八幡「鶴の恩返しモドキ?」 (33)

時代は鶴の恩返しと同じ
カマクラは猫ではなく八幡の数少ない友人


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カマクラ「ようやく終わったな…助かったぜ八幡」

八幡「気にすんな。でも、なんで家が半壊してんだ? 静さんはどうした?」

カマクラ「………実は原因は静なんだ」

八幡「はあ?」

カマクラ「前、オレが鶴を助けた話をしただろう…」

八幡「ああ」

カマクラ「その鶴が静だったんだ…」

八幡「………なん……だ………と…?」

カマクラ「実は…」

八幡「鶴が恩返しにね…」

カマクラ「ウソみたいな話だが本当だ」

八幡「それがどうしてこうなった」

カマクラ「静は夜いつも部屋にこもって何かをしているんだ。絶対覗くなと言われていたんだが…」

八幡「…覗いてしまったのか?」

カマクラ「ああ…隠れてタバコでも吸っているかっと思って…」

八幡「あの人ヘビースモーカーだったからな…せっかく美人なのに」

カマクラ「覗いた部屋の中にいたのは一羽の鶴だった。そして…」





静『見てしまいましたね…絶対覗かないでいったのに…』

カマクラ『し、静、その姿は…』

静『私は以前あなたに助けられた鶴です。あの時の恩を返しに来たのですが…この姿を見られたからには、もう…』

カマクラ『ま、まって!まさか!』

静『うわあああーん!!!!やっと結婚できたのにぃぃぃぃぃぃ!!!!!』

カマクラ『静ーーーーー!!!』






カマクラ「そして、静は泣きながら壁を突き破って、空高く飛んでいってしまった…」シュン

八幡「………」

カマクラ「………」

八幡「……とりあえず元気だせ…」

カマクラ「………うん」

八幡「そういや材木座は?」

カマクラ「この話を聞いた後、我も鶴を助けてくるぅ~!!と走っていった」

八幡「材木座ェ…」

カマクラ「そういえば八幡も独身だったな…もし鶴を助けても部屋覗くなよ」

八幡「そんな展開オレにくるかよ」

???「………」

数日後

八幡「あ~働きたくねぇ~なぜ小町は嫁に行ったんだ…オレを一生養ってくれると思ったのに…」

犬「キャンキャン!」

八幡「ん?」

犬「クゥ~ン」

八幡「…田んぼに落ちたのか。この犬、アホだな」

犬「ガルルルル…」

八幡「わかったわかった。助けてやるから」

犬「クゥ~ン♪」

八幡「なんだこの犬? 助けたら、あっさり態度変えやがった。やっぱバカ犬だな」

犬「ワンワン!」ガブ

八幡「いって!噛みつくな!」

八幡(なんだ…この犬、人の言葉が理解してんのか。んっ?)

八幡(よく見たら、この犬、田んぼにはまっていたのは片足だけか。しかも浅い…これなら自力で出られたんじゃねえのか?)

犬「キャンキャン」プンプン

八幡(もしかして、わざと…)ナデナデ

犬(クゥ~ンクゥ~ン♪)パタパタ

八幡「考えすぎか」

数日後、比企谷家

ドンドンドン!

八幡「誰だ、こんな夜遅くに…」ガラガラ

結衣「やっはろーヒッキー!お嫁に来たよ!」

八幡「…帰ってください」ピシャ

結衣「ちょっと、ヒッキー!なんでいきなり閉めんの!信じらんない!」

八幡「いきなり知らない奴が夜やってきて、嫁に来たとか信じる方がおかしいだろ!」

結衣「あたしだよ!あたし!覚えてないの!?」

八幡「おまえと会った覚えは全くねえ!初対面だ!なんだよ、アタシだよアタシって!アタアタ詐欺か?」

八幡(つーか、そんなご立派な胸、普通一度見ていたら忘れるわけねーだろ!
静さんより大きいとかすごすぎだろ)

結衣「ヒッキー!」ドンドンドン!

八幡「あーうるせ!わかった!わかったからドア叩くのはやめろ!話ぐらい聞いてやるから!」ガラガラ

結衣「やったー!」

八幡「言っておくがオレの家には金などない。金を持ち逃げするならよそをあたってくれ」

結衣「全然違うし!ヒッキーまじキモイ!」

八幡「おい、初対面の相手にキモイとか引きこもり扱いとかひどくね。おまえ、ほんとに隠す気あるの?」

結衣「だから、アタシはヒッキーをだますために来たんじゃないんだってば!ヒッキーのお嫁さんななるため来たの!」

八幡「嘘付け!なんだその着崩れした着物は!痴女まるだしじゃねえか!そうやって色仕掛けで男を騙すつもりだろうが!」

結衣「ち、痴女!?ヒッキーサイテー!変態!マジキモイし!」

八幡「なにおまえ、本当はオレの心を折りにきたの? 小町が嫁に行って、傷心中のオレを精神的に殺しにきたの? 帰ってください。ほんと…」

結衣「違うってば!ヒッキーの家にお嫁に来たんだって!」

八幡「金持ちでもイケメンでもないオレのとこにいきなり現れて、嫁に来たと言われてオレが信用するとでも?
騙すんだったら材木座の所に行けよ。喜んで家に入れてくれから」

結衣「絶対嫌!!」

八幡(即答かよ。材木座ェ…)

結衣「どうしたら信じてくれるの?」

八幡「絶対無理」

結衣「…わかったよ。だったら」ボン

八幡「なっ!?」

結衣「これで信じてくれる?」

八幡「い、犬…」

八幡「まさか!?」

結衣「そうだよ。ヒッキーが最近助けた犬。それがアタシ」

八幡「あの時の犬か…」

結衣「信じてくれた?」ボン

八幡「ああ、おまえ…」

結衣「………」ドキドキ

八幡「発情期だったのか!?」

結衣「……………はあ?」

八幡「ごめんなさい。オレは性欲処理には付き合えません。帰ってください」

結衣「ち、ちがうし!なんでそうなるの!」

八幡「あの田んぼにハマっていたのだって、本当は演技だったんだろうが」

結衣「ち、ち、ち、ちがう…」

八幡「なんだそのうろたえようは…やっぱりそうだったんじゃねえか」

結衣「あ、あたしは発情期じゃない!!」

八幡「そんなビッチみたいに格好してよく言う」

結衣「ビ、ビッチじゃない!!アタシ処女だし!!」

八幡「………」

結衣「はっ!?」

八幡「………」

結衣「ふえっ///い、いまはの…ちが………ヒッキーのバカー!!」ダダダ

八幡「結局なんだったんだ…あいつは? さっさと寝よう」



数日後

八幡「はあ…ようやく普通の日常が戻ってきた…あのビッチ、毎日やってきやがって…材木座を毎日家に泊めていたら来なくなった。まじ助かった…」

八幡「あのビッチ…逆恨みしてお礼に手料理とか言って、炭を無理やり食わせようとするしな、毒味させた材木座が死にかけたし、やっぱ女は信用できねえ…んっ?」

?「ワンワンワン!」

八幡「デジャヴ…」

八幡「いや…鳴き声が違う。別の犬か? あそこの茂みか」

八幡「とりあえず様子を見るか」

犬「ワンワンワン♪」

?「ヒィ!こ、こっち来ないで」(((((((( ;゜Д゜))))))))ガクガクブルブル

八幡(…別の犬だな。それにあの女相当犬嫌いのようだな。見たところ犬は襲っているのではなく、じゃれているようだし
ほっといても危険はないな。ほっとくか…助けるか)

?「い、いやー!あっちいって!」ポロポロポロ

八幡「………はあ」

八幡(仕方ない…助けるか)

八幡「おい」

?「えっ?」

犬「ワウ?」

八幡「これが見えるか?」つ鶏肉を煮た物

犬「ワン♪」

八幡「ほれ」ポイ

犬「ワンワン♪」ダダダ

八幡「…おい、あんた大丈夫か?」

?「ええ…あ、ありがとう…」

八幡「そんじゃな」

?「ま、まって!」

八幡「?」

?「あなた、下心があって私を助けたんじゃないのかしら?」

八幡「…なんでそう思うんだ?」

?「だって私かわいいから」

?「あなたのような、お金もなく、腐った目をした男は何かきっかけがないと結婚できないだろうから」

八幡「ちげーよ。そもそも犬を追っ払ったくらいで結婚できるとかありえないだろう」

八幡(なんだこの女? いちおう助けた相手をいきなり罵りやがって…やっぱ助けるんじゃなかった)

?「…あら違うの?それともあなた男にしか興味ないとか」

八幡「そんなわけねーだろ」

?「じゃあ、どうして?」

八幡「どうでもいいだろ。オレはさっさと家に帰りたいんだ」スタスタ

?「あっ…名前聞けなかったわ」シュン






冬、比企谷家

八幡「う~さみ~雪降ってら…」

ドンドンドン!

八幡「たくっ誰だよ、こんな雪の日の夜に」ガラガラ

?「こんばんわ」

八幡「おまえ、あの時の」

?「あなた、どれだけ存在感ないの? 誰に聞いても知らない、誰? とか言われたわ。おかげで見つけるのに1ヶ月もかかってしまったわ」

八幡「なにそれ…ストーカー?」

?「ずいぶん愉快な事言うわね妄想谷くん。この私があなたごときを探し求めていたとでも言うのかしら?
身の程をわきまえなさい」

八幡「なにこれ? なんでいきなり現れて罵倒されなきゃいけないのオレ?」

?「あら、むしろ私のようなかわいい女性から声をかけてもらえることに光栄に思いなさい
あなたに声をかける女性は慈悲深い私くらいじゃないのかしら? あなたの腐った目はまるで妖魔そのものですもの」

八幡「あいにくオレはMじゃない。そんな暴言吐かれるくらいなら、一人山奥で一生終えた方がましだ」

?「……」

八幡「なんだよ?」

?「ちょっといいすぎたわ…ただ私はあの犬から助けてくれたお礼に来たのよ」

八幡「別にいらねえよ。たまたま通りかかったから助けただけだし」

?「そう、でも助かったわ。私、犬だけはどうしても苦手なの。正直もうダメかっと思ったわ」


八幡(大げさな奴)

?「それで非常に不本意だけどお礼にわ、わたしがあなたのお嫁さんになってあげるわ///」

八幡「………はっ?」

?「あら聞こえなかったかしら難聴谷くん、あなた目だけでなく耳も腐っているのかしら? こ、この私があなたの嫁になると言っているのよ///」

八幡「聞こえている。おまえ結婚詐欺師か?」

?「何を言っているのかしらこの男は…この私がそんな悪女に見えると言うのかしら?」

八幡「人を散々見下していたじゃねえか」

?「ごめんなさい。私正直者だから」クスクス

八幡「この女…この家には金目の物はない。どうせ狙うなら葉山とこいけよ」

?「死んでも嫌」

八幡「お、おう…」

八幡「じゃあ目的はなんだ? 自分で言うのも悲しいがオレんとこ来ても何のメリットないぞ。おまえくらいの女なら男選び放題だろ」

?「そうね…でもダメなの。下心のある愚民ばっかり…犬に殺されかけていた私を下心なしで助けるのはあなたぐらいだった」

八幡(じゃれていただけじゃねえか)

八幡「まあたしかに大抵の奴はお近づきになろうとか名前聞こうとか思ってもおかしくないかもな」

?「だから命の助けてくれたお礼のために断腸の思いで決意したわ。この私があなたの妻になってあげる」

八幡「なんで上から目線なんだよ…つーか命を救った覚えはねえ」

?「あらなにが不満なのかしら? 私ほどの美人はそうはいないわよ。まさか不能なのかしら?」

八幡「不能じゃね!美人なら誰でもいいってわけじゃねえだろ!しかも名前も知らない女に」

雪乃「雪乃よ。満足かしら疑心暗鬼くん」

八幡「そのあだ名、もうオレの名どこにもないし…とりあえずお前の話が嘘でもほんとでも結婚するつもりないから」

雪乃「…なぜかしら」イラ

八幡「いや会話の度に暴言吐かれたんじゃオレの心が病んじまう…ただでさえ妹の小町がいなくなってからメンタル弱っているし」

雪乃「あなたわかっているの? 私みたいな美人を振ろうとしているのよ。その業の重さわかって発言しているのかしら?」

八幡「いや美人とかどうとかの問題じゃねえて…結婚する気がないってだけだ」

雪乃「どうしてそこまで結婚を拒むのかしら? 説明しなさい!!」

八幡「ひい!!だ、だって…そうなったら生活費が二倍になるだろ。そしたら今より働かないといけなくなちまうだろうが。
嫌だよ…ただでさえ妹の小町が嫁に行って働かないといけなくなって嫌々働いているのにそれ以上働いくなんて」

雪乃「そ、そんな…くだらない理由で…」プルプル

八幡「いやオレにとっては大問題だ。とにかくそういうわけだから」

雪乃「ふざけないで!!!」ゴオオオ

八幡「なっ!?お、おまえ…」

雪乃「ゆるさないわ…絶対に!!」ヒョオオオ

八幡「ゆ、雪女!?」

雪乃「そうよ、私は雪女。本当なら正体見せるつもりはなかったけど、もう関係ないわね…あなたはここで死ぬのだから」

八幡「ちょっ!!」

雪乃「この私が結婚してあげるって…こんなに言ったのに断ったあげく…その理由がくだらない理由だなんて!」ゴオオオ

八幡「ま、まって!話し合おう!暴力はよくない!」

雪乃「だまりなさい!姉さん以外で私をここまでコケにした相手は初めてよ…かなりの屈辱だわ。こんな目の腐った男に私のプライドを傷つけられたなんて!」

八幡「目は関係ないだろ!」

雪乃「生まれ変わったら、きっと比企谷くんを愛してくれる昆虫が現れるわ」ニッコリ

八幡「オレの来世昆虫かよ!!」

雪乃「…さようなら」ビュオオオ

八幡「キャアアアー!!!」

八幡(もうダメだ!フリージングダストかノーザンクロスみたいなので凍らされちょう~八幡凍ちゃうのぅぅぅ~!!)

パキン

「「えっ?」」

雪乃「な、なぜ!?」

八幡「初詣で買った御守りか…」

八幡(そういえばあそこの神社火の神だった。氷属性の雪女には相性がいいな)

雪乃「…悪運が強いのね」

八幡「た、頼むから帰ってくれ!誰にもこの事は誰にも言わねえから!」

八幡(こえ~よ…このままじゃ殺されちゃう小町ィ~お兄ちゃんもうダメかも)

雪乃「オメガクール」

八幡「[ピーーー]気満々じゃねえか!!」

八幡(もうやめたげてよお~)

キィィィィン

雪乃「ちっ!」

八幡「すげー!近所の神社の御守りすげー!」

八幡(生き残ったら、お賽銭たくさんいれよう)

雪乃「ウザッ…」

八幡(まずい…このままじゃ、いずれ殺される!)

八幡(そうだ!こいつ犬に弱かったんだなら!)

雪乃「おとなしく殺されなさい!一瞬だから苦しくないわ!」

八幡「うるせぇ!これでどうだ!」つ毛

雪乃「こ、これは…まさか!?」

八幡「そう犬の毛だ」

八幡(由比ヶ浜のな)」

八幡「ホレホレ!どうだ!」

雪乃「いやあああ!!近づけないで!!」

八幡(こうかはばつぐんだ!)

八幡「どうだ!これは以前俺が助けた犬の毛だ!呼ばれたくなければオレを[ピーーー]のはあきらめて、さっさと出ていけ!そして、もう来るな!」

雪乃「うう~おぼえてなさい!!」

八幡「…助かった」



翌日

八幡は神社でお参りして賽銭にお金を多く入れたり、御守りをたくさん買い、そして有名な犬神使い川平家に頼み行き守ってもらうことにした。
数日後、再来した雪女雪乃だったが、相性の悪い火の術に加え、相手が犬の化身だったためいくら負けず嫌いの雪乃といえども負けを認めざるえなかった
あの雪の夜、最初は[ピーーー]気がなかったことと本当に恩返しに来たことがわかったため雪乃は討伐されずにすんだ
これからは八幡の関係者に一切危害を加えないことを約束し立ち去った





八幡(あのときは由比ヶ浜を助けていたおかげでなんとか生き残れた…でも元はといえば雪乃を助けたせいであんな目にあったしな…)



八幡『おまえ、そんなに強いなら道端の犬なんか簡単にやつけられるだろ』

雪乃『犬は怖くて力が出ないのよ…』

八幡『(おまえの方がよっぽど怖いわ…)』


八幡「なでしこさんめっちゃ強かったな…ヤンデレぽいけど」

ガサガサ

八幡「…はあ」

八幡(まさかな)

狼(大岡)『くっそ!!メスどもめ!!なんで誰もオレと付き合ってくれねえんだよ!!もう童貞捨てられるなら誰でもいいわ!!ハァハァ』ガルル

うさぎ『いやだ…やめてよ…』

狼(大岡)『はあはあ!グヘヘ…かわいいなおまえ』

うさぎ『い、いやー!』

ダァァーン

狼(大岡)「キャイーン!?」

狼(大岡)『い、いてーよ!!誰だ!?』グルル

八幡「…」

八幡(なんでだろう。あの狼があのうさぎに下劣な事やっているように見えて、なんかすげームカついた)

八幡「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ!」キリッ

狼(大岡)『ヒイイイィィィー!!!』ダダダ

うさぎ『か、かっこいい…』

八幡「大丈夫か?」

うさぎ「…」ビクビク

八幡「ケガしてんなぁ…でも浅いから少したてば動けるようになるだろ。布で傷を防いどくか」

うさぎ(あっ…)

八幡「元気でな」

八幡(つい助けてしまった…
狼撃ったときなんか頭に血が昇って、なんか余計なこと口走っていた気がする…
まあ、仮にうさぎが人間に化けてきても殺されることはないだろ。たぶん…)

数日後

ドンドン

八幡「また材木座か? いくら本を作るからって、もう雪女の話は勘弁…」

戸塚(メス)「こ、こんばんわ」

八幡「………」

戸塚(メス)「あ、あの…」

八幡「………」

八幡(マジ天使…)ポケー

戸塚「だ、大丈夫…八幡!? 熱あるの!?」

八幡「結婚してくれ!」キリッ

戸塚(メス)「えっ?」



こうして八幡と戸塚(メス)は末永く幸せに暮らしましたとさ


ちなみに八幡は戸塚が夜、部屋でうさぎの毛で洋服作る時、一切覗きませんでした

いろは「そ、そんな…せんぱいが結婚してしまうなんて…」

小町「ようやくお兄ちゃんも結婚!しかもこんなかわいい人と!小町的にポイント高ーい♪」

材木座「ぬおおおおおおおぉぉぉー!!!八幡の裏切り者!!!」

カマクラ「幸せになれよ八幡!オレみたいになるなよ!」

補足
一色いろは
初め、いろはは葉山狙いだったけど、いろはの容姿に嫉妬した葉山狙いの女に丑のこくまいりで呪いをかけられる。
最近原因不明の痛みに襲われると葉山に相談するが、葉山はいろはを特別扱いして自分の周囲の人間関係が乱れるのを恐れて、あまり親身に相談受けなかった。
葉山に失望したいろは。八幡は偶然、夜中の神社でいろはに丑のこくまいりで呪っている女を見てしまう。
だが八幡は自分の存在感のなさで気づかれなく逃げ出す事に成功。八幡は恐怖のあまり、トラウマぎみになり、しばらく外に出なかった。
いろはを呪っていた女は目撃した八幡を殺せなかった(知らなかった)ため呪いが自分に降りかかり死亡。
いろはは助かる。カマクラから、いろはは八幡のおかげで助かったことを知る。
偶然とはいえ命の恩人である八幡にお礼にいいに言く、そのとき内心変な奴と思いつつ、他の男と違って、下心とかないため居心地の良さを覚え、何気に頭良かったり、仕事もできるため使え…頼れると思い、ある程度交友関係にしていた
過ごしているうちにさりげない優しさとかに惹かれた。葉山にない魅力に惹かれていた


由比ヶ浜由衣
自分の親戚の子(オス)が馬車にひかせようになるのを八幡のおかげで助かったのを見て惚れる

おまけ

キキキィィィィ!
ドン!


狸(玉縄)「うっ………」ガクッ

相模「車(馬車)にひかれたくらいで死ぬなんて…ダサッ!(笑)」


これでおわりです。軽く書くつもりだったのに予想より長くなってしまった…私あるSS書いていて、その話ではちとつやとつはち希望の方が何人かいたのですが、でもSSのラストはそうならないので
そんな人達のため変わりに別のSSではちとつ、とつはちぽいのを書くことしようと思って書いたのがこの話
なぜか私が書くと大岡はこんな役ばかり…

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