【咲-Saki-】ハギヨシ「なんで見られてるんですかねぇ…」(困惑) (495)

注意 このSSでは女性キャラクターが一部腐女子化しています

それ以外のキャラも、キャラ崩壊している事が多いです

好きなキャラがブヒブヒ鳴くのがいや!このキャラはこんな事言わない!等

ホモホモしい描写も出てきますのでそういった物に嫌悪感がある人は閲覧はご遠慮ください

長めに作るつもりですのでお時間有る時に少しずつ見ていただければ幸いです

では始めていきます。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440835977


ハギヨシ「京太郎君、今日もよろしくお願いします」

京太郎「え…?ハギヨシさん…もうこんな関係やめるって言ってたじゃないですか!」

ハギヨシ「良いんですか?私の服を使ってしてた事を皆にばらされても?」サワサワ

京太郎「そ、そんな…」

ハギヨシ「さぁ、まずはお口でして貰いましょうかね?出来ますね…?」ニヤリ

京太郎「わ…わかりました…」カチャカチャ

ハギヨシ「ふふっ…正直な人は好きですよ…」

京太郎(なんで…こんなこと…)クッ


801チャンネル

眼鏡メイド:そういって彼のモノを咥えているうちに、自らのものが固くなっていくことに彼は嫌悪感を覚えていた…


眼鏡メイド:とりあえずここまで


嶺上咲:お疲れ様です、ハギ京は文化


お茶っ子:堪らない…(吐血)


弓取り姫:ギンギンになった(小並感)


眼鏡メイド:本人達にその気はまるでなくてもこっちからすると餌を配ってる様にしか見えないんだよなぁ…


嶺上咲:わかります…二人とも顔立ちが良いだけに極上の餌ですし


お茶っ子:いいなぁ…二人とも住んでる所が一緒でそんな美味しい素材が転がってるなんて…



弓取り姫:東京は数が多いだけでそれ程良い物には当たらないからなぁ…


お茶っ子:弓姫さんも東京なんですか?私も東京に住んでるんです!


弓取り姫:そうなんですか!もしかしたらどこかで遭ってるかも?笑


お茶っ子:男の人(二人以上に限る)に熱視線送ってるので分かりやすいかもですwwww


弓取り姫:それじゃあ二人とも気付けそうにないですね!笑


眼鏡メイド:オフ会という選択肢もありますが?(誘惑)


お茶っ子:いやぁ…私は人とお喋りするのが苦手ですからねぇ…いつかしてみたいですがw


弓取り姫:ですね!ここに居る人皆でオフしたら楽しいでしょうね…


眼鏡メイド:その時は是非こっちに来て二人を観察するオフで


大星淡がログインしました


お茶っ子がログアウトしました


弓取り姫がログアウトしました


大星淡:こんばんわ~!


嶺上咲:大星さんこんばんわ!


眼鏡メイド:脱兎の如く


大星淡:あー!また二人とも私が来たら抜けるんだー!


嶺上咲:まだ少ししかお話した事無いって言ってたよね?


大星淡:そうなの!なんか私避けられてるのかな…?


眼鏡メイド:大星さんが本名でやってるなら知り合いの可能性も出てくる…


大星淡:本名でやってる訳ないでしょ~?知り合いに同じ名前の人でも居るのかなぁ…


大星淡:それより聞いて聞いてー!最新の萌えを仕入れてきたよ!


眼鏡メイド:kwsk


嶺上咲:期待


大星淡:今日電車に乗ってた時なんだけどね?



高校生A「なぁ、お前んち姉ちゃん居たよな?」

高校生B「おう、どうしたん?」

高校生A「いいよな~お前の姉ちゃん美人だし…俺なんか一人っ子だからあんな姉ちゃん欲しいなぁ…」

高校生B「俺と結婚したら家の姉ちゃんがお前の姉ちゃんになるぞ?www」

高校生A「いいなそれwww結婚するかwww」

高校生B「うるせーよwww」


大星淡:てな具合だったんだけど


眼鏡メイド:私がお姉ちゃんだ(流血)


嶺上咲:私もお姉ちゃんだ(吐血)


大星淡:二人とも本当に仲良しでね!ずっと近い距離で話してたからそのままの流れでキスもあるんじゃ…って思ってドキドキしちゃった!


嶺上咲:是非とも長野にもそういった高校生を増やして欲しいです…


大星淡:えー!でも私はそっちのハギ京にも興味津々だけどなー!


眼鏡メイド:淡ちゃんは何処に住んでるんだっけ?


大星淡:今は東京だよ!長野にも行きたいなー!


眼鏡メイド:水面下では長野オフもありえるんじゃないかと言う話が有るような無いような…


大星淡:なにそれ!すっごい行きたい!皆とも会ってみたいなー!


眼鏡メイド:やるとするなら今度の夏コミが終わってからの方が皆来やすいと思う


嶺上咲:結構審査通った人多いですもんね…コミケ終わりに1回やるのも良いかもだけど!


大星淡:いいねー!じゃあ皆集まったときに来れるか聞いてみようよ!


眼鏡メイド:じゃあもう少ししたら皆来ると思うからまた後で集合って事で


嶺上咲:了解です!ではでは


大星淡:はーい!また後で!


眼鏡メイドがログアウトしました、嶺上咲がログアウトしました、大星淡がログアウトしました


白糸台高校

菫(大星のヤツ…いつまで本名であのサイトを使うつもりだ!これでは白糸台=腐女子集団というレッテルが…)

菫(最近あいつ何かの本ばかり読んでるからな、どうせBL本だろうからそこはかとなく注意してやろう)

ガラガラ

淡「~♪」ペラッ

菫(案の定だな。どうせ純情ロマンチカでも読んでるんだろう…良い趣味だ)

菫「なぁ大星、最近読書に熱を入れてるようだが何を読んでいるんだ?」

淡「え、えっ?菫には…関係ない本だよ?」アセアセ

菫(ほら見ろ!部室でいかがわしい本を読むなんてけしからんぞ!)


菫「まぁ良いじゃないか、もしかしたらほら私もそっちの方には理解が有るかも知れんぞ?」

淡「えっ!?菫も…その、こういうの好き…なの?///」カア

菫(あぁ、ホモは文化だとも)

淡「じゃ、じゃあちょっとだけ…///」スッ

『となりの怪物くん』

菫「ん?なんだこれ…最近はこういうのが出てたのか?チェックしていなかったな」ペラペラ

淡「え?知らないの?アニメ化もしたし有名だと思ってたんだけど…」

菫(アニメ化だと?そんなタイトル忘れるはず無いんだけどな…)ペラペラ


淡「やっぱりそういうの見てると自分も憧れちゃうよね、こんな高校生活送りたいなって…」

菫(いやいや、私達女なんだからBLにはならないだろ…特殊な性癖だな…それにしても)ペラペラ

菫(さっきから男女がイチャイチャしてばっかりじゃないか…いつになったら絡みが見れるんだ?)ペラペラ

淡「それにしても菫が少女漫画が好きなんて意外だったなぁ!私だけかもって思ってたんだけど嬉しいなぁ!」ニコニコ

菫「少女…漫画?」ペラッ

淡「私昔から少女漫画が好きでね!高校生にもなって少女漫画好きってちょっとおかしいなって思ってたんだけど…」

淡「私だけじゃないんだって思ったら凄く嬉しかった!」ニコッ

菫(この穢れた私になんて笑顔を向けるんだ大星ーーーー!!)


菫「そ、そうだな…好きだよ…うん」

淡「えへへへ~♪嬉しいなぁ~♪」ニコニコ

菫(あうあう…取り返しの付かないことをしてしまう所だった…)

菫(待てよ…じゃああの『大星淡』は一体誰なんだ…?)


801チャンネル


眼鏡メイド:そろそろ皆集まったかな


嶺上咲:まだ来てない人も少し居るみたいですけどほぼ集まってるんじゃないですか?


杏:そんで大事な話ってなんなの?


チョコレ:コミケの事も有るから手短にお願いしたいんだけどなぁ


眼鏡メイド:まさにそのコミケについてなんだけど


鰻:もったいぶらずに教えて下さいよー!


眼鏡メイド:もし皆の都合が合えばコミケの後にオフ会とかどうかなって


はっちゃそ:な、なんですってー!


片眼鏡:いいねー!楽しそうだし!


鰻:ええやないですか!私も皆さんと会ってみたいですわ!


杏:オフ会かぁ…私も別に構わないけど


チョコレ:私はどうかな…販売終わって片付けとかも有るから厳しいかもしんないな


杏:なんだよチョコレはノリが悪いな~!


チョコレ:まぁ杏が売り子とか手伝ってくれるなら話は別だけどな~


杏:マジかよ!目当てのものが買えて、その後とかならいいけどっ!


チョコレ:じゃあ私も前向きに検討って事で


嶺上咲:皆さん結構フットワーク軽いんですねw


片眼鏡:だってこんなに趣味の合う人達と直に話しが出来る機会なんてそうそう無いからね!


はっちゃそ:楽しみで夏コミまで眠れなさそうですよー!


鰻:せやけど皆さん結構遠出になるんやないですか?私は関西やからそこまでですけど…


杏:まぁ私は元々行くつもりだったから宿は押さえてあるし


チョコレ:私もそうだなぁ


はっちゃそ:同上


片眼鏡:同じく


鰻:流石やでぇ…(震撼)


嶺上咲:それじゃあ今居ない人以外は出席という事で良いですね!


大星淡がログインしました


大星淡:やっはろー!


チョコレ:淡ちゃんチュッチュ!


杏:やめんかい!


大星淡:チョコレちゃんチュッチュ!皆コミケ来れるんだー!楽しみだなー!


片眼鏡:大星さんも来るんだー!これは本当に大掛かりなオフ会になりそう…


チョコレ:淡ちゃんにチュッチュされたー!んひいいいいいいい!


はっちゃそ:※ここまでテンプレ


眼鏡メイド:後はチョコレさん以外の出展者達に連絡が取れればって感じかな


チョコレ:まぁ私もまだ終わってないんだけどね…て事で今日はこの辺でおさらばって事で!


杏:はいよー


嶺上咲:執筆頑張って下さいね!


はっちゃそ:またコミケでですよー!


チョコレさんがログアウトしました


鰻:あ、あかん!店が混んできたみたいや!私も今日はここで!


片眼鏡:ありゃ…頑張ってねー!


鰻:すんません!私もオフ会楽しみにしてますんで!


大星淡:うん!待ってるー!


鰻さんがログアウトしました


杏:さて、少し落ち着いたみたいだしそろそろいいかな?


眼鏡メイド:お、なんだなんだ?(すっとぼけ)


片眼鏡:眼鏡外した


嶺上咲:咲いた


杏:今日学校帰りに後輩とファミレスでお茶してた時なんだけどね…


新人サラリーマン「先輩、すみませんでした…」グスッ

熟年サラリーマン「いや、君だけが悪いわけじゃないんだ。僕のフォローも行き届いてなかった…」

新人サラリーマン「そんな!先輩は悪くないですよ!僕がミスしたから…」

熟年サラリーマン「…後輩のミスは僕のミスでも有るんだよ。次からは僕もしっかり付き添うから」

熟年サラリーマン「これからも二人三脚で頑張っていこう。ね?」ニコッ

新人サラリーマン「はい…!これからもよろしくお願いします!」


杏:てな具合でさ…


片眼鏡:大好物キタコレーーーーーーー!!


はっちゃそ:イエス!イエス!イエーーーーーース!!


嶺上咲:二人三脚が今後ムカデリレーに…


眼鏡メイド:ムカデ(下半身連結)


大星淡:やめろwwwwwww


杏:上司と部下の禁断の恋愛、仕事終わりに二人きりで飲むようになり


杏:頼れる先輩に思いを告げるも先輩は妻子持ち、勢いに任せて先輩を押し倒し一夜限りの過ちを…


片眼鏡:誰か鼻を塞いで!失血死しちゃう!!


はっちゃそ:輸血パック持ってきて!!(蒼白)


杏:いやぁ…自分良い経験出来たっす…(恍惚)


嶺上咲:後輩さんにバレて無ければ良いですが…w


杏:いやぁ…めちゃくちゃ鼻息荒かったから正直自信無いなwww


眼鏡メイド:じゃあお返しに我が家のほのぼの(意味深)エピソードを…


嶺上咲:はよ


大星淡:はよ


杏:はよ


片眼鏡:待って本当死んじゃう(恍惚)


はっちゃそ:バンバン!


眼鏡メイド:今日は物置の掃除をしてたんだけど…


ハギヨシ「京太郎君、気を付けて下さいね?」

京太郎「平気ですよ、えっとこれはこっちに…ってうわぁ!?」グラッ

ハギヨシ「危ない!」

ドサッ

京太郎「っ!?ハギヨシさん!」

ハギヨシ「お怪我有りませんか?」オヒメサマダッコ

京太郎「は、はい…///」

ハギヨシ「だから気を付けて下さいって言ったじゃないですか」クスッ

京太郎「すいません…///」カア


嶺上咲:ちょっと


大星淡:トイレに


杏:行って来る


眼鏡メイド:ダメだこいつら(褒め言葉)


片眼鏡:(失神)


はっちゃそ:(他界)


眼鏡メイド:これもうわかんねえな…


所変わってコスプレ板


のどっち:という訳で今回のオフ会よろしくお願いします


ドラゴンゲート:望むところですわ!


みゆみゆ:なんで喧嘩腰なのもー!


チェーン:うちの後輩も当日来るっちいいよっちゃけんよろしく頼むとよ


ヨシュア:私の先輩も別件が無ければご一緒したかったと嘆いてましたね…


のどっち:ヨシュアさんの先輩って衣装を作っている方ですよね?クオリティがいつも高くて羨ましいです


ヨシュア:衣装で言うならドラゴンゲートさんの衣装も凄いですよね、原作再現なんてレベルじゃないですよ


ドラゴンゲート:当然ですわ!私はコスプレでも一流を目指してますの!


カムイさんがログインしました


カムイ:あらあら皆さん、遅れてしまって申し訳ありません


チェーン:待っとったよ、でコミケ来れそうなん?


カムイ:えぇ、なんとかお暇いただけそうなのでオフ会楽しみにしてるわー


チェーン:そうか!楽しみにしよっちゃけん良かったわ!会場で待っとるとよ!


カムイ:えぇ、私も楽しみにしてるわ?


みゆみゆ:あの…お二人に聞きたいんだけど、いつものあの感じで来るつもりなのー…?


チェーン:当然


カムイ:あら?何か問題かしら…?


みゆみゆ:…警察のご厄介にはならないように気を付けて欲しいな…


のどっち:それでは『アルカード』さんと『メキシカン』さんには私から連絡しておきますので、今日はこの辺りで解散しますか


ドラゴンゲート:えぇ、では皆様現地でお会いしましょうね?


みゆみゆ:お疲れ様だよもー!


所変わって姫松某病院


末原「監督から大事な話があるって呼ばれたんやけど…なんやろか?」

ガラガラ

末原「失礼します」

善野「よう来たね、恭子」ニコッ

末原「監督!体調の方はどうですか?」ウキウキ

善野「それが…もう私余命わずかやって…」グスッ

末原「嘘…ですよね?」

善野「でも…1つだけ助かる方法が有るってお医者さんから言われててな…」

末原「…それはなんなんです?」


善野「これには恭子の助けを借りんとダメなんや…協力してくれんかな…?」シクシク

末原「なんでも言うて下さい!監督が助かるなら私、なんでもしますから!」

善野「ん?いまなんでもするって言ったよね?」

末原「え?」

善野「実は今度のコミケで出るBL本買って来て欲しいんやけどな?」

末原「え?監督めっちゃ元気やないですか」

善野「ほんでな、そのリストと展示場所の地図がこれでな?」

末原「騙したんですか?」

善野「はいお金。交通費もそっから出してな?」

末原「……監督あんたねぇ」


善野「ゲッホ!ゴッホ!うぅ…死ぬぅ…この若さで死ぬなんて嫌やぁ…」

末原「アホらしい…もう帰りますから。代行にでも頼んで」

カチッ『私、なんでもしますから!』

善野「」ニコニコ

末原「……代行にでも頼んで」

カチッ『私、なんでもしますかr』

末原「分かりましたよ!行けばえぇんやろ!ド畜生!」

善野「頼んだで…恭子」ケホケホ


???板

亀チャー:皆さん、今年もこの季節がやって来ました


亀チャー:冬は気温の事もあり、厚着のコスが目に付く季節ですが…


亀チャー:夏!この季節は気温も相まって開放的になるシーズン!


亀チャー:夏!それもう裸じゃないっすかwwwえ?そんなのいいんすか?wwwなコスが沢山見れるシーズン!


亀チャー:我々は銃の代わりにカメラを持って!あの戦場へ再び向かうのだ!


カニさん:然り!然り!然り!



亀チャー:おもちが見たいか!


果汁:見たいぞー!!


亀チャー:おもちが撮りたいか!


上野さん:撮りたいぞー!!


亀チャー:よろしい…ならば撮影だ


スバラ:ロリはどうしましょう?


亀チャー:撮れ、自分の娘の様にだ


フィッシャー:キツめの年齢はどうしましょう?


亀チャー:それも撮れ


亀チャー:我々は他のカメ子に負けることは許されない、コスプレしている者は一人残らず撮影しろ


カニさん:フラッシュ!


上野さん:フラッシュ!


果汁:フラッシュ!


亀チャー:さぁ…撮影を始めよう…

面白いけどちょくちょく誰かわからなくなるな


渋谷尭深の場合


誠子「尭深なら絶対似合うって!だから今度のコミケでコスプレしてみない!?」ハアハア

尭深「い、いやぁ…ちょっとそれは…」アセアセ

誠子「大丈夫だって!絶対似合うから!ちょっと肌出すだけだから!」ハアハア

照「うわぁ…亦野さん何やってるんですか…」ヒキッ

誠子「あ!宮永先輩!どう思います?尭深なら絶対似合うと思うんですけど!」ハアハア

照「いやぁ…亦野さんの考えてることはちょっと理解できません…」ヒキッ

誠子「なんで敬語なんですか!誠子って呼んでくださいよ!」

>>35
誰かわからなくなるパートもう終わりましたのでご安心下さい


尭深(夏コミかぁ…)

尭深(行きたい!行きたい!行きたい!新刊いっぱい買ってその後オフ会にも参加して皆でホモを語り尽くしたいいいいいい!)

尭深(でも私根暗だし眼鏡だしコミュニケーション苦手だし…もう典型的なオタクだもん…行ったってどうせ…)

『おいおいwwwなんだよあの根暗眼鏡www』

『ちょーきもいんですけどwww』

尭深(ってなるに決まってるよ!)シクシク

照「ほら、誠子の剣幕のせいで尭深泣いちゃった」

誠子「え!?ゴメン尭深!そんなに嫌がってるなんて思わなくって…」アセアセ

照「あれで思わないんですか…?怖いんですけど…」ヒキッ


尭深(誰か知り合いと行ければいいんだけど…そんな人居ないよね…ハッ!)

尭深「淡…ちゃん」ボソッ

照「え?淡なら教室で補修って言ってたよ?」

尭深(そうだ!淡ちゃんなら同じ趣味だしきっとコミケにも!)ダッ!

照「あっ!尭深!こんな変態と二人っきりにしないで!」

誠子「酷い言い草!」ガーン!


淡「はぁ…もう!なんで私だけ補修なんか…まぁ私が悪いんだけどさ…」

淡「今日は新刊も出るから買いに行きたかったんだけどな…」


尭深(やっぱりそうだ!今日は青春系BL漫画『おおきく反り返って!』の新刊が出る日だもんね!私も買いに行かなきゃ!)ノゾキ

淡「原稿も描かなきゃなぁ…」ハア

尭深(しかも出展するんだ!流石淡ちゃん!よーし、声掛けてみよう…)スッ

尭深「淡ちゃ…(ん?待った…)」

尭深(私が陰から淡ちゃんを観察してなきゃ今の情報は得られないよね…つまり)

淡『うわぁ…盗み聞きとかないわぁ…しかも腐女子とか二重にないわぁ…きんも』

尭深(ってなるに決まってる!なんでもっと早く話しかけなかったの私…!)

淡「ん?今誰か呼んだ?」キョロキョロ


尭深(それとなくコミケの情報を引き出して私も行くつもりだったんだ!って言えばまだなんとか…)

淡「あれ?タカミーどうしたの?ここ一年生の教室だよ?」

尭深(しまったー…考えるのに必死で体半分出ちゃってたぁ…)

尭深「こ、こんにちは…淡ちゃんが勉強してるって聞いたから…様子を見に」オズオズ

淡「本当!?やったー!じゃあタカミー勉強教えてよ!」

尭深「う、うん」

尭深(そうだ、勉強が終わった後に私が一緒に帰ろうって言って、本屋に寄ってもいい?って言って…)

淡『あ!それは私も買おうと思ってた『おおきく反り返って』の新刊!もしかしてタカミーも!?』

尭深(そうなの、もしよければ今度のコミケにも一緒に…よし!これだ!)

淡「タカミー?」

尭深「な、なんでもないよ…早く終わらせちゃおう?」


補修終了


淡「終わったー!ありがとう、タカミーのお陰で早く終わったよ!」

尭深「あ、淡ちゃん…もし良かったら一緒に帰ろう?」

淡「うん!あ、でも私本屋に…」

尭深「!?行こう!私も本屋行くから!一緒に行こう!」フンフン!

淡「ど、どうしたのタカミー!?ちょっと怖いよ!?」

尭深「ご、ごめん…私も『新刊』を買わなくちゃいけなくて…」

淡「え?タカミーも!?この間菫も好きって言ってたけど皆結構読んでるんだ!」ワイワイ

尭深(弘世先輩も!?これじゃあ白糸台はBL帝国みたいじゃない!でも良かった…)

淡「じゃあ一緒にいこっか!」

尭深「うん!」ニコッ


本屋

淡「えっと…どこかなぁ…」

淡・尭深「あ、あった!」

『好きっていいなよ』

淡「よかったぁ…最後の一冊だったぁ…ってじゃあタカミーの分が…」チラッ

尭深「はい、淡ちゃんの分もあったよぉ」ニコニコ

『おおきく反り返って』

淡「え…タカミーそれって…」

尭深「」ニコニコ

淡「あ…渋谷先輩ってそういう…」

尭深(さようなら、私の学校生活…)ニコニコ


同時刻同場所にて

菫(よしよし、『愛してるぜゲイボーイ♂』の新刊は買えたな…次は『おお反り』の新刊を…)

菫(おや?あれは渋谷と大星か…珍しいな)チラッ

菫(!?渋谷が手に持ってるのは『おお反り』じゃないか!!)

菫(これは…声を掛けなきゃ渋谷が最低でも不登校…最悪自殺だな…えぇい!ままよ!)

菫「お、おう大星と渋谷じゃないか。奇遇だなこんな所で…」

淡「あ、菫…実はタカミーが…」

『愛してるぜゲイボーイ♂』

淡「」ボーゼン

尭深「弘世先輩…」ジワッ

菫「あぁ…私達はもう戻れない…」ブルッ

取り敢えずここまでで…まだ三分の一も書き終えてなので投下ペースはかなりゆっくりになると思います

これからは小刻みな投下になると思いますがゆっくり見てやって下さい

書けたらドンドン投下していきますね

では失礼します。

乙です
挑戦の人か
期待


オフ会楽しみ


北海道有珠山高校


揺杏「なぁ、爽もオフ会行くんだろ?」

爽「まぁ今回初出展だしどんだけ忙しいかわかんないから、死ぬほど疲れてたら行かないかなぁ」

揺杏「だから手伝ってやるって言ってんだろ~?任しとけって」

爽「もしかして一人で行くの怖いのか?」ニヤリ

揺杏「馬鹿言ってんなよ。お前だけ来ないなんて事になったら同じ高校の私が顰蹙買うだろ?」

爽「はいはい、頑張って貰いますよ…っと。もう少しで完成かな…」フウ

由揮子「今度の衣装着てみましたけど、どうでしょうか?」


爽「おお!エロイ」

揺杏「どう?キツイ所とか痛いところ無い?」

由揮子「はい、快適ですし風通しも良いです」

揺杏「そっか、じゃあユキの方はそれで完成で!」

由揮子「私用にも関わらず衣装を作って貰って…本当にありがとうございました」ペコリ

揺杏「何言ってんのさ、どこに行こうが私達の目標は…」

爽・揺杏「打倒!はやりん!」

揺杏「だからね。ユキも楽しんできな?」ニヒヒ

由揮子「はい」ニコッ


岩手宮守高校


豊音「出来たよー!これで後はコミケに行くだけだねー!」ルンルン♪

エイスリン「コミケ、ナニ?」

塞「色んな人が自分で作品を作って持ってって、皆でその作品を売り買いする所かな?」

塞「まぁ豊音みたいにコスプレ目当てで行く人とか、写真を撮りに行く人も居るけどね」

白望「よくあんな人混みに行けるね…絶対無理…」

胡桃「シロはもっと人混みに揉まれるべきだよ!」

エイスリン「モマレル!」

塞「エイスリンさんそこだけ抜粋しないで!」


豊音「それで塞もコミケに行けるのかなー?」

塞「うん、私も行く事になったから当日は一緒に行こうか?」

豊音「やったよー!塞はどこを見るつもりなの?」

塞「そ、それは…」

白望「?」

塞「内緒で!」

胡桃「塞怪しい!」

エイスリン「アヤシイ!」


塞「私の事はいいからさ!豊音、その衣装着てみてよ!」

豊音「うん!じゃあちょっと待っててねー♪」

数分後

豊音「着たよー!」

塞「豊音…」

胡桃「それは流石に…」

エイスリン「oh…mygod」

白望「……似合ってると思う」プルプル

豊音「???」

これから私用で明日の昼頃まで居ないのでそれまで更新はありません

>>47>>48>>49>>50 乙ありです!

○○の人って初めて言われました

嬉しいですね・・・ではまた

眼鏡メイド  :沢村 智紀
嶺上咲    :宮永咲
お茶っ子   :渋谷尭深
弓取り姫   :弘世菫
大星淡    :????
杏      :岩舘揺杏
チョコレ   :獅子原爽
鰻      :上重漫
はっちゃそ  :薄墨初美
片眼鏡    :臼沢塞

のどっち   :原村和
ドラゴンゲート:龍門渕透華
みゆみゆ   :椿野美幸?
チェーン   :白水哩
ヨシュア   :真屋由暉子
カムイ    :石戸霞?獅子原爽?
アルカード  :姉帯豊音?
メキシカン  :片岡優希?

亀チャー   :松実玄?
カニさん   :?
上野さん   :福路美穂子?竹井久?
果汁     :加治木ゆみ?
フィッシャー :亦野誠子

HNとキャラはこんな感じかね?
大星淡については本人では無さそうだけど誰かはまったく不明
カニさんだけまったく誰なのか思い付かん…

>>59
凄すぎぃ!?

カニさんはほら…髪の毛がカニみたいな関西の…

せやろ~!流石やろ~!の人です!

それ以外ほぼほぼ完璧で助かります!

全員ちゃんと出てきたら僕の方でもまとめさせていただきます…ありがとうございました!

