幼馴染「男くーん!」男「幼馴染ちゃーん!」(30)

幼馴染「男くんこっちー!」

男「幼馴染ちゃん待ってよー!」

幼馴染「男ホント遅い!早くしないと先に行っちゃうよ!」

男「だって…この坂ながいんだもん」ハァハァ

幼馴染「もう!男の子でしょ!しっかりして!」

男「くっそー!…」

幼馴染「じゃあね、あたしより早くこの坂上れたら結婚してあげる!」

男「ホントぉ?よぉし!」ダッシュ

幼馴染「あ!ずるい!」ダッシュ

たったった…


男「やった!勝ったよー!幼馴染、僕と結婚してくれるんだよね!?」

幼馴染「もー!男ずるいからしてあげなーい!」

男「えー!幼馴染ちゃんのウソツキー!」

幼馴染「べーだぁ」

そして10年後

男「…」

幼馴染「ねぇ男、どうしたの?」

男「なんでもねぇよ、一人にしてくれ」

幼馴染「なんでもなくないよ!元気ないじゃん!」

男「元気ねぇのは元々だろ…とにかく一人にしてくれっつーの」

幼馴染「わかった!もう男なんて知らない!」

男「ハァ…何やってんだよ俺は…」

っ④

甘酸っぱい予感♪

( ・ω・)っ④"

男「もう高校生だってのに、好きな女に素直になれないなんてな…」

友「男ー!どーした元気ねぇじゃん!」

男「んー、別に普通だぜ?」

友「そっか?なんかあったらいつでも相談してこいよ!」

男「おお、サンキュ」

友「それより、さっき幼馴染ちゃんチャラ先輩と話してたぞ?」

男「そっか」

友「そっかって!良いのか?チャラ先輩幼馴染ちゃんのこと100%狙ってるぞ!」

男「俺には関係ねぇことだ、別に構わねぇよ。」

友「関係ねぇって…お前少しは素直になれよー!」

男『素直に…か…』

チャラ先輩「ねぇ!今度一緒に映画観に行こうよ!幼馴染ちゃんの観たいやつでいいからさ!」

幼馴染「えー、でもぉ…」

チャラ先輩「え?ダメなの?好きな奴でもいんの?」

幼馴染「っ!いません!」

チャラ先輩「なら良いじゃん!気楽にさ!行こうぜjk」

幼馴染「いつですか?」

チャラ先輩「じゃー、今度の土曜日は???」

幼馴染「んー、良いですよ、時間はお任せします。」

チャラ「オッケー☆じゃあメールするからアド交換しよっか^^」

幼馴染「幼馴染@docomoで送ってくれれば大丈夫です」

チャラ先輩「ういー!じゃあまた連絡するねー☆」

幼馴染「はぁ、男もあれくらい積極的にきてくれたらなぁ…、昔はもっと…」

10年前…

男「幼馴染ちゃんウソは駄目だよ!僕、幼馴染ちゃんと結婚して、ずっと幼馴染ちゃんを守ってあげる!だから僕と結婚して!」

幼馴染「ホント?ホントに守ってくれる?」

男「うん!僕が幼馴染ちゃんを世界一幸せにするよ!」

幼馴染「じゃー、約束だよ!?」

うそついたらはりせんぼんのーます!ゆびきった!

幼馴染「って感じだったのになぁ…」

友「お!幼馴染ちゃん!」

幼馴染「あ、男!それと友くんこんちわ」

友「っちーす」

男「…」

幼馴染「なによ?一人にしてくれーとかいいながら友くんとは一緒にいれるんだ?」

男「友はお前みたいにうるさくねぇし空気読めていいやつなんだよ」

友「え///なにそのフラグ///」

幼馴染「そこまで言う…?」

男「…とにかく、友は友達だ、一緒にいてもいいだろ、じゃあな」テクテク

友「え、おい、待てよ」タッタッタ

幼馴染「男…」

…幼馴染自宅

幼馴染「男…最近冷たすぎるよ…」グズッ

ピロリン♪

幼馴染「メール…」

fromチャラ先輩
本文#幼馴染ちゃん今度の土曜日なんだけど、12時に虹公園で待ち合わせでどうかな?

幼馴染「…おkっと」

男「いってきまーす」

幼馴染「いってきまーす」

男・幼馴染「あ…」

男「あ、幼馴染…」

幼馴染「あ、お、おはよう男…」

男「う、うん、おはよう」

テクテク

男『今日は…素直になるぞ…!』

幼馴染『一応挨拶は返してくれた!』

男・幼馴染「…」

幼馴染「きょ、今日雨降るみたいよー」

男「そうなのか、って傘持ってねぇ…」

幼馴染「今から家に戻っても学校間に合わないね」

男「仕方ねぇ、友に入れてもらうか」

担任「友は今日風邪で休みだそうだ、最近風邪が流行っているので体調管理しっかりするように!」

男「…ウソデショ」

女「あ、男くんごめん、この箱運ぶの手伝ってもらってもいい?」

男「あ、ああ良いよ、何処まで?」

女「職員室だよ!」

男「よし、じゃあいくか」ヨット

女「あ、少しは持つよ」アセアセ

男「女の子に重いものは持たせられないよ、さっさと運んで終わらせちゃおうぜ」

女「う、うん///」

無いわ~ホント無いわ~

内心そんな事思いながら平気でチャラ男と約束してアド交換とかよっぽど世間知らずかビッチ予備軍だわ…

チャラ男はいい加減飽きた

男先生「お、女、男、ご苦労!そこの机に置いといてくれ!」

男「はい、では失礼します。」
女「失礼します。」

男「ふぅ、意外にキツかったわw」

女「階段が原因だねw」

男「エレベーター付けてほしいな」

女「そうだね…」ニヤニヤ
『そうすれば…///』

男「ん?なにニヤニヤしてんの?」

女「うへ?な、なんでもないよ!わ、わたしこっちに用があるから!」タッタッタ

男「?」

最近こういうssにチャラ男じゃないちゃんとした先輩がいない

幼馴染がネトラレビッチのときは半々で普通だぜ

男「さて、帰るか、まだ雨降ってるのか…」

男「あれ?なんでいるの?」

幼馴染「ん、ちょっとね…」

男「そっか、あんま遅くならないうちに帰れよ、幼母さん心配するぞ。」

幼馴染「そうだね、すぐ帰る」

男「じゃあな。」

幼馴染「あ、待って男!」

男「ん?」

幼馴染「傘、はい」サッ

男「え?でも幼馴染濡れちゃうじゃん…」

幼馴染「いいから、あたし折り畳み傘常備してるから!」

男「なのに普通の傘持ってたの?」

幼馴染「…とにかくはい!あたし行くね!」タッタッタ

男「あ…ったくあいつ走ってばっかだな…」

男『一緒に入って帰りたかった…』

幼馴染『逃げちゃった…一緒に帰るつもりだったのに…』

…土曜日

幼馴染「そういえば今日チャラ先輩と映画だっけ…」

ピロリン♪

幼馴染「あ、メール」

from男
本文#おはよう、ちょっと今日付き合ってほしいんだけど、大丈夫か?

幼馴染「男!、ここは…チャラ先輩にはグッバイしてもらおうかな…」



幼馴染「よし、メール!」


from幼馴染ちゅぁん
本文#チャラ先輩おはようございます。
今日の映画なんですが、急用が入ってしまい行けなくなってしまいました。
ほんとうにすみません。

チャラ先輩「マジかよー!せっかく色々準備したのに…今日も女子高生物ですっかぁ」ハァ



from幼馴染
本文#おはよ!今日大丈夫だよ!とりあえず男の家に行くね!

幼馴染「やった!男から誘ってくれた!何着ていこうかなぁ」ルンルン



男「ん、メール…よし、頑張る!」

男「っと、12時に自宅に来いってメールしとかなきゃな…よし完璧っと。」

ピンポーン

男母「はーい…あ、幼馴染ちゃん!こんにちは、男に用事かな?」

幼馴染「男母さんこんにちは、男に会いに来ました。」

男母「あらあら、男も幸せ者ね、とりあえず上がってって」ニヤニヤ

幼馴染「?、はぁい」

男母「男ー、幼馴染ちゃん来たよー」

男「今行くー」タッタッタ

男「おお、幼馴染、悪いないきなr…」

幼馴染「なによ、急に呼び出してー!」

男「…」

幼馴染「男ー?聞いてるー?」

男「お、おお、まぁ暇だったからよ、どっか行かねぇか?」

幼馴染「いいよ、そのつもりだったし!何処行く?」



男「そうだな、じゃあ横浜行くか。」

幼馴染「横浜良いね!よしさっそく行こう!」

男「よし、行くか!」

幼馴染「うん♪」

男母「遅くなりそうだったら連絡しなさいよー」ニヤニヤ

男・幼馴染「はーい、いってきまーす」ガチャ…バタン

男母「青春ねぇ、いいわねー青春、カルピスって感じ」

カルピスは初恋の味♪

( ´∀`)っ④"

チャラ男と遭遇の予感……



男「ふぅ、横浜着いたな。」

幼馴染「電車疲れるねー、座れたから良いけど!」

男「そうだな、さて、何処行こうかなー」

幼馴染「決まってないのー、じゃあビブレで良いんじゃない?」

男「そうだな、じゃあビブレで!」

幼馴染「スタバ行こうよスタバー!」

男「お、おう。」

男「スタバのサイズがよくわからないんだが…」

幼馴染「あー、あたしもわかんないよ!とりあえずこれでって感じだもんw」

男「日本語でおkだよな。」

幼馴染「そうだねー、ビブレで買い物するでしょ?」

男「いや、俺は特に…」

幼馴染「じゃあ、あたしがコーデしてあげようか?」ニヤニヤ

男「お、おう。」

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