提督「金剛姉妹とケッコンカッコカリ?」 (53)

※他にもスレ立ててるので今日か明日中に終わらせる
※息抜き

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−司令室−

金剛「やっぱり紅茶は美味しいネー」ゴクゴク

比叡「このスコーンもいいですよお姉様」モグモグ

榛名「比叡お姉様、急に食べ過ぎると喉に詰まってしまいますよ」

霧島「このマイク欲しいわね」ペラッ

提督「……」


提督「よし、ケッコンカッコカリするか」

金剛姉妹「」ブフッ!

比叡「」ングッ!

榛名「」ピタッ!

霧島「」キラーン!

提督「でも指輪は一つしかないしどうしようか」

金剛「」ガタッ

比叡「」ガタッ

榛名「」ガタッ

霧島「」ガタッ

提督「どうした?」


金剛「へ、ヘーイ提督ー、その指輪誰に上げるんですカ?」

提督「それが迷うんだよ。今最高練度なのは金剛姉妹だけなんだが指輪は一つしかない」

提督「でも喧嘩の種になってはいけないし処分してしまおうか」

金剛「」バンッ!

比叡「」バンッ!

榛名「」バンッ!

霧島「」バンッ!


比叡「なに言ってるんですか司令、私達が喧嘩なんてするはずないじゃないですか」

霧島「そうですよ、何を勘違いしてるかわかりませんが私達は司令の事を好きな訳じゃないんですから喧嘩なんてする必要ありませんよ」

榛名「そうです、提督は少し自意識過剰です。私達は強くなってこの鎮守府に貢献する為にケッコンカッコカリするんです」

提督「そうだったのか、気付かなかったぞ」

金剛「当たり前デース!そもそもこの鎮守府に提督の事が好きな艦娘なんていませんヨー」ヤレヤレ

提督「だがケッコンカッコカリって好きな人に渡すみたいだし俺にはまだ早いような気がするんだが」

金剛「提督もまだまだチャイルドですね。今時指輪なんて誕生日プレゼントでも渡しマスヨー」

榛名「そうです。今の時代指輪は装飾品ですよ、ファッション感覚で皆身につけてます」

提督「初めて聞いたな」


霧島「ではどうでしょう司令、私達が軽ーく話し合って決めるんでその相手に指輪を渡すというのは」

提督「まあそれならいいか」

金剛「じゃあ部屋に戻って話すネー」

提督「お前達今ここでティータイムしてたしここで話し合えばいいじゃないか?」

比叡「こんな汚い所でティータイムなんてできるわけないじゃないですか!」クワッ!

提督「えぇ……」

榛名「比叡お姉様の言うとおりです!この部屋は埃がとても多いです!榛名アレルギーになっちゃいます!」

霧島「私のデータ分析によるとその原因の99%が司令にあります」

提督「えぇ……」


金剛「比叡、榛名、霧島、部屋に戻ってティータイムをやり直しまショウ」

比叡「いやーやっぱりティータイムは私達の部屋でするのが一番ですね」

榛名「提督はここの掃除をしておいてください。5時間位掛けて」

提督「そうか、わかった」

霧島「まあ私達は部屋に戻ってゆっくりとティータイムの続きを楽しみつつついでにジャンケンでもして指輪は誰がするか決めるんで」

提督「わかった。決まったら報告に来てくれ」


金剛「わかったヨー。さ、皆行きまショウ」ゴキゴキ

比叡「はいお姉様!」ブンブン

榛名「榛名は大丈夫です」バキバキ

霧島「マイクチェック、ワンツー」グリグリ

提督「(これから最難関海域を攻略する時みたいな気合いの入り方だな)」

扉『』バタン

提督「……行ったか」

提督「……電」

電「はいなのです」シュタ

提督「どう思う?」

電「あの四人が本気で争ったら鎮守府が塵になるのです」

提督「……」

電「……」

提督「あいつらが暴走しないよう見張っとけ」

電「終わったら膝枕してくださいね」

提督「ああ、わかった」

電「了解なのです」スゥ

提督「あいつ等も電くらい素直ならいいのになぁ」ハァ

ここまで。続きはでき次第(今日中)


―金剛姉妹の部屋―


金剛「だあああああからテートクの指輪を手に入れるのは私デース!」

比叡「何を言ってるんですか!いくらお姉様だからってダメですよ!」

榛名「勝手は!榛名が!許しません!」

霧島「ここは折衷案で私が貰いましょう」

金剛「どこが折衷案なんデスカ!」


比叡「金剛お姉様は司令の事が好きな艦娘なんて居ないって言ってたじゃないですか!」

金剛「あれは言葉の綾デース!」

榛名「それを言ったら比叡お姉様だって司令室が汚いとか嘘言ってたじゃないですか!榛名は心が苦しかったです!」

比叡「榛名もノリノリだったじゃん!?」

霧島「一旦落ち着きましょう。まずなんだかんだ言って私達は全員司令が好きという事でいいですね?」

金剛「イエース」

比叡「そうね」

榛名「はい」


霧島「ではどうでしょう?何か勝負をして決めるというのは?」

金剛「勝負デスカー」

榛名「何がいいでしょうか?」

比叡「四人で戦って最後まで立ってた人の勝ちでいいんじゃない?」

霧島「そんな事をすればこの鎮守府が廃墟になりますよ」

金剛「ではジャパンの伝統的勝負、相撲なんてどうでショウ?」

比叡「ルール知ってるんですか?」

金剛「サークルの中でどちらかが死ぬまで戦うコロッセオみたいなものでショウ?」

榛名「違いますよ……どの道それじゃあ鎮守府が終わります」

榛名「榛名は料理勝負を提案します!」

金剛「それは不公平な気がシマス」

比叡「そうよ、それじゃあ私の圧勝じゃない!」

霧島「そ、そうですね……」

金剛「イ、イエースイエース……」

榛名「ごめんなさい……榛名が間違ってました……」

比叡「どうして皆可哀想な人を見る目で私を見るの!?」


霧島「では司令自身に決めてもらうというのはどうでしょう?」

金剛「テートク自身に?」

霧島「はい、それぞれ自分の持ち味を活かして司令にアピールするのです」

比叡「なるほど、それなら公平ね」

榛名「榛名もできそうです!」

霧島「決まりね」

金剛「では一週間後にテートクに聞きまショウ!それまでアピールは自由にしてよし」

金剛「スタートは明日から、いいデスネ?」

比叡榛名霧島「「「「はい!」」」」


―司令室―

電「ただいまなのです」シュタ

提督「ご苦労。で、どうだった?」

電「司令官さん……明日から一週間海外に行く事をおすすめするのです……」

提督「……」


金剛「へーイテートクゥー!バーニングラーブ!」

提督「」サッ

電「はわわわ」

金剛「」ダキッ

金剛「オーウ、これはテートクじゃなくて電ガールデース!」

電「く、苦しいのです」

提督「なんの用だ」

金剛「これお弁当デース!食べてくだサーイ!」スッ

提督「おお、ありがとう」

電「凄いボリュームなのです!」

提督「サンドイッチか。とても美味しそうだな」

金剛「当然デース!たっぷりラブを込めて作りマシタから!」

提督「では昼に頂くとしよう。ありがとうな金剛」

金剛「ちゃんと味わって食べてネー!」

提督「ああ、では俺はこれから用事があるから秘書艦の電と行ってくる」

金剛「イエース、行ってらっシャイ」

扉『』バタン

電「……それ、食べ切れるのですか?見たところとんでもない量なのです」

提督「……食べてみせるさ、折角作ってくれたんだからな」

電「でもさっき榛名さんからも貰ってたじゃないですか。幕の内弁当みたいな量のお弁当」

提督「……食べて……みせるさ」

電「(明後日の方向を向いてるのです)」



比叡「司令!私運動神経良いんですよ!」

提督「そうなのか」

電「確かに良さそうなのです」

比叡「はい!見ててくださいね」

比叡「よいしょ」グルリ

提督「おお、バク宙か。凄いな」

電「凄いなのです!」

比叡「どう?どう?凄かったですか?」

提督「ああ、こんな技ができるのはこの鎮守府じゃお前位だろう」

電「なのです!」

比叡「ありがとうございます!」キラキラ

提督「(こいつアピールの意味わかってないんじゃ?)」

電「(これはわかってないのです)」


―工廠―

榛名「明石さーん」

明石「はーい、なんですか?」

榛名「ちょっと装備を変更したいのですが」

明石「はいはい、何にします?」

榛名「53㎝砲を」

明石「ありません」

榛名「そうですか、ならmk45 5インチ砲を」

明石「ありません」

榛名「何故ですか!?」

明石「そんな凄いのあるわけないじゃないですか!それにあったって積めませんよきっと!」

榛名「気合いでなんとかします!」

明石「そもそもなんで急にそんな事を?」

榛名「提督にアピールする為にちょっと港湾棲姫さんを狩りに」

明石「なんですかそのちょっとスーパー寄りますみたいな軽い感じは。で、誰といくんですか?」

榛名「一人で行きます」

明石「……」

明石「すみません、ちょっと聞こえませんでした、もう一度お願いします」

榛名「一人でちょっと港湾さんを狩りに」

明石「無茶ですよ!」

榛名「仕方ないですね、この装備のまま行ってきますか」

明石「ダメです!死んじゃいますって!」ガシッ

榛名「勝利を!提督に!」

明石「提督ぅ〜早くきてください〜」ズルズル


霧島「司令、部屋の掃除しておきましたよ」

提督「そうか、ありがとう」

霧島「部屋の隅の埃が酷いのでちゃんとこまめに掃除をしてくださいね」

提督「わかった」

霧島「書類も見やすいようにそれぞれ分けたほうがいいですよ」

提督「わかった」

霧島「それと引き出しの3番目の二重底の下にメガネっ娘がなかったので私が加えておきましたから」

提督「わかっ……ん?まて、なんで知っている」

霧島「では私はこれで」

提督「まて霧島!なんでそれを知っている!戻ってこい!霧島ああああ!」

続きは夜で。ネタがないのでアピールしつつ日常を送る方向でいこう(白目)


―深海棲艦の家―


金剛「こんにちはデース」

比叡「こんにちはー」

榛名「お邪魔します」ペコッ

霧島「お邪魔します」

港湾棲姫「ヨク来タナ」

金剛「今日もアピール失敗デース」

比叡「中々振り向いてくれませんねー」

榛名「流石提督ですね。あ、紅茶淹れてきますね」

霧島「こうなれば一時休戦も視野に入れるべきかと」

金剛「うーん、そうでショウカ?」

比叡「戦艦水鬼さんはどう思います?」

戦艦水鬼「いや、まだその判断は早いんじゃないか?」

港湾棲姫「アピールガ……下手」

比叡「港湾さんにそれ言われちゃいますかー」

霧島「確かにそうかもしれませんね」

戦艦水鬼「大体お前らは四人でいる時が一番魅力が出るのに個人でアピールしようとするのがおかしい」

榛名「なるほど」

港湾棲姫「素直ナ気持チヲ伝エルノガ良イ」

金剛「確かにそうかもしれまセン」

比叡「でもどこか恥ずかしいですよね」

北方棲姫「タダイマ!」

金剛「北方ガール、おかえりデース」

比叡「出撃ですか?精が出ますね」

北方棲姫「!?」

榛名「さ、疲れたでしょう。手を洗ってきておやつ食べましょ?」

霧島「ちゃんとうがいもするのよ」

北方棲姫「?……?」オロオロ

港湾棲姫「ホッポモ挨拶シナサイ」

北方棲姫「……カエレ!」クワッ!



金剛「どうすればテートクのハートを掴めるのデショウカ」ハァ

暁「お困りのようね金剛さん!」

金剛「その声は暁ガール!」

暁「恋の悩みならレディである私が力を貸してあげるわ!」

金剛「ありがとうございマース!」

暁「一人で動かないなら二人、三人で攻めればいけるはずよ!」

暁「だから金剛さんが分身を作ればいいのよ!」

金剛「そうか!その手がありまシタ!流石暁デス!」

暁「当然じゃない!レディですもの!」

金剛「ちなみに何体出せるんデスカ?」

暁「ふふ、なんと五体よ!」

金剛「凄いデース!もう一人で艦隊できちゃいマス」

暁「 早速分身の術を教えてあげる !訓練すれば金剛さんでも一人や二人はできるようになるわ!」

金剛「イエース!テートク、待っててくださいネー!」


雷「どうしたの?榛名さん」

榛名「提督に気持ちを伝えたいのですが中々できないので練習相手になってくれませんか?」

雷「そういうことなら任せて!変装のスペシャリストの私が司令官の代わりになってあげるわ!」

榛名「お願いします」

雷「はー!」ボンッ

提督(雷)「これでどう?」

榛名「凄いです、提督そっくりです!」

提督(雷)「さあ、司令官のように行動してあげるからなんでも言って!」

榛名「その……提督」

提督(雷)「なんだ榛名、急に工廠裏に呼び出して」

榛名「榛名は……その……提督の事が……」

提督(雷)「ん?聞こえないなぁ」カベドン

榛名「は!?はひっ!?」

提督(雷)「さあ、もっと大きな声で言ってごらん」

榛名「ち、近いです提督」カァァ

提督(雷)「君の声が小さいのが悪いんだ、。さあ、何が言いたいんだい?」

榛名「……す……」

提督(雷)「す?」

榛名「……好き……です」カァァ

提督(雷)「俺も大好きだよ。さあ愛し合おうじゃないか」

榛名「あ、ダメです提督。そんな……」

提督(雷)「いいじゃないか、どうせ誰も見てない、さあ目を瞑って」

榛名「そんな……まずいですよ……」

提督(雷)「そんな事を言ったら俺の単装砲が……」

提督「何をやっている」ゴスッ

雷「いったーい!」ボンッ

提督「俺の許可無しに勝手に変装するなといつも言ってるだろう」

雷「ちょっとくらいいいじゃない」

提督「全く」

榛名「あの、提督?まだですか?」メツムリ

提督「……」

雷「……」

提督「(どうすればいいんだこれ?)」

雷「(逃げちゃえばいいじゃない!)」


―工廠―

明石「ふう、休憩中に食べるおにぎりは美味しいですね」モグモグ

青葉「こんにちは」

明石「こんにちは」モグモグ

青葉「いやー最近いいネタが無くて青葉困ってます」

明石「この前榛名さんが一人で深海棲艦狩ろうとしてましたよ。提督が来てくれなかったら危なかったですね」モグモグ

青葉「金剛姉妹の行動は相変わらず予測不能ですね」

明石「純粋なんですよ」モグモグ

青葉「提督にスキャンダルでもあればいいんですけどあの提督じゃ無理です」

明石「そうですね」モグモグ

青葉「もう明石さんが食べるおにぎりトップ10とかでいいんじゃないでしょうか」

明石「誰がみるんですかそんな記事……」モグモグ

青葉「あー空からネタが振って来ないでしょうか」

明石「無理ですねー」モグモグ

『さあ、愛し合おうじゃないか』

『ダメです提督……そんな……』

明石「!?」ブッ

青葉「!?」キラーン

明石「今の声は提督と榛名さん!?」

青葉「スキャンダルです!」ムフー

明石「いや、絶対おかしいですって!何か裏があるはずですよ!」

明石「だから落ち着いて……ってもういない!?」

明石「どうすれば……」オロオロ

明石「……」

明石「まあ、いいか」モグモグ



青葉「できました!『激撮!工廠裏の密会!』」

青葉「ふっふっふ、この記事は売れること間違いなしですね」

青葉「あ、工廠裏の写真撮るの忘れてました。行かなきゃ」ダッ

シーン

響「」シュタ

響「」スッ(ウォッカ)

響「」ドバドバ

響「」スッ(ライター)

響「ハラショー」カチッ

ゴオオオオオオオ!

響「」スゥ

青葉「さてと、後は貼っつけて……って私の秘密の部屋が燃えてるぅ!何年もかけて撮ったネタがあああああああ!」


―司令室―

電「鎮守府が大騒ぎなのです」

提督「……」

電「金剛さんが二人になった、比叡さんが世界陸上を目指し始めた、榛名さんが司令官さんと関係を持った等々変な噂が出回っているのです」

提督「……あの姉妹が関わると何故こうなるんだ」

電「皆さんやる事全部空回りしてるのです」

提督「仕方ない、全員分の指輪を買ってくるか」

電「それがいいのです」

終わり。
こんなカオスな物見てくれてありがとう。
完全に疲れてますわ、次からはもう少しまともに考えるとするよ。

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