことが不十分なのではないかと相談したところ、これをお貸しいただきまして・・・」

武内P「くじで出た内容を行うという趣向のものだそうです」

武内P(前川さんや三村さんとは度々軽食をとりに行ったりしていましたがそれでも仕事の合間の休憩や仕事の相談として・・・)

武内P(確かに、あまり彼女たちを労うための行動はしてこなかったように思う)

武内P(彼女たちは未成年であり給与の管理はご両親らにしていただいている。アイドル活動を楽しんでいただけているのは良いが、自分の仕事に対する対価、認められているということを実感しにくい状況でもある)

武内P(・・・島村さんの不調の原因の一つにそれもあったのかもしれない)

武内P(あまり・・・いや、まったくわがままを言わない彼女たちを労うにはよい方法ではあるように思う・・・が)

武内P「とはいえ、どんな内容があるのか把握していないので確認しようとしていたところです」

卯月「なるほど~!それで私に」

武内P「よろしければ、一緒にご確認していただけますか?」

卯月「はい、いいですよ!えへへ、なんだか楽しそうですね!」

武内P「では、引きます」

ガサゴソ スッ…

『頭をなでなでする』

武内P「女性の頭に軽々しく触る行為は却下」ビリッ

卯月「ええっ!?」


武内P「まったく・・・申し訳ありません、島村さん。流石にこのようなものを利用するのは―」

卯月「あ、あの!と、とりあえず試してみるのはどうでしょうか?!」

武内P「しかし―」

卯月「た、確かに凛ちゃんやアーニャちゃん達みたいなクールな人たちにはちょっとってなるのかもしれないですけど私はプロデューサーさんにされたらたぶん嬉しいです!」

武内P「そう、なのですか・・・?」

卯月「はい!」

武内P「・・・」

卯月「・・・!」

武内P「で、では・・・失礼します・・・」

卯月「どうぞ!」


ナデナデ

卯月「わっ・・・えへへ・・・♪」

武内P「どうでしょうか・・・?」ナデリナデリ

卯月「はい・・・頭を撫でられて褒められるのとか、ちょっと子供っぽいかなって最初は思ったんですけど・・・」

卯月「おっきくて、温かくて・・・優しくて、なんだか安心します・・・♪」

武内P「・・・お喜びいただけているようでしたら、なによりですが・・・」

卯月「はい・・・♡」


ナデナデ

卯月「あ、あの・・・」

武内P「はい・・・?」

卯月「ちょ、ちょっとその・・・ワンちゃんとかにするみたいに、両手でわちゃわちゃって、してもらっていいですか・・・?」

武内P「わちゃわちゃ・・ですか?」

卯月「お、お願いします・・・!」

武内P「分かりました・・・」

卯月(わっ・・・頭、包まれちゃった・・・)

ワチャワチャ

卯月「わぷっ・・・!・・・えへへへへ♪」

卯月「これいいですね、すごく・・・」

ワチャワチャ

・・・


・・・

スッ…

卯月(あ・・・終わっちゃった・・・)

卯月「ふふっ、ぐちゃぐちゃになっちゃいましたね」

武内P「すみません、やりすぎてしまったようで・・・!」

ナデリナデリ

卯月「あ、ありがとうございます」

卯月「プロデューサーさんも楽しかったですか?だったらいいです♪」

武内P「ありがとうございました。それで、どうだったでしょうか・・・?」

卯月「はい、とっても気持ちよかったです・・・♡ありがとうございました、プロデューサーさん♪」

卯月「あっ、でもやっぱり人は選ぶ・・・の・・・かな?」

武内P「そうですか・・・では、あまりこれは使うべきではないようですね」

卯月「あ、あの・・・よければ他の内容も確認してみませんか・・・?私でよろしければおつきあいしますから・・・!」

武内P(ふむ・・・大丈夫そうなものだけ残せば、いいのでしょうか・・・?)

武内P「・・・では、お願いしてもよろしいでしょうか」

卯月「はい!島村卯月、頑張ります♪」

・・・

一旦ここまで
・・・理想のデートとはなんぞや・・・

先に安価とっちゃいます

きらり
2015/11/4(水)20:00:00:00に最も近いレス

みりあ
2015/11/4(水)21:00:00:00に最も近いレス

莉嘉
2015/11/4(水)22:00:00:00に最も近いレス


・・・

卯月「えへへ、次はどんなことしてもらえるのかな~・・・♪」

凛(卯月まで・・・)キリキリ

「「「「「・・・」」」」」

未央「み、みなみんはどうかな・・・!?」

未央(流れを止めたら爆発する・・・!)

美波「私は~・・・ふふっ、実は私もデートしてもらっちゃった♪」

美波「―て、言ってもお仕事だったんだけどね」

・・・


・・・

美波「デート、ですか・・・!?」

武内P「はい。雑誌の企画で、ソロ活動も始め、男女に関わらず高い人気を博する新田さんが理想に思うデートの内容やスポットをコラムとして執筆していただきたいと」

美波「あ、なんだ・・・実際に誰かと行って来いってものじゃないんですね。よかったぁ」

武内P「いかがでしょうか。お受けするかの返事も締め切りもすぐというわけではありませんので、もしお嫌でなければ考えておいていただけると」

美波「あ、いえ。これも新しい冒険ですから。新田美波、頑張ります!」

・・・


・・・

美波(―とは言ったものの・・・)

美波(デート・・・理想のデート・・・?なんだろう・・・)ウーン

美波(困ったわ・・・経験がないから基準が分からないのよね。ただやってみたいことを挙げていっても一般的なものとギャップが大きいかもしれないし・・・)ウーンウーン

美波(やっぱりプロデュ・・・男の人とのを想定よね・・・ということはアーニャちゃんとお買い物に行ったこととかはあんまり参考にならないかもしれないし・・・)ウーンウーン

美波(時期に合わせる必要もあるかしら・・・ハロウィン、クリスマス、お正月・・・混ざったりしちゃ駄目だし・・・)ウーンウーン…

美波(あ、誰に向けたものかも大事よね。やっぱり美嘉ちゃんに莉嘉ちゃんが憧れるみたいに年下の子向けに意識した方がいいかしら・・・?ということはちょっと大人の雰囲気も出しつつ―ってだ、駄目よアイドルなんだからそんなはしたないこと・・・!)ブンブンッ

アーニャ(・・・ミナミ、さっきからどうしたのでしょう)


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城ヶ崎美嘉(17)

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城ヶ崎莉嘉(12)


アーニャ「ミナミ」

美波「え?あ、アーニャちゃん。ごめんなさい、ちょっと考え事してて・・・」

アーニャ「気にしないでください。それより、焼きイモどうですか?」ホクホク

美波「あら、美味しそうね。それじゃあせっかくだからいただこうかしら」

アーニャ「ダー、どうぞ。となり、座りますね?」

アーニャ「何かありましたか?」モッモッ

美波「うーん・・・実は―」

・・・


・・・

アーニャ「理想のデート、ですか・・・」モッモッ

美波「せっかくプロデューサーさんが持ってきてくれたお仕事だから頑張らなきゃって思うんだけど、知らないままでどうしたらいいのか・・・」モッモッ

美波「―って駄目ね。演技とか、知らなくても努力して上手にこなしちゃう人だっているんだもの。甘えてられないわ」

アーニャ「ニェート、それなら実際にプロデューサーとデートすればいいと思います」

美波「なるほどその手が―ってええ!?だ、駄目よそんなこと!」

アーニャ「デートは経験できることです。やってみればミナミの理想、分かると思いますよ?」

美波「で、でもプロデューサーさんだってお仕事とかあるだろうし、それに・・・・・・いいの?アーニャちゃん、プロデューサーさんのこと・・・」

アーニャ「ダー。でも、ミナミもプロデューサー好き、ですね?」

美波「え?!い、いやその・・・!いつから・・・?」

アーニャ「分かります。でも、遠慮はしてほしくないです。私はミナミのことも好きですから」

アーニャ「私は北海道まで連れていってもらえました。だから、ミナミもデートするべきです」

アーニャ「これからはよきライバルでもありましょう」グッ


美波「アーニャちゃん・・・!分かったわ。私、プロデューサーさんをデートに誘ってくる!」スクッ

アーニャ「ダヴァイ、ミナミ!」フリフリ

パタパタパタ…

アーニャ「・・・はぁ」

アーニャ(あれでよかったのでしょうか・・・)

アーニャ(ミナミには幸せになってほしい・・・ですが、プロデューサーは私を愛してしまっている・・・)

アーニャ(せめて良い思い出を、ミナミ・・・)

・・・


・・・

美波「ぷ、プロデューサーさん!」バタンッ

美波「わ、私とデートしてください!」

武内P「はい。アナスタシアさんから伺っています。私でできることなら何でも仰ってください」

美波「えっ・・・あ、はい・・・よろしくお願いします・・・」カァァ…

美波(アーニャちゃん・・・ありがとう・・・でも話を通しておいてくれたことは先に言っておいて欲しかったなぁ・・・)

武内P「スケジュールの調整をしておきましょうか」

美波「あ、はい。私はこの日とこの日、それから―」

美波(―ってデートプランを考えることには変わってないじゃないっ!)

・・・


・・・

美波「服、これでよかったかしら・・・」

美波「・・・」

武内P『―そうですね。新田さんの理想を探すことが目的であることですし、考えるのは後にして一度なんでも経験してみるのはいかがでしょうか』

美波(―って言ってもらえたから可能な限り詰め込んでみたけど、やっぱりちょっと忙しいかったかしら・・・?1日じゃ終わらないし・・・)

美波「・・・あっ、プロデューサーさーん!」フリフリ

美波「すみません、お待たせしました!」パタパタ

武内P「いえ、私も今来たところですので」


美波「ふう・・・」

武内P「まずはどちらに?」

美波「最初はショッピングに。もう冬物も出ているでしょうから見に行ってみませんか」

武内P「分かりました」

美波「はいっ。あ、そうでした」ガサゴソ

美波「実はしおりも作っちゃいまして。プロデューサーさんの分も。どうぞ♪」

武内P「旅行のようですね」クスッ

美波「ちょっとわくわくしちゃいますよね」

・・・


・・・

美波「わぁ、この靴かわいい・・・」

美波「プロデューサーさんは何かいい物見つけましたか?」

武内P「いえ、これといっては・・・」

美波「・・・プロデューサーさんの靴、靴底がだいぶすり減っていますね・・・」ウーン

美波「いい機会だから新調しませんか?あ、もう寒くなりますしコートも一緒に!選ぶのお手伝いしますから!」

・・・


・・・

武内P「良い買い物ができました。ありがとうございます、新田さん」

美波「いーえ♪プロデューサーさん、なんでも似合って私も楽しかったです!」

美波「―はっ、もうこんな時間!?大変っ、次の映画を見逃しちゃったらその後の水族館も遊園地も遅れて予約したクルージングが・・・!」

美波「すみませんプロデューサーさん、ちょっと急ぎましょう!」

武内P「は、はい。分かりました」ガサゴソ

美波(―はっ!?これからいろいろ行くのにお買い物先にしちゃったから荷物が・・・!もう、美波のばかばか!)


美波「ふう、間に合った・・・」

武内P「ポップコーンと飲み物を買ってきました」

美波「わっ、大きい!ふふっ、プロデューサーさんってけっこう食いしん坊だったりします?」ヒョイパク

武内P「そう、でしょうか・・・?」ムグムグ

美波「うふふっ♪あ、始まりますね」

・・・


・・・

ボー ザブーン

美波「・・・夜風が気持ちいですね」

美波「楽しんでいただけましたか、プロデューサーさん?」

武内P「ええ、非常に密度の濃い1日でした」

武内P「次回は・・・テニスにゴルフ、ピックニック・・・アウトドアですね。そちらも楽しみです。その次は―」ペラッ

美波「ちょ、ちょっと詰め込みすぎちゃいましたねっ。まずはその、定番かなぁというところを選んでみたんですけど・・・!」


武内P「新田さんのお仕事の参考にはなったでしょうか?」

美波「うーん、実はその・・・理想のデートって言われるとまだ少し分からなくて・・・今日もちょっと失敗しちゃったなってことがあって・・・」

美波「あ、もちろん楽しかったんですよ?」

美波「でも、デートって・・・好きな人と一緒に楽しんだりしたくてするものだと思うんです。でも、それだけだったら友達と遊ぶのとそんなに変わりがなくて・・・」

武内P「そうですね・・・」

武内P「私も決して詳しいわけではありませんが・・・」

武内P「男女の交際には時間の共有の他にも、相手を知ることと自分を知ってもらうという役割もあるのではないでしょうか」

美波「自分を、相手を知ること・・・」

武内P「そういったことを加味すれば、今日のことは私にとって大変有意義なものでした。貴女が、バイタリティ溢れるアグレッシブな素敵な人であると、改めて知れたのですから」

美波「プロデューサーさん・・・!」

美波「そっか・・・分かりました。きっと、1回のどんなデートをするかが大事なんじゃないんです」

美波「誰と、どれくらい積み重ねていくかが大切なことなんだなって・・・!」

美波「だからプロデューサーさん?また次も、その次も本番もよろしくお願いしますねっ♪」

武内P「はい」


美波「ふふ、ネオン綺麗・・・あ、車!そうだ、ドライブとかもしてみたいです!オープンカーとかっ!」

武内P「はい。お供させていただきます」クスッ

武内P「それと、忘れないうちに・・・これを」ガサゴソ スッ

美波「これって・・・!」

武内P「お気に召していたようだったので、私の靴とコートと一緒に。そのせいで映画に遅れそうになってしまいましたが・・・」

武内P「本日のお礼に。ありがとうございました」

美波(シンデレラに・・・靴だなんて・・・♡)

美波「・・・プロデューサーさん」

美波「やっぱり今日が理想のデートでした・・・♡」

・・・


はい一旦ここまで
凸の分は頑張って頑張って考えます
ちょーっとタイムリミットの都合でそこからは安価無しですごめんなさいです

小梅、美穂、茜、愛梨、楓、凛、文香、奏
については安価というわけじゃないですけど希望があれば低確率で拾うかもしれません

ありす、フレデリカ、周子、唯、奈緒、加蓮
については途中でフラグ折れちゃいました

(あれ・・・アーニャが新田ちゃんがデートしたことを知っていることで整合性がとれないところってどこだろう・・・)


・・・

美波「楽しかったなぁ・・・♪」

美波(それに、まさかプロポーズまでされちゃうなんて・・・♡)

美波(はっ・・・!いけないわ、美波。この空気、話の流れから察するにみんなプロデューサーさんのこと・・・)

美波(クルージングのこと、婚約したことはまだ秘密にしておいた方がよさそうね。みんなのモチベーションに影響が出たらあの人の迷惑になっちゃう・・・!)

美波「・・・遊園地の後はディナーをすませてそのままって感じだったかしら」

美波「あと何度かいろいろなところに行って、コラムもちゃんと書けられました♪」

アーニャ「よかったですね、ミナミ」

美波「うん♪アーニャちゃんに相談して本当によかったわ」

チェック


🎵

🎵

🎶


みく(仕事、あくまで仕事・・・みくはもっと行ってるもん・・・)

美波「みくちゃん達はどうだったの?プロデューサーさんと」

凛「!?」

文香(迂闊でした・・・!後から来た方が再び話を振る可能性を考慮していなかった・・・!)

奏(今までは爆弾を大きくすることを代償に、次の人に話させて爆発を回避してきたけど―!)

未央(もう話を振れる人がいない・・・!)


凛(対抗意識を燃やしてる今話なんてさせたら、絶対さっきの話プラスアルファの何かが来る・・・!)

凛(そんな、ここまでなんて・・・)

文香(・・・仕方ありません。予定より早いですが奥の手をここで―)

奏「ちゃんとみんな仲良くやれていたそうよ。プロデューサーさんと」

凛(奏・・・!?)

奏(まだ・・・私から話した方が影響は少ないはず・・・)


奏「アナスタシアちゃんは北海道のご両親へCDを届けに小旅行」

奏「みくちゃんは猫カフェ巡り、李衣菜ちゃんは一緒にお料理」

奏「杏ちゃん達は一緒にお掃除したりね」

奏「不器用そうなのに優しくて、本当に素敵なプロデューサーさんね」

アーニャ「カナデ、もっと詳しく・・・」

アーニャ(あまり牽制になりません)

奏(話させられないから私が話してるのよ・・・!)

奏「羨ましいわ。私も今度デートに誘ってみようかしら?お礼もかねて、ね」

「・・・は?」

奏(い、いい今の誰が言ったのかしら・・・?!)


奏(で、でも・・・!たとえ矛先を私に向けてでも時間を稼がないと・・・!)

みく(莉嘉ちゃんが言ってたっけ・・・クローネがPちゃんを誘惑してたって)

卯月(本当だったんだ・・・)

智絵里(ひどいです・・・私から、プロデューサーさんまで盗るつもりなんだ・・・)

アーニャ(あれでは釘を刺したりなかったのでしょうか・・・)



奏(・・・泣きたい)


美波「そうよね・・・みんなも好きになっちゃうわよね」

未央「そ、そんなはっきり・・・」

みく「それは・・・美波ちゃんも?」

美波「ええ、私もプロデューサーさんが好き」

美波「でもね、今すぐに深い関係になりたいってわけじゃないの。それは、みんなも同じじゃないかしら?」

美波「プロデューサーさんとの居場所、シンデレラプロジェクトを守りたい―」

美波「プロデューサーさんとの夢、トップアイドルになりたいって」

美波「今私たちがいがみ合ってもただプロデューサーさんに迷惑をかけてしまうだけ・・・」

美波「それに、プロデューサーさんのことだもの。トップアイドルにでもならない限り受け入れてくれないでしょうし、ね」

美波「だから、今はお互い競いつつも協力すべきなんじゃないかしら?」

美波「私たち、これからは良き仲間であり、良きライバルでもありましょう。ねっ♪」


凛(ど、どうなる・・・!?)

蘭子「・・・うむ」

みく「・・・あ~あ、今のうちにライバルを減らしておきたかったんだけどにゃあ~」

アーニャ「勝負は一旦お預け、ですね」

智絵里「負けません・・・でも、今は」

かな子「うん♪」

卯月「はい!一緒に頑張りましょう!」


文香(ま、丸く収まった・・・!やった・・・!)

未央(すごいよみなみん!もう一生だってついていくよ・・・!)

李衣菜(ど、どうなるかと思った・・・)

杏(あーよかった、本ッ当によかったぁ・・・!ゆ、ユニット内で修羅場とか洒落になんないよ!)

奏(よかった~~~~~~!!!)グスッ




(・・・でも、婚約しちゃっているのよね、私)



(頻度では圧倒しているはず・・・油断している間に突き放してやるにゃ)



(クローネの活動も増やして、いち早くトップに・・・!)



(くじ引きの紙、足しておかなきゃ・・・)



(またお家に遊びに行こうっと)



(信じてます、一緒だって・・・)



(ちゃ、ちゃんと・・・本当の言葉でしゃべれるようになろう・・・!)







(できれば諦めてほしいけど・・・)



(プロデューサーと一緒にいられなくなっちゃうかもしれないし・・・)



(プロデューサーの立場が危なくなってほしくもないし、今だけはこのまま・・・)



(見逃してあげる・・・)





ガチャッ

莉嘉「おっはよー!」

赤城みりあ「あ、みんないる!」

諸星きらり「にゃっほーい!」


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赤城みりあ(11)

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諸星きらり(17)


更新したのにあげとらんかったばい

洗いっこ・・・洗いっこねぇ・・・うーん・・・うん?
このままだと足湯に浸かって洗車する話になってしまう・・・


莉嘉「みんな一緒なんてひさしぶりー!」

みりあ「ねー♪あっ、文香さんと奏さんもいる!」

奏「こんにちは。オータムフェスのお礼を言いに来たの」

文香「プロデューサーさんを待たせてもらっている間に、プロデューサーさんとのことを聞かせていただいていました」

きらり「Pちゃん?」

凛「うん、けっこうみんな仲よかったんだなって」

莉嘉「へー、アタシ達もけっこう仲いいよ☆」

みりあ「一緒にデートしたもんねー♪」

きらり「うっきゃー☆」

凛「うんうん」

凛(安心して話を聞けるって、こんなに幸せなことだったんだ・・・)


莉嘉「あっ、そうだった!えーっと・・・」ガサゴソ

莉嘉「じゃじゃーん!きらりちゃんのブライダルの仕事が載ってる雑誌買ってきたんだー☆」

未央「おお、すごい!きらりんそんな仕事来てたんだー!」

きらり「うぇへへへ☆とーっても、楽しかったにぃ♪」

卯月「雰囲気だいぶ違いますね!」ペラ…

アーニャ「私も着てみたいです」ペラ…

智絵里「綺麗・・・」ペラ…



(私の時はどんなのがいいかなぁ・・・)



みく「みくにもこういうお仕事来ないかなー・・・―ッ!?なんでPちゃんが写ってるにゃ!?」ペラ…

きらり「うきゅっ!?」

・・・


・・・

カシャッ カシャカシャッ

「はーい、いいよーきらりちゃん。次、目線こっちねー」

きらり「はーい☆―っとと、ドレスだから、おしとやかにしなきゃ・・・」

カシャッ カシャカシャッ

「はいOK~!それじゃ、いったん休憩ね」



武内P「お疲れ様です」

きらり「あっ、Pちゃん!おっつおっつ☆」

武内P「衣装を着替えた後、最後に新郎役の方と教会の入り口正面での撮影となります。機材の準備が整うまで休憩していてください」

きらり「うん☆ねぇねぇPちゃん。きらり、ちゃんと花嫁さん出来てたかなぁ?」

武内P「はい、諸星さんの新たな魅力も出ていたように思います。残りの撮影もこの調子で頑張りましょう」

きらり「うん!」

きらり「・・・きらり、みんなよりちょっと大きいからこんなかわゆいドレスが着れるお仕事させてもらえるなんて思わなかったにぃ・・・♪」

武内P「そのスタイルも紛れもなく貴女の魅力です。今後もモデルの仕事は多く来ることなると思いますので、よろしくお願いします」

きらり「そっかー・・・うぇへへへ☆」

「失礼します。次の衣装の準備お願いします」ガチャッ

きらり「あっ、はーい!それじゃあPちゃん、行ってくるにぃー☆」

武内P「はい。先に撮影場所まで行っていますので」

きらり「うん!きらりん、頑張るからちゃーんと見ててねー☆」

・・・


「まいったなぁ・・・」

「他のところも確認してきます!」タッタッタ…

武内P「?どうかされましたか?」

「ああ、きらりちゃんのプロデューサーさん。それがさぁ、新郎役の人が天候不良で前の撮影場所から来られないらしいんだよねぇ」

武内P「それは・・・」

「今代役探せないか他の事務所とかにも連絡させてるんだけど、ちょっと難しいかねぇ・・・」

武内P「後日改めて撮影ということに?」

「いやー・・・今日終わらせないとちょっと締め切りがきついかなぁ・・・」

(きらりちゃんに合うのってなるとなかなかいないからなぁ・・・)

(身長もだけどある程度がたいも良くないと・・・)

(そうそうせめてこのプロデューサーさんくらいには・・・・・・ん?)

「・・・」

武内P「・・・?」

(いや、この凶悪な犯罪者のような面はブライダルのモデルに相応しくないだろう・・・手配書じゃないんだぞ)


(しかし他に手も・・・―そうだ、お姫様抱っこをさせて角度に気を付けてきらりちゃんのアップの絵にすれば顔は写らないんじゃないか・・・?)

「あー・・・プロデューサーさん?ちょっとお話が―」

武内P「はい・・・?」

・・・


「きらりちゃん入りまーす」

きらり「おにゃーしゃー☆」

「おっ、いいねー!新郎役の人もすぐ来るからねー」

「入口の階段のところでお姫様抱っこしたところを撮るから」

きらり「はーいっ―・・・え?」

「おおー来た来た。それじゃ、よろしくねー」

きらり(お姫様抱っこ・・・Pちゃんの前で・・・)

きらり(あっ、ううん・・・!お仕事だもん、ちゃんとやらなきゃ・・・)

きらり(そういえばPちゃんどこにいゆのかな・・・先に来て待ってゆって言ってたのに・・・)

武内P「お待たせしました、諸星さん」

きらり「あっ、もうPちゃんたらどこに―にょわっ!?」

武内P「へ、変でしょうか・・・」

きらり「な、ななななんでPちゃんが・・・!?タキシード着てるにぃ・・・!?」

武内P「それが、新郎役だったモデルの方が来ることができなくなってしまったらしく、急遽代役にと・・・」

きらり「にょわー・・・!」

きらり(Pちゃんとウェディングドレスで撮影・・・!)



「それじゃプロデューサーさん、よろしく」

武内P「は、はい。それでは諸星さん、失礼します・・・!」ガシ ヒョーイ

きらり「うきゃー!きゃー!Pちゃん力持ちー☆」ジタバタ

「そのまま自由でいいよー」カシャッ カシャカシャッ


きらり「うぇへへへ☆きらりね、お姫様抱っこされるの憧れてたんだー♪」

武内P「そうなのですか?」

きらり「うんうん☆でも、きらり、みんなよりちょっと大きいから無理なのかなーって」

きらり「だから今すっごくハッピハピしてゆっ♪」

きらり「でもPちゃん、無理しなくていいからね?大きいから重いし・・・」

きらり「・・・・・・断ってくれても良かったんだよ・・・?」

武内P「いえ。大切な、諸星さんの仕事ですから」

きわり「・・・・・・にょわー・・・♡」


カシャカシャッ

「うん、いいかな。一旦確認してきますんで」タッタッタ…


きらり「うぇへへ☆もう、Pちゃんお顔かたいにぃ」

武内P「も、諸星さんがメインですので、私は・・・」

きらり「だーめ☆一緒にハッピハピしよ?」

きらり「・・・・こちょこちょ」

武内P「―っ!ぐふっ・・・くっ・・・ふふっ・・・も、諸星さん・・・!危ないので・・・ふふふっ・・・やめてください・・・!」ククク

きらり「んふふー☆」ギュー


「・・・ん、いい感じに撮れてるな」カチカチッ

「落ち着いたきらりちゃんもかわいいわー」

「じゃあ機材片付けはじめるっすね」

「ああ・・・―いや、ちょっと待った」フッ…

「え?」

「もう一枚撮ってくる」



ウェヘヘヘ フフフ…



「引きの絵も欲しくなった」

      ―カシャッ

・・・

※516修正

×武内P「そのスタイルも紛れもなく貴女の魅力です。今後もモデルの仕事は多く来ることなると思いますので、よろしくお願いします」

○武内P「そのスタイルも紛れもなく貴女の魅力です。今後もモデルの仕事は多く来ることになると思いますので、よろしくお願いします」


・・・

きらり「うぇへへへ☆Pちゃんかっくよかったにぃ♪」

かな子「プロデューサーさんの笑顔、撮り逃しちゃったことあったよね」

美波「素敵な笑顔・・・私も後で買っておかなくちゃ」

莉嘉「ねぇねぇ、Pくんときらりちゃんってけっこうお似合いじゃない?」

凛(!?莉嘉!それは地雷・・・!)

