リグレット「起きなさい、ルーク」(8)

『……ううん』

『どうした?悪い夢でも見たのか?』

『……僕が、すっごいワガママで、街を壊しちゃう夢』

『っぷ……』

『ちょ、ちょっとなんで笑うの』

『ふふ、お前にそんな事ができるか』

『そ、そうだけどさ……』

『お人好しなお前がそんな事をしたら、自殺する落ち込むさ』

『……』

『それにな、ハル』

『うん?』

『仮にそんな事をしても、私は……何時だってハルの横にいる』

『うん……ありがとう、ジゼルねえさん』

リグレット「……朝か」

リグレット(もう、7年か……)

リグレット(ひどく、懐かしい夢だ)

リグレット(まだ、終わって無いのに、もう現実と思ってしまっている)

リグレット(……あと、もう少しだからな)

リグレットの枕元には小さな写真の入ったロケットがあった
パキリ、とリグレットはロケットを開く

リグレット「ハル……」

そこには、朱色の髪と翠の目をした少年がいた

というわけでtoaのパロでもやってみようかと
適当に始まって適当に終わる予定

リグレットとルークが姉弟だったら?という内容

作者の記憶が曖昧なのでそこら辺は勘弁してくれ

補足

リグレット=ジゼル・オスロー

ルーク=ハル(この話の中での設定)

マルセル・オスロー リグレットの弟。たしかこんな名前だったはず

ルーク「ヴァン師匠!?」ヒュッ

ティア「邪魔を!」ガン!

キィィィィン

ヴァン「しまった!」

ルーク「な、なんだ!?」

ティア「超振動が……!」

ルーク「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ティア「きゃぁぁぁぁぁ!」

パシュゥゥゥゥゥン

タタル渓谷

ティア「……痛ぅ」

ティア「ここは……」

ティア「綺麗……」

ティアの目の前には光る花、セレニアが咲き誇っていた
辺りは夜。随分と気絶していたようだ

ティア「……!」

ティア(見とれてる場合じゃない!さっきの超振動……一体誰が)

ティア(……!!)

ティア「……ハ……ル……?」

ルーク「……うーん」

ティア(ど、どうしてハルがここに……!?)

ティア(と言うより、本当にハル……なの?)

ティア(で、でも……キムラスカの軟禁状態の人は……)

ティア(と、とにかく起こさなきゃ……!)

ティア「起きて!」ユサユサ

ルーク「う、うーん……」

ティア「起きてってば!」

ルーク「こ、ここは……」

ティア「ここは、あいにく私にもわからないわ」

ルーク「お、おまえは!ヴァン師匠を襲おうとしてた奴だな!」

ティア「……!それは、貴方には関係無いことよ」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom