卯月「山の上の別荘」 (17)

※キャラ崩壊多分アリ
 

未央「どうしまむー?火ついた?」 

卯月「うーんつかないねー…着火剤買ってくれば良かったかな」

未央「はやくしてよー!お腹ぺこぺこ~!でもいい眺めー!羨ましいな~こんな山の上に別荘持ってて!」

卯月「まあパパのだけどね。」

未央「空気もおいし~♪……ハァー……」

未央「やっ…」

未央「…おっと危ない危ない!今ヤッホーって言いそうになった!山の思うツボでしたな~」

卯月(山にはなんの思惑もないと思うけど…)

未央「火ついたー?」

卯月「まだ点かないよ~…未央ちゃんもキッチン行って凛ちゃんの手伝いしたほうがいいんじゃない?最近時間とれてないんでしょ?」

未央「いいよいいよ~時間とれてなくても関係は今まで通りだし。しぶりんは手際良いからさー。任しておいて大丈夫だって!」

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凛「ごめん。待たせちゃった?」

卯月「あっ凛ちゃん!お疲れ~ごめんね一人で任せちゃって」

凛「いいよ。キッチンも広くて使いやすかったよ。」

卯月「ありがとー。あーごめんちょっと待ってて…この炭全然火点かないんだよねー…」

凛「手伝う?」

卯月「大丈夫大丈夫。疲れてるだろうし休んじゃっていいよ」

未央「あっしぶりんー!クーラーボックスに飲みも」

凛「あー…いい景色だね。卯月は何日前からいるの?」

卯月「二日前からだね。いつまでいるかは決めてないけど」

未央「あのクーラーボックスに飲み物」

凛「こういうところに住んでみるのも悪くないかも」

凛「……」

凛「…すぅー……」

凛「ヤッホーーー!!」 

ヤッホー ヤッホー ヤッホー

未央「…あーしぶりんやってしまいましたな~~!!山の思う壺じゃん!」

凛「…意味分かんないんだけど」

卯月「……あっ凛ちゃん、クーラーボックスに飲み物入ってるから好きなのとっていいよ。」

凛「ありがと。卯月もなんか飲む?」

卯月「あっありがとー!」

未央「んじゃ私はコーラ」

バンッ!!

凛「……」

未央「……」

未央「…まぁ自分で取りに行ける距離か」

凛「あっちの海綺麗だね」

卯月「それよりさ、二人とも活動どうなの?」

未央「そんな事よりもさー!しまむーも色々考えたほうがいいって!今後の予定まだ決まってないんでしょ?」

卯月「うん…大丈夫!ここでのんびりしたら色々とプロデューサーさんと話し合ってみるから!」

未央「いつまでもフラフラしてたら駄目だよ~そんな事言ってたらいつまでたっても仕事とれないって!ねえしぶりん?」

凛「仕事あればいいってもんじゃないでしょ」

「「…………」」

卯月「あー……火、つかないね~………」

凛「枝かなんかとってこよっか?」

卯月「ありがとー助かるよ~!」

凛「いいよ。気にしないで」


「…………」

卯月「なんかあったの?」

未央「あったよ。」

卯月「だよねぇ~~~~~~~気ぃ遣うよ~~~~~!!!!」

卯月「気ぃ遣うよ~~~~~も~~~~~~~!!!ガッツリ揉めてんじゃん!!!」

未央「ああガッツリだね」

卯月「気ぃ遣うよ~~~!!もうドキドキした!ドキドキした!見てらんない!!」

未央「ごめん…」

卯月「ダメだよ私こういうの!やっぱあの事でまだ揉めてんの…?」

未央「大したことじゃないのよ。大丈夫大丈夫。」

卯月「大丈夫じゃないってあの雰囲気!」

未央「でも今日は仲良くやろうって山来てるから」

卯月「仲良くやってよも~~~~気ぃ遣うよ~~~~!!気ぃ遣うわ火点かねぇわ!!!気ぃ火点かない!!!」

未央「ごめんごめん!」

卯月「もぉ~仲良くやってよ~……ドキドキしたこういうのホント駄目なのこういうの…も~……親がそうだったからぁ~~…」

未央「……ごめ~~~ん!!ごめん~~~!!!悪かった悪かった!!}

卯月「もぉー折檻折檻!」

未央「ごめんごめん!!ごめんねしまむー!楽しくやろ!