あと折角帰ってきたのでもう少し投下します

多少お酒が入っていますのでミスが有れば怒って下さい(恍惚)


長野清澄高校


優希「よし!これでコミケに着ていく衣装は出来たな!ご苦労だったじぇ京太郎!」

京太郎「ふぅ…これで一段落か…じゃあコミケとやら楽しんで来いよ?」

優希「何言ってるんだじぇ!お前も一緒に行くに決まってるだろ!」

京太郎「は!?なんで俺まで行かなきゃならないんだよ!」

優希「か弱い女の子にこんな大荷物持たせる気か?それにお前もコスプレして行けばいいじぇ!」

京太郎「その理屈はおかしいだろ!それに今からじゃ衣装も間に合わないだろ!」

優希「衣装なら龍門渕の執事に借りれば良いだろ?執事コスは定番だじぇ!」

京太郎「絶対行かないからな!暑いし変な目で見られるのも嫌だし…」


優希「執事コスは人気だからなぁ、もしかしたらモテモテになるかもしれないじぇ?」チラッ

京太郎「そ、そんな訳ないだろ?」グヌッ

優希「しかも夏コミのコスは際どいのも多いからなぁ…それこそもう見えちゃうかもしれない様な…」チラチラッ

京太郎「み、見えちゃうかも!?そんなに際どいのか…?」グヌヌヌ…

優希「もうエロエロだじぇ!」

京太郎「エロエロかぁ~…ちょっとハギヨシさんに連絡してくる」スタスタ

優希(盛りの付いた犬はちょろいじぇ…!)ニヤリ


龍門渕家

prrrrrrr

ハギヨシ「はい、もしもし」

京太郎『あ、ハギヨシさん。実は折り入って相談が有るんですが…』

ハギヨシ「おや京太郎君、いかがなさいましたか。私に出来ることならお手伝いいたしますよ?」

京太郎『その…執事服を一着貸していただけないかなと…』

ハギヨシ「それでしたらいつも京太郎君が着ている物をお貸ししましょう」ニコッ

京太郎『本当ですか!?良かったー!』

ハギヨシ「いつもお手伝いしていただいてるお礼ですよ」クスッ


京太郎『そんな…俺の方こそ教えて貰ってばかりで…』アハハ…

ハギヨシ「ふふっ…それで急にどうして執事服なんですか?」

京太郎『あぁ…それが優希のヤツがコミケに俺もコスプレして付いて来いって言うもんだから…』

ハギヨシ「おやそうなんですか?でしたら京太郎君達も一緒に行きませんか?」

京太郎『俺達もって事は…ハギヨシさんも!?』

ハギヨシ「えぇ、私は沢村様と透華お嬢様の付き添いですが」

京太郎『そうなんですか、いやぁ助かります!じゃあまた連絡しますね!』

ハギヨシ「えぇ、ではまた」


智紀(これは…面白くなってきた…)ジュルリ


そして各々は…

爽「間に合ったー!」

揺杏「それじゃあユキの荷物はこれで良いな?」

由揮子「はい、ありがとうございます」

成香「皆さん気を付けて行って来て下さいね!」

誓子「あんまりはしゃぎすぎちゃダメよ?」


豊音「ふふふふ…ちょー楽しみだよー!」ワクワク


塞「明日は(財布を)塞ぐわけない!」カッ


コミケに向け…

洋榎「絹のコスプレはこれでえぇな!よーし!うちもカメラの最終チェックや!」

絹恵「ほんまにこんなの着なあかんの…?」

洋榎「大丈夫や!絹はスタイル抜群やしべっぴんさんやさかい、よー似合うで!」ニコッ

絹恵「お、お姉ちゃんが言うなら…///」


末原(えっと、札は千円のみ、小銭もお釣りの出ないように…)カキカキ


玄「おもちが二つ、おもちが四つ…全然寝れないですのだ!」ギンギン

宥「玄ちゃん…あったかくない…」ヒキッ


哩「さぁ、準備ぞ姫子!」

姫子「はい!ぶちょー!」ジャラジャラ


煌(私もカメラの手入れを…)イソイソ


準備を進めていた…


初美「霞さん!私の私服どこにしまってましたっけー!?」パタパタ

霞「そこのタンスの上から二番目よ?」

小蒔「お二人とも東京ですか…少し羨ましいです…」シュン

春「姫様は私達とお出かけ…」ポリポリ

巴「二人に負けないくらい沢山遊びましょうね?」ニコッ

小蒔「二人とも…そうですね!いっぱい遊びましょう!」ニッコリ

初美「霞さーん!」

霞「あらあらどうしたのー?」


そしてコミケの朝が来た!


第一部カン!

これで第一部終了です

全部書いてないから解りませんが7、8部までやると思います

このスレ内で完結させるのが目標ですので、明日からは二部から始めていきます

また、姫子や絹ちゃんのようにイレギュラーでコミケに参加するキャラも居ますので

好きなキャラがまだ出ていない!って方も諦めないで!(真矢みき感)

不定期ですが皆様のレス励みにさせていただいてますので

これからも生暖かく見守ってやって下さい

失礼します

乙です
カニさんはネキだったか…
一応、ググったら画像検索の結果には挙がってたけど、根拠が薄いから除外したんだよな
霞さんじゅうなな歳は、普段からコスプレみたいなのに、何のコスプレするのか…
クイーンズブレイドとかかな?

おつ
中の人的にしずも入れよう(提案)

長野県某列車にて

咲「えっと…あ、ここだ!」ンショ

咲(それにしても昨日は緊張してあんまり眠れなかったな…)

咲「ま、行きの移動でたっぷり寝て行こうっと」

???「すみません、お隣よろしいですか?」

咲「あ、はいどうぞ」

和「ありがとうございます…ってあれ?咲さん!」

咲「和ちゃん!どうしてここに!?」

和「それはこっちのセリフです…私は東京まで用事があって…」


咲「そうなんだ!私も東京まで行くんだ!」

和「咲さん一人で東京に!?そんなの危なすぎます!途中まででしたら私も一緒に行きます!」

咲「そんな大袈裟な…」

和「大袈裟じゃないですよ!もう長野に帰って来れないかも知れないんですよ?」

咲「もう…そんな事無いもん…」

???「いやぁまさかゆみも一緒だったなんてね、良かったわ。私少し心細くて…」

???「何言ってるんだ。私だって久があの掲示板を利用してるとは思わなかったさ」

和「この声…」

咲「それにゆみと久って…まさか!」

咲「部長!加治木さん!?」


久「咲に和!?あなた達どうして…」

ゆみ「こ、こんにちは…」

久(参ったわ…この二人がなんでここに居るかなんてこの際どうでも良いわ…でも)

久(私がエロエロなコスプレを撮影するためにコミケに行くって事は絶対に知られちゃいけない!)

久「わ、私達は東京まで合宿の下見に行くの!ね?」チラッ

ゆみ「あ、あぁ…後輩達のレベルを上げるためにも必要だろうと思ってな」アセアセ

咲「そうだったんですか…(これからホモ本買いあさりに行きますなんて言えない雰囲気だよー!)」

和「部長…そこまで私達の事を考えて…(今から大衆にコスプレを見せに行くなんて絶対に言えませんね…)」

久「当然じゃない!(心が痛い!これからエロい写真撮るなんて絶対言えないー!)」

咲「じゃ、じゃあ部長達も良ければ途中まで…」

久「そ、そうね!途中まで!」

咲・久(あくまで…途中まで!)


福岡新道寺


哩「姫子、衣装はバッチリと?」

姫子「はいぶちょー…私達、今日は大勢ん人の前でこいば着るとですね…?」ドキドキ

哩「あぁ…ついにこの日が来たとよ…」ドキドキ

煌(お二人はなんの話をしてるんですかね…ダメです!私が一緒に居る事は気付かれちゃいけないんですから!)

哩「念の為、もう一回打ち合わせばしちょくぞ?よかか?」

姫子「はい!ぶちょー!」

哩「コホン…皆さんこんにちは、福岡から来ました白水哩です」

姫子「皆さんこんにちは、福岡から来ました鶴田姫子です」


哩「よし、上出来やな…今日は方言ば一切出さんよう気を付けんといかん…いけないよ?」

姫子「わかりました、頑張ると…ます」

煌(なんで方言を喋ってはいけないんでしょう?インターハイの時も普通に喋ってたのに…)

哩「私達はキャラになりきる事によって魅力ば全部伝えきれると!何故ならアニメで方言なんか使っとらんからよ!」

姫子「はい、ぶちょー!」

哩「部長やなか、キュアホワイトっち呼べ。キュアブラック」

姫子「はい、キュアホワイト!」

煌(これはすばらですよ…!)プルプル

阿知賀松実館


玄「それではお姉ちゃん!行って参ります!」ビシッ

宥「うん、楽しんできてね?」プルプル

玄「でも、お姉ちゃんにお手伝い任せっきりにして…良いのかな?」

宥「玄ちゃん…私はいっつも玄ちゃんに頼りっきりで、いつも助けて貰ってた…」

宥「でも今日は、お姉ちゃんが頑張る番!」プルプル

玄「おねえちゃー…」ジワッ

玄「私、いっぱいおもち撮って来るね?ずっと、こんな日が来れば良いなって思ってた…」

玄「だから今は……一旦お別れ!」

宥(動機が不純じゃなきゃ…良いお話なのになぁ…)プルプル

玄「じゃあ頑張ってねー!」ブンブン

大阪姫松


末原(忘れ物は無い、動きやすい服装かつ熱中症対策もよし)

末原(事前に両替も済ませて地図も有る…けども…)

洋榎「よっしゃー!今日は燃え尽きるでー!」ウオー!

絹恵「お姉ちゃん!静かにしなきゃ怒られるよ!」アセアセ

漫「末原先輩!駅弁食べましょうよ!」ワイワイ

末原(なんでこんな事になってしもたんや…)ズーン

北海道有珠山高校


爽「よし、それじゃあ行こうか」

揺杏「いよいよコミケかぁ…やっべ、緊張してきた!」

爽「ユキは一人で大丈夫か?なんなら途中まで私も一緒に…」

由揮子「いえ、向こうの方々とも連絡はついてますので大丈夫です」

爽「そっか、じゃあ私は他の出展者と連絡取るかな」

揺杏「そういや気になってたんだけど他に出展してる人って誰なのさ」

爽「えっと…『眼鏡メイド』に『シズモンキー』と『サカルトヴェロ』だろ?後は…」

爽「『大星淡』だな」


それぞれの欲望が混じり合う場所


穏乃「~♪」


それがコミケ…


ネリー「早く早くー!お金が逃げちゃうよー!」


遂に数々の戦士(オタク)達が


智葉「焦るな。金は逃げないぞ」


一同に集う!


智葉「もちろん…白糸台もな」


第二部 コミックマーケット夏 開幕!

よ。翌日になったから…(カタカタ)

実は3部まで出来てるんですが、ここまで書くのに一週間掛かってまして…

皆さんをお待たせするのは心苦しいかなと思ったんですが…

自制の効かない>>1でごめんなさい!恐らく3部以降は週単位でお待たせするかもしれません…

ペース配分を守れなかった僕をお許しくださいor2

なんか楽しくなって来たのですぐに第二部の投下も始めます!


京太郎「すげぇ…川みてぇ…」

ハギヨシ「これでもまだ少ない方なんですよ?もう少しすればもっと来ますよ」

京太郎「これ以上来たら会場がパンクしちゃいますよ!」

優希「全員会場内が目的だったらな!」

透華「私達の様に外でコスプレをするのが目的な方も沢山いらっしゃいますわ!」

智紀「後は出展者側も…」

京太郎「それぞれが目的は違えど同じ場所に集まってくる…」

京太郎「それが…コミケ」ゴクリ

智紀(ん?一体何を飲み込んだんでしょうね…(ゲス顔))

透華「それでは私達もそろそろ行きましょうか片岡さん。いいえ…」

透華「『メキシカン』さん?」

優希「おうとも!『ドラゴンゲート』ちゃん!」


咲「じゃ、じゃあ私はここで…」

和「はい、では私もここで…」

久「そう?じゃあ私達もここで…」

ゆみ「あの…間違ってたら失礼なんだが…」

ゆみ「君達もコミケに…?」

咲「……」

和「……」

久「騙して悪かったわ…一緒に行きましょう…」

咲・和「…はい」

ゆみ(なんて重い空気だ…)


豊音「わー!ちょー凄いよー!人がイッパイだよー!」ピョンピョン

塞「こりゃ救急車も出動するわ…ていうか豊音…」

塞「何もコスプレして来る事無いんじゃないかな…?」

豊音「塞…違うよ?」

塞「違うって何が…」

豊音「今の私は呪われし吸血鬼の始祖…」

豊音「ノスフェラトゥ・『アルカード』だよ…!」クワッ

塞「本気で怖いからやめて!」

豊音「納涼だよ~!」キャッキャ

哩「着いたね、キュアブラック」

姫子「そうですね!キュアホワイト!」

哩「それじゃあ私達も並ぼうか」

ドンッ!

哩「あ、すまん…怪我はなか?」

煌「あ、失礼いたしました!少し余所見を…」

哩「あっ」

姫子「ぶちょー!」

煌(しまったぁ~!不注意すぎますよ私!これは実にすばらく無い!)タラタラ

煌「その…あの…」アセアセ


姫子「今少し方言出てましたよ!」

哩「そうだった…気を付けないと…すいませんでした。お怪我ないですか?」

煌(おや?)

煌「え、えぇ…大丈夫です!失礼します!」タッタッタ

哩「せわしない人だったな…」

姫子「せわしない!東京っぽいですよぶちょー!」

哩「ぶちょーじゃ無く…」

姫子「キュアホワイト!」

哩「うむ」

煌(そうでした!今日は何が有っても良い様に髪を下ろして来たんでした!)サラサラ

煌(それにしても…私ってそんなに没個性ですかね…実にすばらくない…)ズーン


霞「身分証明書よし、水筒よし、携帯よし、お財布よし…帽子も被って…」

霞「はい、良いわよ初美ちゃん?いってらっしゃい」

初美「もう!子供扱いして!それくらい自分でも確認出来ますよ!」プンプン

霞「あらあら、でも私服だと本当に子供っぽいからついつい…」

初美「もう良いです!それじゃあ行って来ますよー!」プイッ

霞「知らない人には付いて行っちゃダメよ~?」フリフリ

初美「うるさいですよ!」ブンブン

霞(一応挨拶して手も振ってくれるのよね~…)ニコニコ

霞「さて、じゃあ私も行こうかしらね?」スタスタ


菫「渋谷…おい渋谷?」

尭深「」ボー

菫(駄目だ…あの一件以来まるで感情を閉ざしてしまってる様だ…)

淡『二人がそんな趣味だったなんて…』

菫『いや、大星…趣味は人それぞれだからな…?』

淡『二人で私を騙してたんだ…』

菫『いや…あれは勘違いで…』

淡『言い訳なんか聞きたくない!』ダッ

菫『大星!』


尭深『淡ちゃん…怒ってましたね…』ボー

菫『あれはあまりの事でパニックになってるだけだ、ちゃんと説明すれば…』

尭深『私はホモが好きな根暗女です…そう言えば良いんですか…?』

菫『自分をあまり卑下するんじゃない…同じ趣味の人なら沢山居るさ』

尭深『なんでこんな事になったんだろう…』

菫(それは私が聞きたいんだけどなぁ…)ハア

菫(今日だって渋谷をここまで引きずって連れて来たんだ…)

菫(皆に会えばきっと何とか出来る…)


爽「あちぃ~…」

揺杏「あぁ…あちぃ~…」

由揮子「凄い人ですね…熱がこもってます…」

爽「じゃあ私と揺杏こっちだから…」フラフラ

揺杏「また後で…頑張ってなー…」ユラユラ

由揮子「はい…また後で…」クラクラ

爽「えっと…じゃあ取り敢えず合流場所に向かうか…」

揺杏「あれ…もしかしてあれじゃないか…?」

爽「…なんか見覚えの有る顔ばっかだな…」

揺杏「一応話しかけてみようぜ…人違いかもしれないし…」


爽「ねぇ…悪いんだけど…801チャンネルの…」

穏乃「あれ!?獅子原さん!どうしてここに!?」

揺杏「あの…うちら『チョコレ』と『杏』なんだけど…わかるかな?」

穏乃「えぇー!?そうなんですか!?私は『シズモンキー』で…」

ネリー「私が『サカルトヴェロ』だよー!」

智紀「『眼鏡メイド』です…」

爽「じゃああんたが…」

智葉「……」

揺杏「『大星淡』で良いのかな…?」

今日はサッカー見るのでこれまで!3時以降起きてたらまた投下します!



>>70
僕の頭の中はまだコスプレはしてませんね…
皆に解り易くかつエロイコスプレ模索中です!

>>71
実は僕も最初同じ理由で選びまして…他校と比べて二次創作に結び付けにくいから強引に中の人ネタで…
でも結果的に阿知賀からも二人出せて折り合いが付いたかなと自己満足です…


淡(…まさか二人ともBLが好きだったなんて…でも少し言い過ぎちゃったかな…?)

淡(勘違いしてたのは私も一緒だし…)

淡(いや…今は考えないようにしよう…)

淡(今日は私もこの本を出展しないといけないんだし…)

淡(……)

淡(今度会ったら謝ろう…)

誠子「あれ?大星?」

照「ぐ…偶然だね」

淡「セーコ!テルーも!?」

淡「二人ともなんでここに…?」


誠子「私はコスプレを撮りに」

照「私は…その」

淡「テルーそのダンボールって今日出展する本?」

照「えっ…!?まぁ…そう…」アセアセ

淡「そうなんだ、テルーは何を出すの?」

照「は、恥ずかしいから内緒!じゃ、じゃあ私はあっちだから…」イソイソ

淡「?変なテルー…」

誠子「じゃあ私もそろそろ。大星も熱中症には気を付けるんだぞ?」

淡「はーい」

淡(テルー…何をあんなに焦ってたんだろう…)


爽「じゃああんたが…」

智葉「……」

揺杏「『大星淡』でいいのかな…?」

智葉「いや、私も『サカルトヴェロ』だ」

爽「え?どういう事?」キョトン

智葉「実は毎年コミケに現れては私より稼いで行くヤツが居てな…」

智葉「そいつが『大星淡』だよ…お前らも良く知ってるだろう…」

智葉「それで今年は金の亡者ネリーをたぶらかしてクオリティアップを図ったんだが…」

照「遅れてごめん…智葉が居るって事はここで良いんだよね?」ハアハア

揺杏「チャンピオン!?じゃあ…チャンピオンが…」

智葉「あぁ…こいつが憎き白糸台の…『大星淡』だよ」

照「…ども」


咲「じゃあ…私はあっちなんで…」

和「私はあちらの方で…」

久「そ、そう…じゃあ私達はあっちだから…」

ゆみ「二人とも…存分に楽しんでくれ」

咲・和「はい…」トボトボ

ゆみ(楽しめるわけない…か)

ゆみ(自分の学校の先輩と同級生がよりにもよってコミケに来ているんだ…気まずいに決まってる…)


ゆみ(……あぁ!良かった!私は誰も知り合いに会わなくって!)

ゆみ(一緒に付いて来るって言ったモモを振り払って来て良かった!私だけでも楽しもう!)

ゆみ「さぁ久、くよくよしてても仕方ない。気持ちを切り替えて…」

ゆみ「ハッ…!?」

久「ライダーコスチェック…ToLoveるコスは…駄目だ布面積が多すぎる…」ギラギラ

ゆみ(一瞬にして狩人の眼に…なんて恐ろしいヤツだ…体の内に獣を飼っている…)ブルッ…

ゆみ「つくづく味方で良かったよ…」フウ…

久「完成度は二の次…肌色こそが唯一の色彩とせよ…」ブツブツ


洋榎「到着ー!ほな急ぐでー!」ピューン

絹恵「お姉ちゃん!待ってーなー!」タユンタユン

末原「主将!走るのはマナー違反ですよー!」

末原「まったく…マナー無くしてイベント事は楽しめない言うてるのに…」ハア

漫「まぁまぁ…私達はゆっくり行きましょう?」

末原「漫ちゃんも行ってえぇんやで…?」

漫「いや、私はいいです…だって」

漫「末原先輩が○付けてる所、私も行きますんで」ニヤリ

末原「○付けてる所って…」ハッ!?

末原「ちゃうねん!これは善野さんに頼まれた奴でな!?私はこれっぽっちも興味なんか…」ポンッ

漫「わかってます…なぁんも言わんでも…わかってますから」トオイメ

末原「せやから…違うって言うてるやろーーーー!!」


玄「懐かしいな…この匂い…」キリッ

玄「照りつけるアスファルト…むせ返る様な熱気…」

玄「戦場に来たって感じだ…」フウ

玄「まずは同士達と連絡を…」ゴソゴソ

玄「あれ?携帯どこやったかな…えっと…」ゴソゴソ

玄「鞄にも無いし、ポッケにも入ってない…」ポイッチョポイッチョ

玄「……うぇーーーーん!おねえちゃーーーー!」ビエエエエン

阿知賀松実館

宥「これって…玄ちゃんの携帯…寝不足だったから忘れちゃったんだ…」プルプル

宥「届けてあげたいけど…お手伝いも有るし…どうしよぅ…」プルプル

???「その仕事!私に任せてもらおうか!」

宥「あ、あなたは!?」ブルブル


美幸「アーリーモーニングだよー…」ムニャムニャ


美幸「今日は待ちに待ったコミケかぁ…早く準備しなくちゃ…」

AM9:20

美幸「…顔洗って来ようっと」


AM9:50

美幸「お母さんアーリーモーニングだよー」

母「なにがアーリーモーニングよ…それよりあんた今日どっか出かけるんじゃなかった?」

美幸「うん、今行くー」

母「気を付けて行ってきなさいよ?晩御飯は?」

美幸「いらなーい、泊まってくるから」

母「あっそう」

美幸「いってきまーす」ガチャ

母「はい、いってらっしゃい」


AM10:00

美幸「今日も一段と暑いよもー」

ジリジリ

美幸「日焼け止めもう塗って置こうかなー」

ガタンゴトンガタンゴトン

美幸「はぁ…それにしても…」

AM11:00

美幸「大遅刻だよんもぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

ガタンゴトンガタンゴトン



第二部カン!

以上第二部まででした!

後、僕のPCの画面左下がいかれてるんですが

昨日僕は何をしていたんでしょう。怖いです…

次の更新は…旅行に行くので九月になるかな?

一応PCも持っていきますので時間の空いた時には更新したいです

ではまた!

申し訳ありません…旅行帰りにインフルにかかって寝込んでおりました…

今日は少し投下して寝かせていただきます

自分の体調管理の甘さから皆様にご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした

スレが落ちる前に完結出来るよう頑張りますので明日からまた見ていただきたいと思います

では投下始めます

第三部コスプレ激動編

和「では皆さんまず自己紹介をしていきましょう」

和「私がコスプレ板を主催しています『のどっち』です」

霞「『カムイ』です」

由揮子「『ヨシュア』です」

哩「『チェーン』です」

姫子「後輩です」

和「後は『ドラゴンゲート』『メキシカン』『みゆみゆ』さんの三名だけですね…」

和「では皆さん各々の衣装に着替えたらここに再び集合と言う事で」

由揮子「はい、了解しました」

霞「それじゃあまた後でね?」

スタスタ

和(なんだか…インターハイの同窓会みたいになってませんか…?)

和(まぁコスプレを愛することが何よりも大事ですからそんな細かい事はどうでもいいですね)

和「私も着替えに行きますか」

龍門渕サイド


キイイイイイイイヤアアアアアアアア


優希「な、なんなんだじぇこの女子率は!?」

透華「ハギヨシ!私より目立つってどういうことですの!?」キーッ!

ハギヨシ「し、しかしお嬢様…私は何も…」

優希「おい犬!お前もだじぇ!主人を差し置いてどういうつもりだ!」

京太郎「誰が犬だ!それに俺だって何も…」

カメ子A「おいおい…執事服だって…?」ハアハア

カメ子B「金髪の子は受けかな?攻めかな?でも黒髪の執事さんの大人の魅力が…」ハアハア

京太郎「ハギヨシさん…俺達少し離れたほうが…」コソコソ

ハギヨシ「ですがお嬢様から離れる事は…」ヒソヒソ

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

京太郎「な、なんだ!?」ビクッ

カメ子A「耳打ちしながらこの後の予定とか立てちゃったの!?それとも勃てちゃったモノを処理して貰うの!?」ンフー!ンフー!

カメ子B「イケメソ執事の急接近キターーーーーーーー!!」フー!フー!

透華「…ハーギーヨーシー!!」ゴゴゴゴ

優希「いーぬー…!!」ゴゴゴゴ

京太郎「なな…なんで俺達が」

ハギヨシ「こんなめに…」

パシャ!パシャ!パシャ!

龍門渕透華:リリカルなのはフェイトコス

片岡優希:なのはコス

和サイド

和「皆さん準備はよろしいですか?」

霞「ええ、いつでも良いわよ?」

由揮子「行きましょうか…」

哩「うむ」

姫子「素敵ですキュアホワイト…///」

和「いざ、戦場へ…」

和:Fate、ライダー

霞:ゴッドイーター、アリサ

由揮子:ブリーチ、ティア・ハリベル

哩:二人はプリキュア、キュアホワイト(極薄素材&白スク改良版)

姫子:二人はプリキュア、キュアブラック(同上&旧スク水改良版)

>和:Fate、ライダー
http://i.imgur.com/sk2wegP.jpg

いいカラダしてんねぇ!(恍惚)

>>119
お、おう…

何気に和は体が固そうだから、このポーズができなさそう
http://shironekochannel.com/wp-content/uploads/2015/07/img_0.jpg

椿野美幸はと言うと…

美幸「やっと着いたよもー!」

美幸「この照りかえるヒートアイランド現象がコミケを実感させてくれるよ…」

美幸「自業自得とはいえ出鼻挫かれちゃって最悪だよもー!」

美幸「まぁ…この際今朝の事は忘れて…」

美幸「えっと…まずは皆と連絡を取って…ってもう皆コスしてるから無理か…」

美幸「仕方ない!私は私でやってオフで話聞こうかな?」

美幸「じゃあ存分にコミケを楽しませていただくよー!もー!」ガッツポ

椿野美幸:桜爛高校ホスト部、ハニー先輩

戻って原村和サイド

カメ男A「や、やばいでござる!ここは私に任せて早く行くんだ!」パシャパシャ

カメ男B「何を言ってるんだ!ここは俺に任せろ!」パシャパシャ

カメ男C「ンンwwwwwwあのプリキュアは午前にはいささか早すぎるのではwwwwwww」パシャパシャ

ライダー和「結構集まってきましたね?」プルプル

アリサ霞「えぇ、でもやっぱりあの二人に注目が集まってるみたいね?」

キュア哩「あぁ…こんな恥ずかしい格好をこんなに沢山の人に…///」ハアハア

キュア姫子「あぁ!汗で白いスク水が少しずつ透けて…もう少しで…」ハアハア

ライダー和「皆さんが楽しめてる様で何よりです…」プルプル

アリサ霞「…ねえ原村さん?」

ライダー和「あの…出来れば体勢が崩れてしまうのであまり話しかけないでいただけますか…」プルプル

アリサ霞(まるで産まれたての小鹿ね…)

アリサ霞「でもあの二人だけに注目が集まりすぎるのも困っちゃうわね…」アラアラ

アリサ霞「それじゃあ私もそろそろ…」ジーッ

ドタップーン!

カメ男A「あぁ!あれを見るんだ!」パシャパシャ

カメ男B「あれは!?まさかあの謎衣装も再現しているとは!」パシャパシャ

カメ男C「ヌッホwwwwww下乳は文化かwwwwww」パシャパシャ

アリサ霞(得意分野…行かせて貰おうかしら?)ウフフ

ライダー和(あれはゴッドイーター下乳担当のアリサの服を忠実に再現した衣装…つまり石戸さんには)プルプル

ライダー和「小さすぎて…下乳どころでは無い…!」ガクガク

ハリベル由揮子(原村さんって運動苦手なんでしょうか…?)

和のポーズについては>>122を参考にしてください

>>119は原村パパがやってくれるそうです(目逸らし)

今日はここまで!ではでは!


ハリベル由揮子「えっと…ここでしょうか?」グイグイ

ハリベル由揮子「あれ…違うみたいです…やっぱりちゃんと聞いておけば良かったですね…」イジイジ

ライダー和「どうされましたか?」カクカク

ハリベル由揮子「実はこの服原作通りのギミックを再現して貰ったのですが…やり方が解らなくて…」

ライダー和「ふんふむ…見たところその中央に付いてる横のファスナーを開けるようですね…」カクカク

ハリベル由揮子「えっと…横に一周」ジーッ

ライダー和「あっ!ほら下から縦のファスナーが出てきましたよ!痛い!」ビターン!

ハリベル由揮子「ありがとうございます原村さん!大丈夫ですか?」ジーッ…

ムチッ…バルーン!

カメ男一同「アランカーーーーーール!!」パシャパシャ

ライダー和(もう普通に立ってましょう…)ハアハア


アランカーーーーール!!

ハニー美幸(なんか向こうのエリアが騒がしいみたいだけど…どうしたんだろう)

内木カメラマン「いいよハニー先輩!上目使いで!ここ見てみようか!?」パシャパシャ

ハニー美幸「こうですかー?」ウワメヅカイ

内木カメラマン「堪んないよハニー先輩!次は女の子座りしてみようか!?」パシャパシャ

ハニー美幸「はーい」スワリ

内木一太「あーやっばいこれ…すっごい…あーすっごい…」ハアハア

ハニー美幸(なんで私はこんな人に捕まってるのもー!?)

コスプレイヤー達の戦いは続く…


カメ子達の戦いは…

久「ゆみ何してるの!?そんなんじゃとてもじゃないけど回りきれないわよ!?」パシャパシャ

ゆみ「くっ…わかっているさ!」パシャパシャ

久「よし、一先ずのノルマはここまでね。次のターゲットは…あっちね!」ダッ

ゆみ「くっ…まだ有るのか…」

ゆみ(かれこれもう1000枚以上は撮っている筈なのに…どこにそんな体力が…)ハアハア

久「こ…これは…」ガクガク

ゆみ「ど…どうしたんだ久…?」ハアハア

ドッタップーン!ムチッ!バルーン!

久「あれはFateのライダー…あれはGEのアリサ…ブリーチのハリベルと…そしてほぼ全裸のプリキュア…」

ゆみ「なんというおもち力と完成度…くそ…動け私の指!動いてくれ!」カタカタ

久「ここが…エデン…」ポロッ


松実館にて

宥「あの…本当にお願いしてもよろしいんですか…?」プルプル

???「なぁに、私もたまたま予定があっただけだよ。気にしなさんな」

宥「でもなんでわざわざ家に…」プルプル

???「以前なにやら面白そうな写真を見せてもらって私も興味を持ってね…」

宥「じゃあその格好は…コスプレ…ですか…?」プルプル

???「まぁそういう事さ。じゃあ時間も無いししっかり届けるから安心して」

宥「は、はいお願いします…気を付けて下さいね…?」プルプル

仮面ライダー王蛇「ふふっ、にわかは相手にならんよ…」アドベント

宥(主に警察に…)カタカタ


その頃玄ちゃんは

玄「おもち…おもちぃ…」パシャパシャ

玄「おもち…おもち…おもち…」パシャパシャ

玄「えへへへへへ…おもちがいっぱ~い…」ギヒギヒ

玄「もっと…おもち…おもちを…」ハアハア

ピキーン!

玄「…なんだこの反応…大きい…数は六つ…レーダーの故障か…?」

玄「…行ってみる価値は有りそうだな…」スタスタ

全力で楽しんでました


玄「反応はここから…それにしても凄い人だかり…」

玄「よいしょ…よいしょ…あ、あのおもちは…!?」ビビクン

バイーン!バイーン!ドタップリーン!

玄「もってくれ私の指…ここで終わっちゃ人生きっと後悔する…」パシャパシャ

玄「ここが人生の終着点…長かった…長かったよ…」パシャパシャ

玄「まさかこんな所で和ちゃんと再会できるなんて…」パシャパシャ

玄「あっちのおもちは有珠山高校の真屋由揮子さんだね。有望株ですのだ」パシャパシャ

玄「あれは誰もが知ってるおもちクイーンの石戸霞さんだね。見間違う訳が無いよ」パシャパシャ

玄「少し顔を隠しても私には丸解りだもんね~」パシャパシャ


愛宕姉妹

洋榎「よっしゃ絹!そろそろ始めようか!」ビシッ

絹恵「わかった、でもほんまにこんなんでええの?」

洋榎「勿論や!絹は自然体が一番やからな!それが一番似合うてるわ!」

絹恵「そか…お姉ちゃんが言うならそうなんやろね」クスッ

洋榎「ほな絹!皆にお前のコスプレ見せたれ!」ビシッ

絹恵「うん!」バサッ

絹恵:中学校時代のサッカーユニフォーム


洋榎「ええでー!絹は日本一可愛いでー!」パシャパシャ

絹恵「もー大袈裟やってー///」テレテレ

洋榎「いや!そんな事あらへん!絹は世界一やでー!」パシャパシャ

絹恵「恥ずかしいてお姉ちゃん///」ポーズ

カメ子A「あのカメ子…やるわね…」

カメ子A「レイヤーを褒めまくって気分を乗らせる。そして自分から撮られたいと思わせる…」

カメ子A「しかもあの服は恐らく…」

洋榎「よっしゃ絹、そろそろ暑いし疲れたやろ?」

絹恵「そやね、ちょっと休憩しよか?」ハアハア


洋榎「せやけどただ休憩するのもおもろくないな?」

絹恵「いや別に普通に休めばええんちゃう?」

洋榎「そこでここに水鉄砲を用意しといたで。これでウチが絹を涼しくしたる!」

絹恵「それは楽しそうやけど…周りの人に掛かったら怒られるで…?」

洋榎「大丈夫や!怒られるわけないやろ…ほな行くでー!」ニヤリ

絹恵「ちょ…お姉ちゃん待って!」

ビュー!ビュルルルル!


洋榎「どうや絹!気持ちいやろ!お姉ちゃんの気持ちいいやろ!」ハアハア

絹恵「ちょっとお姉ちゃん何この白い液体!?気持ちはええけど気持ち悪い!」ドロドロ

洋榎「これは肌に纏わり付いて冷却力を持続させる為にお姉ちゃんが作ったったケフィア(仮)や!」ビュー!

絹恵(あ、でもこれ見た目はあれやけどホンマ気持ちえぇな…)ヒンヤリ

洋榎「どうや絹!お姉ちゃんのケフィア(仮)好きになってもうたか!?」ハアハア

絹恵「うん!お姉ちゃんの好きやでー」グチョグチョ

洋榎「そうか!ほんならフィニッシュ…イックーーーーー!」ドビュッシー!

絹恵「キャアーー!最後はホンマもんの水やんか~!ビックリするわー…」スッポンポン


洋榎「いやあスマンの!絹そのままやで…」パシャパシャ

カメ男A「なんでや…なんでや工藤…」パシャパシャ

カメ男B「せやかて…せやかて工藤…」パシャパシャ

カメ男C「あかん…和葉が見とるて…」パシャパシャ

絹恵「ほんまに涼しくなったなー…まるで服を着て無いみたいやわww」スッポンポーン

洋榎「せやろ…お姉ちゃんが夜鍋して作った水で溶けるユニフォームは最高やろ…」パシャパシャ

絹恵「うん流石お姉ちゃん、水で溶ける…ユニフォーム…」チラッ

絹恵「」スッポンポーン

絹恵「きいいいいいいいいいいいやあああああああああああああ!!」ガバッ

洋榎「恥らう絹も最高や!これは国宝や!文化遺産や!」ハアハア

カメ男「せやな!」パシャパシャ

絹恵「そんなん良いからはよ服持ってきてーーーーーー!!」


王蛇さん到着

仮面ライダー王蛇「ここがコミケとやらだな…まずは松実の妹を探さなければな…」

カメ男A「お、おい見ろよあのコスプレの完成度…あれは並みのレイヤーじゃねぇ…」ゴクリ

カメ男B「あぁ…あの滲み出る風格…恐らく何かしらの王者に違いない…」ゴクリ

王蛇やえ(ふふふ…皆私のコスプレに釘付けって所ね!にわかじゃこうはいかんだろう…)クックック

ドンッ!

王蛇やえ「いたたた…おいどこに目を付けているんだ…?」

???「あ、すみません!ちょっと人を探してたもので…怪我は無いかなー?」オドオド

アーカード豊音「本当にごめんなさい…衣装汚れてないー?」ズモモモモモ


カメ男A「な、なんだあれ…あんなコスプレ出来るもんなのか…?」パシャパシャ

カメ男B「あ、厚底ブーツに決まってるだろ…?それにしてもよく似合ってる…」パシャパシャ

王蛇やえ「あわわわわわ…しゅ、しゅみましぇんでしたー!」パタパタ

アーカード豊音「???」キョトン

王蛇やえ(あ、あんなの反則だー!)グスッ

豊音:ヘルシング、アーカードコス

小走やえ:仮面ライダー龍騎、仮面ライダー王蛇


王蛇やえ「まったく…酷い目に会った…」グスグス

王蛇やえ「松実妹…早く出てきてくれ…」

デスノダー!ソノチョウシデスノダー!

王蛇やえ「この声は!間違いないあっちだ!」ダッ

玄「ほら!もっといやらしいポーズをするのです!」パシャパシャ

哩「はい…///こうでしょうか…///」ヨツンヴァイン

玄「もう丸見えですのだ!節操が無い子ですねー」パシャパシャ

姫子「あぁ…キュアホワイトが悪の手に…///」ハアハア

王蛇やえ「…おい松実」

玄「さあ次はおねだりをしてみるのです!」パシャパシャ

王蛇やえ「おい松実玄」


玄「…なんすか?自分今忙しいんすけど…」チッ

王蛇やえ「」イラッ

王蛇やえ「お前の携帯だ…預かってきた」スッ

玄「な、なんと!これは大変失礼をば!でも何故あなたが…?」

王蛇やえ(私に生意気な態度を取った報いを受けさせねばな…)

王蛇やえ「あぁ…その事なんだがな…」ニヤリ

王蛇やえ「お前の姉さん…良かったよ」ジュルリ

玄「!?」

王蛇やえ「じゃあな…」クックック

玄「お、お姉ちゃー…」グスッ

王蛇やえ(少しやりすぎたか…まあ後で謝ろう…)

玄「そんな現場に居合わせられなかった自分が憎い!」バンッ!

王蛇やえ(…今後の付き合い考えるか)


吸血鬼動く

アーカード豊音「えっと…花田さんはここら辺に居るって言ってたんだけどなぁ…」キョロキョロ

ドンッ!

アーカード豊音「わわっ!ごめんなさい!大丈夫ですかー!?」

???「はわわわわわ…しゅみましぇんでしたー!」ピューン!

アーカード豊音「行っちゃった…」キョトン

煌「姉帯さん!ここですよー!」ピョンピョン

アーカード豊音「この声は花田さんだー!良かったよー!」トテトテ

アーカード豊音「ごめんねー!お待たせだ…よ?」

煌(ストレート)「いえいえ、こちらこそ急に呼び出してしまい申し訳ありません」スバラッ

アーカード豊音「あの…人違いでした…」テクテク

煌(ストレート)「これ位じゃ泣きませんよー…」


髪を結んで…

煌「はい!どうでしょう!」キラメッ!

アーカード豊音「わー!花田さんだー!やっぱりその髪型の方が似合うよー!」ニコニコ

煌「ふふふ…姉帯さんも良くお似合いですよ?」

アーカード豊音「ありがとー!それでどうしたのかな?呼び出したりして」

煌「えっと…もうすぐ来るはず…あ!来ましたね!おーい優希ー!」ブンブン

なのは優希「おー!花田先輩!久しぶりだじぇー!」ブンブン

フェイト透華「あれが片岡さんの先輩ですのね?」


アーカード豊音「わわわわ!あれは龍門渕高校の龍門渕透華さんだ!どうしよー…色紙持ってきてないよ…」オロオロ

フェイト透華「お招きに預かり光栄ですわ、私龍門渕透華と申します。以後お見知りおきを」ペコリ

煌「ご丁寧にありがとうございます!私は優希の中学時代の先輩、花田煌と申します!」ペコリ

アーカード豊音「あのあの!私はえっと…宮守女子の…」

フェイト透華「姉帯豊音さんでしょう?私も試合見てましたの。機会があれば是非お手合わせ願いたいですわ」ニコッ

アーカード豊音「はわわわわわ///感激だよ~…」プシュー

なのは優希「それで花田先輩…もしかしてあれをやるんだな…?」ゴクリ

煌「えぇ…一年ぶりですが今日は皆さんのサイズも色々用意してありますよ」ニヤリ


フェイト透華「それでなにを始めますの?」

煌「それは…衣装チェンジの時間です!」スバラッ!

煌「ささっ!皆さんこちらへ!」グイグイ

アーカード豊音「で、でも私に合う服なんて…」

煌「用意してるんですねー!天江さんから姉帯さんまで幅広くご用意してあります!」スバラッ!

なのは優希「さっすが花田先輩だじぇ!」

フェイト透華(な、何者ですのー!?)


コス♂プレ

京太郎「ど、どうしましょうハギヨシさん!二人とも怒って行っちゃいましたよ!?」

ハギヨシ「絶対ついてくるなと言われれば私は何も出来ません…」

京太郎「そんなんで良いんですか!?」

ハギヨシ「えぇ…仕方ありません…だって私は…」

京太郎「ファントムハイブ家の執事ですから」ニコッ

カメ子A「セバスチャンキターーーーーーーーーー!!」パシャパシャ

カメ子B「執事の王道!そして声真似もクオリティ高っ!!」パシャパシャ

京太郎「ハギヨシさん…あんた実は結構楽しんでるでしょう…」

ハギヨシ「んふっ♪こうなっては楽しまなければ損ですよ?」

京太郎(意外と出たがりなんだな…)


灼眼の優希「うるちゃいうるちゃいうるちゃーい!」

煌「はぁーん!やっぱり優希のシャナは完成度激高!すばらです!」パシャパシャ

琴吹透華「みんな~お茶入れてみたんだけど~?」ニコッ

誠子「出た!けいおんの癒し担当ムギちゃんコス!やっぱり金髪ロングのお嬢様キャラは最強だー!」パシャパシャ

フェイ豊音「皆ー!私のライブいっくよー!」

久「あれは!?電脳戦機バーチャロンのフェイコス!?あれなら可愛さも残しつつ長身でも違和感が無い…あのレイヤー出来る…」パシャパシャ

ゆみ「ありがとう花田さん…こんなコスプレに出会えるとは。花田さんのおかげだよ」パシャパシャ

煌「なんのなんの!私達は同じ掲示板の仲間じゃないですか!」

煌「良いものは皆で共有する、分け合う精神が…何よりもすばらな事です!」スバラッ!

ゆみ「…あぁ、確かにすばらだな」ニコ


コスプレ組と撮影組は動き始め、活気付いてきたコミケ

久「私、ここに来れて良かった…」グスン

様々な欲望飛び交うコミケ

哩「もっと…///もっと視線を///」ハアハア

最も欲深い腐女子共はと言うと…

菫「おい、どういう事だ照…」

照「いや…これは…」

尭深「宮永先輩が…『大星淡』ちゃん…?」


次回第四部!『お前の乳頭捻じ切るぞ』


智葉「ニャンニャン☆」キャピーン


腐女子達のおさらい

嶺上咲:宮永咲。BLをこよなく愛する主人公

眼鏡メイド:沢村智紀。三度の飯より一晩のおかず。原作8巻96ページ3コマ目が一番のお気に入り

お茶っ子:渋谷尭深。純粋が故に誰よりも傷付きやすいサウザー系女子

弓取り姫:弘世菫。SSSBLL(シャープシューター菫ボーイズラブラブ)である

片眼鏡:臼沢塞。穴が塞がれる事に興奮を覚える。何故か男女は興奮しないらしい

はっちゃそ:薄墨初美。背伸びして読んでみたR-18本がまさかのBL。悪趣味の巫女となった

シズモンキー:高鴨穏乃。目覚めは新子望が持っていたBL本

チョコレ:獅子原爽。昔から少女コミックが好きで揺杏と二人で見ていた。苗字は猫科だがタチ

杏:岩舘揺杏。爽とBL、どっちが好きかと聞かれれば三日三晩悩むくらいにBLが好き。苗字はタチだがネコ

鰻:上重漫。お好み焼きこそ至高のBLカップリングと信じて疑わない

サカルトヴェロ:ネリーヴィルサラーゼ。辻垣内智葉。第四部で大活躍の予感

大星淡:宮永照。今回白糸台の関係を一部無意識の内に引っ掻き回した挙句、その事はまだ知らないちょっと残念な子


コスプレイヤー達のおさらい

のどっち:原村和。内に秘めた厨二心がライダーを見て覚醒したサラブレッド

ドラゴンゲート:龍門渕透華。昔からコスプレ紛いの事は家庭の事情で経験済み。のどっちに対抗心を燃やしてコミケ参戦

チェーン:白水哩。見られる事に興奮する変態さん。だがそれがいい

みゆみゆ:椿野美幸。もーちゃんの愛称でお馴染み。原作では散々だったが実はアイドルに興味があった模様

ヨシュア:真屋由揮子。のどっち亜種。コスプレには昔から興味が有ったが踏み出せなかった所を先輩に一押しされた形

カムイ:石戸霞。巫女服以外のコスプレもしてみたくなった為やってみると意外と好評。はまってしまいました

アルカード:姉帯豊音。八尺様、吸血鬼などと呼ばれて気になったので実際やってみた。ご満悦

メキシカン:片岡優希。以前から花田先輩の着せ替え人形の様な形でコスプレをしていた。初めてのコスプレはタコス


カメラ勢のおさらい

亀チャー:松実玄。おっぱい=おもちという革新的な造語を発したおもちマイスター5段。姉も容赦なくおかずに…

上野さん:竹井久。女たらしのイメージがあるがそんな事は無い。私は見てるだけで良いと言う控えめな理由でカメラを手に取る。さすがうえのさんです

果汁:加治木ゆみ。モモが目立つように色々な衣装を着させてみると、衣装にはまってしまった。一番はモモらしい

カニさん:愛宕洋榎。妹大好きっ子、愛情が溢れそうだったので溶ける服に詰め込んでおきました。

スバラ:花田煌。どこに行ってもスバラな人。スバラである

フィッシャー:亦野誠子。まだあまり出番は無いがグランドフィッシャーの様にフェードアウトしない事を祈りたい…


サブキャラおさらい

ハギヨシ:現在は執事兼コスプレイヤー。智紀の脳内では京太郎とは浅からぬ仲

須賀京太郎:優希の付き添いで女にもてたくて付いてきた。男好き(意味深)な女の子達にモテモテである。

大星淡:何故か仲の良かった先輩二人に腐女子のカミングアウトを受けて困惑中の悲劇のヒロイン。超美少女である

愛宕絹恵:お姉ちゃん大好きっ子。ただ今は嫌いらしい。スタイルが良いのでなんでも似合う。お米みたいな子

仮面ライダー王蛇:小走やえ。コミケ当日玄を誘いに行ったがやる気の差で入れ違いに。携帯を忘れたらしい玄ちゃんに届けてあげる優しい王者

鶴田姫子:先輩の付き添いで極薄素材のスク水を躊躇無く着る女。先輩大好き

末原恭子:尊敬する監督からホモの調達を頼まれた腐女子見習い。凡人のおつかいに期待

善野一美:BL本を読むと血色が良くなるともっぱらの噂。美人薄命と言うがまだまだしぶとい

内木カメラマン:正体不明のロリコン生徒会副会長。ショタも有りらしい

はい、とりあえずここまでで三部終わりです。

次回腐女子達の遺恨を解決して、五部、六部でオフ会やってエピローグとなる予定です。

長々おさらい書きましたが登場人物のハンネだけチェックしてくれればOKです。

次回多少シリアス入ると思いますので書き溜めてから投下しますね。申し訳ない…

何か次回までに質問要望ございましたら遠慮無くお書き下さい。

では失礼します


恭子「えっと…監督に頼まれとんのは…な!?///」カアッ

『監督と教え子、禁断の徹麻…~奪われた点棒~』

恭子「な、なんちゅうタイトルやねん!上手い事言ったつもりか!///」プシュー…

漫「ほな先輩私あっちから回りますんで、迷子にだけはならないようにして下さいねー!」タッタッタ

恭子「アホか…なんぼ初めてやからってこの年になって迷子になるか…」ハア

恭子「…結構並んどるな…先にトイレ行っとこうか」テクテク

咲「あわあわ…あわあわ…」キョロキョロ

恭子「…他人の空似や」スタスタ

咲「はわわわわわ…」ビクビク


恭子「……」スタスタ

咲「もう…駄目…」グスン

恭子「……」ピタッ

恭子「おい宮永、どないしてん…」ハア

咲「す、末原さぁん…おトイレが…」ジワッ

恭子「なんやトイレかいな…ほな私も行く所やったし一緒に行こか?」

咲「は、はい…出来れば急いで走らないように…」モジモジ

恭子「ムチャクチャ言いなや…」


トイレ

咲「はぁ~…」スッキリ

恭子「なんとか間に合ったみたいやな…」

咲「ありがとうございました!末原さんが居なかったら大勢の前で私…」ブルッ…

恭子「まあ間に合ったんなら良かったな。ほな私は…」テクテク

咲「あれ?もしかして末原さんもBL本買いに来たんですか!?実は私もなんですー!」ワッ!

恭子「ななななな何を大きな声で言うとんねん!別に私は…」アセアセ

咲「え?でもそっちBLコーナーですよ…?道間違えたんですか?」

恭子「いや…道は合ってんねんけど…」モゴモゴ

咲「??」キョトン


恭子「わ、私は人に頼まれただけやからな!?決して私にそういう趣味が有るわけやないからな!?」

咲「なんだ…そうなんですか…」シュン

恭子(なんで落ち込むねん!!こっちが悪い事したみたいやないか!!)

咲「それで、どこのサークルのを買いに来たんですか…?」

恭子「えっと…これなんやけど…」ペラッ

咲「あっ!これって『チョコレ』さんの出してる本じゃないですか!」

恭子「ん?誰やそれ…有名人なんか?」

咲「あ、いえそう言う訳じゃないんですけど…ちょっとした知り合いで…」


恭子「なんやそうやったんか…どんな知り合いなん?」

咲「えっと…ネットの掲示板で知り合って、今日オフ会する事になってたんですよ」エヘヘ

恭子「ほー、ほな今の内に挨拶しといた方がえぇんとちゃう?」

咲「そうですねぇ…じゃあ…私もご一緒して良いですか?」

恭子「あぁ、別にかまわんよ」

恭子(また一人にすると迷ってまうやろうしな…)ハア…


少し遡って…

爽「んで、なんで後輩の名前なんか使っちゃったの…?」

照「いやぁ…それが麻雀で有名になっちゃったから自分の名前は使えなくって…」オズオズ

揺杏「ペンネーム使えば良かったじゃん…」ハア

照「それが…私のネーミングセンスが悪いのかどうしても『テール・ミヤナガ』とか『プリンセス・テル』とか実名が入っちゃって…」ズーン…

智紀「これは酷い…」

穏乃「でも大星さんだって有名人なんですからまずいんじゃないですか…?」

照「この名前は淡と出会ってすぐ付けたから、まさかあそこまで麻雀が強いとは思わなくて…凄い懐いてくれるし…」

ネリー「自分の趣味の為に後輩の名前を借りるとかどうしようもないね?智葉」チラッ

智葉「やめろネリー、その言葉は私にも効く。やめてくれ…」ピクピク


爽「でも後輩ちゃんはこういうのに興味ないんでしょ?これで腐女子疑惑なんか出てきたらとばっちりもいい所だよね」

照「大星淡名義は今年で最後にするから…本にはローマ字で名前書いてるから分かり辛い筈だし…」

揺杏「なんで誰にもこの趣味の事言わなかったの?そうすりゃペンネームくらい皆考えてくれたっしょ?」

照「こんな趣味、人に言える訳無いでしょ!?カミングアウトしたらどんな事言われるか…」ビクビク

爽「別にうちらは何も…なぁ?」チラッ

揺杏「変わんなかったよな?」

照「それは二人の環境が特殊なだけで…」

穏乃「私も別に…」

智紀「今日は友達も一緒に来てる…」

照「なんでそんなにホイホイ人に言えるの!?あなた達は人間として大事な部分が欠落してるよ!!」ドーン!

智葉「お前にだけは言われたくないな」

ネリー「お金積まれても許せないレベルだね」

>>163
すみません…これ僕です…上げてしまい申し訳ありません


照「そんな…私も怖がらず言っておけば良かった…こんなリスクを侵さず済んだかもしれないのに…」グスン

爽「まぁそれは今日が終わったらまた考えるって事で…」

揺杏「そろそろ時間か…じゃあ皆行こうか?」

智紀「あっ…私はあっちだから…」イソイソ

智葉「彼女は毎年離れた場所で売りたがるな…」

爽「まぁ自分が売り子やってる所を知り合いに見られるのも結構恥ずかしいから仕方ないね」

照「じゃあ私もあっちだから…また後で」


智葉「宮永、今年はお前を倒す秘策も用意しているからな。覚悟して待っておけ」

ネリー「え…あれ本当にやるんだ…」

智葉「当然だ。お前にもきっちり売り上げに貢献してもらうからな?」

ネリー「まぁ…お金が貰えるんなら良いけどさ…」

穏乃「よっしゃー!萌えてきたー!!」フンス!

爽「それじゃあ皆、また各自オフ会で会おう!」


こうして彼女達は各自所定の場所へ向かい

自らの妄想を具現化した本たちを同胞へ届けるのであった

第四部『夢の中であったような…』


眼鏡メイド、メイドになる

智紀「ここら辺で良いかな…」キョロキョロ

智紀(えっと…あとはメイド服に着替えて…)

智紀「!?」ビクッ!

智紀「これって…透華の…」

『ノースリーブ胸元開きメイド服』

智紀(間違えて持って来ちゃったんだ…でもこんな痴女みたいな格好出来ない…)ズーン

智紀(それに他の人達だって…)チラッ

売り子A『谷間強調魔法少女コス』

売り子B『ほぼ全裸のゾンビコス』

売り子C『絆創膏』


智紀(…あれ?別に変じゃないかもしれない…)

智紀「ま…まぁ今日はお祭りだし多少はしゃいでも…」

着替えた

智紀(やっぱり…恥ずかしいかも…///)カアッ


傷心旅行中の白糸台組は…

菫「じゃあ渋谷、まずはこっちから行こうか?」

尭深「はい…」

菫(やはりコミケに来たというのに相変わらずか…このままではオフ会にも行かないと言い出しかねんな…)

菫「ここが『眼鏡メイド』さんのエリアなんだが…もう少し見て回るか」スタスタ

尭深「……」トボトボ

菫「ここだな。さぁ、そんな顔してたら心配させてしまうぞ」

尭深「……」チラッ

智紀「ありがとうございます」ニコニコ

尭深「!?」ビリッ!


菫「あの、『眼鏡メイド』さん…私『弓取り姫』と言いますが」

智紀「あ、来てくれたんですか?ありがとうございます!今日のオフ会楽しみですね!」ニコニコ

菫(気さくで良い人じゃないか。顔立ちも整ってるしスタイルも良い…本当に腐女子なのだろうか…)

智紀「あの…そちらの方は?」

菫「あ、こっちは『お茶っ子』です。ほら渋谷も挨拶…」

尭深「渋谷尭深です!今日のオフ会楽しみにしてます!あの…一部下さい!!」フンフン!

菫「ん?」

智紀「はい、ありがとうございます。私も楽しみにしてます」ニコッ

智紀「それであの…お願いがあるんですけど…」

尭深「なんですか!?」フンフン!


智紀「私が笑顔で自分の本を売ってたって事を皆には内緒にしてほしいんです…」

菫「どうしt」尭深「どうしてですか?」

智紀「その…私普段陰気で、表情をあまり顔に出さないんですけど…」

智紀「自分の好きなことをしている時だけ自分で居られるっていうか…開放された気分になるんです」

智紀「それが自分でBL本を作って売ってる時なんて言ったら、笑われちゃうかもしれないから…」

菫「そんなk」尭深「そんな事ないですよ!」

菫(こいつ…)イラッ

尭深「私もBLを見てると気持ちがふわふわして暖かくなるんです!何もおかしい事じゃないです!」フンフン


智紀「そっか…ありがとう渋谷さん」ニコッ

尭深「はうぅぅぅぅぅ…///」ズッキューン!

智紀「でも、流石にこの格好は恥ずかしいから…内緒で///」テレッ

尭深「は、はいぃ…///」ポー

菫「じゃ、じゃあまたオフ会で…」

智紀「はい、また」ニコッ

菫「ほら行くぞ渋谷…」グイグイ

尭深「///」ポー


尭深「先輩!次はあっち行きましょう!あっち!」フンフン!