きらり「うきゅっ!?ええっと、Pちゃんにはきらりよりももっといい人が・・・」

みく「こーら、あんまり困らせちゃダメにゃ」

奏(や、優しくたしなめた・・・!)

文香(平和・・・!圧倒的平和・・・!!)

みりあ「わたしもねー、動物園に連れていってもらったことあるよー!」

・・・


・・・

ブロロロロロン…

みりあ「あっ、見えてきたー!」

みりあ「えへへ♪楽しみだね、プロデューサー!」

武内P「はい。雨もすっかり止んだようで、これならどこも問題なく見て回れそうですね」

みりあ「うん!連れてきてくれて、ありがとうございます!」

武内P「いえ、取材前に見ておきたいと考えられたことは素晴らしいと思いましたし、これくらいなら」

みりあ「かな子ちゃんと智絵里ちゃんがね、取材前にそうしてよかったーって言ってたから!」

武内P「そうでしたか。次に行く動物園の場所までだいぶ距離がありますのであまり長居はできませんが、楽しんで、お仕事の参考になればよいですね」

みりあ「うん♪」

・・・


・・・

ブロロロロロン… バッシャーン

みりあ「車のまま回れるんだー・・・!あっ、あの車エサあげてる!」

武内P「ええ。サファリゾーンは自家用車でコースを走ることができる他に、バスやナビゲーションカーを利用すればオフロードの走行や金網越しに動物へのエサやりができるそうです」

みりあ「みんなで回ったら楽しそうだねっ♪」

武内P「取材の時には利用して回ることになります」

みりあ「楽しみだな~・・・♪」


みりあ「象さんおっきいー!」

武内P「象は人間には聞こえない程の低周波音で会話ができるそうです。更に足の裏が繊細で数十キロ先の音も捕えることができるとか」

パオーン

ブロロロロロン…

みりあ「きりんさんながーい!」

武内P「キリンの首は非常に長いですが、実は多くの哺乳類と同様に骨は7つなのだそうです。また、1日の睡眠時間がわずか20分で足りるとか」

モー

ブロロロロロン…

みりあ「トラさん寝てるー!」

武内P「トラはネコ科の動物の中では珍しく水浴びを好みます」

みりあ「プロデューサーくわしい!」

武内P「恐縮です」

ガオー

ブロロロロロン…

・・・


・・・

みりあ「運転お疲れ様、プロデューサー」

武内P「いえ。こちらはどこから見て回りましょうか?」

みりあ「えっとね、カピバラさんと一緒に入れる温泉があるんだって!そこ行きたいなぁ」

武内P「はい」

みりあ「えへへ♪あっちだよ!行こっ♪」


ジャブジャブ

みりあ「気持ちいいね♪」

武内P「人間用は足湯なのですね」

みりあ「私足湯初めて!あったかーい・・・♪」

みりあ「ちょっと休んでいこうね。今日は遠くまでお疲れ様、プロデューサー」ナデナデ

武内P「はい。ありがとうございます」

みりあ「えへへー♪」

みりあ「カピバラさんかわいいねー♪」

武内P「あのカピバラ、足しかお湯につけていませんね」

みりあ「私たちと同じだー♪」

・・・


・・・

みりあ「帰ってきたー!」

みりあ「わっ、車すごい汚れてる!」

武内P「どこかで泥が跳ねたのでしょう」

みりあ「この車、みんなの送り迎えにも使うんだよね・・・あっ、じゃあじゃあ!今日のお礼に私が洗う!」

武内P「お気持ちは嬉しいのですが、赤城さん一人では・・・」

武内P「一緒にしましょうか」

みりあ「はーいっ♪」


みりあ「ざっぱーん♪」

みりあ「ごっしごっし♪」

みりあ「えへへ♪また行きたいね、プロデューサー!」

武内P「はい」クス

・・・

(一旦ここまで・・・ちゃんと、捌けた・・・よね?)

(いやー、一緒にプリクラを撮った・・・なにも降りてこないね)


・・・

みりあ「えへへ♪楽しかったな~♪」

卯月「この前のとときら学園の取材の前に行ってたんですね~」

美波「プロデューサーさんって、いいパパになりそうよね」

アーニャ「ダー、私もそう思います」

みりあ「ワガママ聞いてくれたり、褒めてくれたり!あと、優しく叱ってくれたりしそう!」

李衣菜「けっこう面倒見はいいよね」

杏「いやーまだまだ」

みく「杏ちゃんはもうちょっと自分のこと頑張ろうにゃ」

かな子「あはは♪」


莉嘉「Pくんモテモテだね~」

莉嘉「アタシもデートしたよ☆ゲームしたり~一緒にプリ撮ったり♪」

みりあ「一緒にゲームセンターに行ったんだよねー♪」

莉嘉「あっ、もう言っちゃダメだって!」

・・・


・・・

ドン ドン ドン ドコドコドン

フルコンボダドン

莉嘉「鬼フルコン!?えー!Pくんすごーい☆」

武内P「ふう・・・プロデューサーですから」

莉嘉「それ関係あるのー?よーし、次はアタシがカッコイイところみせちゃおっかなー☆」

武内P「頑張ってください」

莉嘉「いっくよー☆」

ドン ドン ドンドコ ドンドコ ドンドコ…

・・・


・・・

フルボッコダドン

莉嘉「ぶー・・・」

武内P「音楽ゲームは慣れが必要ですから・・・」

莉嘉「むー・・・あっ、じゃあPくん!今度は一緒にやってみよっ☆」

武内P「一緒に・・・ですか?」

莉嘉「そうそう☆えっとね、まずPくんがバチ持って・・・」ハイ

武内P「はい・・・?」

莉嘉「で、アタシがPくんの内側に入って、一緒に持つ!」ススッ…

莉嘉「ほらっ!こうすればPくんのリズムをアタシが覚えられるってわけ」フリフリ

武内P「なるほど・・・?」

莉嘉「いいからいいから♪それじゃ、鬼にリベンジ!」

ドン ドン ドンドコ ドンドコ ドンドコ…

・・・

フルコンボダドン

莉嘉「やったー!Pくんすっごーい☆」ダキッ

莉嘉「ねえねえ、記念にプリ撮ろう!アタシたくさんデコッちゃうよ~☆」グイグイ

・・・

・・

莉嘉「ほらほら、Pくんおっきいし狭いんだからもっと寄らないとはみ出ちゃうよっ」

武内P「は、はい・・・」ススッ…

莉嘉「行くよー!ハイ、チーズ☆」ギュー

パシャッ

莉嘉「ほら、Pくんも書いて書いて☆」カキカキ

莉嘉「んー・・・スペース足りない・・・」

莉嘉「よーし、もう一枚撮っちゃおー☆」

莉嘉「ねえねぇ、次はちゅーぷりとかしちゃう?きゃー☆」

・・・


・・・

奏(なぜかしら・・・たじたじになるあの人が容易に想像できてしまう・・・)

莉嘉「PくんもカリスマJCの魅力にメロメロになっちゃったんじゃないかなー☆」

みく「はいはい」

莉嘉「むー!」

凛(あ・・・そうか、敵として認識されてないんだ・・・)

みく「もう、Pちゃん押しに弱くてちょっと心配になるにゃあ・・・」

アーニャ「アー・・・そうですね」

みく「・・・なんでこっち見てるかは聞かないでおくにゃ」


莉嘉「まあ確かにPくんってモテそうだよね。CPの外にもすごく仲いい子とかいるし!」

文香「・・・え?」

莉嘉「例えばほら」

みりあ「えっ?あ、うん」



「「小梅ちゃん」」


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白坂小梅(13)



「・・・え?」



文香(再び空気が冷えた・・・!?)

智絵里「どう、して・・・?」

莉嘉「なんかお互い信頼してるって感じで話してたんだよねー、オータムフェスの帰り」

みりあ「小梅ちゃんすごいんだよ!プロデューサーの顔全然変わってなかったのに嬉しそうなこととか気づいたり!」

莉嘉「時々電話してるって話も聞いたことあるし!」

みりあ「頼りにしてた!」

蘭子「わ、私とも翼を並べている・・・!」

莉嘉「あっ、もしかしてPくんの元担当だったりするとか!」

文香(元担当・・・!?)


美波「・・・そうね、CPはかなり大きなプロジェクトだって聞いたことがあるわ」

美波「それを一人で任されるということは、プロデューサーさんには既に何かしら大きな実績があるということ」

美波「私と逢う以前から親しいアイドルが・・・いる」

卯月「そういえば、前の冬のライブのお手伝いをしてたって言っていました・・・!」

かな子「冬・・・小梅ちゃん、出てた・・・!」

智絵里「つまり、少なくとも小梅ちゃん、川島さん、楓さん、美嘉ちゃん、茜ちゃん、愛梨ちゃん、まゆちゃん、幸子ちゃん、美穂ちゃんは以前からの知り合い・・・」

アーニャ「そう、なりますね・・・」


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川島瑞樹(28)

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高垣楓(25)

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佐久間まゆ(16)

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輿水幸子(14)

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小日向美穂(17)



智絵里「とときら学園・・・」

杏「ち、智絵里ちゃん・・・?」

智絵里「プロジェクトの存続をかけた企画・・・どうして、愛梨ちゃんは引き受けてくれたのかな・・・?」

杏「そ、それは・・・」

智絵里「あやしい・・・」


未央「そういえば、美嘉ねぇよくうちらの様子を見に来てくれるよね・・・」

卯月「!宣材の撮影をしてた時、プロデューサーさんと話してました・・・!」

かな子「じゃあ、美嘉ちゃんが・・・?」

莉嘉「えー、お姉ちゃんはないよ」

莉嘉「だってお姉ちゃんはカリスマギャルだよ?もっと前から仲良かったらとっくにPくんメロメロにしちゃってるって!」

みりあ「そっか、じゃあ美嘉ちゃんは違うねー」


未央「美嘉ねぇのライブ・・・あっ、バックダンサーする私たちに茜ちんとみほちーがアドバイスしてくれる前に、プロデューサーが二人と話してたってスタッフさんが噂してたの聞いたことがある・・・!」

李衣菜「茜ちゃん・・・はっ、おでん作った時に自然に混ざっていた・・・!?」

美波「じゃあ、茜ちゃんが・・・?美穂ちゃんはどうかしら・・・?」

智絵里「美穂ちゃんは、卯月ちゃんからプロデューサーさんがどういう人かって聞いたって言ってたし、違うんじゃ―」

みく「―待って・・・おかしい・・・」

かな子「お、おかしいって・・・?」

みく「あの時美穂ちゃんは、暗いところでPちゃんを見て驚いて3分気絶してたって言った・・・」

かな子「う、うん・・・」

みく「・・・・・・舞台裏も暗い」

かな子「!?」

みく「美嘉ちゃんのライブ、冬のライブ、どっちでもPちゃんと会ってたのに?気絶?絶対におかしい・・・」

かな子「そ、そんな・・・?!」

それなら・・・!
どうして武美穂のSSがどこにもないんだ・・・!


かな子「でも、それじゃプロデューサーさんも嘘をついたってことに・・・!私達が来るまでの時間、二人で・・・!?」

みく「そ、外に女がいるってどういうことにゃ!!!」

文香「ひっ!?」

凛「お、おおおお落ち着きなって・・・!」

奏「まだ決まったわけじゃ・・・!」

凛(嘘・・・―はっ・・・?!か、楓さんを初めて見た時、あいさつしたのは同じ事務所だからって・・・)

凛(間違ってはいない・・・間違ってはいないけど、なにかごまかされた・・・!?)

凛(こ、これは黙っていよう・・・!うん、絶対に今言っていいことじゃない・・・!)キリキリ

卯月「そういえば、初めて楓さんを見かけたときも、挨拶したのは同じ事務所だからって・・・!プロデューサーさんがごまかした・・・プロデューサーさんがごまかした・・・」

凛(・・・・・・うづきぃ・・・)



アーニャ「・・・確認、しにいきますか?」

凛「!?」

奏(それだけは本当にまずい・・・!)




文香(まだ・・・まだなんですか・・・!?)キリキリ



美波「そうね・・・聞きに行きましょうか」

美波(過去の関係は綺麗にしておいてほしいし・・・)

智絵里(私にはプロデューサーさんだけ・・・プロデューサーさんには私だけ・・・)



文香(これ以上は、流石にもう・・・!)



ガチャッ

ありす「あの・・・失礼します」



文香「ありすちゃぁあああああああん!!!」ダダダダダッ ギュー

ありす「ふ、文香さん・・・!?」

文香「待って、待っていました・・・!私、もうお腹が・・・!」キリキリ

ありす(そんなにお腹すいてたんだ・・・)

・・・


・・・

文香「すみません、少々取り乱しました・・・」

凛(逃がしたありすを呼んでいた・・・?どうして・・・?)

奏(これが・・・言っていた策・・・?)

凛(まあ、今ので殺気立ってたのが少し収まったけど・・・)

文香「んんっ・・・実は、ありすちゃんにはこの度のお礼のために得意料理を作っていただいていたのです」

文香「その・・・あまりに空腹だったので私の分もお願いして・・・」





文香(・・・・・・ありすちゃんの料理、なかなかエキセントリックであると聞き及んでおります・・・)



ありす「部屋を探してる間に冷めてしまってはと思って、今は一皿だけしか持ってきていないので・・・」コトッ



凛(文香はいったい何を・・・?)



ありす「皆さんの分はプロデューサーさんが帰ってきたらすぐにお持ちいたします」パカッ



文香(・・・・・・大変なことをうやむやにするのなら、もっと大変なことを起こせばよかったのです・・・)






ありす「お待たせいたしました、文香さん。橘流いちごパスタです」ホッカホカ



凛(テロ・・・!?あ、みんな引いてる・・・!)

奏(爆破オチ・・・!)




文香(私と・・・ありすちゃんと・・・クローネのみんな・・・)



文香(それを救ってくれた恩人を守れるのなら―!)



文香「いただきます・・・!!!」



パクッ



バターン



凛「ふ、文香ああああああああ!!!」



・・・


・・・



文香(実はありすさんが到着する前にはもう凸レーションの方々はいませんでした・・・きっときらりさんでしょう・・・子供に見せるような事態ではありませんでしたからね・・・)



文香(・・・・・・霞む視界・・・遠のく意識の中で、私は確かに見ました・・・)



文香(私を心配し・・・先ほどまでいがみ合っていたことを忘れ・・・慌て、救助に動かれる様を・・・)



文香(愛に狂わされようとも・・・彼女たちには確かに良心が残っていると・・・私は信じていました・・・






―・・・こうして、一人の文学少女の儚い命と引き換えに争いは終結し、

輝く星を目指す少女たちは、愛する人と、大切な仲間たちと

いつまでもいつまでも、仲良く平和に暮らしましたとさ・・・―



お・わ・り








凛「文香ああああ!!!」ユッサユッサ

文香「やめ、やめて凛ちゃん・・・いま、今ね・・・今綺麗に終われるところだったの・・・あと出ちゃう、出ちゃうから・・・」ガックガック


奏「いいえ、終わったわ・・・」

文香「奏ちゃん・・・」

奏「安心して、医務室よ」

奏「今頃みんな、プロデューサーさんと仲良くやってる・・・・・・はずだから」

文香「・・・間が気になりますが、私たちは勝ったのですね・・・ありすちゃんにもちゃんと埋め合わせをしないと・・・」ウルッ

奏「あれ、意外と美味しかったわよ?体調が万全だったら、きっとこうならなかったわね。こういうのも怪我の功名っていうのかしら?」

文香「それは・・・余計に申し訳ないことをしてしまいました」


文香「では・・・行きましょうか」

凛「?行くって・・・?」

奏「確認しに行くのね・・・外にも火種があるって分かってしまったから・・・」

文香「ええ・・・この事態を穏便に片づけられるのは、私たちしかいませんから」

凛「そんな・・・」

奏「凛ちゃん・・・」ポンッ

凛「奏・・・」



奏「私たちの戦いは・・・これからよ」






う・ち・き・り




切りがいい?ところなのでここで一旦終わらせます

長い間お付き合いいただきありがとうございました

遅い進行で本来の予定の半分にも到達できませんでしたが楽しく書かせていただきました

機会があれば>>426のメンバーで続きを書かせていただければと思います。フォローも含めて

お読みいただきありがとうございました

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