関羽（仕切り直しだ……）

関羽（玄徳が一人……）

関羽（……くっ！ 耐えろ……）

関羽（……）

関羽（……ふぅ）

関羽（……玄徳が二人……）

関羽（……！！）

関羽（……ふー……ふー……）

関羽（……）

関羽（……玄徳が三人）

ブーーーッ！！！！

関羽（三人か……自己記録更新だな）

関羽（そうだ、玄徳を数えると興奮して眠れなくなるんだから玄徳を数えなければいいんだ）

関羽（ここは普通に羊を数えよう）

関羽（羊が一匹……）









玄徳『あ！ 羊だぁ！！ この羊可愛いですね関さん！』

ブーーーッ！！！！

関羽（可愛いのはお前だ、玄徳）

関羽（ダメだ、玄徳じゃない物を数えても玄徳がやってくる）

関羽（……）

関羽（そういえば今日、バーストファイトやり忘れた）

関羽（玄徳の限定カードを期間内に手に入れなくては……）

関羽（……）

関羽（そろそろ着せ替えシステムが来てもいい頃だと思うな）

関羽（例えば私が着ていたやつを玄徳に着させるとか……）

関羽（……）

関羽（……ないなら妄想するしかない）

関羽（……）








関羽『ほら玄徳、私の水着だ』

玄徳『ええっ！？ いいんですか！？』

関羽『いいに決まってるじゃないか』

玄徳『あ、ありがとうございます！！』

呂布『そんな水着よりもこっちの方がお似合いよ』

関羽『！！？』

玄徳『あ！　呂布さん！』

関羽（おのれ呂布……死んでも私の妄想に現れるか）










呂布『ねえ……私と二人きりでどこかに出かけましょう？』

玄徳『え、ええっ！？　二人きりでですか！？』

関羽『待て呂布！　陳宮はどうした！？』

呂布『死んだわ』

関羽『だったらお前も死んでないとおかしいだろ！！』

呂布『あなたが妄想で私を殺してないのがいけないんじゃない』

関羽『くっ……』

関羽（なんとかして呂布を消さなくては……）










呂布『ねえ玄徳……キスしてもいい？』

玄徳『え、ええっ！？///』

関羽『……ふん、玄徳がするわけないだろう』

呂布『あら……それはどうかしら？』

玄徳『私、関さんとキスしたいです！ 呂布さんとはしたくないです！！』

呂布『！！？』

関羽『消えろ、呂布』

シュウウウウウン……

玄徳『やりましたね関さん！』

関羽『ああ』











関羽（思い知ったか呂布、私の中の玄徳は私にしか眼中にない）

関羽（さて、ここからもっと想像力を働かせて……）










玄徳『か、関さん……』

関羽『なんだ』

玄徳『キス……してもらってもいいですか？』

関羽『……違うな』

玄徳『……へ？』

関羽『『キスしてもいいですか？』だろ？』

玄徳『関さん……』

関『玄徳……』

玄徳『関さん……///』

関羽『玄徳……///』

玄徳『関さん！！』

関羽『玄徳！！』

玄徳『関さん！！ 関さん！！』

関羽『玄徳！！ 玄徳！！』

玄徳『関さん関さん関さん関さん！！』

関羽『玄徳玄徳玄徳玄徳！！』











ブーーーーーーーーーーーーーーッ！！！！！

関羽「」