【ダンガンロンパ】モノクマ「テキトーに絶望病ファイナル!!」 (180)

モノクマ 「はいはーい! 最後の絶望病いってみよっか!」

モノクマ 「前回宣言した通り、1.2のキャラ混合でいくよーっ! ゼロ、ロン霧、絶望少女のキャラは除外」

モノクマ 「エロ、グロ、ホモ、レズはオッケーで、グロは最後に解禁、スカは禁止ね! 他禁止事項は、必要になるか解らないけどコンマ以外の連取だよ!」

モノクマ 「今回の舞台はジャバウォック島だよ! 1のキャラ達にも修学旅行させてあげたいじゃない? そんな気分になる暇ないかもだけどね! うぷぷぷぷっ!」

モノクマ 「場所指定したい場合の範囲はひとつめの島までね!」

モノクマ 「絶望病の内容は平和的なのでも構わないからね。モノミのヤツが”らーぶらーぶ”とか言って、八つ裂きにしたくなるくらいに喜びそうなのが腹立つけどね」

モノクマ 「今回キャラ多くなるし、最後だし、いつもより少し回数増やして五回やったら終わりにしようかな」

モノクマ 「そんじゃ、最初の絶望病の内容を>>3で、絶望病患者を>>6ね!」

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他人の姿が自分の嫌悪する物に見える

狛枝

モノクマ 「最初の絶望病の症状は“他人の姿が自分の嫌悪する物にみえる”で、絶望病患者は狛枝 凪斗クンに決定しましたー!!」

モノクマ 「>>1が寝る前に内容確認した時、狛枝クンになる気がしてたんだよねー! 一番解り易い対象物があるもんね、彼!」

モノクマ 「そんじゃ、はじめるよ! 乗り越えろ! その先にこそ己の強さがあるのだ!!」ピコンッ


―――――――――


狛枝 「希望の朝だね! こんなに素晴らしい日はきっと、誰かの希望だって育つはずだよね!」

狛枝 「さあ、今日も新しい希望を探しに行こうかな!」

狛枝 「あれは…」


安価下2で狛枝が見つけた人物

小泉 「あら、狛枝。おはよう」

狛枝 「う…うぅ…」じりっ

小泉 「どうしたの? なんだか顔色が悪いけど…具合でも悪いの? 蜜柑ちゃん呼びましょうか?」

狛枝 「こ、小泉さんから絶望が溢れてる……」

小泉 「え? いきなりなによ…絶望?」

狛枝 「ごめん! それ以上近寄らないでもらえるかな?!」

小泉 「はぁっ? いつもあんたの方から寄ってくるクセに、なんなのよ!!」

狛枝 「ボクにもよく解らないんだけど…今、君から希望が全く感じられない…むしろ君が憎むべき絶望に見えるんだ…見ているだけで吐き気がするほどの…っ」ガタガタ

小泉 「本当なんなのよ!! 意味解んないのはいつもだけど、今日は割りましですっごい腹立つんだけど!!」

狛枝 「こんなのおかしい…ボクは今どうにかしちゃっているのかな……?」ブルブル

モノクマ 「だぁーいせーかーい!!」ぴょーん

狛・小 「わぁっ?!」

狛枝 「大正解ってモノクマ、ボクがどうした状況にあるのか解る…いや…キミが何かしたんだね?」

モノクマ 「うぷぷぷっ! キミは聡いね! その通りだよ!!」

小泉 「またあんたの仕業なのっ? 今度はなんなのよ!! いい加減にしてよ!!」

モノクマ 「小泉さんはおっかないなぁ。狛枝クンは今、絶望病にかかっています!」

狛・小泉 「絶望病?!」

モノクマ 「症状は“他人の姿が自分の嫌悪する物にみえる”ってヤツだよ!」

小泉 「つまり、狛枝が嫌悪してるモノ…みんなが絶望に見えてるってこと…? ますますワケわかんない…」

狛枝 「小泉さんから希望が消えてしまっているんじゃなくて、ボクが希望を見れなくなっているんだね。しかも、代わりに絶望が見える、と」

狛枝 「あははっ、まさしく絶望だよ! 希望の象徴であるみんなが絶望にしか見えないだなんてさ!!」

狛枝 「でも、この絶望を乗り越えないといけないよね! この絶望を乗り越えたら…ボクは、ボクが希望になれるのかも知れないね!!」

狛枝 「あははははははっ」

小泉 「ちょっと狛枝…落ち着いて!!」

狛枝 「再びボクの目に真実、君たちの希望を映るようにしてみせるよ!!」

モノクマ 「鬱陶しいなぁ」

小泉 「あんたの仕業でしょ!! 治療薬とかないの?!」

モノクマ 「治療法はあるよ?」

小泉 「それを教えなさいよ!」

モノクマ 「三人の人間にハグしてもらって、五分耐えたらオッケーだよ」

小泉 「それだけ?」

モノクマ 「それだけ」

狛枝 「五分、か…小泉さん」

小泉 「何? え? まさか、アタシにハグしろって?」

狛枝 「うん。お願いできないかな?」

小泉 「い、イヤだよ…そんな、は、恥ずかしいことっ!!」

狛枝 「ボクも、今はキミが絶望にしか映らないからね…辛いところではあるけれど…ボクはそれを打ち破るんだ!」

小泉 「ひとりで勝手に盛り上がんないでよ! っていうか! 体は拒否ってるよ! 目は閉じてるし、足は震えてんじゃないのよ!!」

狛枝 「ああ…ボクとしたことが…」ぱちっ

狛枝 「うううう…さあ! お願いだ! 小泉さん!」ガクガク

小泉 「えぇー……そんな状態のあんたにハグとかイヤだよ」

モノクマ 「お邪魔だろうから、ボクは失礼するね!」ぴょいーん

小泉 「他に頼んでよ」

狛枝 「こんなことなくても、そうするつもりなんだけど、キミがボクの力が欲しい時に何だってするから! 全力で!!」くわっ

小泉 「わ、解ったわよ…」

小泉 「いくよ…」じりっ

狛枝 「うっ…」びくっ

小泉 「ちょっと! 逃げてんじゃないのよ!!」

狛枝 「あああっ! こんなにボクを絶望させる小泉さんは、希望じゃなくて、絶望だったんだね!!」パニック

狛枝 「ボクがこんなに絶望してしまっているだなんて! でもボクは屈したりしないぞ! この絶望だって飲み込んでみせるよ!!」発狂

狛枝 「うっ…吐きそ……っ」

小泉 「……これ、確実に暴れるよね? アタシひとりじゃ無理……」

小泉 「あ、そうだ。残りふたりも連れてくればいいのよね! 三人で押さえ込めばなんとかいけるかも!」

小泉 「ちょっと待っててね、狛枝! 動いちゃダメだよ!!」

狛枝 「あははははははははははははっ!!」錯乱

小泉 「……怖っ」


治療に協力する人物を安価下2と、その下1で指定

日向君以外が腕力的に頼りなさ気なメンバー…


小泉 「だ、誰かいないかな…あっ! 日向と苗木!!」

苗木 「あ、小泉先輩、こんにちは」

日向 「どうした、小泉? 慌ててるみたいだけど」

小泉 「今、狛枝のヤツが大変なの! モノクマが絶望病だとかいうのにかけちゃって、おかしくなってるの!!」

日向 「狛枝はいつもおかしいだろ?」

苗木 「それより、絶望病が何か気になるよ」

小泉 「説明するから、とにかくふたり共きて!!」

日向 「とりあえず解った。きてくれるか? 苗木」

苗木 「大丈夫です。モノクマが何かしたっていうなら、只事じゃないだろうから、放っておけないです」


―――――――――


狛枝 「うわああああああああっ!! ほ、本当に日向クンと苗木クンまで絶望に!! こ、来ないで!! 絶望がどんどん増えていく!!」

狛枝 「絶望を淘汰するには! 根絶やしにするにはどうすればいいっ?!」がりがり

日向 「これは……」

苗木 「取り乱し方が尋常じゃないね……」

小泉 「狛枝を抑え込みつつ五分…お願い…日向、苗木っ!」

日向 「とりあえず解った…今の状態より、前のがまだまともに見えるのが不思議だな」

小泉 「狛枝、もう少ししたら楽になるはずだから、我慢してよね」じりっ

狛枝 「よ、寄らないで!」じりっ

苗木 「っ!」ばっ

狛枝 「?! う、後ろから?!!」ゾワッ

日向 「ナイス! 苗木!!」ばっ

狛枝 「は、離して!!」ジタジタ

小泉 「治したかったら大人しくしてなさいよ!!」ぎゅっ

狛枝 「うあああっ!! こんなの気が狂ってしまいそうだよ!!」うごうご

苗木 「暴れ方も尋常じゃないけど…っ」

日向 「顔にまで鳥肌たってるぞ…っ」

小泉 「こっちだって好きでこんなことしてんじゃないのに! ムカつくったらないわね!!」

狛枝 「んぅううぅえぇえっ!」ぐらぐら

日向 「お、おいっ! 吐くなよ?!」

苗木 「この光景、ただでさえ意味不明なのに、さらに嘔吐なんて大惨事だよ!」

狛枝 「耐えられないよ! ボクは希望になれないんだねっ?! ならボクはなんの価値もない絶望に染まったゴミ屑でしかないよ!!」ぐわんぐわん

狛枝 「絶望に殺されるくらいなら、まだ希望を愛しているうちに、自らの死を選ぶよ!!!」ぐるんぐるん

小泉 「ん、くぅっ! ちょっと! 暴れないで! よ!」

苗木 「火事場の、馬鹿力って、ヤツかな…っ…抵抗力がスゴいっ!」

日向 「気絶でも、してくれれば、まだマシ、なんだろうけど……っ!」

狛枝 「うぁっ…あああっ…もうやめてよ!! 離してよぉおおおっ!!!!」

ぷつん

狛枝 「っあ」がくん

小泉 「わっ?! き、気絶した?」

日向 「絶望が嫌いにしても、拒否の仕方が異常だったな。普段のあいつだったら、ここまで取り乱したりはしないだろうし…」

苗木 「絶望病のせいで、極端に絶望に敏感になっていたのかも知れないね」

小泉 「アタシひとりだったら吹っ飛ばされてたわ…あんた達呼んで正解だったわ。ありがとね」

苗木 「なんとかなって良かったです」

日向 「んじゃオレはとりあえず、こいつを部屋に戻しとくよ」

小泉 「その言い草はまるで物扱いね」


―――――――――


モノクマ 「狛枝クンと小泉さんをチェンジしたら、女の子ひとりを男三人が取り囲む、エロ漫画的危ないシチュエーションになったのになーって思ったりなかったり」

モノクマ 「もちろん、エロには発展しないけどね! 絶望病の内容によりけりだよね!」

モノクマ 「んじゃ、次にいってみよう!」

モノクマ 「次の絶望病の症状を>>18で、絶望病患者を狛枝クン以外で>>20ね!」

キス中毒

にだい

モノクマ 「お次の絶望病の症状は“キス中毒”で、絶望病患者は弐大 猫丸クンに大決定しましたー!!」

モノクマ 「こいつぁ野生味溢れる凄絶で、相手によってはカオスなキスシーンが観れそうですなぁ!!」

モノクマ 「この絶望病、二回目の時だったかな? にも同じ内容やってるよね。その時の絶望病スレは全部治療法設けなかったから、絶望病患者は絶望病にかかったまま終わったけどね」

モノクマ 「うぷぷぷっ! まあ、ボク的には被ってても全然問題ないけどね!」

モノクマ 「骨まで溶けるようなアツーい接吻を見せつけてちょーだいな!!」ピコンッ


―――――――――


弐大 「朝のランニングは終わりじゃあ! お次は指たて伏せ1000回!」

弐大 「しかぁし!! その前に水分補給をせんとなっ!!」

弐大 「無ッ…なんじゃ……? 何故か口が寂しいのう……塩飴も食べておこうかのう…」

弐大 「無ッ? あれは……」

安価下2で弐大が発見した人物

ちーたん壊れ(物理的に)ちゃうよぉっ!


不二咲 「あ、弐大先輩、おはようございますぅ」

弐大 「応ッ! おはようございますッ!!」

不二咲 「今日もトレーニングに励んでるんですね」

弐大 「不二咲もどうだ? お主の筋力の無さは気になっておったんじゃ」

不二咲 「そうですねぇ…」

弐大 「……ところで不二咲…」

不二咲 「なんですか?」

弐大 「ワシとキスをしてみんか?」

不二咲 「…………え?」

弐大 「何故か解らんが…今、猛烈にお前さんにキスをしたいんじゃ……」

不二咲 「冗談…ですよね? 弐大先輩もそんな冗談言うんですねぇ……?」

弐大 「冗談ではないっ!」ガシッ

不二咲 「!?!?」びっくぅ

不二咲 「ままままってくださいいいい! ぼ、ぼぼ僕、男ですぅううう!!!!」蒼白

弐大 「ほう、男?」

不二咲 「は、はいぃ」びくびく

弐大 「性別は問題ではないわあああああっ!!!」喝ッ

不二咲 「えええええええっ!?」

弐大 「いざ!」

不二咲 (相手の意見をまる無視して、強引にキスを迫るなんて、こんなの弐大先輩らしくないよぉ!!)

不二咲 (なんでなんでなんで??!!)

ちゅうっ

不二咲 「っ!?」

弐大 「不二咲……」

不二咲 「ぅう……な、んで……」ポロッ

不二咲 (キスは優しかった…でも、理解できないことが多過ぎて…)

不二咲 「弐大、先輩は…こんな…ひどいこと」ぐすっ

弐大 「ワシはなんということを……しかし…止められんのじゃあ…己を御せぬなど、情けない!!!」

不二咲 「え?」

弐大 「ああ…まだ…まだ足りん…! こんなモヤモヤとした黒い、重い霧のような感情、はじめてじゃあ…ワシはいったいどうしてしまったんじゃあっ??!」

弐大 「不二咲…ワシは…ワシは…」がしぃ

不二咲 「痛っ! 弐大先輩! 気を確かに…っ痛、あっ!!」ギシッ

ズギュウウウウウン!!

不二咲 「んんんっ!! んぅー!!」ジタジタ

不二咲 (弐大先輩の舌と唾液が入ってくる!!)

不二咲 「ん、ん、んふ、んぅっ!」ジタジタ

不二咲 (口を解放してくれない…体が軋むような痛みもあって、余計呼吸できないよぉ)

不二咲 (なんだか…このまま口から食べられちゃいそうなくらい、一心不乱に貪られてる……)

不二咲 「っ…っ…っ」だらん

不二咲 (苦しい…けど…ちょっと…気持ちいいかも…)

不二咲 (酸素…足りてない…? 意識が…浮かんで…く……)

不二咲 「~~~~っ」

がくん

弐大 「無ッ?! ふ、不二咲?! 不二咲!?」

不二咲 「……」ぐったり

弐大 「ああああ…わ、ワシは…ワシはこんなにも小柄な不二咲を力任せに……ぬおおおおっ!!」

モノクマ 「絶望病のせいですな!」ひょこっ

弐大 「のおおおっ?! モノクマ!?」

弐大 「ぜ、絶望病じゃとぉ?」

モノクマ 「今キミは“キス中毒”という絶望病にかかっているのです。それを治すには、三人の人間とキスをしないといけないのです!!」

弐大 「な、なんじゃとおおおっ!! モノクマああああッ! 貴様の仕業かあああああああああっ!!」

モノクマ 「うぷぷぷっ! 絶望病にかかっちゃったら性格が歪んじゃうんだなー! キミが強引に不二咲クンの唇奪っちゃったり、力の加減を調整できなかったりもそのせいだよっ!」

モノクマ 「うっかり殺しちゃったりしないでねー? それも一興だけどさ!! ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

弐大 「相変わらず巫山戯たヤツめ!!」ぐぬぬっ

モノクマ 「そんじゃ伝えたし、ボクは帰るねー」ぴょいーん

弐大 「クッ! 治すには三人にキスじゃとおっ?!」

弐大 「先に不二咲を応急処置せんと!!」


―――――――――


弐大 「不二咲には悪いことをしてしまったわい……どう謝罪したものか……」

弐大 「しかし厄介じゃな…治すのに他人の力が必要とは…」

弐大 「ん? あれは……」


安価下2で弐大が発見した人物

苗木だったら良かったのに……

>>32
うぷぷぷっ!絶望した?

初代キス中毒患者が今度は被害者に?!どんどん小柄な子達の唇が!!


西園寺 「あ、弐大おにぃじゃん。真面目な顔しちゃって、お腹でも壊したのー?」

弐大 「西園寺」ジッ

西園寺 「な、何よ?」

弐大 「ワシとキスをしてくれっ!」くわっ

西園寺 「はぁっ?!」たじ

弐大 「ワシは今、モノクマのヤツに“キス中毒”という巫山戯た絶望病をかけられとるんじゃ!!」ガシィッ

西園寺 「ちょっ?! ヤダ! 離してよ! ロリコン! 変態!!」ジタバタ

西園寺 「あ、あんた、これ以上なんかしたら殺すよ!!」バシバシ

弐大 「すまん…今のワシは自制が効かぬ…お前さんの唇を欲するあまり…絶望病のせいにはしたくない!! ワシが未熟故の罪!! ワシを殺すというなら、その罰を受け入れる!!」

西園寺 「い、意味解んないよぉおっ!!」じわっ

弐大 「破ァッ!!」ぐわっ

ぐぶちゅうっ!!!!

西園寺 「ふぐうううううっ!!!!」涙

西園寺 (ヌルヌルするぅ! 逃げたいのに舌が追ってくるし、吸われる!!)

西園寺 (ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダキモいキモいキモいキモいキモいキモいキモいキモいキモい!!)

西園寺 「むぅううんんんん!!」ドンドン

西園寺 (小泉おねぇでわたし、きっとこのまま汚されちゃうよぉ…犯されちゃうよぉ…)

西園寺 (ただの暑苦しい脳筋だって思ってたのに……こんな最低なヤツだなんて思わなかった……)

西園寺 (ただでさえ帯で息苦しいのに、バカ強く腕で締め付けてくるから肺が…それより体ごと潰されそうだよっ!!)

西園寺 「んんぅうううっ!!」ギシッ

西園寺 (!! 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない)

西園寺 「…………っ!!」

ぐでん

弐大 「!! ま、またやってしもうたあああああああ!!」

弐大 「同じ過ちを繰り返すとはああああ!!」

弐大 「しかし、最中は相手の舌と触れ合う感触が心地よくて意識が飛んでしまい、夢中になってしまう……恐ろしい…」

弐大 「西園寺、すまん!!」


―――――――――


弐大 「西園寺も応急処置はしたが…ワシはもう部屋に篭って外出せん方がよいかもしれんな……誰かに会う前に部屋へ……」

弐大 「あ」

弐大が発見した人物を安価下2

花村君を除いた160未満の子達を攻略!!弐大君おめでとう!!


九頭龍 「何みてやがんだ、コラッ!!」ギロッ

弐大 「く、九頭龍! 今のワシにつっかかるのはやめた方が……っ」

九頭龍 「ああっ?! オメーがオレをジロジロみてたんじゃねぇか!!」

弐大 「確かに、今は他人を意味もなく…いや、理由はあるんだが…と、とにかくそこを退いてくれ!!」

弐大 「お前さん、後悔するぞっ!!」くわっ

九頭龍 「ワケ解んねぇことガダガタ言ってんじゃねぇぞ!! その理由とやらを言ってみやがれ!!」

弐大 「九頭龍…忠告はしたからな……?」ガシィッ

九頭龍 「なっ!? 何しやがる!!」焦

弐大 「手荒に扱ってしもうたらすまん」グオッ

九頭龍 「はっ?!」

ぬぢゅううううっ!!!!

九頭龍 「ぐっ、んぐぅっ??!!」混乱

九頭龍 (何が起こってんだ?! オレは今どうなってやがる?!)

九頭龍 (口の中で何かが動きまわって……っ!!)

九頭龍 「ふぐぅっ!! んんぐぅっ!! んっ! んんん!!!!」発狂

九頭龍 (弐大のヤツ、オレにキスしてやがんのかっ????!!!!)

九頭龍 (冗談じゃねぇ!! こんな…こんな…)

九頭龍 (ペコ…こんなことなら…オメーにひとことでも…伝えときゃ良かったぜ……)

九頭龍 「ぐふっ?! ぐぁっ??!!」ギシギシッ

九頭龍 「ッ……!!」

だらん

弐大 「…………ワシは…三人もの人間を傷つけてしまった…」

弐大 「煮るなり焼くなり、この体を差し出すしかないか……ワシはどんな言葉も、どんな行為も受け止めよう!!」

弐大 「その前に、九頭龍の応急処置と……」

弐大 「モノクマのヤツを粉砕せにゃなるまい」

弐大 「待っておれよっ、モノクマッ!! ワシがお前さんを葬ってやるぞ!!」ゴゴゴゴゴッ


―――――――――


モノクマ 「あらー。弐大クンの殺る気がボクに向かっちゃってるぅ!! モノクマピーンチ!!」

モノクマ 「なーんてねっ! 全能である、さらにいえば那由他に予備があるボクにとって、彼ひとりなんてどうってことない羽虫だけどね!!」

モノクマ 「被害者が見事に小さい子ばかりだったね! ワザとでしょ? みんな鬼畜だなぁ…うぷぷぷっ!」

モノクマ 「弐大君が絶望病でなかったら、ロリショタコンな変態おっさんだよね! 完全にアウトな存在だよ!!」

モノクマ 「んじゃ、お次に行きますかー!」

モノクマ 「次の絶望病の症状を>>42で、絶望病患者を、狛枝クン、弐大クン以外で>>44ね!」

男に好かれる

絶望病なら発情するケモミミがはえる

人なら桑田

モノクマ 「お次の絶望病の症状は“男に好かれる”で、絶望病患者は桑田 怜恩クンに決定しましたー!」

モノクマ 「前回のスレでも似たのやったんだけど>>1が後先考えないから、治療法で自分の首締めちゃって絶望したんだよね」

モノクマ 「前回の知ってる人には治療法のネタバレになるけど、大したことじゃないしいいよね。桑田君に状況把握させるために人物の安価は数人とるけど、治療に必要な人数はひとりにするよ!」

モノクマ 「もし、複数のがいい!! って場合は早めにレスしてね…でも、ひとり追加するくらいで許してください!!」

モノクマ 「いかにもノンケで女子大好きな彼が、男に好かれるだなんて皮肉のきいたいい絶望病だよね!」

モノクマ 「禁断の扉は再び開かれる!!」ピコンッ


―――――――――


桑田 「あー。昼飯食ったし、何すっかなー」

桑田 「砂浜で女子が水着で戯れてたりしてねぇかな」

桑田 「お、あいつは…」


安価下2で桑田が見つけた人物(男子)

桑田 「花村センパイ、ちーっす!」

花村 「あ、桑田くん! ちょうど良かった! 今暇?」

桑田 「今、超ヒマしててフリーっすよ! どしたんすか?」

花村 「常夏のフルーツをふんだんに使ったスイーツを作ったんだよねー。だから、誰かに味見してもらおうと思ってさ」

桑田 「おっ! 花村センパイのスイーツ?! 食う食う! 喜んで味見しまっす!」

花村 「ンフフフ、じゃあ食べに行こうか!」

桑田 「花村センパイの料理ってスゲー美味いっすよねー!」

花村 「そりゃあもう! ぼくの料理は誰が食べても、百人が百人満足する料理だもん! ……ところで桑田くん」

桑田 「なんすか?」

花村 「前から思ってはいたんだけど…キミってとても美味しそうな身体つきしてるよねぇ?」さわさわ

桑田 「ちょっ?! いきなりケツ触んなよ!!」ずさっ

花村 「何だろう? いつもはある程度抑えられるんだけど…今は制御が利かない…胸がときめいて、キミを食べたくてしかたないんだ!!」

桑田 「はっ?! 意味解んねぇ!!」

花村 「性的な意味だよ!!」

桑田 「オレが訊きたいのはそうじゃねぇ!! さ、さっきのスイーツの話はなしで!!」逃

花村 「あ! 待ってよ桑田くーーーん!!」


―――――――――


桑田 「な、なんなんだよアイツ…バイだってのは知ってたけど、いきなし人のケツ触ってきて気持ち悪ぃ……」

桑田 「しばらくレストランには近づかねぇ方がいいな」

桑田 「ん? あいつ、レストランに行こうとしてんのか? 止めといた方がいいかもな」

桑田 「おーい」


安価下2で桑田が見つけた人物(花村以外の男子)

十神 「気易く声をかけるな」

桑田 「ああ、そうですか。オメーなら花村に何されようがどうでもいいわ」

十神 「花村? あの男がなんだ?」

桑田 「オメーにはもう教えねぇよ!! レストラン行ってそんまま掘られちまえ!!」

十神 「生意気な態度だな……?」ぐいっ

桑田 「あ?」

十神 「いつも品がないと思っていた貴様が、今日は心なしかマシにみえるぞ……?」

桑田 「おいっ! 人の顎掴んで顔近付けんな!!」ペシッ

十神 「貴様、俺の手を叩いたな?」ガシッ

桑田 「痛っ!」

十神 「生意気で反抗的な態度…いつもならば腹が立つのだが……」

十神 「今の貴様になら、その態度でも悪くない気分だ」

桑田 「だから! 顔近付けんな!!」ドンッ

十神 「っ!!」

桑田 「ここもヤベェ! 逃げる!!」ダッシュ

桑田 「な、なんなんだよ?! さっきから!! やたらベタベタ触って来やがる!!」

桑田 「女子だったら大歓迎なのによぉっ」

ドンッ

桑田 「うおっ?!」

?? 「っ!!」

桑田 「わ、悪ぃ! 大丈夫か?!」


安価下2で桑田とぶつかった人物(花村、十神以外の男子)

田中 「ああ。無用な心配だ」

桑田 「そか! なら良かった! んじゃ、オレはこれで……」ガシッ

桑田 「?!」

田中 「待て」

桑田 「な、なんすか? 珍しいっすね? 田中センパイが触ってくるとか…いつも自分に触るなっつってんのに…」

田中 「そう。いつもならば貴様ら人間に俺様の毒でその身を滅ぼさん様にと、触れることを禁じてきた」

田中 「しかし今、俺様はそれを厭わず、貴様を俺様の毒に侵し、手離さず側に置きたいと……そんな思想が生まれている」

桑田 「えーっと? 全然理解できねぇけど、ヤベェってことはビンビンに感じとれるぞ!!」バシッ

田中 「ッ!! 貴様!! 反抗する気か!!」

桑田 「なんでなんでなんでなんだよ?! どいつもこいつも頭沸いてんじゃね?!」逃

桑田 「ひとまずどっか隠れるっ!!」


―――――――――


桑田 「はぁ…いったいなんだってんだよ…」

モノクマ 「それはねー?」ひょこっ

桑田 「どわああああああっ!! もももモノクマ?! 脅かすなよ!!」

モノクマ 「せっかくキミがどうしてやたら男にベタベタされてるのか教えてあげようと思ったのになー」

桑田 「なんか知ってんのか?!」

モノクマ 「キミは絶望病にかかってるんだよ」

桑田 「はぁ? 絶望病だぁ? んだそりゃ」

モノクマ 「人によって様々だけど、キミは“男に好かれる”っていう症状なんだ」

桑田 「そんでやたら触ってくんの? 普通に好かれるだけならいいけどよ…そんな感じじゃなかったしな……」

モノクマ 「そんでね? それを治す方法なんだけど」

桑田 「おおっ! 治す方法はなんだ?!」

モノクマ 「ひとりの男子と肉体的に結ばれてください」

桑田 「……ふざけてる…だけだよな?」

モノクマ 「マジですよ」

桑田 「結ばれるって…掘るか掘られるかしろってこと……?」

モノクマ 「イエス」

桑田 「バカかオメー!! そんなんムリに決まって……」

ポンッ

桑田 「わああああああああああっ!!」ぎっくぅ


桑田の肩を叩いた人物安価下2(男子なら誰でも可)

石丸 「ど、どうしたのかねっ?! 桑田くん?!」

桑田 「い、イインチョ…っ」

石丸 「そんな草むらにモノクマと隠れて…ああ、もしかして、かくれんぼでもしているのかね? だったらすまないことをしてしまったな…」

桑田 「た、確かにかくれんぼみたいなもんだけど……つか、今までの流れだとイインチョも……」

石丸 「どうかしたのかね?」

桑田 「い、いや、なんでもない! んじゃな!!」立

石丸 「待ちたまえ! 隠れていなくていいのか?」ぐいっ

桑田 「うおっ?! 立ち上がり様を引っ張んなよ!!」どてっ

石丸 「僕はかくれんぼというものをしたことがないのだ。だから、見つかるまで一緒に隠れてみたいのだが」

桑田 「いや、オレかくれんぼしてねぇし」

石丸 「ならば、どうして公園の草むらなどに……?」

桑田 「そんなのどうでもいいだろ!! いい加減服離せよ!!」

石丸 「……なぜだろうか? 離したくない……」

桑田 「やっぱそうなんの…か……!!」ぐらっ

石丸 「桑田くん」ぐいっ

どさっ

桑田 「ちょっ…」

石丸 「キミに触れたくて仕方ない…胸の動悸がだんだんと早まっていく……僕はどうしてしまったんだろうか?」

桑田 「しりたくありません」

モノクマ 「そのまま石丸クンに相手してもらいなよ! んじゃごゆっくりー!」ぴょいーん

桑田 「モノクマあああああああっ!!」

桑田 (つかヤベェよ!!)


この下5位までエロ内容案
良さ気なモノを組み合わせるので、全部を反映できるわけではありません

後、地の文ありか、セリフだけがいいかの意見もあればお願いします。

なんだか時間とれない時にスレ立ててしまったな…タイミング悪い

腰痛持ちからしたら、駅弁なんて腰逝きそうで怖くてできない



石丸 「桑田くん…」

 桑田は自分に被さる石丸がまともでなくなっていることを、仄暗く淀んでいる瞳をみて感じとる。

桑田 「わあああっ!! まてまてまてまて!!」

石丸 「なんだね?」

桑田 「風紀委員のオメーが自ら風紀乱してどうすんだよ?! 自分はよくて、相手はダメとか! そんなん示しつかねんじゃねぇの!?」

石丸 「校則では“不純異性交遊”は禁止されているが、同性との性交渉はなんの規制もされていない。問題ない」

桑田 「普段頭かてぇクセに、くだんねぇことに柔軟さを発揮すんな!! つか、性交渉ってさらっとヤる気宣言してんじゃねーよ!! オメーアホだろ? アホアホアホアホアホアホアホアホア……んぐっ!?」

 これまでのこと、加えて石丸に押し倒される展開に、いい加減イライラも募っている桑田。声を大にし、石丸に稚拙な言葉を繰り返し浴びせる。しかし石丸は吠える桑田の口を手で覆い塞いだ。

石丸 「静かにしたまえ。キミは誰かから見つからないようにしていたのではなかったのかね?」

桑田 「!!」

 石丸の冷静な言葉で、自分に起きている事態を思い出す。絶望病により、恋愛というには歪んだ形で同性に好かれる体質になっていること。そうでなくとも、石丸にどうにかされてしまうという寸前である今の状態を誰かに見つかるのはマズい。加害者である石丸が非難の対象になるのだろうが、男に迫られ組み敷かれていたのが自分だと知られるのは、桑田の男としてのプライドが傷つく。
 桑田は逃げる手段を思考する。治療法は同性と肉体的な繋がりを持つこと。しかし、ノーマルもノーマルな桑田がそうまでして治療をしたいと思うはずもない。治療するならば、最悪逃げ続けることに疲れてからでいい。
 必死に身を捩らせるが、意外と石丸の力が強く、うまく抜けられない。それもそのはずで、努力を怠らない石丸は“健全な精神なるは健全なる身体に宿る”ということわざに習い、実際に身体を鍛えている。石丸くらいと考えていただけに、予想外のことで桑田は焦る。

石丸 「そう暴れてくれるなよ」

桑田 「お、がっ…ゔ、むぅっ」

 桑田の口を塞いでいた手をわずかに緩めると、今度は指を口へと潜らせ、やはり言葉を封じる。固さのある異物が口内を弄る感触は不快で、その気持ち悪さに石丸の手を引き離そうと、石丸の腕を掴む。

石丸 「強引に引き抜くと、前歯も一緒に抜けてしまうぞ?」

 普段の彼ではお目にかけないような意地の悪い満面の笑みを桑田に向けつつ忠告する。
 石丸の忠告に桑田の顔が青ざめる。何より容姿を重視している桑田にとって、前歯が抜け落ちるような事態は避けたい。何より、想像するだけでも歯茎が痛む錯覚が生じ、怖くなりおとなしくなる。

桑田 「……」

石丸 「いい子だ」

 抵抗を弱めた桑田の様子に、石丸は満面の笑顔を向けた。
 抵抗を弱めたが、諦めたワケではない。けれど、先の説明通り、桑田は容姿に重きを置いている。それを石丸は承知なのだろう。桑田を逃がさないよう口を解放しないまま、反対の手で桑田の服に手を掛けた。

桑田 「ん゛っ?!」

 下腹から上へと焦らすように、ゆっくりとした動きで、石丸の指先が桑田を愛撫する。展開はどんどん最悪の方向へ走り出す。桑田の顔色は既に血が引いて白くなっていたが、さらに色を失い、身体も冷たくなっていく。

桑田 「ゔぐぅ! ううううっ!!」

石丸 「おとなしくしたまえ」

桑田 「がっ!」

 身悶えし抵抗する桑田の胸の突起をつねる。加減はされていないに等しく、痛みで桑田の身体が大きく跳ねる。その際、口に溜まっていた唾液が気道にも流れ、むせこみ苦しむ。

桑田 「ぐぶっ! ゔッ、がふっ! うご、がふっ」

石丸 「苦しむキミの姿に全身が、脳が、血が騒ぎ、興奮で身震いしている」

 石丸は熱の篭った吐息とともに言葉を漏らす。

石丸 「僕にも、こんな一面があったのだな……まるで自分ではないようだ」

桑田 「!!」

 苦悶に顔を歪め、口元を唾液で汚す桑田の様を眺める石丸の表情は愉し気だ。しかしそれは、見る者を底冷えさせるような狂気じみた冷酷な笑顔。仄暗く淀んでいた瞳が、今は蘭々と輝いている。
 堅物だがどこか抜けていて空気を読めず、ときおり人を傷付ける発言をしてしまう彼ではあるが、意図的で、攻撃的な傷付け方は決してしない。そんな彼が自分を組み敷き、弄んで興奮している姿は、桑田を恐怖させるには充分だった。

 桑田の絶望病は“男に好かれる”。今までならば、絶望病患者自身に性格の歪みが見られた。しかし今回は桑田自身にはなんら変化はない。だが、桑田の存在が対象者である同性を狂わせていることになる。
 絶望病の情報を知らない石丸からすれば、自分の中で隠れていた性質が頭角を現したのだとでも思っているのだろう。しかし、それは無理やりはめ込まれた好意。劣情。終わってしまえば自分がしてしまったことに苦しむことになるだろう。

石丸 「とても好い表情だ…桑田くん…キミが欲しくて、狂おしくて堪らない」

石丸 「僕のモノにしたい…いや……僕のモノになれ」

 加虐心を刺激され、暴力的な思想、欲望が石丸の中で大きくなる。その衝動に突き動かされ、桑田への愛撫を再開させる。動きは先ほどと変わらず、緩く、擽り焦らすように触れ続ける。

桑田 「~~~~っ」

 長く執拗な焦らしにより、桑田の身体に変化が現れる。

桑田 「っ…! ん…っ! んふぅ…っ」

 頬は上気し、身体は火照り赤みを帯び、それに伴い口内、吐息も熱くなっていく。血が引き冷たくなっていたことが嘘のように血が巡り、熱を取り戻している。さらには、はじめの頃より、明らかに身体は敏感になっていた。石丸の指の動きや感触を鮮明に拾い、肌を滑る度に悩ましい声を漏らすまでになっていた。

石丸 「気持ち好いのかね?」

桑田の変化をみて、石丸はくすくすと笑いながら、膨らみ硬くなっている胸の突起を押しつぶす。

桑田 「ぅっ! ん゛う゛ううっ!!」

 緩やかで擽ったいモヤモヤとした刺激から、唐突にピリピリとした痺れたような痛みと甘さが合わさった強めの刺激。背を仰け反らせた過剰ともいえる反応を桑田はみせた。

石丸 「ここもこんなにしているようだしな」

 積み上げられた欲求が形になり露わになる。桑田のモノが下からズボンを持ち上げ、存在を主張していた。それをズボン越しに爪の先で下から上へとなぞってやる。

桑田 「んんんうううううッ!!」

 下腹部を中心に、寒気にも似た感覚が全身を駆け巡り、それは足先を小刻みに震えさせる。普通ならばできない、着衣しているからこそできる行為。得られる快感。もう一度確かめたくなるような後を引く感覚は、桑田の頭を混乱へ叩き込む。
 男同士、さらにいえばクラスメイト相手との行為など、どうしたって拒否の一択だったはずだ。それなのに、触れられる度に身体は反応する。
 人間の身体とは、自分の気持ちに伴わず機能したり、しなかったりするモノだ。気持ちは嫌で不快なはずだったのに、いつからか先を期待し、求めてしまうようになっていた。それに気づいた桑田は自分に驚愕し、失望する。途端、涙が一気に溢れだした。

桑田 「ふぐぅ…ぅぅう……」

 泣き出した桑田をみて、石丸は指を引き抜いてやる。その指は桑田の唾液で糸を引き、桑田としばし繋げる。

石丸 「何を泣いているのかね?」

 先ほどまでの意地悪な言動と打って変わり、優しい声色で泣いている理由を訊ね、桑田の頭を優しく撫でる。それが余計に桑田の不安と混乱を煽り、さらに涙を溢れさせた。

桑田 「もぉ…やめ、て…くれよぉ……」

 桑田は弱々しく懇願する。身体はもう既に堕ちつつあり、自分の意思で抵抗してくれなくなっていた。あるいは抵抗したくないのか。しかし、残った意思をなんとか言葉にして示す。そうしなければ、自分のあらゆるモノ終わると、桑田は感じていたからだ。石丸がここでやめてくれれば、まだ望みはあると、引き返せると、最後の祈りで懇願する。

石丸 「キミは抵抗をやめている。身体も行為を悦んでいるのに、やめてしまうのか?」

桑田 「ぅ、うううっ」

 見透かされていることに桑田は言葉を失い、愕然とし、さらに泣く。

石丸 「ああ…いつもの僕ならば、キミが泣く姿に心を痛めているところなのだろうが」

石丸 「今の僕には上質な興奮剤だ。もっと泣いて、絶望してくれ…」

石丸 「正直に言いたまえ。気持ちがいいのだろう?」

 しかし、それに桑田は答えない。それでも石丸は無言こそが答えだと解釈し、それ以上の言及はしない。
 愛おしそうに桑田の頬を撫で、桑田の唇に噛みついた。そのまま何度も唇を啄ばみ、反射的に口が開いたところで深く口付ける。
 少しまえまで指で塞がれた口が、今度は舌で蹂躙されていく。桑田を求める石丸のキスは一心不乱で乱暴だ。“ヘタクソ”と残った僅かな余裕をひっぱりだし桑田は思うが、それはすぐに理性とともに飛んでいく。
 その最中に、石丸は桑田のズボンに手をかけ、桑田の雄を解放してやる。

桑田 「ふ…ぁ…」

石丸 「は、ぁ……腰を浮かせてくれ」

 言われるままに桑田は腰を浮かせると、石丸は桑田のズボンをずり下ろし、桑田の下半身をむき出しにしてしまう。怒張したソレは上を向き反り返り、先端から既に色のないねとりとした体液で濡らしていた。それを確認した石丸は意地悪く低く笑う。

石丸 「ずいぶんと従順で素直ではないか。ふだんの態度もこうであればいいのだがな」

 先ほどの答えも確認でき、揶揄と愚痴を交えたつぶやきを零しながら、石丸は上着を脱ぎ捨て、腹に巻いたサラシを解きはじめていた。

桑田 「なに…してんの?」

 この流れでいえば、服を脱ぐのは普通のことだが、ついそんなことを口にする。

石丸 「これをだな」

 しかし石丸は桑田の疑問に答えながら、外したサラシの端を噛んで引き裂いた。

石丸 「こうするのだ」

 裂いて小さくなったサラシを手にし、屈んだかと思えば、桑田の亀頭の下にそれを結んだ。

石丸 「これで射精できない」

桑田 「え…なんで? やめ……っ」

 狼狽する桑田に満面の笑顔で言う。

石丸 「挿入の前は慣らすのだろう?」

 好奇心に満ちた石丸の指が、桑田の秘部の周囲を撫でた。

桑田 「!!」

 まだ挿れられていないが、撫でられる度に中を探られているような不快感があり、再び桑田に反抗心が返ってくる。

桑田 「まって……ッ! だぁアっ?!」

 暴れ出しそうな桑田に、無慈悲にも石丸は指を挿し入れた。受け入れるための役割を持っていない場所への無遠慮な挿入に、苦痛の悲鳴をあげる。

石丸 「鼓膜と心を震わせる心地の好い悲鳴だ…しかし、さすがに悪目立ちしてしまうな」

石丸 「だが、それもいいかもしれない。そうすれば、キミに悪い虫が付きにくくなるだろうからな」

 見つかり自分が周りにどう思われるかなどの危惧をしていない石丸に改めて“完全にイかれてる”と桑田は認識し、理解する。どれだけ泣き叫ぼうが、拒もうが、石丸が自分を陵辱することをやめはしないのだと。戦慄し、そして絶望する。“なぜ? 俺がこうならなければならない理由は? そもそも絶望病ってなんだよ?”痛みで冷静さがもどった桑田の頭の中で、次々と疑問符が浮かぶ。

桑田 「石ま…ぃッ! 痛ああっ!!」

 桑田の喉から迸る悲鳴。なんの経験もない桑田の中をかき回す。慣らすというにはあまりにも雑で加減など一切ない。桑田の全身が拒否反応を示す。その痛みで萎えてしまいそうなモノだが、先ほど石丸が桑田に膨張を維持するように施したサラシがそれを塞き止めている。

桑田 「ひ、ぐ、ぅうう……ヤだ! イヤだ! くぁっ……お願いぃ…だから…ひっ、やめ、て、くれよぉおっ!!」

 石丸を悦ばせるだけかもしれないが、桑田は望みをかけて哀願する。

石丸 「無理に決まっている」

 石丸は桑田の願いを突っぱねると、次の行動へ移す。桑田を陵辱する度に、脈を打ち熱と欲望を蓄積し、膨張させたモノを取り出した。自分にも備わり、同じ状態になっているはずだが、石丸のソレが今の桑田には凶悪な凶器にしか映らない。

石丸 「これからたっぷりとキミを可愛がるのだからな」

桑田 「うぅ、あぁあ……」

 石丸のモノが充てがわれると、涙が再び溢れ出し、声は震え言葉にならずに嗚咽になる。

桑田 「かは……っ!」

 肺の空気をむりやり絞りだしたような桑田の声。石丸は一気に桑田の中へと押し挿った。

桑田 「んぎっ?! お、ごぉ、あ…っ」

 女性器と違い粘膜液が分泌されないその場所に、潤滑剤などを塗布していないうちの無理な異物挿入。圧迫と、摩擦による痛みが桑田を襲う。

石丸 「っ! キツいな…僕を追い出そうとしているのか、よく締まる……よほど辛いのか」

石丸 「しかし、その辛さはキミの身体で僕の存在を認識している証拠。狂おしくなるな」

石丸 「キミをもっと壊したい、狂わせたい、堕としたい、犯したい」

 桑田の中でまだまだ膨張していく凶器。それを激しく突き上げ、ぐちゃぐちゃに泣いて悲鳴をあげる桑田を犯し続ける。自分のモノだと主張するように。射精を止められ達することができず、熱に浮かされた頭の中はグズグズで、揺らされる度に視界は明滅する。桑田の痛覚は防衛本能からか、快感へと切り替わる。

桑田 「あっ、あっ、んァッ、あっ」

 壊れそうな桑田から、喘ぎというには空虚な声。しかし、桑田の声が聴こえるだけで、石丸は満たされる。

石丸 「桑田くん、僕の首にしっかりと腕をまわして」

桑田 「あはっ、あッ、いし、ま、る……? うああぁあっ!!」

 石丸は桑田を抱え、繋がり合うまま立ち上がった。誰かに見つかるというリスクを考えることも忘れ、そのまま行為に没頭する。しかし、攻めたてられ続け、行き場をなくしている熱を溜め込み過ぎた桑田の意識は白濁とし、気を失う寸前ギリギリにある。

桑田 「イき、たいぃ…も、う、あ…ん、あっ」

桑田 「マジもぉ…っ、イかせ、て……」

 思考することができなくなっている桑田はうわ言のようにくり返す。それでも、無意識に落ちてしまわないように石丸の首に腕を回し、しがみつく。条件反射的な行動だが、石丸の高揚を煽るには充分だ。

石丸 「僕も、もう限界だ…しかし、一時的にでも、キミは僕のモノだという形をキミの中に残せると思うだけで、心は歓喜に打ち震える……」

 力が入らず、桑田の口はだらしなく開いたままだ。その口から覗かせている舌を自らの舌とを絡めながら塞いだ。探り、擽るように口内を愛撫し、刺激する。はじめの乱暴なキスにくらべ、余裕のある口づけ。

桑田 「ふ、ぁ……」

 今まで石丸から受けた行為が酷かったこともあり、そのキスは心地よく感じる。最後の最後で、桑田から石丸に甘えるように舌を差しだした。

桑田 「ん…いしまる……っ」

石丸 「嬉しいぞ、桑田くん……」

 にこりと笑い、桑田に結んでいたサラシに手をかける。

石丸 「名残惜しいが…終りだ…っ!!」

 石丸は狂わされた感情のままに、桑田の中に種を注ぎ込むと、その結び目をとうとう解いてやる。

桑田 「いッッ~~~~っ!!!!」

  行き場のなかった桑田の熱は、サラシを解いて自由になると、石丸の腹部と胸部にブチ撒き、汚した。塞き止め、不可をかけ続けていたところに唐突な開放。視界は真っ白に光り、全身から力が一気に抜けるような強い感覚に、桑田の身体は耐えきれず痙攣し、悲鳴にならない声に喉を震わせながら気を失ってしまった。

石丸 「っ!」

 桑田が気を失ってしまい、桑田の重量が一気に腕に掛かる。桑田を落とさないように抱きとめ、しばらく立ち尽くす。

石丸 「……あ…え……?」

 はたと抱きとめている桑田を見て、頭がざわざわしだすところを、ひとまず置き、ゆっくり腰を落とし、桑田を横たわらせる。
力なくぐったりとしている桑田から、勇ましさを失った自身をずるりと引き抜いた。

石丸 「は…? う、ぁ…えっ? えっ…?」

 石丸の全身から血が引く音が聞こえてくるような気がしてしまうほど青ざめる。

石丸 「…………く…わた…く……」

石丸 「うわあああああああああっ!! 僕は! 僕はなんてことをしてしまったんだ!!」

石丸 「い、今僕は確かに彼を…彼に酷いことを……っ?!」

 つい先ほどまでの自分の行動を思い返す。桑田を押し倒し、泣いても愉悦し、桑田陵辱し続けたのは自分だ。自分の腹部から胸部に掛かった桑田の精液。その量は多く、何度桑田が達しそうになっていたのかを物語る。そして、桑田の秘部からわずかに垂れ流れている白濁りの粘液が事実なのだと証明している。

石丸 「なぜだなぜだなぜだなぜだなぜだ????!!」

 心臓は大きく、吐き出してしまいそうなほど重く鳴る。頭の中はぐるぐるとかき混ぜられているかのように思考は働かない。それからは同じ単語ばかりを何度もくり返す。くり返す。

石丸 「すまない! 桑田くん! すまない!!」

石丸 「うわあああああああああっ!!」

 返事をするはずのない桑田に何度も泣きながら、石丸は謝り続けた。


―――――――――


モノクマ 「長い」

モノクマ 「予定よりはるかに長いよ!」

モノクマ 「後ね、エロリクエストもらうとさ、大体の確立で鏡ってあるんだけど、話の流れとか場所の問題上クリアできないこと多いんだよね。クリアできたの過去に一度しかないよごめんなさいだよね」

モノクマ 「ボクの全能の力で舞台をラブホにでもしたろうかと思ったけど、石丸クンがハッスルし過ぎて石田化してオラオラパンパンするルートになっちゃいそうだからやめたよ!」

モノクマ 「それでもいいよって声もありそうだけどね!」

モノクマ 「んじゃ、次いこうか!」

モノクマ 「次の絶望病の症状は>>77で絶望病患者を狛枝クン、弐大クン、桑田クン以外で>>80ね!」

見つめた相手の性欲を高めて無理やり犯される

西園寺

モノクマ 「お次の絶望病は“見つめた相手の性欲を高めて無理やり犯される”症状で、絶望病患者は西園寺日寄子さんにだぁいけってぇーい!!」

モノクマ 「弐大クンにお口犯された後に、下のお口も犯されちゃうの? もう西園寺さんの絶望堕ちは確実だよね!!」

モノクマ 「あれ? これで相手弐大クンだったりしたら…うぷぷぷ! 安価が楽しみだね!!」

モノクマ 「絶望に染まった西園寺さん、もしかしたら弐大クンも…ふたりの表情を想像するだけで、鮭三匹は軽いですな!!」

モノクマ 「一番最初ので日向クンが狛枝クン襲わなきゃなんないのに、狛枝クンが絶望病知ってる流れだったから和姦になるというやらかしあるからね」

モノクマ 「今度こそ犯す! ん? 患者が犯される方だから、ブチ犯されさせる!」

モノクマ 「ああもう! ボクの日本語が崩壊してくからいくよ!!」

モノクマ 「まずは目で殺す! そこから始まるラブストーリー!!」ピコン


―――――――――


西園寺 「あああもう!! なんなのさ! さっきの弐大のヤツ!!」

西園寺 「気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!!」

西園寺 「何度口濯いだか解んないよ!!」

西園寺 「着物もはだけちゃうし!! 小泉おねぇに直してもらわなきゃなんないじゃん!!」

西園寺 「こんな時に向こうから誰か…ど、どうしよう…」


安価下2で見つけた人物

ここは小泉で最低でも救いを

>>84
救いは…なかった

苗日寄、ありだと思います!



苗木 「あ、西園寺先ぱ……ど、どうしたんですか?! そ、その格好?!」

西園寺 「エッチバカ変態!! 着物はだけてんだから見んな!! あんたのご自慢のアンテナ引っこ抜くよ!!」

苗木 「ええっ?! ご、ごめんなさい!」

西園寺 「それより! 小泉おねぇしらない?」

苗木 「小泉先輩ですか? 朝に少し一緒だったけど、今は解らないです」

西園寺 「見んなっていってんでしょ!!」ゲシッ

苗木 「いてててっ!! 人の目を見て話すのがクセだからつい!!」

西園寺 「ああ、もう! おねぇの居場所知らないなら用はないよ!!」

苗木 「待って! 西園寺先輩!」

西園寺 「なによ!」

苗木 「その姿のまま歩き回るのは…ちょっと…」赤面

西園寺 「……」

苗木 「ボクが小泉先輩探しに行くんで、部屋で待機しててください」

西園寺 「ふんっ……気が利くじゃん」

苗木 「ど、どうも」

苗木 「ちょうどボクの部屋の前ですし、ボクの部屋で待ちます?」

西園寺 「そうする」

苗木 「鍵開けますね」

ガチャ

苗木 「どうぞ」

西園寺 「うわぁ…あんたの部屋無個性!! あんたを表してるってくらいに無個性!!」

苗木 「あはは…よく言われるよ」

西園寺 「んじゃ、わたし待ってるから、早く小泉おねぇを……っ!?」

苗木 「西園寺先輩……」ぎゅっ

西園寺 「やっ…?! 何すんの!! は、離しなさいよ!!」ジタジタ

苗木 「西園寺先輩の目を見てると…その…はだけた着物から覗く肌なんかも相まってなのか…」

西園寺 「あ、あんた発情してんじゃないでしょうねっ?!」

苗木 「……そうみたいです」

西園寺 「なんなの?! 弐大の次は苗木?!」

苗木 「はぁ…西園寺先輩…こうしてるだけで昂ぶってくるよ……」ぎゅうっ

西園寺 (マジなんなの? みんなして頭イかれちゃってんじゃないの?!)

西園寺 (小泉おねぇ! 小泉おねぇ助けて!!)


この下5位までエロ内容案
良さ気なモノを組み合わせるので、全部を反映できるわけではありません

地の文ありか、セリフだけがいいかの意見もあればお願いします。

パイズリっていうか、日寄子ちゃんレベルだとパイ硯じゃないかな…
個人的にダンロンキャラで足コキ似合うのって日寄子ちゃんだと思います……っ!今回ないけど!

こういう流れで苗木君が攻めになると、一番キャラが迷子になる。謎。地の文を一人称にしたらもっと酷くなりそう



モノクマ 「鏡好きっすねー?! そんじゃ、全能であるモノクマが、苗木クンのお部屋を全方位鏡張りのお部屋に大改造しちゃうよ!!」


―――――――――


苗木 「西園寺先輩…小さくて可愛いです…」

 小学生程の身長しかない西園寺の身体は、小柄な苗木であっても抱きすくめてしまうのは容易だった。西園寺は必死に振りほどこうともがくが、苗木の腕に力が入り、それを制してしまう。

西園寺 「ヤダ! やめてよ! キモいってば!」

 弐大とのことがあってか、すでに西園寺の目には涙が浮かんでいる。このまま苗木が手を出すようなら、西園寺の涙腺は決壊してしまうだろう。

苗木 「やめなきゃって、思うんです…でも、西園寺先輩の目を見るたびに、そんな意識が薄れていく…こんなことはじめてで……」

 敵だと思っている人間達から向けられる汚いモノばかりを煮詰めたような、ドロドロとした嫌な視線とは違う。その人間達からは、生きている人間だからこその感情が見えている。しかし苗木の瞳は魂が抜け落ちた虚ろな闇を思わせる。見たことのないその不気味さに、西園寺の身体は恐怖に竦んでしまう。
 今の自分が、相手の瞳を見つめることで、その相手を欲情させてしまうことを知らない。どこまでも暗く深い穴を覗き込むような感覚を覚える苗木の目から視線を離せず、直視してしまう。

 見つめれば見つめるほど、苗木の中でますます膨らむ西園寺への邪な思想は、身体にも影響が現れる。

苗木 「どんどん身体が熱くなる…西園寺先輩…西園寺先輩をめちゃくちゃにしたい……」

 血が沸き立ち、全身が焼けてしまうのではと思うほどの熱は、苗木からまともな思考、人格を奪い、発情した獣へと変えていく。
 息を荒くした苗木は、西園寺の頬に自分の頬をすり寄せ、匂いを嗅ぎつつ、着物の帯を緩める。
 このままでは悍ましい展開に進んでいくことが解っているのに、西園寺の身体は動いてくれない。自分の身体だというのに、思い通りにならない現状に、苗木に会う前、弐大に何も抵抗できずに唇を奪われてしまったことがフラッシュバックする。

西園寺 「う…あ…あんた…本当に…な、苗木…なの……?」

 弐大といい苗木も苗木らしからぬ言動。まるで死人のような気配に、今自分を抱きすくめる苗木は苗木ではないのではないかと疑う。しかし、声は涙で震え、つまり詰まりでなかなか言葉を繋げられない。

苗木 「ボクは間違いなく、苗木 誠だよ。なんの取り柄もない、無個性な人間。他においてこんなヤツいないですよ」

 にこりと苗木は笑う。人好きのする普段の笑みとは違う。笑っている。笑っているはずなのだが、やはり生気を感じない。お人好しで、穏やかな彼の姿は見る影もない。
 そこで、西園寺は弐大と苗木との違いを見つける。弐大には逆らいきれない衝動がありながら、自分の意思を大きく残して動かされている気があった。しかし、苗木には自分の意思もなく、与えられる衝動に感情を圧殺され、機械的に従っているような気がした。
 その違いを見つけたからといって、今の状況をどうにかできるような名案に繋がりはしなかった。
 必死に頭を回転させている西園寺の頬に、苗木の手が触れる。

西園寺 「さ、触らないで! ああ、あんた…こ、この狭い、島で…わたしにこ、こんなこと、したって知られたら…自分の立場がどうなるか、わわ、解ってんの?!」

 精一杯の強がりで脅しをかける。事後、西園寺が誰かのところへ泣きついて訴えようなら、苗木は性犯罪者として疎まれ、信頼してくれる者を失い、孤立するだろう。

苗木 「解ってるよ。だから構わない」

 しかし、苗木の答えは明白だった。募る目先の欲望を選ぶ。その答えはますます西園寺の理解を超え、混乱させる。

西園寺 「意味、解んないよぉっ! マジでイかれてる!!」

 まるで言葉が通じていないかのような、理解できない苗木の思考に西園寺は叫んだと同時に涙を流してしまう。

苗木 「なんで泣いているんですか? あはっ、可愛いからいいですけど」

西園寺 「お前みたいな犯罪者は死んじまえ!!」

苗木 「なら、先輩がボクを殺しますか?」

西園寺 「え……?」

 苗木の言葉と、冷たい声音にぎくりとする。

苗木 「できるんですか? 西園寺先輩に」

 くすりと苗木は笑う。 “死んじまえ”そうは言ったが、自分から殺すという考えがなかった西園寺は答えられずに黙ってしまう。
 “死んじゃえ”などの類の発言をよくしてしまうが、実際に殺人をしよう、されればいい、死ねばいいなどと、心底では思っていない。それは人としてしてはならない行為で、それを犯す人間に嫌悪を抱くだけの道徳心は持ち合わせている。

苗木 「今の状況、解りますよね? ボクに抵抗できないほど、こんなにも無力なのに」

 クスクスと、西園寺を逆なでするように嘲笑いながら着物を脱がし、腰紐を解き、その腰紐は手にしたまま長襦袢も脱がせ、西園寺の肌や、女性らしさのない幼い体型を露わにする。

西園寺 「なにすんの!! いい加減にしてよ!!」

 西園寺の顔が青ざめる。いよいよ後がなくなってしまう危機感に、一心不乱に手足をばたつかせる。

苗木 「やっぱり西園寺先輩、胸ないですね。それがいいんですけど」

 暴れる西園寺を気にもとめず、苗木の片手は発育した様子のない、ほぼ平面な胸を手の中へ集めるように揉み込んだ。

西園寺 「ヤダヤダ気持ち悪い!!」

 胸から伝わる苗木の指の感触に、嫌悪による寒気が背筋を這う。しかしそんな西園寺に構わず、苗木は小ぶりとも言い難い胸を楽しむ。

苗木 「小さいけど、柔らかい…ますます興奮してきました」

 西園寺の胸の突起を一緒に弄び、ますます興奮する苗木は、唯一身につけている西園寺の下着に手をかける。

西園寺 「やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろっ!!」

 何度も何度も拒絶の意思をみせても、止まってくれない苗木の行為。それでも、諦めることはしたくない、屈したくない西園寺は拒絶の言葉をくり返す。

苗木 「どこもかしこも本当に子供みたいだ。ここも毛がなくて綺麗ですね」

 高校生にして、恥毛が生えていない西園寺の局部。第二次性徴が未だに訪れていないことを物語る。

西園寺 「うるさいうるさいうるさい!! ケダモノが喋んな!! 黙ってろよ!!」

足袋以外、何もかも暴かれ、産まれたままの姿を苗木に晒してしまい、あまつさえ発育不良な体型を皮肉られた西園寺は、顔を真っ赤に染め、金切声で泣き叫ぶ。

苗木 「先輩、失礼しますね」

西園寺 「?!」

 そう言いながら、苗木は西園寺の身体を後ろに向け、手にしたままだった腰紐を西園寺の目に施した。

西園寺 「ちょっと! 何すんの?!」

 目隠しをされる間が絶好の機会だったが、身体の向きを変えられられ、突然視界が閉ざされ焦る内、あれよあれよと手早くことは済まされ、逃げようとする腕を取られ引き戻される。何も見えなくなってしまった西園寺の恐怖がより高まっていく。

西園寺 「なんでこんなことすんのよぉっ! わたしあんたになんかした?! ここまでされなきゃいけないなんかした??!」

苗木 「なにもないですよ。でも、衝動的にここまで作用させるなにかを、西園寺先輩から感じます」

 西園寺の耳元で囁くと、自分のズボンを脱ぎはじめる。背後からする不穏な音に、西園寺はついに一番最悪なところにまで行き着いたことを悟る。

西園寺 「なんでよぉっ!! なんでだよぉっ!!!!」

西園寺 「!!」

 精神的なダメージで限界にまで追い詰められ、取り乱すが西園寺の柔らかな臀部に何かが押し当てられているのが解る。次に出かかる怒声が喉元で押し留まる。自分の臀部に触れているモノがなんであるか、わざわざ訊かずともその正体を知っている。

西園寺 「や、やめ…」

苗木 「怖がらなくても、素股ですよ」

 苗木は半ば首をもたげるそれを西園寺の股へ挟み込ませる。素股だとしても、性処理を自分の身体を使ってされるなど気分のいいものではない。嫌悪感に全身の毛が総毛立ち吐き気がこみ上げてくる。。

苗木 「いきますよ、先輩」

西園寺 「や、だ…」

 宣言した苗木は西園寺に対して止まらない性欲ぶつけ始めた。苗木の竿が西園寺の性器や太腿で摩擦される度、その硬度や反りに反映し、快感も増していく。

苗木 「素股ですけど、気持ちいいですよ…っ」

西園寺 「うるさ…っ!!」

 西園寺のうなじを甘噛みし、胸の愛撫を再開させる。薄桃色の西園寺の可愛らしく小さな突起は、愛撫を求めるようにぷっくりと膨らみ、硬くなる。

苗木 「ここもスゴく可愛いい」

 恍惚とした表情で、苗木は西園寺の突起を愛おしそうに指で弄ぶ。

西園寺 「っ! ~~っ」

 視界を閉ざされたことで、他から情報を得ようと感覚が鋭くなり、嫌でも苗木の体温、身体に受ける衝撃、感触、音、ひとつひとつを敏感に拾ってしまう。自分の身体だというのに、五感を閉ざすという勝手が利かないことに怒りが募る。
 西園寺の性器を苗木のモノが擦りあげ、声を出してしまいそうになるが、せめてもの抵抗に、唇を噛み締め必死に声を押し殺す。

苗木 「は、あ…先輩も気持ち好いんですか?」

西園寺 「~~~~っ」

 西園寺は全力で首を横に振る。

苗木 「あははっ、嘘ついても解りますよ?」

苗木 「ボクの体液だけで、ここまで滑りがよくなったりしませんって」

西園寺 「え……?」

苗木 「さっきより、はっきりと水音がしてます…解りますよね?」

 苗木が動き、互いの性器を擦れ合わせると、くちゅりと卑らしく耳に残すような音を奏でる。確かに聴こえる音が示すその答えに、西園寺の心が大きく軋む。

西園寺 「ぅあ…ちがッ……わたしはひとつも気持ちよくなんて……」

苗木 「先輩の愛液と混ざり合って…っ…ますます気持ち好いですよ」

 西園寺の耳元で意地悪くクスクスと笑う。

西園寺 「いうなああああああああっ!!」

モノクマ 「ヤッホー!」

 唐突に部屋に響いた間の抜けた声。声の出どころはふたりの目の前だった。
 ひとりは盛り上がり、ひとりは切迫した状況だっただけに、モノクマの闖入はふたりを唖然とさせた。

西園寺 「は? な、何? モノクマ?!」

 声でしかモノクマが現れたことを認識できていない西園寺は混乱する。

苗木 「何の用? 見ての通り取り込み中なんだけど」

 動揺する西園寺に対し、楽しみを阻害された苗木はモノクマを睨みつけた。普段の苗木だったら、こんな状況を見られたとなれば、慌てふためくところだろう。

モノクマ 「そんな生意気な口のききかたするなら、ふたりを盛り上げるためのプレゼント、なしにしちゃおっかなー」

苗木 「プレゼント?」
 
西園寺 「何言って…」

モノクマ 「あ、西園寺さん! キミは絶望病にかかってるんだ! 症状はズバリ! “見つめた相手の性欲を高めて無理やり犯される”!!」

西園寺 「は?」

 展開の速さについていけない西園寺は短く疑問符を零すことしかできなかった。

モノクマ 「治療法は“膣内射精される”」

西園寺 「は?」

苗木 「へぇ」

モノクマ 「だからさ、今ここで苗木クンに種付けされずに終わっちゃって、治療せず放っといたら、目隠しして過ごさない限り、誰かにレイプされちゃう日々を送ることになるわけさ」

西園寺 「何それ? わけわかんない…」

モノクマ 「うぷぷぷっ! つまり!! 治したいならさ、苗木クンに苗木クンの苗木を植え付けてもらえばいいのさ!!」

西園寺 「ふざけんな!! なんでそんなことしないといけないんだよ!! わたしを元に戻せ!!」

モノクマ 「イヤだよ! ボクは絶望するキミ達をみたくてしてるんだからさ!!」

モノクマ 「もっと絶望してよ! ボクを絶望させてよ!!」

モノクマ 「というわけで、ボクからのプレゼント! 苗木クンのお部屋を全面鏡張り!! 続きを楽しんでよ!!」

モノクマ 「そんじゃねー!!」ピョイン

 モノクマが去った後、部屋全体から大きな音がしたと思った瞬間、まるで魔法のように、部屋の壁という壁、床や天井全てが鏡張りへと変身する。

苗木 「わっ?!」

西園寺 「なんの音?!」

苗木 「どういうわけか、ボクの部屋が鏡張りになった音だよ」

西園寺 「はぁっ?! 部屋が鏡張り?!! なんでそんなことになんの!!?」

苗木 「モノクマ、たまには気が利くことするんだね」

苗木 「とっても楽しめそうだよ」

西園寺 「死ね! 死ね! 死ねぇええええっ!! 死んじまえええええっ!!」

 事情をある程度飲み込めた西園寺は、モノクマと苗木に対して怒り、喚き散らす。苗木がどうして自分を襲うのか、自分が発情させる起因になっていることを、ひとまず理解できた。しかしだからといって、おとなしく陵辱されようなどと思わないし、誰かと関係を結ぶものかと、今の状況は無視をして、治療することを否定する。

苗木 「死にたくないですよ。まだ先輩の純潔をもらってない内になんて」

 怒り狂う西園寺とは対照的に、苗木は冷静に西園寺と行為の再開しようとする。西園寺に施していた目隠しをとることで、それを合図にする。

西園寺 「いやあああああっ!!」

 開かれた視界。その目に飛びこんだのは、ほとんど全裸姿の自分と、下半身を晒し、自分の下半身とを密着させ、背後に立つ苗木の姿。今まで見えなかった分、自分の痴態をまざまざと見せつけられてしまった西園寺は発狂し、あらん限りに絶叫する。
 また暴れようとする西園寺に、苗木はその顔を上げさせ、西園寺の目を無理やり見開かせた。

西園寺 「ぎっ?!」

苗木 「鏡から目を反らさないでくださいね。閉じたり反らせたりしたらその目、潰しちゃいますよ」

苗木 「そうしたら先輩、逃げられなくなりますもんね? それはそれでボクがずっと、西園寺先輩を独占していつまでも可愛がってあげられますから構わないですけど…ね?」

西園寺 「ひぃ……っ」

 瞼に触れる指先にぐっと力を込め、脅迫する。今までの苗木の行動からして、それは本気なのだろうと西園寺は瞬時に判断する。自分にかかっている絶望病と、どちらかといえば運悪く巻き込まれ、被害者にあたるはずの苗木に改めて戦慄する。ここまで人間を歪ませ、操れてしまうもなのかと。

苗木 「続き、しましょうか」

 怯える西園寺に対して、非情にも苗木は指先を、西園寺の秘部へと巡らせ、優しく愛撫する。苗木の指先は西園寺の愛液で濡れる。充分に濡れたその場所はまるで、行為を心待ちにし、誘っているようにも思える。

西園寺 「なっ?!」

苗木 「否定はしても、ここまで濡れてるなんて、西園寺先輩の身体は求めてるってことですし…最後までいかないと、消化不良で性欲もてあましちゃいますよね…?」

 互いの体液が混じり合い、ぬらぬらと濡れた苗木の肉棒が、卑らしく濡れそぼった西園寺の花弁へと充てがわれる。

西園寺 「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ……ッ!!」

 必死の否定も虚しく、西園寺の身体は苗木の怒張しているソレをのみ込んでいく。その光景を、鏡は容赦なくみせつける。

西園寺 「ああああああアアッ!!」

苗木 「くっ…ぅ…っ……!」

西園寺 「痛い! 痛い! 痛い! 痛いぃっ!!」

 体躯が小さいこともあり、西園寺の小さな膣口では苗木のモノを受け入れるには無理がある。人間らしさをことごく欠いた今の苗木には、どんな言葉も情も意味のないモノでしかない。耳を塞ぎたくなるような痛々しい西園寺の悲鳴も、なんの抑止にもなりはしない。

苗木 「あはっ! ほら先輩、先輩がボクのを咥えこんで、ボク達、繋がってますよ。先輩の中…スゴく気持ちいいよ…っ」

西園寺 「痛いってばあああああっ!! 痛っ! いやぁああっ!!」

 動けば裂けてしまいそうな圧迫感と痛みに動けず、西園寺はさらに甲高い悲鳴をあげ、大粒の涙をボロボロと零しながら身体を小刻みに震わせる。

苗木 「血の匂いがする……?」

 足元を見ると、赤い雫が数滴落ちていた。

苗木 「西園寺先輩の純潔、ボクがもらっちゃいました」

西園寺 「ひぅう…ぐぅうう…っ!」

苗木 「床の鏡、見えるよね?」

 顔を反らせようとする西園寺の顔を無理やり床の鏡へ向けさせた。自分の性器を貫き、結合して繋がったその場所からは赤い筋が確かに伝い、西園寺の太腿を汚していた。

西園寺 「イヤアアアああああッ!!!!」

 壊れた絶叫が反響する。今失うべきではないモノを失った痛みや証に、軋み続けていた西園寺の心は、決定的な深傷を負わされ、ついに耐えきれず崩壊する。

苗木 「太腿に血が伝ってる画って、興奮するんだね…絶望してる今の西園寺先輩、堪らないよ」

 鼓膜を震わせる西園寺の絶叫は苗木の胸をを震わせ、高揚させる。恍惚とした苗木は西園寺の身体をしっかりと抱き寄せ、小さな西園寺を揺さぶりはじめた。

西園寺 「うぁあッ! ぁうん! ひゃぅうっ!!」

 引いてはまた無理やりねじりこまれる。そこに気持ち良さなど微塵もない。しかし、あれだけ必死に拒絶していた勢いは消えてしまい、ただただ苦痛の悲鳴をあげ続ける。

苗木 「痛いですか? 怖いですか? もっと鏡みてくださいよ! ボクが先輩を犯してるところ! 先輩がボクに犯されてるところを!」

西園寺 「んぁああっ!!」

 いっそう深く、激しさを増す苗木の律動。鏡の中の自分がそれに合わせて揺れる。痛みを何度も何度もくり返し与えられる内、違和感を覚える。

西園寺 「ふ、ぁ…? あッ、や、ぁんっ…ぁ……っ?」

 声は高く艶っぽくなり、鏡が映す自分が、雌の貌になっているのが解る。そして、いつのまにか頰や全身は火照り、汗ばんでいる。
 それだけではない。圧迫される膣肉から、脈打ち、硬く熱く猛る苗木のモノをしっかりと感じ、身悶えるようになっていた。痛みから快感が芽生えているのだ。
 それを証明するように、突かれる度に下腹部に擽られているような、甘くも切なくなるような、なんとも悩ましく逃れられない魅惑の疼きが生じている。その疼きは突かれる度に強くなり、西園寺の理性を狂わせる。

西園寺 「ぅあっ、ひぅ…んぁあッ!!」

苗木 「先輩の中、どんどん熱くなって滑りもよくなってますよ」

西園寺 「んふっ…あ、ぁんっ…あっ…」

苗木 「柔らかい壁が、ボクにまとわりつくように動いてる。子種が欲しいって、求めて搾り取ろうとしてるみたいですよね……?」

苗木 「やっぱり気持ちいいんですよね? 口では否定してても、望んでるんですよね?」

西園寺 「~~~~っ!!」

 苗木の一言が、西園寺が認めたくないだろう答えそのものを言い当てる。苗木に犯され疼いているのは子宮。苗木が突く度、子孫の残そうという本能が働くのか、膣肉は苗木のモノに吸い付いてうねり、精液を吐き出すようせがんでいるように思える。

苗木 「中に出しますよ、先輩……」

西園寺 「やらぁ…! なかはぁ…ふぁ…ひょれらへはぁ…っ」

西園寺 「なへぎぃ、はぅ、んぅっ! ひゃめ、へよぉ…!!」

 第二次性徴期が訪れておらず、初潮もきていないが、やはり膣内への射精はどうあっても阻止をしたい。舌足らずになりながら、必死にとめようとする。たとえ、心に反して身体が苗木を求めているのだとしても。

苗木 「モノクマの話聞いてましたよね? 今ここで終わらせないと、また別の誰かに犯されますよ? それとも、性奴隷になりたいんですか?」

西園寺 「ひがぅう…ひやうもんん……」

苗木 「なら、ボクが治しますから。今はもっとボクを求めてください」

 絶望病を治さない限り、誰かに狂ったように身体を弄ばれる毎日が続いてしまう。それは人間としての尊厳などない、苗木の言うとおり、性奴隷と成り果ててしまう。もう意識や理性が限界にきている西園寺は答えを出す。

西園寺 「も、あんたで…いい……」

西園寺 「…っはやくぅ…んんっ…さっさと、おわらせ…て…っ」

苗木 「あはっ、もちろんだよ、西園寺さん……っ」

 西園寺が諦めからとはいえ、自分を必要とする言葉に苗木は歓喜し、スパートをかける。

西園寺 「あッ…んぅっ、ふぁっ…んゃあッ…ぁん、あッ…っ!!」

 肉が打ち合う卑猥な音がふたりの耳朶を刺激する。最後の最後にプライドを捨て、種付けを許した西園寺。それからは快楽に従い、自らも腰を揺らすほど、苗木との淫行に溺れた。熱く濡れた吐息と、悦びの嬌声を愛らしい唇から漏らし続けた。
 
苗木 「く、ぅっ…!」

西園寺 「んぁああぁあああッ!!」

 絶頂に達した西園寺の膣肉が、苗木のモノをいっそう締め付け、熱く白い種を吐き出させる。

西園寺 「ふわ、ぁ…は、ひぅっ」

 その熱さを感じ、さらに西園寺の身体はびくりと震える。最後の一滴も残さないという意思があるかのように、西園寺の膣内は蠢き続ける。

苗木 「あ、はっ…、まだ欲しがってる…っ」

苗木 「好かったですよ、西園寺さん」

西園寺 「っ」

 西園寺の膣内の動きが収まってから、苗木はようやく西園寺を解放してやる。西園寺は糸の切れた人形のように力なく膝を落とし、蹲ってしまう。気を失ってはいない。しかし、動かない。

 乱れた服を直しながら、しばらくは充足感を味わっていた苗木だったが、しかしそこからじわじわと、苗木の動悸が嫌に重たく大きくなっていく。

苗木 「……」

 足元を見下ろせば、裸で蹲る小さな背中が見えている。ついさっきまで陵辱していた相手がそこにいる。言葉や態度で自分の身を必死に守ろうとしていた少女。泣こうが喚こうが、心が痛むこともなく、自分はこの少女を無理やり女にした事実を振り返る。

苗木 「西園寺…先輩……」

苗木 「ご、ごめんなさ……」

 今まで自分がしたことが自分で信じられず、嘘のように感じながらも、西園寺に謝ろうと屈み、丸くなっている小さな背中に触れようとした。その背中から、声がする。

西園寺 「わたし…好きでもないヤツに犯されて…汚されて…もう、生きてる価値ないよぅ……」

 その背中がゆらりとゆらいで、立ち上がる。

苗木 「ごめんなさい! 西園寺先輩! 絶望病に屈して酷いことをしてしまって、本当に……」

 心から謝罪する苗木に、涙と鼻水でぐしゃぐしゃにした顔で西園寺は振り向いた。狼狽える苗木の目の前に立ち、殺気に燃える眼光で苗木を睨み付けた。

苗木 「! 痛っ!!」

 驚いた苗木に西園寺が体当たりし、床に倒れた苗木にまたがる。そして男子にしては細い首に手を掛け、西園寺の全身全霊の力で締め上げる。

西園寺 「死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ!!!」

西園寺 「わたしもあんたも死んじゃえばいいんだ!!」

西園寺 「望み通りわたしで童貞捨てられて種付けまでできたんだから思い残すことないでしょぉ?!」

西園寺 「先に殺してあげるから殺されなさいよ!!」

苗木 「さ、い……じ、せ……っ!!」

 沸き立つ怒り、言い表せない哀しみ、苗木への殺意、自分への絶望。負の感情が複雑に混ざりあった、西園寺の枯れてしまいそうな絶叫が、正気を取り戻した苗木の胸を鋭く抉る。西園寺の手を掴み、抵抗しようとするが、その力は弱々しい。自分がしたことへの罪悪感もあってか、本気で振りほどくことができないでいるのだろう。そのまま、されるまま受け入れ続ける。

西園寺 「あははははっ!! ほらほらぁ…わたしと一緒に死ねるんだよぉ? 嬉しいでしょぉっ?!?! 喜びなさいよぉおおおッ!!!!」

苗木 「あ、ぐ……かはっ……っ!!」

 指を食い込ませた本気の殺意。しかし、苦悶に歪む苗木の表情に、渦巻く殺意を相殺されてしまい、力を緩めた。

西園寺 「うっ…ひ、っ、ううううぅう……」

西園寺 「うああああああああああああっ!!!!」

苗木 「……」

 苗木を殺すことも、自ら死ぬこともできないことの悔しさや憤りを抱えたまま、西園寺は泣くことを選んだ。

モノクマ 「いやあ…絶望が広がっていくよぉ」ゾクゾク

モノクマ 「これはもう、泣き疲れた後はシンクロ率ゼロのアスカ並みに堕ちてるよね! 堪らないよね!! ボクは嬉しいよ!!」

モノクマ 「まあ、初潮きてないっていう若干の希望を残してあげたワケですけどね」

モノクマ 「サイコーにご機嫌な流れでラストいってみようか!!」

モノクマ 「最後の絶望病スレだから、後一回延長も考えてる
んだけど、とりあえず様子見ね」

モノクマ 「あ、延長希望あれば延長ってレスを早めにくれたら延長するよ!」

モノクマ 「ここからグロ解禁! と言っても、グロ安価きたことないけどね! グロだったら延長はなしになっちゃうけどね。ごめんねだね」

モノクマ 「そんじゃ、ラスト(仮)の絶望病の症状は>>104で、ラスト(仮)絶望病患者は狛枝クン、弐大クン、桑田クン、西園寺さん以外で>>107だよ!!」

あたりかまわず愛の告白してしまう

坊ちゃん

ソニア

>>106>>107
自己加速による安価取りなので安価下

モノクマ 「ラストを飾ってもらう絶望病の症状は“あたりかまわず愛の告白をしてしまう”で、その絶望病患者はソニアさんに大大大決定ー!!」

モノクマ 「ラストだからね! もう島を走り回りながら意中の相手へ愛を叫びまくってしまえばいいじゃない!!」

モノクマ 「最後くらいね、ボクだってらーぶらーぶを許してやるよ! なんて優しいクマなんだろうね!」

モノクマ 「そんじゃ『ジャバウォック島の中心で愛を叫ぶソニアさん』開幕!!」ピコン


―――――――――


ソニア 「もうすぐ今日も終わってしまいます……」

ソニア 「なんだか夕陽をみていますと、何か思いっきり叫びたくなってしまいますね!」

ソニア 「何を叫びましょうか?」


安価下3でソニアの意中の相手

>>106>>107>>109同じ奴だけどいいの?

>>112
自分が安価を改めて取り直してからなので、大丈夫ですよ

ソニアちゃんはブレない!!



ソニア 「田中さーん! 好きでーす!!」大声

ソニア 「あ、あらっ?!」照

ソニア 「青春ドラマのように“夕陽の馬鹿野郎!!”のようなことを叫ぼうとしていたはずが…た、田中さんへ無意識の告白をしてしまいました…っ!!」

ソニア 「ソニア恥ずかしいっ!!」赤面

ソニア 「だ、誰も見ていませんよね?」キョロキョロ

ソニア 「ほっ」

ソニア 「……ここは、青春ドラマのように、夕陽を背に走ってみましょう!!」

ソニア 「少しはこの恥ずかしさが紛れるかも知れませんし!!」ダッシュ


安価下2でソニアが出くわす人物 (西園寺以外)

遅いかもしれないけど延長希望
安価なら左右田

>>116
絶望病患者の前にモノクマ出てない間の安価中は大丈夫です!
延長します!御希望、ありがとうございます!!

朝日奈 「あ、ソニア先輩が砂浜走ってるー!」

ソニア 「あら、朝日奈さん!」

朝日奈 「走るんだったら私も一緒に走っていいー? ソニア先輩が走ってるとこみたら、私も走りたくなっちゃった!!」

ソニア 「もちろんです! さあ、一緒に青春の汗を流しましょう!!」

朝日奈 「うんうん! とことん走ろう!! 倒れるまで走ろう!!!」

ソニア 「それはちょっと……」

朝日奈 「ほらほら先輩! 走ろう!!」

ソニア 「ふふっ。とても元気ですね、朝日奈さん」

朝日奈 「えへへーっ」

ソニア 「そんな田中さん! 好きです! 大好きです!!」

朝日奈 「ええええっ?!! 突然なに?! そんな田中さん?!」

ソニア 「ち、ち違うんです!! わ、わたくしの意思では……っ!!」赤面

朝日奈 「ソニア先輩のが元気だねっ?! というか、田中先輩好きなんだっ?! びっくりしたよ!!」

ソニア 「あ、あああっ…そ、そうなんですけど…でも、でも今わたくしが叫んだのは……っ!!」涙目

朝日奈 「隠さなくったっていいじゃん!! あわてて照れてるソニア先輩かわいい!!」

ソニア 「違うんですぅうううう」ダッシュ

朝日奈 「あ! ソニア先輩!!」

朝日奈 「……ああもう!! かわいいなぁ!!」


―――――――――


ソニア (ああっ! またしても田中さんへの想いが出てしまいました!!)

ソニア (わたくしの不意をついて出てきます!)

ソニア (わたくし自身のことなのに、わたくしの不意をついてって意味が解りませんが……)

ソニア (朝日奈さんの前であのようなはしたないマネを…!!)

ぽんっ

ソニア 「きゃああああっ!!」びっくぅん


ソニアの肩を叩いた人物を安価下2 (西園寺以外)

山田 「ぎゃああああっ!!」びっくぅん

ソニア 「や、山田さんでしたか! ごめんなさい! 物思いに耽っていたものですから、思わず声をあげてしまいました!!」

山田 「いやぁ、僕が声を掛けずに肩に触れたのが悪かったですな。面目ない」

山田 「それより、どうしたのですかな? しきりに唸っていたようですが…体調でも優れないので?」

ソニア 「いいえ。調子が優れないともうしますか…調子が狂っているともうしますべきか……」

山田 「はあ…つまり、やはり調子が悪いのですな? そいつはいけませんなぁ!」

山田 「《超高校級の王女》であるソニア殿が病に伏してしまうなど、あってはならない事態でありますぞ!!」

ソニア 「ええっと…お気遣いありがとうございますっ」

山田 「罪木 蜜柑殿をお連れしましょうか?」

ソニア 「いいえ! それには及びません!!」

ソニア 「お連れしていただくなら愛する田中さんをお願いします!!」大声

山田 「今、愛する田中さんと……?」

ソニア 「はうっ! ま、またしても!!」

山田 「なるほど、つまり! ソニア殿は田中 眼蛇夢殿への甘く切ない乙女心が溢れて止まらないので、悩ましいお声を出していたわけですな?」

ソニア 「違うんです! 確かにわたくしは田中に恋慕しています! けれど、さきほどの言葉はわたくしが今、発したくて発したモノではないのです!!」

ソニア 「さきほどから、わたくしはおかしいのです!」

ソニア 「秘めておくべき想いが、何がどうしたのか、勝手に声を大にして出てくるのです!」

山田 「それはソニア殿の抑圧された田中 眼蛇夢殿への情熱が限界にまで達してしまった結果なのではないでしょうかな?」

山田 「つまり! 今こそ田中 眼蛇夢殿本人へ告白すべき時だという神からのお告げに違いありませんな!!」

ソニア 「そ、そうだったのですね!!」

モノクマ 「んなわけあるかい!!」

ソ・山 「きゃああああああっ!!」

モノクマ 「ソニアさんが田中クンへの恋心をどこかれかまわず叫んでしまうのは、キミが絶望病だからだよ!!」

ソニア 「ぜっ」

山田 「絶望病ですとぉおっ?!」

ソニア 「それはいったい、どういう病なのですか?!」

モノクマ 「人によって症状は全然違ってるんだけど、キミのは“あたりかまわず愛の告白をしてしまう”って症状だよ!」

山田 「ははーん、なるほどー。だからソニア殿はことあるごとに、本人いるなしに関わらず、田中 眼蛇夢殿へ愛の告白をしているのですな」

ソニア 「あ、あの…とても恥ずかしいので、治したいのですが…治療法や治療薬のようなものは……」

モノクマ 「治療法はあるよ!」

ソニア 「まあ! どのようにして治すのですか?!」

モノクマ 「田中クンに告白して、OKもらったら治るよ」

ソニア 「……NOだと…?」

モノクマ 「一生そのままだね!!」

ソニア 「そ、そんな!」

山田 「しかし、振られて踏ん切りがつけば治るのでは?」

モノクマ 「まあ、一時的には治るだろうけど、また新しく好きな人ができちゃったら再発しちゃうよね」

ソニア 「わたくしの恋心が常にオープンということですよねっ?! 裸も同然の剥き出しの恋だなんて困ります!! 普通の恋愛をしたいです!!」

モノクマ 「でもさ、田中クンがソニアさんを受け入れたら終わるんだしさ、賭けてみればー?」

モノクマ 「ボクとしては、振られてくれた方が楽しいけどさ!! うぷぷぶぷぷぷっ!!」

モノクマ 「んじゃ、がんばってねー!!」ピョイン

山田 「なかなか厄介な病ですなぁ」

ソニア 「こんな形で田中さんに告白をしなければならないなんて…自分の言うべきタイミング、自分の言葉で告白をしたいです」

ソニア 「ですが、まだ田中さん御本人を前にしたわけではありませんし…今しかありませんよね……?」


山田 「つまりそれは?」

ソニア 「勝手に告白してしまう前に、わたくしの意思と言葉を乗せた告白をします!! 絶望病の好きになんてさせません!!」

山田 「勝負にでるのですか!! ソニア殿!!」

ソニア 「はい!! ですから山田さん、あなたに協力していただきたいのです!!」

山田 「おおっ! ソニア殿からの御命令とは! こいつは滾りますなあ!!」

ソニア「わたくしは田中さんへの告白を所構わず叫んでしまいます」

ソニア 「田中さんを探すうち、田中さんを前にするより先に、田中さんに絶望病による叫びを聞かれてしまいかねません」

山田 「ですなぁ」

ソニア 「ですので、申し訳ありませんが、田中さんをこちらまでお連れしてもらえませんか?」

山田 「一国の王女からの直々の御命令! この山田 一二三が断るわけないでしょう!! 今すぐ連れてきますぞ!!」

山田 「しばしお待ちを!!」ダッシュ

田中 「山田から貴様が呼んでいると聴き、出向いてやったぞ。闇の聖母」

田中 「俺様に何用だ? わざわざ呼んだ挙句、くだらぬことだったら許さんぞ!!」

ソニア 「田中さんにとってはくだらないことかも知れません。ですが、わたくしにとっては大切で、重要なお話があるのです」

田中 「フンッ。良かろう。聴いてやる」

ソニア 「ありがとうございます」ニコッ

ソニア 「わたくし、田中さんのことをお慕いしています」

田中 「……むっ?!」

ソニア 「自分を持った真っ直ぐな生き様。強くあろうとする信念。わたくしははじめ、あなたのその自分に対する揺らぎのない自信に満ちた姿は、わたくしが王女として目指すべき姿そのもの…そこに憧れました」

ソニア「そして、生物への博愛。どんな動物にも本当に愛おしく、大切にしているのだということが伝わるくらい、優しい顔をするあなたに心を奪われました…好きになったのだと自覚したのはこのあたりですね」

ソニア 「でも、ヒトに対しては距離を置いて…測りかねているのだと思いますが、とても寂しそうにしているあなたを見つけました」

田中 「寂しそうに…だと……?」

ソニア 「言葉では近づくなと言っていますが、表情は隠せていませんよ? ですから、わたくしが憧れている強くあろうとする田中さんの姿は、強がっている面もあるのだと解った時」

ソニア 「わたくしがその寂しさを埋めてさしあげたい…隣に置いて欲しいと、想うようになってしまいました」

ソニア 「わたくしの勝手な理想と妄想です。田中さんが否定するのなら、きっと田中さんの答えが真実です」

ソニア 「ですがもし、わたくしの言葉に間違いがなかったとしたら……」

ソニア 「田中さんに空いている寂しさの穴や、この先を並び歩む役をわたくしに務めさせて…いただけませんか……?」

田中 「……」


安価下コンマ判定
奇数で告白、治療成功!グッバイ絶望☆
偶数で告白、治療失敗!ウェルカム絶望★

絶望からは逃れられない!!


田中 「本当に貴様の勝手な理想と妄想だな」

田中 「高潔にして孤高であるこの俺が、寂しさを感じているなどと、笑えもしない妄言を吐くような愚かな人間に」

田中 「対等に歩む道など存在せん」

ソニア 「そう…ですか」

ソニア 「答えをいただけて、良かったです」

田中 「……俺は戻るぞ」

ソニア 「はい」

ソニア 「……」

山田 「そ、ソニア殿!! あ、あのぅ…気を落とさずに……」

ソニア 「……か…さ…」

山田 「へ?」

ソニア 「田中さん! 好きです! 愛してます!!」

ソニア 「あなたがわたくしを必要としなくとも! わたくしはあなただけ!! あなたが好きです!!」

ソニア 「お慕いしてます! 好きです! 好きです!! 好き!!」

ソニア 「あああああっ!!」

ソニア 「好き好き好き好き大好きです! 愛してます! 大好き!! 好き好き好き好きスキ好きスキ好き好き好き好きスキ」

山田 「そ、ソニア殿っ!! 落ちついてください!!」

ソニア 「好きなのに! どうして?! 誰?! 田中さんをわたくしから奪う人は誰ですっ?!!!」

山田 「ひぃっ?!」

ソニア 「田中さんを理解できるのはわたくしだけ…わたくしだけですッ!!!」

山田 「ソニア殿が壊れてしまいましたぞ……」びくびく

ソニア 「わたくしの心は田中さんだけのモノ! 田中さんの心もわたくしのモノでなければなりません!!」

ソニア 「待っていてください田中さん」

ソニア 「わたくしが田中さんの間違いを正してさしあげますから……」

山田 「あ、あばばばばばばばばっ!!!!」


―――――――――


モノクマ 「こいつぁしばらく治る気配はないっすね!!」

モノクマ 「田中クンへの愛を叫び続けるだけの生きた人形になってしまいましたなぁ!! 絶望☆」

モノクマ 「うぷぷぷっ! そんじゃあ、延長戦いきますか!」

モノクマ 「ホントのホントにラストの絶望病の症状を>>133で、絶望病患者を狛枝クン、弐大クン、桑田クン、西園寺さん、ソニアさん以外で>>135だよ!!」

超高校級の性欲魔人なドS調教師になって女の子を性奴隷に調教する

セレス

モノクマ 「最後の絶望病はあああああ“超高校級の性欲魔人なドS調教師になって女の子を性奴隷に調教する”でええええ絶望患者は安広 多恵子さんに決定でーす!!」

モノクマ 「セレなんとかさん? そんな人はしらないなあ…それより、もうこれ患者本人より相手のが絶望堕ち決定じゃないですかー!!」

モノクマ 「セレスさん普通に性的な意味じゃなくても調教とかしそうだからさ、あんま絶望病関係ない気がするよね、正直さ!!」

モノクマ 「でも、ノーマルもホモもやったし、最後を百合で飾れるなんて、スゴくいいんじゃない?」

モノクマ 「そんじゃ、いっくよー!!」

モノクマ 「めくるめく濡れ濡れで百合百合な世界へいざ行かん!!」ピコンッ


―――――――――


セレス 「あら、もうこんな時間ですか」

セレス 「……おかしいですわ」

セレス 「なぜだか人恋しい……それに…身体が…」

セレス 「今のこの気持ちをどなたかと共有したくてしかたない……これは…わたくしが今、欲求不満だということ…?」

セレス 「……どなたかの部屋を訪ねてみましょう」


安価下2でセレスが訪ねる人物 (女子のみ)

日奇子は今スレ最大の被害者
最後だし量も質も思いっきりやって良いんだよなんなら残りレス分全部使っても(願望)

ごめんなさい、日寄子ちゃん除外忘れていました。下にズラして七海ちゃんでいきます

>>142
>>1が死んじゃうよぉっ!!やめてよぉ!!

セレス 「西園寺さんを訪ねてみましょうか……正直、あの方とはあまりソリが合わないのですが…」

セレス 「…何故彼女を訪ね先として、真っ先に浮かべたのでしょうか?」

セレス 「とにかく、今それを気にすることではありませんわね」

セレス 「向かいましょう」


―――――――――


ピンポーン

セレス 「……留守でしょうか? 念のためもう一度…」

ピンポーン

セレス 「……どうやら留守のようですわね」

セレス 「他をあたりましょう」


―――――――――


ピンポーン

セレス 「……こちらも留守ですか?」

セレス 「ギャンブラーとして大切な確率が…留守を訪ねてしまうなんて…わたくし、どうにかしていますわね……」

ガチャ

セレス 「あら、いましたのね」

七海 「あ、ごめんね…寝てたから、足元おぼつかなくって…出るの遅くなっちゃった」

セレス 「いえ、いたのでしたら問題ありません。お部屋にお邪魔してもよろしいですか?」

七海 「うん。いいよ」

セレス 「では、失礼します」

七海 「セレスさんが私を訪ねて来るって、珍しいね? なんのようかな?」

セレス 「では、単刀直入にお訊ねします」

七海 「あ、何か質問があったんだね? ……答えられる範囲でなら、答えるよ」

セレス 「女性同士での性行為に、ご興味はありませんか?」

七海 「……え?」


この下5位までエロ、調教内容案
良さ気なモノを組み合わせるので、全部を反映できるわけではありません

後、地の文ありか、セリフだけがいいかの意見もあればお願いします。

なぜ人数増やそうとするんですか?!このスレでは複数人可にしてない限り増やしません!!
後、アナル破壊は調教じゃなくて拷問ですよ…


調教プレイでは関わりませんが、先に安価とっておきます。男子ひとりを安価下3



それと、お知らせです。
別のスレひとつ落としてしまいました…初のスレ落としに軽く泣いてます。もしそのスレを御存知だという方がおられましたら、深くお詫び申し上げます。全部書いたらこっそり立て直そうと思います。

お尻の穴閉じないくらいは調教の範囲だと思っていたが自分がアブノーマルだったのか…

普段の強気とのギャップもあって日奇子の絶望が一番ゾクゾクした
苗木だけで終わらずもっと続けて見たかったぜ

>>158
むしろジャンル的には人体改造に片足突っ込んでる気が…

>>159
おおっ!ありがとうございます!日寄子ちゃん続投してもマグロか従順な人形ルートなので…

ごめんなさい、保守です

今回申し訳保守だけ、です。申し訳ありません

追いついた期待する

欲しいのか

誤爆

>>164
ごめんなさい、保守だけです
>>165
>>166
あらあらまぁまぁ

自分、別スレでもセレスちゃんでつまずいたから、セレスちゃんとエロの相性合わないのかなぁ…って思えてきた
Sって難しい…

保守です

ドSがどうにもならなそうなので、いろいろと諦めます。すみません…

七海 「えっと…ごめん。よく聞こえなったから、なんて言ったのか聴き直していいかな?」

 聞き間違いか、あるいは自分の耳がおかしいのかと疑いたくなるような言葉が、セレスから発せられたような…? きっと聞き間違えたのだろう、そうだろうと思い、焦りとイヤな予感を拭えないままセレスに訊ね返す。それに対し、セレスはにこりと笑い、質問を繰り返した。

セレス 「同性との性行為に御興味はありませんか? っと、質問しました」

 セレスの言葉が聞き間違えているのではないのだと解り、七海の頭は余計に混乱した。しかし、相手はセレスだ。“きっと自分をからかっているだけに違いない”と、心を落ち着けようと、一拍の間をおいた。

七海 「……興味はとくにないかな」

 セレスが何を考えているのか読めないが、とりあえずここは素直に答えておくことにする。しかし、それなりに大き目のカバンを一緒に持ってきているというのは、どうにも気になる。この部屋をなんのために訪ねて来たのか…質問していることに関係があるのだろうか? あるのだろう。でなければ、他人の部屋を訪ねるのにわざわざ荷物を持ち込んだりなどしないだろう。それがセレスともなれば尚のこと。

セレス 「あら、残念」

 七海の返答にセレスはさほど残念そうでもなく、軽い調子だ。

セレス 「ですが、むしろその方が面白くなりそうですわね」

七海 「えっ?」

 セレスは微笑し、不穏な発言をする。それは七海のセレスへの警戒値を上昇させていく。

セレス 「七海さん」

 椅子に座り、向かい合っていたセレスが立ち上がり、カバンもその手にし、怪しく三日月のように目を細めた笑いを湛えながら、ベッドに腰掛ける七海に近づく。

七海 「何、かな……?」

 セレスを近づかせない方がいいのだろうが、逡巡する。どう考えてもセレスの言動からすれば、躊躇いなどしないで逃げるべきだ。しかし、そう距離がなかったこともあり、すでにセレスは目の前だ。七海は緊張感で身を固くする。

セレス 「あら? 今までの流れでお解りになりませんか?」

七海 「……」

 セレスの言葉で確信した。やはりそういうことなのかと。しかし、まだからかっているだけではないだろうか? その可能性はある。なぜなら、相手はセレスだからだ。自分がこうして焦っている姿を面白がっているだけかもしれない。そうに違いない──そう思い、できる限りの笑顔を作って訊ねる。

七海 「冗談…だよね? からかってるだけ、なんだよね? セレスさん……」

セレス 「そんなまさか。わたくしが軽々しく冗談で性的な話題を出すような女にみえますの?」

七海 「そうじゃないけど…じゃあ、本気…なの…?」

セレス 「うふふっ」

 なにがなんだかよくわからない。冗談であるほうがよかったのに、っと、胸中は苦い気持ちになる。恐怖が芽生えはじめ、鼓動を早める七海の手を、セレスは優雅な所作で取る。手を取られ、ドキリと鼓動を大きく跳ねさせ、しまったと思うも、手遅れだ。

 ジャラッという、金属が擦れ合い、打ちあうような音の後

 カシャンッ

 という金属の噛み合う音が響く。その唐突な異音は、七海の頭上から氷水をかけたように、七海の体温を急激に下げた。

七海 「え」

 本能的な危機感が先に立ち、行動が追いつかなかったが、一拍の間をおいて音が聞こえた自分の手元に視線をおとした。無機質で、冷え冷えと固く重い鉄の輪が手首に引っかかっていた。

七海 「手錠っ?!!」

 まず普通ではお目にかけない手錠という、非日常の代物が自分の手首にある光景に、珍しく七海は驚きに声を荒げ狼狽する。そんな七海の様子に、セレスはまだ何もかけていない片側の輪を眼前に出し、視線を誘導させるようにゆっくりと動かす。言葉を失うも、それに釣られて視線を動かしている七海を認めると、その輪を見せつけながら自分の腕にも同じようにかけた。

七海 「っ?!」

セレス 「さあ、これで逃げられませんわ」

 嬉しそうに恋する少女のように頬をほんのりと染め、状況には似つかわしくない笑顔をみせつつ、七海の指と、自分の指とを絡めた。

七海 「なんでこんなことす……ッ!?!」

 セレスは慌てて立ち上がろうとする七海の肩を掴み、力任せにそのまま身体をベッドの上へ押し倒した。

七海 「セレスさんっ」

セレス 「ふふっ。あなたを訪ねる前に西園寺さんを訪ねていたのですが…」

 ねっとりと舐めるような視線と、品定めをするような手つきのセレスの指先とが、七海の身体を這う。異常な状況もあって、今まで感じたことがないほどの強い恐怖と嫌悪感とが七海に押し寄せた。

七海 「どうして?! やめてよ! こんなこと、セレスさんらしくないよ…っ?! どうしちゃったの?!!」

 セレスの行動に対して感じた負の感情の強さに戸惑いつつも、抵抗の声をあげる。

ご意見、保守ありがとうございます!
大分進みましたので、もう少しお待たせしてしまいますが、近いうちに更新できればと思います。

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