赤羽根P「小鳥さんも呼んでいいか?」 (38)

赤羽根P「飲むか」
武内P「一緒に飲みますか?」
の続きですが別に読まなくても大丈夫です

キャラ崩壊などが大丈夫な方はお付き合いください

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武内P「音無さん……ですか?」

赤羽根P『そうそう。大丈夫か?』

武内P「大丈夫ですが……」チラッ

ちひろ「…………」カタカタカタカタ

武内P「千川さんも大丈夫ですか?」

赤羽根P『わかった。じゃあ小鳥さんも誘っておくから』

武内P「はい。失礼します」

ちひろ「765のプロデューサーさんですか?」

武内P「はい。千川さん、今日この後時間ありますか?」

ちひろ「まさか飲みですか?」

武内P「はい」

ちひろ「大丈夫ですよ。すぐ仕事終わらせますね」カタカタカタカタ

武内P「わかりました」

<765プロの事務所>

赤羽根P「ふぅ」

小鳥「お疲れ様です」

赤羽根P「ありがとうございます。小鳥さん、このあと飲みに行きませんか?」

小鳥「いいですね。もう店は取ってありますか?」

赤羽根P「まだですけど……」

小鳥「なら行ってみたい店があるんですよ!」


赤羽根P「わかりました。とりあえず友人にもその場所を伝えておきますね」

小鳥「もしかしてさっき話していたのって……」

赤羽根P「はい。俺の後輩です」

小鳥「いいんですか?」

赤羽根P「大丈夫ですよー」

小鳥「すぐに仕事終わらせます!」シュババババ

赤羽根P(いつもこうやって働いてくれたらなぁ)


<BAR>

赤羽根P「すごく雰囲気のいいところですね」

小鳥「でしょう?この前たまたま見つけたんですよ」

武内P「先輩」

赤羽根P「お、きたきた」

小鳥「おぉ……これは……」

武内P「はじめまして、346プロのプロデューサーです」

ちひろ「はじめまして、千川ちひろです」

小鳥「あ、はじめまして!765プロの事務員などをしてます、音無小鳥と申します!」

赤羽根P「小鳥さん固くなりすぎですよ」

小鳥「いきなりでちょっと驚いたというかなんというか……」

武内P「先輩も言ってたように綺麗な方ですね」

小鳥「そんなことないですよ」

武内P「……アイドルになりませ「やめろって」

赤羽根P「ホントに油断も隙もないな」

武内P「とりあえず当たって砕けろの精神なので」

赤羽根P「それをウチにもやるな」

小鳥「え?え?」

赤羽根P「ごめんなさい、びっくりさせてしまって」

小鳥「い、いえ、大丈夫です」


ちひろ「そろそろなにか頼みませんか?」

赤羽根P「そうですね。小鳥さん、なに頼みますか?」

小鳥「じゃあビールで」

ちひろ「ここってカクテルとかいろいろあるんですねー」

小鳥「そうなんですよ。お酒の種類には自信ありって書いてましたし」

ちひろ「……とりあえずビールにします」

武内P「私も同じもので」

赤羽根P「少し頼んでくるよ」

ちひろ「……小鳥さん、いきなりなんですが赤羽根Pさんのことはどう思ってます?」

小鳥「プロデューサーさんですか?」

武内P「はい。音無さんから見て先輩はどうですか?」

小鳥「プロデューサーさんは仕事熱心な人ですよね。いつも助けられてます」

ちひろ「あー……そういうことじゃなくてですね……」

小鳥「?」

赤羽根P「持ってきたぞー」

武内P「すみません。ありがとうございます」

小鳥「ありがとうございます」

赤羽根P「いえいえ、千川さんもどうぞ」

ちひろ「すみません」

赤羽根P「では、今日も仕事お疲れ様です。乾杯!」

『かんぱーい』

赤羽根P「~~~~、くぅ!やっぱり仕事終わりのビールは最高ですね」

ちひろ「スタドリももっと炭酸を強めるべきか……ビールみたいな爽快感と味をもっと飲みやすく果実も……」ブツブツ

武内P「千川さん、今はやめておきましょう」

ちひろ「あ……そうですね」

小鳥「千川さんたちはお酒は強いほうなんですか?」

武内P「私はあまり酔い潰れた記憶はありませんね」

ちひろ「私はそこまで強くないんですよ」

武内P「今まで千川さんの酔ってる姿を見たことがないんですが……」

ちひろ「あまり顔に出ないタイプなので」

武内P「音無さんはどうなんですか?」

小鳥「私もそんなに強いほうでは……」

武内P「先輩はたしか酔うと眠たくなるんですよね」

小鳥「そうなんですか?そんなこと一度も聞いたことないんですけど……」

赤羽根P「あれ?言ってませんでした?」

小鳥「聞いてないですよー!」

武内P「あと笑い上戸でもありますよね」

小鳥「あ、わかります!ずっとニコニコしてますよね!」


武内P「他にも~……」

赤羽根P「…………」

(あぁ……なぜだろう。あの二人がしゃべっていると胸が苦しくなる)

(いや、違う。小鳥さんが誰か男の人としゃべってるのがいやなんだ)

(そうか……これがこ「千川さん」

赤羽根P「変なナレーションつけるのやめてもらっていいですか?」

ちひろ「あ、バレちゃいました?」

赤羽根P「バレバレですよ。別にそんなこと思ってませんから」ゴクッ

ちひろ「へー、そうなんですかー……」

赤羽根P「もうなくなっちゃったか」ゴクゴク

ちひろ「ペース早くないですか?」

赤羽根P「そうですか?すみません、お酒貰ってきますね」

ちひろ「はい」

小鳥「あ、私も行きます!」

ちひろ「あの……一つ思ったんですけど……」

武内P「どうしました?」

ちひろ「あの二人……飲むペース早くないですか?」

武内P「音無さんはわかりませんが先輩はいつもあんな感じですよ」

ちひろ「えぇ……」

武内P「音無さんと先輩、仲いいですよね」

ちひろ「そうですねー。今も二人で笑いながらお酒決めてますし」

武内P「二人とも同じお酒みたいですね……」

赤羽根P「どうした?」

武内P「……いえ、別になんでもありません」

ちひろ「カクテルですか?」

赤羽根P「はい。ウォッカマティーニって言うらしいです」

武内P「水みたいな色をしていますね」

小鳥「プロデューサーさんがおもしろそうだからって選んでいたので同じものにしました」

武内P「先輩、それでよく失敗してるんですからやめたほうがいいですよ」

今日はここまでにします

おやすみなさい


赤羽根P「いつも同じじゃダメなんだよ。それじゃなにも進めないから」ゴクッ

赤羽根P「たまには勇気を出して変化をしてみないと……おもしろくないでしょう?」

小鳥「プロデューサーさん……」

赤羽根P「まぁ……いつもと同じパフォーマンスを魅せることも大切ですけどね」

武内P「騙されないでください。この人いいこと言ってるみたいに聞こえますけど変化球が多過ぎて被害を受けるのは私達ですから」

ちひろ「それにそのお酒……実は我慢して飲んでるんじゃないですか?顔が渋いですけど」

赤羽根P「…………辛いです……」

小鳥「格好付けてたんですね」

赤羽根P「正直舐めてました」


小鳥「でもたしかに……」クイッ

ちひろ「わっ……」

小鳥「いつもと同じはおもしろくないですよね」

武内P「大丈夫ですか?イッキ飲みなんてあみりしないほうが………」

小鳥「大丈夫です……これはプロデューサーさんあんまり好きな味じゃないかもしれませんねー」

赤羽根P「そうですね……だから辛いって感じたのかも……」

武内P「他のもので口直ししてください」


小鳥「少しお手洗いに……」

赤羽根P「大丈夫ですか?なにか飲み物頼んでおきましょうか?」

小鳥「いえ……あ、じゃあカシスオレンジをお願いします」

赤羽根P「わかりました」

ちひろ「…………なんであの二人は付き合ってないんですかねー」

武内P「……そうですね」

ちひろ「プロデューサーさんは誰か気になる人とかいないんですか?」

武内P「私は……今はそういうことをしている暇がありませんし、特別気になる人はいません」

赤羽根P「なんの話ですか?」

ちひろ「プロデューサーさんの恋愛事情ですよ」

赤羽根P「たしか気になるアイドルは新田美波さんだっけ?」

武内P「それは体調の話です」

ちひろ「美波ちゃんですか……アダルティな母性を求めてるんですかね?」

武内P「違います」

ちひろ「ならきらりちゃんもかなりお母さん気質ですよね?どうですか?」

武内P「……諸星さんは素敵な女性ですがそういうことは考えていません」

赤羽根P「……他言はしないぞ」

武内P「からかうのはやめてください」


ちひろ「ホントにないんですか?」

小鳥「戻りまし……」

武内P「えぇ。むしろ今は先輩たちと飲んでたほうが楽しいので」

ちひろ「女性と飲むよりですか?」

武内P「そうですね」

小鳥「女性と飲むより……先輩と飲むほうがいい!?」プルプル

赤羽根P「あ、小鳥さん帰って来てた……小鳥さん?」

小鳥「これは……これは……」プルプル

ちひろ「大丈夫ですか?」




小鳥「よいバネタケをありがとうございます!ピヨッ!!」ブシュッ

赤羽根P「小鳥さん!?鼻血出してますけど!?」

ちひろ「大丈夫ですか!?」

武内P「すぐティッシュを持ってきます!」


おわりです

ここまで読んでくださりありがとうございます

小鳥さんはすばらしい女性だと思います
でも俺は千早のほうが好きです

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