島風「別の鎮守府で初風とお話」 (15)

初風と島風はそれぞれ別な鎮守府の子です

やっつけ

短い

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とある鎮守府
初風の部屋


初風「……大規模作戦突破の方法を教えてもらうためにこんなギリギリになって呼び出しだなんて、迷惑よね」

島風「仕方が無いよ。今回は私の鎮守府も苦労してたから」

初風「そうなの? 作戦海域の数が多いのは聞いてるけど戦闘に参加はしてないから詳しく知らないのよね」

島風「どんな感じだったか聞きたい?」

初風「ええ、興味があるわ」

島風「分かったよ。今回の作戦はね……」



初風「……深海棲艦が更に強くなってるのね。出くわしたら絶望しそうだわ」

島風「私も出会った瞬間、勝てるのか不安に思ったよ」

初風「うちの提督じゃ、FS作戦は難しそうね……色々話してくれてありがとう」

島風「うん。ところで初風に聞きたいことが一つあるの」

初風「何かしら?」

島風「初風がそっちの提督と年中痴話喧嘩してイチャイチャしているって噂、本当?」

初風「えっ……な、何よその噂!」カァァ

島風「鎮守府を出発する前に、こっちの青葉さんがこっそり教えてくれたの」

初風「何でそっちの青葉姉さんが知ってるのよ!」

島風「青葉さんって、他の鎮守府の青葉さんと連絡を取っていたりするって噂を聞いたことがあるから……そういうことなんじゃないかな?」ニヤニヤ

初風「……後で青葉姉さんをとっ捕まえないといけないわね。絶対に許さないんだから」

島風「それは置いといて……事実なの? 嘘なの?」ニヤニヤ

初風「嘘よ嘘! あんなやつとイチャイチャしてるわけないじゃない!」

島風「顔を真っ赤にして否定しても説得力が皆無だよ?」ニヤニヤ

初風「ちょっと! 何ニヤニヤしてるのよ島風!」プンプン

島風「初風の反応が面白いからだよ」ニヤニヤ

初風「……あーもう、最悪よ」プイッ

島風(そっぽ向かれちゃった……やりすぎちゃったかな)

数分後


初風「……そう言えば、一つ気になってたんだけど」

島風「?」

初風「その指に填めている指輪は、その……アレよね?」

島風「うん、ケッコンカッコカリの指輪だよ」

初風「そうよね……あんたは、提督のことは好きなの?」

島風「うん」コクッ

初風「躊躇いもなしによく言えるわね」

島風「事実だからね。初風みたいに素直になれないわけじゃないし」

初風「だから私とあいつはそんな関係じゃないって言ってるでしょ!?」

島風「頑なに認めないんだね」

初風「ええ、何が何でも認めないんだから!」

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とある鎮守府の執務室


初風「……やっと帰ったわね」ポスッ

提督「悪いな、途中から作戦の話から脱線していろいろあったんだ」ナデナデ

初風「何となく想像がつくわね、からかわれたんでしょ?」

提督「ああ。何故か知らんが俺とお前の関係を知っていたんだが……なんでだ?」

初風「あっちの島風によると、青葉姉さんたちが何かしらの方法で共有してるって噂よ」

提督「ほう……やっぱりあいつか。これはとっちめないといけないようだな」

初風「私もそう思うわ。こうなったら今すぐ捕まえましょう?」ガタッ

提督「そうしよう」ガタッ

初風「全く……本当に困った人よn――」ガチャ

島風「あっ」

提督B「あっ」

提督「」

初風「」

提督B「……どうしても気になっただけなんですごめんなさい!」ダダダッ

島風「待ってよ提督ー!」ダダダッ





提督「……初風。今俺は青葉よりもあの二人を捕まえたいと思っている」ゴゴゴ

初風「奇遇ね。私もそう思ったところよ」ゴゴゴ

提督「そうか。なら決まりだな」

初風「ええ、覚悟してなさい……」


その後、捕まった二人は二度とこの二人をからかわない事を心に決めたそうな


終わり

別なところで書いた初風を絡ませたかったので書いてみたところこうなりました

あとで依頼出してきます

あ、昨日書き忘れてましたがこの初風がメインの話は以下で検索すればでます
読みたい方だけどうぞ

初風「見てるだけよ、いけないの?」提督「暇なんだな、お前」

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