菫「おい渋谷、元気になったのは良いがそんなに焦るな…」ハアハア…

菫(まったく…なんだって言うんだ…)

尭深(眼鏡メイドさん…綺麗な人だったなぁ…)

尭深「お姉様…」ボソッ

菫「はぁ?」

尭深「な、なんでもないです!それより早く行きましょう!///」カア

菫「あ、あぁ…」


チョコレ先生は

爽「はいどうもねー」

揺杏「かなり好調だな、これなら完売も行けるんじゃね!?」イソイソ

爽「そうだなぁ…嬉しい限りだけどこうなると欲が出る。もう少し刷っとけば良かったなぁ…」

揺杏「欲張りだなぁ、今は目の前のお客さん捌くのに集中しろよ!」イソイソ

爽「いらっしゃいませぇ~」

恭子「えっと…これ一部…」

咲「あ、私も」

爽「…末原さんと宮永さんじゃん…なにやってんの?」


恭子「…ちゃうねん」タラー

爽「いやいや何がちゃうねん」

恭子「これは…ちゃうねん」ダラダラ

揺杏「んで…買うの?買わないの?」

恭子「…買うねん」ガックシ

揺杏「はい、毎度有り」

咲「あの、私『嶺上咲』って名前であの掲示板利用してるんですけど!」

爽「あー!そっかそっか、私が『チョコレ』でこっちが手伝いの『杏』だ。以後お見知りおきを」

揺杏「元々知ってるんだからそれはおかしいだろ…」

爽「まぁ今は見ての通り忙しくてね。積もる話はまたオフ会で」

咲「あ、すみません!じゃあありがとうございました!失礼します」ペッコリン

揺杏「はいよー、どうもねー」フリフリ


咲「いやぁそれにしても有珠山の方が売ってるなんてビックリしちゃいましたね?」ウキウキ

恭子「終わった…姫松の大将はBL好きの変態やってネットに流される…」ブツブツ

恭子「『姫松の痴将末原』待ったなしや…」ブツブツ

咲「あの…私も獅子原さんも大将なんですけど…」

恭子「なんでや…なんで私がこんな辱めを受けなあかんねん…」ブツブツ

咲「それだと私も辱めを受けてる事になるんですけど…」

恭子「もういやや…もう帰る…」トボトボ


咲「あ、末原さん待って下さい!」ガシッ

恭子「なんや…慰めなんかいらんで…」

咲「私!末原さんが居ないと駄目なんです!」ジワッ

恭子「な!?なななななな何を言うてんねん!///」カア

咲「帰り道がわかりません!」グスッ

恭子「……ほな一緒に行こか」

咲「はい!」パアッ!


シズモンキー先生

穏乃「はーい!ありがとうございまーす!」

穏乃(くー!自分の書いた本を手にとって貰えるってやっぱり嬉しいなー!)

穏乃(自分の妄想を本にするって最初は恥ずかしかったけど、面白いとかって評判を聞くと書いてて良かったって思えるなぁ!)

穏乃「よーし!もう一分張り頑張るぞー!」グッ!

漫「一部貰えますか?」

穏乃「はい!ありがとうございます!」


漫「えっと…あれ?『シズモンキー』さん!?ほんまですか!」

穏乃「えっと…どこかでお会いしましたっけ…?」

漫「うち『鰻』って名前であの掲示板使わして貰ってます!いやぁオフ会前に会えるなんて感激ですわ!」

漫「前の『君の富士山登頂記録』もネットで買わせて貰いました!めっちゃおもろかったですー!」ウキウキ

穏乃(やっぱり…やめられないなぁ…)クスッ

穏乃「ありがとうございます!」ニコッ


ロリと片眼鏡とBL

初美「さて、ほとんど買い終わりましたねー!最後に『サカルトヴェロ』さんの本を買って…」テクテク

塞「えっと…後は『サカルトヴェロ』さんの『金の繋がりはやがて肉体へ…』を買って…」スタスタ

ドンッ!

初美「わわ!すみませんですよー!余所見をしてしまってて…」

塞「ううん!こっちこそ前を見て歩いてなかったから!…って」

初美「あれ?あなた宮守の副将の…」

塞「そっちは永水の…なんでこんな所で…」

初美「えっと…その…たまには読書も良いかなって思って…」アセアセ


塞「…その袋から見えてるのって」

初美「あわわわ!別にBLなんて好きじゃないですよー!勘違いですよー!」アタフタ

塞「そか…実は私もBL好きなんだ」

初美「だからその…これは頼まれた…って本当ですかー!?」パアッ

塞「うん、今も知り合いの本を買いに行こうとしてたところだから」

初美「そうだったんですかー!焦って損しましたよー!」ニコニコ

塞「『サカルトヴェロ』って人がこの辺りで出展してると思うんだけど…」

初美「あー!私もその本を買うつもりだったんですよー!」

塞「そうなんだ?じゃあ一緒に探そっか?」ニコ

初美「はいですよー!」ニコッ


塞「えっと…あと回って無いのはこっちかな?」

初美「あ!あれじゃないですかー?」


猫耳智葉「はーい☆どうもありがとう♪また次回もよろしくね?」ニャンニャン

腐男子「オウフwwwww必ず買いに来るでゴザルwwwwwww」デュフフフ

猫耳ネリー「もう!お兄ちゃん!また来てくれるって約束してよね?」ニャンニャン

腐男子「当然でござるよwwwwwまたここに帰って来るのだwwwww」

猫耳智葉(案の定売り上げは倍増!自称腐男子層を取り込めば負ける訳が無い!)グッ

猫耳ネリー(こんな格好するだけでお金がイッパイ貰えるんだ!買いに来る奴等がキモい事を除けば最高の仕事だね!)ニコニコ

猫耳智葉(滅多な事は言うなよ?もし聞かれでもしたらネットに即拡散でうちの評判が落ちるからな?)クックック

猫耳ネリー(わかってるよ智葉)クックック


塞「あれって臨海の…」

初美「必死すぎて痛々しいですよー…」


猫耳智葉「皆ー☆イッパイ買ってくれた人には私達のコスプレ写真も付けるからもっともっと買って行ってね~?♪」ニャンニャン

猫耳ネリー「買ってくれないとお仕置きだぞ☆」キャルルン

腐男子「おいおい…お仕置きも捨てがたいがコスプレって…究極の選択すぎるだろ常考…」ハアハア

腐男子「えぇい!俺は買うぞー!ぶひいいい!!」


塞「抱き合わせ商法まで…」

初美「とんでもない畜生ですよー…」


猫耳智葉(宮永照…今日でお前の栄光は地に墜ちる!)ゴッ!


宮永照さんはお取り込み中…

菫「おい、照…これはどういう事だ?」

照「え…?菫なんでここに…?」

菫「お前がなんで『大星淡』を名乗ってこんな所に居るんだって聞いてるんだよ!」

照「…………それは」

数分前

菫「渋谷…まだ行くのか…?」ハアハア

尭深「はい!コミケを最大限に楽しまなくっちゃ!」ルンルン♪

菫「まったく…調子の良い奴だ」クスッ


菫(眼鏡メイドさんのお陰で渋谷が元気になって何よりだが…私には気がかりなことがもう1つ有る…)

菫(あの掲示板に出没する『大星淡』とは一体誰なのか…そして今回のコミケにも出展しているという事だ)

菫(なるべく尭深には会わせたくないものだが…どうやって私だけで会いに行くか…)

尭深「弘世先輩、どうしたんですか?」

菫「あ、あぁ…実は私も買いたい本が有った事を思い出してな!少しどこかで待っててくれないか…?」

尭深「え…でも私だけに付き合ってもらってばかりで…私も一緒に」

菫「眼鏡メイドさん。結構際どい格好してたな」

尭深「いってらっしゃい先輩」ダッ!

菫(アイツ…)ギリッ…


んで今

照「カクカクシカジカ」

菫「そんな…そんな下らない理由で私と渋谷は…」クッ…

照「え…?尭深と菫に何かあったの?」

菫「何かあったか…だと?」

菫「あぁ!教えてやるよ!お前のせいで私達はな!」

成り行き説明中


照「そ、それって…」

菫「わかったか…お前が人知れず傷つけた人達の事が…」

照「勘違いした菫達が悪いんじゃ…」

菫「お前の乳頭捻じ切るぞ」

照「え?菫今なんて?」

菫「お前の乳頭捻じ切るぞ」

照「やだ何それ怖い…」

とりあえず今日はここまでで

シリアスとか言ってましたが結局そんな事にはなりませんでした。すみません

次回はちょっと少なめの更新になるかもしれませんが、出来ればオフ会前位まで進めたいです

見ていただいた方ありがとうございました。

では失礼します


照「だって私はただ淡の名前を借りただけで…そこから発生した二次災害の後始末まで請け負うことは無いと思う…」

菫「もうその事は良いさ、私達だって自分に非が有ることはわかってる…」

菫「お前は淡にしっかり謝るんだ。勝手に名前を使ってすまなかったと」

照「そ、そんな…だって淡に被害は出てない筈だし…」

菫「出たじゃないか。私達にBL好きだってカミングアウトされたって実害が」

菫「そもそも『大星淡』なんて名前じゃなかったら私達は淡にコンタクトは取らなかった訳だからな」

照「そ、それはそうだけど…なんで私までカミングアウトする必要が…」


菫「マイノリティーな趣味だって数が増えればメジャーな趣味になる。三人揃えばなんとやらだ」

照「それは暴論だよ…」

菫「お前も道連れにしてやろうなんて気はこれっぽっちも無いから安心してくれ」

照「本音絶対それだよね!?」

菫「とにかく、今度会った時に私と渋谷とお前で淡に1回話をしよう。いいな?」

照「今度って言うか…さっき淡に会ったんだけど…」

菫「なん…だと…?」


渋谷お嬢様ご満悦

智紀「ありがとうございました」ニコニコ

智紀(このペースならもう少しで完売行けそう…やっぱり衣装効果かな…?)

智紀(最初は戸惑ったけど涼しいし結構良いかも…?)

柱の陰

尭深「お姉様…」ハアハア

尭深(艶やかな黒髪に抜群のスタイル…きめ細かい白い肌…そして知的な眼鏡スタイル…)

尭深(まさに私の理想のお姉様…)恍惚

尭深「それにあんなに肌を露出させて…」ハアハア

尭深(オフ会が…本当に楽しみ…)ウフフフ…

智紀(なんだろう…ねっとりとした視線が…)ブルッ


プリティー淡ちゃん本を売る

淡「どうもありがとうございます!」

淡(良かった…みんな結構買ってってくれるんだ…思い切って描いてみてよかった…)ホッ

淡(ここ数日予想外のことが起きてちょっと手が進まなかったけど…やっぱり帰ったらもう一回菫たちとお話してみよう!)

竜華「こんにちはー大星さん!」ニコニコ

淡「あ!リューカ!来てくれたんだ!」ワッ!

竜華「そりゃそうやろ!大星さんが本を出す言うてるんやったら友人として駆けつけるわ!」

淡「ありがとー!自分なりに精一杯やってみたから良かったら買って行ってよ!」

竜華「ふむふむ…成る程。わかりやすくて手に取りやすいタイトルや…ちょっと見せてもらうで?」ペラッ


『あなたに照らされて咲いた菫』

照男「ほら…もう雨止んだよ…」

菫子「うそ…だって…まだ降ってる…」グスッ

照男「菫子…」

チュッ

菫子「…えっ?照男…今」

照男「ほら…雨止んだよ?」ニコッ

菫子「…バカ///」

菫子(雨ばかり降っていた私の心を、一瞬で晴らしてしまった彼のキスは)

菫子(私の中に出来た、初めての太陽みたいだった…彼に照らされて今日、初めて私は咲くんだ…)


竜華「あまーーーーーーーーーーい!!甘いよ大星さん!!甘すぎてもうブラック以外のコーヒー飲める気がしないよーーーーーーー!!」

淡「えへ、えへへへ///そんなによかったかな…?」テレッ

竜華「三冊いただくわ…保存用、観賞用、セーラにお土産用や…」

淡「そんなにありがとう!じゃあはい!毎度ありー!」

竜華「ほなまだ暑いけど頑張ってなー!」フリフリ

淡「バイバーイ!」ブンブン

淡「ふぅ…気に入ってくれて良かったぁ…」

淡(でも勝手にテルーとスミレをモデルにしてるってバレたら大変だもんね…気をつけなくちゃ)アセアセ


菫「なんでそれを早く言わない!じゃあ渋谷と一緒に今すぐ…」

照「え…でも本がまだ残ってるし…」

菫「私が全部買う!後で虎の穴に委託しておくから。それでいいだろ?」

照「あ、はい…」

照(金持ちの力って凄い…)

菫「えっと…渋谷は…あそこだろうな」


柱の陰

尭深「もう…なんて言ったら良いのか…あの髪に巻かれて死んで行きたい…」ハアハア…

菫「まだ死んで貰っては困るな」

照「何やってんの尭深…」ヒキッ

尭深「な、なんで宮永先輩までここに…?」

菫「こいつが『大星淡』だったんだよ!いいから行くぞ」

尭深「え…宮永先輩が…」

菫「もうその件終わったから!早く大星の所に行くぞ」

尭深「そんな乱暴な…って淡ちゃんもここに!?」


菫「あぁ…こいつが少し前に会ったらしい。どうやら出展者側で来てるらしいな」

尭深「出展者…あ、そういえば教室で…」

淡『原稿も書かなきゃなぁ…』ハア

尭深「じゃあ多分乙女系のブースで出展してるかも…」

菫「よし、急ごう!」

照(行ってどうするんだろう…痛いのは嫌だなぁ…)


辻垣内ニャン子さんは…


猫耳智葉「なにぃ!?宮永が既に完売だとぉ!?」

猫耳ネリー「どうするの智葉!こっちはどんどん客足減ってきてるよー!?」

猫耳智葉「…仕方ないネリー…脱げ」キリッ

猫耳ネリー「なんで!?私嫌だよ!智葉が脱げば良いじゃん!」

猫耳智葉「私だとありがたみが少ないんだよ!早く脱ぐんだ!」グイグイ

猫耳ネリー「いやー!変態!誰か助けてー!」グイグイ

猫耳智葉「普段からあんな見えそうな格好してるんだから大して変わらないだろ!早く楽になってしまえ!」ヌガシヌガシ

猫耳ネリー「あれはファッションだもん!本当にやめ…見えちゃうからー!」


警備員「あの、ちょっとよろしいでしょうか?今幼児の服を無理矢理脱がそうとする変質者が居ると通報を受けたんですが…」

猫耳智葉「あ、いや…これはそういう催しで…」

猫耳ネリー「うわぁぁぁぁん!怖かったよー!」ダキッ

猫耳智葉「お、おいネリー!」

警備員「ちょっと…詳しいお話あちらで聞かせて貰いますね?」

猫耳智葉「…はい」

猫耳ネリー(痴漢の慰謝料って幾ら位貰えるのかな?)ニヤニヤ


菫「ここが大星の出展してるスペースだな…」

照「来たはいいけど具体的にどうするの…?」

菫「大星の出してる本を買ってあげよう。それで許して貰おうとは思って無いが…せめてもの罪滅ぼしだ」

尭深「そうですね…今してあげられるのはそれくらいしか…」


淡「はい!ありがとうございましたー!」


菫「居たぞ大星だ!いいな?あくまで自然に買うんだ…」

照「わ、わかった…」

尭深「なんだか緊張しますね…」

菫「よし!行くぞ!」ダッ!


淡(ふぅ…そろそろ完売しそうだけどこのまま照に見つからないうちに…)

菫「あれ?大星じゃないか!奇遇だな!」ハッハッハ

尭深「本当!偶然だね!」ハッハッハ

照「ここで出展してるなんて夢にも思わなかった!」ハッハッハ

淡「て、テルー!?それにスミレとタカミーも!」

淡(だ、駄目だー!あと少しでばれない内に帰れたのに!ここはなんとか誤魔化して…)

淡「な、何しに来たの?私今忙しいんだけど…?」ツーン

菫(やっぱりかなり怒ってるみたいだな…なんとかして話だけでも聞いて貰わなければ…)


菫「そ、そういえば大星も同人誌を出してたんだな!実は照も出しているんだ!」チラッ

照(なんて強引なパスを!?でもこのきっかけで謝るしかない…)タラー

照「そ、そうなんだ…それで淡に謝らなきゃいけない事があるんだけど…」

淡「謝らなきゃいけないこと?」

照「その…実は私の出してる本の名義が…淡の名前なの…」

淡「えっ!?私の名前!?それってどんな本なの!?」ガタッ

照「その…BL…」

淡「BL!?じゃあテルーも菫達と同じ趣味って事ー!?」

照「はい…本当にごめん…もう二度としないから…」

淡(どどどどういうこと!?いつの間に白糸台は腐女子の巣窟になってたのー!?)


菫「その…つまり渋谷は照のやってる『大星淡』が、お前の事だと思ってあの時BL本を差し出したんだ…」

淡「じゃ、じゃあアレは嫌がらせとかじゃなくて…ただの勘違い…ってこと?」

尭深「」コクン

淡「な…」プルプル

照(怒られる…)ビクビク

淡「なーんだ!よかったー!」ニコッ

照「ごめんなさ…えっ?」

淡「私なんかスミレとタカミーに嫌がらせされてるんだと思ってた!なんだ勘違いだったんだー!」ホッ

尭深「怒って…無いの?」

淡「そりゃあ最初は気が動転して酷い事言っちゃったけど、人の趣味をとやかく言う権利は私には無いもんね!」

淡「私もあの時はごめんなさい!」ペコリ


菫「お、大星ぃ…」ジーン

尭深「淡ちゃん…」グスッ

照「聖人だ…釈迦の生まれ変わりだ…」

淡「じゃあこれで仲直りね!さぁ!もう行っていいから!」アセアセ

菫「いや!大星にばかり気を使わせられん!私達にも大星の本を買わせてくれ!」クワッ!

淡「えっ!?いいよそんなの!!本当に大丈夫だから!!」アセアセ

尭深「お願い!私達からも淡ちゃんになにかしてあげたいの!」キラキラ

淡「もう充分だから!帰ってくれたらそれだけでいいから!」アセアセ

照「やっぱり淡…まだ怒ってるんだ…」シュン

淡「怒ってないよ!もう本当になんにも無いから!それだけは許してー!」アセアセ

菫「どれどれ…我らが大星先生はどんなモノを書いてるのかな?」ペラペラ

淡「あ!?スミレー!!」




照男「ねぇ菫子…」

菫子「ん?どうしたの?」

照男「この夜空に浮かぶ星達にはそれぞれ物語があってさ…」

菫子「いきなりなんの話…?」

照男「一際目立つ星にはそれ相応の物語もあるんだ」

菫子「星座の事?」

照男「あぁ…だからさ…」

照男「俺達もこれから…自分達の星座を作っていこう…」

菫子「照男…///」キュン

照男「…ロン」

チュッ

菫子「んっ…///役満…振り込んじゃった…///」



菫「」

照「」

尭深「」

淡「あの…それはね…?参考にっていうか…モデルにっていうか…」アセアセ

菫「これ…全部くれ…」

淡「いや…あの…」

菫「こんな恥ずかしい物!この世に残しておけるか!!全部私に売れーーー!!」ガー!

淡「ご、ごめんなさーい!!」

照「尭深…私達もこれから自分達の星座を作っていこう…」プルプル

尭深「照男…///」ヒクヒク

照・尭深「くっ…w」プッ

淡「もう本当に帰ってーーー///」カアッ


かくして誤解も解け、いつもの白糸台に戻りつつある四人


淡「もう!今度は本当に怒ったんだから!」ツーン

照「ごめんごめんw帰りになんかご飯おごるから!」ニコッ

尭深「お寿司も食べていいからね?」クスッ

淡「本当!?やったー!」ニコッ

菫(いつもの光景か…やっぱり良いもんだな…)フッ


そしてついに、一同が集まる大イベントへ…

爽「それでは皆さんグラスの準備は良いかなー?」

彼女達に安息の時は来るのか?

尭深「お、おね、お姉様ぁ…///」クンカクンカ

智紀「し、渋谷さん…近いよ…///」


同日同場所でも…

和「それでは皆さんグラスをお持ちになって下さい」

様々な趣味といつものメンバーが…

洋榎「恭子…なんでここにおんねん…?」

恭子「しゅ…洋榎…?」

オフ会は、無事終えられるのか?


京太郎「は、ハギヨシさん…ちょっとこの体勢は…///」カアッ

ハギヨシ「すぐに慣れますから…我慢して下さい…」フフッ


こいつらは一体ナニを!?

次回第五部『麻雀激闘伝サキ~めぐり遭い咲~』


玄「ベストポジションですのだ…」ハアハア!

遅くなってしまい申し訳ありません!これで四部完結です

待ちに待ったオフ会編ですので、焦りすぎて中途半端な仕上がりにならないよう頑張ります

次回から同姓間での惚れた腫れた、入った抜けたみたいな展開も有ると思うので苦手な方はご了承下さい

更新の期間が開いた場合は次回から上げて報告させていただきますのでよろしくお願いします

では見ていただいた方ありがとうございました。また次回

失礼します



爽「ふー…やっと終わったか…」フウ

揺杏「結局、ストレートで完売しちまったなぁ…」

爽「あぁ、自信作だっただけに嬉しいもんだな」

爽「それじゃあ片付けてオフ会の方に向かいますか」

揺杏「なんだよ、最初は渋ってたくせにノリノリじゃねーか」ハハッ

爽「なんだか今日のオフ会は面白くなりそうって言ってんだよね」

揺杏「何が?」

爽「さぁ…なんだろうな?」クスッ

揺杏「なんだよそれ…」


和「皆さんお疲れ様でした。コミケの方はこれで終了となりますが、この後企画していたオフ会も有りますのでよろしければご参加下さい」

霞「えぇ、もちろん出席させてもらうわ」ウフフ

哩「私達も…よか…///」ハアハア

姫子「ぶ、ぶちょー…///」

由揮子「私もそのつもりで来ましたから」

和「それでは着替えの後、他の皆さんと合流しましょう」


優希「ふぅ…疲れたじぇ~」

透華「この後はオフ会も有りますが…ハギヨシと須賀さんはどういたしましょう?」

優希「それは二人にお任せだじぇ!」ビシッ!

豊音「オフ会ちょー楽しみだよー!」ワクワク

透華「それでは終わるまでどこかで時間を潰してるよう連絡しておきますわ」ピッピッ

優希「花田先輩はどうするじぇ?」

煌「私はこれから色々なショップを回って宿に向かうつもりですが」

優希「それなら花田先輩も一緒に参加すれば良いじぇ!」


煌「え…でも私は招かれてませんしコスプレもしてないですよ…?」

優希「花田先輩の衣装作りのレベルは相当なもんだじぇ!皆に作り方をレクチャーしてあげたらきっと喜ぶじぇ?」

透華「えぇ、私からも主催者の原村和に連絡してさしあげますわ!」

煌「なんと!和も来てるんですか!?」スバラッ!

優希「そうだじぇ!のどちゃんもきっと喜ぶじぇ!」

煌「…それでは少しお邪魔してしまいましょうかね?」

優希「やったじぇ!」

煌(何か忘れているような気もしますが…きっとなんてことないですね!)スバラッ!


美幸「はぁ…やっと終わったよもー!」

美幸「結局あのお兄さんに一日粘着されてただけだったよー!」

美幸「まぁ寝坊した私が悪いんだけどさ…」

美幸「でも今日のメインはこの後のオフ会だからね!楽しみだよー!もー!!」

あの…すみません

美幸「はい?なんですか?」

やえ「今日からコミケでコスプレ始めたんですが…少しお話聞いてみたくて」

美幸「…って小走さんじゃん!どーしたのもー!」

やえ「あ!あんたは椿野美幸!なんでこんな所に!」


美幸「それはこっちのセリフだよー…まさか小走さんもコスプレしてたなんてね…」

やえ「だ、だから今日からって言ってるでしょ!それより早く質問させなさいよ!」

美幸「あ、そうだったね…それでどんな事を聞きたいの?」

やえ「衣装を作るときのコツなんだけど…」

美幸(しまったー!私衣装は通販でキャラのコスチューム買うだけだから作り方なんてわからないよー!)アセアセ

やえ「どうしたのよ急に黙って?」

美幸「えっと…そうだ!」

やえ「?」

美幸「この後ちょっと時間あるかな?」


京太郎「はぁ…疲れた~…長時間炎天下の中立ち続けるって結構大変ですね…」

ハギヨシ「こまめな水分補給などをしないと熱中症になってしまいますからね、気をつけなくてはなりませんよ?」

京太郎「そうっすね…それより優希と透華さんはこの後オフ会だって言ってましたけど…俺達はどうすれば…」

ハギヨシ「先程お嬢様からどこかで時間を潰しているようにと連絡が有りましたので、そうしましょうか?」

京太郎「そう…ですね」フラッ

ハギヨシ「京太郎君!」ガシッ

京太郎「あれ…すいませんハギヨシさん…ちょっと疲れちゃったみたいで…」ハハッ

ハギヨシ「もしかしたら熱中症かもしれませんね…近くで休みましょう」


咲「ありがとうございました!末原さん!」

恭子「かまへんよ…じゃあうちはこれで…」ガシッ

恭子「…なんや?」

咲「この後オフ会があるんですよ…」

恭子「はぁ!?そんなんそのオフ会に行く奴らに連れてって貰えばええやん!」

咲「私…携帯持ってないんで…今どこに居るか分からないんです…」ウルウル

恭子「いや…せやかて私日帰りのつもりやし…」

咲「私のホテルに泊まっていいです!オフ会の費用も私が出しますからー!」ウルウル

恭子「それは流石にやなぁ…」

咲「末原さぁん…」グスッ

恭子「あーもう!わかったから泣くなや!連れてったるわ!」

咲「やったー!」バンザイ

恭子(ほんまにもう…かなわんで…)


咲「えっと…確かここら辺だって言ってましたけど…」

恭子「ほ、ほんまにここら辺なんやろな…?」

咲「はい、ホテル街を曲がってすぐだって言ってたんですけど…」

恭子「あ、あんたまさか…私をこんな所に連れ込んで…」

咲「そ、そんなことしませんよ!///まだ!」カアッ

恭子「そ、そうか…ん?まだ?」

咲「末原さん!」ガバッ!

恭子「み、宮永!?///あ、あかんて!しかも外でなんて私そういう経験ないしやな!///」アセアセ

咲「静かに!見つかっちゃいます!」ヒソヒソ

恭子「み、見つかるって…誰にや?」ヒソヒソ



ハギヨシ「さ、ここで休みましょう。歩けますか?」

京太郎「あ…すいません大丈夫です…」


恭子「あれか…?男同士でホテルなんて珍しいもん見てもうたな…」

咲「京ちゃんとハギヨシさんが…ホテルに…」ハアハア

咲「こここここここんなチャンス二度と無いよね!?これは…堪らん!」ンフー!

咲「末原さん!私達も入りましょう!」フンス!

