由紀「サチコさんのおまじない?」 (7)

クロス作品です
がっこうぐらし(めぐねえ生存時)
コープスパーティーBR(ブラッドカバーリピティッドフィアー)
主の自己満により下記作品より5名が登場予定です
やはり俺の青春ラブコメは間違っている
比企谷八幡、雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣、戸塚彩加、材木座義輝
亀投稿になりますので長い目で見てて下されば嬉しく思います
本編
胡桃サイド
私立巡々丘学園
学園生活部部室

「でね…そこの小学校の跡地がこの学園らしいの…そして、夜七時になると……」

この街でパンデミックが起きて数週間が経った
あたし達は今もこうして生きている
めぐねえ、りーさん、ゆき、あと最近合流した、みきに太郎丸

私たちはずっとこうしていられるとおもってた
そうこの時はそう思ってたんだ

「あたしの話は終わったわよぉ…」

めぐねえの話が終わった
まぁ「ヤツら」が出てくる前の私なら飛び上がるほど怖がっていたと思う

「じゃあさ!みんなで記念写真を撮ろうよ!」

由紀がカメラを持って突然言い出した

「おいおい、また急だな」

本当にこいつはいつもいつも世話が焼けるよ

「だって…こうしてみんなでいれる時間が長く続くかわからないし……」

由紀から出た言葉
そのとおりなのだ
いつヤツらに噛まれて仲間入りするかもわからない
奴らの生態もわからな今の現状
いつ死ぬかわからない
たしかに記念に撮っておくのも悪くないか

「そんな事言うなって!あたしらはずっと一緒だろ?なぁ、りーさん?」

りーさんに話をふる

「えぇそうね、あたし達は死なないわよ」

りーさんも今回の事件でだいぶ参ってきてる
いやそれは皆同じだ
表面上は笑えても心のどこかで奴らの恐怖に怯えている

「…そうだならこれやりませんか?」

美紀が紙切れを取り出す

「みーくん、それなに?」

「おまじないです、これをやるとその場にいたみんなが離れずにいつまでも友達でいれる…らしいです…本当は圭ともしたかったんですけど…今はもう…」

そうだこいつにだって大事な友達がいる
学園生活部に入る前の…
あたしにだって……

「そうね、みんなでしましょうか」

今まで空気だっためぐねえが口を開く
こんな時めぐねえがいると本当にありがたい
影は薄いけど
そうこうしてるうちに準備が整った

「じゃあみなさんこのサチコさん人形を囲んでください」

みんながサチコさん人形を囲む形になる

「じゃあ、心の中で「サチコさんお願いします」って…5回数えてください…太郎丸も含めたら6回ですね間違ってもいいですから言い直してはダメですよ?特に由紀先輩は」

そうしてあたし達は願った
これが悪夢の始まりになるとも知らずに




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原作以上の地獄とクロスとは血も涙もないw

>>2
明日に希望を抱く可愛い女の子を絶望にたたき落とすのってとっても楽しいっぽい

「じゃあ、このサチコさん人形のどこでもいいからつかんでください」

そういい太郎丸を含めた6人でサチコさん人形をつかんだ

「じゃあ、爪を使ってつかんだらみんなで引っ張ってちぎって下さい」

えぇ!?ちぎるのか!?
と内心ではおもった
でもまぁこれくらいでみんなが友達で入れるなら安いものか

「せーの…はいっ……じゃあこの紙の切れ端を学生証入れとかに入れてずっと持っててくださいね」

「あいよー」

「分かったわ」

「ありがとみーくん!」

「わんっ!」

みんなが笑顔で相槌をうつ

「これをもってるかぎり私たちはずっと友達でいられるらしいですから」

美紀も今まで見せなかったような笑顔を浮かべている
まぁ過程はどうあれみんなが笑顔でいれるならそれでいいか

「じゃあみんな、寝る時間よ」

「「はーい」」

布団しいて寝ようとしたその時

「ガタガタガタッ」

いきなり部室…校舎が揺れ始める

「え!?なになに?地震!?」
突然の揺れに由紀が声を出す

「みんな落ち着いて!机の下に隠れて!」

めぐねえが指揮を取りみんな机の方に行こうとするが
揺れはひどくなる一方で動けない
そして
バギッ
バギッバギッ

嫌な音を立てながら後者が壊れ始める

「おいおい、嘘だろ!」

「「きやぁぁぁぁぁぁぁぁ」」

chapter1死逢わせのサチコさん

俺ガイルサイド

「いっつ……どうなったんだ?」

周りを見渡すが先程までいた奴らはいない
ふと横に目をやると由比ヶ浜が倒れていた

「大丈夫か…由比ヶ浜?」

肩を揺すりながら名前を呼ぶ

「ん…ヒッキー?私たち…どうなっちゃったの?」

それは俺が聞きたいくらいである

「わからん…だがこの場にいるのは俺達だけだ…仮にほかの奴らもいるとして雪ノ下が俺達を置いていくはずないだろ?」

そうだ
雪ノ下雪乃なら置いていくはずない
そのはずなのだ

「とりあえずここから出よう」

そうだ
出なくては始まらない

「……開かない…」

ドアはまるで空間にピタリとくっついたかのようにぴくりともしない

「どうしよう…ねぇ…みんなは?みんなは大丈夫なのかな?ねぇヒッキー?」

「あぁ大丈夫だ、大丈夫だからな?」

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