八幡「一色に甘えたい!」 (170)

あとは頼んだ

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どなたかお願いします!
母が虫歯で最後にどうしても、甘える八幡×いろはがみたいと

1です。
初ですがゆっくり書いていきます。
温かい目で見守ってくれるとありがたいっす。

奉仕部
八幡「…一色に甘えたい…」
雪ノ下・由比ヶ浜( ゚д゚)ポカーンナニイッテンダ
由比ヶ浜「…ヒッキー、それはどいう事…??」ゴゴゴゴゴ
ガラガラガラガラガラガラガラガラ

一色「せーんぱい♪可愛い可愛い後輩がわざわざ先輩の為に来てあげましたよ♪」
八幡(あざと可愛い」
一色(へ??いつもとリアクションが違う…)
雪ノ下「…一色さんその甘えたがりアマエタリヶ谷くんから速やかに離れたほうがいいと思うわ。」
一色「どういうことですか???」

雪ノ下・一色「カクカクシカジカチデジカドコイッタ」
雪ノ下「という事なの。」

一色「ほぉー…///」コレハチャンスナノカ?
由比ヶ浜「よしよーし、ヒッキー私にたくさん甘えるといいよ!///」

八幡「だが断る」

由比ヶ浜「即答!?」

八幡「俺は一色に甘えたいんだ!」キリッ

一色「…///とりあえず先輩には生徒会の仕事手伝ってもらう約束してたのでお借りしますねー!///」
雪ノ下「…構わないけど、いえ、構うわ。可愛い後輩が危険な目にあおうとしているのよ?」
由比ヶ浜「ソウダソウダー」
雪ノ下「今のこの比企ヶ谷という男は危ないわ。貴女もそれくらいわかるでしょう…?」

一色「いえ!このチャンsいえ、手伝ってもらう仕事は今日までなので、こんな人でもお借りします!」

雪ノ下「…なにかあったらすぐ連絡するのよ。」

一色「はーい!」ニヤリ

ちょっとマジで歯が痛いのでいったんここで今日は寝ます。すいません。
残ってたら続きをやっつけでない感じでかけたら書きたいと思います。

生徒会

一色「では先輩・・・///私にたくさん甘えていいですよ・・・///」

八幡「ああ、お前に甘えに甘えて、その甘い唇、身体も、全て俺のもんにしてやる・・・」

一色「ああ///先輩・・・私嬉しいです///・・・きて・・・///」

・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・
・・


ガバッ!

八幡「・・・」

八幡「ちっくしょう!夢かよ!!」ガンッ


八幡(くそっ・・・なんて欲望に支配された夢なんだ)

八幡(というより夢の中の俺キモすぎだろ・・・今すぐ寝なおして夢の俺殴りたいまでである)

八幡(それに展開はやすぎ、なにより一色が素直だったのが今思うと気持ち悪・・・くは無いな、というよりビッチ可愛い。ビッかわって感じだな。何言ってんだ俺。)

八幡(にしてもこんな夢を見ちまうとは・・・俺は夢を見るほど一色に甘えたいのか?・・・)

八幡(それとも、日頃一色に罵られてるせいで俺の頭が現実から逃げようとしてる結果なのか・・・)

八幡(うーん・・・でも雪ノ下でこんな夢見たことないからそれはねぇか・・・素直な雪ノ下か・・・夢でもいいから見てみたい気も・・・)

八幡「って・・・!?もうこんな時間か・・・遅刻確定かなコレ・・・」

八幡「遅刻して恥晒すなら休んだほうが男らしいよな。よし今日は学校休んで二度寝だ」


小町「どこも男らしくないっ!もう、いつまで寝てるのお兄ちゃん!はやくご飯食べて、ちゃんと学校に行きなさい」

八幡「くっ・・・愛しの妹がお兄ちゃんを苛める・・・っつかいるなら起こしてくれよ小町」

小町「もう・・・起こしに行ったらお兄ちゃんが『まだまだ余裕・・・』『大丈夫だから・・・』『まだイケルって・・・』って言ったんでしょ」

小町「寝過ごしたのは自業自得っ!サボるなんて駄目だよ!それに小町お兄ちゃんと登校したいし、ちゃんとまったげるから☆あっ今の小町てきにポイント高い!」

八幡「はいはい・・・ちゃんと行きますよ・・・」

小町「よろしいっ!じゃっ、下で待ってるねぇ~」

八幡「・・・どうやら夢の俺は絶倫らしいな」

八幡「あー・・・こんな夢見た日に学校とか・・・はぁ・・・」






八幡(ふぅ・・・やっと終わった。平塚先生め、毎回俺を集中して当てやがって・・・だが今日も後は部活だけ・・・)

八幡(部活・・・はぁ・・・奉仕部行きたくねぇな・・・最近一色よく来るし、今日は顔合わせずれぇし・・・バックれようかな)

由比ヶ浜「ヒッキー!部活一緒に行こう!」

八幡(やはり来たか)

八幡「あー、由比ヶ浜その、今日はだな」

由比ヶ浜「ヒッキー・・・今日行けないの?」

八幡「ん、まあ、その・・・なんだ、今日はいつもより疲れてだな・・・」

由比ヶ浜「あっ!じゃあちょうどよかった!昨日ゆきのんと新しい紅茶買いに行ってね!疲労に効果あるんだって!」

由比ヶ浜「よかったねヒッキー!それに私今日お菓子多めに持ってきちゃったし!甘いものと紅茶で癒し倍増だよ!」

八幡「あー、そうか・・・そりゃ助かる」

由比ヶ浜「ふふん♪じゃあ一緒にいこっ♪」

八幡(これは逃れられぬ社畜の運命なのだろうか・・・はぁ・・・)

ガラララララ

八幡「うっす・・・」

由比ヶ浜「やっはろー!」

雪ノ下「こんにちは由比ヶ浜さん、ついでに比企谷君もこんにちは」

八幡「ついでってなんだよ・・・一応部員なんだが」

雪ノ下「あら、部員なのは間違いないけれど私は部長なのよ?つまりあなたの優秀な上司」

雪ノ下「しかし、あなたはまともな人間ではないから部下、上司というより奴隷と主人という方が正しいわね」

雪ノ下「奴隷なのだから、私に声をかけてもらえるだけでも光栄と思いなさい」

八幡「どこかの女王様より女王様だなお前」               三浦「くちゅんっ!」

八幡(しかし雪ノ下の奴隷か・・・・ちょっと悪くないかもしれない」

由比ヶ浜「えっ」

由比ヶ浜「ひ・・・ヒッキーってそういうのが趣味なの・・・?」

雪ノ下「ほ、本当に変質者だったのね比企谷君、あなたの性癖にとやかく言うつもりは無いけれど、今ここで、それも女性三人を前にして言うことではないのではないかしら。あなたが私の犬になった妄想は別に構わないけれど///あなたの頭の中でやってもらえるかしら///興味の無い、それも性癖を堂々と聞かされたこっちの身にもなってもらえるかしら。そんな気すら使えない男だったとは本当に犬以下の脳みそなのね。私の犬・・・///私の犬になるにしても知能が低すぎるわ。全く性格が捻じ曲がっているから、愛情や性癖も捻じ曲がっているのね・・・本当に気持ち悪いわマゾ企谷君///」

八幡「声に出てたのか!?・・・あーその、なんだ、すまん。本当にすまん。これは違うんだとにかく違うんだ忘れてくれ頼む」

八幡「そ、それに俺は養われる気はあるがペットに成り下がる気は無いからな!」ドヤァァァァァ




由比ヶ浜「うわぁ・・・情けない事言ってるのにドヤ顔だぁー・・・」

雪ノ下「はぁ・・・本当に残念な人間ねあなた・・・」ヒキガヤクンハマゾゾクセイモチ・・・メモメモ


一色「いやぁ~ほんっと先輩って駄目な男ですよねー。さすがに今のは気持ち悪すぎです」


八幡「げっ!一色!いたのかお前」

一色「『げっ!』ってなんですか『げっ!』って!可愛い後輩に失礼ですよ!」ベー

八幡「やはりあざとい・・・」

八幡(くっ・・・コイツには今日会いたくなかったのに、合わせる顔がねぇ・・・)

一色「あざとくないですー。ていうか最初からずっといましたし。気付かなかったんですかぁー?」

雪ノ下「一色さん、可哀想だからやめてあげなさい。ずっと居た一色さんが見えないなんて、きっと捻じ曲がった根性と一緒に腐り果てた目が光を失いつつあるのでしょう・・・」

雪ノ下「彼はこれから光を失くして生きるのよ・・・優しくしてあげなさい・・・そうね、目が見えなくなるなら歩くのに慣れるまで首輪とか必要かしらね」



さあいろはちゃん夢の中で会おう・・・


八幡「優しくしてあげなさいと言ってるあなたが一番俺にダメージ与えてるんですが?レイドボス並の俺のHPが既に半分だわ」

八幡「はぁ・・・ほら、一色はちっちゃくて可愛いし、雪ノ下を見てたから気付かなかったんだよ・・・」

八幡(それか夢の件で無意識に一色の存在そのものを無いことにしているのかだな。マジ俺のリアル回避率カンスト!)

一色「かっ///かわっ・・・///ど、どさくさに紛れて何言ってるんですか!そうやって徐々に好感度上げて落とす作戦ですか?残念でしたね、私には通用しませんし先輩にかっ///可愛い///・・・とか言われても嬉しくないです。もっと褒めてください気持ち悪いです。ごめんなさい」

雪ノ下「私を見ていただなんて・・・///やはり視姦して先ほどのように下卑た妄想を膨らましていたのね。それに一色さんにまでセクハラするだなんて最低ねセクハラ君。気持ち悪いわ」

八幡「これが冤罪で捕まった痴漢の気持ちか・・・俺はセクハラというよりパワハラに近いものを受けているんだが、もう早く次の階層行けよ俺のHPゼロだよ」

由比ヶ浜「あはは・・・皆仲良しだね!いろはちゃんもゆきのんとすっかり仲良くなったみたいだし!」

八幡「は?仲良し?この状況は俺がただ苛めらr「えへへー!最初はちょっと怖い印象もあったんですけど、雪ノ下先輩本当は物凄く優しくて!素敵な方で!もう憧れちゃいますって感じです!」ダキッ


由比ヶ浜「うんうん!ゆきのん優しいし可愛いし!私もだいすきーっ!」ダキッ

雪ノ下「ちょっ・・・///二人ともくっつかないで貰えるかしら、動きにくいわ」

いろは「えーいいじゃないですかぁー」

由比ヶ浜「えへへー」

雪ノ下「苦しいから離れて頂戴」バッ

いろは「あ、す、すみません・・・」

由比ヶ浜「ご、ごめんゆきのん・・・」ササッ シュン・・・

雪ノ下「べ、別に嫌というわけではないのよ、ただ動けないから・・・ち、近くに居るのは構わないわ」

由比ヶ浜「ゆきのんーっ!」ダキッ いろは「じゃあお隣失礼します!」

チョッ・・・ユイガハマサンヒトノハナシヲキイテイタノカシラ

エヘヘーユキノンー! ア、ジャアワタシモモウイッカイダケ コラフタリトモ

八幡「・・・。また空気と化したな俺・・・」




八幡(三期始まるからってゆるゆりしやがって・・・本当俺ここに居る意味無いんじゃねぇかな・・・)

八幡(今日も依頼はこなさそうだし・・・ただ一色が居るんだよなー・・・)

八幡(このまま素直には帰させてくれないだろう。ここに来るって事は相談ごとか何か頼みたいことがあるだろうし・・・コイツと二人になる事だけは今日は避けたい。)

八幡(適当にあしらってすぐ帰るか・・・はぁ、生徒会の仕事じゃありませんように!!希望を持つ者に救いを!!神よ!俺には録画したのんのんびよりを見るという使命があるのです!)

八幡「それで?一色はなんでここに居るんだ?何か用があったんじゃないのか?」

ユイガハマサンハナレナサイ

雪ノ下「え、ええ。さっき私も聞いたのだけれど奉仕部員が集まってからと・・・」

八幡「そうか、なら集まったしとっとと話せ。俺も暇じゃないんだ」

雪ノ下「あなたの暇じゃないは世間一般から見たら暇なのだろうけど・・・そうね。話してもらえるかしら一色さん」



一色「はい!実は生徒会の仕事で先輩をお借りしたくて・・・」

八幡(おお!ブッタよ!寝ているのですかぁ!)

八幡「またか、まあいい。俺もあの事には責任を感じてるからな・・・んで、また予算見直しやらの雑用か?」

一色「えー・・・まあそういう感じではあるんですけど・・・その・・・」

八幡「なんだ、はっきりしない奴だな、それにいつも生徒会の仕事は俺個人に話しに来てたのに、なんで今回は雪ノ下や由比ヶ浜も居る必要があるんだ?」

一色「えーと・・・それは・・・その・・・」

雪ノ下「はっきり言いなさい一色さん。これでは依頼を受けるか否かも決められないわ。私達3人に生徒会の事で依頼があるってことなのでしょう?」

由比ヶ浜「いろはちゃん何でも手伝うから気にしないで話しちゃっていいよ!」

一色「はい・・・ありがとうございます。その・・・先輩・・・手伝ってくれます?」

八幡「ああ・・・俺に出来ることならな。早く話せ、俺は帰りたいんだ」


一色「手伝ってくださいよ?・・・コホン、えーと、実は今度○○小学校で林間学校が行われるんですけど、小学生達のお手伝いと、将来行きたい高校を選ぶ為に地域で選ばれた高校からボランティアとして人を出さなきゃ行けないんです。そして、その高校の一つに総武高も選ばれたんですけど」

一色「基本的にこういったボランティアを兼ねていても高校の印象とかに深く関わるものは生徒会から選ばれるんです。でも今、副会長含め生徒会メンバーが同時期に頼まれたボランティアへと行くことに決まってしまいまして・・・先生に相談したところ、会長の私とその私が選んだ人で行ってもらうということに落ち着きまして・・・」

雪ノ下「なるほど、その林間学校のボランティアとして私達に依頼したいと言う事なのね」

由比ヶ浜「そっかー。いろはちゃんもいろいろ大変だねー」

一色「はい・・・」

八幡「それで?何で俺達なんだ?」

一色「えっ」

八幡「だって印象が大事なんだろ?手伝いだけならまだしも学校のイメージアップに繋がるための人選なら他にいくらでも当てがあるし、由比ヶ浜や雪ノ下は分かるがそこに俺が行くなんてのは逆にマイナスにしかならねぇだろ。自然の厳しさと共に現実の厳しさを教えるとか言うテーマなら分からなくもないが」


八幡「そもそもイメージアップが目的で人を選ばなくてはならないのなら学校が誰か適切な人を選ぶはずだ。そうじゃないという事は学校から頼まれた事はイメージアップに繋がることであってもなにか別のものだろう」

八幡「一色、なんかお前嘘ついてんだろ・・・」

一色「うっ・・・なんでそう思うんですか?」

八幡「別に、ただ話を聞く限りどうも噛み合わない事があってな」

雪ノ下「そうね。一色さん正直に言ってもらえるかしら」

一色「うっ・・・分かりましたよ!正直に言いますよ!」

一色「先輩の言う通りイメージアップは学校から渡されるパンフと演説を読むのが学校からの決まりで、人選については生徒会に任されたのは事実ですけど、誰が行っても同じです!」

八幡「なんでちょっと怒ってんだよ・・・」


一色「それと!学校から選ばれるのはペアで二人です!それも男女のペアが決まりです!後お手伝いといっても林間学校なので三泊四日です!それと林間学校は明後日です!」

由比ヶ浜「ペペペペペ男女ペアで三泊四日!?」

一色「はい・・・」

雪ノ下「内容がぜんぜん違うじゃない・・・林間学校の日程も急ね・・・それに、なら何故比企谷君と一緒に私たちも居る必要があるのかしら?そもそも比企谷君に依頼することも自殺みたいなもと思うのだけれど」

八幡「なにお前俺と居るのそんな苦痛なの?死と天秤にかけられるぐらい嫌なの?ちょっと酷すぎね?」

雪ノ下「あなたは黙ってなさい」

八幡「依頼されてんの俺なんだけど・・・」(あぁ・・・家帰りてぇ・・・)

一色「それは・・・だって先輩こんな事引き受けてくれないだろうし・・・どう言えばいいのか分からなくて」

一色「雪ノ下先輩と結衣先輩は奉仕部長と部員ですし、それに、ほら、抜け駆けみたいなのは嫌なので依頼の承認を頂きたくて・・・」

由比ヶ浜「いろはちゃん・・・」






雪ノ下「そう・・・なら私は構わないわ。由比ヶ浜さんはどうかしら?」

由比ヶ浜「あたしもOKだよ!いろはちゃん私たちのことも考えてくれてたし、ちゃんと言ってくれたから」

一色「雪ノ下先輩・・・結衣先輩・・・」

八幡(なーんかーいも繰り返す♪へいへい、そのぉーたーび涙するへいへい)

雪ノ下「承認はしたわ。後はそこの男が決めることよ」

八幡 ボーッ

雪ノ下「ちょっと、ちゃんと聞いていたのかしら比企谷君?」

八幡「ん?ああ、すまんちょっとボーっとしてたわ・・・んで、なんだっけ?」

雪ノ下「はぁ・・・一色さんの依頼よ。依頼内容はボランティアとして男女ペア三泊四日で林間学校のお手伝いと学校から出された演説とパンフレットの配布が主な依頼内容よ。それと林間学校は明後日からよ」


八幡「は?男女ペア?明後日?は?」

雪ノ下「人の話をちゃんと聞いてなさい、そんなんだから妄想癖がつくのよ」

雪ノ下「私たちが呼ばれたのは同じ奉仕部長、部員として依頼の判断とその承認、先ほど承認したわ。後はあなたが決めることよ」

八幡「決めるも何も行くわけねぇだろ。そもそも俺じゃなくていいじゃねぇか、つか、それこそ葉山と行けよ」

由比ヶ浜「ヒッキー・・・」ボソッ

一色「まあ、こうなりますよね・・・」ボソッ

一色「葉山先輩は急な林間学校へのボランティアへのお誘いは失礼と思ったので、葉山先輩は無しです。それに葉山先輩は忙しいですし」

八幡「俺なら失礼じゃないって事?なにこの後輩。つか俺だって忙しいんだよ餓鬼の相手しに行く暇など無い」

雪ノ下「一応予定を聞かしてもらえるかしら」

八幡「そうだな、まず今日は帰って録画したアニメを見る。明日は録画しといたアニメを一気に見る。明後日は小町と買い物に行く約束もあるし、録画したアニメg」

雪ノ下「もういいわ。比企谷君は暇って事ね」

八幡「おい、何故そうなる」






雪ノ下「小町さんの約束はどうしましょう・・・」

由比ヶ浜「あ、ゆきのん!小町ちゃんにメールしたら『兄がいつもお世話になってます!買い物は小町一人で行くのでどうぞお兄ちゃんを好きにしちゃってください』だって!」

雪ノ下「これで小町さんの許しはもらえたわね。一色さん何か提出すべき書類があるんじゃないかしら」

一色「あ、はいペアが決まったらこれに名前を書いて提出することになってます」

八幡「嘘だろマイエンジェル小町・・・というよりなんでさっきから俺の意思関係無く話し進んでるの?」

八幡「いくらでも行ける人なんて居るだろ?え?何でもう俺が行くみたいになってんの?」

雪ノ下「依頼が来て私はそれを承認したのよ。依頼内容的には個人かもしれないけれど、私と由比ヶ浜さんを呼び、承認を得るということは奉仕部への依頼だわ。そしてそれを承認したという事は、その時点で部員であるあなたがこの依頼を果たす義務が生まれるわ。」

雪ノ下「そして、その義務を果たせるのが奉仕部の中であなたしか居ないのだからしょうがないでしょう。暇に時間を持て余すあなたに拒否する理由は無いわ。小町さんにも許しを得たし、ご両親にも小町さんから言っておくそうよ」

雪ノ下「分かったなら少し黙っていなさい」


八幡「横暴すぎるだろ・・・」

八幡「ほら、ボッチはあまり身体が丈夫じゃないから三泊四日とか無理だから」

ココニナマエヲカケバイイノカシラ ア、ハイソウデス

八幡「それに自分で言うのもなんだが不審者に間違われたことなんてよくあるし、子供達も怖がるんじゃなかろうか」

ワームズカシイカンジイッパイダネー ユイガハマサン・・・ソレハチュウガクセイデモワカルワ

八幡「後ほら、男女ペア指定って事は力仕事があるからだろうが、俺は力もあまりないから頼りにならんぞ」

アトココニモオネガイシマス ワカッタワ ア、コマチチャンオヤゴサンノOKモラエタッテー ソウ・・・ソレハヨカッタワ

八幡「泣くぞ」

雪ノ下「往生際が悪いわね。いい加減諦めなさい」

由比ヶ浜「そうだよヒッキー。それに楽しいよ!キャンプふぁいあー!」

八幡「アホビッチは黙ってろ。はぁ・・・一色はそれでいいのか?デメリットしか生まれないと思うが」

一色「はぁ・・・もうこの際だからしょうがないです。それに私顔は広いですけど、先輩はそこらのゴミよりかは頼りになるって知ってますから」


八幡(さらっと怖い事言った)

八幡「でもな・・・」

一色「もう諦めてください!名前書いちゃったんで手伝ってもらいますからね!」八幡「おい」

一色「結衣先輩、雪ノ下先輩、ありがとうございます」オジギ

雪ノ下「別に構わないわ。でも」ニコッ

由比ヶ浜「今回だけだからね!」ニッコ

一色「はいっ!」スマイル

一色「それじゃ先輩!これ提出しに行きますよー」ズルズル

八幡「なに笑ってんだお前ら。笑えないから。くそっ・・・こうなったら担当の教員をどうにか説得するしかないか・・・」

ガラララララララ

雪ノ下「行ったわね」

由比ヶ浜「うん」







由比ヶ浜「うーでも羨ましいなーいろはちゃん・・・」

雪ノ下「あの男に何かされなければいいのだけれど・・・」

由比ヶ浜「あはは・・・そこは信用できるかな?ヒッキーだし」

雪ノ下「フフ・・・そうね。比企谷君はそんな度胸無いものね」

由比ヶ浜「いろはちゃんかー・・・ゆきのんだけでも手強いのに・・・」ボソッ

雪ノ下「一色さん・・・まさかとは思ってたけど・・・本気・・・なのね」ボソッ

由比ヶ浜、雪ノ下「強敵だらけだなー・・・」「強敵だらけね・・・」

由比ヶ浜「・・・」 雪ノ下「・・・」

シーン

由比ヶ浜「そ、そういえば、ヒッキーまだ諦めてないみたいだったけど大丈夫かな?教員を説得だ!どうだー!とか言ってたけど・・・」

雪ノ下「フフ・・・それなら問題ないと思うわ。だって・・・」

由比ヶ浜「?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
・・


職員室

一色「では先生!よろしくお願いします」

平塚「うむ・・・。それにしても・・・そうか、なんとなく予想はしていたが、まさか君が素直に名前を書くとは思わなかったよ。比企谷」

平塚「比企谷・・・?どうした?おーい。ま、まさか目の腐敗が心臓にまで達して植物人間状態になってしまったのか!?」

一色「あ、いや、やっと諦めたんじゃないですかねー」ニコニコ

平塚「?・・・まあいい、二人で協力して頑張りたまえ。パンフレットは現地へ郵送、これが演説内容、そして少しではあるが学校からの経費だ。まあお小遣いみたいなものだがな。これで必要なものや新調したいものがあったら使うといい」

一色「ありがとうございます!」

平塚「まあ・・・どっかの誰かさんがパートーナ選びに時間をかけたせいで、買うといっても明日ぐらいしかないがな」

一色「あはは・・・すみません」

一色(決まってはいたんですけど・・・///だってお泊りだし・・・///勇気もいるってもんですよ!うぅぅ///)


平塚「一色、年下ではあるが、比企谷のことを見てやってくれ」

一色「はい!任してください♪では、失礼します。行きますよ、先輩」ズルズル

八幡(ああ・・・さらば俺の休日・・・神頼みはフラグだったんだな・・・一色と林間学校か・・・)

八幡(何故リアルってのは望んでないことが立て続けにおきるんだ・・・リアルはクソゲーだなマジで・・・)

八幡(俺も争いの無いファンタジーな世界行きたいわ・・・あっしぇんて・・・)

平塚「・・・」

平塚「にしても・・・・・・・・男女ペアか・・・・・・・・」

平塚「・・・」

平塚「うらやましぃっ!」ガンッ

疲れた

廊下


一色「♪~」

八幡「はぁ・・・」

一色「先輩も諦めてもらえたようでよかったです!当然ですけど明日は買い物に行きますからね!学校が終わっても勝手に帰らないでくださいね♪」

一色「それと明日は奉仕部お休みみたいです!」

八幡「そうか」

八幡(くそっ・・・一色と会わないつもりが流されるがまま、一色と泊りがけで出掛けることになっちまった・・・)

八幡(はぁ・・・せめてあんな夢見てなきゃ普通に話せるんだが・・・くっ・・・無理だ。夢のことを意識しちまう)

一色「・・・」

一色「そうだ!先輩最近近くに新しいクレープ屋さんができたんですよ!せっかくだしこの後行きましょう」

八幡「無理だ。帰る」

一色「こんな可愛い後輩のお誘いを断るなんて先輩失礼ですよー?」

八幡「そうだな。でも今日は帰る」

一色「・・・」


一色「先輩もしかして無理やり行くことになったから怒ってますー?もう、器が小さいですねー」

八幡「別に怒ってはない。じゃあまたな」スタスタ

一色「あ、ま、待ってください!!」ガシ

八幡「なんだ?クレープなら行かないぞ。俺は帰りたいんだ」

一色「って・・・ます・・・」

八幡「なんだ聞こえないぞ。つか離せ」

一色「やっぱり!!怒ってます!!」

八幡「うおっ!?いきなり大声出すんじゃねぇ・・・」

一色「先輩・・・いつもよりなんだか冷たいし・・・そっけないです・・・」

八幡「そんなことねぇし。怒ってもねーよ」

一色「嘘です!!だって・・・今日一回も私の顔見てくれないですもん!!」ジワ・・・

八幡「それは・・・別に・・・」

一色「私と林間学校行くの・・・そんなに嫌ですか?・・・そんなに・・・嫌でしたか?・・・・私のこと・・・嫌いですか?・・・」


八幡「別に嫌いとかじゃ・・・」

一色「じゃあ私なんかしましたか!?・・・先輩そんなに怒らすことなんかしましたか?・・・したなら謝りますから・・・」ウルウル

八幡「だからなんでもねーし。お前の考えすぎだ。」

一色「そんなことないです!!・・・分かります・・・先輩が私を避けようとしてるのが・・・」

八幡「っ・・・」

一色「でも・・・私・・・なにかしたのか考えても・・・分からなくて・・・」

一色「それとも普段のやり取りとか・・・最初からずっと嫌でしたか?・・・でも・・・普通そうですよね・・・」

一色「お願いします・・・なにかしたのなら教えてください・・・私を避ける理由・・・ちゃんと・・・言ってください・・・」

一色「そしたら・・・ちゃんと謝りますから・・・嫌なら・・・林間学校も・・・・・・もう・・・先輩とも・・・」

八幡「だから、なんでもねぇって」

一色「!・・・・・・・・」シュン


一色「そう、です・・・か・・・」

八幡「っはぁ・・・お前は本当に何もしてねーよ」

八幡「どちらかというとしたのは俺っていうか・・・なんというか・・・」ボソッ

八幡「とりあえず本当に怒ってないし、嫌いとか・・・そんなんでもねぇって・・・・後、お前の言動にいちいち腹立てるほど、俺も子供じゃないしメンタルも弱くない舐めんな」

八幡「まあ今日お前を避けてたのは確かだが、それは別の理由だ」

八幡「お前が気にすることじゃねーし、避けてたことで不快になったなら謝るから帰らしてくれ」

一色「本当ですか?・・・」

八幡「ああ・・・」

一色(そっか・・・怒ってたわけでも、嫌われたわけでもなかったんだ・・・)ホッ

一色「じゃあなんで私のこと避けてるんですかー?」


八幡「だから、お前が気にすることじゃねぇって」チョウオドオド

一色「先輩キョドりすぎです。キモイです。ん~なんか怪しいですねぇ~」

八幡「ハハッ!何を言ってるんだ。俺は何も悪くねぇ絶対悪くねぇ」

一色「先輩・・・話してください」ニコッ

八幡「いや、ほんと大したことじゃないぞ「先輩♪」ニコッ

八幡「その、社会的に・・・俺ガ・・・「せ・ん・ぱ・い♪」ニコッ

八幡「うっ・・・・」

八幡「わ、分かった・・・話すから顔を離してくれ・・・」

一色「はい♪」

八幡「はぁ・・・話すし、土下座でも何でもするから、口外は止めてくれよ・・・」

一色「一体なにしたんですか・・・それでなんで私を避けることになるんですか・・・」

一色「分かりましたから!さ、聞かせてください」


・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・
・・




八幡「・・・という訳でお前と顔を合わせずらかっただけだ・・・」

一色「なっ///ななな////なななななななな////////」

八幡「お、落ち着け一色!悲鳴を上げようとするな!」

八幡「社会的に俺が死ぬ!まだ捕まりたくない!わかった謝るから!」

八幡「ほんっっと夢とはいえすんませんっしたぁー!!!!!!!!!!!」ドゲザー


一色「先輩・・・」


八幡「わ、分かってる・・・これからなるべくお前には近づかないし、言うことも聞く、仕事も手伝う、だが、その・・・お金とかは勘弁していただきたく・・・」

一色「は?」

八幡「ももも、勿論こんなゴミ屑の分際でというのは重々承知しているんですが・・・」

一色「なに勘違いしてるんですか先輩」

八幡「え?」

一色「ちょっと驚きましたしけど///所詮夢ですし、林間学校もあるのにそんなことしませんよ・・・」

一色「というより、そんなネタで強請られると思うとか馬鹿ですか」



八幡「お前なら絶対すると・・・」

一色「失礼ですね!私を一体なんだと思ってるんですか!」

八幡「小悪魔ビッチ」

一色「ビ・・・へ、へー、先輩が変態っていうの言い触らしちゃおっかなー、先輩の発言なんて誰も信じないだろうし夢だからセーフっぽいですけどー・・・夢じゃいことにして無理やり・・・なんて言ったら即逮捕ですよねぇ~?」

八幡「すすす、すまん!ってかやっぱり考えることが恐ろしい!それだけは勘弁してくれ・・・」

一色「もう、女の子にビッチとか考えられませんよ」

八幡「す、すまん・・・」

一色(意外に素直ですね・・・甘えてくる素直な先輩・・・ふむ・・・良い事思いついちゃった)テヘ

八幡「そ、その一色さん・・・許してもらえたのなら、そろそろ帰らしていただけないでしょうかー・・・なんて・・・」


一色「先輩・・・いくら夢とはいえ、そういうのはぶっちゃけ有りえないと思うんです」

八幡「はい・・・」

一色「それにーそんな夢を見る度に顔を合わせられなくなるとかお互いにこれからの為にならないというかなんというか・・・先輩も危ないというか?」

八幡「は、はい・・・」(何が言いたいんだ・・・なにをさせる気なんだ・・・ああ神様仏様・・・・・・あぁ・・・帰りたい・・・こまちぃ・・・)

一色「だからー先輩は今から依頼が終わるまで、私に素直且つ甘えてください!」

八幡「・・・・・・は?」


一色「だ・か・ら!今後こういう夢を見ないように私に甘えることを許すって言ってるんですぅー!」

八幡「いや、訳が分からないんだが」

一色「先輩の欲求を満たしてあげるってことです///」

一色「せ、先輩のその夢は私の見立てでは、その欲求を満たすことで見ることはなくなると思うんです!」

八幡「お、おう」

一色「だから私が特別に『甘えたい』って欲求を叶えさせてあげます///そ、そうすれば私も夢で変な事されないですし、先輩もいちいち気にすることも無くなると!」

八幡「いや、しかしそんなのはだ「私がいいって言ってるんです!」

一色「それに依頼でふ・・・///ふたりっきり///の時間も格段に増えるでしょうし好機です」

一色「でも、条件として、素直であることと私を一色じゃなくて『いろは』って呼ぶこと!いいですね!///」


八幡「いや、ちょっと待t「先輩には異論反論口答え拒否権及び提示する条件の変更は皆無です!!!」

一色「これは命令みたいなものですから!先輩のためでもありますし!」

一色「後、基本的にわたしの言うことは聞いてください」

一色「いいですね?」

八幡「・・・」

八幡「いy・・・「い・い・で・す・ね?」

八幡「分かりました・・・」

一色「よろしいっ♪じゃっ、この話しは終わりですね!クレープ食べに行きましょう!」




八幡「はぁ・・・分かったよ・・・」

八幡(やはり話すべきじゃなかった・・・はあ・・・なんか話しが変な方向に言ってる気がする・・・)

八幡(でもまぁ、とりあえず、一色は許してくれるみたいだしそれでいいか・・・)

一色「~♪」

八幡「ご機嫌だな・・・」

一色「そうですかぁ~?あっ!そうだ先輩♪試しに名前で呼んでみてくださいよ♪」

八幡「なっ・・・」

一色「これから少なくとも3日は名前呼びなんですから、一回目で慣れないと!」

一色「ちなみに言っときますけど、呼ぶときに『おい』とか『なあ』は無しですからね!」

一色「ほら、早く!呼んでみてくださいよ!」


八幡「分かったよ・・・」

八幡「い、いろは・・・///」プイッ


一色「・・・」


一色「・・・//////」カァァァァァァァァ


一色(きゃあああ///先輩に名前呼びされただけなのに凄くドキドキする!や、ヤバイ///これは結衣さん達より前進の予感!)

一色(それに先輩も照れちゃってる・・・///普段の先輩からじゃ絶対に考えられない!先輩の方から自分で引っかかる餌を持ってきてくれてよかった)

八幡「おい、い、いろは・・・///な、何か言えよお前が呼ばせたんだろ」

一色「あ///・・・せ、先輩に名前で呼ばれるとかちょっと気持ち悪いですね・・・////」プイッ

八幡「そうかよ・・・つかお前がやらせたんんだろ・・・気持ち悪いなら名前呼び無しにしろよ・・・」

一色「い、一度決めたことはもう曲げられないんですぅ!///」

八幡「どこの火影だよ・・・はぁ・・・ただの苛めだろこれ」

一色「ごちゃごちゃ言ってないでクレープ屋行きますよ!」ルンルン

一色「~♪///」ニコニコ


八幡「帰りたい・・・・・」

ノリで書いてるがもう半分以上満足だわ・・・ああいろはす夢にまた出てきてオクレ

クレープ屋


八幡「ほら、買ってきてやったぞ」

一色「ありがとうございます♪いくらでしたか?」

八幡「500円だが払わなくて良いぞ。俺からの詫びだ」

一色「やったー!先輩やっさしいー!あ、でもさっき言った事取り消したりしませんからね♪」

八幡「チッ・・・食べ物に釣られない女の子はギャルゲにはいないのに・・・やっぱリアルって糞だわ」

一色「うわぁ・・・ギャルゲと現実の女の子を一緒にしないでください。失礼です。ドン引きです。気持ち悪いです」

八幡「そうだな、ギャルゲの女の子達に失礼だよな。すまん」

一色「うっわ・・・そんなんだから女子から白い目で見られたりするんですよ」

八幡「ほっとけ」

八幡(つか今気づいたがここカップルだらけだな・・・)


一色「先輩いつまで立ってるんですかー?早く座って食べましょうよ♪」

八幡「お、おう」ドスッ・・・

八幡「・・・」モグモグ・・・ (甘い、うまい・・・)

一色「・・・」

一色「・・・」ムーーーー

一色「・・・」ススッ・・・

一色「~♪」

八幡「・・・」

八幡「お、おい・・・」

一色「ん?どうしたました先輩?」

八幡「いや、その・・・近いんだが」(近い近い良い匂い暑苦しい可愛い恥ずかしい良い匂い)

一色「そうですかぁー?これぐらい普通だと思いますけど?」パクパク


八幡「いや普通じゃねーから。この距離が普通とかビッ「はい?」ニコニコ

八幡「い、いや・・・とにかく離れてくれ・・・場所も場所だから俺の精神が持ちそうにない」

一色「あ、もしかして先輩カップルだらけだから意識とかしちゃってます?ごめんなさい。これぐらいで彼氏面とかされても困ります。もっと親密なこととかしないと。あ、変な妄想しないでください気持ち悪いです。ごめんなさい」

八幡「相変わらず早口だな処理しきれん・・・学校からも近いんだぞ離れろ」

一色「お断りします」

一色「私は別に平気なのでごちゃごちゃ言わないでください」

八幡「いや俺が・・・「そ・れ・に!」

一色「先輩にはこれから私に素直且つ!甘えてもらうことになってるんですから、これぐらいで動揺しないでください!」ズイズイ

八幡「お、おい、詰めんな」(あたってる!あたっちゃってるから!)




一色(せ、先輩がこんなに近くにぃぃぃ///ど、どうしよう///ドキドキがとまらない///先輩に聞こえないよね?・・・あ、先輩の匂い・・・///)

一色(うう・・・///密着するのはやりすぎかな・・・///で、でもこんなチャンス滅多にないし・・・多少強引じゃないと先輩には通じないし)

八幡「おい、いっしk・・・「いろはです!」

八幡「い、いろは、さすがにやりすぎだぞ・・・//こんなんだれかに見られたら・・・」

一色「私は平気だからいいんです。もう諦めてください///そもそも先輩には何か言う権利なんて無いんですから!」

八幡「うぐっ・・・」(や、ヤバイ、心臓バックバクだわ・・・俺の心臓加速しすぎぃ!一色に聞こえないよな・・・つかヤバイ)

八幡(何がヤバイってもう八幡の八幡がフィジカルフルバーストしそう。落ち着け理性の化け物・・・素数を数えるんだ・・・)

一色「じゃ、じゃあさっきも言いましたけど、私に甘えてください先輩///」

八幡「なっ・・・」

一色「そういう話しですし///それに、そうしないとまた先輩が・・・あんな夢見るじゃないですか!」


八幡(くっ・・・///この状況ですら俺の処理速度の限界を超えているというのに、このゆるふわビッチめなに言ってんだ)

八幡(そもそも甘えるってなんだよ、えるたその造語か何かかよ。年の近い女の子に甘えるとかハードル高すぎ、なに?これも普通なの?馬鹿なの?)

八幡(そもそも、なんでこうなっちまったんだ、全てはあの夢のせいだ、ちくしょう時間とか戻せねぇのかよ覚醒してくれよ)

八幡(せめて一色に夢のこと問い詰められたときに戻してくれ・・・こうなるんだったら死んでも話さなかったのに)

八幡(くそっ・・・どうにかこの状況から脱する方法は無いのか・・・一色にさっきの甘える云々の話しの撤回をどうにか・・・無理だな)

八幡(一色に逆らえない時点でどうしようもないじゃねぇか。どうすりゃいいんだマジでわからねぇ・・・くそっ)

八幡「な、なぁいっs・・・いろは、正直に言うが、俺はこんな人間だし、甘えるって好意が具体的にどういうものか分からないどうしようもない奴なんだ」(自分で言って泣きなくなる)

八幡「だからお前に甘えろと言われてもどうしようもないし、お前が平気だといっても俺は死ぬほど恥ずかしい」

八幡「だからやっぱり勘弁してくだs・・・「駄目です」

一色「先輩が自分で考えて自分で行動してください♪恥ずかしくても先輩は我慢してください♪拒否権はありません♪早くしないと大声で叫びますよ?」ニコニコ


八幡「ぐっ・・・そんな事言われてもだな・・・」

八幡(その笑顔怖いんだよ・・・ど、どうする八幡、これはもう逃げようがねぇ・・・つうか従ってもそうじゃなくても捕まるビジョンしか俺の頭には浮かばねぇよ・・・甘えるって・・・がああ!考えろ考えろ・・・・)

八幡「う・・・うぅ~ん・・・うぅ・・・」

一色「・・・っはぁ、ほんっとにしょうがないですねぇ先輩は」

一色「じゃあヒントあげます!」

八幡(答えクレ)

一色「先輩が絶対にないと思ったことをそのまま実行しちゃえばいいんです!」

一色「ギャルゲやってるなら頭では一応分かってるんでしょうけど・・・恥ずかしくても嫌でも私にしてください」

八幡「そうは言ってもだな・・・」

一色「じゃないとまた目覚めの悪い夢見ちゃいますよ?」


一色「大丈夫です・・・」

一色「私は『いい』って言いましたし、ちゃんと受け止めてあげますから・・・」

八幡「・・・だが」

一色「い・い・ん・で・す!きっと・・・言わなくても分かるって言うのは傲りでしょうし我侭です。幻想です」

一色「でも、全部が全部そうじゃないと思いますし、それが分かってるなら・・・分かるはずです」

一色「あはは・・・なんか難しい話になっちゃいましたね!とりあえず私に甘えてくれればいいんです!」

一色「そして思ったことは考える前に口にしてください、そうすれば素直になれますし、素直になれば甘えるって行為も自然にできますよ」

一色「どのみち拒否権は無いので、もう諦めてください♪」

八幡「くっ・・・・・・・・」

八幡「わ・・・・・・・分かった・・・」

八幡「だが・・・通報するなよ?・・・後、誰にも言わないでくれ・・・後、慣れてないというより初めてだから・・・後、」

一色「分かりましたから!早くしてください!すぐ慣れますって。何回私に言わせるんですか?男なら潔く腹を決めてください!」

一色(せ、先輩初めてなんだ///うぅ・・・///はやく甘える先輩が見たい!///)


八幡「分かった・・・分かったから・・・考える時間と、心の準備の時間をくれ・・・」

一色「はぁ・・・しょうがないですね・・・じゃあ、もう何も言わないんで、準備できたら話しかけてください」プイッ

八幡「おう・・・助かる・・・」

一色「・・・」パクパク

八幡「・・・」

一色「・・・」チラッ

八幡「・・・」

一色「・・・」ソワソワ

八幡「なぁ、い、いろは」

一色「はっはいなんでしょうか・・・」



八幡「そ、その・・・今日は疲れてな。疲れてるときは甘い物が効くんだぞ」

一色「は、はぁ・・・」

八幡「それで、だな・・・今ちょうどクレープを食べてるがマッカン愛飲者の俺には糖分が足りなくてな」

八幡「だから・・・あのだな・・・」

八幡「い、いろはのクレープも・・・食べたいと思ってだな・・・///だから・・・その・・・俺に、食べさせてくれないか?・・・///その・・・いろはが・・・///」

一色「・・・」ポカーン

八幡「お、おい・・・///」

一色「あ!は、はい///すみません、わ、分かりました・・・///」

八幡(えっ)

一色「じゃあ、その・・・///」

一色「あ、あーん///」

八幡「お、おおう。あ・・・あーん・・・///」パクッ モグモグ

八幡「う、美味いな・・・///ありがとう・・・////」



一色・八幡「・・・/////////」カァァァァァァ


一色(ヤバイやバイやバイ///先輩にあーんて///先輩があーんて///きゃあああ////)

一色(ある程度想像してたけど、こうして実際先輩がやると破壊力が・・・///それにか、間接キs・・・・/////)

一色「・・・////」ボフンッ

一色(こ、これは私も覚悟しとかないと///私も恥ずかしくて嬉しくてどうにかなっちゃいそう///)


八幡「・・・////」

八幡(・・・・・・・んがああああああああああ!!なぁぁあ↑にやってんだ俺は嗚呼ああああああ)

八幡(可愛い恥ずかしい死にたい恥ずかしい甘い帰りたい恥ずかしい可愛い死にたい)

八幡(てっきり拒否されて今日は帰る流れになると思ったのに、本当に俺のあんなのを・・・///)

八幡(がああああああ!!い、一色は本気でこんなのを、しばらく続ける気なのか?・・・駄目だ、俺死ぬんじゃねぇかな・・・)

八幡(まあ、でも・・・悪い気はしねぇっつうか・・・世のリア充共・・・か、カップルはこんな感じなのだろうか・・・///)

八幡(ってなぁぁあ↑に考えてんだあああああ!なんなんだどうなんだどうすんだ・・・頭が追いつかねぇ・・・)


一色「そ、その・・・///もう一口、食べます?//」

八幡「あ、ああ、じゃあ貰おう・・・かな」

一色「はい///」

一色「あ、あーん///」

八幡「あーん・・・///」パク モグモグ



一色・八幡「・・・//////」カァァァァァァ


一色(ヤバイやバイやバイry) 八幡(んがあああああああry)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
・・







一色(結局残りのクレープ全部先輩にあげちゃった・・・///もう二つぐらいクレープ頼んどけばもっと・・・///////)

八幡(結局一色のクレープを全部貰ってしまった・・・なにやってんだ俺、どうしちゃったの・・・)

八幡(甘いな・・・甘いわ・・・すげぇ甘い。甘すぎて甘い。甘いしか頭にねぇ・・・)

八幡「あー・・・その、わりぃな・・・クレープ全部食っちまって・・・///」

一色「い、いえ大丈夫・・・です・・・///」


一色・八幡「・・・///」


一色「せ、先輩も結構子供っぽいところあったんですね!///そんなに甘いものが好きだったなんて、女の子みたいです」

八幡「ばっ・・・確かに俺は甘いものが好きだが、そこらの女と一緒にスンナ。俺は頭がいいからな!糖分が必要なんだよ」

一色「自分で頭いいとか言っちゃうんですね・・・でも・・・///甘えた先輩悪く無かったですよ!//いやーいいもんですね///年上を手駒にする感じって」

八幡「たぶんそれ使い方間違ってるから・・・つか言ってることがこえぇよ・・・はあ・・・恥ずかしい死にたい忘れてくれ」

一色「まだそんな事言ってるんですか?まだ林間学校すら始まってないんですよ♪まだまだこれからです♪」

八幡「なぁ・・・本当に続けなきゃいけないのか・・・?耐えられる気がしないんだが」

一色「勿論です!♪まあ、でも今日はこれぐらいしといてあげます♪」


八幡「そうか。死にたい・・・でも、やっと帰れるのか・・・・」ダラーン

一色「随分嬉しそうですねーずっと帰りたいって思ってたんですか?」ジトー

八幡「当たり前だ。最初からずっと言ってんだろ。家には愛しい小町が待ってるからな」

一色「ほんっとシスコンですね・・・気持ち悪い・・・」

八幡「トーン下げて言うとバイキルト効果あるからやめてくんない?」

八幡「まあ、でも、いろはに甘えてるときは別に・・・帰りたいとかは・・・思ってなkっ・・・t・・・///」

一色「・・・////えっ」

一色「せ、先輩今なんて言いました?///よく聞こえなかったんでもう一回言ってください!//」

(せ、先輩が・・・////////ま、まだ素直とは言えないけど、先輩からそんな言葉が聞けるなんて・・・///)

八幡「な、なんも言ってねーよ!//じゃあ、俺は帰るからな」スタスタ

一色「あ!・・・先輩待ってください!」ガシッ

八幡「なんだよ・・・何も言ってないって」

一色「いや、もう一度聞きたいですけど・・・」ボソッ

一色「ってそうじゃなくて!これから林間学校とかの事で連絡取りたいので、アドレスと携帯番号教えてください♪」パッ


八幡「なんだそんな事か・・・ほれいろは、お前がやれ」

一色「うわぁ・・・躊躇なく人に携帯渡せるんですね凄いです・・・」

八幡「俺は見られて困るもんなんて何も無いからな、後、別に友達がいないからSNSもLINEも無いとかそういうのじゃないから」

一色「なんか凄い悲しいですね・・・」

八幡「やめろ。哀れみの目で俺を見るな」



ポチポチポチ・・・

一色「よし、登録完了!」

八幡(・・・コイツもスパムメールみてぇだな)

一色「じゃあ、夜メールするんでちゃんと返してくださいね♪」

八幡「・・・」スタスタ

一色「返してくださいね???」ガシッ

八幡「分かった、分かったから離せ」


一色「全く・・・それにしても、たった数時間で名前呼びもすっかり慣れてますね。今だって自然にいろはって呼んでましたし///案外プレイボーイだったり・・・」

八幡「っ・・・///あほ。それに慣れてねーよ///ただ諦めてんだよ・・・はぁ・・・じゃあな」

一色「あ、待ってください」ガシッ

八幡「おい、お前帰らせる気ねぇだろ・・・まだなんかあんの?」

一色「正門まででいいんで送ってください」ニコッ

八幡「・・・正門までだぞ・・・」

一色「はい♪じゃあ、後ろ乗せてください~♪」

八幡「駄目だ、そこは小町の特等席だ」

一色「出たシスコン・・・別にいいじゃないですか~こんなに可愛い後輩を乗せれるんですよー?」ブーブー

八幡「あざといんだよ・・・とにかく駄目だ。それに疲れてんだ勘弁してくれ」

一色「しょうがないですねぇ~」

一色(先輩と二人乗り・・・///ま、まあそれは明日にでもしてもらおうかな///)

一色(今は、先輩と、ゆっくり正門まで・・・少しでも先輩と一緒に・・・♪)

ア、ソウイエバ コノマエユキノシタセンパイガデスネー ナニアイツカゲデソンナコトイッテンノ?コワインダケド・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
・・


結構書いたつもりだがまだ始まったばかりだった。夢オチとかでいいかな。ああいろはす可愛い

学校まで引き返してから帰る感じ。どっちともクレープ屋とは逆に家があると考えてもらえれば
つか深く考えてないから設定の矛盾とか見つけても見逃して。


帰宅


ガチャ・・・

八幡「たでーま愛しの我が家・・・」グデーン

小町「おかえりお兄ちゃん!今日は遅かったね小町待っt・・・うわっどしたの、そんな干からびたミミズみたいになって」

八幡「おお・・・小町よ・・・愛してるぞ・・・」

小町「ウワッキモッ!遅いから雪ノ下さんか結衣さんと放課後デート!・・・とか思ってたけど・・・うーん、違うみたいだねぇー」

八幡「アホ。そんな訳ねぇだろ・・・アイツらとはなんもねーよ」

小町「アイツらとは、ねぇ・・・」ニヤリ

八幡「っ・・・本当に何もねーから。ちょっと呼び出し食らって遅くなっただけだ。疲れてんからちょっと休ましてくれ・・・夕飯は後で食べる」スタスタ

小町「ちょぉおーっとまったぁー!」ガシッ


八幡「おいなんだよ離せ。俺はアニメを見て癒されたいんだ」

小町「クンクン・・・んーなんだか甘い香りがする・・・ネェ・・・お兄ちゃん・・・今日、ナ・ニ・シ・テ・タ・ノ?」

八幡「何で急にヤンデレっぽくなんだよ、こえぇよ。そして怖い」

八幡「何もねぇって言ってんだろ・・・」チラチラ・・・

小町「目が泳ぎまくってるよお兄ちゃん・・・それに結衣さんからの電話もそうだし、絶対何かあるでしょ?」

八幡(そういえば電話してたな・・・あのビッチめ)    由比ヶ浜「ビッチっていうなぁー!私はまだ・・・」ムニャムニャ・・・ コラユイゴハンヨ!オキナサイ

小町「小町にちゃんと話しなさい!お兄ちゃんはすーぐ失敗するから、また小町がフォローしたげる」ガシッ

八幡「HA☆NA☆SE!俺のライフはとっくに0なんだよ。毎回壁通り越してダイレクトアタックばっかしてきやがって・・・インチキ効果も大概にしろ!」

八幡「それにお前には関係ない」

小町「お兄ちゃん・・・また小町と喧嘩したいの?・・・」ジトー

八幡「っ・・・」

八幡「はぁ・・・わーったよ話せばいいんだろ。だが話した後に俺が死にたくなる危険性があるからその時は優しくしてくれ」

小町「一体何があったのお兄ちゃん・・・」



説明終了



小町「ほほぉーっ!なるほどなるほど!大体は分かったよお兄ちゃん!」

小町「任せて!小町が完璧なアドバイスをしてあげる!!」キラキラ

八幡「なんでそんな楽しそうなんだよ・・・」

小町「いやーまさか小町の知らないところで新たなるお姉ちゃん候補が出てきていたとは・・・ふむふむ」

小町「にしてもフォローのつもりが続いちゃって、その会長さんとイチャイチャだなんてお兄ちゃんも隅に置けませぬな」

八幡「なに言ってんだお前・・・今日みたいなの続けたら俺が俺で無くなる。闇の俺が覚醒すんぞ。開幕サレンダーワンキルソリティアだぞ」

小町「お兄ちゃんのほうが何言ってるかわかんないよ・・・」

小町「でも大丈夫♪お兄ちゃんの為に小町がどうしたらいいか教えてあげる!」エッヘン ムネハリ

八幡(成長したなこいつ・・・どこがとは言わないし所詮妹だが・・・アイツより大きいな)  雪ノ下「くちゅんっ!・・・風邪かしら」


小町「ズバリ!!・・・ででん!『今のままで良い!』です」

八幡「セルフエコーやめろ。かわ痛々しい」

八幡「つか何がアドバイスだ。今のままで良いわけねぇだろ」

小町「はぁ・・・これだからゴミィちゃんは・・・」

八幡「それ小指ぶつけたときぐらいには心が痛んでるからね?」

小町「これは愛称なのです!」テヘペロ☆

八幡「それうぜぇからやめろ」

小町「まあ、お兄ちゃんも薄々気付いてるとは思うけど・・・」

八幡「なにがだよ」

小町「さあ?けどまだ時間はあるし、最後には決めなきゃいけなくなると思う。そして勿論決めるのはお兄ちゃん」

小町「最初に全部片付けようとするのは可哀想だよ。もう分かってると思うけど、勘違いなんかじゃないよ」

八幡「・・・」


小町「それに話し聞く限りじゃお兄ちゃん逆らえないし、もうお兄ちゃんが決めてたとしても依頼が終わるまでは一色さんと一緒にいてあげても遅くは無いんじゃないかな」

小町「大丈夫。お兄ちゃんが優しいってのは小町分かってるし、そんなお兄ちゃんの妹だから、どうなったとしても優しくしてあげる☆」

小町「あっ!今の小町的に超ポイント高い!」ニコ

八幡「・・・。アホ。ならキモイとかゴミとかやめろよな」

小町「いやそれは事実だし」マガオ

八幡「おい、どこが優しいんだよ」

八幡「はあ・・・でも・・・ありがとよ」

小町「どーいたしまして」ニコ

小町「それにしても・・・見てみたいなーお兄ちゃんが甘えてるところ・・・ねーねー、一色さんにやった時みたいに小町にも甘えてみてよー」

八幡「嫌だ。いくら小町とはいえ。あんなのライフバーが何段あっても足りない」

八幡「なんなのアレ。世のリア充ってそんな感じのを毎日してんだろ?頭おかしいわネジ飛んでんじゃねぇの俺も飛びかけたわ(理性のネジが)」

小町「えーでも話してるときのお兄ちゃんの顔、満更でもないって感じだったけどー?」

八幡「ばっ・・・///それにお前には・・・十分甘えてるからいいんだよ」

小町「全く素直じゃないなー」

小町「まあいいや、それがお兄ちゃんだもんね☆さ、ご飯食べよ」

八幡「もうこんな時間か・・・あれ?これアニメ見る時間無いんじゃないの?え?」

ゴハンアタタメナオスネー オイトマトアンジャネェカ コマチヲマタセタバツダヨー オオイ・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
・・・
・・


個人的には小町のほうが好きです。というか妹キャラが好きです。気が向いたら深夜にでも


部屋

八幡「んあっ~・・・っはぁ~」フトンダイブ

八幡「疲れた。久々に布団を愛おしく思うわ」

八幡「中学の時はよく怨み辛み妄想含め全てお前は受け止めてくれてたな・・・」ナデナデ

八幡「もう俺の恋人は布団とまで言える程であるな。包容力高すぎ。包容スキルS+ぐらいだな」

八幡「きっと社畜の恋人も布団だな。いや、酒と布団か」

八幡「金のため家族のためにせっせと働き、上手くやりくりをするか、少ない小遣いの中から金を出し、唯一の楽しみである安い酒を飲み、同じ事を繰り返す日々の為に布団に身を委ねる」

八幡「社畜って本当救われないな・・・絶対専業主婦になってやる」

八幡「小町にも布団と同じくらい世話になってるが、アイツと違ってお前は何も言わないから俺がダメージ受けなくて済むのもいいところだな」ナデナデ

八幡「まあ小町が与えてくれる癒しPOWERは無いわけだが」

八幡「小町の癒しスキルは・・・まあ妹補正でSだな。あ、戸塚は勿論SSS」

八幡「・・・にしても小町は俺を説得するのが上手いな・・・」

八幡「毎回なんだかんだ助言をくれるし・・・つーか何でアイツ俺になんかあると気付くんだよ・・・」

八幡「ポーカーフェイスには自信があるんだがな。やはり兄妹の愛は深いというものか。千葉恐るべし」

八幡「ていうか俺ブレインコントロールされてんじゃねぇのと思う程であるな。ある訳ないが・・・無いよね?」

八幡「まあなんにせよ俺には勿体無い妹という事か・・・」

八幡「そうだな・・・もし布団が擬人化され偽妹としてきたとしても俺の妹はブツブツ・・・いやしかし・・・ブツブツ」


ドン!

小町「もぉーっ!お兄ちゃん独り言うるさい!全部聞こえてるから!」ドン

小町「小町まだ勉強するんだから、気持ち悪い妄想は静かにするか早く寝ちゃってよね」ドン

小町「後、馬鹿なこと言ってるともうご飯作ってあげないから!」ドン

八幡(・・・聞こえてたのかよ。つかそんなに壁薄かったの?そんなにドンドンすると薄い壁が崩壊しちゃうよ?ローン残ってる親父が泣く)

八幡(・・・寝るか)

八幡(今日はよく眠れそうだ・・・永眠すらできそうなぐらい疲れてるからかハハッ)

八幡(あ、その前に布団 擬人化 で画像検索してから寝よ・・・)ガサゴソ

ユーガットメール ユーガットメール

八幡(ん?なんだスパムメールか?・・・着拒リストもう埋まりそうだぞ・・・アドレス変えるかな)チラ


。*:゜☆いろは☆.。*:゜


八幡(・・・スパムメールじゃないがスパムメールが来た)

八幡(そういえばアイツメールするから返せとかなんとか言ってたな・・・何で寝ようとする前にメールすんだよ嫌がらせか)

八幡(内容は・・・と)




差出人:。*:゜☆いろは☆.。*:゜> ・・・・・・・@ezweb.ne.jp
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                     2015 09/11 23:49
宛先:比企谷八幡>
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sub:夜遅くに失礼します!
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先輩こんばんわ。メールするの送れちゃってすみません(´っω・*)

安否確認というかなんというか、メールちゃんと届くかなぁーっと(*゚∀゚)?

後、明日の買い物ですけど、学校終わったらクリスマスイベントの時行ってたコンビニで待ち合わせって事でお願いします(*`・∀・´*)

それと今日は楽しかったです!明日もよろしくお願いしますね♪
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八幡(うっわぁ・・・由比ヶ浜みたいな顔文字だな・・・つか失礼って自覚してんならメールすんな。なに?女子高生って皆こんな感じなの?)

八幡(それに安否確認ってなんだよ。本当に永眠しちゃいそうだからやめろ)

八幡(・・・待ち合わせはコンビニか、返すって約束だしとっとと返信して寝よ・・・)クソネミィ・・・



一色 部屋にて



一色(う~メール送っちゃったけど大丈夫かな・・・)

一色(どう送るか考えてたら結構時間経ってたし・・・でもまだ0時だし、先輩寝てたりしないよね?)

一色(ううう///メールしてこんなに緊張してるの初めてだよ~///電話もしたいけど・・・さすがに無理だよね)

一色(返信ちゃんとくれるかなぁ・・・でも分かったって言ってたし・・・)ソワソワ

ユーガットメール ユーガットメール

一色(あ!返信きた!)

一色「・・・」ドキドキ





差出人:私の先輩> ・・・・・・・@ezweb.ne.jp
______________________________
                     2015 09/11 23:53
宛先:。*:゜☆いろは☆.。*:゜>
_______________________________________

sub:夜遅くに失礼します! RE:
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了解。

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一色「・・・・・・。」

一色「・・・・それだけ!?」

一色(先輩らしいというかなんというか・・・)

一色「でも先輩との始めてのメールなのに、これじゃもうメール終わっちゃう・・」

一色「よ、よし!どうにかしてメール続けなきゃ」


八幡(ふぅ・・・返信もしたし寝よ。擬人化画像は・・・明日にでも探すか。眠い)

八幡「ふわぁ~あ・・・」

ユーガットメール ユガットメール

八幡「・・・」チラ


。*:゜☆いろは☆.。*:゜


八幡(なんだよ・・・まだ何かあんのかよ・・・)




差出人:。*:゜☆いろは☆.。*:゜> ・・・・・・・@ezweb.ne.jp
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                     2015 09/11 23:54
宛先:比企谷八幡>
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sub:夜遅くに失礼します!RE:RE:
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先輩って顔文字とか使わないんですねー。というか短すぎです(+´皿`)

可愛い後輩とのメールなんですよ?もっと気を使ってください(`・д・´)

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八幡(うわ面倒くせぇ・・・つかアイツ返信早すぎだろ。由比ヶ浜もそうだが常に携帯見てんの?)

八幡(それに気使えって言ったってなぁ・・・正直分からん。長い事メールなんてしてねぇし・・・)

八幡(それに女子なんて尚更だ。ぶっちゃけメールとか今しねぇだろ。あれだろ?LINEがもう主流なんだろ?俺はやらんが)

八幡「ねみぃ・・・よし、ここはアレを使うか・・・」


ユーガットメール ユーガットメール

一色「来た!」ドキドキ




差出人:私の先輩> ・・・・・・・@ezweb.ne.jp
______________________________
                     2015 09/11 23:59
宛先:。*:゜☆いろは☆.。*:゜>
_______________________________________

sub:夜遅くに失礼します! RE:RE:RE:
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すまんな。慣れて無くてな
顔文字使えばいいんだろ? ほれ ('A`)

後、俺はもう寝なきゃいけないんだ。おやすみ。

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遣え 変換ミス。まあいいよね



一色「なんですかそのやる気の無い顔文字はぁ!」 イロハーシズカニシナサイ

一色「あ、ごめんなさーい」

一色「うぅ・・・先輩・・・予想はしてたけどここまで雑なメールだなんて・・・」

一色「というかもう終わりにしようとしてるし」

一色「むぅー・・・」

                      
八幡(さて、これで終わりだろう。これが秘儀《メール・ブレイカー(笑)》メールなんて相手の顔が見えないし電話と違い声も音も無い)

八幡(相手とのメールで相手の状況は送られてくるメールから得られる情報しかない。そしてメールは意図を読みとりにくい。嘘でもメールで送れば、それが前提として話は簡単に進む)

八幡(つまり一方が何でもいいからメールを終わらせる言葉且つ用事があるとでも送ればそれに従うしかないのだ。大抵の奴は空気を読むし、迷惑がられるであろう事を考え無理にメールを続けようとはしない)

八幡(そして返信が来たとしても無視できる!『ごめーん☆寝ちゃった☆』テヘなど後で言い訳なんていくらでも立つのだ)

八幡(俺は中学の頃この技に幾度と無く敗れた・・・だがそのおかげで俺も身に着けたのだ!)

八幡(まぁ俺にメールなんて全く来ないから使う機会なんて無かったけど☆)

八幡(これでやっと寝れる)

ユーガットメール ユーガットメル

八幡「・・・」

八幡「・・・」

八幡「・・・」チラ




差出人:。*:゜☆いろは☆.。*:゜> ・・・・・・・@ezweb.ne.jp
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                     2015 09/12 00:00
宛先:比企谷八幡>
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sub:夜遅くに失礼します!RE:RE:RE:RE
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先輩顔文字まで腐ってますね・・・というよりテキトーすぎです!(`・д・´)

それと・・・何勝手に終わらせようとしてるんですか??

たぶん、先輩の事だから『メールなんてry』と思ってるでしょうけど

それ私には通用しませんからね(+´皿`)

メール終わらしたら許しませんよ?

どうせ無視すればいいと思うでしょうけど、無視する前に一回メール見ようとするのも分かってます。










みてるんでしょ?





私が良いというまでメールに付き合ってもらいますからね(。・ω・。)

まあ、先輩は私のメールを無視するような馬鹿な真似はしないと思いますけど♪





これだけ言って無視したら・・・分かってますよね?
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八幡(怖い、怖いよいろはす。何でこっちの思考全部把握してんだよ・・・何?見てんの?ウィンクブルー能力でもあんの?)

八幡(後なんで長文そんな早く打てんの?・・・これは・・・まだ寝れそうにねぇな・・・・怖い、後・・・こわい)



ユーガットメール ユーガットメール



差出人:私の先輩> ・・・・・・・@ezweb.ne.jp
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                     2015 09/12 00:04
宛先:。*:゜☆いろは☆.。*:゜>
_______________________________________

sub:夜遅くに失礼します! RE:RE:RE:RE:RE:
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小悪魔め・・・
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一色「~♪まだまだ夜はこれからですよ先輩♪」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
・・

長い。正直イチャイチャより普通に書くほうが楽しかったりもする



朝 チュンチュン・・・

八幡「っ・・・はあ~・・・・・・」

八幡「・・・・・・・ねみぃ・・・」

八幡(一色の奴あの後2時間近くメールさせやがって・・・よくもまあくだらん話しが尽きないもんだわ)

八幡(にしても眠い。ボッチの貧弱さ舐めやがって・・・リア充とは生態系がそもそも違うから睡眠時間も違うってのに)

八幡(ちくしょう・・・金曜日だというのに全然嬉しくねぇ・・・学校行きたくねぇ)

八幡(しかし悲しきかな。行きたくないとは言いつつも制服に着替えてしまう。これが日本の社畜魂。小1から叩き込まれる労働の義)スタスタ

小町「あ、お兄ちゃんおはよー!今日も小町が腕によりをかけて作りました☆」

八幡「おう、いつもすまないね」

小町「もうーそれは言わない約束でしょっ!」

八幡「まあレンジとティファール動かしたぐらいだろうけどな」

小町「何を言ってるのー簡単なことでも小町は愛をこめて作っているのです☆あ、今の小町的にポイント高い!」

八幡「うぜぇ・・・つか作ったのもおふくろだけどな」ズズ・・・

小町「にしてもお兄ちゃん今日はいつにも増して目が腐ってるねー。どしたの?」

八幡「寝不足なだけだ。昨日遅くまでメールしててな。そのせいで寝れんかった」



ガタンッ・・・・


小町「お兄ちゃんと・・・そんなに・・・メールする・・・相手が!?・・・そんな馬鹿なっ!?」

八幡「どんだけ驚いてんだよ」

小町「だって、先ず友達はあり得ないし」 「おい」 

小町「結衣さんとはそこまで進んでないしー」ボソッ

小町「あ、もしかして例の一色さん?」

八幡「ああ・・・強制的に付き合わされてな」

小町「ほうほう!なるほどなるほど」

八幡「なに納得してんだよ」

小町「べっつにー。あ、一色さんの連絡先小町にも教えて!」

八幡「アイツが良いって言ったらな」

小町「やったー!じゃ、聞いといてね」

八幡「へいへい。ごちそうさまでした」

小町「お粗末さまでしたー☆じゃ、学校にレッツゴー!ほら早く!遅刻しちゃうよー」

八幡「当たり前のように後ろに乗りやがって・・・」

小町「~♪」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・
・・






キーン コーン カーン コーン キーンコーンカーンコーン・・・


八幡(駄目だ眠い)

八幡(しょうがないインビジブル八幡発動して授業一つ寝るか・・・)

八幡(えーと、今日は体育に、現国に数学が予定変更で自習。担当は平塚・・・・・・・・・・・・・・頑張るか)

八幡(大丈夫。昼を乗り気りゃこっちの勝ちだ。睡魔め駆逐してやる!!!!)  \Ist das der Zerstörer~♪デンデンデン/

由比ヶ浜「ヒッキーやっはろー!」タタッ

八幡「・・・・・おう」ゲンナリ

由比ヶ浜「うわぁ・・・何かいつにも増してだるそうだねー」

八幡「悪いが由比ヶ浜、用が無いならどっかいけ。俺は寝不足でな、お前の相手をしてやれる体力は無いんだ。ボールやるから一人で遊んでこい」


由比ヶ浜「犬扱い!?つかヒッキーあたしの事馬鹿にしすぎ!」

由比ヶ浜「あたし犬じゃないもん!」

由比ヶ浜「馬鹿にすると噛み付いちゃうぞー!わん!//」ペシペシ プルンプルン

八幡「ちょ・・・//つかワンって言ってんじゃねぇか」ペシペシ プルンプルン

八幡(ええい!やめろ鬱陶しい可愛い邪魔臭い恥ずかしい!後揺れすぎ!)

八幡「わーった、悪かった、やめろ」

由比ヶ浜「もう、あたしだって一応総武高の入試受かってるんだからね!」フンッ

八幡「本当によく受かったよなお前・・・七不思議としても通用するぐらい信じられん」

由比ヶ浜「また馬鹿にしてー!ヒッキーマジキモイ!あり得ない!」

八幡「騒ぐなうるせぇ・・・もういいだろ。俺は眠いんだあっちいけ」

由比ヶ浜「むーっ」

八幡「なんだよ、なんか用でもあんのか?」

由比ヶ浜「べ、別に用は何も無いけど・・・今日は奉仕部無いし、クラスじゃあまり話さないし、だから・・・//それに明日からヒッキーあれだし・・・」ボソボソ

八幡「あ?なんつってんだ聞こえないぞ」

由比ヶ浜「もう!!なんでもない!!」フンッ

八幡「なんなんだよ・・・」



戸塚「あ、八幡、由比ヶ浜さん、やっはろぉー」フリフリ

八幡(今日も哀れな子羊の前に天使が舞い降りた・・・)

由比ヶ浜「彩ちゃんやっはろー!」

八幡「おはよう戸塚。今日は良い天気だな。暇つぶしならいくらでも付き合うぞ」キリッ

由比ヶ浜「さっきと全然反応が違う!?」

戸塚「あはは、疲れてるように見えたけど、八幡元気そうだね」ニコッ

八幡「ああ!戸塚のおかげで俺は今目覚めたからな」

八幡「というより既にそっちに目覚めているのかもしれない」ボソッ

戸塚「??あはは、よく分かんないけど、力になれたならよかったぁ」ニコニコ

八幡(これがベホマの力か・・・いやザオリクだな。俺生まれ変われそう)ニヤニヤ

由比ヶ浜「・・・。」ムー

八幡「だからなんだよ・・・」

由比ヶ浜「ヒッキーマジキモイ!!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
・・





キーンコーンカーンコーン・・・


八幡「・・・っかぁ~・・・はぁ」

八幡(終わったー・・・)

八幡(3限目がピークだったが、昼に少し寝れたからなんとかなったな・・・)

八幡(ったくほとんどの授業に平塚先生いやがって・・・タイミング悪すぎだろあの人)

八幡(つか俺の事見すぎ。なに?好きなの?俺にあの人の生霊とか憑いてんじゃないの?)

八幡(由比ヶ浜も休み時間になる度にきやがって・・・犬は飼い主に似るとかいうけどアイツがサブレに似たんじゃねぇの。マジ犬)

八幡(三浦が少し寂しそうにしながら俺の事睨んでくるからきつかったわ)

八幡(防御力下げるどころかHPまで削ってきたわ。なに?由比ヶ浜も俺の事好きなの?)

八幡「・・・」

八幡(脳内とはいえネタにするのは平塚先生だけにしておこう。結婚したいってずっと言ってるし許されるはず。たぶん)

八幡(もう言い過ぎて誰も寄り付かなくなった典型的パターンである。そして趣味に生き、その趣味を分かち合えないから生徒である俺を誘って愚痴に付き合わせる・・・)

八幡(誘われれば必ず合コンへ行くが成果は得られず、周りの友人は次々と結婚していき、式でスピーチを任される回数が二桁へと突入)

八幡「誰か早く貰ってあげてっ・・・」ボソッ



平塚「へっくしょん!」


平塚「誰かが噂をしているな・・・・・・はっ!まさか昨日の合コンで私のことを気にする人が・・・・・」


八幡(何かまた先生からラーメンに誘われる気がしてきた・・・これ以上考えるのはやめよう)

八幡(でも呼び出しくらうことにならなくて良かった。今は先生より一色のほうが怖い・・・)

八幡(えーと今は・・・)

八幡「まだ待ち合わせまで時間あるな」

八幡(どうすっかな・・・奉仕部は無いし、借りてた本でも返しに行くか・・・)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・
・・





図書室


ガララララララ・・・・・・


八幡「すみません。借りてた本の返却と次はこれを」

図書委員「はーい」

雪ノ下「あら・・・」

八幡「ん?・・・・・・よう」

雪ノ下「こんにちは比企谷君。いえ、もう『こんばんわ』かしらね。こんなとろで遭遇するなんて思わなかったわ」

八幡「遭遇って・・・俺は熊か何かかよ」

雪ノ下「あなた熊が好きなのでしょう?以前熊になりたいと言っていたのを平塚先生から聞いたわ」

八幡(おい個人レポート何勝手にみしちゃってんの)

八幡「来世の話だよ。それに俺が本呼んでんのお前知ってんだろ。ここにいてもおかしくない」

雪ノ下「知ってはいるけれど・・・私、奉仕部の前にはここに来ているのよ。でもあなたを今まで見たことなんて無かったもの」

雪ノ下「それとあなたの来世についてだけど、あまり期待しないほうがいいと思うわ」ニッコリ

八幡(曇りの無い笑顔で俺の来世が否定された)


八幡「はぁ・・・俺も来るときは昼休みの終わりとかだが今日は行けなくてな。だからたまたまだ」

雪ノ下「そう」「今度から昼休みに来ようかしら・・・」ボソッ

八幡「あ?何か言ったか?」

雪ノ下「いいえ、何も言ってないわ」

雪ノ下「幻聴が聞こえ始めているなんて、ついに身体全体へ感染が始まったのね。近付かないでもらえるかしら」

八幡「おい、俺を感染者みたいに扱うのやめろ」(トラウマ思い出しちゃうだろうが)


ウェーイwwwゾンビガキタゾーwww ウワァーカンセンスルーwww コイツノウイルスハT-ウイルスヨリキケンダゾーwww・・・・


八幡(・・・T-ウイルスよりヤバイとかどんだけだよ・・・ヤバイのに何で毎回倒されてたんだよ)

雪ノ下「あら、ごめんなさい感染はしないのね。お詫びに今度防腐剤でも買っておくわ」ニコニコ

八幡「腐敗もしてねーから」


八幡(本当、可愛い笑顔で追撃するのやめてもらっていいですかね。ダメージ受けながら惚れそうになるわ」

八幡(まあ0コンマでそんな馬鹿馬鹿しい思考は消え去るが)

八幡(つか小町もお兄ちゃん防腐剤云々言ってたな・・・俺どっかの天魔にでもなれるんじゃね)

雪ノ下「かっ・・・かわ・・・//」

八幡「それに俺は基本高スペックだって言ってんだろ。目が腐ってたとしても他の余りあるルックスでお釣りが来るぐらいである」

雪ノ下「・・・//」

八幡「・・・」

八幡(え、何コイツいきなり黙ってんの。痛すぎてスルーされたの?ちょっと泣きそう)

図書委員「あ、あの~・・・」

八幡「?」

図書委員「そろそろ静かにしてもらっていいでしょうか?・・・その、まだ人もいるので・・・」

八幡「・・・」

雪ノ下「・・・//」

八幡(図書室っての忘れてた。完全に奉仕部にいる気分だったわ)

八幡(なにこの空気。ちょっと恥ずかしいんだけど。早く出よ)

八幡「じゃ、じゃあ俺は依頼の件で急ぐから」

雪ノ下「・・・へ?あ、コホン。ええ、ちゃんと依頼を果たすのよ

雪ノ下「火曜日の報告待ってるわ。さようなら」フリフリ

八幡「ああ、またな」カルクテヲフリ

雪ノ下「・・・」

雪ノ下「かっ可愛い・・・惚れそう・・・・・・////」

雪ノ下「そろそろ仕掛けてもいい頃合かしらね・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
・・



寝る前に書いた分忘れてた。もう今日はいいよね
後、続いたとしても最後らへんまでもう雪ノ下とガハマさん出る予定無いです



コンビニ


ラッシャッセー!

ッスネーワカリヤッシサー。○○エンニナリヤッスッス!

オアズカリシヤッスッスッスッスエンノオカエシニナリッス!

アッシャッス!

八幡(・・・なにこの店員?なんて言ってんの?数字しか聞き取れないわ。天使にカラーボールでも投げんの?)

八幡(やはりリア充と俺は生態系が違う。全く言葉が理解できない。呪文かよ)

八幡(コイツはリア充の中でも魔王クラスで間違いないな)

ウィーン・・・ピロリロリロリロ・・・ \アリガトッゴザッシター!!/

八幡(・・・一色はまだ来てないみたいだな)キョロキョロ

八幡(まあ買い物程度だから時間きっちりに来なくても構わないが・・・暇だな・・・帰りたい)カコッ ゴクゴク

八幡「ふぅ・・・」

八幡(やはり労働後のマッ缶は最高だな。働いてないし働くつもりも無いが)ドヤァァ

八幡(いや、今から労働だな・・・帰りたい。小町ぃ)サミシス

八幡(まあ荷物持ち程度なら小町に鍛えられてるからどうって事は無いが・・・問題は・・・はぁ)ゲンナリ

八幡(戸塚となら喜んでどこにでも行くんだがなー・・・荷物どころか戸塚の為なら岩すら持ち上げられる気がする。戸塚と買い物か)ニヤニヤ



妄想


戸塚「はちまぁ~ん。新しいベッドこれなんてどうかな?///」

八幡「おう、悪くないがちょっと小さくねぇか?」

戸塚「だって・・・///八幡ともっとくっついて寝たいんだもん・・・///」

八幡「さ、彩加・・・」

戸塚「はちまん・・・」

八幡「よし!これにしよう!家までは俺が運ぶからな」ガシッ ヒョイッ

戸塚「さすが八幡!かっこいい///」


妄想終了


八幡(ふむ・・・っていかんいかん。戸塚は男だ落ち着け)

八幡(落ち着け・・・・・・・・・やはり戸塚ルートあってもいいんじゃなかろうか)錯乱




海老名「!?」バッ

三浦「どしたんいきなり」

海老名「いや、今何かとても濃厚なホモの香りが・・・」

海老名「・・・もしや念願のはやはちがぁっ!っぶふぉっ」

三浦「ちょっ!姫菜はなぢ!はなぢ!」

海老名「ぐへへ」タラー

三浦「っとに擬態しろし擬態。ほら、チーしなチー」フキフキ



一色「せ~んぱい!顔芸の練習ですか?」

八幡「ふぇひっ!?」

八幡「お、お前いつの間に来たんだよ・・・」

八幡(マジでびっくりした・・・気持ち悪い声出しちまったじゃねぇか。お前は隙間妖怪か何かか)

一色「えーと、先輩がコーヒー飲み始めたときぐらいですかね」

一色「声掛けようと思ったんですけど、気持ち悪い顔芸を始めたのでタイミングが掴めなくて」

八幡「悪かったな・・・後顔芸してねーから」

一色「いえいえ、私こそ待たせてすみません。ちょっと生徒会の仕事が長引いちゃって」テヘペロ

八幡「あざとい。5分ぐらいしか待ってねぇし問題ねーよ」

一色「あざとくないですー。後そういう時は『俺も今来たところだ』とか言うんですよ」

八幡「うっわ出た・・・何でデートとかで嘘ついてまでカッコつけたりするんだろうな。時間に忠実な男のほうがカッコいいだろ」

一色「デ、デート・・・///」


一色「べ、別に今日はただの買い物で///デートというか本命は林間学校というか・・・//昨日の方がデートっぽいって感じで・・・/////」ボソボソ モジモジ


八幡「そもそも何で時間に遅れた奴に優しさをかけねばならんのだ。甘やかしてもそいつの為にはならん」

八幡「あ、何か俺できる上司っぽいな。まあ時間を守れない=仕事ができない=俺を養えないという事になるし」

八幡「俺は時間に厳しいんだ。そんな甘ったるい事は口が引き裂かれても言わん」マッカン ゴクゴク

一色「うわー・・・もうどこから突っ込んでいいのか分からないぐらい、屑で駄目でゴミでどうしようもないゴミですね」ドンビキ

八幡(ゴミって二回言いやがった)

一色「女の子は時間を掛けてでも好きな人の前では可愛く在りたいんです!」

一色「それに先輩この前遅刻してたじゃないですか・・・その前も。平塚先生から聞きましたよ?」

八幡(あの人俺の事話しすぎだろ・・・プライバシーって言葉知らないの?俺の個人情報全部漏れてんじゃねぇの)

八幡「お、俺は専業主婦で仕事する気は無いからいいんだよ」

一色「ほんっとに駄目ですね・・・」

一色(さすがにここは矯正していかないと・・・!将来けっ、結婚するなら・・・///ってなに考えてんの!///)


一色「女心が分からないなんて男としてマイナスですよー」

八幡「そんなもん分かりたくねーわ・・・」

八幡「つか買い物に行くんだろ?どこに行くんだ?帰る?」

一色「ナチュラルに帰宅提案しないでください!後、今日も私が良いというまで帰らせませんからね」

八幡(なんか響きがエロい・・・じゃなくて今日も素直に帰れそうに無いな)

八幡(まあ買い物だけだし、俺は買っとくような物無いから早く帰れるか・・・)

八幡「はぁ・・・分かった。んで、どこに行くんだ?」

一色「諦めが早くて助かります♪昨日今日と、先輩も素直になってきましたね♪」

八幡「ばっか。それに俺はいつだって自分に素直に生きてるぞ?素直すぎて自分が可愛い程にな」

一色「は?いつもの先輩が素直とか冗談はやめてください。後可愛くないですキモイです」ニッコリ

一色(き、昨日の先輩可愛かったな・・・//思い出すだけでにやにやしちゃう///)

八幡(・・・俺の周りって笑顔でえげつない事言う奴ばっかなの?・・・主に雪ノ下とコイツだが。マジメンタルカンスト)

一色「それと今日も素直に甘えてもらいますよ♪その前に必要な物揃えなきゃですけど」

八幡「やっぱりか・・・はぁ・・・また死にたくなるような事しなきゃならんの?・・・昨日ので十分だろ・・・」

一色「まだそんな事言って、先輩ももうどうしようもないって分かってますよね?」

一色「クレープ屋でもメールでも結局私に従っていますし♪」

八幡「ぐっ・・・お手柔らかにお願いします。今日は疲れてんだ・・・」

一色「~♪さぁどうでしょうねぇ~♪」ルンルン


八幡(コイツ・・・どのみち今日は買い物だけだ。とっとと終わらして帰ってやる)

八幡(コイツのペースになる前に終わらせりゃ勝機は十分だ)

八幡「小悪魔ビッチめ・・・」ボソッ

一色「なんか言いました?」ニッコニッコ

八幡「い、いや、なんでもないぞ」

八幡「それより結局どこに何を買いに行くんだ。早く行くぞっ」

一色(・・・私の命令で主導権握られる前に終わらせれば・・・とか考えてるんだろうなー。無駄なのに)

一色「えーと、先ずはホームセンターで後は駅近のデパートで大丈夫だと思います」

八幡「ホムセンまで行くのか?そんなに買うものがあるとは思えないし金も無いだろ」

一色「確かに平塚先生は小遣い程度とか言ってましたけど、それでも経費ですよ?それなりに有ります」

一色「後、林間学校での食費等や現地で使うものは学校間で既に支払われてますけど」

一色「大まかなもの意外はペアで揃えて持って行くように指示が出てます。個人で持っていった方がいい物だって考えればたくさん有りますし経費も十分です」

一色「それに私は女の子ですよ?先輩と違っていろいろ必要なんです!」

八幡「お、おう」

一色「これが学校からのリストでこっちが私の考えた必要な物、こっちは予算と照らし合わせた・・・」

八幡「・・・」

一色「って聞いてます先輩?」

八幡「あ、ああ。何かお前ちゃんと会長やってんだなと思ってな」

一色「当たり前です!会長ですから」エッヘン


八幡(・・・クリスマスイベントからしばらく経つが、もうすっかり生徒会長だな)

八幡(かなり大変だったが一色にとってあれは自信と責任を与えるには良かったのかもしれない)フッ

一色「何またニヤニヤしてるんですか?」カオヒキツリ

八幡「なんでもねぇよ。それよりリスト見してくれ」

一色「??はい、どうぞ」

八幡「・・・」ペラ

リストビッシリ・・・

八幡「・・・」

八幡(なにこれ買うもん多すぎだろ。つか明らかに学校で用意して置くべきものと要らない物がいくつかあるんだが)

八幡(なんだよ『枕』ってあっちで用意されてねぇの?布団はありますが枕は無いが?って感じなの?馬鹿なの?)

八幡(一色のは・・・ん?・・・お菓子って・・・子供かコイツは)

一色「~♪」

八幡(早く終わりそうにネェナこれ)


八幡「はぁ・・・じゃあ行くか・・・」

一色「何か急に二倍増しで腐りましたね。どうしました?」

八幡「なんでもねーよ・・・」

一色(諦めたかな?余計な物ばっかりだけど、書き足しといて良かった♪)ニコニコ

八幡「行くぞ」スタスタ

一色「??ちょ、ちょっと先輩!どこ行くんですか?」

八幡「どこって、バス停に決まってんだろ」

一色「何言ってるんですか。バスになんて乗りませんよ?」

八幡「は?じゃあどうやって駅まで行くんだよ。お前自転車無いし歩きじゃ遠すぎるぞ」

一色「先輩の自転車に私が乗っていけばいいじゃないですか♪」


八幡「・・・」

八幡「はぁ?お前何言ってんd「い・ろ・は!」

一色「先輩、私のこと名前で呼ぶって忘れてません?昨日は普通に呼んでたのに」ジトー

八幡「うっ・・・」

一色「それに大丈夫ですよ!裏道なら人目にも付きませんし、ホムセンも駅から遠くは無いですし♪」

八幡「何が大丈夫なんだよ。断る。俺の後ろは小町の特等席だって言ってんだろ。それに遠くは無いといっても時間が掛かる」

八幡「いくら命令されようが小町も遅いと『物凄く!』心配するから手間が掛かる事は無しだ。そういう訳だから、

一色「あ、小町ちゃんならー」ケータイミセ


『兄の事よろしくお願いします☆自転車は特等席でもなんでもないので一色さんどうぞ!!それと遅くなっても家では特に問題ありませんので。どーぞ兄を使っちゃって下さい☆』


一色「だそうです♪」

八幡「・・・」

八幡(嘘だろ小町、嘘だと言ってよバーニィ!)

八幡(後コイツ会話しながら小町とメールしてたの?裏取りとか怖いんだけど)

八幡「何でい、ろはが小町の連絡先知ってんだよ・・・」

一色「結衣さん伝いで連絡先交換したんですよ♪それでメールで確認したら快くOKしてくれました♪」

八幡「・・・」

八幡(一色と小町がいつの間にか仲良くなってた・・・)

八幡(もう俺に人権は無いんですかね・・・)

一色「さ、拒否権はありませんし了承も頂いたのでいきましょーっ!♪」

八幡「」




















いろはすと二人乗りしたい

・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
・・


チャリンチャリン・・・・・

一色「~♪」

八幡(本当に乗る気満々だなコイツ・・・小町以外の奴と二人乗りとか考えるだけで恥ずかしいんだが)

八幡(そもそも道路交通法守れって教わらなかったのかよ。神○川県じゃないんだよ。警察甘く見すぎ)

八幡(改正したばっかりなのにすぐガチガチのに改正されちゃうよ。デュラハン号乗れなくなっちゃうだろ)

八幡「お、おいいろは・・・本当に乗るのか?」

一色「そうです!//事故ったりしないで下さいね!//」

八幡「どうだろうな、俺は今日体調が優れないからな。不安なら「大丈夫です。何言っても乗りますからね」

八幡「・・・」

一色(もう明日から林間学校だし、先輩と二人乗りなんてもう出来ないかもしれないんだから//)


一色「そ、それじゃあ・・・失礼します///」モジモジ

八幡「お、おう・・・///」ジー

一色「あの、せ、先輩・・・///」モジモジ

八幡「な、なんだ?やっぱりやめるか?」

一色「そうじゃなくて!//その・・・///」

八幡「なんだよ・・・ハッキリ言え」

一色「~っ!もう!私スカートなんですから乗るところジロジロ見ないで下さい!気持ち悪いです!最低です!有り得ないです!」

一色「み、見えちゃいます・・・///」

八幡「ふぇっ!?・・・そ、そうだったな、しゅっ、すまん」

八幡(い、いかん。緊張しすぎてボーっとしてた)


一色「もう・・・//あ、もしかして・・・み、見たいんですか?///」

八幡「ばっ・・・///んな訳わるか!この小悪魔ビッチが!!乗るなら早く乗れ!///」

一色「っ!またビッチって言いましたね!最低です!許さないですよ!気持ち悪いです!」ベシベシ

八幡「ちょっ、おい」

八幡(ええい!鬱陶しい良い匂い・・・って何これデジャヴ)ベシベシ

八幡「わーった、悪かった。痛いからやめろ」

一色「次はもう無いですからね!」フン

八幡「はぁ・・・」

八幡(ったく見たいんですか?とかビッチ以外の何者でもねぇだろうが。それにパンツなんてただの布興味ねーわ)

八幡(・・・・・・ほ、本当に興味ないからねっ『着用されてこそパンツである』とかそんな変態じゃないから。一色は1色なのかなとかそんな事考えて無いから)


一色「よいしょ・・・っと」チョコン

一色「じゅ、準備完了です・・・///」

八幡「お、おう」ヨッコラセ

一色「・・・///」

八幡「・・・///」

一色(昨日もそうだけど、嬉しくて恥ずかしくて//ド、ドキドキがヤバイ///)

八幡(へ、平常心だ平常心。後ろにいるのは小町後ろにいるのは小町後ろにいるのは小町)

八幡「じゃあ・・・向かうか」

一色「は、はい・・・///」ギュッ・・・

八幡「っ!?///」

八幡「お、おい//」カァァァァ

一色「な、なんですか?///早く漕いでください!///」カァァァァ

八幡「いや、いろは、それは//」

一色「っ!///早く向かってください!///私語は厳禁です!///」

八幡「くっ・・・///」キコキコ


一色(あ、当ててるのは分かってますもん///)

一色(先輩にはもっと私の事意識させてみせる!//依頼する時にもう決めたんだから!//)

一色(そ、それにちゃんと捕まってないと危ないし・・・///)

一色(うう///恥ずかしくてどうにかなりそうだけど、後ろからならまだ大丈夫だし・・・///)

一色(あう//でもやっぱり恥ずかしい!!!///)

一色(昨日よりずっと近くに先輩が・・・///)

一色(先輩の背中広いな・・・///)

一色(先輩の匂い・・・///)クンクン

一色「・・・///////」

一色(って匂い嗅ぐとかこれじゃあまるで変態///)

一色(ううう//////)



八幡(駄目だ無理だ後ろにいるのは小町じゃねぇ!)

八幡(小町よりも大きいものが小町じゃないと主張してる)

八幡(手だけでいいだろ!なんで身体預けて来てんのコイツ!//)

一色「・・・///」ギュゥ~

一色「//////////」カァァァァ

八幡「おい///いろh「私語は厳禁ですっ!///」

八幡「ぐっ・・・///」

八幡(駄目だ何も考えるな考えたら間違いなく事故ってしまう)

八幡(八幡の八幡が信号無視して間違いなく二重の意味で事故が起きる)

八幡(無心だ無心何も考えるな煩悩退散!)


一色(先輩、私がぎゅぅってすると耳がさらに赤くなった・・・///)

一色(こ、ここまですればそりゃ意識するよね・・・///)

一色(制服越しに分かるぐらい先輩の身体熱くなってる///私も・・・///)

一色(も、もっとギュウしてもいいよね!先輩とこんな機会滅多に無いし、うん・・・/////)

一色「・・・/////」

一色「・・・/////////」モット ギュゥー

八幡(がああああああああ///無心無心\オッパイ/無心無心!ひたすら漕ぐ事だけ考えるんだ)キコキコ

八幡(目的地はホムセンホムセンホムホムセン。いや今の状況はホムホムというよりマミさんってそうじゃなくてあああ)キコキコ

八幡「・・・っ///」キコキコ

一色「・・・/////」ギュー

一色(えへへ///幸せだなー♪///)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
・・・
・・


ホームセンター


八幡「つ、着いた・・・」グッタリ

一色「お疲れ様です、先輩♪」

一色(もう着いちゃった・・・)

八幡(本当疲れた・・・精神的にもアレだが急いで漕いだから体力的にもキツイ。家から学校の比じゃねぇわ・・・)

八幡「ああ・・・マジで疲れた・・・二度とゴメンだわ」

一色「私・・・重かったですか?」

八幡「ん?あーまあ小町よりかは重かったわ」

一色「っー!そこは『そんな事無かったぞ』って言うところです!ほんと先輩は駄目ですね」プンプン

八幡「いや、いろは小町より年上だしデカイだろ」(どこがとは言わないが)

一色「それでも!女の子に対して重いだなんて失礼です!」

一色(あ、甘いものちょっと控えようかな・・・)ミエナイトコロデハラツマミー

八幡「はいはい。悪かったな・・・それよりちょっと休ましてくれ・・・」スタスタ

一色「もう、だらしないですねー」

八幡「学校から二人乗りすりゃ疲れるに決まってんだろ・・・」ピー ガコンッ

頭痛いから終わります。ぶっちゃけグダグダやらないでネジぶっ飛んだ八幡といろはすのイチャイチャオンリーで行けば楽だったのかなと後悔してる
というか>>1は見ているのだろうか・・・。もう「あーん」と二人乗りで満足だったりもする

すみません。やっつけ感とか言われて可哀想だったので仕切りなおそうとそのまま書いちゃってる>>11です。
何人か見てくださっているんですね。このままで良ければゆっくりですが書き続けていこうと思います。
SSは初めてではないですが、完結した事は一度も無いのであしからず。


八幡「ふぅ・・・」マッカン ゴクゴク

一色「本当に好きですねそれ」

八幡「ああ。俺が一番愛する飲み物だからな」ゴクゴク

八幡「カフェオレともコーヒー牛乳とも違うこのとてつもない甘さと香り・・・癒される・・・至高の飲み物と言える」

一色「へぇ~・・・」ジロジロ

一色「じゃあ先輩♪私にも一口下さい♪」

八幡「じゃあってなんだよ」

一色「そこまで言われるとどんな味か気になりますよー。だから下さい♪」

八幡「はぁ?・・・ったくしょうがねぇな、今回だけだぞ特別に買ってやr「先輩の下さい♪」

八幡「・・・は?」

一色「だから先輩の下さい♪//」

一色「一口でいいって言ったじゃないですか、先輩のくれれば新しいの買う必要なんてありませんよ?」

八幡「いや、確かにそうだが・・・」


一色「じゃ、じゃあ問題ないですね!一口貰います//」ヨコドリ ゴクゴク

八幡「お、おい・・・///」

一色「た、確かにコーヒーにしては甘いですね///というより甘すぎです///」

一色(また先輩と間接キス・・・///クレープの時といい甘いよぉ!///)

一色(もしかして先輩のキスってとっても甘いのかな・・・//////////)

一色「・・・///」ボフンッ

一色「も、もういいです//ありがとうございました!//」ドウゾ

一色(クレープの時も今も何も言わないけど、先輩は間接キスとかあまり意識しないのかな?//)

八幡「お、おう・・・///」

一色「・・・///」ジー

八幡「な、なんだよ」

一色「別に・・・//なんでもないです//」

八幡「そ、そうか・・・//」ゴクゴク

八幡「・・・//」


八幡(あ、甘い//あれ?このマッ缶練乳大目に入ってるんじゃねぇの)

八幡(つかコイツクレープの時もそうだが、気にしねぇのか。か、間接キス//とか///)

八幡「・・・//」ゴクゴク チラ

一色「・・・///」

八幡(な、何も言わないって事は別に気にするようなことでもないんだよな?そうに違いない)

八幡(逆に相手が何も意識してないのにコッチが意識しすぎてて気持ち悪がられるなんてよくある事だしな!)

八幡「・・・//」ゴクゴクゴクゴクゴク

八幡「よ、よし!休憩は終わりだ。とっとと済ましちまうぞ」カオマッカ

一色「は、はい///」

一色(先輩顔が真っ赤だ・・・//やっぱり間接キスは意識してるのかな・・・////)

八幡(甘い・・・//つか意識するなって方が無理だろこんなの!)

八幡(それともビッチは間接キス如きいくらでもって感じでどうって事ないのだろうか・・・)

八幡(マジかよビッチ最高だな!・・・って違う!)

一色「じゃあリストの品揃えて行きましょうか//」

八幡「お、おう。そうだな//」

八幡(駄目だ意識したら恥ずかしくて頭が爆発する//俺もアンデット化したい)

一色(次はどうやって先輩と・・・///)



ウィーン・・・・


\ラッシャッセー!!/


一色「・・・」スゥーハー

八幡「なにしてんだ?お・・・いろは」

一色「いえ、何かホームセンターってホームセンターだなーって匂いがするじゃないですか♪」

八幡「ああー。何かこの独特な匂いか」クンクン

八幡「いろいろ混ざった匂い・・・まるでキョロ充のようだな」

一色「先輩の中のキョロ充が意味分かりません・・・」

一色「普通に新鮮というか落ち着くじゃないですかこの匂い」

八幡「はっ。それは主にガーデニングコーナーやヒノキの香りだ」

八幡「俺が言ってるキョロ充のような匂いとは、そう言った良い香りとされてる物にさも自分達もそうですよ?と言わんばかりに混ざってる匂いの事だ」


八幡「我が強く目立ちたい癖に保険をかけすぎて中途半端。器用貧乏がキョロ充だ」

八幡「リア充と呼ばれる者達に金魚の糞みたく引っ付きさも自分達もリア充ですよ?とアピールするアレ」

八幡「結局リア充グループとはどこか浮いた立ち居地になりボッチともリア充とも言えない一番痛々しい存在になる」

八幡「浮いてても鬱陶しいと思われててもそれが分からず猿真似を続け尚も群れようとする所も痛々しいな」

八幡「しかし奴らが一番性質が悪いのはリア充の全てに便乗してくる所だ」

八幡「あれで被害を受けるのは大抵カースト低位置かボッチだ」

八幡「挙げれば切りが無いが奴らのBBQの煙感は異常である」

八幡「ここはそんな匂いで満ち溢れている・・・」フッ

一色(途中からキョロ充叩いてるだけじゃないですか)

八幡「まあ、俺は奴らと違って孤高の存在だし、長年鍛えられたウォール八幡(メンタル)はちょっとやそこらじゃ崩壊しないが」ドヤァ

一色「うわぁ・・・よく分かりませんが一番痛々しいのは先輩だと思いますけど・・・後キモイです」ドンビキ

八幡「なんとでも言え。俺のエクステリアスキルは進化の先を行っている。それにな「あーもういいです!」


一色「先輩が凄いのは分かりましたから黙ってください」

一色「えーと、先ずはこれとこれとこれで・・・」フム

一色「学校のリストはここで全部揃いますね♪上から順に見て回りましょうか」

八幡「・・・」

八幡(最近俺の扱いが酷い気がする。まあいいさ俺のレベルはMAX・・・)

八幡(メンタルPは8888。メンタルヒーリングスキルによる自動回復が10秒で・・・)ハナイジクリ

一色「何、花弄ってるんですか!ほら、行きますよ先輩♪」ズルズル

八幡「うおっ!?」

八幡「お、おい分かったから引っ張るな」

八幡「つか別々に見て回ったほうが早く揃うだろ。俺はリストの下半分・・「駄目です!」

一色(先輩またそんな事言って)ムー

一色「私達が一緒に使う物もあるんですから!!!二人で見て回らなきゃ駄目です!!!」

八幡(うっせぇ・・・周りの人がこっち見るだろうが。それに今のは語弊を招く。やめてそんな目で見ないで!)

八幡「わーったよ・・・つかそんな大声で言わなくてもいいだろ。周りの視線が痛い」

一色「先輩がくだらない事言うからです!行きますよ!」ムスッ ズルズル

八幡「お、おい、だから引っ張るなって」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・
・・

お風呂入ってきます





一色「ん~大体こんなもんですかね~。チェックっと」

一色「一時間も掛からないで回れましたね♪」

八幡「まあ、あらかじめ買う物決まってるからな」

八幡「熟練の主婦が新婚の主婦より買い物が早いのも買う物が頭の中で全部決まっているからだし」

一色「何で主婦がでてくるんですか・・・」

八幡「俺は専業主婦志望だからな」

八幡「ちなみに熟練主婦はその日のスーパーに着いた瞬間に夕飯のメニューとそれに必要な食材を瞬時に導き出し」

八幡「自宅の冷蔵庫の中身、財布、セール品、様々な情報を照らし合わせ完璧なミッションを遂行する」
          
八幡「世間ではこれを《主婦の鑑》ワイフ・ミラージュと呼んでいる」

一色「何ですかそれ聞いたこと無いですよ・・・ていうか先輩キモイです」ドンビキ

八幡「ぐっ・・・まあこうデカイ店じゃ買い物をするにも時間が掛かるが、買う物が決まっていれば楽だ」

八幡「その必要な物を正確にリストアップするってのは、なかなかできるもんじゃない」

一色「・・・?」キョトン


八幡「そのリスト、学校からのリストって言ってるがいろはが書いたんだろ?」

一色「え?なんで分かるんですか!?」

一色(書き足したのバレてた!?)

八幡「見りゃ分かる。丁寧だが手書きのリストだしな」

八幡「それに学校のなら印刷されたリストじゃない時点でおかしい」

八幡(なにより便箋のセンスが誰かに似てアホっぽい)   由比ヶ浜「くちゅん!」

八幡「要らない物や訳のわからん物はいくつかあるが」

八幡「それでもかなり的確だし、ほとんど文句のつけようは無かった。いろはが見直したんだろ」

一色(先輩よく見てるんだなー。口実とはいえそれっぽい物考えてよかった・・・あれ?)

一色「・・・もしかして先輩・・・私の事褒めてます?」

八幡「・・・」

八幡「まだ買う物あるだろ。あと少しだ早く行くぞ」スタスタ

一色「・・・//」

一色「もうー本当素直じゃないですねー!捻デレさんめ♪」

一色(甘えた先輩もヤバイけど、捻デレた先輩もやっぱりいいなー♪///)

一色(先輩ってやっぱり優しい♪///)

八幡「小町みたいなこと言ってんじゃねぇ・・・」

一色「~♪」ルンルン


八幡「で、残ってる物はなんだ?」

一色「えーと、残りはこれ・・・です」

八幡「・・・枕か」

八幡「リスト見せてもらったとき疑問だったんだが、これなんでリストにあんの?おかしいだろ」

一色「いえ、私も最初見たとき変だなーって思って確認したんですけど・・・」

一色「何かの手違いで人数分用意できなかったみたいなんです」

一色「他にもいくつか変なのありますけど、全部手違いで人数分用意できなかったみたいで」

一色「誤差程度だから合わない分はボランティアに当てられて各自用意する流れになったみたいですよ」

八幡「なにそれ。小学校テキトーすぎだろ。大丈夫なのかよ・・・」

一色「まあ、私立ですからねー」

八幡「・・・は?」


一色「あれ?言ってありませんでしたっけ?」

一色「私達がボランティアとして行く事になった、林間学校を行う○○小学校は小中一環の私立ですよ」

一色「偏見ですけど、お金持ちばかりだから細かいところはテキトーなんじゃないですかね!」

八幡「マジかよ。言ってねーよ初めて聞いたわ・・・つかここら辺に私立なんてあったのか」

一色「あまり近いとは言えませんねー。数年前に設立した割と新しい学校らしいです♪」

八幡「そうか・・・つか小中一環なのに高校は別なのか?」

一色「そこら辺はよく分かんないですけど、私立だから普通の林間学校よりかは豪華みたいですよっ♪」

八幡「金持ちか・・・まあ金持ちがテキトーってのはなんとなく分かるが・・・何か不安になってきた」

八幡「普通枕の個数間違えるかよ」ブツブツ

一色「もう、今更言ってもしょうがないですよ」

一色「いいじゃないですか♪花火もあるし、料理も豪華って聞きましたよ♪」

八幡「花火!?」

一色「あ、手持ち花火ですからね」

八幡「なんだ手持ちか・・・まあさすがにそうだよな」

一色「他にもいろいろやるみたいですけど、着いてからのお楽しみって事で詳しいことは聞けませんでした」

一色「規則は緩いみたいですから、私達も気楽に楽しめると思います♪」

八幡「・・・」

八幡(林間学校だよね?ピクニックじゃないよね?)

八幡(私立って厳しいイメージがあるけど違うのかよ。つか手持ちとはいえ花火って発想がおかしすぎるわ)

八幡(郊外学習がただの食べ歩き観光みたく『学ぶ』って概念忘れてないよね?)

八幡(お嬢様テンプレでぶっ飛んだ思考じゃないよね?自然【熊】と戯れよう♪とかないよね?)

八幡「めちゃくちゃ行きたくなくなって来た・・・恐ろしい」

一色「一体何を考えてるんですか・・・」

一色「くだらない事考えてないで早く枕見に行きましょ♪」ガシッ

八幡「だから引っ張るなって、伸びちゃうだろうがっ!」

眠くて何も浮かばないので終わり。ご都合主義設定万歳。
ああ、いろはすと同じコテージでイチャイチャしたい。

まあ指摘されたら止めるつもりだったんでここで終わりです
>>1にポイで。依頼出しといてねー。さいなら

新しくスレたてました

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