モバP「ウサギまみれ」 (60)

一応続編です

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のんびりと書いて行きます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370344112

俺の嫁が出ると聞いて

P「戻りましたー!」

ちひろ「おかえりなさーい!」

P「いやいや、今回も大変だった....」

ちひろ「で、どうだったんですか?」

P「思った以上にバッチリですよ!」

美羽「お客さんたち喜んでくれましたね!」

頼子「....ええ、そうですね....」

レナ「私もつい興奮しちゃったわ!やっぱりライブっていいわね!」

P「みんなお疲れ様、とってもいいライブだったぞ」

ちひろ「なんだかんだで3組目の動物ユニットですよね」

P「ですね」

ちひろ「犬、猫ときてウサギとは....プロデューサーさんったら♪」

P「べ、別に変な意図はないですよ....」

ちひろ「本当ですかぁ?」

P「もちろんです!この『ドライラビッツ』はもっと健全な感じなんですからっ!」

レナ「健全って言ってもこんなに胸元が空いてるんじゃ説得力ないわね」ピラッ

P「そ、それはレナさんの魅力を最大限アピールするためで....」

レナ「ふーん....あら?どこ見てるのPさん♪」

P「べ、別にどこも.....」

美羽「むぅ...」

頼子「......」ジーッ

レナ「でもこのメンバーはちょっと意外だったわ」

P「そうですか?」

レナ「ええ、ウサギって言うからてっきり菜々ちゃんが来るものだと思ってたから」

美羽「あっ、それ私も同じこと思ってました!」

頼子「私も...」

P「ああ、それも考えたんだけど....」

P「ただどうしてもな....菜々がメンバーに入ると他が割を食うというか....」

頼子「というと?」

P「あいつちょっとキャラがその....濃すぎてな、ユニットに入れづらいんだよ」

レナ「....なるほどね」

美羽「すごいです!他の人に影響を及ぼすほどのキャラの濃さ!私も見習わなきゃ!」

ちひろ「.....濃すぎるのも問題なんですよ、美羽ちゃん」

http://i.imgur.com/E5nv4Kx.jpg
http://i.imgur.com/FPmZWfd.jpg
矢口美羽(14)

http://i.imgur.com/GVZBslC.jpg
http://i.imgur.com/sggmbf5.jpg
古澤頼子(17)

http://i.imgur.com/3hPa3W8.jpg
http://i.imgur.com/K4atbRB.jpg
兵藤レナ(27)

謎の保育士「…」
謎の科学者「…」

P「というわけで美羽!今回はお前がドライラビッツのリーダーだ!」

美羽「は、はい!私、一生懸命頑張ります!」

P「頼子とレナさんも美羽の事サポートしてやってください」

頼子「...はい、やってみます....」

レナ「ふふっ♪任せてPさん!」

美羽「ただ、この衣装はちょっと恥ずかしいですけど.....」

P「そんなことないさ、とっても似合ってるぞ」

美羽「そ、そうですか?」

P「バッチリだ!ウサギの耳もカワイイしな、自信を持て!」

美羽「エヘヘ、プロデューサーさんに言われたら自信出てきたかも....」

P「その調子だ美羽!頑張れ!」

美羽「はい!がんばっちゃいます!」

−−−翌日−−−


P「......で、どうしてこうなった....」

美羽「あっ、おはようございますプロデューサーさん!」

P「おはよう美羽、早速だがそれは一体何だ?」

美羽「これですか?やっぱりユニットのリーダーになったからには常にそのユニットの事を第一に考えなきゃって....」

P「うん、いい心がけだと思うけどな....」

P「....その着ぐるみはなんなんだ?」

美羽「リーダーって事は他のメンバーとの違いを出した方がいいかなって考えたんです!どうです?似合いますか?」

P「えーっと....」

美羽「あっ!決め台詞も考えとこうかな!みうさぎピョーンピョン♪どうでしょ?」

P「ダメだコイツ、はやくなんとかしないと.....」

レナ「おはよう...って、どうしたの美羽ちゃん?おもしろい格好して」

P「おはようございますレナさん、どうも迷走してるみたいで....」

美羽「キャハッ♪ラブリー14歳!....これもなんか違うなぁ.....」

レナ「あはは、ちょっと張り切りすぎみたいね.....」

頼子「これはこれでおもしろい.....かも?」

P「ただのイロモノだろこれじゃ....」

美羽「うさうさ〜♪....いや、控えなさい♪のほうが....」

P「美羽、別に誰かのマネをしなくてもいいんだ」

P「お前はお前の持ち味を出せばいいんだよ」

美羽「私の持ち味....ですか?」

P「ああ、美羽はそのままで十分可愛いんだから」

美羽「そ、そうですか.....」

P「昨日も言ったろ?自信を持て」ナデナデ

美羽「ひゃっ....///」カアァァァ

頼子「プロデューサーさん....」

P「んっ?どうした頼子?」

頼子「その...私にも持ち味があるでしょうか....?」

P「持ち味?そりゃあるさ」

頼子「でも私、知ってるかもしれませんけど....自分を表現するのが苦手で.....」

頼子「こんな私が....上手く観客の心に響くライブができるかどうか....」

P「確かに頼子はあんまり感情を表に出す方じゃないとは思うけど....」

P「だけど、それは出会ったころの話だろ」

頼子「出会ったころ.....」

P「そう、今の頼子はだいぶ表情が豊かになってきてるじゃないか」

P「気付いてないかもしれないけど、ライブの時のお前はすごくいい顔をするようになったぞ」

頼子「そう....ですか?」

P「もちろんだ、ファンは頼子がミステリアスなようでいて実は結構情熱的なところもわかっているはずさ」

P「それも十分持ち味なんだ、だから持ち味がないんじゃないかなんて思う必要はないんだぞ」

頼子「....はい」

>美羽「キャハッ♪ラブリー14歳!....これもなんか違うなぁ.....」

ウサミン星人「はい?」(威圧)

レナ「ふふっ♪さすがはPさんね」

P「レナさん...」

レナ「ねえPさん、私はどう?持ち味あるかしら?」

P「レナさんの持ち味はとってもセクシーで、魅力的なところですよ」

レナ「へえ....なかなか言うわね」

P「魅力的じゃなかったら貴方をスカウトしてません」

レナ「あらあら、事務所で口説くつもり?」

P「そ、そんなつもりは....ただ正直な感想を言っただけで....」

レナ「冗談よ♪貴方が正直な人だってことは知ってるもの」

美羽「わあ...やっぱりレナさんは大人です!」

頼子「私も....あれくらい言えたら....」

ちひろ「はいはい、みんなとイチャイチャするのはその辺にしてください、お仕事あるんですから」

P「....はい」

−−−−−−−−


P(美羽たちのライブも今のところ好評だな)

P(ただ....美羽はまだ己の方向性に迷ってるようだが.....)

P(うーむ....そう悩まずに普通にしてればいいと思うんだがなぁ....)