恭子「あ、アホ言いなや!私達まで入ってどないすんねん!」

咲「隣の部屋で盗み聞きに決まってるじゃないですか!さぁ早くしないとどの部屋に入るか解りませんから!」グイグイ

恭子「ちょっ!宮永!待ちーや!」ズルズル


誠子「って訳なんだけど…」

玄「なんと!コスプレイヤーが一同に集まるオフ会ですと!?そんなの私達も同じ会場に席を設けるしかないじゃないですか!」

誠子「で、でも他の人たちも参加するかどうかは…」

玄「今連絡してみますのだ!」ピッピ

洋榎『かまへんで』

久『勿論OKよ』

ゆみ『私もご招待に与ろう』

玄「らしいですのだ!」

誠子「…わかったよ」


菫「それじゃあ大星もこの後のオフ会に参加って事でいいな?」

淡「良くないよ!なんでそうなるのさ!」

照「食べたいものも食べられてお金も掛からないし、今日は皆出席するから…」

淡「お詫びはまた日を改めてで良いから!気まずくてしょうがないよ!」

尭深「そこで私達の趣味に触れて少しでも理解して貰えたらなって…」

淡「干渉はしないけど、私もそうなりたいとは一言も言ってないんだけど!?」

菫「我侭だな大星は…」

淡「なんで私が駄々を捏ねてるみたいになってるのさ!私は帰るからね!」プンプン

照「そこの料理結構おいしいんだけどな~…」チラッ

淡「ぐぬぬぬ…」

菫「中々普段では食べられない値段だしなぁ…」チラッ

淡「むむむむ…」

尭深「お寿司…お肉…中華にイタリアン…」チラッ

淡「わかったよ!私も行くよー!」


漫「…お二人ともお久しぶりですね」

塞「う、うんまぁね…」

初美「なんだか気恥ずかしいですよー…」

漫「その戦利品を見る限りお二人も…」

塞「この後はオフ会…」

初美「になりますねー…」

漫「…ですよね」

塞「ま、まぁとにかく楽しみましょうって事で…」

初美「とりあえず行きますかー…」

漫「なんでしょうこの羞恥感…」


洋榎「な、なぁ絹ぅ~ええかげん機嫌治してぇな~…」アセアセ

絹恵「そんな訳無いやろ!?こっちは大勢の人間に裸見られて写真にまで撮られてるんやで!?」

洋榎「いや…絹に見られて恥ずかしい所なんて無いてぇ…」アセアセ

絹恵「アホ!それはお姉ちゃんが言うべき言葉や無いやろ!?こっちは死ぬほど恥ずかしいっちゅうねん!!」

洋榎「きょ、今日の晩飯ごっつえぇもん食わしたるさかい…機嫌治してな?絹ぅ~…」ペコペコ

絹恵「…いくらなん?」

洋榎「え?」

絹恵「私に対する慰謝料にいくらのもん食べさしてくれんの?」

洋榎「ま、まぁ…これくらい?」イッポン

絹恵「ほななお姉ちゃん。法廷で会おうや」スタスタ

洋榎「わかった!帰りに絹の好きなもんなんでも買うたる!せやから法で裁くのだけは堪忍してくれ!」ドゲザ!

絹恵「ん?いまなんでもって言うたよね?」

洋榎「あっハイ…」

絹恵「ほな、まずはご飯食べに行こかぁ…?」ニタア

洋榎(選択肢…ミスってもうたかな…?)タラー


久「どう?ゆみ。良い写真は見つかった?」

ゆみ「うーん…良い写真は有るんだが…所々ピンボケしてるものがあってな…」

久「ふふっ…興奮して手元が狂う様じゃまだまだね?」クスッ

ゆみ「うーむ…手元が狂ったと言うよりかは何かに遮られてるような…そう」

ゆみ「まるでモモと写真を撮った時のよう…な…」タラー


ゆみ「モモ!そこに居るのかモモ!?」アセアセ

久「ちょっとゆみ!東横さんは置いてきたって言ってたじゃない!考えすぎよ!」

ゆみ「いや、モモは私に付いて来て今日一日私の行動を見ていたそうなんだろ!?モモ!」

ヒラヒラ

久「ん?何かしら…紙がこっちに…」


『福路美穂子さん、心配してたっすよ?親切な私が教えてあげるっす』

『加治木先輩、オフ会楽しんできて下さいね?邪魔な透明人間は帰るっす』

久「あわわわわわわ…美穂子にこんな事してるってバレたら…」ガクガクガクガク

ゆみ「ど、どうなるんだ…?」

久「私の持ってる電子機器を一つ残らず使うのよ…」カタカタカタカタ

ゆみ「…帰ろうか」

久「…そうね」

玄「おや?メールですのだ」ppp

玄「何々…身の危険を感じましたので今回は帰ります」

玄「どういう事ですのだ…?」ポカーン


オフ会…それは夢

尭深「~♪」フンフン

淡「タカミー随分機嫌いいね…」ヒソヒソ

菫「あぁ…どうやらオフ会に来る人でお気に入りの人が居たみたいなんだ…」ヒソヒソ

照「眼鏡メイドさんは確かに綺麗…」ヒソヒソ

淡「へぇ~、そうなんだ…」ヒソヒソ

照「もうバインバイン…」ヒソヒソ

淡「ほうほう…じゃあタカミーと合わせてバインバインバインバインだね…」ヒソヒソ

菫「なんの話だよ…」ボソッ


オフ会…それは希望

玄「まさかプライベートまで撮れるなんて…これは僥倖ですのだ…」グヒグヒ

誠子「…犯罪だけは勘弁してくれよ?」


やえ「あの…一体どこまで行くのよ…」

美幸「えっとねぇ…あなたの先輩の所だよ!」


優希「皆ー!早くするじぇー!」タッタッタ

透華「こら片岡さん!あんまり走ると転びますわよ!?」

豊音「あはは、龍門渕さんお母さんみたいだよー」ニコニコ

煌「私の手間を省いてくれるとは…すばらです!」スバラッ!


そして…オフ会以外の場所も…

ハギヨシ「さぁ京太郎君…脱いで下さい…」

京太郎「は、はい…」

咲「す、末原さん!始まっちゃいますよ!?これは大変ですよ!?」フンフン!

恭子「あ、あかんやろ盗み聞きは…」

咲「末原さんは今、歴史の証人になろうとしてるんですよ!?胸を張って下さい!」ハアハア!

恭子(なんやこの状況…めげるわ…)


第五部『あなたと…合体したい…///』

はい、とりあえずここまで書けました

この後は早くて二、三日。長くて一週間は掛かると思います…

主にオフ会のパートと、ホテルパートが第五部のお話になりますので

次回からはもしかしたら、百合嫌いの方と薔薇嫌いの方はご遠慮の展開になるかも…?って感じですね

遅筆ながらも頑張って書いていきますので今後ともよろしくお願いします。

では今回も見ていただいた方ありがとうございます。

次回は五部冒頭からお会いしましょう。

失礼します


爽「よし、到着…っと」ノビー

揺杏「いくらなんでも早すぎね?まだ30分も前だぞ?」

爽「そんな事言ってたら社会に出てから苦労するぞ?」テクテク

揺杏(お前には言われたくねーよ…)

店員「いらっしゃいませ、何名様ですか?」

爽「あの、6時から大部屋予約してたものなんですけど」

店員「あ、龍門渕様のお部屋ですね。お連れの方がいらっしゃってますのでどうぞ奥の方まで!」

揺杏「うっそ…もう待ってる人居るんだ…」

爽「だから言ったろ?なるべく早くは基本だぞ?」テクテク

揺杏(くっそ腹立つ…)


爽「お待たせ~!…って」

智紀「早いね…」ペラペラ

揺杏「ん?なんだ眼鏡ちゃんじゃん!」

智紀「一応主催者だし…」ペラペラ

爽「そっかぁ…どうだった?売れ行きの方は?」

智紀「…完売」ニコッ

爽「さっすが~!通りで早い訳だ。まぁ私達も完売したんだけどねー!」ニッ

智紀「今読んでる…相変わらずのハートフルストーリー…」ペラペラ


爽「お!ありがたいね~!と言いつつ…ホラ!私も!」バッ

智紀「…いつもありがとう」ニコッ

爽「それじゃあお互いの作品でも読みながら他の参加者を待ちますか?」

揺杏「だな~…あ、私烏龍茶。爽と眼鏡ちゃんは?」

爽「コーラ!」

智紀「オレンジジュースで…」

揺杏「かしこまり~」ピンポーン


いらっしゃいのどっち!

和「あの、原村で予約してるんですが…」

店員「原村様ですね、では手前側の大部屋までお進み下さい!」

和「では皆さん行きましょうか?」

霞「流石ね、準備がいいわ~」

哩「うむ、これは将来有望ぞ」

姫子「ぶちょー…私も褒めて欲しいとです…」

哩「姫子…今日のコスプレも良かったとよ」

姫子「ぶ、ぶちょー///」

由揮子「…恥ずかしいですから早く行きましょう」

和「それでは後の方々を待ちましょう。皆さんドリンクだけ注文しておきましょうか?」


ガラガラ

透華「お待たせ致しましたわ!原村和!」パパーン!

優希「ちぇ!のどちゃんに一等賞取られちゃったじぇー!」

豊音「私も来たよー!」ウキウキ

和「皆さん早かったですね?おや…そちらが先程連絡いただいた…?」

優希「ふっふっふ…スペシャルゲストだじぇー!驚けのどちゃん!」

煌「お久しぶりです!和!」スバラーン!

和「花田先輩!お久しぶりですが…どうしてここに…」


煌「いやぁ…こちらの皆さんにお招きいただきまして、衣装の作り方を伝授しようと…」

哩「花田…なんでお前がここに居るとよ…?」

姫子「あれ…?花田は来ん予定やっち言いよった筈やなか…?」

煌(し、しまった~い!これを危惧してたんでした!私のおたんちん!)スバラクナイ!

煌「え、えっとこれは…その…」アセアセ

煌(もう時間よ止まれー!)ナゲヤリ


松実玄さん


玄「さぁ!お部屋もわかった事だし!今日は撮りまくりですのだ!」

誠子「だからそれは犯罪だって…1回落ち着こうか…?」

玄「そうですね…まだまだ夜は長いですから…」

誠子「なんか頼もうか?他の人が来るまでまだ時間有るかもしれないし…」

玄「亦野さん、全員が集まるまで注文しないのは最低限のマナーですから覚えておいた方が良いかも知れませんよ?」

玄「ですが、到着した際に気を使わせるのも悪いですのでソフトドリンクを頼んでおくと良いかもしれませんね?」

誠子(なんでまともな人間ぶってるんだ…犯罪者予備軍めぇ…)ギリッ


玄「私は烏龍茶で!亦野さんは?」

誠子「あ、私もそれで…」

玄「お任せあれ!」ピンポーン

誠子(気が利くところがまた腹立つ…)クッ…

ppppppp

玄「おや?愛宕さんからメールですね」

洋榎『うちの妹も一緒やけどかまわんか?』

玄「愛宕さんの妹と言えば全国屈指のおもち力、並びにスタイル、美貌を兼ね備えたいわば四番センター…」

玄『是非とも同席させていただきたいですのだ!』

玄「今夜は腱鞘炎も厭わないですのだ…」ゲヒヒヒヒ

誠子(スイッチが入ると下衆の極みなんだよな…)ハア


一方ホテルでのお二人は…


ハギヨシ「具合はどうですか?京太郎くん?」

京太郎「あ、ちょっと楽になりました…すいません俺こういうの初めてで…」


咲「末原さん…これってもう入ってるって事でいいんですかね…///」ハアハア

恭子「わ、私に聞くなや!///」


ハギヨシ「それでは少し体勢を変えますか」

京太郎「あ、そうですね…よいしょっ」


咲「た、体位を変えましたよ!バ、バックですかね…///」ハアハア

恭子「いちいち私に聞くなや!///もう私はシャワー浴びてくるで!」スタスタ

咲「シャワー…そういえば二人は汗だくの体のまま…///」ハアハア

シャワ~~

恭子(まったく…宮永のせいで酷い目に会いっぱなしや…)

恭子(それに隣の部屋だって…片方は体調悪そうやったし、ただ介抱してるだけやろ!)

恭子(でも…もし本当に…してたら…///)カアッ

恭子(私は何を考えとんねん!もうさっさとここ出てオフ会とやらに行こう!)


咲(私も結構汗かいたし…後でシャワー浴びたいな…)

咲(それにしても二人がなんでこんな所に居たんだろう…)

咲(きっと近場じゃばれちゃうからこんな所まで遠出してきて…)


京太郎「あ、ハギヨシさん…そこ良いです…///」

ハギヨシ「ここですか?」フフッ

京太郎「あ~…そこですそこ!///気持ち良いなぁ…///」


咲(ついにハギヨシさんのテクニックで京ちゃんが!!///)ハアハア

恭子「なんやまだ聞いてたんかい…」ホカホカ

咲「あ、お帰りなさい…今京ちゃんが感じ始めたところで…///」ハアハア

恭子「もうええから早よ行かなオフ会間に合わんやろ?」

咲「あ、そっか…じゃあちょっと私もシャワー浴びてからでいいですか?すぐ済みますから…」

恭子「ほな、はよ行ってき」

咲「はーい!」イソイソ

恭子(まったく…こんなもん聞いて何が…)スッ


京太郎「いやぁ~やっぱりハギヨシさんのマッサージは気持ちよかったです!」

ハギヨシ「そうですか、京太郎くんが元気になって良かったです」クスッ


恭子(ほれ、結局ただのマッサージやんけ…)ホッ

恭子(でも宮永がおれへんのは残念やったな。多分まだ勘違いしてるようやし…)ハア


ハギヨシ「それに、こっちの方も元気になってるみたいですしね…」クスッ

京太郎「そ、それはハギヨシさんのマッサージが気持ちよすぎて…///」カアッ


恭子(ん?)


シャワ~~~~

咲(はぁ…オフ会は確かに楽しみだけど二人の事も気になるし…)

咲(でもしょうがないよね…前から楽しみにしてたし…それに本当はマッサージとか耳掻きってオチだろうし…)

咲(そろそろ出ようかな…末原さんも待ってるだろうし)

咲「お待たせしました、じゃあ行きましょうか…」ホカホカ

末原「お、おい宮永!こっち!///」クイクイ

咲「え?どうしたんですか?」スッ


ハギヨシ「ふふっ、上手になりましたね京太郎くん。もっと裏の方もお願いしますよ?」フフッ

京太郎「ん///こうれふか?///」チュッ


咲「ここここっこれって!まさか本当に…///」カアッ

恭子「ど、どうやらそうみたいや…///」カアッ


ハギヨシ「さ…それじゃあ京太郎くんも欲しいみたいですのでそろそろ挿入れますよ?」

京太郎「はい…///」


恭子「…さ、さぁ!もう行こか!?宮永!!///」アセアセ

咲「…末原さん///」ハアハア

恭子「宮永、顔赤いで?大丈夫か?」

咲「私…なんだか体が…///」モジモジ

恭子「こんなん聞いてたらそりゃそうやろ!せやから早く…」

咲「末原さん…私、前から末原さんのことが…///」ズイッ

恭子「み、宮永…近いで…///」

咲「初めてが私じゃ…駄目ですか…?///」ダキッ

恭子「み、宮永…///」


咲「好きです…末原さん///」チュッ

恭子「んっ///…ふっ///」チュッ

恭子(これ…あかん…気持ちよすぎて…)

咲「末原さん…大好きです…///」クチュッ

恭子(もう…止まらへん…)ギュッ


京太郎「んあーーーーーーーーーー!!///」ギッシギッシ


咲・恭子「」ビクッ!?


京太郎「ハ、ハギヨシしゃん!!しゅごーーーーい!!///しゅごいんほおおおおおお!!///」ギッシギッシ

ハギヨシ「もっと沢山お鳴きなさい!それ!それ!」ギッシギッシ

京太郎「あっ///もうらめれしゅううううう!!///」ギシギシギシ

ハギヨシ「さぁ!私ももうイキますよ?一番奥に…クッ!」ギシギシギシ!

京太郎「あ!あっあっあっ!!イッグーーーーーーーーー!!///」ギシギシギシ!

ビュルルルルー!


咲「な、なんだか…///」

恭子「そういう雰囲気じゃのうなってしもたな…///」


咲「そ、そろそろ出ますか…///」

恭子「あ、待って…///」

恭子「シャワーだけ…浴びようや…///」カアッ

咲「は、はい…///」カアッ


シャワー後


咲「じゃあ…行きましょうか?」

恭子「あぁ…ちょっと遅刻してまうかもしれんな…」


咲「末原さんも一緒に参加してくれるんですか!?」

恭子「当たり前やろ…どこぞの馬の骨に…さ、咲を預けておけんやろ…?///」プイッ

咲「末原さん…///」ジーン

恭子「咲も…名前で呼んでや」

咲「え…でも…」

恭子「私だけやったら恥ずかしいやろ!///」

咲「じゃ、じゃあ…恭子…さん///」カアッ

恭子「うん、ええなぁ…」ニコッ


恭子「ほなもう行こか?咲」ギュッ

咲「はい、恭子さん」ギュッ

ガチャッ   ガチャッ

咲「あっ…」

恭子「お隣の…」

京太郎「・・・・・」

ハギヨシ「・・・・・」


ハギヨシ「なんで見られてるんですかねぇ…」(困惑)

今日の更新はここまでです

中々濃厚な♂プレイが書けず手をこまねいていました…

やっとタイトル回収も出来たので僕としては一安心です。

次回から本格的にオフ会が進んでいきますのでもう少しお待ち下さい

では読んでいただいた方、待っていてくれた方々ありがとうございます

また次回も一週間以内に更新しますので気長にお待ち下さい

失礼します。


オフ会会場 腐女子の間

ガラガラ

照「お待たせ。ちょっと遅くなっちゃった」

爽「いいって、まだ全然集まってないし。それよりそっちの人達は?」

菫「あ、私が『弓取り姫』で、こっちが『お茶っ子』です。それと…」

淡「無理矢理連れてこさせられたスーパーノヴァの淡ちゃんです…」

爽「なんていうか…白糸台って進んでんだな…」

菫「耳が痛い限りで…」

淡「まだ三人しか来てないんだー。じゃあまだご飯食べちゃ駄目なの…?」チラッ


揺杏「別にこんだけ集まったらもう良いんじゃね?私も腹減ったし」

爽「そうだな、皆来たらとりあえず乾杯だけしてって事でもう始めちゃうか」

淡「やったー!えっと、私はねぇ…」ペラッ

淡「!?」ピクッ

照「どうしたの淡?」ヒョイ

淡「私…このフォアグラのソテーにする!」キラキラ

照「え…?フォアグラ…?で、でもこっちのピザも美味しそうだよ…?」アセアセ

淡「フォアグラ!フォアグラ!これがいーいー!」キラキラ

照「す、菫…淡が…」チラッ

菫「ん?フォアグラ?おい大星、食べてみると油っこくてあまり美味しくないぞ?」

照「あ、食べたこと有るんだ…」


淡「やーだー!食べてみたい!これがいいのー!」イヤイヤ!

照「でも凄く高いし流石にこれは…」チラッ

菫「良いじゃないか別に。大星の分は私が払うから食べさせてやれ」

淡「やったー!スミレ大好きー!」ダキッ

照「でも…高校生のうちからそんな高級なもの食べさせたら将来苦労するよ…?」ムッ

菫「良いだろ?たまには贅沢させてやっても…」ヤレヤレ…

爽(あれもうお父さんとお母さんだな…)

照「尭深も何か言ってあげて…」チラッ

尭深「あ、あの…先程はお世話になりました!///」ペコリ

智紀「あ、渋谷さん…こちらこそ」ペコリ

照「…もういいや」ハア


コスプレ勢

哩「もうよか…花田が来るんを教えんかったんを責めとる訳じゃなか…」

哩「私と姫子を撮りに来んかった事を責めとると!」バンッ

煌「は、はぁ…」

哩「後輩に恥ずかしい格好を撮影されるなんて…普段の倍、興奮するやろ!///」ハアハア

姫子「花田ぁ…」ギリッ

煌「い、言ってる事がよくわかりませんし…姫子もそんなに睨まないでくださいよ…」アセアセ

ガラガラ

美幸「皆ー!会いたかったよもー!」


和「椿野さん!コミケで姿が見えなかったので来ないのかと思っていましたよ!」

美幸「あはは…まぁ色々有ってね…それより新しい子を連れてきたよー!」

霞「新しい子?」

やえ「ど、どうも…急にすみません」ペコリ

由揮子「こちらの方は…?」

美幸「まぁ私は元々麻雀の関係で同じ地区だから知り合いなんだけど…」

美幸「コミケで偶然会って衣装の作り方とかコツを教えて欲しいって言われてさ」

霞「そういえば美幸ちゃんは衣装作らないものね?」

美幸「そうなんだよね…だから知り合いのよしみで皆に教えて貰えないかなってね?」


煌「そういう事ならお任せ下さい!」スバラッ!

美幸「あれ?花田さんがなんでここに…?」

優希「私が連れてきたんだじぇー!」

煌「まさかこんなに早くレクチャー出来るとは思いませんでしたが…あなたお名前は?」

やえ「あ、小走やえです」

煌「やえさん、あなたは今日から生まれ変わりますよー!」スバラッ!

やえ「よ、よろしくお願いします…」ゴクリ


玄ちゃん達の様子


玄「遅いなー…まだかなー愛宕さん…主に妹の」ハア

誠子「もう料理頼んで良いんじゃないか…?」

玄「まだ言いますか!私は餓死寸前まで食べませんからね!それにもうすぐ来ます!」

誠子「もう良いよ…私は頼むから…」

ガラガラ

洋榎「おいーっす!待たせてスマンかったな!」

玄「ホラァ!」ドヤア!

誠子(くっそ…腹立つなぁ…)イラッ


絹恵「おじゃまします」ニコニコ

玄「待ってました!さぁどうぞ私の隣に!」ササッ

絹恵「いえいえ、私は大好きなお姉ちゃんの隣で良いですから」ニコニコ

玄「そ、そうですか…」シュン

洋榎「じゃ、じゃあ注文しよか…」タラー

絹恵「うん!お姉ちゃん!」ニコニコ

絹恵「あ~!お姉ちゃんフォアグラのソテーやって~!美味しそうやな~!」ニコニコ

洋榎「き、絹…流石にそれは…」アセアセ

絹恵「冗談やって~お姉ちゃ~ん」ニコニコ

洋榎「お、おう…せやったか…」タラー

絹恵「まずは前菜からやからね?」ニコニコ

洋榎「」ヒクヒク…


♂×♂ ♀×♀=???


京太郎「……2人ともちょっと」

咲「し、失礼します…」ソソクサ

ハギヨシ「お話をしたいんですが…」

恭子「ご、ごきげんよう…」イソイソ

京太郎「咲、待ってくれ…」ガシッ

ハギヨシ「お連れ様も少しお時間よろしいですか…?」ガシッ

咲「大丈夫だから…本当誰にも言わないから…」グイグイ

恭子「私も口は堅い方やから安心してぇな…」グイグイ


京太郎「いや別に俺は言って貰っても構わないんだけどさ…」

咲「え…そうなの?じゃあ言って回るから…私達はこれで…」グイグイ

京太郎「おいおい、だから話を聞けって…」グイグイ

恭子「ていうかお前さっきから人の女にべたべた触りすぎやろ…自分の睾丸二度と拝めんようにしたろか…?」オッ?

ハギヨシ「生憎ですが我々は去勢する必要がありませんので…」

京太郎「あ、いや…すいませんでした…」パッ

京太郎「ていう事は咲達もやっぱり…」チラッ

咲「ま、まぁ先程そういう事になりました…はい…」

京太郎「ハ、ハギヨシさん…これって…」ゴクッ

ハギヨシ「えぇ…やはりそうなりますよね…」ニヤリ


恭子「あの…いまいち事情がわからんのやけど…」

京太郎・ハギヨシ「恭×咲だよな!」「咲×恭ですね?」

咲・恭子「え?」

京太郎「いやいやハギヨシさん…ここはやっぱり先輩の末原さんがリードをして…」イチャイチャ

ハギヨシ「いいえ、見ての通り末原さんからはネコオーラが漂ってますし…」ヤイノヤイノ

咲「二人とも一体なんの話を…」

京太郎「恭×咲だったよな!?咲!」グワッ!

咲「えっ!?」ビクッ!

ハギヨシ「咲×恭でしたよね?末原さん?」ズモモモモ…

恭子「え…いやぁ…」アセアセ


咲・恭子「ど、どっちもかなぁ…?」チラッ…

京太郎・ハギヨシ「・・・・・」

咲「えっと…その…」

京太郎「二人ともリバかぁー!!」ペシン!

ハギヨシ「まぁ一番おいしいと言えばそうですよねぇ…」フムフム…

恭子「そ、そろそろ説明してもらってええやろうか…?」オズオズ

京太郎「あぁ…すいません…実は俺達『百合』に目が無くって…」テレテレ

ハギヨシ「私達の関係もそこから発展していったものでしてね…」ンッフ♪

咲「なん…だと…?」ツー…


ウィン×ウィン

咲「つまり整理すると…二人はタコス作りを通して交流を持って、京ちゃんのふとした発言に共感したハギヨシさんと頻繁に会うようになって…」

咲「百合を語り合う内に同性間の行為に抵抗が無くなっていき今の関係に至ると…」

京太郎「あぁ、そういう事でOKだ」

ハギヨシ「やっぱり変ですよね…こんな馴れ初め…」ハハハ…

咲「いいえ、大変素晴らしい事と思います」グッ!

京太郎「そういえば咲も腐女子だったっけか…」

咲「え!?なんで知ってるの!?」ビクッ!


京太郎「俺とハギヨシさんを見る目が並々ならぬ感じだったからな…あと沢村さんと…」

咲「そんな…もうとっくにばれてたなんて…」ガクッ…

咲「ん…?じゃあなんでそういう目で見てるって気付きながらも黙って燃料を投下してくれてたの…?」

京太郎「それは…まぁ…」チラッ

ハギヨシ「…実は二人で宮永様と衣様の微笑ましい姿を眺めては、邪な話に花を咲かせてしまいまして…」オズオズ

京太郎「こっちもそれ位の事は提供するべきだろうって事になってな…まぁ『win-win』の関係で手を打とうかと…」オズオズ

咲「そうとも知らず私達は…なんか急に恥ずかしくなってきた…///」カアッ

恭子(長野どないなっとんねん…)


恭子「それより咲、そろそろ行かんと間に合わんくなるで…?」

咲「あ、そうでした!じゃあ私達はオフ会が有りますので2人ともお幸せに!」

京太郎「あぁ…そういえばオフ会って言ってたなぁ…」チラチラ

恭子「・・・・・?」

ハギヨシ「なんでしたっけ…腐女子…?の方々が集まる…んでしたっけ?」チラッチラッ

恭子「・・・・・」

京太郎「男2人の乳繰り合いで喜ぶ系女子の…ねぇ…?」チラチラ

恭子「あぁそういう……」

ハギヨシ「京太郎くんと私で…おや?男が2人居ますねぇ…」チラッチラッ


恭子「なんや一緒に行きたいんか…?」ジトー…

京太郎「え!?い、いやぁ…別に僕達はそんな…ねぇ?」ウキウキ

ハギヨシ「そ、そうですよ!いくら私達と言えども男子禁制の場ですからねぇ…?」ワクワク

恭子「そか。ほな行こか咲?」スタスタ

京太郎「末原さん!行きたいです!至近距離で話す女子達を眺めたいです!」ズルズル

ハギヨシ「それなりのお礼は体で返しますから!どうか!どうか!」ズルズル

咲「…体で?」ピクッ


京太郎「俺とハギヨシさんのそういう所を見れれば皆も喜ぶかなって…」シクシク

ハギヨシ「女性に対しての下心は無いんです…女性同士に下心が有るだけなんです…」シクシク

咲「つまり…『win-win』ってことですね…?」

京太郎・ハギヨシ「」コクコク…

咲「さぁ…行きましょうか2人とも?」ニコッ

京太郎・ハギヨシ「いいんですかー!?」パアッ!

恭子(こいつらめんどくさっ…!)

