警察「君!そこを動くな!」男「なっ!違うって!」 (43)

ベタっぽくなりそうだけど何となく思いついたので投下。
超スローペース更新だと思います。
完結するまで頑張ります。

――――――――――――


警察「こら!大人しくしないか!」


男「な、なんで俺が!俺は人助けしただけだって!」


警察「とにかくだ!一旦署に来てもらう!」


警察「そこの君も大丈夫かい?悪いけど一緒に来てもらえるかな」


女「は、はい…わかりました」


男「だー!もう!何でこうなるんだよ!」


--------


警察「で、君は不良に絡まれている彼女を助けただけって訳か」


男「最初からそう言ってんでしょうが!」


警察「君も、この子が言っている事は本当かな?」


女「はい、本当です」


警察「そうか、ありがとう。長い時間付き合わせちゃって悪かったね。もういいよ」


男「はー!?勝手に連れてきて無理やり取調べされたあげくに帰れ!?」


男「…ッハァ…これだから警察は嫌いなんだ…!」


警察「ははは、すまない。これも仕事なんだ」


男「チッ…」

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--------


女「あ、あの…」


男「あ?」


女「た、助けてくれて、ありがとうございました」ペコッ


男「あ~…気にすんなって」


女「そうですか…あの、良かったらお礼させてください」


男「いーよ別に。俺が勝手にやった事だし」


女「で、でも…その…」


男(めんどくせーな…まぁ飯奢ってもらうくらいで良いか)


男「じゃあさ、飯奢ってよ。それでチャラ。どうだ?」


女「は、はい!是非!」


男「よし、じゃあ早速ファミレスでも行くか」


女「はい!……痛ッ…」


男「ん?どうした?」


女「さっき転んだ時に、足を捻ってしまって…」


男「あーらら…」


男「大丈夫か──」


──ダダダダ


男「ん?」


?「女に何してくれてんだぁぁぁぁ!!」(飛び蹴り)


男「ブッ…!?」ズッサァァ


女「親友ちゃん…!?」


親友「女!?大丈夫だった!?ごめんね!今日に限って私が付いてなくて!!


女「い、いや…その…」


男「ってーなテメェ…いきなり何しやがる…」


親友「女!今コイツに変な事されてなかった?足も何か良くなさそうだったし」


女「や、あ、あのね…その人が私を助けてくれたの…」


親友「えっ…」チラッ


男「…何なんだよ…お前…」


親友「ご、ごめんなさい…」


男「俺がどういう奴かも確認しないで、いきなり飛び蹴り?」


男「頭おかしいんじゃねーの」


親友「うぅ…」


男「気分悪いわ…俺帰る」


女「あ…!あのお礼…!」


男「もーいいよ。そんなんいらねー」


女「あ…」


親友「ご、ごめん…女」


女「…ううん。良いよ…」


女「帰ろっか…」

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男「いてて…あいつ思いっきり蹴りやがって…」


男「はぁ…今日はツイてねーなぁ…」


男「早く帰ろ…」


──ポンポン


男「ん?」


友「よっ」


男「ああ、お前か…」


友「お前かって──ん?どうしたその顔」


男「ちょっとな」


友「また喧嘩か?」


男「ちげーよ。とある勘違いから一方的にやられたんだ」


友「ああ、そうなのか。それはそれは可哀想に」ポンポン


男「人を助けたってのに助けた奴の知り合いから蹴られるなんてな」


友「蹴られたの!?」


男「良い蹴りもらったよ。マジでいてぇ」


友「どんな状況…まぁいいか」


男「警察にも取調べされるし、今日はツイてねぇ」


友「大変だったんだなー」


友「そうだ、男。腹減ってないか?」


男「……まあ」


友「なら丁度いい!奢ってやるよ!なんだか可哀想だし!」


男「…マジか!行こうぜ行こうぜ!」


友「奢りってなった途端元気になるよなー。現金な奴よ」


男「うるせー!こっちは腹の虫が収まらねーんだ!覚悟しろよ!」


友「まぁ男が元気になって良かったよ。てか程々に頼むぞ!ほんとに!」


──ファミレス──


男「…これとこれとこれ、追加で」


店員「はい、かしこまりました」


友「…お前まだ食うの…?」


男「言っただろ、覚悟しろって」


友「程々にな、とも言ったんだけどな」


男「あーあー聞こえなーい」


友「お前なぁ…」


男「…まぁなんだ。ありがとうな」


友「…。おう。気にすんなって」


男「わかった。じゃあ気にせず食べるぞ」


友「だめ、やめて」

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親友「ね、ねぇ女…!あそこに居るのってさっきの人じゃない…?」


女「え…?あ、ほんとだ…」


親友「わ、私謝ってくる…!」ダッ


女「え……って、ちょっと…!」


--------



親友「あ、あの!」


友「ん?君は?」


男「あ…お前…何でここに…」


友「何?知り合い?」


男「さっき言った蹴ってきた奴」


友「え?この子が?」


親友「さっきは本当にごめんなさい!」


男「やめろよ。ファミレスだぞ、恥ずかしい」


親友「あ…ごめんなさい…」


男「…もういいって…戻れよ」


親友「あ、あの…良かったら…」スッ


男「…?スマホ?」


親友「私とLINE交換して下さい、後日にお詫びがしたいです」


男「…お前もか…。別にいいって。もう気にしてないよ」


親友「そ、それじゃ私の気持ちが収まらないの!…じゃなくて収まらないです…」


男(あーもう…)


男「わかったよ…。飯奢ってくれ、今度」


親友「あ、ありがとうございます!」


──フルフルフル


親友「あ、出来ました!」


男「だな」


親友「じゃあまた後で連絡します!」


友「ね、ねぇ!俺とも交換しない…!?」


親友「え…」


男「お前…いきなり過ぎて逆にキモイぞ」


友「だって男ばっかズルいじゃん!こんな可愛い子とLINE交換してさー!」


親友「か、かわいい……」


男「好きで交換した訳じゃねーって」


友「確かにそうだけどさー…。羨ましい」


親友「あ、あの…良いですよ。交換しても」


友「え…マジ!?ありがとう!!」


親友「いえいえ…」


--------


親友「ただいま」


女「お、おかえり。どうだったの?」


親友「お詫びがしたいって言ったらLINE交換してくれたんだー」


女「え!?交換したんだ…良いな…」


親友「まぁお詫びするだけだしね、ついでに一緒に居たお友達のも貰ったんだ」


女「へぇー。よく交換してもらえたね」


親友「なんかあっちから声かけてくれてさ、それでね」


親友「それに…」ゴニョゴニョ


女「え?なに?」


親友「な、なんでもない!」


女「…そう。私もお礼がしたいんだけど…どうしようかな…」


女「今行っても何か変だし…う~ん…」


親友「…そうだ!今度お詫びの約束取り付けたら一緒に来なよ!」


女「えっ…良いのかな…」


親友「私が何とかしておくよ!任せて!」


女「ありがとう…親友ちゃん」

ひとまずここまで。
い、言い訳じゃないし…(震え声)

また書けたら今日中か、後日来ます。

少し書けたので投下します。
酉も一応。



────後日


「…おっせーなぁ」


「時間間違えてないよな俺?18時駅前って書いてあるし…」


「…もう15分は過ぎてるぞ」


「ごめんなさーい!お待たせしましたー!」


「やっときたか…」ボソ


「ごめんなさい!遅れちゃって」


「いや、俺も少し遅れてきたし」


「でもそっちも時間かかったな。何かあったのか?」


「実はですねー、この子が服──むぐっ」


「ちょ、ちょっと!親友ちゃんそれは言わないでよ!」グググ


「んん!んんっん!」コクコク


「? まぁいっか。それじゃ飯行こうぜ」


「はい!今回は任せてください!」


「お詫びとお礼を兼ねてますので、遠慮なく…」


「わーってるよ。たくさん食べてやるから財布の心配でもしとけって」


──料亭──


「…な、なんだここ」


「私のお気に入りの料亭なんです。美味しいんですよ」


「そうなのか…。普段こういう所入らないから新鮮だ」


「良いとこのお嬢さんか何かなの?」


「あ、その…」


「この子の家、資産家なんですよ」


「はぁ~ん、なるほどね。だからこういう所に来れるのな」


「や!でも今回は私とこの子の貯金からですからね!」


「私自身は何もしてないですよ…親がお金を持っているだけで…」


「それが理由で昔大変だったんですよ、寄ってくる連中が沢山いて…」


「よくある話だな。それでお前が助けて仲良くなったって所だろ」


「はい、そんな感じです」

女「親友ちゃんには感謝してるんだよ。多分親友ちゃん居なかったら私引き籠ってたもの」


親友「や、やだなぁ今更そんな。当然の事しただけだし!」


男「そういや思ったんだけど…敬語やめてくれていいよ二人とも」


男「俺達タメか少し違うくらいだろ。敬語苦手なんだ」


親友「そうなんですか!…じゃなくて、わかった!」


女「そっか。じゃあ普通に話すね」


男「ああ。こっちのが良い」


親友「改めて自己紹介するよ!私は親友!よろしくね!」アクシュ


男「男だ。よろしく」ギュ


女「女です。この間は本当にありがとう。助かった…」


男「ああ…」


女将「失礼します。お食事をお持ちしました」


男「お、きたきた──」


--------


男「…ふぅ~食った食った。ごちそうさん」


女「どうだったかな?」


男「めっちゃ美味かった!こんな美味いもん食ったの初めてかもしんねぇ!」


女「良かった~…」


親友「なんか前と違って男くん言葉が柔らかいね?なんで?」


男「なんでって…そりゃあ、ヤな事あった後にヤな事が重なれば機嫌も悪くなるよ」


親友「あ、そっか。そうだったね、ごめん」


男「いいよ。良いもん食わせてもらったし」


親友「と、ところでさ。あの時一緒に居た人って同じ学校の人?」


男「? ああ、友の事か。そう、俺と同じクラス」


親友「そうなんだ!…あの人ってさ、彼女いるの?」


男「そんな話は聞かないけどな…何?気になんの?」


親友「や…違うよ!男くんにも聞こうと思ってたし!そんなんじゃないし!」


男「わ、わかったよ…俺も居ないな。出来たこともないけど」


女(─!)


親友「へぇ~~。意外だね、結構モテそうなのに、ね?」


女「うん、かっこいいよ」


男「マジ?俺かっこいい?」


親友「え…うん。まぁカッコイイと思うけど…」


男「なんでだ…?それなのに、そういう片鱗も見えた事がない…」


親友「パッと見怖いじゃん男くん。それのせいもあるんじゃない?ね?」


女「うん、最初見た時は少し…今は全然だけど」



男「え?俺怖いの?」


親友「パッと見はね。今は怖くないけど」


男「そうか。そうだったのか…」ショボン


女「男くんは優しいから、それに気付いてる人が居るかもしれないよ」


女「見た目と違って優しい…ってね」


男「女…」


女「さ、そろそろ帰ろっか。もう良い時間だよ」


男「ん…ほんとだ。…そうだな、帰るか」


親友「おっけー!」


──帰路──


「それじゃ、私こっちだから」


「うん。またね、親友ちゃん」


「おーう、気を付けて帰れよー」


「はいよ~!またね~!」


----


「…あいつの事良く知らないけど、良い奴っぽいな」


「うん。すごい良い子なんだよ。自慢の友達」


「…そうか」


--------


「─…お、俺ここで曲がるわ」


「あ…そうなの?…わかった」


「今日はありがとな。そいじゃまた」スタスタ


「うん、またね」


「………」


「ま、待って…!」ガシッ


「うおっ!?……な、なんだ?」


「え、えっと…LINE…交換しよ…?」


「…あ~そうだな。連絡手段無くなっちまうもんな」


「ほれ」スッ


「…!ありがとう!」


──フリフリフリ


「よし、これで良いな」


「うん…」ポッ


「ん?どうした?顔赤いぞ」


「ふぇっ!?そ、そんな事ないよ!」


「そうか?」


「そうなの!あんまりジロジロ見ないで!」


「いやいや、そんなんじゃないし…」


「まぁ大丈夫そうならいいけどさ」


「うん、大丈夫だから…」


「おう。んじゃ、じゃあな」スタスタ


「うん、バイバイ」


----


「男くんの…教えてもらっちゃった…」スマホジー


「えへへ…」ニヘヘ

ここまで。
やっちまった感。
雰囲気で何とかお願いします…以後気を付けます。

また後日来ます。寝るます。

酉の付け方も忘れてた。
この新しいのでやってきます。


──数日後──



男「あれ、LINEきてる…友か?」


男「…あぁ親友からか……今度の日曜会える?…とな」


男「別にいいけど…っと」ピピピ


─ピロン♪


男「返信はや!」


男「…駅前の喫茶店か。りょうかい…っと」ピピピ


男「ん~、それにしても一体何の用なんだろうか。もう謝罪貰ったし…」


男「……まーいいか」




──同日少し前──


──学校


親友「ねーねー!女ってさ、男君の事ちょっと気になってるでしょ!」


女「えっ!?な、何言ってるのいきなり…!」


親友「私は見てたんだからね、男君に彼女居た事ないって分かった時反応したでしょ!」


女「え、う、嘘!そんな反応してないもん!」


親友「まーまー!危ない所を助けられたんだもんね!わかるよわかる!」


親友「そんな女を見て私は応援してあげたいなって!」


女「ややや、いいよ…そんなんじゃないもん…」


親友「またまた!ちゃっかり連絡先も交換してるんでしょ?」


女「な、何でそれを…!」


親友「男君から聞いたの!交換したって事はまだ連絡を取り合いたいって事でしょ?ね?」ツンツン


女「もぅ…」パシッ


親友「上手く行くといいね!」


女「もー!親友の馬鹿ー!」


──日曜日・当日──


男「おーっす」


親友「やあやあ男君!」


男「今回は遅刻しなかったな」


親友「女の子は準備が沢山あるんだよ!覚えといて!」


男「へいへい」


男「じゃあ行くか」


親友「うん!」


──喫茶店──


男「コーヒーとメロンソーダで」


店員「かしこまりました~」


男「…で、なんで俺を呼び出したんだ?」


親友「え?…男君に会うのに理由つけなきゃ駄目?」


男「えっ…それはどういう…」


親友「暇なの!どうせ俺君も暇なんでしょー!」


男「否定できないのが悔しい」


親友「ほんとは女と遊ぼうと思ったんだけどね、今日は家族で出掛けちゃってるし」


親友「そこで暇そうな俺君を、ね!」


男「友もいるじゃんか…あいつは誘わなかったのか?」


親友「えっ!いやっ!友君とはまだそんな話してないし…その…」


男(なんだこの反応は…まさかな…)


男「親友、お前って──」


店員「お待たせしました。コーヒーとメロンソーダで御座います」


親友「え、男君…何?」


男「いや、何でもないよ。友も暇だから今度から誘ってやってくれ」


親友「ぜ、善処します…!」


男「悪い奴じゃないから…もっと気軽にな」


親友「う、うん…」


親友「あ、あのさ…話変わるけど…前に彼女居ないかって聞いたじゃん?」


男「ああ…聞かれたな」


親友「教えて貰っといて私らの方も教えてなかったな~と、思いましてですね…」


男「いや、別にいいけど」ノーセンキュー


親友「は!?いいから聞いて!私も女も彼氏居ないからね!」


男「お、おう…そうか」


男「な、何で急にそんな事を…」


親友「や、ただ教えてもらったのに教えてないのは…何かね!」


男「そうか…お前らも俺と同じって事か」


親友「それは何か嫌だな」


男「どういう意味だコラァ!」


親友「だって私達なんだかんだで告られてるし、振ってるけど」


男「くっ…!…まぁ確かに見た目は良いもんな、お前ら。見た目はな!」


親友「ちょ、最後意味あり気なんですけど!」


男「ソンナコトナイヨ~」


親友「むぅ…!ムカツク!」


男「」


親友「」


─…小一時間


男「…ハァ…」


親友「…疲れたよ」


男「相方居ない者同士…貶しあっても不毛過ぎる…」


親友「そうだね…今日はここまでにしよう…」


男「つーか結構経ったな、そろそろ別のとこ行くか?」


親友「あ、うん。そうだね!気分転換しよ!」


男「おうよ!」

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