ガチャッ


P「戻りま....」

美羽「ひゃっ!お、おかえりなさいプロデューサーさん!」

P「ただいま美羽、なんで衣装着てるんだ?」

美羽「ちょ、ちょっとイメージトレーニングを....」

P「イメージトレーニングねぇ....」

P「まだ悩んでるのか?」

美羽「プ、プロデューサーさんはそのままでカワイイって言ってくれますけど....」

美羽「どうしても不安になるっていうか....」

美羽「私には頼子さんみたいな知性もレナさんみたいなセクシーさもないし....」

P「まあ確かにそういった個性はないけどな....」

P「だからって無理して個性を身につけなくたっていいんだぞ」

美羽「そう言ってもやっぱりリーダーとしては特徴が欲しいっていうか.....」
P「心配性だなぁ美羽は....」

美羽「あっ!でもこの前クラスの男子たちが私の事ウワサしてるの聞いちゃったんですけど.....」

P「ほほう、美羽の事をか?どんなだ?」

美羽「その.....」モジモジ

P「?」

美羽「『矢口は結構胸がおっきいな!』って.....」

P「そ、それは....」

美羽「や、やっぱりそっち方面でアピールしていけばいいんでしょうか?」

P「ちょ、ちょっと待て美羽!あのな....」

美羽「はい?」

P「お前はわからないかもしれないが14歳というのは多感な時期でもあるんだ」

P「特に男子は色々とお盛んだったりする」

美羽「オサカン?」

P「だから美羽のその....胸を見てそう思うのも無理はないんだ....」

美羽「は、はあ....」

P「しかしだな!お前もそういう方向で売り出そうとは今のところ考えていない!」

P「俺はお前のウサギのように愛らしくて無邪気なところを押していきたいんだ」

美羽「愛らしくて無邪気、ですか.....」

P「そうだ、だからお前は胸とかそっち方面をアピールするのはまだ早いってことだ」

美羽「なるほど.....」

P「わかってくれたか?」

美羽「わかりました!まだ早い、ですね!」

P「そういうことだ」

美羽「でも、愛らしくて無邪気ってホントですか?」

P「まあな、あとお前は横で見てるとすごくなごむんだよ」

美羽「なごむ?」

P「何事にも一生懸命だけど結構ポカをやらかすからな、見てておもしろいし、なんか....なごむ」

美羽「ひ、ひどいですよぅ!本気でやってるのに.....」

P「悪い悪い、そう怒るな」ナデナデ

美羽「もう....」

P「でもお前が一生懸命頑張るってのは一つの個性だと思うぞ」

美羽「それが個性?」

P「ああ、何事にも一生懸命ってのはやろうとするとすごく難しいんだ」

P「でも美羽は当然のようにレッスンも仕事も一生懸命だろ?もちろんライブでお客を喜ばせようとすることだってな」

P「それってすごく大切な個性だと思うぞ」ナデナデ

美羽「プロデューサーさん....」

美羽「エヘヘ、やっぱりプロデューサーさんは優しいです!」

美羽「それに、私の事を本当によく見てくれて....」

美羽「私、そんなプロデューサーさんが大好きです!」

P「大好きって.....おいおい」

美羽「プロデューサーさん♪」ダキッ

美羽「これからも、私にいろいろ教えて下さいね!」

P「ああ、もちろんだ」

美羽「それで....さっきの話なんですけど....」

P「?」

美羽「胸とかをアピールするのは『まだ早い』って事は.....」

美羽「....もう少し大きくなったらしてもいいって事ですか?」

P「っ!?」

美羽「私も胸とかアピールすれば、プロデューサーさんもドキドキするのかなぁ......」

P「ダ、ダメダメ!お前がそういうの考えちゃイカン!」

−−−夜−−−


P(美羽の奴、なんとか迷いを吹っ切ったみたいだな)

P(一番年下のあいつにリーダーをやらせるのはちょっとした冒険だったが.....)

P(これで一皮むけてくれそうだな、よかったよかった)


ガチャッ


頼子「お、お疲れ様です....」

P「おう、お疲れ頼子....ってお前もか....」

頼子「ちょ、ちょっとだけ....」

P「まっ。普段のお前のキャラから言うとバニーっていうのはなかなか縁がなさそうだもんなぁ」

頼子「....だから、少しでも慣れておこうと思って....」

P「うん、いいことだと思うぞ」

頼子「やっぱり....バニー姿は、恥ずかしいですね...///」

P「でもとってもよく似合ってるぞ」

頼子「そう....でしょうか...なんだか変な気分....」

P「カワイイぞ頼子、本物のウサギみたいだ」

頼子「あ、ありがとうございます.....」

P「頼子、ウサギの鳴き声ってどんな声だ?」

頼子「鳴き声....ですか?」

P「美羽とかに聞かれたんだけど答えられなくてさ」

頼子「ウサギは....声帯が無いので....殆ど鳴きません」

P「なーんだそうだったのか、さすがに頼子は物知りだなぁ」

頼子「いえ、そんなことは.....」

P「おっ、見ろよ頼子、そういえば今日は満月だぞ」

頼子「...ええ、そうですね」

P「綺麗な満月に、隣にはカワイイウサギか」

頼子「わ、私がウサギ....ですか?」

P「まあ今の格好もそうだけどさ、頼子は結構おとなしいからな」

P「殆ど鳴かないウサギとはある意味共通点があると言えるかもしれないぞ」

頼子「ふふっ、そういえばそうかもしれませんね....」

P「でもたまにしか鳴かないウサギの声を毎日聞ける俺はある意味ラッキーかもな」

頼子「プロデューサーさん....」

P「まっ、最近はたまにじゃなくてよく鳴くようになったかもしれないけど」

頼子「ふふっ、それは心を許せるから.....安心していられるからなんですよ?」

P「そうか?」

頼子「ええ....信用できる人の前ではウサギも気を許して....心の内をさらけ出せるんです」

P「なるほどな、そんなに俺を信用してくれるならこんなにうれしいことはないよ」

頼子「.....」

P「どうした頼子?」

頼子「いえ、なんでもありません.....」



頼子「月が....綺麗ですね.....」

P「ああ、そうだな」

頼子「プロデューサーさんはまだお仕事ですか...?」

P「まあな、片付けておきたいのがまだ残ってるし」

頼子「じゃあ...これをどうぞ...」

P「なんだこれ?時計か?」

頼子「晶葉さんに....作ってもらったんです」

P「晶葉が?へぇ、目覚まし時計みたいなものか?」

頼子「....はい、プロデューサーさんは時間に追われて大変そうなので....」

頼子「これなら...遅れることはないと思いますから...」

P「ありがとう頼子」

頼子「晶葉さんにも...言ってあげて下さい....」

P「ああ、そうするよ」

頼子「じゃあ私はこれで失礼します.....」

P「おう、気をつけてな」

頼子「.....プロデューサーさん?」

P「んっ、どうした?」

頼子「その....この前のことなんですけど....」

P「この前?」

頼子「私....『表情が豊かになってきた』って言われた事....本当に嬉しかったです」

頼子「これからも....プロデュースよろしくお願いします」ペコリ

P「頼子....」

頼子「それじゃあ...無理しないで下さいね....」バタン

P「何だよ....ちょっとウルッと来たじゃないか....」グスン

P「....ここを押せばいいのかな?」ポチッ


『時間だぞプロデューサー!さあ、元気を出して仕事だ!』


P「これは晶葉の声か....これは?」ポチッ


『Pくん、時間ですよぉ?遅れたら...めっ!ですよっ♪』


P「なるほど、これは亜里沙さんか」

P「ここは?」ポチッ


『ほらほらPさん?もう時間だよ!楽しいお仕事の時間!』


P「この声は夕美か、元気でるなぁ....」

P「んで、最後のこれは?」ポチッ


『....プロデューサーさん、もう時間です....』


P「ラストが頼子ってわけか」


『私、精一杯がんばります.....でも....』


『無理はしないで....』


P「頼子....ありがとな....」

P「....これで寝坊はしなくなりそうだな」

−−−数日後 夜−−−−


P(頼子があんな事言ってくれるなんて感動してしまったな....)

P(最初は目もろくに合わせてくれなかったあいつが俺を心配してくれるなんて.....)

P(感動だぜ全く....この目覚まし時計もいい感じだし...)

P(こりゃよりいっそう頑張らないとな、残業にも身が入るってもんだ!)


P「.....」カタカタ...


ガチャッ


レナ「あら、Pさん?」

P「レナさん?どうしたんですかこんな時間に」

レナ「ううぅ....ちょっと年長組の飲み会があってね...」

P「大丈夫ですか?」

レナ「ええ、少し休めばよくなると思うわ....」

P「無理しちゃダメですよ、そんなにお酒強くないのに」

レナ「わかってるつもりだったんだけど.....」

P「ソファーで休んでてください、水持ってきますから」

レナ「ゴメンなさいね....」

P「いいんですよ、これくらい」

レナ「うふふ....ファンにこんなところ見られたら幻滅されちゃうかしら?」

P「今は俺しかいませんから大丈夫です、ハイ水」

レナ「ありがとう....」ゴクゴク

P「本当に大丈夫ですか?何ならタクシー呼びますけど」

レナ「平気よ、少し休んでいれば」

P「じゃあソファーで横になっててください」

レナ「ええ、そうさせてもらうわ」

P「無理しないで下さいね、ダメだと思ったらすぐに言ってください」

レナ「ええ、本当にやさしいのねPさんは....」

P「当然ですよ、俺はレナさんのプロデューサーなんですから」

レナ「へぇ.....」

P「.....」カタカタ...

レナ「Pさんはいつもこんな時間までお仕事してるの?」

P「うーん、いつもってわけではないですけどわりと多いですね」

レナ「大変そうね」

P「もう慣れましたから」

レナ「ふーん....」

レナ「ねえPさん、ちょっとこっちに来てくれない?」

P「えっ、なんです?」

レナ「いいから!ほら、私の隣に」

P「どうかしたんですかレナさん?」


ガシッ


P「!?」

レナ「あら、やっぱりすごくこってるみたいよ」モミモミ

P「ちょ、ちょっとレナさん!いいですよそんな....」

レナ「ダメよ、たまにはこうしてマッサージしないと」モミモミ

P「で、ですけど....」

レナ「いいからいいから、私に任せて」モミモミ

P(あっ、気持ちいいかも.....)

レナ「本当にお疲れ様、私たちのためにこんな夜遅くまで....」モミモミ

P「いえ、確かに疲れるときもありますけど....」

P「俺が頑張った分だけレナさんたちが活躍できるんなら、そう悪いもんでもないですよ」

レナ「あらあら、嬉しい事言ってくれるわね」

P「本当の事ですからね、さあそろそろ...」

レナ「よい、しょっと...」ポスン

P「ちょっ、何してるんですか!?」

レナ「ゴメンなさいね、私酔っ払ってるから♪」ギュッ

P(これはマズイ!今の体勢はいわゆる....)

P(た、対面座位みたいな格好に....)

レナ「ウフフ、Pさん♪」ムギュッ

P「モガッ!い、息が出来な....」

P(レ、レナさんのロケットおっぱいが!)

レナ「私ね、貴方の事本当にすごいなと思ってるのよ?」

レナ「いつも私たちの事を一番に考えてくれて、嬉しい事があれば一緒に喜んでくれる」

レナ「悲しい事があれば一緒に泣いてくれる」

レナ「私たちの仕事を取る為に頭を下げてくれて、靴がすり減るまで歩いて....」

レナ「今までいろんな人を見てきたけどあなたみたいな人ははじめてよ」

レナ「クスッ、こんな気持ちになっちゃうのもね♪」

レナ「....シラフじゃ言えないわね、こんなことは」

P「.....」グッタリ

レナ「あら、Pさん?ちょっと大丈夫!?」

P「はぁ...はぁ...」

レナ「大丈夫?ゴメンなさいね、ついうっかりしてて....」

P「大丈夫です、むしろ天国と地獄をかいま見た感じで.....」

P「ところでさっきはなんて言ってたんですか?」

レナ「えっ?ウフフ....ナイショよ♪」

P「?」

レナ「ところでPさん、知ってる?」

P「なにがですか?」

レナ「ウサギってね、とっても性欲が強いのよ」

P「そ、そうなんですか....」

レナ「ええ、そして今の私はウサギちゃん、だから....ね?」

P「な、なにが言いたいんですか?」

レナ「Pさん....」ススッ....

P「な、なにを....」

レナ「野暮な事聞かないで....」

P「レ、レナさん...」

レナ「クスッ、なーんちゃって!冗談よ♪」

P「....あ、あれ?」

レナ「どう?オトナの魅力にタジタジかしら?」

P「は、はぁ...」

レナ「ゴメンなさいね、今日のところはやめとくわ」

P「今日のところは?」

レナ「ええ、まだまだライバルが多そうだしね」

レナ「でもねPさん」

P「はい?」


チュッ


P「なっ!?く、口に....」

レナ「私が負けず嫌いなの、知ってるでしょ?」

P「レナさん....」

レナ「この勝負も負ける気は無いわよ?」

P「それって....」

レナ「それじゃ、そろそろ帰るわね」スッ

P「は、はい...」

レナ「あっ、そうそうPさん?」

P「なんですか?」

レナ「ウサギってさびしいと死んじゃうって言うじゃない?」

P「まぁ、そう言われてますね」

レナ「だ・か・ら、ウサギをさびしがらせないように....」

レナ「今度はもっと刺激的な夜にしましょうね♪」

P「ちょ、ちょっと!」

レナ「じゃあPさん、また明日ね」バタン

P「......」



P「や、やわらかかったなぁ......」

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