卯月「楽しくやろ?」

未央「うん!」

卯月「ホント仲良くして!」

未央「うん楽しく楽しく…!」

卯月「楽しくやってよ~…」


未央「あっお帰り~!」

凛「ただいまー」スタスタ


「「・・・・」」

凛「これぐらいでいい?」

卯月「あ、うん、ありがと。」

未央「あーもうそれ気が抜けてるよしぶりん。新しいの出してあげよっか?」

凛「別にこれでいいし」

未央「………」

ドンッ!!


未央「なんなの?」

凛「何が?」

卯月「マジか」

未央「何なのしぶりんの態度さっきっから!」

卯月「やめよ?未央ちゃんやめよやめよ!ね?」

未央「どうなってんのさっきっからさあ!」

卯月「やめよ?やめよ?未央ちゃんやめよ……あっ火点いた!!!火点いた!!!!!未央ちゃん火点いた!!!」

未央「ああ点いたよ!!」

卯月「点いたよ点いたよ!!」

未央「おかしいでしょもう!楽しくやろうって言ったよね?話違うじゃん!」

卯月「ちょっと待って未央ちゃん!待って待ってそっちが話違うよ!」

未央「ごめんやっぱ無理。やっぱ話し合ったほうがいいって」

卯月「んー……じゃあ私部屋戻ってよっか?」

未央「いや、火が消えないように見てて」

卯月「意外に冷静だね」

未央「なんで今日ぐらい楽しくやれないの?」

凛「私だってそのつもりだったよ…」

未央「じゃあそうしてよ」

凛「ここに来てからずっと横に寝といて…よくそんな事言えるね」

未央「しょうがないでしょ昨日ソロの仕事が遅くまであったんだから…そっちだって毎日毎日あっちの練習で会えないくせに!」

凛「そりゃ悪いとは思ってるよ。そっちだって遅くまであるんなら早く帰ってくれば良かったでしょ。」

未央「打ち合わせとかあるの!そっちだって毎日毎日トライアドプリムスの練習ばっかしてるんだ…あの二人とデキてるんじゃないの!?」

凛「そんな訳ないでしょ!違うって!合わせたりとか毎日色々あるから!」

未央「色々ってなんなの!ソロだと上の人とか色々あるんだよ!ねえしまむー!」

卯月「いや……私は…分からない……」

未央「毎日なんの話してるの!」

凛「色々だよ…」

未央「もーやっぱりおかしい!しぶりんやっぱ浮気してる!!」

凛「違うっつってるでしょ……」

未央「しまむーどう思う?」


卯月「してると思う」

凛「なんでそこだけハッキリ言うの?」

未央「ほらーやっぱりそうなんだ!」

凛「違うって!!」

未央「なら何の話か言えるでしょ!」

凛「無いって!!!」

未央「言って!!!!!」









「怒られてんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」


              怒られてんだよぉぉぉぉぉ!!!!!!!!……

                   怒られてんだよぉぉぉ…………

                      怒られてるんだよぉー………

                           てんだよぉー………




卯月「こんな惨めなやまびこあるんだ」

凛「私は仕事がまだ出来ない。仕事が出来ないんだ。だから毎日叱られている。だって毎日、仕事が出来ないんだからね。」

凛「だから帰りが遅くなる。言わせないでよこんなこと……」

卯月「……でも誤解も解けたしさ、凛ちゃんも自分のことそんな責めないで!ね?火も付いたしご飯にしよ?ね、未央ちゃんも安心したでしょ?」

未央「………」




「何怒られてんのよぉぉぉぉぉぉぉぉーーー!!!!!!!」

            「何怒られてんのよぉぉおおぉーーーー!!」

                   「何怒られてんのよぉぉぉー!………」 

                         「何怒られて………」

卯月「もう山が可哀想。」

未央「何開き直って仕事が出来ないとか言ってんの!安心どころか不安でしょうがないよ!!私だってソロで頑張ってるっていうのに……!
今ちょっと顔も見たくない!!」




未央「………………」クイッ





          「FUCK!!!!!!!!!!!!!!」

            「FUCK!!!!!!!!!!」
              
               「FUCK!!!!!!」
   
                 「FUCK!!!」

                   「FUCK…」



卯月「山に何言わせてんの!!!!?????」

「「・・・・・・・・・・・・・・・」」


凛「なんかごめんね。」

卯月「私しばらく活動は控えるよ。」


終わり

以上です。どうしようもない短編SSで申し訳ありませんでした。
03大好きです。

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