今回の更新はここまでです!今までの中で今回が一番楽しんで書いてたと思います

次回からしばらく腐女子と京ハギのターンが続きますのでご了承下さい

それと、次回は妄想パートが多数登場しますので、更新頻度は僕の妄想力で変わります…

では読んでいただいた方、コメントくれた方々ありがとうございます

また次回お会いしましょう。失礼します


遅刻中の三人

初美「やっぱりこっちの服の方がいいですかねぇ…」ムムム

塞「でもこれも結構都会っぽいんじゃない?」ヒョイ

漫「いやいや、これが今の流行やって雑誌で見ましたよ?」ヒョイ

~1時間前~

初美「それにしてもこんなに知り合いに会えるなんて思って無かったですよー」ケラケラ

塞「私達なんて臨海の部員も見ちゃったしね…」

漫「ホンマですか?うちも高鴨さんに会いましたよ…」

塞「…それってもしかしてあの掲示板に居た名前だったりする…?」

漫「『シズモンキー』さんでしたけど…それがどうかしましたか?」


初美「臨海の人達は『サカルトヴェロ』って名前でやってましたねー…」

塞「私達もあの掲示板を利用してるって事はもう既に半分近く知り合いって事だよね…?」

漫「ほ、ホンマですね…」

塞「ちょっと…どっかで心の準備してから行かない…?」

漫「ですね…」

初美「それじゃあちょっと付き合って貰って良いですかー!?」ブンブン

塞「どこか行きたい所でも有るの?」

初美「新しい服を買いたいんですよー!!」


漫「服ですか…確かに今着てるのは少し子供っぽいかもしれませんけど…」

初美「あ、これ小学生の時に買ったやつですから仕方ないですよー…」

塞「しょ、小学生の頃の!?」

初美「年中巫女服ばかり着てますからね、私服を買う機会なんか滅多に無いんですよー…」

初美「サイズも全然変わりませんしねぇ…」トオイメ

漫「そ、それやったら良いお店知ってますよ!」


~そして今~

初美「どうですかー?」ヒラヒラ

塞「薄墨さんかわいい~!ワンピースが似合うって羨ましいなぁ…」

漫「小物もめっちゃ似合ってますよ!」

初美「よかったですよー…お2人が一緒に選んでくれて助かりましたよー!」

漫「そや!せっかくやしオフ会にそれ着てっちゃえばええんやないですか?」

塞「そうだね!その方が良いよ!みんなの薄墨さんに対する印象変わるかも!」

初美「な、なんだか恥ずかしいですよー…///」テレテレ

塞「恥ずかしがっちゃって~か~わいい~!」ヒューヒュー

漫「か~わいい~!」ヒューヒュー

初美「うるさいですよー!///」カアッ


集結

ガラガラ

咲「ごめんなさい!遅れちゃいました…!」

爽「おー待ってたよー。さぁさぁ好きな所に座ってねー」

揺杏「なんだ、末原さんも結局来たんじゃん」ケラケラ

恭子「ま、まぁ色々有ってな…」

照「え?咲…?」

咲「お、お姉ちゃん…?」

淡「あ、テルーの妹だ!こんにちは!」ニコニコ

咲「淡ちゃん…こんにちは」アハハ


照「どうして咲がこんな所に来てるの…?」

咲「お姉ちゃん…私だっていつまでも子供じゃないんだよ?」

照「そういう事じゃないの…咲にはまだ別の道が有るんじゃないかと思ってるだけ」

菫「おい照、来て早々そんな事言うなんて感心しないな…」

照「菫は黙ってて。これは私達姉妹の問題だから」

恭子「まあまあ、お姉さんも今日は楽しくやろうや…」

照「お姉さん…?」ピクッ

恭子「あ…いや今のはなんて言うか…」アセアセ

咲「いいんですよ恭子さん。昔からお姉ちゃんは私がBLにはまってる事が気に入らないみたいですから…」

照「咲…」


揺杏「なんだかよくわかんないけどとりあえず座ったら?お二人さん」

咲「あ…そうですね…」スッ

恭子「ほな…失礼します」スッ

照「」ジーッ

照「咲達は付き合ってるみたいだね?」ボソッ

咲「え…?」ビクッ

照「ここに来る前…ホテルに行かなかった…?」ヒソヒソ

恭子「な、何で…」

照「咲が年上の人を名前で呼ぶなんて珍しかったから…ちょっと覗かせて貰ったんだけど」

咲「そんな事…お姉ちゃんには関係ないでしょ」ムスッ

照「いや、関係ありありだよ…」

咲「どこがさ…」


照「昔咲と2人で家の近くの山に花を見に行ったの…覚えてる?」

咲「うん…」

照「あれ…『百合』の花だったんだよね…」

咲「え!?」

照「あの花のように咲もいつか咲くと思ってた…」シミジミ

咲「じゃあ、あの時お姉ちゃんが言ってた事の意味って…」

照「世間の厳しい目に晒されても強く生きてねって意味だよ?」ニコッ

咲「台無しだよ!私の唯一の綺麗な思い出がそんな意味だったなんて!がっかりだよ!」ガーン!

照「落ち着いて咲、昔からBLより素質が有ると思ってただけだから…実際そうだったでしょ?」

咲「人の事をレズ筆頭みたいに言わないでよ!」

恭子(せやから長野はどうなっとんねん…)


百合乞食達

京太郎「そろそろ良いですかね?ハギヨシさん…」ソワソワ

ハギヨシ「そ、そうですね…宮永さんの提案に従えば私達はあの花園に…」ゴクリ

京太郎「じゃあ行きますね…」スッ

ガラガラ

京太郎「お、おう咲!忘れ物見つけたから届けに来たぞ!」

咲「京ちゃん…?」

咲(あ、そっか…私がやれって言ったんだった…)

ハギヨシ「沢村様、お荷物を預かりに参りました…」

智紀「ハギヨシさん…わざわざここまで…?」

尭深(え?お姉さまの知り合い?え?え?何この展開…?)ソワソワ


咲「わざわざありがとう京ちゃん。助かったよー(棒)」

智紀「じゃあこれ…透華にありがとうって言っておいて…」スッ

京太郎「じゃ、じゃあ俺とハギヨシさんはこれで…」チラッ

ハギヨシ「そうですね、京太郎君も帰り道御送りしますよ?」チラッ

爽(ハギヨシ…京太郎…?)

照(どこかで聞いたフレーズ…)

尭深(お姉さまの知り合い…男が2人…)

菫(まさかあの2人って…)


(ハギ京のモデルか…!?)


咲「えぇー?もう帰っちゃうの?折角来てくれたんだからもう少しゆっくりして行けばいいのにー(棒)」チラッ

京太郎「いやいや、女性ばかりの所で俺達が居てもなぁ…」

ハギヨシ「えぇ…精々『2人っきりで隅で話す』位しか出来ませんよねぇ…」

菫「」ピクッ

咲「そっかぁ…じゃあ仕方無いかもねぇ…」

菫「待ってくれ…二人とも遠路はるばる来て頂いた様だし、少し休んで行ってはどうだろう…?」

爽「そうそう、私達の事は気にしなくて良いからさ…?」

揺杏「腹減ってない?なんか食べて行きなよ?」

照「うちの妹も世話になってるようだし、遠慮せずに…」

京太郎「そう…ですか…」

ハギヨシ「では少しばかり…お言葉に甘えますか…?」

咲(計画通り…)ニヤリ

店員「フォアグラのソテーお持ちいたしました」

淡「はーい!私!私ー!」ワイワイ!


京太郎(上手くいきましたね!ハギヨシさん!)コソコソ

ハギヨシ(えぇ…宮永さんには後でお礼をしなくてはですね…!)コソコソ

シーーーーン…

爽(あれがもし噂の『ハギ京』だとすると…こんなチャンスは無いな…)コソコソ

揺杏(眼鏡ちゃんと宮永妹の知り合いって事はほぼ確定だろうな…)コソコソ

爽(とにかくなるべく目を離さないようにしないとな…)パクパク

揺杏「あっ!おい、口の周り汚れてんじゃん…飯位ちゃんと食えよな?」フキフキ

爽「ん…ありがとう…」ンー…


京太郎(んふーーーーーーーーーー!!)←服の袖を噛んでいる

ハギヨシ(ぐぎぎぎぎぎぎぎ…)←太ももの肉を抓っている

京太郎(先制パンチにしてはハード過ぎませんか!?)ハアハア

ハギヨシ(あの感じ、恐らく普段からああいった事をしてるんでしょうね…こんな風に…)ポワポワポワーン


~以下妄想~

爽『おーい揺杏ー』モグモグ

揺杏『あー…?』チラッ

爽『口、付いちゃった』ンー

揺杏『子供じゃねーんだから自分でどうにかしろ…』プイッ

爽『ゆーあーんー!』ンー!

揺杏『はいはい、わかったよ…ったく』スッ


チュッ


爽『…え?///』カアッ

揺杏『ほら…取れた』ニカッ


京太郎(ハギヨシさん!自爆してどうするんですか!?)クフッ…

ハギヨシ(も、申し訳ありません…ついインスピレーションが…)ンフ…


菫(ん?なにやら2人の表情が変わったな…)

照(遠いけどちょっと見てみる…)ジー…


京太郎(もう…勘弁して下さいよ…?)ハア

ハギヨシ(はい…以後気をつけます…)シュン


照(どうやらこう言ってるみたい…)

菫(なんと…つまりこういう事か…)ポワポワポワーン


~以下妄想~

ハギヨシ『京太郎くん…こんな所で寄り道してる時間は…』モジモジ

京太郎『何言ってるんですかハギヨシさん…まだまだ時間は有るじゃないですか…』ニヤリ

ハギヨシ『な、なら私の中に入ってるものだけでも…』ブブブブ…

京太郎『何を言ってるんです…?そんな訳無いでしょう?』クックック

ハギヨシ『そんな!?私…もう限界が近くて…』プルプル…

京太郎『イッちゃうんですかぁ?こんな大勢の前ではしたなく…?』ニヤリ

ハギヨシ『もっ…限界です!いっ…く!』ビビクン!

京太郎『あぁ~あ…本当にイッちゃったよ…ばれたらどうするんですか…?』

ハギヨシ『す、すみません…///』ハアハア

京太郎『もう…勘弁して下さいよ…?』

ハギヨシ『はい…以後気をつけます…』


照「菫のエッチ…///」

菫「現実は薄い本より厚くなるモノだ…」フンフン!

淡「テルー!スミレー!」グイグイ

菫「どうしたんだ…私は今忙しい…」チラッ

淡「あーん!」キラキラ

菫「…え?」

淡「これ美味しかったから、テルーとスミレにも!ほら、あーん!」ニコッ

菫「あ、あーん…」パクッ

淡「はい!テルーも!」アーン


照「…あーん」パクッ

淡「ね!美味しいでしょ!?」

菫「あぁ…そうだな…」ニコッ

照「なにこれ、凄い美味しい!」ニコッ

淡「良かったー!」パアッ!



京太郎(ふん!ふん!)←中段突きを繰り返している

ハギヨシ(うぅ…うぅ…)←両親の性行為を想像している

京太郎(大星さんマジ天使…エンジェウ…)シクシク

ハギヨシ(あんな子で妄想なんて出来ない…)シクシク


ガラガラ

塞「ごめんごめん、気がついたらこんな時間になっちゃった…」

漫「お待たせしました~…って想像以上に知り合いのオンパレードやないですか…」

恭子「久しぶりやな、漫ちゃん」

漫「す、末原先輩!?今日は日帰りのはずじゃ…」

恭子「まぁ色々有ってな…もう少し観光してく事にしたわ」

漫「そ、そうなんですか…」タラー…

塞「ほら、早く入ってきなって?」

初美「ま、まだ心の準備が出来てないですよー…///」

爽「まだ誰か居るのか?」

塞「そうそう、よいしょ…」グイッ


初美「わわ///」トトッ

塞「どう?可愛いでしょう~?」ニヤニヤ

揺杏「ほ~う…これは中々どうして…」ジロジロ

初美「う~…あんまりジロジロ見ないで下さいですよ~…///」カアッ

塞「私と上重さんで選んでみたんだけどさ。これが結構似合ってね~」ニコッ


京太郎(2人で選んだって事は…試着室…イベントなんかも…?)ポワポワポワーン

ハギヨシ(きょ、京太郎君!いけませんよ!)


~以下妄想~

塞『ほら、脱がないと試着できないよ?』

初美『で、でも…やっぱり恥ずかしいですよー…///』

漫『大丈夫ですって、ほな脱がしますよ?』スルッ

初美『ひゃっ!?ちょっと待ってください…///』

塞『薄墨さん肌綺麗だねぇ…』

漫『日焼け後もなんだかそそりますねぇ…』ツツー…

初美『やっ!そこは駄目ですよー…///』ビクン!

塞『じゃあここは良いんだ…?』サワッ…

初美『ん…///だ、駄目ですよー!///』ビビクン!


京太郎「はっけよい…」スッ

ハギヨシ「京太郎君!?落ち着いて下さい!」

京太郎「のこった!!」ガップリ!

ハギヨシ「ぐおおおおおおお!!」ノコッタノコッタ!

恭子「なんやあいつら…」

咲「うむ…!」ジーッ

塞「…あの人達は?」

漫「えらい仲良さそうですねぇ…」ジュルリ

初美「食べ頃ですよー…」ジュルリ

ここまで!次回はまた未定ですが妄想捗れば今回くらいのペースで更新します

余談ですが、そのうち長野に帰ってしまった久とゆみの話や

警察にお世話になった辻垣内さんのお話も書きたいと思ってますのでよろしくお願いします

では読んでいただいた方、沢山のレス共にありがとうございます

また次回の更新でお会いしましょう。失礼します


ハギヨシ「すみません!少しお手洗いに行ってきます!」グイグイ

京太郎「ソイ!ソイ!」グイグイ

ガラガラ ピシャン!

咲「行ってしまわれたか…」

恭子「なんで残念そうに…」

ドタドタドタ

照「咲!あの2人の詳細を!」

菫「あれがハギ京なんだな!?」

爽「成り行き詳しく!」

咲「え、えっと…とにかく落ち着いて下さい…」アセアセ


尭深「あの、おね…沢村さんのお知り合いの方ですよね…?」

智紀「そう、うちの執事と清澄の麻雀部員…」

尭深「じゃあいつもあの掲示板で言ってたハギ京のモデルなんですか…?」

智紀「一応…」

尭深(なんてことなの…こんなに美味しい素材が目の前にあるって言うのに…今はお姉様から目が離せない…///)ポー

智紀「渋谷さん…?大丈夫…?」

尭深「は、はい!すいません…」

智紀「あと…聞いておきたかった事が有るんだけど…」

尭深「な、なんでしょう!?」

智紀「今日買ってもらった私の本についてなんだけど…少し意見貰えないかなと思って…」

尭深「あ…そうですねぇ…」ペラペラ


男子トイレ

ハギヨシ「ふぅ…落ち着きましたか?」ハアハア

京太郎「はい…取り乱してすみません…」

ハギヨシ「確かに妄想が止まらないのはわかりますが、あんなに盛大に暴走してしまうのはよろしくないですね…」

京太郎「もう大丈夫ですから!早く戻りましょう!迅速に!」ハアハア

ハギヨシ「…駄目ですね」

京太郎「な、なんでですか!?」

ハギヨシ「私達は本来招かれざる者…その私達がオフ会の空気を壊してどうするんですか!!」

京太郎「そ、その分俺達がホモを提供すれば…」

ハギヨシ「お馬鹿さん!」パシーン!

京太郎「あぅ!」ドサッ!


ハギヨシ「百合を提供していただいてるのは私達なんですよ!?そんな身分の者が、彼女達と対等などと思わないで下さい!」

ハギヨシ「そんな姿勢のあなたに…百合を語る資格は無い!!」ビシー!

京太郎「はっ!?」ピシャーン!

ハギヨシ「もう今日は帰りましょう…その方がお互いにとっていいでしょう…」

京太郎「待ってくれ!」

京太郎「俺が間違ってたよハギヨシさん…へへっ…情け無ーな」

京太郎「戻ったら今までの分のお返しを…俺達が提供させていただきましょう。ね?」ニコッ

ハギヨシ「京太郎君…大きくなって…」グスン


ガラガラ

ハギヨシ「失礼致します」

咲「あ、お帰りなさい…」チラッ

爽「」ギラギラ

菫「」ギラギラ

塞「」ギラギラ

咲(皆あからさまに目がギラギラしてるよぉ…)

ハギヨシ「」チラッ

京太郎「」コクリ


京太郎「ハギヨシさん、なんだかお腹空きませんか?」

ハギヨシ「そうですねぇ…なにか頼みましょうか…」ペラペラ

京太郎「それじゃあこれなんてどうですか?」

ハギヨシ「あ、いいですねぇじゃあそれを1つずつ頼みますか?」

ピンポーン

店員「はい、お待たせしました」

京太郎「えっと、この『ビックソーセージ』のスパイシーと黒胡椒を1つずつ」


腐女子(ビックソーセージ!?)


店員「かしこまりました、少々お待ち下さい…」

京太郎「いやぁ俺ソーセージ好きなんですよねー!」ニコニコ

菫(なんと…須賀君はかなりの淫乱だったのか…)ハアハア

ハギヨシ「京太郎君、家に来るといつもソーセージ食べたがりますもんね?」クスッ

塞(ハギヨシさんのソーセージを欲しがるんですね!?わかります!)ハアハア

京太郎「だって…ハギヨシさんのソーセージが美味しいから…」

爽(ハギヨシさんのソーセージ美味しいの!?美味しいのかい!?もっと食べていいんだぜーー!!)ハアハア

ハギヨシ「私も京太郎君の食べてる時の顔好きですよ」クスッ

漫(フェラ顔を、眺めて昂ぶる、タチ執事。字余り…)ハアハア


尭深「け、結構凄い話をするんですね…///」ハアハア

智紀「家での会話より大胆…これは良いネタになる///」ハアハア

尭深(あれ?お姉さまが興奮して少し顔が赤く…)

智紀「///」ハアハア

尭深(駄目よ尭深!お姉さまの至福の時間を邪魔してはいけない!…でも///)ハアハア

尭深(こんなに近くにお姉さまが居るのに…あ、良い匂い…)ススス…


店員「お待たせいたしました~」

京太郎「お、きたきた…じゃあいただきまーす!」ハムッ

ハギヨシ「どうですか京太郎君?美味しいですか?」

京太郎「ふぁい…おいひいれふ…」ハムハム

智紀(口に咥えながら喋るなんて…普段とは違う刺激で…///)ハアハア

尭深(あ…まるで花の匂いに誘われる蝶のように…お姉さまに吸い寄せられて行く~…///)ハアハア

ハギヨシ(さて、これ位でいいでしょうかね?京太郎君?)チラッ

京太郎「」パクパク

ハギヨシ(ん?京太郎君?一体何を見て…)チラッ


智紀「ど、どうしたの?渋谷さん…///」アセアセ

尭深「あぁ~、お姉様ぁ~///」ダキッ

智紀「お、お姉様!?///」ドサッ

尭深「お姉様の髪、とても良い香りがします…」クンカクンカ

智紀「し、渋谷さん!?ちかっ、近い…///」アワアワ

尭深「お姉様ぁ~///」ムギュウ

智紀「落ち着いて、渋谷さん!///」ムギュウ


ハギヨシ(あれは沢村様と渋谷様!?2人のおもちが抱き合って潰れて…おぅふ!!)

ハギヨシ(いけない!あんなもの見せられたら…私だってもう理性が…)クッ

京太郎「は、ハギヨシ…さん…」ググググ

ハギヨシ「きょ、京太郎君…なにを…んぐ!?」グポッ

京太郎「ハギヨシさん、俺のソーセージ美味しいですか…?ハギヨシさんのもいただきますね…」アムッ

ハギヨシ(なるほど…口を塞ぎつつ、脳内を百合から薔薇へ変換させたんですね…)

ハギヨシ「ふばらひいれすひょ…ひょうはろうふん…」ンムンム…


淡「わぁ…///なんか…なんか…///」カアッ

照「淡…目を逸らしちゃ駄目…しっかり目に焼き付けて…って尭深!?」

淡「え…タカミーがどうか…///」チラッ


尭深「尭深は…尭深はお姉様をお慕い申し上げております…///」クネクネ

智紀「し、渋谷さん///お願いだから落ち着いてぇ…///」アセアセ


淡「あわわわ///あっちはあっちで…凄い///」アワアワ

照「菫、菫ってば…」グイグイ


菫「なんだ照…私は忙しいんだって…」ハアハア

照「尭深が沢村さんを襲ってるんだけど…」グイグイ

菫「渋谷だって年頃なんだから襲いもするだろう…好きにさせてやれ…」ハアハア

照「駄目だ…菫がポンコツになってる…仕方が無いから私が止めてこようか…」ハア

淡「が、がんばってテルー…///」アワアワ


照「こら尭深!沢村さん困ってるでしょ?離してあげなさい」メッ!

尭深「あ、宮永先輩…いたんですか?」

照「うぐぅ…後輩に心に刺さる事を言われたぁ…」ヘタッ

淡「弱い!テルーは心が弱すぎるよー!」アワアワ

淡「スミレー!テルーがやられちゃったよー!」グイグイ

菫「なんだ大星…照がどうかしたのか…って渋谷!?何をしてるんだ!!」アセアセ

淡「遅いよ!菫遅いよー!」アワアワ

更新中途半端になりますが今回はここまでで

SS書きながら淡ちゃん」にはまっていく自分が怖いです…

じかいで腐女子サイドは終わる予定ですのでまた気長にお待ち下さい

ではレスいただいた方、お待ちいただいた方ありがとうございました

また次回の更新でお会いしましょう。失礼します

おつ
ともきーと尭深ならどっちがネコなんだろ

>>353

僕はタカミーの誘い受けがツボですね…

ヤンデレタチのタカミーも好きですがともきーの攻めもありだと思います!


菫「ほら渋谷!早く離れるんだ!」グイグイ

尭深「あ~ん///お姉様ぁ~///」ズルズル

菫「すみませんウチの後輩が…」ペコペコ

智紀「い、いえいえ…///」

菫「まったく、急にどうしたんだ渋谷らしくも無い」

尭深「あの…お姉様の匂いを嗅いでいたらムラムラと…///」

菫「そんな変態みたいな理由があるか…いや…十分変態か」ハア

尭深「面目ない…」

智紀(渋谷さん…良い匂いしたなぁ…体も柔らかかったし…///)ハア…


京太郎「なんとか落ち着きましたね…ハギヨシさん…」ハアハア

ハギヨシ「えぇ…京太郎君の機転で事なきを得ましたが…もしこんな事が頻出すれば…」グググ…


初美「塞さーん!これ美味しいですよー!」ヒョイ

塞「ん?どれどれ?」パクッ

京太郎「ひぃん!!」ビビクン!


咲「恭子さんはい、あ~ん」スッ

恭子「ん…咲に食わして貰うといつもの倍美味いなぁ…」ニコニコ

ハギヨシ「あふん!!」ビビクン


爽「なー揺杏、私もあれやってー」

揺杏「は?なんでだよ気持ち悪ぃーな…」

爽「一回だけだから、お願い」

揺杏「…あーん」スッ

爽「あーん」パクッ

爽「揺杏の味がする」モグモグ

揺杏「わけわかんねーよ…」

京太郎「レギンス!!」ピクピク…


菫「ほら大星、野菜もしっかり食べろ」

淡「やだー!人参嫌い!ピーマン嫌い!」イヤイヤ!

照「駄目だよ淡、ちゃんとバランス良く食べなきゃ大きくならないよ?」

淡「やだー!テルーだって私よりおっぱい小さいじゃん!!」

照「うぐぅ…また後輩に罵倒されたぁ…私の後輩どうなってんのぉ…」ヘタッ…

菫「ま、まぁ小さいには小さいなりの需要もあるから…」

照「…菫はどっちが好きなの?」

菫「わ、私はそういうので決めないから…」アセアセ…

照「…菫の嘘つき!淫行部長!顔面破ぜろ!」ウエーン!

菫「酷い言われよう!?」ガーン!

ハギヨシ「みなみけ!!」ピクピク…


尭深「あ、あの…さっきは取り乱してしまいすみませんでした…」シュン…

智紀「う、ううん…ちょっとビックリしただけだから…///」

尭深「あ、それとさっきの同人誌の意見なんですけど…」

智紀「あ、うん…」ドキドキ

尭深「厳しめに評価してもかなり良い出来だと思います!」

尭深「以前から眼鏡メイドさんは文章力も有ると思ってましたし、繊細な絵のタッチもシチュエーションに有ってて読みやすいです!」

智紀「ほ、本当…?」

尭深「はい、尭深はお姉様に嘘はつきません!」ニコッ


智紀「ありがとう…渋谷さん」スッ

尭深「いえ、私は読者として素直な意見を言ったまでです…」チラッ

智紀「渋谷さん…あ、あーん…///」ヒョイ

尭深「!?」ピキーン!

尭深「いただきます!」パクッ

智紀「し、渋谷さん!指は駄目だよ!///」アセアセ

尭深「お姉様の指美味しいですぅ…///細胞一つ一つが味のエレクトリカルパレードやぁ…///」ペロペロ

智紀「口調がおかしいよ!もうやめてー!///」

京太郎・ハギヨシ「ユニヴァーーーーーース!!」アヒーン!


ハギヨシ「お、お会計してぇ~!!お会計してぇ~!!」ハアハア

京太郎「もう無理ぃ…こんなの死んじゃうぅ…」ハアハア

ハギヨシ「…帰りましょう」

京太郎「えぇ…そうですね」

ハギヨシ「沢村様…では私はお先に失礼しますので…」

智紀「え!?わ、わかった…///」グイグイ

尭深「お姉様ぁ~///」ハムハム

ハギヨシ「…皆様のお会計ここから払っておいて下さい」スッ

智紀「え…でもこれハギヨシさんの…」


ハギヨシ「そんな事気にしないで下さい!今日はこちらに宿を取っていただいても結構ですから!本当に!」グイグイ

智紀「え!?どうして?」

ハギヨシ「もう!いいですから!本当に私忙しいですから!こちらに宿を取って下さい!渋谷さんと!失礼します!」ダッ!

智紀「ちょっ…ハギヨシさん!?」

京太郎「じゃあな咲!ごゆっくり!本当に永遠にごゆっくり!」ダッ!

咲「えっ…京ちゃんもう帰るの!?」

京太郎「なんかハギヨシさんが皆の分も支払い済ませてくれるみたいだから!」

咲「えっ…嘘?ご、ごちそうさ…」

京太郎・ハギヨシ「ごちそうさまでした!!」ピューン!

咲「い、行っちゃった…」ボーゼン


京太郎「はあ…はあ…それにしても沢村さんを置いてきて良かったんですか?」

ハギヨシ「はい…沢村様はいつもお嬢様達と仲良くされてますが、他校の方とはあまり親交は無かったようです」

ハギヨシ「ですから今日は良い機会では無いかと思いましてね」ニコッ

京太郎「そうですか…それで渋谷さんと宿を取るように言ったんですね?」

ハギヨシ「えっ…なんでそれを…?」アセアセ

京太郎「へへっ…俺のハギヨシさんセンサーは誤魔化せませんよ?」ビンビン

ハギヨシ「もう…京太郎君ったら…」クスッ

ハギヨシ「さぁて…今日は寝かせませんよー!」

京太郎「とほほ~!言うんじゃなかったぜ~…」テヘペロ☆


第五部 カン!


同じお店のすぐ近く

和「素晴らしいです!これぞ美の極致!」

今度はレイヤー達の視点で見るコミケの醍醐味

哩「…露出は少なめに作られちょるな」

姫子「ちょっと物足りなかですね…」

お見せしよう!王者のコスプレを!

やえ「ど、どうかな…?///」

第六部 『コスプレイヤー大勝利!希望の未来へレディーゴー!』

煌「すばらですが…なにか…?」ドヤア

以上で第五部『ダイバージェンス1%の世界へ…』は終わりです

次回からコスプレイヤー達の穏やかなコスライフをお届けします

花田先輩と姉帯さんの王者育成が本筋となりますのでよろしくお願いします

次回は書き溜め多目の更新を目指したいと思いますのでまたお時間いただきます

では見ていただいた方、レスくれた方々ありがとうございました

また次回の更新でお会いしましょう。失礼します

おつおつ
しかし何部まであるんだw

乙です
そういえばOFF会に参加してない面々はどうなったんだろう…

>>372
あくまでスレタイの様に腐女子サイドがメインですので、6部でレイヤーとカメ子達のオフ会を描いて

7部で腐女子達のオフ会終了後~エピローグをやって終わりにする予定です

>>373
6部と7部の合間に長野に帰った久とゆみのその後や、警察にお世話になった智葉とネリーも書く予定ですので

テンポが悪くて申し訳ありませんがもうしばしお待ち下さい

俺は>>1のチンポ大好きだよ

>>377
ありがとうございます!チンポッポ!

明日は出来無そうですのでとりあえず今から更新していきますねー


煌「では小走さん、こちらに来てサイズを少し測らせていただいてよろしいですか?」

やえ「え…そんな事までするの…?///」

煌「もちろんです!窮屈な衣装で引きつった顔は私達カメラマンとしても実にすばらくない!」

美幸「それにスタイルの事なら気にしなくても十分スリムで羨ましいよもー!」グヌヌ

やえ「あ、ありがとう…じゃあお願い…///」

煌「ふむふむ成る程…これなら今日の衣装の中に調度いいサイズのものが有りましたね…」ゴソゴソ

煌「はい、どうぞ」スッ



魔法少女まどかマギカ まどかコス


やえ「こ、こんなフワフワしたの着るの…?///」

煌「ゴツゴツの仮面ライダーも良いですがフワフワの可愛らしい服も良いじゃないですか!ささっどうぞどうぞ」

やえ「あ、あれは王者の風格漂う素晴らしいコスチュームで…」

煌「この服だって主人公のまどかさんの貴重な変身シーンでのみ出る服!いわば王者の戦闘服な訳です!」スバラッ!

やえ「王者の…?」ピクッ

煌「はい!それはもう王者の!」

やえ「…ちょっと着てくる」


数分後

やえ「ど、どうだろうか…///」オズオズ

煌「むっほー!これは眼福ですね!よくお似合いです!」スバラッ!

和「ありですね」

優希「私の次くらいには可愛いじぇー!」グッ!

由揮子「でも表情がちょっと硬い気がしますね。まずは撮られる側としてしっかり表情を作る所から入ったほうが良いかも知れません」

美幸「うーん…髪型的にはマミさんなんだけどねー…」

透華「そうですわね…まだどこかぎこちないような…」

哩「布面積が多かね」

姫子「多かですね」

豊音「ちょーかわいいよー!」


煌「それではまずはそのコスチュームでポージングしてみましょうか!」

やえ「ポ、ポージング…こう?」ウデクミ

煌「あー!ガイナックスの主人公じゃないんですから!例えば…椿野さんお願いします!」

美幸「はーい!」キャルルーン♪

やえ「・・・・・」

美幸「あはっ☆」シャララーン☆

やえ「頭大丈夫か…?」

美幸「ぶっ飛ばすよもー!?」プンスコ!


煌「大事なのは自分を可愛く見せるテクニックというより、今の様にコスチュームの映えるポージングが喜ばれます」

やえ「成る程…」

煌「よくネットにアップされてるコスプレイヤーの顔がアップで写っている写真なども有りますが…」

煌「衣装や、全体の完成度も含めて見たい私の様なカメラマンからするとあまり嬉しいものではないですね…」

やえ「自分の顔は二の次…っと」メモメモ

煌「では実際にやってみましょうか?」

やえ「えっと…こう?」シャラーン


煌「良いですねー!もう少しスカートの広がりを強調してあげて下さい!そこが衣装のポイントですから!」

やえ「こ、こうかな…」シャララーン

霞「あら、今のいいわね?なんだか躍動感が有ったわ!」

やえ「ほ、本当!?じゃ、じゃあこういうのは…」キュップイ!

煌「良いじゃないですかー!才能ありますよ小走さん!」スバラッ!

やえ「そ、そうかなぁ…///」エヘヘ

美幸(乗せられ易い性格で良かったよもー…)


煌「では次!撮られる上での注意点をいくつか!」

やえ「は、はい!」

煌「あまり過激な衣装は控えること!」

哩「なん…やと…?」ガクッ

姫子「花田ぁ…」ギリッ…

煌「お二人は布地を薄く作るというギリギリの所で留まっているので大丈夫ですが…姫子睨まないで下さい」

煌「世の中にはこういったほぼ恥部をさらけ出している格好の方もいますが、運営の方に見つかると強制連行させられますので」スッ


やえ「どれどれ…なっ!?///こんなのもう裸じゃないか!!///」カアッ

透華(あ、あれ去年私と来た時の一ですわ…)タラーッ

煌「えぇ、コスプレとは見られ撮られる事が目的の方が多いので、もっと見てもらうためにと大胆な格好をする方もしばしばです」

霞(はっちゃんもそうなのかしら…)フンフム

煌「それが原作通りの格好ならいざ知らず、原作の衣装を加工して露出を増やすなんて言語道断です!まずは原作への愛を忘れないように!」ビシッ!

哩「こ、後輩に遠まわしに罵倒されよる…///」ハアハア

姫子「ぶちょー///花田に主導権ば握られて悔しかです///」ハアハア

やえ「な、なるほど…(さっきからなんなんだあの2人は…)」


煌「続いての注意点ですが、極稀に出会い目的で訪れる方も居ますので、そういう方には絶対に着いて行かないこと!」

やえ「出会い目的…?」

煌「まぁナンパですね。綺麗な方を見つけると声を掛けてあわよくばホテルへと言うやり口です」

やえ「ホ、ホテル…///」

煌「ですので女性のみの場合は和達の様に集団で行動するのも良いかもしれませんね」

やえ「なるほど…」メモメモ

煌「では今からナンパの誘われ方や断り方を先輩方に聞いてみましょう」

やえ「そんなにされる機会ってあるかなぁ…?」


煌「では実際にナンパされた経験の有る方手を上げて下さい」

挙手:霞 和 由揮子 透華 哩 豊音

煌「和はどんな風にされたんですか?」

和「この後暇ならアニメの話をしながら食事でも?と胸を凝視しながら」

霞「あら、私もだわ?」

由揮子「私もです」

優希「ジェットストリームおっぱいだじぇ…」

美幸「姉帯さんは意外だったよー…何時されたのー?」

豊音「私は村でお爺さんにお茶に誘われた事があるよー!」

美幸「せめてコミケに的を絞ろうよ!」


姫子「ぶ、ぶちょー!ナンパって…大丈夫やったとですか!?」アセアセ

哩「あぁ、『爪の間に針を刺すんだけは無理やけん…』って言いよったら帰りよってな…」

姫子「異常性癖者で助かったとですね…」カタカタ

やえ「爪の間に…え…?」

煌「気にしないで下さい、そういう方達ですので…」

透華「」ソワソワ

煌「それでは今の様な手口が主な誘われ方ですね」

透華「コホン!」ソワソワ

煌「もし声を掛けられたら…部長みたいに上手く断って下さい。では次は…」


透華「なんでですの!?私もされたこと位ありましてよ!!」ムキー!

煌「龍門渕さんは…その…」

美幸「うん…まぁねぇ…」

透華「なんですの!なにかあるなら一思いに言って下さいまし!」

煌「まぁ、単純に綺麗ですので引く手数多かと…」

美幸「私も学校で礼儀作法とか習ってるけど、龍門渕さんは日常の所作から綺麗だから惚れ惚れしちゃうくらいだよぉ…」

透華「え?そ、そうですの…?///ま、まぁ龍門渕家の者として当然の…///」テレテレ

優希(結構単純だじぇ…)


煌「ではここまでがコミケの注意点です。次は姉帯さんお願いしますよ!」

豊音「はいはーい!任せて欲しいよー!」ワイワイ!

豊音「じゃあちょっと私も着替えてくるねー!」ガラガラ

やえ「あの…次は一体何を…?」

煌「姉帯さんってとても背が高くてスタイルも良いじゃないですか?それで着る衣装も限定されがちなんですけど…」

煌「自分の身の丈に合わないかも!でも着たい!なんて時に使えるテクニックなんかも教えて貰いましょう!」

やえ「なるほど…」

ガラガラ

豊音「お待たせー!」トコトコ


学校指定のスクール水着


やえ「えぇ…これは流石に…」

煌「スク水はロリだけのアイテムだと思ってますねぇ?」ニヨニヨ

やえ「いや…流石にこれは違和感が有るって言うか…」

煌「ふっふっふ…では姉帯さんお願いしますよー!」

豊音「私は大きい事を隠したいから、まずは体育座りをしてねー?」ンショ

豊音「次に膝の上に顔を乗せるんだー、あ!この時顔は横を向くのがポイントだよ?」クイッ

やえ「…あれ?」

煌「どうですか?違和感無く体を小さく見せて、かつポージングや撮られる角度も決められる!」


霞「それにコスをあえて隠すことによって恥らいながらっていうオプションも付いて来るわねぇ?」

由揮子「なるほど…勉強になりますね…」メモメモ

やえ「でも衣装を見せられなきゃコスプレの意味が無いんじゃ…?」

煌「コスプレをする事で重要なのは大まかに三つあります!」

煌「まず1つは衣装の完成度、2つ目はポージング、3つ目がシチュエーションです!」

煌「彼女達は確かに衣装を見せる為にコスプレをしてますが、それだけならコスプレをするのはマネキンで良いのです!」

煌「工夫と表情によってコスプレに奥行きを持たせるのが上級者のテクニックなんですよ!」スバラッ!

やえ「うーん…なんだか難しい話になってきた…」ウムム…

煌「難しく考えずに実際やってみましょう!ではまずは…」



玄「ほうほう…流石レイヤーさんのオフ会ですな…もっとおもちの人にもコスして欲しいですのだ」パシャパシャ

玄「愛宕さんの妹さんも素材は一級品ですが今日は少し様子が違うみたいだったので一足お先に来て正解でしたのだ!」パシャパシャ

玄「ふむふむ、宮守の姉帯さんにはおもち評価Bを差し上げましょう!」パシャパシャ


その頃のカメ子部屋は…

誠子(トイレに行った筈の松実の帰りが遅い…まさか本当にオフ会の様子を盗撮してるんじゃ…?)

絹恵「ここの料理は美味しいなぁお姉ちゃん?」ニコニコ

洋榎「せ、せやなぁ…」アハハ

絹恵「でもなんや知らんけど今日はもっと食べられそうやなぁ?」ニコニコ

洋榎「で、でもあんまり食べ過ぎると太ってまうで!せやから今日はこの辺で…」アセアセ

絹恵「もう…何言うてんの~?」ニコニコ

絹恵「私の身体が綺麗やって言うてくれたのお姉ちゃんやないか?人の事裸にさせた挙句なぁ?」

洋榎「…そうでした」

絹恵「どうしようかなぁ?私もうお嫁行けんかもしれんなぁ?ネットに拡散でもされてたら自殺してまいそうやわ。なぁ?お姉ちゃん?」

洋榎「き、絹!このA5ランクの牛ステーキって美味そうやな!?お姉ちゃんが今注文したるで!!」ピポピポピンポーン!

絹恵「やったー、お姉ちゃん大好きー」ニコニコ

誠子(くそっ…何がなんだかわからんが滅茶苦茶居辛い…!)


松実氏大歓喜

煌「折角ですので今日は衣装も沢山有りますし、皆さんも着てみてはいかがですか!?」スバラッ!

由揮子「え?いいんですか?」

霞「う~ん…でも私達に合うサイズが有るかしら…?」

煌「お任せ下さい!小鍛冶プロから瑞原プロまでサイズは取り揃えておりますよー!」スバラッ!

美幸(なんでそんなに有るのかはこの際良いよもー…)

和「そういえば花田先輩の衣装を着るのは久しぶりですね…」

煌「もちろん和には取って置きを用意してますよー!ささっ皆さんお好きな物をどうぞ!」


ざわっ…    ざわざわっ…   ざわっ…

玄(松実玄に訪れた唐突な好機…それはまさに僥倖…圧倒的運命力…!)ざわっざわっ…

玄「倍プッシュだ…」アゴッ!

今日はここまで!姉帯さんのスク水姿見たいよぅ…見たいよぅ…

皆さんは咲全ポ買いましたか?僕はvitaが高いので買えてません…

ネットに転がってる画像もまだ全然見れてないですので

この週末は全力で潜ってモチベーション上げたいと思います

今日は咲最新話が掲載されるヤンガンの発売日ですので忘れず最寄の書店へ

では見ていただいた方、レスくれた方々ありがとうございました!

また次回の更新でお会いしましょう。失礼します

おつおつ
咲ポ買ってないや

>>399
ナカーマ!

なんか結構いい感じで書けてしまったので、六部完結まで一気に投下します!


由揮子「着てみましたが、本当にサイズを合わせたみたいな着心地ですね…」

霞「私も胸がきつくなくて助かるわぁ」ウフフ

和「流石花田先輩です。このクオリティ、まさにこれぞ美の極致です!」スバラッ!

由揮子:エトピリカになりたかったペンギン、エトピリカ

和:エトピリカになりたかったペンギン、ペンギン

霞:ドラクエ3、女僧侶


玄「あ~!あんまりおもちを強調したコスじゃないのです…これには些かがっかりですね…」ハア

玄「まぁでもこの格好はマニアックな趣向の方には非常に需要が有りそうですのだ…」パシャパシャ


優希「やっぱりこれが一番しっくりくるじぇ!」タコスッ!

美幸「私もー!」モー!

透華「やはり私にはこれ位派手な衣装のほうが似合ってますわー!」オーッホッホ!


優希:タコス

美幸:牛

透華:ドラゴンクエストダイの大冒険、バラン


玄「なるほどなるほど…これは大きなお友達に大好評の予感ですね…」パシャパシャ

玄「それにしても龍門渕さんは良くわかっていますのだ。竜闘気を纏う者のシンパシーを感じますのだ」パシャパシャ


哩「やっぱりこれくらいが調度よか」

姫子「よかですね」

やえ「早く何か別のに着替えてきなさいよ!///」


哩:紐

姫子:包帯

やえ:ラブライブ、ライブ衣装


玄「何も言うまい…何も言うまい…」パシャパシャ

玄「意外と小走さんにアイドルの衣装を着せるのも悪くないかもしれませんね…」パシャパシャ


豊音「ごめんねぇ~!結構気に入ってたからやっぱりこれ着て来ちゃった~!」アハハ


豊音:ヘルシング、アーカード


やえ「遅かったじゃないか…ん?」チラッ

豊音「あれ~?どこか変だったかなぁ~?」ズモモモ…

やえ「あばばばばばば…あの時の…!」カタカタ

豊音「あの時~?どこかで会ってたかな~…?」ニヤリ

やえ「おおおお思い出さなくていいから!とにかくあまり近付かないでくれ!」カタカタ

豊音「えぇ~…ちょーショックだよぉ…」シュン…

やえ「似合いすぎて怖いんだよぉ!」


玄「今にもクロムウェル解放しそうですのだ…これは強い(確信)」パシャパシャ


煌「それじゃあ折角ですので皆さんで記念撮影しましょうか!」

優希「おぉ!いい考えだじぇー!」

美幸「嬉しいよもー!」


玄「いい考えですねぇ!それじゃあ私も撮らせていただきますよ~…」スッ

玄「わわわ!なんですのだ!?急に視界が真っ暗に!世界の終末ですのだー!!」オロオロ

誠子「…こんな草陰でなにやってるんだ松実?」

玄「あ…お先に失礼してます…」アセアセ

誠子「このカメラは預からせて貰うからな」バッ

玄「あぁー!後生ですのだー!」ウワーン!

誠子「まったく…油断も隙もありゃしない…ほら、もう帰るぞ」グイッ

玄「え…でもまだ記念撮影が…」オズオズ

誠子「この後は警察で話の続きをするか…?」

玄「うぅ…潔く諦めますのだ…」ショボン…


煌「では皆さん笑って笑ってぇー!ハイ、チーズ!」パシャッ

霞「その写真、私も貰って良いかしら?」

煌「もちろんです!後日ちゃーんと皆さんにお渡しさせていただきますよ!」スバラッ

豊音「やったー!ちょー…嬉しいよー…」グスン

美幸「わわわ!なんで泣くのよもー!」アセアセ

豊音「だってぇ…今日は色々な人に会えて…楽しくお話も出来て…」グスン

豊音「この写真は…今日皆と会えた、その大事な記念になるんだよ…?」ニコッ

由揮子「姉帯さん…」ジワッ


煌「また会えますよ!」

豊音「えっ…?」

煌「私達はまた来年も再来年も、コミケに来て皆と会えるんですよ!」

透華「その通りですわ!それでも足りなかったらまた冬に来ればいいんですわ!」

豊音「うん…今私…ちょー嬉しいよー」ニコッ

和「…それじゃあもう時間も遅いですしお開きにしましょうか?」

哩「なんだかんだ言うても…離れ難かな…」

姫子「ぶちょー!私はいつまでも離れんですから!」ギュッ

哩「姫子…あぁ、そうやったな?」ニコッ

和「それでは皆さん、グラスをお持ちになって下さい」

和「私達は皆さんと過ごした今日と言う日を忘れません。またいつか、ここで会いましょう。乾杯!」

「「「乾杯!!」」」


カメ子部屋

誠子「じゃあ…そろそろお開きって事で…」チラッ

洋榎「ほ、ほんまに!?いやぁ、残念やけどしゃーないなぁー!!」

絹恵「ほんまに残念やねぇ?じゃあこの後は私の好きな物買ってから帰ろうな?お姉ちゃん」ニコニコ

洋榎「あぁ…せやったなぁ…」ヒクヒク

誠子(気の毒だ…)

誠子「じゃあ伝票を…」スッ


伝票「48000円!」


誠子「や、役満…」


絹恵「え!?お姉ちゃんそんなん悪いって!!」アセアセ

洋榎「え!?なになに!?」ビクッ!

絹恵「そうかぁ…そこまで言うんならしゃーないわな…」ハア…

洋榎「ちょっと待って!なんや悪い予感しかせぇーへんねんけど!」アセアセ

絹恵「お2人とも、今日はうちの姉がどうしても払わせてくれって言うもんやから…払わせてやってくれへんでしょうか…?」

洋榎「待って絹!お姉ちゃんそんなにお金ない!大阪帰れへんよ!?」

誠子「で、でも流石にそれは…」アセアセ

洋榎「や、やんなー!それは流石になー!」パアッ!

絹恵「亦野さん、頼んますわ…」ギロッ

誠子「ご…ごちそうさまです…」ビクビク

洋榎「そ、そんなん考慮してへんよぉ…」ジワッ


レジ前

洋榎「あ…あぁ…このままじゃ絹に風呂屋に沈められるぅ…」カタカタ

絹恵「大袈裟やってお姉ちゃん」ニコニコ

誠子(とてもそうは思えない…)カタカタ

玄「むむっ!あれは!!」ピキーン!

玄「龍門渕高校の沢村智紀さんと白糸台高校の渋谷尭深さんではないですか!!」ドヒューン!

誠子「え?尭深?」チラッ


尭深「あ、あの…お姉様…本当に私もよろしいんですか?///」ギュッ

智紀「う、うん…そういう条件だったから…///」ギュッ


誠子「なんだあれはたまげたなぁ…」


照「ん?ねぇ菫…あれ」クイッ

菫「ん?…あれは亦野じゃないか…」

淡「え?あ!本当だ!セーコー!」ブンブン!


誠子「えっ!?なんで虎姫のメンバーが一緒に…」

誠子(まさかこれって…)ポワポワポワーン

~以下被害妄想~

淡『ねぇねぇ~皆で美味しいご飯食べに行こうよー!』ウキウキ

照『そうだね、虎姫の親睦を深めるためにも良いかもしれない』ワーイ

菫『じゃあメンバーは私と大星、照と渋谷と…以上だな?』キリッ

尭深『異議なしです』プップスー


誠子「うぅっ…ぐすっ…そんなぁ…」ブワッ!

淡「スミレー!セーコが泣いちゃったー!!」アワアワ!

菫「お、おい亦野!落ち着け!?」アセアセ

誠子「ごめんなさいぃ…お荷物でごめんなさいぃ…」ウワアーン!

照「なにか大変な勘違いをしている!?」アセアセ


恭子「なんや随分騒がしいけど…どないしたん?」ヒョコッ

洋榎「!?」ブワッ!

洋榎「恭子ー!助けてくれやー!」ウワアーン!

恭子「しゅ…洋榎!?なんでここにおんねん!後服引っ張るなや!」グイッ!

咲「」ピクッ


洋榎「恭子ー!このままじゃ絹に風呂に沈められるんやー!頼むから助けてくれやー!」グスグス…

恭子「話が見えてこんのやけど!えぇから取り敢えず離れろや!」グイグイ

咲「恭子さん、どういうことですか?」ユラア…

恭子「い、いや私にもようわからんねん!」グイグイ

洋榎「うちと恭子の仲やろ!?頼むわ!!」ビエーン!

咲「…へぇ」

恭子「ちゃ、ちゃうで咲!?洋榎とはなんにも…」

洋榎「恭子ー!一緒に風呂に入って身体を洗い合った仲やろー!!」

恭子「もうお前は黙っとれー!!」ペチーン!

洋榎「ビヨンセ!」ドテッ!


そして…

恭子「ほー…それで絹ちゃんは今カンカンっちゅう訳やな…」

洋榎「せやねん…」ヒック…

恭子「自業自得や、そんなん私が知るか」

洋榎「そこをなんとか!この通りや!」ドゲザ!

咲「恭子さん…助けてあげたらどうですか?」

恭子「な、なんでや…こいつは自分の欲望の為に妹を辱めたんやで…?」

咲「その…なんていうか…姉妹はやっぱり仲が良い方がいいかなって…」

恭子「咲…」

洋榎「咲ちゃん…」ジワッ

恭子「わかったわ…今日は咲に免じて少しくらい出してやるわ…」ハア…

洋榎「ホンマに!?ありがとう恭子ぉ!!咲ちゃん!これからも恭子の事よろしくな!!」ブンブン!

咲「はい!」ニコッ


誠子「えっ…じゃあ私だけ仲間外れにされてた訳じゃないんですね…?」グスグス

菫「あぁ…私達はたまたま同じイベントで会っただけなんだよ…」

照「皆同じ趣味だっただけで誠子が気にする事じゃない…」

尭深「」コクコク

淡「酷いよテルー!私は別に腐女子じゃないってばー!」プンプン!

照「あっ…!淡!」アセアセ

菫「馬鹿!」アセアセ

誠子「腐女子…?」

尭深「せ、誠子ちゃん…?」

誠子「これもうわかんねえなぁ…」


和「なんだかレジの前が騒がしいですね…」

由揮子「あれって…うちの先輩じゃ…?」

霞「はっちゃんも居るわねぇ…」

豊音「あ!塞ー!」

塞「豊音!?豊音達のオフ会もここだったんだ!」

優希「咲ちゃんもいるじぇー!」

咲「優希ちゃんに和ちゃん!偶然だね!」

和「偶然にしても酷すぎます…」


爽「なんか…本格的に同窓会になっちゃったけどさ…」

揺杏「まぁこのまま帰るってのもなんだしなぁ…」

透華「智紀、ハギヨシから連絡はありませんの?」

智紀「ハギヨシさんなら…まだ時間を潰してると思う…」アセアセ

透華「そうですの…じゃあ私ももう少し時間に余裕が出来ましたわね…」

智紀(透華には…黙っておこう…///)

初美「私、カラオケに行って見たいですよー!」フリフリ

霞「はっちゃんはもうお休みの時間じゃないかしら?」クスッ

初美「子ども扱いは止めるですよー!お母さん!」プンプン

霞「あらあらまぁまぁ…」ズシン

初美「うぐぅ…人の頭を乳置き場にしないで下さいぃ…」グヌッ…


爽「それじゃあ時間のある人はこれからカラオケって事で、良いかな?」

咲(恭子さん…私達は…)チラッ

恭子(そう…やな…)コクン

恭子「申し訳ないんやけど私は宮永の事送ってかないかんからパスで」

咲「すみません…」

和「末原さん、お願いしてしまって良いんですか…?」

恭子「あぁ、まぁどの道私も宮永と一緒に…あっ」

和「えっ?///」

咲「恭子さん!!///」アセアセ


漫「ほぅ…末原先輩やりますねぇ」ニヨニヨ

恭子「あ、アホ!これは宮永が道わからんっちゅうからやな!///」アセアセ

漫「大丈夫です、なーんも言わんでもわかってますから」トオイメ

恭子「せやからその顔やめーや!///」

和「あの…咲さんそれって…///」

咲「あ、あのね和ちゃん?これはその…///」

優希「咲ちゃんハレンチだじぇ~!」キャッキャ!

咲「もう!優希ちゃんもやめてよー!///」


智紀(渋谷さん…この隙に…)コソコソ

尭深(は、はい…お姉様…///)コソコソ

透華「ん?智紀!どこに行くんですのー!?」ワッ!

智紀「と、透華!声が大きい!」アセアセ

菫「ん?渋谷もどうしたんだ?」

尭深「あ、あの…これは違くって…」アセアセ

照「もしかして尭深…先輩の私を差し置いて大人の階段を…///」ハワワワ!

尭深「///」カアッ

玄「では不肖、松実玄がその間で…」ズイッ

誠子「お前はこっちだ」グイッ

玄「あぁ!おもちの園がぁ…」ズルズル


爽「なんだなんだ、皆お盛んだねぇ…」ヤレヤレ

揺杏「じゃあお邪魔虫の私達はさっさとカラオケに行きますか~」ニヤニヤ

和「じゃ、じゃあ咲さん…何か有ったら連絡を…///」

咲「う、うん…///」

透華「智紀も帰るときにはハギヨシを向かわせますから、気をつけて行ってらっしゃい?」

智紀「わかった…///」

菫「じゃ、じゃあ渋谷…その…///」

尭深「お、お疲れ様です…///」


こうして各々のコミケは終わりを迎えその楽しい思い出は…


爽「あきらめた~ら終~わり~♪」

揺杏「気持~ちを~リ~セットして~♪」


彼女達と共に夜の帳へ消えて行ったのだった…


尭深「じゃ、じゃあ…///」

智紀「う、うん…あの///」

尭深「お姉様…///」

智紀「や、優しく…して?///」


期待してる描写が描かれる事もなく、朝を迎える…

爽・揺杏「こ~わ~い~♪」


第六部 カン!


そして、描かれなかったもう一つの『咲-Saki-』が…


穏乃「風が気持ちいい…このまま、どこまでも飛んでいけそう…」


オフ会に行く事は無かったあのキャラ達のエピソードが!


ゆみ「モモ…お前だけだよ…」

モモ「先輩…///」


涙無くして見られない感動巨編!


久「美穂子…まずはそれを置いて…?」

美穂子「・・・・・」


遂に物語はクライマックスへ!


番外編 『辻垣内智葉よ永遠なれ!』

智葉「それでも私はやってない…」グスッ

はい、そういうことです。流石に五部程長くはなりませんでしたね

次回はオフ会行ってない組の話です。穏乃ちゃんの描写ちゃんとしたと思ってたら抜けてたみたいですので

そこも次回で補填していければなと思っています。

いよいよ終わりが見えてきましたが、良ければ最後まで見ていただけたらなと思います。

では見ていただいた方、レスくれた方々ありがとうございました!

また次回の更新でお会いしましょう。失礼します


ちょっと時間遡って…

穏乃「ありがとうございましたー!」ニコッ

穏乃(完売!嬉しい!この後のオフ会まで時間も有る!!)キラキラ

穏乃(この興奮を少しでも発散したい!)ギラギラ

穏乃「それじゃあちょこっと…走りますか!!」クワッ!

穏乃「うおおおおおおおおおお!!」ダダダダ!

穏乃(自分の好きな事で楽しめて…皆と笑いあえて…)

穏乃(少しずつだけど、私の周りに人が増えていく…)

穏乃(あの時と一緒だ…あの時もこんな風に…)

穏乃「オフ会…楽しみーーーー!!」ブワッ!

※行ってません


長野へ…

久「・・・・・」

ゆみ「・・・・・」

ゆみ「こんな事になって…すまないな…」

久「いえ…私もどうかしてたわ…」

ゆみ「…福路さんは大丈夫そうか?」

久「…正直まだなんとも」

ゆみ「…そうか」

久「・・・・」

ゆみ「・・・・・」

久・ゆみ(帰りたく…無い…)ハア…


お嬢!お嬢!


智葉「いや…ですからアレは友人で…少しふざけてただけで…」

警官「ふざけてただけねぇ…じゃあなんであんなに泣いてたの?」

智葉「アイツは!私から金を巻き上げようとしてあんな嘘を…!」

警官「友人の事そんな風に言うんだ?」

智葉「…いや…これは事実で…」

警官「ご両親とかこの辺にいるの?連絡先とかは?」

智葉「あの…両親は海外で…」

警官「はぁ…じゃあ身元引取り人に信用できる人に来てもらって。それで帰っていいから…」ヤレヤレ

智葉「…はい」ピッピッ

prrrrrr

ヴィントハイム「もしもし智葉?どうしたんだ珍しい」

智葉「あの…実は…」


ヴィントハイム「お世話になりました」ペコリ

警官「もうこんな事しないようにあなたからもよろしくお願いしますよ?」ハア…

ヴィントハイム「はい、では失礼します。行くぞ?」スタスタ

智葉「・・・・・」スタスタ

ヴィントハイム「んで…なんでこんな事になったのか説明して貰おうか?」

智葉「…ネリーが私を嵌めて…」

ヴィントハイム「悪いのはネリーだけか?」

智葉「…私も少しやりすぎたかもしれないが」

ヴィントハイム「あんまり過激なことはしないでくれよ?私の首も危ういんだからさ」

智葉「…すみません」

ヴィントハイム「よし、それじゃあネリーの所に行くか」

智葉「え…?なんで…」

ヴィントハイム「ちょっとお灸を据えにな?」ニコッ


臨海高校の寮にて…

ネリー「うっほーい!お金お金!マニーマニー!」ニヒヒ!

ネリー「これに智葉から慰謝料も請求してガッポガッポだよ!」ウヒョウヒョ!

ネリー「たしか日本語では…一攫千金って言うんだっけ?ジャパニーズもたまには良い事言うね~」ゲッヒゲッヒ!

ピンポーン

ネリー「おっと…誰か来たみたい…浅ましい外国人たちにネリーの財産が狙われないように隠さなきゃ…」イソイソ

ネリー「はいはーい」ガチャッ

智葉「御機嫌よう、浅ましい外国人のネリー」ニコッ

ネリー「…wow」

ヴィントハイム「たしか日本語では、朋あり遠方より来る…だったか?」

ネリー「招かれざる客だよ…」


ヴィントハイム「さぁ、それじゃあ今回の騒動について聞かせてもらおうか?」

ネリー「智葉が私を脱がそうとしたから助けを呼んだら智葉が捕まっただけだよ!」

ヴィントハイム「間違いないな?」

智葉「あぁ、間違いない」

ネリー「じゃあもう良いでしょ!早くこの縄解いてよ!」

ヴィントハイム「じゃあここに隠している金の智葉の取り分だけ貰ったら帰るとしよう」ゴソゴソ

ネリー「なんで場所知ってんの!?隠しカメラでも仕掛けてんじゃないの!?」

ヴィントハイム「あぁ、仕掛けてあるよ。全部屋にな」

ネリー「何それ!訴えてやる!プライバシーの侵害だよ!」


ヴィントハイム「まぁ国際色豊かなのも色々と問題が有ってな。自分の国から結構高めの『アロマ』だとかを持ってくる奴も昔は居たんだよ」

ヴィントハイム「そんなのが居るって知られたらお偉いさんも堪ったもんじゃないって事でちょろっとね」

ネリー「クスリの売買…その手が有ったか!」ハッ!?

ヴィントハイム「こらこら、本当にやるなよ?この会話も聞こえてるんだから。ほれ智葉」スッ

ネリー「ちょっとー!それネリーのお金なんだけど!!」グイグイ

智葉「そんなにこの金が欲しいのか?」

ネリー「欲しい!欲しい!」

智葉「じゃあこれが今回の慰謝料って事で手を打ってやろう。それでどうだ?」

ネリー「わかった!それでいいから!」

智葉「よし、契約成立だな。ほら」スッ

ネリー「やった!お金お金!」


ヴィントハイム「本当に良いのか?そんなにやってしまって?」チラッ

ネリー「もうネリーの物だからね!返してって言っても駄目だからね!」プンプン!

智葉「えぇ…実は良い儲け話が転がり込みましてね?」ニヤッ

ネリー「」ピクッ

ネリー「なにそれ!ネリーもやりたい!混ぜて混ぜて!」ブンブン!

智葉「でもなぁ…これは結構危ない話だからなぁ…口の堅いやつにしか話せないんだ…」チラッ

ネリー「絶対言わないから!私も儲け話知りたい!」

智葉「そんなに言うなら…実はこのビデオを売るだけなんだがな?」スッ

『実録!×海学校一年!サカルトヴェロの風の乱れた痴態!?』

ネリー「」


智葉「ほら、ちょっと見てみろって」ポチッ


ネ○ー『んっ…///ハァ…智葉ぁ…///』クチュッ

○リー『あっ…!もう駄目…///イッ…ク///』ビビクン


智葉「中々良い表情が撮れてるだろ?」ニヤッ

ネリー「や…やめ…」カタカタ

智葉「じゃあ後日改めて打ち合わせをしような?ネリー」ニコッ

ネリー「ど…どうすれば…」カタカタ

智葉「う~ん…そうだなぁ…」

ネリー「な、なんでもするから…それだけは…」カタカタ

智葉「ん?今なんでも(以下略」

ヴィントハイム(闇金ウシジマくんみたいだったな…)


頑張れ穏乃ちゃん!

穏乃「うおおおおおおおおおおおおおお!」ダダダダ!

穏乃「ふぅ…良い汗掻いた~!」キラキラ

穏乃「それじゃあそろそろオフ会に…」ピタッ

穏乃「ここ…どこだろう?」

穏乃「えっと…確かあっちの方から来たから…」チラッ

穏乃「よっしゃー!じゃあもうひとっ走りしますか!」キラン!

穏乃「待ってろオフ会ーーー!」ダダダダ

※だから行きません


長野到着

久「はぁ…着いちゃったわね…」

ゆみ「じゃあ私はこれで…くれぐれも命には気を付けてくれ…」

久「えぇ…あなたも…」


久「・・・・・」スタスタ

久(やっばい…凄い憂鬱!美穂子になんて言えば良いのかしら!言い訳する?それともいっそ素直に…)ハア

久「とにかくカメラは隠しておきましょう…」


ゆみ「・・・・・」スタスタ

ゆみ「モモ、そろそろ出てきてくれないか…?」

スッ…


モモ「お帰りなさいっす、先輩」ユラア…

ゆみ「今回のことはすまなかった…モモにあらかじめ言っておくべき事だった…」

モモ「私はそんな事を気にしてるんじゃないっス…」

モモ「何で私じゃ駄目なんすか!?私に飽きちゃったんすか!?」

ゆみ「そんな事あるわけないだろ!?」

モモ「じゃあなんで他の女を撮りに行くんすか!?私がいくらでも…」

ゆみ「そうじゃないんだモモ…そうだなぁ…」

ゆみ「モモは今親子丼が食べたいとする、でもコレステロールが気になってるモモは卵が食べられないんだ」

ゆみ「じゃあどうしようかなぁ…と考えたモモはそうだ!卵を使わない親子丼を食べよう!と思いそれを食べる事にしたんだ」

ゆみ「あれ?じゃあ今私が食べてるのはただの鶏肉丼じゃないか!しまった~!…が、今の状況だ」

モモ「先輩下手くそっすね…」

ゆみ「すまん…忘れてくれ…」


モモ「それでつまりどういう事っすか…?」

ゆみ「あぁ…要するに私はモモに依存しすぎているんじゃないかと思ってな…」

ゆみ「私がモモにコスプレを頼んで嫌な思いをしていないだろうかとな…私はモモの負担になりたくなかったんだ…」

モモ「先輩…」

ゆみ「だから…モモには到底敵う訳が無いと思いつつも、他のレイヤー達を撮りに行ってしまったんだ…すまない」

モモ「それで…気分は晴れたっすか…?」

ゆみ「いや…まだ私の心には霞が掛かっているようだ…曇天模様は一向に晴れる気配は無い…」

ゆみ「モモ…やっぱりお前が一番だよ…」フッ

モモ「先輩…!」キュン!


モモ「…そこまで言うなら…いいっすよ…」

ゆみ「えっ…?」

モモ「今回の事は大目に見るっす…でも、今度は私に言って欲しいっす…」

ゆみ「モモ…」

モモ「私が、先輩だけの専属コスプレイヤーになってあげるっす!」ニコッ

ゆみ「モモ!!」ダキッ!

モモ「先輩!!」ダキッ!

ゆみ(危なかった!本当に!親子丼とか何を言ってるんだ私は!?とにかくこっちは丸く収まったが…久の方は大丈夫だろうか…)ナデナデ


上埜さんは…

久「ただいまぁ…」ガチャッ

美穂子「久!よかった…私とても心配してたのよ?」グスッ

久(あれ…全然怒ってない…?これってもしかして結構余裕が…)チラッ

ゴッチャ~…

久「ねぇ…美穂子?あの惨状はなにかしら…?」アセアセ

美穂子「あ…それが私、久の事が心配で…どこかにメモ書きでもしているんじゃないかと思って…」グスン…

久「そ、そうなの…心配させちゃって悪かったわね…」ニコッ

美穂子「ううん…久が無事で安心したわ?…それでどこに行ってたの?」

久「えっ…えっとね…?」


久(しまった、まさか行き先まで聞いてくるなんて…どうしようかしら…)

美穂子「まさか…浮気なんて…してないわよね…?」ジワッ

久「と、当然じゃない!私が美穂子を裏切る訳無いわ!」

美穂子「そう…そうよね?ごめんなさい私変な事聞いて…」

美穂子「それで…どこへ行ってたか聞いても良いかしら…?」

久(な、なんで?なんで今日に限ってこんなに積極的なの!?本当に何も…知らないのよね?)アセアセ

美穂子「久…?」

久「あのね?実は咲達と一緒に東京の方に行ってたの。来年から私が居なくなるから、最後に合宿しましょうって話をね?」

久(通らば…!)カッ!


美穂子「そうなの…じゃあ宮永さんにも連絡してお礼を言わなきゃね…」ピッピ

久「いや、咲は今日はお姉さんと食事に行くって言ってたから…邪魔しないであげましょう!?」アセアセ

美穂子「そう…それならまた後日にしましょう…」パタン

久(よし…!また後で咲に口裏を合わせてもらうように連絡を…)

美穂子「じゃあ最後に1つだけ教えて下さい…」

美穂子「その鞄の中のカメラ…ナニニツカッタンデスカ?」

久「な、なんで…!?」

美穂子「久、あなた前からパソコンの前で私に隠れて女の人の写真を見てたの知ってるんですよ…」

久「いや、それは…!」


美穂子「なんで?やっと私は久と一緒に暮らせるって思って嬉しくて嬉しくて…なのになんで私から離れようとするの…?」カチャ…

久「み、美穂子…?なんで包丁なんか持ってるの…?」カタカタ

美穂子「いや…離れたくない…久…行かないで…」スッ

久「美穂子…落ち着いて…まずはそれを置いて…?話し合いましょう…?」カタカタ

美穂子「久…もう二度と東京なんて行かないって…約束して…」

久「わかったわ!もう行かない!絶対に美穂子を裏切ったりしないから!!」カタカタ…

美穂子「ウソジャナイ…?」

久「嘘じゃない!約束するわ!美穂子の言う事もちゃんと聞くから!!」


美穂子「…そう?じゃあ許してあげます!」クスッ

久「…へ?本当…?」キョトン


美穂子「もう!宮永さんから連絡が来た時には本当にショックだったんですよ?」ニコッ

久「えっ…咲が…?」

美穂子「えっと…確か…」ポチポチ

美穂子「ほら?」クスッ

みやながさん『部長が福路さんに内緒で東京に遊びに来てます。お仕置きをした方が良いんじゃないでしょうか?』

久「じゃあ…私が行ってるのを…知ってたの?」キョトン

美穂子「はい!だからこの間、風越の皆に言われた事を思い出してね?」クスッ


池田『キャプテンは愛が深すぎてヤンデレにならないか心配だし!』

美穂子『やんでれ?なにかしらそれ…』

未春『相手の事が好きすぎて、どこにも行かないように鎖に繋いだり、暴力を振るっちゃう人ですよ』

美穂子『そんな酷い事私はしないわ!?それに…私は久の事を信用してるもの…』

池田『そういう人ほど何かの拍子に目覚めちゃうものだし!華菜ちゃんはネットで見たし!』

美穂子『そうなのかしら…』

未春『まぁ竹井さんがもしキャプテンに内緒でどこかに行ったりしたら、釘を刺す意味もこめてやってみると良いかも』クスッ

美穂子『やんでれ…ね』


久「そ、それじゃあ今までのは全部…演技だったの…?」

美穂子「私も久が本当に内緒で何処かに行くなんて思ってなかったから…少し意地悪しちゃった…ごめんなさいね?」

久「いや…いいのよ…私が悪いんだもの…それにしても」ハア

久「びっくりしたわー!美穂子ったら本当に演技がうまいんだもん!あのまま私刺されちゃうかと思ったわ…」ホッ…

美穂子「これに懲りたらもう内緒でお出かけは止して下さいね?」ニコッ

久「もう出来そうも無いわ…」クスッ

久「じゃあ私からもお返しよ…」スッ

チュッ

美穂子「…えっ?///」

久「咲と内緒で連絡してた罰よ?」ニコッ

美穂子「もう…これじゃあまた、連絡しちゃうかもしれないじゃないですか…///」カアッ

久「~♪」フフッ


頑張ったね穏乃ちゃん!

穏乃「うおおおおおおおおおお!着いたーーーーーー!!」

高鴨穏乃、自宅

穏乃「奈良に!!」

穏乃「なんでだーーーー!折角皆と話せると思ってたのに!ずっと楽しみにしてたのに!!」グオオオオ!

穏乃「こうなったらもう一回…!」

穏乃母「あらお帰り、もう帰ってきたの?」

穏乃「お母さん!実は今から…!」

穏乃母「今日はカレーだから早く手を洗ってきなさいよ?」

穏乃「やったー!カレーだー!」ドタドタ!

穏乃母「こら!走るんじゃない!」

穏乃「カレ~♪カレ~♪」ジャー


こうしてオフ会に行く事は無かった高鴨穏乃であったが

また来年も開催されそうだし、その時はオフ会に行けると良いね!

頑張れ穏乃!負けるな穏乃!オフ会に行けるその日まで!


番外編 カン!!

あのオフ会から少し時間が過ぎ…

咲「恭子さん、お待たせしました!」

彼女達のその後はと言うと…

淡「もう!皆してそんなもの広げないでよ!///」

とても楽しそうだったと言う…

小蒔「お帰りなさい!2人とも!」ウキウキ!

そして遂に…

透華「お休みなさい…衣?」

完結!

【ハギヨシ「なんで見られてるんですかねぇ…」(困惑)】

最終話『♂×♂=友達』

ハギヨシ「んあ~!イクイク~!」

ありがとうございました。やっと次回、カン♂ケツです

本当に各方面の後日談だけですので多分明日には上げられるんじゃないかな?と思います

あと今回ですが、自分はゲスネリー大好きだったのでこんな感じになりましたが

ピュアネリー好きの方は申し訳ありません。

では今回も見ていただいた方、レスくれた方々ありがとうございました!

次回の更新でお会いしましょう。失礼します。

乙です
淡、腐るのか…

>>456
安心して下さい。腐りませんよ!


大阪へ帰ろう!

恭子「ほな帰りますよ主将?」

洋榎「 う ん わ か っ た 」ゲッソリ

漫(絹ちゃん…主将どないしたん…?)ヒソヒソ

絹恵「あぁ、昨日一緒にしたマッサージが相当気持ちよかったみたいやわぁ」ツヤツヤ

漫(さ、さいですか…)ビクビク

恭子「ほな、咲もまたな?」

咲「はい!今度絶対大阪に行きますから!」

恭子「方向音痴なんやから無理せんでえぇよ?私から行くで?」

咲「いえ、携帯に地図アプリが入ってますからそれで行けますから!」ニコッ

恭子「…知ってたんか?」

咲「え?…あっ!これは今日和ちゃんに教えて貰って!だから昨日は知らなくって!」アセアセ

恭子「…まぁえぇか」クスッ


恭子「ほな、楽しみにしてるで?」

咲「は、はい!」ニコッ

こうして咲と過ごした短い時間は、それでも私にとって忘れられない濃密な時間になった

この時間を愛しいと思う度に、私の心の隙間から…彼女がまた顔を覗かせる

また会おう。そう約束した日まで…この思いが消えないようにと…

漫「末原先輩、ポエム読んでる場合ちゃいますよ?携帯なってます」

恭子「なんで人の心の中読んでんねん!///恥ずかしいわボケ!///」スッ…

着信:善野一美

恭子「あっ…連絡すんの忘れとった…」


善野「んもぉー!ホモが足りなくて死んじゃうー!」ケホケホ

郁乃(末原ちゃん何やってるんやろうね~?)ニコニコ

由子(どうでもいいけど早く帰りたいのよー…)ニコニコ


大阪組 帰宅!


奈良へ帰ろう!

玄「あぁ…おもちが…おもちがぁ…」シクシク

やえ「じゃあ皆…本当に楽しかった。ありがとう」

霞「いえいえ、また来年会いましょうね?」ニコッ

豊音「私もまた来るよー!」ニコニコ

由揮子「私も是非…」

和「えぇ、そうですね」

玄「あぁ…おもち…おもちがぁ…」シクシク

美幸(私も別れを済ませたいのに…なんでこの子のお守りなのもー!?)シクシク

煌「小走さん!これをお忘れです!」スバラッ!

やえ「え…でもこれって…」

煌「いいって事です!また会う時には、それくらい作れるようになっててくださいね?」

やえ「あぁ…!必ず!」ニコッ

花田煌から、まどかの衣装を譲り受けた小走やえは、来年もここに来ることを誓った!

奈良、兵庫組 帰宅!


北海道への機内で

爽「う~ん!楽しかったけど流石に疲れたな~!」ノビー!

揺杏「騒ぎ過ぎだってーの…」ハア…

由揮子「あの…先輩達のお土産はこれくらいで良かったでしょうか…?お2人がどれだけ買ったか分からなかったもので…」ゴソゴソ

揺杏「お土産…」

爽「お土産なぁ…」

揺杏・爽「買ってねー!!」クワッ!

爽「おーい!飛行機戻してくれ!」

由揮子「ちょっと先輩!?そんな無茶な!」グイグイ!


揺杏「主よ…ありとあらゆる災厄から私をお守り下さい…」カタカタ…

由揮子「どうして2人ともそんなに必死なんですか!?」

揺杏「チカセンがぁ…」カタカタ

爽「」コクコク…

由揮子「…じゃあ私の分少し分けますから…ね?」

揺杏・爽「ありがとう!命の恩人よ!」パアッ!

結局お土産のセンスの良さから2人の失態がバレるのはもう少し先の話…

北海道組 帰宅!


鹿児島に帰宅

初美「ただいまですよー!」タッタッタ!

霞「ただいま帰りました」ニコッ

小蒔「お2人ともお帰りなさい!」ダキッ

霞「あらあら、小蒔ちゃんは良い子にしてたかしら?」ナデナデ

小蒔「はい!もちろんです!」ニコッ

巴「それが姫様ったら…」

春「プッ…!」クスクス



巴『良いですか?旅行に行っても姫様なんですから、はしたない言葉使い等をされては困りますからね?』

春『上品な振る舞い…』

小蒔『わかりました!』フンス!


宮崎県

小蒔『見て下さい!おマンゴーですよ!生のおマンゴーです!』ハアハア!

巴『ちょっ!?姫様!?』

小蒔『こんなに熟したおマンゴー見たことありません!美味しそうですねぇ!おマンゴー!』ハアハア…

巴『姫様もうやめてくださいー!!///』

春『くっ…ふふっ…///』プルプル


霞「あらあらそれは…」クスッ

巴「恥ずかしくて顔から火が出そうでしたよ…///」ハアッ…

初美「それでハルルがツボにはまってるわけですねー…」

春「面目ない…」プルプル

小蒔「私は何かおかしな事を言ってしまったんでしょうか…?」シュン

霞「まぁまぁ、次は皆で一緒に行きましょうね?」ニコッ

小蒔「はいっ!」パアッ!

霞さんの偉大さがわかった巴と春でした…


永水組 帰宅!


岩手宮守に帰宅する車内で…

塞「はぁ…疲れた…」ウトウト

豊音「まだ時間も有るし、寝てても良いんだよー?」ニコニコ

塞「うん…そうする…」ウトウト

豊音「そうだ!塞の買った本、少し読ませてもらって良いかなぁ?」ワクワク

塞「うん…そうだね…」ウトウト

豊音「わーい!じゃあお言葉に甘えて…」ペラペラ

豊音「!?///」ビクッ!


『ほら、早くケツ向けろよ…』クイクイ

『くそっ!お前らの言いなりになんかならんぞ!ならんぞー!』パンパン!

『随分良い声が出てきたじゃねーか…』オラオラ

『んおおおおお!ならんぞー!ならんぞー!あひいいん!///』パンパン!


豊音「はわわわわわわわわ~!!///」ボンッ!

豊音「塞のエッチ!スケベだよー!!///」モジモジ

塞「うん…そう…ってエッチ!?なんで私が…」チラッ


『放課後ディスカッション~俺のスネアを打ち鳴らす~』


塞「エイメエエエエエエン!?なんで豊音が私の本を…!?」カタカタ…

豊音「塞が読んで良いって言うから…普通の本だと思ったのにぃ…///」モジモジ

塞「あぁ…寝ぼけてたからだぁ…終わったぁ…私の高校生活よ…」シクシク

豊音「はわわわわわぁ…///」ドキドキ

塞「うわ~~~~~ん!」シクシク…

どんな困難も乗り越える、宮守女子の絆を信じて!頑張れ宮守!主に臼沢塞!

宮守組 帰宅!


福岡に帰ってきました!

哩「…新道寺やなぁ」

姫子「ですねぇ…」

煌「なーんか…一気に都会の喧騒から離れると、少し寂しい気もしますね?」クスッ

哩「あぁ…それでもここで、お前達は来年からも東京に向かって頑張っていくんだぞ?」

姫子「はい、部長達の居なくなった穴は…私達で埋めて見せますから!」

煌「おぉ…おー!お2人とも随分自然に標準語を話せてるじゃないですか!?」スバラッ!


哩「当然よ、伊達に新道寺で三年間エースば張っとった訳やなか」フンス!

姫子「さすがぶちょーです!痺れっとですよー!///」

煌(エース云々は関係有るんですかねぇ…)スバラ?

哩「さぁ姫子!次のコミケの為に衣装作りぞ!」

姫子「はい!ぶちょー!」

煌「今の流れなら練習しましょうよー!!」

新道寺女子の明日はどっちだ!?

新道寺組 帰宅


魔境長野組、異界へ戻る…


透華「さぁ!皆さんどうぞ乗り込んでくださいまし!!」

和「まさか列車一台貸切にするとは…やりすぎです…」

優希「まぁまぁ!ここは好意にあずかるじぇー!」

京太郎「おい、調子に乗るなよ?」

咲「お邪魔します…」ペコリ

透華「」ジーッ

咲「ど、どうしました…?」


透華「清澄って、本当に麻雀の練習してますの…?」

咲「はうっ!?」グサッ!

咲「た、多分皆しっかり趣味とは分けてると…思いますから…」アセアセ

透華「まぁ私達も人の事は言えませんわね…ねぇ?智紀?」

智紀「うん…///」

透華「智紀?顔が赤いですわよ?風邪かしら…」

智紀「これは…///」

ハギヨシ「お嬢様、これはまた別の病かと…」スッ


透華「なんですって!?東京と言う馴れない環境にやられたんですのね!?ハギヨシ!すぐに治療を!」

ハギヨシ「いえ…これは恐らく、不治の病かと…」

透華「不治の病!?」チラッ

智紀「・・・・・///」コクリ

透華「あぁぁぁぁぁ…智紀が死んでしまったら…私は衣になんて言えば良いんですのぉ…」パタリ…

智紀(早く…会いたいな…///)ポー

咲「・・・・・」

咲(恭子さん…)ポー

長野の腐女子は不治の病に!そして透華にもこの病が訪れる事を祈って!

長野組 帰宅!


白糸台 腐女シスターズ!


照「菫、そこの本とって」

菫「これか?」

照「違う違う、隣の『大きなマラを携えて~激動編~』だよ」

菫「おっとすまんな、私が持っていたのは『アスタリスク~君の知らないゲイラブユー~』だったな」ハッハッハ

尭深「でもそれも名作ですよ?」ズズッ…

淡「ちょっと待ってよ!何で私の前でこれ見よがしにBL本の回し読みしてんの!?///」ブンブン!

照「それは誤解、私達が回し読みしている所に淡が入ってきただけ」ペラペラ

淡「同じ事だよ!ちょっとは遠慮してよ!!///」


菫「大星も自分の好きな本を読めばいいじゃないか」ペラペラ

淡「読めないよ!こんな♂だらけの本の中に私の好きなジャンルは溶け込めないよ!///」

ガラガラ

誠子「すいませーん、遅れまし…イカ臭っ!?なんですかこの匂い!」

尭深「少しでも臨場感を出す為に今日のお茶請けはあたりめにしてみた…」ズズッ…

淡「セーコもなんか言ってやってよ!私の言葉に聞く耳持たないよ!」


誠子「そうだなぁ…」ドッコイショ…

誠子「・・・・・」ペラペラ

淡「・・・・・」

誠子「・・・・・」ペラペラ

誠子「あ、下巻どこにあります?」

照「はい」スッ

淡「溶け込んじゃったよ!?オフ会の時のセーコはどこに行ったの!?」


着々と勢力を広げつつある白糸台腐女シスターズ

淡ちゃんは取り込まれないように綺麗なままで居て下さい!

白糸台組 帰宅!


エピローグ


あれから私と恭子さんは連休さえあれば長野と大阪を行き来する関係になっていた


咲「恭子さん!来ちゃいました!」ニコッ

恭子「おぅ、待ってたで?咲」ニコッ


私達はそれぞれの進むべき道が、同じであればいいと思い将来の話なんかもするようになった


咲「恭子さんはやっぱり卒業したら大学ですか…?」

恭子「せやなぁ、流石に今の実力でいきなりプロっちゅうのは…うちの主将くらいは実力が無いとな?」ハハッ

恭子「咲の方こそ卒業したら勿論プロやろ?」


この話になると決まって恭子さんは私にプロ行きを勧めてくる…


咲「いえ…私はまだ時間も有りますし…来年のインターハイもまだ有りますし…」

恭子「咲くらいの実力があればプロ入りはもう決まったような感じなんやけどなぁ…勿体無いわ」


そして私は決まってこう返します…


咲「卒業後の進路は…恭子さんの…お嫁さんが良いです///」

恭子「!!」ブフォ!

恭子「さ、咲!そういう話はやめぇって言うてるやろ!?///」アセアセ

咲「だ、だって…///」モジモジ


照れてる恭子さんって、とっても可愛いんですよ?でも…


京太郎「ヒューヒュー!熱いねぇお二人さん?」ニヤニヤ

ハギヨシ「こら京太郎君?2人の邪魔をしてはいけませんよ?」クスッ


最近のデートにはこの2人がセットになっています…


咲「もう…いい加減2人っきりにしてくれても良いんじゃないかな…?」ジロッ…

京太郎「い、いやぁ…でもまだ…なぁ?」


京ちゃんは男2人で歩いて居ると、視線がとても気になるらしいのです。なので…


恭子「やからってダブルデートのふりに何で私らが付き合わなきゃならんねん…私も咲の隣に座りたいわ!」

ハギヨシ「私も京太郎君が恋しいですよぅ…」グッスン

京太郎「い、いやぁ…じゃあ後五分したら…2人で歩いてみましょうか?」チラッ

ハギヨシ「!!」パアッ!

ハギヨシ「はい!」ニコッ


なんだかんだ言って私達は幸せです!


ハギヨシ「なんで見られてるんですかねぇ…」(困惑) カン!

これでこのSSは完結です

二ヶ月近くかかってしまいましたが、合間にいただいたレスの多くに力を沢山いただきました

書きたいものを書き終えられたことでまた次の物を書くきっかけにもなりましたし

なにより楽しんでいただけた方が少しでも居てくれたらそれだけで感無量です

では長くなってしまいましたがここまでの閲覧ありがとうございました

次回また別のSSでお会いしましょう。失礼します

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom