蘭子「混沌電波第30幕!(ちゃおラジ第30回)」 (37)

ちゃおラジの続編です。今まで読んでなくても大丈夫です。
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莉嘉「カブトムシいっぱい入れるのがアタシ流だよ☆」
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飛鳥「ラジオネーム『真っ黒場』さんからのお便りだよ」

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バレバレスパイのデニスの正体がついにバレましたね。スパイだったこと自体に驚きはなかったんですけど、古代の機械には驚きました。何で今まで犬が1枚も来なかったのか不思議でなりません。それにしてもメインキャラが古代の機械使ったことで一気にOCG化の目が出てきましたね。オベリスクフォース創始者の菜々さんファンでEm古代の機械使いとしては最高の朗報でした。次回黒咲さんにフルボッコにされるのを楽しみにしています。
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飛鳥「だったら何で負けることを望んでるのかな?」

飛鳥「この『ちゃおラジ』はゲストを呼んで掘り下げてく番組だよ。パーソナリティーはちゃおっす!二宮飛鳥と」

蘭子「混沌!神崎蘭子と」

のあ「カオス!高峯のあでお送りするわ」

飛鳥「そもそも菜々さんファンなのはともかく、Em古代の機械使いっていうのはありえないよね」

蘭子「領域に重なり合う所がないしな!(カテゴリ同士のシナジーが全くないですしね)」

のあ「もしEmの融合がないならセレナ戦は完全に事故になるわね。むしろアニメじゃなかったらもっと事故るとしか思えないわね」

飛鳥「明日から莉嘉の甲虫装機がCGIに追加されるよ」

蘭子「煉獄甲虫も入っておるぞ!(インフェルニティ・ビートルも入ってます)」

のあ「莉嘉らしいわね。いっそのことポセイドン・オオカブト入れるのもありかしら」

飛鳥「出せなくはないけど戦術的にはそこまで入れる必要性はないよね」

飛鳥「そろそろゲストを呼ぼうか」

のあ「今日は誰が来るのかしらね」

蘭子「予知できぬから我は札を引くのだ!では今宵の生け贄を召喚するぞ!今宵の生け贄は…原初の三乙女!(わからないから私はカードを引くんです。それでは今日のゲストを呼日ます。今日のゲストは…この人たちです)」

凛「蒼!渋谷凛だよ。久しぶりの人も多いかな。今日はよろしくね」

加蓮「昔とは違うんだよ♪北条加蓮だよ。今日は倒れないように頑張るね」

奈緒「べ、別にちゃおっすなんか言わないんだからな!神谷奈緒だよ。今日はよろしくな」

飛鳥「よろしく」

蘭子「歓迎するわ!(よろしくお願いします)」

のあ「よろしく」

飛鳥「さて、ツイッターの反応は」

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トライアドプリムスキター!
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やはりクローネか!
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茶蒼っす!
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開幕ツンデレいただきました。
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加蓮ちゃん倒れないですよね?
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加蓮「だから大丈夫だって…うっ。パタリ」

奈緒「加蓮?!大丈夫か?」

加蓮「は、ハァハァ。だ、大丈夫だよ」

奈緒「とてもそうは見えないぞ!何かできることあるか?」

加蓮「な、奈緒がネコミミつけて『お嬢様しっかりするにゃん!』って言ったら治るかも…」

奈緒「わかった!…って明らかに仮病だろ!」

凛「今頃気付いたんだ」

蘭子「疾くせよ尖照の乙女!時は有限なるぞ!(早くして下さい奈緒さん。尺が足りなくなります」

奈緒「だったらこの茶番を早くやめさせろよ!大体ネコミミなんてないだろ!」

のあ「あるわよ」

奈緒「何であるんだよ!」

のあ「ネコミミメイドよりはいいでしょう?早くしないと話が進まないわ」

奈緒「あーもう言えばいいんだろ言えば!」

のあ「ならネコミミつけなさい」

奈緒「わかったよ。つけるよ!お、お嬢様しっかりするにゃん!」

加蓮「ありがとう奈緒!おかげで治ったよ」

奈緒「もうその小芝居はいいって!それよりちゃんと編集するんだろうな?」

蘭子「…この電波は直に現世に降り注いでおるぞ?(このラジオは生放送ですよ)」

奈緒「はあっ?!これ生放送なのか?」

飛鳥「もちろん。そうでなければツイッターが来るわけないよ」

凛「焦り過ぎだよ奈緒」

奈緒「ニヤニヤすんなよ!あーもう二度とやらないからな!」

飛鳥「それではまず質問に行こうか」

奈緒「質問かー。何か嫌な予感がするな」

加蓮「凛って前この番組に出たんだよね。どんな質問だったの?」

凛「正直お察し下さいとしか言いようがないかな」

蘭子「左様。それはこの電波が継続する限り変化することはない!(その通りです。それはこの番組が続く限り変わりません)」

のあ「そういうことね。では最初の質問に行くわ。ラジオネーム『クラウン』さんからの質問よ」

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凛ちゃんに質問です。クローネにも参加したことで飛鳥ちゃんとのあさんの枠を奪ったことについてどう思ってますか?
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凛「それはドラマ脚本に言ってとしか言えないんだけど」

加蓮「確かに凛が入らなかったらトライアドプリムスはクローネに所属してなかったよね。美城常務が求めてたのはアタシたち3人の相性なわけだしね」

飛鳥「そうなると空いた枠にボクたちが入ってた可能性はあったかもね。話の展開的にありえないけどさ」

凛「まあ美城常務なら他にも候補はいただろうし、その候補でも結果は出せたと思うよ」

のあ「そうね。おそらくそれだけの能力はある設定だったと思うわ」

奈緒「だな。だからこそ美城常務がやってることって何かおかしい気がするんだよ」

蘭子「ム?何が腑に落ちぬと申すのだ?(どこがおかしいと思ってるんですか?)」

奈緒「だって美城常務は美城プロの業績を上げるために美城の伝統的なやり方でのプロデュースにこだわってるわけだろ?だったらまずは現状のプロデュース方法で上に行けてないアイドルを伝統的なやり方でプロデュースするべきじゃないのか?下の方が上に行けば業績は上がるし、現状のやり方ではダメだってつきつけることもできるだろ。何で手始めに現状のやり方で結果が出てるアイドルの方向性を変えるとかいうファン離れ起こす可能性がある博打から始める必要があったんだ?」

加蓮「確かにそうかも。少なくとも方向性変えるならクローネの後の方がよかったような気がするよね。だって唯とかフレデリカとか明らかに本来の個性とかイメージは美城の伝統的な物とは違うわけじゃん。それで先に成果を上げた方が反発は少なかったんじゃないの?」

のあ「そんなの美城プロの可能性を見極めるために決まってるじゃない。そのために敵の旗印に集う戦力を強化したのよ」

凛「敵の旗印って…もしかしてシンデレラプロジェクトのこと?」

のあ「ええ。まずは自分のやり方に反抗するであろう敵として武内Pを定める。その後でプロジェクトの解散を宣言して、個性を排した美城の伝統的なプロデュースを掲げる。案の定対案を出してきたのを見計らってシンデレラプロジェクトを路線の干渉がない聖域として定め、実績を上げてて方向性が合わないアイドルを集めることにしたというわけよ」

飛鳥「なるほど。それなら心とか瑛梨華にはノータッチなのは頷けなくはないね。知名度がないアイドルを加えてもお荷物になるだけだし、前のイメージが周知されてると過干渉をなくして前の路線に戻してもアイドルたちは事務所の事情に振り回された被害者になるから非難の矛先を逸らせるよね」

蘭子「汝は物語を紡ぐべきだ!(小説家になるべきですね)」

凛「じゃあ夏樹に全部美城常務が用意した人たちに従うように言ったのもわざとってこと?」

のあ「そういうこと。もしシンデレラプロジェクトが成功しても個性をいかしたプロデュースで業績が上がるなら言うことないし、成果を上げられなくても強化された素材を自分のやりたいプロデュースに使える。美城プロとしては美城常務が今後どれだけプロデュースに関わるかの違いだけで、業績が上がれば万々歳なのよ」

奈緒「すごいな美城常務。そこまで考えてたのか」

のあ「なんていうのはさすがに美城常務に夢を見すぎよね」

奈緒「はあ?!どういうことだよ」

のあ「少なくとも最初は単に視野が狭かっただけなんでしょうね。本気で成功の形は美城の伝統的なやり方しかないと思ってたし、見えない星はないのと同じだと思ってたんでしょうね。だから成果が上がってないアイドルが自分のやり方がそぐわなくても関係ないから方針転換しなかったのよ。わざわざシンデレラプロジェクトや他のプロジェクトからクローネのメンバーを募ったのも、そのクローネに本来自分のやり方とはそぐわないアイドルを入れたのもどんなに自分のイメージにあった個性があっても輝きが見出だせなかったからじゃないかしら。他の人や自分の目に光がとどかない星なんて切り捨てても構わないから何もしてないんでしょうね」

加蓮「えー。それって酷くない?」

飛鳥「まあ結局の所結果が全てだからね。方針転換がなかった組もクローネに選ばれなかった組も目をつけられるような結果を出すことを望むよ」

凛「でも秋の発表会で少しは考え方も変わったんじゃない?今の立場じゃ見えないこともあることや、自分の目が全てに行き届くわけじゃないとか色々なことがわかるようになったんじゃない?」

蘭子「進化するのは無口なる巨人だけではないということだな!(成長してるのは武内Pさんだけじゃないというわけですね)」

のあ「どっちも不器用で頑固なのは変わらないと思うわ。最終的には知名度が低いアイドルを美城常務の企画で飛躍させるとか、育ったアイドルを美城常務の立ち上げた企画に使うとかいうWin-Winの関係で共存していく気がするわ」

奈緒「…何かやけにメタ発言多くないか?」

のあ「だって*に夏樹が入ってアーニャがクローネでソロな時点でにゃん・にゃん・にゃんはないし、蘭子が小梅と組んだことでダークイルミネイトもないでしょう。後は特番、卯月復活、特番、シンデレラの舞踏会の流れだからもう出る可能性は低いからはっちゃけてもいいじゃないの」

飛鳥「メタ発言が過ぎるけど出番がなさそうなのは認めるしかないよ。せめてゲスト的なポジションで出れることを祈るしかないね」

のあ「次はラジオネーム『ヒールァー』さんからの質問よ」

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加蓮ちゃんに質問です。今まで何種類の病気に加蓮ちゃんの名前がつきましたか?
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加蓮「いや、何種類とか体操の技みたいに言わないでよ」

凛「自分の名前がつくってことは未知の病で、治療法が存在しないってことだよね。まさかそんなに体が悪かっただなんて…」

加蓮「だからアタシの名前はついてないって。ただ不治の病はあるんだよね」

奈緒「マジかよ…。何でそんなことになってたのに言ってくれなかったんだ!」

飛鳥「一応聞いておくけどどんな病気なのかな?」

加蓮「ケホッ。奈緒かわいいいじりたい症候群だよ」

奈緒「か、かわいいとか言うな!」

蘭子「汝は何処の拳聖なのだ!(どこのブロキーナ老師ですか)」

奈緒「ってそうだよ!奈緒か、か、かわいい症候群でセキが出てたまるか!」

のあ「赤面かわいいわね。やっぱり奈緒はいじり害があるわ」

加蓮「気が合うね。のあさんはアタシの最初の同志だよ」

凛「ふーん。私は同志じゃないんだ」

奈緒「加蓮。凛も同志にしてやれよ。…ってこれじゃアタシいじってほしいみたいじゃないか!」

加蓮「大丈夫だよ。ちゃんと凛かっこかわいいからかいたい症候群もあるから」

奈緒「いや、そういうことじゃないだろ!」

凛「まあ悪くないかな」

奈緒「悪くないのかよ!」

のあ「最後はラジオネーム『サーバー』さんからの質問よ」

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奈緒ちゃんに質問です。奈緒ちゃんが菜々さんと違って3歳サバ読みしてるって本当ですか?あ、ちなみに菜々さんがサバ読んでる年齢が3歳で済むとは思ってないです。
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奈緒「サバ読んでないから!後菜々さんは関係ないだろ!」

凛「そうだね。奈緒がやってるのは逆サバだよ」

奈緒「だから年齢詐称してないって言ってるだろ!」

加蓮「わかってるって。ただかわいい妹だとは思ってるよ」

奈緒「妹って何だよ!アタシは一番年上の17歳だぞ!」

のあ「つまり菜々さんと同い年ってことかしら」

奈緒「……。え、ああ。と、当然だろ!」

加蓮「ああ。かわいそうな菜々さん。同じいじられ役の奈緒にまで見捨てられるなんて…」

奈緒「…確かに奈緒さんこの番組ではいじられてるな。ナチュラルに*の追加メンバーからハブられてたし」

のあ「これでもまだマシよ。シンデレラジオと違って自宅には手を出してないもの」

蘭子「それは試金石が誤っておるだろう!(それは比較対象が間違ってますよ)」

飛鳥「うん。シンデレラジオと同じレベルとか問題ありすぎだよね」

ミスです。菜々さんです。奈緒は自分にさん付けしてるわけではないです。

のあ「以上で質問を終わるわ」

奈緒「やっと終わったか。何だか変な質問しかなかったな」

加蓮「アタシとしては満足かな。奈緒のかわいい所たくさん見れたしな」

奈緒「だからか、かわいいって言うな!」

凛「だって本当にかわいいから。かわいい所見たいからついいじりたくなっちゃうんだよね」

奈緒「な、何だよそれ!バカじゃないのか!」

飛鳥「でも口元は笑ってるよ」

奈緒「はっ?!ウソだろ?!」

蘭子「偽りだ!だが間抜けは見つかったようだな!(ウソです。ただ喜んではいたみたいですね)」

奈緒「か、勘違いするなよ!アタシはかわいいなんて言われてもうれしくないんだからな!」

のあ「はいはい。ツンデレツンデレ」

奈緒「だからツンデレとか言うなって!」

飛鳥「次は『闇変換』のコーナーだよ。これはゲストにちなんだ物を蘭子の言葉で言い換えたコーナーさ」

奈緒「蘭子の言葉でか。難しそうだな」

凛「そうだね。前出た時もよくわからなかったよ」

加蓮「凛でも答えられないんだ。中二病レベルが足りないのかな?」

凛「私中二病じゃないんだけど」

のあ「その割には軽く中二病入ってること言ってるわよ」

凛「そうかな?自分では自覚ないんだけど」

蘭子「ククク。我が瞳の力とくと見よ!(私が何を書いたか考えて下さいね」

飛鳥「最初の言葉はこれだよ」

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壁華から中央へ
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凛「うん。やっぱりよくわからないね」

奈緒「そもそも3人もいたら誰のかわからなくないか?」

加蓮「あはは。確かにそうだよね。でも誰のことかわかっても答えられる気しなくない?」

のあ「ヒントが必要かしらね。蘭子」

加蓮「儚き病姫にも関わりがあるぞ!(加蓮さんにも関係があります)」

加蓮「…あ、アタシのことか。一瞬まゆかと思っちゃったよ」

凛「ある意味病んでるからね」

奈緒「それにしても加蓮と組んだのはアタシと凛のどっちだよ。それとも両方と組んだのか?」

飛鳥「さすがにこれで絞りきれるわけないよね」

飛鳥「まだヒントが必要かな。蘭子」

蘭子「これが時戻しの秘法だ!(過去のコミュニケーションをまたすることができます)」

凛「…あれ?突拍子もないことのはずなのに覚えがあるような気が)」

奈緒「はあ?それってどんな状況だよ」

加蓮「空の上のファンタジーとか?」

凛「いや、あれとは違うような気が」

のあ「グラブルは関係ないわ。あくまでこの世界で完結していることよ」

のあ「次でわかるかしらね。蘭子」

蘭子「ククク。頂点として新たな始まりを迎えるのは真よきものだな!(シンデレラガールとして周年記念を迎えるのはいいものですね)」

凛「シンデレラガール?でも新たな始まりって言ってたし…。アニバーサリーかな」

奈緒「あー。そう言えば凛はニュージェネとしてイベントに出た次の年にシンデレラガールで主役になったんだったな」

加蓮「アタシも最初のアニバーサリーのイベントに出たよ」

飛鳥「正解だよ。頂点でわかるかな」

奈緒「それにしても時戻しってどういうことだ?」

凛「多分シンデレラガールとプロデューサーが二人きりで過去のアイプロ振り返ることを言ってるんじゃないの?」

蘭子「フッ。あれぞ勝者に与えられた特権だ!(あの時はシンデレラガールになって本当によかったです)」

加蓮「いいなー。それ愛梨の時もあったのかな?」

のあ「多分なかったんじゃないかしら。振り返れる程アイプロやってなかったもの」

飛鳥「そう考えると少し運が悪かったかもね」

飛鳥「今年の主役は周子だね。アニバーサリーが来たらこの事務所は4周年ってことになるのかな」

凛「時が経つのは早いね。私ももう…あれ?15歳から変わってない?」

蘭子「もしや偶像になってから凍れる時の秘法を施されたか?!(もしかしてアイドルになってから年とらなかったんですか?)」

奈緒「信じられないけどそういうことになるな。もしかして菜々さんは本当に永遠の17歳だったりするのか?」

のあ「ないわね。菜々さんの時が止まったのは17歳よりずっと後のはずよ」

加蓮「だよね。だってそうじゃなきゃみんな年取らないのにわざわざ永遠のなんてつけるわけないないじゃん」

凛「プロフィールの段階ですでに墓穴掘るなんてさすが菜々さんだね」

飛鳥「次の言葉はこれだよ」

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小手先の幻術
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加蓮「うーん?何だかピンとこないね」

凛「小手先、ねえ。その場しのぎなんてした覚えないんだけど」

奈緒「そう真面目に捉えない方がいいんじゃないか?」

蘭子「いかにも!我が輩こそが真の悪である!(奈緒さんの言う通りです)」

のあ「まあ考え過ぎてわからなくなるような問題ではあるわね」

のあ「ヒントが必要ね。蘭子」

蘭子「変幻自在の魅惑の魔法よ!(色々変わってきれいですよね)」

凛「メイク…は違うね。アイドルならみんなしてるし」

加蓮「そうだね。メイク得意な人は他にいるからアタシたちを指すわけないし」

奈緒「何となく近いニュアンスではあるんだろうな」

飛鳥「うん。なかなかいい線はいってるの」

飛鳥「もう少しかな。蘭子」

蘭子「答えはすでに汝らの手にあり!(答えは手を見ればわかります)」

加蓮「手?…もしかしてネイル?」

奈緒「小手先ってそのままだな」

凛「確かに難しく考え過ぎてたかも」

のあ「正解よ。シンプルに考えた方が見えてくることもあるわ」

凛「加蓮のネイルってきれいでセンスいいよね。爪のおしゃれをすると自分までかわいくなった気がするよ」

加蓮「それほどでもないよ。アタシは凛と奈緒のかわいさをもっと引き出してるだけだからそんなこと言われると何だか照れちゃうね」

奈緒「だ、だからかわいいとか言うなって言ってるだろ!」

のあ「それならまあまあネイルどうぞとか言ってみたら?春菜や飛鳥もメガネやエクステを勧めてるわよ」

飛鳥「ボクはまあまあエクステどうぞとか言った覚えないよ」

加蓮「そうしたいのはやまやまだけどネイルってそこまで万能じゃないんだよね。ほら、楽器やスポーツによっては爪が長かったりデコったりするのはダメってこともあるじゃん。そういうのわかってて聞くのもあれだし、知らなくて聞いて断らせちゃうのも何かあれな気がするんだよね」

蘭子「ならば我が爪に魔術を施してはくれぬか?(だったら私の爪にネイルをしてくれませんか?)」

加蓮「もちろんいいよ。蘭子のネイルってすごく考えがいありそうだしね」

飛鳥「それは番組が終わってからじっくりやってよ。最後の言葉はこれだよ」

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偶像死兆星の黒聖衣
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凛「そんな…。まさか加蓮の体がアイドルを引退しないと死ぬ程追い込まれてただなんて…」

加蓮「いや、死でアタシを連想するとかどうよ。大体凛とアタシが来たんだから最後は奈緒に関連した言葉に決まってるじゃん。だから泣き止んでよ奈緒。アタシはそんな病に蝕まれてないからさ」

奈緒「グスッ。べ、別に泣いてなんかないからな!…そ、それにしても聖衣ってことは何かの衣装ってことだよな」

蘭子「今更取り繕った所で遅いぞ!(何事もなかったかのようにごまかすのは無理がありますよ)」

のあ「もう泣いてる声はリスナーの耳にしっかり届いてるわよ」

奈緒「あーもう!いちいちそういうこと言うなよ!」
蘭子

のあ「収拾がつきそうにないからヒントを出そうかしらね。蘭子」

蘭子「やはり鉄の意思も鋼の強さも感じられぬな!(やっぱり自信が持ててなかったみたいですね)」

奈緒「は?何でいきなり黒咲が出てくるんだ?」

凛「そういえばうちでRR使ってるのは乃々だよ」

奈緒「乃々?何か頭が痛くなってきたような気が…」

飛鳥「どうやら出かけてはいるみたいだね」

加蓮「ぶー。2人だけでわかり合ってるなんてずるいよー」

飛鳥「次でわかるかな。蘭子」

蘭子「よもや羞恥心のあまり自ら偶像としての幕を閉じようとするとはな!(まさか恥ずかしいという理由で引退しようとするとは思いませんでした)」

奈緒「あー。ゴスロリか。なんとなくそんな気はしたんだよな」

のあ「正解よ。乃々と引退宣言を結びつければわかるわね」

凛「……」

加蓮「……」

奈緒「な、何だよ2人とも。一体どうしたんだ?」

凛「ご、ごめん。まさか奈緒が恥ずかしいからって引退するようなヘタレだとは思ってなかったよ」

加蓮「今までそんな豆腐メンタルに負担かけてたのかと思うと申し訳なくて…」

飛鳥「それ謝ってるようにバカにしてるよね」

奈緒「ち、違うって単に衣装を脱ごうって話だったんだよ」

のあ「脱ぐなんてずいぶん大胆ね」

奈緒「誰もそうは言ってない!とにかく!あれは乃々がアイドルやめるなんて言うとは思ってなかっただけで、引退するつもりなんてないって!」

加蓮「本当?ずっとアタシたちとPさんのおもちゃでいてくれる?」

奈緒「もちろん!…ってちょっと待て!おもちゃってどういうことだよ」

凛「言質はとったよプロデューサー。みんな、これからもいじられてかわいい反応を見せる奈緒が見られるから安心してね」

奈緒「だから!かわいいとか言うな!」

蘭子「観念するのだな!一度発した言霊の発動は無効化できぬ!(諦めて下さい。一度言った言葉は言わなかったことにはできません)」

奈緒「ああぁ。アタシのバカ!何回騙されたら気が済むんだよ!」

飛鳥「残念ながらそろそろお別れの時間だよ。凛、加蓮、奈緒。今日はどうだったかな?」

凛「奈緒のかわいい所がたくさん出せてよかったよ。3回目があったらまた出てみたいかな」

加蓮「ボケ倒せたから楽しかったよ。奈緒のかわいさはアタシにとって何よりの薬だからね」

奈緒「かわいい連呼するな!何でラジオで恥ずかしい思いしなきゃならないんだよ!…ま、まあ仕事が来るんだったらまたやってもいいぞ」

飛鳥「もっと素直になればいいのに。それでは番組を終わるよ。お相手はちゃおっす!二宮飛鳥と」

蘭子「混沌!神崎蘭子と」

のあ「カオス!高峯のあと」

凛「蒼!渋谷凛と」

加蓮「大丈夫。みんなが選んだゲストだよ。北条加蓮と」

奈緒「ちゃ、ちゃおっす!神谷奈緒でお送りしたよ」

蘭子「それでは皆」

蘭子・飛鳥・のあ・凛・加蓮・奈緒『闇に飲まれよ!』

放送終了後

奈緒「ううぅ。いつもアタシに恥ずかしい思いをさせやがって!こっちも2人を恥ずかしがらせてやる!」

凛「ふーん。面白いこと言うね」

加蓮「やれるもんならやってみてよ」

奈緒「言ったな!やってやるよ!凛、加蓮だ、大好きだ!」

凛・加蓮「「……。奈緒!」」ギュー

奈緒「な、何だよ。離せよ」

凛「私も自分で言ってて恥ずかしくて赤面しちゃう奈緒が大好きだよ」ナデナデ

加蓮「アタシだってブーメランで大ダメージ受けちゃう奈緒が大好きだよ」ナデナデ

奈緒「うー。いつか年上の力で2人をギャフンと言わせてやる!」

凛・加蓮「「ギャフン」」

奈緒「何で今言うんだよ!」

のあ「やっぱり奈緒はいじられてこそかわいさが増すわね」

飛鳥「のあさんにとってはみんないじる対象だよね。まああの3人そろってこそ魅力的なのは認めるよ」

蘭子「これが結束の力だ!(本当にいいユニットですよね)」

おわりです。少し奈緒をいじり過ぎたかもしれません。

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