音無「こんなの酷すぎるだろ!!」 ゆり「逆らうつもり…?」(6)

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の終わり方がbadだったのでhappy方向で書いてみる

訂正、勝手に続き書いてみる

・・・・・・・・・・・
ここに監禁されてからもう何年になるだろうか。
ただ毎日ゆりを求めさせられる日々、隣の部屋から悲鳴が聞こえてくる日々
今の音無はもうただのゆりの傀儡でしかなかった。

・・・・・・・・・
ゆり「3日も来れなくてごめんね、音無君」
ゆりは笑顔でそう言った。
音無「ああ・・・・・・」
こんなやり取りをもう何回繰り返したかも覚えていない
ゆり「こんなところにずっと居るのもなんだからたまには外にでましょうか」
提案というより連行というような形で外に出た

久々の外の空気はもうここが死んだ後の世界だと言うことを忘れてしまう程に
気持ちが良かった。
ゆり「ここ、覚えてる?私と貴方が初めて出会った場所よ」
ゆりは楽しそうに言う、本音を言ってしまえば自分自身も楽しかったのかもしれない。
音無「何年もあんな所にいればどこかも分からないだろ」
ゆり「あら、何年って言うほどでは無かったけど?正確には1年と3ヶ月ね」
よくそこまで覚えているものだと思う。
ゆり「ねぇ音無君?」
音無「?」
ゆり「私にちゃんと付き従うって誓うならあそこから出して、私の同室に
   してあげてもいいのよ?」
これも提案ではなくむしろ命令だった
・・・・・・・
直井「音無さん、お久しぶりです」
不思議と顔を見れば名前が浮かんできた
音無「直井か・・・・・」
直井「音無さん、この後少し2人だけで話、できますか?」
音無「だ、そうだ。どうだ?ゆり」
ゆり「構わないわ」

・・・・・・・・
不思議とゆりはあっさり会談を許可してくれた。
何か思惑でもあるのだろうか?
ゆり「じゃ、また後でね、音無君」
音無「ああ・・・・」

・・・・・・・・・・・・・
直井「早速ですが音無さん、今覚えている事ってどれくらいありますか?」
直井が医者のような事を聞いてきた
音無「・・・・・・・」ツラツラ
直井「では、立華かなでのことは覚えているんですね?」
音無「ああ・・・」
直井「その立華かなでの事なんですが、今彼女の能力が少しずつですが
    戻っているんです。今はハンドソニック、ディストーションだけですが」
音無「どうしてだ?竹山がエンジェルプレイヤーを破壊したのに!?」

直井「僕の催眠術で従わせたpcオタのnpcに復旧させているんです」
それは願ってもない言葉だった
音無「じゃあお前は今までずっとゆりにバレないようにその作業をやってたのか?」
直井「はい、ずっと。」
音無「ナンデ!?ドウシテ!?」
直井「戦線を昔の姿に戻すためです」
直井が直井じゃなかった
直井「僕が神として統治したいsssはこんな鬼畜集団じゃない。
    もっと馬鹿な組織なんです。」
訂正、やっぱり直井だった
音無「お前、まだそれ言ってんのな」
直井「はい、神なので」

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