橘ありす「シンデレラプロジェクトのお部屋ってここでいいのかな…」 (33)

もしもの妄想話
プロデューサーは武内P表記






ありす(莉嘉ちゃんとみりあちゃんに遊びに呼ばれて来たけど…中にいるかな?)


ありす(よしっ…)


ありす「し、失礼します……あっ」


武内P「橘さん…?お疲れ様です。どうかされましたか?」


ありす「お疲れ様です、あの…み、みりあちゃんとり、莉嘉ちゃんに呼ばれて…」


ありす(なんでこの人しかいないんですか!)


武内P「そうでしたか、お二人ならもうそろそろ撮影から帰って来る頃かと思いますが……」


ありす「あの…なら、ここで待っていてもいいですか?上の階に戻るのも面倒なので」


武内P「ええ、もちろんです」


ありす「じゃあ、そうさせてもらいますね……あと」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1442426368

武内P「はい?」


ありす「こ、この前のライブでは……ありがとうございました……その…帰り送って頂いて」


武内P「いえ…鷺沢さんの具合はいかがですか?その後気になってはいたのですが…」


ありす「も、もうすっかり元気になりました」


武内P「それは良かったです」


ありす「……心配してもらってありがとうございます」


武内P「いえ…また共演の機会がありましたら、よろしくお願いします」


ありす「は、はい…よろしくお願いします」


ありす(怖そうな人だけど…なんとか喋れて良かった)ホッ

数分後



ありす「…………」(タブレットをいじり中)


武内P「…………」(仕事中)


ありす(………早く二人戻ってこないかな…)


武内P「………橘さん」


ありす「え…は、はい。なんです?」


武内P「お茶と紅茶…どちらがお好きですか?」


ありす「えっ…?急になんですか…こ、紅茶ですけど」


武内P「申し訳ありません、お客様にお茶をお出しするのを忘れていたので…紅茶ですね、すぐにお持ちします」


ありす「あっ………お、お構い無く」


ありす(急に喋りかけられてビックリした……)

武内P「すみませんお待たせしました、どうぞ橘さん」


ありす「ど、どうもありがとうございます…わざわざケーキまで…」


武内P「いえ…こちらこそ、お出しするのが遅れて申し訳ありません……もう少しでお二人も帰ってくると思いますので」


ありす「そうですか…じゃあ後少し待たせてもらいます」


武内P「はい。すみません…お待たせしてしまいまして」


ありす「別に平気ですよ」


ありす(この紅茶…良い香り、あ……)


武内P「お口に合えば良いのですが…」


ありす「……甘くて美味しいです」


武内P「ありがとうございます。では…何かありましたら、お声かけください」

ありす「あ、あの……このケーキ食べてもいいですか?」


武内P「ええ、もちろんです」


ありす「えへ、美味しそうな苺ショート……あ、ゴホン…で、では遠慮なく」パクッ



ありす「いただきます…………ふ、ふふふ」


武内P「た、橘さん?」


ありす「ケーキ美味しい…えへへ」


武内P「そ、そうですか……それは良かったです」


ありす「はっ…ゴホンゴホン、すみません取り乱しました」


武内P「い、いえ…気に入って頂けたようで何よりです」


ありす「え、えっと……」


ありす(違うんです!これも苺のケーキが美味しすぎるせいで……何か誤魔化せないかな……そうだ!)


ありす「とっ、ところで知ってますか!?」


武内P「はい?何がでしょうか?」


ありす「苺ってレモンにも負けないくらいのビタミンCを有してるんですよ!知ってましたか? 」


武内P「いいえ、すみません勉強不足で…そうなのですか」


ありす「は、はいっ!風邪とか疲れにも凄く効果を発揮してくれる凄い果物なんです!他にも色々あって…と、とにかく苺は凄いんです!」


武内P「なるほど…それは凄いですね」


ありす(ふぅ……な、なんとか誤魔化せた?)


武内P「他にはどのような事が?」


ありす「えっ……き、聞きたいんですか?」


武内P「ええ、橘さんのご迷惑でなければ……」


ありす「聞いてもあまり面白くないと思いますけど…」


ありす(それに…まだ小学生なのに物知りで凄いですね~、とか言われるのも嫌ですし)


武内P「そうでしょうか?橘さんの今の話はとても勉強になりましたが…」


ありす「………」


武内P「あっ、すみません。無理にとは……」


ありす「な、長くなってしまうと思いますけど……それでもいいですか?」


武内P「はい。よろしくお願いします」


ありす「こほん……それではまず苺の歴史から始めましょう、そもそも苺は~~」

武内P「なるほど…」




一時間後


ありす「というわけなんですよ、知ってましたか?」


武内P「いえ、まさかそんなアプリケーションがあったとは…」


ありす「ふふっ、そうなんです。あと……」


ガチャ


莉嘉「ただいま~…はぁ、ちょっと聞いてよPくん!Pくん!帰りに道がチョー渋滞しちゃっててさぁ、帰るのが……あれ?ありすちゃん?」


みりあ「どうしたの?莉嘉ちゃん……あっ!ありすちゃんだぁ!」


ありす「えっ?あっ、二人とも」


みりあ「ありすちゃん!来てくれてたんだね~、ゴメンね?待ってたよね」


ありす「う、ううん…そんなに待ってないから大丈夫」



武内P「お疲れ様でしたお二人とも」


莉嘉「お疲れ様Pくん!」


みりあ「お疲れ様でした~!」


武内P「お二人もよろしければケーキはいかがですか?」


莉嘉「食べる食べる♪ありがとPくん!」


みりあ「わぁっ、ありがとうございますプロデューサー♪」


武内P「少し待っていてください」



みりあ「えへへ~どんなケーキかなぁ」


莉嘉「カブトムシの形したケーキとかかもよ?」


みりあ「なんか強そう!」

莉嘉「えっへへ~!でしょ?ところで、ありすちゃんはPくんとお話してたの?」


ありす「う、うん…少しだけ」


莉嘉「なになに?どんな話?」


ありす「た、大したことじゃないから…」


莉嘉「えぇ~そう?ならPくんに聞いちゃお!」


ありす「えっ……いや…そ、それは」


武内P「私がどうかしましたか?」


莉嘉「あっ、Pくん!ねぇねぇ、ありすちゃんと何を話してたの?」


武内P「普通のお話ですよ」


莉嘉「なーんだっ、つまんないの~…」


みりあ「でもきっと楽しいお話だったんだね!ありすちゃん笑ってたもんね」


ありす「えぇっ!?そ、そんなことないよ」


みりあ「そう?」


ありす「う、うん」


ありす(笑ってた?き……気づかなかったけどそうなのかな)


武内P「すみません私は少し資料を借りに行ってきますので…これで」


莉嘉「じゃあお留守番してるね。行ってらっしゃい!Pくん」


みりあ「プロデューサー行ってらっしゃい!」


ありす「………」


武内P「ありがとうございます皆さん、では……」

ありす(変わった人だったな…)


武内P「橘さん」


ありす「え?は、はい…なにか?」


武内P「お話、大変…興味深かったです。ありがとうございました」


ありす「あ……べ、別にいいですけど……」


武内P「では失礼します」


ありす(……やっぱり変な人だ)





数日後


テレビ局内


ありす「ふぅ……」


奏「ありすちゃん大丈夫?」

ありす「は、はい……大丈夫です!あと、私を呼ぶ時は橘でお願いします」


奏「ふふっ、本番までまだ時間があるからね?リラックス、リラックス」


ありす「だ、大丈夫です…リラックスしてますから。その…私着替えてきます」


奏「うん、手伝わなくても平気?」


ありす「こ、子供扱いしないでくださいっ」


奏「ふふっ、ゴメンね」





ありす「まったく奏さんは…あっ、この靴…」


文香「どうしたの?ありすちゃん」


ありす「えっ…えっと……」


文香「何かあったの?」


ありす「あの…ステージで履く靴のサイズが合わないんです」


文香「そう…ちょっと待っててくださいね?聞いてきますから」

すいません>>1です
眠すぎるので寝ます一応酉もつけました

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年09月23日 (水) 17:38:33   ID: XECWYn69

武内pとありすは相性良さそう

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom