ほのぱなみっくす (55)

~気付くと~

穂乃果「ぐう」

花陽「穂乃果ちゃーん朝だよー。起きてー」ユサユサ

穂乃果「ぐうぐう」

花陽「朝ご飯食べようよー」ユサユサ

穂乃果「…」

花陽「お!」

穂乃果「ぐう」

花陽「」ガクッ

花陽「……まあお休みの日だし、いいよね」

花陽「私も失礼しまーす」ゴソゴソ

穂乃果「ぐう?」

花陽「わ、ごめんね。幸せそうだからちょっと分けて欲しいの」モゾッ

穂乃果「んー」ギュー

花陽「ぴゃあ!」

花陽「でもこれはこれで…というかお布団あったかあい…」

ーーー

穂乃果「んゎあああ」

穂乃果「あれ」

花陽「zzz」

穂乃果「何か花陽ちゃんを抱いて寝てた」

穂乃果「…気持ちいいしもうちょっと寝よっ」ゴロン

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~H.K.~

穂乃果「私たちって」

花陽「うん」

穂乃果「イニシャル一緒なんだね!」

花陽「ホントですね!」

穂乃果「メンバー9人いてこれってすごいよね!」

花陽「そうかもしれないね!」

穂乃果「チームHKだー」

花陽「えへへ」

穂乃果「他にもいっぱいいそうだね、HK」

花陽「草○仁さんとか」

穂乃果「ボッシュート!テレッテレッテー」

花陽「近藤○菜さんとか」

穂乃果「角野卓○じゃねえよ!」

穂乃果「……もうちょっと私たちに近しい人いないかな」

花陽「…そうだねえ…」

~通い詰め~

花陽「」モグモグ

穂乃果「最近ウチに通いっぱなしだねー」

花陽「おはぎおいしくておいしくてっ…」

穂乃果「あはは…。お父さんも喜ぶよ」

花陽「♡」モグモグ

穂乃果「」ジーッ

花陽「…? 食べる?」

穂乃果「ううん」フルフル

穂乃果「花陽ちゃんの食べてる姿って、嬉しさの象徴みたいでいいなーって思ったの」

花陽「…そんな顔してる!?」

穂乃果「にっこり笑顔だよ」

花陽「…照れますね///」


~マンガ~

花陽「穂乃果ちゃんちはたくさん漫画あるねえ」

穂乃果「何冊かいないけどねー」アハハ

花陽「あ、これテレビでやってたのだ」

穂乃果「全部あると思うよ。読む?」

花陽「うんっ!」

ーーー

花陽「…ふぅ。7巻7巻…」ゴソゴソ

花陽「…あれー?」

穂乃果「続きない?」

花陽「うん…」

穂乃果「ああ、7巻!それこの間ベッドの下で見た!」

花陽「全然違うところ!?」

穂乃果「ちなみに8巻は本棚だけど9巻は1階の居間にあります」

花陽「…大らかというかなんというか…」アハハ…

~カメラ~

穂乃果「あ、着ぐるみがいる!」

花陽「ラブライブ公式ゆるキャラですね」

穂乃果「何て名前?」

花陽「ラブライブくんです」

穂乃果「ええー…」

花陽「一緒に写真撮りましょう!」

穂乃果「名前はともかくかわいいからいいか。撮ろうっ!」

ーーー

穂乃果「はーい撮るよー」

花陽「はいっ」

穂乃果「はい、じゃあ笑顔120%で!」

花陽「ええ!?…このくらいかな!!」ニッコニコ

穂乃果「」カシャ

花陽「撮れた?」

穂乃果「うん、私が撮れた」

花陽「自撮りしてたのぉ!?」

穂乃果「でも花陽ちゃんの120%笑顔はかわいかったよ」

花陽「…撮って欲しかったけど撮って欲しくもなかった…。複雑です…」

~怒られる~

穂乃果「昨日夢に花陽ちゃん出てきたよ」

花陽「本当?うれしいな」

穂乃果「私の似顔絵描いてくれてた」

花陽「似てた?」

穂乃果「それがねえ、モデル私なのに描いてあったの絵里ちゃんだった」

花陽「全然違う!」

穂乃果「夢だからねえ」

花陽「私昨日はアルパカさんに怒られる夢だったよ…」

穂乃果「何したの?」

花陽「何かしたわけじゃないけど、最近痩せすぎだーって」

穂乃果「…」

穂乃果「」プニ

花陽「ちょ、ちょっと穂乃果ちゃん!」

穂乃果「…確かにあの幸せな触り心地が薄れてるような」

花陽「そんなに良かったの!?」

穂乃果「あの一緒に寝てた時のふわふわ感がない気がするよ」

花陽「あ、あの時のですか…///」

穂乃果「…GOHAN屋、行っとく?」

花陽「で、でもまたダイエットが…」

穂乃果「大丈夫大丈夫、マイナスを0に戻すだけだから、ねっ?」

花陽「…」ゴクリ

~髪型交換~

穂乃果「…できた!サイドテール!」

花陽「…ちっちゃいね」チマッ

穂乃果「…ごめんね。頑張ったんだけど」

花陽「ぷち穂乃果ちゃんみたくていいと思う!」

穂乃果「穂乃果も花陽ちゃんになるっ!」シュルッ

穂乃果「……こっからどうすれば花陽ちゃんになれるかな?」

花陽「えっとお…。髪を切る?」

穂乃果「試してみるにはリスクが大きかった!」

~これなら~

穂乃果「髪型は無理だから眼鏡を借りました」クイッ

花陽「すごい!お姉ちゃんっぽくなったね!」

穂乃果「…穂乃果最初からお姉ちゃんなんだけど…」

穂乃果「マイシスター花陽ちゃん、頼れる穂乃果お姉ちゃんに何でも相談してみなさい?」

花陽「相談ですか…。私、お姉ちゃんみたいな人になりたいんだけど、どうしたらいいかな?」

穂乃果「それは無理です!」

花陽「即答!」ガーン

穂乃果「花陽ちゃんは花陽ちゃんだよ!私は私!違う人がいるから面白いんだよ!」

花陽「おお…。名言っぽいです」

穂乃果「ふふん。眼鏡効果かな?ちょっと賢くなったかも」クイッ

~当たった~

穂乃果「あ、花陽ちゃん。購買のレシート抽選のやつやった?」

花陽「うん。2000円分あったから10回回せたよ」

穂乃果「どうだった?」

花陽「…コロッケパン2個とあとはティッシュだった」

穂乃果「コロッケパン!いいなあああ!」

花陽「穂乃果ちゃんは何か当たった?」

穂乃果「8回回して、昆布のおにぎり2個とティッシュだった」

2人「…」

2人「交換しよっか!」

~寂しい~

キーンコーン

穂乃果「…っと、もう閉門時間だ。そろそろ帰ろ」

花陽「…」

穂乃果「花陽ちゃーん?」

花陽「まだ、お話ししてたいな」

穂乃果「…寂しくなっちゃった?」

花陽「うん…」

穂乃果「よっし分かった!」ギュッ

花陽「わ、穂乃果ちゃん?」

穂乃果「カフェにでも寄って続きしよっか!」

花陽「ほんとにいいの?」

穂乃果「うんっ。急に寂しくなることってあるもんね」

花陽「ごめんね…」ギュッ

穂乃果「でも学校は出なきゃね!」ニッコリ

花陽「うん」

~ことりちゃん1~

Printemps(メンバー:3)

ほ:ことりちゃん誕生日おめでとー!!!!!

ほ:スタンプを送信しました

ぱな:おめでとうございます!

ぱな:スタンプを送信しました

ちゅん:わーーー!ありがとーう!!!(;8;)

ちゅん:スタンプを送信しました

ほ:突然だけど、誕生日プレゼント何もらったらうれしい??

ちゅん:えー?何でもうれしいよ?

ぱな:それじゃあ私たちがプレゼントになります!

ちゅん:(・8・)??

ほ:ちょっと外出てみてもらえる?

ちゅん:えっ

~ことりちゃん2~

ことり「本当に来てるなんて…。0時に外にいたらダメだよー!」

穂乃果「やろうと決めたらやる!大事!」

ことり「そうだけどぉ…」

花陽「ごめんなさい突然で」

ことり「ううん、私はいいんだけど…。今日はもしかして…」

穂乃果「うん、泊まりに来たよっ!」リュック

花陽「私たち自身がプレゼント、というわけで」リュック

ことり「すごーい…。でもお風呂とかご飯は大丈夫?」

穂乃果「ご飯は大丈夫!だけどお風呂はまだなんだよね。というわけで、お風呂に入ろう!みんなで!」

ことり「みんなでー!?そんなに大きくないよお…」

花陽「合宿の時みたいだね」アハハ…

~ことりちゃん3~

穂乃果「今日の予定を考えてきました」ホカホカ

ことり「私に予定があったらどうするつもりだったの!?」

穂乃果「…はっ」

花陽「…空いてる場合しか考えてなかったねえ…」ホカホカ

ことり「空いてるんだけどね」

穂乃果「なあんだ良かった」ホッ

ことり「あはは…さすが穂乃果ちゃん…」

穂乃果「ではですね、このあとトランプして、眠くなったらゴロゴロしつつピロートーク」

穂乃果「朝はGOHAN屋で、そのあとアキバでブラブラします」

穂乃果「午後は私の家でお菓子パーティ!以上!」

ことり「へえー!予定がいっぱいで楽しそう♡」

花陽「楽しかったって言ってもらえるように頑張りますっ!」

穂乃果「でもやっぱりまずは、誕生日プレゼントをあげなくちゃ」ゴソゴソ

穂乃果「はい、ことりちゃん!」

ことり「ええー!プレゼントもあったのー!ありがとうっ」

花陽「開けてみて?」

ことり「何だろ、柔らかいけど」ガサゴソ

ことり「わ、これって、私?」

穂乃果「うん、ことりちゃんのパペットだよ!」

ことり「2人で作ったの!?」

穂乃果「穂乃果は不器用だからあんまり活躍できなかったけど…」

花陽「ことりちゃんのお手伝いした時のこと思い出して頑張ったよ♪」

ことり「自分がぬいぐるみになるって変な感じだけど、かわいいっ♡」

~きをつけて~

穂乃果「!」モグモグ

花陽「?」

穂乃果「ムググ」

花陽「な、何かな穂乃果ちゃん」

穂乃果「ムグガ、モガググ!」

花陽「え、えーっと、何かが欲しいの?」

穂乃果「モゴゴ」

花陽「わ、分かんないよぉ」

穂乃果「ムグ」ノミモノヲノムジェスチャー

花陽「あ、お水!?」

穂乃果「ンーンー!」

花陽「これ、私のだけど良かったら…」

穂乃果「」グビッ

穂乃果「……」

穂乃果「…っはー!!!死ぬかと思った!!」

花陽「のどに詰まったんだね」

穂乃果「そうなの!呼吸もできないし焦ったよー!」

花陽「穂乃果ちゃん、1口が大きいしちゃんと噛まなきゃダメだよ?」

穂乃果「は、はい。気を付ける…」


~お疲れ~

穂乃果「ふぃ~。生徒会長も楽じゃないね~」

花陽「お疲れ様」

穂乃果「たまには癒しも必要だよね」

花陽「そうだねえ。ずっと目を配ってるのも大変だよね」

穂乃果「でしょー。だからさ、その」

花陽「?」

穂乃果「花陽ちゃん、膝枕して休ませてもらえないかな?なんて」

花陽「ええ!?い、いいけど、休まるかな…」

穂乃果「ホントに!?休まる休まる!!花陽ちゃん自分の癒しの波動に気づいてないね?」

花陽「そんなものないよぉ…」

穂乃果「あるったらある!ほら、あっちの角に移ろう!」

ーーー

穂乃果「それじゃあ失礼して」モフッ

花陽「ほ、穂乃果ちゃん!うつ伏せは何か恥ずかしいよ!///」

穂乃果「んー、じゃあ」ゴロリ

花陽「…仰向けも顔合わせてるからなんだか…///」

穂乃果「それじゃあ横向くね」ゴロリ

花陽「うん、これなら…」

穂乃果「やっぱり幸せだあ、ここ」

花陽「えへへ。ちょっとの間だけど、ゆっくりしていってね」

穂乃果「うん。おやすみ…」

穂乃果「」zzz

花陽「…」ナデナデ

花陽「…子供みたいでかわいい♡」

~起きた~

花陽「…ちゃん、穂乃果ちゃん!」

穂乃果「んぇ…?」

花陽「もう昼休み終わるよ?そろそろ戻らないと」

穂乃果「早いなー…」

花陽「よだれ拭いて」つハンカチ

穂乃果「ありがとー」ゴシゴシ

穂乃果「…花陽ちゃんの匂いがうつった」クンクン

花陽「ええっ!?」

穂乃果「いい匂い~。安心するよ~」クンクン

花陽「恥ずかしいからやめてください!///」

~似顔絵~

花陽「できましたー」

穂乃果「…おお、ちっちゃい穂乃果だ!」

花陽「ミニ穂乃果ちゃんですね」

穂乃果「実際に見てるものを小さくアレンジするって難しそう」

花陽「こういうのは特徴をきちんと捉えてあげれば分かりやすいんです。穂乃果ちゃんだったらサイドテールと元気さ」

穂乃果「ふーん、なるほど」

穂乃果「これ、もらってってもいい?」

花陽「いいけど、何に使うの?」

穂乃果「よくできてるから、机の上に飾っておくよ」

花陽「え、飾ってくれるんだったらちゃんとした絵も描くよ!」

穂乃果「これはこれで欲しい!……でも似顔絵もくれるとうれしいな。へへへ」

花陽「うん、頑張って描くよ!」

ーーー

穂乃果「くぁ~」

花陽(じっとしてるのに飽きてきてる…)カキカキ


~改めて~

穂乃果「…ふと思うんだけど」

花陽「うん」

穂乃果「ことりちゃん海未ちゃんと穂乃果の、一番最初のライブって、誰もいなかったでしょ?」

花陽「うん…」

穂乃果「でも、あの日花陽ちゃんは約束通り来てくれた」

花陽「遅れちゃったけどね…」

穂乃果「花陽ちゃんが来てくれなかったらきっと、穂乃果も諦めちゃってたと思うんだ」

花陽「あの穂乃果ちゃんでも?」

穂乃果「あはは。この穂乃果でも、だね」

穂乃果「だから、花陽ちゃんには改めてありがとうって言いたいなって思ったんだ」

花陽「そんな、感謝されるようなことは…」

穂乃果「来て、見てくれて、ありがとう!」

花陽「……えへへ」


~かたっぽどうぞ~

穂乃果「おはようございまーす」ガチャ

花陽「♪」シャカシャカ

穂乃果「はーなよちゃん」トントン

花陽「あ、穂乃果ちゃんおはよう」

穂乃果「何聞いてたの??」

花陽「えっとね、最近注目されてるスクールアイドルが新曲を出したって聞いて、早速買ったんだ」

穂乃果「へえ!さっすが情報が早い」

花陽「踊りはまだついてないんだけど、歌の完成度が高くて…」

穂乃果「聞きたい聞きたい!」

花陽「あ、それじゃあかたっぽどうぞ」

穂乃果「ありがと!」

花陽「~♪」シャカシャカ

穂乃果「おお~」シャカシャカ

花陽「いい曲だよね!」シャカシャカ

穂乃果「踊りだしそうないいノリだー!」シャカシャカ

ーーー

にこ「…」

花陽「~♪」

穂乃果「~♪」

にこ(イヤホン分け合ってゆらゆら動いてるかわいい生き物がそこにはいました)

~わっ~

花陽「」テクテク

穂乃果「お、花陽ちゃんだ。……ちょっとびっくりさせちゃおうかな」クフフ

穂乃果「」シノビアシ

穂乃果「花陽ちゃあああんっっっ!!!!」カタバシーン

花陽「ぴゃああああああ!!!!!」

穂乃果「うわあああああ!!!!!」シリモチー

花陽「ごめんなさいごめんなさいだ、誰ですか!?」クルリ

穂乃果「あいたたた…お尻が…」

花陽「ほ、穂乃果ちゃんか…ビックリしたよ…」

穂乃果「ごめん、こっちもビックリした」アハハ

花陽「敵襲かと思いましたぁ」

穂乃果「誰と戦ってるのかな花陽ちゃんは」

~ハピメリボン~

穂乃果「花陽ちゃんのそのリボンさ」

花陽「これ?」

穂乃果「踊ってるときぴょこぴょこ動いてるよね?」

花陽「それは私が動いてるから、ってことじゃなく?」

穂乃果「何か、耳みたいにさ」

花陽「そんなことあるかなあ…」

穂乃果「頑張ってー頑張ってーその先へーのとこ、ちょっとやってみて!」

花陽「う、うん」

花陽「頑張ってー頑張ってーその先へー」ピョコピョコ

穂乃果「今絶対動いた!!」

花陽「私が動いたからだと思うけど…」

穂乃果「えー…?そうじゃない動きしてるような気がするんだけど…」

花陽「不思議だね?」ヒョコ

穂乃果「!! また!!」

~デジタル~

花陽「」カタカタ

穂乃果「何してるの?」

花陽「パソコンの調子が悪いみたいで、ちょっと点検を」

穂乃果「ほえーすごいねえ。私こういうの全然できないよ」

花陽「私も調べながらじゃなきゃできないよ?」

穂乃果「そもそもネットやるくらいしか使わないからなー」

花陽「お家のの設定とかはどうしてるの?」

穂乃果「全部雪穂がやっちゃう~。年下のくせに詳しいんだよね~」

花陽「うんうん、得意そうだもんね」

穂乃果「スマホの細かいこととかも雪穂に聞いたらだいたいやってくれたよ」

花陽「使えれば十分だよ!」

穂乃果「そうだね~。困っても雪穂か花陽ちゃんが近くにいれば何とかなる!」

花陽「…頑張ります!」

~掃除~

穂乃果「花陽ちゃんがパソコンの点検なら、穂乃果は部室の点検をしよう!」

花陽「最近お掃除してないもんね」

穂乃果「机の上とか目につくとこはやるんだけどねえ」

ーーー

穂乃果「げほっ。棚の上いらない本ばっかじゃない?ほこり被ってるし」

花陽「どんな本?」

穂乃果「何だろ?分かる?」

花陽「」ペラ

花陽「こ、これは!A-RISEが世に出たばっかりの頃のインタビュー記事!」

穂乃果「えー!?じゃあスクールアイドルの専門誌ってこと!?」

花陽「みたいですっ」

穂乃果「…ほんとだ、ちゃんと書いてある」

花陽「今でこそ人気誌ですが当時はまだ配って歩いて回っていたと聞きます!そんな化石に近いようなレアなものがここに眠っていたなんて…。さすがにこちゃんですっ!」

穂乃果「スクールアイドルにも歴史あり、だねえ」

ーーー

花陽「」モクモク

穂乃果「」ペラペラ

穂乃果「…私たち、何してたんだっけ」

~さりげなさ?~

穂乃果「よっこいしょー」ガタン

穂乃果「…ん?」ペラ

穂乃果「『お米の美味しい食べ方』?」

花陽「」チラチラッ

穂乃果「花陽ちゃーん、私のところに花陽ちゃんの本置いてあったよ」ハイ

花陽「あ、あっ…」

ーーー

別の日

穂乃果「ん、また何かある」

穂乃果「『かんたんにできる折り紙』?」

花陽「」チラチラッ

穂乃果「花陽ちゃーん、またあったよー」ハイ

花陽「あ、うぅ…」

穂乃果「どうかした?」

花陽「あの、えっと、それ穂乃果ちゃんに読んでもらいたくてそこに置いたのっ!」

穂乃果「ええ!そうだったんだ!」

花陽「回りくどくてごめんね…。直接渡すのって何となく勇気がいったから…」

穂乃果「穂乃果が自分で手に取ってから薦めようと思ったんだね?」

花陽「はい…」

穂乃果「なかなか計画性がありますな花陽殿は!ハハハ!」

花陽「そ、そういうのじゃないよぉ…///」

~おりがみ~

穂乃果「せっかくだし簡単折り紙やってみようか」

花陽「ほんと!?」

穂乃果「このパンダの顔やってみよう」

花陽「かわいいね」

ーーー

穂乃果「どうでしょう?先生」

花陽「うーん…。これは、たぬき?」

穂乃果「パンダだよーパ・ン・ダ!黒の折り紙で折ってあるでしょ!」

花陽「パンダにしては顔が丸っこい気がするけど…」

穂乃果「ぐぬぬ」

花陽「たぶん途中の折り目付けが甘かったんだと思うな。一緒にやってみよ?」

穂乃果「うん!ここまで来たら頑張るよ!」

~ごほうびシール~

穂乃果「花陽ちゃーん!ちゃんと今日も宿題やって来たよ!」

花陽「すごいですね!これで1週間続いたよ!」

穂乃果「えっへへ。やればできるからね」

花陽「それじゃあ台紙を」

穂乃果「はい!お願いします!」

花陽「ごほうびシール~」ペタッ

穂乃果「おおお!これも私が見たことないやつだ!」

花陽「新潟のゆるキャラのシールなんだって。グランプリ獲った時に地元の人にしか配られなかったみたいだよ」

穂乃果「すごい!ありがとうっ!」

花陽「また明日からも頑張ってね!シール用意しておくよ!」

穂乃果「今日も頑張って片付けるぞー!」

海未「…」

海未(後輩にモチベーション管理されてどうするのです)

~ほのかな予感~

花陽「む」

花陽「…穂乃果ちゃんが来る予感がしますね」

<ハナヨチャーン

穂乃果「おっはよーう!!」

花陽「おはよう穂乃果ちゃん♪」

穂乃果「何かうれしそうだね?」

花陽「何となく、穂乃果ちゃんが来るかもって気がしたら当たったの」

穂乃果「えー、すごいねえ」

花陽「明るさが近づいてくるというか」

穂乃果「元気が取り柄だからね!今日は一段と元気だから!」グルングルン

花陽「その場ではしゃがなくても伝わるよ…」アハハ…

~何しに?~

穂乃果「ごめんね、シャーペン貸してもらえる?」

花陽「うん、いいよ」

ーー

穂乃果「あの、消しゴムと赤ペン借りてもいい?」

花陽「はい、どうぞ」

ーー

穂乃果「…修正ペンを……」

花陽「穂乃果ちゃん何しに学校来たの…?」

穂乃果「違うのー!!ペンケースだけ忘れたの!他は全部持ってきてるから!……そんな目で見ないでぇ…」

~何の日~

穂乃果「ことりちゃんの誕生日も終わっちゃったねえ」

花陽「ユニットで言うと次私まで遠いね」

穂乃果「穂乃果とことりちゃんが近いんだよね」

花陽「…花陽、7か10月に生まれてれば…」

穂乃果「いやいや、そこはどうにもならないよ!」

花陽「1月かあー」

穂乃果「17日だよね?」

花陽「うんっ」

穂乃果「いいな、の日かー、いいなー」

花陽「語呂覚えやすいでしょ?穂乃果ちゃんは8月3日だから…破産の日?」

穂乃果「それは嫌だ!!」

花陽「今月のお小遣いはあといくら?」

穂乃果「…800円」

花陽「崖っぷちだよぉ!!」


~仕返し~

穂乃果「ふふふんふん、ふふふんふん♪」スキップ

花陽「…」

花陽(前をウキウキで歩く穂乃果ちゃんを発見しました)

花陽(前にビックリさせられたから、お返ししてあげるいいチャンスですっ!花陽悪い子だぁ…)

穂乃果「ふふふん、ふふふん、ふふふふふふふん♪」

花陽「」ソローリ

穂乃果「あっ!!」

花陽「わぁっ!!」ドッテーン

穂乃果「ええ!?」

穂乃果「は、花陽ちゃんそんなところに座って何してるの?」

花陽「ほ、穂乃果ちゃんこそ大声出して…」

穂乃果「いやー部室行こうと思ったらカギ持ってなかったなと思って…」

花陽「そ、そっか」

花陽(気ままな穂乃果ちゃんを出し抜くなんてできないってことかな…)

~履歴1~

先生「関係代名詞は全部Thatでいいとか甘えたこと言ってちゃダメだよー。特に星空さん?」

凛「何で凛だけに言うんですかー!」

アハハ

花陽「…」

花陽(…4時間目。あと17分と42秒でお昼休み。だけど私、燃料切れです…)

花陽(電子辞書でごまかそう…。美味しそうな写真…)ポチポチ

ーーー

キーンコーン

凛「昼休みだにゃー!!」

真姫「うるさい」

凛「やっとご飯だもんテンション上がるよ!ねえかよちん?」

花陽「…後半5分覚えてないよ。ガス欠で…」

真姫「ちらっと見えたけど目、すごかったわよ」

花陽「言わないでぇ…自覚あるからぁ…///」

ガラガラ

穂乃果「花陽ちゃんいる!?」

凛「穂乃果ちゃん!こんにちは!」

穂乃果「こんにちは!!」

花陽「どうしたの?」

穂乃果「ちょっと5時間目に電子辞書借りたいんだけど、空いてる?」

花陽「うん、次音楽だからいいよ」

真姫「何で1年のとこ来たのよ?」

穂乃果「…3年生に行ったら怒られそうで」

凛「隣のクラスの子は?」

穂乃果「古文なんだよー。だから使うんだってー」ブー

花陽「あらら」ゴソゴソ

花陽「はいどうぞ!」

穂乃果「ありがとうっ!お礼もするからね!」パタタタ

真姫「せわしない人ね…」

~履歴2~

先生「過去完了はテスト出すからね!私言ったからねー!」

穂乃果(…飽きてきちゃった)テヘ

穂乃果(こんな時電子辞書があると、調べものしてるふりして楽しめるからいいよね!)カパ

辞書「世界の料理:その13・日本の郷土料理」

穂乃果(…)

穂乃果(花陽ちゃんの危機感が伝わる瞬間だった)

ことり「穂乃果ちゃーん」ボソボソ

穂乃果「なあに?」

ことり「先生に当てられてるよ?」ボソボソ

先生「^^」

穂乃果「」

~アンバラ~

穂乃果「お願い!!」

花陽「やだよぉ…恥ずかしいよぉ…」

穂乃果「ちょっとだけだよ!ワンフレーズだけ耳でささやいてくれるだけでいいの!」

花陽「それでも無理無理無理ぃ!!」ブンブン

穂乃果「…やってくれたら何かしてあげるよ。花陽ちゃんのしてほしいこと!」

花陽「ええぇ……」

花陽「そ、そこまで言うなら……」

ミミモトヘ

花陽「アイラービュー」ボソボソ

穂乃果「ふぅうぅううう♡♡♡」

花陽「//////」

~お願い~

穂乃果「さあ、何でも言ってごらん?」

花陽「はぁー恥ずかしかった…。うーんじゃあねえ…」

花陽「あ、じゃあ今度映画見に行きませんか!?」

穂乃果「ええ、そんなことでいいの?お願いじゃなくてもいつでも行くよ?」

花陽「ええーっ。それじゃあそれじゃあ…。その後一緒に遊びに行こう?」

穂乃果「…それもいつでもついてくけど…」

花陽「うーん……お願い事って難しいな…」

穂乃果「それじゃさ、しばらく2人っきりでたくさん遊ぼ!ケーキ食べに行ったり買い物行ったり!」

花陽「それだと穂乃果ちゃんの時間が…」

穂乃果「穂乃果は花陽ちゃんと一緒は好きだから全然平気っ!!」

花陽「そういうことさらっと言うね…///」

~高坂家1~

穂乃果「今日から穂乃果の妹であり雪穂の姉でもある花陽ちゃんです」

花陽「まさかここまで一緒にいることになるとは思わなかったです…」アハハ…

雪穂「お給料はちゃんと出しますから…すみません…」

花陽「ううん、大丈夫だよ!なかなかできる経験でもないから、一生懸命頑張るね!」キラキラ

雪穂「すごくまぶしいっ」

穂乃果「たぶん余ったお菓子もらえるから頑張ろうね!」

花陽「ホントですかっ!!」

雪穂「和菓子でこんなに喜んでくれるんですね…すごい…」

穂乃果母「アンタたち家業を何だと思ってるのかしら…?」イラッ

~高坂家2~

穂乃果「じゃあお風呂入ってくるから~。2人で遊んでてー」パタン

花陽「行ってらっしゃい♪」

雪穂「…」

雪穂「あの、花陽さん」

花陽「なあに?」

ーーーー

穂乃果「ふぃーいいお風呂だったぁ~」ガララ

花陽「おかえりなさい♪」

雪穂「…ぉお姉ちゃん!?」ガバッ

穂乃果「ゆきほ?」

花陽「雪穂ちゃんがあま」

雪穂「花陽さん言っちゃダメーーー!!!!」モガッ

穂乃果「…穂乃果から花陽ちゃん取っちゃダメーーー!!!!」ダキッ

花陽「2人とも、く、苦しいっ…」

だいたい50レス分。
以上で終わりです、お読みいただきありがとうございました。

つ、続き…
とてもうれしいですが締めちゃったのですすみません…。また機会があれば。
でものんたん出してあげられなかったですね…。

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